[go: up one dir, main page]

JP2001117285A - 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法 - Google Patents

静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法

Info

Publication number
JP2001117285A
JP2001117285A JP30052699A JP30052699A JP2001117285A JP 2001117285 A JP2001117285 A JP 2001117285A JP 30052699 A JP30052699 A JP 30052699A JP 30052699 A JP30052699 A JP 30052699A JP 2001117285 A JP2001117285 A JP 2001117285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
carrier
electrostatic
developer
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30052699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3726592B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Yoshifumi Iida
能史 飯田
Takashi Imai
孝史 今井
Masanori Ichimura
正則 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP30052699A priority Critical patent/JP3726592B2/ja
Publication of JP2001117285A publication Critical patent/JP2001117285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3726592B2 publication Critical patent/JP3726592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 階調境界部白ヌケ現象、像カケ現象、及びキ
ャリアの画像への付着を防止し、得られる画像の品質を
向上させることができる静電荷像現像用キャリア、静電
荷像現像剤、及び画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 核体粒子表面に導電性粉末を含む被覆層
を形成してなる静電荷像現像用キャリアであって、該核
体粒子の体積平均粒径が25〜50μmであり、体積抵
抗が106〜1010Ωcmであり、且、下記式(1)で
表される形状指標が2〜5の凹凸形状であることを特徴
とする静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び
画像形成方法である。 式(1) 形状指標=BET表面積/(6/(体積平均粒径×核体
粒子比重))

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法等により形成される静電潜像を二成分現像剤によ
り現像する際に用いられる静電荷像現像用キャリア(以
下、単に「キャリア」ということがある。)、及び該キ
ャリアを用いた静電荷像現像剤(以下、単に「現像剤」
ということがある。)、並びに、該現像剤を用いた画像
形成方法に関する。
【従来の技術】電子写真法など、静電潜像を経て画像情
報を可視化する方法は、現在様々な分野で利用されてい
る。電子写真法において、帯電、露光工程より感光体上
に静電潜像を形成し、トナーを含む現像剤で現像し、転
写、定着工程を経て可視化される。ここで用いる現像剤
には、トナーとキャリアからなる二成分現像剤と、磁性
トナーなどのようにトナーを単独で用いる一成分現像剤
とがある。二成分現像剤は、キャリアが現像剤の攪拌・
搬送・帯電などの機能を分担し、現像剤としての機能が
分離されているため、制御性がよいなどの特徴があり、
現在、広く用いられている。
【0002】その中でも、樹脂を被覆したキャリアを用
いる現像剤は、帯電制御性が優れ、環境依存性、経時安
定性の改善が比較的容易である。核体粒子としては、軽
量で、流動性が優れ、磁気特性の制御性が優れているな
どの理由からフェライトが多く用いられている。また、
現像方法としては、古くはカスケード法などが用いられ
たが、現在は現像剤搬送単体として磁気ロールを用いる
磁気ブラシ法が主流であり、現像効率を高めるために、
交流電界を現像バイアスに付加することが増えてきた。
【0003】さらに近年は、感光体上に静電潜像を形成
する過程において、小径レーザービーム等を用い、感光
体へ露光を行う技術が発達して静電潜像が細密化してき
ている。これに伴い、静電潜像に対して忠実に現像を行
い、より高画質出力を得るため、トナー粒子及びキャリ
ア粒子ともに小径化が進んでいる。特に、トナーの体積
平均粒径を小さくして画質を改善することがしばしば行
われている。
【0004】キャリアの粒径を小さくすることは、キャ
リアの画像上及び背景部への付着が助長される。この問
題は磁力と伴にキャリア抵抗に関する検討が主流である
が、未だ解決されていないのが実状である。
【0005】トナーの体積平均粒径を小さくすること
は、画質特性のうち、特に粒状性や文字再現性をより良
くするための有効な手段であるが、特定の画質項目にお
いて改善すべき課題を有している。
【0006】第一に、写真像やグラフィック画像におい
て、階調の異なる画像が隣接するときに、その境界部の
淡色側に白抜けによる輪郭が生ずる現象、例えば、人物
像の頭髪部と淡色背景部の境界に発生する白ヌケ輪郭、
積み重ね棒グラフの階調境界に発生する白ヌケなど(以
下、階調境界部白ヌケ現象と略記する)は、トナーを小
