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JP2001081465A - ディスコティック液晶組成物、光学補償シートおよび液晶表示装置 - Google Patents

ディスコティック液晶組成物、光学補償シートおよび液晶表示装置

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Publication number
JP2001081465A
JP2001081465A JP25726599A JP25726599A JP2001081465A JP 2001081465 A JP2001081465 A JP 2001081465A JP 25726599 A JP25726599 A JP 25726599A JP 25726599 A JP25726599 A JP 25726599A JP 2001081465 A JP2001081465 A JP 2001081465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
discotic liquid
crystal composition
alignment
alignment temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25726599A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nishikawa
秀幸 西川
Mitsuyoshi Ichihashi
光芳 市橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP25726599A priority Critical patent/JP2001081465A/ja
Publication of JP2001081465A publication Critical patent/JP2001081465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスコティック液晶組成物の固有複屈折率
を大幅に低下させることなく、ディスコティック液晶性
組成物の配向温度を低下させる。 【解決手段】 ディスコティック液晶組成物の配向温度
が、ディスコティック液晶組成物から配向温度低下剤を
除外して得られる組成物の配向温度よりも低く、配向温
度の差が10℃以上であり、かつ、ディスコティック液
晶組成物の波長550nmで測定した最大固有複屈折率
が、ディスコティック液晶組成物から配向温度低下剤を
除外して得られる組成物の波長550nmで測定した最
大固有複屈折率の90%以上となるように、配向温度低
下剤を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスコティック液晶
組成物、それを用いた光学補償シートおよび液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶セル、偏光素子お
よび光学補償シート(位相差板)からなる。透過型液晶
表示装置では、二枚の偏光素子を液晶セルの両側に取り
付け、一枚または二枚の光学補償シートを液晶セルと偏
光素子との間に配置する。反射型液晶表示装置では、反
射板、液晶セル、一枚の光学補償シート、そして一枚の
偏光素子の順に配置する。液晶セルは、棒状液晶性分
子、それを封入するための二枚の基板および棒状液晶性
分子に電圧を加えるための電極層からなる。液晶セル
は、棒状液晶性分子の配向状態の違いで、透過型につい
ては、TN(Twisted Nematic)、IPS(In-Plane Sw
itching)、FLC(Ferroelectric Liquid Crysta
l)、OCB(Optically Compensatory Bend)、STN
(Supper Twisted Nematic)、VA(Vertically Align
ed)、反射型については、HAN(Hybrid Aligned Nem
atic)のような様々な表示モードが提案されている。
【0003】光学補償シートは、画像着色を解消した
り、視野角を拡大するために、様々な液晶表示装置で用
いられている。光学補償シートとしては、延伸複屈折フ
イルムが従来から使用されていた。延伸複屈折フイルム
からなる光学補償シートに代えて、透明支持体上にディ
スコティック液晶性分子から形成された光学的異方性層
を有する光学補償シートを使用することが提案されてい
る。光学的異方性層は、ディスコティック液晶性分子を
含むディスコティック液晶組成物を配向膜の上に塗布
し、配向温度よりも高い温度で加熱してディスコティッ
ク液晶性分子を配向させて形成する。一般に、ディスコ
ティック液晶性分子は、大きな複屈折率を有する。そし
て、ディスコティック液晶性分子には、多様な配向形態
がある。ディスコティック液晶性分子を用いることで、
従来の延伸複屈折フイルムでは得ることができない光学
的性質を実現することが可能になった。
【0004】光学補償シートの光学的性質は、液晶セル
の光学的性質、具体的には上記のような表示モードの違
いに応じて決定する。ディスコティック液晶性分子を用
いると、液晶セルの様々な表示モードに対応する様々な
光学的性質を有する光学補償シートを製造することがで
きる。ディスコティック液晶性分子を用いた光学補償シ
ートでは、様々な表示モードに対応するものが既に提案
されている。例えば、TNモードの液晶セル用光学補償
シートは、特開平6−214116号公報、米国特許5
583679号、同5646703号、ドイツ特許公報
3911620A1号の各明細書に記載がある。また、
IPSモードまたはFLCモードの液晶セル用光学補償
シートは、特開平10−54982号公報に記載があ
る。さらに、OCBモードまたはHANモードの液晶セ
ル用光学補償シートは、米国特許5805253号およ
び国際特許出願WO96/37804号の各明細書に記
載がある。さらにまた、STNモードの液晶セル用光学
補償シートは、特開平9−26572号公報に記載があ
る。そして、VAモードの液晶セル用光学補償シート
は、特許番号第2866372号公報に記載がある。
【0005】光学補償シートの作製においては、前記の
ように、ディスコティック液晶性分子の配向温度よりも
高い温度で加熱してディスコティック液晶性分子を配向
させる処理(配向処理)を実施する。ところが、配向処
理の加熱温度において、透明支持体が変形する場合があ
る。例えば、透明支持体としてトリアセチルセルロース
(TAC)フイルムを用いる場合が多い。トリアセチル
セルロースの軟化点は、約130℃である。ディスコテ
ィック液晶性分子には、配向温度が130℃よりも高い
化合物が多く含まれている。特開平9−104866号
公報に、ディスコティック液晶性分子に有機化合物を添
加することにより、ディスコティック液晶性分子の配向
温度を低下させる方法が開示されている。同公報には、
配向温度を低下させる機能を有する有機化合物として、
様々な種類の化合物が記載されている。本明細書におい
て、ディスコティック液晶性分子の配向温度を低下させ
る機能を有する化合物を、配向温度低下剤と称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−10486
6号公報に記載されている配向温度低下剤を用いること
で、ディスコティック液晶性分子の配向温度を簡単に低
下させることができる。しかし、本発明者が配向温度低
下剤を研究したところ、配向温度低下剤がディスコティ
ック液晶組成物の光学的性質に悪影響を及ぼしているこ
とが判明した。本発明者の研究によれば、特開平9−1
04866号公報に開示されている配向温度低下剤を同
公報記載の方法で使用すると、ディスコティック液晶組
成物の固有複屈折率が、配向温度低下剤の添加前と比較
して大幅に低下する。光学補償シートの重要な光学的性
質である面内レターデーション(Δnd)は、光学的に
補償しようとする液晶セルの光学的性質の違いに応じて
決定する。例えば、STN型液晶表示装置に適した光学
補償シートは、880nmの面内レターデーション(Δ
nd)を必要とする。面内レターデーション(Δnd)
の値は、光学的異方性層の固有複屈折率(Δn)と層厚
(d)との積である。光学的異方性層の固有複屈折率
(Δn)が低下すると、それに対応して層厚(d)を増
加させる必要がある。層厚(d)が増加すると、ディス
コティック液晶性分子の配向状態を制御することが難し
くなる。また、層厚(d)の増加による、ディスコティ
ック液晶性分子の使用量の増加(コストの上昇)も無視
できない。本発明の目的は、ディスコティック液晶組成
物の固有複屈折率を大幅に低下させることなく、ディス
コティック液晶組成物の配向温度を低下させることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記
(1)〜(3)のディスコティック液晶組成物、下記
(4)の光学補償シートおよび下記(5)の液晶表示装
置により達成された。 (1)ディスコティック液晶性分子および配向温度低下
剤を含むディスコティック液晶組成物であって、ディス
コティック液晶組成物の配向温度が、ディスコティック
液晶組成物から配向温度低下剤を除外して得られる組成
物の配向温度よりも低く、配向温度の差が10℃以上で
あり、かつ、ディスコティック液晶組成物の波長550
nmで測定した最大固有複屈折率が、ディスコティック
液晶組成物から配向温度低下剤を除外して得られる組成
物の波長550nmで測定した最大固有複屈折率の90
%以上であることを特徴とするディスコティック液晶組
成物。 (2)配向温度低下剤が、芳香族化合物である(1)に
記載のディスコティック液晶組成物。 (3)ディスコティック液晶組成物が、配向温度低下剤
をディスコティック液晶性化合物の量の1乃至50重量
%の量で含む(1)に記載のディスコティック液晶組成
物。
【0008】(4)透明支持体、配向膜およびディスコ
ティック液晶性分子から形成された光学的異方性層がこ
の順に積層されている光学補償シートであって、光学的
異方性層が、ディスコティック液晶性分子および配向温
度低下剤を含み、ディスコティック液晶組成物の配向温
度が、ディスコティック液晶組成物から配向温度低下剤
を除外して得られる組成物の配向温度よりも低く、配向
温度の差が10℃以上であり、かつ、ディスコティック
液晶組成物の波長550nmで測定した最大固有複屈折
率が、ディスコティック液晶組成物から配向温度低下剤
を除外して得られる組成物の波長550nmで測定した
最大固有複屈折率の90%以上であるディスコティック
液晶組成物を配向膜上に塗布し、配向温度よりも高い温
度で加熱してディスコティック液晶性分子を配向させて
形成した層であることを特徴とする光学補償シート。
【0009】(5)液晶セル、その両側に配置された二
枚の偏光素子、および液晶セルと一方または両方の偏光
素子との間に配置された一枚または二枚の光学補償シー
トからなり、光学補償シートが偏光素子側から順に、透
明支持体、配向膜およびディスコティック液晶性分子か
ら形成された光学的異方性層が積層されている透過型液
晶表示装置であって、光学的異方性層が、ディスコティ
ック液晶性分子および配向温度低下剤を含み、ディスコ
ティック液晶組成物の配向温度が、ディスコティック液
晶組成物から配向温度低下剤を除外して得られる組成物
の配向温度よりも低く、配向温度の差が10℃以上であ
り、かつ、ディスコティック液晶組成物の波長550n
mで測定した最大固有複屈折率が、ディスコティック液
晶組成物から配向温度低下剤を除外して得られる組成物
の波長550nmで測定した最大固有複屈折率の90%
以上であるディスコティック液晶組成物を配向膜上に塗
布し、配向温度よりも高い温度で加熱してディスコティ
