JP2001258172A - 充電制御装置および方法 - Google Patents
充電制御装置および方法Info
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Abstract
による発熱と過充電時の化学的発熱とを分離して、過充
電を確実に検出する。 【解決手段】 二次電池10について、第1の所定時間
毎に温度を検出する電池温度検出部12と、電池温度検
出部により検出された温度に基づいて、第1の所定時間
よりも長い第2の所定時間毎に、単位時間当たりの温度
上昇である温度勾配を演算する温度勾配演算部14と、
温度勾配演算部により演算された温度勾配が、二次電池
の充電状態に応じて予め定められた所定の温度勾配閾値
よりも大きいか否かを判断する温度勾配判断部16とを
備え、温度勾配判断部において、温度勾配がN回(Nは
自然数)連続して温度勾配閾値よりも大きいと判断され
た場合、二次電池の充電状態が満充電になったことを検
出する。
Description
制御する技術に関し、特に、満充電に達しない充電状態
で繰り返し充放電を行う用途に用いられる二次電池に対
する充電を制御して、該二次電池の過充電を防止する技
術に関する。
カドミウム(Ni−Cd)バッテリ、ニッケル−水素
(Ni−MH)バッテリ、リチウムイオンバッテリ等が
ある。これらのバッテリは、電力が消耗されると、外部
電源に接続して所定の電流をながすことにより充電する
ことができるという性質がある。かかる性質を利用し
て、これらのバッテリは、従来より各種の機器に使用さ
れている。たとえば、バッテリはエンジンの点火プラグ
への電力供給を行うために、従来より車両にも搭載され
ていた。最近では、エンジンと電動機とを備えたいわゆ
るハイブリッド車両(HEV)において、電動機を駆動
する際の主電源としても使用されている。
ッテリに応じて限界がある。したがって、充電可能な容
量を越えない範囲で充電が行われるように充電量を制御
する必要がある。かかる限界を超える充電(過充電)が
行われた場合、バッテリの寿命を低下させる恐れがあっ
た。また、過充電の検出は、車両走行中のドラビリ確保
等にも不可欠である。
法としては、充電中におけるバッテリの温度変化を検出
し、単位時間当たりの温度変化、すなわち温度勾配が急
激に増加した時点で、バッテリが満充電に達したと判断
する方法が一般的である。
れているバッテリの場合、車両走行中にバッテリの充放
電が繰り返される場合がある。ハイブリッド車両では、
走行に必要な動力に対してエンジンからの出力が大きい
場合には、余剰の動力で発電機を駆動してバッテリの充
電が行われる。逆に、エンジンからの出力が小さい場合
には、バッテリの電力を用いて電動機を駆動して不足の
動力を出力する。この場合、バッテリの放電が行われ
る。かかる充放電の繰り返しは、車両の走行状態や、バ
ッテリの充電状態、および運転者の操作に応じて行われ
る。
抵抗(DC−IR)による損失がジュール熱を発生し、
かつ、その発熱は電流の実効値の2乗に比例する。した
がって、バッテリをハイブリッド車両に搭載した場合の
ように充放電が繰り返し行われた場合、バッテリが満充
電に達していなくても、温度勾配が急激に変化するた
め、バッテリが満充電に達したと誤判定し、充電を中止
してしまうことになる。この結果、バッテリの充電を十
分に行うことができなくなり、バッテリが上がってしま
う等の支障を生じる恐れもある。
ば、特開平11−299124号公報には、単位時間当
たりの温度上昇である温度勾配のうち充電に関与して生
じる充電時温度勾配や、また、単位時間当たりの温度上
昇である温度勾配より、放電によって生じる温度勾配の
補正量を引いて算出された充電時温度勾配を検出し、該
温度勾配が二次電池の充電状態に応じて予め定められた
所定の温度勾配よりも大きい場合には、二次電池への充
電を中止する方法が開示されている。
リッド車両や電気車両の使用環境においては、二次電池
の充電および放電の電流値が大きいため、二次電池の内
部抵抗(DC−IR)による発熱量が大きい。また、充
電と放電の電流が瞬時に変化すると共に、発熱には時間
差が生じるため、電流の瞬時値からは発熱の原因を特定
することができない。これらの理由により、DC−IR
による発熱を分離して、純粋に過充電時の化学的な発熱
反応だけによる温度勾配を求め、過充電の検出を行うこ
とは困難であった。
であり、その目的は、二次電池の内部抵抗による発熱と
