JP2001358062A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents
露光方法及び露光装置Info
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70066—Size and form of the illuminated area in the mask plane, e.g. reticle masking blades or blinds
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03F7/20—Exposure; Apparatus therefor
- G03F7/2002—Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
- G03F7/201—Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image characterised by an oblique exposure; characterised by the use of plural sources; characterised by the rotation of the optical device; characterised by a relative movement of the optical device, the light source, the sensitive system or the mask
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- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70191—Optical correction elements, filters or phase plates for controlling intensity, wavelength, polarisation, phase or the like
-
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- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70358—Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 走査方向に直交する方向のみならず、走査方
向に沿う方向にもシームレスなつなぎ露光を実現できる
ようにすることである。 【解決手段】 レチクルRiと基板4とを同期して移動
しつつスリット状の照明光ILで照射してレチクルRi
に形成されたパターンの像を基板4上に逐次転写する露
光方法において、レチクルRiの移動に同期して、照明
光ILの照度分布を除々に減少させる減衰部を有する濃
度フィルタFjを移動する。
向に沿う方向にもシームレスなつなぎ露光を実現できる
ようにすることである。 【解決手段】 レチクルRiと基板4とを同期して移動
しつつスリット状の照明光ILで照射してレチクルRi
に形成されたパターンの像を基板4上に逐次転写する露
光方法において、レチクルRiの移動に同期して、照明
光ILの照度分布を除々に減少させる減衰部を有する濃
度フィルタFjを移動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路、
液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド、その他のマイクロデバ
イス、又はフォトマスク等をリソグラフィ技術を用いて
製造する際に使用される露光方法及び露光装置に関す
る。
液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド、その他のマイクロデバ
イス、又はフォトマスク等をリソグラフィ技術を用いて
製造する際に使用される露光方法及び露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マイクロデバイスの製造工程の一つであ
るフォトリソグラフィ工程では、露光対象としての基板
(フォトレジストが塗布された半導体ウエハやガラスプ
レート、又はブランクスと称される光透過性の基板等)
にフォトマスク又はレチクルのパターンの像を投影露光
する露光装置が使用される。近時においては、基板の大
型化等に伴う露光領域の大面積化に対応するため、基板
の露光領域を複数の単位領域(以下、ショット又はショ
ット領域という場合がある)に分割して、各ショットに
対して対応するパターンの像をそれぞれ一括的に順次投
影露光するようにした一括露光方式のスティチング型露
光装置が開発されている。
るフォトリソグラフィ工程では、露光対象としての基板
(フォトレジストが塗布された半導体ウエハやガラスプ
レート、又はブランクスと称される光透過性の基板等)
にフォトマスク又はレチクルのパターンの像を投影露光
する露光装置が使用される。近時においては、基板の大
型化等に伴う露光領域の大面積化に対応するため、基板
の露光領域を複数の単位領域(以下、ショット又はショ
ット領域という場合がある)に分割して、各ショットに
対して対応するパターンの像をそれぞれ一括的に順次投
影露光するようにした一括露光方式のスティチング型露
光装置が開発されている。
【0003】このような露光装置においては、投影光学
系のレンズの収差、マスクや基板の位置決め誤差等によ
り、各ショットの継ぎ目部分に不整合が生じることがあ
るため、一のショットについてのパターンの像の一部と
これに隣接する他のショットについてのパターンの像の
一部を重ね合わせて露光するようにしている。かかるパ
ターンの像の重合部(つなぎ部ともいう)においては、
露光量が重合部以外の部分に対して大きくなるので、例
えば、基板上に形成されたパターンの該重合部における
線幅(ライン又はスペースの幅)がフォトレジストの特
性に応じて細く又は太くなる。
系のレンズの収差、マスクや基板の位置決め誤差等によ
り、各ショットの継ぎ目部分に不整合が生じることがあ
るため、一のショットについてのパターンの像の一部と
これに隣接する他のショットについてのパターンの像の
一部を重ね合わせて露光するようにしている。かかるパ
ターンの像の重合部(つなぎ部ともいう)においては、
露光量が重合部以外の部分に対して大きくなるので、例
えば、基板上に形成されたパターンの該重合部における
線幅(ライン又はスペースの幅)がフォトレジストの特
性に応じて細く又は太くなる。
【0004】そこで、各ショットの周辺部(重合部とな
る部分)の露光量分布をその外側に行くに従って小さく
なるように傾斜的に設定して、該重合部の露光量が2回
の露光によって全体として、該重合部以外の部分の露光
量と等しくなるようにして、かかる重合部における線幅
変化の少ないシームレスなつなぎの実現を図っている。
る部分)の露光量分布をその外側に行くに従って小さく
なるように傾斜的に設定して、該重合部の露光量が2回
の露光によって全体として、該重合部以外の部分の露光
量と等しくなるようにして、かかる重合部における線幅
変化の少ないシームレスなつなぎの実現を図っている。
【0005】ショットの周辺部におけるかかる傾斜的な
露光量分布を実現するための技術としては、レチクル自
体の該重合部に対応する部分に透過光量を傾斜的に制限
する減光部を形成するようにしたものが知られている。
しかし、レチクル自体に減光部を形成するのは、レチク
ルの製造工数やコストが増大し、マイクロデバイス等の
製造コストを上昇させる。
露光量分布を実現するための技術としては、レチクル自
体の該重合部に対応する部分に透過光量を傾斜的に制限
する減光部を形成するようにしたものが知られている。
しかし、レチクル自体に減光部を形成するのは、レチク
ルの製造工数やコストが増大し、マイクロデバイス等の
製造コストを上昇させる。
【0006】このため、ガラスプレートに上記と同様な
減光部を形成してなる濃度フィルタを、レチクルのパタ
ーン形成面とほぼ共役な位置に設けるようにしたもの、
あるいは、レチクルのパターン形成面とほぼ共役な位置
に光路に対して進退可能な遮光板(ブラインド)を有す
るブラインド機構を設けて、基板に対する露光処理中に
該遮光板を進出又は退去させることにより、かかる傾斜
的な露光量分布を実現するようにしたものが開発されて
いる。
減光部を形成してなる濃度フィルタを、レチクルのパタ
ーン形成面とほぼ共役な位置に設けるようにしたもの、
あるいは、レチクルのパターン形成面とほぼ共役な位置
に光路に対して進退可能な遮光板(ブラインド)を有す
るブラインド機構を設けて、基板に対する露光処理中に
該遮光板を進出又は退去させることにより、かかる傾斜
的な露光量分布を実現するようにしたものが開発されて
いる。
【0007】ところで、上述した露光装置は、レチクル
と基板とを静止させた状態で露光を行う一括露光方式の
露光装置であるが、近時においては、投影光学系のディ
ストーション、総合焦点誤差(像面湾曲、像面傾斜等を
含む)及び線幅誤差等の各種誤差の低減、解像度の向
上、台形ディストーションやフラットネス等の誤差の補
正の容易化等の観点から、スキャン方式(逐次露光方
式)の露光装置が開発され、実用に供されている。スキ
ャン方式の露光装置は、スリット状に整形された照明光
に対してレチクルと基板とを同期移動させることによ
り、各ショットに対して対応するパターンの像を、それ
ぞれ逐次的に投影露光するようにした露光装置である。
と基板とを静止させた状態で露光を行う一括露光方式の
露光装置であるが、近時においては、投影光学系のディ
ストーション、総合焦点誤差(像面湾曲、像面傾斜等を
含む)及び線幅誤差等の各種誤差の低減、解像度の向
上、台形ディストーションやフラットネス等の誤差の補
正の容易化等の観点から、スキャン方式(逐次露光方
式)の露光装置が開発され、実用に供されている。スキ
ャン方式の露光装置は、スリット状に整形された照明光
に対してレチクルと基板とを同期移動させることによ
り、各ショットに対して対応するパターンの像を、それ
ぞれ逐次的に投影露光するようにした露光装置である。
【0008】このようなスキャン方式の露光装置でステ
ィチング露光(つなぎ露光)を行う場合において、上述
したようなシームレスなつなぎを実現するためのショッ
トの周辺部についての露光量を調整する技術としては、
スリット状の照明光の形状を台形状あるいは六角形とし
て、つまり、照明光の走査方向に直交する方向の端部の
形状をその先端に行くに従って細くなるようにして、該
周辺部の積算露光量が傾斜的となるようにしたものが知
られている。
ィチング露光(つなぎ露光)を行う場合において、上述
したようなシームレスなつなぎを実現するためのショッ
トの周辺部についての露光量を調整する技術としては、
スリット状の照明光の形状を台形状あるいは六角形とし
て、つまり、照明光の走査方向に直交する方向の端部の
形状をその先端に行くに従って細くなるようにして、該
周辺部の積算露光量が傾斜的となるようにしたものが知
られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、照明光の形状
を工夫する技術では、ショットを走査方向に直交する方
向にシームレスにつなぎ合わせることは可能であるが、
走査方向に沿う方向にシームレスにつなぎ合わせること
ができない。即ち、一次元方向のつなぎ合わせのみで、
二次元方向につなぎ合わせることができないという問題
があった。
を工夫する技術では、ショットを走査方向に直交する方
向にシームレスにつなぎ合わせることは可能であるが、
走査方向に沿う方向にシームレスにつなぎ合わせること
ができない。即ち、一次元方向のつなぎ合わせのみで、
二次元方向につなぎ合わせることができないという問題
があった。
【0010】また、近時においては、照明光として、エ
キシマレーザ光等のパルス光を用いることがあるが、こ
のようなパルス光のパルス単位での光量のばらつきは比
較的に大きい。このため、スリット光の幅の広い部分で
は、多数のパルスが照射されることから平均化されて十
分な均一性を実現できるが、スリット光の端部の幅の狭
い部分では、平均化されるのに十分なパルス数とならな
いため、つなぎ部の露光量が均一とならず、ばらついた
ものとなって、つなぎ部でのパターンの精度が悪くなる
場合があるという問題もあった。
キシマレーザ光等のパルス光を用いることがあるが、こ
のようなパルス光のパルス単位での光量のばらつきは比
較的に大きい。このため、スリット光の幅の広い部分で
は、多数のパルスが照射されることから平均化されて十
分な均一性を実現できるが、スリット光の端部の幅の狭
い部分では、平均化されるのに十分なパルス数とならな
いため、つなぎ部の露光量が均一とならず、ばらついた
ものとなって、つなぎ部でのパターンの精度が悪くなる
場合があるという問題もあった。
【0011】よって本発明の目的は、走査方向に直交す
る方向のみならず、走査方向に沿う方向にもシームレス
なつなぎ露光を実現することができる露光方法及び露光
装置を提供することである。また、照明光としてパルス
光を用いた場合であっても、つなぎ部におけるパターン
の線幅やピッチの均一性が良好で、高精度なパターンを
形成できるようにすることも目的とする。さらに、基板
上の露光領域、特に周辺部が重なる少なくとも2つのシ
ョット領域の重合部で積算光量(露光ドーズ)、ひいて
はパターン(転写像)の線幅を均一化できるステップ・
アンド・スティッチ方式の露光方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
る方向のみならず、走査方向に沿う方向にもシームレス
なつなぎ露光を実現することができる露光方法及び露光
装置を提供することである。また、照明光としてパルス
光を用いた場合であっても、つなぎ部におけるパターン
の線幅やピッチの均一性が良好で、高精度なパターンを
形成できるようにすることも目的とする。さらに、基板
上の露光領域、特に周辺部が重なる少なくとも2つのシ
ョット領域の重合部で積算光量(露光ドーズ)、ひいて
はパターン(転写像)の線幅を均一化できるステップ・
アンド・スティッチ方式の露光方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す説明
では、本発明を、実施形態を表す図面に示す参照符号に
対応付けて説明するが、本発明の各構成要件は、これら
参照符号を付した図面に示すものに限定されない。
では、本発明を、実施形態を表す図面に示す参照符号に
対応付けて説明するが、本発明の各構成要件は、これら
参照符号を付した図面に示すものに限定されない。
【0013】本発明の第1の観点によると、マスク(R
i)と感応物体(4)とを同期して移動しつつスリット
状のエネルギービーム(IL)で照射して該マスクに形
成されたパターン(Pi)の像を該感応物体上に逐次転
写するようにした露光方法であって、前記マスクの移動
に同期して、前記エネルギービームのエネルギー量を除
々に減少させる減衰部(123)を有する濃度フィルタ
(Fj)を移動する工程を含む露光方法が提供される。
i)と感応物体(4)とを同期して移動しつつスリット
状のエネルギービーム(IL)で照射して該マスクに形
成されたパターン(Pi)の像を該感応物体上に逐次転
写するようにした露光方法であって、前記マスクの移動
に同期して、前記エネルギービームのエネルギー量を除
々に減少させる減衰部(123)を有する濃度フィルタ
(Fj)を移動する工程を含む露光方法が提供される。
【0014】本発明の第2の観点によると、エネルギー
ビーム(IL)に対してマスク(Ri)と感応物体
(4)とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する露光
方法であって、前記走査露光時に前記感応物体が移動さ
れる第1方向(Y)に関して、前記感応物体上での前記
エネルギービームの照射領域内で部分的にそのエネルギ
ー量を徐々に減少させるとともに、前記走査露光中、前
記エネルギー量が徐々に減少するスロープ部を前記照射
領域内で前記第1方向に相対移動させる工程を含む露光
方法が提供される。
ビーム(IL)に対してマスク(Ri)と感応物体
(4)とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する露光
方法であって、前記走査露光時に前記感応物体が移動さ
れる第1方向(Y)に関して、前記感応物体上での前記
エネルギービームの照射領域内で部分的にそのエネルギ
ー量を徐々に減少させるとともに、前記走査露光中、前
記エネルギー量が徐々に減少するスロープ部を前記照射
領域内で前記第1方向に相対移動させる工程を含む露光
方法が提供される。
【0015】本発明の第3の観点によると、マスク(R
i)と感応基板(4)とを同期して移動しつつスリット
状のエネルギービーム(IL)で照射して該マスクに形
成されたパターン(Pi)の像を該感応基板上に逐次転
写するようにした露光装置において、前記エネルギービ
ームのエネルギー分布を調整する濃度フィルタ(Fj)
と、前記濃度フィルタを前記マスクに同期して移動する
フィルタステージ(FS)とを備えた露光装置が提供さ
れる。
i)と感応基板(4)とを同期して移動しつつスリット
状のエネルギービーム(IL)で照射して該マスクに形
成されたパターン(Pi)の像を該感応基板上に逐次転
写するようにした露光装置において、前記エネルギービ
ームのエネルギー分布を調整する濃度フィルタ(Fj)
と、前記濃度フィルタを前記マスクに同期して移動する
フィルタステージ(FS)とを備えた露光装置が提供さ
れる。
【0016】本発明の第4の観点によると、マスク(R
i)を移動するマスクステージ(2)と、基板(4)を
移動する基板ステージ(6)と、スリット状のエネルギ
ービーム(IL)を照射する照明光学系と、前記エネル
ギービームのエネルギー量を除々に減少させる減衰部
(123)を有する濃度フィルタ(Fj)を移動するフ
ィルタステージ(FS)と、前記マスク、前記基板及び
前記濃度フィルタが前記エネルギービームに対して同期
して移動するように、前記マスクステージ、前記基板ス
テージ及び前記フィルタステージを制御する制御装置
(9)とを備えた露光装置が提供される。
i)を移動するマスクステージ(2)と、基板(4)を
移動する基板ステージ(6)と、スリット状のエネルギ
ービーム(IL)を照射する照明光学系と、前記エネル
ギービームのエネルギー量を除々に減少させる減衰部
(123)を有する濃度フィルタ(Fj)を移動するフ
ィルタステージ(FS)と、前記マスク、前記基板及び
前記濃度フィルタが前記エネルギービームに対して同期
して移動するように、前記マスクステージ、前記基板ス
テージ及び前記フィルタステージを制御する制御装置
(9)とを備えた露光装置が提供される。
【0017】本発明の第5の観点によると、エネルギー
ビーム(IL)に対してマスク(Ri)と感応物体
(4)とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する露光
装置であって、前記感応物体上での前記エネルギービー
ムの照射領域内でそのエネルギー量を、前記感応物体が
移動される第1方向(Y)に関する端部で徐々に減少さ
せる濃度フィルタ(Fj)と、前記走査露光中、前記エ
ネルギー量が徐々に減少するスロープ部を前記照射領域
内で前記第1方向にシフトさせる調整装置とを備える露
光装置が提供される。
ビーム(IL)に対してマスク(Ri)と感応物体
(4)とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する露光
装置であって、前記感応物体上での前記エネルギービー
ムの照射領域内でそのエネルギー量を、前記感応物体が
移動される第1方向(Y)に関する端部で徐々に減少さ
せる濃度フィルタ(Fj)と、前記走査露光中、前記エ
ネルギー量が徐々に減少するスロープ部を前記照射領域
内で前記第1方向にシフトさせる調整装置とを備える露
光装置が提供される。
【0018】本発明の第6の観点によると、エネルギー
ビーム(IL)に対してマスク(Ri)と感応物体
(4)とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する装置
であって、前記走査露光時に前記感応物体が移動される
第1方向(Y)に関する、前記感応物体上での前記エネ
ルギービームの照射領域の幅を規定する第1光学装置
と、前記第1方向に関して前記照射領域内で部分的にそ
のエネルギー量を徐々に減少させるとともに、前記走査
露光中、前記照射領域内で前記エネルギー量が徐々に減
少するスロープ部を前記第1方向にシフトさせる第2光
学装置とを備える露光装置が提供される。
ビーム(IL)に対してマスク(Ri)と感応物体
(4)とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する装置
であって、前記走査露光時に前記感応物体が移動される
第1方向(Y)に関する、前記感応物体上での前記エネ
ルギービームの照射領域の幅を規定する第1光学装置
と、前記第1方向に関して前記照射領域内で部分的にそ
のエネルギー量を徐々に減少させるとともに、前記走査
露光中、前記照射領域内で前記エネルギー量が徐々に減
少するスロープ部を前記第1方向にシフトさせる第2光
学装置とを備える露光装置が提供される。
【0019】本発明によると、マスクの移動に同期して
濃度フィルタ(又はスロープ部)を移動するようにした
ので、エネルギービームの形状を工夫することなく、シ
ョットの周辺部を濃度フィルタの減衰部の特性(又はス
ロープ部のエネルギー量分布)に応じた積算エネルギー
量分布となるように露光することができる。従って、走
査方向に直交する方向及び走査方向に沿う方向のいずれ
にも、シームレスなつなぎ露光を行うことができるよう
になる。
濃度フィルタ(又はスロープ部)を移動するようにした
ので、エネルギービームの形状を工夫することなく、シ
ョットの周辺部を濃度フィルタの減衰部の特性(又はス
ロープ部のエネルギー量分布)に応じた積算エネルギー
量分布となるように露光することができる。従って、走
査方向に直交する方向及び走査方向に沿う方向のいずれ
にも、シームレスなつなぎ露光を行うことができるよう
になる。
【0020】また、エネルギービームとして、エキシマ
レーザ光等のパルス光を用いる場合であっても、多数の
パルスによる平均化効果が十分に発揮されるので、ショ
ットのつなぎ部の積算エネルギー量がばらつくことも少
なくなり、該つなぎ部におけるパターンの線幅やピッチ
の均一性が良好で、高精度なパターンを形成できるよう
になる。
レーザ光等のパルス光を用いる場合であっても、多数の
パルスによる平均化効果が十分に発揮されるので、ショ
ットのつなぎ部の積算エネルギー量がばらつくことも少
なくなり、該つなぎ部におけるパターンの線幅やピッチ
の均一性が良好で、高精度なパターンを形成できるよう
になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る露
光装置の概略構成を示す図であり、この露光装置は、ス
テップ・アンド・スキャン方式のスティチング型投影露
光装置である。尚、以下の説明においては、図1中に示
されたXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標
系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。X
YZ直交座標系は、X軸及びZ軸が紙面に対して平行と
なるよう設定され、Y軸が紙面に対して垂直となる方向
に設定されている。図中のXYZ座標系は、実際にはX
