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JP2001118350A - ヘッドアッセンブリ構造 - Google Patents

ヘッドアッセンブリ構造

Info

Publication number
JP2001118350A
JP2001118350A JP29438699A JP29438699A JP2001118350A JP 2001118350 A JP2001118350 A JP 2001118350A JP 29438699 A JP29438699 A JP 29438699A JP 29438699 A JP29438699 A JP 29438699A JP 2001118350 A JP2001118350 A JP 2001118350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
pair
arrow
floppy disk
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29438699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hayata
裕 早田
Hitoshi Saito
仁 斉藤
Wataru Ito
伊藤  渉
Hiroshi Akiyasu
啓 秋保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP29438699A priority Critical patent/JP2001118350A/ja
Publication of JP2001118350A publication Critical patent/JP2001118350A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーク動作時等においてヘッドチップスライ
ダーにローリングが発生し難いようにすること。 【解決手段】 中空状のヘッドベース184の下面に外
周が固着されたジンバルプレート302の下面の中央に
ヘッドチップスライダー304を固着し、そのヘッドチ
ップスライダー304の上面に固着したバックコア30
5及びコイル307をジンバルプレート302の上面で
ヘッドベース184内に配置し、ジンバルプレート30
2の上面の中央をピボット309で支持し、ヘッドチッ
プスライダー304、バックコア305及びコイル30
7からなるヘッド可動部分310の重心位置をピボット
309の先端位置にほぼ一致させたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
クに大容量(高密度)のデータを記録及び/又は再生す
るのに最適な大容量フロッピーディスク・ドライブ装置
に適用するのに最適なヘッドアッセンブリ構造に関する
技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録容量が1〜2MBの小容
量のフロッピーディスク・ドライブでは、小容量フロッ
ピーディスク・カートリッジを用いている。そして、そ
の小容量フロッピーディスク・カートリッジをローディ
ングして、そのカートリッジのセンターコア穴内に相対
的に挿入されたディスクテーブル上にフロッピーディス
クのセンターコアをチャッキングして、スピンドルモー
タによってフロッピーディスクを200〜250rpm
の低速で回転駆動する。そして、ローディング時に開放
されたディスクカートリッジの一対のヘッド挿入穴内に
上下一対の磁気ヘッドを挿入してフロッピーディスクの
上下両面に接触させた状態で、これに上下一対の磁気ヘ
ッドをヘッド移送装置によってフロッピーディスクの中
心からの放射線であるスキャニングセンターに沿ってシ
ーク及びトラッキングしながら、フロッピーディスクに
データを記録及び/又は再生している。
【0003】一方、本発明の出願人は、記録容量を10
0MB以上に増大した大容量フロッピーディスク・カー
トリッジを先に開発している。そして、この大容量フロ
ッピーディスク・カートリッジでは、フロッピーディス
クを3600rpm以上の高速で回転駆動しながら、フ
ライングヘッドで構成された上下一対の磁気ヘッドをエ
アフィルムによってフロッピーディスクの上下両面から
ミクロンオーダで浮上(フライング状態)させてデータ
の高密度の記録及び/又は再生を行うようになされてい
る。従って、この大容量フロッピーディスク・カートリ
ッジに使用するフロッピーディスクは高回転化及び高密
度記録によるデータトラック幅の微小化のために、ヘッ
ドとの当り性改善として、ヘッドの表面粗度向上及びフ
ロッピーディスクの磁性層の薄膜化が必要となる。そし
て、磁性層の薄膜化を実現するためには、磁性粉の大き
さを0.1μm、塗布厚を0.2μm程度に著しく小さ
く及び薄くする必要がある。
【0004】そして、従来の小容量フロッピーディスク
・ドライブでは、小容量フロッピーディスク・カートリ
ッジをカートリッジホルダー内に挿入して、トリガーレ
バーによるカートリッジホルダーのロックが解除された
時に、そのカートリッジホルダーによって小容量フロッ
ピーディスク・カートリッジを上昇位置であるアンロー
ディング位置から下降位置であるローディング位置へ高
速でローディングして、フロッピーディスクをディスク
テーブル上にチャッキングすると同時に、上下一対の磁
気ヘッドをフロッピーディスクの上下両面に衝撃的にラ
ンディング(設置)させている。しかし、小容量フロッ
ピーディスク・カートリッジのフロッピーディスクの磁
性層は膜厚が非常に厚くなっているために、上下一対の
磁気ヘッドがそのフロッピーディスクの上下両面に衝撃
的にランディングされても、その磁性層が大きなダメー
ジを受ける心配がなく、安全上の問題は特になかった。
しかし、大容量フロッピーディスク・カートリッジの記
録容量が100MB以上に増大されたフロッピーディス
クは、その磁性層の膜厚が非常に薄くなっているため
に、ローディング時に、上下一対の磁気ヘッドがフロッ
ピーディスクの上下両面に衝撃的にランディングされる
ようなことがあると、その膜厚が薄い磁性層が大きなダ
メージを受けてしまい、品質、耐久性に大きな問題を招
いてしまう。
【0005】そこで、本発明の発明者は、ヘッドをフロ
ッピーディスクにソフトランディングさせるためのヘッ
ド昇降機構を搭載した大容量フロッピーディスク・ドラ
イブを先に開発し、既に出願している。このヘッド昇降
機構を搭載した大容量フロッピーディスク・ドライブ
は、まず、上下一対の磁気ヘッドを板バネで構成された
上下一対のサスペンションの先端で支持して、これら上
下一対のサスペンションのバネ力によって上下一対の磁
気ヘッドをフロッピーディスクの上下両面に接触させる
方向に移動付勢させる。そして、シャーシ上に搭載した
ヘッド昇降機構によって上下一対のサスペンションをそ
のバネ力に抗してフロッピーディスクの上下に押し開い
た開位置から閉位置へ閉じることにより、これら上下一
対のサスペンションをそのバネ力によってフロッピーデ
ィスクの上下両面に近づく閉位置へ移動させることによ
り、上下一対のサスペンションの先端の上下一対の磁気
ヘッドをフロッピーディスクの上下両面に非衝撃的にソ
フトランディング(軟着陸)させるように構成してい
る。
【0006】この際、一般的には、下側サスペンション
をヘッドキャリッジに対して固定して、下側磁気ヘッド
の高さを基準高さ位置に設定する一方、上側サスペンシ
ョンをヘッドアームを介してヘッドキャリッジに上下方
向に回転自在に取り付けると共に、捩りコイルバネ等の
回転付勢手段によってヘッドアームを下側へ回転付勢さ
せる。そして、フロッピーディスクの下面を基準高さ位
置にて下側磁気ヘッドで下方から受け止めるようにしな
がら、上側磁気ヘッドをフロッピーディスクの上面上に
ソフトランディングさせる方式を採用している。なお、
上下一対のサスペンションの先端に取り付けられた上下
一対の磁気ヘッドを構成している上下一対のヘッドアッ
センブリ構造は、上下対称状に構成されていて、サスペ
ンションの先端に固着した中空状のヘッドベースのサス
ペンション側とは反対側の面に薄い板バネで構成された
ジンバルプレートの外周を固着し、そのジンバルプレー
トの外側面の中央にヘッドチップスライダーを固着し、
バックコア及びコイルをヘッドチップスライダーの背面
に固着してジンバルプレートの内側に配置し、ヘッドベ
ースの内側に一体に形成されたピボットでヘッドチップ
スライダーの中心位置をジンバルプレートの内側から支
持するようにして、いわゆるフライングヘッドを構成し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先に開発
された大容量フロッピーディスク・ドライブでは、ヘッ
ドアッセンブリ構造に関して十分な対策が施されておら
ず、上下一対の磁気ヘッドを構成している上下一対のヘ
ッドアッセンブリ構造におけるジンバルプレートで支持
されていて、ヘッドチップスライダー、バックコア及び
コイル等で構成されているヘッド可動部分全体の重心位
置がピボットの先端位置よりも高い位置に配置されてい
て、そのヘッド可動部分がいわゆる頭がが重い状態にな
っていた。従って、上下一対の磁気ヘッドのシーク動作
等を行うべく、これらの磁気ヘッドに加速度を加えた場
合に、頭が重いヘッド可動部分のピボットの先端位置よ
り高い位置にある重心点に作用する大きな慣性力によっ
てヘッドチップスライダーにピボットの先端を回転中心
にした大きな回転モーメントが発生し易かった。そし
て、この回転モーメントはヘッドチップスライダーのロ
ール方向の回転力となるために、この回転モーメントが
大きいと大容量フロッピーディスクに対する上下一対の
ヘッドチップスライダーの当り特性が悪くなり、出力低
下を招いたり、最悪の場合には、上下一対のヘッドチッ
プスライダーの何れか一方のヘッドベースのエッジ等が
大容量フロッピーディスクの薄膜化されている磁性層に
接触して、その磁性層を損傷し、データを破壊してしま
うような重大な事故が発生し易いと言う新しい問題が発
生している。従って、現状では、ヘッドチップスライダ
ーにローリングが発生しないように、シーク速度を抑え
ているが、シークタイム(データアクセスタイム)が上
らないと言う問題を有している。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、シーク動作等においてヘッドチッ
プスライダーにローリングが発生し難いようにしたヘッ
ドアッセンブリ構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のヘッドアッセンブリ構造は、サスペンショ
ンと、サスペンションの先端に固着された中空状のヘッ
ドベースと、ヘッドベースのサスペンション側とは反対
側の面に外周が固着されたジンバルプレートと、ジンバ
ルプレートの外側面の中に固着されたヘッドチップスラ
イダーと、ジンバルプレートの内側に配置されてヘッド
チップスライダーの背面に固着されたバックコア及びコ
イルと、ヘッドベースの内側に一体に形成されてヘッド
チップスライダーの中心位置をジンバルプレートの内側
から支持するピボットとを備えたヘッドアッセンブリ構
造において、ジンバルプレートで支持されているヘッド
可動部分の重心位置を上記ピボットの先端位置にほぼ一
致させたものである。
【0010】上記のように構成された本発明のヘッドア
ッセンブリ構造は、ジンバルプレートで支持されている
ヘッド可動部分の重心位置をピボットの先端位置にほぼ
一致させることができるので、シーク動作等によってヘ
ッド可動部分の重心点に加速度が加えられても、そのヘ
ッド可動部分に大きな回転モーメントが発生することを
未然に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した大容量フ
ロッピーディスク・ドライブの実施の形態を図を参照し
ながら、以下の順序で説明する。 (1) ・・・ ヘッドキャリッジアッセンブリ構造の
説明 (2) ・・・ 磁気ヘッドの高さ調整機構及び姿勢安
定機構の説明 (3) ・・・ ヘッドアッセンブリ構造の説明 (4) ・・・ 大容量フロッピーディスク・ドライブ
の概要説明 (5) ・・・ リニアアクチュエータの説明 (6) ・・・ ガイド主軸取付け装置の説明 (7) ・・・ 回転方式のヘッド昇降機構の説明 (8) ・・・ ラッチ機構の説明 (9) ・・・ キャリッジロック機構の説明 (10) ・・ 回転方式のヘッド昇降機構の動作説明 (11) ・・ ヘッドロード時のヘッド姿勢制御機構
の説明 (12) ・・ 動作モードの説明
【0012】(1) ・・・ ヘッドキャリッジアッセ
ンブリ構造の説明 まず、図57〜図59に示すように、後述する大容量フ
ロッピーディスク・ドライブHFDDはフライングヘッ
ドで構成された上下一対の磁気ヘッド101、102を
ヘッドキャリッジアッセンブリ構造110によってヘッ
ドキャリッジ111に取り付けていて、そのヘッドキャ
リッジアッセンブリ構造110は次のように構成されて
いる。即ち、このヘッドキャリッジアッセンブリ構造1
10のヘッドキャリッジ111は合成樹脂やアルミニウ
ム、マグネシウム等の軽金属からなる剛性部材で成形さ
れていて、フライングヘッドによって構成された上下一
対の磁気ヘッド101、102は上下一対のヘッドアー
ム112、113を介してヘッドキャリッジ111の前
端に取り付けられている。そして、上下一対のヘッドア
ーム112、113はモールド部品である合成樹脂やア
ルミニウム、マグネシウム等の軽金属からなる剛性部材
で構成されたアームベース180、181と、薄い板バ
ネ等の弾性部材で構成されたサスペンション182、1
83とによって構成されている。そして、アームベース
180、181の先端にサスペンション182、183
がビス止め方法やアウトサート成形による一体成形等に
よって一体に結合されている。そして、上下一対のヘッ
ドアーム112、113のサスペンション182、18
3の先端の上下対向面に上下一対のヘッドベース18
4、185が接着されていて、これら上下一対のヘッド
ベース184、185の上下対向面にチップ形状の上下
一対の磁気ヘッド101、102が後述するジンバルプ
レートを介して接着されている。そして、これら上下一
対のヘッドアーム112、113におけるアームベース
180、181の長さがヘッドアーム112、113の
全長の1/3以上の長さに設定されている。そして、後
述するように、大容量フロッピーディスク・カートリッ
ジHFDCや小容量フロッピーディスク・カートリッジ
FDCをこの大容量フロッピーディスク・ドライブHF
DDに矢印u、g方向及び矢印h、b方向に選択的にロ
ーディング及びアンローディングする際に、下側磁気ヘ
ッド102を上下動させる必要が殆んどないことから、
その下側磁気ヘッド102を支持している下側ヘッドア
ーム113のアームベース181をヘッドキャリッジ1
11に一体成形したり、ビス止め等にて固定しておくこ
とができる。しかし、大容量フロッピーディスク・カー
トリッジHFDCや小容量フロッピーディスク・カート
リッジFDCをこの大容量フロッピーディスク・ドライ
ブHFDDに矢印a、g方向及び矢印h、b方向にロー
ディング及びアンローディングする際に、上側磁気ヘッ
ド101はこれらの大容量フロッピーディスク・カート
リッジHFDCや小容量フロッピーディスク・カートリ
ッジFDCと干渉しないように上下動させる必要がある
ことから、その上側磁気ヘッド101を支持している上
側ヘッドアーム112のアームベース180、181を
ヘッドキャリッジ111に一体成形した上側ヘッドアー
ム取付台186上に回転ヒンジを構成する板バネ187
によって上下方向である矢印e、f方向に回転自在に取
り付けている。
【0013】そして、上側磁気ヘッド取付台186の上
部にバネ取付板188を介して取り付けられた回転付勢
手段である捩りコイルバネ189によって上側ヘッドア
ーム112のアームベース180が板バネ187等を中
心に上側ヘッドアーム取付台186に対して下方側であ
る矢印f方向に回転付勢されている。この際、その上側
ヘッドアーム112のアームベース180は上側ヘッド
アーム取付台186の上端の前面側に一体成形されてい
るアーム受台である水平基準台190上に当接される水
平基準位置まで矢印f方向に回転付勢されるように構成
されている。。
【0014】そして、上側ヘッドアーム112のアーム
ベース181の前端(上側磁気ヘッド101側)の左右
両側に左右一対のスライドアーム191が一体成形され
ていて、図47に示すように、これら左右一対のスライ
ドアーム191がカートリッジホルダー56の天板部5
6aの後端側の中央部にスキャニングセンターP2 に沿
って切り欠かれたヘッド挿入用開口73の左右両側縁の
上部に矢印a、b方向にスライド自在に載置されてい
る。
【0015】従って、この大容量フロッピーディスク・
ドライブHFDDによれば、大容量フロッピーディスク
・カートリッジHFDCや小容量フロッピーディスク・
カートリッジFDCのアンローディング状態では、後述
するように、カートリッジホルダー56が図50に示し
たアンローディング位置P13まで矢印h方向に上昇され
た時に、そのカートリッジホルダー56によって上側ヘ
ッドアーム112の左右一対のスライドアーム191が
矢印h方向に押し上げられるために、図58に示すよう
に上側ヘッドアーム112のアームベース180が左右
一対の支点ピン187を中心に捩りコイルバネ189に
抗して矢印e方向に回転上昇されて、上側サスペンショ
ン182及び上側磁気ヘッド101が矢印a、b方向に
出し入れされる大容量フロッピーディスク・カートリッ
ジHFDCや小容量フロッピーディスク・カートリッジ
FDCと干渉されない高い位置である上方退避位置まで
矢印f方向に上昇される。また、下側磁気ヘッド102
は当初から大容量フロッピーディスク・カートリッジH
FDCや小容量フロッピーディスク・カートリッジFD
Cと干渉されることのない低い位置に設定されている。
【0016】次に、大容量フロッピーディスク・カート
リッジHFDCや小容量フロッピーディスク・カートリ
ッジFDCのローディング完了状態では、カートリッジ
