JP2001304871A - 角速度センサの異常診断装置 - Google Patents
角速度センサの異常診断装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】不測の角速度が入力される場合にも正確にプラ
イマリチェックを行い、精度の高い異常診断を実施す
る。 【解決手段】角速度信号に相当する回転擬似信号が角速
度センサのセンサエレメントに印加され、その際変化す
る角速度出力の信号レベルにより、電源投入時等のプラ
イマリチェックが実施される。特に、プライマリチェッ
ク回路14において、センサエレメントに回転擬似信号
を印加しない状態での角速度出力の信号レベルがホール
ド回路21によりホールドされ、該ホールドした信号レ
ベルに基づいて、角速度出力の信号レベルを比較判定す
るためのしきい値が可変に設定される。ウィンドコンパ
レータ31,32では、センサエレメントに回転擬似信
号を印加した状態での角速度出力の信号レベルと、前記
設定されたしきい値とが比較され、その結果から異常の
有無が診断される。
イマリチェックを行い、精度の高い異常診断を実施す
る。 【解決手段】角速度信号に相当する回転擬似信号が角速
度センサのセンサエレメントに印加され、その際変化す
る角速度出力の信号レベルにより、電源投入時等のプラ
イマリチェックが実施される。特に、プライマリチェッ
ク回路14において、センサエレメントに回転擬似信号
を印加しない状態での角速度出力の信号レベルがホール
ド回路21によりホールドされ、該ホールドした信号レ
ベルに基づいて、角速度出力の信号レベルを比較判定す
るためのしきい値が可変に設定される。ウィンドコンパ
レータ31,32では、センサエレメントに回転擬似信
号を印加した状態での角速度出力の信号レベルと、前記
設定されたしきい値とが比較され、その結果から異常の
有無が診断される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動型角速度セン
サの異常診断装置に関するものであり、特に電源投入時
等におけるプライマリチェックを好適に実施するための
装置に関する。
サの異常診断装置に関するものであり、特に電源投入時
等におけるプライマリチェックを好適に実施するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の回転角速度を検出す
るセンサとして、圧電振動型の角速度センサが用いられ
ており、車両走行制御等におけるヨーレート・ロールレ
ート検出や、ナビゲーションシステムの方向検出などの
具体的用途がある。この角速度センサでは、電源投入時
などにおける自己診断、いわゆるプライマリチェックが
行われるようになっており、このプライマリチェックに
際し、例えばセンサエレメントに擬似的な回転信号が印
加され、その時変化した角速度出力が規定の電圧範囲内
に入っているかどうかによりセンサ故障の有無が判定さ
れる。これにより、主にセンサエレメントから角速度出
力を発生する回路までの検知系の故障が判定される。
るセンサとして、圧電振動型の角速度センサが用いられ
ており、車両走行制御等におけるヨーレート・ロールレ
ート検出や、ナビゲーションシステムの方向検出などの
具体的用途がある。この角速度センサでは、電源投入時
などにおける自己診断、いわゆるプライマリチェックが
行われるようになっており、このプライマリチェックに
際し、例えばセンサエレメントに擬似的な回転信号が印
加され、その時変化した角速度出力が規定の電圧範囲内
に入っているかどうかによりセンサ故障の有無が判定さ
れる。これにより、主にセンサエレメントから角速度出
力を発生する回路までの検知系の故障が判定される。
【0003】従来技術におけるプライマリチェック動作
について、図5及び図6を用いて説明する。なお、図5
(a)は角速度センサを含む異常診断装置の全体構成を
示し、図5(b)はプライマリチェック回路の具体的な
構成を示す。また、図6はプライマリチェック動作を示
すタイムチャートである。
について、図5及び図6を用いて説明する。なお、図5
(a)は角速度センサを含む異常診断装置の全体構成を
示し、図5(b)はプライマリチェック回路の具体的な
構成を示す。また、図6はプライマリチェック動作を示
すタイムチャートである。
【0004】図5(a)において、角速度センサ41に
は、プライマリチェック回路42と制御回路43とが接
続されている。制御回路43は、プライマリチェック時
に擬似的な回転信号(角速度)を含む検査信号を角速度
センサ41に出力すると共に、その擬似的な回転信号に
応じて角速度センサ41からの角速度出力が変化する
際、その角速度出力をラッチするためのラッチ信号をプ
ライマリチェック回路42に出力する。
は、プライマリチェック回路42と制御回路43とが接
続されている。制御回路43は、プライマリチェック時
に擬似的な回転信号(角速度)を含む検査信号を角速度
センサ41に出力すると共に、その擬似的な回転信号に
応じて角速度センサ41からの角速度出力が変化する
際、その角速度出力をラッチするためのラッチ信号をプ
ライマリチェック回路42に出力する。
【0005】また、プライマリチェック回路42では、
図5(b)に示すように、プライマリチェック時の角速
度出力が規定の電圧範囲内に入っているかどうかをウィ
ンドコンパレータ51で判定し、その判定結果をラッチ
回路52を介してダイアグ出力として出力する。ここ
で、角速度出力を判定するための2つの判定レベル(し
きい値)Vh,Vlは、第1基準電圧回路53、第2基
準電圧回路54、加算回路55及び減算回路56により
生成され、ウィンドコンパレータ51に出力される。す
なわち、第1基準電圧回路53は、擬似的な回転信号が
センサエレメントに印加された時の角速度出力の変動量
(振れ幅)に相当する電圧を発生し、第2基準電圧回路
54は、同じくその時(擬似的な回転信号が印加された
時)の角速度出力の誤差分の電圧を発生する。これによ
り、プライマリチェック時の角速度出力の設計値(理想
値)を基準にその上下に、2つの判定レベルVh,Vl
が設定される。
図5(b)に示すように、プライマリチェック時の角速
度出力が規定の電圧範囲内に入っているかどうかをウィ
ンドコンパレータ51で判定し、その判定結果をラッチ
回路52を介してダイアグ出力として出力する。ここ
で、角速度出力を判定するための2つの判定レベル(し
きい値)Vh,Vlは、第1基準電圧回路53、第2基
準電圧回路54、加算回路55及び減算回路56により
生成され、ウィンドコンパレータ51に出力される。す
なわち、第1基準電圧回路53は、擬似的な回転信号が
センサエレメントに印加された時の角速度出力の変動量
(振れ幅)に相当する電圧を発生し、第2基準電圧回路
54は、同じくその時(擬似的な回転信号が印加された
時)の角速度出力の誤差分の電圧を発生する。これによ
り、プライマリチェック時の角速度出力の設計値(理想
値)を基準にその上下に、2つの判定レベルVh,Vl
が設定される。
【0006】図6では、角速度センサ41への電源投入
後、同センサ41が回路安定状態での角速度出力Voを
発生する。その後、制御回路43から回転擬似信号を含
む検査信号が出力されると、角速度センサ41(センサ
エレメント)は、所定方向の回転(角速度)が入力され
た状態と同等の動作となり、所定方向の回転に相当する
角速度出力Vrを発生する。
後、同センサ41が回路安定状態での角速度出力Voを
発生する。その後、制御回路43から回転擬似信号を含
む検査信号が出力されると、角速度センサ41(センサ
エレメント)は、所定方向の回転(角速度)が入力され
た状態と同等の動作となり、所定方向の回転に相当する
角速度出力Vrを発生する。
【0007】ウィンドコンパレータ51は、角速度出力
Vrが規定の電圧範囲(Vh〜Vlの間)に入っている
かどうかを判定する。このとき、センサエレメント及び
周辺回路を含む角速度センサ41に故障がなければ、図
6に実線で示すように角速度出力VrがVh〜Vlの範
囲内に入り、ウィンドコンパレータ51はセンサ正常を
表すHi電圧を出力し、更に、そのHi電圧がラッチさ
れてダイアグ出力として出力される。また、角速度セン
サ41に故障が発生した場合には、角速度出力VrがV
h〜Vlの範囲外となり、ウィンドコンパレータ51は
センサ異常を表すLo電圧を出力し、更に、そのLo電
