JP2001358128A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP2001358128A JP2001358128A JP2000179536A JP2000179536A JP2001358128A JP 2001358128 A JP2001358128 A JP 2001358128A JP 2000179536 A JP2000179536 A JP 2000179536A JP 2000179536 A JP2000179536 A JP 2000179536A JP 2001358128 A JP2001358128 A JP 2001358128A
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- pattern
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- gate electrode
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- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】チャージアップによるゲート絶縁膜へのダメー
ジの少ないドライエッチング方法の提供。 【解決手段】 様々なパターン密度を有する配線パター
ン20、21やゲート電極パターン36、37が混在す
る半導体装置の製造方法において、パターン密度が高い
ほど、エッチング速度が速くなるエッチング条件による
ドライエッチングで配線パターンやゲート電極パターン
のパターニングを行なう。
ジの少ないドライエッチング方法の提供。 【解決手段】 様々なパターン密度を有する配線パター
ン20、21やゲート電極パターン36、37が混在す
る半導体装置の製造方法において、パターン密度が高い
ほど、エッチング速度が速くなるエッチング条件による
ドライエッチングで配線パターンやゲート電極パターン
のパターニングを行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は疎密の配線パター
ン、または疎密のゲート電極パターンを有する半導体装
置の製造方法に関するものである。
ン、または疎密のゲート電極パターンを有する半導体装
置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの低消費電力化、
高性能化にともない、ゲート絶縁膜厚は、0.25μm
の配線ルールでは7〜9nm、0.18μmの配線ルー
ルでは4nm、0.13μmの配線ルールでは2.5n
mといったように、薄膜化が飛躍的に進行している。こ
のようなゲート絶縁膜の薄膜化にともない、ゲート絶縁
膜の信頼性を低下させるドライエッチング時のチャージ
アップダメージが大きな問題となっている。特に、多種
で複雑な配線パターンが存在するロジックLSIにおい
ては、配線パターンがチャージ入射に対しアンテナの役
割をするため、このアンテナ効果によるチャージアップ
ダメージが大きな問題となっている。以下、アンテナ効
果によるチャージアップダメージについて説明する。
高性能化にともない、ゲート絶縁膜厚は、0.25μm
の配線ルールでは7〜9nm、0.18μmの配線ルー
ルでは4nm、0.13μmの配線ルールでは2.5n
mといったように、薄膜化が飛躍的に進行している。こ
のようなゲート絶縁膜の薄膜化にともない、ゲート絶縁
膜の信頼性を低下させるドライエッチング時のチャージ
アップダメージが大きな問題となっている。特に、多種
で複雑な配線パターンが存在するロジックLSIにおい
ては、配線パターンがチャージ入射に対しアンテナの役
割をするため、このアンテナ効果によるチャージアップ
ダメージが大きな問題となっている。以下、アンテナ効
果によるチャージアップダメージについて説明する。
【0003】図7は、半導体基板上の配線のドライエッ
チング工程におけるチャージアップのメカニズムを示す
概念図である。図7において、1は半導体基板、2はゲ
ート絶縁膜、3はゲート電極、10は層間絶縁膜、11
はゲート電極3に接続しているコンタクトホール、50
は配線パターン、51はレジストである。
チング工程におけるチャージアップのメカニズムを示す
概念図である。図7において、1は半導体基板、2はゲ
ート絶縁膜、3はゲート電極、10は層間絶縁膜、11
はゲート電極3に接続しているコンタクトホール、50
は配線パターン、51はレジストである。
【0004】ドライエッチング中においては、配線パタ
ーン50がプラズマ52にさらされて荷電粒子が半導体
基板1に入射する。配線パターン50では、このように
して入射されるプラズマから供給されるイオン、ラジカ
ルによりエッチングが進行する。この時、コンタクトホ
ール11に電気的に接続されかつ電気的に浮遊している
(他の配線パターンと電気的に分離している)配線パタ
ーン50に対しては、パターン側壁からプラズマ中の荷
電粒子が配線パターン50に入射する結果、その電荷が
コンタクトホール11を介してゲート電極3に集中す
る。そのため、ゲート絶縁膜2には大きな電界が発生し
てしまい、この電界がゲート絶縁膜破壊を引き起こす要
因になっていた。
ーン50がプラズマ52にさらされて荷電粒子が半導体
基板1に入射する。配線パターン50では、このように
して入射されるプラズマから供給されるイオン、ラジカ
ルによりエッチングが進行する。この時、コンタクトホ
ール11に電気的に接続されかつ電気的に浮遊している
(他の配線パターンと電気的に分離している)配線パタ
ーン50に対しては、パターン側壁からプラズマ中の荷
電粒子が配線パターン50に入射する結果、その電荷が
コンタクトホール11を介してゲート電極3に集中す
る。そのため、ゲート絶縁膜2には大きな電界が発生し
てしまい、この電界がゲート絶縁膜破壊を引き起こす要
因になっていた。
【0005】このように、配線パターン50の側壁は、
荷電粒子を入射させるアンテナの役目をする。そして、
このアンテナとなる領域の面積(ここでは配線パターン
50の側壁部分の総面積)とゲート面積(Lg(ゲート
長)×W(ゲート幅))との比をアンテナ比と呼び、ア
ンテナ比が大きな構造ほどゲート絶縁膜2のチャージア
ップダメージは増大することになる。
荷電粒子を入射させるアンテナの役目をする。そして、
このアンテナとなる領域の面積(ここでは配線パターン
50の側壁部分の総面積)とゲート面積(Lg(ゲート
長)×W(ゲート幅))との比をアンテナ比と呼び、ア
ンテナ比が大きな構造ほどゲート絶縁膜2のチャージア
ップダメージは増大することになる。
【0006】ゲート絶縁膜2の破壊率とアンテナ比との
関係を示すグラフを図8に挙げる。図8から明らかなよ
うに、アンテナ比が大きくなるほどゲート絶縁膜2にか
かるダメージは大きくなることが分かる。半導体装置に
