JP2001303240A - スパッタリングターゲット - Google Patents
スパッタリングターゲットInfo
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Abstract
られるTaN膜を、Taターゲットを用いて化相スパッ
タすることにより形成する際に、TaN膜のCuバリア
性をより一層かつ再現性よく高める。 【解決手段】 高純度Ta、窒素を2at%以下の範囲で含
有する高純度Ta、および高純度TaNから選ばれる少
なくとも1種からなるスパッタリングターゲットであっ
て、このターゲット構成材料中のCu含有量を50ppm以
下とする。さらに、ターゲット全体としてのCu含有量
のバラツキを±30%以内に抑える。このようなスパッタ
リングターゲットを用いて、化成スパッタによりTaN
膜を成膜することによって、Cuバリア性に優れるTa
N膜(バリア層)が再現性よく得られる。
Description
用いられるCu配線のバリア層の形成に好適なスパッタ
リングターゲットに関する。
急速に進捗しつつある。高速ロジックなどの半導体素子
においては、高集積化、高信頼性化、高機能化が進むに
つれて、微細加工技術に要求される精度も益々高まって
きている。このような集積回路の高密度化や高速化など
に伴って、AlやCuを主成分として形成される金属配
線の幅は1/4μm以下になりつつある。
は、Al配線やCu配線の抵抗を低減することが必須と
なる。従来の配線構造では、配線の厚さを厚くすること
で配線抵抗を低減することが一般的であった。しかし、
さらなる高集積化・高密度化された半導体デバイスなど
では、これまでの積層構造を用いた際に配線上に形成さ
れる絶縁膜のカバレッジ性が悪くなり、当然デバイスの
歩留りも低下するため、配線技術そのものを改良するこ
とが求められている。
アルダマシン(DD)配線技術を適用することが検討さ
れている。DD技術とは、予め下地膜に形成した配線溝
上に、配線材となるAlやCuを主成分とする金属をス
パッタリング法やCVD法などを用いて成膜し、熱処理
(リフロー)によって溝へ流し込み、CMP(Chemical
Mechanical Polishing)法などにより余剰の配線金属
を除去する技術である。
がAlより低いCuが主流となりつつあり、ロジックな
どの半導体デバイスではおおよそCu配線が使用されて
いる。Cu配線が有利な点としては、Al配線に比べて
耐エレクトロマイグレーション性に優れていることも挙
げられる。しかし一方で、CuやAu、Feといった金
属は、Si内を格子拡散するために拡散速度が速く、S
i基板内に入ると少数キャリアの寿命を短くすることが
懸念されている。
場合には、CuのSi中への拡散防止を目的としたバリ
アメタル層を設けることが必須である。ここで、半導体
素子用のバリアメタルとしては一般的にTiNが使用さ
れてきたが、最近Cu配線用のバリア材料としてTaN
が提案され、CuのSi中への拡散防止に対してはTa
Nが有効であることが明らかとなりつつある。
膜を適用する方向に進んでいる。このようなバリア層と
してのTaN膜の形成方法としては、従来のTiN膜と
同様に、Taターゲットを用いてArとN2の混合ガス
中でスパッタリングを行う化成スパッタ、すなわちAr
と共にN2 +イオンでTaターゲット表面を衝撃し、Ta
とN2イオンの化合物であるTaN粒子として飛翔させ
る化学スパッタリングを主として使用することが考えら
れている。
Taターゲットを用いた化成スパッタで得られるTaN
膜では、例えば下地のSiO2膜と反応してシリサイデ
ーションを引起し、バリア性に悪影響を及ぼすなど、C
u配線に対するバリア性が必ずしも十分ではなく、バリ
ア性をより一層向上させたTaN膜を再現性よく形成す
ることを可能にしたスパッタリングターゲットが求めら
れている。
て、その際の配線溝のアスペクト比が1/4以上になるこ
とが予想される次世代のロジックなどにおいては、Ta
N膜自体の性質としてのCuバリア性を高めることが強
く望まれている。
なされたもので、Cu配線に対するバリア層などとして
用いられるTaN膜のバリア性をより一層かつ再現性よ
く高めることを可能にした、高純度Taなどからなるス
パッタリングターゲットを提供することを目的としてい
る。
題を解決するために、Taターゲット(あるいはTaN
ターゲット)中の不純物含有量やターゲット内の不純物
元素のバラツキに対する影響を検討した結果、Taター
ゲット中に含まれるCu量およびTaターゲット内のC