ック液晶性分子を配向させて形成した層であることを特
徴とする液晶表示装置。
【0010】
【発明の効果】本発明者の研究の結果、配向温度低下剤
を使用する場合、ディスコティック液晶組成物の固有複
屈折率の低下を10%以下に抑制する必要があることが
判明した。特開平9−104866号公報記載の発明で
は、ディスコティック液晶組成物の固有複屈折率が低下
する問題が認識されておらず、配向温度を低下させる効
果のみに着目して配向温度低下剤が使用されていた。さ
らに本発明者が研究を進めた結果、配向温度低下剤とし
て使用する化合物の種類と量とを調整することにより、
固有複屈折率の低下を抑制できることも判明した。これ
により、ディスコティック液晶組成物の固有複屈折率を
大幅に低下させることなく、ディスコティック液晶組成
物の配向温度を低下させることに成功した。すなわち、
本発明のディスコティック液晶組成物には、固有複屈折
率が高く、配向温度が低いとの特徴がある。本発明のデ
ィスコティック液晶組成物は固有複屈折率が高いため、
比較的薄い光学的異方性層を有する光学補償シートを製
造することができる。また、本発明のディスコティック
液晶組成物は配向温度が低いため、透明支持体を変形さ
せることなく光学補償シートを製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、透過型液晶表示装置の基
本的な構成を示す模式図である。図1の(a)に示す透
過型液晶表示装置は、バックライト(BL)側から順
に、偏光素子(1a)、光学補償シートの透明支持体
(2a)、光学補償シートの光学的異方性層(3a)、
液晶セルの下基板(4a)、棒状液晶性分子(5)、液
晶セルの上基板(4b)、光学補償シートの光学的異方
性層(3b)、光学補償シートの透明支持体(2b)、
そして偏光素子(1b)からなる。図1の(b)に示す
透過型液晶表示装置は、バックライト(BL)側から順
に、偏光素子(1a)、光学補償シートの透明支持体
(2)、光学補償シートの光学的異方性層(3)、液晶
セルの下基板(4a)、棒状液晶性分子(5)、液晶セ
ルの上基板(4b)、そして偏光素子(1b)からな
る。図1の(c)に示す透過型液晶表示装置は、バック
ライト(BL)側から順に、偏光素子(1a)、液晶セ
ルの下基板(4a)、棒状液晶性分子(5)、液晶セル
の上基板(4b)、光学補償シートの光学的異方性層
(3)、光学補償シートの透明支持体(2)、そして偏
光素子(1b)からなる。図2は、反射型液晶表示装置
の基本的な構成を示す模式図である。図2に示す反射型
液晶表示装置は、反射板(RP)側から順に、液晶セル
の下基板(4a)、棒状液晶性分子(5)、液晶セルの
上基板(4b)、光学補償シートの光学的異方性層
(3)、光学補償シートの透明支持体(2)、そして偏
光素子(1)からなる。
【0012】[配向温度低下剤]配向温度低下剤は、デ
ィスコティック液晶組成物の配向温度を10℃以上低下
させるために用いる。具体的には、ディスコティック液
晶性分子および配向温度低下剤を含むディスコティック
液晶組成物の配向温度が、ディスコティック液晶組成物
から配向温度低下剤を除外して得られる組成物の配向温
度よりも低く、配向温度の差が10℃以上となるよう
に、配向温度低下剤の種類と量を調整する。配向温度
は、15℃以上低下させることが好ましく、20℃以上
低下させることがさらに好ましい。配向温度は大きく低
下するほど好ましいが、100℃程度の低下が技術的な
限度である。液晶組成物の配向温度は、偏光顕微鏡で観
察しながら液晶組成物を加熱することにより、測定でき
る。
【0013】さらに、配向温度低下剤は、ディスコティ
ック液晶組成物の固有複屈折率を大幅に(10%以上)
低下させないように使用する。具体的には、ディスコテ
ィック液晶性分子および配向温度低下剤を含むディスコ
ティック液晶組成物の波長550nmで測定した最大固
有複屈折率が、ディスコティック液晶組成物から配向温
度低下剤を除外して得られる組成物の波長550nmで
測定した最大固有複屈折率の90%以上となるように、
配向温度低下剤の種類と量を調整する。ディスコティッ
ク液晶組成物の最大固有複屈折率は、配向温度低下剤を
除外して得られる組成物の最大固有複屈折率の91%以
上であることが好ましく、92%以上であることがさら
に好ましい。ディスコティック液晶組成物の最大固有複
屈折率を、配向温度低下剤を除外して得られる組成物の
最大固有複屈折率よりも大きな値(100%以上)とす
ることも可能であるが、通常は配向温度低下剤の添加に
より最大固有複屈折率が低下する(100%未満にな
る)。最大固有複屈折率は、液晶組成物を楔セルに入れ
均一配向させ、550nmの干渉フィルターを通した光
を当てて偏光顕微鏡で観察することにより、測定でき
る。
【0014】配向温度低下剤は、芳香族化合物であるこ
とが好ましい。芳香族化合物は、少なくとも一つの芳香
族環または芳香族性複素環を有する。芳香族環の例に
は、ベンゼン環、インデン環、ナフタレン環、アズレン
環、フルオレン環、フェナントレン環、アントレセン
環、アセナフチレン環、ビフェニレン環、ナフタセン
環、ピレン環、ペンタレン環、ヘプタレン環、as−イ
ンダセン環、s−インダセン環、フェナレン環、フルオ
ランテン環、アセフェナントリレン環、アセアントリレ
ン環、トリフェニレン環、クリセン環、プレイアデン
環、ピセン環、ペリレン環、ペンタフェン環、ペンタセ
ン環、テトラフェニレン環、ヘキサフェン環、ヘキサセ
ン環、ルビセン環、コロネン環、トリナフチレン環、ヘ
プタフェン環、ヘプタセン環、ピラントレン環およびオ
バレン環が含まれる。芳香族性複素環は、一般に5員ま
たは6員の不飽和複素環である。複素環は最多二重結合
を含むことが好ましい。芳香族性複素環の例には、フラ
ン環、チオフェン環、ピロール環、オキサゾール環、イ
ソオキサゾール環、チアゾール環、イソチアゾール環、
イミダゾール環、ピラゾール環、フラザン環、ピラン
環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環およびピ
ラジン環が含まれる。芳香族性複素環と芳香族環とが縮
合環を形成していてもよい。芳香族性複素環よりも芳香
族環の方が好ましく、ベンゼン環が特に好ましい。
【0015】配向温度低下剤に含まれる芳香族環または
芳香族性複素環の数は、1乃至20であることが好まし
く、2乃至10であることがさらに好ましい。配向温度
低下剤は、2乃至10の芳香族環を有する芳香族化合物
であることが特に好ましい。複数の芳香族環または芳香
族性複素環の間は、単結合または二価の連結基を介して
結合させることが好ましい。単結合または二価の連結基
を介して複数の芳香族環を結合させることがさらに好ま
しく、二価の連結基を介して複数の芳香族環を結合させ
ることが最も好ましい。。二価の連結基は、−C≡C
−、−CH=CH−、−CH=N−、−CO−、−O
−、−NH−またはこれらの組み合わせであることが好
ましい。組み合わせにより得られる二価の連結基の例に
は、−C≡C−C≡C−、−C≡C−CH=CH−C≡
C−、−CO−O−、−CO−NH−、−O−CO−C
H=CH−および−NH−CO−CH=CH−が含まれ
る。
【0016】芳香族環または芳香族性複素環は、置換基
を有していてもよい。置換基の例には、ハロゲン原子
(F、Cl、Br、I)、シアノ、ニトロ、脂肪族基、
−O−R、−CO−R、−O−CO−R、−CO−O−
R、−NH−CO−R、−CO−NH−R、−SO3
Rおよび−SiR4 が含まれる。Rは、水素原子または
脂肪族基である。上記脂肪族基は、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキニ
ル基、置換アルキニル基を含む。アルキル基は、環状ア
ルキル基よりも鎖状アルキル基の方が好ましい。鎖状ア
ルキル基は、分岐を有していてもよい。アルキル基の炭
素原子数は、1乃至20であることが好ましく、1乃至
15であることがより好ましく、1乃至12であること
がさらに好ましく、1乃至10であることが最も好まし
い。置換アルキル基のアルキル部分は、上記アルキル基
と同様である。置換アルキル基の置換基の例には、ハロ
ゲン原子(F、Cl、Br、I)、シアノ、ニトロ、−
O−R、−CO−R、−O−CO−R、−CO−O−
R、−NH−R、−NH−CO−R、−CO−NH−
R、−SO3 −Rおよび−SiR4 が含まれる。Rは、
水素原子または脂肪族基である。
【0017】アルケニル基は、環状アルケニル基よりも
鎖状アルケニル基の方が好ましい。鎖状アルケニル基
は、分岐を有していてもよい。アルケニル基の炭素原子
数は、2乃至20であることが好ましく、2乃至15で
あることがより好ましく、2乃至12であることがさら
に好ましく、2乃至10であることが最も好ましい。置
換アルケニル基のアルケニル部分は、上記アルケニル基
と同様である。置換アルケニル基の置換基の例は、上記
置換アルキル基の置換基の例と同様である。アルキニル
基は、環状アルキニル基よりも鎖状アルキニル基の方が
好ましい。鎖状アルキニル基は、分岐を有していてもよ
い。アルキニル基の炭素原子数は、2乃至20であるこ
とが好ましく、2乃至15であることがより好ましく、
2乃至12であることがさらに好ましく、2乃至10で
あることが最も好ましい。置換アルキニル基のアルキニ
ル部分は、上記アルキニル基と同様である。置換アルキ
ニル基の置換基の例は、上記置換アルキル基の置換基の
例と同様である。
【0018】配向温度低下剤は、ディスコティック液晶
組成物の配向温度および固有複屈折率への影響を考慮し
て、以上述べたような芳香族化合物から選択して使用す
る。配向温度低下剤として好ましく使用できる芳香族化
合物の例を以下に示す。
【0019】
【化1】
【0020】(1)R1 :−H、R2 :−H (2)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−CO−
CH=CH2 (3)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (4)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH2 (5)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O−C
O−CH=CH2 (6)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(CH3 )=
CH2 (7)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O−C
O−C(CH3 )=CH2 (8)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=CH2 (9)R1 :−CN、R2 :−H (10)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (11)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (12)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (13)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (14)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (15)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=C
2