おいては、配線パターン50の表面積はゲート絶縁膜2
上の電極面積に対して非常に大きくなり、アンテナ比は
数百〜数万にまで達する。
関係を示すグラフを図8に挙げる。図8から明らかなよ
うに、アンテナ比が大きくなるほどゲート絶縁膜2にか
かるダメージは大きくなることが分かる。半導体装置に
おいては、配線パターン50の表面積はゲート絶縁膜2
上の電極面積に対して非常に大きくなり、アンテナ比は
数百〜数万にまで達する。
【0007】そこで、現状の各配線ルールにおいて絶縁
膜破壊による特性劣化具合から鑑みて許容できるアンテ
ナ比のルール化を行ない、そのルールを遵守することで
チャージアップによる絶縁膜破壊を抑制していた。
膜破壊による特性劣化具合から鑑みて許容できるアンテ
ナ比のルール化を行ない、そのルールを遵守することで
チャージアップによる絶縁膜破壊を抑制していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、チャージ
アップによる絶縁膜破壊を、アンテナ比に対して設定し
たルールの遵守により抑制してきたが、近年、新たなチ
ャージアップダメージの発生メカニズムが解明された
(例えば、小野他、第46回応用物理学関係連合講演会
p775(1999))。
アップによる絶縁膜破壊を、アンテナ比に対して設定し
たルールの遵守により抑制してきたが、近年、新たなチ
ャージアップダメージの発生メカニズムが解明された
(例えば、小野他、第46回応用物理学関係連合講演会
p775(1999))。
【0009】このチャージアップダメージの発生メカニ
ズムについて図9を使って説明する。図9は、配線工程
におけるドライエッチング中の上記したアンテナ効果ダ
メージを説明するための工程断面図である。
ズムについて図9を使って説明する。図9は、配線工程
におけるドライエッチング中の上記したアンテナ効果ダ
メージを説明するための工程断面図である。
【0010】図9において、1は半導体基板、2はゲー
ト絶縁膜、3はゲート電極、4は分離領域、10は層間
絶縁膜、11はゲート電極3に接続しているコンタクト
ホール、12は半導体基板1に接続されているコンタク
トホール、13は配線材料膜、14はスペース幅S1を
有する高アスペクト比レジストパターン、15はスペー
ス幅S2を有する低アスペクト比レジストパターン、2
0はスペース幅S1を有する高アスペクト比配線パター
ン、21はスペース幅S2を有する低アスペクト比配線
パターンである。なお、図中、アスペクト比S1、S2に
おいては、S1<S2の関係が存在する。アスペクト比と
は、配線膜厚/スペース幅で定義されるものであって、
配線パターンのパターン密度を示している。配線パター
ン20、21の膜厚をT0とすると、高アスペクト比配
線パターン20のアスペクト比は(T0/S1)で表さ
れ、低アスペクト比配線パターン21のアスペクト比は
(T 0/S2)で表される。つまり、相対的にみて、高ア
スペクト比配線パターン20は低アスペクト比配線パタ
ーン21よりパターン密度が密であることを示してい
る。
ト絶縁膜、3はゲート電極、4は分離領域、10は層間
絶縁膜、11はゲート電極3に接続しているコンタクト
ホール、12は半導体基板1に接続されているコンタク
トホール、13は配線材料膜、14はスペース幅S1を
有する高アスペクト比レジストパターン、15はスペー
ス幅S2を有する低アスペクト比レジストパターン、2
0はスペース幅S1を有する高アスペクト比配線パター
ン、21はスペース幅S2を有する低アスペクト比配線
パターンである。なお、図中、アスペクト比S1、S2に
おいては、S1<S2の関係が存在する。アスペクト比と
は、配線膜厚/スペース幅で定義されるものであって、
配線パターンのパターン密度を示している。配線パター
ン20、21の膜厚をT0とすると、高アスペクト比配
線パターン20のアスペクト比は(T0/S1)で表さ
れ、低アスペクト比配線パターン21のアスペクト比は
(T 0/S2)で表される。つまり、相対的にみて、高ア
スペクト比配線パターン20は低アスペクト比配線パタ
ーン21よりパターン密度が密であることを示してい
る。
【0011】図9(a)に示すように、半導体基板上1
に、ゲート絶縁膜2とゲート電極3とを形成したのち、
層間絶縁膜10を堆積し、コンタクトホール11及び1
2をリソグラフィー、ドライエッチング等の周知の技法
により形成する。その後、配線材料膜13を堆積し、こ
の配線材料膜13をリソグラフィーによりパターニング
することで、配線パターン20及び21を形成する。レ
ジストパターン14、15は、配線材料膜13をパター
ニングする際に用いられる。なお、配線パターン20と
配線パターン21とは互いに電気的に接続されていな
い。
に、ゲート絶縁膜2とゲート電極3とを形成したのち、
層間絶縁膜10を堆積し、コンタクトホール11及び1
2をリソグラフィー、ドライエッチング等の周知の技法
により形成する。その後、配線材料膜13を堆積し、こ
の配線材料膜13をリソグラフィーによりパターニング
することで、配線パターン20及び21を形成する。レ
ジストパターン14、15は、配線材料膜13をパター
ニングする際に用いられる。なお、配線パターン20と
配線パターン21とは互いに電気的に接続されていな
い。
【0012】一般に、図9(a)のように、高アスペク
ト比と低アスペクト比とが組み合わさったライン&スペ
ースパターンをエッチングする場合、イオンの入射角
度、ラジカルの入射量のパターン依存性に起因するRI
E lag現象が容易に生じる。これは、高アスペクト比
(パターン密度が密)となった配線パターン領域のエッ
チング速度が、低アスペクト比(パターン密度が疎)と
なった配線パターン領域のエッチング速度より遅くなる
現象であって、このような現象が生じると、図9(b)
に示すように、所定時間経過後における高アスペクト比
配線パターン20のエッチング深さ(エッチング速度)
h5の方が、低アスペクト比配線パターン21のエッチ
ング深さ(エッチング速度)h4より浅く(遅く)なっ
てしまう(h5<h4)。
ト比と低アスペクト比とが組み合わさったライン&スペ
ースパターンをエッチングする場合、イオンの入射角
度、ラジカルの入射量のパターン依存性に起因するRI
E lag現象が容易に生じる。これは、高アスペクト比
(パターン密度が密)となった配線パターン領域のエッ
チング速度が、低アスペクト比(パターン密度が疎)と
なった配線パターン領域のエッチング速度より遅くなる
現象であって、このような現象が生じると、図9(b)
に示すように、所定時間経過後における高アスペクト比
配線パターン20のエッチング深さ(エッチング速度)
h5の方が、低アスペクト比配線パターン21のエッチ
ング深さ(エッチング速度)h4より浅く(遅く)なっ
てしまう(h5<h4)。
【0013】この時、プラズマ52中の荷電粒子53
は、エッチング溝の底部のみならず、エッチング溝の側