圧がラッチされてダイアグ出力として出力される。
Vrが規定の電圧範囲(Vh〜Vlの間)に入っている
かどうかを判定する。このとき、センサエレメント及び
周辺回路を含む角速度センサ41に故障がなければ、図
6に実線で示すように角速度出力VrがVh〜Vlの範
囲内に入り、ウィンドコンパレータ51はセンサ正常を
表すHi電圧を出力し、更に、そのHi電圧がラッチさ
れてダイアグ出力として出力される。また、角速度セン
サ41に故障が発生した場合には、角速度出力VrがV
h〜Vlの範囲外となり、ウィンドコンパレータ51は
センサ異常を表すLo電圧を出力し、更に、そのLo電
圧がラッチされてダイアグ出力として出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、回転擬似信号の印加により角速度出力の信
号レベル(電圧値)を変化させ、その変化させた信号レ
ベルにより異常判定を行うため、車両が静止した状態、
つまり、入力角速度がゼロの状態でないと正確な異常診
断を実施することができない。図6で説明すれば、例え
ば、建物の駐車場に設置されるターンテーブル上や、旋
回中のフェリー内で前記異常判定を行う場合、センサエ
レメントに不測の(予期しない)角速度が入力され、こ
の入力角速度が角速度出力に重畳されることにより、図
中2点鎖線で示すように、プライマリチェック時の角速
度出力がVrからVr’に変化してしまう。これによ
り、角速度出力(図のVr’)が規定の電圧範囲(Vh
〜Vlの間)から外れ、角速度センサ41に故障がなく
ても異常有りと判定される場合が発生する。また、電源
投入時以外、例えば車両の走行時にプライマリチェック
を行おうとする場合にも、やはりセンサエレメントに不
測の角速度が入力されるため、誤判定のおそれがある。
来技術では、回転擬似信号の印加により角速度出力の信
号レベル(電圧値)を変化させ、その変化させた信号レ
ベルにより異常判定を行うため、車両が静止した状態、
つまり、入力角速度がゼロの状態でないと正確な異常診
断を実施することができない。図6で説明すれば、例え
ば、建物の駐車場に設置されるターンテーブル上や、旋
回中のフェリー内で前記異常判定を行う場合、センサエ
レメントに不測の(予期しない)角速度が入力され、こ
の入力角速度が角速度出力に重畳されることにより、図
中2点鎖線で示すように、プライマリチェック時の角速
度出力がVrからVr’に変化してしまう。これによ
り、角速度出力(図のVr’)が規定の電圧範囲(Vh
〜Vlの間)から外れ、角速度センサ41に故障がなく
ても異常有りと判定される場合が発生する。また、電源
投入時以外、例えば車両の走行時にプライマリチェック
を行おうとする場合にも、やはりセンサエレメントに不
測の角速度が入力されるため、誤判定のおそれがある。
【0009】以上のように、従来のプライマリチェック
方法では、車両が静止している時は正常に判定ができる
が、車両に角速度が入力されている時は、故障がなくて
も故障と判断してしまうという問題があった。
方法では、車両が静止している時は正常に判定ができる
が、車両に角速度が入力されている時は、故障がなくて
も故障と判断してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、不測の角速度が
入力される場合にも正確にプライマリチェックを行い、
精度の高い異常診断を実施することができる角速度セン
サの異常診断装置を提供することである。
のであって、その目的とするところは、不測の角速度が
入力される場合にも正確にプライマリチェックを行い、
精度の高い異常診断を実施することができる角速度セン
サの異常診断装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の角速度センサの
異常診断装置は、所定の検査信号(例えば、角速度信号
に相当する回転擬似信号)を角速度センサに加え、その
際変化する角速度出力の信号レベルにより、電源投入時
等のプライマリチェックを行うことを前提とする。
異常診断装置は、所定の検査信号(例えば、角速度信号
に相当する回転擬似信号)を角速度センサに加え、その
際変化する角速度出力の信号レベルにより、電源投入時
等のプライマリチェックを行うことを前提とする。
【0012】そして、請求項1に記載の発明ではその特
徴として、検査信号(回転擬似信号)を加えない状態で
の角速度出力の信号レベルをモニタし、該モニタした信
号レベルと、検査信号(回転擬似信号)を加えた状態で
の角速度出力の信号レベルとから角速度センサの異常を
診断する。
徴として、検査信号(回転擬似信号)を加えない状態で
の角速度出力の信号レベルをモニタし、該モニタした信
号レベルと、検査信号(回転擬似信号)を加えた状態で
の角速度出力の信号レベルとから角速度センサの異常を
診断する。
【0013】要するに、車両が静止していない状態(車
両の動作状態)では、その際角速度センサに入力される
角速度によりプライマリチェックの判定結果が誤ったも
のとなる場合があるが、上記構成によれば、検査信号を
加えない状態での角速度出力の信号レベルをモニタする
ことにより、当該検査信号を加えた時の角速度出力が車
両動作状態での信号成分(入力角速度)を含むものかど
うかが判断できる。そして、仮に車両動作状態での信号
成分を含む場合、その信号成分に応じて、 ・角速度出力の比較判定のためのしきい値を変更する、 ・角速度出力そのものを補正する、 ・プライマリチェックの結果が信頼できる正しいものか
どうかを判断する、 といった何れかの処理を行う。本発明によれば、不測の
角速度が入力される場合にも正確にプライマリチェック
を行い、精度の高い異常診断を実施することができる。
両の動作状態)では、その際角速度センサに入力される
角速度によりプライマリチェックの判定結果が誤ったも
のとなる場合があるが、上記構成によれば、検査信号を
加えない状態での角速度出力の信号レベルをモニタする
ことにより、当該検査信号を加えた時の角速度出力が車
両動作状態での信号成分(入力角速度)を含むものかど
うかが判断できる。そして、仮に車両動作状態での信号
成分を含む場合、その信号成分に応じて、 ・角速度出力の比較判定のためのしきい値を変更する、 ・角速度出力そのものを補正する、 ・プライマリチェックの結果が信頼できる正しいものか
どうかを判断する、 といった何れかの処理を行う。本発明によれば、不測の
角速度が入力される場合にも正確にプライマリチェック
を行い、精度の高い異常診断を実施することができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明では、検査信
号を加えない状態での角速度出力の信号レベルをホール
ドし(ホールド手段)、該ホールドした信号レベルに基
づいて、角速度出力の信号レベルを比較判定するための
しきい値を可変に設定する(しきい値設定手段)。ま
た、検査信号を加えた状態での角速度出力の信号レベル
と、前記しきい値設定手段により設定したしきい値とを
比較し、その結果から異常の有無を診断する(異常診断
手段)。
号を加えない状態での角速度出力の信号レベルをホール
ドし(ホールド手段)、該ホールドした信号レベルに基
づいて、角速度出力の信号レベルを比較判定するための
しきい値を可変に設定する(しきい値設定手段)。ま
た、検査信号を加えた状態での角速度出力の信号レベル
と、前記しきい値設定手段により設定したしきい値とを
比較し、その結果から異常の有無を診断する(異常診断
手段)。
【0015】上記構成によれば、車両動作状態での信号
成分(入力角速度)が生ずる場合、その分だけ、ホール
ド手段及びしきい値設定手段により比較判定のためのし
きい値が変更される。その結果、請求項1の発明と同様
に、不測の角速度が入力される場合にも正確にプライマ
リチェックを行い、精度の高い異常診断を実施すること
ができる。
成分(入力角速度)が生ずる場合、その分だけ、ホール
ド手段及びしきい値設定手段により比較判定のためのし
きい値が変更される。その結果、請求項1の発明と同様
に、不測の角速度が入力される場合にも正確にプライマ
リチェックを行い、精度の高い異常診断を実施すること
ができる。
【0016】上記請求項3の発明では、しきい値設定の
ための構成要件として、次の請求項4の発明が適用でき
る。すなわち、請求項4に記載の発明では、前記しきい
