JP2001264188A - 半導体歪ゲージおよび半導体歪ゲージの製造方法 - Google Patents
半導体歪ゲージおよび半導体歪ゲージの製造方法Info
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- JP2001264188A JP2001264188A JP2000078726A JP2000078726A JP2001264188A JP 2001264188 A JP2001264188 A JP 2001264188A JP 2000078726 A JP2000078726 A JP 2000078726A JP 2000078726 A JP2000078726 A JP 2000078726A JP 2001264188 A JP2001264188 A JP 2001264188A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、センサ自体の機械強度が低く、加え
て出力の温度ドリフトが小さいことから、微小部材の歪
み計測に当たって従来の金属箔歪みゲージの代わりに適
用可能で、しかも、微小な歪みに対しても大きな出力を
得ることが可能な半導体歪みゲージおよびその製造方法
を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、複数の電極が設
けられた可撓性薄膜と、複数の電気素子が形成された半
導体基板とを有し、上記可撓性薄膜は上記半導体基板に
被着されており、上記複数の電極と上記複数の電気素子
とは電気的に接続されていることを特徴とする半導体歪
ゲージが提供される。
て出力の温度ドリフトが小さいことから、微小部材の歪
み計測に当たって従来の金属箔歪みゲージの代わりに適
用可能で、しかも、微小な歪みに対しても大きな出力を
得ることが可能な半導体歪みゲージおよびその製造方法
を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、複数の電極が設
けられた可撓性薄膜と、複数の電気素子が形成された半
導体基板とを有し、上記可撓性薄膜は上記半導体基板に
被着されており、上記複数の電極と上記複数の電気素子
とは電気的に接続されていることを特徴とする半導体歪
ゲージが提供される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体歪みゲージに
係り、特に、高性能の半導体歪みゲージおよび半導体歪
ゲージの製造方法に関する。
係り、特に、高性能の半導体歪みゲージおよび半導体歪
ゲージの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、歪み計測や、部材の歪み
を利用した応力計測には、歪みゲージが広く適用されて
いる。
を利用した応力計測には、歪みゲージが広く適用されて
いる。
【0003】一般の歪みゲージは、例えば、特開平6−
53523号公報に開示されているように、フォトリソ
グラフィー等の技術によって加工された、コンスタンタ
ンなどの抵抗温度係数の小さい金属薄膜を、可撓性を有
する樹脂などの薄膜で覆ったものである。
53523号公報に開示されているように、フォトリソ
グラフィー等の技術によって加工された、コンスタンタ
ンなどの抵抗温度係数の小さい金属薄膜を、可撓性を有
する樹脂などの薄膜で覆ったものである。
【0004】現在では、安価で均一性の高い歪みゲージ
が供給されているが、この種の歪みゲージは金属薄膜抵
抗の歪みによる抵抗値変化を計測するもので、微小な歪
みに対する出力が小さいといった問題がある。
が供給されているが、この種の歪みゲージは金属薄膜抵
抗の歪みによる抵抗値変化を計測するもので、微小な歪
みに対する出力が小さいといった問題がある。
【0005】これに対して、P型またはN型にドープさ
れたシリコンなどの半導体は、大きなピエゾ抵抗効果係
数を有することから、微小な歪みに対しても大きな出力
感度が得られるので、半導体歪みゲージとして実用化さ
れている。
れたシリコンなどの半導体は、大きなピエゾ抵抗効果係
数を有することから、微小な歪みに対しても大きな出力
感度が得られるので、半導体歪みゲージとして実用化さ
れている。
【0006】特に、特開平6−302831号公報に開
示されている方法にあっては、電気的な特性の安定した
単結晶シリコンを電気化学エッチングによって形成する
ことによって高感度の半導体歪みゲージを構成してい
る。
示されている方法にあっては、電気的な特性の安定した
単結晶シリコンを電気化学エッチングによって形成する
ことによって高感度の半導体歪みゲージを構成してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−302831号公報に開示された方法によ
る半導体歪みゲージは、センサ素子が比較的強固な基板
に一体化されているので、走査型プローブ顕微鏡や圧力
センサのように、半導体自体が構造体として利用される
ような用途には好適であるが、機械強度の小さい、例え
ば、肉薄の金属部品の歪み計測などの用途に従来の金属
薄膜を用いた歪みゲージの代わりに用いることは困難で
ある。
た特開平6−302831号公報に開示された方法によ
る半導体歪みゲージは、センサ素子が比較的強固な基板
に一体化されているので、走査型プローブ顕微鏡や圧力
センサのように、半導体自体が構造体として利用される
ような用途には好適であるが、機械強度の小さい、例え
ば、肉薄の金属部品の歪み計測などの用途に従来の金属
薄膜を用いた歪みゲージの代わりに用いることは困難で
ある。
【0008】また、半導体歪みゲージは、他にも各種の
形式によるものがあるが、いずれも金属薄膜歪みゲージ
と比較して著しく機械強度が高く、機械強度の低い部材
の歪み計測への適用は困難であった。