Y平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方
向に設定される。Y軸に沿う方向がスキャン(走査)方
向である。
施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る露
光装置の概略構成を示す図であり、この露光装置は、ス
テップ・アンド・スキャン方式のスティチング型投影露
光装置である。尚、以下の説明においては、図1中に示
されたXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標
系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。X
YZ直交座標系は、X軸及びZ軸が紙面に対して平行と
なるよう設定され、Y軸が紙面に対して垂直となる方向
に設定されている。図中のXYZ座標系は、実際にはX
Y平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方
向に設定される。Y軸に沿う方向がスキャン(走査)方
向である。
【0022】図1において、光源100からの光(ここ
では、ArFエキシマレーザとする)としての紫外パル
ス光IL(以下、照明光ILと称する)は、照明光学系
1との間で光路を位置的にマッチングさせるための可動
ミラー等を含むビームマッチングユニット(BMU)1
01を通り、パイプ102を介して光アッテネータとし
ての可変減光器103に入射する。
では、ArFエキシマレーザとする)としての紫外パル
ス光IL(以下、照明光ILと称する)は、照明光学系
1との間で光路を位置的にマッチングさせるための可動
ミラー等を含むビームマッチングユニット(BMU)1
01を通り、パイプ102を介して光アッテネータとし
ての可変減光器103に入射する。
【0023】主制御系9は基板4上のレジストに対する
露光量を制御するため、光源100との間で通信するこ
とにより、発光の開始及び停止、発振周波数、及びパル
スエネルギーで定まる出力を制御するとともに、可変減
光器103における照明光ILに対する減光率を段階的
又は連続的に調整する。
露光量を制御するため、光源100との間で通信するこ
とにより、発光の開始及び停止、発振周波数、及びパル
スエネルギーで定まる出力を制御するとともに、可変減
光器103における照明光ILに対する減光率を段階的
又は連続的に調整する。
【0024】可変減光器103を通った照明光ILは、
所定の光軸に沿って配置されるレンズ系104、105
よりなるビーム整形光学系を経て、オプチカル・インテ
グレータ(例えば、内面反射型インテグレータ(ロッド
インテグレータなど)、フライアイレンズ、又は回折光
学素子等であって、同図ではフライアイレンズ)106
に入射する。尚、フライアイレンズ106は、照度分布
均一性を高めるために、直列に2段配置してもよい。
所定の光軸に沿って配置されるレンズ系104、105
よりなるビーム整形光学系を経て、オプチカル・インテ
グレータ(例えば、内面反射型インテグレータ(ロッド
インテグレータなど)、フライアイレンズ、又は回折光
学素子等であって、同図ではフライアイレンズ)106
に入射する。尚、フライアイレンズ106は、照度分布
均一性を高めるために、直列に2段配置してもよい。
【0025】フライアイレンズ106の射出面には開口
絞り系107が配置されている。開口絞り系107に
は、通常照明用の円形の開口絞り、複数の偏心した小開
口よりなる変形照明用の開口絞り、輪帯照明用の開口絞
り等が切り換え自在に配置されている。フライアイレン
ズ106から出射されて開口絞り系107の所定の開口
絞りを通過した照明光ILは、透過率が高く反射率が低
いビームスプリッタ108に入射する。ビームスプリッ
タ108で反射された光は光電検出器よりなるインテグ
レータセンサ109に入射し、インテグレータセンサ1
09の検出信号は不図示の信号線を介して主制御系9に
供給される。
絞り系107が配置されている。開口絞り系107に
は、通常照明用の円形の開口絞り、複数の偏心した小開
口よりなる変形照明用の開口絞り、輪帯照明用の開口絞
り等が切り換え自在に配置されている。フライアイレン
ズ106から出射されて開口絞り系107の所定の開口
絞りを通過した照明光ILは、透過率が高く反射率が低
いビームスプリッタ108に入射する。ビームスプリッ
タ108で反射された光は光電検出器よりなるインテグ
レータセンサ109に入射し、インテグレータセンサ1
09の検出信号は不図示の信号線を介して主制御系9に
供給される。
【0026】ビームスプリッタ108の透過率及び反射
率は予め高精度に計測されて、主制御系9内のメモリに
記憶されており、主制御系9は、インテグレータセンサ
109の検出信号より間接的に投影光学系3に対する照
明光ILの入射光量、ひいては基板4上での照明光IL
の光量をモニタできるように構成されている。
率は予め高精度に計測されて、主制御系9内のメモリに
記憶されており、主制御系9は、インテグレータセンサ
109の検出信号より間接的に投影光学系3に対する照
明光ILの入射光量、ひいては基板4上での照明光IL
の光量をモニタできるように構成されている。
【0027】ビームスプリッタ108を透過した照明光
ILは、図8にも示されているように、レチクルブライ
ンド機構110、フィルタステージFS(図8では図示
省略)に保持された濃度フィルタFj、及び固定スリッ
ト131板(図1では図示省略)にこの順に入射する。
ILは、図8にも示されているように、レチクルブライ
ンド機構110、フィルタステージFS(図8では図示
省略)に保持された濃度フィルタFj、及び固定スリッ
ト131板(図1では図示省略)にこの順に入射する。
【0028】レチクルブラインド機構110は、4枚の
可動式のブラインド(遮光板)111(111X1,1
11X2,111Y1,111Y2)及びその駆動機構
を備えて構成されている。図9に示されているように、
ブラインド111X1,111X2は、X方向ブライン
ドガイド132Xに沿ってX方向に移動できるようにそ
れぞれ支持されている。これらのブラインド111X
1,111X2は、駆動機構(例えばリニアモータな
ど)138Xによりそれぞれ独立的に駆動されるように
なっており、X方向の任意の位置に位置決めできるよう
になっている。また、ブラインド111X1,111X
2は、その姿勢の微調整もできるようになっている。
可動式のブラインド(遮光板)111(111X1,1
11X2,111Y1,111Y2)及びその駆動機構
を備えて構成されている。図9に示されているように、
ブラインド111X1,111X2は、X方向ブライン
ドガイド132Xに沿ってX方向に移動できるようにそ
れぞれ支持されている。これらのブラインド111X
1,111X2は、駆動機構(例えばリニアモータな
ど)138Xによりそれぞれ独立的に駆動されるように
なっており、X方向の任意の位置に位置決めできるよう
になっている。また、ブラインド111X1,111X
2は、その姿勢の微調整もできるようになっている。
【0029】ブラインド111Y1,111Y2は、Y
方向ブラインドガイド132Yに沿ってY方向に移動で
きるようにそれぞれ支持されている。これらのブライン
ド111Y1,111Y2は、駆動機構(例えばリニア
モータなど)138Yによりそれぞれ独立的に駆動され
るようになっており、Y方向の任意の位置に位置決めで
きるようになっている。また、ブラインド111Y1,
111Y2は、その姿勢の微調整もできるようになって
いる。加えて、ブラインド111Y1,111Y2は、
互いの相対位置関係を保った状態で後述するレチクルR
i、濃度フィルタFj及び基板4のスキャン動作に同期
してY方向に移動できるようになっている。
方向ブラインドガイド132Yに沿ってY方向に移動で
きるようにそれぞれ支持されている。これらのブライン
ド111Y1,111Y2は、駆動機構(例えばリニア
モータなど)138Yによりそれぞれ独立的に駆動され
るようになっており、Y方向の任意の位置に位置決めで
きるようになっている。また、ブラインド111Y1,
111Y2は、その姿勢の微調整もできるようになって
いる。加えて、ブラインド111Y1,111Y2は、
互いの相対位置関係を保った状態で後述するレチクルR
i、濃度フィルタFj及び基板4のスキャン動作に同期
してY方向に移動できるようになっている。
【0030】ブラインド111Y1,111Y2の駆動
は、それぞれ駆動機構138Yを完全に独立して設けて
姿勢調整及び位置決めに加えて同期移動もそれぞれ行う
ようにできる。但し、姿勢の微調整及び位置決めについ
ては、ブラインド111Y1と111Y2とにそれぞれ
独立した微動機構(ボイスコイルモータ又はEIコアな
ど)を設けてそれぞれ行い、レチクルRi、濃度フィル
タFj、及び基板4に対するブラインド111Y1,1
11Y2の同期移動については他の単一の粗動機構(リ
ニアモータなど)を設けて一体的に行うように駆動機構
138Yを構成してもよい。
は、それぞれ駆動機構138Yを完全に独立して設けて
姿勢調整及び位置決めに加えて同期移動もそれぞれ行う
ようにできる。但し、姿勢の微調整及び位置決めについ
ては、ブラインド111Y1と111Y2とにそれぞれ
独立した微動機構(ボイスコイルモータ又はEIコアな
ど)を設けてそれぞれ行い、レチクルRi、濃度フィル
タFj、及び基板4に対するブラインド111Y1,1
11Y2の同期移動については他の単一の粗動機構(リ
ニアモータなど)を設けて一体的に行うように駆動機構
138Yを構成してもよい。
【0031】レチクルブラインド機構110のブライン
ド111を通過した照明光ILは、フィルタステージF
Sに保持された濃度フィルタFjに入射する。フィルタ
ステージFSは、図9に示されているように、Y方向に
沿って延在されたフィルタガイド133、該フィルタガ
イド133に移動自在に支持部材134を介して支持さ
れたフィルタホルダ135及び駆動機構(例えばリニア
モータなど)137等を備えて構成されている。濃度フ
ィルタFjはフィルタホルダ135に着脱自在に保持さ
れ、フィルタステージFSによって、後述するレチクル
Ri及び基板4のスキャン動作に同期して移動できるよ
うになっている。尚、フィルタホルダ135は、保持し
ている濃度フィルタFjをXY平面内で回転方向及び並
進方向に微動し、かつZ方向への微動、及びXY平面に
対する2次元的な傾斜を可能とする調整機構をも有して
いる。
ド111を通過した照明光ILは、フィルタステージF
Sに保持された濃度フィルタFjに入射する。フィルタ
ステージFSは、図9に示されているように、Y方向に
沿って延在されたフィルタガイド133、該フィルタガ
イド133に移動自在に支持部材134を介して支持さ
れたフィルタホルダ135及び駆動機構(例えばリニア
モータなど)137等を備えて構成されている。濃度フ
ィルタFjはフィルタホルダ135に着脱自在に保持さ
れ、フィルタステージFSによって、後述するレチクル
Ri及び基板4のスキャン動作に同期して移動できるよ
うになっている。尚、フィルタホルダ135は、保持し
ている濃度フィルタFjをXY平面内で回転方向及び並
進方向に微動し、かつZ方向への微動、及びXY平面に
対する2次元的な傾斜を可能とする調整機構をも有して
いる。
【0032】フィルタステージFS(濃度フィルタF
j)のY方向の位置は、不図示のレーザ干渉計、又はリ
ニアエンコーダなどによって計測されるようになってお
り、この計測値、及び主制御系9からの制御情報によっ
てフィルタステージFSの同期移動を含む動作が制御さ
れる。
j)のY方向の位置は、不図示のレーザ干渉計、又はリ
ニアエンコーダなどによって計測されるようになってお
り、この計測値、及び主制御系9からの制御情報によっ
てフィルタステージFSの同期移動を含む動作が制御さ
れる。
【0033】濃度フィルタFjの下流側の近傍には、図
8に示されているように、X方向に延在する細長い矩形
状のスリット(開口)136を有する固定スリット板
(固定ブラインド)131が設けられており、濃度フィ
ルタFjを通過した照明光ILは、この固定スリット板
131のスリット136によってX方向に延在する細長
い矩形状の光に整形される。本例では、固定スリット板
131のスリット136はX方向の開口幅が濃度フィル
タFjの幅と同程度以上に設定される。従って、照明光
学系1によって照明光ILが照射されるレチクルRi上
の照明領域、及び後述の投影光学系3に関してその照明
領域と共役で、かつレチクルRiのパターン像が形成さ
れる投影領域(即ち、投影光学系3によって照明光IL
が照射される基板4上の露光領域)は、走査露光時にレ
チクルRi及び基板4が移動される走査方向(Y方向)
に関する幅が固定スリット板131(及びブラインド1
11Y1,111Y2)によって規定され、その走査方
向と直交する非走査方向(X方向)に関する幅が実質的
に濃度フィルタFj(及びブラインド111X1,11
1X2)によって規定されることになる。
8に示されているように、X方向に延在する細長い矩形
状のスリット(開口)136を有する固定スリット板
(固定ブラインド)131が設けられており、濃度フィ
ルタFjを通過した照明光ILは、この固定スリット板
131のスリット136によってX方向に延在する細長
い矩形状の光に整形される。本例では、固定スリット板
131のスリット136はX方向の開口幅が濃度フィル
タFjの幅と同程度以上に設定される。従って、照明光
学系1によって照明光ILが照射されるレチクルRi上
の照明領域、及び後述の投影光学系3に関してその照明
領域と共役で、かつレチクルRiのパターン像が形成さ
れる投影領域(即ち、投影光学系3によって照明光IL
が照射される基板4上の露光領域)は、走査露光時にレ
チクルRi及び基板4が移動される走査方向(Y方向)
に関する幅が固定スリット板131(及びブラインド1
11Y1,111Y2)によって規定され、その走査方
向と直交する非走査方向(X方向)に関する幅が実質的
に濃度フィルタFj(及びブラインド111X1,11
1X2)によって規定されることになる。
【0034】図8に示されているように、レチクルブラ
インド機構110のブラインド111、濃度フィルタF
jの減光部123を構成するドットパターン(詳細後
述)が形成された面、及び固定スリット板131は、後
述するレチクルRiのパターン形成面と共役な面PL1
の近傍に配置されている。なお、レチクルブラインド機
構110のブラインド111の少なくとも一部、例えば
前述の走査方向(Y方向)に関する照明領域(及び投影
領域)の幅を制限するブラインド111Y1,111Y
2をその共役面PL1に配置してもよい。ここで、濃度
フィルタFj及び固定スリット板131は、レチクル共
役面PL1から僅かにデフォーカスするように積極的に
設定されている。
インド機構110のブラインド111、濃度フィルタF
jの減光部123を構成するドットパターン(詳細後
述)が形成された面、及び固定スリット板131は、後
述するレチクルRiのパターン形成面と共役な面PL1
の近傍に配置されている。なお、レチクルブラインド機
構110のブラインド111の少なくとも一部、例えば
前述の走査方向(Y方向)に関する照明領域(及び投影
領域)の幅を制限するブラインド111Y1,111Y
2をその共役面PL1に配置してもよい。ここで、濃度
フィルタFj及び固定スリット板131は、レチクル共
役面PL1から僅かにデフォーカスするように積極的に
設定されている。
【0035】このようにデフォーカスさせるのは、以下
の理由による。即ち、濃度フィルタFjについては、そ
の減光部123を構成するドットパターンがレチクルR
iのパターン形成面(露光対象としての基板4の表面と
共役)上で解像されないようにするため、言い換えれ
ば、基板4にドットパターンが転写されないようにする
ためである。また、固定スリット板131については、
照明光ILは前述したようにパルス光であり、各パルス
間の光量にはばらつきがあるので、このばらつきの影響
で基板4の露光量の制御精度(均一性)が劣化するのを
低減するためである。即ち、照明光学系1内で固定スリ
ット板131を前述の共役面PL1からずらすことで、
レチクルRi(基板4)上での、走査方向(Y方向)に
関する照明光ILの強度分布がその両端でそれぞれスロ
ープ部を持つことになる。これにより、走査露光時に基
板4上の各点がそのスロープ部を横切る間に複数のパル
ス光が照射され、基板4上での露光量の制御精度、例え
ば露光量分布の均一性の低下を防止できる。
の理由による。即ち、濃度フィルタFjについては、そ
の減光部123を構成するドットパターンがレチクルR
iのパターン形成面(露光対象としての基板4の表面と
共役)上で解像されないようにするため、言い換えれ
ば、基板4にドットパターンが転写されないようにする
ためである。また、固定スリット板131については、
照明光ILは前述したようにパルス光であり、各パルス
間の光量にはばらつきがあるので、このばらつきの影響
で基板4の露光量の制御精度(均一性)が劣化するのを
低減するためである。即ち、照明光学系1内で固定スリ
ット板131を前述の共役面PL1からずらすことで、
レチクルRi(基板4)上での、走査方向(Y方向)に
関する照明光ILの強度分布がその両端でそれぞれスロ
ープ部を持つことになる。これにより、走査露光時に基
板4上の各点がそのスロープ部を横切る間に複数のパル
ス光が照射され、基板4上での露光量の制御精度、例え
ば露光量分布の均一性の低下を防止できる。
【0036】ここで、濃度フィルタFjの構成等につい
て、詳細に説明する。濃度フィルタFjは、基本的に図
2に示されているような構成である。この濃度フィルタ
Fjは、石英ガラスのような光透過性の基板上に、クロ
ム等の遮光性材料を蒸着した遮光部121と、該遮光性
材料を蒸着しない透光部122と、該遮光性材料をその
存在確率を変化させながら蒸着した減光部(減衰部)1
23とを有している。減光部123は、ドット状に遮光
性材料を蒸着したもので、ドットサイズは、濃度フィル
タFjを図1及び図8に示した位置に設置している状態
で、レチクルRiとの間に配置される光学系(112〜
116)の解像限界以下となるものである。
て、詳細に説明する。濃度フィルタFjは、基本的に図
2に示されているような構成である。この濃度フィルタ
Fjは、石英ガラスのような光透過性の基板上に、クロ
ム等の遮光性材料を蒸着した遮光部121と、該遮光性
材料を蒸着しない透光部122と、該遮光性材料をその
存在確率を変化させながら蒸着した減光部(減衰部)1
23とを有している。減光部123は、ドット状に遮光
性材料を蒸着したもので、ドットサイズは、濃度フィル
タFjを図1及び図8に示した位置に設置している状態
で、レチクルRiとの間に配置される光学系(112〜
116)の解像限界以下となるものである。
【0037】減光部123の減光特性(減光率分布)
は、この実施形態では以下のように設定されている。こ
こで、図2(a)において、矩形状の減光部123を構
成する4辺のうちの2辺がそれぞれ交差する領域(角
部)を左下角部、左上角部、右下角部、右上角部とし、
各辺の該角部を除いた領域(辺部)を左辺部、右辺部、
上辺部、下辺部ということにする。
は、この実施形態では以下のように設定されている。こ
こで、図2(a)において、矩形状の減光部123を構
成する4辺のうちの2辺がそれぞれ交差する領域(角
部)を左下角部、左上角部、右下角部、右上角部とし、
各辺の該角部を除いた領域(辺部)を左辺部、右辺部、
上辺部、下辺部ということにする。
【0038】各辺部の減光特性は、それぞれ辺の内側
(透光部122側)から外側(遮光部121側)に行く
に従って傾斜直線的に減光率が高くなるように、即ち透
過率が低くなるように設定されている。言い換えれば、
基板4上で隣接する2つのショットのみが重ね合わされ
る領域(上下又は左右に隣接するショットが重ね合わさ
れる部分のうち斜めに隣接するショットが重ね合わされ
ない部分)が減光部123の左辺部と右辺部又は上辺部
と下辺部を介して2回露光されることにより、透光部1
22を介して1回露光された部分とほぼ等しい露光量と
なるように設定されている。但し、各辺部の減光特性
は、上記のように傾斜直線的に設定しなくてもよく、例
えば、内側から外側に行くに従って曲線的に減光率が高
くなるように設定してもよい。即ち、左辺部と右辺部又
は上辺部と下辺部とが、2回の露光によって透光部12
2の露光量と等しくなるように互いに補完し合うような
特性に設定されていればよい。
(透光部122側)から外側(遮光部121側)に行く
に従って傾斜直線的に減光率が高くなるように、即ち透
過率が低くなるように設定されている。言い換えれば、
基板4上で隣接する2つのショットのみが重ね合わされ
る領域(上下又は左右に隣接するショットが重ね合わさ
れる部分のうち斜めに隣接するショットが重ね合わされ
ない部分)が減光部123の左辺部と右辺部又は上辺部
と下辺部を介して2回露光されることにより、透光部1
22を介して1回露光された部分とほぼ等しい露光量と
なるように設定されている。但し、各辺部の減光特性
は、上記のように傾斜直線的に設定しなくてもよく、例
えば、内側から外側に行くに従って曲線的に減光率が高
くなるように設定してもよい。即ち、左辺部と右辺部又
は上辺部と下辺部とが、2回の露光によって透光部12
2の露光量と等しくなるように互いに補完し合うような
特性に設定されていればよい。
【0039】また、各角部の減光特性は、該角部を構成
する2辺の辺部の減光特性の一方を第1特性、他方を第
2特性として、第1特性と第2特性とを掛け合わせた特
性に基づいて設定されている。言い換えれば、基板4上
で4つのショットが重ね合わされる領域(上下及び左右
に隣接するショットが全て重ね合わされる部分)が減光
部123の左下角部と左上角部と右下角部と右上角部を
介して4回露光されることにより、透光部122を介し
て1回露光された部分とほぼ等しい露光量となるように
設定されている。
する2辺の辺部の減光特性の一方を第1特性、他方を第
2特性として、第1特性と第2特性とを掛け合わせた特
性に基づいて設定されている。言い換えれば、基板4上
で4つのショットが重ね合わされる領域(上下及び左右
に隣接するショットが全て重ね合わされる部分)が減光
部123の左下角部と左上角部と右下角部と右上角部を
介して4回露光されることにより、透光部122を介し
て1回露光された部分とほぼ等しい露光量となるように
設定されている。
【0040】但し、各角部の減光特性は、上記のように
設定しなくてもよく、左下角部と左上角部と右下角部と
右上角部とが、4回の露光によって透光部122の露光
量と等しくなるように互いに補完し合うような特性に設
定されていればよい。また、各角部が対称的な特性に設
定されている必要は必ずしもなく、例えば、以下のよう
にできる。即ち、減光部123の左下角部の左下半分の
三角形部分を減光率100%とするとともに、該左下角
部の右上半分の三角形部分を左下45度方向に外側に行
くに従って減光率が傾斜直線的に高くなるように設定す
る。同様に右上角部の右上半分の三角形部分を減光率1
00%とするとともに、該右上角部の左下半分の三角形
部分を右上45度方向に外側に行くに従って減光率が傾
斜直線的に高くなるように設定する。左上角部及び右下
角部の減光特性については、該左上角部及び該右下角部
を構成する2辺の辺部の減光特性の一方を第1特性、他
方を第2特性として、第1特性と第2特性とを加算した
特性に基づいて設定する。これにより、4回(左下角部
の左下半分の三角形部分と右上角部の右上半分の三角形
部分は減光率100%なので厳密には3回)の露光によ
って透光部122の露光量と等しくなるようにすること
ができる。
設定しなくてもよく、左下角部と左上角部と右下角部と
右上角部とが、4回の露光によって透光部122の露光