値設定手段は、前記ホールド手段によるホールド値に対
して、検査信号に応答する角速度出力の変動量分を加算
又は減算する手段と、該演算手段による演算結果を基準
にして誤差分を見込んで高低2値のしきい値を設定する
手段とを有する。この場合、車両静止時か車両動作時か
に拘わらず、適正なしきい値が設定できる。
ための構成要件として、次の請求項4の発明が適用でき
る。すなわち、請求項4に記載の発明では、前記しきい
値設定手段は、前記ホールド手段によるホールド値に対
して、検査信号に応答する角速度出力の変動量分を加算
又は減算する手段と、該演算手段による演算結果を基準
にして誤差分を見込んで高低2値のしきい値を設定する
手段とを有する。この場合、車両静止時か車両動作時か
に拘わらず、適正なしきい値が設定できる。
【0017】また、上記発明では、請求項5に記載した
ように、前記検査信号として、角速度信号に相当する回
転擬似信号を角速度センサのセンサエレメントに印加す
る構成としても良く、この場合、請求項6の発明が適用
できる。すなわち、請求項6の発明では、前記回転擬似
信号は異なる2方向の回転擬似信号からなり、各々の回
転擬似信号を連続してセンサエレメントに印加し、それ
に伴いそれぞれ変化する角速度出力の信号レベルにより
プライマリチェックを行う角速度センサの異常診断装置
であり、前記しきい値設定手段は、前記2方向の回転擬
似信号について個々に、前記ホールドした信号レベルに
基づいてしきい値を可変に設定する。
ように、前記検査信号として、角速度信号に相当する回
転擬似信号を角速度センサのセンサエレメントに印加す
る構成としても良く、この場合、請求項6の発明が適用
できる。すなわち、請求項6の発明では、前記回転擬似
信号は異なる2方向の回転擬似信号からなり、各々の回
転擬似信号を連続してセンサエレメントに印加し、それ
に伴いそれぞれ変化する角速度出力の信号レベルにより
プライマリチェックを行う角速度センサの異常診断装置
であり、前記しきい値設定手段は、前記2方向の回転擬
似信号について個々に、前記ホールドした信号レベルに
基づいてしきい値を可変に設定する。
【0018】この場合、異なる2方向の回転擬似信号に
てプライマリチェックを行うことにより、そのチェック
結果の信頼性がより一層向上する。またこのとき、前記
ホールドした信号レベルに基づいて各々のしきい値を可
変に設定することにより、各方向の回転擬似信号に対し
て精度の高い異常診断が実施できる。
てプライマリチェックを行うことにより、そのチェック
結果の信頼性がより一層向上する。またこのとき、前記
ホールドした信号レベルに基づいて各々のしきい値を可
変に設定することにより、各方向の回転擬似信号に対し
て精度の高い異常診断が実施できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態の角速
度センサは、例えば自動車の回転角速度を検出するセン
サとして具体化されるものであり、その概要は周知であ
るのでここでは同角速度センサの詳しい説明は省略する
が、簡単には以下の構成を有する。
施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態の角速
度センサは、例えば自動車の回転角速度を検出するセン
サとして具体化されるものであり、その概要は周知であ
るのでここでは同角速度センサの詳しい説明は省略する
が、簡単には以下の構成を有する。
【0020】つまり、角速度センサは、角速度を検出す
るためのセンサエレメントとして、ある一定方向Xに振
動するよう駆動される駆動用振動子と、駆動用振動子の
振動動作中に回転角速度が加わる時、振動方向Xに直交
する方向Yにコリオリの力を受けて振動する検出用振動
子とを有する。そして、検出用振動子のY方向の振動を
検知してそれを電気信号に変換し、これにより角速度を
検出する。
るためのセンサエレメントとして、ある一定方向Xに振
動するよう駆動される駆動用振動子と、駆動用振動子の
振動動作中に回転角速度が加わる時、振動方向Xに直交
する方向Yにコリオリの力を受けて振動する検出用振動
子とを有する。そして、検出用振動子のY方向の振動を
検知してそれを電気信号に変換し、これにより角速度を
検出する。
【0021】また、本実施の形態の角速度センサでは特
に、電源投入時等における、いわゆるプライマリチェッ
ク(自己診断)が実施されるようになっており、以下に
は、プライマリチェックを適正に実施するための角速度
センサ及びその周辺回路の好適な構成を詳しく説明す
る。
に、電源投入時等における、いわゆるプライマリチェッ
ク(自己診断)が実施されるようになっており、以下に
は、プライマリチェックを適正に実施するための角速度
センサ及びその周辺回路の好適な構成を詳しく説明す
る。
【0022】はじめに、角速度センサ及びその周辺回路
の概略構成を図2のブロック図に従い説明する。図2に
おいて、角速度センサ10は、上述した駆動用振動子及
び検出用振動子(共に図示略)を有するセンサエレメン
ト11と、センサエレメント11の駆動用振動子を所定
の周波数、一定振幅で駆動させる駆動回路12と、同セ
ンサエレメント11の検出用振動子の振動を検知する検
知回路13とを備える。また、この角速度センサ10に
は、電源投入時のプライマリチェックを実施するプライ
マリチェック回路14と、プライマリチェックに必要と
なる検査信号(回転擬似信号)、ラッチ信号1、ラッチ
信号2、ホールド信号をそれぞれ出力する制御回路15
とが接続されている。
の概略構成を図2のブロック図に従い説明する。図2に
おいて、角速度センサ10は、上述した駆動用振動子及
び検出用振動子(共に図示略)を有するセンサエレメン
ト11と、センサエレメント11の駆動用振動子を所定
の周波数、一定振幅で駆動させる駆動回路12と、同セ
ンサエレメント11の検出用振動子の振動を検知する検
知回路13とを備える。また、この角速度センサ10に
は、電源投入時のプライマリチェックを実施するプライ
マリチェック回路14と、プライマリチェックに必要と
なる検査信号(回転擬似信号)、ラッチ信号1、ラッチ
信号2、ホールド信号をそれぞれ出力する制御回路15
とが接続されている。
【0023】ここで、角速度センサ10の駆動回路12
は、センサエレメント11の駆動用振動子を振動させる
際にその振動振幅を入力し、その振幅が一定となるよう
に駆動電圧のレベルを調整する。検知回路13は、セン
サエレメント11に角速度が入力された際に、その入力
角速度に応じた信号を検出用振動子から入力し、その入
力信号を直流の角速度信号に変換した後、プライマリチ
ェック回路14を経て出力する。
は、センサエレメント11の駆動用振動子を振動させる
際にその振動振幅を入力し、その振幅が一定となるよう
に駆動電圧のレベルを調整する。検知回路13は、セン
サエレメント11に角速度が入力された際に、その入力
角速度に応じた信号を検出用振動子から入力し、その入
力信号を直流の角速度信号に変換した後、プライマリチ
ェック回路14を経て出力する。
【0024】また、制御回路15は、電源投入時等のプ
ライマリチェックに際し、それに必要な各種信号(検査
信号、ラッチ信号1,2、ホールド信号)をセンサエレ
メント11及びプライマリチェック回路14に出力する
ものであり、同信号によりプライマリチェックの実施が
制御される。
ライマリチェックに際し、それに必要な各種信号(検査
信号、ラッチ信号1,2、ホールド信号)をセンサエレ
メント11及びプライマリチェック回路14に出力する
ものであり、同信号によりプライマリチェックの実施が
制御される。
【0025】すなわち、制御回路15は、駆動回路12
より駆動信号に同期した信号を入力し、センサエレメン
ト11に対して検査信号を出力する。この検査信号は、
擬似的な右回転信号(右回転擬似信号)と同じく擬似的
な左回転信号(左回転擬似信号)とを含む信号であり、
これら回転擬似信号をセンサエレメント11が受けるこ
とにより、当該センサエレメント11は右回転擬似信号
及び左回転擬似信号にそれぞれ対応する角速度出力信号
を出力する。また、制御回路15は、電源投入直後等に
おける回路安定状態での角速度出力の信号レベル(検査
信号出力直前の信号レベル)をホールドするためのホー
ルド信号を出力する。更に、同制御回路15は、検査信
号(右回転擬似信号及び左回転擬似信号)に応じてセン
サエレメント11からの角速度出力が変化する際、角速
