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JP2001119031A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Publication number
JP2001119031A
JP2001119031A JP29702699A JP29702699A JP2001119031A JP 2001119031 A JP2001119031 A JP 2001119031A JP 29702699 A JP29702699 A JP 29702699A JP 29702699 A JP29702699 A JP 29702699A JP 2001119031 A JP2001119031 A JP 2001119031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon layer
drain region
gate electrode
oxide film
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29702699A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaomi Masuda
崇臣 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP29702699A priority Critical patent/JP2001119031A/ja
Publication of JP2001119031A publication Critical patent/JP2001119031A/ja
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  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SOI基板に形成したオフセット型トランジ
スタであって、シリコン層と支持基板との電位差によっ
て、シリコン層と埋め込み酸化膜の界面を流れるリーク
電流を発生させない半導体装置およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 ソース領域7の下部にシリコン層3と同
じ導電型で不純物濃度の高いリークストッパ層13を形
成することを特徴とする半導体装置およびその製造方法
を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン層−埋め
込み酸化膜−支持基板の構造からなるSOI構造(Si
licon on Insulator構造)を有する
SOI基板を用いた半導体装置およびその製造方法であ
って、埋め込み酸化膜界面を流れるリーク電流を無くす
ことが可能な半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SOI基板に形成したオフセット構造を
有するオフセット型トランジスタの従来技術の構造を、
図2の断面図を用いて説明する。
【0003】図2は、SOI基板に形成したオフセット
型トランジスタの従来技術における構造を示すものであ
る。SOI基板1は、支持基板17の上部に埋め込み酸
化膜19を設け、埋め込み酸化膜19の上部にシリコン
層3を設けた構造を有する。シリコン層3の表面にゲー
ト酸化膜15を設け、ゲート酸化膜15の上部にゲート
電極21を設ける。ゲート電極21の一端にソース領域
7を設ける。ゲート電極21のソース領域7の反対側に
オフセットドレイン領域9を設ける。オフセットドレイ
ン領域9にゲート電極21と離してドレイン領域5を設
ける。金属電極11は、ドレイン領域5およびソース領
域7と電気的に接続されている。金属電極11が接続さ
れている領域を除いて、シリコン層3の表面に絶縁膜2
3を設ける。絶縁膜23には、金属電極11を設けるた
めのコンタクトホール31を設ける。
【0004】オフセット型トランジスタは、ドレイン領
域5とシリコン層3で形成されるPN接合の間に、ドレ
イン領域5の不純物濃度より低濃度のオフセットドレイ
ン領域9を設けている。そのため、ドレイン領域5とシ
リコン層3を逆バイアスしたとき、より空乏層が伸びや
すくなるため、高い電源電圧で使用することが可能な高
耐圧トランジスタである。
【0005】つぎに、図2に示したSOI基板に形成し
たオフセット型トランジスタを製造する従来技術を、図
面を用いて説明する。図2から図5は、従来技術におけ
るオフセット型トランジスタの製造方法を工程順に示す
断面図である。
【0006】図3に示すように、SOI基板1は、支持
基板17の上部に、埋め込み酸化膜19を備え、埋め込
み酸化膜19の上部には、シリコン層3を備えた構造を
有する。はじめに、フォトレジスト(図示せず)を回転
