JP2001220574A - 自己攪拌型流出油処理剤 - Google Patents
自己攪拌型流出油処理剤Info
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- JP2001220574A JP2001220574A JP2000029142A JP2000029142A JP2001220574A JP 2001220574 A JP2001220574 A JP 2001220574A JP 2000029142 A JP2000029142 A JP 2000029142A JP 2000029142 A JP2000029142 A JP 2000029142A JP 2001220574 A JP2001220574 A JP 2001220574A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的攪拌無用、量産容易、低毒性、取扱簡
便、少量使用で流出油を短時間に効率的分散処理可能な
自己攪拌型流出油処理剤の提供。 【解決手段】 HLBが9〜13である非イオン
系界面活性剤と炭化水素系溶剤と水溶性グリコールエー
テル系溶剤とを含んでなることを特徴とする自己攪拌型
流出油処理剤。
便、少量使用で流出油を短時間に効率的分散処理可能な
自己攪拌型流出油処理剤の提供。 【解決手段】 HLBが9〜13である非イオン
系界面活性剤と炭化水素系溶剤と水溶性グリコールエー
テル系溶剤とを含んでなることを特徴とする自己攪拌型
流出油処理剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自己攪拌型流出
油処理剤に関し、さらに詳しくは、機械的撹拌を特に必
要とせず、容易に量産することができ、毒性が低くて取
り扱いに便利であり、少量の使用で短時間の内に流出油
を効率よく分散させることができ、特に海洋に流出した
油の分散処理に好適な自己攪拌型流出油処理剤に関す
る。
油処理剤に関し、さらに詳しくは、機械的撹拌を特に必
要とせず、容易に量産することができ、毒性が低くて取
り扱いに便利であり、少量の使用で短時間の内に流出油
を効率よく分散させることができ、特に海洋に流出した
油の分散処理に好適な自己攪拌型流出油処理剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タンカ−事故等により海洋などに流出し
た原油、燃料油等の流出油は、海洋を汚染し、生態系を
破壊するという深刻な環境問題を引き起こす。このよう
な流出油の回収は、一般に、オイルフェンス等でその拡
散を防ぎつつ、油回収装置や油吸着剤等を用いて行われ
る。回収しきれない流出油については、流出油処理剤を
用いて分散処理する。ところが、気象的及び地理的環境
によっては油回収装置等を用いることができない場合も
ある。このような場合は、流出油処理剤のみを用いて流
出油の分散処理が行われる。
た原油、燃料油等の流出油は、海洋を汚染し、生態系を
破壊するという深刻な環境問題を引き起こす。このよう
な流出油の回収は、一般に、オイルフェンス等でその拡
散を防ぎつつ、油回収装置や油吸着剤等を用いて行われ
る。回収しきれない流出油については、流出油処理剤を
用いて分散処理する。ところが、気象的及び地理的環境
によっては油回収装置等を用いることができない場合も
ある。このような場合は、流出油処理剤のみを用いて流
出油の分散処理が行われる。
【0003】従来から各種の流出油処理剤が知られてい
るが、アニオン系界面活性剤を主成分とする流出油用処
理剤が広く用いられている。ところが、この流出油処理
剤は、その毒性が強いので、生態系破壊等の環境問題を
招く恐れがある。そこで、近時、低毒性の非イオン系界
面活性剤を主成分とする流出油処理剤が提案されてい
る。
るが、アニオン系界面活性剤を主成分とする流出油用処
理剤が広く用いられている。ところが、この流出油処理
剤は、その毒性が強いので、生態系破壊等の環境問題を
招く恐れがある。そこで、近時、低毒性の非イオン系界
面活性剤を主成分とする流出油処理剤が提案されてい
る。
【0004】しかしながら、これら提案されている流出
油処理剤は、流出油を分散処理する際に機械的撹拌を必
要とし、少量の使用で短時間の内に流出油の分散処理を
するのが困難であるという問題点がある。
油処理剤は、流出油を分散処理する際に機械的撹拌を必
要とし、少量の使用で短時間の内に流出油の分散処理を
するのが困難であるという問題点がある。
【0005】この問題点を解決する手段として、特開平
9−256162号公報に記載された発明がある。この
公報に記載された発明は、HLBが10〜13であるポ
リオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル(A)と、
HLBが2〜6である非イオン系界面活性剤(B)と、
炭化水素系溶剤(C)とを含有してなる高粘度油用処理
剤組成物である。
9−256162号公報に記載された発明がある。この
公報に記載された発明は、HLBが10〜13であるポ
リオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル(A)と、
HLBが2〜6である非イオン系界面活性剤(B)と、
炭化水素系溶剤(C)とを含有してなる高粘度油用処理
剤組成物である。
【0006】しかしながら、上記発明の流出油用処理剤
は、油が流出した水面が穏やかな状態であるときに強制
的な機械的撹拌が必要であり、悪天候の気象的及び地理
的環境によっては、その作業が危険を伴うので実施でき
ないのが現状である。
は、油が流出した水面が穏やかな状態であるときに強制
的な機械的撹拌が必要であり、悪天候の気象的及び地理
的環境によっては、その作業が危険を伴うので実施でき
ないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
を解決することを目的の一つとする。この発明は、強制
的な機械的撹拌を特に必要とせず、少量の使用でありな
がら短時間で効率的に流出油を分散処理させることがで
きる自己攪拌型流出油処理剤を提供することを、目的と
する。この発明の他の目的は、特に海洋に流出した油の
分散処理に好適な自己攪拌型流出油処理剤を提供するこ
とにある。
を解決することを目的の一つとする。この発明は、強制
的な機械的撹拌を特に必要とせず、少量の使用でありな
がら短時間で効率的に流出油を分散処理させることがで
きる自己攪拌型流出油処理剤を提供することを、目的と
する。この発明の他の目的は、特に海洋に流出した油の
分散処理に好適な自己攪拌型流出油処理剤を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
のこの発明は、HLBが9〜13である非イオン系界面
活性剤(A)と炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ
−ルエ−テル系溶剤(C)とを含んでなることを特徴と
する自己攪拌型流出油処理剤であり、この発明の好適な
自己攪拌型流出油処理剤においては、前記非イオン系界
面活性剤(A)が、ポリオキシエチレンソルビット脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ−
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選択される
少なくとも一種であり、この発明の好適な自己撹拌型流
出油用処理剤においては、前記炭化水素系溶剤(B)
が、パラフィン系溶剤、ナフテン系溶剤、スピンドル
油、n−デカン、灯油及び軽油からなる群より選択され
る少なくとも一種であり、この発明の好適な自己攪拌型
流出油処理剤においては、前記炭化水素系溶剤(B)と
水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤(C)との重量比
((B):(C))が、90:10〜10:90であ
り、この発明の更に他の好適な自己攪拌型流出油処理剤
では、前記炭化水素系溶剤(B)及び水溶性のグリコ−
ルエ−テル系溶剤(C)の合計30〜80重量%と、非
イオン系界面活性剤(A)の20〜70重量%とを含有
してなる。
のこの発明は、HLBが9〜13である非イオン系界面
活性剤(A)と炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ
−ルエ−テル系溶剤(C)とを含んでなることを特徴と
する自己攪拌型流出油処理剤であり、この発明の好適な
自己攪拌型流出油処理剤においては、前記非イオン系界
面活性剤(A)が、ポリオキシエチレンソルビット脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ−
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選択される
少なくとも一種であり、この発明の好適な自己撹拌型流
出油用処理剤においては、前記炭化水素系溶剤(B)
が、パラフィン系溶剤、ナフテン系溶剤、スピンドル
油、n−デカン、灯油及び軽油からなる群より選択され
る少なくとも一種であり、この発明の好適な自己攪拌型
流出油処理剤においては、前記炭化水素系溶剤(B)と
水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤(C)との重量比
((B):(C))が、90:10〜10:90であ
り、この発明の更に他の好適な自己攪拌型流出油処理剤
では、前記炭化水素系溶剤(B)及び水溶性のグリコ−
ルエ−テル系溶剤(C)の合計30〜80重量%と、非
イオン系界面活性剤(A)の20〜70重量%とを含有
してなる。
【0009】
【発明の実施の形態】(自己攪拌型流出油処理剤)この
発明の自己攪拌型流出油処理剤は、非イオン系界面活性
剤(A)と炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ−ル
エ−テル系溶剤(C)を含有してなる。
発明の自己攪拌型流出油処理剤は、非イオン系界面活性
剤(A)と炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ−ル
エ−テル系溶剤(C)を含有してなる。
【0010】−非イオン系界面活性剤(A)− この発明における非イオン系界面活性剤(A)は、その
HLBが9〜13であり、特に9.5〜12.5が好ま
しい。HLBが前記範囲内にあると、流出油に対する分
散性及び海洋における自己乳化撹拌性がよく、HLBが
9未満では油に対する浸透性がよくなるものの、海洋に
おける自己乳化撹拌性が悪くなり、逆にHLBが13を
超えると海洋における自己乳化撹拌性が向上するもの
の、油に対する浸透・分散性が悪くなる。ここで、自己
乳化撹拌性は、後述する実施例において言及する乳化率
の測定により測定された乳化率Yと被処理油量に対する
処理剤の添加割合Xとが、Y≧3.875X+31.2
5の関係式を満たすことを言う。
HLBが9〜13であり、特に9.5〜12.5が好ま
しい。HLBが前記範囲内にあると、流出油に対する分
散性及び海洋における自己乳化撹拌性がよく、HLBが
9未満では油に対する浸透性がよくなるものの、海洋に
おける自己乳化撹拌性が悪くなり、逆にHLBが13を
超えると海洋における自己乳化撹拌性が向上するもの
の、油に対する浸透・分散性が悪くなる。ここで、自己
乳化撹拌性は、後述する実施例において言及する乳化率
の測定により測定された乳化率Yと被処理油量に対する
処理剤の添加割合Xとが、Y≧3.875X+31.2
5の関係式を満たすことを言う。
【0011】前記非イオン系界面活性剤(A)として
