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JP2001151969A - ゾル用塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

ゾル用塩化ビニル系樹脂組成物

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Publication number
JP2001151969A
JP2001151969A JP37454699A JP37454699A JP2001151969A JP 2001151969 A JP2001151969 A JP 2001151969A JP 37454699 A JP37454699 A JP 37454699A JP 37454699 A JP37454699 A JP 37454699A JP 2001151969 A JP2001151969 A JP 2001151969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
chloride resin
mol
acyl group
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP37454699A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Inoue
宏一 井上
Tomozo Ogawa
智三 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Technos Corp
Original Assignee
Riken Technos Corp
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Publication date
Application filed by Riken Technos Corp filed Critical Riken Technos Corp
Priority to JP37454699A priority Critical patent/JP2001151969A/ja
Publication of JP2001151969A publication Critical patent/JP2001151969A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安全性、耐水性に優れた玩具成形に適したゾル
用塩化ビニル系樹脂組成物に関するものである。 【解決手段】(a−1)平均粒子径が0.1μm〜5.
0μmのペースト用塩化ビニル系樹脂30〜70重量
%、(a−2)平均粒子径が10.0μm〜200.0
μmのブレンド塩化ビニル系樹脂 30〜70重量%、
より構成される(a)塩化ビニル系樹脂成分 100重
量部、(b)下記式(I)で示されるグリセリンエステ
ル 20〜150重量部、 【化1】 (式中、R、R、Rは、アシル基または水素原子
を示し、該アシル基は炭素数2のアシル基および炭素数
10〜14を主成分とするアシル基とからなり、炭数2
のアシル基はグリセリン1モルに対して平均2モル以
下、炭素数10〜14を主成分とするアシル基はグリセ
リン1モルに対して平均0.9モル以上、且つ、アシル
基の総量がグリセリン1モルに対して平均2.7〜3.
0モルである。)を含有するゾル用塩化ビニル系樹脂組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゾル用塩化ビニル
系樹脂組成物に関するものである。さらに詳しくは、安
全性、耐水性に優れたゾル用塩化ビニル系樹脂組成物に
関するものである。、特に、玩具成形に適したゾル用塩
化ビニル系樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、塩化ビニル系樹脂に使用される可
塑剤としてはフタル酸系、トリメリット酸系、ポリエス
テル系、アジピン酸系の化合物が用いられる。しかし、
これらの可塑剤は近年の環境問題から塩化ビニル系樹脂
に使用していると忌避される傾向にある。また、安全性
に優れるものの、耐水性が若干劣るものしか無かった。
そこで、安全性、耐水性に優れたゾル用塩化ビニル樹脂
組成物が要求される様になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
問題を解決すべく、特定の粒子径を有するペースト用塩
化ビニル系樹脂と特定の粒子径を有するブレンド用の2
種類の塩化ビニル系樹脂とグリセリンエステル系可塑剤
との組み合わせが、ゾル用塩化ビニル樹脂組成物として
優れている事を見出した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(a−1)平均粒子径が0.1μm〜5.0μmのペー
スト用塩化ビニル系樹脂30〜70重量%、(a−2)
平均粒子径が10.0μm〜200.0μmのブレンド
用塩化ビニル系樹脂 30〜70重量%、より構成さ
れ、(a−1)及び(a−2)合わせた(a)塩化ビニ
ル系樹脂成分の合計量 100重量部に対して、(b)
下記式(I)で示されるグリセリンエステル系可塑剤
20〜150重量部
【化2】 (式中、R、R、Rは、アシル基または水素原子
を示し、該アシル基は炭素数2のアシル基および炭素数
10〜14を主成分とするアシル基とからなり、炭数2
のアシル基はグリセリン1モルに対して平均2モル以
下、炭素数10〜14を主成分とするアシル基はグリセ
リン1モルに対して平均0.9モル以上、且つ、アシル
基の総量がグリセリン1モルに対して平均2.7〜3.