量と等しくなるように互いに補完し合うような特性に設
定されていればよい。また、各角部が対称的な特性に設
定されている必要は必ずしもなく、例えば、以下のよう
にできる。即ち、減光部123の左下角部の左下半分の
三角形部分を減光率100%とするとともに、該左下角
部の右上半分の三角形部分を左下45度方向に外側に行
くに従って減光率が傾斜直線的に高くなるように設定す
る。同様に右上角部の右上半分の三角形部分を減光率1
00%とするとともに、該右上角部の左下半分の三角形
部分を右上45度方向に外側に行くに従って減光率が傾
斜直線的に高くなるように設定する。左上角部及び右下
角部の減光特性については、該左上角部及び該右下角部
を構成する2辺の辺部の減光特性の一方を第1特性、他
方を第2特性として、第1特性と第2特性とを加算した
特性に基づいて設定する。これにより、4回(左下角部
の左下半分の三角形部分と右上角部の右上半分の三角形
部分は減光率100%なので厳密には3回)の露光によ
って透光部122の露光量と等しくなるようにすること
ができる。
【0041】尚、ドット配置方法は、減光部123内で
透過率が同一な部分ではドットを同一ピッチPで配置す
るよりも、Pに対して、ガウス分布をもつ乱数Rを各ド
ット毎に発生させたものを加えたP+Rで配置するのが
よい。その理由は、ドット配置によって回折光が発生
し、場合によっては照明系の開口数(NA)を超えて感
光基板まで光が届かない現象が起き、設計透過率からの
誤差が大きくなるためである。
透過率が同一な部分ではドットを同一ピッチPで配置す
るよりも、Pに対して、ガウス分布をもつ乱数Rを各ド
ット毎に発生させたものを加えたP+Rで配置するのが
よい。その理由は、ドット配置によって回折光が発生
し、場合によっては照明系の開口数(NA)を超えて感
光基板まで光が届かない現象が起き、設計透過率からの
誤差が大きくなるためである。
【0042】また、ドットサイズは全て同一サイズが望
ましい。その理由は、複数種のドットサイズを使用して
いると、前述の回折による設計透過率からの誤差が発生
した場合に、その誤差が複雑、即ち透過率補正が複雑に
なるからである。
ましい。その理由は、複数種のドットサイズを使用して
いると、前述の回折による設計透過率からの誤差が発生
した場合に、その誤差が複雑、即ち透過率補正が複雑に
なるからである。
【0043】ところで、濃度フィルタFjの減光部12
3の描画は、ドット形状誤差を小さくするため高加速E
B描画機で描画するのが望ましく、またドット形状は、
プロセスによる形状誤差が測定しやすい長方形(正方
形)が望ましい。形状誤差がある場合は、その誤差量が
計測可能であれば透過率補正がしやすい利点がある。
3の描画は、ドット形状誤差を小さくするため高加速E
B描画機で描画するのが望ましく、またドット形状は、
プロセスによる形状誤差が測定しやすい長方形(正方
形)が望ましい。形状誤差がある場合は、その誤差量が
計測可能であれば透過率補正がしやすい利点がある。
【0044】濃度フィルタFjの遮光部121、透光部
122、及び減光部123は、フィルタステージFSに
保持された状態で、マスターレチクルRiのパターン形
成面に対して共役な面と当該濃度フィルタFjとの光軸
に沿う方向の距離(寸法)に応じて、該パターン形成面
上で適正な形状となるように予め補正されて形成されて
いる。
122、及び減光部123は、フィルタステージFSに
保持された状態で、マスターレチクルRiのパターン形
成面に対して共役な面と当該濃度フィルタFjとの光軸
に沿う方向の距離(寸法)に応じて、該パターン形成面
上で適正な形状となるように予め補正されて形成されて
いる。
【0045】図2(a)に示されているように、濃度フ
ィルタFjの遮光部121には複数のマーク124A,
124B,124C,124Dが形成されている。これ
らのマーク124A〜124Dは、濃度フィルタFjの
遮光部121の一部を除去して、矩形状あるいはその他
の形状の開口(光透過部)を形成することにより構成さ
れる。ここでは、図2(b)に示されているように、複
数のスリット状の開口からなるスリットマークを採用し
ている。このスリットマークは、X方向及びY方向の位
置を計測するために、Y方向に形成されたスリットをX
方向に配列したマーク要素125Xと、X方向に形成さ
れたスリットをY方向に配列したマーク要素125Yと
を組み合わせたものである。
ィルタFjの遮光部121には複数のマーク124A,
124B,124C,124Dが形成されている。これ
らのマーク124A〜124Dは、濃度フィルタFjの
遮光部121の一部を除去して、矩形状あるいはその他
の形状の開口(光透過部)を形成することにより構成さ
れる。ここでは、図2(b)に示されているように、複
数のスリット状の開口からなるスリットマークを採用し
ている。このスリットマークは、X方向及びY方向の位
置を計測するために、Y方向に形成されたスリットをX
方向に配列したマーク要素125Xと、X方向に形成さ
れたスリットをY方向に配列したマーク要素125Yと
を組み合わせたものである。
【0046】濃度フィルタFjのX、Y方向の位置、X
Y平面内での回転量、及び投影倍率は、例えばレチクル
Ri又は基板4が配置される所定面(投影光学系3の物
体面又は像面)上でマーク124A,124B,124
C,124Dの像をそれぞれ検出して得られる位置情報
に基づいて、濃度フィルタFjの微動やレチクルRiと
の間に配置される光学系(113,114など)の光学
特性の変更などを行うことにより、調整される。また、
濃度フィルタFjのZ方向の位置(デフォーカス量)及
びZ方向チルト量(XY平面に対する傾斜角)について
は、例えば複数Z位置でマーク124A,124B,1
24C,124Dの各像を検出し、信号強度又は信号コ
ントラストが最大となるZ位置(ベストフォーカス位
置)に基づいて濃度フィルタFjを移動することによ
り、調整される。これにより、濃度フィルタFjは照明
光学系1内で前述の共役面PL1からある一定量デフォ
ーカスした位置に設置される。
Y平面内での回転量、及び投影倍率は、例えばレチクル
Ri又は基板4が配置される所定面(投影光学系3の物
体面又は像面)上でマーク124A,124B,124
C,124Dの像をそれぞれ検出して得られる位置情報
に基づいて、濃度フィルタFjの微動やレチクルRiと
の間に配置される光学系(113,114など)の光学
特性の変更などを行うことにより、調整される。また、
濃度フィルタFjのZ方向の位置(デフォーカス量)及
びZ方向チルト量(XY平面に対する傾斜角)について
は、例えば複数Z位置でマーク124A,124B,1
24C,124Dの各像を検出し、信号強度又は信号コ
ントラストが最大となるZ位置(ベストフォーカス位
置)に基づいて濃度フィルタFjを移動することによ
り、調整される。これにより、濃度フィルタFjは照明
光学系1内で前述の共役面PL1からある一定量デフォ
ーカスした位置に設置される。
【0047】これらのマーク124A,124B,12
4C,124Dの計測については、ブラインド111X
1,111X2,111Y1,111Y2、及び濃度フ
ィルタFjを固定スリット板131のスリット136に
対して、図10(a)に示すような配置として、マーク
124A,124Bを照明光ILによって照明して空間
像計測装置等により計測した後、ブラインド111X
1,111X2,111Y1,111Y2、濃度フィル
タFjをスリット136に対して、図10(b)に示す
ような配置として、マーク124C,124Dを照明光
ILによって照明して同様に空間像計測装置等により計
測する。空間像計測装置については後述する。
4C,124Dの計測については、ブラインド111X
1,111X2,111Y1,111Y2、及び濃度フ
ィルタFjを固定スリット板131のスリット136に
対して、図10(a)に示すような配置として、マーク
124A,124Bを照明光ILによって照明して空間
像計測装置等により計測した後、ブラインド111X
1,111X2,111Y1,111Y2、濃度フィル
タFjをスリット136に対して、図10(b)に示す
ような配置として、マーク124C,124Dを照明光
ILによって照明して同様に空間像計測装置等により計
測する。空間像計測装置については後述する。
【0048】尚、濃度フィルタに設けるマークの数は4
つに限られるものではなく、濃度フィルタの設定精度な
どに応じて少なくとも1つを設けておけばよい。さら
に、本例では、図2(a)において、濃度フィルタFj
の上辺側と下辺側(スキャン方向(Y軸方向)の上流側
と下流側)にそれぞれ一対のマークを設けているが、濃
度フィルタFjの各辺についてそれぞれ1つずつ、ある
いは複数ずつ配置してもよい。この場合において、各マ
ークを濃度フィルタFjの中心に関して対称に設けるよ
うにしてもよいが、各マークは、濃度フィルタFjの中
心に関して点対称とならないように配置する、あるいは
その複数のマークは点対称に配置し、別に認識パターン
を形成することが望ましい。これは、照明光学系内に濃
度フィルタを配置してエネルギー分布を計測した後にそ
の濃度フィルタを取り出してその修正を加えて再設定す
るとき、結果として照明光学系の光学特性(ディストー
ションなど)を考慮して濃度フィルタの修正が行われて
いるため、その濃度フィルタが回転して再設定される
と、その修正が意味をなさなくなるためであり、元の状
態で濃度フィルタを再設定可能とするためである。
つに限られるものではなく、濃度フィルタの設定精度な
どに応じて少なくとも1つを設けておけばよい。さら
に、本例では、図2(a)において、濃度フィルタFj
の上辺側と下辺側(スキャン方向(Y軸方向)の上流側
と下流側)にそれぞれ一対のマークを設けているが、濃
度フィルタFjの各辺についてそれぞれ1つずつ、ある
いは複数ずつ配置してもよい。この場合において、各マ
ークを濃度フィルタFjの中心に関して対称に設けるよ
うにしてもよいが、各マークは、濃度フィルタFjの中
心に関して点対称とならないように配置する、あるいは
その複数のマークは点対称に配置し、別に認識パターン
を形成することが望ましい。これは、照明光学系内に濃
度フィルタを配置してエネルギー分布を計測した後にそ
の濃度フィルタを取り出してその修正を加えて再設定す
るとき、結果として照明光学系の光学特性(ディストー
ションなど)を考慮して濃度フィルタの修正が行われて
いるため、その濃度フィルタが回転して再設定される
と、その修正が意味をなさなくなるためであり、元の状
態で濃度フィルタを再設定可能とするためである。
【0049】濃度フィルタFjは、図1に示されている
ように、フィルタステージFSの側方にフィルタライブ
ラリ16aを設けて、適宜に交換できるようにしてもよ
い。この場合、フィルタライブラリ16aはZ方向に順
次配列されたL(Lは自然数)個の支持板17aを有
し、支持板17aに濃度フィルタF1,…,FLが載置
される。フィルタライブラリ16aは、スライド装置1
8aによってZ方向に移動自在に支持され、フィルタス
テージFSとフィルタライブラリ16aとの間に、回転
自在でZ方向に所定範囲で移動できるアームを備えたロ
ーダ19aが配置される。主制御系9がスライド装置1
8aを介してフィルタライブラリ16aのZ方向の位置
を調整した後、ローダ19aの動作を制御して、フィル
タライブラリ16a中の所望の支持板17aとフィルタ
ステージFSとの間で、所望の濃度フィルタF1〜FL
を受け渡す。
ように、フィルタステージFSの側方にフィルタライブ
ラリ16aを設けて、適宜に交換できるようにしてもよ
い。この場合、フィルタライブラリ16aはZ方向に順
次配列されたL(Lは自然数)個の支持板17aを有
し、支持板17aに濃度フィルタF1,…,FLが載置
される。フィルタライブラリ16aは、スライド装置1
8aによってZ方向に移動自在に支持され、フィルタス
テージFSとフィルタライブラリ16aとの間に、回転
自在でZ方向に所定範囲で移動できるアームを備えたロ
ーダ19aが配置される。主制御系9がスライド装置1
8aを介してフィルタライブラリ16aのZ方向の位置
を調整した後、ローダ19aの動作を制御して、フィル
タライブラリ16a中の所望の支持板17aとフィルタ
ステージFSとの間で、所望の濃度フィルタF1〜FL
を受け渡す。
【0050】フィルタライブラリ16aを設けた場合、
各支持板17aに支持する複数の濃度フィルタFjとし
ては、特に限定されないが、ショット形状やショット配
列、使用するレチクルRiの種類等に応じて、遮光部1
21、透光部122、減光部123の形状(大きさ、配
置など)、減光部123の減光特性がそれぞれ設定され
たものを選択することができる。例えば、図3(a)〜
図3(i)に示されているようなF1〜F9の9枚とす
ることができる。これらは、相互に減光部123の形状
又は位置が異なっており、露光処理を行うべきショット
の4辺について、隣接するショット間でパターンの像が
重ね合わされる部分である重合部(つなぎ部)が有るか
否かに応じて選択的に使用される。
各支持板17aに支持する複数の濃度フィルタFjとし
ては、特に限定されないが、ショット形状やショット配
列、使用するレチクルRiの種類等に応じて、遮光部1
21、透光部122、減光部123の形状(大きさ、配
置など)、減光部123の減光特性がそれぞれ設定され
たものを選択することができる。例えば、図3(a)〜
図3(i)に示されているようなF1〜F9の9枚とす
ることができる。これらは、相互に減光部123の形状
又は位置が異なっており、露光処理を行うべきショット
の4辺について、隣接するショット間でパターンの像が
重ね合わされる部分である重合部(つなぎ部)が有るか
否かに応じて選択的に使用される。
【0051】即ち、ショット配列がp(行)×q(列)
の行列である場合、ショット(1,1)については図3
(a)の濃度フィルタが、ショット(1,2〜q−1)
については図3(b)の濃度フィルタが、ショット
(1,q)については図3(c)の濃度フィルタが、シ
ョット(2〜p−1,1)については図3(d)の濃度
フィルタが、ショット(2〜p−1,2〜q−1)につ
いては図3(e)の濃度フィルタが、ショット(2〜p
−1,q)については図3(f)の濃度フィルタが、シ
ョット(p,1)については図3(g)の濃度フィルタ
が、ショット(p,2〜q−1)については図3(h)
の濃度フィルタが、ショット(p,q)については図3
(i)の濃度フィルタが使用される。
の行列である場合、ショット(1,1)については図3
(a)の濃度フィルタが、ショット(1,2〜q−1)
については図3(b)の濃度フィルタが、ショット
(1,q)については図3(c)の濃度フィルタが、シ
ョット(2〜p−1,1)については図3(d)の濃度
フィルタが、ショット(2〜p−1,2〜q−1)につ
いては図3(e)の濃度フィルタが、ショット(2〜p
−1,q)については図3(f)の濃度フィルタが、シ
ョット(p,1)については図3(g)の濃度フィルタ
が、ショット(p,2〜q−1)については図3(h)
の濃度フィルタが、ショット(p,q)については図3
(i)の濃度フィルタが使用される。
【0052】尚、濃度フィルタFjはレチクルRiと1
対1に対応していてもよいが、同一の濃度フィルタFj
を用いて複数のレチクルRiについて露光処理を行うよ
うにした方が、濃度フィルタFjの数を削減することが
でき、高効率的である。濃度フィルタFjを90度又は
180度回転させて使用できるようにすれば、例えば、
図3(a),図3(b)及び図3(e)の3種類の濃度
フィルタFjを準備することにより、その余の濃度フィ
ルタの機能をも実現することができ、高効率的である。
対1に対応していてもよいが、同一の濃度フィルタFj
を用いて複数のレチクルRiについて露光処理を行うよ
うにした方が、濃度フィルタFjの数を削減することが
でき、高効率的である。濃度フィルタFjを90度又は
180度回転させて使用できるようにすれば、例えば、
図3(a),図3(b)及び図3(e)の3種類の濃度
フィルタFjを準備することにより、その余の濃度フィ
ルタの機能をも実現することができ、高効率的である。
【0053】本実施形態では、濃度フィルタFjとし
て、図3(e)に示すものを用い、レチクルブラインド
機構110の4枚のブラインド111X1,111X
2,111Y1,111Y2の濃度フィルタFjに対す
る相対位置を選択・設定して、減光部123の4辺のう
ちの一又は複数を対応するブラインド111X1,11
1X2,111Y1,111Y2で遮蔽することによ
り、単一の濃度フィルタで、図3(a)〜図3(i)に
示したような濃度フィルタ、その他の濃度フィルタの機
能を実現するようにしている。一種類の濃度フィルタF
jで図3(a)〜図3(i)に示す各濃度フィルタ等の
機能を実現することができ、高効率的である。尚、濃度
フィルタFjは図3(e)に示すものを用い、レチクル
Riの遮光帯を利用して、減光部123の4辺のうちの
一又は複数を遮蔽するものを採用してもよい。また、シ
ョットサイズなどが異なる基板をそれぞれ露光するとき
は、図3(e)と同一形状で、透光部122の大きさが
異なる複数の濃度フィルタFjを用いてもよい。さら
に、基板4上での非走査方向(X方向)に関する照明光
ILの強度分布の両端におけるスロープ部の傾きや幅な
どを変更するときは、図3(e)と同一形状で、減光部
123の減光特性や幅などが異なる複数の濃度フィルタ
Fjを用いてもよい。
て、図3(e)に示すものを用い、レチクルブラインド
機構110の4枚のブラインド111X1,111X
2,111Y1,111Y2の濃度フィルタFjに対す
る相対位置を選択・設定して、減光部123の4辺のう
ちの一又は複数を対応するブラインド111X1,11
1X2,111Y1,111Y2で遮蔽することによ
り、単一の濃度フィルタで、図3(a)〜図3(i)に
示したような濃度フィルタ、その他の濃度フィルタの機
能を実現するようにしている。一種類の濃度フィルタF
jで図3(a)〜図3(i)に示す各濃度フィルタ等の
機能を実現することができ、高効率的である。尚、濃度
フィルタFjは図3(e)に示すものを用い、レチクル
Riの遮光帯を利用して、減光部123の4辺のうちの
一又は複数を遮蔽するものを採用してもよい。また、シ
ョットサイズなどが異なる基板をそれぞれ露光するとき
は、図3(e)と同一形状で、透光部122の大きさが
異なる複数の濃度フィルタFjを用いてもよい。さら
に、基板4上での非走査方向(X方向)に関する照明光
ILの強度分布の両端におけるスロープ部の傾きや幅な
どを変更するときは、図3(e)と同一形状で、減光部
123の減光特性や幅などが異なる複数の濃度フィルタ
Fjを用いてもよい。
【0054】また、濃度フィルタFjとしては、上述の
ようなガラス基板上にクロム等の遮光性材料で減光部や
遮光部を形成したもののみならず、液晶素子等を用いて
遮光部や減光部の位置、減光部の減光特性を必要に応じ
て変更できるようにしたものを用いることもでき、この
場合には、濃度フィルタを複数準備する必要がなくなる
とともに、製造するワーキングレチクル(マイクロデバ
イス)の仕様上の各種の要請に柔軟に対応することがで
き、高効率的である。
ようなガラス基板上にクロム等の遮光性材料で減光部や
遮光部を形成したもののみならず、液晶素子等を用いて
遮光部や減光部の位置、減光部の減光特性を必要に応じ
て変更できるようにしたものを用いることもでき、この
場合には、濃度フィルタを複数準備する必要がなくなる
とともに、製造するワーキングレチクル(マイクロデバ
イス)の仕様上の各種の要請に柔軟に対応することがで
き、高効率的である。
【0055】図1及び図8に示されているように、濃度
フィルタFjを通過した照明光ILは、固定スリット板
131の矩形状のスリット136によって整形された
後、反射ミラー112及びコンデンサレンズ系113、
結像用レンズ系114、反射ミラー115、及び主コン
デンサレンズ系116を介して、レチクルRiの回路パ
ターン領域上で固定スリット板131のスリット136
と相似な照明領域を照明する。尚、図8では、簡単のた
め、反射ミラー112及び115は省略している。ま
た、本実施形態による露光装置(図1)はデバイス製造
だけでなく、フォトマスク又はレチクル(ワーキングレ
チクル)の製造にも用いることができるので、以下では
レチクルRiをマスターレチクル、露光対象とする基板
4をブランクスとも呼んでいる。
フィルタFjを通過した照明光ILは、固定スリット板
131の矩形状のスリット136によって整形された
後、反射ミラー112及びコンデンサレンズ系113、
結像用レンズ系114、反射ミラー115、及び主コン
デンサレンズ系116を介して、レチクルRiの回路パ
ターン領域上で固定スリット板131のスリット136
と相似な照明領域を照明する。尚、図8では、簡単のた
め、反射ミラー112及び115は省略している。ま
た、本実施形態による露光装置(図1)はデバイス製造
だけでなく、フォトマスク又はレチクル(ワーキングレ
チクル)の製造にも用いることができるので、以下では
レチクルRiをマスターレチクル、露光対象とする基板
4をブランクスとも呼んでいる。
【0056】照明光学系1から出射された照明光ILに
より、レチクルステージ2に保持されたマスターレチク
ルRiの一部が照明される。レチクルステージ2には、
i番目(i=1〜N)のマスターレチクルRiが保持さ
れている。
より、レチクルステージ2に保持されたマスターレチク
ルRiの一部が照明される。レチクルステージ2には、
i番目(i=1〜N)のマスターレチクルRiが保持さ
れている。
【0057】本実施形態においては、レチクルステージ
2の側方に棚状のレチクルライブラリ16bが配置さ
れ、このレチクルライブラリ16bはZ方向に順次配列
されたN(Nは自然数)個の支持板17bを有し、支持
板17bにマスターレチクルR1,…,RNが載置され
ている。レチクルライブラリ16bは、スライド装置1
8bによってZ方向に移動自在に支持されており、レチ
クルステージ2とレチクルライブラリ16bとの間に、
回転自在でZ方向に所定範囲で移動できるアームを備え
たローダ19bが配置されている。主制御系9がスライ
ド装置18bを介してレチクルライブラリ16bのZ方
向の位置を調整した後、ローダ19bの動作を制御し
て、レチクルライブラリ16b中の所望の支持板17b
とレチクルステージ2との間で、所望のマスターレチク
ルF1〜FLを受け渡しできるように構成されている。
2の側方に棚状のレチクルライブラリ16bが配置さ
れ、このレチクルライブラリ16bはZ方向に順次配列
されたN(Nは自然数)個の支持板17bを有し、支持
板17bにマスターレチクルR1,…,RNが載置され
ている。レチクルライブラリ16bは、スライド装置1
8bによってZ方向に移動自在に支持されており、レチ
クルステージ2とレチクルライブラリ16bとの間に、
回転自在でZ方向に所定範囲で移動できるアームを備え
たローダ19bが配置されている。主制御系9がスライ
ド装置18bを介してレチクルライブラリ16bのZ方
向の位置を調整した後、ローダ19bの動作を制御し
て、レチクルライブラリ16b中の所望の支持板17b
とレチクルステージ2との間で、所望のマスターレチク
ルF1〜FLを受け渡しできるように構成されている。
【0058】マスターレチクルRiのスリット状の照明
領域内のパターンの像は、投影光学系3を介して縮小倍
率1/α(αは例えば5、又は4等)で、ワーキングレ
チクル用の基板(ブランクス)4の表面に投影される。
図4は、マスターレチクルの親パターンの縮小像を基板
上に投影する場合を示す要部斜視図である。尚、図4に
おいて、図1に示した露光装置が備える部材と同一の部
材には同一の符号が付してある。図1及び図4におい
て、基板4は、石英ガラスのような光透過性の基板であ