ホルダー56が図51に示したローディング位置P14
で矢印g方向に下降されて、まず、図59に示すよう
に、下側磁気ヘッド102が大容量フロッピーディスク
・カートリッジHFDCや小容量フロッピーディスク・
カートリッジFDCの下側ヘッド挿入穴7内に下方から
挿入されて、これらのフロッピーディスク1の下面に接
触(コンタクト)される。そして、カートリッジホルダ
ー56がローディング位置P14まで矢印g方向に下降さ
れた時、そのカートリッジホルダー56が上側ヘッドア
ーム112の左右一対のスライドアーム191の最下降
位置よりも低い位置まで矢印g方向に下降される。する
と、図59に示すように、上側ヘッドアーム112のア
ームベース180が左右一対の支点ピン187を中心に
して捩りコイルバネ189により矢印f方向に下降回転
されて上側磁気ヘッド取付台186の水平基準台190
上に当接されて安定される。即ち、この時に、上側サス
ペンション182及び上側磁気ヘッド101が図58に
示す上方退避位置から図59に示す下降位置まで矢印f
方向に下降される。そして、上側ヘッドアーム112の
上側サスペンション182によって上側磁気ヘッド10
1が大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC
や小容量フロッピーディスク・カートリッジFDCの上
側ヘッド挿入穴7内に上方から挿入されて、これらのフ
ロッピーディスク1の上面に接触(コンタクト)される
ように構成されている。
【0017】そして、このように構成されたヘッドキャ
リッジアッセンブリ構造110によれば、上下一対の磁
気ヘッド101、102がフロッピーディスク1の上下
両面に接触された時の上下一対のサスペンション18
2、183のフロッピーディスク1に対する高さ、平行
度、平面度を後述するように高精度に管理することによ
り、上下一対のサスペンション182、183に捩れや
こじれ等の不安定要素が殆んど発生しないようにするこ
とができる。従って、特に、大容量フロッピーディスク
・カートリッジHFDCのフロッピーディスク1を36
00rpm以上の高速度で回転駆動して、上下一対の磁
気ヘッド101、102をフロッピーディスク1の上下
両面からエアフィルムによって浮上させて、100MB
以上の大容量のデータを高密度で記録及び/又は再生す
る際に、上下一対のサスペンション182、183のバ
ネ荷重の釣り合いによって上下一対の磁気ヘッド10
1、102をフロッピーディスク1の上下両面に対して
安定した高さで浮上させることができて、これらの磁気
ヘッド101、102に不規則なローリング現象は全く
発生しない。それでいて、フロッピーディスク1の僅か
な面振れに対しても上下一対の磁気ヘッド101、10
2をスムーズに追従させることができるので、データの
高密度の記録及び/又は再生を常時安定して行うことが
できる。なお、下側ヘッドアーム113も上側ヘッドア
ーム112と同様にヘッドキャリッジ111に上下方向
(矢印e、f方向)に回転自在に取り付けることも可能
である。
【0018】(2) ・・・ 磁気ヘッドの高さ調整機
構及び姿勢安定機構の説明 次に、図1〜図11に示すように、この大容量フロッピ
ーディスク・ドライブHFDDのヘッドキャリッジアッ
センブリ構造110には、一方の磁気ヘッドである上側
磁気ヘッド101の高さ調整機構270と、その上側磁
気ヘッド101の姿勢安定機構290が組み込まれてい
る。なお、他方の磁気ヘッドが下側磁気ヘッド102で
あり、一方のアームベース及び一方のサスペンションが
上側アームベース180及び上側サスペンション182
であり、他方のアームベース及び他方のサスペンション
が下側アームベース181及び下側サスペンション18
3である。
【0019】そして、図1〜図6に示す高さ調整機構2
70の第1の実施形態は、まず、上側ヘッドアーム11
2の上側アームベース180の後端部(サスペンション
182側とは反対側の端部)を回転ヒンジを構成してい
る1枚の板バネ187によってヘッドキャリッジ111
のアーム受台である上側ヘッドアーム取付台186上に
上下方向である矢印e、f方向に回転自在に取り付けて
いる。この際、板金のプレス加工等によって形成された
バネ取付板188を止ネジ271によってヘッドキャリ
ッジ111の上側ヘッドアーム取付台186上に水平状
に固着する際に、そのバネ取付板188と上側ヘッドア
ーム取付台186との間で板バネ187の後端をサンド
イッチ状に挟み付けて水平状に固定するが、その際、板
バネ187及びバネ取付板188は左右一対の位置決め
ピン272及び位置決め穴273によって上側ヘッドア
ーム取付台186上に高精度に位置決めされて、その板
バネ187が上側アームベース180のセンターである
スキャニングセンターP2に高精度に位置決めされる。
そして、バネ取付板188の前端側の上部にプレス加工
された捩りコイルバネ取付部188aがスキャニングセ
ンターP2 に対して直角状で、かつ、垂直状に配置され
ていて、その捩りコイルバネ取付部188aの外周に水
平状に挿入して取り付けられた回転付勢手段である捩り
コイルバネ189の可動端189aが上側アームベース
180の上面でスキャニングセンターP2 上に一体成形
されたほぼU形のバネ係止部180aに係止されてい
る。なお、この捩りコイルバネ189の固定端189a
はバネ取付板188の後端側の上部に垂直状にプレス加
工されたバネ係止部188bに係止されている。そし
て、この捩りコイルバネ189の可動端189aによっ
て上側アームベース180が下方である矢印f方向に押
圧されることによって、この上側アームベース180が
ヘッドキャリッジ111に対して板バネ187を中心に
矢印f方向に回転付勢されて水平基準台190上に当接
されて水平位置、即ち、フロッピーディスク1を挟んで
下側アームベース181とほぼ対称位置に水平状に位置
決めされるように構成されている。
【0020】そして、図1〜図6に示す高さ調整機構2
70の第1の実施形態は、高さ調整ネジ274が1本に
構成されていて、この1本の高さ調整ネジ274が上側
アームベース180のほぼ中央位置でスキャニングセン
ターP2 上に上下に貫通する状態に形成された1つの雌
ネジ穴(内周面に雌ネジがタッピングされた穴を言う)
275内に上下に貫通する状態で下向きに螺合されてい
る。そして、この高さ調整ネジ274は上端面に六角レ
ンチ嵌合穴276が形成されたストレートネジに構成さ
れていて、この高さ調整ネジ274の下向きの先端がヘ
ッドキャリッジ111の水平基準台190上に垂直状に
当接されている。
【0021】なお、後述する姿勢安定機構290の第1
の実施形態によれば、上側アームベース180の後端の
左右両側位置にスキャニングセンターP2 と平行な左右
一対の小アーム部291が水平状に一体成形されてい
て、これらの小アーム部291の後端の下面に一体成形
された左右一対の下向きの突起292、293がスキャ
ニングセンターP2 に対して左右に振り分けられた位置
に配置されている。そして、これら左右一対の突起29
2、293がヘッドキャリッジ111の水平基準台19
0で高さ調整ネジ274とバネ取付板188とのほぼ中
間位置の左右両側に水平状に一体成形されている左右一
対の突起支持部294、295上に当接されるように構
成されている。なお、左右一対の突起292、293の
下向きの先端は球状又は円弧状に形成されている。
【0022】また、図2に示すように、前述したよう
に、ヘッドキャリッジアッセンブリ110における上下
一対のサスペンション182、183は薄い板バネ等の
弾性部材で構成されている。そして、これら上下一対の
サスペンション182、183の先端182a、183
aの上下対向面に上下一対の磁気ヘッド101、102
が接着されていて、これら上下一対のサスペンション1
82、183は先端182a、183aとは反対の後端
182b、183bによって上下一対のアームベース1
80、181の先端側寄りの位置の上下対向面に接着や
ビス止め等によって固着されている。そして、これら上
下一対のサスペンション182、183の後端182
b、183bの前側の上下対向位置に上下対称状の屈曲
点182c、183cが形成されていて、これら上下一
対のサスペンション182、183には上下一対の屈曲
点182c、183cを回転中心とした上下反対方向の
バネ荷重F1、F2が予め初期応力として付与されてい
る。つまり、上側サスペンション182には屈曲点18
2cを中心に先端182aを下方へ移動付勢するバネ荷
重F1が予め付与されていて、下側サスペンション18
3には屈曲点183cを中心に先端183aを上方へ移
動付勢するバネ荷重F2が予め付与されている。
【0023】そして、この高さ調整機構270及び姿勢
安定機構290の第1の実施形態によれば、図3に示す
ように、上側ヘッドアーム112の上側アームベース1
80の板バネ187を止ネジ271及びバネ取付板18
8によってヘッドキャリッジ111の上側ヘッドアーム
取付台186上に水平状に取り付けた時に、1本の高さ
調整ネジ274と、2つの突起292、293がヘッド
キャリッジ111の水平基準台190のセンター位置上
と、そのセンター位置に対して左右に振り分けられた突
起支持部294、295上の合計3点に当接される。そ
して、バネ取付板188に取り付けられた捩りコイルバ
ネ189の可動端189aによって上側アームベース1
80が矢印f方向に押圧されることによって、その上側
アームベース180が上記の3点で水平基準台190上
に押圧されて水平状に安定良く支持されることになる。
【0024】そして、後述するように、大容量フロッピ
ーディスク・ドライブHFDD内に大容量フロッピーデ
ィスク・カートリッジHFDC等が選択的にローディン
グされて、大容量フロッピーディスクHFDに構成され
ているフロッピーディスク1に対する上下一対の磁気ヘ
ッド101、102のソフトランディング動作が行われ
ると、図3に示すように、上下一対の磁気ヘッド10
1、102がフロッピーディスク1の上下両面に接触さ
れる。この時、上下一対のサスペンション182、18
3の先端182a、183a側が屈曲点182c、18
3cを中心に上下反対方向である矢印e1、e2方向に撓
み、その時の上下一対のサスペンション182、183
の矢印f1、f2方向のバネ荷重F1、F2によって上下
一対のの磁気ヘッド101、102がフロッピーディス
ク1の上下両面に接触されることになる。そして、この
時の上下一対のサスペンション182、183のバネ荷
重F1、F2の釣合いによって上下一対の磁気ヘッド1
01、102の合せ高さH1が決定されることになる。
【0025】そこで、この高さ調整機構270の第1の
実施形態では、図5に示すように、1本の高さ調整ネジ
274を六角レンチ等によって右回転(矢印X1方向)
に回転調整して、その高さ調整ネジ274を雌ネジ穴2
75内から下方に押し出すと、上側アームベース180
が左右一対の突起292、293を支点にして捩りコイ
ルバネ189の可動端189aに抗して上方側である矢
印e方向に回転調整される。すると、上側アームベース
180によって上側サスペンション182の先端182
a側が矢印e1 方向に持ち上げられて、その上側サスペ
ンション182の矢印f1 方向へのバネ荷重F1が下が
り、上側磁気ヘッド101が矢印e1 方向へ移動する。
すると、上下一対のサスペンション182、183のバ
ネ荷重F1、F2の釣合いが崩れて、下側サスペンショ
ン183の先端183a側がバネ荷重F2によって上方
側である矢印f2 方向に持ち上げられて、下側磁気ヘッ
ド102が矢印f2 方向へ移動して、上下一対の磁気ヘ
ッド101、102の合せ高さH2が図3に示した初期
の合せ高さH1から上方へ移行して、その時の合せ高さ
H2は+α分高くなる。
【0026】一方、図6に示すように、1本の高さ調整
ネジ274を左回転(矢印X2方向)に回転調整して、
その高さ調整ネジ274を雌ネジ穴275内で上方へ引
き上げると、上側アームベース180が突起292、2
93を支点にして捩りコイルバネ189の可動端189
aによって下方側である矢印f方向に回転調整される。
すると、上側アームベース180によって上側サスペン
ション182の先端182a側が矢印f1 方向に押し下
げられて、その上側サスペンション182の矢印f1
向のバネ荷重F1が上がり、上側磁気ヘッド101が矢
印f1 方向へ移動する。すると、上下一対のサスペンシ
ョン182、183のバネ荷重F1、F2の釣合いが崩
れて、上側磁気ヘッド101が下側磁気ヘッド102を
下方側である矢印e2 方向に押し下げるために、下側サ
スペンション183の先端183aがバネ荷重F2に抗
して矢印e2 方向へ押し下げられて、下側磁気ヘッド1
02が矢印e2 方向へ移動して、上下一対の磁気ヘッド
101、102の合せ高さH3が図3に示した初期の合
せ高さ位置H1から下方へ移行して、その時の合せ高さ
H3は−α分低くなる。
【0027】このようにして、1本の高さ調整ネジ27
4を右回転調整又は左回転調整するだけで、上下一対の
磁気ヘッド101、102の合せ高さH1をフロッピー
ディスク1の高さに合せて上下方向に自由に調整するこ
とができるので、フロッピーディスク1の高さに対して
上下一対の磁気ヘッド101、102の合せ高さが極端
に変化してしまうことによる出力低下やフロッピーディ
スク1の薄膜化された磁性層を損傷するようなことを未
然に防止することができる。なお、後述するように、上
下一対の磁気ヘッド101、102のヘッドチップスラ
イダーはそれぞれジンバルプレートを介してヘッドベー
ス184、185に取り付けられているので、上下一対
の磁気ヘッド101、102の合せ高さが初期の合せ高
さH1に対してH2、H3に上下移動したとしても、こ
れら上下一対の磁気ヘッド101、102のヘッドチッ
プスライダーをジンバルプレートによって常に水平姿勢
を維持させて平行に合せることができる。
【0028】次に、図7及び図8は、高さ調整機構27
0の第2の実施形態を示したものであって、この場合
は、上側アームベース180の後端をヘッドキャリッジ
111の上側ヘッドアーム取付台186上に回転自在に
取り付ける方法として、第1の実施形態に示した板バネ
187に換えて、その上側アームベース180の後端の
左右両側面に左右一対の支点ピン277を同一中心状態
で、かつ、スキャニングセンターP2 に対して直角な水
平状に一体成形し、これら左右一対の支点ピン277を
上側ヘッドアーム取付台186の左右両側の上端位置に
一体成形した左右一対のV形溝278内に回転自在に嵌
合し、その上側ヘッドアーム取付台186の左右両側の
上端にビス止めした左右一対の支点ピン押え板279で
その左右一対の支点ピン277を上方から押え込むよう
に構成したものである。そして、この場合も、1本の高
さ調整ネジ274の右回転(矢印X1方向)又は左回転
(矢印X2方向)に回転調整することによって、第1の
実施形態と同様に、上側アームベース180を上下方向
(矢印e、f方向)に左右一対の支点ピン277を中心
に回転調整して、上下一対の磁気ヘッド101、102
の合せ高さH1を上下に自由に調整することができる。
【0029】次に、図9は高さ調整機構270の第3の
実施形態を示したものであって、この場合は、上側アー
ムベース180に左右2つの雌ネジ穴280、281を
スキャニングセンターP2 に対して左右に振り分けた位
置に上下に貫通させた状態に形成し、これら2つの雌ネ
ジ穴280、281内に2本の高さ調整ネジ282、2
83を貫通させて螺合させて、ヘッドキャリッジ111
の水平基準台190上に当接させたものである。そし
て、この場合には、2本の高さ調整ネジ282、283
を同時に同一方向である右回転及び左回転に回転調整す
ることによって、第1の実施形態と同様に、上側アーム
ベース180を上下方向に回転調整して、上下一対の磁
気ヘッド101、102の合せ高さH1を上下方向に自
由に調整することができる。そして、2本の高さ調整ネ
ジ282、283を互いに逆方向に回転調整すれば、上
側アームベース180を板バネ187に抗してシーク方
向である矢印a、b方向に対して直角な方向である矢印
c、d方向にも傾き調整することができるので、上下一
対の磁気ヘッド101、102の左右方向(矢印c、d
方向の傾きを言う)の傾き向きも自由に調整することが
可能である。但し、この場合は、2本の高さ調整ネジ2
82、283と、2つの突起292、293の何れか一
方の合計3点で上下一対の磁気ヘッド101、102の
姿勢が決まることになる。
【0030】次に、図10は高さ調整機構270の第4
の実施形態を示したものであって、この場合には、第3
の実施形態を更に発展させたものであり、2本の高さ調
整ネジ282、283を使用する代りに、突起292及
び突起支持部294をスキャニングセンターP2 上の1
箇所に設定して、2本の高さ調整ネジ282、283と
1つの突起292の合計3点で上下一対の磁気ヘッド1
01、102の姿勢を決めることができるようにしたも
のである。
【0031】次に、図11は高さ調整機構270の第5
の実施形態を示したものであって、この場合は、上側ア
ームベース180のスキャニングセンターP2 上の1点
と、左右に振り分けられた2点との合計3点に3つの雌
ネジ穴284、285、286を上下に貫通する状態に
形成して、3本の高さ調整ネジ287、288、289
をこれら3つの雌ネジ穴284、285、286に上下
に貫通する状態に螺合させてヘッドキャリッジ111の
水平基準台190上に当接させたものである。
【0032】従って、この場合には、3本の高さ調整ネ
ジ287、288、289のうちのスキャニングセンタ
ーP2 上の1本の高さ調整ネジ287の右回転又は左回
転に回転調整することによって、第1の実施形態と同様
に、上側アームベース180を上下方向に回転に調整し
て、上下一対の磁気ヘッド101、102の合せ高さH
1を上下方向に自由に調整することができる。そして、
3本の高さ調整ネジ287、288、289をそれぞれ
回転調整することによって、上側アームベース180を
板バネ187に抗してシーク方向である矢印a、b方向
と、それに対して直角な方向である矢印c、d方向の合
成方向である3次元方向に傾き調整することができるの
で、上下一対の磁気ヘッド101、102をその3次元
