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JP2001318470A - 露光装置、マイクロデバイス、フォトマスク、及び露光方法 - Google Patents

露光装置、マイクロデバイス、フォトマスク、及び露光方法

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Publication number
JP2001318470A
JP2001318470A JP2001025257A JP2001025257A JP2001318470A JP 2001318470 A JP2001318470 A JP 2001318470A JP 2001025257 A JP2001025257 A JP 2001025257A JP 2001025257 A JP2001025257 A JP 2001025257A JP 2001318470 A JP2001318470 A JP 2001318470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
exposure apparatus
pattern
light
reticle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001025257A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Irie
信行 入江
Katsuaki Ishimaru
勝昭 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2001025257A priority Critical patent/JP2001318470A/ja
Priority to KR1020010009580A priority patent/KR20010085590A/ko
Priority to US09/793,650 priority patent/US6606145B2/en
Priority to TW090104411A priority patent/TW529078B/zh
Publication of JP2001318470A publication Critical patent/JP2001318470A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7073Alignment marks and their environment
    • G03F9/7084Position of mark on substrate, i.e. position in (x, y, z) of mark, e.g. buried or resist covered mark, mark on rearside, at the substrate edge, in the circuit area, latent image mark, marks in plural levels
    • H10P76/00
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
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    • G03F9/7076Mark details, e.g. phase grating mark, temporary mark

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光透過性の基板を露光する場合であっても、
高精度なパターンを形成できるようにすることである。 【解決手段】 パターンが形成されたマスターレチクル
を介して、例えばワーキングレチクル製造用の基板4を
露光する露光装置において、基板4を該基板4の照明エ
リア(パターンエリア25,アライメントマークエリア
MA1,情報マークエリアMA2)以外の3箇所でほぼ
水平に支持する3本の第1支持部材52を備えて構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路、
液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド、その他のマイクロデバ
イス、又はフォトマスクなどをリソグラフィ技術を用い
て製造する際に使用される露光装置及び露光方法、並び
に該露光装置を用いて製造されるマイクロデバイス及び
フォトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロデバイスの製造工程の一つであ
るフォトリソグラフィ工程では、露光対象としての基板
(フォトレジストが塗布された半導体ウエハやガラスプ
レート等)にフォトマスク又はレチクル(以下、レチク
ルという)のパターンの像を投影露光する露光装置が使
用される。また、このような露光装置に用いるレチクル
自体を露光装置を用いて製造する場合もある。なお、以
下の説明において、両者を区別する必要がある場合に
は、前者をデバイス露光装置、後者をレチクル露光装置
という場合がある。
【0003】このような露光装置において、パターンが
転写形成されるべき基板は、ロボットアーム等を有する
搬送装置により基板ステージ上に搬入され、該基板ステ
ージに設けられた複数の支持ピンを備えたホルダに保持
される。これらの支持ピンによる該基板に対する支持位
置としては、該基板のパターンが形成されるべき部分を
傷付けることがないように基板の外周部の近傍に設定さ
れ、あるいは該基板の自重による撓みが最小となるよう
な位置に設定される。
【0004】基板をこのような支持ピン上に単に載置す
るようにした場合には、基板ステージのステップ移動等
に伴い該基板の位置がずれてしまうことがないように、
その速度、加速度が制限されるため、移動に要する時間
が長くなり、スループット(単位時間あたりの生産量)
が低くなる。このため、各支持ピンに、その中央部に負
圧(真空)吸引用の吸引口を形成し、支持ピン上に載置
された基板を、該吸引口を介して負圧吸引することによ
り、該支持ピン上に保持するようにしている。
【0005】また、支持ピン上に基板が搬入されたか否
かのチェックは、搬送装置の運転履歴からソフト的な処
理により行い、あるいはオペレータが目視で確認するこ
とにより行うようにしている。基板を負圧吸引するもの
にあっては基板を吸着したときと吸着しないときの圧力
の変化を圧力センサにより検出するようにしたものがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな露光装置により、例えば、通常のレチクルを製造す
る場合には、レチクル製造用のガラス基板(ブランク
ス)の表面には、クロム(Cr)等のほとんど光を透過
しない材料からなる遮光層が形成されているので、露光
光が該基板を透過することは殆ど無く、それほど問題で
はない。しかし、遮光層としてある程度光を透過するも
のを用いた位相シフトレチクル(渋谷−レベンソン型、
ハーフトーン型、クロムレス型を含む)のような特殊な
レチクルを製造する場合には、露光光が基板を透過し
て、該基板を支持している支持ピンや該基板の下部に存
在する試料台等の構造物の表面で該透過光が反射し、該
反射光によって基板表面に塗布形成されている感光層
(フォトレジスト)を感光させてしまい、パターンの線
幅均一性を悪化させ、あるいは線幅が全体的に目標線幅
から一様にずれてしまうことがあるという問題がある。
【0007】また、基板が搬送装置により搬送されると
きに、ロボットアームの基板支持部やその他の該基板が
接触する部分に埃等が付着していると、これが基板に付
着してしまうことがある。この場合において、基板が該
埃等を介して支持ピンにより支持されると、実質的に支
持ピンの高さが変化したことになり、それに伴い基板の
撓みの状態が個々に異なることになる。従って、例えば
基板がその自重により理想的に撓んだ場合について予め
求めておいた補正量を用いて、かかる撓みによる誤差を
十分に除去することができなくなり、形成されるパター
ンの形状に誤差を生じることがあるという問題がある。
また、平坦度が悪化して、レベリング動作量が増大し、
スループットが低下する原因になる場合もある。
【0008】さらに、基板を支持ピン上に単に載置する
ものでは、上述したようにスループットが低下し、基板
を負圧吸引するものでは、吸引により基板に傷を付けて
しまうことがあるとともに、基板が該吸引部にて局所的
に大きく撓むため、その補正が難しく、高精度なパター
ンの形成ができない場合があるという問題がある。
【0009】また、基板が支持ピン上に存在するか否か
の検出については、基板を負圧吸引する構成ではその圧
力を検出することで基板の有無を検出するので、負圧吸
引する形式を採用しない場合には採用できない。また、
搬送装置の運転履歴からソフト的に検出し、あるいはオ
ペレータの目視により確認するものでは、いずれも確実
性に欠け、二重搬送等が生じる場合があった。
【0010】本発明の主目的は、高精度、高品質なフォ
トマスクやマイクロデバイスを製造できるようにするこ
とである。また、本発明の他の目的は、ホルダ上に基板
が搬入されたか否かを確実に検出できるようにすること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す説明
では、本発明を、実施形態を表す図面に示す参照符号に
対応付けて説明するが、本発明の各構成要件は、これら
参照符号を付した図面に示す部材等に限定されるもので
はない。
【0012】本発明の第1の側面によると、パターン
(Pi)が形成されたマスク(Ri)を介して基板
(4)を露光する露光装置であって、前記基板を該基板
の照明エリア(25,MA1,MA2)以外の3箇所
(TA4)でほぼ水平に支持する3本の第1支持部材
(52)を備えた露光装置が提供される。
【0013】この場合の照明エリアとは、主としてパタ
ーンが形成されるパターンエリア(25)をいい、アラ
イメントマークエリア(アライメントマークが形成され
る領域)(MA1)や情報マークエリア(識別情報等の
各種情報が設定されたバーコード、マトリックスコー
ド、文字、数字、記号等からなるマークが形成される領
域)(MA2)が含まれる。即ち、パターンエリアは露
光光によって照明される領域であり、アライメントマー
クエリアは当該アライメントマークの位置を光学的に検
出するために照明される領域であり、情報マークエリア
は当該情報を光学的に検出するために照明される領域で
ある。
【0014】第1支持部材による基板の支持位置を該基
板の照明エリア以外の3箇所としたので、露光対象とし
ての基板が、光透過性を有する基板(例えば、位相シフ
トレチクルを製造するための基板)であるような場合で
あっても、該基板を透過した光が該第1支持部材によっ
て反射されて基板表面の感光層を感光させてしまうとい
うことがなくなる。従って、パターンの線幅均一性が悪
化したり、あるいは線幅が全体的に目標線幅から一様に
ずれてしまうということがなくなり、高精度なパターン
を形成することができるようになる。また、基板を3点
支持するようにしているので、安定的な支持を実現でき
る。
【0015】前記第1支持部材(52)による前記基板
(4)の支持位置としては、前記照明エリア(25,M
A1,MA2)以外のエリア内で該基板の撓みが最小と
なる位置に設定することが望ましい。撓み量はなるべく
小さい方が、該撓みについて補正処理を行う場合に有利
だからである。
【0016】また、前記第1支持部材(52)による前
記基板(4)の支持位置(TA4)としては、該基板の
搬送時に該基板を支持する第2支持部材(51,TA1
〜TA3)が当接される位置以外の位置に設定すること
が望ましい。このように設定することにより、第2支持
部材の基板が接触する部分に付着していた埃等が基板に
付着してしまった場合であっても、第1支持部材による
支持位置は第2支持部材による支持位置と異なっている
ので、該基板の撓み状態は該埃等の影響を受けることは
ない。従って、基板はその自重によって理想的に撓むこ
とになり、該基板がその自重により理想的に撓むんだ場
合について予め求めておいた補正量を用いて、かかる撓
みによる誤差を確実に除去することができるようにな
る。従って、形成されるパターンの形状に誤差を生じる
ことが少なくなる。また、レベリング動作量が増大する
こともなくなり、スループットの低下を防止することが
できる。
【0017】この場合において、前記第2支持部材(5
1)により前記基板(4)を3点支持するようにし、前