は、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ−ル脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンヒマシ油、及びポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油などが挙げられる。この発明において
は、これらの非イオン系界面活性剤を一種単独で使用し
てもよく、又は二種以上を併用してもよい。
は、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ−ル脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンヒマシ油、及びポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油などが挙げられる。この発明において
は、これらの非イオン系界面活性剤を一種単独で使用し
てもよく、又は二種以上を併用してもよい。
【0012】前記ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸
エステルとしては、たとえば、ポリオキシエチレンソル
ビットモノラウレ−ト、ポリオキシエチレンソルビット
テトラオレエ−ト、ポリオキシエチレンソルビットヘキ
サステアレ−ト、ポリオキシエチレンソルビットテトラ
ステアレ−ト、ポリオキシエチレンソルビットイソステ
アレ−トなどが挙げられる。この発明においては、前記
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルは、その
一種単独を使用することもできるし、それら二種以上を
併用することもできる。ポリオキシエチレンソルビット
脂肪酸エステルにおいては、エチレンオキサイドの付加
モル数がそれぞれ10〜50モルであるのが、好まし
い。
エステルとしては、たとえば、ポリオキシエチレンソル
ビットモノラウレ−ト、ポリオキシエチレンソルビット
テトラオレエ−ト、ポリオキシエチレンソルビットヘキ
サステアレ−ト、ポリオキシエチレンソルビットテトラ
ステアレ−ト、ポリオキシエチレンソルビットイソステ
アレ−トなどが挙げられる。この発明においては、前記
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルは、その
一種単独を使用することもできるし、それら二種以上を
併用することもできる。ポリオキシエチレンソルビット
脂肪酸エステルにおいては、エチレンオキサイドの付加
モル数がそれぞれ10〜50モルであるのが、好まし
い。
【0013】前記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステルとしては、たとえば、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエ−ト、ポリオキシソルビタントリオレ
−ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレ−
ト、ポリオキシエチレンソルビタンイソステアレ−ト、
ポリオキシエチレンソルビタントリステアレ−ト、ポリ
オキシエチレンソルビタンヤシ油脂肪酸、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノパルミテ−トなどが挙げられる。
この発明においては、前記ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルは、その一種単独を使用することもで
きるし、それら二種以上を併用することもできる。ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルにおいては、
エチレンオキサイドの付加モル数がそれぞれ6〜25モ
ルであるのが、好ましい。
エステルとしては、たとえば、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエ−ト、ポリオキシソルビタントリオレ
−ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレ−
ト、ポリオキシエチレンソルビタンイソステアレ−ト、
ポリオキシエチレンソルビタントリステアレ−ト、ポリ
オキシエチレンソルビタンヤシ油脂肪酸、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノパルミテ−トなどが挙げられる。
この発明においては、前記ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルは、その一種単独を使用することもで
きるし、それら二種以上を併用することもできる。ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルにおいては、
エチレンオキサイドの付加モル数がそれぞれ6〜25モ
ルであるのが、好ましい。
【0014】前記ポリグリセリン脂肪酸エステルとして
は、たとえば、モノステアリン酸ヘキサグリセリル、イ
ソステアリン酸デカグリセリル、ジイソステアリン酸デ
カグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、モ
ノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸ヘキサ
グリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノミリ
スチン酸ヘキサグリセリルなどが挙げられる。この発明
においては、前記ポリグリセリン脂肪酸エステルは、そ
の一種単独を使用することもできるし、それら二種以上
