JP2001343654A - 液晶表示素子およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示素子およびその製造方法Info
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Abstract
が基板に密着し、基板間隔が均一で厳密に制御可能であ
り、外圧による変形に強い液晶表示素子を得る。 【解決手段】 電極2,6を有する1対の基板1,5間
に液晶8が狭持されている液晶表示素子において、一方
の基板1上に壁状スペーサ3が設けられており、この壁
状スペーサ3の頭頂部に凹部9が設けられている。そし
て、この凹部9内は負圧状態に保たれており、その負圧
と大気圧との圧力差によって生じる吸着力により、基板
1,5が互いに密着状態に固定されている。
Description
示する表示装置、入射光の透過量が変化する調光装置、
光シャッター等に利用される液晶表示素子およびその製
造方法に関する。
1対の基板間にガラスファイバー・ビーズや樹脂製ビー
ズを散布し、液晶を狭持するための基板間間隔を制御し
ている。しかし、ビーズ等の散布では、厳密な基板間間
隔の制御や、外圧に対する変形の抑制が困難である。そ
こで、フォトリソグラフィ等の方法を用いて、基板間に
柱状または壁状のスペーサを形成することが行われてい
る(例えば、特開平10−161125号公報)。ま
た、このような壁状スペーサ(隔壁構造)を有する液晶
表示素子を用い、さらに液晶の再配向過程において温度
勾配を持たせた冷却方法を行うことによって、液晶(強
誘電性・反強誘電性液晶)の配向欠陥を抑制できること
が知られている(特開平7−318912号公報)。
圧による変形の抑制のためには、基板と壁状スペーサと
が密着している必要がある。また、特開平7−3189
12号公報のように、壁状スペーサを有する液晶表示素
子を用い、さらに液晶の再配向過程において温度勾配を
持たせた冷却方法を行うことによって、液晶(強誘電性
・反強誘電性液晶)の配向欠陥を抑制する場合において
も、基板と壁状スペーサが密着し直線状の空間が維持さ
れている必要がある。そこで、壁状スペーサと基板との
接着が行われている。
方法としては、図9に示すように、配向制御層24を形
成した後、その配向制御層24上に壁状スペーサ23を
形成する方法と、図10に示すように、壁状スペーサ2
3の形成後に配向制御層24を形成する方法がある。
成する場合、配向制御層24と壁状スペーサ23とを接
着することになる。例えば、特開平7−318912号
公報に開示されている実施例1では、一方の基板21の
配向制御層24上にリソグラフィーにより壁状スペーサ
23を形成し、これを、他方の配向制御層27を有する
基板25と、大気圧中で機械的に圧接させながら加熱す
ることによって、接着を行っている。なお、基板21,
25にはそれぞれ電極22,26が設けられている。
3を形成する場合、壁状スペーサ23の形成時に配向制
御層24がスペーサ材料等によって汚染されるという問
題が生じる。また、液晶28が接触する面が配向制御層
24,27と壁状スペーサ23の2種類となり、配向制
御層24,27によって制御しようとする液晶28の配
向方向と、壁状スペーサ23により導かれる配向方向が
異なる可能性があり、この場合、液晶28のスイッチン
グ不良や配向不良あるいは長時間の経過に伴う経時的配
向変化等の問題が生じる。特開平7−318912号公
報においては、壁状スペーサ23の内壁面に高分子有機
物膜を塗布し、直線状空間の内壁面を化学的に均一する
ことが望ましいと述べられているが、内壁面に高分子有
機物膜を塗布する方法については述べられていない。
4を形成する場合、両基板21,25の配向制御層2
4,27同士が接着される。しかし、配向制御層24,
27間の接着は、接着力と配向制御力の両立が極めて困
難である。すなわち、配向制御層24,27として通常
用いられるポリイミド等の有機薄膜同士を接着させるた
めには高温で加熱する必要があるが、有機薄膜からなる
配向制御層24,27を高温で加熱すると、ラビング処
理等によって与えられている配向制御力が消失してしま
う。また、二酸化シリコンの斜方蒸着等の無機薄膜を用
いて配向制御層24,27を形成する場合、あまり大型
化できないため液晶表示素子の大面積化の妨げとなる。
では、壁状スペーサ23となる感光性樹脂上に熱可塑性
樹脂29および特定の溶媒に可溶な樹脂(図示せず)を