径化しても改善されない。この現象は、特に静電潜像の
画素単位が細密化するほど目立ちやすい。
【0007】第二に、ハーフトーン像と白色部の境界に
生ずるハーフトーン側の像カケ現象も、磁気ブラシ現像
法においては、トナーを小径化しても改善されない現象
である。このような画像欠陥は、二成分現像剤を用いて
多色重ね合わせ像を形成する場合に、特に顕著であり改
善を要する。この問題は、従来、キャリア抵抗に関する
検討が中心となっていたが、未だ解決されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明は、上記
の問題点を解消し、階調境界部白ヌケ現象、像カケ現
象、及びキャリアの画像への付着を防止し、得られる画
像の品質を向上させることができる静電荷像現像用キャ
リア、及び該キャリアを用いた静電荷像現像剤、並び
に、該現像剤を用いた画像形成方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者らは、下記の手段
により、上記の課題を解決することを見出した。即ち、
本発明は、<1>核体粒子表面に導電性粉末を含む被覆
層を形成してなる静電荷像現像用キャリアであって、該
核体粒子の体積平均粒径が25〜50μmであり、印可
電圧1000Vの時の体積抵抗が106〜1010Ωcm
であり、且、下記式(1)で表される形状指標が2〜5
の凹凸形状であることを特徴とする静電荷像現像用キャ
リアである。
【0010】式(1) 形状指標=BET表面積/(6/(体積平均粒径×核体
粒子比重)) BET表面積;(m2/g) 体積平均粒径;(μm) 核体粒子比重;(g/cm3
【0011】<2>前記<1>に記載の静電荷像現像用
キャリアと、静電荷像現像用トナーとを含むことを特徴
とする静電荷像現像剤である。
【0012】<3>静電潜像担持体表面を均一に帯電す
る帯電工程と、該静電潜像担持体表面を露光し静電潜像
を形成する露光工程と、該静電潜像担持体表面に形成さ
れた静電潜像を静電荷像現像剤を用いて現像し、トナー
画像を形成する現像工程と、該トナー画像を被転写材上
に転写する転写工程と、該被転写材上のトナー画像を定
着する定着工程と、を含む画像形成方法であって、該静
電荷像現像剤が、前記<2>に記載の静電荷像現像剤で
あることを特徴とする画像形成方法である。
【0013】本発明の静電荷像現像用キャリアは、特定
の粒径、形状、及び体積抵抗の核体粒子を用いることに
より、階調境界部白ヌケ現象、像カケ現象、キャリアの
画像付着を防止して、多色重ね合わせによるカラー写真
画像やグラフィック画像の品質を安定して向上させるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(静電荷現像用キャリア)本発明
の静電荷現像用キャリアは、核体粒子表面に導電性粉末
を含む被覆層を形成してなり、該核体粒子の体積平均粒
径が25〜50μmであり、印可電圧1000Vの時の
体積抵抗が106〜1010Ωcmであり、且、下記式
(1)で表される形状指標が2〜5の凹凸形状である。
【0015】式(1) 形状指標=BET表面積/(6/(体積平均粒径×核体
粒子比重)) BET表面積;(m2/g) 体積平均粒径;(μm) 核体粒子比重;(g/cm3
【0016】−核体粒子− 前記核体粒子は、その体積平均粒径が25〜50μmで
あるが、好ましくは30〜45μmである。この体積平
均粒径が、25μm未満であると、画像部或いは非画像
部にキャアリが付着して、画像部では白抜け、非画像部
では黒点等の画像欠陥が生じ、一方、50μmを超える
と、粒状性が劣り、さらに前記階調境界部に白抜けや像
かけが発生してしまう。
【0017】前記核体粒子は、その体積抵抗が、106
〜1010Ωcmであるが、好ましくは107〜109Ωc
mである。この体積抵抗が、106Ωcm未満である
と、画像部へのキャリアの付着が生じ、一方、1010Ω
cmを超えると、前記階調境界部に白抜けや像かけが発
生してしまう。本発明において、体積抵抗は、現像器で
使用されている現像剤保持部材上に、核体粒子、キャリ
ア或いは現像剤を50〜60mg/m2のせ、さらに潜
像担時体と同じ径のアルミニウムドラムを500μmの
間隙を設けて設置し、印加電圧1000V時に現像剤保
持部材とアルミニウムドラムとの間に流れる電流値を測
定し、算出することにより得ることができる。
【0018】前記核体粒子は、その前記式(1)で表さ
れる形状指標が2〜5の凹凸形状であるが、好ましくは
2〜4.5、より好ましくは2.5〜4.0の凹凸形状
である。この形状指標が、2未満のときキャリアの体積
抵抗、現像剤の体積抵抗が大きくなりすぎ階調境界部白
抜け現象が発生し、一方、5を超えると、核体粒子が脆
くなり、現像機中で割れなどが発生、小径化し、画像中
に移行し易くなる。また、この形状指標が、2未満の場
合で、静電荷像現像用キャリアと核体粒子との体積抵抗
比が、5〜50になるように、被覆層の被覆量等により
体積抵抗調整するとき、この被覆層の被覆量が、より少
ない量となり帯電維持性において劣ってしまう。
【0019】前記核体粒子の形状指標を、制御する方法
としては、例えば、フェライト粉の場合は、焼結工程の
焼結温度及び焼結時間で制御できる。具体的には、焼結
温度を上げる、或いは焼結時間を伸ばすことにより、形
状指数を低下させることができ、また、焼結温度の上
昇、或いは焼結時間の短縮により、形状指数が上がり、
凹凸を増加させることができる。特に、厳密な焼結温度
制御で行うことが好ましい。
【0020】前記核体粒子としては、通常用いられる強
磁性体の微粒子を全て用いることができ、具体的には、
四三酸化鉄、δ−三二酸化鉄、各種のフェライト粉、マ
グネタイト造粒粉などが挙げられる。これらの中でで
も、比重が比較的低く、搬送性に優れている観点からフ
ェライト粉が好ましい。
【0021】−被覆層− 前記被覆層は、導電性粉末を含むが、該導電性粉末とし
ては、金属粉末(例えば金、銀、銅等)、半導電性酸化
物(例えばカーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛
等)、粉末表面(例えば酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バ
リウム、ホウ酸アルミニウム、チタン酸カリウム等)
を、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等で
被覆したもの等が挙げられる。
【0022】前記導電性粉末は、その固有抵抗が1010
Ω・cm以下であることが好ましく、その平均一次粒径
が、0.02〜0.2μmであることが好ましく、より
好ましくは0.02〜0.1μmである。
【0023】前記導電性粉末は、その添加量が、被覆層
中1〜25重量%であることが好ましく、より好ましく
は3〜15重量%である。前記導電性粉末は、キャリア
の体積抵抗制御を目的として用いるが、添加量が多くな
りすぎると電荷漏洩が大きく、帯電レベルが下がりすぎ
てしまう場合があり、一方、添加量が少なすぎると体積
抵抗に対して殆ど効果が出てこない場合がある。
【0024】前記導電性粉末は、導電性粉末単体で絶縁
性の樹脂で被覆された核体粒子と接点をもちながら、か
つ、キャリアの被覆層表面に露出するように存在するこ
とが好ましい。これにより、導電性粉末のほとんどが、
被覆層中で導電路として作用することができる。
【0025】前記被覆層に用いる樹脂(以下、被覆用樹
脂という。)としては、一般の可塑性樹脂を全て用いる
ことができるが、具体的には、スチレン、クロルスチレ
ン、ビニルスチレンなどのスチレン類;酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニルなどの
ビニルエステル類;(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸オク
チル、(メタ)アクリル酸フェニルなどのα−メチレン
脂肪族モノカルボン酸エステル類;ビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテルなど
のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキ
シルケトン、ビニルイソプロペニルケトンなどのビニル
ケトン類等の単独重合体又は共重合体が挙げられる。
【0026】前記被覆用樹脂として代表的なものは、ポ
リスチレン、スチレン・アクリル酸アルキル共重合体、
スチレン・メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン・
アクリロニトリル共重合体、スチレン・ブタジエン共重
合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体であり、さら
にポリエステル、ポリウレタン等が挙げられる。
【0027】前記被覆用樹脂としては、ポリエステル、
ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリアミ
ド、変性ロジン、パラフィン、ワックス類なども用いる
ことがでる。さらには、含ハロゲン重合体も用いること
ができ、具体的には、側鎖にフッ素を含有する化合物が
好適であり、特に、フッ素化アルキルアクリレート及び
フッ素化アルキルメタクリレートが代表的化合物として
挙げられる。
【0028】前記被覆用樹脂としては、フッ素化エポキ
シ樹脂、フッ素化ポリエステル樹脂、フッ素化シリコン
樹脂なども用いることができる。前記被覆用樹脂は、1
種単独で用いてもよいし、2種類以上併用してもよい。
【0029】前記被覆層の被覆量は、前記核体粒子の形
状、体積抵抗、さらには導電性粉末の種類・量等の組み
合せでキャリアの体積抵抗を調整することができるが、
概ね核体粒子に対して0.2〜5.0重量%が好まし
く、より好ましくは1.0〜2.5重量%である。この
被覆量を調整することにより、キャリアと核体粒子との
体積抵抗比を制御することができる
【0030】前記被覆層の形成方法としては、溶媒中に
被覆用樹脂と、前記導電性粉末と、所望により添加剤と
を溶解分散した溶液を調製し、表面に該溶液をコートし
て溶媒を除去する方法が一般的である。被覆装置として
は、流動床、スプレードライヤー、ニーダーコーターな
どを用いることができる。
【0031】本発明の静電荷現像用キャリアは、静電荷
像現像用キャリアと核体粒子との体積抵抗比(キャリア
体積抵抗/核体粒子体積抵抗)が、5〜50であること
が好ましく、より好ましくは10〜45である。この体
積抵抗比が、5未満であると、キャリア画像付着が発生
する場合があり、一方、50を超えると階調境界部白ヌ
ケ現象や像カケ現象が発生してしまう場合がある。この
体積抵抗比は、前記核体粒子の形状指標、被覆層の被覆
量、或いは導電性粉末量で、調整/制御することができ
る。
【0032】本発明の静電荷現像用キャリアにおいて、
キャリアの体積抵抗は、元来核体粒子の体積抵抗と被覆
層により調整される。被覆層はトナーの付着防止や帯電
付与目的で被覆する為、帯電維持性を考慮した場合被覆
量は多い方が優れる。しかし、被覆量が多くなるとキャ
リアの体積抵抗が大きくなりすぎ、前記階調境界部白ヌ
ケ現象や像カケ現象が発生してしまうことになる。この
ため、キャリアと核体粒子との体積抵抗比が、5〜50
であることが好ましい。
【0033】(静電荷像現像剤)本発明の静電荷像現像
剤は、前記本発明の静電荷像現像用キャリアと、静電荷
像現像用トナーとを含む。本発明の静電荷像現像剤は、
前記本発明の静電荷像現像用キャリアを含むため、階調
境界部白ヌケ現象、像カケ現象、及びキャリアの画像へ
の付着を防止し、得られる画像の品質を向上させること
ができる。
【0034】本発明の静電荷像現像剤は、静電荷像現像
用トナーの体積平均粒径が3〜10μmであり、かつ、
静電荷像現像剤(トナー濃度10重量%)と静電荷像現
像用キャリアとの体積抵抗比(現像剤体積抵抗/キャリ
ア体積抵抗)が、2500以下であることが好ましく、
より好ましくは1500以下である。
【0035】本発明の静電荷像現像剤おいて、静電荷像
現像剤(TC=10%)と静電荷像現像用キャリアとの
