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JP2001324534A - ワイヤハーネス用検査治具と該ワイヤハーネス用検査治具を備えた布線ボードと該布線ボードを備えたワイヤハーネス製造装置 - Google Patents

ワイヤハーネス用検査治具と該ワイヤハーネス用検査治具を備えた布線ボードと該布線ボードを備えたワイヤハーネス製造装置

Info

Publication number
JP2001324534A
JP2001324534A JP2001063374A JP2001063374A JP2001324534A JP 2001324534 A JP2001324534 A JP 2001324534A JP 2001063374 A JP2001063374 A JP 2001063374A JP 2001063374 A JP2001063374 A JP 2001063374A JP 2001324534 A JP2001324534 A JP 2001324534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
wire harness
opening
jig
continuity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001063374A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kinezuka
健二 杵塚
Jiyunya Yoneyama
純弥 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2001063374A priority Critical patent/JP2001324534A/ja
Publication of JP2001324534A publication Critical patent/JP2001324534A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ることができかつコストの高騰を
抑制できるワイヤハーネス用検査治具と該ワイヤハーネ
ス用検査治具を備えた布線ボードと該布線ボードを備え
たワイヤハーネス製造装置を提供する。 【解決手段】 ワイヤハーネス用検査治具1は布線ボー
ド16に設置され治具本体10と導通検査部11と操作
レバー12とコイルばねを備えている。布線ボード16
はワイヤハーネス製造装置を構成する。治具本体10は
ワイヤハーネス2のコネクタ8が侵入する。導通検査部
11は導通ピン30を備えている。導通ピン30はコネ
クタ8の端子と接触する。操作レバー12は係止部32
を備えている。係止部32はコネクタ8の端面8aに係
止して端子と導通ピン30とを接触させる。コイルばね
は係止部32が端面8aに係止する状態に操作レバー1
2を付勢する。布線ボード16は電線4を布線してワイ
ヤハーネス2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスに
導通検査を施す際に、該ワイヤハーネスのコネクタを保
持して端子との導通を確保するワイヤハーネス用検査治
具と該ワイヤハーネス用検査治具を備えた布線ボードと
該布線ボードを備えたワイヤハーネス製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の電線と、これらの電線の端部それ
ぞれに接続された端子を収容するコネクタと、を備えた
ワイヤハーネスは、前記端子それぞれについて、他の端
子との導通の有無をチェックすることによって、良否が
判定されてきた。
【0003】従来この種のワイヤハーネスの検査方法
は、以下に示す手順に沿って行われてきた。ワイヤハー
ネスの端子のうち一つの端子を選択して、この選択した
端子に印加して、他の端子の電位の高・低を判定する。
全ての端子に順番に印加して、それぞれの場合の印加し
た端子以外の全ての端子の電位を順番に判定する。そし
て、全ての端子の相互の導通状況を把握する。
【0004】前述したように把握した端子相互の導通状
況と、前記ワイヤハーネスが正常である場合の端子相互
の導通状況と、を対比することによって、前記ワイヤハ
ーネスの良否、及び異常がある場合には異常箇所を把握
してきた。
【0005】前述したようにワイヤハーネスを検査する
ために、例えば、図7に示す検査治具41を用いてき
た。図7に例示された検査治具41は、前記コネクタを
保持してこのコネクタの端子それぞれとの導通を確保す
る。
【0006】検査治具41は、略平坦な台などの上に設
置される基台42と、操作レバー43と、導通検査部4
4と、コネクタ受け部45などを備えている。基台42
は、互いに並設される一対の側壁46を備えている。
【0007】操作レバー43は、前記側壁46の一端部
に回動自在に支持されている。コネクタ受け部45は、
前記側壁46の他端部に設けられている。コネクタ受け
部45はコネクタを保持する。コネクタ受け部45は、
端子挿入室の開口部が前記操作レバー43に相対する状
態で、前記コネクタを保持する。図示例では、コネクタ
受け部45には鉛直方向に沿ってコネクタが出し入れ自
在となっている。
【0008】導通検査部44は、側壁46の中央部に設
けられている。導通検査部44は、コネクタ受け部45
に対し接離自在に、側壁46に支持されている。導通検
査部44は、前記コネクタの端子それぞれと接触する接
触子47を複数備えている。
【0009】また、検査治具41は、図示しないリンク
機構を備えている。リンク機構は、前記操作レバー43
と導通検査部44とを互いに連結している。操作レバー
43を回動操作すると、前記リンク機構によって、前記
コネクタ受け部45に接離するように導通検査部44が
スライド移動する。
【0010】前記検査治具41は、前記コネクタ受け部
45にコネクタを載置して、操作レバー43を操作して
導通検査部44をコネクタ受け部45に載置されたコネ
クタに近づけて、該コネクタの各端子と前記接触子との
間の導通を確保する。そして、前記接触子を介して前記
