JP2001294385A - エレベーター用巻上機装置 - Google Patents
エレベーター用巻上機装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成であってかごの停止時の保持用制
動能力と、かごの非常停止時の非常用制動能力とを有す
るエレベーター用巻上機装置を得る。 【解決手段】 かごを吊持する主索を綱車に係合し、綱
車を駆動してかごを昇降させる巻上機1を設け、綱車に
連係した回転体3の回転を制動し、かご内の乗客に身体
的影響のない減速度によってかごの昇降を減速する徐行
制動機4を設ける。また、徐行制動機4の動作後に動作
して回転体3を制動し、停止したかごを保持する保持制
動機8を設ける。これにより、非常停止時等に先ず徐行
制動機4が動作してかごを減速し、次いで保持制動機8
が動作してかごを急減速せずに停止位置に保持する。こ
のため、徐行制動機4の特性が保持トルク条件に無関係
となり設計を容易化する。
動能力と、かごの非常停止時の非常用制動能力とを有す
るエレベーター用巻上機装置を得る。 【解決手段】 かごを吊持する主索を綱車に係合し、綱
車を駆動してかごを昇降させる巻上機1を設け、綱車に
連係した回転体3の回転を制動し、かご内の乗客に身体
的影響のない減速度によってかごの昇降を減速する徐行
制動機4を設ける。また、徐行制動機4の動作後に動作
して回転体3を制動し、停止したかごを保持する保持制
動機8を設ける。これにより、非常停止時等に先ず徐行
制動機4が動作してかごを減速し、次いで保持制動機8
が動作してかごを急減速せずに停止位置に保持する。こ
のため、徐行制動機4の特性が保持トルク条件に無関係
となり設計を容易化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、かごに係合され
た主索が巻掛けれた綱車を駆動し、かごを昇降させるエ
レベーター用巻上機装置に関する。
た主索が巻掛けれた綱車を駆動し、かごを昇降させるエ
レベーター用巻上機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーター用巻上機装置には、
エレベーターのかごを吊持した主索が係合された綱車が
装備される。そして、かごの停止時の保持用及びかごの
非常停止時の制動用を兼用した制動機が装備されて、主
索が係合された綱車に連係した回転体が制動される。こ
の制動機はかごの停止時の保持用としては、かごの定員
に対して余裕のある積載荷重に対してかごの昇降を阻止
できる制動力が要求される。また、かごの非常停止時の
制動用としては、かごの乗客に身体的影響のない減速度
によってかごの昇降を減速するように制動力が制限され
る。
エレベーターのかごを吊持した主索が係合された綱車が
装備される。そして、かごの停止時の保持用及びかごの
非常停止時の制動用を兼用した制動機が装備されて、主
索が係合された綱車に連係した回転体が制動される。こ
の制動機はかごの停止時の保持用としては、かごの定員
に対して余裕のある積載荷重に対してかごの昇降を阻止
できる制動力が要求される。また、かごの非常停止時の
制動用としては、かごの乗客に身体的影響のない減速度
によってかごの昇降を減速するように制動力が制限され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエレベーター用巻上機装置では、かごの停止時
の保持用制動能力と、かごの非常停止時の非常用制動能
力との相反する条件を満足することが要求される。この
ために、制動トルクの管理、保守を厳密に実施する必要
があるので費用が嵩むことになる。また、所要の保持用
制動能力を確保した上で、かごの軽量化や、巻上機の電
動機の小形化を進めた場合には、慣性負荷が減少するの
でかごの非常停止時の減速度が増すことになる。このた
め、巻上機の軽量小形化が困難になるという問題点があ
った。
た従来のエレベーター用巻上機装置では、かごの停止時
の保持用制動能力と、かごの非常停止時の非常用制動能
力との相反する条件を満足することが要求される。この
ために、制動トルクの管理、保守を厳密に実施する必要
があるので費用が嵩むことになる。また、所要の保持用
制動能力を確保した上で、かごの軽量化や、巻上機の電
動機の小形化を進めた場合には、慣性負荷が減少するの
でかごの非常停止時の減速度が増すことになる。このた
め、巻上機の軽量小形化が困難になるという問題点があ
った。
【0004】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、簡易な構成であって所要のかご
の停止時の保持用制動能力及びかごの非常停止時の非常
用制動能力とを有するエレベーター用巻上機装置を得る