体積抵抗比が大きいということは、即ち現像剤体積抵抗
のTC依存が大きくなることを意味する為、帯電量一定
で現像を行う現像装置においては、帯電量の環境依存の
影響、帯電劣化若しくは帯電のチャージアップ等の影響
が直接トナー濃度に出現される(帯電量を一定に保つ為
にトナー濃度が環境により変動する)ことになり、高温
高湿では低トナー濃度、低温低湿環境では高トナー濃度
となり、それゆえ体積抵抗許容幅を超え、それぞれキャ
リア移行、階調境界部白抜けが発生し易くなる。このた
め、体積抵抗比は、2500以下であることが好まし
く、2500より大きいと、階調境界部白ヌケ現象や像
カケ現象が発生してしまう場合がある。なお、現像剤の
体積抵抗は、キャリアの体積抵抗と使用するトナーの粒
径で調整/制御されるのが一般的であり、核体粒子の形
状でも調整/制御できることは前述した通りである。
【0036】−静電荷像現像用トナー− 前記静電荷像現像用トナーは、その体積平均粒径が、3
〜10μmであることが好ましいが、より好ましくは、
5〜9μmであり、さらに好ましくは6〜8μmであ
る。この体積平均粒径が3未満であると、トナーのキャ
リア付着が激しくなり、現像剤の維持性が著しく低下す
る場合があり、一方、10μmを越えると、潜像の忠実
な再現性が悪化して高画質の画像が得られなくなる場合
がある。
【0037】前記静電荷像現像用トナーは、結着樹脂中
に着色剤等を分散させたものである。該結着樹脂として
は、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレ
ンなどのスチレン類;(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシルなどのα−メチレン脂肪族モノカル
ボン酸エステル類;アクリロニトリル、メタアクリロニ
トリルなどのビニルニトリル類;2−ビニルピリジン、
4−ビニルピリジンなどのビニルピリジン類;ビニルメ
チルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニル
エーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケト
ン、ビニルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン
類;エチレン、プロピレン、イソプレン、ブタジエンな
どの不飽和炭化水素類及びそのハロゲン化物、クロロプ
レンなどのハロゲン系不飽和炭化水素類などの単量体に
よる単独重合体、及びこれらの単量体を2種以上組み合
わせて得られる共重合体、並びにこれらの混合物、さら
には、ロジン変性フェノールホルマリン樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂等の非ビニ
ル縮合系樹脂、及びこれらと前記ビニル系樹脂との混合
物が挙げられる。
【0038】負帯電性トナー用の結着樹脂としては、こ
れらの中でもポリエステル樹脂が好ましく使用できる。
ポリエステル樹脂は、多価アルコールと多塩基性カルボ
ン酸又はその反応性酸誘導体との反応によって製造する
ことができる。
【0039】前記多価アルコールとしては、例えば、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3
−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネ
オペンタングリコール、シクロヘキサンジメタノール等
のジオール類、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシ
エチレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン化
ビスフェノールA等のビスフェノールAアルキレンオキ
サイド付加化合物、その他の2価アルコールなどが挙げ
られる。前記多塩基性カルボン酸としては、例えば、マ
ロン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アルキル
コハク酸、マレイン酸、フマル酸、メサコン酸、シトラ
コン酸、イタコン酸、グルタコン酸、シクロヘキサンジ
カルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、その他の2
塩基性カルボン酸、あるいはこれらの酸無水物、アルキ
ルエステル、酸ハライド等の反応性酸誘導体などが挙げ
られる。
【0040】前記ポリエステル樹脂は、これらのアルコ
ール、カルボン酸に加え、ポリマーをテトラヒドロフラ
ン不溶分が生じない程度に非線状化するために、3価以
上の多価アルコール及び/又は3価以上の多塩基性カル
ボン酸を加えてもよい。
【0041】前記3価以上の多価アルコールとしては、
例えば、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテト
ラオール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトー
ル、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペン
タントリオール、グリセロール、2−メチルプロパント
リオール、2−メチル1,2,4−ブタントリオール、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,
3,5−トリメチロールベンゼン等を挙げることができ
る。
【0042】前記3価以上の多塩基性カルボン酸として
は、例えば、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,
2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,4−
ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカ
ルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸等を
挙げることができる。