各端子に順番に印加して、端子相互の導通状況を把握す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た検査治具41は、導通検査部44が、コネクタ受け部
45に対し接離するように前記側壁46などにスライド
自在に支持されている。導通検査部44がスライドする
範囲を確保するため、大型化する傾向となっていた。大
型化するためワイヤハーネスの製造ラインに設置する際
に必要とされる面積も増加する傾向であった。
【0012】また、操作レバー43の回動操作によって
導通検査部44をスライドさせるためのリンク機構など
を備えているなどの、比較的機構が複雑となり検査治具
41自体の部品点数が増加する傾向となっていた。さら
に、機構が複雑となるので検査治具41自体の整備性が
低下する傾向となり、部品点数が増加するため検査治具
41自体のコストが高騰する傾向となっていた。
【0013】一方、前述したワイヤハーネスを組み立て
る際には、無端走行する布線ボードを複数備えたワイヤ
ハーネス製造装置を用いてきた。布線ボードは、複数の
電線を結くことのできる結き具を備えている。前記ワイ
ヤハーネス製造装置は、前記布線ボードの結き具に電線
を結いて、該電線を所定パターンに布線するとともに、
前記布線ボードの走行とともに作業員が所定箇所にプロ
テクタなどを組み付けるなどして、前記ワイヤハーネス
を組み立ててきた。
【0014】しかしながら、前述した検査治具41は大
型であるため、ワイヤハーネスの導通検査を行うため
に、前記布線ボードの走行経路から離れた位置に、導通
検査装置が設置されてきた。該導通検査装置は、前記検
査治具41を複数備えており、各検査治具にワイヤハー
ネスのコネクタを取り付けた後、該ワイヤハーネスの各
端子に印加する。そして、前記導通検査装置は、ワイヤ
ハーネスの全ての端子相互の導通状況を把握し、該把握
した導通状況と、前記ワイヤハーネスが正常である場合
の端子相互の導通状況と、を対比することによって、前
記ワイヤハーネスの良否、及び異常がある場合には異常
箇所を把握してきた。
【0015】このように、前述した従来の検査治具41
を用いると、布線ボードなどからなるワイヤハーネス製
造装置で組み立てたワイヤハーネスを、前述した検査装
置まで運搬する必要があった。このため、ワイヤハーネ
スの生産にかかる所要時間が長時間化してワイヤハーネ
スの生産効率を低下させる要因となっていた。さらに、
検査装置を設置するスペースも必要となり、ワイヤハー
ネスの製造ラインに設置する際に必要とされる面積も増
加する傾向であった。
【0016】したがって、本発明の目的は、小型化を図
ることが可能であるとともに、部品点数を抑制して整備
性の悪化及びコストの高騰を抑制できるワイヤハーネス
用検査治具と、ワイヤハーネスの生産効率の低下を抑制
できる布線ボードと、ワイヤハーネスの生産効率の低下
を抑制できるワイヤハーネス製造装置を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明のワイヤハーネス用検査治
具は、コネクタの端子の導通検査を行うために用いられ
る治具であって、前記コネクタが侵入可能な開口部を有
する治具本体と、前記コネクタが開口部内に侵入すると
このコネクタの端子と電気的に接続する導通検査部と、
前記治具本体に揺動自在に取り付けられかつ前記コネク
タが開口部内に侵入した際に前記コネクタの端面に係止
可能な係止部を有するとともにこの係止部が前記端面に
係止すると前記端子と導通検査部とが互いに電気的に接
続した状態に保つレバー部材と、前記係止部が前記コネ
クタの端面に係止する方向に前記レバー部材を付勢する
付勢手段と、を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項2に記載の本発明のワイヤハーネス
用検査治具は、請求項1に記載のワイヤハーネス用検査
治具において、前記レバー部材は、前記係止部の前記端
面に対する係止を解除するための操作部を備えており、
この操作部は前記治具本体の外表面から外方向に向かっ
て突出していることを特徴としている。
【0019】請求項3に記載の本発明のワイヤハーネス
用検査治具は、請求項1または請求項2記載のワイヤハ
ーネス用検査治具において、前記係止部は、前記開口部
から前記コネクタの挿入方向に沿って外方に突出してい
るとともに、前記開口部に挿入される際に前記コネクタ
と相対しかつ前記開口部に向かうにしたがって徐々に開
口部の内方向に向かって前記挿入方向に対して傾斜した
傾斜面を備えたことを特徴としている。
【0020】請求項4記載の本発明の布線ボードは、無
端走行するとともに複数の電線を布線してワイヤハーネ
スを形成する布線ボードにおいて、ボード本体と、前記
ボード本体に設置されかつ前記電線を結く結き具と、前
記ワイヤハーネスのコネクタの端子の導通検査を行うた
めに用いられるワイヤハーネス用検査治具と、前記ワイ
ヤハーネスの導通検査装置と電気的に接続可能な接続部
材と、を備え、前記ワイヤハーネス用検査治具は、前記
コネクタが侵入可能な開口部を有する治具本体と、前記
コネクタが開口部内に侵入するとこのコネクタの端子と
電気的に接続する導通検査部と、前記治具本体に揺動自
在に取り付けられかつ前記コネクタが開口部内に侵入し
た際に前記コネクタの端面に係止可能な係止部を有する
とともにこの係止部が前記端面に係止すると前記端子と
導通検査部とが互いに電気的に接続した状態に保つレバ
ー部材と、前記係止部が前記コネクタの端面に係止する
方向に前記レバー部材を付勢する付勢手段と、を備えか
つ前記導通検査部が前記接続部材と電気的に接続してい
ることを特徴としている。
【0021】請求項5記載の本発明の布線ボードは、請
求項4に記載の布線ボードにおいて、前記レバー部材
は、前記係止部の前記端面に対する係止を解除するため
の操作部を備えており、この操作部は前記治具本体の外
表面から外方向に向かって突出していることを特徴とし
ている。
【0022】請求項6記載の本発明の布線ボードは、請
求項4または請求項5に記載の布線ボードにおいて、前
記係止部は、前記開口部から前記コネクタの挿入方向に
沿って外方に突出しているとともに、前記開口部に挿入
される際に前記コネクタと相対しかつ前記開口部に向か
うにしたがって徐々に開口部の内方向に向かって前記挿
