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JP2001016264A - 無線通信システム、無線通信装置及び同報送信方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置及び同報送信方法

Info

Publication number
JP2001016264A
JP2001016264A JP18585199A JP18585199A JP2001016264A JP 2001016264 A JP2001016264 A JP 2001016264A JP 18585199 A JP18585199 A JP 18585199A JP 18585199 A JP18585199 A JP 18585199A JP 2001016264 A JP2001016264 A JP 2001016264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication device
broadcast
packet
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18585199A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tanaka
あき男 田中
Kazunori Aoyanagi
和則 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18585199A priority Critical patent/JP2001016264A/ja
Priority to EP00112900A priority patent/EP1065839A3/en
Publication of JP2001016264A publication Critical patent/JP2001016264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/30Resource management for broadcast services

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】予め周囲の端末機の情報を定期的に交換するこ
となく、目標とする無線通信装置までの通信経路が確立
している場合にのみ同報送信を行うことでき、また、同
報送信する端末の数を制限することのない無線通信シス
テムを提供する。 【解決手段】同報送信を開始する際に、送信元の無線通
信装置11aから補助メッセージパケットを送信する。
目標先の無線通信装置11dから応答メッセージパケッ
トが送信されて来た場合に、無線通信装置11aは目標
先の無線通信装置11dまでの通信経路が確立したもの
と見なして、同報送信するデータを含んだ同報送信デー
タパケットを送信する。各無線通信装置11b,11c
は、送信元の無線通信装置11aから送信された同報送
信データパケットを上記応答メッセージパケット受信時
に取得した同報送信データの種別情報に基づいて同報送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線端末で
構成された無線ネットワークにおいて、特に同報送信を
行う無線通信システムと、この無線通信システムに用い
られる無線通信装置及び同報送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の通信端末機で形成された通信ネッ
トワークにおいて、各端末機を経由して同一のデータを
目標とする端末機に1度に送信することを同報送信また
は同報通信と呼ぶ。このような同報送信に関する発明と
しては、従来、特開平10−173653号の公報に開
示されているものが知られている。
【0003】この公報に開示されている通信方式では、
同報通信に参加する各端末機が、自身の周囲に存在する
他の端末機の存在を検知して、これを端末情報として記
憶しておき、その端末情報に基づいて同報通信すること
を特徴としている。
【0004】すなわち、まず、自身の存在を他の端末機
に知らせるために、各端末機は存在通知パケットを定期
的(例えば2秒間隔)に送信する。存在通知パケットに
は、これを送信する端末機のアドレスと、その端末機が
存在を検知し記憶している他の全ての端末機のアドレス
が記される。このような存在通知パケットをネットワー
ク内の全端末機が繰り返し送信することにより、各端末
機は相互に自身と直接通信可能な他の端末機や、直接通
信ができない端末機との通信を中継しうる端末機を知る
ことができる。この存在通知パケットによって得られる
端末情報を各端末機が記憶しておくことで、その端末情
報に基づいて同報データを予め指定された順番に従って
送っていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、予め周囲の端末機の情報を各端末機が記憶した上
で、送信元の端末機が送信したデータを次の端末機へと
順次送ることで同報通信を実現していた。しかしなが
ら、このような方式では、各端末機は自身の存在を他の
端末機に知らせるため、また他の端末機の存在を把握す
るため、存在通知パケットを定期的に送受信しなければ
ならない。このため、バッテリ駆動型の端末機におい
て、電力の消費が大きくなり、機器の通信可能時間が短
くなるといった問題があった。
【0006】また、従来の方式では、予め記憶された各
端末機の情報に従って同報送信を行うため、端末情報と
して各端末機に登録されていない端末機には同報送信で
きず、同報送信可能な端末の数が制限されるといった問
題があった。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、予め周囲の端末機の情報を定期的に交換すること
なく、目標とする無線通信装置までの通信経路が確立し
ている場合にのみ同報送信を行うことでき、また、同報
送信する端末の数を制限することのない無線通信システ
ム、無線通信装置及び同報送信方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、同報送信を開始する際に、まず、送信
の最終的な目標となる無線通信装置の識別子を付加した
第1のデータを送信し、目標となる無線通信装置からの
応答データが返ってきた時に通信経路が確立したと見な
して、送信データを含んだ第2のデータを同報送信す
る。この第2のデータを受信した各無線通信装置は、そ
こに含まれる送信データに固有の識別子が応答データ受
信時に記憶した送信データの識別子と一致していたら、
その第2のデータを再送信するといった動作を繰り返
す。
【0009】このように、第1のデータの送信により、
その応答が返った来たときに目標先の無線通信装置まで
の通信経路が確立したと見なして実際のデータを含んだ
第2のデータを送信することで、予め周辺の端末機の情
報を定期的に交換することなく、通信経路が確立してい
る場合にのみ同報送信を行うことができ、また、同報送
信する端末の数を制限することもない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係る複数の無
線通信装置からなる無線ネットワークの構成例を示す図
である。
【0012】今、8つの無線通信装置11a〜11hが
存在するものとする。これらの無線通信装置11a〜1
1hは、それぞれ通信可能エリアが限られており、近く
に存在する無線通信装置との間でしか直接に通信を行う
ことはできないものとする。なお、無線通信装置として
は、例えば無線通信機能を備えた携帯型のパーソナルコ
ンピュータ等がある。
【0013】無線通信装置11aおよび無線通信装置1
1b〜11hは、所定のエリア内で互いに無線により通
信可能であり、これらの無線通信装置は他の無線通信装
置に対して同一データを一度に送信するための同報送信
機能を備えている。無線通信の性質上、電波の到達距離
による制限や遮蔽物の影響などにより、ある無線通信装
置から見て無線通信可能な無線通信装置と、不可能な無
線通信装置が存在する。図1において、図中の矢印は無
線通信装置間で相互に直接に無線通信可能なことを示
し、矢印の記されていない無線通信装置間では直接無線
通信できないことを示している。例えば、無線通信装置
11aは無線通信装置11bとの間でのみ直接無線通信
可能であり、無線通信装置11bから無線通信装置11
a,11c,11hへは相互に直接無線通信可能だが、
無線通信装置11dとは直接無線通信できない。
【0014】無線ネットワーク内への参入および無線ネ
ットワーク外への離脱は任意に行うことができる。した
がって、無線ネットワークを構成する端末台数は随時変
化する。また、無線通信装置はそれぞれ任意に移動でき
るので、相互に直接無線通信できる無線通信装置も随時
変化する。
【0015】ここで、同報送信について説明する。
【0016】今、無線通信装置11aが無線ネットワー
ク内に存在する他の無線通信装置11b〜11hに対し
て同報送信を行う場合を想定する。図1の例では、無線
通信装置11aは無線通信装置11bとの間でしか直接
無線通信できない。このため、無線通信装置11aから
同報送信されたデータは無線通信装置11bでしか受信
できず、無線通信装置11c〜11hでは受信できな
い。
【0017】そこで、無線通信装置11aから発せられ
た同報送信データを受信した無線通信装置11bは同報
送信データを再送信し、その再送信された同報送信デー
タを無線通信装置11bと直接無線通信可能である無線
通信装置11cや無線通信装置11hが受信し、これら
の無線通信装置11c,11hが受信した同報送信デー
タをさらに再送信するといった動作を繰り返すことによ
り、無線ネットワーク内の目標とする無線通信装置ある
いは全無線通信装置に対して同報送信を行うことができ
る。
【0018】このような同報送信において、本発明の方
式では、同報送信を開始する際に、まず、自身を示す送
信元ID(識別子)、目標先の無線通信装置を示す目標
ID、同報送信するデータを示す同報送信データIDか
らなる補助メッセージパケットを送信し、目標となる無
線通信装置からの応答メッセージパケットが返ってきた
時に実際のデータを含んだ同報送信データパケットを送
信する。この同報送信データパケットを受信した各無線
通信装置は、そこに含まれる同報送信データIDが上記
応答メッセージパケットの受信時に記憶していた同報送
信データIDと一致していたら同報送信データパケット
を再送信するといった動作を繰り返すことで、目標先の
無線通信装置にデータを同報送信する。
【0019】具体的に説明すると、図2に示すような手
順で同報送信を行う。
【0020】図2は目標となる無線通信装置を1台指定
した場合の同報送信の手順を示すシーケンス図である。
図2の例では、無線通信装置11aが同報送信データの
送信元となり、無線通信装置11aから無線通信装置1
1b、無線通信装置11bから無線通信装置11c、無
線通信装置11cから無線通信装置11dといった順で
同報送信データを送信していく手順を示している。最終
的な送信目標として1台の無線通信装置11dを設定し
ている。
【0021】ここで、無線通信装置11aに割り当てら
れたID(識別子)を「001」、無線通信装置11b
に割り当てられたIDを「002」、無線通信装置11
cに割り当てられたIDを「003」、無線通信装置1
1dに割り当てられたIDを「004」であるとする。
また、同報送信するデータに割り当てられたIDを「1
11」であるとする。この同報送信データIDは、同報
送信するデータ毎に固有に割り当てられたIDであっ
て、同じIDを持ったデータは他にはない。
【0022】(補助メッセージパケットの送信)送信元
の無線通信装置11aは、同報送信を開始するときに、
まず、補助メッセージパケットを送信する(手順2
1)。図5に補助メッセージパケットの構造を示す。
【0023】図5に示すように、補助メッセージパケッ
トは、このパケットの種類が補助メッセージパケットで
あることを示すパケットタイプ、補助メッセージパケッ
トの送信元である通信装置のIDを示す送信元ID、最
終的な送信先である目標通信装置のIDを示す目標I
D、同報送信データに割り当てられた同報送信データI
Dとからなる。補助メッセージパケットを送信するのは
無線通信装置11aであるので、この補助メッセージパ
ケットの送信元IDは「001」、目標IDは最終的な
送信先である無線通信装置11dを示す「004」、ま
た、同報送信データIDは「111」となる。
【0024】次に、無線通信装置11bは、手順21に
おいて無線通信装置11aから送信された補助メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11bは、受信し
た補助メッセージパケットに含まれる送信元ID、同報
送信データIDを記憶しておく。ここで、以前に同じ同
報送信データIDを持つ補助メッセージパケットを受信
していた場合には、この補助メッセージパケットについ
ては処理済みと判断できるので、無線通信装置11bは
何もしない。
【0025】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11bはその受信した補助メッセージパケットの目
標IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。目標
IDと自身のIDは一致しない場合には、無線通信装置
11bは自身宛てのものでないと判断し、その補助メッ
セージパケットを他の無線通信装置に送信する(手順2
2)。この場合、補助メッセージパケットの送信元が無
線通信装置11bとなるので、送信元IDを無線通信装
置11bのIDである「002」に置き換える。目標I
Dと同報送信データIDについては変わらず、それぞれ
「004」と「111」である。
【0026】次に、無線通信装置11cは、手順22に
おいて無線通信装置11bから送信された補助メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11cは、受信し
た補助メッセージパケットに含まれる送信元ID、同報
送信データIDを記憶しておく。ここで、以前に同じ同
報送信データIDの補助メッセージパケットを受信して
いた場合には、この同報送信データIDを持つ補助メッ
セージパケットについては処理済みと判断できるので、
無線通信装置11cは何もしない。
【0027】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11cはその受信した補助メッセージパケットの目
標IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。目標
IDと自身のIDは一致しない場合には、無線通信装置
11cは自身宛てのものでないと判断し、その補助メッ
セージパケットを他の無線通信装置に送信する(手順2
3)。この場合、補助メッセージパケットの送信元が無
線通信装置11cとなるので、送信元IDを無線通信装
置11cのIDである「003」に置き換える。目標I
Dと同報送信データIDについては変わらず、それぞれ
「004」と「111」である。
【0028】次に、無線通信装置11dは、手順23に
おいて無線通信装置11cから送信された補助メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11dは、受信し
た補助メッセージパケットに含まれる送信元ID、同報
送信データIDを記憶しておく。ここで、以前に同じ同
報送信データIDの補助メッセージパケットを受信して
いた場合には、この同報送信データIDを持つ補助メッ
セージパケットについては処理済みと判断できるので、
無線通信装置11dは何もしない。
【0029】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合には、目標先
は無線通信装置11dはその受信した補助メッセージパ
ケットの目標IDが自身のIDと一致するか否かを判定
する。この場合、目標先は無線通信装置11dとしてい
るので、目標IDと自身のIDが一致する。したがっ
て、無線通信装置11dは自身宛ての補助メッセージパ
ケットであると判断し、当該補助メッセージパケットに
対する応答を返す。
【0030】(応答メッセージパケットの送信)すなわ
ち、無線通信装置11dは、手順23において無線通信
装置11cからの補助メッセージパケットを受信した際
に、その補助メッセージパケットに含まれている目標I
Dと自身のIDが一致することを確認すると、当該補助
メッセージパケットに対する応答メッセージパケットを
送信する(手順24)。図6に応答メッセージパケット
の構造を示す。
【0031】図6に示すように、応答メッセージパケッ
トは、このパケットの種類が応答メッセージパケットで
あることを示すパケットタイプ、応答メッセージパケッ
トの応答先の通信装置を示す応答先IDと、最終的な送
信先である目標通信装置のIDを示す目標ID、同報送
信データに割り当てられた同報送信データIDとからな
る。この場合、応答メッセージパケットの応答先は、受
信した補助メッセージパケットに含まれる送信元IDに
相当するので、応答先IDを無線通信装置11cのID
である「003」とする。また、目標IDは自身のID
である「004」、同報送信データIDは「111」と
なる。
【0032】次に、無線通信装置11cは、手順24に
おいて無線通信装置11dから送信された応答メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11cは、受信し
た応答メッセージパケットに含まれる目標IDと同報送
信データIDとを組み合わせて記憶しておく。ここで、
以前に同じ組み合わせの目標IDと同報送信データID
を持つ応答メッセージパケットを受信していた場合に
は、この応答メッセージパケットについては処理済みと
判断できるので、無線通信装置11cは何もしない。
【0033】一方、その目標IDと同報送信データID
とを持つ応答メッセージパケットを初めて受信した場合
は、無線通信装置11cはその受信した応答メッセージ
パケットの応答先IDが自身のIDと一致するか否かを
判定する。応答先IDと自身のIDが一致する場合に
は、無線通信装置11cは再送すべき応答メッセージパ
ケットを受信したものと判断し、当該応答メッセージパ
ケットを再送信する(手順25)。この場合、応答メッ
セージパケットの応答先IDを手順22にて補助メッセ
ージパケット受信時に記憶していた無線通信装置11b
のID「002」に置き換える。目標IDと同報送信デ
ータIDは変わらず、それぞれ「004」と「111」
である。
【0034】次に、無線通信装置11bは、手順25に
おいて無線通信装置11cから送信された応答メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11bは、受信し
た応答メッセージパケットに含まれる目標IDと同報送
信データIDとを組み合わせて記憶しておく。ここで、
以前に同じ組み合わせの目標IDと同報送信データID
を持つ応答メッセージパケットを受信していた場合に
は、この応答メッセージパケットについては処理済みと
判断できるので、無線通信装置11cは何もしない。
【0035】一方、その目標IDと同報送信データID
とを持つ応答メッセージパケットを初めて受信した場合
は、無線通信装置11bはその受信した応答メッセージ
パケットの応答先IDが自身のIDと一致するか否かを
判定する。応答先IDと自身のIDが一致する場合に
は、無線通信装置11bは再送すべき応答メッセージパ
ケットを受信したものと判断し、当該応答メッセージパ
ケットを再送信する(手順26)。この場合、応答メッ
セージパケットの応答先IDを手順21にて補助メッセ
ージパケット受信時に記憶していた無線通信装置11a
のID「001」に置き換える。目標IDと同報送信デ
ータIDは変わらず、それぞれ「004」と「111」
である。
【0036】次に、同報送信データの送信元となる無線
通信装置11aは、手順26において無線通信装置11
bから送信された応答メッセージパケットを受信する。
無線通信装置11aは、受信した応答メッセージパケッ
トに含まれる同報送信データIDを記憶しておく。ここ
で、以前に同じ同報送信データIDの応答メッセージパ
ケットを受信していた場合には、この同報送信データI
Dを持つ応答メッセージパケットについては処理済みと
判断できるので、無線通信装置11cは何もしない。
【0037】一方、その同報送信データIDを持つ応答
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11aはその受信した応答メッセージパケットの応
答先IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。こ
の場合、応答メッセージパケットに含まれる応答先ID
と自身のIDが一致し、さらに、目標IDが無線通信装
置11dを示す「004」であることから、無線通信装
置11aは目標とする送信先までの無線通信経路(つま
り、無線通信装置11a→11b→11c→11d)が
確立したと判断する。これにより、無線通信装置11a
は実際のデータを含んだ同報送信データパケットの送信
を行う。
【0038】(同報送信データパケットの送信)すなわ
ち、無線通信装置11aは、手順26において無線通信
装置11bからの応答メッセージパケットを受信した際
に、その応答メッセージパケットに含まれる応答先ID
と自身のIDが一致し、かつ、目標IDが無線通信装置
11dを示す「004」であることを確認すると、目標
先までの無線通信経路が確立したと判断し、同報送信デ
ータパケットを送信する(手順27)。図7に同報送信
データパケットの構造を示す。
【0039】図7に示すように、同報送信データパケッ
トは、このパケットの種類が同報送信データパケットで
あることを示すパケットタイプ、同報送信データに割り
当てられた同報送信データID、そして、実際のデータ
内容である同報送信データからなる。
【0040】なお、同報送信データの送信元となる無線
通信装置11aに対して応答メッセージパケットが返っ
てこなかった場合には、目標先の無線通信装置11dま
での無線通信の経路が確立しなかったと判断して同報送
信を中止する。これにより、無駄なデータ送信を防ぐこ
とができる。
【0041】次に、無線通信装置11bは、手順27に
おいて無線通信装置11aから送信された同報送信デー
タパケットを受信する。無線通信装置11bは、受信し
た同報送信データパケットに含まれる同報送信データI
Dが手順25での応答メッセージパケット受信時に記憶
した同報送信データIDと一致するかどうか、また、初
めてその同報送信データを持つ同報送信データパケット
を受信したか否かを判定する。既に同じ同報送信データ
IDを持つ同報送信データパケットを受信していた場合
は、その同報送信データパケットに対しては処理を終え
ているので、無線通信装置11bは何もしない。
【0042】一方、同報送信データIDが一致し、ま
た、初めてその同報送信データを持つ同報送信データパ
ケットを受信した場合には、無線通信装置11bは再送
すべき同報送信データパケットを受信したものと判断
し、その同報送信データパケットを再送信する(手順2
8)。この場合、送信する同報送信データパケットは、
手順27で受信した同報送信データパケットと同じ内容
である。
【0043】次に、無線通信装置11cは、手順28に
おいて無線通信装置11bから送信された同報送信デー
タパケットを受信する。無線通信装置11cは、受信し
た同報送信データパケットに含まれる同報送信データI
Dが手順24での応答メッセージパケット受信時に記憶
した同報送信データIDと一致するかどうか、また、初
めてその同報送信データを持つ同報送信データパケット
を受信したか否かを判定する。既に同じ同報送信データ
IDを持つ同報送信データパケットを受信していた場合
は、その同報送信データパケットに対しては処理を終え
ているので、無線通信装置11cは何もしない。
【0044】一方、同報送信データIDが一致し、ま
た、初めてその同報送信データを持つ同報送信データパ
ケットを受信した場合には、無線通信装置11cは再送
すべき同報送信データパケットを受信したものと判断
し、その同報送信データパケットを再送信する(手順2
9)。この場合も送信する同報送信データパケットは、
手順28で受信した同報送信データパケットと同じ内容
である。
【0045】次に、無線通信装置11dは、手順29に
おいて無線通信装置11cから送信された同報送信デー
タパケットを受信する。無線通信装置11dはその受信
した同報送信データパケットに含まれる同報送信データ
IDが手順24での応答メッセージパケット受信時に記
憶した同報送信データIDと一致するか否かを判定す
る。この場合、同報送信データIDは「111」で一致
し、また、手順23にて受信した補助メッセージパケッ
トから自身が同報送信データパケットの目標通信装置で
あることを認識している。したがって、無線通信装置1
1dは自身宛ての同報送信データパケットを受信したも
のと判断し、そのデータを受け取って、ここでの通信処
理を終了する。
【0046】以上は、目標となる無線通信装置を1台指
定した場合の同報送信の手順について述べたが、目標と
なる無線通信装置を複数台指定することも可能である。
以下に、2台の無線通信装置を目標通信装置として設定
した場合の同報送信の手順について説明する。
【0047】図3は2台の無線通信装置を目標通信装置
として設定した場合の同報送信の手順を示すシーケンス
図である。図3の例では、最終的な送信目標として2台
の無線通信装置11d,11fを設定している。無線通
信装置11aが同報送信データの送信元となり、無線通
信装置11aから無線通信装置11b、無線通信装置1
1bから無線通信装置11c、無線通信装置11cから
無線通信装置11dおよび無線通信装置11e、無線通
信装置11eから無線通信装置11fに同報送信データ
を送信していく手順を示している。
【0048】ここで、無線通信装置11aに割り当てら
れたIDを「001」、無線通信装置11bに割り当て
られたIDを「002」、無線通信装置11cに割り当
てられたIDを「003」、無線通信装置11dに割り
当てられたIDを「004」、無線通信装置11eに割
り当てられたIDを「005」、無線通信装置11fに
割り当てられたIDを「006」とし、同報送信データ
を示すIDを「111」とする。
【0049】(a)第1の目標先(無線通信装置11
d)に対する処理 まず、同報送信をしようとする無線通信装置11aは、
補助メッセージパケットを送信する(手順31)。この
場合、補助メッセージパケットを送信するのは無線通信
装置11aであるので、図5に示す補助メッセージパケ
ットの送信元IDは「001」、目標IDは無線通信装
置11dのIDである「004」と無線通信装置11f
のIDである「006」である。また、同報送信データ
IDは「111」である。
【0050】なお、図3の手順31,32,33での各
無線通信装置における補助メッセージの送受信の処理に
ついては、図2の手順21,22,23で説明した処理
と同様である。
【0051】手順33にて、無線通信装置11cから補
助メッセージパケットが送信されると、無線通信装置1
1dはこの補助メッセージパケットを受信することによ
り、補助メッセージパケットに含まれる送信元ID、同
報送信データIDを記憶しておく。ここで、以前に同じ
同報送信データIDの補助メッセージパケットを受信し
ていた場合には、この同報送信データIDを持つ補助メ
ッセージパケットについて処理済みと判断できるので、
無線通信装置11dは何もしない。
【0052】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11dはその受信した補助メッセージパケットの目
標IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。この
場合、目標IDとして無線通信装置11dのID「00
4」と無線通信装置11fのID「006」が指定され
ており、目標IDに自身のIDが含まれているので、無
線通信装置11dは自身宛ての補助メッセージパケット
であると判断し、当該補助メッセージパケットに対する
応答を返す。
【0053】すなわち、無線通信装置11dは、手順3
3において無線通信装置11cから送信された補助メッ
セージパケットを受信した際に、その補助メッセージパ
ケットに含まれている目標IDと自身のIDが一致する
ことを確認することにより、当該補助メッセージパケッ
トに対する応答メッセージパケットを送信する(手順3
4)。この場合、応答メッセージパケットの送信先は手
順33にて受信した補助メッセージパケットに含まれる
送信元IDであるので、図6に示す応答メッセージパケ
ットの応答先IDを無線通信装置11cのIDである
「003」、目標IDを自身のIDである「004」と
する。同報送信データIDは「111」である。
【0054】なお、図3の手順34,35,36での各
無線通信装置における応答メッセージの送受信の処理に
ついては、図2の手順24,25,26で説明した処理
と同様である。
【0055】次に、手順36において無線通信装置11
bから応答メッセージパケットが送信されると、同報送
信データの送信元である無線通信装置11aはその応答
メッセージパケットを受信することにより、応答メッセ
ージパケットに含まれる同報送信データIDを記憶して
おく。ここで、以前に同じ同報送信データIDの応答メ
ッセージパケットを受信していた場合には、この同報送
信データIDを持つ応答メッセージパケットについては
処理済みと判断できるので、無線通信装置11aは何も
しない。
【0056】一方、その同報送信データIDを持つ応答
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11aはその受信した応答メッセージパケットの応
答先IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。こ
の場合、応答メッセージパケットに含まれる応答先ID
と自身のIDが一致し、また、目標先IDが無線通信装
置11dを示す「004」であることから、無線通信装
置11aは目標とする送信先までの無線通信経路(つま
り、無線通信装置11a→11b→11c→11d)が
確立したと判断する。これにより、無線通信装置11a
は実際のデータを含んだ同報送信データパケットの送信
を行う。
【0057】すなわち、無線通信装置11aは、無線通
信装置11bからの応答メッセージパケットを受信した
際に、その応答メッセージパケットに含まれる応答先I
Dと自身のIDが一致し、かつ、目標IDが無線通信装
置11dを示す「004」であることを確認すると、無
線通信経路が確立したと判断し、同報送信データパケッ
トを送信する(手順37)。この場合、図7に示す同報
送信データパケットの同報送信データIDは「111」
である。
【0058】なお、図3の手順37,38,39の各無
線通信装置における同報送信データパケットの送受信の
処理については、図2の手順27,28,29と同様で
ある。
【0059】無線通信装置11dは、手順39において
無線通信装置11cから送信された同報送信データパケ
ットを受信すると、その同報送信データパケットに含ま
れる同報送信データIDが手順34にて応答メッセージ
パケット受信時に記憶した同報送信データIDと一致す
るか否かを判定する。この場合、同報送信データIDは
「111」で一致し、また、手順33にて受信した補助
メッセージパケットから自身が同報送信データパケット
の目標通信装置であることを認識している。したがっ
て、無線通信装置11dは自身宛ての同報送信データパ
ケットを受信したものと判断し、そのデータを受け取っ
て、ここでの通信処理を終了する。
【0060】(b)第2の目標先(無線通信装置11
f)に対する処理 手順33において、無線通信装置11cが送信した補助
メッセージパケットは無線通信装置11dの他に、直接
無線通信可能な無線通信装置11eにも受信される。
【0061】無線通信装置11eは、手順33において
無線通信装置11cから送信された補助メッセージパケ
ットを受信すると、その補助メッセージパケットに含ま
れる送信元ID、同報送信データIDを記憶しておく。
ここで、以前に同じ同報送信データIDの補助メッセー
ジパケットを受信していた場合には、この同報送信デー
タIDを持つ補助メッセージパケットについては処理済
みと判断できるので、無線通信装置11eは何もしな
い。
【0062】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11eは受信した補助メッセージパケットの目標I
Dが自身のIDと一致するか否かを判定する。目標ID
と自身のIDが一致しない場合には、無線通信装置11
eは自身宛てのものでないと判断し、その補助メッセー
ジパケットを他の無線通信装置に送信する(手順4
0)。この場合、補助メッセージパケットの送信元が無
線通信装置11eとなるので、送信元IDを無線通信装
置11eのIDである「005」に置き換える。目標I
Dと同報送信データIDについては変わらず、それぞれ
「004」および「006」、「111」である。
【0063】無線通信装置11fは、手順40において
無線通信装置11eから送信された補助メッセージパケ
ットを受信する。無線通信装置11fはその受信した補
助メッセージパケットに含まれる送信元ID、同報送信
データIDを記憶しておく。ここで、以前に同じ同報送
信データIDの補助メッセージパケットを受信していた
場合には、この同報送信データIDを持つ補助メッセー
ジパケットについては処理済みと判断できるので、無線
通信装置11fは何もしない。
【0064】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11fは受信した補助メッセージパケットの目標I
Dが自身のIDと一致するか否かを判定する。この場
合、目標IDとして無線通信装置11dのID「00
4」、無線通信装置11fのID「006」が指定され
ており、目標IDに自身のIDが含まれているので、無
線通信装置11fは自身宛ての補助メッセージパケット
であると判断し、当該補助メッセージパケットに対する
応答を返す。
【0065】すなわち、無線通信装置11fは、無線通
信装置11eからの補助メッセージパケットを受信した
際に、その補助メッセージパケットに含まれている目標
IDと自身のIDが一致することを確認すると、当該補
助メッセージパケットに対する応答メッセージパケット
を送信する(手順41)。この場合、応答メッセージパ
ケットの送信先は手順40で受信した補助メッセージパ
ケットに含まれる送信元IDであるので、図6に示す応
答メッセージパケットの応答先IDを無線通信装置11
eのIDである「005」、目標IDを自身のIDであ
る「006」とする。同報送信データIDは「111」
である。
【0066】なお、図3の手順41,42,43,44
での各無線通信装置における応答メッセージの送受信の
処理については、図2の手順24,25,26で説明し
た処理と同様である。
【0067】次に、手順44において無線通信装置11
bから応答メッセージパケットが送信されると、同報送
信データの送信元である無線通信装置11aはその応答
メッセージパケットを受信することにより、応答メッセ
ージパケットに含まれる同報送信データIDを記憶して
おく。
【0068】ここで、目標先IDが「006」である応
答メッセージパケットを受信したことから、無線通信装
置11aは目標とする送信先までの無線通信経路(つま
り、無線通信装置11a→11b→11c→11d→1
1e→11f)が確立したと判断する。その際、当該応
答メッセージパケットに含まれる同報送信データID
「111」については既に手順37において同報送信デ
ータパケットを送信しているので、手順44で受信した
応答メッセージパケットに対して同報送信データパケッ
トの送信は行わない。これにより、無駄なデータ送信を
防ぐことができ、また、バッテリ駆動における消費電力
を抑えることができる。
【0069】手順39において、無線通信装置11cか
ら送信された同報送信データパケットは、無線通信装置
11dの他に、直接無線通信可能な無線通信装置11e
にも受信される。
【0070】無線通信装置11eは、手順39において
無線通信装置11cから送信された同報送信データパケ
ットを受信すると、その同報送信データパケットに含ま
れる同報送信データIDが手順41での応答メッセージ
パケット受信時に記憶した同報送信データIDと一致す
るかどうか、また、初めてその同報送信データを持つ同
報送信データパケットを受信したか否かを判定する。こ
こで、既に同じ同報送信データIDを持つ同報送信デー
タパケットを受信していた場合は、その同報送信データ
パケットに対しては処理を終えているので、無線通信装
置11bは何もしない。
【0071】一方、同報送信データIDが一致し、かつ
初めてその同報送信データを持つ同報送信データパケッ
トを受信した場合は、無線通信装置11eは再送すべき
同報送信データパケットを受信したものと判断し、同報
送信データパケットを再送信する(手順45)。この場
合、送信する同報送信データパケットは手順39で受信
した同報送信データパケットと同じ内容である。
【0072】次に、無線通信装置11fは、手順45に
おいて無線通信装置11eから送信された同報送信デー
タパケットを受信する。無線通信装置11fはその受信
した同報送信データパケットに含まれる同報送信データ
IDが手順41での応答メッセージパケット受信時に記
憶した同報送信データIDと一致するか否かを判定す
る。この場合、同報送信データIDは「111」で一致
し、また、手順40で受信した補助メッセージパケット
から、自身が同報送信データパケットの目標通信装置で
あることを認識している。したがって、無線通信装置1
1fは自身宛ての同報送信データパケットを受信したも
のと判断し、そのデータを受け取って、ここでの通信処
理を終了する。
【0073】以上は、目標通信装置が2台の場合につい
て述べたが、目標IDを3台以上設定しても、同様の動
作により目標の無線通信装置に向けた同報送信が可能で
ある。
【0074】また、特に目標とする無線通信装置を設定
せずに、無線ネットワーク内の全ての無線通信装置に同
報送信することもできる。以下に、無線ネットワーク内
の全無線通信装置に対する同報送信の手順について説明
する。
【0075】図4は無線ネットワーク内の全無線通信装
置に対する同報送信の手順を示すシーケンス図である。
図4の例では、無線通信装置11aが同報送信データの
送信元となり、無線通信装置11aから無線通信装置1
1b、無線通信装置11bから無線通信装置11c、無
線通信装置11cから無線通信装置11dに同報送信デ
ータを送信していく手順を示している。
【0076】ここで、無線通信装置11aに割り当てら
れたID(識別情報)を「001」、無線通信装置11
bに割り当てられたIDを「002」、無線通信装置1
1cに割り当てられたIDを「003」、無線通信装置
11dに割り当てられたIDを「004」であるとす
る。また、同報送信データに割り当てられたIDを「1
11」であるとする。
【0077】送信元の無線通信装置11aは、同報送信
を開始するときに、まず、補助メッセージパケットを送
信する(手順51)。この場合、補助メッセージパケッ
トを送信するのは無線通信装置11aであるので、図5
に示す補助メッセージパケットの送信元IDは「00
1」である。また、目標IDとしては、全ての無線通信
装置に共通なIDを指定する。ここでは、「000」が
全無線通信装置を指定したIDであるとする。同報送信
データIDは「111」である。
【0078】次に、無線通信装置11bは、手順51に
おいて無線通信装置11aから送信された補助メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11bはその受信
した補助メッセージパケットに含まれる送信元ID、同
報送信データIDを記憶しておく。ここで、以前に同じ
同報送信データIDの補助メッセージパケットを受信し
ていた場合には、この同報送信データIDを持つ補助メ
ッセージパケットについては処理済みと判断できるの
で、無線通信装置11bは何もしない。
【0079】一方、その同報送信データIDを持つ補助
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11bはその受信した補助メッセージパケットの目
標IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。
【0080】ここで、目標ID「000」は全無線通信
装置を指しており、各無線通信装置はこの目標ID「0
00」を含む補助メッセージパケットを受信した場合に
は、補助メッセージパケットと応答メッセージパケット
を送信することになる。
【0081】すなわち、無線通信装置11bは無線通信
装置11aから目標ID「000」を含む補助メッセー
ジパケットを受信したことにより、まず、補助メッセー
ジパケットを送信する(手順52)。この場合、補助メ
ッセージパケットの送信元が無線通信装置11bとなる
ので、送信元IDを無線通信装置11bのIDである
「002」に置き換える。目標IDと同報送信データI
Dについては変わらず、それぞれ「000」と「11
1」である。続いて、無線通信装置11bは応答メッセ
ージパケットを送信する(手順55)。この場合、図6
に示す応答メッセージパケットの応答先IDは手順51
で受信した補助メッセージパケットに含まれる送信元I
D「001」であり、目標IDは自身のID「002」
である。同報送信データIDは変わらず「111」であ
る。
【0082】次に、無線通信装置11cは、手順52に
おいて無線通信装置11bから送信された補助メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11cは手順51
で補助メッセージパケットを受信した無線通信装置11
bと同様の処理を行い、手順53で補助メッセージパケ
ット、手順56で応答メッセージパケットを送信する。
この場合、補助メッセージパケットの送信元IDは自身
のID「003」、目標IDおよび同報送信データID
は変わらず、それぞれ「001」と「111」である。
また、応答メッセージパケットの応答先IDは手順52
での補助メッセージパケットの送信元である無線通信装
置11bを示す「002」、目標IDは自身のID「0
03」であり、同報送信データIDは変わらず「11
1」である。
【0083】次に、無線通信装置11dは、手順53に
おいて無線通信装置11cから送信された補助メッセー
ジパケットを受信する。無線通信装置11dは手順51
で補助メッセージパケットを受信した無線通信装置11
bと同様の処理を行い、手順54で補助メッセージパケ
ット、手順57で応答メッセージパケットを送信する。
この場合、補助メッセージパケットの送信元IDは自身
のID「004」、目標IDおよび同報送信データID
は変わらずそれぞれ「000」、「111」である。ま
た、応答メッセージパケットの応答先IDは手順53で
の補助メッセージパケットの送信元である無線通信装置
11cを示す「003」、目標IDは自身のIDである
「004」であり、同報送信データIDは変わらず「1
11」である。
【0084】このとき、同報送信データの送信元となる
無線通信装置11aは、手順55において無線通信装置
11bから送信された応答メッセージパケットを受信す
ることにより、その応答メッセージパケットに含まれる
同報送信データIDを記憶しておく。ここで、以前に同
じ同報送信データIDの応答メッセージパケットを受信
していた場合には、この同報送信データIDを持つ応答
メッセージパケットについては処理済みと判断できるの
で、無線通信装置11aは何もしない。
【0085】一方、その同報送信データIDを持つ応答
メッセージパケットを初めて受信した場合は、無線通信
装置11aは受信した応答メッセージパケットの応答先
IDが自身のIDと一致するか否かを判定する。応答メ
ッセージパケットに含まれる応答先IDと自身のIDが
一致したら、無線通信装置11aは同報送信データの送
信要求を受けたと判断し、同報送信データID「11
1」の同報送信データパケットを送信する(手順5
8)。
【0086】次に、無線通信装置11bは手順58にて
無線通信装置11aから送信された同報送信データを受
信する。無線通信装置11bはその受信した同報送信デ
ータパケットに含まれる同報送信データIDが、手順5
6での応答メッセージパケット受信時に記憶した同報送
信データIDと一致するかどうか、また、初めてその同
報送信データを持つ同報送信データパケットを受信した
か否かを判定する。既に同じ同報送信データIDを持つ
同報送信データパケットを受信していた場合は、その同
報送信データパケットに対しては処理を終えているの
で、無線通信装置11bは何もしない。
【0087】一方、同報送信データIDが一致し、かつ
初めてその同報送信データを持つ同報送信データパケッ
トを受信した場合は、無線通信装置11bは再送すべき
同報送信データパケットを受信したと判定し、同報送信
データパケットを再送信する(手順59)。この場合、
送信する同報送信データパケットは手順58で受信した
同報送信データパケットと同じ内容である。
【0088】無線通信装置11c,11dについても同
様である。すなわち、それぞれ手順59,手順60で同
報送信データID「111」の同報送信データパケット
を受信し、受信した同報送信データパケットに含まれる
同報送信データIDが、応答メッセージパケット受信時
に記憶した同報送信データIDと一致するかどうか、ま
た、初めてその同報送信データを持つ同報送信データパ
ケットを受信したか否かを判定する。そして、既に同じ
同報送信データIDを持つ同報送信データパケットを受
信していた場合は、その同報送信データパケットに対し
ては処理を終えているので何もしない。同報送信データ
IDが一致し、かつ初めてその同報送信データを持つ同
報送信データパケットを受信した場合、再送すべき同報
送信データパケットを受信したと判定し、同報送信デー
タパケットを再送信する。
【0089】また、手順56で無線通信装置11cから
送信された応答メッセージパケットは無線通信装置11
bに受信される。無線通信装置11bは応答先IDを手
順51で受信した補助メッセージパケットの送信元ID
「001」とした応答メッセージパケットを送信する
(手順61)。
【0090】また、手順57で無線通信装置11dから
送信された応答メッセージパケットは無線通信装置11
cに受信される。無線通信装置11cは応答先IDを手
順52にて受信した補助メッセージパケットの送信元I
D「002」とした応答メッセージパケットを送信する
(手順62)。
【0091】また、手順62で無線通信装置11cから
送信された応答メッセージパケットは無線通信装置11
bに受信される。無線通信装置11bは応答先IDを手
順51にて受信した補助メッセージパケットの送信元I
D「001」とした応答メッセージパケットを送信する
(手順63)。
【0092】無線通信装置11aは、手順61,手順6
3において応答メッセージパケットを受信するが、既に
手順55において応答メッセージパケットを受信してい
るので、同報送信データパケットは送信しない。
【0093】ここで、図4の例では、無線通信装置11
dは終端端末としているため、無線通信装置11dに対
する応答メッセージパケットの返信はなく、手順60で
受信した同報送信データを再送信していないが、もし、
他の無線通信装置から応答メッセージパケットを受信し
た場合には、手順60で受信した同報送信データパケッ
トを再送信することになる。
【0094】なお、ここでは4台の無線通信装置間での
同報送信について説明したが、以上の手順を各無線通信
装置間で繰り返すことにより、台数の制限なく同報送信
を行うことができる。
【0095】また、図2乃至図4では、無線通信装置1
1aを送信元し、そこから同報送信を始める例を示した
が、同報送信を開始する無線通信装置は無線ネットワー
ク内のどの無線通信装置であってもよい。
【0096】以上述べてきたような手順で同報送信を行
うことにより、事前に無線ネットワーク内の端末情報を
各端末間で交換することもなく、目標とする端末での通
信経路が確立した場合にのみ同報送信を開始することが
でき、また、同報送信可能な端末台数を制限することも
なく無線ネットワーク内の全ての端末に対して同報送信
を行うことができる。
【0097】次に、上述した同報送信を実現する無線通
信装置の構成とその処理動作について詳しく説明する。
【0098】図8は本発明の無線通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【0099】図8に示す無線通信装置11の構成は、図
1に示す無線通信装置11a〜11fに共通の構成を示
している。この無線通信装置11は、例えば無線通信機
能を備えた携帯型PCからなり、無線部12、情報処理
部13、メモリ14、タイマ15、アンテナ16を備え
ている。
【0100】無線部12は、本装置に取り付けられたア
ンテナ16を介して他の無線通信装置との間で無線によ
るデータパケットの送受信処理を行う。情報処理部13
は、本装置全体の制御を司るマイクロプロセッサからな
り、メモリ14に記憶されたプログラムに従って各種処
理を行うものであり、ここでは無線部12を通じて同報
送信に関する一連の処理を実行する。
【0101】メモリ14は、ROMやRAMなどからな
り、本装置を起動するためのプログラムを含む各種情報
を記憶するものである。このメモリ14は、上述した補
助メッセージパケット(図5参照)、応答メッセージパ
ケット(図6参照)、同報送信データパケット(図7参
照)に含まれる各種ID情報や実際のデータなどを記憶
するためのメモリとしても使用される。タイマ15は、
情報処理部13での各種処理時間を設定する場合に用い
られる。
【0102】次に、本発明による無線通信装置の処理動
作について、ここでは、図1に示す無線ネットワークに
おいて、無線通信装置11aを送信元、無線通信装置1
1dを目標とする送信先とした場合を想定し、(a)送
信元の無線通信装置における処理と、(b)送信元以外
の無線通信装置における処理とに分けて説明する。
【0103】(a)送信元の無線通信装置における処理 図9は同報送信を開始する送信元の無線通信装置側の処
理動作を示すフローチャートである。なお、図中の補助
パケットは補助メッセージパケット、応答パケットは応
答メッセージパケット、同報パケットは同報送信データ
パケットの略であり、同報IDは同報送信データIDの
略である。
【0104】無線通信装置11aは、同報送信を開始す
る際に、まず、補助メッセージパケットを送信する(ス
テップA11)。詳しくは、図8に示す情報処理部13
が送信元ID、目標ID、同報送信データIDから構成
される補助メッセージパケットを生成し、無線部12を
通じて送信する。この場合、送信元IDは自身のIDで
ある「001」、目標IDは無線通信装置11dのID
である「004」、同報送信データIDは「111」で
ある。
【0105】補助メッセージパケットの送信に伴い、無
線通信装置11aは内部のタイマ15を起動する(ステ
ップA12)。このタイマ15には、予め設定された所
定の時間がセットされており、無線通信装置11aはこ
の間に応答メッセージパケットが返ってくるか否かを監
視する(ステップA13,A14)。タイマ15がタイ
ムアウトした場合、つまり、所定時間内に無線通信装置
11aに対して応答メッセージパケットが返って来なか
った場合には(ステップA13のYes)、無線通信装
置11aの周辺に通信可能な他の無線通信装置が存在し
ていないものと判断し、ここでの通信処理を終了する。
【0106】タイマ15がタイムアウトする前に他の無
線通信装置から応答メッセージパケットが返って来た場
合、つまり、補助メッセージパケットの送信後、所定時
間内に応答メッセージパケットを受信した場合には(ス
テップA14のYes)、無線通信装置11aはその応
答メッセージパケットに含まれる応答先IDが自身のI
D「001」と一致するか否かを判定する(ステップA
15)。応答先IDが自身のIDと違っていたら、自身
が送信した補助メッセージパケットに対する応答ではな
いと判定し、ステップA13に戻り、再びタイマ15に
セットされた時間内で自身に宛てられた応答メッセージ
パケットを待つ。
【0107】一方、受信した応答メッセージパケットに
含まれる応答先IDが自身のID「001」と一致する
場合、無線通信装置11aは自身が送信した補助メッセ
ージパケットに対する応答メッセージパケットであると
判定する(ステップA15のYes)。
【0108】ここで、無線通信装置11aは応答メッセ
ージパケットの同報送信データIDとメモリ14に記憶
されている同報送信データIDとを比較し、自身がこれ
から送信すべきデータのID「111」を持った応答メ
ッセージパケットを初めて受信したか否かを判定する
(ステップA16)。初めて受信した場合には(ステッ
プA16のYes)、無線通信装置11aはその受信し
た応答メッセージパケットの同報送信データIDをメモ
リ14に記憶した後(ステップA17)、同報送信デー
タID「111」と実際のデータを含んだ同報送信デー
タパケットを送信する(ステップA18)。初めての受
信でなければ(ステップA16のNo)、既に処理済み
であるため、何もしない。
【0109】次に、無線通信装置11aは補助メッセー
ジパケットで指定した全ての目標通信装置(ここでは無
線通信装置11dのみ)から応答メッセージパケットが
返ってきたか否かを判定する(ステップA19)。ここ
で、全目標通信装置から応答メッセージパケットが返っ
てきていた場合には(ステップA19のYes)、ここ
での通信を終了し、まだ応答メッセージパケットを返し
ていない目標通信装置がある場合には(ステップA19
のNo)、ステップA12へ戻り、タイマ15を再スタ
ートして応答メッセージパケットを待ち受ける。
【0110】(b)送信元以外の無線通信装置における
処理 図10は同報送信データを受信し、再送信する無線通信
装置側の処理動作を示すフローチャートである。図9と
同様、図中の補助パケットは補助メッセージパケット、
応答パケットは応答メッセージパケット、同報パケット
は同報送信データパケットの略であり、同報IDは同報
送信データIDの略である。
【0111】今、送信元の無線通信装置11aと直接通
信可能な無線通信装置11bに着目すると、無線通信装
置11bは無線通信装置11aから送信された補助メッ
セージパケットを受信した際に(ステップB11)、そ
の受信した補助メッセージパケットを初めて受信したか
否かを判定する(ステップB12)。詳しくは、無線通
信装置11b内において、図8に示す無線部12を通じ
て無線通信装置11aから送信された補助メッセージパ
ケットを受信した際に、その補助メッセージパケットに
含まれる同報送信データIDとメモリ14に記憶される
同報送信データIDとを比較し、両者が一致するか否か
をチェックすることで、初めての受信か否かを判定す
る。
【0112】初めての受信でない場合、つまり、既に同
じ同報送信データIDを含む補助メッセージを受信して
いた場合には(ステップB12のNo)、再送信する必
要がないとものとして、ここでの通信を終了する。
【0113】一方、初めての受信である場合、つまり、
同じ同報送信データIDを含む補助メッセージパケット
をこれまで受信したことがない場合には(ステップB1
2のYes)、補助メッセージパケットを再送信する必
要があるとものと判定し、無線通信装置11bは受信し
た補助メッセージパケットに含まれる送信元IDと同報
送信データIDをメモリ14に記憶する(ステップB1
3)。
【0114】ここで、無線通信装置11bは受信した補
助メッセージパケットに含まれる目標IDと自身のID
とを比較し、一致するか否かを判定する。この場合、目
標先を無線通信装置11dとしているので、両者は一致
しないので、ステップB15に進む。なお、このとき目
標先である無線通信装置11dであれば、補助メッセー
ジパケットに含まれる目標IDと自身のIDとを比較す
るため、ステップB22に進むことになる。
【0115】ステップB15において、無線通信装置1
1bは送信元IDを自身のID「002」とし、目標I
Dと同報送信データIDについては受信した補助メッセ
ージパケットに含まれる各ID「004」,「111」
とした補助メッセージパケットを新たに生成し、これを
送信する(ステップB15)。
【0116】補助メッセージパケットの送信後、無線通
信装置11bはタイマ15を起動し(ステップB1
6)、所定時間内に応答があるか否かを監視する(ステ
ップB17,B18)。タイマ15がタイムアウトした
場合、つまり、所定時間内に無線通信装置11bに対し
て応答メッセージパケットが返って来なかった場合には
(ステップB17のYes)、無線通信装置11bの周
辺に通信可能な他の無線通信装置が存在していなかった
ものと判断し、ここでの通信を終了する。
【0117】タイマ15がタイムアウトする前に他の無
線通信装置から応答メッセージパケットが返って来た場
合、つまり、補助メッセージパケットの送信後、所定時
間内に応答メッセージパケットを受信した場合には(ス
テップB18のYes)、無線通信装置11bはその応
答メッセージパケットに含まれる応答先IDが自身のI
D「002」と一致するか否かを判定する(ステップB
19)。応答先IDが自身のIDと違っていたら、自身
が送信した補助メッセージパケットに対する応答ではな
いと判定し、ステップB17に戻り、再びタイマ15に
セットされた時間内で自身に宛てられた応答メッセージ
パケットを待つ。
【0118】一方、受信した応答メッセージパケットに
含まれる応答先IDが自身のID「002」と一致する
場合、無線通信装置11bは自身が送信した補助メッセ
ージパケットに対する応答メッセージパケットであると
判定する(ステップB19のYes)。その際、無線通
信装置11bは受信した応答メッセージパケットに含ま
れる目標IDおよび同報送信データIDとメモリ14に
記憶された各IDとを比較し、当該目標IDと同報送信
データIDの組み合わせを持った応答メッセージパケッ
トを初めて受信したか否かをチェックし(ステップB2
0)、初めて受信したのであれば、当該応答メッセージ
パケットに含まれる目標IDおよび同報送信データID
とを組み合わせてメモリ14に記憶した後(ステップB
21)、ステップB22へ進む。
【0119】ステップB22において、無線通信装置1
1bは応答先IDを上記ステップB13でメモリ14に
記憶した送信元IDとし、目標IDおよび同報送信デー
タIDについて上記ステップB18で受信した応答メッ
セージパケットに含まれる各IDとした応答メッセージ
パケットを新たに作成し、これを送信する。
【0120】応答メッセージパケットの送信後、無線通
信装置11bはタイマ15を起動し(ステップB2
3)、所定時間内に同報送信データパケットを受信した
否かを監視する(ステップB24,B25)。タイマ1
5がタイムアウトした場合、つまり、所定時間内に無線
通信装置11bに対して同報送信データパケットが送ら
れて来なかった場合には(ステップB25のYes)、
通信状況等の何らかの原因でデータを受信できない状況
にあると判断して、ここでの通信を終了する。
【0121】タイマ15がタイムアウトする前に他の無
線通信装置から同報送信データパケットが送られて来
て、これを受信できた場合には(ステップB25のYe
s)、無線通信装置11bはその同報送信データパケッ
トに含まれる同報送信データIDが自身のID「00
2」と一致するか否かを判定する(ステップB26)。
応答先IDが自身のIDと違っていたら、自身に宛てら
れた同報送信データパケットではないと判定し、ステッ
プB24に戻り、再びタイマ15にセットされた時間内
で自身宛ての同報送信データパケットを待つ。
【0122】自身宛ての同報送信データパケットを受信
した場合(ステップB26のYes)、無線通信装置1
1bはその受信した同報送信データパケットに含まれる
目標IDから自身が目標通信装置となっているか否かを
判定する(ステップB27)。目標通信装置となってい
れば、同報送信データパケットの受信に成功したことに
なり、そこに含まれる実際のデータを取得して(ステッ
プB30)、通信を終了する。ここでは、目標IDを
「004」としているので、無線通信装置11dが同報
送信データパケットを受信した場合に、同報送信が完了
することになる。また、同報送信データパケットに含ま
れる目標IDにより目標通信装置でないと判断される
と、ステップB28へ進む。
【0123】ステップB28において、無線通信装置1
1bは受信した同報送信データパケットに含まれる同報
送信データIDと上記ステップB21でメモリ14に記
憶した同報送信データIDとを比較し、当該同報送信デ
ータIDを持つ同報送信データパケットを初めて受信し
たか否かを判定する。既に、当該同報送信データIDを
持つ同報送信データパケットを受信していた場合には
(ステップB28のYes)、同報送信データパケット
の再送信は行わずに、ここでの通信を終了する。また、
当該同報送信データIDを持つ同報送信データパケット
を初めて受信した場合には(ステップB28のYe
s)、無線通信装置11bは上記ステップB25で受信
した同報送信データパケットと同じ同報送信データID
および同報送信データからなる同報送信データパケット
を再送信して(ステップB29)、ここでの通信を終了
する。
【0124】このようにして、無線ネットワーク内の各
無線通信装置が上記のような処理を繰り返し実行するこ
とで、無線ネットワーク内の目標となる無線通信装置あ
るいは全ての無線通信装置に対する同報送信することが
できる。この場合、まず、補助メッセージパケットを送
信して、その応答があったときに目標先までの通信経路
が確立したと見なして、実際のデータを含んだ同報送信
データパケットを送信し、各無線通信装置はその同報送
信データパケットに含まれた同報送信データIDが応答
メッセージパケット受信時に記憶した同報送信データI
Dと照らし合わせながら、当該同報送信データパケット
を再送信するといった動作を繰り返すことで同報送信を
実現しているため、従来のように予め周辺の端末機の情
報を定期的に交換することなく、同報送信を開始する際
に、目標となる無線通信装置までの通信経路が確立して
いる場合にのみ同報送信を行うことができ、また、同報
送信する端末の数を制限することもない。
【0125】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、無線通信機能を備えたコンピュータに実行させ
ることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク
(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD(登録商標)
等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装
置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適
用することも可能である。本装置を実現するコンピュー
タは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、こ
のプログラムによって動作が制御されることにより、上
述した処理を実行する。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
報送信を開始する際に、補助メッセージパケットを送信
して、目標先からその応答が返った来たときに通信経路
が確立したと見なして実際のデータを送信するようにし
たため、予め周辺の端末機の情報を定期的に交換するこ
となく、通信経路が確立している場合にのみ同報送信を
行うことができる。したがって、バッテリ駆動型の端末
機において、電力の消費を抑えて、機器の通信可能時間
を延ばすことができる。また、同報送信可能な端末の数
を制限することなく、同報送信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線ネットワークの
構成例を示す図。
【図2】目標先の無線通信装置が1台である場合での同
報送信の手順を示すシーケンス図。
【図3】目標先の無線通信装置が2台である場合での同
報送信の手順を示すシーケンス図。
【図4】無線ネットワーク内の全無線通信装置に同報送
信する場合での同報送信の手順を示すシーケンス図。
【図5】補助メッセージパケットの構成を示す図。
【図6】応答メッセージパケットの構成を示す図。
【図7】同報送信データパケットの構成を示す図。
【図8】無線通信装置の構成を示すブロック図。
【図9】同報送信を開始する送信元の無線通信装置側の
処理動作を示すフローチャート。
【図10】同報送信データを受信し、再送信する無線通
信装置側の処理動作を示すフロー。
【符号の説明】
11…無線通信装置 11a〜11h…無線通信装置 12…無線部 13…情報処理部 14…メモリ 15…タイマ 16…アンテナ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HB14 JL01 KA15 KX28 LA02 LD05 5K033 CB01 CB04 CB13 CC01 DA17 DB12 DB18 5K067 AA33 AA34 BB21 CC08 CC14 EE02 EE25 EE32 FF02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線通信装置で構成された無線ネ
    ットワーク内で同報送信を行う無線通信システムにおい
    て、 同報送信を開始する際に、送信元の無線通信装置から目
    標先の無線通信装置を指定した第1のデータを送信し、 目標先の無線通信装置から互いに直接通信可能な各無線
    通信装置を経由して上記第1のデータに対する応答デー
    タが送信されて来た場合に、目標先の無線通信装置まで
    の通信経路が確立したものと見なして、送信するデータ
    を含んだ第2のデータを同報送信し、 各無線通信装置は、上記送信元の無線通信装置から送信
    された第2のデータを上記応答データに対応して同報送
    信することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 複数の無線通信装置で構成された無線ネ
    ットワーク内で同報送信を行う無線通信システムにおい
    て、 同報送信を開始する際に、送信元の無線通信装置は、自
    身を示す送信元識別子、目標先を示す目標先識別子、同
    報送信するデータに固有の同報識別子を付加した第1の
    送信パケットを送信し、 目標先識別子が自身の識別子とは異なる第1の送信パケ
    ットを受信した目標先以外の無線通信装置は、この受信
    した第1の送信パケットに含まれる送信元識別子を自身
    の識別子に置き換えた第2の送信パケットを再送信する
    と共に、上記受信した第1の送信パケットに含まれる送
    信元識別子を記憶しておき、 目標先識別子が自身の識別子である第1又は第2の送信
    パケットを受信した目標先の無線通信装置は、この第1
    又は第2の送信パケットに含まれる送信元識別子を応答
    先識別子とした第1の応答パケットを送信し、 応答先識別子が自身の識別子である第1の応答パケット
    を受信した送信元以外の無線通信装置は、この受信した
    第1の応答パケットに含まれる応答先識別子を上記第1
    の送信パケットの受信時に記憶した送信元識別子に置き
    換えた第2の応答パケットを再送信すると共に、上記受
    信した第1の応答パケットに含まれる同報識別子を記憶
    しておき、 応答先識別子が自身の識別子である第1又は第2の応答
    パケットを受信した送信元の無線通信装置は、この受信
    した第1又は第2の応答パケットに含まれる目標先識別
    子が指定した目標先を示す場合に、目標先の無線通信装
    置までの通信経路が確立したと見なして、同報送信する
    データとそのデータ固有の同報識別子を含んだ同報送信
    データパケットを送信し、 各無線通信装置は、この同報送信データパケットに含ま
    れる同報識別子が上記第1の応答パケット受信時に記憶
    した同報識別子と一致する場合に当該同報送信データパ
    ケットを再送信することを繰り返すことで、目標先の無
    線通信装置に同報送信することを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 同報送信を行う無線通信装置において、 同報送信を開始する際に、目標先の無線通信装置を指定
    した第1の送信パケットを送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段による第1の送信パケットの送信
    後、互いに直接通信可能な無線通信装置から送られて来
    る応答パケットを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された応答パケットに基づい
    て目標先の無線通信装置までの通信経路が確立したか否
    かを判断する判断手段と、 この判断手段による判断の結果、目標先の無線通信装置
    までの通信経路が確立した場合に、同報送信するデータ
    を含んだ同報送信データパケットを送信する第2の送信
    手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 第1の送信パケットの送信後、所定時間
    内に応答パケットを受信できなかった場合に、同報送信
    を中止する通信制御手段を具備したことを特徴とする請
    求項3記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 複数の無線通信装置で構成された無線ネ
    ットワーク内で同報送信を行うための同報送信方法にお
    いて、 同報送信を開始する際に、目標先の無線通信装置を指定
    した第1の送信パケットを送信し、 この第1の送信パケットの送信後、互いに直接通信可能
    な無線通信装置を経由して送られて来る応答パケットを
    受信し、 この受信された応答パケットに基づいて目標先の無線通
    信装置までの通信経路が確立したか否かを判断し、 目標先の無線通信装置までの通信経路が確立したと判断
    した場合に、同報送信するデータを含んだ同報送信デー
    タパケットを送信することにより、 各無線通信装置間で上記同報送信データパケットを上記
    応答パケット受信時に取得した同報送信データの種別情
    報に基づいて同報送信することを特徴とする同報送信方
    法。
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