ことを目的とする。
になされたものであり、簡易な構成であって所要のかご
の停止時の保持用制動能力及びかごの非常停止時の非常
用制動能力とを有するエレベーター用巻上機装置を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター用巻上機装置においては、エレベーターのかごを吊
持する主索が係合された綱車を駆動し、この綱車を介し
てかごを昇降させる巻上機と、要時に動作して綱車に連
係する回転体の回転を制動し、かご内の乗客に身体的影
響のない減速度によってかごの昇降を減速する徐行制動
機と、この徐行制動機の動作後に動作して回転体の回転
を制動し、停止したかごを保持する保持制動機とが設け
られる。
ター用巻上機装置においては、エレベーターのかごを吊
持する主索が係合された綱車を駆動し、この綱車を介し
てかごを昇降させる巻上機と、要時に動作して綱車に連
係する回転体の回転を制動し、かご内の乗客に身体的影
響のない減速度によってかごの昇降を減速する徐行制動
機と、この徐行制動機の動作後に動作して回転体の回転
を制動し、停止したかごを保持する保持制動機とが設け
られる。
【0006】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機装置においては、徐行制動機及び保持制動機のそれぞ
れに設けられたアーマチャの質量及びコイルばねのばね
定数が互いに異なる値に製作され、動作時における機械
的時定数の差異によって徐行制動機の動作後に保持制動
機が動作する。
機装置においては、徐行制動機及び保持制動機のそれぞ
れに設けられたアーマチャの質量及びコイルばねのばね
定数が互いに異なる値に製作され、動作時における機械
的時定数の差異によって徐行制動機の動作後に保持制動
機が動作する。
【0007】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機装置においては、限時動作装置を介して保持制動機に
接続されて、徐行制動機の動作後に保持制動機を動作さ
せる制御装置が設けられる。
機装置においては、限時動作装置を介して保持制動機に
接続されて、徐行制動機の動作後に保持制動機を動作さ
せる制御装置が設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図5は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は巻上機の
側面図、図2は図1の巻上機の右端側を拡大して示す斜
視図、図3は図1の要部右側面図、図4は図3の要部拡
大縦断面図。図5は図1の巻上機の制動機の動作状態を
示すグラフである。図において、1は巻上機、2は巻上
機1の出力軸に固定された綱車であり、図示が省略して
あるがエレベーターのかごを吊持した主索が巻掛けられ
る。
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は巻上機の
側面図、図2は図1の巻上機の右端側を拡大して示す斜
視図、図3は図1の要部右側面図、図4は図3の要部拡
大縦断面図。図5は図1の巻上機の制動機の動作状態を
示すグラフである。図において、1は巻上機、2は巻上
機1の出力軸に固定された綱車であり、図示が省略して
あるがエレベーターのかごを吊持した主索が巻掛けられ
る。
【0009】3は巻上機1の基体に設けられて綱車2に
連係して装備されたブレーキディスクからなる回転体、
4は巻上機1の基体に装着された徐行制動機で、アーマ
チャ5、コイルばね6及び電磁コイル7が設けられて、
回転体3の縁部に対応する位置に配置されている。8は
保持制動機で、巻上機1の基体に装着されて徐行制動機
4の配置位置における同心円上に回転体3の縁部に対応
して配置され、図示が省略してあるが徐行制動機4と同
様にアーマチャ、コイルばね及び電磁コイルが設けられ
ている。
連係して装備されたブレーキディスクからなる回転体、
4は巻上機1の基体に装着された徐行制動機で、アーマ
チャ5、コイルばね6及び電磁コイル7が設けられて、
回転体3の縁部に対応する位置に配置されている。8は
保持制動機で、巻上機1の基体に装着されて徐行制動機
4の配置位置における同心円上に回転体3の縁部に対応
して配置され、図示が省略してあるが徐行制動機4と同
様にアーマチャ、コイルばね及び電磁コイルが設けられ
ている。
【0010】上記のように構成されたエレベーター用巻
上機装置において、徐行制動機4と保持制動機8は両者
はアーマチャ5の質量、コイルばね6のばね定数の値
が、互いに異なるように製作されて動作時の機械的時定
数に差異が形成される。そして、かごの非常停止時等で