過充電時の化学的発熱とを分離して、過充電を確実に検
出することが可能な充電制御装置および方法を提供する
ことにある。
め、本発明に係る充電制御装置は、満充電に達しない充
電状態で繰り返し充放電を行う用途に用いられる二次電
池に対する充電を制御する充電制御装置であって、前記
二次電池について、第1の所定時間毎に温度を検出する
電池温度検出部と、前記電池温度検出部により検出され
た前記温度に基づいて、前記第1の所定時間よりも長い
第2の所定時間毎に、単位時間当たりの温度上昇である
温度勾配を演算する温度勾配演算部と、前記温度勾配演
算部により演算された温度勾配が、前記二次電池の充電
状態に応じて予め定められた所定の温度勾配閾値よりも
大きいか否かを判断する温度勾配判断部とを備え、前記
温度勾配判断部において、前記演算された温度勾配がN
回(Nは自然数)連続して前記所定の温度勾配閾値より
も大きいと判断された場合、前記二次電池の充電状態が
満充電になったことを検出することを特徴とする。
部により、第1の所定時間毎に検出された温度に基づい
て、第1の所定時間よりも長い第2の所定時間毎に温度
勾配を演算し、温度勾配判断部において、演算された温
度勾配が、N回(Nは自然数)連続して所定の温度勾配
閾値を超えた場合に、二次電池が満充電状態にあること
を検出することで、ハイブリッド車両等の走行時におけ
る二次電池の充電および放電繰り返しによる瞬時的な発
熱の影響を取り除き、二次電池の内部抵抗による発熱と
過充電時の化学的発熱とを分離して、過充電を確実に検
出することが可能になる。
化や寿命短縮を防止することができると共に、充電レベ
ルが高い領域まで二次電池を使用することができ、車両
走行中のドラビリ確保が容易になる。
演算部は、前記二次電池の平均負荷電流が前記二次電池
の充電方向を示す場合に演算結果を有効とすることが好
ましい。
流が充電方向を示す場合について、演算された温度勾配
を過充電検出に用いることで、さらに確実な過充電検出
が可能になる。
定の温度勾配閾値として、前記二次電池の平均負荷電流
の大きさ、および前記二次電池の冷却強度の少なくとも
1つに応じた温度勾配閾値を用いることが好ましい。
流の大きさ、および前記二次電池の冷却強度の少なくと
も1つに応じて温度勾配閾値を設定することで、さらに
精確な過充電検出が可能になる。
定時間毎に検出した負荷電流の前記第2の所定時間毎で
の平均値であることが好ましい。
2の所定時間は、前記第1の所定時間毎に検出される前
記二次電池の充電および放電による負荷電流の変化時間
よりも長いことが好ましい。
走行時における二次電池の充電および放電繰り返しによ
る瞬時的な発熱の影響を取り除き、二次電池の内部抵抗
による発熱と過充電時の化学的発熱とを分離して、過充
電を確実に検出することが可能になる。
温度勾配演算部は、移動平均演算により前記温度勾配を
求めることが好ましい。
平均により温度勾配を求めることで、さらに精確な過充
電検出が可能になる。
制御方法は、満充電に達しない充電状態で繰り返し充放
電を行う用途に用いられる二次電池に対する充電を制御
する充電制御方法であって、前記二次電池について、第
1の所定時間毎に温度を検出し、検出した前記温度に基
づいて、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間
毎に、単位時間当たりの温度上昇である温度勾配を演算
し、演算した前記温度勾配が、前記二次電池の充電状態
に応じて予め定められた所定の温度勾配閾値よりも大き
いか否かを判断し、前記演算した温度勾配がN回(Nは
自然数)連続して前記所定の温度勾配閾値よりも大きい
と判断した場合、前記二次電池の充電状態が満充電にな
ったことを検出することを特徴とする。
間毎に検出された温度に基づいて、第1の所定時間より
も長い第2の所定時間毎に温度勾配を演算し、演算した
温度勾配が、N回(Nは自然数)連続して所定の温度勾
配閾値を超えた場合に、二次電池が満充電状態にあるこ
とを検出することで、ハイブリッド車両等の走行時にお
ける二次電池の充電および放電繰り返しによる瞬時的な
発熱の影響を取り除き、二次電池の内部抵抗による発熱
と過充電時の化学的発熱とを分離して、過充電を確実に
検出することが可能になる。
化や寿命短縮を防止することができると共に、充電レベ
ルが高い領域まで二次電池を使用することができ、車両
走行中のドラビリ確保が容易になる。
の平均負荷電流が前記二次電池の充電方向を示す場合