り、その表面のパターン領域にクロム、又はケイ化モリ
ブデン等のマスク材料の薄膜が形成され、このパターン
領域25を挟むように位置合わせ用の2つの2次元マー
クよりなるアライメントマーク24A,24Bが形成さ
れている。
領域内のパターンの像は、投影光学系3を介して縮小倍
率1/α(αは例えば5、又は4等)で、ワーキングレ
チクル用の基板(ブランクス)4の表面に投影される。
図4は、マスターレチクルの親パターンの縮小像を基板
上に投影する場合を示す要部斜視図である。尚、図4に
おいて、図1に示した露光装置が備える部材と同一の部
材には同一の符号が付してある。図1及び図4におい
て、基板4は、石英ガラスのような光透過性の基板であ
り、その表面のパターン領域にクロム、又はケイ化モリ
ブデン等のマスク材料の薄膜が形成され、このパターン
領域25を挟むように位置合わせ用の2つの2次元マー
クよりなるアライメントマーク24A,24Bが形成さ
れている。
【0059】これらのアライメントマーク24A,24
Bは、電子ビーム描画装置、レーザビーム描画装置、投
影露光装置(ステッパー、スキャナー)等を用いて、パ
ターンの転写を行う前に予め形成される。また、基板4
の表面にマスク材料を覆うようにフォトレジストが塗布
されている。
Bは、電子ビーム描画装置、レーザビーム描画装置、投
影露光装置(ステッパー、スキャナー)等を用いて、パ
ターンの転写を行う前に予め形成される。また、基板4
の表面にマスク材料を覆うようにフォトレジストが塗布
されている。
【0060】レチクルステージ2は、保持しているマス
ターレチクルRiをXY平面内で回転方向及び並進方向
に微動して、その姿勢を調整することができる。また、
Y方向に一定速度で往復移動できるようになっている。
レチクルステージ2のX座標、Y座標、及び回転角は、
不図示のレーザ干渉計によって計測され、この計測値、
及び主制御系9からの制御情報に基づいて、駆動モータ
(リニアモータやボイスコイルモータ等)が駆動され、
レチクルステージ2の走査速度及び位置の制御が行われ
る。
ターレチクルRiをXY平面内で回転方向及び並進方向
に微動して、その姿勢を調整することができる。また、
Y方向に一定速度で往復移動できるようになっている。
レチクルステージ2のX座標、Y座標、及び回転角は、
不図示のレーザ干渉計によって計測され、この計測値、
及び主制御系9からの制御情報に基づいて、駆動モータ
(リニアモータやボイスコイルモータ等)が駆動され、
レチクルステージ2の走査速度及び位置の制御が行われ
る。
【0061】一方、基板4は、基板の変形による位置ず
れが起きないように、3本のピンで構成されるホルダ上
に無吸着(キネマティック支持)またはソフト吸着さ
れ、この基板ホルダは試料台5上に固定され、試料台5
は基板ステージ6上に固定されている。試料台5は、オ
ートフォーカス方式で基板4のフォーカス位置(光軸A
X方向の位置)、及び傾斜角を制御することによって、
基板4の表面を投影光学系3の像面に合わせ込む。この
試料台5上には位置決め用の基準マーク部材12、レチ
クルステージ2に設けられる基準マーク(不図示)、マ
スターレチクルRiのマーク、及び濃度フィルタFjの
マークなどの投影像を検出する空間像計測センサ12
6、及び不図示の照度分布検出センサ(いわゆる照度ム
ラセンサ)が固定されている。また、基板ステージ6
は、ベース7上で例えばリニアモータにより試料台5
(基板4)のY方向への等速走査、X方向及びY方向へ
のステッピング動作を行う。
れが起きないように、3本のピンで構成されるホルダ上
に無吸着(キネマティック支持)またはソフト吸着さ
れ、この基板ホルダは試料台5上に固定され、試料台5
は基板ステージ6上に固定されている。試料台5は、オ
ートフォーカス方式で基板4のフォーカス位置(光軸A
X方向の位置)、及び傾斜角を制御することによって、
基板4の表面を投影光学系3の像面に合わせ込む。この
試料台5上には位置決め用の基準マーク部材12、レチ
クルステージ2に設けられる基準マーク(不図示)、マ
スターレチクルRiのマーク、及び濃度フィルタFjの
マークなどの投影像を検出する空間像計測センサ12
6、及び不図示の照度分布検出センサ(いわゆる照度ム
ラセンサ)が固定されている。また、基板ステージ6
は、ベース7上で例えばリニアモータにより試料台5
(基板4)のY方向への等速走査、X方向及びY方向へ
のステッピング動作を行う。
【0062】試料台5の上部に固定された移動鏡8m、
及び対向して配置されたレーザ干渉計8によって試料台
5のX座標、Y座標、及び回転角が計測され、この計測
値がステージ制御系10、及び主制御系9に供給されて
いる。移動鏡8mは、図4に示すように、X軸の移動鏡
8mX、及びY軸の移動鏡8mYを総称するものであ
る。ステージ制御系10は、その計測値、及び主制御系
9からの制御情報に基づいて、基板ステージ6のリニア
モータ等の動作を制御する。基板4の回転誤差は、主制
御系9を介してレチクルステージ2を微少回転すること
で補正される。
及び対向して配置されたレーザ干渉計8によって試料台
5のX座標、Y座標、及び回転角が計測され、この計測
値がステージ制御系10、及び主制御系9に供給されて
いる。移動鏡8mは、図4に示すように、X軸の移動鏡
8mX、及びY軸の移動鏡8mYを総称するものであ
る。ステージ制御系10は、その計測値、及び主制御系
9からの制御情報に基づいて、基板ステージ6のリニア
モータ等の動作を制御する。基板4の回転誤差は、主制
御系9を介してレチクルステージ2を微少回転すること
で補正される。
【0063】主制御系9は、レチクルステージ2及び基
板ステージ6のそれぞれの移動位置、移動速度、移動加
速度、位置オフセット等の各種情報をステージ制御系1
0等に送る。そして、走査露光時には、レチクルステー
ジ2と基板ステージ6とが同期駆動され、照明光学系1
によって照明光ILが照射される照明領域に対してレチ
クルRiが+Y方向(又は−Y方向)に速度Vrで移動
されるのに同期して、投影光学系3によって照明光IL
が照射される露光領域(照明領域内のパターン像が形成
される投影領域)に対して基板4が−Y方向(又は+Y
方向)に速度β・Vr(βは…1/5)で移動される。
これにより、本例ではレチクルRiのパターン領域20
(図4)の全面が照明光ILで照明されるとともに、基
板4上の1つのショット領域が照明光ILで走査露光さ
れ、そのショット領域にレチクルRiのパターンが転写
される。
板ステージ6のそれぞれの移動位置、移動速度、移動加
速度、位置オフセット等の各種情報をステージ制御系1
0等に送る。そして、走査露光時には、レチクルステー
ジ2と基板ステージ6とが同期駆動され、照明光学系1
によって照明光ILが照射される照明領域に対してレチ
クルRiが+Y方向(又は−Y方向)に速度Vrで移動
されるのに同期して、投影光学系3によって照明光IL
が照射される露光領域(照明領域内のパターン像が形成
される投影領域)に対して基板4が−Y方向(又は+Y
方向)に速度β・Vr(βは…1/5)で移動される。
これにより、本例ではレチクルRiのパターン領域20
(図4)の全面が照明光ILで照明されるとともに、基
板4上の1つのショット領域が照明光ILで走査露光さ
れ、そのショット領域にレチクルRiのパターンが転写
される。
【0064】尚、主制御系9には、磁気ディスク装置等
の記憶装置11が接続され、記憶装置11に、露光デー
タファイルが格納されている。露光データファイルに
は、マスターレチクルR1〜RNの相互の位置関係に関
する情報、マスターレチクルR1〜RNについての濃度
フィルタに関する情報、アライメント情報等が記録され
ている。
の記憶装置11が接続され、記憶装置11に、露光デー
タファイルが格納されている。露光データファイルに
は、マスターレチクルR1〜RNの相互の位置関係に関
する情報、マスターレチクルR1〜RNについての濃度
フィルタに関する情報、アライメント情報等が記録され
ている。
【0065】次に、濃度フィルタFjに形成されたスリ
ット状の開口から構成されるスリットマーク124A〜
124D(図2(b))の計測装置(空間像計測装置)
126について、図5を参照して説明する。図5におい
て、基板ステージ6上には、濃度フィルタFjの遮光部
121に形成されたスリットマーク124A〜124D
の投影光学系3による投影像を計測するための受光部が
設けられている。この受光部は、同図に示すように矩形
(この実施形態では正方形)状の開口54を有する受光
板55の下側に光電センサ(光電変換素子)56を設け
て構成され、光電センサ56による検出信号は、主制御
系9に入力される。尚、開口54の下側に光電センサ5
6を設けずに、ライトガイドなどにより光を導いて他の
部分で光電センサなどにより検出するようにしてもよ
い。
ット状の開口から構成されるスリットマーク124A〜
124D(図2(b))の計測装置(空間像計測装置)
126について、図5を参照して説明する。図5におい
て、基板ステージ6上には、濃度フィルタFjの遮光部
121に形成されたスリットマーク124A〜124D
の投影光学系3による投影像を計測するための受光部が
設けられている。この受光部は、同図に示すように矩形
(この実施形態では正方形)状の開口54を有する受光
板55の下側に光電センサ(光電変換素子)56を設け
て構成され、光電センサ56による検出信号は、主制御
系9に入力される。尚、開口54の下側に光電センサ5
6を設けずに、ライトガイドなどにより光を導いて他の
部分で光電センサなどにより検出するようにしてもよ
い。
【0066】濃度フィルタFjを、図10(a)又は図
10(b)に示すように照明すると、スリットマーク1
24A〜124Dの投影光学系3による投影像が受光板
55の表面に形成される。主制御系9により基板ステー
ジ6を移動してスリットマーク124A〜124Dの投
影像の一つに対応する位置の近傍に該受光部を対応させ
た状態で、図11(a)に示すように、その投影像57
に対して受光部の開口54をスキャン(走査移動)する
ことにより、光電センサ56によって図11(b)に示
されるような信号が検出される。即ち、その1つのスリ
ットマークの投影像のうちスキャン方向に対して先頭の
スリット像が開口54内に現れ、順次隣接するスリット
像が開口54内に現れ、全部のスリットが開口54内に
現れた後、順次開口54の外に移動していき、最終的に
全てのスリット像が開口54の外に移動する。
10(b)に示すように照明すると、スリットマーク1
24A〜124Dの投影光学系3による投影像が受光板
55の表面に形成される。主制御系9により基板ステー
ジ6を移動してスリットマーク124A〜124Dの投
影像の一つに対応する位置の近傍に該受光部を対応させ
た状態で、図11(a)に示すように、その投影像57
に対して受光部の開口54をスキャン(走査移動)する
ことにより、光電センサ56によって図11(b)に示
されるような信号が検出される。即ち、その1つのスリ
ットマークの投影像のうちスキャン方向に対して先頭の
スリット像が開口54内に現れ、順次隣接するスリット
像が開口54内に現れ、全部のスリットが開口54内に
現れた後、順次開口54の外に移動していき、最終的に
全てのスリット像が開口54の外に移動する。
【0067】このとき、図11(b)に示すように、光
電センサ56の出力(受光量)は、各スリットの投影像
57が開口54の移動に伴いほぼ均等的に階段状に増加
し、ピークを迎えた後に階段状に減少する。従って、こ
の検出値のピーク位置における基板ステージ6の座標位
置を検出することにより、スリットマーク125の投影
像のX又はY方向の位置を計測することができる。
電センサ56の出力(受光量)は、各スリットの投影像
57が開口54の移動に伴いほぼ均等的に階段状に増加
し、ピークを迎えた後に階段状に減少する。従って、こ
の検出値のピーク位置における基板ステージ6の座標位
置を検出することにより、スリットマーク125の投影
像のX又はY方向の位置を計測することができる。
【0068】上述した計測方法は基板ステージ6を駆動
してX(又はY)方向にスキャンすることにより、スリ
ットマーク124A〜124Dの投影像のX(又はY)
方向の位置を計測するものであるが、X(又はY)方向
にスキャンすると同時にZ方向にも移動(試料台5を上
下方向に移動)することにより、X(又はY)方向の位
置のみならず、結像位置(結像面)をも検出することが
できる。即ち、X(又はY)方向のみならず、Z方向に
も移動すると、光電センサ56の出力は、図11(b)
のように階段状に大きくなるのは同様であるが、階段の
落差は図11(b)のように均等的ではなく、センサ5
6の受光面が結像位置に近づくに従って、階段の落差が
大きくなり、離れるに従って階段の落差が小さくなる。
従って、光電センサ56の出力信号をX(又はY)につ
いて微分し、その微分信号における複数のピークを結ん
だ補間曲線が最大となるZ位置を求めれば、その位置が
結像位置であり、結像位置を極めて容易に求めることが
できる。各マーク124A〜124Dの少なくとも3個
について結像位置をも計測することにより、濃度フィル
タFjの所定の基準に対するシフトや回転のみならず、
XY平面に対する傾き(チルト量)をも検出することが
可能であり、かかる傾きについても姿勢調整することが
可能となる。
してX(又はY)方向にスキャンすることにより、スリ
ットマーク124A〜124Dの投影像のX(又はY)
方向の位置を計測するものであるが、X(又はY)方向
にスキャンすると同時にZ方向にも移動(試料台5を上
下方向に移動)することにより、X(又はY)方向の位
置のみならず、結像位置(結像面)をも検出することが
できる。即ち、X(又はY)方向のみならず、Z方向に
も移動すると、光電センサ56の出力は、図11(b)
のように階段状に大きくなるのは同様であるが、階段の
落差は図11(b)のように均等的ではなく、センサ5
6の受光面が結像位置に近づくに従って、階段の落差が
大きくなり、離れるに従って階段の落差が小さくなる。
従って、光電センサ56の出力信号をX(又はY)につ
いて微分し、その微分信号における複数のピークを結ん
だ補間曲線が最大となるZ位置を求めれば、その位置が
結像位置であり、結像位置を極めて容易に求めることが
できる。各マーク124A〜124Dの少なくとも3個
について結像位置をも計測することにより、濃度フィル
タFjの所定の基準に対するシフトや回転のみならず、
XY平面に対する傾き(チルト量)をも検出することが
可能であり、かかる傾きについても姿勢調整することが
可能となる。
【0069】尚、濃度フィルタFjに形成するマーク1
24A〜124Dは、このような計測方法による計測に
適したスリットマーク125X、125Yに限定される
ことはなく、回折格子マークやその他のマークであって
もよいのは勿論である。また、受光板55の開口54を
X又はY方向とZ方向とに同時に移動するのではなく、
X又はY方向の移動とZ方向の移動とを交互に繰り返し
て各マークの結像位置を計測してもよい。さらに、受光
板55の開口54は矩形状に限られるものではなく、例
えばスリット状でもよい。
24A〜124Dは、このような計測方法による計測に
適したスリットマーク125X、125Yに限定される
ことはなく、回折格子マークやその他のマークであって
もよいのは勿論である。また、受光板55の開口54を
X又はY方向とZ方向とに同時に移動するのではなく、
X又はY方向の移動とZ方向の移動とを交互に繰り返し
て各マークの結像位置を計測してもよい。さらに、受光
板55の開口54は矩形状に限られるものではなく、例
えばスリット状でもよい。
【0070】次に、本実施形態で最も特徴的な濃度フィ
ルタFj、ブラインド111、レチクルRi及び基板4
の動作について、図12〜図16を参照して説明する。
なお、図12〜図16は濃度フィルタFj及びブライン
ド111の駆動装置137,138X,138Yが不図
示である点を除き、それぞれ図8及び図9と実質的に同
一構成であるので、ここでは動作説明のみを行う。ま
た、図12(a)〜図16(a)ではそれぞれレチクル
Riはパターン領域20に相当し、基板4は1つのショ
ット領域に相当するものとして図示し、かつ固定スリッ
ト板131とレチクルRiとの間に配置される光学系
(113など)及び投影光学系3はそれぞれ等倍系であ
るものとして図示している。さらに、図12(a)〜図
16(a)ではそれぞれ固定スリット板131、レチク
ルRi、及び基板4上での照明光IL,IL1,IL2
を、走査方向(Y方向)に関する1パルス当たりの照度
分布(又は光量分布)として模式的に表している。
ルタFj、ブラインド111、レチクルRi及び基板4
の動作について、図12〜図16を参照して説明する。
なお、図12〜図16は濃度フィルタFj及びブライン
ド111の駆動装置137,138X,138Yが不図
示である点を除き、それぞれ図8及び図9と実質的に同
一構成であるので、ここでは動作説明のみを行う。ま
た、図12(a)〜図16(a)ではそれぞれレチクル
Riはパターン領域20に相当し、基板4は1つのショ
ット領域に相当するものとして図示し、かつ固定スリッ
ト板131とレチクルRiとの間に配置される光学系
(113など)及び投影光学系3はそれぞれ等倍系であ
るものとして図示している。さらに、図12(a)〜図
16(a)ではそれぞれ固定スリット板131、レチク
ルRi、及び基板4上での照明光IL,IL1,IL2
を、走査方向(Y方向)に関する1パルス当たりの照度
分布(又は光量分布)として模式的に表している。
【0071】前準備として、アライメント処理(詳細後
述)によってレチクルRiの姿勢と基板4の姿勢とが整
合するよう姿勢調整された後、濃度フィルタFj及びブ
ラインド111(111X1,111X2,111Y
1,111Y2)の姿勢がレチクルRiの姿勢に整合す
るよう姿勢調整されているものとする。また、基板4は
最初に露光すべきショットの近傍にステッピングされて
いるものとする。
述)によってレチクルRiの姿勢と基板4の姿勢とが整
合するよう姿勢調整された後、濃度フィルタFj及びブ
ラインド111(111X1,111X2,111Y
1,111Y2)の姿勢がレチクルRiの姿勢に整合す
るよう姿勢調整されているものとする。また、基板4は
最初に露光すべきショットの近傍にステッピングされて
いるものとする。
【0072】まず、図12(a)及び図12(b)に示
されているように、露光開始直前において、X方向のブ
ラインド111X1及び111X2は、X方向のショッ
トサイズを規定する位置に設定される。また、濃度フィ
ルタFjはレチクルRiに対応する初期位置に設定され
る。このとき、Y方向のブラインド111Y1(前羽
根)は光源1からの光ILが固定スリット板131のス
リット136を通過しないように(基板4に光が届かな
いように)遮光(遮蔽)している。また、Y方向のブラ
インド111Y1及び111Y2は、それぞれ濃度フィ
ルタFjの減光部123の外側を遮蔽するような位置に
設定されている。この状態から、濃度フィルタFj、ブ
ラインド111Y1,111Y2、レチクルRi及び基
板4の同期移動(スキャン)が開始され、十分に安定な
速度になった時点で露光が開始される。
されているように、露光開始直前において、X方向のブ
ラインド111X1及び111X2は、X方向のショッ
トサイズを規定する位置に設定される。また、濃度フィ
ルタFjはレチクルRiに対応する初期位置に設定され
る。このとき、Y方向のブラインド111Y1(前羽
根)は光源1からの光ILが固定スリット板131のス
リット136を通過しないように(基板4に光が届かな
いように)遮光(遮蔽)している。また、Y方向のブラ
インド111Y1及び111Y2は、それぞれ濃度フィ
ルタFjの減光部123の外側を遮蔽するような位置に
設定されている。この状態から、濃度フィルタFj、ブ
ラインド111Y1,111Y2、レチクルRi及び基
板4の同期移動(スキャン)が開始され、十分に安定な
速度になった時点で露光が開始される。
【0073】露光開始直後においては、図13(a)及
び図13(b)に示されているような配置となってお
り、濃度フィルタFjの減光部123の上辺及びその近
傍の特性に従って照度分布が調整されたスリット光IL
1(スリット136を通過した光)により、レチクルR
iのパターンの対応する部分が照明され、その部分のパ
ターンの像を含む照明光IL2によって基板4が照明さ
れ、対応するパターンが基板4に転写される。図13
(a)、図13(b)では走査方向(Y方向)に関して
濃度フィルタFjの減光部123の一端がスリット13
6の一端と実質的に一致し、かつそのスリット136の
全面が照明光ILで照明されている様子を示している。
従って、レチクルRi及び基板4上で照明光IL1,I
L2はそれぞれ走査方向に関して一端が直線的に傾いた
照度分布を有し、かつ非走査方向(図13(a)では紙
面と直交するX方向)に関して両端が直線的に傾いた台
形状の照度分布を有している。
び図13(b)に示されているような配置となってお
り、濃度フィルタFjの減光部123の上辺及びその近
傍の特性に従って照度分布が調整されたスリット光IL
1(スリット136を通過した光)により、レチクルR
iのパターンの対応する部分が照明され、その部分のパ
ターンの像を含む照明光IL2によって基板4が照明さ
れ、対応するパターンが基板4に転写される。図13
(a)、図13(b)では走査方向(Y方向)に関して
濃度フィルタFjの減光部123の一端がスリット13
6の一端と実質的に一致し、かつそのスリット136の
全面が照明光ILで照明されている様子を示している。
従って、レチクルRi及び基板4上で照明光IL1,I
L2はそれぞれ走査方向に関して一端が直線的に傾いた
照度分布を有し、かつ非走査方向(図13(a)では紙
面と直交するX方向)に関して両端が直線的に傾いた台
形状の照度分布を有している。
【0074】濃度フィルタFj、ブラインド111Y
1,111Y2、レチクルRi及び基板4の同期移動が
進行すると、図14(a)及び図14(b)に示されて
いるように、スリット136はショットの中央部に至
る。この状態では、スリット光IL1,IL2の照度分
布はY方向には一様であるが、X方向には濃度フィルタ
Fjの減光部123の左辺部及び右辺部の特性に応じて
台形状となっている。
1,111Y2、レチクルRi及び基板4の同期移動が
進行すると、図14(a)及び図14(b)に示されて
いるように、スリット136はショットの中央部に至
る。この状態では、スリット光IL1,IL2の照度分
布はY方向には一様であるが、X方向には濃度フィルタ
Fjの減光部123の左辺部及び右辺部の特性に応じて
台形状となっている。
【0075】露光終了直前には、図15(a)及び図1
5(b)に示されているように、濃度フィルタFjの減
光部123の下辺及びその近傍の特性に従って照度分布
が調整されたスリット光IL1により、レチクルRiの
パターンの対応する部分が照明され、その部分のパター
ンの像を含む照明光IL2によって基板4が照明され、
対応するパターンが基板4に転写される。スリット13
6はブラインド111Y2(後羽根)で制限される直前
であり、露光がまもなく終了されようとしている。即
ち、図15(a)、図15(b)では走査方向に関して
濃度フィルタFjの減光部123の他端がスリット13
6の他端と実質的に一致し、かつそのスリット136の
全面が照明光ILで照明されている様子を示している。
従って、レチクルRi及び基板4上で照明光IL1,I
L2はそれぞれ走査方向に関して一端が直線的に傾いた
照度分布を有し、かつ非走査方向に関して両端が直線的
に傾いた台形状の照度分布を有している。
5(b)に示されているように、濃度フィルタFjの減
光部123の下辺及びその近傍の特性に従って照度分布