積層した後、パターニングして壁状スペーサ23を形成
している。このとき、熱可塑性樹脂29および特定の溶
媒に可溶な樹脂は、壁状スペーサ23の頭頂部のみに存
在している。その後、壁状スペーサ23および基板21
上に配向制御層24を形成する。それから、基板21を
特定の溶媒に浸漬させ可溶性樹脂を剥離すると、可溶性
樹脂の剥離と同時に可溶性樹脂の上方に位置する配向制
御層24が除去されて、図11に示すように、壁状スペ
ーサ23の頭頂部に熱可塑性樹脂29が露出する。そこ
で、この熱可塑性樹脂29によって他の基板25との接
着が行われる。この方法によると、壁状スペーサ23の
壁面にも配向制御層24が存在するため配向特性がよ
く、しかも強い接着力つまり高い密着性を得ることがで
きる。しかし、この方法は複数回の樹脂の塗布工程およ
び剥離工程を含み、製造工程が煩雑である。
350号公報には、配向制御層の材料と壁状スペーサの
材料を、配向制御層形成時に配向制御層材料が壁状スペ
ーサにはじかれるように選択し、壁状スペーサの形成さ
れている領域以外の領域のみに選択的に配向制御層を形
成する方法が開示されている。しかし、壁状スペーサの
頭頂部のみにおいて配向制御層が壁状スペーサにはじか
れる構成として、壁状スペーサの頭頂部のみにスペーサ
材料を露出させることは困難で、さらに材料選択の幅が
狭められてしまう。
壁状スペーサが基板に密着し、基板間隔が均一で厳密に
制御可能であり、外圧による変形に強く、高いコントラ
ストが得られる液晶表示素子と、このような液晶表示素
子を容易に製造できる方法とを提供することにある。
有する1対の基板間に液晶が狭持されている液晶表示素
子において、少なくとも一方の基板上に壁状スペーサが
設けられており、壁状スペーサの頭頂部に凹部が設けら
れているところにある。
有する1対の基板間に液晶が狭持されている液晶表示素
子において、少なくとも一方の基板上に、実質的に平行
な少なくとも2つの壁状スペーサからなる多重スペーサ
ラインが設けられており、多重スペーサラインを構成す
る少なくとも2つの壁状スペーサ間に間隙が存在すると
ころにある。
壁状スペーサは、フォトマスクとしてグレイマスク(階
調を有するフォトマスク)を用いたフォトリソグラフィ
法によって形成することができる。つまり基板上にフォ
トレジストを塗布した後、所定のグレイマスクを施し、
光照射を行い、現像を行うことによって頭頂部に凹部を
有する壁状スペーサを作成できる。また、後者の構成に
おける多重スペーサラインを構成する壁状スペーサは、
通常のフォトリソグラフィの手法によって形成すること
ができる。また、フォトリソグラフィの代わりに高精細
の印刷手法等で形成することもできる。いずれにして
も、壁状スペーサは、従来から広く一般的に用いられて
いる技術を利用して形成することができる。
ーサの凹部内、または多重スペーサラインを構成する壁
状スペーサ間の前記間隙内の気圧と大気圧との圧力差に
よって生じる吸着力により、1対の基板が互いに密着状
態に固定されている。例えば、頭頂部に凹部を有する壁
状スペーサまたは少なくとも2つの壁状スペーサからな
る多重スペーサライン上に配向制御層を有する透明電極
基板と、配向制御層を有する透明電極基板とを貼り合わ
せた状態で機械的にプレスし、それにより密着させた状
態で減圧器の中に入れる。そして、減圧を行い、減圧状
態で壁状スペーサの頭頂部の凹部または多重スペーサラ
インを構成する壁状スペーサ間の間隙を外部から密封
し、大気圧雰囲気中に戻す。すると、凹部または壁状ス
ペーサ間の間隙が負圧状態に維持され、それと大気圧と
の圧力差によって生じる吸着力により、1対の基板が互
いに密着状態で固定される。なお、この時、基板を加熱
することが密着性の面から好ましい。
スペーサラインを構成する場合、壁状スペーサ間の間隔
が、1対の前記基板間の間隔以下であることが好まし
い。
の基板間の密着と液晶注入を同時に行うことが容易とな
る。頭頂部に凹部を有する壁状スペーサまたは多重スペ
ーサラインを有する基板を、もう一つの基板と重ね合わ
せて機械的にプレスし、液晶を真空注入すると、液晶は
電極間に優先的に浸透していき、壁状スペーサの凹部あ
るいは多重スペーサラインを構成する壁状スペーサ間の
間隙には、ほとんど浸透していかない。したがって、液
晶を注入した後、液晶表示素子を大気圧に戻した時に、
外部の大気圧と、壁状スペーサの凹部あるいは壁状スペ
ーサ間の間隙との圧力差によって、1対の基板を密着状
態に固定することができる。
いは反強誘電性液晶等のスメクチック相を有する液晶を