を併用することもできる。
は、たとえば、モノステアリン酸ヘキサグリセリル、イ
ソステアリン酸デカグリセリル、ジイソステアリン酸デ
カグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、モ
ノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸ヘキサ
グリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノミリ
スチン酸ヘキサグリセリルなどが挙げられる。この発明
においては、前記ポリグリセリン脂肪酸エステルは、そ
の一種単独を使用することもできるし、それら二種以上
を併用することもできる。
【0015】前記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸
エステルとしては、たとえば、ポリオキシエチレングリ
セリルモノオレエ−ト、ポリオキシエチレングリセリル
トリオレエ−ト、ポリオキシエチレングリセリルモノス
テアレ−ト、ポリオキシエチレングリセリル植物油(例
えば大豆油)脂肪酸エステルなどが挙げられる。この発
明においては、前記ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステルは、その一種単独を使用することもできる
し、それら二種以上を併用することもできる。ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステルにおいては、エチ
レンオキサイドの付加モル数がそれぞれ5〜10モルで
あるのが、好ましい。
エステルとしては、たとえば、ポリオキシエチレングリ
セリルモノオレエ−ト、ポリオキシエチレングリセリル
トリオレエ−ト、ポリオキシエチレングリセリルモノス
テアレ−ト、ポリオキシエチレングリセリル植物油(例
えば大豆油)脂肪酸エステルなどが挙げられる。この発
明においては、前記ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸エステルは、その一種単独を使用することもできる
し、それら二種以上を併用することもできる。ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステルにおいては、エチ
レンオキサイドの付加モル数がそれぞれ5〜10モルで
あるのが、好ましい。
【0016】前記ポリエチレングリコ−ル脂肪酸アステ
ルとしては、たとえば、モノステアリン酸ポリエチレン
グリコ−ル、モノオレイン酸ポリエチレングリコ−ル、
ジオレイン酸ポリエチレングリコ−ル、モノラウリル酸
ポリエチレングリコ−ル、ト−ル油ポリエチレングリコ
−ルなどが挙げられる。この発明においては、前記ポリ
エチレングリコ−ル脂肪酸エステルは、その一種単独を
使用することもできるし、それら二種以上を併用するこ
ともできる。
ルとしては、たとえば、モノステアリン酸ポリエチレン
グリコ−ル、モノオレイン酸ポリエチレングリコ−ル、
ジオレイン酸ポリエチレングリコ−ル、モノラウリル酸
ポリエチレングリコ−ル、ト−ル油ポリエチレングリコ
−ルなどが挙げられる。この発明においては、前記ポリ
エチレングリコ−ル脂肪酸エステルは、その一種単独を
使用することもできるし、それら二種以上を併用するこ
ともできる。
【0017】前記ポリオキシエチレンヒマシ油及びポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油は、エチレンオキサイドの
付加モル数がそれぞれ約20〜40モルであるのが、好
ましい。
オキシエチレン硬化ヒマシ油は、エチレンオキサイドの
付加モル数がそれぞれ約20〜40モルであるのが、好
ましい。
【0018】この発明において、前記非イオン系界面活
性剤としては、適宜に合成したものを使用してもよい
し、あるいは市販品を使用してもよい。
性剤としては、適宜に合成したものを使用してもよい
し、あるいは市販品を使用してもよい。
【0019】−炭化水素系溶剤(B)− この発明における炭化水素系溶剤としては、特に制限は
ないが、たとえば、パラフィン系溶剤、ナフテン系溶
剤、スピンドル油、n−デカン、灯油、軽油などが挙げ
られる。この発明においては、これらの中でも、パラフ
ィン系溶剤が好ましい。これら炭化水素系溶剤を用いる
と、流出油に対する馴染み、浸透、及び溶解性の向上に
有効である。この発明においては、これらの炭化水素系
溶剤を一種単独で使用してもよく、あるいは二種以上を
併用してもよい。なお、この発明においては、前記炭化
水素系溶剤として、市販品を好適に使用することができ
る。
ないが、たとえば、パラフィン系溶剤、ナフテン系溶
剤、スピンドル油、n−デカン、灯油、軽油などが挙げ
られる。この発明においては、これらの中でも、パラフ
ィン系溶剤が好ましい。これら炭化水素系溶剤を用いる
と、流出油に対する馴染み、浸透、及び溶解性の向上に
有効である。この発明においては、これらの炭化水素系
溶剤を一種単独で使用してもよく、あるいは二種以上を
併用してもよい。なお、この発明においては、前記炭化
水素系溶剤として、市販品を好適に使用することができ
る。
【0020】−水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
(C)− この発明における水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤と
しては、特に制限がないが、エチレン系グリコ−ルエ−
テル、プロピレン系グリコ−ルエ−テル及びそれらの酢
酸エステルなどが挙げられる。水溶性のグリコ−ルエ−
テル系溶剤は、その一種を単独で使用することができる
し、またそれら二種を併用することもできる。