が調整されたスリット光IL1により、レチクルRiの
パターンの対応する部分が照明され、その部分のパター
ンの像を含む照明光IL2によって基板4が照明され、
対応するパターンが基板4に転写される。スリット13
6はブラインド111Y2(後羽根)で制限される直前
であり、露光がまもなく終了されようとしている。即
ち、図15(a)、図15(b)では走査方向に関して
濃度フィルタFjの減光部123の他端がスリット13
6の他端と実質的に一致し、かつそのスリット136の
全面が照明光ILで照明されている様子を示している。
従って、レチクルRi及び基板4上で照明光IL1,I
L2はそれぞれ走査方向に関して一端が直線的に傾いた
照度分布を有し、かつ非走査方向に関して両端が直線的
に傾いた台形状の照度分布を有している。
【0076】次いで、図16(a)及び図16(b)に
示されているように、スリット136がブラインド11
1Y2に至って完全に遮光されることにより、当該ショ
ットに対する露光が終了する。これにより、基板4の当
該ショットは濃度フィルタFjの減光部123の特性に
従って、ショットの周辺部がその外側に行くに従って露
光量がほぼ直線的に小さくなるような露光量分布で露光
されたことになる。即ち、本実施形態ではレチクルRi
及び基板4の移動に同期して濃度フィルタFjを移動す
るので、走査露光の開始直後及び終了直前では、濃度フ
ィルタFjの減光部123の一部、即ち非走査方向に延
びる一対の減光部と、基板4上の当該ショットの周辺部
とが実質的に一致した状態(換言すれば、減光部の投影
像が周辺部と重なった状態)が維持される。従って、当
該ショットの走査露光によって基板4上での走査方向に
関する露光量分布がその両端でそれぞれスロープ部を持
つことになる。
示されているように、スリット136がブラインド11
1Y2に至って完全に遮光されることにより、当該ショ
ットに対する露光が終了する。これにより、基板4の当
該ショットは濃度フィルタFjの減光部123の特性に
従って、ショットの周辺部がその外側に行くに従って露
光量がほぼ直線的に小さくなるような露光量分布で露光
されたことになる。即ち、本実施形態ではレチクルRi
及び基板4の移動に同期して濃度フィルタFjを移動す
るので、走査露光の開始直後及び終了直前では、濃度フ
ィルタFjの減光部123の一部、即ち非走査方向に延
びる一対の減光部と、基板4上の当該ショットの周辺部
とが実質的に一致した状態(換言すれば、減光部の投影
像が周辺部と重なった状態)が維持される。従って、当
該ショットの走査露光によって基板4上での走査方向に
関する露光量分布がその両端でそれぞれスロープ部を持
つことになる。
【0077】さらに、本実施形態では非走査方向に関す
る露光量分布もその両端でそれぞれスロープ部を持つの
で、基板4上で当該ショットと周辺部が部分的に重な
る、走査方向及び非走査方向にそれぞれ隣接する他のシ
ョットを走査露光することで、その複数のショットの全
面で露光量をほぼ均一化することができる。これによ
り、シームレスな2次元のスティッチング露光を行うこ
とができるが、基板4上で走査方向に沿って並ぶ複数の
ショットをそれぞれ走査露光する一次元のスティッチン
グ露光であっても同様にその全面で露光量を均一化する
ことができる。
る露光量分布もその両端でそれぞれスロープ部を持つの
で、基板4上で当該ショットと周辺部が部分的に重な
る、走査方向及び非走査方向にそれぞれ隣接する他のシ
ョットを走査露光することで、その複数のショットの全
面で露光量をほぼ均一化することができる。これによ
り、シームレスな2次元のスティッチング露光を行うこ
とができるが、基板4上で走査方向に沿って並ぶ複数の
ショットをそれぞれ走査露光する一次元のスティッチン
グ露光であっても同様にその全面で露光量を均一化する
ことができる。
【0078】また、基板4上で周辺部が部分的に重なる
複数のショットをそれぞれ走査露光するとき、各ショッ
トの4つの周辺部のうち、他のショットと重ならない、
即ち多重露光されない周辺部では露光量をほぼ均一にし
なければならない。そこで、例えばレチクルブラインド
機構110を用いて、走査露光すべきショットの、他の
ショットと重ならない周辺部に対応する濃度フィルタF
jの減光部123の一部を遮光するとよい。
複数のショットをそれぞれ走査露光するとき、各ショッ
トの4つの周辺部のうち、他のショットと重ならない、
即ち多重露光されない周辺部では露光量をほぼ均一にし
なければならない。そこで、例えばレチクルブラインド
機構110を用いて、走査露光すべきショットの、他の
ショットと重ならない周辺部に対応する濃度フィルタF
jの減光部123の一部を遮光するとよい。
【0079】なお、図12〜図16を用いた動作説明で
は説明を簡単にするため、濃度フィルタFjのみによっ
てレチクルRi及び基板4上でそれぞれ照明光の照度分
布がその端部でスロープ部を持つようになるものとし
た。しかしながら、固定スリット板131は照明光学系
1内で前述の共役面PL1からずれているので、実際に
は走査方向に関する照明光の照度分布がその端部で、こ
の固定スリット板131の影響も含んだスロープ部を持
つことになる。また、図1の露光装置では複数のレチク
ルを用いてスティッチング露光を行うものとしたが、複
数のパターンが形成される1枚のレチクルを用いてもよ
いし、あるいは1つのパターンを用いるだけでもよい。
さらに、図1の露光装置ではホルダに形成される3本の
ピンで基板4を支持するものとしたが、例えばピンチャ
ックホルダを用いて基板4を真空吸着してもよい。
は説明を簡単にするため、濃度フィルタFjのみによっ
てレチクルRi及び基板4上でそれぞれ照明光の照度分
布がその端部でスロープ部を持つようになるものとし
た。しかしながら、固定スリット板131は照明光学系
1内で前述の共役面PL1からずれているので、実際に
は走査方向に関する照明光の照度分布がその端部で、こ
の固定スリット板131の影響も含んだスロープ部を持
つことになる。また、図1の露光装置では複数のレチク
ルを用いてスティッチング露光を行うものとしたが、複
数のパターンが形成される1枚のレチクルを用いてもよ
いし、あるいは1つのパターンを用いるだけでもよい。
さらに、図1の露光装置ではホルダに形成される3本の
ピンで基板4を支持するものとしたが、例えばピンチャ
ックホルダを用いて基板4を真空吸着してもよい。
【0080】本実施形態による露光装置は、複数のレチ
クルを用いてつなぎ露光を行うものであり、半導体集積
回路を製造する際に用いられるのみならず、レチクルを
製造する際にも用いられる。ここで、マスターレチクル
Riとこの露光装置を用いて製造されるレチクル、即ち
ワーキングレチクルの製造方法の概略について説明す
る。
クルを用いてつなぎ露光を行うものであり、半導体集積
回路を製造する際に用いられるのみならず、レチクルを
製造する際にも用いられる。ここで、マスターレチクル
Riとこの露光装置を用いて製造されるレチクル、即ち
ワーキングレチクルの製造方法の概略について説明す
る。
【0081】図6は、マスターレチクルRiを用いてレ
チクル(ワーキングレチクル)を製造する際の製造工程
を説明するための図である。図6中に示したワーキング
レチクル34が最終的に製造されるレチクルである。こ
のワーキングレチクル34は、石英ガラス等からなる光
透過性の基板(ブランクス)の一面に、クロム(C
r)、ケイ化モリブデン(MoSi2 等)、又はその
他のマスク材料より転写用の原版パターン27を形成し
たものである。また、その原版パターン27を挟むよう
に2つのアライメントマーク24A,24Bが形成され
ている。
チクル(ワーキングレチクル)を製造する際の製造工程
を説明するための図である。図6中に示したワーキング
レチクル34が最終的に製造されるレチクルである。こ
のワーキングレチクル34は、石英ガラス等からなる光
透過性の基板(ブランクス)の一面に、クロム(C
r)、ケイ化モリブデン(MoSi2 等)、又はその
他のマスク材料より転写用の原版パターン27を形成し
たものである。また、その原版パターン27を挟むよう
に2つのアライメントマーク24A,24Bが形成され
ている。
【0082】ワーキングレチクル34は、光学式の投影
露光装置の投影光学系を介して、1/β倍(βは1より
大きい整数、又は半整数等であり、一例として4,5,
又は6等)の縮小投影で使用されるものである。即ち、
図6において、ワーキングレチクル34の原版パターン
27の1/β倍の縮小像27Wを、フォトレジストが塗
布されたウエハW上の各ショット領域48に露光した
後、現像やエッチング等を行うことによって、その各シ
ョット領域48に所定の回路パターン35が形成され
る。
露光装置の投影光学系を介して、1/β倍(βは1より
大きい整数、又は半整数等であり、一例として4,5,
又は6等)の縮小投影で使用されるものである。即ち、
図6において、ワーキングレチクル34の原版パターン
27の1/β倍の縮小像27Wを、フォトレジストが塗
布されたウエハW上の各ショット領域48に露光した
後、現像やエッチング等を行うことによって、その各シ
ョット領域48に所定の回路パターン35が形成され
る。
【0083】図6において、まず最終的に製造される半
導体デバイスのあるレイヤの回路パターン35が設計さ
れる。回路パターン35は直交する辺の幅がdX,dY
の矩形の領域内に種々のライン・アンド・スペースパタ
ーン(又は孤立パターン)等を形成したものである。こ
の実施形態では、その回路パターン35をβ倍して、直
交する辺の幅がβ・dX,β・dYの矩形の領域からな
る原版パターン27をコンピュータの画像データ上で作
成する。β倍は、ワーキングレチクル34が使用される
投影露光装置の縮小倍率(1/β)の逆数である。尚、
反転投影されるときは反転して拡大される。
導体デバイスのあるレイヤの回路パターン35が設計さ
れる。回路パターン35は直交する辺の幅がdX,dY
の矩形の領域内に種々のライン・アンド・スペースパタ
ーン(又は孤立パターン)等を形成したものである。こ
の実施形態では、その回路パターン35をβ倍して、直
交する辺の幅がβ・dX,β・dYの矩形の領域からな
る原版パターン27をコンピュータの画像データ上で作
成する。β倍は、ワーキングレチクル34が使用される
投影露光装置の縮小倍率(1/β)の逆数である。尚、
反転投影されるときは反転して拡大される。
【0084】次に、原版パターン27をα倍(αは1よ
り大きい整数、又は半整数等であり、一例として4,
5,又は6等)して、直交する辺の幅がα・β・dX,
α・β・dYの矩形の領域よりなる親パターン36を画
像データ上で作成し、その親パターン36を縦横にそれ
ぞれα個に分割して、α×α個の親パターンP1,P
2,P3,…,PN(N=α2 )を画像データ上で作
成する。図6では、α=5の場合が示されている。尚、
この親パターン36の分割数αは、必ずしも原版パター
ン27から親パターン36への倍率αに合致させる必要
はない。その後、それらの親パターンPi(i=1〜
N)について、それぞれ電子ビーム描画装置(又はレー
ザビーム描画装置等も使用できる)用の描画データを生
成し、その親パターンPiをそれぞれ等倍で、親マスク
としてのマスターレチクルRi上に転写する。
り大きい整数、又は半整数等であり、一例として4,
5,又は6等)して、直交する辺の幅がα・β・dX,
α・β・dYの矩形の領域よりなる親パターン36を画
像データ上で作成し、その親パターン36を縦横にそれ
ぞれα個に分割して、α×α個の親パターンP1,P
2,P3,…,PN(N=α2 )を画像データ上で作
成する。図6では、α=5の場合が示されている。尚、
この親パターン36の分割数αは、必ずしも原版パター
ン27から親パターン36への倍率αに合致させる必要
はない。その後、それらの親パターンPi(i=1〜
N)について、それぞれ電子ビーム描画装置(又はレー
ザビーム描画装置等も使用できる)用の描画データを生
成し、その親パターンPiをそれぞれ等倍で、親マスク
としてのマスターレチクルRi上に転写する。
【0085】例えば、1枚目のマスターレチクルR1を
製造する際には、石英ガラス等の光透過性の基板上にク
ロム、又はケイ化モリブデン等のマスク材料の薄膜を形
成し、この上に電子線レジストを塗布した後、電子ビー
ム描画装置を用いてその電子線レジスト上に1番目の親
パターンP1の等倍の潜像を描画する。その後、電子線
レジストの現像を行ってから、エッチング、及びレジス
ト剥離等を施すことによって、マスターレチクルR1上
のパターン領域20に親パターンP1が形成される。
製造する際には、石英ガラス等の光透過性の基板上にク
ロム、又はケイ化モリブデン等のマスク材料の薄膜を形
成し、この上に電子線レジストを塗布した後、電子ビー
ム描画装置を用いてその電子線レジスト上に1番目の親
パターンP1の等倍の潜像を描画する。その後、電子線
レジストの現像を行ってから、エッチング、及びレジス
ト剥離等を施すことによって、マスターレチクルR1上
のパターン領域20に親パターンP1が形成される。
【0086】この際に、マスターレチクルR1上には、
親パターンP1に対して所定の位置関係で2つの2次元
マークよりなるアライメントマーク21A,21Bを形
成しておく。同様に他のマスターレチクルRiにも、電
子ビーム描画装置等を用いてそれぞれ親パターンPi、
及びアライメントマーク21A,21Bが形成される。
このアライメントマーク21A,21Bは、基板又は濃
度フィルタに対する位置合わせに使用される。
親パターンP1に対して所定の位置関係で2つの2次元
マークよりなるアライメントマーク21A,21Bを形
成しておく。同様に他のマスターレチクルRiにも、電
子ビーム描画装置等を用いてそれぞれ親パターンPi、
及びアライメントマーク21A,21Bが形成される。
このアライメントマーク21A,21Bは、基板又は濃
度フィルタに対する位置合わせに使用される。
【0087】このように、電子ビーム描画装置(又はレ
ーザビーム描画装置)で描画する各親パターンPiは、
原版パターン27をα倍に拡大したパターンであるた
め、各描画データの量は、原版パターン27を直接描画
する場合に比べて1/α2 程度に減少している。さら
に、親パターンPiの最小線幅は、原版パターン27の
最小線幅に比べてα倍(例えば5倍、又は4倍等)であ
るため、各親パターンPiは、それぞれ従来の電子線レ
ジストを用いて電子ビーム描画装置によって短時間に、
かつ高精度に描画できる。また、一度N枚のマスターレ
チクルR1〜RNを製造すれば、後はそれらを繰り返し
使用することによって、必要な枚数のワーキングレチク
ル34を製造できるため、マスターレチクルR1〜RN
を製造するための時間は、大きな負担ではない。このよ
うにして製造されたN枚のマスターレチクルRiを用
い、マスターレチクルRiの親パターンPiの1/α倍
の縮小像PIi(i=1〜N)を、それぞれつなぎ合わ
せを行いながら(互いの一部を重ね合わせつつ)転写す
ることによってワーキングレチクル34が製造される。
ーザビーム描画装置)で描画する各親パターンPiは、
原版パターン27をα倍に拡大したパターンであるた
め、各描画データの量は、原版パターン27を直接描画
する場合に比べて1/α2 程度に減少している。さら
に、親パターンPiの最小線幅は、原版パターン27の
最小線幅に比べてα倍(例えば5倍、又は4倍等)であ
るため、各親パターンPiは、それぞれ従来の電子線レ
ジストを用いて電子ビーム描画装置によって短時間に、
かつ高精度に描画できる。また、一度N枚のマスターレ
チクルR1〜RNを製造すれば、後はそれらを繰り返し
使用することによって、必要な枚数のワーキングレチク
ル34を製造できるため、マスターレチクルR1〜RN
を製造するための時間は、大きな負担ではない。このよ
うにして製造されたN枚のマスターレチクルRiを用
い、マスターレチクルRiの親パターンPiの1/α倍
の縮小像PIi(i=1〜N)を、それぞれつなぎ合わ
せを行いながら(互いの一部を重ね合わせつつ)転写す
ることによってワーキングレチクル34が製造される。
【0088】マスターレチクルRiを用いたワーキング
レチクル34の露光動作の詳細は、以下の通りである。
まず、基板ステージ6のステップ移動によって基板4上
の第1番目のショット領域が露光開始位置(スキャンの
開始位置)に移動される。これと並行して、レチクルラ
イブラリ16bからマスターレチクルR1がローダ19
bを介してレチクルステージ2に搬入・保持されるとと
もに、フィルタライブラリ16aから濃度フィルタF1
がローダ19aを介してフィルタステージFSに搬入・
保持される。そして、マスターレチクルR1及び濃度フ
ィルタF1のアライメント等が行われた後、上述したよ
うに、濃度フィルタF1、ブラインド111Y1,11
1Y2、レチクルRi及び基板4の同期移動が行われ、
そのマスターレチクルR1の縮小像が投影光学系3を介
して基板4上の対応するショット領域に逐次転写され
る。
レチクル34の露光動作の詳細は、以下の通りである。
まず、基板ステージ6のステップ移動によって基板4上
の第1番目のショット領域が露光開始位置(スキャンの
開始位置)に移動される。これと並行して、レチクルラ
イブラリ16bからマスターレチクルR1がローダ19
bを介してレチクルステージ2に搬入・保持されるとと
もに、フィルタライブラリ16aから濃度フィルタF1
がローダ19aを介してフィルタステージFSに搬入・
保持される。そして、マスターレチクルR1及び濃度フ
ィルタF1のアライメント等が行われた後、上述したよ
うに、濃度フィルタF1、ブラインド111Y1,11
1Y2、レチクルRi及び基板4の同期移動が行われ、
そのマスターレチクルR1の縮小像が投影光学系3を介
して基板4上の対応するショット領域に逐次転写され
る。
【0089】基板4上の1番目のショット領域への1番
目のマスターレチクルR1の縮小像のスキャン露光が終
了すると、基板ステージ6のステップ移動によって基板
4上の次のショット領域が露光開始位置に移動される。
これと並行して、レチクルステージ2上のマスターレチ
クルR1がローダ19を介してライブラリ16に搬出さ
れ、次の転写対象のマスターレチクルR2がライブラリ
16からローダ19を介してレチクルステージ2に搬入
・保持されるとともに、必要に応じてフィルタステージ
FS上の濃度フィルタF1がローダ19を介してライブ
ラリ16に搬出され、次の転写対象のマスターレチクル
R2に対応する濃度フィルタF2がライブラリ16から
ローダ19を介してフィルタステージFS上に搬入・保
持される。そして、マスターレチクルR2及び濃度フィ
ルタF2のアライメント等が行われた後、そのマスター
レチクルR2の縮小像が投影光学系3を介して基板4上
の当該ショット領域に同様に逐次転写される。
目のマスターレチクルR1の縮小像のスキャン露光が終
了すると、基板ステージ6のステップ移動によって基板
4上の次のショット領域が露光開始位置に移動される。
これと並行して、レチクルステージ2上のマスターレチ
クルR1がローダ19を介してライブラリ16に搬出さ
れ、次の転写対象のマスターレチクルR2がライブラリ
16からローダ19を介してレチクルステージ2に搬入
・保持されるとともに、必要に応じてフィルタステージ
FS上の濃度フィルタF1がローダ19を介してライブ
ラリ16に搬出され、次の転写対象のマスターレチクル
R2に対応する濃度フィルタF2がライブラリ16から
ローダ19を介してフィルタステージFS上に搬入・保
持される。そして、マスターレチクルR2及び濃度フィ
ルタF2のアライメント等が行われた後、そのマスター
レチクルR2の縮小像が投影光学系3を介して基板4上
の当該ショット領域に同様に逐次転写される。
【0090】以下ステップ・アンド・スキャン方式(ス
テップ・アンド・スティッチ方式)で基板4上の残りの
ショット領域に、濃度フィルタF2〜FNが必要に応じ
て適宜に取り換えられつつ、順次対応するマスターレチ
クルR3〜RNの縮小像の露光転写が行われる。なお、
濃度フィルタを交換することなく、図2に示した濃度フ
ィルタFjのみを用いて基板4上の各ショット領域を走
査露光してもよい。
テップ・アンド・スティッチ方式)で基板4上の残りの
ショット領域に、濃度フィルタF2〜FNが必要に応じ
て適宜に取り換えられつつ、順次対応するマスターレチ
クルR3〜RNの縮小像の露光転写が行われる。なお、
濃度フィルタを交換することなく、図2に示した濃度フ
ィルタFjのみを用いて基板4上の各ショット領域を走
査露光してもよい。
【0091】次に、基板4とマスターレチクルRiのア
ライメントについて説明する。図7は、レチクルのアラ
イメント機構を示し、この図7において、試料台5上で
基板4の近傍に光透過性の基準マーク部材12が固定さ
れ、基準マーク部材12上にX方向に所定間隔で例えば
十字型の1対の基準マーク13A,13Bが形成されて
いる。また、基準マーク13A,13Bの底部には、照
明光ILから分岐された照明光で投影光学系3側に基準
マーク13A,13Bを照明する照明系が設置されてい
る。マスターレチクルRiのアライメント時には、図1
の基板ステージ6を駆動することによって、図7に示す
ように、基準マーク部材12上の基準マーク13A,1
3Bの中心がほぼ投影光学系3の光軸AXに合致するよ
うに、基準マーク13A,13Bが位置決めされる。
ライメントについて説明する。図7は、レチクルのアラ
イメント機構を示し、この図7において、試料台5上で
基板4の近傍に光透過性の基準マーク部材12が固定さ
れ、基準マーク部材12上にX方向に所定間隔で例えば
十字型の1対の基準マーク13A,13Bが形成されて
いる。また、基準マーク13A,13Bの底部には、照
明光ILから分岐された照明光で投影光学系3側に基準
マーク13A,13Bを照明する照明系が設置されてい
る。マスターレチクルRiのアライメント時には、図1
の基板ステージ6を駆動することによって、図7に示す
ように、基準マーク部材12上の基準マーク13A,1
3Bの中心がほぼ投影光学系3の光軸AXに合致するよ
うに、基準マーク13A,13Bが位置決めされる。
【0092】また、マスターレチクルRiのパターン面
(下面)のパターン領域20をX方向に挟むように、一
例として十字型の2つのアライメントマーク21A,2
1Bが形成されている。基準マーク13A,13Bの間
隔は、アライメントマーク21A,21Bの投影光学系
3による縮小像の間隔とほぼ等しく設定されており、上
記のように基準マーク13A,13Bの中心をほぼ光軸
AXに合致させた状態で、基準マーク部材12の底面側
から照明光ILと同じ波長の照明光で照明することによ
って、基準マーク13A,13Bの投影光学系3による
拡大像がそれぞれマスターレチクルRiのアライメント
マーク21A,21Bの近傍に形成される。
(下面)のパターン領域20をX方向に挟むように、一
例として十字型の2つのアライメントマーク21A,2
1Bが形成されている。基準マーク13A,13Bの間
隔は、アライメントマーク21A,21Bの投影光学系
3による縮小像の間隔とほぼ等しく設定されており、上
記のように基準マーク13A,13Bの中心をほぼ光軸
AXに合致させた状態で、基準マーク部材12の底面側
から照明光ILと同じ波長の照明光で照明することによ
って、基準マーク13A,13Bの投影光学系3による
拡大像がそれぞれマスターレチクルRiのアライメント
マーク21A,21Bの近傍に形成される。
【0093】これらのアライメントマーク21A,21
Bの上方に投影光学系3側からの照明光を±X方向に反
射するためのミラー22A,22Bが配置され、ミラー
22A,22Bで反射された照明光を受光するようにT
TR(スルー・ザ・レチクル)方式で、画像処理方式の
アライメントセンサ14A,14Bが備えられている。
アライメントセンサ14A,14Bはそれぞれ結像系