0モルである。)を含有する事を特徴とするゾル用塩化
ビニル系樹脂組成物である。
【0005】より好ましくは、玩具用塩化ビニル系樹脂
組成物である。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明の組成物を構成する各成分
について説明する。(a)塩化ビニル系樹脂 (a−1)ペースト用塩化ビニル系樹脂 本発明における(a−1)平均粒子径が0.1μm〜
5.0μmのペースト用塩化ビニル系樹脂は、いずれの
重合方法で重合されたものを用いることができるが、乳
化重合法で重合された樹脂を用いるのが好ましい。
【0007】ここで、使用される塩化ビニル樹脂の平均
粒子径の範囲は、下限値は、0.1μm以上、好ましく
は0.5μm以上、より好ましくは1.0μm以上であ
る。上限値は、5.0μm以下、好ましくは3.0μm
以下、さらに好ましくは、2.0μm以下である。粒子
径が、下限値未満では、ハンドリング性が悪くなる。上
限値を超えるた場合は、グリセリンエステル系可塑剤を
配合した際に、塩化ビニル系樹脂が沈降して、グリセリ
ンエステル系可塑剤と分離してしまうと言う問題があ
る。ここで、使用される塩化ビニル樹脂の重合度として
は、下限値は、800以上、好ましくは1000以上で
ある。上限値は、2000以下、好ましくは、1700
以下である。重合度が下限値未満の場合、必要とする物
性が得られない。上限値を超える場合、得られる組成物
の流動性が悪くなり、製造性が悪くなる。
【0008】(a−2)ブレンド用塩化ビニル系樹脂 (a−2)平均粒子径が10.0μm〜200.0μm
であるブレンド用塩化ビニル系樹脂は、いずれの重合方
法で重合されたものを用いることができるが、乳化重合
法、懸濁重合法で重合された樹脂を用いるのが好まし
い。使用される塩化ビニル樹脂の平均粒子径の範囲は、
乳化重合法で重合された樹脂を用いる場合は、下限値は
10.0μm以上、好ましくは20.0μm以上であ
る。上限値は、70μm以下、好ましくは、60μm以
下である。懸濁重合法で重合された樹脂を用いる場合、
下限値は50μm以上である。上限値は200μm以
下、好ましくは150μm以下である。粒子径が、下限
値未満では、ハンドリング性が悪くなる。上限値を超え
た場合は、グリセリンエステル系可塑剤を配合した際
に、塩化ビニル樹脂が沈降して、グリセリンエステル系
可塑剤と分離する。通常は、乳化重合法で重合された樹
脂を用いるが、必要に応じて懸濁重合法で重合された樹
脂を用いる事ができる。懸濁重合法で重合された樹脂を
用いるとコストが抑えられる。
【0009】ここで、使用される塩化ビニル樹脂の重合
度としては、下限値は、800以上、好ましくは、10
00以上である。上限値は2000以下、好ましくは、
1700以下である。重合度が下限値未満の場合、必要
とする物性が得られない。上限値を超える場合、製造性
が悪くなる。
【0010】塩化ビニル単独重合体のほか、それぞれ塩
化ビニルを50重量%以上含有する、これと共重合可能
なビニル系単量体との共重合体、塩化ビニルと各種重合
体またはポリ塩化ビニルとビニル系単量体とのグラフト
重合体、後塩素化塩化ビニル重合体およびこれらの混合
物が包含され、これらは塊状重合、懸濁重合、乳化重
合、溶液重合などのいずれの方法によって製造されたも
のも含まれる。この共重合またはグラフト重合に用いら
れるビニル系単量体としては、エチレン、プロピレンな
どのオレフィン類;塩化ビニリデン、ふっ化ビニル等の
塩化ビニルを除くハロゲン化オレフィン類;酢酸ビニ
ル、ラウリン酸ビニルなどのビニルエステル類;2−エ
チルヘキシルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル
などのアルキルビニルエーテル類;アクリル酸、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸または
そのエステル類;メタクリル酸、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸ま
たはそのエステル類;マレイン酸またはそのエステル
類;無水マレイン酸、アクリロニトリル、スチレンなど