あって上記両者の電磁コイル7への励磁電圧が同時に零
になった場合に、先ず徐行制動機4が動作して回転体3
を制動する。これにより、かごは直ちに減速を開始す
る。
上機装置において、徐行制動機4と保持制動機8は両者
はアーマチャ5の質量、コイルばね6のばね定数の値
が、互いに異なるように製作されて動作時の機械的時定
数に差異が形成される。そして、かごの非常停止時等で
あって上記両者の電磁コイル7への励磁電圧が同時に零
になった場合に、先ず徐行制動機4が動作して回転体3
を制動する。これにより、かごは直ちに減速を開始す
る。
【0011】このときに、徐行制動機4の制動トルクは
かごに急激な減速度が作用しない値、すなわちかご内の
乗客に身体的影響のない減速度に対応した値に設定され
ているので、かご内の乗客に身体的影響を及ぼす不具合
が発生することはない。次いで、徐行制動機4の動作後
に図5に示すように保持制動機8が動作して回転体3を
制動してかごをさらに減速させる。しかし、このときに
はかごが低速で昇降するか又は停止状態であるので、保
持制動機8の動作によりかごに急激な減速が発生するこ
とはない。
かごに急激な減速度が作用しない値、すなわちかご内の
乗客に身体的影響のない減速度に対応した値に設定され
ているので、かご内の乗客に身体的影響を及ぼす不具合
が発生することはない。次いで、徐行制動機4の動作後
に図5に示すように保持制動機8が動作して回転体3を
制動してかごをさらに減速させる。しかし、このときに
はかごが低速で昇降するか又は停止状態であるので、保
持制動機8の動作によりかごに急激な減速が発生するこ
とはない。
【0012】そして、停止したかごが上記両者を合計し
たトルクによって停止位置に保持される。このため、か
ごの停止位置保持に対して所要の保持安全率を容易に確
保することができる。なお、かごの非常停止時にかごに
作用する減速度は徐行制動機4の制動トルクに依存す
る。しかし、図1〜図5の実施の形態の構成において
は、徐行制動機4の作動特性を停止位置保持トルクの条
件に対して無関係に設定することができる。このため、
徐行制動機4の制動トルク値を湿度等に起因する差異発
生を見込んだ余裕のある値に設定することができる。
たトルクによって停止位置に保持される。このため、か
ごの停止位置保持に対して所要の保持安全率を容易に確
保することができる。なお、かごの非常停止時にかごに
作用する減速度は徐行制動機4の制動トルクに依存す
る。しかし、図1〜図5の実施の形態の構成において
は、徐行制動機4の作動特性を停止位置保持トルクの条
件に対して無関係に設定することができる。このため、
徐行制動機4の制動トルク値を湿度等に起因する差異発
生を見込んだ余裕のある値に設定することができる。
【0013】また、保持制動機8は非常停止時にかごに
作用する減速度に関わらず、、かご停止に対して徐行制
動機4において不足する保持トルクを補ったり、また単
独でかご停止の所要の保持トルクが得られるように設計
したりすることができる。このため、設計の高い自由度
が得られて容易に製作することができる。
作用する減速度に関わらず、、かご停止に対して徐行制
動機4において不足する保持トルクを補ったり、また単
独でかご停止の所要の保持トルクが得られるように設計
したりすることができる。このため、設計の高い自由度
が得られて容易に製作することができる。
【0014】さらに、一つの制動機により徐行制動と保
持制動の動作を兼用した場合は、摩擦係数、摩擦材の磨
耗、制動作用による発熱等、条件の厳しい制動仕様によ
って設計されるので制動機が大形化する。しかし、徐行
制動機4と保持制動機8の両者が設けられることによっ
て制動負荷が分散して、また上記両者のそれぞれを小形
化することができ容易にレイアウトすることができる。
したがって、容易に巻上機を軽量小形化することができ
る。
持制動の動作を兼用した場合は、摩擦係数、摩擦材の磨
耗、制動作用による発熱等、条件の厳しい制動仕様によ
って設計されるので制動機が大形化する。しかし、徐行
制動機4と保持制動機8の両者が設けられることによっ
て制動負荷が分散して、また上記両者のそれぞれを小形
化することができ容易にレイアウトすることができる。
したがって、容易に巻上機を軽量小形化することができ
る。
【0015】実施の形態2.図6は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、エレベーター用巻上機装置
の電気的機器の接続を概念的に示す要部電気回路図であ
る。なお、図6の他は前述の図1〜図5と同様にエレベ
ーター用巻上機装置が構成されている。図において、図
1〜図5と同符号は相当部分を示し、9はエレベーター
の制御装置で、限時動作装置10を介して保持制動機8