と、CCDカメラ等の2次元の撮像素子とを備え、その
撮像素子がアライメントマーク21A,21B、及び対
応する基準マーク13A,13Bの像を撮像し、その撮
像信号が図1のアライメント信号処理系15に供給され
ている。
Bの上方に投影光学系3側からの照明光を±X方向に反
射するためのミラー22A,22Bが配置され、ミラー
22A,22Bで反射された照明光を受光するようにT
TR(スルー・ザ・レチクル)方式で、画像処理方式の
アライメントセンサ14A,14Bが備えられている。
アライメントセンサ14A,14Bはそれぞれ結像系
と、CCDカメラ等の2次元の撮像素子とを備え、その
撮像素子がアライメントマーク21A,21B、及び対
応する基準マーク13A,13Bの像を撮像し、その撮
像信号が図1のアライメント信号処理系15に供給され
ている。
【0094】アライメント信号処理系15は、その撮像
信号を画像処理して、基準マーク13A,13Bの像に
対するアライメントマーク21A,21BのX方向、Y
方向への位置ずれ量を求め、これら2組の位置ずれ量を
主制御系9に供給する。主制御系9は、その2組の位置
ずれ量が互いに対称に、かつそれぞれ所定範囲内に収ま
るようにレチクルステージ2の位置決めを行う。これに
よって、基準マーク13A,13Bに対して、アライメ
ントマーク21A,21B、ひいてはマスターレチクル
Riのパターン領域20内の親パターンPi(図6参
照)が位置決めされる。
信号を画像処理して、基準マーク13A,13Bの像に
対するアライメントマーク21A,21BのX方向、Y
方向への位置ずれ量を求め、これら2組の位置ずれ量を
主制御系9に供給する。主制御系9は、その2組の位置
ずれ量が互いに対称に、かつそれぞれ所定範囲内に収ま
るようにレチクルステージ2の位置決めを行う。これに
よって、基準マーク13A,13Bに対して、アライメ
ントマーク21A,21B、ひいてはマスターレチクル
Riのパターン領域20内の親パターンPi(図6参
照)が位置決めされる。
【0095】言い換えると、マスターレチクルRiの親
パターンPiの投影光学系3による縮小像の中心(露光
中心)は、実質的に基準マーク13A,13Bの中心
(ほぼ光軸AX)に位置決めされ、親パターンPiの輪
郭(パターン領域20の輪郭)の直交する辺はそれぞれ
X軸、及びY軸に平行に設定される。この状態で図1の
主制御系9は、レーザ干渉計8によって計測される試料
台5のX方向、Y方向の座標(XF0,YF0)を記憶
することで、マスターレチクルRiのアライメントが終
了する。この後は、親パターンPiの露光中心に、試料
台5上の任意の点を移動することができる。
パターンPiの投影光学系3による縮小像の中心(露光
中心)は、実質的に基準マーク13A,13Bの中心
(ほぼ光軸AX)に位置決めされ、親パターンPiの輪
郭(パターン領域20の輪郭)の直交する辺はそれぞれ
X軸、及びY軸に平行に設定される。この状態で図1の
主制御系9は、レーザ干渉計8によって計測される試料
台5のX方向、Y方向の座標(XF0,YF0)を記憶
することで、マスターレチクルRiのアライメントが終
了する。この後は、親パターンPiの露光中心に、試料
台5上の任意の点を移動することができる。
【0096】また、図1に示されているように、投影光
学系3の側部には、基板4上のマークの位置検出を行う
ために、オフ・アクシス方式で、画像処理方式のアライ
メントセンサ23が備えられている。アライメントセン
サ23は、フォトレジストに対して非感光性で広帯域の
照明光で被検マークを照明し、被検マークの像をCCD
カメラ等の2次元の撮像素子で撮像し、撮像信号をアラ
イメント信号処理系15に供給する。尚、アライメント
センサ23の検出中心とマスターレチクルRiのパター
ンの投影像の中心(露光中心)との間隔(ベースライン
量)は、基準マーク部材12上の所定の基準マークを用
いて予め求められて、主制御系9内に記憶されている。
学系3の側部には、基板4上のマークの位置検出を行う
ために、オフ・アクシス方式で、画像処理方式のアライ
メントセンサ23が備えられている。アライメントセン
サ23は、フォトレジストに対して非感光性で広帯域の
照明光で被検マークを照明し、被検マークの像をCCD
カメラ等の2次元の撮像素子で撮像し、撮像信号をアラ
イメント信号処理系15に供給する。尚、アライメント
センサ23の検出中心とマスターレチクルRiのパター
ンの投影像の中心(露光中心)との間隔(ベースライン
量)は、基準マーク部材12上の所定の基準マークを用
いて予め求められて、主制御系9内に記憶されている。
【0097】図7に示すように、基板4上のX方向の端
部に例えば十字型の2つのアライメントマーク24A,
24Bが形成されている。そして、マスターレチクルR
iのアライメントが終了した後、基板ステージ6を駆動
することによって、図1のアライメントセンサ23の検
出領域に順次、図7の基準マーク13A,13B、及び
基板4上のアライメントマーク24A,24Bを移動し
て、それぞれ基準マーク13A,13B、及びアライメ
ントマーク24A,24Bのアライメントセンサ23の
検出中心に対する位置ずれ量を計測する。これらの計測
結果は主制御系9に供給され、これらの計測結果を用い
て主制御系9は、基準マーク13A,13Bの中心がア
ライメントセンサ23の検出中心に合致するときの試料
台5の座標(XP0,YP0)、及びアライメントマー
ク24A,24Bの中心がアライメントセンサ23の検
出中心に合致するときの試料台5の座標(XP1,YP
1)を求める。これによって、基板4のアライメントが
終了する。
部に例えば十字型の2つのアライメントマーク24A,
24Bが形成されている。そして、マスターレチクルR
iのアライメントが終了した後、基板ステージ6を駆動
することによって、図1のアライメントセンサ23の検
出領域に順次、図7の基準マーク13A,13B、及び
基板4上のアライメントマーク24A,24Bを移動し
て、それぞれ基準マーク13A,13B、及びアライメ
ントマーク24A,24Bのアライメントセンサ23の
検出中心に対する位置ずれ量を計測する。これらの計測
結果は主制御系9に供給され、これらの計測結果を用い
て主制御系9は、基準マーク13A,13Bの中心がア
ライメントセンサ23の検出中心に合致するときの試料
台5の座標(XP0,YP0)、及びアライメントマー
ク24A,24Bの中心がアライメントセンサ23の検
出中心に合致するときの試料台5の座標(XP1,YP
1)を求める。これによって、基板4のアライメントが
終了する。
【0098】この結果、基準マーク13A,13Bの中
心とアライメントマーク24A,24Bの中心とのX方
向、Y方向の間隔は(XP0−XP1,YP0−Y
P1)となる。そこで、マスターレチクルRiのアライ
メント時の試料台5の座標(XF 0 ,YF0 )に対
して、その間隔(XP0−XP1,YP0−YP1)分
だけ図1の基板ステージ6を駆動することによって、図
4に示すように、マスターレチクルRiのアライメント
マーク21A,21Bの投影像の中心(露光中心)に、
基板4のアライメントマーク24A,24Bの中心(基
板4の中心)を高精度に合致させることができる。この
状態から、図1の基板ステージ6を駆動して試料台5を
X方向、Y方向に移動することによって、基板4上の中
心に対して所望の位置にマスターレチクルRiの親パタ
ーンPiの縮小像PIiを露光できる。
心とアライメントマーク24A,24Bの中心とのX方
向、Y方向の間隔は(XP0−XP1,YP0−Y
P1)となる。そこで、マスターレチクルRiのアライ
メント時の試料台5の座標(XF 0 ,YF0 )に対
して、その間隔(XP0−XP1,YP0−YP1)分
だけ図1の基板ステージ6を駆動することによって、図
4に示すように、マスターレチクルRiのアライメント
マーク21A,21Bの投影像の中心(露光中心)に、
基板4のアライメントマーク24A,24Bの中心(基
板4の中心)を高精度に合致させることができる。この
状態から、図1の基板ステージ6を駆動して試料台5を
X方向、Y方向に移動することによって、基板4上の中
心に対して所望の位置にマスターレチクルRiの親パタ
ーンPiの縮小像PIiを露光できる。
【0099】即ち、図4は、i番目のマスターレチクル
Riの親パターンPiを投影光学系3を介して基板4上
に縮小転写する状態を示し、この図4において、基板4
の表面のアライメントマーク24A,24Bの中心を中
心として、X軸及びY軸に平行な辺で囲まれた矩形のパ
ターン領域25が、主制御系9内で仮想的に設定され
る。パターン領域25の大きさは、図6の親パターン3
6を1/α倍に縮小した大きさであり、パターン領域2
5が、X方向、Y方向にそれぞれα個に均等に分割され
てショット領域S1,S2,S3,…,SN(N=α
2 )が仮想的に設定される。ショット領域Si(i=
1〜N)の位置は、図6の親パターン36を仮に図4の
投影光学系3を介して縮小投影した場合の、i番目の親
パターンPiの縮小像PIiの位置に設定されている。
Riの親パターンPiを投影光学系3を介して基板4上
に縮小転写する状態を示し、この図4において、基板4
の表面のアライメントマーク24A,24Bの中心を中
心として、X軸及びY軸に平行な辺で囲まれた矩形のパ
ターン領域25が、主制御系9内で仮想的に設定され
る。パターン領域25の大きさは、図6の親パターン3
6を1/α倍に縮小した大きさであり、パターン領域2
5が、X方向、Y方向にそれぞれα個に均等に分割され
てショット領域S1,S2,S3,…,SN(N=α
2 )が仮想的に設定される。ショット領域Si(i=
1〜N)の位置は、図6の親パターン36を仮に図4の
投影光学系3を介して縮小投影した場合の、i番目の親
パターンPiの縮小像PIiの位置に設定されている。
【0100】尚、1枚の基板4の露光に際しては、マス
ターレチクルRiの交換にかかわらず、基板4は3本の
ピンで構成された試料台5上に無吸着またはソフト吸着
され、露光時には基板4の位置がずれないように基板ス
テージ6を超低加速度、超低速度で移動させる。従っ
て、1枚の基板4の露光中に、基準マーク13A,13
Bと基板4との位置関係が変化することはないので、マ
スターレチクルRiの交換時には、マスターレチクルR
iを基準マーク13A,13Bに対して位置合わせすれ
ばよく、1枚のマスターレチクル毎に、基板4上のアラ
イメントマーク24A,24Bの位置を検出する必要は
ない。
ターレチクルRiの交換にかかわらず、基板4は3本の
ピンで構成された試料台5上に無吸着またはソフト吸着
され、露光時には基板4の位置がずれないように基板ス
テージ6を超低加速度、超低速度で移動させる。従っ
て、1枚の基板4の露光中に、基準マーク13A,13
Bと基板4との位置関係が変化することはないので、マ
スターレチクルRiの交換時には、マスターレチクルR
iを基準マーク13A,13Bに対して位置合わせすれ
ばよく、1枚のマスターレチクル毎に、基板4上のアラ
イメントマーク24A,24Bの位置を検出する必要は
ない。
【0101】以上マスターレチクルRiと基板4との位
置合わせについて説明したが、マスターレチクルRiと
濃度フィルタFjの相対的な位置合わせもマーク124
A〜124Dの位置情報を計測した結果に基づいて行わ
れる。このとき、基板ステージ6の特性上、ヨーイング
誤差等の誤差によって基板4に微小な回転を生じること
があり、このためマスターレチクルRiと基板4の相対
姿勢に微小なズレを生じる。このような誤差は、予め計
測され、あるいは実処理中に計測され、これが相殺され
るように、レチクルステージ2又は基板ステージ6が制
御されて、マスターレチクルRiと基板4の姿勢が整合
するように補正されるようになっている。マスターレチ
クルRiの姿勢が変更調整された場合には、濃度フィル
タFjの姿勢もそれに整合するように調整される。
置合わせについて説明したが、マスターレチクルRiと
濃度フィルタFjの相対的な位置合わせもマーク124
A〜124Dの位置情報を計測した結果に基づいて行わ
れる。このとき、基板ステージ6の特性上、ヨーイング
誤差等の誤差によって基板4に微小な回転を生じること
があり、このためマスターレチクルRiと基板4の相対
姿勢に微小なズレを生じる。このような誤差は、予め計
測され、あるいは実処理中に計測され、これが相殺され
るように、レチクルステージ2又は基板ステージ6が制
御されて、マスターレチクルRiと基板4の姿勢が整合
するように補正されるようになっている。マスターレチ
クルRiの姿勢が変更調整された場合には、濃度フィル
タFjの姿勢もそれに整合するように調整される。
【0102】このような処理の後、主制御系9は、その
親パターンPiの縮小像を基板4上のショット領域Si
に投影露光する。図4においては、基板4のパターン領
域25内で既に露光された親パターンの縮小像は実線で
示され、未露光の縮小像は点線で示されている。
親パターンPiの縮小像を基板4上のショット領域Si
に投影露光する。図4においては、基板4のパターン領
域25内で既に露光された親パターンの縮小像は実線で
示され、未露光の縮小像は点線で示されている。
【0103】このようにして、図1のN個のマスターレ
チクルR1〜RNの親パターンP1〜PNの縮小像を、
順次基板4上の対応するショット領域S1〜SNに露光
することで、各親パターンP1〜PNの縮小像は、それ
ぞれ隣接する親パターンの縮小像とつなぎ合わせを行い
ながら露光されたことになる。これによって、基板4上
に図6の親パターン36を1/α倍で縮小した投影像2
6が露光転写される。その後、基板4上のフォトレジス
トを現像して、エッチング、及び残っているレジストパ
ターンの剥離等を施すことによって、基板4上の投影像
26は、図6に示すような原版パターン27となって、
ワーキングレチクル34が完成する。
チクルR1〜RNの親パターンP1〜PNの縮小像を、
順次基板4上の対応するショット領域S1〜SNに露光
することで、各親パターンP1〜PNの縮小像は、それ
ぞれ隣接する親パターンの縮小像とつなぎ合わせを行い
ながら露光されたことになる。これによって、基板4上
に図6の親パターン36を1/α倍で縮小した投影像2
6が露光転写される。その後、基板4上のフォトレジス
トを現像して、エッチング、及び残っているレジストパ
ターンの剥離等を施すことによって、基板4上の投影像
26は、図6に示すような原版パターン27となって、
ワーキングレチクル34が完成する。
【0104】以上説明したように、本実施形態の露光装
置によると、レチクルRi及び基板4の同期移動に同期
して濃度フィルタFjをも移動するようにしているの
で、ショットを走査方向(Y方向)及び該走査方向に直
交する方向(X方向)に任意に、シームレスにつなぎ合
わせることができる。従って、スキャン露光による各種
の利点を享受しつつ二次元方向にシームレスなつなぎ露
光を行うことができるようになる。
置によると、レチクルRi及び基板4の同期移動に同期
して濃度フィルタFjをも移動するようにしているの
で、ショットを走査方向(Y方向)及び該走査方向に直
交する方向(X方向)に任意に、シームレスにつなぎ合
わせることができる。従って、スキャン露光による各種
の利点を享受しつつ二次元方向にシームレスなつなぎ露
光を行うことができるようになる。
【0105】ここで、スキャン露光の利点としては、以
下のものがある。即ち、投影光学系等を構成するレンズ
等の光学部品として小型のものを採用できるので、ディ
ストーション、像面湾曲、像面傾斜等の各種誤差を少な
くすることができる。また、同様に開口数(NA)を高
くすることができ、高解像化を図ることができる。さら
に、スキャン動作中に最適フォーカスとなるように基板
4のレベリングを行ったり、あるいはレチクルRiと基
板4の相対位置関係を積極的に僅かにずらして結像特性
を調整することにより、台形ディストーションを補正し
たりすることが可能であり、各種の誤差を補正すること
ができる。
下のものがある。即ち、投影光学系等を構成するレンズ
等の光学部品として小型のものを採用できるので、ディ
ストーション、像面湾曲、像面傾斜等の各種誤差を少な
くすることができる。また、同様に開口数(NA)を高
くすることができ、高解像化を図ることができる。さら
に、スキャン動作中に最適フォーカスとなるように基板
4のレベリングを行ったり、あるいはレチクルRiと基
板4の相対位置関係を積極的に僅かにずらして結像特性
を調整することにより、台形ディストーションを補正し
たりすることが可能であり、各種の誤差を補正すること
ができる。
【0106】また、本実施形態では、スリット光IL
1,IL2として、矩形状のものを採用しているので、
光源の短波長化による解像度の向上等のために照明光I
Lとしてエキシマレーザ光などのパルス光を採用した場
合であっても、十分に平均化効果を享受することがで
き、従って、従来のスリット光の形状を工夫してつなぎ
部の露光量を傾斜的に設定する技術と異なり、露光量ム
ラの発生を少なくすることができる。
1,IL2として、矩形状のものを採用しているので、
光源の短波長化による解像度の向上等のために照明光I
Lとしてエキシマレーザ光などのパルス光を採用した場
合であっても、十分に平均化効果を享受することがで
き、従って、従来のスリット光の形状を工夫してつなぎ
部の露光量を傾斜的に設定する技術と異なり、露光量ム
ラの発生を少なくすることができる。
【0107】ところで、本実施形態のようなスキャン型
でスティチング露光を行う露光装置においては、レチク
ルRiと基板4とを同期的に移動させつつ露光するた
め、スリット状の照明光がレチクルRiのパターン領域
(転写すべきパターンが形成された領域)に至る前、及
び該パターン領域を通過した後においては、スリット光
で基板4を露光しないよう遮光する必要がある。このた
め、レチクルRiのパターン領域の外側には、クロム等
を蒸着・形成してなる遮光帯域(遮光領域)が設けられ
る。ここで、この遮光帯域は、少なくともスリット光の
走査方向の幅(走査方向に離間された複数の部分照明光
により走査するものにあっては、先行する部分照明光の
先端縁と後続する部分照明光の後端縁との間の寸法)よ
りも広くする必要があり、一般には走査時の最高速度と
の関係で加速及び減速区間も考慮するので、当該スリッ
ト光の幅よりも十分大きい幅を確保する必要がある。
でスティチング露光を行う露光装置においては、レチク
ルRiと基板4とを同期的に移動させつつ露光するた
め、スリット状の照明光がレチクルRiのパターン領域
(転写すべきパターンが形成された領域)に至る前、及
び該パターン領域を通過した後においては、スリット光
で基板4を露光しないよう遮光する必要がある。このた
め、レチクルRiのパターン領域の外側には、クロム等
を蒸着・形成してなる遮光帯域(遮光領域)が設けられ
る。ここで、この遮光帯域は、少なくともスリット光の
走査方向の幅(走査方向に離間された複数の部分照明光
により走査するものにあっては、先行する部分照明光の
先端縁と後続する部分照明光の後端縁との間の寸法)よ
りも広くする必要があり、一般には走査時の最高速度と
の関係で加速及び減速区間も考慮するので、当該スリッ
ト光の幅よりも十分大きい幅を確保する必要がある。
【0108】しかしながら、レチクルは一般的に透明ガ
ラス基板上にクロムを蒸着して作成するが、蒸着面積を
広くするとピンホール等の点欠陥が生じることが多く、
遮光帯域に点欠陥があると、本来的に露光すべきでない
部分を点状に露光してしまう。上記のように、レチクル
の遮光帯域を広くした場合には、点欠陥の生じる確率が
高くなってしまい、基板4の露光を行う上で好ましくな
いという問題がある。更に、遮光帯域の幅を広くする
と、ピンホールなどの点欠陥の検査エリアが拡大し、レ
チクルのコストが上昇してしまうという問題もある。濃
度フィルタFjの遮光部121についても同様のことが
いえる。
ラス基板上にクロムを蒸着して作成するが、蒸着面積を
広くするとピンホール等の点欠陥が生じることが多く、
遮光帯域に点欠陥があると、本来的に露光すべきでない
部分を点状に露光してしまう。上記のように、レチクル
の遮光帯域を広くした場合には、点欠陥の生じる確率が
高くなってしまい、基板4の露光を行う上で好ましくな
いという問題がある。更に、遮光帯域の幅を広くする
と、ピンホールなどの点欠陥の検査エリアが拡大し、レ
チクルのコストが上昇してしまうという問題もある。濃
度フィルタFjの遮光部121についても同様のことが
いえる。
【0109】このような問題に対処するため、本実施形
態ではブラインド111X1及び111X2を設けるの
みならず、濃度フィルタFj(レチクルRi、基板4)
に同期して移動するブラインド111Y1及び111Y
2を設けたので、濃度フィルタFjの遮光部121やレ
チクルRiのパターン領域の外側に形成される遮光部に
点欠陥(ピンホール)等があった場合であっても、問題
が生じることはない。
態ではブラインド111X1及び111X2を設けるの
みならず、濃度フィルタFj(レチクルRi、基板4)
に同期して移動するブラインド111Y1及び111Y
2を設けたので、濃度フィルタFjの遮光部121やレ
チクルRiのパターン領域の外側に形成される遮光部に
点欠陥(ピンホール)等があった場合であっても、問題
が生じることはない。
【0110】また、各ブラインド111X1,111X
2,111Y1,111Y2により、濃度フィルタFj
の減光部123の一部を選択的に遮蔽することができる
ので、露光するショットの位置に応じて各ブラインドの
位置を適宜に設定することにより、単一あるいは少ない
枚数の濃度フィルタで、各種のつなぎ露光を実施するこ
とができ、高効率的である。
2,111Y1,111Y2により、濃度フィルタFj
の減光部123の一部を選択的に遮蔽することができる
ので、露光するショットの位置に応じて各ブラインドの
位置を適宜に設定することにより、単一あるいは少ない
枚数の濃度フィルタで、各種のつなぎ露光を実施するこ
とができ、高効率的である。
【0111】尚、基板ステージ6、レチクルステージ
2、フィルタステージFj、及びブラインド111の駆
動装置としては、例えばリニアモータを採用することが
でき、そのようなリニアモータを採用した場合における
ステージ(可動部)の支持機構としては、エアベアリン
グを用いたエア浮上型、又はローレンツ力やリアクタン
ス力を用いた磁気浮上型のものを採用することができ
る。また、ステージは、図9に示したようなガイド13
2X、132Y、133に沿って移動するタイプでもよ
いし、そのようなガイドを設けないガイドレスタイプで
もよい。
2、フィルタステージFj、及びブラインド111の駆
動装置としては、例えばリニアモータを採用することが
でき、そのようなリニアモータを採用した場合における
ステージ(可動部)の支持機構としては、エアベアリン
グを用いたエア浮上型、又はローレンツ力やリアクタン
ス力を用いた磁気浮上型のものを採用することができ
る。また、ステージは、図9に示したようなガイド13
2X、132Y、133に沿って移動するタイプでもよ
いし、そのようなガイドを設けないガイドレスタイプで
もよい。
【0112】リニアモータは、ベース部材に固定される
固定子(ステータ)と、そのベース部材に対して移動す
るステージに固定される可動子(スライダ)とからな
り、固定子がコイルを含むときは、可動子は磁石等の発
磁体を含み、固定子が発磁体を含むときは、可動子はコ
イルを含む。尚、発磁体が可動子に含まれ、コイルが固
定子に含まれているものをムービング・マグネット型の
リニアモータといい、コイルが可動子に含まれ、発磁体
が固定子に含まれるものをムービング・コイル型のリニ
アモータという。
固定子(ステータ)と、そのベース部材に対して移動す
るステージに固定される可動子(スライダ)とからな
り、固定子がコイルを含むときは、可動子は磁石等の発