記第1支持部材(52)により構成される第1三角形の
一の頂点を第1頂点(52−1)とし、該第1頂点以外
の2点(52−2,52−3)により構成される辺を第
1底辺とし、前記第2支持部材により構成される第2三
角形の一の頂点を第2頂点(51−1)とし、該第2頂
点以外の2点(51−2,51−3)により形成される
辺を第2底辺として、該第1底辺と該第2底辺とがほぼ
平行となり、該第1頂点が該第1底辺に対して該第2底
辺側に位置し、該第2頂点が該第2底辺に対して該第1
底辺側に位置し、該第1三角形と該第2三角形の一部が
重複した状態で、該第1頂点が該第2底辺を構成する2
点からほぼ等距離となるとともに、該第2頂点が該第1
底辺を構成する2点からほぼ等距離となるように前記第
1支持部材及び前記第2支持部材を配置することができ
る。基板を第2支持部材から第1支持部材に渡す場合の
互いの干渉が防止され、安定的な受け渡しを実現するこ
とができる。
【0018】上記の場合において、前記第1支持部材
(52)の前記基板と当接する面の表面粗さ、例えば中
心線平均粗さをRa0.1μm程度以上に設定すること
が望ましい。このような表面粗さに設定することによ
り、基板と第1支持部材の間の摩擦係数が大きくなり、
基板の保持性を向上することができる。従って、基板の
ステップ移動等の速度、加速度をある程度大きくするこ
とができ、スループットを向上することができる。ま
た、負圧吸引等により該基板を第1支持部材上に保持し
なくてもある程度の速度で移動でるようになるため、負
圧吸引に伴う基板の損傷や局所的な撓みを防止すること
ができる。
【0019】また、前記第1支持部材(52)の少なく
とも前記基板(4)と当接する面(当該面を含む部分)
をダイアモンド、サファイア、ルビー、及びセラミック
スのうちのいずれかにより形成するようにできる。第1
支持部材の全体がこのような材料により形成されていて
もよく、あるいは第1支持部材を他の材料からなる母材
の表面に該ダイアモンド等の材料による被覆層を設ける
ことにより構成してもよい。
【0020】前記第1支持部材(52)の前記基板
(4)と当接する面(先端面)をほぼ円形とすることが
でき、該先端面の表面粗さ、材質、及び該基板の最大速
度、最大加速度等との関係で、該基板が該第1支持部材
上でずれないように、その直径は0.5〜30mm程度
に設定される。
【0021】上記において、前記基板(4)の下方に光
の反射を防止する反射防止部材(53)を設けることが
望ましい。このような反射防止部材を設けない場合にお
いては、該基板を透過した光が例えば該第1支持部材が
設けられる試料台等の構造物によって反射されて、上記
と同様にパターンの精度を悪化させる場合がある。しか
し、このような反射防止部材を設けることにより、該基
板を透過した光が該反射防止部材により吸収されて反射
光が生じることが少なくなるので、かかる問題が解決さ
れる。
【0022】上記において、前記3本の第1支持部材
(152A,152B,152C)を有する基板ホルダ
(150)を複数箇所で支持する可動体(5)をさらに
備えることができる。この場合に、前記基板ホルダ(1
50)は、前記3本の第1支持部材(152A,152
B,152C)と位置が異なる3点でキネマティック支
持されることが望ましい。ここで、キネマティック支持
とは水平面内で少なくとも1方向に拘束性を有するよう
な支持をいい、一例としては、基板ホルダ(150)と
可動体(5)との一方に三角形の各頂点に対応して半球
状の凸部(153B,154B,155B)を設けると
ともに、その他方に半球状の凸部に対応して円錐状の凹
部(154A)、V字溝状の凹部(155A)、及びフ
ラット部(平面部)(153A)を設けるものである。
【0023】上記において、前記第1支持部材(52,
152A,152B,152C)に前記基板(4)が支
持されているか否かを光学的に検出するセンサ(57
A,57B)を設けることが望ましい。これにより、基
板の存否を確実に検出することができ、基板の二重搬入
等を防止することができる。
【0024】この場合において、前記基板(4)はほぼ
矩形状に形成されたものである場合、前記センサとして
検出光を出力する発光部(57A)及び該発光部からの
検出光を受光する受光部(57B)を有するものを採用
し、前記基板が前記第1支持部材に支持された状態で、
該検出光が該基板の一の側端面をほぼ45°の角度で照
射するように、前記発光部及び前記受光部を配置するよ
うにできる。このとき、該検出光が基板の前記照明エリ
アに至らないように、なるべく基板の隅部とすることが
望ましい。この検出光の波長はパターンを転写するため
の露光光の波長とは異なるとはいえ、基板表面の感光層
に対する影響をなるべく少なくするためである。
【0025】本発明の第2の側面によると、パターン
(Pi)が形成されたマスク(Ri)を介して基板
(4)を露光する露光装置であって、前記基板と当接す
る面の表面粗さが0.1μmRa程度以上となる複数の
支持部(152A,152B,152C)が設けられる
可動体(5)を備えた露光装置が提供される。前記支持
部は、前記基板と当接する面がほぼ円形で、かつその直
径が0.5〜30mm程度とすることが望ましい。ま
た、前記可動体(5)は、前記複数の支持部(52)を
有する基板ホルダ(150)を複数箇所で支持するよう
にできる。さらに、前記可動体(5)は、前記複数の支
持部(152A,152B,152C)と異なる位置で
前記基板ホルダ(150)をキネマティック支持するこ
とができる。
【0026】本発明の第3の側面によると、パターン
(Pi)が形成されたマスク(Ri)を介して基板
(4)を露光する露光装置であって、前記基板が載置さ
れる基板ホルダ(150)と、前記基板ホルダを3箇所
でほぼ水平に支持する可動体(5)とを備えた露光装置
が提供される。この場合において、前記基板ホルダ(1
50)は、前記可動体(5)上でキネマティックカップ
リングされることが望ましい。
【0027】また、特に限定されないが、上記第1〜第
3の側面による露光装置において、前記マスク(Ri)
をマスターマスクとして、前記基板をワーキングマスク
製造用のマスク基板(4)とすることができる。この場
合において、転写用のパターン(27)を拡大したパタ
ーンを複数の親パターン(Pi)に分割し、前記マスク
基板(4)上で周辺部が部分的に重なる複数の領域にそ
れぞれ親パターンの投影光学系(3)による縮小像を転
写するようにできる。
【0028】上記第1〜第3露光装置において、前記マ
スクをマスターマスク(Ri)として、前記基板をワー
キングマスク製造用のマスク基板(4)とすることがで
き、この場合において、前記基板に対する露光前に、当
該露光装置(レチクル露光装置)を用いて製造されたワ
ーキングマスク(34)が使用されることになる他の露
光装置(デバイス露光装置)で該ワーキングマスクのア
ライメントに用いる少なくとも3箇所の基準位置(5
9,61)と同じ基準位置(58,60)を用いて該基
板をアライメントするアライメント装置を備えることが
できる。
【0029】基板に対するパターンの転写形成時に用い
る基板の外形的基準として、この基板を用いて製造され
たワーキングマスクが使用されることになる他の露光装
置においてアライメント時に用いる該ワーキングマスク
(該基板)の外形的基準と同じものを用いるようにした
ので、互いに異なる外形的基準を用いてそれぞれアライ
メントする場合と比較して、誤差が介入することが少な
くなり、前記マスターマスクと前記他の露光装置の露光
対象としての他の基板(前記ワーキングマスクに係る基
板と区別するため、便宜上デバイス基板という)との位
置的整合性が向上し、結果としてデバイス基板上に高精
度にパターンを形成することができる。
【0030】本発明の第4の側面によると、上記第1〜
第3の側面による露光装置を用いて製造されたマイクロ
デバイスが提供される。
【0031】本発明の第5の側面によると、上記第1〜
第3の側面による露光装置を用いるリソグラティ工程を
含むデバイス製造方法が提供される。
【0032】本発明の第6の側面によると、上記第1〜
第3の側面による露光装置を用いて製造されたフォトマ
スクが提供される。
【0033】本発明の第7の側面によると、上記第1〜
第3の側面による露光装置を用いるリソグラフィ工程を
含むフォトマスクの製造方法が提供される。
【0034】本発明の第8の側面によると、パターンが
形成されたマスク(Pi)を介して基板(4)を露光す
る露光方法において、前記基板を該基板の照明エリア
(25,MA1,MA2)以外の3箇所(TA4)でほ
ぼ水平に支持した状態で露光するようにした露光方法が
提供される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る露
光装置の概略構成を示す図であり、この露光装置は、ス
テップ・アンド・リピート方式のスティチング型投影露
光装置である。尚、以下の説明においては、図1中に示
されたXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標
系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。X
YZ直交座標系は、X軸及びZ軸が紙面に対して平行と
なるよう設定され、Y軸が紙面に対して垂直となる方向
に設定されている。図中のXYZ座標系は、実際にはX
Y平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方
向に設定される。
【0036】図1において、光源100からの光(ここ
では、ArFエキシマレーザとする)としての紫外パル
ス光IL(以下、露光光ILと称する)は、照明光学系
1との間で光路を位置的にマッチングさせるための可動
ミラー等を含むビームマッチングユニット(BMU)1
01を通り、パイプ102を介して光アッテネータとし
ての可変減光器103に入射する。
【0037】主制御系9は基板4上のレジストに対する
露光量を制御するため、光源100との間で通信するこ
とにより、発光の開始及び停止、発振周波数、及びパル
スエネルギーで定まる出力を制御するとともに、可変減
光器103における露光光ILに対する減光率を段階的
又は連続的に調整する。
【0038】可変減光器103を通った露光光ILは、
所定の光軸に沿って配置されるレンズ系104、105
よりなるビーム整形光学系を経て、オプチカル・インテ
グレータ(ロットインテグレータ、又はフライアイレン
ズ等であって、同図ではフライアイレンズ)106に入
射する。尚、フライアイレンズ106は、照度分布均一
性を高めるために、直列に2段配置してもよい。
【0039】フライアイレンズ106の射出面には開口
絞り系107が配置されている。開口絞り系107に
は、通常照明用の円形の開口絞り、複数の偏心した小開
口よりなる変形照明用の開口絞り、輪帯照明用の開口絞
り等が切り換え自在に配置されている。フライアイレン
ズ106から出射されて開口絞り系107の所定の開口
絞りを通過した露光光ILは、透過率が高く反射率が低
いビームスプリッタ108に入射する。ビームスプリッ
タ108で反射された光は光電検出器よりなるインテグ
レータセンサ109に入射し、インテグレータセンサ1
09の検出信号は不図示の信号線を介して主制御系9に
供給される。
【0040】ビームスプリッタ108の透過率及び反射
率は予め高精度に計測されて、主制御系9内のメモリに
記憶されており、主制御系9は、インテグレータセンサ
109の検出信号より間接的に投影光学系3に対する露
光光ILの入射光量をモニタできるように構成されてい
る。
【0041】ビームスプリッタ108を透過した露光光
ILは、レチクルブラインド機構110に入射する。レ
チクルブラインド機構110は、4枚の可動式のブライ
ンド(遮光板)111及びその駆動機構を備えて構成さ
れている。これら4枚のブラインド111をそれぞれ適
宜な位置に設定することにより、投影光学系3の視野内
の略中央で矩形状の照明視野領域が形成される。
【0042】レチクルブラインド機構110のブライン
ド111により矩形状に整形された露光光ILは、フィ
ルタステージFS上に載置された濃度フィルタFjに入
射する。濃度フィルタFj(ここでは、F1〜F9の9
枚とする)は、基本的に図2(a)に示されているよう
な構成である。図2(a)は、濃度フィルタFjの構成
の一例を示す上面図である。この濃度フィルタFjは、
例えば石英ガラス、またはフッ素がドープされた石英ガ
ラスなどのような光透過性の基板上に、クロム等の遮光
性材料を蒸着した遮光部121と、該遮光性材料を蒸着