壁からも入射することになる。入射したこれらの荷電粒
子は、コンタクトホール12を通して、半導体基板1に
流れ込むことになる。
は、エッチング溝の底部のみならず、エッチング溝の側
壁からも入射することになる。入射したこれらの荷電粒
子は、コンタクトホール12を通して、半導体基板1に
流れ込むことになる。
【0014】この状態でさらにエッチングを進めると、
図9(c)に示すように、低アスペクト比配線パターン
21の領域では、エッチング溝底部の配線材料膜13が
消失し、その下地である層間絶縁膜10が露出する。こ
の時、高アスペクト比配線パターン20の領域では、エ
ッチング溝底部の配線材料膜13が消失していない。そ
のため、この時点において、低アスペクト比配線パター
ン21と、高アスペクト比配線パターン22とが電気的
に分離される。高アスペクト比配線パターン20は、半
導体基板1に接続されていないために、この時点でゲー
ト電極3に対して電位的に浮遊した(電気的に分離し
た)状態となる。この時、プラズマの荷電粒子53は、
高アスペクト比配線パターン20のパターン側壁及びパ
ターン底部から入射し、コンタクトホール11を通って
ゲート電極3に蓄積される。
図9(c)に示すように、低アスペクト比配線パターン
21の領域では、エッチング溝底部の配線材料膜13が
消失し、その下地である層間絶縁膜10が露出する。こ
の時、高アスペクト比配線パターン20の領域では、エ
ッチング溝底部の配線材料膜13が消失していない。そ
のため、この時点において、低アスペクト比配線パター
ン21と、高アスペクト比配線パターン22とが電気的
に分離される。高アスペクト比配線パターン20は、半
導体基板1に接続されていないために、この時点でゲー
ト電極3に対して電位的に浮遊した(電気的に分離し
た)状態となる。この時、プラズマの荷電粒子53は、
高アスペクト比配線パターン20のパターン側壁及びパ
ターン底部から入射し、コンタクトホール11を通って
ゲート電極3に蓄積される。
【0015】以前では、荷電粒子のアンテナとして機能
するのは、パターン側壁のみと考えられていた。しかし
ながら、上記したように高アスペクト比配線パターン2
0領域においては、そのエッチング溝低部からも荷電粒
子53が入射するのであるから、エッチング溝底部もア
ンテナの役割を果たすと考える方がより正確に入射荷電
量を計算することができる。したがって、実質的には、
従来考えられていたよりもアンテナ面積は大きくなり、
より多くの荷電粒子53がゲート電極3に蓄積されて、
チャージアップを加速させる。これにより、ゲート絶縁
膜3には、従来考えられていた以上にチャージアップダ
メージが生じることがはっきりとした。
するのは、パターン側壁のみと考えられていた。しかし
ながら、上記したように高アスペクト比配線パターン2
0領域においては、そのエッチング溝低部からも荷電粒
子53が入射するのであるから、エッチング溝底部もア
ンテナの役割を果たすと考える方がより正確に入射荷電
量を計算することができる。したがって、実質的には、
従来考えられていたよりもアンテナ面積は大きくなり、
より多くの荷電粒子53がゲート電極3に蓄積されて、
チャージアップを加速させる。これにより、ゲート絶縁
膜3には、従来考えられていた以上にチャージアップダ
メージが生じることがはっきりとした。
【0016】このような理由により、現状の各配線ルー
ルに対して設定されていたアンテナ比のルールの遵守だ
けでは、チャージアップによる絶縁膜破壊の抑制は不十
分であることが明らかとなり、特に、RIE lagに
起因するアンテナチャージアップダメージを抑制するこ
とが要望されていた。
ルに対して設定されていたアンテナ比のルールの遵守だ
けでは、チャージアップによる絶縁膜破壊の抑制は不十
分であることが明らかとなり、特に、RIE lagに
起因するアンテナチャージアップダメージを抑制するこ
とが要望されていた。
【0017】そこで、本発明は、デバイス構造を変化さ
せることなく、特に、RIE lagに起因するアンテ
ナチャージアップダメージを抑制することができるドラ
イエッチング方法の提供を目的としている。
せることなく、特に、RIE lagに起因するアンテ
ナチャージアップダメージを抑制することができるドラ
イエッチング方法の提供を目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、上記したRIE lagに由来するアンテナ
効果によるチャージアップダメージを抑制するために、
図1に示すように、高アスペクト比領域になるほどエッ
チング速度が速いinverse RIE lag特性を
示すエッチングを用いるものである。図1において、8
0は高アスペクト比領域、81は低アスペクト比領域で
あり、inverse RIE lagのとき、高アスペ
クト比領域80のエッチ深さh7のほうが低アスペクト
比領域のエッチ深さh8より大きくなっている。なお、
図1中、符号82はレジストであり、83は、配線材料
膜であり、84は、半導体基板である。
グ方法は、上記したRIE lagに由来するアンテナ
効果によるチャージアップダメージを抑制するために、
図1に示すように、高アスペクト比領域になるほどエッ
チング速度が速いinverse RIE lag特性を
示すエッチングを用いるものである。図1において、8
0は高アスペクト比領域、81は低アスペクト比領域で
あり、inverse RIE lagのとき、高アスペ
クト比領域80のエッチ深さh7のほうが低アスペクト
比領域のエッチ深さh8より大きくなっている。なお、
図1中、符号82はレジストであり、83は、配線材料
膜であり、84は、半導体基板である。
【0019】図2は、inverse RIE lagに
よって高アスペクト比配線パターンの下地にある層間絶
縁膜が露出したのち、低アスペクト比配線パターンの残
余部を除去するためにオーバーエッチを行なった際の荷
電粒子挙動の概略図であって、図2では、図9と同様、
MOS構造上の層間絶縁膜に高アスペクト比配配線パタ
ーンと、低アスペクト比配線パターンとを形成する場合
を説明する。図2において、1は半導体基板、2はゲー
ト絶縁膜、3はゲート電極、4は分離領域、10は層間
絶縁膜、11はゲート電極3に接続されたコンタクトホ
ール、12は半導体基板1に接続されたコンタクトホー
ル、13は配線材料膜、14は高アスペクト比レジスト
パターン、15は低アスペクト比レジストパターン、2
0はスペース幅S1を有する高アスペクト比配線パター
ン、21はスペース幅S2を有する低アスペクト比配線
パターンである。なお、スペース幅S1,S2において
は、S 1<S2の関係がある。
よって高アスペクト比配線パターンの下地にある層間絶
縁膜が露出したのち、低アスペクト比配線パターンの残
余部を除去するためにオーバーエッチを行なった際の荷
電粒子挙動の概略図であって、図2では、図9と同様、