のアクリル系誘導体;N−t−ブチルマレイミド、N−
シクロヘキシルマレイミドなどのN−置換マレイミド類
が挙げられ、これらは単独または2種以上の組合せで用
いられる。
【0011】また、塩化ビニルとグラフト重合し得る重
合体としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、塩素化ポリエチレン、
ポリウレタン、ポリブタジエン−スチレン−メチルメタ
クリレート、ポリブタジエン−アクリロニトリル−(α
−メチル)スチレン、ポリブチルアクリレート、ブチル
ゴム、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、
架橋アクリルゴム等が例示される。
【0012】(b)グリセリンエステル系可塑剤 本発明における(b)グリセリンエステル系可塑剤と
は、下記式(I)で示されるグリセリンエステル系可塑
剤である。
【化3】 式中、R、R、Rは、アシル基または水素原子を
示し、該アシル基は炭素数2のアシル基および炭素数1
0〜14を主成分とするアシル基とからなり、炭数2の
アシル基はグリセリン1モルに対して平均2モル以下、
炭素数10〜14を主成分とするアシル基はグリセリン
1モルに対して平均0.9モル以上であり、炭素数2と
炭素数10〜14アシル基の総量がグリセリン1モルに
対して平均2.7〜3.0モルの範囲が良い。
【0013】炭素数2のアシル基は、酢酸(工業用酢
酸、食品用酢酸、無水酢酸、グリセリントリアセテー
ト)を用いることができる。また、炭素数10〜14の
アシル基は、ヤシ脂肪酸、ヤシ硬化脂肪酸、合成脂肪
酸、天然油脂脂肪酸を用いることができる。好ましく
は、性能性、経済性の点からヤシ脂肪酸、ヤシ硬化脂肪
酸が好ましい。これらの脂肪酸の内、炭素数12が主成
分のものが使用される。
【0014】炭素数2以下を除く、炭素数9以下の脂肪
酸含有量が増加すると可塑性は良好となるが、揮発性が
増加し成形時にトラブルが発生するので適当ではない。
炭素数15以上の脂肪酸含有量が増加すると可塑性が低
下し、ブリードが発生するので適当ではない。
【0015】グリセリン:炭素数2のアシル基:炭素数
10〜14のアシル基の割合は、グリセリン1モルに対
して、炭素数2のアシル基は1.7モル以上、2モル以
下であり、炭素数10〜14のアシル基は0.9モル以
上、1モル以下である。アシル基の総量がグリセリン1
モルに対して、2.7〜3モルであり、残りは水素原子
が存在する。本発明におけるグリセリンエステルは通常
油脂とグリセリントリアセテートとのエステル交換反応
または脂肪酸モノグリセライドと無水酢酸との反応によ
って得られるものを精製することにより製造される。
【0016】本発明のグリセリンエステル系可塑剤は、
(a−1)及び(a−2)の合計量100重量部に対し
て、下限値は、20重量部以上、好ましくは30重量部
以上、である。上限値は、150重量部以下、好ましく
は100重量部以下、より好ましくは、80重量部以
下、さらに好ましくは70重量部以下である。20重量
部末満では、必要とする流動性が得られず、成形加工が
困難となる。150重量部を超えると、ガス成分の除去
が困難になったり、得られる成形品の表面性(ブリー
ド、ベタツキ)が劣ると言う問題がある。
【0017】この他に、ジアルキルスズメルカプタイ
ド、ジアルキルスズマレート、ジアルキルスズラウレー
ト等の有機スズ安定剤、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウム等の金属セッケ
ン、三塩基性硫酸塩、二塩基性ステアリン酸塩等の無機
安定剤、トリスノニルフェニルホスファイト、アルキル
モノアリルホスファイト等のキレート剤、エステル系ワ
ックス、炭化水素系ワックス等のワックス類、エポキシ
化大豆油、エポキシ化アマニ油、ビスフェノールエポキ
シ等のエポキシ化合物、炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、マイカ等の充填剤等の一般的に塩化ビニル系樹脂に
配合されている配合剤を添加することができる。
【0018】本発明の組成物には、必要に応じて、顔
料、酸化防止剤、帯電防止剤等の添加剤を用いる事がで