u量のバラツキを調整し、そのようなTaターゲットを
使用してTaN膜を成膜することによって、TaN膜の
Cuバリア性をより一層かつ再現性よく高めることを可
能であることを見出した。
たものであり、本発明のスパッタリングターゲットは、
請求項1に記載したように、Cu含有量が50ppm以下の
高純度Taからなることを特徴としている。
材料である高純度Taは、請求項2に記載したように2a
t%以下の範囲の窒素を含有していてもよい。本発明のス
パッタリングターゲットは、さらに請求項6に記載した
ように、ターゲット全体の前記Cu含有量のバラツキが
±30%以内であることを特徴としている。
えば請求項7に記載したように、バッキングプレートと
接合して用いられる。この際のターゲットとバッキング
プレートとの接合には、例えば拡散接合が用いられる。
また、本発明のスパッタリングターゲットは、請求項8
に記載したように、特にTaN膜からなるバリア層の形
成用として好適である。
態について説明する。
u含有量を50ppm以下とした高純度Taからなるもので
ある。ここで、ターゲット構成材料としての高純度Ta
は2at%以下の範囲の窒素を含有していてもよい。
に含まれる窒素の存在形態は、特に限定されるものでは
なく、Ta中に固溶した状態であってもよいし、またT
aNとして存在していてもよい。また、一部はTa中に
固溶した状態で存在し、他はTaNとして存在していて
もよい。すなわち、本発明のスパッタリングターゲット
は、高純度Ta、窒素を2at%以下の範囲で含有する高純
度Ta、および高純度TaNから選ばれる少なくとも1
種(以下、総称して高純度Taと記す)からなるもので
ある。
ッタリングターゲット(Taターゲット)中のCu含有
量を50ppm以下と規定した理由は、以下の通りである。
スパッタによりTaN膜を成膜し、このTaN膜をバリ
ア層としてCu配線を形成する場合を考える。このよう
な場合にバリア層としてのTaN膜が比較的多量のCu
を含んでいると、Cu配線からCu原子がTaN膜内に
拡散してきた際に、TaNのCu固溶限などを超えやす
くなることから、Cuの濃度勾配などに基づいてTaN
膜内のCu原子がSi基板側に拡散しやすくなる。すな
わち、TaN膜のバリア層として機能が損われることに
なる。
述したTaN膜のバリア層として機能低下原因となる、
例えばTaN膜中の不純物Cu量を低減することを可能
としたものであり、そのためにターゲットを構成する高
純度Ta中のCu量を50ppm以下としている。このよう
に、TaターゲットのCu含有量を50ppm以下とするこ
とによって、それを用いて成膜したTaN膜中のCu量
を減少させることができ、その結果としてTaN膜のバ
リア層として機能を長期間にわたって安定して発揮させ
ることが可能となる。
ト)中のCu含有量は10ppm以下とすることが好まし
い。さらに好ましいCu含有量は5ppm以下であり、より
望ましくは1ppm以下である。このような低Cu含有量を
満足させることによって、TaN膜のバリア層としての
機能をより一層高めることが可能となる。このようなス
パッタリングターゲットは、例えば幅が2μm以下、幅と
深さの比(アスペクト比:深さ/幅)が1以上というよ
うな配線溝に、Cu配線をリフローして形成する際のバ
リア層形成用として特に効果的である。
中のCu含有量のバラツキは、ターゲット全体として±
30%以内とすることが好ましい。このように、ターゲッ
ト全体のCu含有量のバラツキを低く抑えることによっ
て、それを用いて形成したTaN膜全体としてCuバリ
ア性などを向上させることができる。Taターゲット中
のCu含有量のバラツキは、±15%以内とすることがさ
らに好ましく、より望ましくは±10%以内である。
u含有量のバラツキが±30%の範囲を超えると、それを
用いて形成したTaN膜を使用した半導体デバイスなど
の均一性に悪影響を及ぼすことになる。現在の半導体デ
バイスは8インチSiウエハから数万個単位で生産され
るため、Taターゲット内のCu含有量のバラツキがそ
のままSiウエハの配線膜に影響を及ぼし、各半導体デ
バイスの信頼性にバラツキを生じさせる結果となる。
トにおけるCu含有量のバラツキは、以下のようにして
求めた値を指すものとする。例えば、直径320〜330mmの
スパッタリングターゲットの表面から9点の分析用サン
プルを採取する。各サンプルは、ターゲットの中心と中
心に対してX軸方向およびY軸方向にそれぞれ75mm、15