度出力の信号レベルをラッチするためのラッチ信号1及
びラッチ信号2を出力する。
より駆動信号に同期した信号を入力し、センサエレメン
ト11に対して検査信号を出力する。この検査信号は、
擬似的な右回転信号(右回転擬似信号)と同じく擬似的
な左回転信号(左回転擬似信号)とを含む信号であり、
これら回転擬似信号をセンサエレメント11が受けるこ
とにより、当該センサエレメント11は右回転擬似信号
及び左回転擬似信号にそれぞれ対応する角速度出力信号
を出力する。また、制御回路15は、電源投入直後等に
おける回路安定状態での角速度出力の信号レベル(検査
信号出力直前の信号レベル)をホールドするためのホー
ルド信号を出力する。更に、同制御回路15は、検査信
号(右回転擬似信号及び左回転擬似信号)に応じてセン
サエレメント11からの角速度出力が変化する際、角速
度出力の信号レベルをラッチするためのラッチ信号1及
びラッチ信号2を出力する。
【0026】プライマリチェック回路14は、検知回路
13で検知された角速度出力信号を出力すると共に、プ
ライマリチェックに際し擬似的な右回転に対する異常判
定と同じく擬似的な左回転に対する異常判定とを行い、
その異常判定結果をダイアグ出力として出力する。
13で検知された角速度出力信号を出力すると共に、プ
ライマリチェックに際し擬似的な右回転に対する異常判
定と同じく擬似的な左回転に対する異常判定とを行い、
その異常判定結果をダイアグ出力として出力する。
【0027】次に、本実施の形態の要旨であるプライマ
リチェック回路14についてその詳細な構成を図1を用
いて説明する。なおこの説明に際し、図3のタイムチャ
ートを適宜参照する。
リチェック回路14についてその詳細な構成を図1を用
いて説明する。なおこの説明に際し、図3のタイムチャ
ートを適宜参照する。
【0028】本プライマリチェック回路14において、
ホールド回路21は、前記制御回路15よりホールド信
号を受け、検知回路13を通じて検知される角速度出力
の信号レベルをホールドする。このホールド回路21で
ホールドされた信号レベルにより、電源投入直後等の回
路安定状態での角速度出力の信号レベル(例えば、図3
の電圧Vo1,Vo2)がホールドされる。
ホールド回路21は、前記制御回路15よりホールド信
号を受け、検知回路13を通じて検知される角速度出力
の信号レベルをホールドする。このホールド回路21で
ホールドされた信号レベルにより、電源投入直後等の回
路安定状態での角速度出力の信号レベル(例えば、図3
の電圧Vo1,Vo2)がホールドされる。
【0029】ホールド回路21でホールドされた角速度
出力の信号レベルは、第1加算回路22及び第1減算回
路23に入力される。ここで、第1加算回路22側で
は、第2加算回路25及び第2減算回路26を通じて、
右回転擬似信号に対応する角速度出力を比較判定するた
めのしきい値Vxh,Vxlが設定される。また、第1
減算回路23側では、第3加算回路28及び第3減算回
路29を通じて、左回転擬似信号に対応する角速度出力
を比較判定するためのしきい値Vyh,Vylが設定さ
れる。
出力の信号レベルは、第1加算回路22及び第1減算回
路23に入力される。ここで、第1加算回路22側で
は、第2加算回路25及び第2減算回路26を通じて、
右回転擬似信号に対応する角速度出力を比較判定するた
めのしきい値Vxh,Vxlが設定される。また、第1
減算回路23側では、第3加算回路28及び第3減算回
路29を通じて、左回転擬似信号に対応する角速度出力
を比較判定するためのしきい値Vyh,Vylが設定さ
れる。
【0030】詳細には、第1加算回路22は、前記ホー
ルド回路21の出力と、第1基準電圧回路24で生成さ
れる基準電圧Vref1とを加算する。この基準電圧V
ref1は、制御回路15から出力される右回転擬似信
号又は左回転擬似信号をセンサエレメント11が受けた
時に、検知回路13を通じて検知される角速度出力の変
動量(振れ幅)に相当する電圧に設定されている。
ルド回路21の出力と、第1基準電圧回路24で生成さ
れる基準電圧Vref1とを加算する。この基準電圧V
ref1は、制御回路15から出力される右回転擬似信
号又は左回転擬似信号をセンサエレメント11が受けた
時に、検知回路13を通じて検知される角速度出力の変
動量(振れ幅)に相当する電圧に設定されている。
【0031】第1加算回路22の出力は、第2加算回路
25と第2減算回路26とに入力される。第2加算回路
25は、第1加算回路22の出力と、第2基準電圧回路
27で生成される基準電圧Vref2とを加算し、第2
減算回路26は、第1加算回路22の出力から第2基準
電圧回路27で生成される基準電圧Vref2を減算す
る。この基準電圧Vref2は、右回転擬似信号又は左
回転擬似信号をセンサエレメント11が受けた時に、検
知回路13を通じて検知される角速度出力の変動量(振
れ幅)の電圧誤差(振動子や回路の誤差)に相当する電
圧に設定されている。これにより、第2加算回路25
は、しきい値電圧Vxhを出力し、第2減算回路26
は、しきい値電圧Vxlを出力する。
25と第2減算回路26とに入力される。第2加算回路
25は、第1加算回路22の出力と、第2基準電圧回路
27で生成される基準電圧Vref2とを加算し、第2
減算回路26は、第1加算回路22の出力から第2基準
電圧回路27で生成される基準電圧Vref2を減算す
る。この基準電圧Vref2は、右回転擬似信号又は左
回転擬似信号をセンサエレメント11が受けた時に、検
知回路13を通じて検知される角速度出力の変動量(振
れ幅)の電圧誤差(振動子や回路の誤差)に相当する電
圧に設定されている。これにより、第2加算回路25
は、しきい値電圧Vxhを出力し、第2減算回路26
は、しきい値電圧Vxlを出力する。
【0032】この場合、図3からも分かるように、第2
加算回路25の出力Vxhは「Vo1(又はVo2)+
Vref1+Vref2」の電圧となり、第2減算回路
26の出力Vxlは「Vo1(又はVo2)+Vref
1−Vref2」の電圧となる。
加算回路25の出力Vxhは「Vo1(又はVo2)+
Vref1+Vref2」の電圧となり、第2減算回路
26の出力Vxlは「Vo1(又はVo2)+Vref
1−Vref2」の電圧となる。
【0033】第1ウィンドコンパレータ31は、第2加
算回路25の出力及び第2減算回路26の出力(Vx
h,Vxl)、並びに右回転擬似信号に対応する角速度
出力を入力し、この角速度出力がしきい値の範囲内(V
xh〜Vxl)にあるかどうかを判定する。この場合、
第1ウィンドコンパレータ31は、角速度出力がしきい
値の範囲内(Vxh〜Vxl)にあれば、Hi電圧を第
1ラッチ回路33に出力し、角速度出力がしきい値の範
囲内(Vxh〜Vxl)になければ、Lo電圧を第1ラ
ッチ回路33に出力する。第1ラッチ回路33は、制御
回路15からラッチ信号1を受け、第1ウィンドコンパ
レータ31の出力をラッチする。
算回路25の出力及び第2減算回路26の出力(Vx
h,Vxl)、並びに右回転擬似信号に対応する角速度
出力を入力し、この角速度出力がしきい値の範囲内(V
xh〜Vxl)にあるかどうかを判定する。この場合、
第1ウィンドコンパレータ31は、角速度出力がしきい
値の範囲内(Vxh〜Vxl)にあれば、Hi電圧を第
1ラッチ回路33に出力し、角速度出力がしきい値の範
囲内(Vxh〜Vxl)になければ、Lo電圧を第1ラ
ッチ回路33に出力する。第1ラッチ回路33は、制御
回路15からラッチ信号1を受け、第1ウィンドコンパ
レータ31の出力をラッチする。
【0034】一方、第1減算回路23は、前記ホールド
回路21の出力から第1基準電圧回路24で生成される
基準電圧Vref1を減算する。第1減算回路23の出
力は、第3加算回路28と第3減算回路29とに入力さ
れる。第3加算回路28は、第1減算回路23の出力
と、第2基準電圧回路27で生成される基準電圧Vre
f2とを加算し、第3減算回路29は、第1減算回路2
3の出力から第2基準電圧回路27で生成される基準電
圧Vref2を減算する。これにより、第3加算回路2
8は、しきい値電圧Vyhを出力し、第3減算回路29
は、しきい値電圧Vylを出力する。
回路21の出力から第1基準電圧回路24で生成される
基準電圧Vref1を減算する。第1減算回路23の出
力は、第3加算回路28と第3減算回路29とに入力さ