形式によるものがあるが、いずれも金属薄膜歪みゲージ
と比較して著しく機械強度が高く、機械強度の低い部材
の歪み計測への適用は困難であった。
【0009】加えて、半導体歪みゲージは、特に温度係
数の小さい素材を選定して適用する金属箔歪みゲージと
比較すると抵抗温度係数が非常に大きく、ぞれほど広範
囲には適用されていないのが現状である。
数の小さい素材を選定して適用する金属箔歪みゲージと
比較すると抵抗温度係数が非常に大きく、ぞれほど広範
囲には適用されていないのが現状である。
【0010】本発明は上記の点に鑑みて成されたもの
で、センサ自体の機械強度が低く、加えて出力の温度ド
リフトが小さいことから、微小部材の歪み計測に当たっ
て従来の金属箔歪みゲージの代わりに適用可能で、しか
も、微小な歪みに対しても大きな出力を得ることが可能
な半導体歪みゲージおよびその製造方法を提供すること
を目的とする。
で、センサ自体の機械強度が低く、加えて出力の温度ド
リフトが小さいことから、微小部材の歪み計測に当たっ
て従来の金属箔歪みゲージの代わりに適用可能で、しか
も、微小な歪みに対しても大きな出力を得ることが可能
な半導体歪みゲージおよびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 複数の電極が設けられた
可撓性薄膜と、複数の電気素子が形成された半導体基板
とを有し、上記可撓性薄膜は上記半導体基板に被着され
ており、上記複数の電極と上記複数の電気素子とは電気
的に接続されていることを特徴とする半導体歪ゲージが
提供される。
題を解決するために、(1) 複数の電極が設けられた
可撓性薄膜と、複数の電気素子が形成された半導体基板
とを有し、上記可撓性薄膜は上記半導体基板に被着され
ており、上記複数の電極と上記複数の電気素子とは電気
的に接続されていることを特徴とする半導体歪ゲージが
提供される。
【0012】(対応する実施の形態)後述する第1の実
施の形態が該当する。
施の形態が該当する。
【0013】(作用)可撓性薄膜として可撓性を有する
ポリイミド膜1に、複数の電気素子2aが形成されてい
る半導体薄板2が被着しており、可撓性薄膜としてのポ
リイミド膜1には複数の電極3としての4つの外部リー
ド電極3a,3b,3c,3dが形成されていると共
に、この複数の電極3に接続された可撓性薄膜としての
ポリイミド薄膜1内の配線4によって半導体薄板2に形
成された複数の電気素子と可撓性薄膜としてのポリイミ
ド膜1に形成された複数の電極3とが電気的に接続され
ている。
ポリイミド膜1に、複数の電気素子2aが形成されてい
る半導体薄板2が被着しており、可撓性薄膜としてのポ
リイミド膜1には複数の電極3としての4つの外部リー
ド電極3a,3b,3c,3dが形成されていると共
に、この複数の電極3に接続された可撓性薄膜としての
ポリイミド薄膜1内の配線4によって半導体薄板2に形
成された複数の電気素子と可撓性薄膜としてのポリイミ
ド膜1に形成された複数の電極3とが電気的に接続され
ている。
【0014】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 複数の電極が設けられた可撓性薄膜
と、拡散抵抗素子が形成され、離散的に配置された複数
の半導体基板とを有し、上記可撓性薄膜は上記半導体基
板に被着されており、上記複数の電極と上記複数の拡散
抵抗素子とは電気的に接続されていることを特徴とする
半導体歪ゲージが提供される。
るために、(2) 複数の電極が設けられた可撓性薄膜
と、拡散抵抗素子が形成され、離散的に配置された複数
の半導体基板とを有し、上記可撓性薄膜は上記半導体基
板に被着されており、上記複数の電極と上記複数の拡散
抵抗素子とは電気的に接続されていることを特徴とする
半導体歪ゲージが提供される。
【0015】(対応する実施の形態)後述する第1の実
施の形態が該当する。
施の形態が該当する。
【0016】(作用)可撓性薄膜として可撓性を有する
ポリイミド膜1に、複数の拡散抵抗素子7a,7b,7
c,7dが形成されている半導体薄板2が被着してお
り、可撓性薄膜としてのポリイミド膜1には複数の電極
3としての4つの外部リード電極3a,3b,3c,3
dが形成されていると共に、この複数の電極3に接続さ
れた可撓性薄膜としてのポリイミド薄膜1内の配線4に
よって半導体薄板2に形成された複数の拡散抵抗素子7
a,7b,7c,7dと可撓性薄膜としてのポリイミド
膜1に形成された複数の電極3とが電気的に接続されて
いる。
ポリイミド膜1に、複数の拡散抵抗素子7a,7b,7
c,7dが形成されている半導体薄板2が被着してお
り、可撓性薄膜としてのポリイミド膜1には複数の電極
3としての4つの外部リード電極3a,3b,3c,3
dが形成されていると共に、この複数の電極3に接続さ
れた可撓性薄膜としてのポリイミド薄膜1内の配線4に
よって半導体薄板2に形成された複数の拡散抵抗素子7
a,7b,7c,7dと可撓性薄膜としてのポリイミド
膜1に形成された複数の電極3とが電気的に接続されて
いる。
【0017】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 半導体歪ゲージの製造方法であり、
P型半導体基板上に複数の島状のN型拡散層を形成する
工程と、上記複数の島状の拡散層にP型拡散層を形成す
る工程と、上記P型半導体基板の両面にシリコン窒化膜
を形成する工程と、上記P半型導体基板上に、複数の電
極が設けられた可撓性薄膜を形成する工程と、電気化学
エッチングによって、前記P型半導体基板の前記複数の
島状のN型拡散層以外を除去する工程と、を有すること
を特徴とする半導体歪ゲージの製造方法が提供される。
るために、(3) 半導体歪ゲージの製造方法であり、
P型半導体基板上に複数の島状のN型拡散層を形成する
工程と、上記複数の島状の拡散層にP型拡散層を形成す