【0021】(16)R1 :−F、R2 :−H (17)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (18)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH2 (19)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−CH=CH2 (20)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(CH3
=CH2 (21)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (22)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=CH
2 (23)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(CH
2 2 CH3 (24)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (25)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−O
−CH2 −O−CH3 (26)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−O
−CO−CH=CH2 (27)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (28)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 、R
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (29)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (30)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2 :−
NH−CO−CH=CH2
【0022】
【化2】
【0023】(31)R1 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0024】
【化3】
【0025】(32)R1 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0026】
【化4】
【0027】(33)R1 :−H、R2 :−H (34)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−CO
−CH=CH2 (35)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (36)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH2 (37)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−CH=CH2 (38)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(CH3
=CH2 (39)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (40)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=CH
2 (41)R1 :−CN、R2 :−H (42)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (43)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (44)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (45)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (46)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (47)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=C
2
【0028】(48)R1 :−F、R2 :−H (49)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (50)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH2 (51)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−CH=CH2 (52)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(CH3
=CH2 (53)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (54)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=CH
2 (55)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(CH
2 2 CH3 (56)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (57)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−O
−CH2 −O−CH3 (58)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−O
−CO−CH=CH2 (59)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (60)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 、R
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (61)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (62)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2 :−
NH−CO−CH=CH2
【0029】
【化5】
【0030】(63)R1 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0031】
【化6】
【0032】(64)R1 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0033】
【化7】
【0034】(65)R1 :−H、R2 :−H (66)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−CO
−CH=CH2 (67)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (68)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH2 (69)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−CH=CH2 (70)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(CH3
=CH2 (71)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (72)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=CH
2 (73)R1 :−CN、R2 :−H (74)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (75)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (76)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (77)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (78)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (79)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=C
2
【0035】(80)R1 :−F、R2 :−H (81)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (82)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH2 (83)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−CH=CH2 (84)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(CH3
=CH2 (85)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (86)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=CH
2 (87)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(CH
2 2 CH3 (88)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (89)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−O
−CH2 −O−CH3 (90)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−O
−CO−CH=CH2 (91)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (92)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 、R
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (93)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (94)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2 :−
NH−CO−CH=CH2
【0036】
【化8】
【0037】(95)R1 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0038】
【化9】
【0039】(96)R1 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0040】
【化10】
【0041】(97)R1 :−H、R2 :−H (98)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−CO