れる。第3加算回路28は、第1減算回路23の出力
と、第2基準電圧回路27で生成される基準電圧Vre
f2とを加算し、第3減算回路29は、第1減算回路2
3の出力から第2基準電圧回路27で生成される基準電
圧Vref2を減算する。これにより、第3加算回路2
8は、しきい値電圧Vyhを出力し、第3減算回路29
は、しきい値電圧Vylを出力する。
【0035】この場合、図3からも分かるように、第3
加算回路28の出力Vyhは「Vo1(又はVo2)−
Vref1+Vref2」の電圧となり、第3減算回路
29の出力Vylは「Vo1(又はVo2)−Vref
1−Vref2」の電圧となる。
加算回路28の出力Vyhは「Vo1(又はVo2)−
Vref1+Vref2」の電圧となり、第3減算回路
29の出力Vylは「Vo1(又はVo2)−Vref
1−Vref2」の電圧となる。
【0036】第2ウィンドコンパレータ32は、第3加
算回路28の出力及び第3減算回路29の出力(Vy
h,Vyl)、並びに左回転擬似信号に対応する角速度
出力を入力し、この角速度出力がしきい値の範囲内(V
yh〜Vyl)にあるかどうかを判定する。この場合、
第2ウィンドコンパレータ32は、角速度出力がしきい
値の範囲内(Vyh〜Vyl)にあれば、Hi電圧を第
2ラッチ回路34に出力し、角速度出力がしきい値の範
囲内(Vyh〜Vyl)になければ、Lo電圧を第2ラ
ッチ回路34に出力する。第2ラッチ回路34は、制御
回路15からラッチ信号2を受け、第2ウィンドコンパ
レータ32の出力をラッチする。
算回路28の出力及び第3減算回路29の出力(Vy
h,Vyl)、並びに左回転擬似信号に対応する角速度
出力を入力し、この角速度出力がしきい値の範囲内(V
yh〜Vyl)にあるかどうかを判定する。この場合、
第2ウィンドコンパレータ32は、角速度出力がしきい
値の範囲内(Vyh〜Vyl)にあれば、Hi電圧を第
2ラッチ回路34に出力し、角速度出力がしきい値の範
囲内(Vyh〜Vyl)になければ、Lo電圧を第2ラ
ッチ回路34に出力する。第2ラッチ回路34は、制御
回路15からラッチ信号2を受け、第2ウィンドコンパ
レータ32の出力をラッチする。
【0037】AND回路35は、第1ラッチ回路33の
出力と第2ラッチ回路34の出力とを入力し、ANDの
結果によりダイアグ出力を発生する。この場合、第1及
び第2ラッチ回路33,34の出力が共にHi電圧であ
れば、ダイアグ出力がHi電圧となり、角速度センサ1
0が故障していないと判断される。また、第1及び第2
ラッチ回路33,34の少なくとも何れかの出力がLo
電圧であれば、ダイアグ出力がLo電圧となり、角速度
センサ10が故障していると判断される。
出力と第2ラッチ回路34の出力とを入力し、ANDの
結果によりダイアグ出力を発生する。この場合、第1及
び第2ラッチ回路33,34の出力が共にHi電圧であ
れば、ダイアグ出力がHi電圧となり、角速度センサ1
0が故障していないと判断される。また、第1及び第2
ラッチ回路33,34の少なくとも何れかの出力がLo
電圧であれば、ダイアグ出力がLo電圧となり、角速度
センサ10が故障していると判断される。
【0038】なお本実施の形態では、ホールド回路21
が特許請求の範囲に記載の「ホールド手段」に相当し、
符号22〜29の回路構成が「しきい値設定手段」に相
当する。また、ウィンドコンパレータ31,32をはじ
め、ラッチ回路33,34及びAND回路35が「異常
診断手段」に相当する。
が特許請求の範囲に記載の「ホールド手段」に相当し、
符号22〜29の回路構成が「しきい値設定手段」に相
当する。また、ウィンドコンパレータ31,32をはじ
め、ラッチ回路33,34及びAND回路35が「異常
診断手段」に相当する。
【0039】次に、プライマリチェック時の作用を図3
のタイミングチャートに沿って説明する。なお、図3で
は、(a)がセンサ静止状態、すなわち車両静止状態で
のチェック結果を示し、(b)が角速度入力状態、すな
わち車両が動作しセンサエレメント11に加速度が加わ
っている状態でのチェック結果を示す。
のタイミングチャートに沿って説明する。なお、図3で
は、(a)がセンサ静止状態、すなわち車両静止状態で
のチェック結果を示し、(b)が角速度入力状態、すな
わち車両が動作しセンサエレメント11に加速度が加わ
っている状態でのチェック結果を示す。
【0040】先ず図3(a)において、時刻t1では角
速度センサ10に電源が投入され、その後、時刻t2で
は、制御回路15からホールド信号が出力される。これ
により、電源投入直後に、センサエレメント11及び周
辺回路の安定状態における角速度出力の信号レベルVo
1がホールドされる。
速度センサ10に電源が投入され、その後、時刻t2で
は、制御回路15からホールド信号が出力される。これ
により、電源投入直後に、センサエレメント11及び周
辺回路の安定状態における角速度出力の信号レベルVo
1がホールドされる。
【0041】その後、制御回路15から検査信号として
右回転擬似信号が出力され、それに伴い角速度出力が図
示の如く増加側(+側)に変動する。このとき、前記ホ
ールドされた信号レベルVo1に対して、第1加算回路
22で基準電圧Vref1が加算され、更に第2加算回
路25で基準電圧Vref2が加算、第2減算回路26
で基準電圧Vref2が減算され、その結果、Vxh、
Vxlのしきい値電圧が第1ウィンドコンパレータ31
に入力される。
右回転擬似信号が出力され、それに伴い角速度出力が図
示の如く増加側(+側)に変動する。このとき、前記ホ
ールドされた信号レベルVo1に対して、第1加算回路
22で基準電圧Vref1が加算され、更に第2加算回
路25で基準電圧Vref2が加算、第2減算回路26
で基準電圧Vref2が減算され、その結果、Vxh、
Vxlのしきい値電圧が第1ウィンドコンパレータ31
に入力される。
【0042】そして、第1ウィンドコンパレータ31で
は、右回転擬似信号に対応する角速度出力信号(図の電
圧VR)がVxh〜Vxlの範囲内かどうかが判断さ
れ、範囲内であればHi電圧が、範囲外であればLo電
圧が出力される。時刻t3では、制御回路15からラッ
チ信号1が出力され、そのラッチ信号1により第1ラッ
チ回路33で第1ウィンドコンパレータ31の出力がラ
ッチされる。
は、右回転擬似信号に対応する角速度出力信号(図の電
圧VR)がVxh〜Vxlの範囲内かどうかが判断さ
れ、範囲内であればHi電圧が、範囲外であればLo電
圧が出力される。時刻t3では、制御回路15からラッ
チ信号1が出力され、そのラッチ信号1により第1ラッ
チ回路33で第1ウィンドコンパレータ31の出力がラ
ッチされる。
【0043】またその後、制御回路15から検査信号と
して左回転擬似信号が出力され、それに伴い角速度出力
が図示の如く減少側(−側)に変動する。このとき、前
記ホールドされた信号レベルVo1に対して、第1減算
回路23で基準電圧Vref1が減算され、更に第3加
算回路28で基準電圧Vref2が加算、第3減算回路
29で基準電圧Vref2が減算され、その結果、Vy
h、Vylのしきい値電圧が第2ウィンドコンパレータ
32に入力される。
して左回転擬似信号が出力され、それに伴い角速度出力
が図示の如く減少側(−側)に変動する。このとき、前
記ホールドされた信号レベルVo1に対して、第1減算
回路23で基準電圧Vref1が減算され、更に第3加
算回路28で基準電圧Vref2が加算、第3減算回路
29で基準電圧Vref2が減算され、その結果、Vy
h、Vylのしきい値電圧が第2ウィンドコンパレータ
32に入力される。
【0044】そして、第2ウィンドコンパレータ32で
は、左回転擬似信号に対応する角速度出力信号(図の電
圧VL)がVyh〜Vylの範囲内かどうかが判断さ
れ、範囲内であればHi電圧が、範囲外であればLo電
圧が出力される。時刻t4では、制御回路15からラッ
チ信号2が出力され、そのラッチ信号2により第2ラッ
チ回路34で第2ウィンドコンパレータ32の出力がラ
ッチされる。
は、左回転擬似信号に対応する角速度出力信号(図の電
圧VL)がVyh〜Vylの範囲内かどうかが判断さ
れ、範囲内であればHi電圧が、範囲外であればLo電
圧が出力される。時刻t4では、制御回路15からラッ
チ信号2が出力され、そのラッチ信号2により第2ラッ
チ回路34で第2ウィンドコンパレータ32の出力がラ