入方向に対して傾斜した傾斜面を備えたことを特徴とし
ている。
【0023】請求項7記載の本発明のワイヤハーネス製
造装置は、無端走行するとともに複数の電線を布線して
ワイヤハーネスを形成する布線ボードと前記ワイヤハー
ネスに導通検査を施すための導通検査装置とを備えたワ
イヤハーネス製造装置において、前記布線ボードはボー
ド本体と前記ボード本体に設置されかつ前記電線を結く
結き具と前記ワイヤハーネスのコネクタの端子の導通検
査を行うために用いられるワイヤハーネス用検査治具と
前記導通検査装置と電気的に接続可能な接続部材とを備
え、前記ワイヤハーネス用検査治具は、前記コネクタが
侵入可能な開口部を有する治具本体と、前記コネクタが
開口部内に侵入するとこのコネクタの端子と電気的に接
続する導通検査部と、前記治具本体に揺動自在に取り付
けられかつ前記コネクタが開口部内に侵入した際に前記
コネクタの端面に係止可能な係止部を有するとともにこ
の係止部が前記端面に係止すると前記端子と導通検査部
とが互いに電気的に接続した状態に保つレバー部材と、
前記係止部が前記コネクタの端面に係止する方向に前記
レバー部材を付勢する付勢手段と、を備えかつ前記導通
検査部が前記接続部材と電気的に接続しているととも
に、前記電線を前記結き具に適宜結いて該電線を束ね、
前記コネクタを前記ワイヤハーネス用検査治具の開口部
を通して治具本体内に挿入して前記ワイヤハーネスを組
み立てるとともに、前記接続部材を前記導通検査装置に
接続して前記ワイヤハーネスに導通検査を施すことを特
徴としている。
【0024】請求項8記載の本発明のワイヤハーネス製
造装置は、請求項7に記載のワイヤハーネス製造装置に
おいて、前記レバー部材は、前記係止部の前記端面に対
する係止を解除するための操作部を備えており、この操
作部は前記治具本体の外表面から外方向に向かって突出
していることを特徴としている。
【0025】請求項9記載の本発明のワイヤハーネス製
造装置は、請求項7または請求項8に記載のワイヤハー
ネス製造装置において、前記係止部は、前記開口部から
前記コネクタの挿入方向に沿って外方に突出していると
ともに、前記開口部に挿入される際に前記コネクタと相
対しかつ前記開口部に向かうにしたがって徐々に開口部
の内方向に向かって前記挿入方向に対して傾斜した傾斜
面を備えたことを特徴としている。
【0026】請求項1に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具によれば、レバー部材が治具本体に揺動自
在に設けられかつこのレバー部材の係止部がコネクタの
端面に係止して、コネクタの各端子との導通を確保でき
る。端子との導通を確保するために導通検査部などがス
ライド移動する必要がない。
【0027】また、コネクタの端面に係止する係止部を
備えたレバー部材が治具本体に揺動自在に設けられてい
るので、導通検査部と各端子とを互いに電気的に接続さ
せるために必要な機構が単純となる。さらに、係止部が
コネクタの端面に係止するので、コネクタを保持するた
めに該コネクタの外表面から凹の凹部などを設ける必要
がない。
【0028】請求項2に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具によれば、操作部が治具本体の外表面から
外方向に突出しているので、操作部を付勢手段の付勢力
に抗して操作して係止部のコネクタの端面への係止を容
易に解除できる。
【0029】請求項3に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具によれば、傾斜面がコネクタに相対するの
で、コネクタを開口部内に挿入する際に該コネクタと傾
斜面とが互いに当接する。傾斜面が開口部に向かうにし
たがって開口部の内方向に向かって傾斜しているので、
コネクタを開口部内にさらに挿入していくと、傾斜面に
よって案内されて係止部がコネクタの端面への係止を解
除する方向にレバー部材が揺動する。そして、コネクタ
が開口部内に完全に挿入されると、係止部が付勢手段の
付勢力によってコネクタの端面に係止する。
【0030】請求項4に記載した本発明の布線ボードに
よれば、端子との導通を確保するためにワイヤハーネス
用検査治具の導通検査部などがスライド移動する必要が
なく、かつ、前記ワイヤハーネス用検査治具の導通検査
部と各端子とを互いに電気的に接続させるために必要な
機構が単純となる。このため、ワイヤハーネス用検査治
具を小型化でき、該ワイヤハーネス用検査治具をボード
本体に設置できる。したがって、前記布線ボード上で、
組み立てられたワイヤハーネスに導通検査を施すことが
できる。
【0031】請求項5に記載した本発明の布線ボードに
よれば、ワイヤハーネス用検査治具の操作部が治具本体
の外表面から外方向に突出しているので、操作部を付勢
手段の付勢力に抗して操作して係止部のコネクタの端面
への係止を容易に解除できる。
【0032】請求項6に記載した本発明の布線ボードに
よれば、ワイヤハーネス用検査治具の傾斜面がコネクタ
に相対するので、コネクタを開口部内に挿入する際に該
コネクタと傾斜面とが互いに当接する。傾斜面が開口部
に向かうにしたがって開口部の内方向に向かって傾斜し
ているので、コネクタを開口部内にさらに挿入していく
と、傾斜面によって案内されて係止部がコネクタの端面
への係止を解除する方向にレバー部材が揺動する。そし
て、コネクタが開口部内に完全に挿入されると、係止部
が付勢手段の付勢力によってコネクタの端面に係止す
る。
【0033】請求項7に記載した本発明のワイヤハーネ
ス製造装置によれば、端子との導通を確保するためにワ
イヤハーネス用検査治具の導通検査部などがスライド移
動する必要がなく、かつ、前記ワイヤハーネス用検査治
具の導通検査部と各端子とを互いに電気的に接続させる
ために必要な機構が単純となる。このため、該ワイヤハ
ーネス用検査治具をボード本体に設置できる。したがっ
て、前記布線ボード上で、組み立てられたワイヤハーネ
スに導通検査を施すことができる。
【0034】請求項8に記載した本発明のワイヤハーネ
ス製造装置によれば、ワイヤハーネス用検査治具の操作
部が治具本体の外表面から外方向に突出しているので、
操作部を付勢手段の付勢力に抗して操作して係止部のコ