【0043】前記ポリエステル樹脂の中でも、芳香族多
価カルボンとビスフェノールAとを主単量体成分とする
重縮合物、例えば、テレフタル酸・ビスフェノールAの
エチレンオキサイド付加物・シクロヘキサンジメタノー
ルから得られる線状ポリエステルであって、軟化点が9
0〜150℃、ガラス転移点が50〜70℃、数平均分
子量が2000〜6000、重量平均分子量が8000
〜150000、酸価が5〜30、水酸基価が25〜4
5のものが特に好ましく用いられる。
【0044】前記着色剤としては、カーボンブラック、
ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコイルブルー、
クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイ
ルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリ
ド、ローズベンガル、フタロシアニンブルー、マラカイ
トグリーンオキサレート、ランプブラック、C.I.ピ
グメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド1
22、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピ
グメントイエロー97、C.I.ピグメントイエロー1
2、C.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグ
メントブルー15:3、及びこれらの混合物が挙げられ
る。
【0045】前記着色剤の含有量は、結着樹脂100重
量部に対して1〜15重量部であることが好ましい。着
色剤の含有量が1重量部よりも少なくなると着色力が弱
くなり場合があり、一方、15重量部よりも多くなると
トナーの定着性が悪化する場合がある。
【0046】前記静電荷像現像用トナーには、必要に応
じて、サリチル酸金属塩、含金属アゾ化合物、ニグロシ
ン、第四級アンモニウム塩等の電荷制御剤や、低分子量
ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン、ワックス等の
オフセット防止剤、クリーニング助剤など、公知の他の
成分を添加することができる。また、トナーに耐久性、
流動性あるいはクリーニング性を向上させることを目的
として必要に応じて、無機微粉末、脂肪酸あるいはその
誘導体、および金属塩等の有機微粉末、フッ素系樹脂や
ポリエチレン微粒子、アクリル系樹脂微粉末等の樹脂微
粉末等の樹脂微粒子を外添剤として添加することができ
る。
【0047】前記外添剤として主に使用される無機微粉
末としては、チタニア、チタン化合物、シリカ、アルミ
ナ、酸化錫等の一般的な無機酸化物であり、その表面を
帯電性付与、環境差低減、アドミックス性付与を目的と
して、シランカップリング剤等のシラン化合物で処理し
ても構わない。このようなシラン化合物としては、クロ
ロシラン、アルコキシシラン、シラザン、特殊シリル化
剤のいづれのタイプを使用することも可能である。具体
的にはメチルトリクロロシラン、メチルジクロロシラ
ン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラ
ン、フェニルトリクロロシラン、ジフェニルジクロロシ
ラン、テトラメトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシ
シラン、ジフェニルジメトキシシラン、テトラエトキシ
シラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、ジフェニルジ
エトキシシラン、イソブチルトリエトキシシラン、デシ
ルトリエトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン、N,
O−(ビストリメチルシリル)アセトアミド、N,N−
ビス(トリメチルシリル)ウレア、tert−ブチルジ
メチルクロロシラン、ビニルトリクロロシラン、ビニル
トリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−
メタクリプロキシプロピルトリメトキシシラン、β−
(3.4エポキシクロロヘキシル)、エチルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプリピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプリピルメチルジエトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピ
ルトリメトキシシラン等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0048】(画像形成方法)本発明の画像形成方法
は、静電荷像現像剤として前記本発明の静電荷像現像剤
を用いる。本発明の画像形成方法は、それ自体公知の画
像形成方法、静電潜像担持体表面を均一に帯電する帯電
工程と、該静電潜像担持体表面を露光し静電潜像を形成
する露光工程と、静電潜像担持体表面に形成された静電
潜像を静電荷像現像剤を用いて現像し、トナー画像を形
成する現像工程と、該トナー画像を被転写材上に転写す
る転写工程と、該被転写材上のトナー画像を定着する定
着工程と、を少なくとも含むものが挙げられる。本発明
の画像形成方法は、前記本発明の静電荷像現像剤を用い
るため、階調境界部白ヌケ現象、像カケ現象、及びキャ
リアの画像への付着を防止し、得られる画像の品質を向
上させることができる
【0049】本発明の画像形成方法に用いる画像形成装
置としては、それ自体公知の画像形成装置、静電潜像担
持体表面を均一に帯電する帯電手段と、該静電潜像担持
体表面を露光し静電潜像を形成する露光手段と、静電潜
像担持体表面に形成された静電潜像を静電荷像現像剤を
用いて現像し、トナー画像を形成する現像手段と、該ト
ナー画像を被転写材上に転写する転写手段と、該被転写
材上のトナー画像を定着する定着手段と、を含むものが