に接続されている。
施の形態の一例を示す図で、エレベーター用巻上機装置
の電気的機器の接続を概念的に示す要部電気回路図であ
る。なお、図6の他は前述の図1〜図5と同様にエレベ
ーター用巻上機装置が構成されている。図において、図
1〜図5と同符号は相当部分を示し、9はエレベーター
の制御装置で、限時動作装置10を介して保持制動機8
に接続されている。
【0016】上記のように構成されたエレベーター用巻
上機装置において、徐行制動機4と保持制動機8の両者
が、アーマチャ5の質量、コイルばね6のばね定数の値
を共にして、動作時の機械的時定数を同じに製作されて
いる。そして、かごの非常停止時等において制御装置9
の動作によって、先ず徐行制動機4が動作して回転体3
を制動し、また、限時動作装置10を介して徐行制動機
4の動作後に保持制動機8が動作して回転体3を制動す
る。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の
形態においても図1〜図5の実施の形態と同様な作用が
得られる。
上機装置において、徐行制動機4と保持制動機8の両者
が、アーマチャ5の質量、コイルばね6のばね定数の値
を共にして、動作時の機械的時定数を同じに製作されて
いる。そして、かごの非常停止時等において制御装置9
の動作によって、先ず徐行制動機4が動作して回転体3
を制動し、また、限時動作装置10を介して徐行制動機
4の動作後に保持制動機8が動作して回転体3を制動す
る。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の
形態においても図1〜図5の実施の形態と同様な作用が
得られる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、エレベ
ーターのかごを吊持する主索が係合された綱車を駆動
し、この綱車を介してかごを昇降させる巻上機と、要時
に動作して綱車に連係する回転体の回転を制動し、かご
内の乗客に身体的影響のない減速度によってかごの昇降
を減速する徐行制動機と、この徐行制動機の動作後に動
作して回転体の回転を制動し、停止したかごを保持する
保持制動機とを設けたものである。
ーターのかごを吊持する主索が係合された綱車を駆動
し、この綱車を介してかごを昇降させる巻上機と、要時
に動作して綱車に連係する回転体の回転を制動し、かご
内の乗客に身体的影響のない減速度によってかごの昇降
を減速する徐行制動機と、この徐行制動機の動作後に動
作して回転体の回転を制動し、停止したかごを保持する
保持制動機とを設けたものである。
【0018】これによって、かごの非常停止時等に先ず
徐行制動機が動作して回転体を制動してかごが減速す
る。このときに、徐行制動機の制動トルクがかご内の乗
客に身体的影響のない減速度に設定されているので、か
ご内の乗客に身体に影響する不具合が発生することはな
い。また、徐行制動機の作動特性を停止位置保持トルク
の条件に対して無関係に設定でき、徐行制動機の制動ト
ルク値を湿度等に起因する差異発生を見込んだ余裕のあ
る値に設定でき制動信頼性を向上する効果がある。ま
た、徐行制動機の動作後に保持制動機が動作して回転体
を制動し、停止状態のかごをさらに減速させる。したが
って、保持制動機の動作によりかごに急激な減速が発生
することはない。また、停止したかごが徐行制動機及び
保持制動機の合計トルクによって停止位置に保持され
る。このため、かごの停止位置に保持に対して所要の保
持力を容易に確保でき、かごの停止時の保持用制動能力
及びかごの非常停止時の非常用制動能力を有する巻上機
の制動機能を簡易な構成によって実現する効果がある。
徐行制動機が動作して回転体を制動してかごが減速す
る。このときに、徐行制動機の制動トルクがかご内の乗
客に身体的影響のない減速度に設定されているので、か
ご内の乗客に身体に影響する不具合が発生することはな
い。また、徐行制動機の作動特性を停止位置保持トルク
の条件に対して無関係に設定でき、徐行制動機の制動ト
ルク値を湿度等に起因する差異発生を見込んだ余裕のあ
る値に設定でき制動信頼性を向上する効果がある。ま
た、徐行制動機の動作後に保持制動機が動作して回転体
を制動し、停止状態のかごをさらに減速させる。したが
って、保持制動機の動作によりかごに急激な減速が発生
することはない。また、停止したかごが徐行制動機及び
保持制動機の合計トルクによって停止位置に保持され
る。このため、かごの停止位置に保持に対して所要の保
持力を容易に確保でき、かごの停止時の保持用制動能力
及びかごの非常停止時の非常用制動能力を有する巻上機
の制動機能を簡易な構成によって実現する効果がある。
【0019】また、この発明は以上説明したように、徐