方向に傾き調整することが可能である。そして、この場
合には、3本の高さ調整ネジ287、288、289に
よって上下一対の磁気ヘッド101、102の姿勢を決
めることができるので、前述した突起292、293及
び突起支持部294、295は省くことができる。ま
た、図10及び図11に示した3点支持方式の場合に
は、左右一対の板バネ187をスキャニングセンターP
2 に対して左右に振り分けて配置することが好ましい。
【0033】そして、図9、図10及び図11に示した
ように、2本の高さ調整ネジ282、283及び3本の
高さ調整ネジ287、288、289を使用して、上下
一対の磁気ヘッド101、102の合せ高さH1の高さ
調整の他にも左右方向及び3次元方向の傾き調整も可能
に構成した場合には、上下一対の磁気ヘッド101、1
02の後述するヘッドチップスライダーのジンバルプレ
ートでも対応できないような傾きに対して非常に有効で
あり、そのジンバルプレートを廃止した場合でも有効と
なる。
【0034】次に、図1〜図6、図9〜図11によっ
て、姿勢安定機構290について説明する。即ち、図1
2に示すように、前述した高さ調整機構270の第1の
実施形態で説明したように、上側アームベース180を
1本の高さ調整ネジ274でヘッドキャリッジ111の
水平基準台190上に当接させる場合、捩りコイルバネ
189の可動端189aで上側アームベース180を下
方へ押圧する押圧力F3の作用点がその1本の高さ調整
ネジ274の真上から後方側等へずれた場合には、その
上側アームベース180に1本の高さ調整ネジ274を
支点にした上方側である矢印f方向の回転力が働いて、
その上側アームベース180の水平基準台190上での
姿勢が安定せず著しく不安定な状態となる。なお、可動
端189aを1本の高さ調整ネジ274の真上に押圧さ
せることは構造上不可能である。そして、上側アームベ
ース180の姿勢が不安定になれば、図13に示すよう
に、上下一対の磁気ヘッド101、102の姿勢が著し
く不安定になり、これら上下一対の磁気ヘッド101、
102間でフロッピーディスク1が無理に変形されてし
まい、出力低下やこれら上下一対の磁気ヘッド101、
102のヘッドベース184、185のエッジ等がフロ
ッピーディスク1の上下両面の薄膜化されている磁性層
に接触して、その磁性層を簡単に損傷してしまい、大事
なデータを破壊する恐れがある。
【0035】この姿勢安定機構290は上記の問題を解
決するためになされたものであって、図1〜図6に示す
この姿勢安定機構290は、前述したように、1本の高
さ調整ネジ274と、左右に振り分けられた2つの突起
292、293との3点の接触点で上側アームベース1
80をヘッドキャリッジ111の水平基準台190上に
水平状態に安定させることができる。この際、捩りコイ
ルバネ189の可動端189aの作用点Aが図1に点線
で示した3点を結ぶ三角形状のスペースS1内にあれ
ば、その作用点Aが多少ずれても、上側アームベース1
80の姿勢(水平度)は崩れず安定する。この際、2つ
の突起292、293の高さ寸法はある程度精度が要求
される。
【0036】次に、図9は姿勢安定機構290の第2の
実施形態を示したものであって、この場合は、前述した
ように、2本の高さ調整ネジ282、283と2つの突
起を用い、これらの4点のうちの3点の接触点で上側ア
ームベース180の水平基準台190上での姿勢を安定
させるようにしたものである。そして、この場合は、捩
りコイルバネ189の可動端189aの作用点Aが4点
を結ぶ点線で示した不等辺四角形(例えば背台形状の四
角形)のスペースS2内にあれば、その作用点Aが多少
ずれても上側アームベース180の姿勢を安定させるこ
とができる。
【0037】次に、図10は姿勢安定機構290の第3
の実施形態を示したものであって、この場合は、前述し
たように、2本の高さ調整ネジ282、283と1つの
突起292の3点の接触点で上側アームベース180水
平基準台190上での姿勢(水平度)を安定させるよう
にしたものである。そして、この場合も、捩りコイルバ
ネ189の可動端189aの作用点Aが点線で示した3
点を結ぶ三角形状のスペースS3内にあれば、その作用
点Aが多少ずれても上側アームベース180の姿勢を安
定させることができる。
【0038】次に、図11は姿勢安定機構290の第4
の実施形態を示したものであって、この場合は、前述し
たように、3本の高さ調整ネジ287、288、289
を3つの突起に兼用させたものであり、これら3本の高
さ調整ネジ287、288、289の3点の接触点で上
側アームベース180の水平基準台190上での姿勢
(水平度)を安定させるようにしたものである。そし
て、この場合も、捩りコイルバネ189の作用点Aが点
線で示した3点を結ぶ三角形状のスペースS3内にあれ
ば、その作用点Aが多少ずれても上側アームベース18
0の姿勢を安定させることができる。
【0039】以上述べたように、この姿勢安定機構29
0の第1〜第4の実施形態によれば、上側アームベース
180をヘッドキャリッジ111上で安定させることが
できるので、上下一対の磁気ヘッド101、102の傾
きを矯正して、これらの磁気ヘッド101、102の水
平度等を安定良く保つことができる。従って、上下一対
の磁気ヘッド101、102の姿勢が不安定になること
による出力低下やフロッピーディスク1の薄膜化された
磁性層を損傷して、データを破壊してしまうようなこと
を未然に防止することができる。なお、図9〜図11に
示すように、上側アームベース180の下面に設ける姿
勢安定のための突起に2本以上の高さ調整ネジ282、
283や287、288、289を使用(高さ調整ネジ
で突起を兼用すること)すれば、製品寸法の精度が不要
になる。
【0040】 (3) ・・・ ヘッドアッセンブリ構造の説明 次に、前述した上下一対の磁気ヘッド101、102の
ヘッドアッセンブリ構造301は上下対称構造に構成さ
れていて、ここでは上側磁気ヘッド101のヘッドアッ
センブリ構造301について、図14〜図18によって
説明する。即ち、このヘッドアッセンブリ構造301
は、サスペンション(上側サスペンション)182の先
端182aの下面に合成樹脂等によって長方形状で中空
状に形成されたヘッドベース184を接着等にて水平状
に固着し、そのヘッドベース184の下面(サスペンシ
ョン182側とは反対側の面)に薄い板バネで構成され
たジンバルプレート302の外周の四隅を溶着ダボを用
いた溶着や接着等にて水平状に固着している。このジン
バルプレート302には内外複数条のコ字状溝303が
形成されている。そして、このジンバルプレート302
の中央部302aの下面にヘッドチップスライダー30
4が接着等にて水平状に固着されていて、ほぼE型等に
構成されたバックコア305がジンバルプレート302
の内周のコ字状溝303の一部を挿通してヘッドチップ
スライダー304の背面(上側面)でヘッドチップスラ
イダー304のヘッドギャップ304a側へ偏位された
位置に垂直状に接着されていて、このバックコア305
の前後両側部305aの外周には前後一対のコイルボビ
ン306に巻回された前後一対のコイル307が挿入さ
れて水平状に配置されている。従って、ヘッドチップス
ライダー304がジンバルプレート302の外側に配置
され、バックコア305、前後一対のコイルボビン30
6及びコイル307がジンバルプレート302の内側
で、中空状のヘッドベース184の内部に配置されてい
る。そして、ヘッドベース184の内側の中央部に一体
成形されたピボットアーム308の先端の下面に一体成
形された球面状のピボット309がヘッドチップスライ
ダー304の背面の中心位置をジンバルプレート302
の内側から支持するように構成されている。
【0041】このように構成されたヘッドアッセンブリ
構造301によれば、図1に示すように、ジンバルプレ
ート302の中央部302aの上下両面に支持されてい
るヘッドチップスライダー304、バックコア305、
前後一対のコイルボビン306及びコイル307で構成
されているヘッド可動部分310全体がピボット308
を中心に水平面内で直交する2軸であるX軸及びY軸の
周りに矢印C1、C2方向に回転可能に支持することが
できることから、フロッピーディスク1に対するヘッド
チップスライダー304の高い当り特性を確保すること
ができて、高出力を得ることができる。なお、後述する
ように、データの記録及び/又は再生中は、フロッピー
ディスク1が3600rpm以上の高速で回転駆動され
ることにより、そのフロッピーディスク1の表面に発生
するエアフィルム(空気流)によつてヘッドチップスラ
イダー304がサスペンション182のバネ荷重に抗し
て50〜100μm程度のミクロンオーダで浮上するこ
とになる。
【0042】ところで、図19及び図20に示すよう
に、先に開発された大容量フロッピーディスク・ドライ
ブHFDD等のヘッドキャリッジアッセンブリ構造で
は、左右一対のコイル307に縦型コイルが使用されて
いて、バックコア305の高さH11が非常に高く、こ
れらバックコア305、前後一対のコイルボビン306
及びコイル307部分の重量がヘッドチップスライダー
304の重量に比べて非常に重くなっていた。その上、
ピボット309の先端位置H12に対するヘッドチップ
スライダー304の重心位置H13の距離L11が短い
(近いこと)にも拘らず、ピボット309の先端位置H
12に対するバックコア305、前後一対のコイルボビ
ン306及びコイル307部分の重心位置H14の距離
L12が長く(遠いこと)構成されていた。
【0043】このために、ジンバルプレート302で支
持されているヘッド可動部分310全体の重心点G11
の高さ位置である重心位置H15がピボット308の先
端位置H12から距離L13だけ高い位置に設定されて
いて、このヘッド可動部分310は、いわゆる頭が重い
重量配分に構成されていた。このために、図20に示す
ように、サスペンション182によってヘッドチップス
ライダー304をフロッピーディスク1上で矢印a、b
方向にシーク動作する際に、頭が重いヘッド可動部分3
10のピボット309の先端位置H12より高い位置に
ある重心点G1に加速度が加えられると、慣性力によっ
てヘッド可動部分310にピボット309の先端を回転
中心にした大きな回転モーメントM1、M2が発生し易
かった。そして、この回転モーメントM1、M2はヘッ
ドチップスライダー304のロール方向の回転力となる
ために、この回転モーメントM1、M2が大きいとフロ
ッピーディスク1に対するヘッドチップスライダー30
4の当り特性が悪くなり、出力低下を招いたり、最悪の
場合には、ヘッドベース184のエッジ184a等がフ
ロッピーディスク1の薄膜化されている磁性層に接触し
て、その磁性層を損傷し、データを破壊してしまうと言
う重大な事故が発生し易かった。このために、現状で
は、ヘッドチップスライダー304にローリングが発生
しないように、シーク速度を抑えているが、シークタイ
ム(データアクセスタイム)が上がらないと言う問題を
有している。
【0044】そこで、この大容量フロッピーディスク・
ドライブHFDDのヘッドアッセンブリ構造301で
は、図17及び図18に示すように、左右一対のコイル
307に低背型で、かつ、扁平コイルを使用して、バッ
クコア305の高さH16を著しく低く構成したり、左
右一対のコイルボビン306の下部側にウエイト構造部
311を形成したり、ヘッドチップスライダー304の
重量を増大させる等の方法により、ヘッドチップスライ
ダー304と、バックコア305、前後一対のコイルボ
ビン306及びコイル307の重量をバランスさせた
り、ピボット309の先端位置H12に対するヘッドチ
ップスライダー304の重心位置H13の距離L11
と、ピボット309の先端位置H12に対するバックコ
ア305、前後一対のコイルボビン306及びコイル3
07部分の重心位置H14の距離L12とをほぼ等しく
構成する等の方法により、ジンバルプレート302の上
下両面に支持されているヘッドチップスライダー30
4、バックコア305、前後一対のコイルボビン306
及びコイル307で構成されているヘッド可動部分31
0の重心点G12の高さ位置である重心位置H17をピ
ボット309の先端位置H12にほぼ一致させることが
できた。
【0045】従って、ヘッド可動部分310の頭が軽く
なり、図18に示すように、サスペンション182によ
ってヘッドチップスライダー304をフロッピーディス
ク1上で矢印a、b方向にシーク動作する際に、そのヘ
ッド可動部分310の重心点G12に大きな加速度が加
えられたとしても、その慣性力によってヘッド可動部分
310にピボット309の先端を回転中心とした大きな
回転モーメントM1、M2は発生することが殆んどな
い。
【0046】この結果、ヘッドチップスライダー304
の水平姿勢を安定して維持しながらシーク動作を安全に
行うことができ、フロッピーディスク1に対するヘッド
チップスライダー304の良好な当り特性を確保でき
る。この結果、出力低下やヘッドベース184のエッジ
184a等でフロッピーディスク1の薄膜化されている
磁性層を損傷して、データを破壊してしまうことを未然
に防止することができて、高信頼性を実現することがで
きる。そして、このことから、ヘッドチップスライダー
304のシーク速度を上げることができて、シークタイ
ム(データアクセスタイム)を向上することができる高
速シーク動作が可能になる。
【0047】(4) ・・・ 大容量フロッピーディス
ク・ドライブの概要説明 次に、図45〜図51に示すように、ディスクドライブ
装置の一例である大容量フロッピーディスク・ドライブ
HFDDは、板厚が厚い板金によってプレス加工された
シャーシ41の上下に板厚が薄い板金によってプレス加
工された上下カバー42、43を脱着自在に取り付け、
これらのフロント側にモールド部品(プラスチックの成
形品)で構成されたフロントパネル44を脱着自在に取
り付けて、扁平な直方体形状のドライブ本体45を構成
している。そして、フロントパネル44の上端側には横
長形状のカートリッジ挿入口46が形成されていて、そ
のカートリッジ挿入口46の内側には内開き方式の開閉
蓋47が取り付けられている。また、このフロントパネ
ル44の下部側の左右両側位置にはイジェクト釦48及
びドライブの動作状態を表示する発光表示部49が取り
付けられている。
【0048】そして、このドライブ本体45の内部で、
フロントパネル44側におけるシャーシ41の上部には
スピンドルモータ51及びその上部に搭載されているデ
ィスクテーブル53が配置されている。なお、このディ
スクテーブル53はスピンドル52のロータの上面に形
成されていて、そのディスクテーブル53の上面にはチ
ャッキング用のマグネットシート54や回転駆動ピン2
5等が取り付けられている。そして、フロントパネル4
4側におけるシャーシ41の上部には板金等で構成され
たカートリッジホルダー56と、そのカートリッジホル
ダー56をアンローディング位置とローディング位置と
の間で平行運動によって矢印g、h方向に昇降駆動する
ための板金等で構成されたスライド板57を有するカー
トリッジローディング機構58が組み込まれている。そ
して、フロントパネル44側とは反対側である後端側に
おけるシャーシ41の上部には後述するようにフライン
グヘッドに構成されている上下一対の磁気ヘッド10
1、102を移送するリニアアクチュエータ103が組
み込まれている。なお、スピンドルモータ51及び上下
一対の磁気ヘッド101、102のR/Wギャップがフ
ロッピーディスク1にデータを記録及び/又は再生する
ためのスキャニング位置(シーク及びトラッキング位
置)であるスキャニングセンターP2 上に配置されてい
る。そして、シャーシ41の下部にはモータ基板59、
メイン基板60及びスイッチ基板61等の複数の回路基
板が水平状にビス止めされていて、シャーシ41の後端
には外部インターフェース62がマウントされたインタ
ーフェース基板63が水平状にビス止めされている。そ
して、シャーシ41の上部で、カートリッジホルダー5
6の四隅の下部位置には左右各一対の位置決め用基準ピ
ン64と高さ基準ピン65が垂直状に取り付けられてい
て、基準ピン64は高さ基準ピンも兼用している。そし
て、スイッチ基板61の上部にマウントされたプッシュ
スイッチからなるカートリッジ挿入検出スイッチ66、
誤消去防止用検出スイッチ67、小容量検出スイッチ6
8及び大容量検出スイッチ69がシャーシ41及びスラ
イド板57を貫通してカートリッジホルダー56の下部
に露出されている。なお、イジェクト釦48によってO
Nされるイジェクトスイッチ70がスイッチ基板61の
前端部(フロントパネル44側の端部)の下面にマウン
トされている。
【0049】なお、シャーシ41は水平な底板部41a
と、その左右両側から上方に垂直状に立ち上げられた左
右両側板部41bを有しており、スピンドルモータ51
はモータ基板59によってシャーシ41の底板部41a
の下部に合計3つのスペーサを介してビス止めされてい
る。そして、このスピンドルモータ51の上部に搭載さ
れているディスクテーブル53が底板部41aに形成さ
れた開口72を挿通してその底板部41aの上方に突出
されている。また、カートリッジホルダー56は水平な
天板部56aと、その左右両側から下方に垂直に立ち下
げられた左右両側板部56bと、その左右両側板部56
bの下端から内側に水平状に折り返された左右一対の底
板部56cとによって全体として扁平なほぼコ字状に形
成されていて、大容量フロッピーディスク・カートリッ
ジHFDC又は小容量フロッピーディスク・カートリッ
ジFDCがこのカートリッジホルダー56内に矢印a、
b方向から選択的で水平に出し入れされるように構成さ
れている。そして、このカートリッジホルダー56の天
板部56aのフロントパネル44側とは反対側である後
端側の中央部にはヘッド挿入用開口73が切り欠かれて
いる。また、スライド板57もシャーシ41と同様に水
平な底板部57aと、その底板部57aの左右両側から
垂直状に立ち上げられた左右両側板部57bを有してい
る。そして、このスライド板57はその底板部57bに
形成された合計4つのガイド溝74によって合計4つの
基準ピン64及び高さ基準ピン65にスライド自在に係