用いた場合、スメクチック相を有する液晶の欠点とされ
る対衝撃性や配向性を著しく改善することができる。
以外の位置に配置されていることが、液晶表示素子の開
口率の面から好ましい。
設けられていると、液晶の均一な配向を得るために効果
的である。
参照して説明する。
実施形態の液晶表示素子を示している。この液晶表示素
子の構成について以下に説明する。
壁状スペーサ3が形成され、さらにその上にポリイミド
からなる配向制御層4が形成されている。これに対し、
透明な電極6を有しポリイミドからなる配向制御層7が
形成されているもう一つの基板5が、互いに配向制御層
4,7同士が対向するように重ね合わされて固定されて
いる。両基板1,5間(両配向制御層4,7間)には液
晶8が封入されている。両配向制御層4,7は、ラビン
グにより同一方向に配向処理が施されている。この液晶
表示装置において、壁状スペーサ3の頭頂部(もう一つ
の基板5と接する先端部)に、凹部9が形成されてい
る。この凹部9は、もう一つの基板5の配向制御層7に
塞がれ、端部は接着材12(図4,5参照)に封止され
て密封状態にあり、内部は負圧に保たれている。両基板
1,5(両配向制御層4,7)は、接着剤による接着
や、加熱処理が行われておらず、凹部9内の負圧に起因
する吸着力により、互いに固定されている。
て、図2〜5を参照して説明する。
上に、フォトレジスト10を塗布する(図2(a)参
照)。このフォトレジスト10上にグレイマスク11を
置く(図2(b)参照)。このグレイマスク11は、図
2(b)には模式的に示しているが、電極2の部分をマ
スクして壁状スペーサ3を形成すべき部分をマスクせ
ず、ただし、マスクしない部分の中央が僅かに薄い階調
を有するマスクである。それから、フォトレジスト11
が塗布された基板1に光照射を行った後、未硬化部分を
溶媒で除去し、中央部に凹部9を有する壁状スペーサ3
を形成する(図2(c)参照)。この壁状スペーサ3を
有する基板1に、ポリイミドからなる配向制御層4を塗
布形成し、壁状スペーサ3と平行にラビング処理を行う
(図2(d)参照)。
明な基板5に、ポリイミドからなる配向制御層7を塗布
形成し、壁状スペーサ3を有する基板1の配向制御層4
と同一方向となるようにラビング処理を行う(図3参
照)。
御層4,7同士が対向するように重ね合わせて貼り合わ
せる(図4参照)。具体的には、図示しないが、この素
子を加圧治具に挟み込み機械的に加圧した状態で、減圧
器に入れ減圧を行う。減圧雰囲気内で、図4,5に模式
的に示すように、壁状スペーサ3の端部で開放されてい
る凹部9を接着剤12で塞ぎ、壁状スペーサ3を基板5
に密着させたまま減圧器外(大気中)に取り出す。こう
すると、凹部9内は減圧雰囲気に保持されたまま、液晶
表示素子が大気中に存在するため、凹部9内が外気圧に
比べて負圧状態となり、吸引力が発生する。この吸引力
により、両基板1,5が互いに引き付け合って、固定さ
れる。その後、両基板1,5間でシール17により区画
された領域内に強誘電性液晶8を真空注入し、図示しな
いが、液晶8を注入した部分を接着剤で塞ぐ。この真空
注入時の気圧は、基板密着時の気圧よりも高くし、基板
1,5の剥がれを防ぐ。このようにして、図1に示す液
晶表示素子が製造される。
相温度まで加熱し、それから1℃/minで室温まで徐冷
したところ、光漏れのない均一な配向を得ることができ
た。さらに、この液晶表示素子は、衝撃にも強いもので
あった。
実施形態の液晶表示素子を示している。第1の実施例と
同様の構成については、同一の符号を付与し、説明を省
略する。
本の壁状スペーサ13を対として構成された二重スペー
サライン14を有している。すなわち、第1の実施形態
のように凹部9は有しておらず比較的薄い壁状スペーサ
13が2つ微小な間隔をおいて実質的に平行に形成され
て二重スペーサライン14が構成されている。スペーサ
以外の部分については第1の実施形態と同様な構成であ
る。
は、第1の実施形態と同様であり、両基板1,5を、互
いに配向制御層4,7同士が対向するように重ね合わせ
て貼り合わせるために、この素子を加圧治具に挟み込み
機械的に加圧した状態で、反強誘電性の液晶15を真空
注入する。図8に示すように、液晶15は、シール17
にて区画された領域に浸透する。このとき、二重スペー
サライン14を構成する1対の壁状スペーサ13間の間
隙16には、ごく僅かな量の液晶15が浸入する。この
浸入した少量の液晶15が、壁状スペーサ13の両端部