0mmの各位置から採取する。これら9点の分析用サンプル
(寸法:長さ10mm、幅10mm)のCu含有量を測定する。
そして、各サンプルのCu含有量の最大値および最小値
から以下の式に基づいてバラツキを求める。
(最大値+最小値)}×100 Taターゲット中のCu含有量については、通常使用さ
れているICPにより測定した値とする。また、サンプ
ルの採取位置は、ターゲットサイズに応じて適宜調整す
ることが可能である。
述したように高純度TaのCu含有量を50ppm以下とし
たことを特徴とするものであるが、ターゲットを構成す
る高純度Ta(高純度Taや高純度TaNから選ばれる
少なくとも1種)中の他の不純物量(窒素を除く)につ
いては、一般的な高純度金属材のレベル程度であれば多
少含んでいてもよい。
iの各含有量(質量%)の合計量を100%から引いた値[1
00−(Fe%+Ni%+Cr%+Si%+Ti%)]が99.5%以上というような
高純度Taや高純度TaNを指すものとする。本発明の
スパッタリングターゲットにおいては、例えば配線抵抗
の低減などを図る上で、上記したような高純度Taや高
純度TaNを用いることが好ましい。
て、窒素を2at%以下の範囲で含有する高純度Taや高純
度TaNを用いた場合、それを用いてTaN膜をスパッ
タ成膜する際に、チャンバ内のN2量の分布に差が生じ
ていたとしても、得られるスパッタ膜中の窒素量のバラ
ツキを抑制することができる。言い換えると、Taター
ゲットを用いた化成スパッタによって、均一にTaNを
形成することができる。そして、TaN膜中の窒素量分
布を均一化することによって、膜特性や膜厚の面内均一
性を大幅に高めることが可能となる。
上述したように2at%以下の範囲とすることが好ましい。
Taターゲット中の窒素含有が2at%を超えると、Cu配
線とのバリア効果は向上するが、TaN/Cu配線の抵
抗率が高くなり、高速ロジックなどの配線規格から外れ
るおそれがある。Taターゲット中の窒素含有量は0.01
〜1at%の範囲とすることがさらに好ましく、より望まし
くは0.1〜0.5at%の範囲である。
えば以下のようにして作製することができる。すなわ
ち、まずTaスパッタリングターゲットの形成原料とな
る高純度Taを作製する。具体的には、高品位のTa2
O5に対してアルカリ融解法を実施し、分別結晶法さら
にはハロゲン金属による還元法を適用することにより粗
金属Taを得る。これを例えばエレクトロンビーム(E
B)溶解して高純度Taを精製する。
含有量を50ppm以下と極低いレベルとしているため、特
に粗金属Ta中のCu含有量が低いものを選定して電子
ビーム(EB)溶解などを行うことが好ましい。さら
に、Cu含有量の減少やバラツキの低減を目的として、
EB溶解を複数回繰り返すようにしてもよい。
造、圧延による塑性加工を施す。この塑性加工時の加工
率は例えば50〜98%とする。このような加工率の塑性加
工によれば、インゴットに適当な熱エネルギーを与える
ことができ、この熱エネルギーによってCuの均質化
(バラツキの減少)を図ることができる。塑性加工工程
においては、必要に応じて中間熱処理を実施してもよ
い。
以上の熱処理を施す。塑性加工により一旦結晶粒を破壊
したTa材に対して熱処理を施し、Taの結晶組織を再
結晶組織とすることによって、Ta結晶粒の結晶粒径を
微細化ならびに均一化することができる。Ta結晶粒の
微細化ならびに均一化は、ダスト発生の抑制などに対し
て効果を発揮する。また、Taの再結晶組織化はCu含
有量のバラツキの低減に対しても効果を示す。
aN)を用いる場合には、例えば所定量の窒素を含有す
る高純度Ta粉末、高純度Ta粉末と高純度TaN粉末
との混合粉末などを用意する。
トプレス法(HP法)などの公知の焼結法を適用して焼
結させて、所望純度の焼結体を作製する。焼結雰囲気は
N2雰囲気とすることが好ましい。焼結体のサイズは直
径100〜400mm程度とすることが好ましい。このような焼
結体に対して、真空中で500〜1300℃程度の温度で熱処
理を施す。この熱処理によって、ターゲット内のCu含
有量のバラツキ、さらには窒素含有量のバラツキを低く
抑える。このようにして、Cu含有量を低減した窒素含
有高純度Ta素材を得る。
(窒素含有高純度Ta素材を含む)を所望の円板状など
に機械加工し、これを例えばAlからなるバッキングプ
レートと接合する。バッキングプレートとの接合には、
ホットプレスなどによる拡散接合を適用することが好ま
しい。拡散接合時の温度は400〜600℃の範囲とすること