合されていて、このスライド板57はシャーシ41の底
板部41a上にてアンローディング位置P11とローディ
ング位置P12との間に矢印a、b方向にスライド自在に
構成されている。
【0050】そして、カートリッジローディング機構5
8は、カートリッジホルダー56の左右両側板部56b
の前後両端に絞り加工等によって形成された合計4つの
ガイドピン75と、スライド板57の左右両側板部57
bに形成されて、合計4つのガイドピン75がスライド
自在に係合された合計4つの傾斜ガイド溝76と、カー
トリッジホルダー56の左右両側板56bの前後方向の
ほぼ中央部に一体に形成した左右一対のガイド突起77
と、シャーシ41の左右両側板部41bに形成されて、
左右一対のガイド突起77が上下方向である矢印g、h
方向にスライド自在に係合された左右一対の垂直ガイド
溝78とによって構成されている。なお、スライド板5
7はシャーシ41との間に取り付けられたスライド付勢
手段である引張りコイルバネ79によって前方である矢
印b方向にスライド付勢されていて、シャーシ41の後
端側(フロントパネル44の反対側)で、その底板部4
1a上の一側部はギアードモータで構成されたイジェク
トモータ80が取り付けられている。そして、このイジ
ェクトモータ80にはイジェクト駆動ピン81が偏心位
置に形成されているイジェクト用カム円板82が取り付
けられていて、スライド板57の一方の側板部57bの
後端から後方に延出されたイジェクト用アーム部83を
イジェクト駆動ピン81が駆動するように構成されてい
る。そして、シャーシ41の底板部41a上でイジェク
トモータ80の前側位置(フロントパネル44側の位
置)にはシャッター開閉レバーを兼用しているトリガー
レバー84が支点ピン85を中心に図48に実線で示す
ロック位置と1点鎖線で示すロック解除位置との間で矢
印i、j方向に回転自在に取り付けられていて、回転付
勢手段(図示せず)によってロック位置まで矢印i方向
に回転付勢されている。そして、このトリガーレバー8
4がスライド板57に形成された被ロック部86をロッ
ク及びロック解除するように構成されている。
【0051】そして、このカートリッジローディング機
構58によれば、アンローディング状態では、図48及
び図50に示すように、スライド板57が引張りコイル
バネ79に抗して後方のアンローディング位置P11まで
矢印a方向にスライドされた状態で、その被ロック部8
6に係合されたトリガーレバー84によってロックされ
ていて、そのスライド板57の合計4つの傾斜ガイド溝
78によってカートリッジホルダー56の合計4つのガ
イドピン75が上方である矢印h方向に押し上げられ
て、左右一対のガイド突起77を左右一対の垂直ガイド
溝78で案内しながら、カートリッジホルダー56をカ
ートリッジ挿入口46と同一高さの上昇位置であるアン
ローディング位置P13まで平行運動によって上昇駆動し
ている。そして、トリガーレバー84が図48に実線で
示すロック位置から1点鎖線で示すロック解除位置へ矢
印j方向に回転されると、そのトリガーレバー84によ
るスライド板57のロックが解除されて、このスライド
板57が図50に示すアンローディング位置P11から前
方のローディング位置P12まで引張りコイルバネ79に
よって矢印b方向にスライドされて、そのスライド板5
7の合計4つの傾斜ガイド溝78によってカートリッジ
ホルダー56の合計4つのガイドピン75が下方である
矢印g方向に押し下げられて、左右一対のガイド突起7
7を左右一対の垂直ガイド溝78で案内しながら、カー
トリッジホルダー56をアンローディング位置P13の下
方に設定された下降位置である図51の(A)に実線で
示すローディング位置P14まで矢印g方向に平行運動に
よって下降駆動する。なお、この時、図48に示すよう
に、シャーシ41の底板部41a上に取り付けられてス
ライド板57に形成されているラック87に係合されて
いるダンパー88のダンピング作用によってスライド板
57は低速で矢印b方向にスライドされ、カートリッジ
ホルダー56がアンローディング位置からローディング
位置まで静かに下降駆動されるように構成されている。
【0052】そして、イジェクト時には、イジェクトモ
ータ80のイジェクト用カム円板82によってイジェク
ト駆動ピン81が図51の(A)に示す位置で矢印O方
向に1回転駆動される。すると、そのイジェクト駆動ピ
ン81が図51の(B)及び(C)に示すようにスライ
ド板57のイジェクト用アーム部83を引っ掛けて、そ
のスライド板57を引張りコイルバネ79に抗してアン
ローディング位置P12から後方のローディング位置P11
まで矢印a方向にスライド駆動されて、カートリッジホ
ルダー56が図51の(A)に示すローディング位置P
14から図50に示すアンローディング位置P13へ平行運
動によって矢印h方向に上昇駆動され、トリガーレバー
84が図48に1点鎖線で示すロック解除位置から実線
で示すロック位置84へ矢印i方向に自動復帰されるト
リガーレバー84によってスライド板57がそのアンロ
ーディング位置P13で再び自動ロックされるように構成
されている。なお、図47に示すように、カートリッジ
ホルダー56の天板部56aの後端側の一側部にはカー
トリッジ誤挿入防止レバー89が支点ピン90を中心に
矢印k、m方向に回転自在に取り付けられていて、この
カートリッジ誤挿入防止レバー89が天板部56aとの
間に取り付けられた回転付勢手段である引張りコイルバ
ネ91によって矢印k方向に回転付勢されている。ま
た、カートリッジホルダー56の天板部56aの左右両
側位置には板バネ等で構成された左右一対のカートリッ
ジ圧着用バネ92が取り付けられている。そして、以上
のように構成されたこの大容量フロッピーディスク・ド
ライブHFDDは下カバー43によってコンピューター
機器等の内部シャーシに取り付けられるように構成され
ていて、シャーシ41全体が合計4つのインシュレータ
ー93によってその下カバー43の上部に弾性的に支持
されて、外部振動等に対する大容量フロッピーディスク
・ドライブHFDDの耐振性が実行されている。
【0053】この大容量フロッピーディスク・ドライブ
HFDDは以上のように構成されていて、大容量フロッ
ピーディスク・カートリッジHFDCと、小容量フロッ
ピーディスク・カートリッジFDCをカートリッジ挿入
口46から選択的に挿入してローディングし、これらの
大容量フロッピーディスクHFD及び小容量FDにデー
タを選択的に記録及び/又は再生することができるよう
に構成されている。即ち、図47、図48及び図50に
1点鎖線で示すように、大容量フロッピーディスク・カ
ートリッジHFDC又は小容量フロッピーディスク・カ
ートリッジFDCをカートリッジ挿入口46からアンロ
ーディング位置P13に上昇されているカートリッジホル
ダー56内に矢印a方向に水平に挿入すると、これらの
カートリッジ5の前端面5aでトリガーレバー84がロ
ック位置からロック解除位置まで矢印j方向に回転さ
れ、この間に、このトリガーレバー84によってこれら
のシャッターがシャッターバネに抗して開蓋される。そ
して、トリガーレバー84がロック解除位置まで矢印j
方向に回転された瞬間に、カートリッジホルダー56に
よってこれらの大容量フロッピーディスク・カートリッ
ジHFDC又は小容量フロッピーディスク・カートリッ
ジFDCがアンローディング位置P13から図51に示す
ローディング位置P14へ矢印g方向に下降駆動されて、
これらの大容量フロッピーディスク・カートリッジHF
DC又は小容量フロッピーディスク・カートリッジFD
Cがそのローディング位置P14に水平にローディングさ
れる。
【0054】なお、大容量フロッピーディスク・カート
リッジHFDC又は小容量フロッピーディスク・カート
リッジFDCをカートリッジ挿入口46から正しく挿入
した時には、カートリッジ誤挿入防止レバー89がこれ
らの誤挿入防止用溝20内に相対的に挿入されたり、斜
面12によって矢印m方向に回転して逃げることによっ
て、これら大容量フロッピーディスク・カートリッジH
FDCや小容量フロッピーディスク・カートリッジFD
Cの挿入を可能にしている。一方、これら大容量フロッ
ピーディスク・カートリッジHFDC又は小容量フロッ
ピーディスク・カートリッジFDCがカートリッジ挿入
口46から誤挿入(上下や前後に反転された誤った向き
で挿入されること)された時には、そのカートリッジ誤
挿入防止レバー89がこれら大容量フロッピーディスク
・カートリッジHFDC又は小容量フロッピーディスク
・カートリッジFDCの挿入を禁止することができる。
【0055】そして、ローディング位置P14にローディ
ングされた大容量フロッピーディスク・カートリッジH
FDC又は小容量フロッピーディスク・カートリッジF
DCは合計4つの基準ピン64及び高さ基準ピン65上
に左右一対のカートリッジ圧着用バネ93によって水平
に圧着されて位置決めされ、カートリッジ挿入検出スイ
ッチ66によってこれらのローディング完了状態が検出
されると共に、これら大容量フロッピーディスク・カー
トリッジHFDC又は小容量フロッピーディスク・カー
トリッジFDCの誤消去防止の有無やこれらの大容量フ
ロッピーディスクHFD又は小容量フロッピーディスク
FDの記録容量が誤消去検出スイッチ67や大容量検出
スイッチ69又は小容量検出スイッチ68によって検出
される。そして、カートリッジ挿入検出スイッチ66の
ONによってスピンドルモータ51が一度3600rp
m以上等の高速で回転駆動されて、これらの大容量フロ
ッピーディスクHFD又は小容量フロッピーディスクF
Dのセンターコア2がカートリッジ5のセンターコア穴
6内に下方から相対的に挿入されたそのスピンドルモー
タ51のディスクテーブル53上にマグネットシート2
4によってチャッキングされて、そのセンターコア2の
中心穴2aがスピンドル52に嵌合されると共に、これ
らの回転駆動ピン嵌合穴2bが回転駆動ピン25に嵌合
される。そして、大容量フロッピーディスク・カートリ
ッジHFDCがローディングされた時には、大容量検出
スイッチ69によって検出されてスピンドルモータ51
がそのまま3600rpm以上の高速度で大容量フロッ
ピーディスクHFDを回転駆動し、小容量フロッピーデ
ィスク・カートリッジFDCがローディングされた時に
は、小容量検出スイッチ68によって検出されてスピン
ドルモータ51の回転速度が200〜250rpmの低
速度に落として小容量フロッピーディスクFDを駆動す
る。そして、リニアアクチュエータ103によって上下
一対の磁気ヘッド101、102をスキャニングセンタ
ーP2 に沿って矢印a、b方向にシークしながら、これ
らの大容量フロッピーディスクHFD又は小容量フロッ
ピーディスクFDにデータを選択的に記録及び/又は再
生することになる。
【0056】なお、この際、小容量フロッピーディスク
・カートリッジFDCの小容量フロッピーディスクFD
については、回転駆動ピン25とセンターコア2の回転
駆動ピン嵌合穴2bとの係合関係による位置出し機能に
よって上下一対の磁気ヘッド101、102に対する小
容量フロッピーディスクFDの円周上の位置出し(セン
ターリング)を行い、スピンドルモータ51によってそ
の小容量フロッピーディスクFDを200〜250rp
mの低速度で回転駆動することによって、上下一対の磁
気ヘッド101、102をその小容量フロッピーディス
クFDの上下両面に接触させた状態で、データの記録及
び/又は再生を行う。一方、大容量フロッピーディスク
・カートリッジHFDCの大容量フロッピーディスクH
FDについては、そのセンターコア2の回転駆動ピン嵌
合穴2bが大型穴に形成されていて、回転駆動ピン25
はその回転駆動ピン嵌合穴2b内に遊嵌される。従っ
て、この大容量フロッピーディスク・カートリッジHF
DCの大容量フロッピーディスクHFDについては、小
容量フロッピーディスク・カートリッジFDCのような
回転駆動ピン25による円周上の位置出しを行わず、ト
ラッキングサーボ方式によって円周上の位置出し(セン
ターリング)のためのトラッキングを行いながら、その
大容量フロッピーディスクHFDをスピンドルモータ5
1によって3600rpm以上の高速度で回転駆動する
ことによって、上下一対の磁気ヘッド101、102を
その大容量フロッピーディスクHFDの上下両面に発生
するエアフィルムによってサブミクロンオーダーで浮上
(フライング現象)させた非接触状態で、100MB以
上の大容量(高密度)のデータの記録及び/又は再生を
行う。
【0057】そして、このようにして、大容量フロッピ
ーディスクHFD又は小容量フロッピーディスクFDに
データを記録及び/又は再生した後に、イジェクト釦4
8を押すと、イジェクトスイッチ70がONされて、イ
ジェクトモータ80のイジェクト用カム円板82によっ
てイジェクト駆動ピン81が前述したように回転駆動さ
れ、大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC
又は小容量フロッピーディスク・カートリッジFDCが
図51の(A)に示すローディング位置P14から図50
に示すアンローディング位置P12までカートリッジホル
ダー56によって矢印h方向に上昇駆動されると共に、
図48に1点鎖線で示すロック解除位置から実線で示す
ロック位置まで矢印i方向に回転されるトリガーレバー
84によって大容量フロッピーディスク・カートリッジ
HFDC又は小容量フロッピーディスク・カートリッジ
FDCがカートリッジ挿入口46から図30に1点鎖線
で示すように矢印b方向に押し出されると共に、シャッ
ターがシャッターバネによって閉蓋される。
【0058】 (5) ・・・ リニアアクチュエータの説明 次に、図52〜図55に示すように、フライングヘッド
に構成されている上下一対の磁気ヘッド101、102
をスキャニングセンターP2 に沿って矢印a、b方向に
移送する磁気ヘッド移送機構であるリニアアクチュエー
タ103は、左右一対のコイル104と、左右一対のマ
グネット板105及びヨーク106、107で閉磁路を
形成した磁気回路108とを備えたボイスコイルモータ
109に構成されている。この際、上下一対の磁気ヘッ
ド101、102は後述するように、合成樹脂等で成形
されたヘッドキャリッジ111に上下一対のヘッドアー
ム112、113を介して支持されている。そして、こ
のヘッドキャリッジ111はシャーシ41の底板部41
a上にスキャニングセンターP2 と平行状に取り付けら
れたガイド主軸114及びガイド副軸115にそれぞれ
スラスト軸受172、173によって矢印a、b方向に
スライド自在に係合されていて、ヘッドキャリッジ11
1はこれらのガイド主軸114及びガイド副軸115で
案内されながらスキャニングセンターP2 に沿って矢印
a、b方向にスライド自在に構成されている。そして、
このヘッドキャリッジ111の左右両側に直角状に一体
成形されたコイル受台116の上部に左右一対のコイル
104が水平状に搭載されて接着剤117によって接着
されている。一方、左右一対の磁気回路108は水平状
で、上下に間隔を隔てて水平状に配置された上下一対の
ヨーク106、107の前後長さ方向の両端を上下から
突き合せて角型の閉磁路を形成し、上側ヨーク106の
下面(又は下側ヨークの上面)にマグネット板105を
自身の磁力によって密着結合させたものである。そし
て、これら左右一対の磁気回路108がシャーシ41の
底板部41a上にスキャニングセンターP2 と平行な水
平状に取り付けられ、そのスキャニングセンターP2
対して直角状に配置された左右一対のコイル104が左
右一対の磁気回路108の下側ヨーク107の外周(又
は上側ヨーク106)の外周に非接触状態で挿入されて
いる。そして、左右一対のコイル104は図43に示す
フレキシブルプリント基板118を介してメイン基板6
0に電気的に接続されていて、これら左右一対のコイル
104に制御電流を印加することによって、左右一対の
磁気回路108で左右一対のコイル104に推進力を発
生して、ヘッドキャリッジ111をガイド主軸114及
びガイド副軸115に沿って矢印a、b方向に移送(シ
ーク及びトラッキング)するものである。なお、左右一
対の磁気回路108の上下一対のヨーク106、107
はシャーシ41の底板部41a上に一枚のヨーク押え板
147及び合計4本のビス154aによってビス止めさ
れた左右一対のヨーク取付台142上に固着されてい
る。
【0059】 (6) ・・・ ガイド主軸の取付け装置の説明 次に、図52〜図56に示すように、ガイド主軸114
をシャーシ41上に取り付けるためのガイド主軸取付け
装置121は、まず、ガイド主軸114の一端である前
端114aに小径のテーパー軸部122を同一軸心状態
に形成し、他端である後端114bの外周には面取り部
123を形成している。そして、このガイド主軸114
の前端固定位置にはシャーシ41の底板部41aから上
方に垂直状に切り起こされてスキャニングセンターP2
に対して直角状に配置された切り起し片124が形成さ
れていて、その切り起し片124にガイド主軸114の
テーパー軸部122が挿入されるガイド主軸受け穴12
5が形成されている。なお、このガイド主軸受け穴12
5はテーパー軸部122の最小径と最大径の中間の直径
に形成されている。そして、このガイド主軸114の後
端固定位置にはシャーシ41の底板部41aの後端から
上方に垂直状に立ち上げられてスキャニングセンターヘ
2 に対して直角状に配置された側壁である後側板部4
1cが配置されていて、この後側板部41cにはその上
端から下方に垂直状に切り欠かれたガイド主軸受け溝1
26が形成され、かつ、そのガイド主軸受け溝127の
下端にはV型のテーパー面127が形成されている。そ
して、その後側板部41cの背面(フロントパネル44
側とは反対側の面)に板バネ128が左右一対の位置決
め用ダボ130と1本又は複数本のビス131によって
後方から脱着可能に取り付けられていて、その板バネ1
28の中央上部にはガイド主軸114のセンターP114
に対して角度θ1 に傾斜された押圧片129が一体に形
成されている。
【0060】そして、ガイド主軸114をシャーシ41
上にスキャニングセンターP2 と平行な水平状態に取り
付ける時には、図56に示すように、ガイド主軸114