挙げられる。各手段は、画像形成方法の各工程と共に説
明する。
【0050】本発明の画像形成方法は、必要により、静
電潜像担持体表面に残留している静電潜像を除去する除
電工程、及び前記転写工程で静電潜像担持体表面に残留
したトナー、或いは付着した紙粉、ゴミ等をを除去する
クリーニング工程を行ってもよい。
【0051】帯電工程においては、コロトロン等による
非接触帯電及び帯電ロールや帯電フィルム、帯電ブラシ
等の接触帯電等従来公知の方法が適用できる。露光工程
においては、従来公知の方法が適用でき、電子写真法あ
るいは静電記録法によって、感光層あるいは誘電体層等
の潜像担持体の上に静電潜像を形成する。本発明に用い
る潜像担持体の感光層としては、有機系、アモルファス
シリコン等公知のものが使用できる。潜像担持体が円筒
状の場合は、アルミニウム又はアルミニウム合金を押出
し成型後、表面加工する等の公知の製法により得られ
る。またベルト状の潜像担持体を用いることも可能であ
る。
【0052】露光工程は、従来公知の方法が適用でき、
電子写真法あるいは静電記録法によって、行うことがで
きる。
【0053】現像工程は、現像剤担持体に形成されたト
ナーを含む現像剤層を現像ニップまで搬送し、現像剤層
と静電潜像担持体とを現像部にて接触又は一定の間隙を
設けて配置し、現像剤担持体と静電潜像担持体との間に
バイアスを印加しながら静電潜像をトナーで現像する。
【0054】転写工程は、静電潜像担持体に転写ローラ
ー、転写ベルト等を圧接させトナー像を被転写体に転写
する接触型転写やコロトロン等を用いて被転写体に転写
する非接触型ものが用いられる。フルカラー画像形成方
法においては、転写紙をまきつけた転写ロールを用いて
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを順次
転写する方法、ベルト状もしくは円筒状の中間転写体に
4色トナーを多重転写した後、被転写体に転写する方式
等従来公知の方法が用いられる。
【0055】定着工程は、被転写体に転写されたトナー
画像を定着器にて定着する。定着手段としては、ヒート
ロールを用いる熱定着方式が好ましく用いられる。
【0056】除電工程おいては、現像後の静電潜像担持
体の初期化(除電)又は画像形成特性の安定化等の目的
で、画像形成用の露光光源とは別に、光源を用いて、静
電潜像担持体表面に残留している静電潜像の除去を行
う。
【0057】クリーニング工程は、転写工程にて転写さ
れずに潜像担持体又は中間転写体上に残留したトナー
を、クリーナーにより除去する工程であるが、本発明は
クリーナーレス装置にも適用可能である。クリーニング
工程を有する場合は、ブレードクリーニング、ブラシク
リーニング又はローラークリーニング等の公知のものが
挙げられる。ブレードクリーニングは、シリコーンゴム
やウレタンゴム等の弾性ゴムが用いられる。
【0058】被転写体(記録材)としては、例えば、電
子写真方式の複写機、プリンター等に使用される普通紙
及びOHPシート等が挙げられる。定着後における画像
表面の平滑性をさらに向上させたい場合は、表面ができ
るだけ平滑であるのものを用いればよく、例えば、普通
紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用
のアート紙等が挙げられる。
【0059】図1は、本発明の画像形成方法に用いられ
る画像形成装置の1例を示す概略構成図である。図1に
示す画像形成装置は、感光体11を備え、感光体11の
周りには、クリーナー12、帯電器13、露光装置1
4、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各現像剤
を搭載した現像器15a、15b、15c、15d、及
び転写用ロール17を、この順序で配置されている。転
写用ロール17の内側には、感光体11に対向するよう
に転写帯電器16を設けてある。また、転写用ロール1
7の周りには剥離爪18が設けられている。また、転写
用ロール17により被転写体21に転写されたトナー像
10を定着させる加熱ローラ19と加圧ローラ20から
なる一対の熱ロール定着器を備える。
【0060】図2に示す画像形成装置を用いると以下の
ように画像が形成される。帯電器13により帯電させた
感光体11を露光装置14により露光して感光体11上
に潜像を形成させる。この感光体11上の潜像は現像器
15a、15b、15c、15dにて順次に現像されト
ナー像10を形成させる。現像されたトナー像10は、
トナーの摩擦電荷と逆極性のバイアス電荷を転写帯電器
16により印加され、被転写体21上に転写される。被
転写体21は、転写ロール17の回転に伴い、剥離爪1
8により転写ロール17から剥がされる。剥離爪18に
より剥離された被転写体21上のトナー像10は、被転
写体21を加熱ローラ19と加圧ローラ20との間を通
過させることにより被転写体21上に定着され、画像が
形成される。なお、感光体11上のトナー像10を被転
写体21に転写した後、感光体11上の残存したトナー
像10は、クリーナー12よって除去される。
【0061】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、こ
れにより本発明が限定されるものではない。 [キャリアの調製] (キャリアAの製造) −組成− ・Cu−Znフェライト粒子(体積平均粒径:35.6
μm、体積抵抗108.6Ωcm、形状指標3.5)10
00重量部 ・キシレン100重量部 ・スチレン・メチルメタクリレート・ビニルピロリドン
共重合体(共重合比:20/75/5、重量平均分子
量:9万)20重量部 ・カーボンブラック(体積平均粒径50nm)3重量部
【0062】−工程− 予め、被覆用樹脂を溶剤に溶解した後、カーボンブラッ
クを添加分散し、上記フェライト粒子と伴に減圧式ニー
ダー内で攪拌混合しながら、減圧乾燥して溶剤を除去
し、目開き75μmの篩で篩分して樹脂被覆型キャリア
Aを得た。
【0063】(キャリアBの製造) −組成− ・Mn−Mg−Srフェライト粒子(体積平均粒径:3
9.1μm、体積抵抗108.1Ωcm、形状指標4.