で開放されている間隙16を塞ぐ。なお、前記の通り、
液晶15は狭い間隙16内へはごく少量しか浸透してい
かないので、間隙16内が液晶15で満たされることは
ないが、間隙16の両端部を封止することは可能であ
る。その後、液晶15の注入口18を接着剤で塞ぐ。
ーサライン14をなす1対の壁状スペーサ13間の間隙
16内は、少量の液晶15に封止されて減圧雰囲気に保
持されたまま、液晶表示素子は大気中に存在するため、
間隙16内が外気圧に比べて負圧状態となり、吸引力が
発生する。この吸引力により、両基板1,5が互いに引
き付け合って、固定される。このようにして、図6に示
す液晶表示素子が製造される。
サライン14を構成する場合、壁状スペーサ13間の間
隔が、1対の基板1,5間の間隔以下であると、圧力差
による吸引効果をより強く発揮できるので好ましい。
サ13により二重スペーサライン14を構成している
が、3つ以上の壁状スペーサラインにより多重(三重以
上の)スペーサラインを構成してもよい。
た壁状スペーサ13間の間隙16に液晶15がほとんど
浸透しておらず、加圧治具をはずした後も両基板1,5
は密着したままであった。この液晶表示素子を、第1の
実施形態と同様に加熱・徐冷したところ、光漏れのない
均一な配向を得ることができた。さらにこの液晶表示素
子は、衝撃にも強いものであった。
いが、第2の実施形態と実質的に同様な構成の液晶表示
素子において、配向制御層4,7への配向処理をラビン
グ処理ではなく光配向処理を行った。すなわち、第2の
実施形態と同様に、図7(a)に示すように、隣接した
壁状スペーサ13からなる二重スペーサライン14を有
する基板1を作成した後、図7(b)に示すように、ポ
リイミドからなる配向制御層4を塗布形成し、偏向紫外
線光を照射し、光配向処理を行う。もう一方の基板5に
も配向制御層7を塗布形成して同様に光配向処理を行
い、両基板1,5を重ね合わせる。その後、第2の実施
形態と同様に、機械的加圧および液晶の真空注入を経て
液晶表示素子を製造する。こうして製造した液晶表示素
子を、第1の実施形態と同様に加熱・徐冷したところ、
光漏れのない均一な配向を得ることができた。さらにこ
の液晶表示素子は、衝撃にも強いものであった。
部9を有する壁状スペーサ3を備えた構成の液晶表示素
子において、配向制御層にラビング処理ではなく光配向
処理を施しても、同様な効果が得られる。
実施形態と対比するための比較例について説明する。
板にフォトレジストを塗布した。このフォトレジスト上
に所定のフォトマスク(第1の実施形態で用いたグレイ
マスクとは異なり階調のないもの)を置き、光照射を行
った後、未硬化部分を溶媒で除去し、電極間に1本の壁
状スペーサ(第1の実施形態のような凹部のないもの)
を形成した。その後、第1〜3の実施形態と同様に、壁
状スペーサ基板およびもう一方の基板に配向制御層を形
成して配向処理を行った。両基板を貼り合わせ機械的に
加圧し、150℃で2時間加熱を行った。このようにし
て製造した液晶表示素子では、壁状スペーサともう一方
の基板とは密着していなかった。
基板を作成し、貼り合わせ時の加熱温度を220℃とし
た。その他の工程は第1の実施形態と同様にして製造し
た液晶表示素子では、壁状スペーサはもう一方の基板に
密着したが、強誘電性電性液晶を真空注入し、液晶材料
の等方相温度に加熱してから1℃/minで室温まで徐冷
したところ、液晶は配向していなかった。
間に狭持される液晶として強誘電性液晶8を用い、第2
の実施形態では反強誘電性液晶15を用いているが、液
晶の種類について限定されるものではない。ただし、強
誘電性液晶8あるいは反強誘電性液晶15等のスメクチ
ック相を有する液晶材料を用いる場合、スメクチック相
を有する液晶の欠点とされる対衝撃性や配向性を著しく
改善することができるため、本発明の構成は特に効果的
である。
する1対の基板1,5間に液晶8,15が挟持されてい
る構造であり、両方の基板1,5が透明である光透過型
のみならず、いずれか一方の基板が不透明な光反射型の
液晶表示素子にも適用できる。例えば、液晶材料を透明
な基板と光反射板間に挟持した素子構造、電極を有する
透明な基板と電極を有する光吸収板間に挟持した素子構
造等がある。前者の場合、光反射板は光を反射する材料
で構成されていれば無機材料でも有機材料でも構わな
い。また反射強度または反射波長は目的とする素子特性
により任意に変更できる。その構造は光反射材料が光反
射板全体を形成しているものであってもよいし、光反射