MOS構造上の層間絶縁膜に高アスペクト比配配線パタ
ーンと、低アスペクト比配線パターンとを形成する場合
を説明する。図2において、1は半導体基板、2はゲー
ト絶縁膜、3はゲート電極、4は分離領域、10は層間
絶縁膜、11はゲート電極3に接続されたコンタクトホ
ール、12は半導体基板1に接続されたコンタクトホー
ル、13は配線材料膜、14は高アスペクト比レジスト
パターン、15は低アスペクト比レジストパターン、2
0はスペース幅S1を有する高アスペクト比配線パター
ン、21はスペース幅S2を有する低アスペクト比配線
パターンである。なお、スペース幅S1,S2において
は、S 1<S2の関係がある。
【0020】本発明によれば、図2に示すように、in
verse RIE lag特性により、高アスペクト比
配線パターン20のエッチング速度が低アスペクト比配
線パターン21のエッチング速度より速くなるので、高
アスペクト比配線パターン20のスペース部(エッチン
グ溝)のほうが低アスペクト比配線パターン21より早
く下地の層間絶縁膜10が露出する。その時、低アスペ
クト比配線パターン21では、配線材料膜13のエッチ
ングが終了していない。そのため、高アスペクト比配線
パターン20のパターン側壁及びパターン底から入射す
る荷電粒子は、低アスペクト比配線パターン21のエッ
チング溝底部に残存しているエッチング残余物やコンタ
クトホール12を介して半導体基板1に流れ込む。その
結果、高アスペクト比配線パターン20はアンテナの役
割をせず、アンテナ効果によるゲート絶縁膜2のチャー
ジアップダメージは低減できるのである。
verse RIE lag特性により、高アスペクト比
配線パターン20のエッチング速度が低アスペクト比配
線パターン21のエッチング速度より速くなるので、高
アスペクト比配線パターン20のスペース部(エッチン
グ溝)のほうが低アスペクト比配線パターン21より早
く下地の層間絶縁膜10が露出する。その時、低アスペ
クト比配線パターン21では、配線材料膜13のエッチ
ングが終了していない。そのため、高アスペクト比配線
パターン20のパターン側壁及びパターン底から入射す
る荷電粒子は、低アスペクト比配線パターン21のエッ
チング溝底部に残存しているエッチング残余物やコンタ
クトホール12を介して半導体基板1に流れ込む。その
結果、高アスペクト比配線パターン20はアンテナの役
割をせず、アンテナ効果によるゲート絶縁膜2のチャー
ジアップダメージは低減できるのである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のドライエッチング
方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0022】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形態
である配線工程のドライエッチング方法について説明す
る。
である配線工程のドライエッチング方法について説明す
る。
【0023】図3はMOS構造を有する半導体基板上に
配線パターンをドライエッチング工程により形成する際
における工程断面図である。図3において、1は半導体
基板、2はゲート絶縁膜、3はゲート電極、4は分離領
域、10は層間絶縁膜、11はゲート電極3に接続して
いるコンタクトホール、12は半導体基板1に接続され
ているコンタクトホール、13は配線材料膜、14はス
ペース幅S1を有する高アスペクト比レジストパター
ン、15はスペース幅S2を有する低アスペクト比レジ
ストパターン、20はスペース幅S1を有する高アスペ
クト比配線パターン、21はスペース幅S2を有する低
アスペクト比配線パターンである。なお、S1,S2にお
いては、S1<S2の関係が存在する。アスペクト比と
は、配線膜厚/スペース幅で定義されるものであって、
配線パターンのパターン密度を示している。配線パター
ンの膜厚をT0とすると、高アスペクト比配線パターン
20のアスペクト比は(T0/S1)で表され、低アスペ
クト比配線パターン21のアスペクト比は(T0/S2)
で表される。つまり、相対的にみて、高アスペクト比配
線パターン20は低アスペクト比配線パターン21より
パターン密度が密であることを示している。
配線パターンをドライエッチング工程により形成する際
における工程断面図である。図3において、1は半導体
基板、2はゲート絶縁膜、3はゲート電極、4は分離領
域、10は層間絶縁膜、11はゲート電極3に接続して
いるコンタクトホール、12は半導体基板1に接続され
ているコンタクトホール、13は配線材料膜、14はス
ペース幅S1を有する高アスペクト比レジストパター
ン、15はスペース幅S2を有する低アスペクト比レジ
ストパターン、20はスペース幅S1を有する高アスペ
クト比配線パターン、21はスペース幅S2を有する低
アスペクト比配線パターンである。なお、S1,S2にお
いては、S1<S2の関係が存在する。アスペクト比と
は、配線膜厚/スペース幅で定義されるものであって、
配線パターンのパターン密度を示している。配線パター
ンの膜厚をT0とすると、高アスペクト比配線パターン
20のアスペクト比は(T0/S1)で表され、低アスペ
クト比配線パターン21のアスペクト比は(T0/S2)
で表される。つまり、相対的にみて、高アスペクト比配
線パターン20は低アスペクト比配線パターン21より
パターン密度が密であることを示している。
【0024】以下、本実施形態のドライエッチング方法
の詳細を説明する。まず、図3(a)に示すように、半
導体基板上1に、ゲート絶縁膜2とゲート電極3とを形
成したのち、層間絶縁膜10を堆積する。そして、層間
絶縁膜10に周知のリソグラフィー、ドライエッチング
手法によりコンタクトホール11、12を形成する。そ
の後、層間絶縁膜10に配線材料膜13を堆積し、さら
に、高アスペクト比レジストパターン14、低アスペク
ト比レジストパターン15を形成する。なお、高アスペ
クト比レジストパターン14と低アスペクト比レジスト
パターン配線パターン15とは互いに連結させることな
く分離して形成する。
の詳細を説明する。まず、図3(a)に示すように、半
導体基板上1に、ゲート絶縁膜2とゲート電極3とを形
成したのち、層間絶縁膜10を堆積する。そして、層間
絶縁膜10に周知のリソグラフィー、ドライエッチング
手法によりコンタクトホール11、12を形成する。そ
の後、層間絶縁膜10に配線材料膜13を堆積し、さら
に、高アスペクト比レジストパターン14、低アスペク
ト比レジストパターン15を形成する。なお、高アスペ
クト比レジストパターン14と低アスペクト比レジスト
パターン配線パターン15とは互いに連結させることな
く分離して形成する。
【0025】次に図3(b)に示すように、inver
se RIE lagを生じるエッチング条件を適用し
て、配線材料膜13をドライエッチングする。その結