に、前記温度勾配の演算結果を有効とすることが好まし
い。
流が充電方向を示す場合について、演算した温度勾配を
過充電検出に用いることで、さらに確実な過充電検出が
可能になる。
定の温度勾配閾値として、前記二次電池の平均負荷電流
の大きさ、および前記二次電池の冷却強度の少なくとも
1つに応じた温度勾配閾値を用いることが好ましい。
流の大きさ、および前記二次電池の冷却強度の少なくと
も1つに応じて温度勾配閾値を設定することで、さらに
精確な過充電検出が可能になる。
定時間毎に検出した負荷電流の前記第2の所定時間毎で
の平均値であることが好ましい。
2の所定時間は、前記第1の所定時間毎に検出される前
記二次電池の充電および放電による負荷電流の変化時間
よりも長いことが好ましい。
走行時における二次電池の充電および放電繰り返しによ
る瞬時的な発熱の影響を取り除き、二次電池の内部抵抗
による発熱と過充電時の化学的発熱とを分離して、過充
電を確実に検出することが可能になる。
温度勾配を移動平均演算により求めることが好ましい。
平均により温度勾配を求めることで、さらに精確な過充
電検出が可能になる。
て、図面を用いて説明する。
の実施形態による充電制御装置の構成を示すブロック図
である。
等に搭載される、例えばニッケル−水素バッテリで構成
された二次電池である。この二次電池10は、通常、所
定の出力を得るため多数の単電池が組み合わされた組電
池からなる電池パックで構成される。12は電池温度検
出部であり、二次電池10内の所定位置に配置された温
度センサ(不図示)により測定された電池温度を第1の
所定時間t1、例えば0.1秒毎にサンプリングして、
電池温度サンプルT(n)を取得する。
出部12から出力される電池温度サンプルT(n)に対
して、第2の所定時間t2、例えば20秒を単位時間と
して、単位時間当たりの温度上昇である温度勾配dT
(n)/dt(=K)を演算する。この第2の所定時間
t2は、電池温度のサンプリング時間である第1の所定
時間t1よりも長く、且つハイブリッド車両等の走行時
における二次電池10の充電および放電繰り返しによる
負荷電流の変動時間よりも長くなるよう設定されてい
る。
勾配を求めるための演算は、単純平均をとる演算ではな
く、移動平均をとる演算が用いられる。この移動平均
は、例えば、ある時刻tiとその時刻tiから第2の所
定時間(20秒)後の時刻ti+20との間での温度勾
配Kiをとり、次に、時刻tiから第1の所定時間
(0.1秒)後の時刻ti+0.1とその時刻ti+
0.1から第2の所定時間(20秒)後の時刻ti+2
0.1との間での温度勾配Ki+1をとって、KiとKi+1
の平均を順次演算していくものである。
ど、二次電池10の内部抵抗(DC−IR)による発熱
の影響を除去できるが、演算が遅くなるため二次電池1
0が過充電状態に入りやすくなる。
算部14から順次出力される温度勾配dT(n)/dt
が、二次電池10の充電状態に応じて予め定められた所
定の温度勾配閾値THよりも大きいか否かを判断し、N
回、例えば3回連続して温度勾配閾値THを超えた場合
に、二次電池10が満充電状態にあると判断し、満充電
状態を通知する信号FCを出力する。
態における制御プロセスについて説明する。
次電池充電制御ルーチンを示すフローチャートである。
t1毎にサンプリングして取得する(S20)。取得し
た電池温度サンプルT(n)に基づいて、第2の所定時
間t2間において、温度勾配dT(n)/dtを移動平
均演算により求める(S21)。
T(n)/dtが、所定の温度勾配閾値THを超えるか
否かを判断する(S22)。ステップS22における判
断の結果、温度勾配dT(n)/dtが温度勾配閾値T
H以下である場合、ステップS20に戻って、電池温度
サンプルT(n)の取得を続ける。
勾配dT(n)/dtが温度勾配閾値THを超えている
場合、ステップS23に進んで、N回連続して超えたか
否かを判断する。ステップS23において、温度勾配d
T(n)/dtが温度勾配閾値THをN回連続して超え
ない場合、満充電状態での化学的発熱による温度上昇で
はないと判断し、やはりステップS20に戻って、電池
温度サンプルT(n)の取得を続ける。
勾配dT(n)/dtが温度勾配閾値THをN回連続し
て超えた場合、満充電状態での化学的発熱による温度上
昇であると判断し、現在満充電状態にありそれ以上の充
電は過充電になることを検出して(S24)二次電池充
電制御ルーチンから抜ける。
の実施形態による充電制御装置の構成を示すブロック図