−CH=CH2 (99)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (100)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (101)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (102)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (103)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (104)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (105)R1 :−CN、R2 :−H (106)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (107)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=C
2 (108)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−CH=CH2 (109)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(CH
3 )=CH2 (110)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−C(CH3 )=CH2 (111)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=
CH2
【0042】(112)R1 :−F、R2 :−H (113)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (114)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (115)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (116)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (117)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (118)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (119)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(C
2 2 CH3 (120)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (121)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−
O−CH2 −O−CH 3 (122)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−
O−CO−CH=CH2 (123)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (124)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (125)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (126)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2
−NH−CO−CH=CH2
【0043】
【化11】
【0044】(127)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0045】
【化12】
【0046】(128)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0047】
【化13】
【0048】(129)R1 :−H、R2 :−H (130)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−C
O−CH=CH2 (131)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (132)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (133)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (134)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (135)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (136)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (137)R1 :−CN、R2 :−H (138)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (139)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=C
2 (140)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−CH=CH2 (141)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(CH
3 )=CH2 (142)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−C(CH3 )=CH2 (143)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=
CH2
【0049】(144)R1 :−F、R2 :−H (145)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (146)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (147)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (148)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (149)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (150)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (151)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(C
2 2 CH3 (152)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (153)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−
O−CH2 −O−CH3 (154)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−
O−CO−CH=CH2 (155)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (156)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (157)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (158)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2
−NH−CO−CH=CH2
【0050】
【化14】
【0051】(159)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0052】
【化15】
【0053】(160)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0054】
【化16】
【0055】(161)R1 :−H、R2 :−H (162)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−C
O−CH=CH2 (163)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (164)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (165)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (166)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (167)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (168)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (169)R1 :−CN、R2 :−H (170)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (171)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=C
2 (172)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−CH=CH2 (173)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(CH
3 )=CH2 (174)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−C(CH3 )=CH2 (175)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=
CH2
【0056】(176)R1 :−F、R2 :−H (177)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (178)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (179)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (180)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (181)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (182)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (183)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(C
2 2 CH3 (184)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (185)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−
O−CH2 −O−CH3 (186)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−
O−CO−CH=CH2 (187)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (188)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (189)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (190)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2