しない透光部122と、該遮光性材料をその存在確率を
変化させながら蒸着した減光部(減衰部)123とを有
している。減光部123は、ドット状に遮光性材料を蒸
着したもので、ドットサイズは、濃度フィルタFjを図
1に示した位置に設置している状態で、本例では濃度フ
ィルタFjとマスターレチクルRiとの間に配置される
複数の光学素子(112〜116)を有する光学系の解
像限界以下となるものである。そのドットは、内側(透
光部122側)から外側(遮光部121側)に行くに従
って傾斜直線的に減光率が高くなるようにその存在確率
を増大させて形成されている。但し、そのドットは、内
側から外側に行くに従って曲線的に減光率が高くなるよ
うにその存在確率を増大させて形成されていてもよい。
【0043】尚、ドット配置方法は、同一透過率部でド
ットを同一ピッチPで配置するよりも、Pに対して、ガ
ウス分布をもつ乱数Rを各ドット毎に発生させたものを
加えたP+Rで配置するのがよい。その理由は、ドット
配置によって回折光が発生し、場合によっては照明系の
開口数(NA)を超えて感光基板まで光が届かない現象
が起き、設計透過率からの誤差が大きくなるためであ
る。
【0044】また、ドットサイズは全て同一サイズが望
ましい。その理由は、複数種のドットサイズを使用して
いると、前述の回折による設計透過率からの誤差が発生
した場合に、その誤差が複雑、即ち透過率補正が複雑に
なるからである。
【0045】ところで、濃度フィルタの描画は、ドット
形状誤差を小さくするため高加速EB描画機で描画する
のが望ましく、またドット形状は、プロセスによる形状
誤差が測定しやすい長方形(正方形)が望ましい。形状
誤差がある場合は、その誤差量が計測可能であれば透過
率補正がしやすい利点がある。
【0046】遮光部121には、複数のアライメント用
のマーク124A,124B,124C,124Dが形
成されている。これらのマーク124A,124B,1
24C,124Dは、図2(a)に示されているよう
に、濃度フィルタFjの遮光部121の一部を除去し
て、矩形状あるいはその他の形状の開口(光透過部)1
24A,124B,124C,124Dを形成して、該
マークとすることができる。また、図2Bに示したマー
クを用いることもできる。図2Bは濃度フィルタFjに
形成されるマークの一例を示す上面図である。図2Bで
は、複数のスリット状の開口からなるスリットマーク1
25を採用している。このスリットマーク125は、X
方向及びY方向の位置を計測するために、Y方向に形成
されたスリットをX方向に配列したマーク要素と、X方
向に形成されたスリットをY方向に配列したマーク要素
とを組み合わせたものである。濃度フィルタFjの位置
及び投影倍率は、マーク124A,124B,124
C,124Dの位置情報を計測した結果に基づいて調整
される。また、濃度フィルタFjのZ方向の位置及びZ
方向チルト量については、例えば試料台5に少なくとも
一部が設けられ、濃度フィルタFjのマークを撮像素子
で検出する装置などを用い、濃度フィルタFjを光軸方
向に移動して複数Z位置でマーク124A,124B,
124C,124D又はマーク125を計測し、信号強
度又は信号コントラストが最大となるZ位置をベストフ
ォーカスとし、このベストフォーカス位置(投影光学系
3の物体面または像面、即ちマスターレチクルRiのパ
ターン形成面または基板4の表面と共役な位置)に濃度
フィルタFjを配置してもよいが、本例ではそのベスト
フォーカス位置からある一定量デフォーカスした位置に
濃度フィルタは設置されている。
【0047】尚、濃度フィルタに設けるマークの数は4
つに限られるものではなく、濃度フィルタの設定精度な
どに応じて少なくとも1つを設けておけばよい。さら
に、本例では照明光学系の光軸と中心がほぼ一致するよ
うに濃度フィルタが配置され、その中心(光軸)に関し
て対称に4つのマークを設けるものとしたが、濃度フィ
ルタに複数のマークを設けるときはその中心に関して点
対称とならないようにその複数のマークを配置する、あ
るいはその複数のマークは点対称に配置し、別に認識パ
ターンを形成することが望ましい。これは、照明光学系
内に濃度フィルタを配置してエネルギー分布を計測した
後にその濃度フィルタを取り出してその修正を加えて再
設定するとき、結果として照明光学系の光学特性(ディ
ストーションなど)を考慮して濃度フィルタの修正が行
われているため、その濃度フィルタが回転して再設定さ
れると、その修正が意味をなさなくなるためであり、元
の状態で濃度フィルタを再設定可能とするためである。
【0048】本実施形態では、濃度フィルタFjは、図
3(a)〜図3(i)に示されているように、F1〜F
9の9枚が設けられている。図3(a)〜図3(i)
は、本発明の実施形態による露光装置が備える濃度フィ
ルタの構成を示す図である。これらは、相互に減光部1
23の形状又は位置が異なっており、露光処理を行うべ
きショットの4辺について、隣接するショット間でパタ
ーンの像が重ね合わされる部分である重合部(以下、画
面継ぎ部ともいう)が有るか否かに応じて選択的に使用
される。
【0049】即ち、ショット配列がp(行)×q(列)
の行列である場合、ショット(1,1)については図3
(a)の濃度フィルタが、ショット(1,2〜q−1)
については図3(b)の濃度フィルタが、ショット
(1,q)については図3(c)の濃度フィルタが、シ
ョット(2〜p−1,1)については図3(d)の濃度
フィルタが、ショット(2〜p−1,2〜q−1)につ
いては図3(e)の濃度フィルタが、ショット(2〜p
−1,q)については図3(f)の濃度フィルタが、シ
ョット(p,1)については図3(g)の濃度フィルタ
が、ショット(p,2〜q−1)については図3(h)
の濃度フィルタが、ショット(p,q)については図3
(i)の濃度フィルタが使用される。
【0050】尚、濃度フィルタFjとしては、上述のよ
うな9種類に限定されることはなく、ショット形状やシ
ョット配列に応じて、その他の形状の減光部123を有
するものを採用することができる。濃度フィルタFjは
マスターレチクルRiと1対1に対応していてもよい
が、同一の濃度フィルタFjを用いて複数のマスターレ
チクルRiについて露光処理を行うようにした方が、濃
度フィルタFjの数を削減することができ、高効率的で
ある。
【0051】濃度フィルタFjを90度又は180度回
転させて使用できるようにすれば、例えば、図3
(a)、図3(b)及び図3(e)の3種類の濃度フィ
ルタFjを準備すれば、その余の濃度フィルタは不要と
なり効率的である。さらには、濃度フィルタFjは図3
(e)に示すもの1種類とし、レチクルブラインド機構
110の4枚のブラインド111の位置を選択的に設定
して、また、マスターレチクルRiの遮光帯を利用し
て、減光部123の4辺のうちの一又は複数を対応する
ブラインド111で遮蔽するようすれば、単一の濃度フ
ィルタで、図3(a)〜図3(i)に示したような濃度
フィルタ、その他の濃度フィルタの機能を実現すること
ができ、高効率的である。
【0052】また、濃度フィルタFjとしては、上述の
ようなガラス基板上にクロム等の遮光性材料で減光部や
遮光部を形成したもののみならず、液晶素子等を用いて
遮光部や減光部の位置、減光部の減光特性を必要に応じ
て変更できるようにしたものを用いることもでき、この
場合には、濃度フィルタを複数準備する必要がなくなる
とともに、製造するワーキングレチクル(マイクロデバ
イス)の仕様上の各種の要請に柔軟に対応することがで
き、高効率的である。
【0053】フィルタステージFSは、保持している濃
度フィルタFjをXY平面内で回転方向及び並進方向に
微動又は移動する。不図示のレーザ干渉計によって、フ
ィルタステージFSのX座標、Y座標、及び回転角が計
測され、この計測値、及び主制御系9からの制御情報に
よってフィルタステージFSの動作が制御される。尚、
以上説明した濃度フィルタFjの減光部123の設定方
法及び濃度フィルタFjの製造方法の詳細については後
述する。
【0054】濃度フィルタFjを通過した露光光IL
は、反射ミラー112及びコンデンサレンズ系113、
結像用レンズ系114、反射ミラー115、及び主コン
デンサレンズ系116を介して、マスターレチクルRi
の回路パターン領域上でブラインド111の矩形状の開
口部と相似な照明領域を一様な強度分布で照射する。即
ち、ブラインド111の開口部の配置面は、コンデンサ
レンズ系113、結像用レンズ系114、及び主コンデ
ンサレンズ系116との合成系によってマスターレチク
ルRiのパターン形成面とほぼ共役となっている。
【0055】照明光学系1から出射された露光光ILに
より、レチクルステージ2に保持されたマスターレチク
ルRiが照明される。レチクルステージ2には、i番目
(i=1〜N)のマスターレチクルRiが保持されてい
る。
【0056】本実施形態においては、レチクルステージ
2の側方に棚状のレチクルライブラリ16bが配置さ
れ、このレチクルライブラリ16bはZ方向に順次配列
されたN(Nは自然数)個の支持板17bを有し、支持
板17bにマスターレチクルR1,…,RNが載置され
ている。レチクルライブラリ16bは、スライド装置1
8bによってZ方向に移動自在に支持されており、レチ
クルステージ2とレチクルライブラリ16bとの間に、
回転自在でZ方向に所定範囲で移動できるアームを備え
たローダ19bが配置されている。主制御系9がスライ
ド装置18bを介してレチクルライブラリ16bのZ方
向の位置を調整した後、ローダ19bの動作を制御し
て、レチクルライブラリ16b中の所望の支持板17b
とレチクルステージ2との間で、所望のマスターレチク
ルF1〜FLを受け渡しできるように構成されている。
【0057】マスターレチクルRiの照明領域内のパタ
ーンの像は、投影光学系3を介して縮小倍率1/α(α
は例えば5、又は4等)で、ワーキングレチクル用の基
板(ブランクス)4の表面に投影される。この実施形態
では、ワーキングレチクル34は、ハーフトーン型の位
相シフトレチクルであり、石英ガラス等からなる光透過
性の基板の一面に、透過率が10〜数%程度に設計され
た、クロム系(CrON)、モリブデン系(MoSiO
N)、タングステン系(WSiON)、又はシリコン系
(SiN)等のマスク材料からなるハーフトーン膜で原
版パターン27が形成されて構成される。
【0058】ワーキングレチクル34としては、ハーフ
トーン型には限られず、空間周波数変調型(渋谷−レベ
ンソン型)やクロムレス型等の位相シフトレチクルであ
ってもよい。空間周波数変調型の位相シフトレチクルで
は、ブランクス上のCr等の遮光パターンに重ね合わせ
て位相シフタがパターンニングされる。この実施形態の
露光装置は、このような光透過性を有するマスク材料で
遮光パターンを形成する場合や位相シフタを形成する場
合に特に有効であるが、クロム(Cr)等の光を殆ど透
過しない通常のマスク材料により転写用の原版パターン
27を形成する場合にも適したものである。
【0059】図4はマスターレチクルの親パターンの縮
小像を基板上に投影する場合を示す要部斜視図であり、
図9は基板4の詳細を示す上面図である。レチクルステ
ージ2は、この上のマスターレチクルRiをXY平面内
で位置決めする。レチクルステージ2の位置及び回転角
(X軸、Y軸、Z軸の各軸回りの回転量)は不図示のレ
ーザ干渉計によって計測され、この計測値、及び主制御
系9からの制御情報によってレチクルステージ2の動作
が制御される。
【0060】ワーキングレチクル34を製造するための
露光対象としての基板4は、光透過性の石英ガラス板か
らなり、その表面のパターンエリア(露光光ILが照射
され、実際にパターンが形成されることになる領域)2
5に、上述したようなハーフトーン用のマスク材料から
なる薄膜が形成されている。基板4には、このパターン
エリア25を挟むようにアライメントマーク用の一対の
マークエリアMA1が配置されており、このマークエリ
アMA1内に位置合わせ用の2つの2次元マークよりな
るアライメントマーク24A,24Bが形成されてい
る。なお、このアライメントマーク24A,24Bは一
例であり、アライメントマークはかかるマークエリアM
A1のほぼ全域に渡って形成される場合もある。アライ
メントマークエリアMA1は、アライメントセンサによ
り検出する際に、該アライメントセンサに適した波長の
照明光で照明される。
【0061】また、これらのパターンエリア25やアラ
イメントマークエリアMA1とは異なる位置には、当該
基板4の識別情報、その他の各種情報が設定されるため
の情報マークエリアMA2が配置されている。この情報
マークエリアMA2には、バーコード、マトリックスコ