である。本実施形態は、二次電池の平均負荷電流および
冷却強度に応じて、温度勾配閾値を可変設定する点で、
第1の実施形態と異なる。なお、電池温度検出部12、
温度勾配演算部14、および温度勾配判断部16の構成
および機能については、第1の実施形態と同様であるの
で説明を省略する。
び放電による負荷電流を検出するための電流センサであ
り、電流センサ32により検出された負荷電流は、平均
負荷電流測定部34に供給される。平均負荷電流測定部
34は、第1の実施形態で説明した電池温度をサンプリ
ングする第1の所定時間、例えば0.1秒毎に負荷電流
をサンプリングして(I(n))、第2の所定時間、例
えば20秒間での平均値をとり、平均負荷電流Iave
として出力する。
池冷却手段であり、冷却強度設定部38により、二次電
池の性能劣化を防止するために、二次電池の温度に応じ
て冷却強度CP、例えば冷却ファンの回転数が設定され
る。
均負荷電流Iaveと、冷却強度設定部38から出力さ
れる冷却強度CPは、温度勾配閾値設定部30に供給さ
れる。温度勾配閾値設定部30は、入力された平均負荷
電流Iaveと冷却強度CPの大きさに応じて温度勾配
閾値THを決定し、その温度勾配閾値THを温度勾配判
断部16に対して設定する。
CPに対して設定される温度勾配閾値THテーブルを示
す図である。図4において、冷却強度CPが強いほど満
充電状態での温度勾配が小さくなるので、温度勾配閾値
THの値を小さくし、また、平均負荷電流Iaveが高
充電レートである場合ほど満充電状態での温度勾配が大
きくなるので、温度勾配閾値THの値を大きくしてい
る。
ート(IL)と高充電レート(IH)である場合におい
て、充電容量に対する電池温度と温度勾配の曲線を示す
グラフである。
の場合において、経過時間に対する温度勾配の曲線を示
すグラフである。
おける制御プロセスについて説明する。
次電池充電制御ルーチンを示すフローチャートである。
(n)を第1の所定時間t1毎にサンプリングして取得
する(S70)。取得した電池温度サンプルT(n)に
基づいて、第2の所定時間t2間において、温度勾配d
T(n)/dtを移動平均演算により求めると共に、取
得した負荷電流サンプルI(n)に基づいて、第2の所
定時間t2間での平均負荷電流Iaveを求める(S7
1)。
流Iaveが充電方向を示す(ゼロより大きい)か否か
を判断する(S72)。ステップS72における判断の
結果、平均負荷電流Iaveが充電方向を示さない(放
電方向である)場合、ステップS70に戻って、電池温
度サンプルT(n)および負荷電流サンプルI(n)の
取得を続ける。
均負荷電流Iaveが充電方向を示す(ゼロより大き
い)場合、ステップS73に進んで、平均負荷電流Ia
veの大きさと冷却強度に基づいて、最適な温度勾配閾
値THを設定する。
T(n)/dtが、設定された温度勾配閾値THを超え
るか否かを判断する(S74)。ステップS74におけ
る判断の結果、温度勾配dT(n)/dtが温度勾配閾
値TH以下である場合、ステップS70に戻って、電池
温度サンプルT(n)および負荷電流サンプルI(n)
の取得を続ける。
度勾配dT(n)/dtが温度勾配閾値THを超えてい
る場合、ステップS75に進んで、N回連続して超えた
か否かを判断する。ステップS75において、温度勾配
dT(n)/dtが温度勾配閾値THをN回連続して超
えない場合、満充電状態での化学的発熱による温度上昇
ではないと判断し、やはりステップS70に戻って、電
池温度サンプルT(n)および負荷電流サンプルI
(n)の取得を続ける。
勾配dT(n)/dtが温度勾配閾値THをN回連続し
て超えた場合、満充電状態での化学的発熱による温度上
昇であると判断し、現在満充電状態にありそれ以上の充
電は過充電になることを検出して(S76)二次電池充
電制御ルーチンから抜ける。
荷電流Iaveに基づいて充電方向にある場合の温度勾
配と、平均負荷電流Iaveの大きさと二次電池の冷却
強度に応じた最適な温度勾配閾値THとを比較するの
で、第1の実施形態に比べてより精度の高い満充電状態
検出を実現することができる。
温度をサンプリングする第1の所定時間t1を0.1秒
に、温度勾配を演算する第2の所定時間t2を20秒
に、温度勾配の閾値超過回数Nを3に設定したが、本発
明はこれらの数値に限定されず、例えば、二次電池の仕
様、車両負荷特性、車両の走行パターン等に応じて変更
することも可能である。