塗布法によってSOI基板1の上部全面に形成する。引
き続き、所定のフォトマスクを用いて露光処理と現像処
理を行い、オフセットドレイン領域9を形成する領域が
開口するようにフォトレジストをパターニングする。
【0007】引き続き、フォトレジストをイオン注入阻
止膜として使用し、シリコン層3と異なる導電型の不純
物(図示せず)をSOI基板1の全面にイオン注入す
る。その後、フォトレジストを除去する。続いて、熱処
理を行い不純物を拡散させて、オフセットドレイン領域
9を形成する。
【0008】つぎに、図4に示すように、酸化処理を行
い、SOI基板1の上部全面にゲート酸化膜15を形成
する。つぎに、ゲート電極材料をゲート酸化膜15の上
部全面に被膜形成する。
【0009】つぎに、フォトレジスト(図示せず)を回
転塗布法によってゲート電極材料の上部全面に形成す
る。引き続き、所定のフォトマスクを用いて露光処理
と、現像処理とを行ない、ゲート電極21を形成する領
域以外が開口するようにフォトレジストをパターニング
する。続いて、フォトレジスト開口内のゲート電極材料
を完全に除去するまでエッチングし、ゲート電極21を
形成する。その後、フォトレジストを除去する。
【0010】つぎに、図5に示すように、フォトレジス
ト25を回転塗布法によってSOI基板1の上部全面に
形成する。引き続き、所定のフォトマスクを用いて露光
処理と、現像処理を行い、ドレイン領域5とソース領域
7とゲート電極21とを形成する領域が開口するように
フォトレジスト25をパターニングする。続いて、フォ
トレジスト25をイオン注入阻止膜として使用し、さら
に、ゲート電極21と自己整合的に、シリコン層3と異
なる導電型の不純物をSOI基板1の全面にイオン注入
し、ドレイン領域5とソース領域7を形成する。その
後、フォトレジストを除去する。
【0011】つぎに、絶縁膜23をSOI基板1の上部
全面に被膜形成する。続けて、窒素雰囲気中で熱処理を
加えることで、ドレイン領域5とソース領域7にイオン
注入した不純物を電気的に活性化させる。この窒素雰囲
気中の熱処理は、絶縁膜23の表面平坦化も兼ねる。
【0012】つぎに、図2に示すように、フォトレジス
ト(図示せず)を回転塗布法によって、絶縁膜23の上
部全面に形成する。引き続き、所定のフォトマスクを用
いて、露光処理と、現像処理を行い、フォトレジスト
(図示せず)をコンタクトホール31が開口するように
パターニングする。
【0013】引き続き、フォトレジスト開口内の絶縁膜
23を完全に除去するまでエッチングし、コンタクトホ
ール31を形成する。その後、フォトレジストを除去す
る。続いて、SOI基板1の上部全面に、金属電極11
を形成するための金属電極材料を被膜形成する。
【0014】つぎに、フォトレジスト(図示せず)を回
転塗布法により、SOI基板1の上部全面に形成する。
引き続き、所定のフォトマスクを用いて、露光処理と、
現像処理を行い、フォトレジスト(図示せず)を金属電
極11となる領域以外が開口するようにパターニングす
る。
【0015】引き続き、フォトレジスト開口内の金属電
極材料を完全に除去するまでエッチングし、金属電極1
1を形成する。その後、フォトレジストを除去する。
【0016】このようにして、図2に示すような従来の
技術における、SOI基板を用いたオフセット型トラン
ジスタを形成することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】SOI基板に形成され
たオフセット型トランジスタを使用する場合に、シリコ
ン層3の電位と支持基板17の電位とが異なる場合があ
る。たとえば、CMOS回路において、支持基板17を
接地したとき、Pチャネル型のオフセット型トランジス
タのシリコン層3は電源電圧になるため電位が異なる場
合がある。
【0018】シリコン層3と支持基板17の電位の正負
が、埋め込み酸化膜19側のシリコン層3を空乏化する
状態では、電位差が大きいとシリコン層3と埋め込み酸
化膜19の界面に反転層が形成される。さらにソース領
域7のPN接合の空乏層と、埋め込み酸化膜19側から
伸びる空乏層がつながる。空乏層がつながると、シリコ
ン層3の電位とは無関係に、支持基板17の電位が、ソ
ース領域7のPN接合の電位に影響するようになり、電
位障壁が引き下げられ反転層にキャリアが供給される。
通常、ドレイン領域5は、シリコン層3と逆バイアスに
なっているので、反転層からドレイン領域5へキャリア
が流れ込む。
【0019】このため、シリコン層3と支持基板17の
電位差により、シリコン層3と埋め込み酸化膜19の界
面を流れるリーク電流が発生する。
【0020】このように、図2を用いて説明した従来技
術における半導体装置においては、シリコン層3と支持
基板17の電位差によって、シリコン層3と埋め込み酸
化膜19の界面を流れるリーク電流が発生する。
【0021】〔発明の目的〕本発明の目的は、上記課題