−NH−CO−CH=CH2
【0057】
【化17】
【0058】(191)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0059】
【化18】
【0060】(192)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0061】
【化19】
【0062】(193)R1 :−H、R2 :−H (194)R1 :−H、R2 :−(CH2 4 −O−C
O−CH=CH2 (195)R1 :−H、R2 :−(CH2 2 CH3 (196)R1 :−H、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (197)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (198)R1 :−H、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (199)R1 :−H、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (200)R1 :−H、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (201)R1 :−CN、R2 :−H (202)R1 :−CN、R2 :−(CH2 2 CH3 (203)R1 :−CN、R2 :−O−CO−CH=C
2 (204)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−CH=CH2 (205)R1 :−CN、R2 :−O−CO−C(CH
3 )=CH2 (206)R1 :−CN、R2 :−O−(CH2 2
O−CO−C(CH3 )=CH2 (207)R1 :−CN、R2 :−NH−CO−CH=
CH2
【0063】(208)R1 :−F、R2 :−H (209)R1 :−F、R2 :−(CH2 2 CH3 (210)R1 :−F、R2 :−O−CO−CH=CH
2 (211)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (212)R1 :−F、R2 :−O−CO−C(C
3 )=CH2 (213)R1 :−F、R2 :−O−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2 (214)R1 :−F、R2 :−NH−CO−CH=C
2 (215)R1 :−(CH2 2 CH3 、R2 :−(C
2 2 CH3 (216)R1 :−O−CH3 、R2 :−O−CH3 (217)R1 :−O−CH2 −O−CH3 、R2 :−
O−CH2 −O−CH3 (218)R1 :−O−CO−CH=CH2 、R2 :−
O−CO−CH=CH2 (219)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 、R2 :−O−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (220)R1 :−O−CO−C(CH3 )=CH2
2 :−O−CO−C(CH3 )=CH2 (221)R1 :−O−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 、R2:−O−(CH2 2 −O−
CO−C(CH3 )=CH2 (222)R1 :−NH−CO−CH=CH2 、R2
−NH−CO−CH=CH2
【0064】
【化20】
【0065】(223)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0066】
【化21】
【0067】(224)R1 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2 、R2 :−O−(CH2 4 −O
−CO−CH=CH2
【0068】
【化22】
【0069】(225)R:−H (226)R:−CH3 (227)R:−(CH2 2 −CH3 (228)R:−(CH2 5 −CH3 (229)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (230)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (231)R:−(CH2 4 −O−CO−CH=CH
2 (232)R:−OH (233)R:−O−(CH2 2 −CH3 (234)R:−O−(CH2 3 −CH3 (235)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (236)R:−O−CO−CH=CH2 (237)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (238)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (239)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (240)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (241)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0070】
【化23】
【0071】(242)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0072】
【化24】
【0073】(243)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0074】
【化25】
【0075】(244)R:−H (245)R:−CH3 (246)R:−(CH2 2 −CH3 (247)R:−(CH2 5 −CH3 (248)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (249)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (250)R:−(CH2 4 −O−CO−CH=CH
2 (251)R:−OH (252)R:−O−(CH2 2 −CH3 (253)R:−O−(CH2 3 −CH3 (254)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (255)R:−O−CO−CH=CH2 (256)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (257)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (258)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (259)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (260)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0076】
【化26】
【0077】(261)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0078】
【化27】
【0079】(262)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0080】
【化28】
【0081】(263)R:−H (264)R:−CH3 (265)R:−(CH2 2 −CH3 (266)R:−(CH2 5 −CH3 (267)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (268)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (269)R:−(CH2 4 −O−CO−CH=CH
2 (270)R:−OH (271)R:−O−(CH2 2 −CH3 (272)R:−O−(CH2 3 −CH3 (273)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (274)R:−O−CO−CH=CH2 (275)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (276)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (277)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (278)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (279)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0082】
【化29】
【0083】(280)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0084】
【化30】
【0085】(281)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0086】
【化31】
【0087】(282)R:−H (283)R:−CH3 (284)R:−(CH2 2 −CH3 (285)R:−(CH2 5 −CH3 (286)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (287)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (288)R:−(CH2 4 −O−CO−CH=CH
2 (289)R:−OH (290)R:−O−(CH2 2 −CH3 (291)R:−O−(CH2 3 −CH3 (292)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (293)R:−O−CO−CH=CH2 (294)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (295)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (296)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (297)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (298)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0088】
【化32】
【0089】(299)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0090】
【化33】
【0091】(300)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0092】
【化34】
【0093】(301)R:−H (302)R:−CH3 (303)R:−(CH2 2 −CH3 (304)R:−(CH2 5 −CH3 (305)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (306)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (307)R:−(CH2 4 −O−CO−CH=CH