果、高アスペクト比配線パターン20におけるエッチン
グ速度の方が、低アスペクト比配線パターン21のエッ
チング速度より速くなる。この時、プラズマ中の荷電粒
子53は、パターン側壁及びパターン底部から入射する
が、これらの荷電粒子53は、半導体基板1に接続され
ているコンタクトホール12を通り、半導体基板1に流
れ込む。
se RIE lagを生じるエッチング条件を適用し
て、配線材料膜13をドライエッチングする。その結
果、高アスペクト比配線パターン20におけるエッチン
グ速度の方が、低アスペクト比配線パターン21のエッ
チング速度より速くなる。この時、プラズマ中の荷電粒
子53は、パターン側壁及びパターン底部から入射する
が、これらの荷電粒子53は、半導体基板1に接続され
ているコンタクトホール12を通り、半導体基板1に流
れ込む。
【0026】さらにエッチングを進めると、図3(c)
に示すようにエッチング速度の速い高アスペクト比配線
パターン20のエッチング領域では下地である層間絶縁
膜10が露出する。この時、低アスペクト比配線パター
ン21のエッチング領域では、まだ被エッチング材であ
る配線材料膜13は消失しておらず、低アスペクト比配
線パターン21のエッチング領域では、配線材料膜13
は互いに連結されて電気的に接続された状態を維持して
いる。そのため、低アスペクト比配線パターン21は、
コンタクトホール12を通じて半導体基板1に接地され
た状態となっている。その結果、高アスペクト比配線パ
ターン20の配線パターン側壁から入射する荷電粒子5
3のほとんどは、配線材料膜13とコンタクトホール1
2とを通して接地電位である半導体基板1に落とされる
ので、ゲート電極3に蓄積することはない。そのため、
高アスペクト比配線パターン20、低アスペクト比配線
パターン21ともアンテナの役割をしない。
に示すようにエッチング速度の速い高アスペクト比配線
パターン20のエッチング領域では下地である層間絶縁
膜10が露出する。この時、低アスペクト比配線パター
ン21のエッチング領域では、まだ被エッチング材であ
る配線材料膜13は消失しておらず、低アスペクト比配
線パターン21のエッチング領域では、配線材料膜13
は互いに連結されて電気的に接続された状態を維持して
いる。そのため、低アスペクト比配線パターン21は、
コンタクトホール12を通じて半導体基板1に接地され
た状態となっている。その結果、高アスペクト比配線パ
ターン20の配線パターン側壁から入射する荷電粒子5
3のほとんどは、配線材料膜13とコンタクトホール1
2とを通して接地電位である半導体基板1に落とされる
ので、ゲート電極3に蓄積することはない。そのため、
高アスペクト比配線パターン20、低アスペクト比配線
パターン21ともアンテナの役割をしない。
【0027】そして、低アスペクト比配線パターン21
のエッチング領域(エッチング溝の底部)において、被
エッチング材である配線材料膜13が全て除去されて層
間絶縁膜10が露出した時点でエッチングを終了するこ
とで、所望のパターン形状が得られる(図3(d)参
照)。
のエッチング領域(エッチング溝の底部)において、被
エッチング材である配線材料膜13が全て除去されて層
間絶縁膜10が露出した時点でエッチングを終了するこ
とで、所望のパターン形状が得られる(図3(d)参
照)。
【0028】RIE lag特性を示すエッチング条件
と、inverse RIE lag特性を示すエッチン
グ条件を用いて、図3(a)に示した構造をエッチング
した際のFDDB(Field Dependent Dielectric Break
down)歩留まりにおけるアンテナ比(配線パターン側
壁の総面積/ゲート面積)依存性の比較を、図4に示
す。なお、測定に際しては、ゲート絶縁膜の膜厚3n
m、ゲート長0.25μm、ゲート幅1μmとした。そ
して、ゲート電極に電圧を印加していき、半導体基板と
ゲート電極との間に1E−6A/cm2の電流が流れた
時を絶縁破壊とし、さらにこの時のゲート絶縁膜の電界
が9mV/cm以下の場合を不良とした。図4におい
て、実線が本発明品(inverse RIE lag特
性を示すエッチング条件)を示し、点線が従来例品(R
IE lag特性を示すエッチング条件)を示してい
る。
と、inverse RIE lag特性を示すエッチン
グ条件を用いて、図3(a)に示した構造をエッチング
した際のFDDB(Field Dependent Dielectric Break
down)歩留まりにおけるアンテナ比(配線パターン側
壁の総面積/ゲート面積)依存性の比較を、図4に示
す。なお、測定に際しては、ゲート絶縁膜の膜厚3n
m、ゲート長0.25μm、ゲート幅1μmとした。そ
して、ゲート電極に電圧を印加していき、半導体基板と
ゲート電極との間に1E−6A/cm2の電流が流れた
時を絶縁破壊とし、さらにこの時のゲート絶縁膜の電界
が9mV/cm以下の場合を不良とした。図4におい
て、実線が本発明品(inverse RIE lag特
性を示すエッチング条件)を示し、点線が従来例品(R
IE lag特性を示すエッチング条件)を示してい
る。
【0029】図4から明らかなように、inverse
RIE lagを示す条件のものでのドライエッチング
の方が、FDDB歩留まりが良好であることが分かる。
RIE lagを示す条件のものでのドライエッチング
の方が、FDDB歩留まりが良好であることが分かる。
【0030】なお、本実施形態では、マスク材料にレジ
ストを用いたが、シリコン酸化膜マスク、窒化シリコン
マスクを用いた時も同様の効果を得ることができる。ま
た、配線材料種について記載しなかったが、配線材料は
アルミニウム、アルミニウム合金、タングステン、窒化
タングステン、チタン、窒化チタン、銅、白金、金のう
ち、少なくとも一種を含めば同様の効果が得られる。
ストを用いたが、シリコン酸化膜マスク、窒化シリコン
マスクを用いた時も同様の効果を得ることができる。ま
た、配線材料種について記載しなかったが、配線材料は
アルミニウム、アルミニウム合金、タングステン、窒化
タングステン、チタン、窒化チタン、銅、白金、金のう
ち、少なくとも一種を含めば同様の効果が得られる。
【0031】(第2の実施形態)次に本発明の第2の実
施形態であるゲート電極形成工程のドライエッチング方
法について図5を参照して説明する。図5はゲート電極
のドライエッチング工程における工程断面図である。図
3において、30は半導体基板、31はゲート絶縁膜、
32はゲート電極材料となる多結晶シリコン層、33は
分離領域、34はスペース幅S3を有する高アスペクト
比レジストパターン、35はスペース幅S4を有する低
アスペクト比レジストパターン、36はスペース幅S3
を有する高アスペクト比ゲート電極パターン、37はス
ペース幅S4を有する低アスペクト比ゲート電極パター
ンである。なお、スペース幅S3、S4においては、S3
<S4の関係が存在する。また、ゲート電極パターンの