を解決して、半導体装置に発生するリーク電流を防止可
能な半導体装置およびその製造方法を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置およびその製造方法は、下記記
載の構造および製造方法を採用する。
【0023】本発明の半導体装置は、SOI基板に設け
た半導体装置であって、シリコン層に設けたゲート酸化
膜と、ゲート酸化膜の上部に設けたゲート電極と、ゲー
ト電極の一端に設けたシリコン層と異導電型のソース領
域と、シリコン層と異導電型でゲート電極のソース領域
と反対側に設けたオフセットドレイン領域と、オフセッ
トドレイン領域にゲート電極と離して設けたシリコン層
と異導電型のドレイン領域と、ドレイン領域およびソー
ス領域と電気的に接続された金属電極と、ソース領域の
下部にシリコン層と同導電型で不純物濃度が高いリーク
ストッパ層を備えることを特徴とする。
【0024】本発明の半導体装置は、SOI基板に設け
た半導体装置であって、シリコン層に設けたゲート酸化
膜と、ゲート酸化膜の上部に設けたゲート電極と、ゲー
ト電極の一端に設けたシリコン層と異導電型のソース領
域と、シリコン層と異導電型でゲート電極のソース領域
と反対側に設けたオフセットドレイン領域と、オフセッ
トドレイン領域にゲート電極と離して設けたシリコン層
と異導電型のドレイン領域と、ドレイン領域およびソー
ス領域と電気的に接続された金属電極と、ソース領域の
下部に埋め込み酸化膜と接していないシリコン層と同導
電型で不純物濃度が高いリークストッパ層を備えること
を特徴とする。
【0025】本発明の半導体装置は、SOI基板にシリ
コン層と異導電型の不純物原子を選択的にイオン注入し
て、熱処理を加えることにより、オフセットドレイン領
域を形成する工程と、SOI基板にシリコン層と同導電
型の不純物原子を選択的にイオン注入して、熱処理を加
えることにより、リークストッパ層を形成する工程と、
酸化雰囲気中で酸化処理を行うことにより、シリコン層
の表面にゲート酸化膜を形成する工程と、ゲート電極材
料を全面に形成し、フォトエッチング処理を行うことに
よりゲート電極を形成する工程と、シリコン層と異導電
型の不純物原子を選択的にイオン注入してドレイン領域
とソース領域を形成する工程と、絶縁膜を全面に形成
し、フォトエッチング処理を行うことによりコンタクト
ホールを形成する工程と、金属電極材料を全面に形成
し、フォトエッチング処理を行うことにより金属電極を
形成する工程とを有することを特徴とする。
【0026】〔作用〕本発明のオフセット型トランジス
タでは、ソース領域の下部に設けたリークストッパ層の
不純物濃度が、シリコン層の不純物濃度より高いため、
空乏層が伸びにくくなっている。このため、ソース領域
のPN接合から伸びる空乏層と埋め込み酸化膜側から伸
びる空乏層がつながらない。これにより、キャリアの供
給が絶たれるため、シリコン層と埋め込み酸化膜の界面
に反転層が形成されてもリーク電流が流れることはな
い。
【0027】したがって、シリコン層と支持基板の電位
差に起因するリーク電流は、本発明の半導体装置では発
生しない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を実施
するための最適な実施の形態を説明する。はじめに図面
を用いて本発明の実施形態における半導体装置の構造を
説明する。
【0029】〔半導体装置の構造:図1〕図1は、本発
明の実施形態における半導体装置を示す断面図である。
この図1を使用して本発明の実施形態における半導体装
置の構造を説明する。
【0030】はじめに、SOI基板1の構造を説明す
る。支持基板17の上部に埋め込み酸化膜19を設け
る。埋め込み酸化膜19の膜厚は1μm程度である。埋
め込み酸化膜19の上部にシリコン層3を設ける。この
シリコン層3の膜厚は1μm程度である。
【0031】つぎに、オフセット型トランジスタの構造
を説明する。シリコン層3の上部にシリコン酸化膜から
なるゲート酸化膜15を設ける。ゲート酸化膜15の上
部にゲート電極21を設ける。ゲート電極21には多結
晶シリコンを用いる。ゲート電極21の一端にソース領
域7を設ける。ゲート電極21のソース領域7の反対側
の領域にオフセットドレイン領域9を設ける。オフセッ
トドレイン領域9にゲート電極21と離してドレイン領
域5を設ける。ドレイン領域5とソース領域7の不純物
は、N型ならリン原子を用い、P型ならボロン原子を用
いる。ソース領域7の下部領域にはリークストッパ層1
3を設ける。リークストッパ層13はシリコン層3と同
じ導電型であり、シリコン層3よりも不純物濃度が高
い。リークストッパ層13の不純物はN型ならリン原子
を用い、P型ならボロン原子を用いる。シリコン層3の
上部に絶縁膜23を設け、ドレイン領域5とソース領域
7の上部にコンタクトホール31を設ける。絶縁膜23
はボロン原子とリン原子をドープしたシリコン酸化膜を