2 (308)R:−OH (309)R:−O−(CH2 2 −CH3 (310)R:−O−(CH2 3 −CH3 (311)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (312)R:−O−CO−CH=CH2 (313)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (314)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (315)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (316)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (317)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0094】
【化35】
【0095】(318)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0096】
【化36】
【0097】(319)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0098】
【化37】
【0099】(320)R:−H (321)R:−CH3 (322)R:−(CH2 2 −CH3 (323)R:−(CH2 5 −CH3 (324)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (325)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (326)R:−(CH2 4 −O−CO−CH=CH
2 (327)R:−OH (328)R:−O−(CH2 2 −CH3 (329)R:−O−(CH2 3 −CH3 (330)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (331)R:−O−CO−CH=CH2 (332)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (333)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (334)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (335)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (336)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0100】
【化38】
【0101】(337)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0102】
【化39】
【0103】(338)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0104】
【化40】
【0105】(339)R:−C≡C−H (340)R:−C≡C−CH3 (341)R:−C≡C−(CH2 2 −CH3 (342)R:−C≡C−(CH2 5 −CH3 (343)R:−C≡C−(CH2 2 −O−CO−C
H=CH2 (344)R:−C≡C−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 (345)R:−C≡C−(CH2 4 −O−CO−C
H=CH2 (346)R:−C≡C−OH (347)R:−C≡C−O−(CH2 2 −CH3 (348)R:−C≡C−O−(CH2 3 −CH3 (349)R:−C≡C−O−(CH2 −O−CH2
2 −CH3 (350)R:−C≡C−O−CO−CH=CH2 (351)R:−C≡C−O−(CH2 2 −O−CO
−CH=CH2 (352)R:−C≡C−O−CO−C(CH3 )=C
2 (353)R:−C≡C−O−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (354)R:−C≡C−O−CO−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (355)R:−C≡C−O−CO−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2
【0106】
【化41】
【0107】(356)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0108】
【化42】
【0109】(357)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0110】
【化43】
【0111】(358)R:−H (359)R:−CH3 (360)R:−(CH2 2 −CH3 (361)R:−(CH2 5 −CH3 (362)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (363)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (364)R:−COOH (365)R:−CO−O−(CH2 2 −CH3 (366)R:−CO−O−(CH2 3 −CH3 (367)R:−CO−O−(CH2 −O−CH2 2
−CH3 (368)R:−CO−O−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (369)R:−CO−O−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2 (370)R:−CH2 −OH (371)R:−CH2 −O−(CH2 2 −CH3 (372)R:−CH2 −O−(CH2 3 −CH3 (373)R:−CH2 −O−(CH2 −O−CH2
2 −CH3 (374)R:−CH2 −O−CO−CH=CH2 (375)R:−CH2 −O−(CH2 2 −O−CO
−CH=CH2 (376)R:−CH2 −O−CO−C(CH3 )=C
2 (377)R:−CH2 −O−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (378)R:−CH2 −O−CO−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (379)R:−CH2 −O−CO−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2
【0112】(380)R:−SO3 H (381)R:−SO3 −(CH2 2 −CH3 (382)R:−SO3 −(CH2 3 −CH3 (383)R:−SO3 −(CH2 −O−CH2 2
CH3 (384)R:−SO3 −(CH2 2 −O−CO−C
H=CH2 (385)R:−SO3 −(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 (386)R:−CO−CH3 (387)R:−CO−(CH2 2 −CH3 (388)R:−CO−(CH2 5 −CH3 (389)R:−CO−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (390)R:−CO−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2
【0113】(391)R:−NH2 (392)R:−NH−(CH2 2 −CH3 (393)R:−NH−(CH2 3 −CH3 (394)R:−NH−(CH2 −O−CH2 2 −C
3 (395)R:−NH−CO−CH=CH2 (396)R:−NH−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (397)R:−NH−CO−C(CH3 )=CH2 (398)R:−NH−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 (399)R:−NH−CO−(CH2 2 −O−CO
−CH=CH2 (400)R:−NH−CO−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (401)R:−OH (402)R:−O−(CH2 2 −CH3 (403)R:−O−(CH2 3 −CH3 (404)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (405)R:−O−CO−CH=CH2 (406)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (407)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (408)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (409)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (410)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0114】
【化44】
【0115】(411)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0116】
【化45】
【0117】(412)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0118】
【化46】
【0119】(413)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0120】
【化47】
【0121】(414)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0122】
【化48】
【0123】(415)R:−H (416)R:−CH3 (417)R:−(CH2 2 −CH3 (418)R:−(CH2 5 −CH3 (419)R:−(CH2 2 −O−CO−CH=CH
2 (420)R:−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (421)R:−COOH (422)R:−CO−O−(CH2 2 −CH3 (423)R:−CO−O−(CH2 3 −CH3 (424)R:−CO−O−(CH2 −O−CH2 2
−CH3 (425)R:−CO−O−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (426)R:−CO−O−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2 (427)R:−CH2 −OH (428)R:−CH2 −O−(CH2 2 −CH3 (429)R:−CH2 −O−(CH2 3 −CH3 (430)R:−CH2 −O−(CH2 −O−CH2
2 −CH3 (431)R:−CH2 −O−CO−CH=CH2 (432)R:−CH2 −O−(CH2 2 −O−CO
−CH=CH2 (433)R:−CH2 −O−CO−C(CH3 )=C
2 (434)R:−CH2 −O−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (435)R:−CH2 −O−CO−(CH2 2 −O
−CO−CH=CH2 (436)R:−CH2 −O−CO−(CH2 2 −O
−CO−C(CH3 )=CH2
【0124】(437)R:−SO3 H (438)R:−SO3 −(CH2 2 −CH3 (439)R:−SO3 −(CH2 3 −CH3 (440)R:−SO3 −(CH2 −O−CH2 2