ハイブリッド車両や電気車両での使用環境においても、
二次電池の内部抵抗による発熱と過充電時の化学的発熱
とを分離して、過充電を確実に検出することが可能にな
り、過充電による二次電池の劣化や寿命短縮を防止する
ことができると共に、充電レベルが高い領域まで二次電
池を使用することができ、車両走行中のドラビリ確保が
容易になる。
の構成を示すブロック図
制御ルーチンを示すフローチャート
の構成を示すブロック図
て設定される温度勾配閾値THを示す図
L)と高充電レート(IH)である場合において、充電
容量に対する電池温度と温度勾配の曲線を示すグラフ
いて、経過時間に対する温度勾配の曲線を示すグラフ
制御ルーチンを示すフローチャート
Claims (12)
- 【請求項1】 満充電に達しない充電状態で繰り返し充
放電を行う用途に用いられる二次電池に対する充電を制
御する充電制御装置において、前記二次電池について、
第1の所定時間毎に温度を検出する電池温度検出部と、 前記電池温度検出部により検出された前記温度に基づい
て、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間毎
に、単位時間当たりの温度上昇である温度勾配を演算す
る温度勾配演算部と、 前記温度勾配演算部により演算された温度勾配が、前記
二次電池の充電状態に応じて予め定められた所定の温度
勾配閾値よりも大きいか否かを判断する温度勾配判断部
とを備え、 前記温度勾配判断部において、前記演算された温度勾配
がN回(Nは自然数)連続して前記所定の温度勾配閾値
よりも大きいと判断された場合、前記二次電池の充電状
態が満充電になったことを検出することを特徴とする充
電制御装置。 - 【請求項2】 前記温度勾配演算部は、前記二次電池の
平均負荷電流が前記二次電池の充電方向を示す場合に演
算結果を有効とする請求項1記載の充電制御装置。 - 【請求項3】 前記所定の温度勾配閾値として、前記二
次電池の平均負荷電流の大きさ、および前記二次電池の
冷却強度の少なくとも1つに応じた温度勾配閾値を用い
る請求項1記載の充電制御装置。 - 【請求項4】 前記平均負荷電流は、前記第1の所定時
間毎に検出した負荷電流の前記第2の所定時間毎での平
均値である請求項2または3記載の充電制御装置。 - 【請求項5】 前記第2の所定時間は、前記第1の所定
時間毎に検出される前記二次電池の充電および放電によ
る負荷電流の変化時間よりも長い請求項1記載の充電制
御装置。 - 【請求項6】 前記温度勾配演算部は、移動平均演算に
より前記温度勾配を求める請求項1または2記載の充電
制御装置。 - 【請求項7】 満充電に達しない充電状態で繰り返し充
放電を行う用途に用いられる二次電池に対する充電を制
御する充電制御方法において、 前記二次電池について、第1の所定時間毎に温度を検出
し、 検出した前記温度に基づいて、前記第1の所定時間より
も長い第2の所定時間毎に、単位時間当たりの温度上昇
である温度勾配を演算し、 演算した前記温度勾配が、前記二次電池の充電状態に応
じて予め定められた所定の温度勾配閾値よりも大きいか
否かを判断し、 前記演算した温度勾配がN回(Nは自然数)連続して前
記所定の温度勾配閾値よりも大きいと判断した場合、前
記二次電池の充電状態が満充電になったことを検出する
ことを特徴とする充電制御方法。 - 【請求項8】 前記二次電池の平均負荷電流が前記二次
電池の充電方向を示す場合に、前記温度勾配の演算結果
を有効とする請求項7記載の充電制御方法。 - 【請求項9】 前記所定の温度勾配閾値として、前記二
次電池の平均負荷電流の大きさ、および前記二次電池の
冷却強度の少なくとも1つに応じた温度勾配閾値を用い
る請求項7記載の充電制御方法。 - 【請求項10】 前記平均負荷電流は、前記第1の所定
時間毎に検出した負荷電流の前記第2の所定時間毎での
平均値である請求項8または9記載の充電制御方法。 - 【請求項11】 前記第2の所定時間は、前記第1の所
定時間毎に検出される前記二次電池の充電および放電に
よる負荷電流の変化時間よりも長い請求項7記載の充電
制御方法。 - 【請求項12】 前記温度勾配を移動平均演算により求
める請求項7記載の充電制御方法。
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|---|---|---|---|
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