用いる。コンタクトホール31に金属電極11を設け
る。金属電極11はドレイン領域5およびソース領域7
と電気的に接続されている。金属電極11にはアルミニ
ウムを用いる。
【0032】本発明の半導体装置では、リークストッパ
層13の不純物濃度はシリコン層3より高いために、シ
リコン層3と支持基板17の電位差により,シリコン層
3と埋め込み酸化膜19の界面から伸びる空乏層と、ソ
ース領域のPN接合から伸びる空乏層が伸びにくくな
る。このため、ソース領域7のPN接合の空乏層と埋め
込み酸化膜19からの空乏層がつながらない。
【0033】シリコン層3と支持基板17の電位差によ
り、シリコン層3と埋め込み酸化膜19の界面に反転層
が形成されたとしても、空乏層がつながっていないの
で、ソース領域7からキャリアが供給されない。このた
め、シリコン層3と埋め込み酸化膜19の界面を流れる
リーク電流は、発生しない。
【0034】〔半導体装置の製造方法の説明:図1、お
よび図6から図10〕つぎに、図1に示す半導体装置の
構造を形成するための製造方法を、図面を用いて説明す
る。図1、および図6から図10は、本発明の実施形態
における半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図で
ある。
【0035】図6に示すように、SOI基板1は、支持
基板17の上部に、埋め込み酸化膜19を備え、埋め込
み酸化膜19の上部にはシリコン層3を備える。まずは
じめに、導電型がP型で不純物濃度が1×101 6 cm
- 3 程度のシリコン層3の表面に、フォトレジスト(図
示せず)を回転塗布法によって上部全面に形成する。つ
ぎに所定のフォトマスクを用いて露光処理と、現像処理
を行い、オフセットドレイン領域9を形成する領域が開
口するように、フォトレジストをパターニングする。
【0036】引き続き、フォトレジストをイオン注入阻
止膜として用いて、打ち込みエネルギー50KeV、打
ち込みドーズ量1×101 3 cm- 2 程度の条件でN型
不純物(図示せず)をイオン注入する。N型不純物とし
てはリン原子を用いる。その後、硫酸(H2 SO4 )を
用いて、フォトレジストを除去する。引き続き、窒素雰
囲気中で、温度1100℃、時間4時間程度の条件で熱
処理を行ない、不純物を拡散させ、オフセットドレイン
領域9を形成する。
【0037】つぎに、図7に示すように、フォトレジス
ト(図示せず)を回転塗布法によってSOI基板1の上部
全面に形成する。つぎに、所定のフォトマスクを用いて
露光処理と、現像処理とを行ない、リークストッパ層1
3を形成する領域が開口するように、フォトレジストを
パターニングする。
【0038】引き続き、フォトレジストをイオン注入阻
止膜として用いて、打ち込みエネルギー100KeV、
打ち込みドーズ量1×101 3 cm- 2 程度の条件でP
型不純物(図示せず)をイオン注入する。P型不純物と
してはボロン原子を用いる。その後、硫酸を用いて、フ
ォトレジストを除去する。
【0039】引き続き、窒素雰囲気中で、温度1000
℃、時間3時間程度の条件で熱処理を行い、不純物を拡
散させ、リークストッパ層13を形成する。
【0040】つぎに、図8に示すように、酸素雰囲気中
で、温度1000℃、時間2時間程度の熱処理を行い、
膜厚80nm程度のゲート酸化膜15を形成する。さら
に、反応ガスとしてモノシラン(SiH4 )を用いた化
学的気相成長法(CVD法)を使用して、多結晶シリコ
ンからなるゲート電極材料をゲート酸化膜15の上部全
面に形成する。
【0041】引き続き、フォトレジスト(図示せず)を
回転塗布法によってSOI基板1の上部全面に形成す
る。つぎに所定のフォトマスクを用いて露光処理と、現
像処理を行い、ゲート電極21を形成する領域以外が開
口するようにフォトレジストをパターニングする。つづ
いて、エッチングガスに六フッ化イオウ(SF6 )と酸
素(O2 )を用いた反応性イオンエッチング法を使用し
て、フォトレジスト開口内のゲート電極材料を完全に除
去するまでエッチングし、ゲート電極21を形成する。
その後、硫酸を用いてフォトレジストを除去する。
【0042】つぎに、図9に示すように、フォトレジス
ト25を回転塗布法によってSOI基板1の上部全面に
形成する。つぎに、所定のフォトマスクを用いて露光処
理と、現像処理とを行ない、ドレイン領域5とソース領
域7を形成する領域とゲート電極21の一部が開口する
ように、フォトレジスト25をパターニングする。
【0043】引き続き、フォトレジストをイオン注入阻
止膜として用いて、さらにゲート電極21に対し自己整
合的に、打ち込みエネルギー60KeV、打ち込みドー
ズ量3×101 5 cm― 2 程度の条件でN型不純物を
イオン注入し、ドレイン領域5とソース領域7を形成す
る。N型不純物としてはリン原子を用いる。その後、硫
酸を用いてフォトレジストを除去する。