のテーパー軸部122をガイド主軸受け穴125内に矢
印n方向から挿入し、そのガイド主軸114の後端11
4bをガイド主軸受け溝126内に矢印o方向から挿入
した後に、板バネ128を左右一対の位置決め用ダボ穴
132によってシャーシ41の後側板部41cの左右一
対のダボ130に背面側から嵌合して位置決めし、その
板バネ128の左右一対のビス挿通穴133に後方から
挿通した左右一対のビス131を後側板部41cに形成
されている左右一対のビス止め穴134に取り付けるよ
うにして、その板バネ128を後側板部41cの背面に
矢印n方向からビス止めする。すると、その板バネ12
8の押圧片129がガイド主軸114の後端114aの
面取り部123に軸心P114 に対して傾斜された方向で
ある矢印p方向から弾性に抗して押圧されて、ガイド主
軸114の面取り部123に押圧片129により矢印p
方向の押圧力Fp が加えられる。そして、その押圧力F
p の水平方向の分力Fn によってガイド主軸114が軸
方向である矢印n方向に押圧されて、そのガイド主軸1
14のテーパー軸部122がガイド主軸受け穴125に
クサビ作用によって圧入されると共に、その押圧力Fp
の垂直方向の分力Fo によってガイド主軸114が軸方
向に対して垂直な方向である矢印o方向に押圧されて、
そのガイド主軸114の後端114bがガイド主軸受け
溝126のテーパー面127にクサビ作用によって圧入
されて、ガイド主軸114がシャーシ41上に固定され
る。そして、テーパー軸部122とテーパー面127に
よる自動調芯作用によってスキャニングセンターP2
対するガイド主軸114の平行度が高精度に設定される
ことになる。
【0061】以上のように構成されたガイド主軸取付け
装置121によれば、押圧片129を有する単品部品で
ある1枚の板バネ128をシャーシ41の後側板部41
cの背面に1本又は複数本のビス131によってビス止
めするだけの小部品点数及び小組立工数によってガイド
主軸114をシャーシ41上に高精度に、かつ、極めて
簡単に取り付けることができて、低コスト化及び生産性
を著しく向上することができる。なお、ガイド副軸11
5は一方のヨーク取付台142の下端部間に水平状に架
設されている。
【0062】 (7) ・・・ 回転方式のヘッド昇降機構の説明 次に、図21〜図42に示すように、この大容量フロッ
ピーディスク・ドライブHFDDには、ヘッドキャリッ
ジ111に上下一対のサスペンション182、183を
介して支持されていて、フライングヘッドに構成されて
いる上下一対の磁気ヘッド101、102をディスク状
記録媒体であるフロッピーディスク1の上下両面に接触
させたヘッドロード位置と、その上下両面から上下両方
に離間させたヘッドアンロード位置との間で昇降制御す
るための回転方式のヘッド昇降機構201が組み込まれ
ている。そして、この回転方式のヘッド昇降機構201
は、図44及び図45に示すように、シャーシ41上の
ローディング位置に選択的で、水平状にローディングさ
れる大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC
及び小容量フロッピーディスク・カートリッジFDCの
カートリッジ5の外周である前端面5aより後方位置
(矢印a方向の位置)でシャーシ41の底板部41a上
に配置されている。
【0063】そして、この回転方式のヘッド昇降機構2
01は、板金部品等で構成され、シャーシ41の底板部
41a上に水平状に固着されたベースプレート202上
に搭載されていて、前述したヘッドキャリッジアッセン
ブリ構造110における上下一対のヘッドアーム11
2、113の上下一対のサスペンション182、183
を上下方向である矢印e、f方向に開閉するための板金
部品等で構成された上下一対のサスペンションリフター
203、204を有している。そして、これら一対のサ
スペンションリフター203、204は上下一対のサス
ペンション182、183の長さ方向であるスキャニン
グセンターP2 に対して直交する状態で、前後方向であ
る矢印a、b方向から互いに平行状に重ねられて配置さ
れていて、これら一対のサスペンションリフター20
3、204はその長さ方向のほぼ中間部をベースプレー
ト202上に切り起された垂直状の取付部202aに取
り付けられていて、スキャニングセンターP2 と平行に
構成されている水平状の支点ピン205の周りに互いに
上下逆方向である矢印A、B方向に回転自在に取り付け
られている。そして、これら一対のサスペンションリフ
ター203、204は支点ピン205を中心にほぼX型
に交差されていて、これら一対のサスペンションリフタ
ー203、204の一端側に上下逆向きに形成された上
下一対のサスペンション支持部203a、204aが一
体に形成されている。そして、これら上下一対のサスペ
ンション支持部203a、204aが上下一対のヘッド
アーム112、113の上下一対のサスペンション18
2、183の上下間である内側に矢印C方向から直角状
に挿入されている。従って、一方のサスペンションリフ
ター203がその上向きのサスペンション支持部203
aで上側サスペンション182を開閉駆動する上側サス
ペンションリフター203に構成され、他方のサスペン
ションリフター204がその下向きのサスペンション支
持部204aで下側サスペンション183を開閉駆動す
る下側サスペンションリフター204に構成されてい
る。なお、これら一対のサスペンションリフター20
3、204は取付部202aとその反対側に一体に形成
されたガイド部202bとの間で両側から挟み込まれ
て、矢印A、B方向に安定良く回転できるように構成さ
れている。
【0064】そして、これら一対のサスペンションリフ
ター203、204の他端である遊端部203b、20
4b側は上下一対のサスペンション182、183の一
側方であって、図47及び図48に示すイジェクトモー
タ80側に突出されていて、その遊端部203b、20
4b側にこれら一対のサスペンションリフター203、
204を支点ピン205を中心にして上下逆方向である
矢印A、B方向に可逆的に回転駆動するためのカム機構
206が配置されている。そして、そのカム機構206
は一対のサスペンションリフター203、204の遊端
部203b、204bのほぼ中央部に沿って形成された
一対のカム溝207、208と、これら一対のカム溝2
07、208内に共通に挿通された1本のカム軸209
とによって構成されている。この際、一対のカム溝20
7、208は一対のサスペンションリフター203、2
04のX型の交差方向に沿って互いに上下逆方向に緩や
かに傾斜されていて、カム軸209はスキャニングセン
ターP2 と平行な水平状に配置されている。そして、カ
ム軸209を図21に示す開位置P21と図22に示す閉
位置P22との間で左右方向である矢印C、D方向にスラ
イド駆動することによって、一対のカム溝207、20
8により一対のサスペンションリフター203、204
を支点ピン205を中心に矢印A、B方向に可逆的に回
転駆動して、一対のサスペンションリフター203、2
04の上下一対のサスペンション支持部203a、20
4aが一対のサスペンション182、183をこれらの
バネ力に抗して、これらの内側から矢印A、B方向に開
閉駆動するように構成されている。
【0065】そして、ベースプレート202の上部で、
一対のサスペンションリフター203、204を挟んで
上下一対のサスペンション182、183側とは反対側
の位置に板金部品等で構成された第1のスライダー21
1が水平状に配置されていて、この第1のスライダー2
11に形成された一対の長穴212がベースプレート2
02上に打出し加工された一対のスライドガイド213
にスライド自在に係合されていて、この第1のスライダ
ー211がスキャニングセンターP2 と平行な方向であ
る矢印G、H方向にスライド自在に構成されている。そ
して、ベースプレート202の上部で、一対のサスペン
ションリフター203、204の遊端部203b、20
4b側の下部位置に板金部品等で構成された第2のスラ
イダー215が水平状に配置されていて、この第2のス
ライダー215に形成された一対の長穴216がベース
プレート202上に打出し加工された一対のスライドガ
イド217にスライド自在に係合されていて、この第2
のスライダー215が矢印C、D方向にスライド自在に
構成されている。そして、この第2のスライダー215
上に切り起された垂直状の取付部215aにカム機構2
06のカム軸209が片持ち支持にて水平状に取り付け
られている。そして、ベースプレート202の上部で、
第1、第2のスライダー211、215の直交部の内側
位置に方向変換手段219を構成しているモールド部品
等からなる上下2段ギア220、221が1本の支軸2
22を介して回転自在に取り付けられていて、第1、第
2のスライダー211、215の直交部に形成された2
つのラック223、224がその上下2段ギア220、
221に噛合されている。そして、この方向変換手段2
19は第1のスライダー211が矢印G方向へスライド
される時に、ラック223、2段ギア220、221及
びラック224を介して第2のスライダー215を矢印
C方向へスライド駆動する。また、第1のスライダー2
11が矢印H方向へスライドされる時に、ラック22
3、2段ギア220、221及びラック224を介して
第2のスライダー215を矢印D方向へスライド駆動す
るように、これら第1、第2のスライダー211、21
5のスライド方向を直角状に変換するように構成されて
いる。
【0066】そして、ギアードモータで構成されている
イジェクトモータ80のイジェクト用カム円板82のイ
ジェクト駆動ピン81によって前述したカートリッジロ
ーディング機構58のスライド板57と、この回転方式
のヘッド昇降機構201の第1のスライダー211とを
選択的に駆動するための選択的駆動機構225が配置さ
れている。そして、この選択的駆動機構225における
スライド板57の駆動系は、図48、図50及び図51
で説明したイジェクト駆動ピン81とスライド板57の
イジェクト用アーム部83とによって構成されていて、
第1のスライダー211の駆動系は、イジェクト駆動ピ
ン81と、第1のスライダー211の矢印H方向側の端
部に回転自在に取り付けられた伝達アーム226とによ
って構成されている。
【0067】そして、この伝達アーム226はモールド
部品等で構成されていて、この伝達アーム226は矢印
G、H方向に配置されていて、この伝達アーム226の
矢印H方向側の端部の内側に直角状に一体成形された支
点ピン227が第1のスライダー211の矢印G方向側
の端部の両側に折り曲げ加工された左右一対の伝達アー
ム支持部228間に矢印A、B方向と平行な状態で回転
自在に取り付けられていて、この伝達アーム226はそ
の支点ピン227を中心に上下方向である矢印I、J方
向に回転自在に取り付けられている。そして、この伝達
アーム226の矢印H方向側の先端226aがイジェク
ト駆動ピン81の回転軌跡内に矢印G、H方向に出入り
自在に構成されている。なお、その伝達アーム226の
上面226bはイジェクト駆動ピン81の回転軌跡にほ
ぼ沿った円弧状に形成されている。
【0068】そして、イジェクトモータ80は、後述す
るように、この選択的駆動機構225を介して回転方式
のヘッド昇降機構201の一対のサスペンションリフタ
ー203、204を矢印A方向に開駆動するように構成
されていて、これら一対のサスペンションリフター20
3、204を矢印B方向へ閉じるように回転駆動するた
めの回転付勢手段である引張りコイルバネ229の両端
が伝達アーム226の先端226aの内側に一体成形さ
れたバネ係止部230と、それより矢印G方向側でシャ
ーシ41の底板部41a上に取り付けられたバネ係止部
231とに係止されて矢印G、H方向に沿って配置され
ている。そして、図35に示すように、この引張りコイ
ルバネ224の引張り力によって伝達アーム226がそ
の支点ピン227を中心に矢印I方向に回転付勢され
て、その伝達アーム226の支点ピン227側の端部に
一体成形された小突起232を第1のスライダー211
に形成されたストッパー部233に矢印I方向から当接
されて停止され、この時、この伝達アーム226の先端
面226aがほぼ垂直状に位置規制されるように構成さ
れている。
【0069】(8) ・・・ ラッチ機構の説明 次に、図29〜図33に示すように、この回転方式のヘ
ッド昇降機構201には、一対のサスペンションリフタ
ー203、204の上下一対のサスペンション支持部2
03a、204aを図22に示す閉状態に閉じた状態に
ラッチするラッチ機構235が設けられている。そし
て、このラッチ機構235はベースプレート202の矢
印G方向側の端部の上部位置で、第1のスライダー21
1の内側位置に回転自在に取り付けられた板金部品等か
らなる回転アーム236と、そのベースプレート202
上に固着された電磁手段を構成している上向き状のプラ
ンジャーソレノイドであるプランジャー237と、第1
のスライダー211の矢印G方向側の端部の内側に矢印
C、D方向に向ってほぼ直角状に突出された回転アーム
制御部238とによって構成されている。なお、回転ア
ーム236はベースプレート202上に切り起された垂
直状の取付部202cに矢印C、D方向と平行な支点ピ
ン239によってベースプレート202上に矢印H、G
方向に沿った上下方向である矢印K、L方向に回転自在
に取り付けられていて、この回転アーム236は回転付
勢手段である捩りコイルバネ240によってプランジャ
ー237への吸着方向である矢印L方向に回転付勢され
ている。そして、この回転アーム36の先端にはプラン
ジャー237で磁気吸着するための可動鉄片241が支
点ピン242を介して一定角度範囲内で回転自在に取り
付けられている。また、第1のスライダー211の回転
アーム制御部238は、この第1のスライダー211が
矢印G方向にスライド駆動される際に、回転アーム23
6をプランジャー237からの吸着解除方向である矢印
K方向に回転制御するように構成されている。
【0070】 (9) ・・・ ヘッドキャリッジロック機構の説明 次に、図29、図30〜図34に示すように、この回転
方式のヘッド昇降機構201には、上下一対の磁気ヘッ
ド101、102のヘッドアンロード時には、これら上
下一対の磁気ヘッド101、102をフロッピーディス
ク1の最外周位置まで矢印a方向に退避させた状態でヘ
ッドキャリッジ111をロックし、上下一対の磁気ヘッ
ド101、102のヘッドロード完了と同時にそのヘッ
ドキャリッジ111のロックを解除して、これら上下一
対の磁気ヘッド101、102によるフロッピーディス
ク1の矢印a、b方向のシークを可能にするヘッドキャ
リッジロック機構245が取り付けられている。このヘ
ッドキャリッジロック機構245にはモールド部品等で
構成された水平なロックアーム252が使用されてい
て、そのロックアーム252の一端252aがヘッドキ
ャリッジ制御部に構成されていて、その他端252bの
下面に支点ピン253が垂直状に一体成形され、更に、
中間部の上面に連動ピン254が垂直状に一体成形され
ている。そして、このロックアーム252がイジェクト
モータ80の下部で、第1のスライダー211側である
矢印H方向側へ偏位された位置に水平状に配置されて、
シャーシ41の底板部41a上に支点ピン253を介し
て矢印M、N方向に水平面内で回転自在に取り付けられ
ている。そして、そのロックアーム252の中間部の上
面の連動ピン254が第1のスライダー211の矢印G
方向側の端部に形成されたカム溝255内に回転及びス
ライド自在に係合されている。そして、そのロックアー
ム252の一端252aがヘッドキャリッジ111の一
側方に直角状で、水平状に突出されている一方のコイル
受台116の下面から横外方に突出されたロックアーム
当接部256に矢印M方向から当接することができるよ
うに構成されている。
【0071】(10) ・・・ 回転方式のヘッド昇降
機構の動作説明 次に、以上のように構成され、選択的駆動機構225、
ラッチ機構235及びヘッドキャリッジロック機構25
1を備えた回転方式のヘッド昇降機構201の動作を大
容量フロッピーディスク・カートリッジHFDCについ
て説明すると、まず、カートリッジアンローディング状
態では、前述したように、図50に示すアンローディン
グ位置へ上昇復帰されているカートリッジホルダー56
によってヘッドキャリッジ111の上側ヘッドアーム1
12が図58に示す上昇退避位置まで矢印e方向に上昇
されていて、上側磁気ヘッド101及びサスペンション
182がその弾性復帰力に抗して図26に示す上昇退避
位置まで矢印A方向に押し上げられている。そして、こ
のカートリッジアンローディング状態では、図30に示
すように、ベースプレート202上の第1のスライダー
211が初期位置P23まで引張りコイルバネ229によ
って矢印G方向にスライド駆動されている。
【0072】この際、図30に示すように、第1のスラ
イダー211が引張りコイルバネ229によって初期位
置P23まで矢印G方向にスライド駆動されると、ヘッド
キャリッジロック機構251のロックアーム252の連
動ピン254がその第1のスライダー211のカム溝2
55によって矢印G方向に駆動され、そのロックアーム
252がシャーシ41上で支点ピン253を中心にヘッ
ドキャリッジロック位置まで矢印M方向に回転駆動され
る。すると、そのロックアーム252の一端(先端)2
52aがヘッドキャリッジアッセンブリ構造110のヘ
ッドキャリッジ111のロックアーム当接部256に矢
印M方向から当接されて、そのロックアーム252がヘ
ッドキャリッジ111を図30に示す大容量フロッピー
ディスクHFDの最外周相当位置P27まで矢印a方向に
スライド駆動し、上下一対の磁気ヘッド101、102
が図27及び図2に示す大容量フロッピーディスクHF
Dの最外周位置P28まで矢印a方向にスライドされて、
ヘッドキャリッジ111がその最外周相当位置P27にそ
のままロックされる。
【0073】次に、図30に示すように、ベースプレー
ト202上で、第1のスライダー211が引張りコイル
バネ229によって初期位置P23まで矢印G方向にスラ
イド駆動されると、方向変換手段219を介して第2の
スライダー215が図30及び図21に示す開位置P25
まで矢印C方向にスライド駆動される。すると、図21
に示すように、カム機構206のカム軸209がその第
2のスライダー215によって開位置P21まで矢印C方
向にスライド駆動され、このカム軸209によって一対
のサスペンションリフター203、204の遊端部20
3b、204bのカム溝207、208が上下逆の開方
向である矢印A方向に開駆動されるので、これら一対の
サスペンションリフター203、204の上下一対のサ
スペンション支持部203a、204aがベースプレー
ト202上の支点ピン205を中心に開位置P29まで矢
印A方向に開駆動されている。
【0074】従って、図26に示すように、ヘッドキャ
リッジ111と一体に上下一対のヘッドアーム112、
113が一対のサスペンションリフター203、204
に対して矢印a方向側へスライド偏位された状態で、そ
の一対のサスペンションリフター203、204の上下
一対のサスペンション支持部203a、204aが開位
置P29まで矢印A方向に開かれている。しかし、この時
には、図58に示すように、上側ヘッドアーム112の
上側サスペンション182が上方退避位置まで矢印e方
向に上昇されているので、図26に示すように、その上
側サスペンション182を開閉駆動する上側サスペンシ
ョンリフター203の上側サスペンション支持部203
aが開位置P29まで矢印A方向に上昇されても、その上
側サスペンション支持部203aが上側サスペンション
182に接触されることはない。しかし、下側サスペン
ション183を開閉駆動する下側サスペンションリフタ
ー204の下側サスペンション支持部204aは開位置
29まで矢印A方向に下降された時に、その下側サスペ
ンション183をそのバネ力に抗して矢印e方向に少し
押し下げることになり、下側磁気ヘッド102が図28
に示す大容量フロッピーディスクHFDの下面に接触さ
れるヘッドロード位置よりも少し下方である矢印e方向
に押し下げられた状態となる。
【0075】そして、このカートリッジアンローディン
グ状態で、前述したように、大容量フロッピーディスク
・カートリッジHFDCが図50に示すカートリッジホ
ルダー56内に矢印a方向から挿入されて、カートリッ
ジローディング機構58によってスライド板57がアン
ローディング位置P11からローディング位置P12まで矢
印b方向にスライドされて、カートリッジホルダー56
によって大容量フロッピーディスク・カートリッジHF
DCがアンローディング位置P13から図51に示すロー
ディング位置P14まで矢印g方向にローディング完了さ
れると、スピンドルモータ51がONとなり、大容量フ
ロッピーディスクHFDが3600rpmの高速度で回
転駆動されると共に、上側ヘッドアーム112の上側サ
スペンション182及び上側磁気ヘッド101が図58
に示した上方退避位置から図59に示した下降位置まで
矢印f方向に下降される。すると、図27に示すよう
に、上側サスペンション182がそのバネ力によって矢
印f方向に下降して上側サスペンションリフター203
の上側サスペンション支持部203a上に当接される。
従って、この状態で上下一対の磁気ヘッド101、10
2はフロッピーディスク1の上下両面から上下に離間さ
れたヘッドアンロード位置に保持されることになり、カ
ートリッジローディング動作によって、上下一対の磁気
ヘッド101、102がフロッピーディスク1の上下両
面に衝撃的に接触するような危険は全くない。
【0076】そして、この後、後述するように、ホスト
コンピュータからのデータ記録、再生の指令信号が入る
と、図40に示すように、イジェクトモータ80のイジ
ェクト駆動ピン81が回転中心軸82aによって回転さ
れるイジェクト用カム円板82によって実線で示す初期
位置P31から点線で示すヘッドロード位置P32まで矢印
O方向にほぼ120°等に回転駆動される。なお、イジ
ェクト駆動ピン81がヘッドロード位置P32に到達した
時点でイジェクトモータ80は自動停止する。すると、
図35及び図36に示すように、そのイジェクト駆動ピ
ン81が選択的駆動機構225の伝達アーム226の先
端226aに矢印O方向から当接して、その伝達アーム
226を引張りコイルバネ229に抗して矢印H方向に
押す。この時、伝達アーム226には矢印I方向の回転
分力が発生するが、この伝達アーム226の小突起23
2が第1のスライダー211のストッパー部233に矢
印I方向から当接して、その伝達アーム226の第1の
スライダー211に対する矢印I方向の回転が防止され
ているので、伝達アーム226は矢印O方向に回転され
るイジェクト駆動ピン81の駆動力を安定良く受け止め
ることができ、そのイジェクト駆動ピン81の矢印O方
向の駆動力がこの伝達アーム226の支点ピン227を
介して第1のスライダー211に正確に伝達される。従
って、その第1のスライダー211が引張りコイルバネ
229に抗して図30に示す初期位置P23から図29に
示すスライド位置P24まで矢印H方向にスライド駆動さ
れる。そして、その第1のスライダー211がスライド
位置P24まで矢印H方向にスライド駆動されると、方向
変換手段219を介して第2のスライダー215が図3
0及び図21に示す開位置P25から図29に示す閉位置
26まで矢印D方向にスライド駆動される。
【0077】すると、一対のサスペンションリフター2
03、204のカム機構206におけるカム軸209が
第2のスライダー215によって図21に示す開位置P
21から図22に示す閉位置P22まで矢印D方向にスライ
ド駆動されて、一対のサスペンションリフター203、
204の遊端部203b、204bのカム溝207、2
08が上下逆の閉方向である矢印B方向に上下逆方向に
回転駆動されて、これら一対のサスペンションリフター
203、204の上下一対のサスペンション支持部20
3a、204aがベースプレート202上の支点ピン2
05を中心に図21及び図27に示す開位置P29から図
22及び図28に示す閉位置P30まで上下逆方向である
矢印B方向に閉駆動される。
【0078】すると、図28に示すように、上下一対の
サスペンション支持部203a、204aの閉位置P30
への閉動作に追従するようにして、上下一対のヘッドア
ーム112、113の上下一対のサスペンション18
2、183がこれらのバネ力によって上下逆方向である
矢印f方向に自然に閉じて、上下一対の磁気ヘッド10
1、102が図27に示すヘッドアンロード位置から図
28に示すヘッドロード位置へ矢印f方向からソフトラ
ンディング(軟着陸)される。即ち、この際、カム機構
206のカム軸209が図21に示す開位置P21から図
22に示す閉位置P22まで矢印D方向にスライド駆動さ
れる際に、一対のカム溝207、208によって一対の
サスペンションリフター203、204が支点ピン20
5を中心に矢印B方向に安全速度で回転駆動されるた
め、これら一対のサスペンションリフター203、20
4の上下一対のサスペンション支持部203a、204
aが図27に示す開位置P24から図28に示す閉位置P
30まで矢印B方向に安全速度で閉駆動されて、上下一対
の磁気ヘッド101、102がフロッピーディスク1の
上下両面に安全速度で非衝撃的にソフトランディングさ
れることになる。
【0079】この際、図28に示すように、上下一対の
サスペンション支持部203a、204aが閉位置P30
へ矢印B方向へ閉じられる途中で、上下一対の磁気ヘッ
ド101、102がヘッドロード位置にヘッドロードさ
れて、そのヘッドロード後に、上下一対のサスペンショ
ン支持部203a、204aが閉位置P30に到達する。
従って、ヘッドロード完了状態では、上下一対のサスペ
ンション支持部203a、204aが上下一対のサスペ
ンション182、183の内側へ矢印B方向に完全に離
間された状態となり、後述するフロッピーディスク1の
記録及び/又は再生時に、上下一対の磁気ヘッド10
1、102が矢印a、b方向にシークされる際に、上下
一対のサスペンション182、183が上下一対のサス
ペンション支持部203a、204aに干渉される危険
は全く発生しない。
【0080】そして、第1のスライダー211が図30
に示す初期位置P23から図29に示すスライド位置P24
まで矢印H方向にスライド駆動されると、ヘッドキャリ
ッジロック機構241のロックアーム242の連動ピン
244が第1のスライダー211のカム溝245によっ
て矢印H方向に駆動される。すると、このロックアーム
242が支点ピン243を中心に図30に示すヘッドキ
ャリッジロック位置から図29に示すヘッドキャリッジ
ロック解除位置まで矢印N方向に回転駆動されて、その
ロックアーム242の一端242aがヘッドキャリッジ
111の一側部に設けられているロックアーム当接部2
46の矢印a、b方向の移動軌跡外へ逃がされる。そし
て、このヘッドキャリッジロック解除により、ヘッドキ
ャリッジ111をリニアアクチュエータ103によって
矢印a、b方向にシークすることが可能になる。
【0081】一方、前述したスピンドルモータ51のO
Nとほぼ同時に、ラッチ機構235のプランジャー23
7のコイルが通電されている。そして、第1のスライダ
ー211が図30に示す初期位置P23から図29に示す
スライド位置P24まで矢印H方向にスライド駆動される
と、その第1のスライダー211の回転アーム制御部2
38も矢印H方向にスライドされる。すると、ラッチ機
構235の回転アーム236が捩りコイルバネ240に
よって支点ピン239を中心に図31に示すラッチ解除
位置から図32に示すラッチ位置まで矢印L方向に回転
されて、その回転アーム236の先端の可動鉄片241
がプランジャー237の上面上に磁気吸引力によって自
動吸着される。この結果、その回転アーム236がラッ
チ位置にそのままラッチされ、その回転アーム236が
回転アーム制御部238を介して第1のスライダー21
1を図29に示すスライド位置P24にそのままラッチす
ることになる。
【0082】即ち、前述したように、イジェクト駆動ピ
ン81によって伝達アーム226を介して矢印H方向へ
スライド駆動された第1のスライダー211は、依然と
して、引張りコイルバネ229によって矢印G方向への
スライド復帰力が付勢されているが、プランジャー23
7に自動吸着された回転アーム236でその第1のスラ
イダー211の回転アーム制御部238を矢印H方向側
へ押え込むことによって、第1のスライダー211が引
張りコイルバネ229によって矢印G方向にスライド復
帰されることを禁止して、その第1のスライダー211
を図29に示すスライド位置P24にそのままラッチする
ことができるように構成されている。
【0083】そして、第1のスライダー211が図29
に示すスライド位置P24でラッチされれば、上下2段ギ
ア220、221及び一対のラック223、224によ
って構成されているノンスリップ構造の方向変換手段2
19を介して第2のスライダー215も図29及び図2
2に示す矢印D方向の閉位置P26にそのままラッチされ
ることになり、ヘッド昇降機構201におけるカム機構
206のカム軸209が図22に示す閉位置P22にその
ままラッチされて、一対のサスペンションリフター20
3、204の上下一対のサスペンション支持部203
a、204aが上下一対のサスペンション182、18
3に接触されることがない閉位置P30にそのまま安全に
ラッチされることになる。
【0084】以上により、大容量フロッピーディスク・
カートリッジHFDCのローディング位置へのローディ
ング動作に伴い、上下一対の磁気ヘッド101、102
を大容量フロッピーディスクHFDの上下両面に接触さ
せるヘッドロード位置へのソフトランディング動作の一
連の動作が終了する。そして、このソフトランディング
動作の終了後に、ホストコンピュータからの指令信号に
よって、リニアアクチュエータ103のボイスコイルモ
ータ109に電流が印加され、ヘッドキャリッジ111
が図29及び図28で矢印a、b方向にシーク駆動され
る。そして、この時、大容量フロッピーディスク・カー
トリッジHFDC内の大容量フロッピーディスクHFD
はスピンドルモータ51によって3600rpm以上の
高速度で回転駆動されているために、その大容量フロッ
ピーディスクHFDの上下両面に発生するエアフィルム
によって上下一対の磁気ヘッド101、102が上下一
対のヘッドアーム112、113の上下一対のサスペン
ション182、183のバネ力に抗してその大容量フロ
ッピーディスクHFDの上下両面からサブミクロンオー
ダで浮上(フライング現象)される。そして、この浮上
による非接触状態で、上下一対の磁気ヘッド101、1
02が大容量フロッピーディスクHFDを矢印a、b方
向にシークして、その大容量フロッピーディスクHFD
に100MB以上の大容量(高密度)のデータが記録及
び/又は再生されることになる。
【0085】この際、図28に示すように、ヘッド昇降
機構201の一対のサスペンションリフター203、2
04の上下一対のサスペンション支持部203a、20
4aが閉位置P30に安全にラッチされているので、矢印
a、b方向にシーク駆動される上下一対のヘッドアーム
112、113の上下一対のサスペンションがこれら一
対のサスペンション支持部203a、204aに干渉さ
れることが全くなく、そのシーク駆動を安全に行うこと
ができる。
【0086】次に、大容量フロッピーディスクHFDへ
のデータの記録及び/又は再生後に、大容量フロッピー
ディスク・カートリッジHFDCを図51に示すローデ
ィング位置P14から図50に示すアンローディング位置
13へイジェクトする時には、前述したように、図48
及び図49に示したイジェクト釦48を押してイジェク
トスイッチ70をONすると、最初に、リニアアクチュ
エータ103のボイスコイルモータ109に電流が印加
されて、ヘッドキャリッジアッセンブリ構造110のヘ
ッドキャリッジ111が図30及び図28に示す最外周
相当位置P27まで矢印a方向に移動復帰されて、上下一
対の磁気ヘッド101、102が大容量フロッピーディ
スクHFDの最外周位置まで矢印a方向へ移動される。
そして、この後に、ラッチ機構235のプランジャー2
37のコイル237aへの通電が切断されて、ヘッド昇
降機構211におけるそのプランジャー237による回
転アーム236の先端の可動鉄片241の磁気吸着が解
除される。すると、この回転アーム236による第1の
スライダー211のラッチが解除され、引張りコイルバ
ネ229によって第1のスライダー211が伝達アーム
236を介して図29に示すスライド位置P24から図3
0に示す初期位置P23まで矢印G方向にスライド復帰さ
れる。なお、この時、第1のスライダー211と一体に
矢印G方向へ移動される回転アーム制御部238によっ
て回転アーム236が図32に示すラッチ位置から図3
1に示すラッチ解除位置まで捩りコイルバネ240に抗
して矢印K方向に回転復帰される。そして、ヘッドキャ
リッジロック機構24におけるその第1のスライダー2
11のカム溝245がロックアーム242の連動ピン2
44を矢印G方向にスライド駆動するため、そのロック
アーム242が支点ピン243を中心に図29に示すヘ
ッドキャリッジロック解除位置から図30に示すヘッド
キャリッジロック位置まで矢印M方向に回転駆動され
て、そのロックアーム242の一端242aがリニアア
クチュエータ103のヘッドキャリッジ111のロック
アーム当接部246に矢印M方向から当接して、そのヘ
ッドキャリッジ111を図30及び図28に示す最外周
相当位置P27にロックする。
【0087】一方、第1のスライダー211が図29に
示すスライド位置P24から図30に示す初期位置P23
で矢印G方向にスライド復帰されると、方向変換手段2
19を介して第2のスライダー215が図29及び図2
2に示す閉位置P26から図30及び図21に示す開位置
25まで矢印C方向にスライド復帰される。すると、カ
ム機構206のカム軸209が図22に示すサスペンシ
ョン閉位置P24から図21に示すサスペンション開位置
23へ矢印C方向にスライド復帰されて、一対のカム溝
207、208を介して一対のサスペンションリフター
203、204の遊端部203b、204bが支点ピン
205を中心に上下逆の開方向である矢印A方向に開駆
動されて、これら一対のサスペンションリフター20
3、204の上下一対のサスペンション支持部203
a、204aが支点ピン205を中心に図22及び図2
8に示す閉位置P30から図21及び図27に示す開位置
29まで上下逆の開方向である矢印A方向に開駆動され
る。すると、図27に示すように、これら一対のサスペ
ンションリフター203、204のサスペンション支持
部203a、204aによってヘッドキャリッジアッセ
ンブリ構造110の上下一対のヘッドアーム112、1
13の上下一対のサスペンション182、183が上下
逆方向である矢印e方向にこれらのバネ力に抗して押し
広げられて、上下一対の磁気ヘッド101、102が図
28に示すように、大容量フロッピーディスクHFDの
上下両面に接触されていたヘッドロード位置から図27
に示すように大容量フロッピーディスクの上下両面から
上下両方向に離間されたヘッドロード位置へ押し広げら
れるようにヘッドアンロードされる。
【0088】そして、この後に、図40に示すように、
ギアードモータ80のイジェクト用カム円板82のイジ
ェクト駆動ピン81が初期位置P31から矢印O方向に1
回転駆動される。すると、図51及び図50で説明した
ように、そのイジェクト駆動ピン81によってカートリ
ッジローディング機構58のスライド板57がローディ
ング位置P12からアンローディング位置P11までスライ
ド駆動されて、カートリッジホルダー57がローディン
グ位置P14からアンローディング位置P13まで矢印h方
向に上昇復帰されることによって、大容量フロッピーデ
ィスク・カートリッジHFDCがそのローディング位置
14からアンローディング位置P13まで矢印h方向に上
昇された後、カートリッジホルダー57内からカートリ
ッジ挿入口46外へ矢印b方向に排出される。
【0089】ここで、図35〜図40によって、イジェ
クトモータ80により選択的駆動機構225を介して、
スライド板57と第1のスライダー211を選択的に駆
動する動作について説明すると、まず、図40に示すよ