5)1000重量部 ・メチルイソブチルケトン100重量部 ・ポリメチルメタクリレート(重量平均分子量:7.8
万)5重量部 ・メチルメタクリレート/パーフロロオクチルエチルメ
タクリレート共集合体(共重合比:60/40、重量平
均分子量:16000)15重量部 ・カーボンブラック(体積平均粒径20nm)2重量部
【0064】−工程− 予め、被覆用樹脂を溶剤に溶解した後、カーボンブラッ
クを添加分散し、フェライト粒子と伴に減圧式ニーダー
内で攪拌混合しながら、減圧乾燥して溶剤を除去し、目
開き75μmの篩で篩分して樹脂被覆型キャリアBを得
た。
【0065】(キャリアCの製造) −組成− ・Niフェライト粒子(体積平均粒径:40.6μm、
体積抵抗107.5Ωcm、形状指標4.2)1000重
量部 ・トルエン100重量部 ・スチレン・ジメチルステアリルアミド共集合体(共重
合比:40/60、重量平均分子量:6万)14重量部 ・酸化チタン微粉末(平均粒径50nm)1重量部
【0066】−工程− 予め、被覆用樹脂を溶剤に溶解した後、酸化チタン微粉
末を添加分散し、フェライト粒子と伴に減圧式ニーダー
内で攪拌混合しながら、減圧乾燥して溶剤を除去し、目
開き75μmの篩で篩分して樹脂被覆型キャリアCを得
た。
【0067】(キャリアDの製造)核体粒子として、C
u−Znフェライト粒子(体積平均粒径:34.5μ
m、体積抵抗1010.3Ωcm、形状指標3.0)を用い
た以外は、キャリアAと同様の組成・工程でキャリアD
を得た。
【0068】(キャリアEの製造)スチレン・メチルメ
タクリレート・ビニルピロリドン共重合体の量を40重
量部、カーボンブラックの量を6重量部にした以外は、
キャリアDと同様の組成・工程でキャリアEを得た。
【0069】(キャリアFの製造)核体粒子として、C
u−Znフェライト粒子(体積平均粒径:36.2μ
m、体積抵抗108.1Ωcm、形状指標1.5)を用い
た以外は、キャリアBと同様の組成・工程でキャリアF
を得た。
【0070】(キャリアGの製造)核体粒子として、C
u−Znフェライト粒子(体積平均粒径:55.0μ
m、体積抵抗105.6Ωcm、形状指標2.5)を用い
た以外は、キャリアCと同様の組成・工程でキャリアG
を得た。
【0071】(キャリアHの製造)カーボンブラックを
用いない以外は、キャリアAと同様の組成・工程でキャ
リアHを得た。
【0072】[トナーの調製] (トナーXの製造) −組成− ・ポリエステルポリマー95重量部(テレフタル酸・ビ
スフェノールA共縮合体、重量平均分子量15000) ・着色剤(C.I.ピグメントレッド57:1)4重量
【0073】−工程− 上記組成を、二軸式混練機で溶融混練し、次いで粉砕・
分級して体積平均粒径6.5μmのトナー粒子を得た。
このトナー粒子に対し、粒子径13nmのデシルトリメ
トキシシラン15wt%で処理した酸化チタン微粒子1
重量%を加えてヘンシェルミキサーで混合した。その
後、目開き45μmの篩で篩分してトナーXを得た。
【0074】(トナーYの製造)トナーXの製造におい
て、着色剤をC.I.ピグメントブルー15:3に変更
し、着色剤量分を5重量部に、着色剤とバインダーポリ
マーの重量比を調整し、粉砕分級工程でトナーの体積平
均粒径を8.5μmに調整した以外はトナーXと同様に
してトナーYを得た。
【0075】[実施例1〜6、比較例1〜10](カラ
ー画像形成試験) 表1に示すように、キャリアA〜Hのそれぞれに対し、
トナーX、Yを用いてトナー濃度10重量%となるよう
にV型混合機で混合し、それぞれキャリアに対して4色
の2成分現像剤を得た。これらの現像剤を富士ゼロック
ス社製「A−Color936」に適用して環境温度2
0℃、湿度50%RHに設定して単色カラー画像形成試
験を行った。その結果を表1に示す。
【0076】表1中の、○は問題無し、△は発生するが
許容レベル、×は画質障害として認識できるレベルであ
ったことをそれぞれ表している。また、表1中の抵抗と
は、体積抵抗を示し、前述のようにして測定した。
【0077】
【表1】
【0078】表1より、本発明の静電荷像現像用キャリ
アを用いると、階調境界部白ヌケ現象、像カケ現象、及
びキャリアの画像への付着を防止しすることができ、得
られる画像の品質が向上していることがわかる。
【発明の効果】以上により、本発明は、階調境界部白ヌ
ケ現象、像カケ現象、及びキャリアの画像への付着を防
止し、得られる画像の品質を向上させることができる静
電荷像現像用キャリア、及び該キャリアを用いた静電荷
像現像剤、並びに、該現像剤を用いた画像形成方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法に好適に用いられる画像
形成装置の1例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 トナー像 11 感光体 12 クリーナー 13 帯電器 14 露光装置 15a、15b、15c、15d 現像器 16 転写帯電器 17 転写用ロール 18 剥離爪 19 加熱ローラ 20 加圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 孝史 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 市村 正則 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H005 BA07 BA15 DA09 EA01 EA05 EA10 FA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 核体粒子表面に導電性粉末を含む被覆層
    を形成してなる静電荷像現像用キャリアであって、該核
    体粒子の体積平均粒径が25〜50μmであり、体積抵
    抗が106〜1010Ωcmであり、且、下記式(1)で
    表される形状指標が2〜5の凹凸形状であることを特徴
    とする静電荷像現像用キャリア。 式(1) 形状指標=BET表面積/(6/(体積平均粒径×核体
    粒子比重)) BET表面積;(m2/g) 体積平均粒径;(μm) 核体粒子比重;(g/cm3
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の静電荷像現像用キャリ
    アと、静電荷像現像用トナーとを含むことを特徴とする
    静電荷像現像剤。
  3. 【請求項3】 静電潜像担持体表面を均一に帯電する帯
    電工程と、該静電潜像担持体表面を露光し静電潜像を形
    成する露光工程と、該静電潜像担持体表面に形成された
    静電潜像を静電荷像現像剤を用いて現像し、トナー画像
    を形成する現像工程と、該トナー画像を被転写材上に転
    写する転写工程と、該被転写材上のトナー画像を定着す
    る定着工程と、を含む画像形成方法であって、該静電荷
    像現像剤が、請求項2に記載の静電荷像現像剤であるこ
    とを特徴とする画像形成方法。
JP30052699A 1999-10-22 1999-10-22 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法 Expired - Fee Related JP3726592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30052699A JP3726592B2 (ja) 1999-10-22 1999-10-22 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30052699A JP3726592B2 (ja) 1999-10-22 1999-10-22 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001117285A true JP2001117285A (ja) 2001-04-27
JP3726592B2 JP3726592B2 (ja) 2005-12-14

Family

ID=17885891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30052699A Expired - Fee Related JP3726592B2 (ja) 1999-10-22 1999-10-22 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3726592B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300734A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像用キャリア及びその製造方法、並びに静電潜像現像剤
JP2011008160A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 2成分現像剤