【0044】つぎに、図10に示すように、反応ガスと
して、モノシラン(SiH4 )とフォスフィン(P
3 )とジボラン(B2 6 )および酸素を用いた化学
的気相成長法(CVD法)によって、不純物としてリン
とボロンを含むシリコン酸化膜からなる絶縁膜23を膜
厚0.5μm程度で全面に被膜形成する。その後、窒素
雰囲気中で温度900℃、30分間程度の熱処理を加え
る。このことによって、ドレイン領域5およびソース領
域7にイオン注入した不純物を活性化させる。この窒素
雰囲気中の熱処理は、絶縁膜23の表面平坦化も兼ね
る。
【0045】つぎに、図1に示すように、フォトレジス
ト(図示せず)を回転塗布法によって絶縁膜23の上部
全面に形成する。つぎに、所定のフォトマスクを用いて
露光処理と、現像処理とを行ない、コンタクトホール3
1を形成する領域が開口するように、フォトレジストを
パターニングする。
【0046】引き続き、反応ガスに四フッ化炭素(CF
4 )とヘリウム(He)と三フッ化メタン(CHF3
を用いた反応性イオンエッチング法によって、フォトレ
ジスト開口内の絶縁膜23およびゲート酸化膜15を完
全に除去するまでエッチングし、コンタクトホール31
を形成する。その後、硫酸を用いてフォトレジストを除
去する。
【0047】続いて、SOI基板1の上部全面に、スパ
ッタリング法によって、金属電極を形成するための金属
電極材料(図示せず)を膜厚1μm程度で被膜形成す
る。この金属電極材料としては、アルミニウムを用い
る。
【0048】つぎに、フォトレジスト(図示せず)を回
転塗布法により、金属電極材料(図示せず)の上部全面
に形成する。引き続き、所定のフォトマスクを用いて、
露光処理と、現像処理とを行ない、フォトレジストを金
属電極11となる領域以外が開口するように、パターニ
ングする。
【0049】引き続き、フォトレジスト(図示せず)を
エッチングマスクとして使用して、反応ガスに三塩化ホ
ウ素(BCl3 )と塩素(Cl2 )を用いた反応性イオ
ンエッチング法によって、フォトレジスト開口内の金属
電極材料を完全に除去するまでエッチングし、金属電極
11を形成する。その後、硝酸(HNO3 )を用いてフ
ォトレジストを除去する。
【0050】この結果、図1に示すように、ソース領域
7の下部にリークストッパ層13を有するオフセット型
トランジスタを形成することができる。
【0051】なお、以上説明した本発明の実施形態で
は、Nチャネル型のオフセット型トランジスタの場合を
示したが、Pチャネル型のオフセット型トランジスタの
場合でも、本発明の実施形態と同様な効果が得られる。
Pチャネル型のオフセット型トランジスタの製造方法
は、図1および図6から図10で説明した製造方法にお
いて、シリコン層3とリークストッパ層13の導電型を
N型とし、オフセットドレイン領域9とドレイン領域5
とソース領域7の導電型をP型とすればよい。リークス
トッパ層13の不純物としてはリン原子を用いるとよ
い。オフセットドレイン領域9とドレイン領域5とソー
ス領域7の不純物原子としてはボロン原子を用いるとよ
い。
【0052】さらに以上説明した本発明の実施形態で
は、リークストッパ層13が埋め込み酸化膜19と接し
ているが、図11に示すように、リークストッパ層13
が埋め込み酸化膜19に接していない場合でも、本発明
の実施形態と同様な効果が得られる。また、この構造の
半導体装置の製造方法は、図7で、リークストッパ層1
3を拡散させるために行った、窒素雰囲気中で温度10
00℃、時間3時間程度の熱処理を、時間1時間程度で
行えばよい。
【0053】本発明の実施形態で説明した製造方法を用
いれば、SOI基板1を用いたオフセット型トランジス
タにおいて、ソース領域7の下部にシリコン層3より不
純物濃度の高いリークストッパ層13が形成される。こ
の構造を有する半導体装置を用いれば、シリコン層3と
支持基板17の電位差のために、埋め込み酸化膜19か
ら伸びる空乏層とソース領域7のPN接合から伸びる空
乏層がつながらない。そのため、ソース領域7からキャ
リアが供給されないのでシリコン層3と埋め込み酸化膜
19の界面を流れるリーク電流は発生しない。
【0054】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
おける半導体装置およびその製造方法は、SOI基板に
形成したオフセット型トランジスタであって、ソース領
域の下部にシリコン層よりも不純物濃度の高いリークス
トッパ層が形成される。
【0055】この構造を有する半導体装置を用いれば、
シリコン層と埋め込み酸化膜の電位差によって、ソース
領域のPN接合から伸びる空乏層と埋め込み酸化膜から
伸びる空乏層がつながることはない。そのため、ソース
領域からキャリアが供給されないのでシリコン層と埋め
込み酸化膜の界面を流れるリーク電流は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における半導体装置の構造お