うに、イジェクトモータ80のイジェクト用カム円板8
2の出力ピンであるイジェクト駆動ピン81は初期位置
31にイニシャライズされていて、前述したように、デ
ィスクカートリッジのイジェクト時には、この初期位置
31から時計回り方向である矢印O方向に360°回転
されて再び初期位置P31で停止される。そして、前述し
たヘッドロード時には、このイジェクト駆動ピン81は
初期位置P31からヘッドロード位置P32まで矢印O方向
にほぼ120°等に回転されて、その位置で停止され
る。そして、後述するスリープモードでは、ヘッドロー
ド位置P32から初期位置P31まで矢印P方向に一度復帰
した後に、再びヘッドロード位置P32まで矢印O方向に
回転されるような正逆回転動作を行うように構成されて
いる。
【0090】次に、図35に示すように、前述したよう
に、大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC
がローディング位置へローディングされて、図48に示
すカートリッジ挿入検出スイッチ(ディスクインスイッ
チ)66がディスクインを検出し、スピンドルモータ5
2を回転して、ヘッドロードする時には、イジェクト駆
動ピン81が図35に示す初期位置P31から図36に示
すヘッドロード位置P32まで矢印O方向に回転される際
に、このイジェクト駆動ピン81が伝達アーム226の
先端226aを矢印O方向に押す。すると、その伝達ア
ーム226を介して第1のスライダー211が図29に
示すように矢印H方向にスライドされて、前述したヘッ
ドロードが行われる。なお、この際、図36に示すよう
に、伝達アーム226の小突起226cが第1のスライ
ダー211のストッパー部232に矢印I方向から当接
されているために、この伝達アーム226は矢印J方向
に逃げることができず、イジェクト駆動ピン81で第1
のスライダー211を矢印H方向に確実にスライドする
ことができる。
【0091】次に、後述するスリープモードでは、図3
8に示すヘッドロード完了状態で、第1のスライダー2
11が矢印G方向にスライドされて、前述したアンロー
ドが行われ、伝達アーム226の先端226aが図38
に1点鎖線で示すようにイジェクト駆動ピン81の下側
に矢印G方向から入り込む。そこで、このスリープモー
ド(ヘッドアンロード状態)からヘッドロード状態へ復
帰させる時には、図37に示すように、イジェクト駆動
ピン81をヘッドロード位置P32から初期位置P31まで
一度矢印P方向に逆回転するが、この時、イジェクト駆
動ピン81が伝達アーム226の上面226bを矢印J
方向に押しながら矢印P方向に回転するために、この伝
達アーム226を引張りコイルバネ229の回転付勢力
に抗して矢印J方向に回転して逃がしながら初期位置P
31へ戻り、図35に示すように、イジェクト駆動ピン8
1が矢印P方向を通過して初期位置P31へ戻る直前に、
伝達アーム226が引張りコイルバネ229の回転付勢
力によって矢印J方向に回転復帰する。そこで、この後
に、イジェクト駆動ピン81を初期位置P31からヘッド
ロード位置P32まで矢印O方向に再び回転すると、図3
6に示すように、イジェクト駆動ピン81によって伝達
アーム226の先端226aが矢印H方向に押されて、
第1のスライダー211が矢印H方向にスライドされ、
ヘッドロードが行われることになる。
【0092】(11) ・・ ヘッドロード時のヘッ
ド姿勢制御機構の説明 次に、図21〜図28によって、ヘッドロード時のヘッ
ド姿勢制御手段であるヘッド姿勢制御機構261につい
て説明すると、このヘッド姿勢制御機構261は、前述
したように、ヘッド昇降機構201における一対のサス
ペンションリフター203、204の上下一対のサスペ
ンション支持部203a、204aを図21及び図27
に示す開位置P29から図22及び図28に示す閉位置P
30まで矢印B方向に閉駆動して、上下一対の磁気ヘッド
101、102を上下一対のサスペンション182、1
83のバネ力を利用して図27に示すヘッドロード位置
から図28に示すヘッドロード位置へ矢印f方向に閉じ
て、図25に示すように、これら上下一対の磁気ヘッド
101、102を矢印E方向に3600rpm以上等の
高速度で回転駆動されている大容量フロッピーディスク
HFD等のフロッピーディスク1の上下両面1a、1b
に矢印f方向から接触(コンタクト)させる際に、フロ
ッピーディスク1の回転方向である矢印E方向における
上下一対の磁気ヘッド101、102の下流側(矢印E
方向のこと)の端部101a、102aと上流側(矢印
Eの反対方向のこと)の端部101b、102bのう
ち、常に、下流側の端部101a、102aが上流側の
端部101b、102bより先にフロッピーディスク1
の上下両面1a、1bに矢印f方向から接触、即ち、ソ
フトランディングさせるような安定したランディング姿
勢をとることができるようにするためのヘッド姿勢制御
手段を備えたものである。
【0093】そして、図25に示すように、ヘッドロー
ド時に、高速度で回転駆動されているフロッピーディス
ク1の上下両面1a、1bに、上下一対の磁気ヘッド1
01、102の下流側の端部101a、102aを上流
側の端部101b、102bより先に矢印f方向からソ
フトランディングさせるような安定したランディング姿
勢をとることができれば、そのランディングの瞬間に
は、上下一対の磁気ヘッド101、102の上流側の端
部101b、102b側にフロッピーディスク1の上下
両面1a、1bに対して開き角度となる上下一対の隙間
266が形成されるために、高速度で回転駆動されてい
るそのフロッピーディスク1の上下両面1a、1bに沿
って矢印E方向に高速度で流れている空気流がその上下
一対の隙間2266内にスムーズに流入することができ
る。そして、この空気流は上下一対の磁気ヘッド10
1、102の下流側の端部101a、102aを上下一
対のサスペンション182、183のバネ力に抗して矢
印e方向にスムーズに押し上げて、これら上下一対の磁
気ヘッド101、102がフロッピーディスク1の上下
両面1a、1bに対してサブミクロンオーダでほぼ平行
状に浮上させて安定することができる。
【0094】この結果、図60に示すように、上下一対
の磁気ヘッド101、102をフロッピーディスク1の
上下両面1a、1bに矢印f方向からソフトランディン
グさせる瞬間のランディング姿勢が乱れて、上下一対の
磁気ヘッド101、102の上流側の端部101b、1
02bが下流側の端部101a、102aより先にフロ
ッピーディスク1の上下両面1a、1bに接触されてし
まい、空気の巻き込み作用による矢印F方向のローリン
グ振動等を上下一対のサスペンション182、183に
誘発して、上下一対の磁気ヘッド101、102にステ
ィック・スリップが発生する結果、フロッピーディスク
1の上下両面1a、1bの膜厚が薄い磁性層及び上下一
対の磁気ヘッド101、102の双方がダメージを受け
てしまうような危険を未然に防止することができる。
【0095】そして、図2及び図2は、このヘッド姿勢
制御機構261の第1の実施形態を示したものであっ
て、この場合は、一対のサスペンションリフター20
3、204の上下一対のサスペンション支持部203
a、204aの上下面に小突起である上下一対のサスペ
ンションオフセット支持部262、263を一体に形成
したものである。そして、これら上下一対のサスペンシ
ョンオフセット支持部262、263は上下一対のサス
ペンション支持部203a、204aの上下面に打ち出
し加工等によって一体に形成された例えば、上下対称形
状のほぼ半球状の凸部等で構成されている。
【0096】そして、このヘッド姿勢制御機構261の
第1の実施形態によれば、図21及び図27に示すよう
に、ヘッドアンロード時に、一対のサスペンションリフ
ター203、204の上下一対のサスペンション支持部
203a、204aが開位置P29まで矢印A方向に回転
駆動されて、上下一対のサスペンション182、183
をそのバネ力に抗して開位置P29まで矢印e方向に開駆
動する時に、図21に示すように、上下一対のサスペン
ションオフセット支持部262、263が上下一対のサ
スペンション182、183の幅方向(この幅方向は図
25に示すフロッピーディスク1の回転方向である矢印
E方向の下流側方向に相当する図22の矢印D方向と上
流側方向に相当する図21の矢印C方向を指している)
のセンターP11に対してフロッピーディスク1の回転方
向である矢印E方向(以下、単に、回転方向Eと記載す
る)の上流側である矢印C方向に所定寸法のオフセット
量OSにオフセットされたオフセット位置P42を矢印A
方向に開駆動する。
【0097】この結果、図21に示すと共に、図25に
1点鎖線で示すように、上下一対のサスペンション18
2、183にそのバネ力に抗した幅方向における矢印A
方向の捩れが発生して、これら上下一対のサスペンショ
ン182、183の幅方向の両端部182a、182b
及び183a、183bのうち、フロッピーディスク1
の回転方向Eの上流側の端部182b、183bが下流
側の端部182a、183aに比べてフロッピーディス
ク1の上下両面1a、1bが上下に遠く離間されて、こ
れら上下一対のサスペンション182、183がフロッ
ピーディスク1と平行な水平基準WLに対してそのフロ
ッピーディスク1の回転方向Eの上流側に向って開き角
度θ41に傾斜された上下対称形状のほぼハの字状の傾斜
姿勢ILとなる。
【0098】そして、図22及び図28に示すように、
ヘッドロード時に、一対のサスペンションリフター20
3、204の上下一対のサスペンション支持部203
a、204aが図21に示す開位置P29から図22に示
す閉位置P30まで矢印B方向に閉駆動されて、上下一対
のサスペンション182、183をそのバネ力によって
閉位置P30まで矢印f方向に閉駆動して、図25に実線
で示すように、上下一対の磁気ヘッド101、102を
ヘッドロード位置へ矢印f方向からソフトランディング
させる際に、上下一対のサスペンション182、183
がそのバネ力によって幅方向における矢印B方向に捩り
戻されることになり、これら上下一対のサスペンション
182、183の水平基準WLに対する傾斜姿勢ILの
開き角度がθ41からθ42に小さくなった時点で、前述し
たように、上下一対の磁気ヘッド101、102の下流
側の端部101a、102aを上流側の端部101b、
102bより先にフロッピーディスク1の上下両面1
a、1bに矢印f方向からソフトランディングさせるこ
とができる。
【0099】次に、図23及び図24は、このヘッド姿
勢制御機構261の第2の実施形態を示したものであっ
て、この場合は、一対のサスペンションリフター20
3、204の上下一対のサスペンション支持部203
a、204aの上下両面に上下一対のサスペンション傾
斜支持部264、265を一体に形成したものである。
そして、このヘッド姿勢制御機構261の第2の実施形
態によれば、図21及び図27に示すように、ヘッドア
ンロード時に、一対のサスペンションリフター203、
204の上下一対のサスペンション支持部203a、2
04aが開位置P29まで矢印A方向に回転駆動されて、
上下一対のサスペンション182、183のバネ力に抗
して開位置P29まで矢印e方向に開駆動する時に、図2
3に示すと共に、図25に1点鎖線で示すように、上下
一対のサスペンション傾斜支持部264、265によっ
て上下一対のサスペンション182、183をそのバネ
力に抗して前述した開き角度θ41の傾斜姿勢ILに高安
定状態に支持することができる。
【0100】そして、図28に示すように、ヘッドロー
ド時に、一対のサスペンションリフター203、204
の上下一対のサスペンション支持部203a、204a
が図21に示す開位置P29から図22に示す閉位置P30
まで矢印B方向に閉駆動されて、上下一対のサスペンシ
ョン182、183をそのバネ力によって閉位置P30
で矢印f方向に閉駆動して、図25に実線で示すよう
に、上下一対の磁気ヘッド101、102をヘッドロー
ド位置へ矢印f方向からソフトランディングさせる際
に、上下一対のサスペンション182、183がそのバ
ネ力によって幅方向における矢印B方向に捩り戻される
ことになり、これら上下一対のサスペンション182、
183の水平基準WLに対する傾斜姿勢ILの開き角度
がθ41からθ42に小さくなった時点で、前述したよう
に、上下一対の磁気ヘッド101、102の下流側の端
部101a、102aを上流側の端部101b、102
bより先にフロッピーディスク1の上下両面1a、1b
に矢印f方向からソフトランディングさせることができ
る。
【0101】この際、特に、このヘッド姿勢制御機構2
61の第2の実施形態によれば、図25に示すように、
上下一対の磁気ヘッド101、102をフロッピーディ
スク1の上下両面1a、1bにソフトランディングさせ
る際に、その上下一対の磁気ヘッド101、102の下
端側の端部101a、102aがフロッピーディスク1
の上下両面1a、1bに接触される直前まで、図24に
示すように、上下一対のサスペンション傾斜支持部26
4、265が上下一対のサスペンション182、183
を開き角度θ42の傾斜姿勢ILに高安定状態に支持して
おくことができる。従って、図25に実線で示すよう
に、上下一対の磁気ヘッド101、102の下流側の端
部101a、102aを上流側の端部101b、102
bより先にフロッピーディスク1の上下両面1a、1b
に矢印f方向からソフトランディングさせる動作を常に
高精度に行うことができる。
【0102】以上、本発明の回転方式のヘッド昇降機構
201について説明したが、このヘッド昇降機構201
は一対のサスペンションリフター203、204を上下
一対のサスペンション182、183に対して直角方向
である矢印C、D方向にスライドさせることなく、これ
ら一対のサスペンションリフター203、204をシャ
ーシ41上の支点ピン205を中心に上下方向である矢
印A、B方向に単に回転駆動(開閉駆動)することによ
って、上下一対のサスペンション182、183を矢印
A、B方向に開閉して、上下一対の磁気ヘッド101、
102をヘッドロード位置とヘッドアンロード位置との
間で昇降駆動するように構成したものである。
【0103】従って、従来のスライド方式のヘッド昇降
機構に比べて、この回転方式のヘッド昇降機構201
は、構造が簡単であり、部品点数及び組立工数の削減に
よる低コスト化や軽量化を図ることができる。そして、
この回転方式のヘッド昇降機構201は、スライド方式
のヘッド昇降機構のように一対のサスペンションリフタ
ー203、204を上下一対のサスペンション182、
183に対して直角方向にスライドさせる必要がない上
に、これら一対のサスペンションリフター203、20
4の長さもスライド方式のヘッド昇降機構のそれに比べ
て十分に短くすることができる等、省スペース化による
大容量フロッピーディスク・カートリッジHFDC全体
の小型、軽量化を大幅に促進することができる。
【0104】また、この回転方式のヘッド昇降機構20
1では、一対のサスペンションリフター203、204
をシャーシ41上の支点ピン205を中心に矢印A、B
方向に開閉駆動して、上下一対のサスペンション支持部
203a、204aで上下一対のサスペンション18
2、183を矢印e、f方向に開閉駆動する際、スライ
ド方式のヘッド昇降機構と異なり、上下一対のサスペン
ション182、183に対する上下一対のサスペンショ
ン支持部203a、204aの矢印C、D方向の相対位
置関係が殆んど変化しない(変化しても極く微量であ
る)ことから、これら上下一対のサスペンション18
2、183が矢印e、f方向に開閉される際に、これら
上下一対のサスペンション182、183が矢印C、D
方向にこじれる等の不都合が全く発生しない。従って、
上下一対の磁気ヘッド101、102をヘッドアンロー
ド位置からヘッドロード位置へ安定良くソフトランディ
ングさせることができる。
【0105】また、一対のサスペンションリフター20
3、204を矢印C、D方向に何等スライドさせること
なく、シャーシ41上の支点ピン205を中心に単に矢
印A、B方向に回転して、上下一対の磁気ヘッド10
1、102をヘッドアンロード位置からヘッドロード位
置へ矢印f方向にソフトランディングさせるこの回転方
式のヘッド昇降機構201は、スライド方式のヘッド昇
降機構と異なり、上下一対の磁気ヘッド101、102
のソフトランディング速度のコントロールを容易に行え
る。従って、上下一対の磁気ヘッド101、102がフ
ロッピーディスク1の上下両面1a、1bに矢印f方向
からソフトランディングされる際に衝撃や振動等が発生
しないように、上下一対の磁気ヘッド101、102を
非常にゆっくりした安全速度で、極めて安全に、かつ、
安定良くソフトランディングさせることができる。
【0106】(12) ・・・ 動作モードの説明 次に、この大容量フロッピーディスク・ドライブHFD
Dにおける動作モードについて説明する。。
【0107】まず、図29において、大容量フロッピー
ディスク・カートリッジHFDCがローディング完了さ
れ、スピンドルモータ51がONとなると、イジェクト
モータ80によって伝達アーム226を介して第1のス
ライダー211が矢印H方向にスライド駆動され、方向
変換手段219を介して第2のスライダー215が矢印
D方向にスライド駆動されて、ヘッド昇降機構201の
一対のサスペンションリフター203、204が矢印B
方向に閉駆動され、上下一対のサスペンション182、
183によって上下一対の磁気ヘッド101、102が
フロッピーディスク1上にソフトランディングされる。
そして、これと同時に、ラッチ機構235によって第1
のスライダー211がラッチされて、そのヘッドロード
状態がラッチされる。
【0108】次に、図30において、フロッピーディス
ク1へのデータの記録及び/又は再生が終了した後にヘ
ッドアンロードが行われる時には、リニアアクチュエー
タ103のボイスコイルモータ109に電流が流れ、ヘ
ッドキャリッジ111がフロッピーディスク1の最外周
相当位置P27へ矢印a方向にスライドされる。そして、
ラッチ機構235のプランジャー237への通電がOF
Fとなり、引張りコイルバネ229によって第1のスラ