膜厚をT1とすると、アスペクト比は、電極膜厚(T1)
/スペース幅で定義される。したがって、高アスペクト
比ゲート電極パターン36のアスペクト比は(T1/
S3)で表され、低アスペクト比ゲート電極パターン3
7のアスペクト比は(T1/S4)で表される。つまり、
相対的にみて、高アスペクト比ゲート電極パターン36
は低アスペクト比ゲート電極パターン37よりパターン
密度が密であることを示している。
施形態であるゲート電極形成工程のドライエッチング方
法について図5を参照して説明する。図5はゲート電極
のドライエッチング工程における工程断面図である。図
3において、30は半導体基板、31はゲート絶縁膜、
32はゲート電極材料となる多結晶シリコン層、33は
分離領域、34はスペース幅S3を有する高アスペクト
比レジストパターン、35はスペース幅S4を有する低
アスペクト比レジストパターン、36はスペース幅S3
を有する高アスペクト比ゲート電極パターン、37はス
ペース幅S4を有する低アスペクト比ゲート電極パター
ンである。なお、スペース幅S3、S4においては、S3
<S4の関係が存在する。また、ゲート電極パターンの
膜厚をT1とすると、アスペクト比は、電極膜厚(T1)
/スペース幅で定義される。したがって、高アスペクト
比ゲート電極パターン36のアスペクト比は(T1/
S3)で表され、低アスペクト比ゲート電極パターン3
7のアスペクト比は(T1/S4)で表される。つまり、
相対的にみて、高アスペクト比ゲート電極パターン36
は低アスペクト比ゲート電極パターン37よりパターン
密度が密であることを示している。
【0032】図5(a)に示すように、半導体基板上1
に、ゲート絶縁膜2、多結晶シリコン5を堆積した後、
リソグラフィーによりゲート電極を形成するレジストパ
ターン16、17を形成する。なお、高アスペクト比レ
ジストパターン34と低アスペクト比レジストパターン
35とは互いに連結していない。
に、ゲート絶縁膜2、多結晶シリコン5を堆積した後、
リソグラフィーによりゲート電極を形成するレジストパ
ターン16、17を形成する。なお、高アスペクト比レ
ジストパターン34と低アスペクト比レジストパターン
35とは互いに連結していない。
【0033】次に、図5(b)に示すように、inve
rse RIE lagを生じるエッチング条件を適用し
てドライエッチングを行なう。その結果、高アスペクト
比ゲート電極パターン36におけるエッチング速度の方
が、低アスペクト比ゲート電極パターン37のエッチ速
度より速くなる(h3<h2)。この時、プラズマ中の荷
電粒子53は、パターン側壁及びパターン底部から入射
するが、これらの荷電粒子53は、導電性を有する多結
晶シリコン膜32を通って半導体基板1やエッチング装
置の電極に流れ込む。
rse RIE lagを生じるエッチング条件を適用し
てドライエッチングを行なう。その結果、高アスペクト
比ゲート電極パターン36におけるエッチング速度の方
が、低アスペクト比ゲート電極パターン37のエッチ速
度より速くなる(h3<h2)。この時、プラズマ中の荷
電粒子53は、パターン側壁及びパターン底部から入射
するが、これらの荷電粒子53は、導電性を有する多結
晶シリコン膜32を通って半導体基板1やエッチング装
置の電極に流れ込む。
【0034】さらにエッチングを進めると、図5(c)
に示すように、高アスペクト比ゲート電極パターン36
のエッチング速度が速いために、このゲート電極パター
ン36のエッチング領域(エッチング溝底部)におい
て、多結晶シリコン膜32が消失してその下地であるゲ
ート絶縁膜31が露出する。この時、低アスペクト比ゲ
ート電極パターン37のエッチング領域(エッチング溝
底部)においては、高アスペクト比ゲート電極パターン
36に比べて低アスペクト比ゲート電極パターン37の
エッチング速度が遅いために、被エッチング材である多
結晶シリコン膜32は消失していない。そのため、低ア
スペクト比ゲート電極パターン37におけるパターン側
壁及びパターン底部から低アスペクト比ゲート電極パタ
ーン37内に入射した荷電粒子56はほとんど多結晶シ
リコン膜32を通り、半導体基板1及びエッチング装置
の電極に流れ込む。
に示すように、高アスペクト比ゲート電極パターン36
のエッチング速度が速いために、このゲート電極パター
ン36のエッチング領域(エッチング溝底部)におい
て、多結晶シリコン膜32が消失してその下地であるゲ
ート絶縁膜31が露出する。この時、低アスペクト比ゲ
ート電極パターン37のエッチング領域(エッチング溝
底部)においては、高アスペクト比ゲート電極パターン
36に比べて低アスペクト比ゲート電極パターン37の
エッチング速度が遅いために、被エッチング材である多
結晶シリコン膜32は消失していない。そのため、低ア
スペクト比ゲート電極パターン37におけるパターン側
壁及びパターン底部から低アスペクト比ゲート電極パタ
ーン37内に入射した荷電粒子56はほとんど多結晶シ
リコン膜32を通り、半導体基板1及びエッチング装置
の電極に流れ込む。
【0035】また、高アスペクト比ゲート電極パターン
36のパターン側壁及びパターン底部から入射する荷電
粒子も、inverse RIE lagによる多結晶シ
リコン膜32の残余部38を通じて、半導体基板30及
びエッチング装置の電極(図示省略)に流れ込む。
36のパターン側壁及びパターン底部から入射する荷電
粒子も、inverse RIE lagによる多結晶シ
リコン膜32の残余部38を通じて、半導体基板30及
びエッチング装置の電極(図示省略)に流れ込む。
【0036】以上の結果として、高アスペクト比ゲート
電極パターン36のパターン側壁及びパターン底部は、
荷電粒子53を集めるアンテナの役割はするものの、高
アスペクト比ゲート電極パターン36を構成する多結晶
シリコン膜32(高アスペクト比のゲート電極となる)
に電荷が蓄積することはない。したがって、高アスペク
ト比ゲート電極パターン36を構成する多結晶シリコン
膜32の下方に位置するゲート絶縁膜31が、チャージ
した電荷により損傷することはほとんど生じない。
電極パターン36のパターン側壁及びパターン底部は、
荷電粒子53を集めるアンテナの役割はするものの、高
アスペクト比ゲート電極パターン36を構成する多結晶
シリコン膜32(高アスペクト比のゲート電極となる)
に電荷が蓄積することはない。したがって、高アスペク
ト比ゲート電極パターン36を構成する多結晶シリコン
膜32の下方に位置するゲート絶縁膜31が、チャージ
した電荷により損傷することはほとんど生じない。
【0037】一方、低アスペクト比ゲート電極パターン
37を構成する多結晶シリコン膜32(低アスペクト比
のゲート電極となる)には多少とも電荷が蓄積する。し
かしながら、これら低アスペクト比ゲート電極パターン
37は、チャージされる電荷量に比べて面積が比較的大
きいために、単位面積当たりの電荷のチャージ量は極端