ネクタの端面への係止を容易に解除できる。
【0035】請求項9に記載した本発明のワイヤハーネ
ス製造装置によれば、ワイヤハーネス用検査治具の傾斜
面がコネクタに相対するので、コネクタを開口部内に挿
入する際に該コネクタと傾斜面とが互いに当接する。傾
斜面が開口部に向かうにしたがって開口部の内方向に向
かって傾斜しているので、コネクタを開口部内にさらに
挿入していくと、傾斜面によって案内されて係止部がコ
ネクタの端面への係止を解除する方向にレバー部材が揺
動する。そして、コネクタが開口部内に完全に挿入され
ると、係止部が付勢手段の付勢力によってコネクタの端
面に係止する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
るワイヤハーネス用検査治具1を図1ないし図6を参照
して説明する。図1に示されたワイヤハーネス用検査治
具1は、図6などに示すように、布線ボード16の所望
箇所に取り付けられて、ワイヤハーネス2(図1などに
示す)に導通検査を施す際に用いられる。
【0037】ワイヤハーネス2は、図1及び図3ないし
図5などに示すように、複数の電線4と、これらの電線
4の端部に取り付けられた端子5と、前記端子5を収容
するコネクタハウジング6などを備えている。ワイヤハ
ーネス2は、前記電線4を所望の形状に束ねかつこれら
の電線4の主要部に図示しないプロテクタや樹脂チュー
ブやクリップなどの部品を組み付けたり、テープ15
(図6に示す)を巻回して構成されている。
【0038】電線4は、それぞれ、導電性の金属などか
らなる芯線と、この芯線を覆う絶縁性の合成樹脂などか
らなる被覆部と、を備えたいわゆる被覆電線である。端
子5は、導電性の金属などからなる板金を折り曲げるな
どして形成されている。端子5は、電線4の芯線と電気
的に接続している。
【0039】コネクタハウジング6は、絶縁性の合成樹
脂などからなりかつ端子収容室7を複数備えた箱状に形
成されている。端子収容室7は、その内部に端子5を収
容する。端子5は、コネクタハウジング6の外壁面に開
口した開口部9を通して、外部から視認できるようにな
っている。端子5と、端子5を収容したコネクタハウジ
ング6とは、コネクタ8を構成している。即ち、ワイヤ
ハーネス2は、コネクタ8を備えている。
【0040】ワイヤハーネス用検査治具1は、コネクタ
8を保持して端子5それぞれとの導通を確保する治具で
ある。ワイヤハーネス用検査治具1は、図1ないし図5
に示すように、治具本体10と、導通検査部11と、レ
バー部材としての操作レバー12と、付勢手段としての
コイルばね13、カバー14と、を備えている。
【0041】治具本体10は、絶縁性の合成樹脂などか
らなり、平坦な奥壁21と、複数の周壁22などを備え
た箱状に形成されている。奥壁21は、平面形状が矩形
状に形成されている。それぞれの周壁22は、奥壁21
のそれぞれ周縁に連なっている。それぞれの周壁22
は、奥壁21に対し交差する方向に沿っている。図示例
では、それぞれの周壁22は、奥壁21に対し直交する
方向に沿っている。
【0042】周壁22の内面22aと、奥壁21の表面
とで囲まれて形成される空間は、コネクタ収容室23を
形成している。周壁22の奥壁21から離れた縁で囲ま
れて開口部24が形成されている。治具本体10は開口
部24を通してコネクタ収容室23内にコネクタ8が侵
入する。また、前記周壁22の外面22bは、本明細書
に記した治具本体10の外表面をなしている。
【0043】前記周壁22のうち図1中上側に位置する
一つの周壁22には、凹溝25が形成されている。凹溝
25は、前記一つの周壁22の外面22bから凹に形成
されている。凹溝25は、コネクタ収容室23に対する
コネクタ8の侵入方向に沿って延在している。凹溝25
は、前記一つの周壁22の奥壁21寄りの縁と前記開口
部24寄りの縁とに亘って形成されている。
【0044】また、治具本体10には、支持軸26が接
続している。支持軸26は、周壁22の外面22bから
外方向に突出している。支持軸26(図1に示す)は、
図6などに示す布線ボード16の後述するボード本体1
6aに固定される。支持軸26は、前記布線ボード16
のボード本体16aに治具本体10を支持する。即ち、
ワイヤハーネス用検査治具1は、ボード本体16aに設
置される。
【0045】導通検査部11は、複数の導通ピン30を
備えている。導通ピン30は、それぞれ、導電性の金属
などから構成されている。導通ピン30は、それぞれピ
ン状に形成されている。導通ピン30は、ぞれぞれ、奥
壁21を貫通している。導通ピン30は、それぞれ、一
端部30aがコネクタ収容室23内に位置しているとと
もに、他端部30bが奥壁21の背面側に位置してい
る。
【0046】導通ピン30は、一端部30aがコネクタ
収容室23内に収容されたコネクタ8のそれぞれの端子
収容室7と合致する位置に設けられている。導通ピン3
0は、コネクタ収容室23内に収容されたコネクタ8の
端子5と接触して、電気的に接続する。導通ピン30の
他端部30bには、それぞれ、電線31が接続してい
る。これらの電線31は、後述の接続用コネクタ38の
端子金具に接続している。即ち、導通検査部11は、接
続用コネクタ38に電気的に接続している。
【0047】操作レバー12は、例えば、絶縁性の合成
樹脂などからなり、角柱状に形成されている。操作レバ
ー12は、凹溝25内に収容されている。即ち、操作レ
バー12は、その長手方向がコネクタ収容室23に対す
るコネクタ8の侵入方向に沿った状態で配されている。
【0048】操作レバー12は、その中央部12aが治
具本体10に駆動軸27によって、枢支されている。駆
動軸27は、凹溝25に対し交差する方向に沿ってい
る。図示例では、駆動軸27は、凹溝25に対し略直交
している。このため、操作レバー12は、前記駆動軸2
7を中心として、あたかもシーソーのように揺動自在と
なっている。即ち、操作レバー12は、中央部12aを
中心として揺動自在に治具本体10に取り付けられてい
る。
【0049】また、操作レバー12は、係止部32と、
操作部33と、を備えている。係止部32は、操作レバ
ー12の開口部24寄りの端部(以下一端部と呼ぶ)1
2bに設けられている。係止部32は、開口部24を形
成する周壁22の縁からコネクタ8のコネクタ収容室2
3に対する挿入方向に沿って外方向に向かって突出して
いる。即ち、係止部32は、開口部24からコネクタ8
のコネクタ収容室23に対する挿入方向に沿って外方向
に向かって突出している。
【0050】係止部32は、鉤状に形成されている。係
止部32は、コイルばね13などによって操作レバー1
2が後述するように付勢されている状態で、周壁22の
内面22aより開口部24の内方向に向かって突出して
いる。係止部32は、コイルばね13によって付勢され
ると、コネクタ収容室23内に収容されたコネクタ8の
前記開口部9の背面側に位置する端面8aに係止する。
【0051】また、係止部32は、コネクタ8をコネク
タ収容室23内に挿入する際に、前記コネクタ8と相対
する傾斜面34を備えている。傾斜面34は、コネクタ
8をコネクタ収容室23内に挿入する際に、コネクタハ
ウジング6の縁部と当接する。
【0052】傾斜面34は、前記開口部24に近づくの
にしたがって、前記コネクタ8の挿入方向に対し、徐々
に開口部24の内方向に向って傾斜している。即ち、傾
斜面34は、前記コネクタ8の挿入方向に対し、コネク
タ収容室23の内方向に向かって傾斜している。
【0053】操作部33は、操作レバー12の開口部2
4から離れた側の端部(以下他端部と呼ぶ)12cに設
けられている。操作部33は、前記中央部12aに対し
屈曲している。操作部33は、側方からみて、操作レバ
ー12をく字状に形成している。操作部33は、操作レ
バー12が凹溝25内に収容された際に、周壁22の外
面22bから、治具本体10の外方向に向かって突出し
ている。
【0054】コイルばね13は、図3及び図4に示すよ
うに、凹溝25の底部と操作レバー12の他端部12c
との間に設けられている。コイルばね13は、操作レバ
ー12の他端部12cを凹溝25の底部から離れるよう
に付勢している。
【0055】このため、コイルばね13は、操作レバー
12を、係止部32が周壁22の内面22aより開口部
24の内方向に向かって突出しかつ操作部33が周壁2
2の外面22bから突出するように、付勢している。即
ち、コイルばね13は、操作レバー12を、係止部32
がコネクタ8の端面8aに係止する状態に付勢してい
る。
【0056】カバー14は、絶縁性の合成樹脂などから
なり、平坦な平坦壁35と、この平坦壁35の周縁に連
なる複数の周壁36と、を備えている。平坦壁35は、
奥壁21と略同形状の矩形状に形成されている。周壁3
6は、三つ設けられている。
【0057】カバー14は、それぞれの周壁36の縁部
が奥壁21の縁部に取り付けられて、治具本体10に取
り付けられる。このとき、一つの周壁36は、前記凹溝
25を形成した周壁22に連なるとともに、他の二つの
周壁36は、前記凹溝25を形成した周壁22に連なっ
た周壁22それぞれに連なる。
【0058】カバー14は、前述したように、治具本体
10に取り付けられると、前記導通ピン30と電線31
との接合部37(図3などに示す)などを覆って、前記
電線31などを介して、前記接合部37に各種の応力な
どが作用しないように保護する。このように、カバー1
4は、前記導通ピン30と電線31との間の電気的な接
続が遮断されないように、前記接合部37を保護する。
【0059】前述した構成のワイヤハーネス用検査治具
1に、ワイヤハーネス2のコネクタ8を装着する際に
は、まず、端子収容室7の開口部9と前記開口部24と
が相対する状態に、コネクタ8とワイヤハーネス用検査
治具1とを配置する。コネクタ8を開口部24に近づけ
る。すると、図3(A)に示すように、コネクタハウジ
ング6の縁部が傾斜面34に当接する。
【0060】そして、コネクタ8をコネクタ収容室23
内に挿入していくと、前記傾斜面34が前述したように
傾斜しているので、図3(B)に示すように、一端部1
2bが凹溝25の底部から離れる方向に、操作レバー1
2が変位する。操作レバー12はコネクタハウジング6
に押圧されてコイルばね13の付勢力に抗して揺動す
る。
【0061】その後、係止部32の先端部がコネクタ8
の外表面に乗り上げて、コネクタ8をコネクタ収容室2
3内に挿入できるようになる。コネクタ8がコネクタ収
容室23内に完全に収容されると、図3(C)に示すよ
うに、コイルばね13の付勢力によって、一端部12b
が凹溝25の底部に近づく方向に操作レバー12は変位
する。
【0062】そして、図5に示すように、係止部32が
端面8aに係止して、導通ピン30と端子5との間の電
気的な接続が確保された状態で、コネクタ8がワイヤハ
ーネス用検査治具1に保持される。
【0063】ワイヤハーネス2の導通検査などが終わっ
て、ワイヤハーネス用検査治具1からコネクタ8を取り
外す際には、まず、図4(A)に示すように、操作部3
3を周壁22に近づける方向に押圧する。係止部32の
端面8aに対する係止が解除される。そして、図4
(B)に示すように、操作部33を押圧した状態で、コ
ネクタ8をコネクタ収容室23内から抜き出す。
【0064】前記ワイヤハーネス用検査治具1を所定箇
所に取り付けた布線ボード16は、ワイヤハーネス製造
装置17を構成する。ワイヤハーネス製造装置17は、
図6に示すように、走行台18と、無端ベルト19と、
前述した複数の布線ボード16と、ワイヤハーネス2の
導通検査装置20と、を備えている。
【0065】走行台18は、工場のフロア上に設けら
れ、かつ上面が平坦なテーブル状に形成されている。走
行台18には、布線ボード16を走行させる走行経路1
8aと、一対のプーリ18bとを備えている。走行経路
18aは、輪状に形成されて、端が無い所謂無端状に配
されている。
【0066】プーリ18bは、それぞれ、走行台18の
端部に、回転自在に設けられている。一対のプーリ18
bのうち少なくとも一方には、駆動モータの出力軸が連
結しており、該駆動モータの回転駆動力で回転される。
なお、図6には、一方のプーリ18bのみ図示し、他方
を省略している。
【0067】無端ベルト19は、輪状のベルトであり、
走行経路18aに沿って配されている。無端ベルト19
は、一対のプーリ18bに掛け渡されている。無端ベル
ト19は、前記駆動モータの回転駆動力によって、プー
リ18bとともに回転する。
【0068】布線ボード16は、板状のボード本体16
aと、結き具16bと、前述したワイヤハーネス用検査
治具1と、接続部材としての接続用コネクタ38と、を
備えている。ボード本体16aは、前記走行台18上に
略鉛直方向に沿って立設しており、走行経路18aに沿
って走行自在に支持されている、ボード本体16aは、
前記無端ベルト19と固定されている。このため、ボー
ド本体16a即ち布線ボード16は、無端ベルト19と
ともに走行経路18aに沿って走行する。したがって、
布線ボード16は、無端走行する。
【0069】ボード本体16aは、走行経路18aの内
側に位置する縁部が上方に位置し、走行経路18aの外
側に位置する縁部が下方に位置するように、傾斜してい
る。ボード本体16aの表面には、コネクタ8や前述し
た図示しないプロテクタなどの部品や、ワイヤハーネス
2の図示しない配索パターンなどが描かれている。ま
た、ボード本体16aには、ワイヤハーネス用検査治具
1の近傍に貫通孔16c(図1及び図5に示す)が設け
られている。貫通孔16cは、ボード本体16aに固定
されたワイヤハーネス用検査治具1の電線31を、ボー
ド本体16aの背面側に通す。
【0070】結き具16bは、前記ボード本体16aの
表面に取り付けられている。即ち、結き具16bは、ボ
ード本体16aに設置されている。結き具16bは、そ
れぞれ電線4を結くことができる。結き具16bは、前
記ワイヤハーネス2の配索パターンにしたがって配され
ている。ワイヤハーネス用検査治具1は、前記ワイヤハ
ーネス2のコネクタ8を保持することのできる位置に、
前記ワイヤハーネス2の配索パターンにしたがって前記
ボード本体16aに設置されている。
【0071】接続用コネクタ38は、ボード本体16a
に取り付けられたコネクタハウジングと、該コネクタハ
ウジング内に収容される端子金具と、を備えている。該
端子金具には、前記電線31が接続している。接続用コ
ネクタ38は、導通検査装置20と電気的に接続可能で
ある。
【0072】導通検査装置20は、ワイヤハーネス製造
装置17の終盤に設けられかつ前記走行台18に固定さ
れている。導通検査装置20は、前記接続用コネクタ3
8にコネクタ結合可能な第2接続用コネクタを備えてい
る。導通検査装置20は、前記第2接続用コネクタが前
記接続用コネクタ38にコネクタ結合すると、前記接続
用コネクタ38の端子金具と電気的に接続する。そし
て、導通検査装置20は、前記端子金具、電線31と導
通検査部11の導通ピン30などを介して、ワイヤハー
ネス2の各端子5と電気的に接続する。
【0073】導通検査装置20は、各端子5に順番に印
加して、各端子5相互の導通状況を把握する。導通検査
装置20は、把握した端子5相互の導通状況と、前記ワ
イヤハーネス2が正常である場合の端子5相互の導通状
況と、を対比する。導通検査装置20は、ワイヤハーネ
ス2の良否、及び異常がある場合には異常箇所を把握す
る。
【0074】前述した構成のワイヤハーネス製造装置1
7は、まず、作業員が、ボード本体16aの図示しない
配索パターンにしたがって、結き具16bにコネクタ8
付きの電線4を複数結く。そして、複数の電線4を布線
ボード16に所望形状に配索(配線または布線ともい
う)する。
【0075】このとき、前記コネクタ8を布線ボード1
6に取り付けられたワイヤハーネス用検査治具1のコネ
クタ収容室23内に挿入する。そして、係止部32がコ
ネクタハウジング6の端面8aに係止する。こうして、
ワイヤハーネス用検査治具1は、コネクタ8を保持す
る。
【0076】そして、前記布線ボード16が走行経路1
8aに沿って無端走行する間に、前記電線4の所望箇所
にプロテクタや樹脂チューブやクリップなどの部品を組
み付けたり、テープ15を巻くなどして、ワイヤハーネ
ス2を形成する。
【0077】前記ワイヤハーネスの組立工程の終盤に近
づくと、布線ボード16が導通検査装置20に近づく。
すると、作業員が、前記第2接続用コネクタを接続用コ
ネクタ38にコネクタ結合させる。即ち、接続用コネク
タ38と導通検査装置20とを電気的に接続する。導通
検査装置20が、ワイヤハーネス2に導通検査を施し
て、ワイヤハーネス2の良否及び異常がある場合には異
常箇所を把握する。
【0078】本実施形態によれば、操作レバー12が治
具本体10に対し揺動自在に取り付けられており、この
操作レバー12の係止部32が端面8aに係止して、コ
ネクタ8を保持する。このように、揺動自在な操作レバ
ー12などを備えた非常に単純な構造で、確実にコネク
タ8を保持できる。このため、部品点数を抑制すること
が可能となり、整備性の悪化及びコストの高騰を抑制で
きる。
【0079】また、端子5との導通を確保するために導
通検査部11などをスライド移動させる必要がない。こ
のため、導通検査部11などがスライドする範囲を確保
する必要がなくなり、小型化を図ることが可能となる。
【0080】さらに、係止部32がコネクタ8の端面8
aに係止するので、コネクタ8の外表面から凹の凹部な
どを設ける必要がない。このため、より多様なコネクタ
8を保持することができる。
【0081】また、操作部33が外面22bから外方向
に突出しているので、係止部32のコネクタ8の端面8
aへの係止を解除する際の操作性が向上する。傾斜面3
4が前述したように傾斜しているので、コネクタ8を開
口部24に近づけると、係止部32がコネクタ8のコネ
クタ収容室23への侵入を妨げないように、操作レバー
12が変位する。このため、コネクタ8を開口部24に
近づけるだけで、コネクタ8を保持することができ、コ
ネクタ8を保持する際の操作性も向上する。
【0082】さらに、ワイヤハーネス用検査治具1の小
型化を図ることができ、かつ治具本体10とカバー14
などが合成樹脂からなるのでワイヤハーネス用検査治具
1の軽量化を図ることができる。このため、ワイヤハー
ネス用検査治具1を、略鉛直方向に沿って立設した布線
ボード16のボード本体16aに取り付けることが可能
となり、前記ワイヤハーネス製造装置17中で、ワイヤ
ハーネス2の導通検査を行うことが可能となる。
【0083】したがって、組み立てたワイヤハーネス2
を、前記ワイヤハーネス製造装置17から専用の導通検