材料がガラス等の別の材質による基板上にコーティング
されていてもよい。光反射材料をコーティングした場
合、光反射材料が液晶層側にある必要はない。また光反
射材料をコーティングする基板は光反射材料が調光層側
に位置していない場合は必ずしも透明である必要はな
い。後者の場合、光吸収板は光を吸収する材料で構成さ
れていれば無機材料でも有機材料でも構わない。吸収強
度または吸収波長は目的とする素子特性により任意に変
更できる。その構造は光吸収材料が光吸収板全体を形成
しているものであってもよいし、光吸収材料がガラス等
の異なる材質の基板上にコーティングされていてもよ
い。光吸収材料をコーティングした場合、光吸収材料が
液晶層側にある必要はない。また光吸収材料をコーティ
ングする基板は光吸収材料が液晶層側に位置していない
場合は必ずしも透明である必要はない。
が適用できる。電極2,6としてはインジウム−スズ−
オキサイド(ITO)等が利用できるが、ポリピロール
等の有機導電性薄膜も利用できる。また、使用する基板
1,5自身が導電性を有している場合は、基板1,5を
電極2,6としても利用することもできる。前記した光
反射材料または光吸収材料が導電性を有している場合に
は、これらを電極2,6としても利用することができ
る。電極2,6は調光層と密着した状態で設置される。
溶剤に溶け込んでいる可溶性タイプのポリイミドや焼成
してポリイミド化する焼成タイプのポリイミド、あるい
はナイロン等が利用できる。配向処理としては、前記し
たとおり、配向制御層4,7を布で擦るラビング処理や
偏向紫外線光の照射によって行われる光配向処理を利用
できる。また、本発明に用いられる基板1,5の材質
は、ガラス、プラスチック、金属等である。また、カラ
ーフィルターを有する基板1,5を用いたり、顔料や色
素等を基板中に分散させることによって、カラー化する
ことができる。基板1,5は電極2,6が調光層側にな
るように設置する。
タ(TFT)素子、メタル−インシュレーター−メタル
(MIM)素子などの能動素子と組み合わせて用いるこ
とも可能であり、用途に応じて単純マトリックスで駆動
させることもできる。
隔が均一で厳密に制御可能であり、外圧による変形に強
く、高いコントラストが得られる。しかも、構成が簡単
で、製造が容易である。
頭頂部に凹部を形成する場合、フォトマスクとしてグレ
イマスク(階調を有するフォトマスク)を用いたフォト
リソグラフィ法によって形成することができる。また、
1対の基板間に実質的に平行な複数の壁状スペーサから
なる多重スペーサラインを形成する場合、通常のフォト
リソグラフィ法によって形成することができる。また、
フォトリソグラフィ法の代わりに高精細の印刷手法等で
形成することもできる。いずれにしても、従来から用い
られている容易な方法で形成可能である。そして、これ
らの壁状スペーサ上に配向制御層を設けることにより、
高い配向特性を保つことができる。
以外の位置に配置されていることが、液晶表示素子の開
口率の面から好ましい。
設けられていると、液晶の均一な配向を得るために効果
的である。
を示す断面図である。
製造工程を示す断面図である。
製造工程を示す断面図である。
合わせ工程を示す断面図である。
を示す模式図である。
を示す断面図である。
製造工程を示す断面図である。
び間隙封止工程を示す模式図である。
図である。
面図である。
面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 電極を有する1対の基板間に液晶が狭持
されている液晶表示素子において、 少なくとも一方の前記基板上に壁状スペーサが設けられ
ており、前記壁状スペーサの頭頂部に凹部が設けられて
いることを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】 前記壁状スペーサの前記凹部内の気圧と
大気圧との圧力差によって生じる吸着力により、1対の
前記基板が互いに固定されている、請求項1に記載の液
晶表示素子。 - 【請求項3】 電極を有する1対の基板間に液晶が狭持
されている液晶表示素子において、 少なくとも一方の前記基板上に、実質的に平行な少なく
とも2つの壁状スペーサからなる多重スペーサラインが
設けられており、前記多重スペーサラインを構成する前
記少なくとも2つの壁状スペーサ間に間隙が存在するこ
とを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項4】 前記多重スペーサラインを構成する前記