磁体を含み、固定子が発磁体を含むときは、可動子はコ
イルを含む。尚、発磁体が可動子に含まれ、コイルが固
定子に含まれているものをムービング・マグネット型の
リニアモータといい、コイルが可動子に含まれ、発磁体
が固定子に含まれるものをムービング・コイル型のリニ
アモータという。
【0113】かかるステージの移動に伴う反力により露
光装置本体に発生する振動を防止するためには、例え
ば、電気制御式のリアクションフレーム機構(アクティ
ブ型)を採用することができる。このリアクションフレ
ーム機構は、リニアモータの固定子をもベース部材上に
エアベアリング等の非接触手段によって浮かせた構造と
する。そして、露光装置本体とは別に設けられたリアク
ション架台と該固定子との間を、制御装置による制御に
基づき電気制御可能なボイスコイルモータ等のアクチュ
エータを備えたリアクションフレームで連結し、ステー
ジの駆動に応じて、該アクチュエータの作動を制御し
て、固定子に作用する反力Fを相殺するような力−Fを
作用させることにより、該反力をリアクション架台を介
して床面(大地)に逃がすようにした機構である。尚、
リニアモータの固定子とリアクション架台との間をリア
クションフレーム(剛体棒)で単に連結する機械式のリ
アクションフレーム機構(パッシブ型)を採用すること
もできる。
光装置本体に発生する振動を防止するためには、例え
ば、電気制御式のリアクションフレーム機構(アクティ
ブ型)を採用することができる。このリアクションフレ
ーム機構は、リニアモータの固定子をもベース部材上に
エアベアリング等の非接触手段によって浮かせた構造と
する。そして、露光装置本体とは別に設けられたリアク
ション架台と該固定子との間を、制御装置による制御に
基づき電気制御可能なボイスコイルモータ等のアクチュ
エータを備えたリアクションフレームで連結し、ステー
ジの駆動に応じて、該アクチュエータの作動を制御し
て、固定子に作用する反力Fを相殺するような力−Fを
作用させることにより、該反力をリアクション架台を介
して床面(大地)に逃がすようにした機構である。尚、
リニアモータの固定子とリアクション架台との間をリア
クションフレーム(剛体棒)で単に連結する機械式のリ
アクションフレーム機構(パッシブ型)を採用すること
もできる。
【0114】また、ステージの移動時に該ステージを含
む可動部全体の質量と実質的に同じ物体を逆方向に同じ
加速度で移動するように構成して、互いの反力を相殺す
るようにしたものを採用してもよい。この場合に、例え
ば、レチクルステージ2とフィルタステージFSを同一
の構造体上に支持し、例えば両者を同じ加速度で、かつ
逆向きに駆動するときは、それぞれの可動部の質量をほ
ぼ同じに設定することにより、互いの反力を相殺するよ
うにしてもよい。
む可動部全体の質量と実質的に同じ物体を逆方向に同じ
加速度で移動するように構成して、互いの反力を相殺す
るようにしたものを採用してもよい。この場合に、例え
ば、レチクルステージ2とフィルタステージFSを同一
の構造体上に支持し、例えば両者を同じ加速度で、かつ
逆向きに駆動するときは、それぞれの可動部の質量をほ
ぼ同じに設定することにより、互いの反力を相殺するよ
うにしてもよい。
【0115】フィルタステージFS、ブラインド111
及び固定スリット板131を含む部分は、ミラー112
からレンズ116までの光学部品等を支持する構造体や
レチクルステージ2、投影光学系3及び基板ステージ2
等を支持する構造体とは別の構造体に支持することが望
ましい。これらの移動に伴う反力による影響をなるべく
少なくするためである。なお、照明光学系1内で最もレ
チクル側に配置される可動部(図1ではフィルタステー
ジFS)まではその別の構造体に設け、それよりもレチ
クル側に配置される光学要素は、例えば投影光学系3な
どを支持する構造体に設けてもよい。
及び固定スリット板131を含む部分は、ミラー112
からレンズ116までの光学部品等を支持する構造体や
レチクルステージ2、投影光学系3及び基板ステージ2
等を支持する構造体とは別の構造体に支持することが望
ましい。これらの移動に伴う反力による影響をなるべく
少なくするためである。なお、照明光学系1内で最もレ
チクル側に配置される可動部(図1ではフィルタステー
ジFS)まではその別の構造体に設け、それよりもレチ
クル側に配置される光学要素は、例えば投影光学系3な
どを支持する構造体に設けてもよい。
【0116】ところで、上述した実施の形態ではレチク
ルRiの移動に応じて濃度フィルタFjを移動するもの
としたが、例えば濃度フィルタFjとレチクルRiとの
間に配置される結像光学系の少なくとも1つの光学素子
(図1では113,114など)を移動可能とし、その
結像光学系の収差や結像倍率などの光学特性を調整する
機構を設け、前述の走査露光中にその光学特性を調整す
ることによって、基板4上での照明光ILの照射領域
(前述の露光領域)内でその光量分布、即ち濃度フィル
タFjの減衰部によって形成される、光量が徐々に減少
するスロープ部を走査方向(Y方向)に相対移動するよ
うにしてもよい。即ち、基板4上の1つのショットの走
査露光時、前述の露光領域内でその光量分布(照度分
布)のスロープ部が、露光量分布をスロープ部とすべき
非走査方向(X方向)に沿って延びる一対の周辺部の少
なくとも一方とほぼ一致して移動すればよい。また、濃
度フィルタFjは照明光学系内に配置されるものとした
が、例えばレチクルRiの近傍に配置してもよいし、あ
るいは投影光学系3の像面側に配置してもよい。さら
に、投影光学系3としてレチクルパターンの中間像を形
成し、その中間像を基板4上に再結像する光学系を用い
る場合には、その中間像の形成面、又はその形成面から
所定間隔だけ離して濃度フィルタFjを配置してもよ
い。
ルRiの移動に応じて濃度フィルタFjを移動するもの
としたが、例えば濃度フィルタFjとレチクルRiとの
間に配置される結像光学系の少なくとも1つの光学素子
(図1では113,114など)を移動可能とし、その
結像光学系の収差や結像倍率などの光学特性を調整する
機構を設け、前述の走査露光中にその光学特性を調整す
ることによって、基板4上での照明光ILの照射領域
(前述の露光領域)内でその光量分布、即ち濃度フィル
タFjの減衰部によって形成される、光量が徐々に減少
するスロープ部を走査方向(Y方向)に相対移動するよ
うにしてもよい。即ち、基板4上の1つのショットの走
査露光時、前述の露光領域内でその光量分布(照度分
布)のスロープ部が、露光量分布をスロープ部とすべき
非走査方向(X方向)に沿って延びる一対の周辺部の少
なくとも一方とほぼ一致して移動すればよい。また、濃
度フィルタFjは照明光学系内に配置されるものとした
が、例えばレチクルRiの近傍に配置してもよいし、あ
るいは投影光学系3の像面側に配置してもよい。さら
に、投影光学系3としてレチクルパターンの中間像を形
成し、その中間像を基板4上に再結像する光学系を用い
る場合には、その中間像の形成面、又はその形成面から
所定間隔だけ離して濃度フィルタFjを配置してもよ
い。
【0117】なお、照明光学系(又は投影光学系)内で
基板4の表面(投影光学系3の像面)と共役な面(PL
1など)に濃度フィルタFjを配置する場合、例えば濃
度フィルタFjと基板4との間に拡散板を設ける、ある
いは濃度フィルタFjとレチクルRiとの間に配置され
る少なくとも1つの光学素子を移動し、基板4上でのド
ットパターンの像を不鮮明にする、即ちドットパターン
による照度均一性の低下を防止することが好ましい。こ
のとき、濃度フィルタFjをその共役面からずらして配
置してもよいし、あるいは濃度フィルタFjのドットサ
イズを、レチクルRiとの間に配置される光学系(11
3など)の解像限界以下としなくてもよい。また、濃度
フィルタFjはその減光部123が同一の透明基板に形
成されるものとしたが、その減光部123を複数に分割
してそれぞれ異なる透明基板に形成してもよい。例え
ば、走査方向に延びる一対の減光部と、非走査方向に延
びる一対の減光部とに分けてもよい。
基板4の表面(投影光学系3の像面)と共役な面(PL
1など)に濃度フィルタFjを配置する場合、例えば濃
度フィルタFjと基板4との間に拡散板を設ける、ある
いは濃度フィルタFjとレチクルRiとの間に配置され
る少なくとも1つの光学素子を移動し、基板4上でのド
ットパターンの像を不鮮明にする、即ちドットパターン
による照度均一性の低下を防止することが好ましい。こ
のとき、濃度フィルタFjをその共役面からずらして配
置してもよいし、あるいは濃度フィルタFjのドットサ
イズを、レチクルRiとの間に配置される光学系(11
3など)の解像限界以下としなくてもよい。また、濃度
フィルタFjはその減光部123が同一の透明基板に形
成されるものとしたが、その減光部123を複数に分割
してそれぞれ異なる透明基板に形成してもよい。例え
ば、走査方向に延びる一対の減光部と、非走査方向に延
びる一対の減光部とに分けてもよい。
【0118】また、固定スリット板131は照明光学系
内に配置するものとしたが、例えばレチクルRi又は基
板4の近傍、あるいは投影光学系3の中間像の近傍に配
置してもよい。さらに、照明光学系(又は投影光学系)
内で基板4の表面と共役な面に固定スリット板131を
配置してもよい。この場合、例えば固定スリット板13
1とレチクルRiとの間に配置される光学系の収差など
を調整して、走査方向(Y方向)に関する基板4上での
照明光ILの強度分布をその両端でそれぞれスロープ部
とすることが好ましい。なお、前述の実施形態ではレチ
クルブラインド機構110とは別に固定スリット板13
1を設けるものとしたが、走査露光時にブラインド11
1Y1,111Y2の移動をそれぞれ独立に制御して、
レチクルRi及び基板4上での、走査方向に関する照明
光ILの幅を規定すれば、特に固定スリット板131を
設けなくてもよい。
内に配置するものとしたが、例えばレチクルRi又は基
板4の近傍、あるいは投影光学系3の中間像の近傍に配
置してもよい。さらに、照明光学系(又は投影光学系)
内で基板4の表面と共役な面に固定スリット板131を
配置してもよい。この場合、例えば固定スリット板13
1とレチクルRiとの間に配置される光学系の収差など
を調整して、走査方向(Y方向)に関する基板4上での
照明光ILの強度分布をその両端でそれぞれスロープ部
とすることが好ましい。なお、前述の実施形態ではレチ
クルブラインド機構110とは別に固定スリット板13
1を設けるものとしたが、走査露光時にブラインド11
1Y1,111Y2の移動をそれぞれ独立に制御して、
レチクルRi及び基板4上での、走査方向に関する照明
光ILの幅を規定すれば、特に固定スリット板131を
設けなくてもよい。
【0119】さらに、前述の実施形態ではレチクルブラ
インド機構110のブラインド111Y1,111Y2
と濃度フィルタFjとをそれぞれ独立に駆動するものと
したが、レチクルブラインド機構110の少なくとも一
部、例えばブラインド111Y1,111Y2をフィル
タステージFSに設置し、濃度フィルタFjと一体に移
動してもよい。この場合、ブラインド111Y1,11
1Y2の駆動機構138Yを省略することができるが、
フィルタステージFSに設けられるブラインドと濃度フ
ィルタFjとの相対位置関係を調整する微動機構を設け
てもよい。また、レチクルブラインド機構110はその
少なくとも1つのブラインドがレチクルRi又は基板4
の近傍に配置されてもよいし、あるいは基板4の表面と
共役な面(前述の中間像が形成される面など)に配置さ
れてもよい。このとき、例えばブラインド111X1,
111X2とブラインド111Y1,111Y2とを、
リレー光学系などによってほぼ共役に配置してもよい。
さらに、レチクルブラインド機構110のブラインド1
11Y1,111Y2の代わりに、濃度フィルタFj上
で走査方向(Y方向)に関する遮光部121(図2)の
幅を広げるだけでもよい。このとき、遮光部121の幅
を、例えば走査方向に関する、固定スリット板131の
スリット136の開口幅と同程度以上とすることが好ま
しい。通常、濃度フィルタFjとレチクルRiとの間に
配置される光学系の倍率は1よりも大きいので、レチク
ルRi上でその遮光帯の幅を広げるのに比べて、濃度フ
ィルタFjでの遮光部121の幅は狭くて済み、ピンホ
ールなどの欠陥を生じさせることなく遮光部121を形
成するのが容易である。なお、ブラインド111Y1,
111Y2を設けないときは固定スリット板131を設
置して、走査方向に関する前述の露光領域(照明領域)
の幅を規定する必要がある。
インド機構110のブラインド111Y1,111Y2
と濃度フィルタFjとをそれぞれ独立に駆動するものと
したが、レチクルブラインド機構110の少なくとも一
部、例えばブラインド111Y1,111Y2をフィル
タステージFSに設置し、濃度フィルタFjと一体に移
動してもよい。この場合、ブラインド111Y1,11
1Y2の駆動機構138Yを省略することができるが、
フィルタステージFSに設けられるブラインドと濃度フ
ィルタFjとの相対位置関係を調整する微動機構を設け
てもよい。また、レチクルブラインド機構110はその
少なくとも1つのブラインドがレチクルRi又は基板4
の近傍に配置されてもよいし、あるいは基板4の表面と
共役な面(前述の中間像が形成される面など)に配置さ
れてもよい。このとき、例えばブラインド111X1,
111X2とブラインド111Y1,111Y2とを、
リレー光学系などによってほぼ共役に配置してもよい。
さらに、レチクルブラインド機構110のブラインド1
11Y1,111Y2の代わりに、濃度フィルタFj上
で走査方向(Y方向)に関する遮光部121(図2)の
幅を広げるだけでもよい。このとき、遮光部121の幅
を、例えば走査方向に関する、固定スリット板131の
スリット136の開口幅と同程度以上とすることが好ま
しい。通常、濃度フィルタFjとレチクルRiとの間に
配置される光学系の倍率は1よりも大きいので、レチク
ルRi上でその遮光帯の幅を広げるのに比べて、濃度フ
ィルタFjでの遮光部121の幅は狭くて済み、ピンホ
ールなどの欠陥を生じさせることなく遮光部121を形
成するのが容易である。なお、ブラインド111Y1,
111Y2を設けないときは固定スリット板131を設
置して、走査方向に関する前述の露光領域(照明領域)
の幅を規定する必要がある。
【0120】ところで、前述の実施形態ではオプチカル
・インテグレータ106として、照明光学系内でレチク
ルRiのパターン形成面と共役な面に入射面が実質的に
配置され、かつそのパターン形成面に対するフーリエ変
換面(照明光学系の瞳面)に射出面が実質的に配置され
るフライアイレンズを用いるものとしている。しかしな
がら、オプチカル・インテグレータ106として、照明
光学系内でレチクルRiのパターン形成面と共役な面に
射出面が実質的に配置される内面反射型インテグレータ
を用いてもよい。この場合、前述したレチクルブライン
ド機構110の少なくとも一部、濃度フィルタFj、及
び固定スリット板131の少なくとも1つを、内面反射
型インテグレータの射出面に近接して配置してもよい。
・インテグレータ106として、照明光学系内でレチク
ルRiのパターン形成面と共役な面に入射面が実質的に
配置され、かつそのパターン形成面に対するフーリエ変
換面(照明光学系の瞳面)に射出面が実質的に配置され
るフライアイレンズを用いるものとしている。しかしな
がら、オプチカル・インテグレータ106として、照明
光学系内でレチクルRiのパターン形成面と共役な面に
射出面が実質的に配置される内面反射型インテグレータ
を用いてもよい。この場合、前述したレチクルブライン
ド機構110の少なくとも一部、濃度フィルタFj、及
び固定スリット板131の少なくとも1つを、内面反射
型インテグレータの射出面に近接して配置してもよい。
【0121】尚、上述した実施形態では、ショット領域
の形状は矩形状としているが、必ずしも矩形状である必
要はなく、例えば、5角形、6角形、その他の多角形と
することができる。また、各ショットが同一形状である
必要もなく、異なる形状や大きさとすることができる。
さらに、つなぎ部の形状も、長方形である必要はなく、
ジグザグ帯状、蛇行帯状、その他の形状とすることがで
きる。これらの場合には、濃度フィルタ(全体の形状、
減光部の形状や減光特性等)もこれらに対応するように
変更する。尚、本願明細書中における「つなぎ露光」と
は、パターン同士をつなぎ合わせることのみならず、パ
ターンとパターンとを所望の位置関係で配置することを
も含む意味である。
の形状は矩形状としているが、必ずしも矩形状である必
要はなく、例えば、5角形、6角形、その他の多角形と
することができる。また、各ショットが同一形状である
必要もなく、異なる形状や大きさとすることができる。
さらに、つなぎ部の形状も、長方形である必要はなく、
ジグザグ帯状、蛇行帯状、その他の形状とすることがで
きる。これらの場合には、濃度フィルタ(全体の形状、
減光部の形状や減光特性等)もこれらに対応するように
変更する。尚、本願明細書中における「つなぎ露光」と
は、パターン同士をつなぎ合わせることのみならず、パ
ターンとパターンとを所望の位置関係で配置することを
も含む意味である。
【0122】ワーキングレチクル34に形成するデバイ
スパターンを拡大したデバイスパターンを要素パターン
毎に分ける、例えば密集パターンと孤立パターンとに分
けてマスターレチクルに形成し、基板4上での親パター
ン同士のつなぎ部をなくす、あるいは減らすようにして
もよい。この場合、ワーキングレチクルのデバイスパタ
ーンによっては、1枚のマスターレチクルの親パターン
を基板4上の複数の領域にそれぞれ転写することもある
ので、ワーキングレチクルの製造に使用するマスターレ
チクルの枚数を減らすことができる。又は、その拡大し
たパターンを機能ブロック単位で分ける、例えばCP
U、DRAM、SRAM、A/Dコンバータ、D/Aコ
ンバータをそれぞれ1単位として、少なくとも1つの機
能ブロックを、複数のマスターレチクルにそれぞれ形成
するようにしてもよい。
スパターンを拡大したデバイスパターンを要素パターン
毎に分ける、例えば密集パターンと孤立パターンとに分
けてマスターレチクルに形成し、基板4上での親パター
ン同士のつなぎ部をなくす、あるいは減らすようにして
もよい。この場合、ワーキングレチクルのデバイスパタ
ーンによっては、1枚のマスターレチクルの親パターン
を基板4上の複数の領域にそれぞれ転写することもある
ので、ワーキングレチクルの製造に使用するマスターレ
チクルの枚数を減らすことができる。又は、その拡大し
たパターンを機能ブロック単位で分ける、例えばCP
U、DRAM、SRAM、A/Dコンバータ、D/Aコ
ンバータをそれぞれ1単位として、少なくとも1つの機
能ブロックを、複数のマスターレチクルにそれぞれ形成
するようにしてもよい。
【0123】尚、図6の原版パターン27に例えば密集
パターンと孤立パターンとが形成されている場合、マス
ターレチクルR1〜RN中の1枚のマスターレチクルR
aには密集パターンのみが形成され、別の1枚のマスタ
ーレチクルRbには孤立パターンのみが形成されること
がある。このとき、密集パターンと孤立パターンとでは
最良の照明条件や結像条件等の露光条件が異なるため、
マスターレチクルRiの露光毎に、その親パターンPi
に応じて、露光条件、即ち照明光学系1内の開口絞りの
形状や大きさ、コヒーレンスファクタ(σ値)、及び投
影光学系3の開口数等を最適化するようにしてもよい。
パターンと孤立パターンとが形成されている場合、マス
ターレチクルR1〜RN中の1枚のマスターレチクルR
aには密集パターンのみが形成され、別の1枚のマスタ
ーレチクルRbには孤立パターンのみが形成されること
がある。このとき、密集パターンと孤立パターンとでは
最良の照明条件や結像条件等の露光条件が異なるため、
マスターレチクルRiの露光毎に、その親パターンPi
に応じて、露光条件、即ち照明光学系1内の開口絞りの
形状や大きさ、コヒーレンスファクタ(σ値)、及び投
影光学系3の開口数等を最適化するようにしてもよい。
【0124】この際に、親パターンPiが密集パターン
(周期パターン)であるときには変形照明法を採用し、
2次光源の形状を輪帯状、あるいは照明光学系の光軸か
らほぼ等距離だけ離れた複数の局所領域に規定すればよ
い。また、その露光条件を最適化するために、投影光学
系3の瞳面付近に例えば光軸を中心とする円形領域で照
明光を遮光する光学フィルタ(いわゆる瞳フィルタ)を
挿脱したり、又は投影光学系3の像面と基板4の表面と
を所定範囲内で相対的に振動させるいわゆる累進焦点法
(フレックス法)を併用したりしてもよい。
(周期パターン)であるときには変形照明法を採用し、
2次光源の形状を輪帯状、あるいは照明光学系の光軸か
らほぼ等距離だけ離れた複数の局所領域に規定すればよ
い。また、その露光条件を最適化するために、投影光学
系3の瞳面付近に例えば光軸を中心とする円形領域で照
明光を遮光する光学フィルタ(いわゆる瞳フィルタ)を
挿脱したり、又は投影光学系3の像面と基板4の表面と
を所定範囲内で相対的に振動させるいわゆる累進焦点法
(フレックス法)を併用したりしてもよい。
【0125】また、親マスクを位相シフトマスクとし
て、照明光学系のσ値を例えば0.1〜0.4程度とし
て、上述の累進焦点法を採用してもよい。フォトマスク
はクロムなどの遮光層のみからなるマスクに限られるも
のではなく、空間周波数変調型(渋谷−レベンソン
型)、エッジ強調型、及びハーフトーン型などの位相シ
フトマスクであってもよい。特に空間周波数変調型やエ
ッジ強調型では、マスク基板上の遮光パターンに重ね合
わせて位相シフターをパターニングするため、例えばそ
の位相シフター用の親マスクを別途用意しておくことに
なる。
て、照明光学系のσ値を例えば0.1〜0.4程度とし
て、上述の累進焦点法を採用してもよい。フォトマスク
はクロムなどの遮光層のみからなるマスクに限られるも
のではなく、空間周波数変調型(渋谷−レベンソン
型)、エッジ強調型、及びハーフトーン型などの位相シ
フトマスクであってもよい。特に空間周波数変調型やエ
ッジ強調型では、マスク基板上の遮光パターンに重ね合
わせて位相シフターをパターニングするため、例えばそ
の位相シフター用の親マスクを別途用意しておくことに
なる。
【0126】上述した実施形態では露光用照明光として
波長が193nmのArFエキシマレーザ光としている
が、それ以上の紫外光、例えばg線、i線、及びKrF
エキシマレーザなどの遠紫外(DUV)光、及びF2
レーザ(波長157nm)、Ar2 レーザ(波長12
6nm)などの真空紫外(VUV)光を用いることがで
きる。
波長が193nmのArFエキシマレーザ光としている
が、それ以上の紫外光、例えばg線、i線、及びKrF
エキシマレーザなどの遠紫外(DUV)光、及びF2
レーザ(波長157nm)、Ar2 レーザ(波長12
6nm)などの真空紫外(VUV)光を用いることがで
きる。
【0127】また、F2 レーザを用いる露光装置で
は、レチクルや濃度フィルタは、蛍石、フッ素がドープ
された合成石英、フッ化マグネシウム、LiF、LaF
3 、リチウム・カルシウム・アルミニウム・フロライ
ド(ライカフ結晶)又は水晶等から製造されたものが使
用される。
は、レチクルや濃度フィルタは、蛍石、フッ素がドープ
された合成石英、フッ化マグネシウム、LiF、LaF
3 、リチウム・カルシウム・アルミニウム・フロライ
ド(ライカフ結晶)又は水晶等から製造されたものが使
用される。
【0128】尚、エキシマレーザの代わりに、例えば波
長248nm、193nm、157nmのいずれかに発
振スペクトルを持つYAGレーザなどの固体レーザの高
調波を用いるようにしてもよい。
長248nm、193nm、157nmのいずれかに発
振スペクトルを持つYAGレーザなどの固体レーザの高