(C)− この発明における水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤と
しては、特に制限がないが、エチレン系グリコ−ルエ−
テル、プロピレン系グリコ−ルエ−テル及びそれらの酢
酸エステルなどが挙げられる。水溶性のグリコ−ルエ−
テル系溶剤は、その一種を単独で使用することができる
し、またそれら二種を併用することもできる。
【0021】前記水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
は、前記非イオン系界面活性剤と前記炭化水素系溶剤と
相俟って、機械的撹拌を伴わなくても、海洋に流出した
油に自己撹拌型流出油処理剤が浸透して油を海水中に拡
散・分散させる、いわゆる自己撹拌作用の働きを助長す
る。
は、前記非イオン系界面活性剤と前記炭化水素系溶剤と
相俟って、機械的撹拌を伴わなくても、海洋に流出した
油に自己撹拌型流出油処理剤が浸透して油を海水中に拡
散・分散させる、いわゆる自己撹拌作用の働きを助長す
る。
【0022】前記エチレン系グリコ−ルエ−テルは、エ
チレングリコ−ルモノメチルエ−テル、ジエチレングリ
コ−ルモノメチルエ−テル、トリエチレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テル、エチレングリコ−ルモノイソプロピ
ルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノイソプロピルエ
−テル、エチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジエ
チレングリコ−ルモノブチルエ−テル、トリエチレング
リコ−ルモノブチルエ−テル、エチレングリコ−ルモノ
イソブチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノイソブ
チルエ−テル、エチレングリコ−ルモノアリルエ−テ
ル、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、ジエチレン
グリコ−ルジメチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルジ
エチルエ−テル、トリエチレングリコ−ルジメチルエ−
テル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノ−ル等を
挙げることができる。前記プロピレン系グリコ−ルエ−
テルとしては、プロピレングリコ−ルモノメチルエ−テ
ル、ジプロピレングリコ−ルモノメチルエ−テル、プロ
ピレングリコ−ルモノプロピルエ−テル、トリプロピレ
ングリコ−ルモノメチルエ−テル、及びメチルプロピレ
ングリコ−ルアセテ−トなどが挙げられる。前記エチレ
ン系グリコ−ルエ−テル又はプロピレン系グリコ−ルエ
−テルの酢酸エステルとしては、例えば、3−メトキシ
−3−メチルブチルアセテ−ト、エチレングリコ−ルエ
チルエ−テルアセテ−ト、プロピレングリコ−ルメチル
エ−テルアセテ−ト、プロピレングリコ−ルジアセテ−
ト等を挙げることができる。
チレングリコ−ルモノメチルエ−テル、ジエチレングリ
コ−ルモノメチルエ−テル、トリエチレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テル、エチレングリコ−ルモノイソプロピ
ルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノイソプロピルエ
−テル、エチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、ジエ
チレングリコ−ルモノブチルエ−テル、トリエチレング
リコ−ルモノブチルエ−テル、エチレングリコ−ルモノ
イソブチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノイソブ
チルエ−テル、エチレングリコ−ルモノアリルエ−テ
ル、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、ジエチレン
グリコ−ルジメチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルジ
エチルエ−テル、トリエチレングリコ−ルジメチルエ−
テル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノ−ル等を
挙げることができる。前記プロピレン系グリコ−ルエ−
テルとしては、プロピレングリコ−ルモノメチルエ−テ
ル、ジプロピレングリコ−ルモノメチルエ−テル、プロ
ピレングリコ−ルモノプロピルエ−テル、トリプロピレ
ングリコ−ルモノメチルエ−テル、及びメチルプロピレ
ングリコ−ルアセテ−トなどが挙げられる。前記エチレ
ン系グリコ−ルエ−テル又はプロピレン系グリコ−ルエ
−テルの酢酸エステルとしては、例えば、3−メトキシ
−3−メチルブチルアセテ−ト、エチレングリコ−ルエ
チルエ−テルアセテ−ト、プロピレングリコ−ルメチル
エ−テルアセテ−ト、プロピレングリコ−ルジアセテ−
ト等を挙げることができる。
【0023】この発明においては、これらの水溶性のグ
リコ−ルエ−テル系溶剤を一種単独で使用することもで
きるし、また二種以上を併用してもよい。なお、この発
明においては、前記水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
としては、市販品を好適に使用することができる。
リコ−ルエ−テル系溶剤を一種単独で使用することもで
きるし、また二種以上を併用してもよい。なお、この発
明においては、前記水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
としては、市販品を好適に使用することができる。