ッチされる。
【0045】上記の通り第1及び第2ウィンドコンパレ
ータ31,32の出力が共にラッチされた後、その論理
積(AND)がダイアグ出力として出力される。このと
き、ダイアグ出力がHiであれば、角速度センサ10が
故障していないと判断され、ダイアグ出力がLoであれ
ば、角速度センサ10が故障していると判断される。
ータ31,32の出力が共にラッチされた後、その論理
積(AND)がダイアグ出力として出力される。このと
き、ダイアグ出力がHiであれば、角速度センサ10が
故障していないと判断され、ダイアグ出力がLoであれ
ば、角速度センサ10が故障していると判断される。
【0046】次に、車両が動作し、センサエレメント1
1に角速度が入力される状態でのプライマリチェック時
の作用について、図3(b)を用いて説明する。なおこ
こでは、図3(a)との相違点を中心に説明する。
1に角速度が入力される状態でのプライマリチェック時
の作用について、図3(b)を用いて説明する。なおこ
こでは、図3(a)との相違点を中心に説明する。
【0047】因みに、車両が動作し、センサエレメント
11に角速度が入力される状態とは、例えば、車両が走
行状態にある場合、建物の駐車場に設置されるターンテ
ーブル上に車両がある場合、車両を搭載したフェリーが
旋回している場合などであり、この状態では、プライマ
リチェック時の角速度出力が車両動作状態での信号成分
(入力角速度)を含むため、かかる場合にはその分だ
け、角速度出力の判定しきい値を変更し、センサ異常の
誤判定防止を図ることとする。
11に角速度が入力される状態とは、例えば、車両が走
行状態にある場合、建物の駐車場に設置されるターンテ
ーブル上に車両がある場合、車両を搭載したフェリーが
旋回している場合などであり、この状態では、プライマ
リチェック時の角速度出力が車両動作状態での信号成分
(入力角速度)を含むため、かかる場合にはその分だ
け、角速度出力の判定しきい値を変更し、センサ異常の
誤判定防止を図ることとする。
【0048】すなわち、図3(b)では、加速度入力状
態であることから、電源投入直後における角速度出力の
信号レベルVo2が前記(a)のVo1よりも高レベル
となっており、時刻t2では、この高レベルのVo2が
ホールドされる。
態であることから、電源投入直後における角速度出力の
信号レベルVo2が前記(a)のVo1よりも高レベル
となっており、時刻t2では、この高レベルのVo2が
ホールドされる。
【0049】その後、前記(a)と同様に、制御回路1
5から検査信号として右回転擬似信号が出力されると、
それに伴い角速度出力が図示の如く増加側に変動する。
このとき、前記ホールドされた信号レベルVo2を基準
にVxh、Vxlのしきい値電圧が設定され、そのしき
い値Vxh、Vxlが第1ウィンドコンパレータ31に
入力される。なお、しきい値Vxh,Vxlは、前記
(a)のVxh,Vxlよりも幾分高いレベルに設定さ
れる。すなわち、図3(a),(b)を比較すると、
「Vo2−Vo1」分だけ、(b)のしきい値Vxh,
Vxlが高いレベルに設定されるようになる。
5から検査信号として右回転擬似信号が出力されると、
それに伴い角速度出力が図示の如く増加側に変動する。
このとき、前記ホールドされた信号レベルVo2を基準
にVxh、Vxlのしきい値電圧が設定され、そのしき
い値Vxh、Vxlが第1ウィンドコンパレータ31に
入力される。なお、しきい値Vxh,Vxlは、前記
(a)のVxh,Vxlよりも幾分高いレベルに設定さ
れる。すなわち、図3(a),(b)を比較すると、
「Vo2−Vo1」分だけ、(b)のしきい値Vxh,
Vxlが高いレベルに設定されるようになる。
【0050】そして、その時の右回転擬似信号に対応す
る角速度出力信号(図の電圧VR)がVxh〜Vxlの
範囲内かどうかが判断され、その結果が第1ラッチ回路
33でラッチされる。
る角速度出力信号(図の電圧VR)がVxh〜Vxlの
範囲内かどうかが判断され、その結果が第1ラッチ回路
33でラッチされる。
【0051】また、左回転擬似信号が出力される場合に
も同様に、前記ホールドされた信号レベルVo2を基準
にVyh、Vylのしきい値電圧が設定される。このと
き、しきい値Vyh,Vylは、前記(a)のVyh,
Vylよりも幾分高いレベルに設定される。そして、そ
の時の左回転擬似信号に対応する角速度出力信号(図の
電圧VL)がVyh〜Vylの範囲内かどうかが判断さ
れ、その結果が第2ラッチ回路34でラッチされる。そ
の後、既述の通り第1及び第2ウィンドコンパレータ3
1,32の出力に応じてHi又はLoのダイアグ出力が
発生する。
も同様に、前記ホールドされた信号レベルVo2を基準
にVyh、Vylのしきい値電圧が設定される。このと
き、しきい値Vyh,Vylは、前記(a)のVyh,
Vylよりも幾分高いレベルに設定される。そして、そ
の時の左回転擬似信号に対応する角速度出力信号(図の
電圧VL)がVyh〜Vylの範囲内かどうかが判断さ
れ、その結果が第2ラッチ回路34でラッチされる。そ
の後、既述の通り第1及び第2ウィンドコンパレータ3
1,32の出力に応じてHi又はLoのダイアグ出力が
発生する。
【0052】上記図3は、電源投入直後に実施されるプ
ライマリチェックについて説明したが、これに加え、電
源投入後の車両走行時において、マイクロコンピュータ
からのチェック要求信号などに応じてプライマリチェッ
クを実施しても良い。例えば、定期的にプライマリチェ
ックを実施したり、通信アイドル時にプライマリチェッ
クを実施したりしても良い。なお、車両走行時にプライ
マリチェックを実施する場合、車両の旋回状態などで
は、当該チェックを実施しない等の制限を加えると良
い。また車両走行時には、ホールド信号の出力からラッ
チ信号の出力までの時間を短くし、プライマリチェック
を短期間に行うようにすると良い。
ライマリチェックについて説明したが、これに加え、電
源投入後の車両走行時において、マイクロコンピュータ
からのチェック要求信号などに応じてプライマリチェッ
クを実施しても良い。例えば、定期的にプライマリチェ
ックを実施したり、通信アイドル時にプライマリチェッ
クを実施したりしても良い。なお、車両走行時にプライ
マリチェックを実施する場合、車両の旋回状態などで
は、当該チェックを実施しない等の制限を加えると良
い。また車両走行時には、ホールド信号の出力からラッ
チ信号の出力までの時間を短くし、プライマリチェック
を短期間に行うようにすると良い。
【0053】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。回転擬似信号出力直前における
回路安定状態での角速度出力の信号レベルをホールド
し、そのホールド値に基づいて、角速度出力を比較判定
するためのしきい値を可変に設定するようにしたので、
車両動作状態での信号成分(入力角速度)が生じ、不測
の角速度がセンサエレメント11に入力される場合にも
正確にプライマリチェックを行い、精度の高い異常診断
を実施することができる。
に示す効果が得られる。回転擬似信号出力直前における
回路安定状態での角速度出力の信号レベルをホールド
し、そのホールド値に基づいて、角速度出力を比較判定
するためのしきい値を可変に設定するようにしたので、
車両動作状態での信号成分(入力角速度)が生じ、不測
の角速度がセンサエレメント11に入力される場合にも
正確にプライマリチェックを行い、精度の高い異常診断
を実施することができる。
【0054】特に上記構成によれば、車両が静止状態か
動作状態かに拘わらず、プライマリチェックが正確に実
施される。つまり、車両停止時(車速=0の時)だけで
なく、車両走行時にも角速度センサ10の自己診断(プ
ライマリチェック)を正確に実施することが可能とな
る。
動作状態かに拘わらず、プライマリチェックが正確に実
施される。つまり、車両停止時(車速=0の時)だけで
なく、車両走行時にも角速度センサ10の自己診断(プ
ライマリチェック)を正確に実施することが可能とな
る。
【0055】左右2方向の回転擬似信号を連続してセン
サエレメント11に印加し、それに伴いプライマリチェ
ックを行う構成としたので、そのチェック結果の信頼性
がより一層向上する。
サエレメント11に印加し、それに伴いプライマリチェ
ックを行う構成としたので、そのチェック結果の信頼性
がより一層向上する。