きる。本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、上記(a−
1)、(a−2)、(b)を室温でミキサー装置、又
は、ブレンダー装置にて攪拌、混合して、得られた組成
物を20〜60メッシュの金網で濾過した後、真空乾燥
機等の乾燥装置にて組成物中に含まれるガス成分、水分
を除去する事によって製造することができる。
【0019】玩具の製造方法について説明する。原型か
ら複製された成形型の内側に、前記の塩化ビニル系樹脂
組成物を流し入れる。その後、80〜120℃雰囲気中
に2〜5分間置き、成形型に接している塩化ビニル系樹
脂組成物を仮凝固させる。仮凝固しなかった塩化ビニル
系樹脂を傾斜法で成形型から流し出し、さらに、150
〜190℃の雰囲気中に2〜10分間置き、完全に溶融
ゲル化を行う。その後、水、冷風等で冷却し、成形物を
成形型から取り出すことにより、成形品を得ることがで
きる。本願発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、前記の如
く2段階に分けて行う製造方法に適している。本願発明
の塩化ビニル系樹脂組成物は、仮凝固した後、傾斜法に
よって仮凝固しなかった塩化ビニル系樹脂を流し出す時
に流動性が良いので、迅速に製造することができる。
【0020】
【実施例】本発明について実施例、比較例を用いて具体
的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0021】実施例及び比較例において用いた各成分は
下記の通りである。 (a−1) 商品名:PSH−10 製造会社:鐘淵化学工業株式会社 平均粒子径:1μm 重合度:1500 (a−2) 商品名:PBM−B5F 製造会社:鐘淵化学工業株式会社 平均粒子径:40μm 重合度:1100
【0022】(b) 商品名:リケマールPL−012 製造会社:理研ビタミン株式会社 種類:グリセリンジアセトモノラウリン酸エステル アシル基合計量:2.9モル 内酢酸量:1.9モル
【0023】商品名:ATBC 種類:アセチルトリブチルシトレート 製造会社:三建化工 分子量:402.5 商品名:DOP 種類:ジー(2−エチルヘキシル)フタレート 製造会社:三建化工 商品名:DOA 種類:ジー(2−エチルヘキシル)アジペート 製造会社:三建化工
【0024】商品名:O−130P 種類:エポキシ化大豆油 製造会社:旭電化工業 商品名:アデカスタブ SC−32 種類:Ca−Zn系複合安定剤 製造会社:旭電化工業
【0025】実施例、比較例において用いた評価方法は
次の通りである。 「組成物及びシートの作成方法」表1に示した配合割合
にて、室温にてヘンシェルミキサーで1,000rp
m、5分間攪拌後、60メッシュの金網で濾過して組成
物を得た。平滑な金属板上に厚さ1mmの枠を置き、そ
の枠内に得られた組成物を流し込み、金属棒及びへらで
表面を平滑にした後、180℃の雰囲気中に2分間放置
した後、取り出し、水で冷却した。
【0026】「ブリード性試験」上記で作成したシート
を10cm×10cmに切断し、アルミ板上に置き、温
度60℃、湿度90%の雰囲気中に、168時間に放置
した後、表面の状態を観察した。 〇:ブリードは見られない。 △:若干のブリードが見られる。 ×:ブリードが激しい。
【0027】「臭気性試験」上記で作成したシートを1
0cm×10cmに切断して、500mlの広口共栓試
薬びん(透明ガラス製)に入れ、共栓でふたをして10
0℃雰囲気中に1時間放置した後、広口共栓試薬ビン中
の臭気を10名(非喫煙者で構成)による官能試験で評
価した。臭気の評価基準は下記の通りである。 O:臭気無し △:わずかに臭気がある ×:臭気がある
【0028】「耐水性試験」上記で作成したシートを3
cm×3cmに切断して試験片とし、純水で満たした3
00mlの広口共栓試薬びん(透明ガラス製)に入れ、
共栓でふたをして70℃雰囲気中に72時間静置した。
24時間ごとに数回純水を穏やかに攪拌した。72時間
後に試験片を純水から取り出し、重量変化量を測定し
た。 ○:0.5重量%未満 △:0.5〜3.0重量% ×:3.0重量%を超えたもの
【0029】「加熱老化性試験」JIS K 7212