US8039189B2 (en) 2006-04-17 2011-10-18 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic developer and carrier therefor, core material particle for carrier for electrophotographic developer and production method thereof and image forming method
JP2014052625A (ja) * 2012-08-08 2014-03-20 Canon Inc 磁性キャリア及び二成分系現像剤
CN109557782A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士施乐株式会社 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法
CN109557781A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士施乐株式会社 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8679719B2 (en) 2007-03-16 2014-03-25 Ricoh Company, Ltd. Carrier, developer and electrophotographic developing method and image forming method
JP5729210B2 (ja) 2010-09-14 2015-06-03 株式会社リコー 二成分現像剤用キャリア、それを用いた静電潜像現像剤、カラートナー現像剤、補給用現像剤、画像形成方法、静電潜像現像剤を備えるプロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04358167A (ja) * 1991-06-05 1992-12-11 Minolta Camera Co Ltd 電子写真現像剤用キャリア
JPH0749591A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用キャリア、その製造方法及び画像形成方法
JPH09258489A (ja) * 1996-01-17 1997-10-03 Hitachi Metals Ltd 現像剤用磁性キャリア
JPH11133751A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Canon Inc 画像形成方法
JPH11223961A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー及び静電荷像現像剤

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04358167A (ja) * 1991-06-05 1992-12-11 Minolta Camera Co Ltd 電子写真現像剤用キャリア
JPH0749591A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用キャリア、その製造方法及び画像形成方法
JPH09258489A (ja) * 1996-01-17 1997-10-03 Hitachi Metals Ltd 現像剤用磁性キャリア
JPH11133751A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Canon Inc 画像形成方法
JPH11223961A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー及び静電荷像現像剤

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300734A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像用キャリア及びその製造方法、並びに静電潜像現像剤
US8039189B2 (en) 2006-04-17 2011-10-18 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic developer and carrier therefor, core material particle for carrier for electrophotographic developer and production method thereof and image forming method
JP2011008160A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 2成分現像剤
JP2014052625A (ja) * 2012-08-08 2014-03-20 Canon Inc 磁性キャリア及び二成分系現像剤
CN109557782A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士施乐株式会社 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法
CN109557781A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士施乐株式会社 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法
CN109557782B (zh) * 2017-09-27 2023-12-15 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法
CN117518754A (zh) * 2017-09-27 2024-02-06 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法
CN109557781B (zh) * 2017-09-27 2024-02-13 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置、显影剂组及图像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3726592B2 (ja) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2748366B2 (ja) 電子写真用現像剤
JP2003140402A (ja) 画像形成方法、該方法に用いる補給用トナーおよびその製造方法、並びにキャリア含有トナーカートリッジ
JP2002148851A (ja) 非磁性一成分トナー及びその現像方法
JPH10186711A (ja) 静電荷像現像剤、画像形成方法及び画像形成装置
JP3141799B2 (ja) 静電潜像現像剤及び画像形成方法
JP3726592B2 (ja) 静電荷現像用キャリア、静電荷像現像剤、及び画像形成方法
JP4032900B2 (ja) 静電荷像乾式トナー組成物、静電潜像現像用現像剤及び画像形成方法
JP2974545B2 (ja) 静電潜像現像用現像剤及び画像形成方法
JP3397543B2 (ja) 二成分系現像剤、現像方法及び画像形成方法
JP4042508B2 (ja) 静電荷像乾式トナー組成物、静電潜像現像用現像剤及び画像形成方法
JP4141002B2 (ja) 画像形成方法
JP2000172078A (ja) 画像形成方法
JP4092995B2 (ja) 静電荷像乾式トナー組成物、静電潜像現像用現像剤及び画像形成方法
JP2004053717A (ja) クリーニング装置、画像形成装置、および現像剤
JP4010213B2 (ja) 静電荷像乾式トナー組成物、静電潜像現像用現像剤及び画像形成方法
JPH07306544A (ja) 静電荷像現像用現像剤および画像形成方法
JP3741469B2 (ja) 静電荷像現像剤及び画像形成方法
JP3761772B2 (ja) 画像形成方法
JP3073171B2 (ja) 非磁性一成分現像方法
JPH1078681A (ja) 静電潜像現像用キャリア及び現像剤
JP3942145B2 (ja) 乾式二成分現像剤
JP3470518B2 (ja) 多色画像形成方法
JP2704785B2 (ja) 負帯電性非磁性トナー及び画像形成方法
JPH05273781A (ja) カラー画像転写体およびカラー画像形成方法
JPH07248642A (ja) 静電荷像現像用2成分現像剤および画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3726592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees