JP2001208150A - プランジャの係止機構、係止解除機構等を備えたラチェット式テンショナ - Google Patents
プランジャの係止機構、係止解除機構等を備えたラチェット式テンショナInfo
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Abstract
ャに刻設されているラチェット歯とラチェット爪とを係
合させてプランジャを係止保持したり、係合を外して係
止解除状態にできるようにすること。 【解決手段】 ラチェット爪体4のピン当接部4Cとピ
ン部材嵌入孔8の周縁とで形成される一方の隙間8Aに
ピン部材を差し込むことによりラチェット爪体を回動さ
せ、ラチェット爪とラチェット歯とを係合させてプラン
ジャを係止固定すると共に、他方の隙間8Bにピン部材
を差し込むことによりラチェット爪体を前記と反対方向
に回動させ、ラチェット爪とラチェット歯との係合を外
してプランジャの係止を解除する。
Description
のタイミングベルト、タイミングチェーン等に適正な張
力を付与するために用いられるラチェット式テンショナ
に関し、特に、プランジャの係止機構、係止解除機構等
を備えたラチェット式テンショナに関する。
フトとの間で回転を伝達するタイミングベルトまたはタ
イミングチェーンの走行時に生じる振動を抑止し、か
つ、適正な張力を維持するために、ラチェット式テンシ
ョナが広く採用されている。このラチェット式テンショ
ナは、テンショナのハウジングから突出するプランジャ
がエンジン本体側に揺動自在に軸支されているテンショ
ナレバーの揺動端近傍の背面を押圧することにより、テ
ンショナレバーのシュー面がチェーンの弛み側に摺動接
触して張力を付加する構成となっている(特公平3−8
415号公報、特開平10−2386号公報、特開平1
1−344086号公報等参照。)。
31が示され、ラチェット式テンショナ31は、テンシ
ョナのハウジング32内に、一方の端部33Aがプラン
ジャ用ばね36により付勢されて前面から外部に出没自
在に突出するように設けられたプランジャ33と、ハウ
ジング32に設けられたラチェット爪体の軸34Aによ
り揺動自在に軸支されたラチェット爪体34とを備えて
いる。このラチェット爪体34は、ハウジング32に両
側壁32C、32Dで形成された凹溝32E内に収納さ
れると共にラチェット爪体用ばね38で付勢されてい
る。そして、ラチェット爪体34に形成されたラチェッ
ト爪34Bをプランジャ外周一側面に刻設されたラチェ
ット歯33Bに係合させてプランジャ33の後退変位を
阻止するようにしたものである。
ルの流動抵抗を利用した緩衝機構を組み込んだもので、
ラチェット歯33Bとラチェット爪34Bとの間にバッ
クラッシュを持たせ、プランジャ33内部にチェックバ
ルブ機構35を介してエンジンに連動する外部のオイル
ポンプからオイルを導入し(図示略)、プランジャ33
がテンショナレバーから衝撃を受けたときに、ラチェッ
ト歯33Bとラチェット爪34Bとが係合した状態で、
前記バックラッシュの範囲内でプランジャ33がプラン
ジャ用ばね36の付勢力に抗して後退し、この際チェッ
クバルブ機構35が閉じてプランジャ33内のオイル
を、プランジャ33の外周面とハウジング32のプラン
ジャ収容穴内周面との間からリークさせて衝撃力を緩衝
する構造となっている。なお、図6,図7における32
Bはラチェット式テンショナ31をエンジン躯体に取り
付けるための取付孔である。
は、ハウジング32の外側に突出したラチェット爪体の
軸34Aの端部に固着されたプレート37を備えてお
り、このラチェット式テンショナ31を出荷したり、エ
ンジンに取り付ける場合は、ラチェット歯33Bとラチ
ェット爪34Bとが係合した状態で、図8,図9に示さ
れるように、ストッパーピン39を外部プレート37の
ピン挿入孔37Aに差し込み、ストッパーピン39をハ
ウジング32の外壁端面32Aに当接させて、プランジ
ャ33がハウジング32から飛び出さないように保持し
ている。この場合、ラチェット式テンショナ31をエン
ジンに取り付けた後、ストッパーピン39を取り外し運
転状態とするものである。
どに、プランジャ33が飛び出さないように保持する他
の手段としては、図10,図11に示されているよう
に、外部プレート37の回動によりラチェット爪体34
を回動して、ラチェット歯33Bとラチェット爪34B
とを係合させ、外部プレート37のピン挿入孔37Aと
ハウジング32に穿設したストッパー孔32Cとにスト
ッパーピン39を差し込むことも行われている。
ナは、エンジンの修理をするとき、あるいはチェーンを
取り外したり、取り付けたりするとき、突出していたプ
ランジャ33を引っ込める必要がある。ところが、従来
のラチェット式テンショナは、外部プレート37を回動
してラチェット爪体34を回動することにより、ワンウ
ェイ機構として機能しているプランジャ33の係止を外
すことはできるが、外した状態を保持しておく機構を備
えていなかったので、プランジャ33をハウジング内に
簡単に押し込むことができず、チェーンを取り外した
り、取り付けたりする作業を簡単に行うことができない
という問題点があった。また、エンジンのサービスホー
ルなどの小さい窓孔からドライバを差し入れて外部プレ
ートを回動させることが難しく、プランジャの係止解除
状態を保持しておくことができないという問題点があっ
た。さらに、ラチェット爪体に固定されているラチェッ
ト軸に別部材である外部プレートを取り付けるため、余
計な部品を必要とするという問題点があった。
術の問題点を解消し、ラチェット式テンショナにおい
て、ラチェット爪体を一方向に回動させ、プランジャに
刻設されているラチェット歯とラチェット爪とを係合さ
せてプランジャを係止保持できるようにすること、ある
いは、ラチェット爪体を他方向に回動させ、プランジャ
に刻設されているラチェット歯とラチェット爪との係合
を外し、プランジャの係止解除を容易に行うことができ
ると共に、プランジャの係止解除状態を容易に保持する
ことができるようにすること、あるいは、ラチェット爪
体を一方向あるいは他方向に回動させ、プランジャに刻
設されているラチェット歯とラチェット爪とを係合させ
てプランジャを係止保持でき、ラチェット爪体を他方向
に回動させ、プランジャに刻設されているラチェット歯
とラチェット爪との係合を外し、プランジャの係止解除
を容易に行うことができると共に、プランジャの係止解
除状態を容易に保持することができるようにすることを
目的とする。
に、第1の本発明は、テンショナのハウジング内に、ば
ね付勢されて外部に突出するように設けられたプランジ
ャと、ハウジングに設けられた軸により揺動可能に軸支
されたラチェット爪体とを備え、ばね付勢されたラチェ
ット爪体に形成されたラチェット爪をプランジャ外周面
に刻設したラチェット歯に係合させてプランジャの後退
変位を阻止するようにしたラチェット式テンショナであ
って、ラチェット爪体には、後端部に形成されたピン当
接部と前端部に形成されたラチェット爪とが設けられ、
ハウジングのラチェット爪体が収納される凹溝の側壁に
ピン当接部と略々対峙してピン部材嵌入孔が穿設され、
ラチェット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周縁と
で形成される下方の隙間にピン部材を差し込むことによ
りラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェッ
ト歯とを係合させてプランジャを係止固定するプランジ
ャ係止機構を備えたラチェット式テンショナである。
内に、ばね付勢されて外部に突出するように設けられた
プランジャと、ハウジングに設けられた軸により揺動可
能に軸支されたラチェット爪体とを備え、ばね付勢され
たラチェット爪体に形成されたラチェット爪をプランジ
ャ外周面に刻設したラチェット歯に係合させてプランジ
ャの後退変位を阻止するようにしたラチェット式テンシ
ョナであって、ラチェット爪体には、後端部に形成され
たピン当接部と前端部に形成されたラチェット爪とが設
けられ、ラチェット爪体のピン当接部と嵌入孔の周縁と
で形成される上方の隙間にピン部材を差し込むことによ
りラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェッ
ト歯との係合を外してプランジャの係止を解除するプラ
ンジャの係止解除機構を備えたラチェット式テンショナ
である。
内に、ばね付勢されて外部に突出するように設けられた
プランジャと、ハウジングに設けられた軸により揺動可
能に軸支されたラチェット爪体とを備え、ばね付勢され
たラチェット爪体に形成されたラチェット爪をプランジ
ャ外周面に刻設したラチェット歯に係合させてプランジ
ャの後退変位を阻止するようにしたラチェット式テンシ
ョナであって、ラチェット爪体には、後端部に形成され
たピン当接部と前端部に形成されたラチェット爪とが設
けられ、ハウジングのラチェット爪体が収納される凹溝
の側壁にピン当接部と略々対峙してピン部材嵌入孔が穿
設され、ラチェット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔
の周縁とで形成される一方の隙間にピン部材を差し込む
ことによりラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪と
ラチェット歯とを係合させてプランジャを係止固定する
と共に、他方の隙間にピン部材を差し込むことによりラ
チェット爪体を前記と反対方向に回動させ、ラチェット
爪とラチェット歯との係合を外してプランジャの係止を
解除するプランジャ係止機構及び係止解除機構を備えた
ラチェット式テンショナである。ここで、ピン部材と
は、例えば、円錐形のピン、丸棒状のピン、ドライバー
の先端部(マイナスまたはプラス)、千枚通しのような
ものなどである。
は、プランジャの係止機構を備えた第1の本発明の場合
は、ラチェット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周
縁とで形成される下方の隙間にピン部材を差し込むこと
によりラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチ
ェット歯とを係合させてプランジャを係止固定すると、
プランジャはハウジングから突出しないようになる。プ
ランジャの係止解除機構を備えた第2の本発明の場合
は、ラチェット爪体のピン当接部と嵌入孔の周縁とで形
成される上方の隙間にピン部材を差し込むことによりラ
チェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェット歯
との係合を外してプランジャの係止を解除すると、プラ
ンジャを自由にハウジングから出没させられるようにな
って、プランジャをハウジング内にプランジャばねに抗
して簡単に押し込めるようになる。また、プランジャの
係止機構及び係止解除機構を備えた第3の本発明の場合
は、ラチェット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周
縁とで形成される一方の隙間にピン部材を差し込むこと
によりラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチ
ェット歯とを係合させてプランジャを係止固定すると、
プランジャはハウジングから突出しないようになると共
に、他方の隙間にピン部材を差し込むことによりラチェ
ット爪体を前記と反対方向に回動させ、ラチェット爪と
ラチェット歯との係合を外してプランジャの係止を解除
すると、プランジャが自由状態になって、ハウジング内
にプランジャばねに抗して簡単に押し込めるようにな
り、プランジャを押し込めた状態で、再び前記係止機構
により、ラチェット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔
の周縁とで形成される下方の隙間にピン部材を差し込ん
でラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェッ
ト歯とを係合させてプランジャを係止固定すると、プラ
ンジャはハウジングから突出しないようになり、修理な
どの場合、チェーンをたるませてその着脱が容易に行え
るようになる。
基づき図1〜図4を参照して説明する。ラチェット式テ
ンショナ1は、テンショナのハウジング2内に、一方の
端部3Aがプランジャ用ばね6により付勢されて前面か
ら外部に出没自在に突出するように設けられたプランジ
ャ3と、ハウジング2に設けられた軸4Aにより揺動自
在に軸支されると共にラチェット爪体用ばね7で付勢さ
れたラチェット爪体4とを備えている。そして、ラチェ
ット爪体4に形成されたラチェット爪4Bをプランジャ
外周一側面に刻設されたラチェット歯3Bに係合させて
プランジャ3の後退変位を阻止するようにしたものであ
る。
の流動抵抗を利用した緩衝機構を組み込んだもので、ラ
チェット歯3Bとラチェット爪4Bとの間にバックラッ
シュを持たせ、プランジャ3内部にチェックバルブ機構
5を介してエンジンに連動する外部のオイルポンプから
オイルを導入し(図示略)、プランジャ3がテンショナ
レバーから衝撃を受けたときに、ラチェット歯3Bとラ
チェット爪4Bとが係合した状態で、前記バックラッシ
ュの範囲内でプランジャ3がプランジャ用ばね6の付勢
力に抗して後退し、この際チェックバルブ機構5が閉じ
てプランジャ3内のオイルを、プランジャ3の外周面と
ハウジング2のプランジャ収容穴内周面との間からリー
クさせて衝撃力を緩衝する構造となっている。また、ベ
ルト、チェーン等が運転中に伸びると、プランジャ3が
プランジャ用ばね6により突出するとともにオイルが外
部から供給され、同時にプランジャ3のラチェット歯3
とラチェット爪4との係合が1歯分ずれて常にプランジ
ャ3はベルト、チェーン等に追随して、ワンウェイ機構
として機能するようになっている。
係止機構及び係止解除機構を備えたものである。プラン
ジャの係止機構及び係止解除機構は、ラチェット爪体4
の後端部にピン当接部として形成された突出レバー4C
と、ラチェット爪体4が収納されるハウジング2の凹溝
の両側壁2A,2Bに、突出レバー4Cと略々対峙して
穿設されたピン部材嵌入孔8とで構成される。このピン
部材間入孔8は、凹溝の両側壁2A,2Bのうちの一方
側壁、例えば側壁2Bに貫通して穿設されていればよい
が、両側壁に貫通して穿設されていてもよい。また、以
降に詳述するが、ピン部材嵌入孔8に、図3に示される
ように、ピン部材9、例えば、円錐形のピン、丸棒状の
ピン、ドライバーの先端部(マイナスまたはプラス)、
千枚通しのようなものなどを差し込んで、ラチェット爪
体4を回動させて、ラチェット歯3Bとラチェット爪4
Bとを係合させ、あるいは係合を外して、プランジャ3
を係止固定したり、あるいはプランジャ3の係止固定を
解除、開放させるものである。なお、図1,図2におけ
る2Cはラチェット式テンショナ1をエンジンに取り付
けるための取付孔である。
使用されている状態(運転時スタイル)を示すもので、
ピン部材9が外されて、ラチェット爪体4がラチェット
機構として機能している状態で、プランジャ用ばね6で
ばね付勢されているプランジャ3がチェーンの伸びに追
随して突出して行く。すなわち、運転中ベルト、チェー
ン等の伸びにより、プランジャ3がプランジャ用ばね6
により突出するとともにオイルが外部から供給され、同
時にプランジャ3のラチェット歯3Bとラチェット爪4
Bとの係合が1歯分ずれて常にプランジャ3はベルト、
チェーン等に追随して、プランジャ3はハウジング2の
外方に突出して行く。
れ、ラチェット式テンショナ1の出荷時、エンジンへの
取り付け時にプランジャ3が押し込まれて係止された状
態(出荷時スタイル)を示すものである。この場合、ピ
ン部材嵌入孔8の内周縁とラチェット爪体4の突出レバ
ー4Cとの間に形成された下方の隙間8Aにピン部材9
が差し込まれ、ラチェット爪体4が矢印R方向に回動
し、ラチェット爪4Bとプランジャ3に刻設されたラチ
ェット歯3Bとが係合し、プランジャ3は係止状態で固
定される。
もので、エンジンの修理時、あるいはチェーンの着脱時
に、突出していたプランジャ3の押し込みが可能となる
ようにした状態(係止解除スタイル)を示すものであ
り、ラチェット式テンショナ1が図1に示される運転状
態にあってプランジャ3が突出した状態にある場合、ハ
ウジング2のピン部材嵌入孔8の内周縁とラチェット爪
体4の突出レバー4Cとの間に形成された上方の隙間8
Bにピン部材9を差し込むと、ラチェット爪体4が矢印
L方向に回動し、ラチェット爪体4に形成されている2
つのラチェット爪4Bとプランジャ3に刻設されたラチ
ェット歯3Bとの係合が同時に外れる。この場合、円錐
形のピン部材を差し込んだり、あるいはドライバー先端
(マイナス)を差し込み回転させたりすると、係止解除
の操作が簡単にできる。このように、ラチェット爪4B
とプランジャ3に刻設されたラチェット歯3Bとの係合
を外すと、プランジャ3はプランジャ用ばね6により突
出するが、器具、手動等によりハウジング2内に押し込
まれるようになる。ここで、プランジャ3をハウジング
2内に押し込んだ状態でピン部材9を外し、次いで図4
に示されるように、再びピン部材9をピン部材嵌入孔8
の内周縁とラチェット爪体4の突出レバー4Cとの間に
形成された下方の隙間8Aにピン部材9が差し込むと、
プランジャ3は係止状態で固定され、ラチェット式テン
ショナ1は前記出荷時スタイルとなる。
テンショナ1は、プランジャの係止機構を備えているこ
とにより、ピン部材嵌入孔8の内周縁とラチェット爪体
4の突出レバー4Cとの間に形成された下方の隙間8A
にピン部材9が差し込むという簡単な操作で、ラチェッ
ト爪4Bとプランジャ3に刻設されたラチェット歯3B
とを係合させることができ、プランジャ3を係止状態で
保持することができる。また、プランジャの係止解除機
構を備えていることにより、ピン部材嵌入孔8の内周縁
とラチェット爪体4の突出レバー4Cとの間に形成され
た上方の隙間8Bにピン部材9を差し込むという簡単な
操作で、ラチェット爪4Bとプランジャ3に刻設された
ラチェット歯3Bとの係合を外すことができ、プランジ
ャ3を係止解除状態で保持することができ、プランジャ
3をハウジング2内に押し込むことができるようにな
る。さらに、プランジャの係止機構及び係止解除機構を
備えていることにより、プランジャの係止及び係止解除
ができると共に、プランジャ3を係止解除した後、再び
ピン部材嵌入孔8の内周縁とラチェット爪体4の突出レ
バー4Cとの間に形成された下方の隙間8Aにピン部材
9を差し込むことにより、プランジャ3を係止状態で固
定することができ、修理時に、チェーンをたるませその
着脱作業を容易に行うことができる。
ショナとして給油式のラチェット式テンショナについて
説明したが、本発明は、これ以外にバックラッシュのな
いノーバックタイプのラチェット式テンショナにも適用
されるもので、要するに、ラチェット機構を備えたテン
ショナを対象とするものである。
機構を備えた第1の本発明は、ラチェット爪体のピン当
接部とピン部材嵌入孔の周縁とで形成される下方の隙間
にピン部材を差し込むことによりラチェット爪体を回動
させるようにしたので、ラチェット爪とラチェット歯と
を係合させてプランジャを係止固定することができ、プ
ランジャをハウジングから突出しないようにすることが
できる。また、プランジャの係止解除機構を備えた第2
の本発明は、ラチェット爪体のピン当接部とピン部材嵌
入孔の周縁とで形成される上方の隙間にピン部材を差し
込むことによりラチェット爪体を回動させ、前後に2つ
あるラチェット爪とラチェット歯との係合を外してプラ
ンジャの係止を解除するようにしたので、プランジャを
自由にハウジングから出没させられるようになって、プ
ランジャをハウジング内にプランジャばねに抗して簡単
に押し込むことができる。この場合、エンジンのサービ
スホールなどの小さい窓孔からドライバを差し入れて、
ピン部材嵌入孔にピン部材を差し込むだけで、ラチェッ
ト爪体を回動させることができる。
備えた第3の本発明は、ラチェット爪体のピン当接部と
ピン部材嵌入孔の周縁とで形成される一方の隙間にピン
部材を差し込むことによりラチェット爪体を回動させ、
ラチェット爪とラチェット歯とを係合させてプランジャ
を係止固定すると、プランジャはハウジングから突出し
ないようにすることができると共に、他方の隙間にピン
部材を差し込むことによりラチェット爪体を前記と反対
方向に回動させ、ラチェット爪とラチェット歯との係合
を外してプランジャの係止を解除すると、プランジャが
自由状態になって、ハウジング内にプランジャばねに抗
して簡単に押し込むことができるようになるので、プラ
ンジャを押し込めた状態でピン部材を外し、再び前記係
止機構により、ラチェット爪体のピン当接部とピン部材
嵌入孔の周縁とで形成される下方の隙間にピン部材を差
し込んでラチェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラ
チェット歯とを係合させてプランジャを係止固定するこ
とができ、プランジャをハウジングから突出しないよう
にすることができる。このようにすることにより、修理
などの場合、チェーンをたるませてその着脱を容易に行
うことができる。
ット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周縁とで形成
される一方の隙間あるいは他方の隙間にピン部材を差し
込むという簡単な操作で、ラチェットの回動によりラチ
ェット爪とラチェット歯とを係合させたり、その係合を
外すことができるので、エンジンのサービスホールなど
の小さい窓孔からドライバなどを差し入れることによ
り、プランジャの係止、係止解除及びその保持を容易に
行うことができ、エンジンの整備性を向上させることが
できる。その上、従来のラチェット式テンショナをその
まま使用し、別部材である外部プレートを省略すること
ができるので、コストアップの阻止を図ることができる
と共に、エンジン内に占めるスペースを小さくでき、部
品点数の増加を行うことなくプランジャの係止機構及び
係止解除機構を備えたラチェット式テンショナとするこ
とができる。
面図である。
る。
る。
ナの正面図である。
ショナの正面図である。
斜視図である。
る。
ナの側面図である。
の正面図である。
断面側面図である。
ナの正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 テンショナのハウジング内に、ばね付勢
されて外部に突出するように設けられたプランジャと、
ハウジングに設けられた軸により揺動可能に軸支された
ラチェット爪体とを備え、ばね付勢されたラチェット爪
体に形成されたラチェット爪をプランジャ外周面に刻設
したラチェット歯に係合させてプランジャの後退変位を
阻止するようにしたラチェット式テンショナであって、 ラチェット爪体には、後端部に形成されたピン当接部と
前端部に形成されたラチェット爪とが設けられ、ハウジ
ングのラチェット爪体が収納される凹溝の側壁にピン当
接部と略々対峙してピン部材嵌入孔が穿設され、ラチェ
ット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周縁とで形成
される下方の隙間にピン部材を差し込むことによりラチ
ェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェット歯と
を係合させてプランジャを係止固定することを特徴とす
るプランジャ係止機構を備えたラチェット式テンショ
ナ。 - 【請求項2】 テンショナのハウジング内に、ばね付勢
されて外部に突出するように設けられたプランジャと、
ハウジングに設けられた軸により揺動可能に軸支された
ラチェット爪体とを備え、ばね付勢されたラチェット爪
体に形成されたラチェット爪をプランジャ外周面に刻設
したラチェット歯に係合させてプランジャの後退変位を
阻止するようにしたラチェット式テンショナであって、 ラチェット爪体には、後端部に形成されたピン当接部と
前端部に形成されたラチェット爪とが設けられ、ラチェ
ット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周縁とで形成
される上方の隙間にピン部材を差し込むことによりラチ
ェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェット歯と
の係合を外してプランジャの係止を解除することを特徴
とするプランジャの係止解除機構を備えたラチェット式
テンショナ。 - 【請求項3】 テンショナのハウジング内に、ばね付勢
されて外部に突出するように設けられたプランジャと、
ハウジングに設けられた軸により揺動可能に軸支された
ラチェット爪体とを備え、ばね付勢されたラチェット爪
体に形成されたラチェット爪をプランジャ外周面に刻設
したラチェット歯に係合させてプランジャの後退変位を
阻止するようにしたラチェット式テンショナであって、 ラチェット爪体には、後端部に形成されたピン当接部と
前端部に形成されたラチェット爪とが設けられ、ハウジ
ングのラチェット爪体が収納される凹溝の側壁にピン当
接部と略々対峙してピン部材嵌入孔が穿設され、ラチェ
ット爪体のピン当接部とピン部材嵌入孔の周縁とで形成
される一方の隙間にピン部材を差し込むことによりラチ
ェット爪体を回動させ、ラチェット爪とラチェット歯と
を係合させてプランジャを係止固定すると共に、他方の
隙間にピン部材を差し込むことによりラチェット爪体を
前記と反対方向に回動させ、ラチェット爪とラチェット
歯との係合を外してプランジャの係止を解除することを
特徴とするプランジャ係止機構及び係止解除機構を備え
たラチェット式テンショナ。
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