査装置に向かって運搬する手間を抑制できる。したがっ
て、ワイヤハーネス2の生産効率の低下を抑制できる。
また、専用の導通検査装置を設置する必要が無くなるの
で、ワイヤハーネス2の製造ラインの設置にかかるスペ
ースを抑制できる。
【0084】さらに、コネクタ8を開口部24に近づけ
るだけで、ワイヤハーネス用検査治具1にコネクタ8を
保持でき、操作部33をコイルばね13の付勢力に抗し
て外面22bに向かって押すと、コネクタ8をワイヤハ
ーネス用検査治具1から取り外せる。このため、ワイヤ
ハーネス用検査治具1に容易にコネクタ8を着脱でき
る。したがって、ワイヤハーネス2の生産効率の低下を
より一層抑制できる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、レバー部材の係止部がコネクタの端面
に係止してコネクタの各端子との導通を確保するので、
前記端子との導通を確保するために導通検査部などがス
ライド移動する必要がない。このため、導通検査部など
がスライドする範囲を確保する必要がなくなり、小型化
を図ることが可能となる。
【0086】また、レバー部材が治具本体に揺動自在に
設けられているので、導通検査部と各端子とを電気的に
接続させるために必要な機構が非常に単純となる。この
ため部品点数を抑制することが可能となり、整備性の悪
化及びコストの高騰を抑制できる。さらに、コネクタを
保持するためにこのコネクタに凹部などを設ける必要が
ない。このため、より多様なコネクタを保持できるよう
になる。
【0087】請求項2に記載の本発明によれば、操作部
が治具本体の外表面から外方向に突出しているので、係
止部のコネクタの端面への係止を容易に解除できる。こ
のように、操作部が突出しているので、コネクタを容易
に取り外すことができ、良好な操作性を確保できる。
【0088】請求項3に記載の本発明によれば、コネク
タを開口部内に挿入するだけで、係止部が端面に係止し
てコネクタを保持できる。コネクタを容易に装着でき、
より一層良好な操作性を確保できる。
【0089】請求項4に記載の本発明によれば、ワイヤ
ハーネス用検査治具を小型化できるので、該ワイヤハー
ネス用検査治具を布線ボードに設置することができる。
そして、導通検査装置の接続部材に導通検査装置を接続
すると、該導通検査装置がワイヤハーネス用検査治具な
どを介して、ワイヤハーネスの各端子と電気的に接続で
きる。
【0090】このため、前記布線ボード上で、組み立て
られたワイヤハーネスに導通検査を施すことができる。
このため、組み立てたワイヤハーネスを、専用の導通検
査装置に向かって運搬する手間を抑制できる。したがっ
て、ワイヤハーネスの生産効率の低下を抑制できる。ま
た、専用の導通検査装置を設置する必要が無くなるの
で、ワイヤハーネスの製造ラインの設置にかかるスペー
スを抑制できる。
【0091】請求項5に記載の本発明によれば、ワイヤ
ハーネス用検査治具の操作部が治具本体の外表面から外
方向に突出しているので、係止部のコネクタの端面への
係止を容易に解除できる。したがって、ワイヤハーネス
の生産効率の低下をより確実に抑制できる。
【0092】請求項6に記載の本発明によれば、コネク
タを開口部内に挿入するだけで、係止部が端面に係止し
てコネクタを保持できる。コネクタを容易に装着でき、
より一層良好な操作性を確保できる。したがって、ワイ
ヤハーネスの生産効率の低下をより一層確実に抑制でき
る。
【0093】請求項7に記載の本発明によれば、ワイヤ
ハーネス用検査治具を小型化できるので、該ワイヤハー
ネス用検査治具を布線ボードに設置することができる。
そして、導通検査装置の接続部材に導通検査装置を接続
すると、該導通検査装置がワイヤハーネス用検査治具な
どを介して、ワイヤハーネスの各端子と電気的に接続で
きる。
【0094】このため、前記布線ボード上で、組み立て
られたワイヤハーネスに導通検査を施すことができる。
このため、組み立てたワイヤハーネスを、専用の導通検
査装置に向かって運搬する手間を抑制できる。したがっ
て、ワイヤハーネスの生産効率の低下を抑制できる。ま
た、専用の導通検査装置を設置する必要が無くなるの
で、ワイヤハーネスの製造ラインの設置にかかるスペー
スを抑制できる。
【0095】請求項8に記載の本発明によれば、ワイヤ
ハーネス用検査治具の操作部が治具本体の外表面から外
方向に突出しているので、係止部のコネクタの端面への
係止を容易に解除できる。したがって、ワイヤハーネス
の生産効率の低下をより確実に抑制できる。
【0096】請求項9に記載の本発明によれば、ワイヤ
ハーネス用検査治具の操作部が治具本体の外表面から外
方向に突出しているので、係止部のコネクタの端面への
係止を容易に解除できる。したがって、ワイヤハーネス
の生産効率の低下をより確実に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネス用
検査治具などを示す斜視図である。
【図2】図1中のII―II線に沿う断面図である。
【図3】同実施形態のワイヤハーネス用検査治具にコネ
クタが装着される過程を示す断面図である。
【図4】同実施形態のワイヤハーネス用検査治具からコ
ネクタが取り外される過程を示す断面図である。
【図5】同実施形態のワイヤハーネス用検査治具にコネ
クタが保持された状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる布線ボードを備え
たワイヤハーネス製造装置を示す斜視図である。
【図7】従来の検査治具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用検査治具 4 電線 5 端子 8 コネクタ 8a 端面 10 治具本体 11 導通検査部 12 操作レバー(レバー部材) 13 コイルばね(付勢手段) 16 布線ボード 16a ボード本体 16b 結き具 17 ワイヤハーネス製造装置 20 導通検査装置 22b 外面(外表面) 24 開口部 32 係止部 33 操作部 34 傾斜面 38 接続用コネクタ(接続部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタの端子の導通検査を行うために