壁状スペーサ間の前記間隙内の気圧と大気圧との圧力差
によって生じる吸着力により、1対の前記基板が互いに
固定されている、請求項3に記載の液晶表示素子。 - 【請求項5】 前記多重スペーサラインを構成する前記
壁状スペーサ間の間隔が、1対の前記基板間の間隔以下
である、請求項3または4に記載の液晶表示素子。 - 【請求項6】 前記壁状スペーサが、前記基板の前記電
極形成位置以外の位置に配置されている、請求項1〜5
のいずれか1項に記載の液晶表示素子。 - 【請求項7】 前記壁状スペーサの表面に配向制御層が
設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の
液晶表示素子。 - 【請求項8】 1対の前記基板間に狭持される前記液晶
が、強誘電性液晶または反強誘電性液晶などのスメクチ
ック相を有する液晶である、請求項1〜7のいずれか1
項に記載の液晶表示素子。 - 【請求項9】 電極を有する1対の基板間に液晶を狭持
させる液晶表示素子の製造方法において、 少なくとも一方の前記基板上に、頭頂部に凹部を有する
壁状スペーサを形成し、前記壁状スペーサの表面に配向
制御層を形成することを特徴とする液晶表示素子の製造
方法。 - 【請求項10】 前記壁状スペーサの前記凹部内の気圧
と大気圧との圧力差によって生じる吸着力により、1対
の前記基板を互いに固定させている、請求項9に記載の
液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項11】 1対の前記基板を重ね合わせた状態で
減圧雰囲気中に入れて、前記凹部が外部に開放されてい
る部分を封止した後、大気圧雰囲気中に戻すことによ
り、前記凹部内を負圧状態に維持する、請求項10に記
載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項12】 電極を有する1対の基板間に液晶材料
を狭持させる液晶表示素子の製造方法において、 少なくとも一方の前記基板上に、実質的に平行な少なく
とも2つの壁状スペーサからなる多重スペーサラインを
形成し、前記壁状スペーサの表面に配向制御層を形成す
ることを特徴とする液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項13】 前記多重スペーサラインを構成する前
記少なくとも2つの壁状スペーサ間の間隙内の気圧と大
気圧との圧力差によって生じる吸着力により、1対の前
記基板を互いに固定させている、請求項12に記載の液
晶表示素子の製造方法。 - 【請求項14】 1対の前記基板を重ね合わせた状態で
減圧雰囲気中に入れて、前記間隙が外部に開放されてい
る部分を封止した後、大気圧雰囲気中に戻すことによ
り、前記間隙内を負圧状態に維持する、請求項13に記
載の液晶表示素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000164493A JP2001343654A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 液晶表示素子およびその製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000164493A JP2001343654A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 液晶表示素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001343654A true JP2001343654A (ja) | 2001-12-14 |
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ID=18668104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000164493A Pending JP2001343654A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 液晶表示素子およびその製造方法 |
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| JP (1) | JP2001343654A (ja) |
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