ード、その他の文字、図形、数字、記号等により所望の
情報が設定される。この情報マークエリアMA2は読取
センサにより読み取られる際に、該読取センサに適した
波長の照明光で照明される。
【0062】これらのアライメントマーク24A,24
Bや各種情報マークは、電子ビーム描画装置、レーザビ
ーム描画装置、投影露光装置(ステッパー、スキャナ
ー)等を用いて、親パターンの転写を行う前に予め形成
される。また、基板4の表面には、マスク材料を覆うよ
うにフォトレジストが塗布されている。
【0063】図4には基板4が試料台5にセットされた
状態が示されているが、基板4がこの試料台5にセット
されるまでの搬送工程について説明する。基板4は、不
図示の基板カセット内に複数が収納されて、この露光装
置の近傍に位置されたカセット載置台上に搬入される。
基板カセット内の基板4は、不図示の搬送装置により一
枚ずつ取り出されて順次搬送され、試料台5に設けられ
た後述する基板ホルダ上に搬入される。基板カセット内
では、基板4は、図10中に符号TA1で示される4箇
所で、該基板カセット内に設けられた棚の基板支持部
(第2支持部材)によって支持されている。また、この
搬送装置は、図11に示されているようなロボットアー
ム50を有しており、基板4は、図10中の符号TA2
で示される4箇所で、該ロボットアーム50に形成され
た基板支持部50A(第2支持部材)により支持されて
搬送される。
【0064】また、詳細図示は省略するが、試料台5に
は、基板ホルダとは別に、昇降可能でかつ全体的に微少
回転可能な3本の基板支持部(第2支持部材)を有する
センターテーブル(CT)が設けられており、ロボット
アームにより搬送されてきた基板4は、上昇状態にある
センターテーブルの3つの基板支持部51(図9参照)
上に上方から降下されることにより移載される。センタ
ーテーブルによる基板4の3つの基板支持部51による
支持位置は、図10中符号TA3で示されている。次い
で、センターテーブルが降下されることにより、基板4
は3本の支持ピン52からなる基板ホルダ上に移載され
る。これらの支持ピン52による基板4の支持位置は、
図10中符号TA4で示されている。
【0065】基板ホルダの3本の支持ピン(第1支持部
材)52とセンターテーブルの3つの基板支持部(第2
支持部材)51とは、図9に最もよく示されているよう
な位置関係で配置されている。ここで、支持ピン52に
より構成される第1三角形の一の頂点を第1頂点52−
1とし、該第1頂点以外の2点52−1,52−3によ
り構成される辺を第1底辺とし、基板支持部51により
構成される第2三角形の一の頂点を第2頂点51−1と
し、該第2頂点以外の2点51−2,51−3により構
成される辺を第2底辺とする。支持ピン52及び基板支
持部51は、該第1底辺と該第2底辺とがほぼ平行とな
り、該第1頂点52−1が該第1底辺に対して該第2底
辺側に位置し、該第2頂点51−1が該第2底辺に対し
て該第1底辺側に位置し、該第1三角形と該第2三角形
の一部が重複した状態で、該第1頂点が該第2底辺を構
成する2点からほぼ等距離となるとともに、該第2頂点
が該第1底辺を構成する2点からほぼ等距離となるよう
に配置されている。このような配置とすることにより、
基板支持部51と支持ピン52の互いの干渉が防止され
るとともに、安定的な受け渡しを実現することができ
る。
【0066】次に、試料台5上に設けられる基板ホルダ
を構成する3本の支持ピン52の詳細について、図9,
図10,図12及び図13を参照して説明する。これら
の支持ピン52は、基板4をほぼ水平に支持するための
ものであり、図9に示されているように、基板4を当該
支持ピン52上に載置した状態で、該基板4の照明エリ
アであるパターンエリア25、アライメントマークエリ
アMA1及び情報マークエリアMA2以外の位置であっ
て、基板4の撓みが最も小さくなるような位置に配置さ
れている。
【0067】これらの支持ピン52は、図12に示され
ているように、先端(上部)に行くに従って細くなるよ
うなテーパ形状(円錐形状)に形成されており、先端の
基板4が載置されることになる面は平坦面となってい
る。この先端面の直径は、φ0.5〜30mm程度に設
定することが望ましく、この実施形態では、φ1.5m
mとしている。これらの支持ピン52は、ダイアモン
ド、サファイア、ルビー、セラミックス等のいずれかか
ら形成されている。支持ピン52は、その全体がこれら
の材料から形成されていてもよいが、金属等からなる母
材の表面をこれらの材料で被覆して形成することがで
き、あるいは先端の基板4が当接される部分のみをこれ
らの材料から形成してもよい。
【0068】また、支持ピン52の先端の基板4に当接
される面は、基板4に対する摩擦係数を大きくして、基
板4の保持性を向上するために、その表面粗さが0.1
μmRa(中心線平均粗さ)程度ないしそれ以上に設定
されている。この実施形態では、支持ピン52の先端面
は一様な平坦面としているが、その中央部に負圧吸引用
の吸引口を形成して、基板4をソフト吸着(従来の真空
吸着よりも弱く、基板4をそれ程変形させない程度の負
圧で吸着)するようにしてもよい。
【0069】試料台5上には、図10、図12又は図1
3に示されているように、ガラス基板の表面に反射防止
膜を形成してなる反射防止板53が配置されている。こ
の反射防止板53は、支持ピン52を避けるような形状
に形成されており、少なくとも、基板4のパターンエリ
ア25及びアライメントマークエリアMA1に対応する
部分を含むような形状及び大きさとなっている。なお、
情報マークエリアMA2をも含むようにすることが望ま
しい。
【0070】また、この反射防止板53は、図12に示
されているように、支持ピン52上に載置された基板4
よりも下側で、該基板4が接触することのないように、
試料台5上に一体的に固定されている。なお、このよう
な反射防止板53を設けずに、試料台5や該試料台5上
の構造物の表面に反射防止膜を直接形成するようにして
もよいし、あるいは基板4に戻らないように露光光IL
などを偏向させる偏向部材を試料台5などに設けるよう
にしてもよい。
【0071】試料台5上には、図13に示されているよ
うに、支持ピン52上に基板4が載置されているか否か
を直接検出するためのセンサが取り付けられている。こ
のセンサは、検出光を出力する発光部57A及び該発光
部57Aからの検出光を受光する受光部57Bを有して
いる。そして、発光部57A及び受光部57Bは、これ
らを結ぶ線が、支持ピン52上に基板4が載置された状
態で、該基板4の一の隅部近傍であって該隅部を構成す
る2辺(側端面)のそれぞれに対してほぼ45°の角度
をなすように配置されている。支持ピン52上に基板4
が載置されている場合には、発光部57Aによる検出光
は、基板4の対応する端面で反射、散乱若しくは吸収さ
れて、受光部57Bには至らず、一方、基板4が載置さ
れていない状態では、発光部57Aからの検出光が受光
部57Bにより受光されるので、受光部57Bによる検
出光の検出の有無により基板4が載置されているか否か
を確実に検出することができる。なお、検出光はその波
長が露光光ILと同一でもよいが、本例では基板4上の
フォトレジストの不要な感光を防ぐために、露光光IL
と波長が異なっている。
【0072】このようなセンサは、検出光が基板4を上
下に通過するように配置することも可能である。但し、
いずれの場合においても、かかる検出光はパターン転写
用の露光光ILの波長とは異なるものの、基板4の表面
に塗布されたフォトレジストに対して影響がないわけで
はないので、少なくともパターンエリア25にはなるべ
く照射されないような位置に設定することが望ましい。
【0073】このような支持ピン52を含む各種の装置
ないし部材が設けられた試料台5は、図1に示されてい
るように、基板ステージ6上に固定されている。試料台
5は、オートフォーカス方式で基板4のフォーカス位置
(光軸AX方向の位置)、及び傾斜角を制御することに
よって、基板4の表面を投影光学系3の像面に合わせ込
む。この試料台5上には、位置決め用の基準マーク部材
12及び基板4上の照度分布を検出する照度分布検出セ
ンサ(いわゆる照度ムラセンサ)126が固定されてい
る。また、基板ステージ6は、ベース7上で例えばリニ
アモータによりX方向、Y方向に試料台5(基板4)を
移動し位置決めする。
【0074】試料台5の上部に固定された移動鏡8m、
及び対向して配置されたレーザ干渉計8によって試料台
5のX座標、Y座標、及び回転角が計測され、この計測
値がステージ制御系10、及び主制御系9に供給されて
いる。移動鏡8mは、図4に示すように、X軸の移動鏡
8mX、及びY軸の移動鏡8mYを総称するものであ
る。ステージ制御系10は、その計測値、及び主制御系
9からの制御情報に基づいて、基板ステージ6のリニア
モータ等の動作を制御する。
【0075】照度分布検出センサ126は、図5に示す
ように、露光光ILが投影光学系3を介して照明されて
いる状態で基板ステージ6を基板4に水平な面内で移動
させることにより露光光ILの空間分布、即ち露光光の
強度分布(照度分布)を計測するためのものである。照
度分布検出センサ126は、矩形(本実施形態において
は正方形)状の開口54を有する遮光板55の下側に光
電センサ56を設けて構成され、光電センサ56による
検出信号は、主制御系9に出力される。尚、開口54の
下側に光電センサ56を設けずに、ライトガイドなどに
より光を導いて他の部分で光電センサなどにより受光量
を検出するようにしてもよい。
【0076】主制御系9には、磁気ディスク装置等の記
憶装置11が接続され、記憶装置11に、露光データフ
ァイルが格納されている。露光データファイルには、マ
スターレチクルR1〜RNの相互の位置関係、マスター
レチクルR1〜RNに対応する濃度フィルタF1〜FL
の対応関係、アライメント情報等が記録されている。
【0077】本実施形態による露光装置は、複数のマス
ターレチクルを用いて重ね継ぎ露光を行うものである。
この露光装置は、この実施形態では、ワーキングレチク
ル34を製造するレチクル露光装置として構成している
が、半導体集積回路を製造する際に用いるデバイス露光
装置として構成することもできる。マスターレチクルR
iとこの露光装置を用いて製造されるレチクル、即ちワ
ーキングレチクル34の製造方法の概略について説明す
る。
【0078】図6は、マスターレチクルRiを用いてレ
チクル(ワーキングレチクル)を製造する際の製造工程
を説明するための図である。図6中に示したワーキング
レチクル34が最終的に製造されるレチクルである。こ
の実施形態では、ワーキングレチクル34は、ハーフト
ーン型の位相シフトレチクルであり、石英ガラス等から
なる光透過性の基板の一面に、透過率が10〜数%程度
に設計された上述のマスク材料からなるハーフトーン膜
で原版パターン27を形成したものである。
【0079】ワーキングレチクル34は、光学式の投影
露光装置の投影光学系を介して、1/β倍(βは1より
大きい整数、又は半整数等であり、一例として4,5,
又は6等)の縮小投影で使用されるものである。即ち、
図6において、ワーキングレチクル34の原版パターン
27の1/β倍の縮小像27Wを、フォトレジストが塗
布されたウエハW上の各ショット領域48に露光した
後、現像やエッチング等を行うことによって、その各シ
ョット領域48に所定の回路パターン35が形成され
る。
【0080】図6において、まず最終的に製造される半
導体デバイスのあるレイヤの回路パターン35が設計さ
れる。回路パターン35は直交する辺の幅がdX,dY
の矩形の領域内に種々のライン・アンド・スペースパタ
ーン(又は孤立パターン)等を形成したものである。こ
の実施形態では、その回路パターン35をβ倍して、直
交する辺の幅がβ・dX,β・dYの矩形の領域からな
る原版パターン27をコンピュータの画像データ上で作
成する。β倍は、ワーキングレチクル34が使用される
投影露光装置の縮小倍率(1/β)の逆数である。尚、
反転投影されるときは反転して拡大される。
【0081】次に、原版パターン27をα倍(αは1よ
り大きい整数、又は半整数等であり、一例として4,
5,又は6等)して、直交する辺の幅がα・β・dX,
α・β・dYの矩形の領域よりなる親パターン36を画
像データ上で作成し、その親パターン36を縦横にそれ
ぞれα個に分割して、α×α個の親パターンP1,P
2,P3,…,PN(N=α)を画像データ上で作
成する。図6では、α=5の場合が示されている。尚、
倍率αはワーキングレチクル34の製造に用いられる投
影露光装置の投影倍率(本例では図1、4中の投影光学
