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JP2001263434A - 丸ピン型サイレントチェーン - Google Patents

丸ピン型サイレントチェーン

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Publication number
JP2001263434A
JP2001263434A JP2000075743A JP2000075743A JP2001263434A JP 2001263434 A JP2001263434 A JP 2001263434A JP 2000075743 A JP2000075743 A JP 2000075743A JP 2000075743 A JP2000075743 A JP 2000075743A JP 2001263434 A JP2001263434 A JP 2001263434A
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JP
Japan
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guide
round pin
plate
silent chain
inner link
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Application number
JP2000075743A
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English (en)
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Inventor
Kazuhiko Shimatani
和彦 嶋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Priority to US09/810,896 priority patent/US6485385B2/en
Priority to DE10113460.6A priority patent/DE10113460B4/de
Priority to GB0106754A priority patent/GB2360343B/en
Publication of JP2001263434A publication Critical patent/JP2001263434A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/04Toothed chains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイレントチェーンに作用する引張力が、ガ
イドリンク列においてガイドプレート及びインナーリン
クプレートに同時且つ均等に作用するサイレントチェー
ンを設計すること。 【解決手段】 サイレントチェーン10は、ガイドリン
ク列12と間接リンク列14とが丸ピン16によって無
端状に連結編成されてなる。ガイドリンク列12では、
丸ピン16、ガイドプレート18及びインナーリンクプ
レート20の3部品が以下の式を満たすように構成され
ている。(Pm+Dm−Dp’)−Pg’≒0サイレン
トチェーン10が組み立てられると、丸ピン16は真っ
すぐな状態で、その外周面がインナーリンクプレート2
0のピン孔26の内周面に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸ピン型サイレン
トチェーンに関する。より詳細には、本発明は、丸ピン
の直径、ガイドプレートのピン孔の直径及びピッチ、並
びに、インナーリンクプレートのピン孔の直径及びピッ
チを最適化し、丸ピンの曲がりを防止するとともにイン
ナーリンクプレートに作用する応力を平均化させた丸ピ
ン型サイレントチェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】丸ピン型サイレントチェーンは、ガイド
リンク列と間接リンク列が丸ピンによって交互に連結編
成されてなる。ガイドリンク列は、一対のガイドプレー
トと、このガイドプレート間に配列された1枚以上のイ
ンナーリンクプレートよりなる。ガイドリンク列のガイ
ドプレート及びインナーリンクプレートは、それぞれ前
後一対のピン孔を有する。間接リンク列は、ガイドリン
ク列のリンクプレートより1枚多いインナーリンクプレ
ートよりなる。間接リンク列のインナーリンクプレート
は、ガイドリンク列のガイドプレートとインナーリンク
プレートとの間、及び、インナーリンクプレートの間に
櫛歯状に噛み合う。間接リンク列のインナーリンクプレ