よびその製造方法を示す断面図である。
【図2】従来技術における半導体装置の構造およびその
製造方法を示す断面図である。
【図3】従来技術における半導体装置の構造およびその
製造方法を示す断面図である。
【図4】従来技術における半導体装置の構造およびその
製造方法を示す断面図である。
【図5】従来技術における半導体装置の構造およびその
製造方法を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態における半導体装置の構造お
よびその製造方法を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態における半導体装置の構造お
よびその製造方法を示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態における半導体装置の構造お
よびその製造方法を示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態における半導体装置の構造お
よびその製造方法を示す断面図である。
【図10】本発明の実施形態における半導体装置の構造
およびその製造方法を示す断面図である。
【図11】本発明の実施形態における半導体装置の構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1:SOI基板 3:シリコン層
5:ドレイン領域 7:ソース領域 9:オフセットドレイン領
域 11:金属電極 13:リークストッパ層 15:ゲート酸化膜 17:支持基板 19:埋め込み酸化膜 21:ゲート電極 23:絶縁膜 25:フォトレジスト 31:コンタクトホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SOI基板に設けた半導体装置であっ
    て、 シリコン層に設けたゲート酸化膜と、 ゲート酸化膜の上部に設けたゲート電極と、 ゲート電極の一端に設けたシリコン層と異導電型のソー
    ス領域と、 シリコン層と異導電型でゲート電極のソース領域と反対
    側に設けたオフセットドレイン領域と、 オフセットドレイン領域にゲート電極と離して設けたシ
    リコン層と異導電型のドレイン領域と、 ドレイン領域およびソース領域と電気的に接続された金
    属電極と、 ソース領域の下部にシリコン層と同導電型で、不純物濃
    度が高いリークストッパ層とを備えることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 SOI基板に設けた半導体装置であっ
    て、 シリコン層に設けたゲート酸化膜と、 ゲート酸化膜の上部に設けたゲート電極と、 ゲート電極の一端に設けたシリコン層と異導電型のソー
    ス領域と、 シリコン層と異導電型でゲート電極のソース領域と反対
    側に設けたオフセットドレイン領域と、 オフセットドレイン領域にゲート電極と離して設けたシ
    リコン層と異導電型のドレイン領域と、 ドレイン領域およびソース領域と電気的に接続された金
    属電極と、 ソース領域の下部に埋め込み酸化膜と接していないシリ
    コン層と同導電型で、不純物濃度が高いリークストッパ
    層とを備えることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 SOI基板にシリコン層と異導電型の不
    純物原子を選択的にイオン注入して、熱処理を加えるこ
    とにより、オフセットドレイン領域を形成する工程と、 SOI基板にシリコン層と同導電型の不純物原子を選択
    的にイオン注入して、熱処理を加えることにより、リー
    クストッパ層を形成する工程と、 酸化雰囲気中で酸化処理を行うことにより、シリコン層
    の表面にゲート酸化膜を形成する工程と、 ゲート電極材料を全面に形成し、フォトエッチング処理
    を行うことによりゲート電極を形成する工程と、 シリコン層と異導電型の不純物原子を選択的にイオン注
    入してドレイン領域とソース領域を形成する工程と、 絶縁膜を全面に形成し、フォトエッチング処理を行うこ
    とによりコンタクトホールを形成する工程と、 金属電極材料を全面に形成し、フォトエッチング処理を
    行うことにより金属電極を形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8878599B2 (en) 2010-08-06 2014-11-04 Ricoh Company, Ltd. Semiconductor integrated circuit device and supply voltage supervisor

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