【0056】なお本発明は、上記以外に次の形態にて具
体化できる。上記実施の形態では、センサエレメント1
1に回転擬似信号を印加しない状態(回路安定状態)で
の角速度出力の信号レベルをホールドし、そのホールド
値に基づいてしきい値を可変に設定したが、この構成を
以下のように変更する。 (1)センサエレメント11に回転擬似信号を印加しな
い状態(回路安定状態)での角速度出力の信号レベルを
モニタし、そのホールド値により回転擬似信号印加時の
角速度出力の信号レベルを補正(増減)する。そして、
補正後の角速度出力としきい値(固定値)との比較によ
りセンサ異常の有無を判定する。 (2)従来既存の手法と同様に、回転擬似信号印加時の
角速度出力の信号レベルとしきい値(固定値)とを比較
し、プライマリチェックを行う。また併せて、センサエ
レメント11に回転擬似信号を印加しない状態(回路安
定状態)での角速度出力の信号レベルをモニタし、その
ホールド値が予め定めた規定値に一致すれば、プライマ
リチェックの結果が信頼できると判断してそのチェック
結果を有効とし、ホールド値が規定値から外れれば、プ
ライマリチェックの結果が信頼できないと判断してその
チェック結果を無効とする。
体化できる。上記実施の形態では、センサエレメント1
1に回転擬似信号を印加しない状態(回路安定状態)で
の角速度出力の信号レベルをホールドし、そのホールド
値に基づいてしきい値を可変に設定したが、この構成を
以下のように変更する。 (1)センサエレメント11に回転擬似信号を印加しな
い状態(回路安定状態)での角速度出力の信号レベルを
モニタし、そのホールド値により回転擬似信号印加時の
角速度出力の信号レベルを補正(増減)する。そして、
補正後の角速度出力としきい値(固定値)との比較によ
りセンサ異常の有無を判定する。 (2)従来既存の手法と同様に、回転擬似信号印加時の
角速度出力の信号レベルとしきい値(固定値)とを比較
し、プライマリチェックを行う。また併せて、センサエ
レメント11に回転擬似信号を印加しない状態(回路安
定状態)での角速度出力の信号レベルをモニタし、その
ホールド値が予め定めた規定値に一致すれば、プライマ
リチェックの結果が信頼できると判断してそのチェック
結果を有効とし、ホールド値が規定値から外れれば、プ
ライマリチェックの結果が信頼できないと判断してその
チェック結果を無効とする。
【0057】上記(1),(2)は何れも、しきい値を
可変に設定することを要件とするものではなく、その点
で上記実施の形態とは異なるが、かかる構成においても
同様に、プライマリチェックを正確に行い、精度の高い
異常診断を実施することができる。
可変に設定することを要件とするものではなく、その点
で上記実施の形態とは異なるが、かかる構成においても
同様に、プライマリチェックを正確に行い、精度の高い
異常診断を実施することができる。
【0058】上記実施の形態では、制御回路15からセ
ンサエレメント11に出力される検査信号として、連続
する2つの回転擬似信号(右回転擬似信号と左回転擬似
信号)を設定したが、これら2信号のうち何れか一方の
みを設定しても良い。そして、その何れか1つの回転擬
似信号によりプライマリチェックを実施する。この場
合、図1の構成として、ウィンドコンパレータ31,3
2の何れかが削除できると共に、そのしきい値設定に要
する加算及び減算回路等が削除できる。その結果、構成
の簡素化が実現できる。
ンサエレメント11に出力される検査信号として、連続
する2つの回転擬似信号(右回転擬似信号と左回転擬似
信号)を設定したが、これら2信号のうち何れか一方の
みを設定しても良い。そして、その何れか1つの回転擬
似信号によりプライマリチェックを実施する。この場
合、図1の構成として、ウィンドコンパレータ31,3
2の何れかが削除できると共に、そのしきい値設定に要
する加算及び減算回路等が削除できる。その結果、構成
の簡素化が実現できる。
【0059】また、上記実施の形態では、回転擬似信号
を含む検査信号をセンサエレメント11に印加してプラ
イマリチェックを実施したが、この構成を変更する。例
えば、プライマリチェックに際し、角速度センサ10の
検知回路13に含まれる同期検波器より前段の回路に、
センサエレメント11の駆動信号に同期した検査信号を
加える。そして、その際得られる信号レベルをしきい値
判定することによりセンサ異常を診断する。実際には、
図4に示すように、センサエレメント11の駆動信号に
同期した検査信号を、制御回路15から検知回路13に
含まれる同期検波器より前段の回路に対して出力し、そ
の際検知回路13から得られる信号に基づいてプライマ
リチェック回路14で異常判定を行う。かかる場合に
も、既述の通り比較判定のためのしきい値を可変に設定
することにより、精度の高い異常診断を実施することが
できる。
を含む検査信号をセンサエレメント11に印加してプラ
イマリチェックを実施したが、この構成を変更する。例
えば、プライマリチェックに際し、角速度センサ10の
検知回路13に含まれる同期検波器より前段の回路に、
センサエレメント11の駆動信号に同期した検査信号を
加える。そして、その際得られる信号レベルをしきい値
判定することによりセンサ異常を診断する。実際には、
図4に示すように、センサエレメント11の駆動信号に
同期した検査信号を、制御回路15から検知回路13に
含まれる同期検波器より前段の回路に対して出力し、そ
の際検知回路13から得られる信号に基づいてプライマ
リチェック回路14で異常判定を行う。かかる場合に
も、既述の通り比較判定のためのしきい値を可変に設定
することにより、精度の高い異常診断を実施することが
できる。
【図1】発明の実施の形態におけるプライマリチェック
回路を示す構成図。
回路を示す構成図。
【図2】異常診断装置の全体構成を示すブロック図。
【図3】プライマリチェック動作を説明するためのタイ
ムチャート。
ムチャート。
【図4】異常診断装置の全体構成を示すブロック図。
【図5】従来技術における異常診断装置の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図6】従来技術におけるプライマリチェック動作を説
明するためのタイムチャート。
明するためのタイムチャート。
10…角速度センサ、11…センサエレメント、14…
プライマリチェック回路、15…制御回路、21…ホー
ルド回路、22…第1加算回路、23…第1減算回路、
24…第1基準電圧回路、25…第2加算回路、26…
第2減算回路、27…第2基準電圧回路、28…第3加
算回路、29…第3減算回路、31,32…ウィンドコ
ンパレータ、33,34…ラッチ回路、35…AND回
路。
プライマリチェック回路、15…制御回路、21…ホー
ルド回路、22…第1加算回路、23…第1減算回路、
24…第1基準電圧回路、25…第2加算回路、26…
第2減算回路、27…第2基準電圧回路、28…第3加
算回路、29…第3減算回路、31,32…ウィンドコ
ンパレータ、33,34…ラッチ回路、35…AND回
路。
Claims (6)
- 【請求項1】所定の検査信号を角速度センサに加え、そ
の際変化する角速度出力の信号レベルにより、電源投入
時等のプライマリチェックを行う角速度センサの異常診
断装置において、 検査信号を加えない状態での角速度出力の信号レベルを
モニタし、該モニタした信号レベルと、検査信号を加え
た状態での角速度出力の信号レベルとから角速度センサ
の異常を診断することを特徴とする角速度センサの異常
診断装置。 - 【請求項2】前記検査信号として、角速度信号に相当す
る回転擬似信号を角速度センサのセンサエレメントに印
加する請求項1に記載の角速度センサの異常診断装置。 - 【請求項3】所定の検査信号を角速度センサに加え、そ
の際変化する角速度出力の信号レベルにより、電源投入
時等のプライマリチェックを行う角速度センサの異常診
断装置において、 検査信号を加えない状態での角速度出力の信号レベルを
ホールドするホールド手段と、 該ホールドした信号レベルに基づいて、角速度出力の信
号レベルを比較判定するためのしきい値を可変に設定す
るしきい値設定手段と、 検査信号を加えた状態での角速度出力の信号レベルと、
前記しきい値設定手段により設定したしきい値とを比較
し、その結果から異常の有無を診断する異常診断手段
と、を備えることを特徴とする角速度センサの異常診断