る工程と、上記P型半導体基板の両面にシリコン窒化膜
を形成する工程と、上記P半型導体基板上に、複数の電
極が設けられた可撓性薄膜を形成する工程と、電気化学
エッチングによって、前記P型半導体基板の前記複数の
島状のN型拡散層以外を除去する工程と、を有すること
を特徴とする半導体歪ゲージの製造方法が提供される。
【0018】(対応する実施の形態)後述する第1の実
施の形態が該当する。
施の形態が該当する。
【0019】(作用)可撓性薄膜としてのポリイミド膜
105,108が形成された表面を保護した状態で、P
型半導体基板101に形成したN型拡散層102に正バ
イアスを印加して強アルカリ性溶液で裏面からエッチン
グを行い、N型拡散層102以外の領域のシリコン基板
を除去する。
105,108が形成された表面を保護した状態で、P
型半導体基板101に形成したN型拡散層102に正バ
イアスを印加して強アルカリ性溶液で裏面からエッチン
グを行い、N型拡散層102以外の領域のシリコン基板
を除去する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0021】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態による半導体歪ゲージについて図1乃至図3を用
いて説明する。
の形態による半導体歪ゲージについて図1乃至図3を用
いて説明する。
【0022】図1の(a)および図1の(b)は、それ
ぞれ、本発明の第1の実施の形態による半導体歪みゲー
ジの構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
ぞれ、本発明の第1の実施の形態による半導体歪みゲー
ジの構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
【0023】すなわち、可撓性薄膜として可撓性を有す
るポリイミド膜1には、半導体薄板2が被着されてい
る。
るポリイミド膜1には、半導体薄板2が被着されてい
る。
【0024】また、前記可撓性薄膜としてのポリイミド
膜1には、複数の電極3としての4つの外部リード電極
3a,3b,3c,3dが形成されている。
膜1には、複数の電極3としての4つの外部リード電極
3a,3b,3c,3dが形成されている。
【0025】この複数の電極3に接続されたポリイミド
薄膜1内の複数の配線4(ここでは、外部リード電極3
cに接続されている1本の配線4cのみを図示している
が、実際には4つの外部リード電極3a,3b,3c,
3dの各々に接続されている配線4a,4b,4c,4
dを有している)によって、半導体薄板2に形成された
複数の電気素子2aに電気的に接続されている。
薄膜1内の複数の配線4(ここでは、外部リード電極3
cに接続されている1本の配線4cのみを図示している
が、実際には4つの外部リード電極3a,3b,3c,
3dの各々に接続されている配線4a,4b,4c,4
dを有している)によって、半導体薄板2に形成された
複数の電気素子2aに電気的に接続されている。
【0026】図2は、図1の半導体薄板2についてより
詳細に図示したもので、図2の(a)は半導体薄板2部
の平面図であり、図2の(b)は図2の(a)のA−
A′断面図である。
詳細に図示したもので、図2の(a)は半導体薄板2部
の平面図であり、図2の(b)は図2の(a)のA−
A′断面図である。
【0027】ここで、半導体薄板2は主として導電型が
N型の半導体領域5と、その上部に形成されたシリコン
窒化膜6とで構成されており、N型の半導体領域5の表
層には、複数の電気素子2aとしてのP型の複数の拡散
抵抗素子7a,7b,7c,7dが四角の4辺を構成す
るように互いに近接して配置・形成されている。
N型の半導体領域5と、その上部に形成されたシリコン
窒化膜6とで構成されており、N型の半導体領域5の表
層には、複数の電気素子2aとしてのP型の複数の拡散
抵抗素子7a,7b,7c,7dが四角の4辺を構成す
るように互いに近接して配置・形成されている。
【0028】これらの拡散抵抗素子7a,7b,7c,
7dの各々の両端において、シリコン窒化膜6に開口さ
れたコンタクト孔8を介して、シリコン窒化膜6の上層
に配置された前記可撓性薄膜としてのポリイミド膜1の
内部に配置された前記配線4a,4b,4c,4dに接
続されている。
7dの各々の両端において、シリコン窒化膜6に開口さ
れたコンタクト孔8を介して、シリコン窒化膜6の上層
に配置された前記可撓性薄膜としてのポリイミド膜1の
内部に配置された前記配線4a,4b,4c,4dに接
続されている。
【0029】また、上記N型の半導体領域5には、電位
を安定化させるための高濃度N型拡散領域9が形成され
ており、この高濃度N型拡散領域9からコンタクト孔
8′を介して配線4cに接続されている。
を安定化させるための高濃度N型拡散領域9が形成され
ており、この高濃度N型拡散領域9からコンタクト孔
8′を介して配線4cに接続されている。
【0030】なお、前記配線4a,4b,4c,4d
は、電極3a,3b,3c,3dにそれぞれ接続されて
いるものとする。
は、電極3a,3b,3c,3dにそれぞれ接続されて
いるものとする。
【0031】この図2の(a)からわかるように、複数
の電気素子2aとしての拡散抵抗素子7b,7dと拡散
抵抗素子7a,7cとは、それらの主たる電流経路が互
いに直交するように配置されている。
の電気素子2aとしての拡散抵抗素子7b,7dと拡散
抵抗素子7a,7cとは、それらの主たる電流経路が互
いに直交するように配置されている。
【0032】ここで、拡散抵抗素子7a,7b,7c,
7dは、配線4a,4b,4c,4dによってブリッジ
回路を構成するように接続されている。
7dは、配線4a,4b,4c,4dによってブリッジ
回路を構成するように接続されている。
【0033】なお、半導体薄板2の主面の面方位は<1
00>であり、拡散抵抗素子7a,7b,7c,7dの
主たる電流経路の方向は<110>(または<101>
もし<は<011>)である。
00>であり、拡散抵抗素子7a,7b,7c,7dの
主たる電流経路の方向は<110>(または<101>
もし<は<011>)である。
【0034】そして、前記可撓性薄膜としてのポリイミ
ド膜1は、下層ポリイミド膜1aと、上層ポリイミド膜
1bとで構成されており、この2層のポリイミド膜1
a,1bとの間に配線4a,4b,4c,4dが形成さ
れている。
ド膜1は、下層ポリイミド膜1aと、上層ポリイミド膜
1bとで構成されており、この2層のポリイミド膜1
a,1bとの間に配線4a,4b,4c,4dが形成さ
れている。
【0035】特に、図示しないが、複数の電極3は、配
線4a,4b,4c,4dから延在したパッド領域であ
って、複数の電極3に該当する領域において、上層ポリ
イミド膜1bに形成された開口部によって電極パッドを
構成するものとする。
線4a,4b,4c,4dから延在したパッド領域であ
って、複数の電極3に該当する領域において、上層ポリ
イミド膜1bに形成された開口部によって電極パッドを
構成するものとする。
【0036】次に、本実施の形態の半導体歪みゲージに
よる計測手法について、図3を用いて説明する。
よる計測手法について、図3を用いて説明する。
【0037】この図3は本実施の形態の半導体歪みゲー
ジによる計測回路を示している。
ジによる計測回路を示している。
【0038】すなわち、この計測回路は、配線4a,4
c間に定電圧Eを印加して、配線4b,4d間の電位V
を電位計10によって測定するように構成した一般的な
ブリッジ回路である。
c間に定電圧Eを印加して、配線4b,4d間の電位V
を電位計10によって測定するように構成した一般的な
ブリッジ回路である。
【0039】本実施の形態による半導体歪みゲージは、
歪み計測の対象物に貼り付けることによって使用され
る。
歪み計測の対象物に貼り付けることによって使用され
る。
【0040】ここで、図2の(a)において図示したX
軸の方向に歪みが発生すると、拡散抵抗素子7b,7d
では歪の方向と主たる電流経路が平行であるのに対し
て、拡散抵抗素子7a,7cでは歪の方向と主たる電流
経路が直交することになる。
軸の方向に歪みが発生すると、拡散抵抗素子7b,7d
では歪の方向と主たる電流経路が平行であるのに対し
て、拡散抵抗素子7a,7cでは歪の方向と主たる電流
経路が直交することになる。
【0041】<100>の面方位の主面に形成されて、
電流経路の方向が<110>のP型の拡散抵抗素子は、
電流経路が歪みの方向と平行の場合に正のゲージ率を示
し、電流経路が歪みの方向と直交する場合には負のゲー
ジ率を示す。
電流経路の方向が<110>のP型の拡散抵抗素子は、
電流経路が歪みの方向と平行の場合に正のゲージ率を示
し、電流経路が歪みの方向と直交する場合には負のゲー
ジ率を示す。
【0042】したがって、X軸方向の引っ張り歪みに対
しては拡散抵抗素子7b,7dの抵抗値は増大し、拡散
抵抗素子7a,7cの抵抗値は逆に減少する。
しては拡散抵抗素子7b,7dの抵抗値は増大し、拡散
抵抗素子7a,7cの抵抗値は逆に減少する。
【0043】このため、配線4bの電位は歪みによって
低下し、配線4dの電位は歪みによって上昇する、この
ように、本実施の形態による半導体歪みゲージは、各拡
散抵抗素子7b,7dおよび7a,7cの歪みによる抵
抗値変化を相補的に利用することによって高い歪み測定
感度を得ることができる。
低下し、配線4dの電位は歪みによって上昇する、この
ように、本実施の形態による半導体歪みゲージは、各拡
散抵抗素子7b,7dおよび7a,7cの歪みによる抵
抗値変化を相補的に利用することによって高い歪み測定
感度を得ることができる。
【0044】また、各拡散抵抗素子7a,7b,7c,
7dは互いに近接して配置されていることにより、それ
らの各温度係数はほぼ等しいので、配線4bと配線4d
の間の電位差の温度による変化は相殺され、周囲温度の
変化に対して安定した歪み計測が可能になる。
7dは互いに近接して配置されていることにより、それ
らの各温度係数はほぼ等しいので、配線4bと配線4d
の間の電位差の温度による変化は相殺され、周囲温度の
変化に対して安定した歪み計測が可能になる。
【0045】次に、本実施の形態による半導体歪みゲー
ジの製造方法について、図4乃至図8を用いて説明す
る。
ジの製造方法について、図4乃至図8を用いて説明す
る。
【0046】まず、図4に示すように、主面の面方位が
<100>のP型の低濃度シリコン基板101に接合深
さが8μmのN型拡散層102を形成し、さらにその中
に接合深さが0.3μmで矩形形状にP型拡散層103
を形成する。
<100>のP型の低濃度シリコン基板101に接合深
さが8μmのN型拡散層102を形成し、さらにその中
に接合深さが0.3μmで矩形形状にP型拡散層103
を形成する。
【0047】その後で、半導体基板101の両面にシリ
コン窒化膜104を形成し、裏面側のシリコン窒化膜1
04の、表面側に歪みゲージが形成される領域をエッチ
ングによって選択的に除去する。
コン窒化膜104を形成し、裏面側のシリコン窒化膜1
04の、表面側に歪みゲージが形成される領域をエッチ
ングによって選択的に除去する。
【0048】次に、図5に示すように、下層ポリイミド
膜105を形成し、所定領域の下層ポリイミド膜105
とシリコン窒化膜104に、P型拡散層103に対する
コンタクト孔106を形成し、さらにAl/Au積層薄
膜よりなる配線107を形成する。
膜105を形成し、所定領域の下層ポリイミド膜105
とシリコン窒化膜104に、P型拡散層103に対する
コンタクト孔106を形成し、さらにAl/Au積層薄
膜よりなる配線107を形成する。
【0049】次に、図6に示すように、上層ポリイミド
膜108を形成し、配線107の、外部電極に該当する
領域に開口部109を形成することによって電極パッド
とする。
膜108を形成し、配線107の、外部電極に該当する
領域に開口部109を形成することによって電極パッド
とする。
【0050】次に、図7に示すように、表面側を保護し
た状態で、裏面側のシリコン窒化膜104の開口部で露
出したシリコン基板101を除去する。
た状態で、裏面側のシリコン窒化膜104の開口部で露
出したシリコン基板101を除去する。
【0051】この際、N型拡散層102に対して正電圧
を印加しながら強アルカリ溶液でエッチングすることに
よって、N型拡散層102を選択的に残存させる。
を印加しながら強アルカリ溶液でエッチングすることに
よって、N型拡散層102を選択的に残存させる。
【0052】また、N型拡散層102以外の領域にあっ
ては、表面側のシリコン窒化膜104がエッチングスト
ッパとして機能する。
ては、表面側のシリコン窒化膜104がエッチングスト
ッパとして機能する。
【0053】ここで、電気化学エッチングで残存させる
半導体薄板の厚さは、エッチング時の印加電圧と不純物
分布によって正確にコントロールすることができるの
で、薄いポリイミド膜に被着した半導体薄板を制御性良
く形成することができる。
半導体薄板の厚さは、エッチング時の印加電圧と不純物
分布によって正確にコントロールすることができるの
で、薄いポリイミド膜に被着した半導体薄板を制御性良
く形成することができる。
【0054】次に、図8に示すように、裏面側から反応
性イオンエッチングなどの手法で表面側のシリコン窒化
膜104を除去する。
性イオンエッチングなどの手法で表面側のシリコン窒化
膜104を除去する。
【0055】この後で、レーザーアブレーションなどの
手法で所定形状に切り出すことによって半導体歪みゲー
ジを得ることができる。
手法で所定形状に切り出すことによって半導体歪みゲー
ジを得ることができる。
【0056】なお、本半導体歪みゲージの製造方法の説
明にあっては、簡単のため一つの歪みゲージについて図
示したが、実際の半導体歪みゲージの大きさは数mm程
度であるので、1枚の半導体基板から多数の歪みゲージ
を得ることができる。
明にあっては、簡単のため一つの歪みゲージについて図
示したが、実際の半導体歪みゲージの大きさは数mm程
度であるので、1枚の半導体基板から多数の歪みゲージ
を得ることができる。
【0057】また、P型拡散層103は一つのみ図示し
たが、実際には図2に示したように、4つの拡散抵抗素
子7a,7b,7c,7dが形成され、これらの拡散抵
抗素子の各々に対して所定の配線104が形成されるこ
とはいうまでもない。
たが、実際には図2に示したように、4つの拡散抵抗素
子7a,7b,7c,7dが形成され、これらの拡散抵
抗素子の各々に対して所定の配線104が形成されるこ
とはいうまでもない。
【0058】このように本実施の形態による半導体歪み
ゲージにあっては、センサ部分が電気化学エッチンッグ
によって薄膜化され、さらにその中に歪みに対して相補
的な抵抗値変化を示すブリッジ回路が形成されているこ
とから、温度ドリフトが極めて小さく、非常に高い感度
が得られる。
ゲージにあっては、センサ部分が電気化学エッチンッグ
によって薄膜化され、さらにその中に歪みに対して相補
的な抵抗値変化を示すブリッジ回路が形成されているこ
とから、温度ドリフトが極めて小さく、非常に高い感度
が得られる。
【0059】また、センサ部分の半導体薄板が薄く、し
かも、それ以外の部位がポリイミド薄膜で構成されてい
るので、機械強度が小さく、微小部品の微小歪みの計測
に対応可能であり、円筒状部材などの非平面の部位に対
しても容易に実装することが可能である。
かも、それ以外の部位がポリイミド薄膜で構成されてい
るので、機械強度が小さく、微小部品の微小歪みの計測
に対応可能であり、円筒状部材などの非平面の部位に対
しても容易に実装することが可能である。
【0060】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図9を用いて説明する。
の形態について図9を用いて説明する。
【0061】図9の(a)および図9の(b)は、それ
ぞれ、本発明の第2の実施の形態による半導体歪みゲー
ジの構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
ぞれ、本発明の第2の実施の形態による半導体歪みゲー
ジの構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
【0062】すなわち、可撓性薄膜として可撓性を有す
るポリイミド膜201には、離散的に複数(図では3)
箇所に配置された半導体薄板202が被着されている。
るポリイミド膜201には、離散的に複数(図では3)
箇所に配置された半導体薄板202が被着されている。
【0063】また、可撓性薄膜としてのポリイミド膜2
01には、複数の電極としての複数の外部リード電極2
03が形成されている。
01には、複数の電極としての複数の外部リード電極2
03が形成されている。
【0064】ここでは、図示しないが、第1の実施の形
態の場合と同様に半導体薄板202上に形成された複数
の電気素子202aと複数の電極203とは、可撓性薄
膜としてのポリイミド膜201内に形成された配線によ
って接続されている。
態の場合と同様に半導体薄板202上に形成された複数
の電気素子202aと複数の電極203とは、可撓性薄
膜としてのポリイミド膜201内に形成された配線によ
って接続されている。
【0065】各々の半導体薄板202の構成は第1の実
施の形態における半導体薄板2と同様で、個々の半導体
薄板202に必要な配線が複数の電極としての複数の外
部リード電極203に接続されている。
施の形態における半導体薄板2と同様で、個々の半導体
薄板202に必要な配線が複数の電極としての複数の外
部リード電極203に接続されている。
【0066】ただし、ブリッジ回路の電源ラインと接地
ライン(第1の実施の形態の配線4a,4cに対応)は
3つの半導体薄板202に対して共通化することは可能
である。
ライン(第1の実施の形態の配線4a,4cに対応)は
3つの半導体薄板202に対して共通化することは可能
である。
【0067】本実施の形態による半導体歪みゲージの製
造方法については、図4乃至図8を用いて説明した第1
の実施の形態の製造方法を、そのレイアウトを変更する
だけで適用することが可能である。
造方法については、図4乃至図8を用いて説明した第1
の実施の形態の製造方法を、そのレイアウトを変更する
だけで適用することが可能である。
【0068】このように本実施の形態による半導体歪み
ゲージにおいては、複数のセンサ部が一体で形成されて
いるため、複数の部位の歪み計測を1つのセンサで行う
ことが可能であり、特に、各々のセンサ部は可撓性薄膜
としてのポリイミド膜201によって連結されているの
で曲面に対しても容易に実装できることから、肉薄の円
筒状部材の歪み分布計測などに好適である。
ゲージにおいては、複数のセンサ部が一体で形成されて
いるため、複数の部位の歪み計測を1つのセンサで行う
ことが可能であり、特に、各々のセンサ部は可撓性薄膜
としてのポリイミド膜201によって連結されているの
で曲面に対しても容易に実装できることから、肉薄の円
筒状部材の歪み分布計測などに好適である。
【0069】そして、上述したような実施の形態で示し
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
3以外にも、以下に付記1乃至付記3として示すような
発明が含まれている。
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
3以外にも、以下に付記1乃至付記3として示すような
発明が含まれている。
【0070】(付記1) 前記半導体基板の表面に、主
たる電流経路の方向が異なる複数の電気素子が形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の半導体歪ゲー
ジ。
たる電流経路の方向が異なる複数の電気素子が形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の半導体歪ゲー
ジ。
【0071】(対応する実施の形態)第1の実施の形態
が該当する。
が該当する。
【0072】(作用)図2の(a)に示したX軸の方向
に歪みが発生すると、複数の電気素子2aとしての拡散
抵抗素子7b,7dでは歪の方向と主たる電流経路が平
行であるのに対して、拡散抵抗素子7a,7cでは歪の
方向と主たる電流経路が直交する。
に歪みが発生すると、複数の電気素子2aとしての拡散
抵抗素子7b,7dでは歪の方向と主たる電流経路が平
行であるのに対して、拡散抵抗素子7a,7cでは歪の
方向と主たる電流経路が直交する。
【0073】(効果)<100>の面方位の主面に形成
されて、電流経路の方向が<110>のP型の拡散抵抗
素子は、電流経路が歪みの方向と平行の場合に正のゲー
ジ率を示し、電流経路が歪みの方向と直交する場合には
負のゲージ率を示す。
されて、電流経路の方向が<110>のP型の拡散抵抗
素子は、電流経路が歪みの方向と平行の場合に正のゲー
ジ率を示し、電流経路が歪みの方向と直交する場合には
負のゲージ率を示す。
【0074】したがって、X軸方向の引っ張り歪みに対
しては、拡散抵抗素子7b,7dの抵抗値は増大し、拡
散抵抗素子7a,7cの抵抗値は逆に滅少する。
しては、拡散抵抗素子7b,7dの抵抗値は増大し、拡
散抵抗素子7a,7cの抵抗値は逆に滅少する。
【0075】このため、配線4bの電位は歪みによって
低下し、配線4dの電位は歪みによって上昇する。
低下し、配線4dの電位は歪みによって上昇する。
【0076】このように、複数の電気素子2aとしての
各拡散抵抗素子7a,7b,7c,7dの歪みによる抵
抗値変化を相補的に利用することによって高い歪み感度
を得ることができる。
各拡散抵抗素子7a,7b,7c,7dの歪みによる抵
抗値変化を相補的に利用することによって高い歪み感度
を得ることができる。
【0077】また、複数の電気素子2aとしての拡散抵
抗素子7a,7b,7c,7dは、互いに近接して配置
され、温度係数はほぼ等しいので配線4bと配線4dの
間の電位差の温度による変化は相殺され、周囲温度の変
化に対して安定した歪み計測が可能になる。
抗素子7a,7b,7c,7dは、互いに近接して配置
され、温度係数はほぼ等しいので配線4bと配線4dの
間の電位差の温度による変化は相殺され、周囲温度の変
化に対して安定した歪み計測が可能になる。
【0078】(付記2) 前記半導体基板の表面に、主
たる電流経路の方向が異なる複数の拡散抵抗素子が形成
されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体歪
ゲージ。
たる電流経路の方向が異なる複数の拡散抵抗素子が形成
されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体歪
ゲージ。
【0079】(対応する実施の形態)第1の実施の形態
が該当する。
が該当する。
【0080】(作用)付記1と同様である。
【0081】(効果)付記1と同様である。
【0082】(付記3) 複数の電極が設けられた可撓
性薄膜と、複数の電気素子が形成された複数の半導体基
板とを有し、上記可撓性薄膜上に、上記複数の半導体基
板は相互に離れた位置に被着されており、上記複数の電
極と上記複数の電気素子は電気的に接続されていること
を特徴とする半導体歪ゲージ。
性薄膜と、複数の電気素子が形成された複数の半導体基
板とを有し、上記可撓性薄膜上に、上記複数の半導体基
板は相互に離れた位置に被着されており、上記複数の電
極と上記複数の電気素子は電気的に接続されていること
を特徴とする半導体歪ゲージ。
【0083】(対応する実施の形態)第2の実施の形態
が該当する。
が該当する。
【0084】(作用)可撓性薄膜として可撓性を有する
ポリイミド膜201に離散的に複数配置された半導体薄
板202が被着されており、可撓性薄膜としてのポリイ
ミド膜201には複数の電極としての外部リード電極2
03が形成されている。
ポリイミド膜201に離散的に複数配置された半導体薄
板202が被着されており、可撓性薄膜としてのポリイ
ミド膜201には複数の電極としての外部リード電極2
03が形成されている。
【0085】(効果)複数のセンサ部が一体で形成され
ているため、複数の部位の歪み計測を1つのセンサで行
うことが可能であり、特に、各々のセンサ部は、可撓性
薄膜としてのポリイミド膜によって連結されているので
曲面に対しても容易に実装することができる。
ているため、複数の部位の歪み計測を1つのセンサで行
うことが可能であり、特に、各々のセンサ部は、可撓性
薄膜としてのポリイミド膜によって連結されているので
曲面に対しても容易に実装することができる。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、可撓
性薄膜としての柔軟なポリイミド薄膜に複数の電気素子
としての複数の拡散抵抗素子を形成した半導体薄板が被
着された構成となっているので、高いピエゾ抵抗効果係
数による高感度を得ながら、センサ自体の機械強度が低
く、微小で低剛性の部材の歪み計測を行うことが可能と
なる。
性薄膜としての柔軟なポリイミド薄膜に複数の電気素子
としての複数の拡散抵抗素子を形成した半導体薄板が被
着された構成となっているので、高いピエゾ抵抗効果係
数による高感度を得ながら、センサ自体の機械強度が低
く、微小で低剛性の部材の歪み計測を行うことが可能と
なる。
【0087】請求項2に記載の本発明によれば、可撓性
薄膜としての柔軟なポリイミド薄膜に複数の拡散抵抗素
子を形成した半導体薄板が被着された構成となっている
ので、高いピエゾ抵抗効果係数による高感度を得なが
ら、センサ自体の機械強度が低く、微小で低剛性の部材
の歪み計測を行うことが可能となる。
薄膜としての柔軟なポリイミド薄膜に複数の拡散抵抗素
子を形成した半導体薄板が被着された構成となっている
ので、高いピエゾ抵抗効果係数による高感度を得なが
ら、センサ自体の機械強度が低く、微小で低剛性の部材
の歪み計測を行うことが可能となる。
【0088】請求項3に記載の本発明によれば、センサ
部分が電気化学エッチンッグによって薄膜化され、さら
にその中に歪みに対して相補的な抵抗値変化を示すブリ
ッジ回路が形成されていることから、温度ドリフトが極
めて小さく、非常に高い感度が得られる。
部分が電気化学エッチンッグによって薄膜化され、さら
にその中に歪みに対して相補的な抵抗値変化を示すブリ
ッジ回路が形成されていることから、温度ドリフトが極
めて小さく、非常に高い感度が得られる。
【0089】ここで、電気化学エッチングで残存させる
半導体薄板の厚さは、エッチング時の印加電圧と不純物
分布によって正確にコントロールすることができるの
で、薄いポリイミド膜に被着した半導体薄板を制御性良
く形成することができる。
半導体薄板の厚さは、エッチング時の印加電圧と不純物
分布によって正確にコントロールすることができるの
で、薄いポリイミド膜に被着した半導体薄板を制御性良
く形成することができる。
【0090】また、センサ部分の半導体薄板が薄く、し
かも、それ以外の部位がポリイミド薄膜で構成されてい
るので、機械強度が小さく、微小部品の微小歪みの計測
に対応可能であり、円筒状部材などの非平面の部位に対
しても容易に実装することが可能である。
かも、それ以外の部位がポリイミド薄膜で構成されてい
るので、機械強度が小さく、微小部品の微小歪みの計測
に対応可能であり、円筒状部材などの非平面の部位に対
しても容易に実装することが可能である。
【0091】従って、以上説明したように、本発明によ
れば、センサ自体の機械強度が低く、加えて出力の温度
ドリフトが小さいことから、微小部材の歪み計測に当た
って従来の金属箔歪みゲージの代わりに適用可能で、し
かも、微小な歪みに対しても大きな出力を得ることが可
能な半導体歪みゲージおよびその製造方法を提供するこ
とができる。
れば、センサ自体の機械強度が低く、加えて出力の温度
ドリフトが小さいことから、微小部材の歪み計測に当た
って従来の金属箔歪みゲージの代わりに適用可能で、し
かも、微小な歪みに対しても大きな出力を得ることが可
能な半導体歪みゲージおよびその製造方法を提供するこ
とができる。
【図1】図1の(a)および図1の(b)は、それぞ
れ、本発明の第1の実施の形態による半導体歪みゲージ
の構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
れ、本発明の第1の実施の形態による半導体歪みゲージ
の構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
【図2】図2は、図1の半導体薄板2についてより詳細
に図示したもので、図2の(a)は半導体薄板2部の平
面図であり、図2の(b)は図2の(a)のA−A′断
面図である。
に図示したもので、図2の(a)は半導体薄板2部の平
面図であり、図2の(b)は図2の(a)のA−A′断
面図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態の半導体歪
みゲージによる計測回路を示す図である。
みゲージによる計測回路を示す図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態による半導
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態による半導
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
【図6】図6は、本発明の第1の実施の形態による半導
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
【図7】図7は、本発明の第1の実施の形態による半導
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
【図8】図8は、本発明の第1の実施の形態による半導
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
体歪みゲージの製造方法を説明するめの工程図である。
【図9】図9の(a)および図9の(b)は、それぞ
れ、本発明の第2の実施の形態による半導体歪みゲージ
の構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
れ、本発明の第2の実施の形態による半導体歪みゲージ
の構造を示す背面斜視図および上面斜視図である。
1…可撓性薄膜として可撓性を有するポリイミド膜、 2…半導体薄板、 2…複数の電極、 3a,3b,3c,3d…外部リード電極、 4…複数の配線、 2a…複数の電気素子、 5…N型の半導体領域、 6…シリコン窒化膜6、 7a,7b,7c,7d…P型の複数の拡散抵抗素子、 8…コンタクト孔、 9…高濃度N型拡散領域、 8′…コンタクト孔、 E…定電圧、 V…電位、 10…電位計、 101…P型の低濃度シリコン基板、 102…N型拡散層、 103…P型拡散層、 104…シリコン窒化膜、 105…下層ポリイミド膜、 106…コンタクト孔、 107…配線、 108…上層ポリイミド膜、 109…開口部、 201…可撓性薄膜として可撓性を有するポリイミド
膜、 202…半導体薄板、 203…外部リード電極。
膜、 202…半導体薄板、 203…外部リード電極。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の電極が設けられた可撓性薄膜と、 複数の電気素子が形成された半導体基板とを有し、 上記可撓性薄膜は上記半導体基板に被着されており、 上記複数の電極と上記複数の電気素子とは電気的に接続
されていることを特徴とする半導体歪ゲージ。 - 【請求項2】 複数の電極が設けられた可撓性薄膜と、 拡散抵抗素子が形成され、離散的に配置された複数の半
導体基板とを有し、 上記可撓性薄膜は上記半導体基板に被着されており、 上記複数の電極と上記複数の拡散抵抗素子とは電気的に
接続されていることを特徴とする半導体歪ゲージ。 - 【請求項3】 半導体歪ゲージの製造方法であり、 P型半導体基板上に複数の島状のN型拡散層を形成する
工程と、 上記複数の島状の拡散層にP型拡散層を形成する工程
と、 上記P型半導体基板の両面にシリコン窒化膜を形成する
工程と、 上記P半型導体基板上に、複数の電極が設けられた可撓
性薄膜を形成する工程と、 電気化学エッチングによって、前記P型半導体基板の前
記複数の島状のN型拡散層以外を除去する工程と、 を有することを特徴とする半導体歪ゲージの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078726A JP2001264188A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 半導体歪ゲージおよび半導体歪ゲージの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078726A JP2001264188A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 半導体歪ゲージおよび半導体歪ゲージの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001264188A true JP2001264188A (ja) | 2001-09-26 |
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ID=18596099
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000078726A Pending JP2001264188A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 半導体歪ゲージおよび半導体歪ゲージの製造方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2001264188A (ja) |
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-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000078726A patent/JP2001264188A/ja active Pending
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| CN108027290A (zh) * | 2015-09-30 | 2018-05-11 | 日立汽车系统株式会社 | 力学量测定装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
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