【0024】−自己攪拌型流出油処理剤の組成− この発明の自己攪拌型流出油処理剤においては、炭化水
素系溶剤(B)と水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
(C)との重量比((B):(C))は、90:10〜
10:90であるのが好ましく、特に80:20〜2
0:80であるのが好ましい。炭化水素系溶剤(B)の
グリコ−ルエ−テル系溶剤(C)に対する重量が90を
超える場合には、流出油に対する自己乳化撹拌作用が劣
り、機械的撹拌が必要となり、また、10未満の場合に
は、流出油に対する浸透及び溶解性が悪くなり、分散処
理効果が劣る。前記重量比が前記範囲内にあると、機械
的撹拌を必要とせず、短時間のうちに効率的に流出油を
分散処理することができる。
素系溶剤(B)と水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
(C)との重量比((B):(C))は、90:10〜
10:90であるのが好ましく、特に80:20〜2
0:80であるのが好ましい。炭化水素系溶剤(B)の
グリコ−ルエ−テル系溶剤(C)に対する重量が90を
超える場合には、流出油に対する自己乳化撹拌作用が劣
り、機械的撹拌が必要となり、また、10未満の場合に
は、流出油に対する浸透及び溶解性が悪くなり、分散処
理効果が劣る。前記重量比が前記範囲内にあると、機械
的撹拌を必要とせず、短時間のうちに効率的に流出油を
分散処理することができる。
【0025】この発明の自己攪拌型流出油処理剤におい
ては、非イオン系界面活性剤(A)と炭化水素系溶剤
(B)と水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤(C)との
合計量に対して炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ
−ルエ−テル系溶剤(C)との合計量が好ましくは30
〜80重量%であり、特に好ましくは40〜70重量%
であり、非イオン系界面活性剤(A)と炭化水素系溶剤
(B)と水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤(C)との
合計量に対して非イオン系界面活性剤(A)の含有量が
好ましくは70〜20重量%であり、特に好ましくは6
0〜30重量%である。特に前記組成を有する自己攪拌
型流出油処理剤は、流出油を乳化して特に安定なO/W
型エマルジョンを長時間にわたって形成することができ
る。
ては、非イオン系界面活性剤(A)と炭化水素系溶剤
(B)と水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤(C)との
合計量に対して炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ
−ルエ−テル系溶剤(C)との合計量が好ましくは30
〜80重量%であり、特に好ましくは40〜70重量%
であり、非イオン系界面活性剤(A)と炭化水素系溶剤
(B)と水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤(C)との
合計量に対して非イオン系界面活性剤(A)の含有量が
好ましくは70〜20重量%であり、特に好ましくは6
0〜30重量%である。特に前記組成を有する自己攪拌
型流出油処理剤は、流出油を乳化して特に安定なO/W
型エマルジョンを長時間にわたって形成することができ
る。
【0026】(自己攪拌型流出油処理剤の製造)この発
明の自己攪拌型流出油処理剤は、たとえば、適宜に合成
あるいは選択した非イオン系界面活性剤(A)、炭化水
素系溶剤(B)及び水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
(C)の各所定量を分取し、混合等することにより製造
することができる。
明の自己攪拌型流出油処理剤は、たとえば、適宜に合成
あるいは選択した非イオン系界面活性剤(A)、炭化水
素系溶剤(B)及び水溶性のグリコ−ルエ−テル系溶剤
(C)の各所定量を分取し、混合等することにより製造
することができる。
【0027】(自己攪拌型流出油処理剤の用途及び用
法)この発明の自己攪拌型流出油処理剤は、油の分散処
理に用いることができる。前記油としては、特に制限は
ないが、たとえば、海洋、河川、湖沼等に浮遊する原
油、A重油、B重油、C重油(燃料油)等が挙げられ
る。もっとも、この発明に係る自己攪拌型流出油処理剤
は、前記いずれの油であっても、5〜3000cst/
20℃、好ましくは5〜1000cst/20℃、特に
好ましくは5〜300cst/20℃の粘度を有する油
の処理に好適である。前記油の状態としては、特に制限
はないが、たとえば、水面上の被膜であっても、またム
−ス状、塊状等であってもよい。
法)この発明の自己攪拌型流出油処理剤は、油の分散処
理に用いることができる。前記油としては、特に制限は
ないが、たとえば、海洋、河川、湖沼等に浮遊する原
油、A重油、B重油、C重油(燃料油)等が挙げられ
る。もっとも、この発明に係る自己攪拌型流出油処理剤
は、前記いずれの油であっても、5〜3000cst/
20℃、好ましくは5〜1000cst/20℃、特に
好ましくは5〜300cst/20℃の粘度を有する油
の処理に好適である。前記油の状態としては、特に制限
はないが、たとえば、水面上の被膜であっても、またム
−ス状、塊状等であってもよい。
【0028】この発明の自己攪拌型流出油処理剤による
と、機械的撹拌を特に必要とせず、例えば海洋水面に浮
遊する油被膜を波浪の動きで効率よく乳化し、分散処理
することができる。また、少量の使用でも、確実に流出
油の乳化・分散処理を行うことができる。
と、機械的撹拌を特に必要とせず、例えば海洋水面に浮
遊する油被膜を波浪の動きで効率よく乳化し、分散処理
