JP2001028105A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JP2001028105A JP2001028105A JP2000196294A JP2000196294A JP2001028105A JP 2001028105 A JP2001028105 A JP 2001028105A JP 2000196294 A JP2000196294 A JP 2000196294A JP 2000196294 A JP2000196294 A JP 2000196294A JP 2001028105 A JP2001028105 A JP 2001028105A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- recording
- magnetic head
- gap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイドイレーズを完全に防止することができ
ると共に、記録効率が良く、歩留まり高い磁気ヘッドを
提供すること。 【解決手段】 磁気ギャップgが形成されている摺動面
10Aを有する磁気コア11a、11bで成り、前記摺
動面上を摺動する磁気記録媒体に対して情報信号を記録
再生する磁気ヘッド10に、前記磁気記録媒体の摺動方
向と平行になるように、かつ前記磁気ギャップの一端に
接するように前記摺動面に溝16を設ける。
ると共に、記録効率が良く、歩留まり高い磁気ヘッドを
提供すること。 【解決手段】 磁気ギャップgが形成されている摺動面
10Aを有する磁気コア11a、11bで成り、前記摺
動面上を摺動する磁気記録媒体に対して情報信号を記録
再生する磁気ヘッド10に、前記磁気記録媒体の摺動方
向と平行になるように、かつ前記磁気ギャップの一端に
接するように前記摺動面に溝16を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体に対
して音声信号や映像信号、あるいはデータ信号等の情報
信号を記録再生する磁気ヘッドに関するものである。
して音声信号や映像信号、あるいはデータ信号等の情報
信号を記録再生する磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ等を磁気記録媒体とし
て用いているビデオテープレコーダ(VTR)、デジタ
ルオーディオテープレコーダ(DAT)、あるいはデジ
タルデータ記録再生装置等は、磁気テープ等の記録トラ
ック上に情報信号を磁気信号として書き込み、あるいは
記録トラック上に記録されている情報信号を磁気信号と
して読み込む磁気ヘッドを備えている。
て用いているビデオテープレコーダ(VTR)、デジタ
ルオーディオテープレコーダ(DAT)、あるいはデジ
タルデータ記録再生装置等は、磁気テープ等の記録トラ
ック上に情報信号を磁気信号として書き込み、あるいは
記録トラック上に記録されている情報信号を磁気信号と
して読み込む磁気ヘッドを備えている。
【0003】この磁気ヘッドは、磁気コアとこの磁気コ
アに巻回された巻線等の部材により構成されており、磁
気コアには微小間隙である磁気ギャップが形成されてい
る。巻線は、記録または再生のための情報信号を磁束と
して伝達する働きをする。磁気コアは、記録時には巻線
から磁気記録媒体へ、再生時には磁気記録媒体から巻線
へ、磁束を伝達するための通路としての働きをする。磁
気ギャップは、記録時には磁気記録媒体への磁界の広が
りの範囲を絞る働きと、再生時には磁気記録媒体からの
磁束を取り入れる働きをする。
アに巻回された巻線等の部材により構成されており、磁
気コアには微小間隙である磁気ギャップが形成されてい
る。巻線は、記録または再生のための情報信号を磁束と
して伝達する働きをする。磁気コアは、記録時には巻線
から磁気記録媒体へ、再生時には磁気記録媒体から巻線
へ、磁束を伝達するための通路としての働きをする。磁
気ギャップは、記録時には磁気記録媒体への磁界の広が
りの範囲を絞る働きと、再生時には磁気記録媒体からの
磁束を取り入れる働きをする。
【0004】ところで、近年、映像の高画質化等を目的
として、あるいは記憶容量の大容量化を目的として、情
報信号の波長をより短くしてより多くの情報信号が記録
再生可能な高密度磁気記録方法が採られている。このた
め、磁気記録媒体の磁性層に用いられる磁性粉として強
磁性金属粉末をベースフィルム上に塗布したメタルテー
プや、強磁性金属材料をベースフィルム上に直接蒸着し
た蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体が使用されてい
る。
として、あるいは記憶容量の大容量化を目的として、情
報信号の波長をより短くしてより多くの情報信号が記録
再生可能な高密度磁気記録方法が採られている。このた
め、磁気記録媒体の磁性層に用いられる磁性粉として強
磁性金属粉末をベースフィルム上に塗布したメタルテー
プや、強磁性金属材料をベースフィルム上に直接蒸着し
た蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体が使用されてい
る。
【0005】そして、このような高抗磁力磁気記録媒体
に対して情報信号を良好に記録再生するために、高透磁
率かつ高飽和磁束密度を持つ金属系磁性材料、例えば鉄
系合金、鉄−ニッケル系合金、鉄−コバルト系合金等で
成る磁気コアを有する積層型磁気ヘッド、あるいは例え
ばMnZnフェライトで成る磁気コアを有するフェライ
ト磁気ヘッド、あるいは例えばMnZnフェライトで成
る磁気コアを有し、高透磁率かつ高飽和磁束密度を持つ
金属系磁性層を磁気ギャップに配したMIG(メタルイ
ンギャップ)型磁気ヘッド等が使用されている。
に対して情報信号を良好に記録再生するために、高透磁
率かつ高飽和磁束密度を持つ金属系磁性材料、例えば鉄
系合金、鉄−ニッケル系合金、鉄−コバルト系合金等で
成る磁気コアを有する積層型磁気ヘッド、あるいは例え
ばMnZnフェライトで成る磁気コアを有するフェライ
ト磁気ヘッド、あるいは例えばMnZnフェライトで成
る磁気コアを有し、高透磁率かつ高飽和磁束密度を持つ
金属系磁性層を磁気ギャップに配したMIG(メタルイ
ンギャップ)型磁気ヘッド等が使用されている。
【0006】図11(A)は、従来のMIG型磁気ヘッ
ドの一例を示す斜視図、同図(B)は、その摺動面の拡
大平面図である。このMIG型磁気ヘッド20は、ギャ
ップ材を介して互いに突き合わされ、ガラス融着等によ
り接合一体化された2つの磁気コア半体21a、21b
で構成されている。各磁気コア半体21a、21bの接
合面間の高抗磁力磁気記録媒体が摺動する摺動面20A
寄りには、高抗磁力磁気記録媒体に対して情報信号を記
録再生するための磁束を発生する磁気ギャップgが画成
されている。
ドの一例を示す斜視図、同図(B)は、その摺動面の拡
大平面図である。このMIG型磁気ヘッド20は、ギャ
ップ材を介して互いに突き合わされ、ガラス融着等によ
り接合一体化された2つの磁気コア半体21a、21b
で構成されている。各磁気コア半体21a、21bの接
合面間の高抗磁力磁気記録媒体が摺動する摺動面20A
寄りには、高抗磁力磁気記録媒体に対して情報信号を記
録再生するための磁束を発生する磁気ギャップgが画成
されている。
【0007】そして、各磁気コア半体21a、21bの
接合面には、磁気ギャップgのトラック幅Twを規制す
るトラック幅規制溝22a、22bが、磁気ギャップg
の両端縁近傍部からそれぞれデプス方向に亘って円弧状
に形成され、各磁気コア半体21a、21bの接合面及
びトラック幅規制溝22a、22bの内面には、金属磁
性薄膜23a、23bが成膜されている。さらに、各磁
気コア半体21a、21bの接合面には、磁気ギャップ
gのデプスを規制すると共に巻線を通すための巻線溝2
4a、24bが形成されており、各接合面と対向する側