    用いられる治具であって、 前記コネクタが侵入可能な開口部を有する治具本体と、 前記コネクタが開口部内に侵入するとこのコネクタの端
    子と電気的に接続する導通検査部と、 前記治具本体に揺動自在に取り付けられかつ前記コネク
    タが開口部内に侵入した際に前記コネクタの端面に係止
    可能な係止部を有するとともにこの係止部が前記端面に
    係止すると前記端子と導通検査部とが互いに電気的に接
    続した状態に保つレバー部材と、 前記係止部が前記コネクタの端面に係止する方向に前記
    レバー部材を付勢する付勢手段と、 を備えたことを特徴するワイヤハーネス用検査治具。
  2. 【請求項2】 前記レバー部材は、前記係止部の前記端
    面に対する係止を解除するための操作部を備えており、
    この操作部は前記治具本体の外表面から外方向に向かっ
    て突出していることを特徴とする請求項1記載のワイヤ
    ハーネス用検査治具。
  3. 【請求項3】 前記係止部は、前記開口部から前記コネ
    クタの挿入方向に沿って外方に突出しているとともに、
    前記開口部に挿入される際に前記コネクタと相対しかつ
    前記開口部に向かうにしたがって徐々に開口部の内方向
    に向かって前記挿入方向に対して傾斜した傾斜面を備え
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のワイ
    ヤハーネス用検査治具。
  4. 【請求項4】 無端走行するとともに、複数の電線を布
    線してワイヤハーネスを形成する布線ボードにおいて、 ボード本体と、 前記ボード本体に設置されかつ前記電線を結く結き具
    と、 前記ワイヤハーネスのコネクタの端子の導通検査を行う
    ために用いられるワイヤハーネス用検査治具と、 前記ワイヤハーネスの導通検査装置と電気的に接続可能
    な接続部材と、 を備え、 前記ワイヤハーネス用検査治具は、前記コネクタが侵入
    可能な開口部を有する治具本体と、前記コネクタが開口
    部内に侵入するとこのコネクタの端子と電気的に接続す
    る導通検査部と、前記治具本体に揺動自在に取り付けら
    れかつ前記コネクタが開口部内に侵入した際に前記コネ
    クタの端面に係止可能な係止部を有するとともにこの係
    止部が前記端面に係止すると前記端子と導通検査部とが
    互いに電気的に接続した状態に保つレバー部材と、前記
    係止部が前記コネクタの端面に係止する方向に前記レバ
    ー部材を付勢する付勢手段と、を備えかつ前記導通検査
    部が前記接続部材と電気的に接続していることを特徴と
    する布線ボード。
  5. 【請求項5】 前記レバー部材は、前記係止部の前記端
    面に対する係止を解除するための操作部を備えており、
    この操作部は前記治具本体の外表面から外方向に向かっ
    て突出していることを特徴とする請求項4記載の布線ボ
    ード。
  6. 【請求項6】 前記係止部は、前記開口部から前記コネ
    クタの挿入方向に沿って外方に突出しているとともに、
    前記開口部に挿入される際に前記コネクタと相対しかつ
    前記開口部に向かうにしたがって徐々に開口部の内方向
    に向かって前記挿入方向に対して傾斜した傾斜面を備え
    たことを特徴とする請求項4または請求項5記載の布線
    ボード。
  7. 【請求項7】 無端走行するとともに複数の電線を布線
    してワイヤハーネスを形成する布線ボードと、前記ワイ
    ヤハーネスに導通検査を施すための導通検査装置と、を
    備えたワイヤハーネス製造装置において、 前記布線ボードは、 ボード本体と、 前記ボード本体に設置されかつ前記電線を結く結き具
    と、 前記ワイヤハーネスのコネクタの端子の導通検査を行う
    ために用いられるワイヤハーネス用検査治具と、 前記導通検査装置と電気的に接続可能な接続部材と、 を備え、 前記ワイヤハーネス用検査治具は、前記コネクタが侵入
    可能な開口部を有する治具本体と、前記コネクタが開口
    部内に侵入するとこのコネクタの端子と電気的に接続す
    る導通検査部と、前記治具本体に揺動自在に取り付けら
    れかつ前記コネクタが開口部内に侵入した際に前記コネ
    クタの端面に係止可能な係止部を有するとともにこの係
    止部が前記端面に係止すると前記端子と導通検査部とが
    互いに電気的に接続した状態に保つレバー部材と、前記
    係止部が前記コネクタの端面に係止する方向に前記レバ
    ー部材を付勢する付勢手段と、を備えかつ前記導通検査
    部が前記接続部材と電気的に接続しているとともに、 前記電線を前記結き具に適宜結いて該電線を束ね、前記
    コネクタを前記ワイヤハーネス用検査治具の開口部を通
    して治具本体内に挿入して前記ワイヤハーネスを組み立
    てるとともに、前記接続部材を前記導通検査装置に接続
    して前記ワイヤハーネスに導通検査を施すことを特徴と
    するワイヤハーネス製造装置。
  8. 【請求項8】 前記レバー部材は、前記係止部の前記端
    面に対する係止を解除するための操作部を備えており、
    この操作部は前記治具本体の外表面から外方向に向かっ
    て突出していることを特徴とする請求項7記載のワイヤ
    ハーネス製造装置。
  9. 【請求項9】 前記係止部は、前記開口部から前記コネ
    クタの挿入方向に沿って外方に突出しているとともに、
    前記開口部に挿入される際に前記コネクタと相対しかつ
    前記開口部に向かうにしたがって徐々に開口部の内方向
    に向かって前記挿入方向に対して傾斜した傾斜面を備え
    たことを特徴とする請求項7または請求項8記載のワイ
    ヤハーネス製造装置。
JP2001063374A 2000-03-10 2001-03-07 ワイヤハーネス用検査治具と該ワイヤハーネス用検査治具を備えた布線ボードと該布線ボードを備えたワイヤハーネス製造装置 Pending JP2001324534A (ja)

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