することができる。また、少量の使用でも、確実に流出
油の乳化・分散処理を行うことができる。
【0029】
【実施例】以下、この発明の自己攪拌型流出油処理剤の
実施例につき説明する。なお、この発明は、以下の実施
例に何ら限定されるものではない。
実施例につき説明する。なお、この発明は、以下の実施
例に何ら限定されるものではない。
【0030】(実施例1〜4、比較例1〜5)表1及び
表2に示される組成の自己攪拌型流出油処理剤を用い
た。
表2に示される組成の自己攪拌型流出油処理剤を用い
た。
【0031】
【表1】
【0032】<評価> (乳化率の測定)C重油(2,500cst/25℃)
10gと上記組成の自己攪拌型流出油処理剤1gおよび
0.2g(C重油に対して10%及び2%)とを混合し
て試験油を調製した。
10gと上記組成の自己攪拌型流出油処理剤1gおよび
0.2g(C重油に対して10%及び2%)とを混合し
て試験油を調製した。
【0033】図1に示す容量1,110ml、外径65
±1mm、長さ405mmのガラス製の改良円筒型分液
ロ−ト(軸線が水平に成るように配置した状態)に海水
550mlを入れ、これに、上記調製の試験油1gを浮
遊させた。なお、図1において、1は改良円筒型分液ロ
−ト、2は液収容筒体、3は液収容筒体の長手方向にお
ける一端部に結合された滴下管、4はその滴下管に設け
られたコック、5は前記液収容筒体の胴に設けられた中
央液導入口、6はその中央液導入口に嵌合される栓頭、
7は前記液収容筒体の一端部に設けられた端部液導入
口、8はその端部液導入口に嵌合された栓頭である。
±1mm、長さ405mmのガラス製の改良円筒型分液
ロ−ト(軸線が水平に成るように配置した状態)に海水
550mlを入れ、これに、上記調製の試験油1gを浮
遊させた。なお、図1において、1は改良円筒型分液ロ
−ト、2は液収容筒体、3は液収容筒体の長手方向にお
ける一端部に結合された滴下管、4はその滴下管に設け
られたコック、5は前記液収容筒体の胴に設けられた中
央液導入口、6はその中央液導入口に嵌合される栓頭、
7は前記液収容筒体の一端部に設けられた端部液導入
口、8はその端部液導入口に嵌合された栓頭である。
【0034】前記改良円筒型分液ロ−トを、振幅40m
m及び35往復/分の条件で20分間振盪した。この振
盪をもって海洋の波浪の模擬とした。前記振盪後に、ゆ
っくりと前記改良円筒型分液ロ−トを垂直に立て、その
まま10分間静置して、改良円筒型分液ロ−トの下部か
ら試料液を100ml採取した。この試料液について
は、クロロホルムで油分を抽出して、試験油から予め作
成した検量線より油分量を求め、次式より乳化率を求め
た。測定結果を表2に示した。
m及び35往復/分の条件で20分間振盪した。この振
盪をもって海洋の波浪の模擬とした。前記振盪後に、ゆ
っくりと前記改良円筒型分液ロ−トを垂直に立て、その
まま10分間静置して、改良円筒型分液ロ−トの下部か
ら試料液を100ml採取した。この試料液について
は、クロロホルムで油分を抽出して、試験油から予め作
成した検量線より油分量を求め、次式より乳化率を求め
た。測定結果を表2に示した。
【0035】乳化率(Y)=[試験液中の油分量(g)/
改良円筒型分液ロ−トに装填した試験油の全量(g)×(1
0/11又は10/10.2)]×550
改良円筒型分液ロ−トに装填した試験油の全量(g)×(1
0/11又は10/10.2)]×550
【0036】
【表2】
【0037】表2の結果から明らかなようにこの発明に
よる自己攪拌型流出油処理剤は、従来の油処理剤に比
べ、機械的撹拌を必要とせずに流出油に対して特に有効
であり、また流出油に対して少量の使用でも高い乳化分
散効果を示す。
よる自己攪拌型流出油処理剤は、従来の油処理剤に比
べ、機械的撹拌を必要とせずに流出油に対して特に有効
であり、また流出油に対して少量の使用でも高い乳化分
散効果を示す。
【0038】(実施例5〜7、比較例6)縦5m、横5
m及び深さ1.5mの水槽内に深さ1mとなるように水
を張り、水面上に厚さ1μmになるように粘度5000
cst/20℃の油(重油)を添加した。
m及び深さ1.5mの水槽内に深さ1mとなるように水
を張り、水面上に厚さ1μmになるように粘度5000
cst/20℃の油(重油)を添加した。
【0039】一方、表3に示される組成の自己攪拌型流
出油処理剤を調製した。この自己攪拌型流出油処理剤を
表3に示される散布量で、前記水槽内にスプレ−した。
スプレ−後5分経過したときに水槽内の液面から50m
mの位置にある液を吸い取り、吸い取った液中の油濃度
及び油滴の粒径を測定した。油滴の粒径は、(株)島津
製作所のコ−ルタ−カウンタ−で測定した。
出油処理剤を調製した。この自己攪拌型流出油処理剤を
表3に示される散布量で、前記水槽内にスプレ−した。
スプレ−後5分経過したときに水槽内の液面から50m
mの位置にある液を吸い取り、吸い取った液中の油濃度
及び油滴の粒径を測定した。油滴の粒径は、(株)島津
製作所のコ−ルタ−カウンタ−で測定した。
【0040】
【表3】
【0041】(*1):油が水面に浮いた状態のままで
あった。 (*2):自己攪拌型流出油処理剤を散布する前の状態
であり、吸い取った液中に油粒子が存在していなかっ
た。
あった。 (*2):自己攪拌型流出油処理剤を散布する前の状態
であり、吸い取った液中に油粒子が存在していなかっ
た。
【0042】吸い出した液中に存在する油の平均粒径が
30μm以下であると、外観上、液面の虹色光沢が観察
されない程度に液面の油が乳化されてしまっていた。上
記実施例5〜7及び比較例6はまた、海洋面を模擬する
ものである。凪いだ海洋面は穏やかな波浪があるのであ
るから、上記水槽のような静置水面における油でさえ乳
化されてしまうことから、この発明に係る自己攪拌型流
出油処理剤は、波浪面に流出した油を撹拌することなく