に大きくならない。そのため、低アスペクト比ゲート電
極パターン37にチャージされた電荷によってその下方
のゲート絶縁膜31が損傷することもほとんど生じな
い。
37を構成する多結晶シリコン膜32(低アスペクト比
のゲート電極となる)には多少とも電荷が蓄積する。し
かしながら、これら低アスペクト比ゲート電極パターン
37は、チャージされる電荷量に比べて面積が比較的大
きいために、単位面積当たりの電荷のチャージ量は極端
に大きくならない。そのため、低アスペクト比ゲート電
極パターン37にチャージされた電荷によってその下方
のゲート絶縁膜31が損傷することもほとんど生じな
い。
【0038】このような理由により、高アスペクト比ゲ
ート電極パターン36を構成する多結晶シリコン膜32
の下方に位置するゲート絶縁膜31が、チャージした電
荷により損傷することは生じない。
ート電極パターン36を構成する多結晶シリコン膜32
の下方に位置するゲート絶縁膜31が、チャージした電
荷により損傷することは生じない。
【0039】そして、広いスペースパターンにおいて、
被エッチング材である多結晶シリコン膜32が全て除去
されてゲート絶縁膜31が露出した時点でエッチングを
終了することで所望のゲート電極パターンが得られる
(図5(d)参照)。
被エッチング材である多結晶シリコン膜32が全て除去
されてゲート絶縁膜31が露出した時点でエッチングを
終了することで所望のゲート電極パターンが得られる
(図5(d)参照)。
【0040】RIE lag特性を示すエッチング条件
と、inverse RIE lag特性を示すエッチン
グ条件のもとで、図5(d)に示す構造をドライエッチ
ングした際におけるFDDB歩留まりのアンテナ比依存
性を比較した結果を図6に示す。なお、この測定に際し
ては、ゲート絶縁膜の膜厚3nm、ゲート長0.25μ
m、ゲート幅1μmとした。そして、ゲート電極に電圧
を印加していき、半導体基板とゲート電極間に1E−6
A/cm2の電流が流れた時を絶縁破壊とし、さらにこ
の時のゲート絶縁膜の電界が9mV/cm以下の場合を
不良とした。図4において、実線が本発明品(inve
rse RIE lag特性を示すエッチング条件)を示
し、点線が従来例品(RIE lag特性を示すエッチ
ング条件)を示している。
と、inverse RIE lag特性を示すエッチン
グ条件のもとで、図5(d)に示す構造をドライエッチ
ングした際におけるFDDB歩留まりのアンテナ比依存
性を比較した結果を図6に示す。なお、この測定に際し
ては、ゲート絶縁膜の膜厚3nm、ゲート長0.25μ
m、ゲート幅1μmとした。そして、ゲート電極に電圧
を印加していき、半導体基板とゲート電極間に1E−6
A/cm2の電流が流れた時を絶縁破壊とし、さらにこ
の時のゲート絶縁膜の電界が9mV/cm以下の場合を
不良とした。図4において、実線が本発明品(inve
rse RIE lag特性を示すエッチング条件)を示
し、点線が従来例品(RIE lag特性を示すエッチ
ング条件)を示している。
【0041】図6から明らかなように、inverse
RIE lagを示す条件のもとでのドライエッチング
の方が、FDDB歩留まりが良好であることが分かる。
RIE lagを示す条件のもとでのドライエッチング
の方が、FDDB歩留まりが良好であることが分かる。
【0042】なお、第1、第2の実施形態における特性
測定(FDDB歩留まり)は、誘導結合プラズマ(IC
P:Inductively Coupled Plas
ma)エッチング装置を用いて行なった。
測定(FDDB歩留まり)は、誘導結合プラズマ(IC
P:Inductively Coupled Plas
ma)エッチング装置を用いて行なった。
【0043】また、各実施形態では、マスク材料にレジ
ストを用いたが、シリコン酸化膜、窒化シリコンをマス
クに用いた時も同様の効果を得ることができる。
ストを用いたが、シリコン酸化膜、窒化シリコンをマス
クに用いた時も同様の効果を得ることができる。
【0044】また、被エッチング材として多結晶シリコ
ンを用いたが、アモルファスシリコンにおいても同様の
効果が得られる。
ンを用いたが、アモルファスシリコンにおいても同様の
効果が得られる。
【0045】また、ゲート電極材料が、タングステンシ
リサイド、チタンシリサイド、コバルトシリサイド、ニ
ッケルシリサイド等のシリサイド材料とポリシリコンと
の積層膜、もしくは、上記シリサイド材料とアモルファ
スシリコンとの積層膜の場合でも同様の効果が得られ
る。
リサイド、チタンシリサイド、コバルトシリサイド、ニ
ッケルシリサイド等のシリサイド材料とポリシリコンと
の積層膜、もしくは、上記シリサイド材料とアモルファ
スシリコンとの積層膜の場合でも同様の効果が得られ
る。
【0046】さらに、ゲート電極材料が、金属膜とポリ
シリコン、もしくは、金属膜とアモルファスシリコンと
の積層膜、もしくはゲート電極材料が金属である場合
で、前記金属材料がタングステン、窒化タングステン、
チタン、窒化チタンのうち、いずれを用いても同様の効
果が得られる。
シリコン、もしくは、金属膜とアモルファスシリコンと
の積層膜、もしくはゲート電極材料が金属である場合
で、前記金属材料がタングステン、窒化タングステン、
チタン、窒化チタンのうち、いずれを用いても同様の効
果が得られる。
【0047】各実施形態におけるinverse RI
E lag特性を示すエッチング条件としては、例え
ば、次のものが挙げられる。ただし、これらはinve
rseRIE lag特性を示すエッチング条件の一例
に過ぎず、本発明がこれらの条件に限定されないのはい
うまでもない。
E lag特性を示すエッチング条件としては、例え
ば、次のものが挙げられる。ただし、これらはinve
rseRIE lag特性を示すエッチング条件の一例
に過ぎず、本発明がこれらの条件に限定されないのはい
うまでもない。
【0048】 Cl2流量 30 sccm HBr流量 30 sccm He−О2流量 7 sccm (He:О2=7:3) ガス圧 5 mTorr ICPパワー 200 W RFバイアス・パワー 200 W ウェーハ温度 50 ℃ 特にCl2の流量比が25〜100%のときにinve
rse RIE lag特性が示される。また、O2流量
比が0〜30%の範囲においてinverseRIE
lag特性が顕著に示されるため、次の条件においても
inverseRIE lag特性を示す。
rse RIE lag特性が示される。また、O2流量
比が0〜30%の範囲においてinverseRIE
lag特性が顕著に示されるため、次の条件においても
inverseRIE lag特性を示す。
【0049】 Cl2流量 60 sccm He−O2流量 15 sccm (He:O2=7:3) ガス圧 5 mTorr ICPパワー 200 W RFバイアス・パワー 200 W ウェーハ温度 50 ℃