装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の異常診断装置において、 前記しきい値設定手段は、前記ホールド手段によるホー
ルド値に対して、検査信号に応答する角速度出力の変動
量分を加算又は減算する手段と、該演算手段による演算
結果を基準にして誤差分を見込んで高低2値のしきい値
を設定する手段とを有する角速度センサの異常診断装
置。 - 【請求項5】前記検査信号として、角速度信号に相当す
る回転擬似信号を角速度センサのセンサエレメントに印
加する請求項3又は4に記載の角速度センサの異常診断
装置。 - 【請求項6】前記回転擬似信号は異なる2方向の回転擬
似信号からなり、各々の回転擬似信号を連続してセンサ
エレメントに印加し、それに伴いそれぞれ変化する角速
度出力の信号レベルによりプライマリチェックを行う角
速度センサの異常診断装置であり、 前記しきい値設定手段は、前記2方向の回転擬似信号に
ついて個々に、前記ホールドした信号レベルに基づいて
しきい値を可変に設定する請求項5に記載の角速度セン
サの異常診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000128068A JP2001304871A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 角速度センサの異常診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000128068A JP2001304871A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 角速度センサの異常診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001304871A true JP2001304871A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18637568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000128068A Withdrawn JP2001304871A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 角速度センサの異常診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001304871A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002365057A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Aisin Seiki Co Ltd | センサの異常検出方法 |
| JP2006112949A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Denso Corp | 振動型角速度センサにおけるセンサ回路 |
| JP2006184074A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Denso Corp | センサ回路 |
| JP2007057262A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Denso Corp | センサ回路 |
| US7292021B2 (en) | 2004-10-08 | 2007-11-06 | Denso Corporation | Anomaly detector for vibratory angular rate sensor |
| DE102009036099A1 (de) | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Vorrichtung und Verfahren zum Ausführen von Selbstdiagnose |
| WO2010143615A1 (ja) | 2009-06-12 | 2010-12-16 | エプソントヨコム株式会社 | 物理量検出装置並びに物理量検出装置の制御方法、異常診断システム及び異常診断方法 |
| JP2023030929A (ja) * | 2021-08-24 | 2023-03-08 | 株式会社デンソーテン | プライマリチェックシステム |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000128068A patent/JP2001304871A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002365057A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Aisin Seiki Co Ltd | センサの異常検出方法 |
| US7292021B2 (en) | 2004-10-08 | 2007-11-06 | Denso Corporation | Anomaly detector for vibratory angular rate sensor |
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| US7466119B2 (en) | 2005-08-22 | 2008-12-16 | Denso Corporation | Sensor circuit for detection of an abnormal offset voltage |
| DE102009036099A1 (de) | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Vorrichtung und Verfahren zum Ausführen von Selbstdiagnose |
| US8423229B2 (en) | 2009-01-09 | 2013-04-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Device and method for performing self-diagnosis as to whether or not acceleration or angular-velocity sensor is in normal status |
| DE102009036099B4 (de) * | 2009-01-09 | 2014-11-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Vorrichtung und Verfahren zum Ausführen von Selbstdiagnose |
| WO2010143615A1 (ja) | 2009-06-12 | 2010-12-16 | エプソントヨコム株式会社 | 物理量検出装置並びに物理量検出装置の制御方法、異常診断システム及び異常診断方法 |
| US8375790B2 (en) | 2009-06-12 | 2013-02-19 | Epson Toyocom Corporation | Physical quantity detection apparatus, method of controlling physical quantity detection apparatus, abnormality diagnosis system, and abnormality diagnosis method |
| JP2023030929A (ja) * | 2021-08-24 | 2023-03-08 | 株式会社デンソーテン | プライマリチェックシステム |
| JP7705304B2 (ja) | 2021-08-24 | 2025-07-09 | 株式会社デンソーテン | プライマリチェックシステム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060608 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070726 |