乳化することができることが、わかった。
30μm以下であると、外観上、液面の虹色光沢が観察
されない程度に液面の油が乳化されてしまっていた。上
記実施例5〜7及び比較例6はまた、海洋面を模擬する
ものである。凪いだ海洋面は穏やかな波浪があるのであ
るから、上記水槽のような静置水面における油でさえ乳
化されてしまうことから、この発明に係る自己攪拌型流
出油処理剤は、波浪面に流出した油を撹拌することなく
乳化することができることが、わかった。
【0043】
【発明の効果】この発明によると、前記従来の問題を解
決することができる。この発明によると、容易に量産す
ることができ、また、取扱いに便利な自己攪拌型流出油
処理剤を提供することができる。この発明によると、機
械的撹拌を特に必要とせず、少量の使用でも流出油を短
時間で効率よく分散し、乳化させることができる自己攪
拌型流出油処理剤を提供することができる。この発明に
よると、流出油がム−ス化等していても確実に分散処理
可能な自己攪拌型流出油処理剤を提供することができ
る。この発明によると、特に海洋に流出した油の分散処
理に好適な自己攪拌型流出油処理剤を提供することがで
きる。
決することができる。この発明によると、容易に量産す
ることができ、また、取扱いに便利な自己攪拌型流出油
処理剤を提供することができる。この発明によると、機
械的撹拌を特に必要とせず、少量の使用でも流出油を短
時間で効率よく分散し、乳化させることができる自己攪
拌型流出油処理剤を提供することができる。この発明に
よると、流出油がム−ス化等していても確実に分散処理
可能な自己攪拌型流出油処理剤を提供することができ
る。この発明によると、特に海洋に流出した油の分散処
理に好適な自己攪拌型流出油処理剤を提供することがで
きる。
【図1】図1は、改良円筒型分液ロ−トを示す説明図で
ある。
ある。
1…改良円筒型分液ロ−ト、2…液収容筒体、3…滴下
管、4…コック、5…中央液導入口、6…栓頭、7…端
部液導入口、8…栓頭。
管、4…コック、5…中央液導入口、6…栓頭、7…端
部液導入口、8…栓頭。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 秀 神奈川県横浜市金沢区釜利谷西1−1−4 東建ハイツ801 Fターム(参考) 4D077 AA07 AB09 AB20 AC01 BA04 BA07 BA15 DD08Y DD32Y DD36Y DE02Y DE07Y DE08Y DE09Y DE13Y
Claims (5)
- 【請求項1】HLBが9〜13である非イオン系界面活
性剤(A)と炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリコ−
ルエ−テル系溶剤(C)とを含んでなることを特徴とす
る自己攪拌型流出油処理剤。 - 【請求項2】前記非イオン系界面活性剤(A)が、ポリ
オキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリエチレングリコ−ル脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油からなる群より選択される少なくとも一種である請
求項1に記載の自己攪拌型流出油処理剤。 - 【請求項3】前記炭化水素系溶剤(B)が、パラフィン
系溶剤、ナフテン系溶剤、スピンドル油、n−デカン、
灯油及び軽油からなる群より選択される少なくとも一種
である請求項1と2とのいずれかに記載の自己攪拌型流
出油処理剤。 - 【請求項4】前記炭化水素系溶剤(B)と水溶性のグリ
コ−ルエ−テル系溶剤(C)との重量比((B):
(C))が、90:10〜10:90である請求項1か
ら3のいずれか1項に記載の自己攪拌型流出油処理剤。 - 【請求項5】前記炭化水素系溶剤(B)及び水溶性のグ
リコ−ルエ−テル系溶剤(C)の合計30〜80重量%
と、非イオン系界面活性剤(A)の20〜70重量%と
を含有してなる請求項1から4のいずれか1項に記載の
自己攪拌型流出油処理剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000029142A JP2001220574A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自己攪拌型流出油処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000029142A JP2001220574A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自己攪拌型流出油処理剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001220574A true JP2001220574A (ja) | 2001-08-14 |
Family
ID=18554446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000029142A Pending JP2001220574A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自己攪拌型流出油処理剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001220574A (ja) |
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- 2000-02-07 JP JP2000029142A patent/JP2001220574A/ja active Pending
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