CH3 (441)R:−SO3 −(CH2 2 −O−CO−C
H=CH2 (442)R:−SO3 −(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 (443)R:−CO−CH3 (444)R:−CO−(CH2 2 −CH3 (445)R:−CO−(CH2 5 −CH3 (446)R:−CO−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (447)R:−CO−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2
【0125】(448)R:−NH2 (449)R:−NH−(CH2 2 −CH3 (450)R:−NH−(CH2 3 −CH3 (451)R:−NH−(CH2 −O−CH2 2 −C
3 (452)R:−NH−CO−CH=CH2 (453)R:−NH−(CH2 2 −O−CO−CH
=CH2 (454)R:−NH−CO−C(CH3 )=CH2 (455)R:−NH−(CH2 2 −O−CO−C
(CH3 )=CH2 (456)R:−NH−CO−(CH2 2 −O−CO
−CH=CH2 (457)R:−NH−CO−(CH2 2 −O−CO
−C(CH3 )=CH2 (458)R:−OH (459)R:−O−(CH2 2 −CH3 (460)R:−O−(CH2 3 −CH3 (461)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (462)R:−O−CO−CH=CH2 (463)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (464)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (465)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (466)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (467)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2
【0126】
【化49】
【0127】(468)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0128】
【化50】
【0129】(469)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0130】
【化51】
【0131】(470)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0132】
【化52】
【0133】(471)R:−O−(CH2 4 −O−
CO−CH=CH2
【0134】
【化53】
【0135】(472)R:−OH (473)R:−O−(CH2 2 −CH3 (474)R:−O−(CH2 3 −CH3 (475)R:−O−(CH2 −O−CH2 2 −CH
3 (476)R:−O−CO−CH=CH2 (477)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2 (478)R:−O−CO−C(CH3 )=CH2 (479)R:−O−(CH2 2 −O−CO−C(C
3 )=CH2 (480)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
CH=CH2 (481)R:−O−CO−(CH2 2 −O−CO−
C(CH3 )=CH2 (482)R:−C≡C−C(CH3 2 −OH (483)R:−C≡C−Si(CH3 3 (484)R:−C≡C−(CH2 2 −CH3 (485)R:−C≡C−(CH2 2 −O−CO−C
H=CH2 (486)R:−CH=CH−(CH2 2 −CH3 (487)R:−CH=CH−(CH2 2 −O−CO
−CH=CH2
【0136】
【化54】
【0137】(488)R:−O−CO−CH=CH2
【0138】
【化55】
【0139】(489)R:−O−CO−CH=CH2
【0140】
【化56】
【0141】(490)R:−H (491)R:−O−(CH2 2 −CH3 (492)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2
【0142】
【化57】
【0143】(493)R:−H (494)R:−O−(CH2 2 −CH3 (495)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2
【0144】
【化58】
【0145】(496)R:−H (497)R:−O−(CH2 2 −CH3 (498)R:−O−(CH2 2 −O−CO−CH=
CH2
【0146】以上の芳香族化合物は、公知の芳香族環の
構築方法(例えば、新実験化学講座に記載)や芳香族環
への置換基導入法を参考にして合成できる。芳香族化合
物に含まれているトラン骨格、スチルベン骨格およびビ
フェニル骨格は、それぞれソノガシラ反応(Sonogasira
reaction )、ヘック反応(Heck reaction )およびス
ズキ反応(Suzuki reaction )を利用することにより構
築することができる。
【0147】
【化59】
【0148】アルキル基やアシル基を置換基として有す
る芳香族環は、例えば、フリーデル−クラフツ反応(Fr
iedel-Crafts reaction)を用いることにより合成する
ことができる。
【0149】
【化60】
【0150】二種類以上の配向温度低下剤を併用しても
よい。配向温度低下剤の使用量も、ディスコティック液
晶組成物の配向温度および固有複屈折率への影響を考慮
して決定する。配向温度低下剤を、ディスコティック液
晶性化合物の量の1乃至50重量%の量で使用すること
が好ましく、2乃至40重量%の量で使用することがさ
らに好ましく、3乃至30重量%の量で使用することが
最も好ましい。
【0151】[光学的異方性層]光学的異方性層は、上
記の配向温度低下剤とディスコティック液晶性分子とを
含むディスコティック液晶組成物から形成する。ディス
コティック液晶性分子は、様々な文献(C. Destrade et
al., Mol. Crysr. Liq. Cryst., vol. 71, page 111
(1981) ;日本化学会編、季刊化学総説、No.22、
液晶の化学、第5章、第10章第2節(1994);B. Kohne
et al., Angew. Chem. Soc. Chem. Comm., page 1794
(1985);J. Zhang et al., J. Am.Chem. Soc., vol. 11
6, page 2655 (1994))に記載されている。ディスコテ
ィック液晶性分子の重合については、特開平8−272
84公報に記載がある。ディスコティック液晶性分子を
重合により固定するためには、ディスコティック液晶性
分子の円盤状コアに、置換基として重合性基を結合させ
る必要がある。ただし、円盤状コアに重合性基を直結さ
せると、重合反応において配向状態を保つことが困難に
なる。そこで、円盤状コアと重合性基との間に、連結基
を導入する。従って、ディスコティック液晶性分子は、
下記式(I)で表わされる化合物であることが好まし
い。
【0152】(I) D(−L−Q)n 式中、Dは円盤状コアであり;Lは二価の連結基であ
り;Qは重合性基であり;そして、nは4乃至12の整
数である。上記式の円盤状コア(D)の例を以下に示
す。以下の各例において、LQ(またはQL)は、二価
の連結基(L)と重合性基(Q)との組み合わせを意味
する。
【0153】
【化61】
【0154】
【化62】
【0155】
【化63】
【0156】
【化64】
【0157】
【化65】
【0158】
【化66】
【0159】
【化67】
【0160】上記式において、二価の連結基(L)は、
アルキレン基、アルケニレン基、アリーレン基、−CO
−、−NH−、−O−、−S−およびそれらの組み合わ
せからなる群より選ばれる二価の連結基であることが好
ましい。二価の連結基(L)は、アルキレン基、アルケ
ニレン基、アリーレン基、−CO−、−NH−、−O−
および−S−からなる群より選ばれる二価の基を少なく
とも二つ組み合わせた基であることがさらに好ましい。
二価の連結基(L)は、アルキレン基、アルケニレン
基、アリーレン基、−CO−および−O−からなる群よ
り選ばれる二価の基を少なくとも二つ組み合わせた基で
あることが最も好ましい。アルキレン基の炭素原子数
は、1乃至12であることが好ましい。アルケニレン基
の炭素原子数は、2乃至12であることが好ましい。ア
リーレン基の炭素原子数は、6乃至10であることが好
ましい。アルキレン基、アルケニレン基およびアリーレ
ン基は、置換基(例、アルキル基、ハロゲン原子、シア
ノ、アルコキシ基、アシルオキシ基)を有していてもよ
い。二価の連結基(L)の例を以下に示す。左側が円盤
状コア(D)に結合し、右側が重合性基(Q)に結合す
る。ALはアルキレン基またはアルケニレン基を意味
し、ARはアリーレン基を意味する。
【0161】L1:−AL−CO−O−AL− L2:−AL−CO−O−AL−O− L3:−AL−CO−O−AL−O−AL− L4:−AL−CO−O−AL−O−CO− L5:−CO−AR−O−AL− L6:−CO−AR−O−AL−O− L7:−CO−AR−O−AL−O−CO− L8:−CO−NH−AL− L9:−NH−AL−O− L10:−NH−AL−O−CO− L11:−O−AL− L12:−O−AL−O− L13:−O−AL−O−CO−
【0162】L14:−O−AL−O−CO−NH−AL
− L15:−O−AL−S−AL− L16:−O−CO−AL−AR−O−AL−O−CO− L17:−O−CO−AR−O−AL−CO− L18:−O−CO−AR−O−AL−O−CO− L19:−O−CO−AR−O−AL−O−AL−O−C
O− L20:−O−CO−AR−O−AL−O−AL−O−A
L−O−CO− L21:−S−AL− L22:−S−AL−O− L23:−S−AL−O−CO− L24:−S−AL−S−AL− L25:−S−AR−AL−
【0163】なお、STNモードのような棒状液晶性分
子がねじれ配向している液晶セルを、光学的に補償する
ためには、ディスコティック液晶性分子もねじれ配向さ
せることが好ましい。上記AL(アルキレン基またはア
ルケニレン基)に、不斉炭素原子を導入すると、ディス
コティック液晶性分子を螺旋状にねじれ配向させること
ができる。また、不斉炭素原子を含む光学活性を示す化
合物(カイラル剤)を光学的異方性層に添加しても、デ
ィスコティック液晶性分子を螺旋状にねじれ配向させる
ことができる。
【0164】式(I)の重合性基(Q)は、重合反応の
種類に応じて決定する。重合性基(Q)の例を以下に示
す。
【0165】
【化68】
【0166】重合性基(Q)は、不飽和重合性基(Q1
〜Q7)、エポキシ基(Q8)またはアジリジニル基
(Q9)であることが好ましく、不飽和重合性基である
ことがさらに好ましく、エチレン性不飽和重合性基(Q
1〜Q6)であることが最も好ましい。式(I)におい
て、nは4乃至12の整数である。具体的な数字は、デ
ィスコティックコア(D)の種類に応じて決定される。
なお、複数のLとQの組み合わせは、異なっていてもよ
いが、同一であることが好ましい。
【0167】二種類以上のディスコティック液晶性分子
を併用してもよい。例えば、以上述べたような重合性デ
ィスコティック液晶性分子と非重合性ディスコティック