ートも、それぞれ前後一対のピン孔を有する。ガイドリ
ンク列のガイドプレート及びインナーリンクプレートの
前側のピン孔と隣合う間接リンク列のインナーリンクプ
レートの後側のピン孔を整列させ、共通するピン孔に丸
ピンを挿通することで、ガイドリンク列と間接リンク列
は無端状に連結される。サイレントチェーンがスプロケ
ットに巻き付く際、隣合うガイドリンク列と間接リンク
列が屈曲できるように、丸ピンの直径はインナーリンク
プレートのピン孔の直径より小さく、丸ピンの外周面と
インナーリンクプレートのピン孔の内周面との間には隙
間が設けられている。一方、丸ピンはガイドプレートに
対して圧入されており、これにより、サイレントチェー
ンは分解を防止されている。
【0003】特開平11−201238号公報は、上記
サイレントチェーンに関連する技術を開示している。こ
の公報では、ガイドプレートのピッチ(Pg)をインナ
ーリンクプレートのピッチ(Pi)より大きくし、サイ
レントチェーンの組立後に予荷重(プレストレス)を掛
けてインナーリンクプレートを塑性変形させ、最終製品
として、ガイドプレートのピッチとインナーリンクプレ
ートのピッチを実質的に同一にする技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すように、従来の設計思想では、ガイドプレート50
のピッチとインナーリンクプレート52のピッチが同じ
であり、丸ピンの外周面とインナーリンクプレートのピ
ン孔の内周面との間には環状の隙間Cが均等に存在して
いる。このようなサイレントチェーンに実際の引張力が
作用すると、ガイドリンク列ではその引張力がガイドプ
レート50に集中する。その結果、図9に示すように、
ガイドプレート50に反りが生じるとともに、丸ピン5
4に曲がりが生じる。ガイドプレート50の反り及び丸
ピン54の曲がりは、丸ピン54の外周面と中央のイン
ナーリンクプレート52のピン孔の内周面との隙間がな
くなるまで増大する。丸ピン54の外周面と中央のイン
ナーリンクプレート54aのピン孔の内周面との隙間が
なくなると、ガイドリンク列においては、サイレントチ
ェーンに作用する引張力は専らガイドプレート50と中
央のインナーリンクプレート54aが負担する。一方、
間接リンク列においては、丸ピン54の曲がりによっ
て、サイレントチェーンに作用する引張力は専ら最も外
側のインナーリンクプレート56,56が負担する。
【0005】そのため、従来のサイレントチェーンで
は、次の問題を生じる。 (1)丸ピンに曲がりが生じやすいため、繰り返して作
用する曲げ力によって、丸ピンが疲労しやすいという問
題がある。 (2)丸ピンの曲がりによって、ガイドリンク列のピッ
チと間接リンク列のピッチが変化し、サイレントチェー
ンがスプロケットと噛み合うときの騒音が増大するとい
う問題がある。 (3)サイレントチェーンの引張力は、ガイドリンク列
において、ガイドプレートに集中し、このガイドプレー
トが破損しやすいという問題がある。 (4)丸ピンの曲がりによって、ガイドリンク列の中央
のインナーリンクプレートにサイレントチェーンの引張
力が集中し、特定のインナーリンクプレートの負担が大
となって、サイレントチェーン全体の寿命が低下する問
題がある。 (5)丸ピンの曲がりによって、間接リンク列の外側の
インナーリンクプレートにサイレントチェーンの引張力
が集中し、特定のインナーリンクプレートの負担が大と
なって、サイレントチェーン全体の寿命が低下する問題
がある。 (6)丸ピンの曲がりによって、1つのインナーリンク
プレートにおいても、応力が偏って作用し、集中する応
力が材料の弾性変形域を越えた場合には、インナーリン
クプレートの塑性変形や、インナーリンクプレートが破
損するという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、サイレントチェ
ーンに作用する引張力が、ガイドリンク列においてガイ
ドプレート及びインナーリンクプレートに同時且つ均等
に作用するようにサイレントチェーンを設計することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のガイド
プレートと前記ガイドプレート間に配列された1枚以上
のインナーリンクプレートよりなるガイドリンク列と、
前記ガイドリンク列のインナーリンクプレートより1枚
多いインナーリンクプレートよりなる間接リンク列とを
有し、前記ガイドプレート及びインナーリンクプレート
の前後一対のピン孔に丸ピンが挿通されて、前記ガイド
リンク列と間接リンク列が交互に連結編成された丸ピン
型サイレントチェーンにおいて、前記ガイドプレートの
それぞれのピン孔の直径(Dg)が前記丸ピンの直径
(Dp)より小さく、前記ガイドリンク列のインナーリ
ンクプレートのそれぞれのピン孔の直径(Dm)が前記