系3の倍率)の逆数である。また、この親パターン36
の分割数αは、必ずしも原版パターン27から親パター
ン36への倍率αに合致させる必要はない。その後、そ
れらの親パターンPi(i=1〜N)について、それぞ
れ電子ビーム描画装置(又はレーザビーム描画装置等も
使用できる)用の描画データを生成し、その親パターン
Piをそれぞれ等倍で、親マスクとしてのマスターレチ
クルRi上に転写する。
【0082】例えば、1枚目のマスターレチクルR1を
製造する際には、石英ガラス等の光透過性の基板上にク
ロム、又はケイ化モリブデン等のマスク材料の薄膜を形
成し、この上に電子線レジストを塗布した後、電子ビー
ム描画装置を用いてその電子線レジスト上に1番目の親
パターンP1の等倍の潜像を描画する。その後、電子線
レジストの現像を行ってから、エッチング、及びレジス
ト剥離等を施すことによって、マスターレチクルR1上
のパターン領域20に親パターンP1が形成される。
【0083】この際に、マスターレチクルR1上には、
親パターンP1に対して所定の位置関係で2つの2次元
マークよりなるアライメントマーク21A,21Bを形
成しておく。同様に他のマスターレチクルRiにも、電
子ビーム描画装置等を用いてそれぞれ親パターンPi、
及びアライメントマーク21A,21Bが形成される。
このアライメントマーク21A,21Bは、基板又は濃
度フィルタに対する位置合わせに使用される。
【0084】このように、電子ビーム描画装置(又はレ
ーザビーム描画装置)で描画する各親パターンPiは、
原版パターン27をα倍に拡大したパターンであるた
め、各描画データの量は、原版パターン27を直接描画
する場合に比べて1/α程度に減少している。さら
に、親パターンPiの最小線幅は、原版パターン27の
最小線幅に比べてα倍(例えば5倍、又は4倍等)であ
るため、各親パターンPiは、それぞれ従来の電子線レ
ジストを用いて電子ビーム描画装置によって短時間に、
かつ高精度に描画できる。また、一度N枚のマスターレ
チクルR1〜RNを製造すれば、後はそれらを繰り返し
使用することによって、必要な枚数のワーキングレチク
ル34を製造できるため、マスターレチクルR1〜RN
を製造するための時間は、大きな負担ではない。このよ
うにして製造されたN枚のマスターレチクルRiを用
い、マスターレチクルRiの親パターンPiの1/α倍
の縮小像PIi(i=1〜N)を、それぞれ画面継ぎを
行いながら(互いの一部を重ね合わせつつ)転写するこ
とによってワーキングレチクル34が製造される。
【0085】マスターレチクルRiを用いたワーキング
レチクル34の露光動作の詳細は、以下の通りである。
まず、基板ステージ6のステップ移動によって基板4上
の第1番目のショット領域が投影光学系3の露光領域
(投影領域)に移動される。これと並行して、レチクル
ライブラリ16bからマスターレチクルR1がローダ1
9bを介してレチクルステージ2に搬入・保持されると
ともに、フィルタライブラリ16aから濃度フィルタF
1がローダ19aを介してフィルタステージFSに搬入
・保持される。そして、マスターレチクルR1及び濃度
フィルタF1のアライメント等が行われた後、そのマス
ターレチクルR1の縮小像が投影光学系3を介して基板
4上の対応するショット領域に転写される。
【0086】基板4上の1番目のショット領域への1番
目のマスターレチクルR1の縮小像の露光が終了する
と、基板ステージ6のステップ移動によって基板4上の
次のショット領域が投影光学系3の露光領域に移動され
る。これと並行して、レチクルステージ2上のマスター
レチクルR1がローダ19を介してライブラリ16に搬
出され、次の転写対象のマスターレチクルR2がライブ
ラリ16からローダ19を介してレチクルステージ2に
搬入・保持されるとともに、フィルタステージFS上の
濃度フィルタF1がローダ19を介してライブラリ16
に搬出され、次の転写対象のマスターレチクルR2に対
応する濃度フィルタF2がライブラリ16からローダ1
9を介してフィルタステージFS上に搬入・保持され
る。そして、マスターレチクルR2及び濃度フィルタF
2のアライメント等が行われた後、そのマスターレチク
ルR2の縮小像が投影光学系3を介して基板4上の当該
ショット領域に転写される。
【0087】以下ステップ・アンド・リピート方式で基
板4上の残りのショット領域に、濃度フィルタF2〜F
Nが必要に応じて適宜に取り換えられつつ、順次対応す
るマスターレチクルR3〜RNの縮小像の露光転写が行
われる。
【0088】さて、このようにマスターレチクルR1〜
RNの縮小像を基板4上に投影露光する際には、隣接す
る縮小像間の画面継ぎ(つなぎ合わせ)を高精度に行う
必要がある。このためには、各マスターレチクルRi
(i=1〜N)と、基板4上の対応するショット領域
(Siとする)とのアライメントを高精度に行う必要が
ある。このアライメントのために、本実施形態の投影露
光装置にはレチクル及び基板用のアライメント機構が備
えられている。
【0089】図7は、レチクルのアライメント機構を示
し、この図7において、試料台5上で基板4の近傍に光
透過性の基準マーク部材12が固定され、基準マーク部
材12上にX方向に所定間隔で例えば十字型の1対の基
準マーク13A,13Bが形成されている。また、基準
マーク13A,13Bの底部には、露光光ILから分岐
された照明光で投影光学系3側に基準マーク13A,1
3Bを照明する照明系が設置されている。マスターレチ
クルRiのアライメント時には、図1の基板ステージ6
を駆動することによって、図7に示すように、基準マー
ク部材12上の基準マーク13A,13Bの中心がほぼ
投影光学系3の光軸AXに合致するように、基準マーク
13A,13Bが位置決めされる。
【0090】また、マスターレチクルRiのパターン面
(下面)のパターン領域20をX方向に挟むように、一
例として十字型の2つのアライメントマーク21A,2
1Bが形成されている。基準マーク13A,13Bの間
隔は、アライメントマーク21A,21Bの投影光学系
3による縮小像の間隔とほぼ等しく設定されている。上
記のように基準マーク13A,13Bの中心をほぼ光軸
AXに合致させた状態で、基準マーク部材12の底面側
から露光光ILと同じ波長の照明光で照明することによ
って、基準マーク13A,13Bの投影光学系3による
拡大像がそれぞれマスターレチクルRiのアライメント
マーク21A,21Bの近傍に形成される。
【0091】これらのアライメントマーク21A,21
Bの上方に投影光学系3側からの照明光を±X方向に反
射するためのミラー22A,22Bが配置され、ミラー
22A,22Bで反射された照明光を受光するようにT
TR(スルー・ザ・レチクル)方式で、画像処理方式の
アライメントセンサ14A,14Bが備えられている。
アライメントセンサ14A,14Bはそれぞれ結像系
と、CCDカメラ等の2次元の撮像素子とを備え、その
撮像素子がアライメントマーク21A,21B、及び対
応する基準マーク13A,13Bの像を撮像し、その撮
像信号が図1のアライメント信号処理系15に供給され
ている。
【0092】アライメント信号処理系15は、その撮像
信号を画像処理して、基準マーク13A,13Bの像に
対するアライメントマーク21A,21BのX方向、Y
方向への位置ずれ量を求め、これら2組の位置ずれ量を
主制御系9に供給する。主制御系9は、その2組の位置
ずれ量が互いに対称に、かつそれぞれ所定範囲内に収ま
るようにレチクルステージ2の位置決めを行う。これに
よって、基準マーク13A,13Bに対して、アライメ
ントマーク21A,21B、ひいてはマスターレチクル
Riのパターン領域20内の親パターンPi(図6参
照)が位置決めされる。
【0093】言い換えると、マスターレチクルRiの親
パターンPiの投影光学系3による縮小像の中心(露光
中心)は、実質的に基準マーク13A,13Bの中心
(ほぼ光軸AX)に位置決めされ、親パターンPiの輪
郭(パターン領域20の輪郭)の直交する辺はそれぞれ
X軸、及びY軸に平行に設定される。この状態で図1の
主制御系9は、レーザ干渉計8によって計測される試料
台5のX方向、Y方向の座標(XF,YF)を
記憶することで、マスターレチクルRiのアライメント
が終了する。この後は、親パターンPiの露光中心に、
試料台5上の任意の点を移動することができる。
【0094】また、図1に示されているように、投影光
学系3の側部には、基板4上のマークの位置検出を行う
ために、オフ・アクシス方式で、画像処理方式のアライ
メントセンサ23が備えられている。アライメントセン
サ23は、フォトレジストに対して非感光性で広帯域の
照明光で被検マークを照明し、被検マークの像をCCD
カメラ等の2次元の撮像素子で撮像し、撮像信号をアラ
イメント信号処理系15に供給する。尚、アライメント
センサ23の検出中心とマスターレチクルRiのパター
ンの投影像の中心(露光中心)との間隔(ベースライン
量)は、基準マーク部材12上の所定の基準マークを用
いて予め求められて、主制御系9内に記憶されている。
【0095】図7に示すように、基板4上のX方向の端
部に例えば十字型の2つのアライメントマーク24A,
24Bが形成されている。そして、マスターレチクルR
iのアライメントが終了した後、基板ステージ6を駆動
することによって、図1のアライメントセンサ23の検
出領域に順次、図7の基準マーク13A,13B、及び
基板4上のアライメントマーク24A,24Bを移動し
て、それぞれ基準マーク13A,13B、及びアライメ
ントマーク24A,24Bのアライメントセンサ23の
検出中心に対する位置ずれ量を計測する。これらの計測
結果は主制御系9に供給され、これらの計測結果を用い
て主制御系9は、基準マーク13A,13Bの中心がア
ライメントセンサ23の検出中心に合致するときの試料
台5の座標(XP,YP)、及びアライメント
マーク24A,24Bの中心がアライメントセンサ23
の検出中心に合致するときの試料台5の座標(X
,YP)を求める。これによって、基板4の
アライメントが終了する。
【0096】この結果、基準マーク13A,13Bの中
心とアライメントマーク24A,24Bの中心とのX方
向、Y方向の間隔は(XP−XP,YP
YP )となる。そこで、マスターレチクルRiのア
ライメント時の試料台5の座標(XF,YF
に対して、その間隔(XP−XP,YP−Y
)分だけ図1の基板ステージ6を駆動することに
よって、図4に示すように、マスターレチクルRiのア
ライメントマーク21A,21Bの投影像の中心(露光
中心)に、基板4のアライメントマーク24A,24B
の中心(基板4の中心)を高精度に合致させることがで
きる。この状態から、図1の基板ステージ6を駆動して
試料台5をX方向、Y方向に移動することによって、基
板4上の中心に対して所望の位置にマスターレチクルR
iの親パターンPiの縮小像PIiを露光できる。
【0097】即ち、図4は、i番目のマスターレチクル
Riの親パターンPiを投影光学系3を介して基板4上
に縮小転写する状態を示し、この図4において、基板4
の表面のアライメントマーク24A,24Bの中心を中
心として、X軸及びY軸に平行な辺で囲まれた矩形のパ
ターン領域25が、主制御系9内で仮想的に設定され
る。パターン領域25の大きさは、図6の親パターン3
6を1/α倍に縮小した大きさであり、パターン領域2
5が、X方向、Y方向にそれぞれα個に均等に分割され
てショット領域S1,S2,S3,…,SN(N=α
)が仮想的に設定される。ショット領域Si(i=
1〜N)の位置は、図1の親パターン36を仮に図4の
投影光学系3を介して縮小投影した場合の、i番目の親
パターンPiの縮小像PIiの位置に設定されている。
【0098】尚、1枚の基板4の露光に際しては、マス
ターレチクルRiの交換にかかわらず、基板4は3本の
支持ピン52で構成された基板ホルダ上に無吸着で載置
され、露光時には基板4の位置がずれないように基板ス
テージ6を超低加速度、超低速度で移動させる。但し、
支持ピン52の基板4が当接される面は、その面粗さが
上述したように所定の粗さ以上に設定されているととも
に、措定の直径(面積)に設定されているので、十分な
摩擦力が得られるようになっており、加速度、速度をあ
る程度速くしても、1枚の基板4の露光中に、基準マー
ク13A,13Bと基板4との位置関係が変化すること
はないので、マスターレチクルRiの交換時には、マス
ターレチクルRiを基準マーク13A,13Bに対して
位置合わせすればよく、1枚のマスターレチクル毎に、
基板4上のアライメントマーク24A,24Bの位置を
検出する必要はない。
【0099】ちなみに、支持ピン52の先端面をφ1.
5mm、その表面粗さをRa1μm、その材質をサファ
イアとした場合に、ステージの移動速度は11mm/
s、加速度は1/200G程度で、基板4が位置ずれ等
を起こすことなく、実用上十分に安定した状態を保つこ
とができた。本願発明者等による実験によれば、上記の
条件下で、6インチレチクル、例えば6025サイズの
石英基板(152mm角、厚さ6.35mm、質量32
3g)を使用したとき、基板4が位置ずれしないという
観点からは、最大速度40mm/s、最大加速度1/1
00G〜2/100G程度まで有効であることが確認さ
れている。但し、これらの速度、加速度は、装置の振動
に影響するので、ステージの構成などによっては、その
上限値(最大値)は変動し得る。また、本例では基板4
を6インチとしたが、他のサイズ(5インチ、9インチ
など)であってもよいし、あるいは同一サイズで厚さが
異なっていてもよく、基板4のサイズ、質量によっても
速度や加速度の上限値(最大値)が変動し得る。さら
に、スループット等との関係から加速度を上記最大値を
超えて設定する必要がある場合、あるいは基板4のサイ
ズや質量によっては、上記の各条件(支持ピン52の先
端の直径ないし面積、表面粗さ、及び材質)は変わり得
る。
【0100】以上マスターレチクルRiと基板4との位
置合わせについて説明したが、マスターレチクルRiと
濃度フィルタの相対的な位置合わせもマーク124A,
124Bやスリットマーク125の位置情報を計測した
結果に基づいて行われる。このとき、基板ステージ6の
特性上、ヨーイング誤差等の誤差によって基板4に微小
な回転を生じることがあり、このためマスターレチクル
Riと基板4の相対姿勢に微小なズレを生じる。このよ
うな誤差は、予め計測され、あるいは実処理中に計測さ
れ、これが相殺されるように、レチクルステージ2又は
基板ステージ6が制御されて、マスターレチクルRiと
基板4の姿勢が整合するように補正されるようになって
いる。
【0101】このような処理の後、主制御系9は、その
親パターンPiの縮小像を基板4上のショット領域Si
に投影露光する。図4においては、基板4のパターン領
域25内で既に露光された親パターンの縮小像は実線で
示され、未露光の縮小像は点線で示されている。
【0102】このようにして、図1のN個のマスターレ
チクルR1〜RNの親パターンP1〜PNの縮小像を、
順次基板4上の対応するショット領域S1〜SNに露光
することで、各親パターンP1〜PNの縮小像は、それ
ぞれ隣接する親パターンの縮小像と画面継ぎを行いなが
ら露光されたことになる。これによって、基板4上に図
1の親パターン36を1/α倍で縮小した投影像26が
露光転写される。その後、基板4上のフォトレジストを
現像して、エッチング、及び残っているレジストパター
ンの剥離等を施すことによって、基板4上の投影像26
は、図6に示すような原版パターン27となって、ワー
キングレチクル34が完成する。
【0103】基板4は露光時において支持ピン52によ
り3点支持されるものであり、その支持位置、基板4の
厚さや大きさ等の形状に応じて、その自重によって撓む
ため、その撓み量に応じてこれを補正する必要がある。
そのための補正情報は、上述の記憶装置11に露光デー
タファイルとして記憶保持されている。
【0104】図14は、基板4を3点の点接触で単純載
置した場合に自重により撓んだ状態を模式的に示したも
のである。基板4の例えば正方形のショット領域に着目
すると、支持されることにより撓んだ状態では、同図に
SH1として示されているようにショット変形が発生
し、この状態でパターンの転写形成が正確に行われて
も、3点支持から解放されて撓みのない理想的な状態に
なったとすると、同図にSH2として示されているよう
にショット変形が消失し、反対に転写形成されたパター
ンに歪みを生じることになる。
【0105】このパターンの歪みを除去して理想的な形
状のパターンを転写形成するためには、投影像を当該歪
みを相殺するように予め歪ませた状態で露光処理を実施
すればよい。例えば、図15(A)に示されるような正
方形のショットが図15(B)に示されるような形状に
変形するとした場合に、露光時には図15(B)に示す
ようなショット形状になるように投影光学系3の少なく
とも1つの光学素子の移動などによってその光学特性
(例えばディストーションなど)を調整したり、レチク
ルステージ及び基板ステージの少なくとも一方の移動な
どによってマスターレチクルRiと基板4との相対的な
位置関係(レチクルローテーション、ステッピング位置
等)を調整する。尚、スキャン型の露光装置にあって
は、スキャン速度、スキャン方向等をも調整するように
できる。
【0106】具体的には以下の通りである。レチクル露
光装置における支持方法と同じ支持方法で基板4を支持
した状態で、該当する原版を用いて露光処理が行われる
ショット領域内のn点(nは複数)において、基板4の
表面の理想位置(ここでは撓みが無いとした状態の点と
する)からの変形量を実測により求め、あるいは計算に
より求め、その結果を(dxi,dyi)とする。但
し、i=1〜nである。ここで、基板4の表面の点
(x,y)が、ショットの変形(倍率、回転、直交、オ
フセット)により、点(X、Y)に変位するモデルを考
えると、下記の式(1)のようになる。
【0107】
【数1】
【0108】ここで、a=(ショット倍率X)−1,b
=−(ショット倍率X)×(回転+直交),c=(ショ
ット倍率Y)×(回転),d=(ショット倍率Y)−
1,e=(オフセットX),f=(オフセットY)であ
る。
【0109】このショットの変形を求めるには、下記の
式(2)のEが最小になるようなa,b,c,d,e,
fを最小自乗法により求めればよい。
【0110】
【数2】
【0111】この補正値a〜fは、各マスターレチクル
Ri毎に求められて、記憶装置11の露光データファイ
ルに設定されており、これに基づいて、投影光学系3の
光学特性、レチクルローテーション、ステッピング位置
等を微調整し、基板4上のショット領域に対して投影像
を故意的に変形させて露光処理を行う。これにより、基
板4の支持に伴う撓みにより生じる誤差を少なくするこ
とができ、より高精度なパターンの形成ができるように
なる。なお、ここでは、基板4の理想的な形状からの変
形量に基づいて補正値a〜fを算出するようにしたが、
この基板4を用いて製造されたワーキングレチクル34
が使用されるデバイス露光装置において、当該ワーキン
グレチクル34が支持された状態(レチクル露光装置で
は、パターン面は上であったが、デバイス露光装置で
は、パターン面は下になる)における形状やその他の状
態における形状からの変形量に基づいて補正値a〜fを
算出するようにしてもよい。
【0112】次に、上記のように製造された図1のワー
キングレチクル34を用いて露光を行う場合の動作の一
例につき説明する。
【0113】図8はワーキングレチクル34を装着した
縮小投影型露光装置(デバイス露光装置)の要部を示
し、この図8において、不図示のレチクルステージ上に
保持されたワーキングレチクル34の下面に、縮小倍率
1/β(βは5、又は4等)の投影光学系42を介して
ウエハWが配置されている。ウエハWの表面にはフォト
レジストが塗布され、その表面は投影光学系42の像面
に合致するように保持されている。ウエハWは、不図示
のウエハホルダを介して試料台43上に保持され、試料
台43はXYステージ44上に固定されている。試料台
43上の移動鏡45mX,45mY及び対応するレーザ
干渉計によって計測される座標に基づいて、XYステー
ジ44を駆動することによって、ウエハWの位置決めが
行われる。
【0114】また、試料台43上に基準マーク47A,
47Bが形成された基準マーク部材46が固定されてい
る。ワーキングレチクル34には、そのパターン領域2
5をX方向に挟むようにアライメントマーク24A,2
4Bが形成されている。このアライメントマーク24
A、24Bが、このワーキングレチクル34のパターン
領域25にパターンを転写する際のアライメントマーク
であった場合は、そのマークを使用してワーキングレチ
クル34のアライメントを行うと、アライメントマーク
24A,24Bとパターン領域25の相対位置誤差の低
減が期待できる。これらのアライメントマーク24A,
24Bの上方に、レチクルのアライメント用のアライメ
ントセンサ41A,41Bが配置されている。この場合
にも、基準マーク47A,47B、アライメントマーク
24A,24B、及びアライメントセンサ41A,41
Bを用いて、試料台43(2組のレーザ干渉計によって
規定される直交座標系XY)に対してワーキングレチク
ル34のアライメントが行われる。
【0115】その後、重ね合わせ露光を行う場合には、
不図示のウエハ用のアライメントセンサを用いて、ウエ
ハW上の各ショット領域48のアライメントが行われ
る。そして、ウエハW上の露光対象のショット領域48
を順次露光位置に位置決めした後、ワーキングレチクル
34のパターン領域25に対して、不図示の照明光学系
よりエキシマレーザ光等の露光光IL1を照射すること
で、パターン領域25内の原版パターン27を縮小倍率
1/βで縮小した像27Wがショット領域48に露光さ
れる。このようにしてウエハW上の各ショット領域に原
版パターン27の縮小像を露光した後、ウエハWの現像
を行って、エッチング等のプロセスを実行することによ
って、ウエハW上の各ショット領域に半導体デバイスの
あるレイヤの回路パターンが形成される。
【0116】上述した実施形態によると、支持ピン52
による基板4の支持位置を該基板の照明エリア(パター
ンエリア25、アライメントマークエリアMA1、情報
マークエリアMA2)以外の3箇所としたので、露光対
象としての基板4が、例えばハーフトーン型の位相シフ
トレチクルを製造するための基板のように光透過性を有
するものである場合であっても、該基板を透過した光が
支持ピン52によって反射されてしまうことをなくすこ
とができる。なお、支持ピン52による基板4の支持位
置を前述の照明エリア以外とすることが望ましいが、前
述の照明エリアのうち少なくともパターンエリア25を
避けるようにその支持位置を設定してもよい。また、試
料台5上に反射防止板53を設けているので、基板4を
透過した光が該反射防止板53により吸収されて反射光
が生じることがない。従って、基板4を透過した光の反
射光によって基板4の表面に塗布されているフォトレジ
ストを感光させてしまうということがなくなり、従っ
て、パターンの線幅均一性が悪化したり、あるいは線幅
が全体的に目標線幅から一様にずれてしまうということ
がなくなり、高精度なパターンを形成することができる
ようになる。基板4のパターンエリア25が支持ピン5
2によって傷付けられてしまうこともなすくことができ
る。なお、支持ピン52の表面に反射防止膜を形成して
もよく、この場合は前述した支持ピン52の配置上の制
約を満たさなくてもよい。
【0117】また、この実施形態によれば、基板4が基
板カセットから支持ピン52上に搬入されるまでの間
に、基板カセット、搬送装置のロボットアーム50、セ
ンターテーブルの各基板支持部50A,51等が当接す
る部分と異なる部分で、支持ピン52により支持するよ
うにしたので、各基板支持部50A,51に埃等が付着
しており、搬送途中に基板4にその埃等が付着してしま
った場合であっても、支持ピン52による基板4の支持
に該埃等が影響することがない。従って、基板はその自
重によって理想的に撓むことになり、該基板がその自重
により理想的に撓むんだ場合について予め求めておいた
補正値を用いて、かかる撓みによる誤差を確実に除去す
ることができるようになり、形成されたパターンの形状
に誤差を生じることが少なくなる。また、撓みが理想的
となるからレベリング動作量が増大することもなくな
り、スループットの低下を防止することができる。
【0118】さらに、基板4を支持する支持ピン52の
先端面の直径(面積)、表面粗さ、及び材質を上述した
ように適宜に設定したので、基板4に不規則ないし局部
的な変形を生じさせる吸着保持等の手段を採用すること
なく、ステージのステップ移動等に伴う基板4の位置ず
れも抑制することができ、スループットをそれほど低下
させることなく、パターンの形成精度を向上することが
できる。但し、上述したように、基板4の変形が問題と
ならない程度のソフト吸着は併用することができる。
【0119】また、基板4が支持ピン52に載置されて
いるか否かを光学的なセンサにより直接的に検出するよ
うにしたので、その検出の信頼性が高く、ミスフィード
や二重搬入等の問題を生じることを少なくすることがで
きる。
【0120】ところで、上述したレチクル露光装置によ
り基板4に露光処理を実施してワーキングレチクル34
を製造し、そのワーキングレチクル34を用いてデバイ
ス露光装置によりウエハ等のデバイス基板に露光処理を
実施する場合に、レチクル露光装置においてレチクル用
の基板4をその外形を基準としてアライメントし、デバ
イス露光装置において当該ワーキングレチクル34を同
じく外形を基準としてアライメントする場合には、以下
のようにすることが望ましい。
【0121】即ち、例えば、デバイス露光装置におい
て、図16(B)に示すように、該ワーキングレチクル
34の外形の所定の3箇所にそれぞれ基準コマ(図中、
黒丸で示す)59を当接させて、ワーキングレチクル3
4の姿勢を調整するものとし、このワーキングレチクル
34を製造するためのレチクル露光装置において、図1
6(A)に示すように、該基板4の外形の所定の3箇所
にそれぞれ基準コマ(図中、黒丸で示す)58を当接さ
せて、基板4の姿勢を調整するものとする。この場合、
基板4の基準コマ58が当接される3箇所とワーキング
レチクル34の基準コマ59が当接される3箇所を同じ
位置とする。尚、図16(A)と図16(B)で、基準
コマ58,59が当接される部分が左右対称な位置にな
っているが、これはレチクル露光装置では、基板4はパ
ターンが形成されることになる面を上に向けた状態で保
持され、一方、デバイス露光装置では、ワーキングレチ
クル34はパターンが形成された面を下に向けた状態で
保持されるからであり、基準コマの当接される部分は同
じ位置である。なお、このような基準コマ58,59を
当接させるのではなく、CCD等の画像センサにより3
つの画像処理領域(図中、矩形の点線で示す)60,6
1を撮像することにより、非接触で同様に調整すること
ができ、この場合にも、レチクル露光装置とデバイス露
光装置で同じ位置を基準として処理する。
【0122】上述した実施形態においては、試料台5に
3本の支持ピン52を設けてもよいが、3本の支持ピン
52が形成される基板ホルダを、例えば真空吸着などに
よって試料台5に固定するものとしている。即ち、基板
ホルダひいては3本の支持ピン52が一体的に試料台5
に固定されている。以下、基板ホルダ及び該基板ホルダ
の保持構造のバリエーションについて説明する。図17
〜図18は基板ホルダ及びその保持構造のバリエーショ
ンを示す図であり、図17は基板ホルダを上面側から見
た斜視図、図18は同じく下面側から見た斜視図、図1
9は基板ホルダが取り付けられる試料台の一部(ホルダ
保持部)を示す斜視図である。図17において、基板ホ
ルダ150を仮想軸SAを中心として矢印のように18
0度回転した状態が図18に示されている。
【0123】この基板ホルダ150は、可動体としての
試料台5とは独立したホルダ板151を備えている。ホ
ルダ板151は、図17に示すように、矩形板状に形成
されている。但し、ホルダ板151は円板状あるいは他
の形状の板状体であってもよい。ホルダ板152の上面
には、3本の支持ピン152A〜152Cが固定されて
いる。これらの支持ピン152A〜152Cの構成や配
置は、上述した支持ピン52の構成や配置及びそのバリ
エーションと同様であるので、その詳細説明は省略す
る。
【0124】このように構成された基板ホルダ150
は、試料台5上にキネマティックカップラーを介してキ
ネマティック支持される。この実施形態のキネマティッ
クカップラーは3つのカップラーから構成されており、
図18に示すように、ホルダ板151の下面には、各カ
ップラーを構成する一対の部材の一方(第1部材)15
3A,154A,155Aが取り付けられている。これ
に対し、図19に示すように、試料台5上に設けられた
ホルダ保持部156には、各カップラーを構成する一対
の部材の他方(第2部材)153B,154B,155
Bが取り付けられている。この実施形態では、支持の安
定性を考慮して、3つのカップラーから構成されるキネ
マティックカップラーを用いて、基板ホルダ150を試
料台5上に支持する構造を採用している。但し、基板ホ
ルダ150を4つ以上のカップラーから構成されるキネ
マティックカップラーを用いて支持するようにしても勿
論よい。
【0125】この実施形態のキネマティックカップラー
としては、フラット面を有する第1部材153Aとこれ
に当接する半球状の凸部を有する第2部材153Bから
なる第1カップラー、円錐状(半球状又は円柱状でもよ
い)の凹部を有する第1部材154Aとこれに係合する
半球状の凸部を有する第2部材154Bからなる第2カ
ップラー、及びV字溝状の凹部を有する第1部材155
Aとこれに沿ってスライド可能な半球状の凸部を有する
第2部材155Bからなる第3カップラーの3つのカッ
プラーにより、基板ホルダ150を支持するものを採用
した。ここで、各第2部材153B,154B,155
Bは互いに同一の形状のものを採用したが、同一でなく
てもよい。また、第1部材153A,154A,155
Aを試料台5に設け、第2部材153B,154B,1
55Bを基板ホルダ150に設けるようにしてもよい。
さらに、柱状(テーパ状でもよい)の凸部を有する第1
部材とこれが嵌合する凹部を有する第2部材からなる第
1カップラー、凹部を有する第1部材とこれに嵌合する
柱状(テーパ状でもよい)の凸部を有する第2部材から
なる第2カップラー、及びV字溝状の凹部を有する第1
部材とこれに沿ってスライド可能なV字山状の凸部を有
する第2部材からなる第3カップラーの3つのカップラ
ーから構成されるキネマティックカップラーを採用して
もよい。
【0126】ホルダ板151の下面に設けられた第1〜
第3カップラーの第1部材153A,154A,155
Aは、上面の3本の支持ピン152A〜152Cと重な
らないように配置されている。即ち、支持ピン152A
と支持ピン152Bのほぼ中間位置に第1カップラーの
第1部材153Aが位置され、第2カップラーの第1部
材154Aと第3カップラーの第1部材155Aのほぼ
中間位置に残余の支持ピン152Cが位置されるよう
に、各第1部材153A,154A,155Aが配置さ
れている。支持ピン152A,152B,152Cと各
第1部材153A,154A,155Aの位置関係をこ
のように設定したのは、基板の支持の安定化を図るため
であり、例えば試料台5などにZ方向の振動が発生して
も、この振動が前述の第1部材153A,154A,1
55Aなどを通して支持ピン152A〜152Cに直接
伝わることを軽減することができる。
【0127】基板ホルダ150は、図17に示した状態
で、図19に示した試料台5上のホルダ保持部156に
載置することにより、第1カップラーの第1部材153
Aに第2部材153Bが当接し、第2カップラーの第1
部材154Aに第2部材154Bが係合し、第3カップ
ラーの第1部材155Aに第2部材155Bが係合され
ることにより、試料台5上にセットされる。これら第1
〜第3カップラーによって基板ホルダ150の試料台5
上の位置及び姿勢が確定される。
【0128】ここでは、第1カップラーとして水平面内
で任意の方向にスライドを許すタイプのものを、第2カ
ップラーとして水平方向のいかなる方向にもスライドを
許さないタイプのものを、第3カップラーとして水平面
内で所定の方向にのみスライドを許すタイプのものを採
用している。このような構成を採用したのは、支持の安
定性を十分に確保しつつ、基板ホルダ150とホルダ保
持部156の熱膨張率差や製造上の寸法誤差によって、
基板ホルダ150に応力が作用することを抑制するため
である。
【0129】但し、3つのカップラー全てについて水平
方向にスライドを許さないタイプを採用してもよい。ま
た、1つのカップラーを水平方向にスライドを許さない
タイプのものとし、他の2つのカップラーをそれぞれ所
定の方向にのみスライドを許すタイプのものを採用して
もよい。さらに、3つのカップラーの全てをそれぞれ所
定の方向にのみスライドを許すタイプのものを採用して
もよい。水平方向にスライドできるタイプのものを採用
した場合には、可動体としての試料台5の移動方向に応
じて、支持の安定性等の観点からスライドできる方向を
最適化することが望ましい。
【0130】ここでは、基板ホルダ150は、試料台5
上のホルダ保持部156に単に載置するだけでセットさ
れるようになっている。従って、基板ホルダ150のセ
ット作業が極めて容易である。但し、バキューム機構等
を設けて、基板ホルダ150を真空吸着等するようにし
てもよい。バキューム機構によって吸着保持するように
した場合には、基板ホルダ150の周囲の気体を吸引す
るように構成して、基板ホルダ150等からの脱ガス等
を吸引・浄化するようにするとよい。
【0131】尚、上述したバリエーションでは、基板4
を3本の支持ピン152A〜152Cで支持する基板ホ
ルダ150をキネマティック支持する構成についての説
明としたが、本発明はこれに限定されず、基板4をその
ようなピンによって支持する以外の支持、例えば、基板
4を面又は線で支持するようにした通常の基板ホルダ
を、以上説明したようなキネマティック支持する場合で
あっても適用可能である。また、このバリエーションと
しての基板ホルダ150に、上述した反射防止板53や
反射防止膜を設けたり、基板4の有無を検出する検出装
置を設けることができることは勿論である。
【0132】尚、上述した実施形態では、複数のマスタ
ーレチクルRiを用いて、ブランクス4上に順次パター
ンを画面継ぎを行いながら転写するようにしたレチクル
露光装置について説明しているが、このようにして製造
された、あるいは別の方法により製造された複数のワー
キングマスクを用いて、デバイス基板上に順次パターン
を画面継ぎを行いがら転写するようにしたデバイス露光
装置(例えば、液晶表示素子の製造用の露光装置)につ
いても同様に適用することができる。即ち、基板上で互
いに接続される(例えば、周辺部が部分的に重なる)複
数の領域(ショット)をそれぞれ露光光で露光するステ
ップ・アンド・スティッチ方式の露光装置に対して本発
明を適用できる。さらに、本発明はステップ・アンド・
スティッチ方式だけでなく、ステップ・アンド・リピー
ト方式、ステップ・アンド・スキャン方式、プロキシミ
ティ方式などの露光装置やミラープロジェクション・ア
ライナーなどに対しても同様に適用できる。
【0133】上述した実施形態における投影露光装置
は、各ショットについて一括露光を順次繰り返すように
した一括露光型であるが、各ショットについて走査露光
を順次繰り返すようにした走査露光型にも適用すること
ができる。
【0134】また、上述した実施の形態では、ショット
領域の形状は矩形状としているが、必ずしも矩形状であ
る必要はなく、例えば、5角形、6角形、その他の多角
形とすることができる。また、各ショットが同一形状で
ある必要もなく、異なる形状や大きさとすることができ
る。さらに、画面継ぎが行われる部分の形状も、長方形
である必要はなく、ジグザグ帯状、蛇行帯状、その他の
形状とすることができる。また、本願明細書中における
「画面継ぎ」とは、パターン同士をつなぎ合わせること
のみならず、パターンとパターンとを所望の位置関係で
配置することをも含む意味である。
【0135】ワーキングレチクル34に形成するデバイ
スパターンを拡大したデバイスパターンを要素パターン
毎に分ける、例えば密集パターンと孤立パターンとに分
けてマスターレチクルに形成し、基板4上での親パター
ン同士のつなぎ部をなくす、あるいは減らすようにして
もよい。この場合、ワーキングレチクルのデバイスパタ
ーンによっては、1枚のマスターレチクルの親パターン
を基板4上の複数の領域にそれぞれ転写することもある
ので、ワーキングレチクルの製造に使用するマスターレ
チクルの枚数を減らすことができる。又は、その拡大し
たパターンを機能ブロック単位で分ける、例えばCP
U、DRAM、SRAM、A/Dコンバータ、D/Aコ
ンバータをそれぞれ1単位として、少なくとも1つの機
能ブロックを、複数のマスターレチクルにそれぞれ形成
するようにしてもよい。
【0136】上述した実施形態では露光用照明光として
波長が193nmのArFエキシマレーザ光としている
が、それ以上の紫外光、例えばg線、i線、及びKrF
エキシマレーザなどの遠紫外(DUV)光、及びF
レーザ(波長157nm)、Arレーザ(波長12
6nm)などの真空紫外(VUV)光を用いることがで
きる。Fレーザを光源とする露光装置では、例えば
投影光学系として反射屈折光学系が採用されるととも
に、照明光学系や投影光学系に使われる屈折光学部材
(レンズエレメント)は全て蛍石とされ、かつレーザ光
源、照明光学系、及び投影光学系内の空気は、例えばヘ
リウムガスで置換されるとともに、照明光学系と投影光
学系との間、及び投影光学系と基板との間などもヘリウ
ムガスで満たされる。
【0137】また、Fレーザを用いる露光装置で
は、レチクルや濃度フィルタは、蛍石、フッ素がドープ
された合成石英、フッ化マグネシウム、LiF、LaF
、リチウム・カルシウム・アルミニウム・フロライ
ド(ライカフ結晶)又は水晶等から製造されたものが使
用される。
【0138】尚、エキシマレーザの代わりに、例えば波
長248nm、193nm、157nmのいずれかに発
振スペクトルを持つYAGレーザなどの固体レーザの高
調波を用いるようにしてもよい。
【0139】また、DFB半導体レーザ又はファイバー
レーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レ
ーザを、例えばエルビウム(又はエルビウムとイットリ
ビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅
し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調
波を用いてもよい。
【0140】例えば、単一波長レーザの発振波長を1.
51〜1.59μmの範囲内とすると、発生波長が18
9〜199nmの範囲内である8倍高調波、又は発生波
長が151〜159nmの範囲内である10倍高調波が
出力される。特に発振波長を1.544〜1.553μ
mの範囲内とすると、193〜194nmの範囲内の8
倍高調波、即ちArFエキシマレーザとほぼ同一波長と
なる紫外光が得られ、発振波長を1.57〜1.58μ
mの範囲内とすると、157〜158nmの範囲内の1
0倍高調波、即ちFレーザとほぼ同一波長となる紫
外光が得られる。
【0141】また、発振波長を1.03〜1.12μm
の範囲内とすると、発生波長が147〜160nmの範
囲内である7倍高調波が出力され、特に発振波長を1.
099〜1.106μmの範囲内とすると、発生波長が
157〜158nmの範囲内の7倍高調波、即ちF
レーザとほぼ同一波長となる紫外光が得られる。尚、単
一波長発振レーザとしてはイットリビウム・ドープ・フ
ァイバーレーザを用いる。また、レーザプラズマ光源、
又はSORから発生する軟X線領域、例えば波長13.
4nm、又は11.5nmのEUV(Extreme
Ultra Violet)光を用いるようにしてもよ
い。
【0142】投影光学系は縮小系だけでなく等倍系、又
は拡大系(例えば、液晶ディスプレイ又はプラズマディ
スプレイ製造用露光装置など)を用いてもよい。更に投
影光学系は、反射光学系、屈折光学系、及び反射屈折光
学系のいずれを用いてもよい。
【0143】さらに、フォトマスクや半導体素子の製造
に用いられる露光装置だけでなく、液晶表示素子などを
含むディスプレイの製造に用いられる、デバイスパター
ンをガラスプレート上に転写する露光装置、薄膜磁気ヘ
ッドの製造に用いられる、デバイスパターンをセラミッ
クウエハ上に転写する露光装置、撮像素子(CCDな
ど)、マイクロマシン、及びDNAチップなどの製造に
用いられる露光装置等にも本発明を適用することができ
る。
【0144】フォトマスク(ワーキングレチクル)の製
造以外に用いられる露光装置では、デバイスパターンが
転写される被露光基板(デバイス基板)が真空吸着又は
静電吸着などによって基板ステージ6上に保持される。
ところで、EUV光を用いる露光装置では反射型マスク
が用いられ、プロキシミティ方式のX線露光装置、又は
電子線露光装置などでは透過型マスク(ステンシルマス
ク、メンブレンマスク)が用いられるので、マスクの原
版としてはシリコンウエハなどが用いられる。
【0145】複数のレンズから構成される照明光学系、
投影光学系を露光装置本体に組み込み光学調整をすると
ともに、多数の機械部品からなるレチクルステージや基
板ステージを露光装置本体に取り付けて配線や配管を接
続し、さらに総合調整(電気調整、動作確認等)をする
ことにより本実施形態の露光装置を製造することができ
る。尚、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管
理されたクリーンルーム内で行うことが望ましい。
【0146】半導体デバイスは、デバイスの機能・性能
設計を行うステップ、この設計ステップに基づいて、上
述した実施形態の露光装置によりワーキングレチクルを
製造するステップ、シリコン材料からウエハを製造する
ステップ、上述した実施形態の露光装置等によりレチク
ルのパターンをウエハに露光転写するステップ、デバイ
ス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工
程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製
造される。
【0147】尚、本発明は、上述した各実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができることは言うまでもない。
【0148】
【発明の効果】本発明によると、光透過性を有する基板
を露光する場合であっても、該基板を透過した光によ
り、該基板の感光層に悪影響を与えることが少なくな
り、形成されるパターンの精度を高くすることができる
という効果がある。また、支持部材と基板の間に埃等が
介在したり、基板を局所的に変形させたりすることが少
なくなるので、基板がその自重により理想的に撓むこと
になり、かかる撓みによるパターンの変形を容易に補正
することができ、これによっても形成されるパターンの
高精度化を図ることができる。さらに、スループットを
向上することもできる。従って、高精度、高品質なフォ
トマスクやマイクロデバイスを高スループットで製造す
ることができるようになる。また、基板の存否を確実に
検出することができ、二重搬送等を防止することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る露光装置の概略構成
を示す図である。
【図2】 濃度フィルタの構成の一例を示す上面図であ
る。
【図3】 本発明の実施形態に係る露光装置が備える濃
度フィルタの構成を示す図である。
【図4】 マスターレチクルの親パターンの縮小像を基
板上に投影する場合を示す要部斜視図である。
【図5】 照度分布検出センサの構成を示す図である。
【図6】 マスターレチクルを用いてレチクル(ワーキ
ングレチクル)を製造する際の製造工程を説明するため
の図である。
【図7】 レチクルのアライメント機構を示す図であ
る。
【図8】 ワーキングレチクルのパターンをウエハ上に
投影する投影露光装置を示す要部の斜視図である。
【図9】 基板の照明エリアと支持ピンの位置関係を説
明するための平面図である。
【図10】 基板の支持位置を説明するための平面図で
ある。
【図11】 搬送装置のロボットアームの構成を示す平
面図である。
【図12】 支持ピン及びその近傍の構成を示す断面図
である。
【図13】 試料台の斜視図である。
【図14】 ブランクスの支持に伴う撓みを模式的に示
した図である。
【図15】 基板表面における変形前後のショット形状
を示す図であり、(A)は変形前を、(B)は変形後を
示している。
【図16】 レチクル露光装置における基板のアライメ
ントとデバイス露光装置におけるワーキングレチクルの
アライメントの関係を示す図である。
【図17】 他の基板ホルダを上面側から見た斜視図、
【図18】 他の基板ホルダを下面側から見た斜視図、
【図19】 他の基板ホルダが取り付けられる試料台の
一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
4… 基板 5… 試料台 25… パターンエリア(照明エリア) 50… ロボットアーム 50A… 基板支持部(第2支持部材) 51… 支持ピン(第1支持部材) 52… 基板支持部(第2支持部材) 53… 反射防止板 55… 遮光板 56… 光電センサ 57A… 発光部 57B… 受光部 58,59…基準コマ 113… コンデンサレンズ 114… 結像用レンズ系 116… 主コンデンサレンズ系 123… 減光部 126… 照度分布検出センサ(光検出装置) Fj… 濃度フィルタ(設定手段) Ri… マスターレチクル(マスク) S1〜SN…ショット領域(領域) MA1… アライメントマークエリア(照明エリア) MA2… 情報マークエリア(照明エリア) 150… 基板ホルダ 152A〜152C…支持ピン 153A,153B…第1カップラー 154A,154B…第2カップラー 155A,155B…第3カップラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H095 BB03 BE03 5F031 CA02 CA05 HA53 KA06 MA27 5F046 BA04 CB08 CB23 CC01 CC03 CC05 CC08 DA01 DA07 DB01 DC12

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンが形成されたマスクを介して基
    板を露光する露光装置であって、 前記基板を該基板の照明エリア以外の3箇所でほぼ水平
    に支持する3本の第1支持部材を備えたことを特徴とす
    る露光装置。
  2. 【請求項2】 前記照明エリアは、パターンが形成され
    るパターンエリア、及びマークが形成されるマークエリ
    アを含むことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記第1支持部材による前記基板の支持
    位置は、該基板の撓みが最小となる位置に設定されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記第1支持部材による前記基板の支持
    位置は、該基板の搬送時に該基板を支持する第2支持部
    材が当接される位置以外の位置に設定されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記第2支持部材により前記基板を3点
    支持するようにし、 前記第1支持部材により構成される第1三角形の一の頂
    点を第1頂点とし、該第1頂点以外の2点により形成さ
    れる辺を第1底辺とし、前記第2支持部材により構成さ
    れる第2三角形の一の頂点を第2頂点とし、該第2頂点
    以外の2点により構成される辺を第2底辺として、 該第1底辺と該第2底辺とがほぼ平行となり、 該第1頂点が該第1底辺に対して該第2底辺側に位置
    し、 該第2頂点が該第2底辺に対して該第1底辺側に位置
    し、 該第1三角形と該第2三角形の一部が重複した状態で、
    該第1頂点が該第2底辺を構成する2点からほぼ等距離
    となるとともに、該第2頂点が該第1底辺を構成する2
    点からほぼ等距離となるように、 前記第1支持部材及び前記第2支持部材を配置したこと
    を特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記基板は光透過性を有する基板である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の
    露光装置。
  7. 【請求項7】 前記第1支持部材は、前記基板と当接す
    る面の表面粗さが0.1μmRa程度以上に設定された
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の
    露光装置。
  8. 【請求項8】 前記第1支持部材は、少なくとも前記基
    板と当接する面がダイアモンド、サファイア、ルビー、
    及びセラミックスのうちのいずれかにより形成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の露
    光装置。
  9. 【請求項9】 前記第1支持部材は、前記基板と当接す
    る面がほぼ円形で、かつその直径が0.5〜30mm程
    度に設定されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か一項に記載の露光装置。
  10. 【請求項10】 前記基板の下方に光の反射を防止する
    反射防止部材を設けたことを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか一項に記載の露光装置。
  11. 【請求項11】 前記3本の第1支持部材を有する基板
    ホルダを複数箇所で支持する可動体を備えたことを特徴
    とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の露光装
    置。
  12. 【請求項12】 前記基板ホルダは、前記3本の第1支
    持部材と位置が異なる3点でキネマティック支持される
    ことを特徴とする請求項11に記載の露光装置。
  13. 【請求項13】 前記第1支持部材に前記基板が支持さ
    れているか否かを光学的に検出するセンサを設けたこと
    を特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の露
    光装置。
  14. 【請求項14】 前記基板はほぼ矩形状に形成され、前
    記センサは検出光を出力する発光部及び該発光部からの
    検出光を受光する受光部を有し、前記基板が前記第1支
    持部材に支持された状態で、該検出光が該基板の一の側
    端面をほぼ45°の角度で照射するように、前記発光部
    及び前記受光部を配置したことを特徴とする請求項13
    に記載の露光装置。
  15. 【請求項15】 パターンが形成されたマスクを介して
    基板を露光する露光装置であって、 前記基板と当接する面の表面粗さが0.1μmRa程度
    以上となる複数の支持部が設けられる可動体を備えたこ
    とを特徴とする露光装置。
  16. 【請求項16】 前記支持部は、前記基板と当接する面
    がほぼ円形で、かつその直径が0.5〜30mm程度で
    あることを特徴とする請求項15に記載の露光装置。
  17. 【請求項17】 前記可動体は、前記複数の支持部を有
    する基板ホルダを複数箇所で支持することを特徴とする
    請求項15又は16に記載の露光装置。
  18. 【請求項18】 前記可動体は、前記複数の支持部と異
    なる位置で前記基板ホルダをキネマティック支持するこ
    とを特徴とする請求項17に記載の露光装置。
  19. 【請求項19】 パターンが形成されたマスクを介して
    基板を露光する露光装置であって、 前記基板が載置される基板ホルダと、 前記基板ホルダを3箇所でほぼ水平に支持する可動体と
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  20. 【請求項20】 前記基板ホルダは、前記可動体上でキ
    ネマティックカップリングされることを特徴とする請求
    項19に記載の露光装置。
  21. 【請求項21】 転写用のパターンを拡大したパターン
    を複数の親パターンに分割し、前記基板上で周辺部が部
    分的に重なる複数の領域にそれぞれ親パターンの投影光
    学系による縮小像を転写するようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜20のいずれか一項に記載の露光装置。
  22. 【請求項22】 前記基板はワーキングマスク製造用の
    マスク基板であることを特徴とする請求項1〜21のい
    ずれか一項に記載の露光装置。
  23. 【請求項23】 前記基板に対する露光前に、当該露光
    装置を用いて製造されたワーキングマスクが使用される
    ことになる他の露光装置で該ワーキングマスクのアライ
    メントに用いる少なくとも3箇所の基準位置と同じ基準
    位置を用いて該基板をアライメントするアライメント装
    置を備えたことを特徴とする請求項22に記載の露光装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項1〜21のいずれか一項に記載
    の露光装置を用いて製造されたマイクロデバイス。
  25. 【請求項25】 請求項1〜21のいずれか一項に記載
    の露光装置を用いるリソグラフィ工程を含むデバイス製
    造方法。
  26. 【請求項26】 請求項1〜23のいずれか一項に記載
    の露光装置を用いて製造されたフォトマスク。
  27. 【請求項27】 請求項1〜23のいずれか一項に記載
    の露光装置を用いるリソグラフィ工程を含むフォトマス
    クの製造方法。
  28. 【請求項28】 パターンが形成されたマスクを介して
    基板を露光する露光方法において、 前記基板を該基板の照明エリア以外の3箇所でほぼ水平
    に支持した状態で露光するステップを含む露光方法。
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