面には、巻線を案内するための巻線ガイド溝25a、2
5bが形成されている。
接合面には、磁気ギャップgのトラック幅Twを規制す
るトラック幅規制溝22a、22bが、磁気ギャップg
の両端縁近傍部からそれぞれデプス方向に亘って円弧状
に形成され、各磁気コア半体21a、21bの接合面及
びトラック幅規制溝22a、22bの内面には、金属磁
性薄膜23a、23bが成膜されている。さらに、各磁
気コア半体21a、21bの接合面には、磁気ギャップ
gのデプスを規制すると共に巻線を通すための巻線溝2
4a、24bが形成されており、各接合面と対向する側
面には、巻線を案内するための巻線ガイド溝25a、2
5bが形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のMIG
型磁気ヘッド20では、各磁気コア半体21a、21b
を接合する際に、記録トラックのズレや、ギャップ端で
の金属磁性薄膜23a、23bのダレが生じる場合があ
る。これらのズレやダレが生じた状態のMIG型磁気ヘ
ッド20を用いて情報信号を記録すると、トラックエッ
ジから不要な漏れ磁界が発生し、記録パターンを乱すと
いう問題があった。特に、情報信号の記録方式が、図1
5に示すような重ね書き記録方式の場合、いわゆるサイ
ドイレーズによる記録のS/Nが低下し、全記録トラッ
クを有効に利用することができない。
型磁気ヘッド20では、各磁気コア半体21a、21b
を接合する際に、記録トラックのズレや、ギャップ端で
の金属磁性薄膜23a、23bのダレが生じる場合があ
る。これらのズレやダレが生じた状態のMIG型磁気ヘ
ッド20を用いて情報信号を記録すると、トラックエッ
ジから不要な漏れ磁界が発生し、記録パターンを乱すと
いう問題があった。特に、情報信号の記録方式が、図1
5に示すような重ね書き記録方式の場合、いわゆるサイ
ドイレーズによる記録のS/Nが低下し、全記録トラッ
クを有効に利用することができない。
【0009】一方、図12に示すように、各磁気コア半
体31a、31bの接合面を接合した後、側面側からト
ラック幅規制溝32a、32bを再加工して、記録トラ
ックのズレを無くし、かつトラックエッジを明確にした
磁気ヘッド30が提案されている(特開平8−1856
06号公報参照)。このような構成の磁気ヘッド30に
よれば、サイドイレーズを軽減することはできるが、磁
気ギャップg近傍の磁気コアが記録トラックと平行では
ないので、磁気コアエッジからの漏れ磁界によりサイド
イレーズを完全に防止することができない。また、磁気
ギャップg近傍の金属磁性薄膜33a、33bが全て除
去されるため、記録効率の劣化が著しい。さらに、特に
高密度記録に必要不可欠な10μm前後のトラック幅T
wの場合は記録トラックが破損する確立が高く、歩留ま
りが非常に悪い。
体31a、31bの接合面を接合した後、側面側からト
ラック幅規制溝32a、32bを再加工して、記録トラ
ックのズレを無くし、かつトラックエッジを明確にした
磁気ヘッド30が提案されている(特開平8−1856
06号公報参照)。このような構成の磁気ヘッド30に
よれば、サイドイレーズを軽減することはできるが、磁
気ギャップg近傍の磁気コアが記録トラックと平行では
ないので、磁気コアエッジからの漏れ磁界によりサイド
イレーズを完全に防止することができない。また、磁気
ギャップg近傍の金属磁性薄膜33a、33bが全て除
去されるため、記録効率の劣化が著しい。さらに、特に
高密度記録に必要不可欠な10μm前後のトラック幅T
wの場合は記録トラックが破損する確立が高く、歩留ま
りが非常に悪い。
【0010】また、図13に示すように、各磁気コア半
体41a、41bの接合面を接合した後、上面側からト
ラック幅規制溝42a、42bと磁気ギャップgの接点
付近をレーザ加工により除去して、記録トラックのズレ
を無くした磁気ヘッド40が提案されている(特開平4
−353607号公報参照)。このような構成の磁気ヘ
ッド40も、図12に示す磁気ヘッド30と同様に、磁
気ギャップg近傍の磁気コアが記録トラックと平行では
ないので、磁気コアエッジからの漏れ磁界によりサイド
イレーズを完全に防止することができない。
体41a、41bの接合面を接合した後、上面側からト
ラック幅規制溝42a、42bと磁気ギャップgの接点
付近をレーザ加工により除去して、記録トラックのズレ
を無くした磁気ヘッド40が提案されている(特開平4
−353607号公報参照)。このような構成の磁気ヘ
ッド40も、図12に示す磁気ヘッド30と同様に、磁
気ギャップg近傍の磁気コアが記録トラックと平行では
ないので、磁気コアエッジからの漏れ磁界によりサイド
イレーズを完全に防止することができない。
【0011】さらに、図14に示すように、各磁気コア
半体51a、51bの接合面を接合した後、上面側から
磁気ギャップgの両端に接する2本の溝56a、56b
を形成して、記録トラックのズレを無くし、かつトラッ
クエッジを明確にした磁気ヘッド50が提案されている
(特開平1−235012号公報参照)。このような構
成の磁気ヘッド50によれば、サイドイレーズを完全に
防止することはできるが、磁気ギャップg近傍の金属磁
性薄膜53a、53bが除去されるため、記録効率の劣
化が著しい。さらに、特に高密度記録に必要不可欠な1
0μm前後のトラック幅Twの場合は記録トラックが破
損する確立が高く、歩留まりが非常に悪い。また、特開
平2−240806号公報に記載のように、溝内にガラ
スを充填していない磁気ヘッドにおいては、磁気テープ
の走行中にトラックエッジの欠け、ダレ等の形状変化に
よって、明確な磁気記録パターンの維持が困難になった
り、磁気テープ粉による目詰まり等が発生する。
半体51a、51bの接合面を接合した後、上面側から
磁気ギャップgの両端に接する2本の溝56a、56b
を形成して、記録トラックのズレを無くし、かつトラッ
クエッジを明確にした磁気ヘッド50が提案されている
(特開平1−235012号公報参照)。このような構
成の磁気ヘッド50によれば、サイドイレーズを完全に
防止することはできるが、磁気ギャップg近傍の金属磁
性薄膜53a、53bが除去されるため、記録効率の劣
化が著しい。さらに、特に高密度記録に必要不可欠な1
0μm前後のトラック幅Twの場合は記録トラックが破
損する確立が高く、歩留まりが非常に悪い。また、特開
平2−240806号公報に記載のように、溝内にガラ
スを充填していない磁気ヘッドにおいては、磁気テープ
の走行中にトラックエッジの欠け、ダレ等の形状変化に
よって、明確な磁気記録パターンの維持が困難になった
り、磁気テープ粉による目詰まり等が発生する。
【0012】本発明は、上述した事情から成されたもの
であり、サイドイレーズを完全に防止することができる
と共に、記録効率が良く、テープ走行信頼性が高く、か
つ歩留まりの高い磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。
であり、サイドイレーズを完全に防止することができる
と共に、記録効率が良く、テープ走行信頼性が高く、か
つ歩留まりの高い磁気ヘッドを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、磁気ギャップが形成されている摺動面を有する
磁気コアで成り、前記摺動面上を摺動する磁気記録媒体
に対して情報信号を記録再生する磁気ヘッドにおいて、
前記磁気記録媒体の摺動方向と平行になるように、かつ
前記磁気ギャップの一端に接するように前記摺動面に設
けられている溝を備えることにより達成される。
っては、磁気ギャップが形成されている摺動面を有する
磁気コアで成り、前記摺動面上を摺動する磁気記録媒体
に対して情報信号を記録再生する磁気ヘッドにおいて、
前記磁気記録媒体の摺動方向と平行になるように、かつ
前記磁気ギャップの一端に接するように前記摺動面に設
けられている溝を備えることにより達成される。
【0014】上記構成によれば、特に重ね書き記録方式
において、磁気ギャップの端部のズレを完全に無くすこ
とができ、かつ磁気ギャップの端部の近傍の磁気コアを
記録トラックと平行にすることができるので、重ね書き
される記録トラックを乱すサイドイレーズを防止するこ
とができる。このとき、溝を入れていない側に磁気コア
が残されているので、コアボリューム低減による記録効
率の低下を最小限にとどめることができる。さらに、こ
の溝に非磁性体を充填することにより、磁気テープの走
行による溝への磁気テープ粉の目詰まりやトラックエッ
ジの欠けを防ぐことができる。
において、磁気ギャップの端部のズレを完全に無くすこ
とができ、かつ磁気ギャップの端部の近傍の磁気コアを
記録トラックと平行にすることができるので、重ね書き
される記録トラックを乱すサイドイレーズを防止するこ
とができる。このとき、溝を入れていない側に磁気コア
が残されているので、コアボリューム低減による記録効
率の低下を最小限にとどめることができる。さらに、こ
の溝に非磁性体を充填することにより、磁気テープの走
行による溝への磁気テープ粉の目詰まりやトラックエッ
ジの欠けを防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術
的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範
囲は、以下の説明において、特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術
的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範
囲は、以下の説明において、特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0016】図1(A)は、本発明の磁気ヘッドの実施
形態であるMIG型磁気ヘッドの一例を示す斜視図、同
図(B)は、その摺動面の拡大平面図である。この磁気
ヘッド10は、ギャップ材を介して互いに突き合わさ
れ、ガラス融着あるいは貴金属同士の熱拡散による低温
熱拡散結合等により接合一体化された2つの磁気コア半
体11a、11bで構成されている。各磁気コア半体1
1a、11bの接合面間の高抗磁力磁気記録媒体が摺動
する摺動面10A寄りには、高抗磁力磁気記録媒体に対
して情報信号を記録再生するための磁束を発生する磁気
ギャップgが画成されている。
形態であるMIG型磁気ヘッドの一例を示す斜視図、同
図(B)は、その摺動面の拡大平面図である。この磁気
ヘッド10は、ギャップ材を介して互いに突き合わさ
れ、ガラス融着あるいは貴金属同士の熱拡散による低温
熱拡散結合等により接合一体化された2つの磁気コア半
体11a、11bで構成されている。各磁気コア半体1
1a、11bの接合面間の高抗磁力磁気記録媒体が摺動
する摺動面10A寄りには、高抗磁力磁気記録媒体に対
して情報信号を記録再生するための磁束を発生する磁気
ギャップgが画成されている。
【0017】そして、本発明の特徴的な部分として、摺
動面10A上には、高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と
平行であって、磁気ギャップgの一端に接する直線状の
1本の溝16が設けられている。この溝16により、磁
気ギャップg近傍の各磁気コア半体11a、11bは、
高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と略平行に規制されて
いる。尚、溝16は、情報信号の記録方式が重ね書き記
録方式のときは、重ね書きされる側に配置されている。
動面10A上には、高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と
平行であって、磁気ギャップgの一端に接する直線状の
1本の溝16が設けられている。この溝16により、磁
気ギャップg近傍の各磁気コア半体11a、11bは、
高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と略平行に規制されて
いる。尚、溝16は、情報信号の記録方式が重ね書き記
録方式のときは、重ね書きされる側に配置されている。
【0018】各磁気コア半体11a、11bは、例えば
Mn−Zn系フェライトやNi−Zn系フェライト等の
酸化物軟磁性材から成り、各磁気コア半体11a、11
bの接合面には、磁気ギャップgのトラック幅Twを規
制するトラック幅規制溝12a、12bが、磁気ギャッ
プgの両端縁近傍部からそれぞれデプス方向に亘って円
弧状に形成され、各磁気コア半体11a、11bの接合
面及びトラック幅規制溝12a、12bの内面には、金
属磁性薄膜13a、13bが成膜されている。そして、
各トラック幅規制溝12a、12bには、非磁性体、例
えばガラスが充填されている。
Mn−Zn系フェライトやNi−Zn系フェライト等の
酸化物軟磁性材から成り、各磁気コア半体11a、11
bの接合面には、磁気ギャップgのトラック幅Twを規
制するトラック幅規制溝12a、12bが、磁気ギャッ
プgの両端縁近傍部からそれぞれデプス方向に亘って円
弧状に形成され、各磁気コア半体11a、11bの接合
面及びトラック幅規制溝12a、12bの内面には、金
属磁性薄膜13a、13bが成膜されている。そして、
各トラック幅規制溝12a、12bには、非磁性体、例
えばガラスが充填されている。
【0019】さらに、各磁気コア半体11a、11bの
接合面には、磁気ギャップgのデプスを規制すると共に
巻線を通すための巻線溝14a、14bが、側面形状を
略矩形状として形成されており、各接合面と対向する側
面には、巻線を案内するための巻線ガイド溝15a、1
5bが、側面形状を略矩形状として形成されている。
尚、巻線溝14a、14bは、一方の基体のみに形成さ
れていても良い。
接合面には、磁気ギャップgのデプスを規制すると共に
巻線を通すための巻線溝14a、14bが、側面形状を
略矩形状として形成されており、各接合面と対向する側
面には、巻線を案内するための巻線ガイド溝15a、1
5bが、側面形状を略矩形状として形成されている。
尚、巻線溝14a、14bは、一方の基体のみに形成さ
れていても良い。
【0020】ここで、金属磁性薄膜13a、13bは、
例えば鉄系合金、鉄−ニッケル系合金、鉄−コバルト系
合金等の強磁性金属材から成り、各磁気コア半体11
a、11bの接合面及び巻線溝14a、14b内を含む
全面に成膜されている。また、金属磁性薄膜13a、1
3bとしては、上記強磁性金属材の他に、例えば高飽和
磁束密度を有し、かつ軟磁気特性に優れた強磁性合金材
が使用されるが、かかる強磁性合金材としては、結晶
質、非晶質であるかを問わず従来より公知の物がいずれ
も使用できる。
例えば鉄系合金、鉄−ニッケル系合金、鉄−コバルト系
合金等の強磁性金属材から成り、各磁気コア半体11
a、11bの接合面及び巻線溝14a、14b内を含む
全面に成膜されている。また、金属磁性薄膜13a、1
3bとしては、上記強磁性金属材の他に、例えば高飽和
磁束密度を有し、かつ軟磁気特性に優れた強磁性合金材
が使用されるが、かかる強磁性合金材としては、結晶
質、非晶質であるかを問わず従来より公知の物がいずれ
も使用できる。
【0021】強磁性結晶質合金としては、例えばFeA
lSi系合金、FeNiAlSi系合金、FeGaSi
系合金、FeAlGe系合金、FeGaGe系合金、F
eSiCo系合金、FeSiGaRu系合金、FeCo
SiAl系合金等が挙げられる。更には、耐蝕性や耐摩
耗性の一層の向上を図るために、Co、Ti、Cr、N
b、Mo、Ta、Ru、Au、Pd、N、C、O、M
n、Zr、W、Os、Rh、Ir、Re、Ni、Pt、
Hf、V等の少なくとも一種を8原子%以下添加したも
のであってもよい。また、Co、Feに主としてNi、
Zr、Ta、Hf、Mo、Nb、Si、Al、B、G
a、Ge、Cu、Sn、Ru、B等の一種または数種
と、N、C、Oの一種または数種を添加して構成された
微結晶材料が挙げられる。
lSi系合金、FeNiAlSi系合金、FeGaSi
系合金、FeAlGe系合金、FeGaGe系合金、F
eSiCo系合金、FeSiGaRu系合金、FeCo
SiAl系合金等が挙げられる。更には、耐蝕性や耐摩
耗性の一層の向上を図るために、Co、Ti、Cr、N
b、Mo、Ta、Ru、Au、Pd、N、C、O、M
n、Zr、W、Os、Rh、Ir、Re、Ni、Pt、
Hf、V等の少なくとも一種を8原子%以下添加したも
のであってもよい。また、Co、Feに主としてNi、
Zr、Ta、Hf、Mo、Nb、Si、Al、B、G
a、Ge、Cu、Sn、Ru、B等の一種または数種
と、N、C、Oの一種または数種を添加して構成された
微結晶材料が挙げられる。
【0022】強磁性非晶質合金としては、所謂アモルフ
ァス合金、例えぱFe、Ni、Coの1つ以上の元素と
P、C、B、Siの1つ以上の元素とからなる合金、又
はこれらを主成分としてZr、Ta、Ti、Hf、M
o、Nb、Au、Pd、Ru、Al、Ge、Be、S
n、In、W、Mn、Cr等を含んだ合金等のメタル−
メタロイド系アモルファス合金、あるいはCo、Hf、
Zr等の遷移元素や希土類元素等を主成分とするメタル
・メタル系アモルファス合金等が挙げられる。
ァス合金、例えぱFe、Ni、Coの1つ以上の元素と
P、C、B、Siの1つ以上の元素とからなる合金、又
はこれらを主成分としてZr、Ta、Ti、Hf、M
o、Nb、Au、Pd、Ru、Al、Ge、Be、S
n、In、W、Mn、Cr等を含んだ合金等のメタル−
メタロイド系アモルファス合金、あるいはCo、Hf、
Zr等の遷移元素や希土類元素等を主成分とするメタル
・メタル系アモルファス合金等が挙げられる。
【0023】さらに、金属磁性薄膜13a、13bは、
ヘッド効率を向上させる目的で、絶縁体膜を介して成膜
されても良い。この縁体膜としては、例えばSiO2 、
AlO3 、SiN4 等の酸化物や窒化物等の電気的絶縁
材が挙げられる。金属磁性薄膜13a、13bの成膜方
法としては、膜厚制御性に優れる装置によるスパッタリ
ング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法、イオン
ビーム法等に代表される真空薄膜形成技術が採用され
る。尚、金属磁性薄膜13a、13bは、巻線溝14
a、14b内の少なくとも一部の面に成膜されていても
良い。
ヘッド効率を向上させる目的で、絶縁体膜を介して成膜
されても良い。この縁体膜としては、例えばSiO2 、
AlO3 、SiN4 等の酸化物や窒化物等の電気的絶縁
材が挙げられる。金属磁性薄膜13a、13bの成膜方
法としては、膜厚制御性に優れる装置によるスパッタリ
ング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法、イオン
ビーム法等に代表される真空薄膜形成技術が採用され
る。尚、金属磁性薄膜13a、13bは、巻線溝14
a、14b内の少なくとも一部の面に成膜されていても
良い。
【0024】図2(A)は、本発明の磁気ヘッドの別の
実施形態であるMIG型磁気ヘッドの一例を示す斜視
図、同図(B)は、その摺動面の拡大平面図であり、図
1と同一構成個所は同符号を付して説明を省略する。こ
の磁気ヘッド10’は、基本的には図1の磁気ヘッド1
0と同一構成であるが、摺動面10A上に設けられてい
る高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と平行であって、磁
気ギャップgの一端に接する直線状の1本の溝16’内
に、非磁性体、例えばガラスが充填されている点で異な
る構成となっている。このように溝16’内に非磁性体
を充填することにより、高抗磁力磁気記録媒体からの磁
性粉による目詰まりや、溝16’のトラックエッジ部の
欠けや面ダレを防止でき、高抗磁力磁気記録媒体の走行
における磁気ヘッド10’の信頼性を高めることができ
る。
実施形態であるMIG型磁気ヘッドの一例を示す斜視
図、同図(B)は、その摺動面の拡大平面図であり、図
1と同一構成個所は同符号を付して説明を省略する。こ
の磁気ヘッド10’は、基本的には図1の磁気ヘッド1
0と同一構成であるが、摺動面10A上に設けられてい
る高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と平行であって、磁
気ギャップgの一端に接する直線状の1本の溝16’内
に、非磁性体、例えばガラスが充填されている点で異な
る構成となっている。このように溝16’内に非磁性体
を充填することにより、高抗磁力磁気記録媒体からの磁
性粉による目詰まりや、溝16’のトラックエッジ部の
欠けや面ダレを防止でき、高抗磁力磁気記録媒体の走行
における磁気ヘッド10’の信頼性を高めることができ
る。
【0025】上述したような構成の溝16、16’が設
けられた磁気ヘッド10、10’によれば、特に重ね書
き記録方式において、磁気ギャップgの端部のズレを完
全に無くすことができ、かつ磁気ギャップgの端部の近
傍の各磁気コア半体11a、11bを記録トラックと平
行にすることができるので、重ね書きされる記録トラッ
クを乱すサイドイレーズを防止することができる。従っ
て、特に高密度記録で重要な狭トラック幅の記録を必要
とする場合に、記録トラックの全幅にわたって有効に記
録することができるので、記録信号のS/Nを高めるこ
とができる。
けられた磁気ヘッド10、10’によれば、特に重ね書
き記録方式において、磁気ギャップgの端部のズレを完
全に無くすことができ、かつ磁気ギャップgの端部の近
傍の各磁気コア半体11a、11bを記録トラックと平
行にすることができるので、重ね書きされる記録トラッ
クを乱すサイドイレーズを防止することができる。従っ
て、特に高密度記録で重要な狭トラック幅の記録を必要
とする場合に、記録トラックの全幅にわたって有効に記
録することができるので、記録信号のS/Nを高めるこ
とができる。
【0026】また、溝16、16’が磁気ギャップgの
一端部側にのみ形成されているので、金属磁性薄膜13
a、13bを有効トラックに連続させて構成することが
できる。従って、溝16、16’が形成されていない従
来の磁気ヘッド20に対し、磁気ギャップgの近傍のコ
アボリュームの減少による記録効率の低減を最小限にと
どめることができる。また、トラック幅規制溝32a、
32bを再加工した磁気ヘッド30や溝56a、56b
が磁気ギャップgの両端部側に形成されている従来の磁
気ヘッド50に比べ、記録効率を高めることができる。
さらに、図に示すような溝16にガラス等の非磁性体を
充填することによって、高抗磁力磁気記録媒体の走行時
の信頼性を高めることができる。また、溝16、16’
を形成する際は磁気ギャップgの一端部側のみの加工と
なり、残存する母材が多くなるので、記録トラックの破
損はほとんど発生せず、歩留まりを高めることができ
る。
一端部側にのみ形成されているので、金属磁性薄膜13
a、13bを有効トラックに連続させて構成することが
できる。従って、溝16、16’が形成されていない従
来の磁気ヘッド20に対し、磁気ギャップgの近傍のコ
アボリュームの減少による記録効率の低減を最小限にと
どめることができる。また、トラック幅規制溝32a、
32bを再加工した磁気ヘッド30や溝56a、56b
が磁気ギャップgの両端部側に形成されている従来の磁
気ヘッド50に比べ、記録効率を高めることができる。
さらに、図に示すような溝16にガラス等の非磁性体を
充填することによって、高抗磁力磁気記録媒体の走行時
の信頼性を高めることができる。また、溝16、16’
を形成する際は磁気ギャップgの一端部側のみの加工と
なり、残存する母材が多くなるので、記録トラックの破
損はほとんど発生せず、歩留まりを高めることができ
る。
【0027】図1に示す磁気ヘッド10の製造方法につ
いて図3〜図6を参照して説明する。先ず、例えば長さ
34.5mm、幅2.5mm、厚みlmm程度のMn‐
Zn系フェライトの酸化物軟磁性材で成る磁気コア半体
11a、11bとなる2つの磁気コア半体ブロック11
を研削水を用いた砥石加工により作製する。続いて、各
磁気コア半体ブロック11の長手方向に磁気ギャップg
のギャップデプスを規制し、巻線を巻装するための巻線
溝14a、14bとなる溝14を研削水を用いた砥石加
工によりそれぞれ形成する(図3参照)。
いて図3〜図6を参照して説明する。先ず、例えば長さ
34.5mm、幅2.5mm、厚みlmm程度のMn‐
Zn系フェライトの酸化物軟磁性材で成る磁気コア半体
11a、11bとなる2つの磁気コア半体ブロック11
を研削水を用いた砥石加工により作製する。続いて、各
磁気コア半体ブロック11の長手方向に磁気ギャップg
のギャップデプスを規制し、巻線を巻装するための巻線
溝14a、14bとなる溝14を研削水を用いた砥石加
工によりそれぞれ形成する(図3参照)。
【0028】次に、各磁気コア半体ブロック11の短手
方向にトラック幅規制溝12a、12bとなる溝12を
研削水を用いた砥石加工により形成する。そして、各磁
気コア半体ブロック11の溝形成面を研磨加工により表
面粗度が20Å〜100Å程度になるように鏡面研磨し
た後、鉄系合金の金属磁性薄膜13a、13bをスパッ
タリング法により成膜し、続いてギャップ材を成膜する
(図4参照)。
方向にトラック幅規制溝12a、12bとなる溝12を
研削水を用いた砥石加工により形成する。そして、各磁
気コア半体ブロック11の溝形成面を研磨加工により表
面粗度が20Å〜100Å程度になるように鏡面研磨し
た後、鉄系合金の金属磁性薄膜13a、13bをスパッ
タリング法により成膜し、続いてギャップ材を成膜する
(図4参照)。
【0029】次に、各磁気コア半体ブロック11を互い
に突き合わせ、ガラス融着により接合一体化して磁気コ
アブロック1とする。これにより、磁気ギャップgが形
成される。そして、磁気コアブロック1の短手方向に磁
気ギャップgの一端に接する直線状の溝16となる切り
込み6を研削水を用いた砥石加工によりそれぞれ形成
し、磁気ギャップgを所定のトラック幅Twに規制する
(図5参照)。
に突き合わせ、ガラス融着により接合一体化して磁気コ
アブロック1とする。これにより、磁気ギャップgが形
成される。そして、磁気コアブロック1の短手方向に磁
気ギャップgの一端に接する直線状の溝16となる切り
込み6を研削水を用いた砥石加工によりそれぞれ形成
し、磁気ギャップgを所定のトラック幅Twに規制する
(図5参照)。
【0030】次に、磁気コアブロック1の磁気ギャップ
gの形成面を円筒研削加工により所定のデプス深さまで
曲率を持たせてラッピングして摺動面10Aとする。そ
して、磁気コアブロック1の長手方向に巻線ガイド溝1
5a、15bとなる溝15を研削水を用いた砥石加工に
よりそれぞれ形成し、切削加工により切断してMIG型
磁気ヘッド10とする(図6参照)。
gの形成面を円筒研削加工により所定のデプス深さまで
曲率を持たせてラッピングして摺動面10Aとする。そ
して、磁気コアブロック1の長手方向に巻線ガイド溝1
5a、15bとなる溝15を研削水を用いた砥石加工に
よりそれぞれ形成し、切削加工により切断してMIG型
磁気ヘッド10とする(図6参照)。
【0031】図2に示す磁気ヘッド10’を製造する場
合は、図3及び図4の工程は同様に行う。そして、各磁
気コア半体ブロック11を互いに突き合わせ、ガラス融
着により接合一体化して磁気コアブロック1とする。こ
れにより、磁気ギャップgが形成される。そして、磁気
コアブロック1の短手方向に磁気ギャップgの一端に接
する直線状の溝16’となる切り込み6’を研削水を用
いた砥石加工によりそれぞれ形成し、磁気ギャップgを
所定のトラック幅Twに規制する。そして、切り込み
6’にガラスを充填する(図7参照)。
合は、図3及び図4の工程は同様に行う。そして、各磁
気コア半体ブロック11を互いに突き合わせ、ガラス融
着により接合一体化して磁気コアブロック1とする。こ
れにより、磁気ギャップgが形成される。そして、磁気
コアブロック1の短手方向に磁気ギャップgの一端に接
する直線状の溝16’となる切り込み6’を研削水を用
いた砥石加工によりそれぞれ形成し、磁気ギャップgを
所定のトラック幅Twに規制する。そして、切り込み
6’にガラスを充填する(図7参照)。
【0032】次に、磁気コアブロック1の磁気ギャップ
gの形成面を円筒研削加工により所定のデプス深さまで
曲率を持たせてラッピングして摺動面10Aとする。そ
して、磁気コアブロック1の長手方向に巻線ガイド溝1
5a、15bとなる溝15を研削水を用いた砥石加工に
よりそれぞれ形成し、切削加工により切断してMIG型
磁気ヘッド10’とする(図8参照)。
gの形成面を円筒研削加工により所定のデプス深さまで
曲率を持たせてラッピングして摺動面10Aとする。そ
して、磁気コアブロック1の長手方向に巻線ガイド溝1
5a、15bとなる溝15を研削水を用いた砥石加工に
よりそれぞれ形成し、切削加工により切断してMIG型
磁気ヘッド10’とする(図8参照)。
【0033】図16は、図1に示す本実施形態の磁気ヘ
ッド10、図11に示す従来の磁気ヘッド20及び図1
4に示す従来の磁気ヘッド50の記録特性(20MH
z)を比較した一例を示す図であり、縦軸に相対出力
(dBm)、横軸に記録電流(mAp−p)が表されて
いる。これは、記録電流に対する記録効率の特性を示す
もので、記録電流の増加に対して、相対出力の立ち上が
りが早いほど良好な磁気ヘッドとなる。この中におい
て、図からも明らかなように、本実施形態の磁気ヘッド
10は、低記録電流において相対出力が高い従来の磁気
ヘッド20の記録特性と、略同等の記録効率を示してい
る。磁気ヘッド10は、従来の磁気ヘッド50の記録特
性に対して、明らかに記録効率に優れる特性を持つ磁気
ヘッドである。
ッド10、図11に示す従来の磁気ヘッド20及び図1
4に示す従来の磁気ヘッド50の記録特性(20MH
z)を比較した一例を示す図であり、縦軸に相対出力
(dBm)、横軸に記録電流(mAp−p)が表されて
いる。これは、記録電流に対する記録効率の特性を示す
もので、記録電流の増加に対して、相対出力の立ち上が
りが早いほど良好な磁気ヘッドとなる。この中におい
て、図からも明らかなように、本実施形態の磁気ヘッド
10は、低記録電流において相対出力が高い従来の磁気
ヘッド20の記録特性と、略同等の記録効率を示してい
る。磁気ヘッド10は、従来の磁気ヘッド50の記録特
性に対して、明らかに記録効率に優れる特性を持つ磁気
ヘッドである。
【0034】ところで、一般的に重ね書き記録において
は、隣接トラックのクロストークを抑制するために、ア
ジマス記録方式が取られる場合が多い。このアジマス記
録方式に対応可能な磁気ヘッドとするためには、図5に
示す工程においてアジマス角を考慮して磁気コアブロッ
ク1の短手方向に磁気ギャップgの一端に接する直線状
の溝16となる切り込み6を形成する。即ち、図17に
示すように、アジマス角度分傾斜させた切り込み66を
磁気コアブロック61の短手方向に磁気ギャップgの一
端に接するように形成し、この切り込み66に平行(一
点鎖線A〜H)に切断して図18に示すようなアジマス
角αの磁気ギャップgを有する摺動面60Aを備えた磁
気ヘッド60とする。
は、隣接トラックのクロストークを抑制するために、ア
ジマス記録方式が取られる場合が多い。このアジマス記
録方式に対応可能な磁気ヘッドとするためには、図5に
示す工程においてアジマス角を考慮して磁気コアブロッ
ク1の短手方向に磁気ギャップgの一端に接する直線状
の溝16となる切り込み6を形成する。即ち、図17に
示すように、アジマス角度分傾斜させた切り込み66を
磁気コアブロック61の短手方向に磁気ギャップgの一
端に接するように形成し、この切り込み66に平行(一
点鎖線A〜H)に切断して図18に示すようなアジマス
角αの磁気ギャップgを有する摺動面60Aを備えた磁
気ヘッド60とする。
【0035】ところが、図17に示すように、磁気コア
ブロック61に形成されるトラック幅規制溝62a、6
2bとなる溝62のギャップ面に対する角度は対称であ
ることから、図18に示すように、トラック幅規制溝6
2a、62bを構成する面の高抗磁力磁気記録媒体の摺
動方向に対する角θ1、θ2の間で、|θ1−θ2|=
2αの差が生じることになり、一方の角θ1が他方の角
θ2より小さくなる。このため、一方の磁気コア半体6
1bの体積が他方の磁気コア半体61aの体積より著し
く小さくなり、記録密度を上げるために大きなアジマス
角とした磁気ヘッド、特にアジマス角αが15度以上の
MIG型磁気ヘッドにおいて記録効率及び記録レベルの
低下を招く。
ブロック61に形成されるトラック幅規制溝62a、6
2bとなる溝62のギャップ面に対する角度は対称であ
ることから、図18に示すように、トラック幅規制溝6
2a、62bを構成する面の高抗磁力磁気記録媒体の摺
動方向に対する角θ1、θ2の間で、|θ1−θ2|=
2αの差が生じることになり、一方の角θ1が他方の角
θ2より小さくなる。このため、一方の磁気コア半体6
1bの体積が他方の磁気コア半体61aの体積より著し
く小さくなり、記録密度を上げるために大きなアジマス
角とした磁気ヘッド、特にアジマス角αが15度以上の
MIG型磁気ヘッドにおいて記録効率及び記録レベルの
低下を招く。
【0036】そこで、図19に示すように、磁気コアブ
ロック111に形成されるトラック幅規制溝112a、
112bとなる溝112のギャップ面に対する角度を調
整しておく。即ち、トラック幅規制溝112a、112
bを構成する面の高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向に対
する角θ1、θ2の間で大きな差が生じないような所望
の値の角θ1、θ2となるように、溝112のギャップ
面に対する角度を調整しておく。
ロック111に形成されるトラック幅規制溝112a、
112bとなる溝112のギャップ面に対する角度を調
整しておく。即ち、トラック幅規制溝112a、112
bを構成する面の高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向に対
する角θ1、θ2の間で大きな差が生じないような所望
の値の角θ1、θ2となるように、溝112のギャップ
面に対する角度を調整しておく。
【0037】このような磁気コアブロック111を用い
てアジマス角度分傾斜させた切り込み116を短手方向
に磁気ギャップgの一端に接するように形成し、この切
り込み116に平行(一点鎖線A〜F)に切断すること
により、図9に示すようなアジマス角αの磁気ギャップ
gを有し、高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向に対する角
θ1、θ2の間で大きな差が生じていないトラック幅規
制溝112a、112bを構成する面を有する摺動面1
10Aを備えた磁気ヘッド110とすることができる。
従って、この磁気ヘッド110は、基本的に図3〜図6
に示す工程により製造することができる。また、高抗磁
力磁気記録媒体からの磁性粉による目詰まりや、溝11
6のトラックエッジ部の欠けや面ダレを防止するため
に、図10に示すような、溝116’内に非磁性体を充
填した磁気ヘッド110’とすることもできる。
てアジマス角度分傾斜させた切り込み116を短手方向
に磁気ギャップgの一端に接するように形成し、この切
り込み116に平行(一点鎖線A〜F)に切断すること
により、図9に示すようなアジマス角αの磁気ギャップ
gを有し、高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向に対する角
θ1、θ2の間で大きな差が生じていないトラック幅規
制溝112a、112bを構成する面を有する摺動面1
10Aを備えた磁気ヘッド110とすることができる。
従って、この磁気ヘッド110は、基本的に図3〜図6
に示す工程により製造することができる。また、高抗磁
力磁気記録媒体からの磁性粉による目詰まりや、溝11
6のトラックエッジ部の欠けや面ダレを防止するため
に、図10に示すような、溝116’内に非磁性体を充
填した磁気ヘッド110’とすることもできる。
【0038】図20は、角θ1を変化させた磁気ヘッド
の記録特性(20MHz)を比較した一例を示す図であ
り、縦軸に相対出力(dBm)、横軸に記録電流(mA
p−p)が表されている。これは、記録電流に対する記
録効率の特性を示すもので、記録電流の増加に対して、
相対出力の立ち上がりが早いほど良好な磁気ヘッドとな
る。各磁気ヘッドは、アジマス角αが20度の記録用磁
気ヘッドであり、角θ2は50度と一定にし、角θ1を
10度、30度、50度と変化させて作成した。尚、R
efとして溝116が入っていない通常のMIGヘッド
も作成した。この中において、図からも明らかなよう
に、角θ1を30度、50度とした磁気ヘッド110
は、低記録電流において相対出力が高い通常のMIGヘ
ッドの記録特性と、略同等の記録効率を示している。こ
のように角θ1を30度以上とすることにより、記録効
率の実質的な劣化を防止することができる。
の記録特性(20MHz)を比較した一例を示す図であ
り、縦軸に相対出力(dBm)、横軸に記録電流(mA
p−p)が表されている。これは、記録電流に対する記
録効率の特性を示すもので、記録電流の増加に対して、
相対出力の立ち上がりが早いほど良好な磁気ヘッドとな
る。各磁気ヘッドは、アジマス角αが20度の記録用磁
気ヘッドであり、角θ2は50度と一定にし、角θ1を
10度、30度、50度と変化させて作成した。尚、R
efとして溝116が入っていない通常のMIGヘッド
も作成した。この中において、図からも明らかなよう
に、角θ1を30度、50度とした磁気ヘッド110
は、低記録電流において相対出力が高い通常のMIGヘ
ッドの記録特性と、略同等の記録効率を示している。こ
のように角θ1を30度以上とすることにより、記録効
率の実質的な劣化を防止することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録効
率や歩留まりを損なうことなく、サイドイレーズを完全
に防止することができ、信頼性の高い磁気ヘッドを供給
することができる。
率や歩留まりを損なうことなく、サイドイレーズを完全
に防止することができ、信頼性の高い磁気ヘッドを供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドの第1の実施形態を示す斜
視図及び拡大平面図。
視図及び拡大平面図。
【図2】本発明の磁気ヘッドの第2の実施形態を示す斜
視図及び拡大平面図。
視図及び拡大平面図。
【図3】図1の磁気ヘッドの製造方法を示す第1の図。
【図4】図1の磁気ヘッドの製造方法を示す第2の図。
【図5】図1の磁気ヘッドの製造方法を示す第3の図。
【図6】図1の磁気ヘッドの製造方法を示す第4の図。
【図7】図2の磁気ヘッドの製造方法を示す第1の図。
【図8】図2の磁気ヘッドの製造方法を示す第2の図。
【図9】本発明の磁気ヘッドの第3の実施形態を示す斜
視図及び拡大平面図。
視図及び拡大平面図。
【図10】本発明の磁気ヘッドの第4の実施形態を示す
斜視図及び拡大平面図。
斜視図及び拡大平面図。
【図11】従来の磁気ヘッドの第1の例を示す斜視図及
び拡大平面図。
び拡大平面図。
【図12】従来の磁気ヘッドの第2の例を示す斜視図及
び拡大平面図。
び拡大平面図。
【図13】従来の磁気ヘッドの第3の例を示す斜視図及
び拡大平面図。
び拡大平面図。
【図14】従来の磁気ヘッドの第4の例を示す斜視図及
び拡大平面図。
び拡大平面図。
【図15】一般的な重ね書き記録方式を説明するための
図。
図。
【図16】図1と図9と図12の磁気ヘッドの記録特性
を示す図。
を示す図。
【図17】アジマス角を有する磁気ヘッドを製造する場
合の問題点を説明するための第1の平面図。
合の問題点を説明するための第1の平面図。
【図18】アジマス角を有する磁気ヘッドを製造する場
合の問題点を説明するための第2の平面図。
合の問題点を説明するための第2の平面図。
【図19】図18に示す問題点を解決するアジマス角を
有する磁気ヘッドの製造方法を説明するための平面図。
有する磁気ヘッドの製造方法を説明するための平面図。
【図20】角θ1を変化させた磁気ヘッドの記録特性を
比較した一例を示す図。
比較した一例を示す図。
10、10’、100、100’・・・磁気ヘッド、1
1a、11b、111a、111b・・・磁気コア半
体、12a、12a、112a、112a・・・トラッ
ク幅規制溝、13a、13a、113a、113a・・
・金属磁性薄膜、14a、14b、114a、114b
・・・巻線溝、15a、15b、115a、115b・
・・巻線ガイド溝、16、16’、116、116’・
・・溝
1a、11b、111a、111b・・・磁気コア半
体、12a、12a、112a、112a・・・トラッ
ク幅規制溝、13a、13a、113a、113a・・
・金属磁性薄膜、14a、14b、114a、114b
・・・巻線溝、15a、15b、115a、115b・
・・巻線ガイド溝、16、16’、116、116’・
・・溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月5日(2000.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】一方、図12に示すように、各磁気コア半
体31a、31bの接合面を接合した後、側面側からト
ラック幅規制溝32a、32bを再加工して、記録トラ
ックのズレを無くし、かつトラックエッジを明確にした
磁気ヘッド30が提案されている(特開平8−1856
06号公報参照)。このような構成の磁気ヘッド30に
よれば、サイドイレーズを軽減することはできるが、磁
気ギャップg近傍の磁気コアが記録トラックと平行では
ないので、磁気コアエッジからの漏れ磁界によりサイド
イレーズを完全に防止することができない。また、磁気
ギャップg近傍の金属磁性薄膜33a、33bが全て除
去されるため、記録効率の劣化が著しい。さらに、特に
高密度記録に必要不可欠な10μm前後のトラック幅T
wの場合は記録トラックが破損する確率が高く、歩留ま
りが非常に悪い。
体31a、31bの接合面を接合した後、側面側からト
ラック幅規制溝32a、32bを再加工して、記録トラ
ックのズレを無くし、かつトラックエッジを明確にした
磁気ヘッド30が提案されている(特開平8−1856
06号公報参照)。このような構成の磁気ヘッド30に
よれば、サイドイレーズを軽減することはできるが、磁
気ギャップg近傍の磁気コアが記録トラックと平行では
ないので、磁気コアエッジからの漏れ磁界によりサイド
イレーズを完全に防止することができない。また、磁気
ギャップg近傍の金属磁性薄膜33a、33bが全て除
去されるため、記録効率の劣化が著しい。さらに、特に
高密度記録に必要不可欠な10μm前後のトラック幅T
wの場合は記録トラックが破損する確率が高く、歩留ま
りが非常に悪い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さらに、図14に示すように、各磁気コア
半体51a、51bの接合面を接合した後、上面側から
磁気ギャップgの両端に接する2本の溝56a、56b
を形成して、記録トラックのズレを無くし、かつトラッ
クエッジを明確にした磁気ヘッド50が提案されている
(特開平1−235012号公報参照)。このような構
成の磁気ヘッド50によれば、サイドイレーズを完全に
防止することはできるが、磁気ギャップg近傍の金属磁
性薄膜53a、53bが除去されるため、記録効率の劣
化が著しい。さらに、特に高密度記録に必要不可欠な1
0μm前後のトラック幅Twの場合は記録トラックが破
損する確率が高く、歩留まりが非常に悪い。また、特開
平2−240806号公報に記載のように、溝内にガラ
スを充填していない磁気ヘッドにおいては、磁気テープ
の走行中にトラックエッジの欠け、ダレ等の形状変化に
よって、明確な磁気記録パターンの維持が困難になった
り、磁気テープ粉による目詰まり等が発生する。
半体51a、51bの接合面を接合した後、上面側から
磁気ギャップgの両端に接する2本の溝56a、56b
を形成して、記録トラックのズレを無くし、かつトラッ
クエッジを明確にした磁気ヘッド50が提案されている
(特開平1−235012号公報参照)。このような構
成の磁気ヘッド50によれば、サイドイレーズを完全に
防止することはできるが、磁気ギャップg近傍の金属磁
性薄膜53a、53bが除去されるため、記録効率の劣
化が著しい。さらに、特に高密度記録に必要不可欠な1
0μm前後のトラック幅Twの場合は記録トラックが破
損する確率が高く、歩留まりが非常に悪い。また、特開
平2−240806号公報に記載のように、溝内にガラ
スを充填していない磁気ヘッドにおいては、磁気テープ
の走行中にトラックエッジの欠け、ダレ等の形状変化に
よって、明確な磁気記録パターンの維持が困難になった
り、磁気テープ粉による目詰まり等が発生する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】さらに、金属磁性薄膜13a、13bは、
ヘッド効率を向上させる目的で、絶縁体膜を介して成膜
されても良い。この縁体膜としては、例えばSiO2 、
Al 2 O3 、SiN4 等の酸化物や窒化物等の電気的絶
縁材が挙げられる。金属磁性薄膜13a、13bの成膜
方法としては、膜厚制御性に優れる装置によるスパッタ
リング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法、イオ
ンビーム法等に代表される真空薄膜形成技術が採用され
る。尚、金属磁性薄膜13a、13bは、巻線溝14
a、14b内の少なくとも一部の面に成膜されていても
良い。
ヘッド効率を向上させる目的で、絶縁体膜を介して成膜
されても良い。この縁体膜としては、例えばSiO2 、
Al 2 O3 、SiN4 等の酸化物や窒化物等の電気的絶
縁材が挙げられる。金属磁性薄膜13a、13bの成膜
方法としては、膜厚制御性に優れる装置によるスパッタ
リング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法、イオ
ンビーム法等に代表される真空薄膜形成技術が採用され
る。尚、金属磁性薄膜13a、13bは、巻線溝14
a、14b内の少なくとも一部の面に成膜されていても
良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図2(A)は、本発明の磁気ヘッドの別の
実施形態であるMIG型磁気ヘッドの一例を示す斜視
図、同図(B)は、その摺動面の拡大平面図であり、図
1と同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。こ
の磁気ヘッド10’は、基本的には図1の磁気ヘッド1
0と同一構成であるが、摺動面10A上に設けられてい
る高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と平行であって、磁
気ギャップgの一端に接する直線状の1本の溝16’内
に、非磁性体、例えばガラスが充填されている点で異な
る構成となっている。このように溝16’内に非磁性体
を充填することにより、高抗磁力磁気記録媒体からの磁
性粉による目詰まりや、溝16’のトラックエッジ部の
欠けや面ダレを防止でき、高抗磁力磁気記録媒体の走行
における磁気ヘッド10’の信頼性を高めることができ
る。
実施形態であるMIG型磁気ヘッドの一例を示す斜視
図、同図(B)は、その摺動面の拡大平面図であり、図
1と同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。こ
の磁気ヘッド10’は、基本的には図1の磁気ヘッド1
0と同一構成であるが、摺動面10A上に設けられてい
る高抗磁力磁気記録媒体の摺動方向と平行であって、磁
気ギャップgの一端に接する直線状の1本の溝16’内
に、非磁性体、例えばガラスが充填されている点で異な
る構成となっている。このように溝16’内に非磁性体
を充填することにより、高抗磁力磁気記録媒体からの磁
性粉による目詰まりや、溝16’のトラックエッジ部の
欠けや面ダレを防止でき、高抗磁力磁気記録媒体の走行
における磁気ヘッド10’の信頼性を高めることができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に、各磁気コア半体ブロック11の短手
方向にトラック幅規制溝12a、12bとなる溝12を
研削水を用いた砥石加工により形成する。そして、各磁
気コア半体ブロック11の溝を形成したギャップ突き合
わせ面となる面を研磨加工により表面粗度が20Å〜1
00Å程度になるように鏡面研磨した後、鉄系合金の金
属磁性薄膜13a、13bをスパッタリング法により成
膜し、続いてギャップ材を成膜する(図4参照)。
方向にトラック幅規制溝12a、12bとなる溝12を
研削水を用いた砥石加工により形成する。そして、各磁
気コア半体ブロック11の溝を形成したギャップ突き合
わせ面となる面を研磨加工により表面粗度が20Å〜1
00Å程度になるように鏡面研磨した後、鉄系合金の金
属磁性薄膜13a、13bをスパッタリング法により成
膜し、続いてギャップ材を成膜する(図4参照)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】図1と図11と図14の磁気ヘッドの記録特
性を示す図。
性を示す図。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 10、10’、110、110’・・・磁気ヘッド、1
1a、11b、111a、111b・・・磁気コア半
体、12a、12b、112a、112b・・・トラッ
ク幅規制溝、13a、13b、113a、113b・・
・金属磁性薄膜、14a、14b、114a、114b
・・・巻線溝、15a、15b、115a、115b・
・・巻線ガイド溝、16、16’、116、116’・
・・溝
1a、11b、111a、111b・・・磁気コア半
体、12a、12b、112a、112b・・・トラッ
ク幅規制溝、13a、13b、113a、113b・・
・金属磁性薄膜、14a、14b、114a、114b
・・・巻線溝、15a、15b、115a、115b・
・・巻線ガイド溝、16、16’、116、116’・
・・溝
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 薫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 印牧 洋一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気ギャップが形成されている摺動面を
有する磁気コアで成り、前記摺動面上を摺動する磁気記
録媒体に対してアジマス記録方式で情報信号を記録再生
する磁気ヘッドであって、 前記磁気記録媒体の摺動方向と平行になるように、かつ
前記磁気ギャップの一端に接するように前記摺動面に設
けられている溝が形成されていると共に、 前記アジマス記録方式のアジマス角度が15度以上であ
り、 前記磁気ギャップの一方のトラック幅規制溝を構成する
面の前記摺動方向に対する角度と、他方のトラック幅規
制溝を構成する面の前記摺動方向に対する角度との差が
20度以内に構成されていることを特徴とする磁気ヘッ
ド。 - 【請求項2】 前記磁気ギャップの一方のトラック幅規
制溝を構成する面の前記摺動方向に対する角度が50度
であって、他方のトラック幅規制溝を構成する面の前記
摺動方向に対する角度が30度乃至50度であることを
特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記溝が、非磁性体で充填されているこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気ヘッ
ド。 - 【請求項4】 前記情報信号の記録方式が重ね書き記録
方式であり、前記溝が重ね書きされる側に配置されると
共に、前記溝は、前記摺動面における前記摺動方向と平
行、且つ直線状に形成されていることを特徴とする請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記磁気ギャップがギャップ材を介した
2つの磁気コア半体が互いに付き合わされて、貴金属同
士の熱拡散結合により一体化されることによって形成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
れかに記載の磁気ヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12085698 | 1998-04-30 | ||
| JP10-120856 | 1998-04-30 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10228074A Division JP2000020910A (ja) | 1998-04-30 | 1998-08-12 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001028105A true JP2001028105A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=14796652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000196294A Pending JP2001028105A (ja) | 1998-04-30 | 2000-06-26 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001028105A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003010759A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Sony Corporation | Magnetic head |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000196294A patent/JP2001028105A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003010759A1 (en) * | 2001-07-23 | 2003-02-06 | Sony Corporation | Magnetic head |
| US6894868B2 (en) | 2001-07-23 | 2005-05-17 | Sony Corporation | Magnetic head |
| US6950278B2 (en) * | 2001-07-23 | 2005-09-27 | Sony Corporation | Magnetic head |
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