行制動機及び保持制動機のそれぞれに設けられたアーマ
チャの質量及びコイルばねのばね定数が互いに異なる値
に製作され、動作時における機械的時定数の差異によっ
て徐行制動機の動作後に保持制動機が動作するものであ
る。
行制動機及び保持制動機のそれぞれに設けられたアーマ
チャの質量及びコイルばねのばね定数が互いに異なる値
に製作され、動作時における機械的時定数の差異によっ
て徐行制動機の動作後に保持制動機が動作するものであ
る。
【0020】これによって、かごの非常停止時等に動作
時における機械的時定数の差異により、先ず徐行制動機
が動作して回転体を制動してかごが減速する。このとき
に、徐行制動機の制動トルクがかご内の乗客に身体的影
響のない減速度に設定されているので、かご内の乗客に
身体に影響する不具合が発生することはない。また、徐
行制動機の作動特性を停止位置保持トルクの条件に対し
て無関係に設定でき、徐行制動機の制動トルク値を湿度
等に起因する差異発生を見込んだ余裕のある値に設定で
き制動信頼性を向上する効果がある。また、徐行制動機
の動作後に保持制動機が動作して回転体を制動し、停止
状態のかごをさらに減速させる。したがって、保持制動
機の動作によりかごに急激な減速が発生することはな
い。また、停止したかごが徐行制動機及び保持制動機の
合計トルクによって停止位置に保持される。このため、
かごの停止位置に保持に対して所要の保持力を容易に確
保でき、かごの停止時の保持用制動能力及びかごの非常
停止時の非常用制動能力を有する巻上機の制動機能を簡
易な構成によって実現する効果がある。
時における機械的時定数の差異により、先ず徐行制動機
が動作して回転体を制動してかごが減速する。このとき
に、徐行制動機の制動トルクがかご内の乗客に身体的影
響のない減速度に設定されているので、かご内の乗客に
身体に影響する不具合が発生することはない。また、徐
行制動機の作動特性を停止位置保持トルクの条件に対し
て無関係に設定でき、徐行制動機の制動トルク値を湿度
等に起因する差異発生を見込んだ余裕のある値に設定で
き制動信頼性を向上する効果がある。また、徐行制動機
の動作後に保持制動機が動作して回転体を制動し、停止
状態のかごをさらに減速させる。したがって、保持制動
機の動作によりかごに急激な減速が発生することはな
い。また、停止したかごが徐行制動機及び保持制動機の
合計トルクによって停止位置に保持される。このため、
かごの停止位置に保持に対して所要の保持力を容易に確
保でき、かごの停止時の保持用制動能力及びかごの非常
停止時の非常用制動能力を有する巻上機の制動機能を簡
易な構成によって実現する効果がある。
【0021】また、この発明は以上説明したように、限
時動作装置を介して保持制動機に接続されて、徐行制動
機の動作後に保持制動機を動作させる制御装置を設けた
ものである。
時動作装置を介して保持制動機に接続されて、徐行制動
機の動作後に保持制動機を動作させる制御装置を設けた
ものである。
【0022】これによって、かごの非常停止時等に制御
装置の動作により、先ず徐行制動機が動作して回転体を
制動してかごが減速する。このときに、徐行制動機の制
動トルクがかご内の乗客に身体的影響のない減速度に設
定されているので、かご内の乗客に身体に影響する不具
合が発生することはない。また、徐行制動機の作動特性
を停止位置保持トルクの条件に対して無関係に設定で
き、徐行制動機の制動トルク値を湿度等に起因する差異
発生を見込んだ余裕のある値に設定でき制動信頼性を向
上する効果がある。また、徐行制動機の動作後に保持制
動機が動作して回転体を制動し、停止状態のかごをさら
に減速させる。したがって、保持制動機の動作によりか
ごに急激な減速が発生することはない。また、停止した
かごが徐行制動機及び保持制動機の合計トルクによって
停止位置に保持される。このため、かごの停止位置に保
持に対して所要の保持力を容易に確保でき、かごの停止
時の保持用制動能力及びかごの非常停止時の非常用制動
能力を有する巻上機の制動機能を簡易な構成によって実
現する効果がある。
装置の動作により、先ず徐行制動機が動作して回転体を
制動してかごが減速する。このときに、徐行制動機の制
動トルクがかご内の乗客に身体的影響のない減速度に設
定されているので、かご内の乗客に身体に影響する不具
合が発生することはない。また、徐行制動機の作動特性
を停止位置保持トルクの条件に対して無関係に設定で
き、徐行制動機の制動トルク値を湿度等に起因する差異
発生を見込んだ余裕のある値に設定でき制動信頼性を向
上する効果がある。また、徐行制動機の動作後に保持制
動機が動作して回転体を制動し、停止状態のかごをさら
に減速させる。したがって、保持制動機の動作によりか
ごに急激な減速が発生することはない。また、停止した
かごが徐行制動機及び保持制動機の合計トルクによって
停止位置に保持される。このため、かごの停止位置に保
持に対して所要の保持力を容易に確保でき、かごの停止
時の保持用制動能力及びかごの非常停止時の非常用制動
能力を有する巻上機の制動機能を簡易な構成によって実
現する効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、巻上機
の側面図。
の側面図。
【図2】 図1の巻上機の右端側を拡大して示す斜視
図。
図。
【図3】 図1の要部右側面図。
【図4】 図3の要部拡大縦断面図。
【図5】 図1の巻上機の制動機の動作状態を示すグラ
フ。
フ。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す図で、エレベ
ーター用巻上機装置の電気的機器の接続を概念的に示す
要部電気回路図。
ーター用巻上機装置の電気的機器の接続を概念的に示す
要部電気回路図。
1 巻上機、2 綱車、3 回転体、4 徐行制動機、
5 アーマチャ、6コイルばね、8 保持制動機、9
制御装置、10 限時動作装置。
5 アーマチャ、6コイルばね、8 保持制動機、9
制御装置、10 限時動作装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 エレベーターのかごを吊持する主索が係
合された綱車を駆動し、この綱車を介して上記かごを昇
降させる巻上機と、要時に動作して上記綱車に連係する
回転体の回転を制動し、上記かご内の乗客に身体的影響
のない減速度によって上記かごの昇降を減速する徐行制
動機と、この徐行制動機の動作後に動作して上記回転体
の回転を制動し、停止した上記かごを保持する保持制動
機とを備えたエレベーター用巻上機装置。 - 【請求項2】 徐行制動機及び保持制動機の両者を、上
記両者のそれぞれに設けられたアーマチャの質量及びコ
イルばねのばね定数が互いに異なる値に製作され、動作
時における機械的時定数の差異によって上記徐行制動機
の動作後に上記保持制動機が動作するものとしたことを
特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機装置。 - 【請求項3】 限時動作装置を介して保持制動機に接続
されて、徐行制動機の動作後に保持制動機を動作させる
制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレ
ベーター用巻上機装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000107168A JP2001294385A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | エレベーター用巻上機装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000107168A JP2001294385A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | エレベーター用巻上機装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001294385A true JP2001294385A (ja) | 2001-10-23 |
Family
ID=18620197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000107168A Pending JP2001294385A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | エレベーター用巻上機装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001294385A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005145717A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Inventio Ag | 昇降機のための機関枠のない駆動ユニット |
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- 2000-04-07 JP JP2000107168A patent/JP2001294385A/ja active Pending
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