イダー211が矢印G方向にスライドされて、ヘッド昇
降機構201の一対のサスペンションリフター203、
204が開駆動され、上下一対のサスペンション18
2、183を介して上下一対の磁気ヘッド101、10
2がフロッピーディスク1の上下にヘッドアンロードさ
れる。また、ロックアーム252によってヘッドキャリ
ッジ111をフロッピーディスク1の最外周相当位置P
27へスライドしてロックする。
【0109】次に、図29に示すヘッドロード状態で電
源が切れると、図30に示すように、ラッチ機構235
のプランジャー237への通電がOFFとなり、引張り
コイルバネ229によって第1のスライダー211が矢
印G方向にスライド駆動されて、ロックアーム252に
よってヘッドキャリッジ111がフロッピーディスク1
の最外周側相当位置P27へ矢印a方向にスライドされ
る。そして、ヘッドキャリッジ111が矢印a方向にス
ライドされるタイミングで、一対のサスペンションリフ
ター203、204が開駆動されて、上下一対のサスペ
ンション182、183を介して上下一対の磁気ヘッド
102、103がヘッドアンロード位置へヘッドアンロ
ードされる。
【0110】最後に、図29に示すヘッドロード状態
で、ホストコンピュータ(パーソナルコンピュータ)が
ハングアップした場合について説明すると、このヘッド
ロード状態で、ホストコンピュータがハングアップする
とイジェクトスイッチが効かなくなるため、イジェクト
モータ80による大容量フロッピーディスク・カートリ
ッジHFDCのイジェクトを行えなくなる。そこで、図
38及び図39に示すように、カートリッジローディン
グ機構58のスライド板57を手動によって矢印a方向
に押す強制イジェクト操作を行う。すると、図38に示
すように、スライド板57の突起233が伝達アーム2
26の当接部226aに当接されて、これを矢印a方向
に押す。この時、図39に示すように、伝達アーム22
8は矢印J方向に回転するが、その伝達アーム226の
先端226aがシャーシ41の底面部41a上に当接し
て、それ以上回転できなくなるために、その伝達アーム
226と一体に第1のスライダー211が矢印a及びG
方向にスライドされる。そして、ラッチ機構235の回
転アーム236が第1のスライダー211の回転アーム
制御部238によって図31で矢印K方向に強制的に回
転されて、可動鉄片241がプランジャー237から強
制的に剥離される。すると、引張りコイルバネ229に
よって第1のスライダー211が矢印G方向にスライド
されて、上下一対の磁気ヘッド101、102がヘッド
アンロードされる。
【0111】次に、この大容量フロッピーディスク・ド
ライブHFDDでは、消費電流の抑制、フロッピーディ
スク1及び上下一対の磁気ヘッド101、102のヘッ
ドチップの双方の摩耗抑制を図るために、データの記録
及び/又は再生時以外では、ヘッドロード状態を解除し
て、ヘッドアンロード状態を保持することができるよう
に構成されている。そこで、この動作を図41〜図44
のフローチャートを参照して説明する。なお、図41に
示すフローチャートは、前述した大容量フロッピーディ
スク・カートリッジHFDCのローディングから大容量
フロッピーディスクHFDソフトランディングの記録及
び/又は再生までの工程を示したものである。
【0112】まず、図42に示すフローチャートは、デ
ータの記録及び/又は再生後のヘッドアンロード動作を
説明するものであって、そのデータの記録及び/又は再
生が終了すると上下一対の磁気ヘッド101、102は
パトロールシークを行う(パトロールシークとは、1分
間毎に数トラック移動する動作である)。そして、3分
経過後に、ホストコンピュータからのコマンド(アイド
ルコマンド、スタンバイコマンド、スリープコマンド)
が送られると、上下一対の磁気ヘッド101、102は
フロッピーディスク1の最外周に移動し、ラッチ機構2
35のプランジャー237への通電が一度OFFとな
り、ヘッド昇降機構201のヘッドロード状態の保持が
解除(ラッチ解除)される。そして、そのヘッド昇降機
構201によって上下一対の磁気ヘッド101、102
がヘッドアンロードされる。
【0113】この時のフローチャートを図43に示して
いる。ちなみに、ヘッド昇降機構331のヘッドロード
状態の保持を解除するためにホストコンピュータから送
られてくるコマンドとしては、上記したアイドルコマン
ド、スタンバイコマンド、スリープコマンドの3種類で
あり、それぞれのコマンドによってドライブのモードも
次の3種類に分かれる。 アイドルコマンド・・・ ヘッドアンロードはされる
が、スピンドルモータ51は回転しており、また、回路
には電流が供給されていて、次に送られてくるコマンド
により動作可能となるモード。 スタンバイコマンド・・・ ヘッドアンロードされ、ス
ピンドルモータ51も停止されている状態、但し、回路
には電流が供給されていて、やはり、次に送られてくる
コマンドにより動作可能となるモード。 スリープモード・・・ ヘッドアンロードされ、スピン
ドルモータ51も停止し、回路への電流の供給もOFF
となっている状態であり、リセットコマンドしか効かな
くなるモード。 そして、上記のどのコマンドが送られてくるかは、ホス
トコンピュータによって異なるが、全てのコマンドの場
合、ヘッドロードは解除される。
【0114】次に、図44に示すフローチャートはデー
タの記録及び/又は再生後、3分間のパトロールシーク
を行わずに、ホストコンピュータからコマンドが送られ
てきたら、すぐ、ヘッド昇降機構201のヘッドロード
状態の保持を解除するようにしたものであり、このモー
ドによれば、フロッピーディスク1及び上下一対の磁気
ヘッド101、102の摩耗抑制に更に有利となる。但
し、再度データの記録及び/又は再生を行うタイミング
によってはアクセスが遅くなる場合もある。
【0115】次に、図44に示すフローチャートは、デ
ータの記録及び/又は再生後に、上下一対の磁気ヘッド
101、102をヘッドアンロードした時に、ディスク
イン状態のまま、再度データの記録及び/又は再生を行
う場合、データの記録及び/又は再生の指令コマンドが
送られると、図40に示すように、イジェクトモータ8
0が矢印P方向に逆回転して、イジェクト駆動ピン81
がヘッドロード位置P32から初期位置P31へ矢印P方向
に戻る。そして、この後に、イジェクトモータ80が矢
印O方向に正回転して、イジェクト駆動ピン81が図4
0に示す初期位置P31からヘッドロード位置P32へ矢印
O方向に回転される際に、伝達アーム226を介して第
1のスライダー211が矢印H方向にスライド駆動され
て、ヘッド昇降機構201がヘッドロード動作を行い、
ラッチ機構235によってその状態が保持される。
【0116】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0117】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
クドライブ装置は、次のような効果を奏することができ
る。
【0118】請求項1は、ジンバルプレートで支持され
ているヘッド可動部分の重心位置をピボットの先端位置
にほぼ一致させることができるようにして、シーク動作
等によってヘッド可動部分の重心点に加速度が加えられ
ても、そのヘッド可動部分に大きな回転モーメントが発
生することを未然に防止することができるようにしたの
で、シーク動作時におけるヘッド可動部分のローリング
現象を未然に防止することができて、シーク時の加速度
を上げることができ、平均シークタイム(データアクセ
スタイム)を大幅に向上することができる。また、シー
ク時における出力低下やフロッピーディスクの磁性層の
損傷によるデータ破壊等を未然に防止することができ
て、高信頼性を実現できる。
【0119】請求項2は、ジンバルプレートの外側に配
置されているヘッドチップスライダーの重量と、内側に
配置されているバックコア及びコイル部分の重量をバラ
ンスさせ、請求項3はジンバルプレートの外側に配置さ
れているヘッドチップスライダーの重量位置と、内側に
配置されているバックコア及びコイル部分の重心位置と
のピボット先端位置に対する距離をほぼ等しく構成した
ので、ヘッド可動部分の重心位置をピボットの先端位置
に一致させ易く、シーク動作等によってヘッド可動部分
の重心点に加速度が加えられた時のヘッド可動部分の回
転による磁気ヘッドのローリングを未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した大容量フロッピーディスク・
ドライブの高さ調整機構及び姿勢安定機構の第1の実施
形態を説明するヘッドキャリッジアッセンブリ構造の平
面図である。
【図2】同上のヘッドキャリッジアッセンブリ構造の分
解側面図である。
【図3】同上のヘッドキャリッジアッセンブリ構造組立
て完了状態での一部切欠き側面図である。
【図4】図1のD−D矢視での拡大断面図である。
【図5】同上の高さ調整機構の第1の実施形態における
一対の磁気ヘッドのヘッド合せ高さの上方側への調整を
説明する一部切欠き側面図である。
【図6】同上の高さ調整機構の第1の実施形態における
一対の磁気ヘッドのヘッド合せ高さの下方側への調整を
説明する一部切欠き側面図である。
【図7】同上の高さ調整機構の第2の実施形態を説明す
るヘッドキャリッジアッセンブリ構造の平面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】同上の高さ調整機構の第3の実施形態と姿勢安
定機構の第2の実施形態を説明するヘッドキャリッジア
ッセンブリ構造の平面図である。
【図10】同上の高さ調整機構の第4の実施形態と姿勢
安定機構の第3の実施形態を説明するヘッドキャリッジ
アッセンブリ構造の平面図である。
【図11】同上の高さ調整機構の第5の実施形態と姿勢
安定機構の第4の実施形態を説明するヘッドキャリッジ
アッセンブリ構造の平面図である。
【図12】同上のヘッドキャリッジアッセンブリ構造の
姿勢不安定要素を説明するための一部切欠き側面図であ
る。
【図13】同上のヘッドキャリッジアッセンブリ構造の
姿勢不安定要素によって一対の磁気ヘッドの姿勢が変化
する様子を説明する一部切欠き側面図である。
【図14】本発明を適用した大容量フロッピーディスク
・ドライブのヘッドアッセンブリ構造を説明する分解斜
視図である。
【図15】図15の要部の拡大平面図である。
【図16】図15のE−E矢視図である。
【図17】図15のF−F矢視での断面側面図である。
【図18】図15のG−G矢視での断面側面図である。
【図19】ジンバルプレートで支持されているヘッド可
動部分の重心位置が高い構造を説明する図17と同様の
断面側面図である。
【図20】ジンバルプレートで支持されているヘッド可
動部分の重心が高い構造を説明する図18と同様の断面
側面図である。
【図21】本発明を適用した大容量フロッピーディスク
・ドライブの実施の形態における回転方式のヘッド昇降
機構を説明する正面図であって、特に、ヘッド姿勢制御
機構の第1の実施形態を説明するサスペンション開状態
の正面図である。
【図22】図1の回転方式のヘッド昇降機構を説明する
サスペンション閉状態の正面図である。
【図23】同上の回転方式のヘッド昇降機構を説明する
正面図であって、特に、ヘッド姿勢制御機構の第2の実
施形態を説明するサスペンション開状態の正面図であ
る。
【図24】図3の回転方式のヘッド昇降機構を説明する
サスペンション閉駆動途中を示した正面図である。
【図25】同上の回転方式のヘッド昇降機構におけるヘ
ッド姿勢制御機構による上下一対のヘッドのソフトラン
ディング動作を説明する要部の拡大正面図である。
【図26】同上の回転方式のヘッド昇降機構の動作を説
明するヘッド退避状態の一部切欠き側面図である。
【図27】同上の回転方式のヘッド昇降機構の動作を説
明するヘッドアンロード状態の一部切欠き側面図であ
る。
【図28】同上の回転方式のヘッド昇降機構の動作を説
明するヘッドロード状態の一部切欠き側面図である。
【図29】同上の回転方式のヘッド昇降機構全体を説明
するヘッドロード状態の平面図である。
【図30】同上の回転方式のヘッド昇降機構全体を説明
するヘッドアンロード状態の平面図である。
【図31】同上の回転方式のヘッド昇降機構のラッチ機
構を説明するラッチ解除状態の側面図である。
【図32】同上のラッチ機構を説明するラッチ状態の側
面図である。
【図33】同上の回転方式のヘッド昇降機構の第1のス
ライダーを示した平面図及び側面図である。
【図34】同上の回転方式のヘッド昇降機構のロックア
ームを示した平面図及び側面図である。
【図35】同上の回転方式のヘッド昇降機構の選択的駆
動機構を説明するヘッドアンロード時の側面図である。
【図36】同上の選択的駆動機構を説明するヘッドロー
ド動作を説明する側面図である。
【図37】同上の選択的駆動機構を説明するヘッドアン
ロード動作を説明する側面図である。
【図38】同上の選択的駆動機構とカートリッジローデ
ィング機構のイジェクト開始前の状態を説明する側面図
である。
【図39】同上の選択的駆動機構とカートリッジローデ
ィング機構のイジェクト動作を説明する側面図である。
【図40】同上の選択的駆動機構のイジェクトモータの
イジェクト駆動ピンの動作位置を説明する側面図であ
る。
【図41】この大容量フロッピーディスク・ドライブの
初回ディスク挿入時のヘッドロードを説明するフローチ
ャートである。
【図42】データ記録及び/又は再生後に3分間のパト
ロールシークを行った後に、ヘッドアンロード動作を行
うフローチャートである。
【図43】データ記録及び/又は再生後に3分間のパト
ロールシークを行わずに、ヘッドアンロードを行うフロ
ーチャートである。
【図44】ディスクイン状態で待機時にデータの記録及
び/又は再生する際の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図45】本発明を適用した大容量フロッピーディスク
・ドライブの外観斜視図である。
【図46】同上のドライブの上下カバー及びフロントパ
ネルを分解した状態の斜視図である。
【図47】同上のドライブの上カバーを外した状態の平
面図である。
【図48】同上のドライブのカートリッジホルダーを外
した状態の平面図である。
【図49】同上のドライブの下カバーを外した状態の下
面図である。
【図50】同上のドライブのカートリッジローディング
機構におけるアンローディング状態を示した側面図であ
る。
【図51】同上のドライブのカートリッジローディング
機構におけるローディング状態を示した側面図である。
【図52】同上のドライブのリニアアクチュエータを説
明する平面図である。
【図53】図52のA−A矢視での断面図である。
【図54】図53のB−B矢視での平面図である。
【図55】図54のC−C矢視での断面図である。
【図56】ガイド主軸取付け装置の分解斜視図である。
【図57】ヘッドキャリッジアッセンブリ構造の概要を
説明する斜視図である。
【図58】上下磁気ヘッド間へのカートリッジの出し入
れを説明する側面図である。
【図59】上下磁気ヘッド間へ挿入されたカートリッジ
の記録、再生を説明する側面図である。
【図60】ヘッドのソフトランディング時における空気
流の巻き込みによるローリング現象の発生を説明する要
部の拡大正面図である。
【符号の説明】
101、102は磁気ヘッド、112、113はヘッド
アーム、180、181はアームベース、182、18
3はサスペンション、184、185はヘッドベース、
301はヘッドアッセンブリ構造、302はジンバルプ
レート、304はヘッドチップスライダー、305はバ
ックコア、306はコイルボビン、307はコイル、3
08はピボットアーム、309はピボット、310はヘ
ッド可動部分である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 渉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 秋保 啓 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D059 AA01 BA02 CA08 CA14 CA25 DA02 EA03 LA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サスペンションと、 上記サスペンションの先端に固着された中空状のヘッド
    ベースと、 上記ヘッドベースの上記サスペンション側とは反対側の
    面に外周が固着されたジンバルプレートと、 上記ジンバルプレートの外側面の中央に固着されたヘッ
    ドチップスライダーと、 上記ジンバルプレートの内側に配置されて上記ヘッドチ
    ップスライダーの背面に固着されたバックコア及びコイ
    ルと、 上記ヘッドベースの内側に一体に形成されて上記ヘッド
    チップスライダーの中心位置を上記ジンバルプレートの
    内側から支持するピボットとを備えたヘッドアッセンブ
    リ構造において、 上記ジンバルプレートで支持されているヘッド可動部分
    の重心位置を上記ピボット先端位置に対してほぼバラン
    スさせたことを特徴とするヘッドアッセンブリ構造。
  2. 【請求項2】上記ジンバルプレートの外側に配置されて
    いる上記ヘッドチップスライダーの重量と、内側に配置
    されている上記バックコア及びコイル部分の重量をバラ
    ンスさせたことを特徴とする請求項1に記載のヘッドア
    ッセンブリ構造。
  3. 【請求項3】上記ジンバルプレートの外側に配置されて
    いる上記ヘッドチップスライダーの重量位置と、内側に
    配置されている上記バックコア及びコイル部分の重心位
    置との上記ピボット先端位置に対する距離をほぼ等しく
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアッ
    センブリ構造。
JP29438699A 1999-10-15 1999-10-15 ヘッドアッセンブリ構造 Withdrawn JP2001118350A (ja)

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