【0050】
【発明の効果】以上で述べたように、本発明により、R
IE lagに起因するアンテナ効果で生じるチャージ
アップダメージを低減できる。これにより、信頼性の高
い半導体装置の製造が可能となる。
IE lagに起因するアンテナ効果で生じるチャージ
アップダメージを低減できる。これにより、信頼性の高
い半導体装置の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】inverse RIE lagを説明するため
の模式図
の模式図
【図2】inverse RIE lagを用いた際のオ
ーバーエッチ時の荷電粒子挙動の概略図
ーバーエッチ時の荷電粒子挙動の概略図
【図3】本発明の第1の実施形態に関する工程断面図
【図4】第1の実施形態のチャージアップダメージ低減
具合を示す線図
具合を示す線図
【図5】本発明の第2の実施形態に関する工程断面図
【図6】第2の実施形態のチャージアップダメージ提言
具合を示す線図
具合を示す線図
【図7】チャージアップダメージの発生を表わす模式図
【図8】ゲート絶縁膜破壊率とアンテナ比との関係を示
すグラフ
すグラフ
【図9】従来例の工程断面図
1 半導体基板 2 ゲート絶縁膜 3 ゲート電極 4 分離領域 5 多結晶シリコン 6 多結晶シリコンパターン 10 層間絶縁膜 11 ゲート電極に接続されているコンタクトホール 12 半導体基板に接続されているコンタクトホール 13 配線材料膜 20 高アスペクト比配線パターン 21 低アスペクト比配線パターン 36 高アスペクト比ゲート電極パターン 37 低アスペクト比ゲート電極パターン
フロントページの続き (72)発明者 中川 秀夫 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 林 重徳 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 久保田 正文 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 4M104 BB01 BB14 BB18 BB30 BB33 CC05 DD65 FF14 FF17 FF18 GG09 GG10 GG14 HH20 5F004 AA06 CA04 DA00 DA04 DA22 DA26 DB02 DB09 DB10 DB12 DB15 DB30 EA06 EA07 EA32 EB02 5F033 HH04 HH05 HH07 HH08 HH09 HH11 HH13 HH18 HH19 HH25 HH27 HH28 HH33 HH34 KK01 MM05 MM07 QQ08 QQ09 QQ13 QQ28 QQ37 XX00 5F040 DA00 DB01 DC01 EC01 EC07 EC09 EC13 FC21 FC22
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板上のゲート電極を層間絶縁膜
により被覆したうえでこの層間絶縁膜上に配線パターン
を形成してなり、前記配線パターンには、パターン密度
が密のパターン領域と疎のパターン領域とが混在すると
ともに、両パターン領域は、互いに電気的に分離されて
おり、かつ、前記密のパターン領域は前記ゲート電極に
電気的に接続され、前記疎のパターン領域は前記半導体
基板に電気的に接続された半導体装置の製造方法であっ
て、 前記層間絶縁膜上に配線材料膜を形成したのち、パター
ン密度が高いほど、エッチング速度が速くなるエッチン
グ条件によるドライエッチングで前記配線材料膜をパタ
ーニングすることで前記配線パターンを形成することを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 パターン密度が疎のパターン領域と密の
パターン領域とが混在してなり、かつ両パターン領域は
互いに電気的に分離されてなるゲート電極パターンをド
ライエッチングにより半導体基板上に形成する半導体装
置の製造方法であって、 前記半導体基板上にゲート電極材料膜を形成したのち、
パターン密度が高いほど、エッチング速度が速くなるエ
ッチング条件によるドライエッチングで前記ゲート電極
材料膜をパターニングすることで前記ゲート電極パター
ンを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000179536A JP2001358128A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000179536A JP2001358128A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001358128A true JP2001358128A (ja) | 2001-12-26 |
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ID=18680795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000179536A Withdrawn JP2001358128A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001358128A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478204B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2005-03-23 | 동부아남반도체 주식회사 | 더미 콘택트를 갖는 반도체 소자 구조 |
| JP2014011176A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Canon Inc | 半導体装置の製造方法 |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000179536A patent/JP2001358128A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478204B1 (ko) * | 2001-12-28 | 2005-03-23 | 동부아남반도체 주식회사 | 더미 콘택트를 갖는 반도체 소자 구조 |
| JP2014011176A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Canon Inc | 半導体装置の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070425 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070803 |