に準拠して測定した。試験片は、上記で作成したシート
をダンベルで3号型に打抜き試験片とした。試験温度
は:100℃、放置時間は48時間であった。重量変化
量を測定した。
【0030】「塗装性試験」塗料(ビニル系塗料、会社
名:藤倉応用化工株式会社製、商品名:ビニクラーC
H)とシンナー(会社名:藤倉応用化工株式会社製、商
品名:ビニクラーCHシンナー)を100対150の割
合で混合し、よく攪拌した。上記で作成したシートを3
cm×6cmに切断した後、温度60℃、湿度90%の
雰囲気中に24時間置いた後、シート表面に前記の塗料
をスプレー塗装し、23℃で24時間乾燥した後、JI
S K 5400の碁盤目テープ法に従って試験を行っ
た。 〇:評価点数10以上 ×:評価点数8以下
【0031】「成形加工性試験」シートを製造した際の
製造性を評価した。 〇:問題なく製造できた。 ×:流動性が悪く、成形が困難、或いは、できなかった
【0032】「環境性」 ○:環境問題団体から忌避されていない ×:環境問題団体から忌避されている
【0033】「実施例1」 (a−1)ペースト用塩化ビニル系樹脂50重量部、
(a−2)ブレンド用塩化ビニル系樹脂50重量部、
(b)グリセリンジアセトモノラウレート35重量部、
エポキシ大豆油5重量部、Ca−Zn系複合安定剤 2
重量部で用いた。結果を表1に示す。
【0034】「実施例2」(b)グリセリンジアセトモ
ノラウレート80重量部とした以外は、実施例1と同様
にした。結果を表1に示す。
【0035】「比較例1」塩化ビニル系樹脂を(a−
1)ペースト用塩化ビニル系樹脂100重量部とした以
外は実施例1と同様にした。組成物の粘度が高く、シー
ト状に成形するのが困難であった。結果を表1に示す。
【0036】「比較例2」(b)グリセリンジアセトモ
ノラウレートの代わりにATBC 35重量部とした以
外は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
【0037】「比較例3」(b)グリセリンジアセトモ
ノラウレートの代わりにDOP 35重量部とした以外
は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
【0038】「比較例4」(b)グリセリンジアセトモ
ノラウレートの代わりにDOA 35重量部とした以外
は、実施例1と同様にした。結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】以上示したとおり、本発明は特定の粒子
径を有するペースト用塩化ビニル系樹脂と特定の粒子径
を有するブレンド用2種類の塩化ビニル系樹脂とグリセ
リンエステル系可塑剤との組み合わせる事により、安全
性、耐水性に優れ、特に玩具用途に適したゾル用塩化ビ
ニル樹脂が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a−1)平均粒子径が0.1μm〜5.
    0μmのペースト用塩化ビニル系樹脂30〜70重量
    %、(a−2)平均粒子径が10.0μm〜200.0
    μmのブレンド用塩化ビニル系樹脂 30〜70重量
    %、より構成され、(a−1)及び(a−2)合わせた
    (a)塩化ビニル系樹脂成分の合計量 100重量部に
    対して、(b)下記式(I)で示されるグリセリンエス
    テル系可塑剤 20〜150重量部 【化1】 (式中、R、R、Rは、アシル基または水素原子
    を示し、該アシル基は炭素数2のアシル基および炭素数
    10〜14を主成分とするアシル基とからなり、炭数2
    のアシル基はグリセリン1モルに対して平均2モル以
    下、炭素数10〜14を主成分とするアシル基はグリセ
    リン1モルに対して平均0.9モル以上、且つ、アシル
    基の総量がグリセリン1モルに対して平均2.7〜3.
    0モルである。)を含有する事を特徴とするゾル用塩化
    ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の玩具用塩化ビニル系樹脂
    組成物。
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