丸ピンの直径(Dp)より大きく、前記ガイドプレート
のピン孔中心間のピッチ(Pg)が前記ガイドリンク列
のインナーリンクプレートのピン孔中心間のピッチ(P
m)より大きく、前記丸ピンが前記ガイドプレートに圧
入されたとき、前記丸ピンの外側間隔(L1)が前記ガ
イドリンク列のインナーリンクプレートのピン孔の外側
間隔(L2)と実質的に一致するサイレントチェーンに
より前記課題を解決した。
【0008】丸ピンがガイドプレートに圧入される前の
状態を基準にすると、本発明の特徴は、 Pg+Dg≒Pm+Dm (1) であり、これらの関係を満たすように、サイレントチェ
ーンが構成されている。上記(1)式において、実質的
に等しいを意味する「≒」でなく、左辺と右辺が物理的
に等しいことを意味する「=」の関係とすることが好ま
しい。丸ピンがガイドプレートに圧入された後の状態を
基準にすると、本発明の特徴は、次式で表される。ここ
で、丸ピンをガイドプレートに圧入することで、弾性変
形によって、丸ピンの直径(Dp)及びガイドプレート
のピン孔の直径(Dg)が変化する。最適化を図るに
は、丸ピン及びガイドプレートの弾性変形量も考慮する
必要があり、丸ピンがガイドプレートに圧入された後の
丸ピンの外側間隔(L1)、丸ピンの直径(Dp’)及
びガイドプレートのピッチ(PG’)により式を立てる
と、 L1≒L2 (2) Pg’+Dp’≒Pm+Dm (3) (Pm+Dm−Dp’)−Pg’≒0 (4) の関係を満たすことが好ましい。なお、上記(2)乃至
(4)式においても、実質的に等しいを意味する「≒」
でなく、左辺と右辺が物理的に等しいことを意味する
「=」の関係とすることが好ましい。しかし、上記
(1)乃至(4)式において、左辺と右辺を物理的に一
致させることは困難であるため、本発明のサイレントチ
ェーンでは、例えば、(4)式の左辺が、サイレントチ
ェーンのピッチの0.005倍未満(0.5%未満)と
なるように構成することが好ましい。
【0009】なお、本発明において、ガイドプレートの
ピッチ(Pg)及びインナーリンクプレートのピッチ
(Pm)とは、予荷重(プレストレス)を掛ける前の状
態におけるピン孔中心の間隔であり、丸ピン圧入後のガ
イドプレートのピッチ(PG’)とは、丸ピン圧入によ
り、丸ピン及びガイドプレートが弾性変形した後のピッ
チをいうものとする。
【0010】以上のようにサイレントチェーンを構成す
ることで、ガイドリンク列においては、ガイドプレート
に圧入された丸ピンは真っすぐな状態で、その丸ピンの
外周面がインナーリンクプレートのピン孔の内周面に当
接する。サイレントチェーンに引張力が作用すると、そ
の引張力は、ガイドプレートに作用するとともに、イン
ナーリンクプレートにも同時に作用する。これにより、
丸ピンに曲がりがじることもなく、ガイドプレート及び
特定のインナーリンクプレートへの引張力の集中も回避
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る丸ピン型サイレントチェーンの実施例を説明する。図
1は、丸ピン型サイレントチェーンの平面図、図2は丸
ピン型サイレントチェーンの正面図である。本発明のサ
イレントチェーン10は、ガイドリンク列12と間接リ
ンク列14とが丸ピン16によって無端状に連結編成さ
れてなる。ガイドリンク列12は、一対のガイドプレー
ト18と、このガイドプレート18,18間に配列され
た複数のインナーリンクプレート20よりなる。間接リ
ンク列14は、ガイドリンク列12のインナーリンクプ
レート20より一枚多いインナーリンクプレート22よ
りなる。本実施例では、ガイドリンク列12のガイドプ
レート及びインナーリンクプレート20の厚みは互いに
同じであり、間接リンク列14のインナーリンクプレー
ト22は、ガイドリンク列12のガイドプレート及びイ
ンナーリンクプレート20の厚みより厚い。しかし、ガ
イドリンク列12のインナーリンクプレート20の厚み
と間接リンク列14のインナーリンクプレート22の厚
みは同じでもよい。また、ガイドプレート18の厚み
が、他のインナーリンクプレートより薄くてもよい。ガ
イドプレート18は、前後一対のピン孔24を有する。
ガイドリンク列12のインナーリンクプレート20も、
前後一対のピン孔26を有する。間接リンク列14のイ
ンナーリンクプレート22も、前後一対のピン孔28を
有する。そして、ガイドリンク列12のガイドプレート
18及びインナーリンクプレート20のそれぞれのピン
孔24,26と、前後に隣合う間接リンク列のインナー
リンクプレート22のピン孔28を整列させ、共通する
ピン孔に丸ピン16が挿通されて、ガイドリンク列と間
接リンク列が連結される。それぞれのインナーリンクプ
レート20,22は、スプロケットに噛み合う前後一対
の歯30を有する。本実施例では、インナーリンクプレ
ート20とインナーリンクプレート22の正面形状は同
じであるが、歯形状等が異なっていてもよい。
【0012】図3は、図1及び図2のサイレントチェー
ンのガイドプレート単体の正面図、図4は図1及び図2
のサイレントチェーンのインナーリンクプレート単体の
正面図、図5は、サイレントチェーンが組み立てられ、
丸ピン16がガイドプレート18のピン孔24に圧入さ
れた状態の断面図、図6は図5の6−6線断面図であ
る。なお、図5及び図6においては、本発明の理解を容
易にするため、隙間は誇張して示されている。図3に示
されるように、ガイドプレート18は、単体の状態にお
いて、ピッチPgを有する。ピン孔24の直径Dgは、
丸ピン16の直径Dpより僅かに小さい。丸ピン16が
ガイドプレート18のピン孔24に圧入されると、丸ピ
ン16の直径Dp’は、弾性変形によって初期の直径D
pより小さくなり、ガイドプレート18のピン孔24の
直径Dg’も、弾性変形によって初期の直径Dgより大
きくなる。また、ピッチPgは、若干異なってピッチP
g’となる。図4に示されるように、ガイドリンク列1
2のインナーリンクプレート20は、単体の状態におい
て、ピッチPmを有する。ピン孔26の直径Dmは、丸
ピン16の直径Dpより僅かに大きい。
【0013】本発明では、丸ピン16、ガイドプレート
18及びインナーリンクプレート20の3部品の関係が
以下の式を満たすように構成されている。 Pg+Dg≒Pm+Dm (1) L1≒L2 (2) Pg’+Dp’≒Pm+Dm (3) (Pm+Dm−Dp’)−Pg’≒0 (4) ここで、L1は、ガイドプレート18のピン孔24への
圧入後の丸ピン16の外側間隔、L2はインナーリンク
プレート20のピン孔24の外側間隔である。上記式を
満たすように、サイレントチェーン10が組み立てられ
ると、図5及び図6に示されるように、丸ピン16は真
っすぐな状態で、その外周面がインナーリンクプレート
20のピン孔26の内周面に当接する。この状態を微視
的に観察すると、丸ピン16の外周面とインナーリンク
プレート20のピン孔26の内周面との関係は、僅かな
隙間をもった状態にあるか、何の応力も作用せずに接触
している状態と、僅かな応力をもって接触している状態
に分けられる。上記式において「≒」で表しているの
は、製造公差や組立誤差等によって、左辺と右辺を物理
的に「=」の関係にすることは困難であるためである。
実質的には、丸ピン16の外周面とインナーリンクプレ
ート20のピン孔26の内周面とは、僅かな隙間をもっ
て対向しているか、僅かな応力をもって接触している。
【0014】そこで、上記(4)式を基準にして、丸ピ
ン16の外周面とインナーリンクプレート20のピン孔
26の内周面とが、どのような状態であれば、サイレン
トチェーン10が十分に機能するかという問題に対し
て、実験が行なわれた。平行に離間する2軸に取付けら
れたスプロケットに本発明のサイレントチェーン10を
捲回し、サイレントチェーン10に負荷をかけた状態で
高速運転した。図7は、その実験結果を示している。横
軸は、次式で表されるように、上記4式の左辺をサイレ
ントチェーン10のピッチ、すなわち、ガイドプレート
18のピッチPg’で割った値である。 ((Pm+Dm−Dp’)−Pg’)/Pg’ (5) 図7の縦軸は、疲れ強さを表し、100のときの疲れ強
さは3KNである。上記(5)式の値が、正数になる場
合とは、丸ピン16の外周面とインナーリンクプレート
20のピン孔24の内周面とが隙間をもって対向してい
る状態である。この隙間が大きくなるに従い、疲れ強さ
が低下する傾向にある。そして、上記(5)式の値が+
0.005以上になると、急激に疲れ強さが低下し、イ
ンナーリンクプレートの破壊が低荷重で発生する。一
方、上記(5)式の値が、負数になる場合とは、丸ピン
16の外周面とインナーリンクプレート20のピン孔2
4の内周面とが隙間なく一定の弾性変形をもって接触し
ている状態である。サイレントチェーン10を組み立て
る際、まず、左右一対のガイドプレート18のうち、一
方のガイドプレート18に丸ピン16を圧入した後、そ
の丸ピン16にインナーリンクプレート20が取り付け
られるので、丸ピン16の外側間隔より、インナーリン
クプレート20のピン孔26の外側間隔が狭くなって、
丸ピン16及びインナーリンクプレート20にかじりが
生じる。そのため、上記(5)式の値が−0.005以
下になると、極めて製造が困難であるとともに、各部品
のかじりの問題も生じる。従って、上記(5)式の値
は、 −0.005<((Pm+Dm−Dp’)−Pg’)/Pg’<0.005 (6) または、 −0.005Pg’<(Pm+Dm−Dp’)−Pg’<0.005Pg’ (7) とすることが好ましい。以上のように、丸ピン16の外
周面とインナーリンクプレート20のピン孔24の内周
面とが隙間なく且つ応力が作用せず接触させることが困
難な場合には、上記(6)式または(7)式を満たすよ
うに製造することで、所期の目的を達成することができ
る。
【0015】次に、サイレントチェーン10に予荷重
(プリストレス)を作用させた場合には、バリや歪みが
除去されるので、上記式を若干補正する必要がある。予
荷重を作用させた場合、ガイドプレート18のピッチP
g’は若干大きくなる。また、インナーリンクプレート
20のピッチPmも若干大きくなる。上記(6)式及び
(7)式において、下限値は予荷重を作用させる前の製
造上の問題であるため、考慮することは不要であり、上
限値について一定の補正を行なう必要がある。しかしな
がら、上記(6)式及び(7)式では、Pg’及びPm
がそれぞれ一次関数で関与するだけであるから、結果と
して、上記式の範囲内で、サイレントチェーン10を設
計すれば十分と考えられる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明では、丸ピンがガイ
ドプレートに圧入されたとき、丸ピンの外側間隔がガイ
ドリンク列のインナーリンクプレートのピン孔の外側間
隔と実質的に一致する。従って、丸ピンに曲がりが生じ
ないので、曲げ力による丸ピンの疲労が緩和される。丸
ピンは、それ自身が真っすぐな状態を維持するので、ガ
イドリンク列及び間接リンク列ともピッチが一定であ
り、サイレントチェーンがスプロケットに噛み合う際の
ピッチむらがなく、噛み合い精度が向上して騒音の発生
も低減できる効果がある。また、丸ピンに曲がりが生じ
ないので、サイレントチェーンの引張力は、ガイドプレ
ートとインナーリンクプレートに同時且つ均等に作用
し、ガイドプレート及び特定のインナーリンクプレート
に応力が集中することがなく、サイレントチェーンの寿
命を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による丸ピン型サイレントチェーンの
平面図。
【図2】 図1の丸ピン型サイレントチェーンの正面
図。
【図3】 図1及び図2のサイレントチェーンのガイド
プレート単体の正面図。
【図4】 図1及び図2のサイレントチェーンのインナ
ーリンクプレート単体の正面図。
【図5】 サイレントチェーンが組み立てられ、丸ピン
16がガイドプレート18のピン孔24に圧入された状
態の断面図。
【図6】 図5の6−6線断面図。
【図7】 本発明によるサイレントチェーンの疲れ強さ
実験の結果を示すグラフ。
【図8】 従来のサイレントチェーンの断面図。
【図9】 図8のサイレントチェーンに引張力が作用し
たときの状態を示す断面図。
【符号の説明】
10 サイレントチェーン 12 ガイドリンク列 14 間接リンク列 16 丸ピン 18 ガイドプレート 20,22 インナーリンクプレート 24,26,28 ピン孔 30 歯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のガイドプレートと前記ガイドプレ
    ート間に配列された1枚以上のインナーリンクプレート
    よりなるガイドリンク列と、前記ガイドリンク列のイン
    ナーリンクプレートより1枚多いインナーリンクプレー
    トよりなる間接リンク列とを有し、前記ガイドプレート
    及びインナーリンクプレートの前後一対のピン孔に丸ピ
    ンが挿通されて、前記ガイドリンク列と間接リンク列が
    交互に連結編成された丸ピン型サイレントチェーンにお
    いて、 前記ガイドプレートのそれぞれのピン孔の直径が前記丸
    ピンの直径より小さく、前記ガイドリンク列のインナー
    リンクプレートのそれぞれのピン孔の直径が前記丸ピン
    の直径より大きく、 前記ガイドプレートのピン孔中心間のピッチが前記ガイ
    ドリンク列のインナーリンクプレートのピン孔中心間の
    ピッチより大きく、 前記丸ピンが前記ガイドプレートに圧入されたとき、前
    記丸ピンの外側間隔が前記ガイドリンク列のインナーリ
    ンクプレートのピン孔の外側間隔と実質的に一致するこ
    とを特徴とする、 丸ピン型サイレントチェーン。
  2. 【請求項2】 前記丸ピンの外側間隔と前記ガイドリン
    ク列のインナーリンクプレートのピン孔の外側間隔の差
    が、サイレントチェーンのピッチの0.5%未満であ
    る、請求項1記載の丸ピン型サイレントチェーン。
JP2000075743A 2000-03-17 2000-03-17 丸ピン型サイレントチェーン Expired - Lifetime JP3384556B2 (ja)

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