調波を用いるようにしてもよい。
【0129】また、DFB半導体レーザ又はファイバー
レーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レ
ーザを、例えばエルビウム(又はエルビウムとイットリ
ビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅
し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調
波を用いてもよい。
レーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レ
ーザを、例えばエルビウム(又はエルビウムとイットリ
ビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅
し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調
波を用いてもよい。
【0130】また、レーザプラズマ光源、又はSORか
ら発生する軟X線領域、例えば波長13.4nm、又は
11.5nmのEUV(Extreme Ultra
Violet)光を用いるようにしてもよい。
ら発生する軟X線領域、例えば波長13.4nm、又は
11.5nmのEUV(Extreme Ultra
Violet)光を用いるようにしてもよい。
【0131】投影光学系は縮小系だけでなく等倍系、又
は拡大系(例えば、液晶ディスプレイ又はプラズマディ
スプレイ製造用露光装置などで使用される)を用いても
よい。更に投影光学系は、反射光学系、屈折光学系、及
び反射屈折光学系のいずれを用いてもよい。
は拡大系(例えば、液晶ディスプレイ又はプラズマディ
スプレイ製造用露光装置などで使用される)を用いても
よい。更に投影光学系は、反射光学系、屈折光学系、及
び反射屈折光学系のいずれを用いてもよい。
【0132】さらに、フォトマスクや半導体素子の製造
に用いられる露光装置だけでなく、液晶表示素子などを
含むディスプレイの製造に用いられる、デバイスパター
ンをガラスプレート上に転写する露光装置、薄膜磁気ヘ
ッドの製造に用いられる、デバイスパターンをセラミッ
クウエハ上に転写する露光装置、撮像素子(CCDな
ど)、マイクロマシン、DNAチップなどの製造に用い
られる露光装置等にも本発明を適用することができる。
に用いられる露光装置だけでなく、液晶表示素子などを
含むディスプレイの製造に用いられる、デバイスパター
ンをガラスプレート上に転写する露光装置、薄膜磁気ヘ
ッドの製造に用いられる、デバイスパターンをセラミッ
クウエハ上に転写する露光装置、撮像素子(CCDな
ど)、マイクロマシン、DNAチップなどの製造に用い
られる露光装置等にも本発明を適用することができる。
【0133】フォトマスク(ワーキングレチクル)の製
造以外に用いられる露光装置では、デバイスパターンが
転写される被露光基板(デバイス基板)が真空吸着又は
静電吸着などによって基板ステージ6上に保持される。
ところで、EUV光を用いる露光装置では反射型マスク
が用いられ、プロキシミティ方式のX線露光装置、又は
電子線露光装置などでは透過型マスク(ステンシルマス
ク、メンブレンマスク)が用いられるので、マスクの原
版としてはシリコンウエハなどが用いられる。
造以外に用いられる露光装置では、デバイスパターンが
転写される被露光基板(デバイス基板)が真空吸着又は
静電吸着などによって基板ステージ6上に保持される。
ところで、EUV光を用いる露光装置では反射型マスク
が用いられ、プロキシミティ方式のX線露光装置、又は
電子線露光装置などでは透過型マスク(ステンシルマス
ク、メンブレンマスク)が用いられるので、マスクの原
版としてはシリコンウエハなどが用いられる。
【0134】複数のレンズから構成される照明光学系、
投影光学系を露光装置本体に組み込み光学調整をすると
ともに、多数の機械部品からなるレチクルステージや基
板ステージを露光装置本体に取り付けて配線や配管を接
続し、さらに総合調整(電気調整、動作確認等)をする
ことにより本実施形態の露光装置を製造することができ
る。尚、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管
理されたクリーンルーム内で行うことが望ましい。
投影光学系を露光装置本体に組み込み光学調整をすると
ともに、多数の機械部品からなるレチクルステージや基
板ステージを露光装置本体に取り付けて配線や配管を接
続し、さらに総合調整(電気調整、動作確認等)をする
ことにより本実施形態の露光装置を製造することができ
る。尚、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管
理されたクリーンルーム内で行うことが望ましい。
【0135】半導体デバイスは、デバイスの機能・性能
設計を行うステップ、この設計ステップに基づいて、上
述した実施形態の露光装置によりワーキングレチクルを
製造するステップ、シリコン材料からウエハを製造する
ステップ、上述した実施形態の露光装置等によりレチク
ルのパターンをウエハに露光転写するステップ、デバイ
ス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工
程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製
造される。
設計を行うステップ、この設計ステップに基づいて、上
述した実施形態の露光装置によりワーキングレチクルを
製造するステップ、シリコン材料からウエハを製造する
ステップ、上述した実施形態の露光装置等によりレチク
ルのパターンをウエハに露光転写するステップ、デバイ
ス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工
程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製
造される。
【0136】尚、本発明は、上述した各実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができることは言うまでもない。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができることは言うまでもない。
【0137】本開示は、2000年4月11日に提出さ
れた日本国特許出願第2000−109144号に含ま
れた主題に関連し、その開示の全てはここに参照事項と
して明白に組み込まれる。
れた日本国特許出願第2000−109144号に含ま
れた主題に関連し、その開示の全てはここに参照事項と
して明白に組み込まれる。
【0138】
【発明の効果】本発明によると、走査方向に直交する方
向のみならず、走査方向に沿う方向にもシームレスなつ
なぎ露光を実現することができる露光方法及び露光装置
を提供することができるという効果がある。また、照明
光としてパルス光を用いた場合であっても、つなぎ部に
おけるパターンの線幅やピッチの均一性が良好で、高精
度なパターンを形成することができるという効果もあ
る。
向のみならず、走査方向に沿う方向にもシームレスなつ
なぎ露光を実現することができる露光方法及び露光装置
を提供することができるという効果がある。また、照明
光としてパルス光を用いた場合であっても、つなぎ部に
おけるパターンの線幅やピッチの均一性が良好で、高精
度なパターンを形成することができるという効果もあ
る。
【図1】 本発明の実施形態に係る露光装置の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態の濃度フィルタの構成図で
あり、(a)は平面図、(b)はマークの一例を示す図
である。
あり、(a)は平面図、(b)はマークの一例を示す図
である。
【図3】 本発明の実施形態に採用することができる9
種類の濃度フィルタの構成を示す図である。
種類の濃度フィルタの構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施形態のマスターレチクルの親パ
ターンの縮小像を基板上に投影する場合を示す要部斜視
図である。
ターンの縮小像を基板上に投影する場合を示す要部斜視
図である。
【図5】 本発明の実施形態のスリットマークの計測に
ついて説明するための図である。
ついて説明するための図である。
【図6】 本発明の実施形態のマスターレチクルを用い
てレチクル(ワーキングレチクル)を製造する際の製造
工程を説明するための図である。
てレチクル(ワーキングレチクル)を製造する際の製造
工程を説明するための図である。
【図7】 本発明の実施形態のレチクルのアライメント
機構を示す図である。
機構を示す図である。
【図8】 本発明の実施形態の要部の光軸に沿う方向の
配置を横から見た図である。
配置を横から見た図である。
【図9】 本発明の実施形態の要部の光軸に沿う方向の
配置を光源側から見た図である。
配置を光源側から見た図である。
【図10】 本発明の実施形態の濃度フィルタのマーク
の計測時の各部の配置を示す図である。
の計測時の各部の配置を示す図である。
【図11】 本発明の実施形態のスリットマークの計測
について説明するための図であり、(a)はマークの投
影像を走査する状態を示す図、(b)は光電センサの出
力を示す図である。
について説明するための図であり、(a)はマークの投
影像を走査する状態を示す図、(b)は光電センサの出
力を示す図である。
【図12】 本発明の実施形態のスキャン露光開始前に
おける各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿う
方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向の
配置を光源側から見た図である。
おける各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿う
方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向の
配置を光源側から見た図である。
【図13】 本発明の実施形態のスキャン露光開始直後
における各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿
う方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向
の配置を光源側から見た図である。
における各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿
う方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向
の配置を光源側から見た図である。
【図14】 本発明の実施形態のスキャン露光中におけ
る各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿う方向
の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向の配置
を光源側から見た図である。
る各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿う方向
の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向の配置
を光源側から見た図である。
【図15】 本発明の実施形態のスキャン露光終了直前
における各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿
う方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向
の配置を光源側から見た図である。
における各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿
う方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向
の配置を光源側から見た図である。
【図16】 本発明の実施形態のスキャン露光終了直後
における各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿
う方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向
の配置を光源側から見た図である。
における各部の位置を示す図であり、(a)は光軸に沿
う方向の配置を横から見た図、(b)は光軸に沿う方向
の配置を光源側から見た図である。
1… 照明光学系 2… レチクルステージ 3… 投影光学系 4… 基板(感応物体) 5… 試料台 6… 基板ステージ 111(X1,X2,Y1,Y2)… ブラインド 123… 減光部(減衰部) 124A〜124D… マーク 126… 空間像計測装置 131… 固定スリット板 136… スリット IL,IL1,IL2… 照明光(スリット光) Fj… 濃度フィルタ Ri… マスターレチクル(マスク) S1〜SN… ショット領域(領域)
Claims (35)
- 【請求項1】 マスクと感応物体とを同期して移動しつ
つスリット状のエネルギービームで照射して該マスクに
形成されたパターンの像を該感応物体上に逐次転写する
ようにした露光方法であって、 前記マスクの移動に同期して、前記エネルギービームの
エネルギー量を除々に減少させる減衰部を有する濃度フ
ィルタを移動する工程を含むことを特徴とする露光方
法。 - 【請求項2】 前記エネルギービームに対して進退可能
な遮光部材を、前記濃度フィルタの移動に同期して移動
することを特徴とする請求項1に記載の露光方法。 - 【請求項3】 前記遮光部材を前記濃度フィルタの一部
を遮蔽するように位置させた状態で移動することを特徴
とする請求項2に記載の露光方法。 - 【請求項4】 前記エネルギービームに対して進退可能
な遮光部材で、前記減衰部の一部を選択的に遮蔽するこ
とを特徴とする請求項1,2又は3に記載の露光方法。 - 【請求項5】 前記感応物体上で前記減衰部を介して前
記エネルギービームが照射される部分がつなぎ部として
重合するように、前記感応物体上の異なる領域をそれぞ
れ前記エネルギービームで照射してシームレス露光する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の露
光方法。 - 【請求項6】 前記感応物体上の該感応物体の移動方向
に沿う方向の異なる領域を前記エネルギービームで照射
することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載
の露光方法。 - 【請求項7】 前記感応物体上で前記移動方向と交差す
る方向の異なる領域を前記エネルギービームで照射する
ことを特徴とする請求項6に記載の露光方法。 - 【請求項8】 転写用のパターンを拡大したパターンを
複数のマスクのパターンに分割し、前記感応物体上で周
辺部が部分的に重なる複数の領域にそれぞれ前記マスク
の投影光学系による縮小像を逐次転写することを特徴と
する請求項1〜7の何れか一項に記載の露光方法。 - 【請求項9】 エネルギービームに対してマスクと感応
物体とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前記
エネルギービームで前記感応物体を走査露光する露光方
法であって、 前記走査露光時に前記感応物体が移動される第1方向に
関して、前記感応物体上での前記エネルギービームの照
射領域内で部分的にそのエネルギー量を徐々に減少させ
るとともに、前記走査露光中、前記エネルギー量が徐々
に減少するスロープ部を前記照射領域内で前記第1方向
に相対移動させる工程を含むことを特徴とする露光方
法。 - 【請求項10】 前記スロープ部は、前記感応物体上で
走査露光される所定領域のうち前記第1方向に関する露
光エネルギー量を徐々に減少させる一部とほぼ一致して
移動することを特徴とする請求項9に記載の露光方法。 - 【請求項11】 前記スロープ部は、前記感応物体上で
走査露光される所定領域のうち前記第1方向に関して前
記所定領域と隣接する領域と部分的に重なる一部とほぼ
一致して移動することを特徴とする請求項9に記載の露
光方法。 - 【請求項12】 前記マスクの移動に応じて、前記スロ
ープ部を形成する減衰部を有する濃度フィルタを前記エ
ネルギービームに対して相対移動することを特徴とする
請求項9に記載の露光方法。 - 【請求項13】 前記走査露光前に、前記エネルギービ
ームを遮蔽する遮蔽部材と前記濃度フィルタとの相対位
置関係を調整することを特徴とする請求項12に記載の
露光方法。 - 【請求項14】 前記感応物体上で周辺部が部分的に重
なる複数の領域にそれぞれパターンをステップ・アンド
・スティッチ方式で転写するために、前記複数の領域の
うち前記第1方向に並ぶ少なくとも2つの領域をそれぞ
れ走査露光するときに前記照射領域内で前記スロープ部
を前記第1方向に相対移動することを特徴とする請求項
9に記載の露光方法。 - 【請求項15】 前記複数の領域のうち前記第1方向と
直交する第2方向に並ぶ少なくとも2つの領域をそれぞ
れ走査露光するために、前記照射領域内で前記エネルギ
ー量を前記第2方向に関する端部で徐々に減少させるこ
とを特徴とする請求項14に記載の露光方法。 - 【請求項16】 請求項1〜15の何れか一項に記載の
露光方法を用いて製造されることを特徴とするフォトマ
スク。 - 【請求項17】 請求項16に記載のフォトマスクを用
いて前記転写用のパターンをデバイス基板上に転写する
工程を含むことを特徴とするデバイス製造方法。 - 【請求項18】 マスクと感応基板とを同期して移動し
つつスリット状のエネルギービームで照射して該マスク
に形成されたパターンの像を該感応基板上に逐次転写す
るようにした露光装置であって、 前記エネルギービームのエネルギー分布を調整する濃度
フィルタと、 前記濃度フィルタを前記マスクに同期して移動するフィ
ルタステージとを備えたことを特徴とする露光装置。 - 【請求項19】 マスクを移動するマスクステージと、 基板を移動する基板ステージと、 スリット状のエネルギービームを照射する照明光学系
と、 前記エネルギービームのエネルギー量を除々に減少させ
る減衰部を有する濃度フィルタを移動するフィルタステ
ージと、 前記マスク、前記基板及び前記濃度フィルタが前記エネ
ルギービームに対して同期して移動するように、前記マ
スクステージ、前記基板ステージ及び前記フィルタステ
ージを制御する制御装置とを備えたことを特徴とする露
光装置。 - 【請求項20】 前記マスクの移動方向に沿う方向に進
退自在な遮光部材を有するブラインド装置をさらに備
え、 前記制御装置は前記遮光部材が前記濃度フィルタに対し
て所定の位置関係を保った状態で前記濃度フィルタと同
期して移動するように前記ブラインド装置を制御するこ
とを特徴とする請求項19に記載の露光装置。 - 【請求項21】 エネルギービームに対してマスクと感
応物体とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する露光
装置であって、 前記走査露光時に前記感応物体が移動される第1方向に
関して、前記感応物体上での前記エネルギービームの照
射領域内で部分的にそのエネルギー量を徐々に減少させ
る濃度フィルタと、 前記走査露光中、前記エネルギー量が徐々に減少するス
ロープ部を前記照射領域内で前記第1方向にシフトさせ
る調整装置とを備えることを特徴とする露光装置。 - 【請求項22】 前記調整装置は、前記マスクの移動に
応じて、前記濃度フィルタを前記エネルギービームに対
して相対移動する駆動装置を含むことを特徴とする請求
項21に記載の露光装置。 - 【請求項23】 前記感応物体上で周辺部が部分的に重
なり、かつ前記第1方向に並ぶ少なくとも2つの領域に
それぞれパターンをステップ・アンド・スティッチ方式
で転写するために、前記少なくとも2つの領域をそれぞ
れ走査露光することを特徴とする請求項21又は22に
記載の露光装置。 - 【請求項24】 前記感応物体上で周辺部が部分的に重
なり、かつ前記第1方向と直交する第2方向に並ぶ少な
くとも2つの領域をそれぞれ走査露光するために、前記
濃度フィルタは、前記照射領域内で前記エネルギー量を
前記第2方向に関する端部で徐々に減少させることを特
徴とする請求項21,22又は23に記載の露光装置。 - 【請求項25】 エネルギービームに対してマスクと感
応物体とをそれぞれ相対移動し、前記マスクを介して前
記エネルギービームで前記感応物体を走査露光する装置
であって、 前記走査露光時に前記感応物体が移動される第1方向に
関する、前記感応物体上での前記エネルギービームの照
射領域の幅を規定する第1光学装置と、 前記第1方向に関して前記照射領域内で部分的にそのエ
ネルギー量を徐々に減少させるとともに、前記走査露光
中、前記照射領域内で前記エネルギー量が徐々に減少す
るスロープ部を前記第1方向にシフトさせる第2光学装
置とを備えることを特徴とする露光装置。 - 【請求項26】 前記第2光学装置は、前記スロープ部
を、前記感応物体上で走査露光される所定領域のうち前
記第1方向に関する露光エネルギー量を徐々に減少させ
る一部とほぼ一致させて移動することを特徴とする請求
項25に記載の露光装置。 - 【請求項27】 前記第2光学装置は、前記スロープ部
を、前記感応物体上で走査露光される所定領域のうち前
記第1方向に関して前記所定領域と隣接する領域と部分
的に重なる一部とほぼ一致させて移動することを特徴と
する請求項25に記載の露光装置。 - 【請求項28】 前記第2光学装置は、前記スロープ部
を形成する減衰部を有する濃度フィルタを含み、前記マ
スク及び前記感応物体の移動に同期して前記濃度フィル
タを移動することを特徴とする請求項25に記載の露光
装置。 - 【請求項29】 前記第1光学装置は、前記第1方向に
関する開口幅が固定された絞り部材を含み、前記濃度フ
ィルタは、前記第1方向に関して前記減衰部と隣接して
前記開口幅と同程度以上の幅を有する遮蔽部が形成され
ることを特徴とする請求項28に記載の露光装置。 - 【請求項30】 前記第1光学装置は、前記照射領域内
で前記第1方向に関して前記スロープ部の外側領域に対
する前記エネルギービームの照射を阻止する可動の絞り
部材を含み、前記濃度フィルタの移動に応じて前記可動
の絞り部材の少なくとも一部を移動することを特徴とす
る請求項28に記載の露光装置。 - 【請求項31】 前記第1光学装置は、前記可動の絞り
部材と異なる、前記第1方向に関する開口幅が固定され
た絞り部材を含むことを特徴とする請求項30に記載の
露光装置。 - 【請求項32】 前記濃度フィルタは、前記第1方向と
直交する第2方向に関して前記照射領域の端部で前記エ
ネルギー量を徐々に減少させることを特徴とする請求項
28〜31の何れか一項に記載の露光装置。 - 【請求項33】 前記第1光学装置は、前記第1方向に
関して前記照射領域の端部で前記エネルギー量を徐々に
減少させることを特徴とする請求項18〜33の何れか
一項に記載の露光装置。 - 【請求項34】 請求項18〜33の何れか一項に記載
の露光装置を用いて、複数のパターンをステップ・アン
ド・スティッチ方式でマスク基板上に転写する工程を含
むことを特徴とするフォトマスク製造方法。 - 【請求項35】 前記複数のパターンは、前記フォトマ
スクに形成すべきデバイスパターンの拡大パターンを複
数に分割したものであり、前記マスク基板上で周辺部が
部分的に重なる複数の領域にそれぞれ投影光学系による
縮小像が転写されることを特徴とする請求項34に記載
のフォトマスク製造方法。
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