が好ましい。これは融点が660℃であるAlの塑性変形
を防止するためである。ここで得られたターゲット素材
を所定サイズに機械加工することによって、本発明のス
パッタリングターゲットが得られる。
種電子デバイスの配線膜形成用として用いることができ
るが、特にCu膜やCu合金膜からなる配線膜に対する
バリア層としてのTaN膜を形成する際に好ましく用い
られる。本発明のスパッタリングターゲットを用いて、
例えばArとN2の混合ガス中で化成スパッタすること
により成膜してなるTaN膜は、Cu含有量が50ppm以
下、さらには10ppm以下となり、そのバラツキは±30%以
内、さらには±15%以内となる。
縁膜上などに形成し、さらにその上にCu配線膜(Cu
膜またはCu合金膜)を形成することによって、Cu配
線構造が構成される。このようなCu配線構造によれ
ば、例えばDD配線技術を適用する際に好適な配線膜構
造を提供することができ、高密度配線を高信頼性の下で
再現性よく実現することが可能となる。これは超高集積
タイプの半導体デバイスの製造歩留りの向上などに大き
く貢献する。また、このようなCu配線構造は、VLS
Iなどの半導体デバイスに限らず、SAWデバイス、T
PH、LCDデバイスなどの各種の電子部品に適用する
ことができる。
価結果について述べる。
解して、それぞれTaインゴットを作製した。これらT
aインゴットに冷間鍛造および冷間圧延を施し、さらに
1100℃×120minの条件で熱処理した。この後、それぞれ
拡散接合を適用してAlバッキングプレートと接合し、
さらに機械加工を施して直径320mm×厚さ10mmのCu含
有量が異なる6種類のTaスパッタリングターゲットを
作製した。なお、Cu含有量については、ICP(発光
分光分析装置:セイコーインスツルメンツ社製・SPS 12
00A)によって分析した。
リングターゲットをそれぞれ用いて、スパッタ方式:L
TSスパッタ、スパッタガス:Ar+N2、背圧:1×10
-5Pa、出力DC:15kW、スパッタ時間:1min、の条件下
で、幅0.5μm、深さ1μm、ピッチ0.5μmの溝を有するS
iO2系の絶縁膜(8インチSiウエハ)上に厚さ30nmの
TaN膜を成膜してバリア層を形成した。その後、Cu
ターゲットを用いて、上記した条件と同様な条件下でス
パッタを実施し、厚さ800nmのCu膜を形成した。これ
をリフロー処理によって配線溝内に充填した後、CMP
によってCu配線構造を作製した。
真空中でアニールしたときに発生するシリサイデーショ
ンの度合いを、シリサイデーションの面積で評価した。
シリサイデーションの面積は、100倍の金属顕微鏡で写
真を撮り、その写真中のシリサイデーションした部分
(黒い部分)の面積を測定し、その10視野中の平均値と
して求めた。
有量およびそのバラツキと共に表1に示す。なお、表1
ではCuバリア性の評価(シリサイデーションの度合
い)を以下のようにして示した。シリサイデーションし
た部分の視野中の面積が10%未満のものは◎、10%以上30
%未満のものは○、30%以上50%未満のものは△、50%以上
のものは×とした。
aスパッタリングターゲットを用いて成膜したTaN膜
はCuのバリア性に優れているのに対し、Cu含有量が
本発明の範囲を外れる試料No.1〜No.3の各Taスパッタ
リングターゲットを用いて成膜したTaN膜は、絶縁膜
すなわちSiO2膜中にCuが拡散してCuSix(シリ
サイデーション)を形成してしまい、Cuバリア性に劣
ることが分かる。
末(窒素含有量:0.8at%)を用意し、これらをそれぞれ
ボールミルで24時間混合した後、HP法によりそれぞれ
焼結体を作製した。HP処理条件は、温度1200℃、保持
時間5時間、面圧25MPaとした。これら各焼結体に1200℃
×120minの条件で熱処理を施した。
m×厚さ10mmに加工して、Cu含有量が異なる6種類の窒
素含有Ta材を作製した。この後、これら各窒素含有T
a材をCuバッキングプレートとソルダー接合して、6
種類のTaスパッタリングターゲットを得た。なお、C
u含有量については実施例1と同様な方法で、またN含
有量については不活性ガス融解−熱伝導度法(LECO
製:TC-436)で測定した。
リングターゲットをそれぞれ用いて、実施例1と同一条
件下で、予め配線溝を形成したSiO2系の絶縁膜上に
TaN膜を成膜してバリア層を形成した。その後、Cu
ターゲットを用いて、同一条件下でスパッタを実施して
Cu膜を形成した。これをリフロー処理によって配線溝
に充填した後、CMPによってCu配線構造を作製し
た。
N膜のCuバリア性を実施例1と同様にして評価した。
これらの結果をTaターゲット中のCu含有量およびそ
のバラツキと共に表2に示す。
Taスパッタリングターゲットを用いて成膜したTaN
膜はCuのバリア性に優れているのに対し、Cu含有量
が本発明の範囲を外れる試料No.8〜No.10の各Taスパ
ッタリングターゲットを用いて成膜したTaN膜はCu
バリア性に劣るものであった。このようなTaNバリア
層を有するCu配線構造を適用することによって、半導
体デバイスなどの製品歩留りを大幅に向上させることが
可能となる。
リングターゲットによれば、Cuバリア性に優れるTa
N膜を再現性よく作製することができる。従って、この
ようなTaスパッタリングターゲットを用いてTaN膜
を成膜し、これをCu配線膜のバリア層などとして使用
することによって、Cu配線構造の高信頼性化、さらに
は製品歩留りの向上などを図ることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 Cu含有量が50ppm以下の高純度Taか
らなることを特徴とするスパッタリングターゲット。 - 【請求項2】 請求項1記載のスパッタリングターゲッ
トにおいて、 前記高純度Taは2at%以下の範囲の窒素を含有すること
を特徴とするスパッタリングターゲット。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のスパッタ
リングターゲットにおいて、 前記Cu含有量が10ppm以下であることを特徴とするス
パッタリングターゲット。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のスパッタ
リングターゲットにおいて、 前記Cu含有量が5ppm以下であることを特徴とするスパ
ッタリングターゲット。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2記載のスパッタ
リングターゲットにおいて、 前記Cu含有量が1ppm以下であることを特徴とするスパ
ッタリングターゲット。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
記載のスパッタリングターゲットにおいて、 ターゲット全体の前記Cu含有量のバラツキが±30%以
内であることを特徴とするスパッタリングターゲット。 - 【請求項7】 請求項1記載のスパッタリングターゲッ
トにおいて、 前記ターゲットはバッキングプレートと接合されている
ことを特徴とするスパッタリングターゲット。 - 【請求項8】 請求項1記載のスパッタリングターゲッ
トにおいて、 前記ターゲットはTaN膜からなるバリア層を形成する
際に用いられることを特徴とするスパッタリングターゲ
ット。 - 【請求項9】 請求項1記載のスパッタリングターゲッ
トにおいて、 前記ターゲットはCuまたはCu合金よりなる配線膜に
対するバリア層を形成する際に用いられることを特徴と
するスパッタリングターゲット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000126599A JP2001303240A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | スパッタリングターゲット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2000126599A JP2001303240A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | スパッタリングターゲット |
Related Child Applications (1)
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| JP2010186681A Division JP5731770B2 (ja) | 2010-08-23 | 2010-08-23 | スパッタリングターゲットの製造方法及びスパッタリングターゲット |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2001303240A true JP2001303240A (ja) | 2001-10-31 |
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