液晶性分子とを併用することができる。非重合性ディス
コティック液晶性分子は、前述した重合性ディスコティ
ック液晶性分子の重合性基(P)を、水素原子またはア
ルキル基に変更した化合物であることが好ましい。すな
わち、非重合性ディスコティック液晶性分子は、下記式
(II)で表わされる化合物であることが好ましい。 (II) D(−L−R)n 式中、Dは円盤状コアであり;Lは二価の連結基であ
り;Rは水素原子またはアルキル基であり;そして、n
は4乃至12の整数である。式(II)の円盤状コア
(D)の例は、LP(またはPL)をLR(またはR
L)に変更する以外は、前記の重合性ディスコティック
液晶分子の例と同様である。また、二価の連結基(L)
の例も、前記の重合性ディスコティック液晶分子の例と
同様である。Rのアルキル基は、炭素原子数が1乃至4
0であることが好ましく、1乃至30であることがさら
に好ましい。環状アルキル基よりも鎖状アルキル基の方
が好ましく、分岐を有する鎖状アルキル基よりも直鎖状
アルキル基の方が好ましい。Rは、水素原子または炭素
原子数が1乃至30の直鎖状アルキル基であることが特
に好ましい。
【0168】光学的異方性層は、ディスコティック液晶
性分子、配向温度低下剤あるいは下記の重合性開始剤や
任意の添加剤(例、可塑剤、モノマー、界面活性剤、セ
ルロースエステル、1,3,5−トリアジン化合物、カ
イラル剤)を含むディスコティック液晶組成物(塗布
液)を、配向膜の上に塗布することで形成する。ディス
コティック液晶組成物の調製に使用する溶媒としては、
有機溶媒が好ましく用いられる。有機溶媒の例には、ア
ミド(例、N,N−ジメチルホルムアミド)、スルホキ
シド(例、ジメチルスルホキシド)、ヘテロ環化合物
(例、ピリジン)、炭化水素(例、ベンゼン、ヘキサ
ン)、アルキルハライド(例、クロロホルム、ジクロロ
メタン)、エステル(例、酢酸メチル、酢酸ブチル)、
ケトン(例、アセトン、メチルエチルケトン)、エーテ
ル(例、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタ
ン)が含まれる。アルキルハライドおよびケトンが好ま
しい。二種類以上の有機溶媒を併用してもよい。ディス
コティック液晶組成物の塗布は、公知の方法(例、押し
出しコーティング法、ダイレクトグラビアコーティング
法、リバースグラビアコーティング法、ダイコーティン
グ法)により実施できる。
【0169】ディスコティック液晶性分子は、実質的に
均一に配向していることが好ましく、実質的に均一に配
向している状態で固定されていることがさらに好まし
く、重合反応により液晶性分子が固定されていることが
最も好ましい。重合反応には、熱重合開始剤を用いる熱
重合反応と光重合開始剤を用いる光重合反応とが含まれ
る。光重合反応が好ましい。光重合開始剤の例には、α
−カルボニル化合物(米国特許2367661号、同2
367670号の各明細書記載)、アシロインエーテル
(米国特許2448828号明細書記載)、α−炭化水
素置換芳香族アシロイン化合物(米国特許272251
2号明細書記載)、多核キノン化合物(米国特許304
6127号、同2951758号の各明細書記載)、ト
リアリールイミダゾールダイマーとp−アミノフェニル
ケトンとの組み合わせ(米国特許3549367号明細
書記載)、アクリジンおよびフェナジン化合物(特開昭
60−105667号公報、米国特許4239850号
明細書記載)およびオキサジアゾール化合物(米国特許
4212970号明細書記載)が含まれる。光重合開始
剤の使用量は、塗布液の固形分の0.01乃至20重量
%であることが好ましく、0.5乃至5重量%であるこ
とがさらに好ましい。ディスコティック液晶性分子の重
合のための光照射は、紫外線を用いることが好ましい。
照射エネルギーは、20mJ/cm2 乃至50J/cm
2 であることが好ましく、100乃至800mJ/cm
2 であることがさらに好ましい。光重合反応を促進する
ため、加熱条件下で光照射を実施してもよい。
【0170】光学的異方性層の厚さは、0.1乃至20
μmであることが好ましく、0.5乃至15μmである
ことがさらに好ましく、1乃至10μmであることが最
も好ましい。光学的異方性層内での液晶性分子の配向状
態は、前述したように、液晶セルの表示モードの種類に
応じて決定される。液晶性分子の配向状態は、具体的に
は、液晶性分子の種類、配向膜の種類および光学異方性
層内の添加剤(例、可塑剤、バインダー、界面活性剤)
の使用によって制御される。
【0171】[透明支持体]光学補償シートの透明支持
体として、一般には、光学的等方性のポリマーフイルム
が用いられる。支持体が透明であるとは、光透過率が8
0%以上であることを意味する。光学的等方性とは、具
体的には、面内レターデーション(Re)が10nm以
下であることが好ましく、5nm以下であることがさら
に好ましい。また、厚み方向のレターデーション(Rt
h)は、40nm以下であることが好ましく、20nm
以下であることがさらに好ましい。透明支持体の面内レ
ターデーション(Re)と厚み方向のレターデーション
(Rth)は、それぞれ下記式で定義される。 Re=(nx−ny)×d Rth=[{(nx+ny)/2}−nz]×d 式中、nxおよびnyは、透明支持体の面内屈折率であ
り、nzは透明支持体の厚み方向の屈折率であり、そし
てdは透明支持体の厚さである。
【0172】液晶表示モードの種類によっては、透明支
持体として光学的異方性のポリマーフイルムが用いられ
る場合もある。すなわち、光学的異方性層の光学的異方
性に透明支持体の光学的異方性も加えて、液晶セルの光
学的異方性に対応する(光学的に補償する)場合もあ
る。そのような目的で光学的異方性透明支持体を使用す
る場合、透明支持体の面内レターデーション(Re)
は、20nm以上であることが好ましく、30nm以上
であることがさらに好ましい。また、厚み方向のレター
デーション(Rth)は、80nm以上であることが好ま
しく、120nm以上であることがさらに好ましい。
【0173】透明支持体を形成する材料は、光学的等方
性支持体とするか、光学的異方性支持体とするかに応じ
て決定する。光学的等方性支持体の場合は、一般にガラ
スまたはセルロースエステルが用いられる。光学的異方
性支持体の場合は、一般に合成ポリマー(例、ポリカー
ボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
アクリレート、ポリメタクリレート、ノルボルネン樹
脂)が用いられる。合成ポリマーフイルムを延伸するこ
とによって、光学的異方性を得る。セルロースエステル
または合成ポリマーのフイルムは、ソルベントキャスト
法により形成することが好ましい。透明支持体の厚さ
は、20乃至500μmであることが好ましく、50乃
至200μmであることがさらに好ましい。透明支持体
とその上に設けられる層(接着層、配向膜あるいは光学
的異方性層)との接着を改善するため、透明支持体に表
面処理(例、グロー放電処理、コロナ放電処理、紫外線
(UV)処理、火炎処理)を実施してもよい。透明支持
体の上に、接着層(下塗り層)を設けてもよい。
【0174】[配向膜]配向膜は、有機化合物(好まし
くはポリマー)のラビング処理、無機化合物の斜方蒸
着、マイクログルーブを有する層の形成、あるいはラン
グミュア・ブロジェット法(LB膜)による有機化合物
(例、ω−トリコサン酸、ジオクタデシルメチルアンモ
ニウムクロライド、ステアリル酸メチル)の累積のよう
な手段で、設けることができる。さらに、電場の付与、
磁場の付与あるいは光照射により、配向機能が生じる配
向膜も知られている。ポリマーのラビング処理により形
成する配向膜が特に好ましい。ラビング処理は、ポリマ
ー層の表面を、紙や布で一定方向に、数回こすることに
より実施する。配向膜に使用するポリマーの種類は、液
晶セルの表示モードの種類に応じて決定する。液晶セル
内の棒状液晶性分子の多くが実質的に垂直に配向してい
る表示モード(例、VA、OCB、HAN)では、光学
的異方性層の液晶性分子を実質的に水平に配向させる機
能を有する配向膜を用いる。液晶セル内の棒状液晶性分
子の多くが実質的に水平に配向している表示モード
(例、STN)では、光学的異方性層の液晶性分子を実
質的に垂直に配向させる機能を有する配向膜を用いる。
液晶セル内の棒状液晶性分子の多くが実質的に斜めに配
向している表示モード(例、TN)では、光学的異方性
層の液晶性分子を実質的に斜めに配向させる機能を有す
る配向膜を用いる。具体的なポリマーの種類について
は、前述した様々な表示モードに対応するディスコティ
ック液晶性分子を用いた光学補償シートについての文献
に記載がある。配向膜の厚さは、0.01乃至5μmで
あることが好ましく、0.05乃至1μmであることが
さらに好ましい。
【0175】[液晶表示装置]本発明は、様々な表示モ
ードの液晶セルに適用できる。前述したように、ディス
コティック液晶性分子を用いた光学補償シートは、TN
(Twisted Nematic)、IPS(In-Plane Switchin
g)、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)、OC
B(Optically Compensatory Bend)、STN(Supper
Twisted Nematic)、VA(Vertically Aligned)およ
びHAN(Hybrid Aligned Nematic)に対応するものが
既に提案されている。本発明は、いずれの表示モードの
液晶表示装置においても有効である。偏光素子は、一般
に偏光膜と保護膜からなる。偏光膜には、ヨウ素系偏光
膜、二色性染料を用いる染料系偏光膜やポリエン系偏光
膜がある。ヨウ素系偏光膜および染料系偏光膜は、一般
にポリビニルアルコール系フイルムを用いて製造する。
偏光膜の偏光軸は、フイルムの延伸方向に垂直な方向に
相当する。保護膜は偏光膜の両面に設けられる。光学補
償シートの透明支持体を、偏光膜の一方の側の保護膜と
しても機能させることができる。それ他の偏光膜の保護
膜としては、光学的等方性が高いセルロースエステルフ
イルム、特にトリアセチルセルロースフイルムを用いる
ことが好ましい。
【0176】
【実施例】[実施例1] (ディスコティック液晶組成物の調製)下記のディスコ
ティック液晶性化合物200mgに、配向温度低下剤
(129)20mgを添加し、混合物をメチルエチルケ
トン100マイクロリットルに溶解して、ディスコティ
ック液晶組成物を調製した。
【0177】
【化69】
【0178】
【化70】
【0179】(配向膜の作製)下記の変性ポリビニルア
ルコールをN−メチルピロリドンとメチルエチルケトン
との混合溶媒(容積比=20/80)に溶解して、5重
量%溶液を調製した。この溶液を、厚さ1.1mmのガ
ラス板上にバーコーターを用いて塗布した。塗布層を8
0℃の温風で10分間乾燥し、表面をラビング処理して
配向膜を形成した。
【0180】
【化71】
【0181】(配向温度の測定)配向膜の上にディスコ
ティック液晶組成物をスピンコートした後、5℃/分の
速度で加熱しながら、偏光顕微鏡で液晶組成物を観察
し、均一配向する温度を求めた。配向温度は、125℃
であった。
【0182】(楔セルの作製)配向膜を設けたガラス板
を裁断し、幅20mm、長さ40mm、高さ0.85m
mの楔セルを作製した。
【0183】(固有複屈折率の測定)ディスコティック
液晶組成物に、TEMPO(2,2,6,6−テトラメ
チル−1−ピペリジノイルオキシ−フリーラジカル)の
2重量%メチルエチルケトン溶液を30マイクロリット
ル加えて、完全な溶液とした。次に、メチルエチルケト
ンを減圧下で除去して、液晶組成物の固形物を得た。楔
セルに、固形物をND 相温度で注入し、均一配向させ
た。光源に550nmの干渉フィルターを入れた偏光顕
微鏡で楔セルを観察すると、550nmの整数倍のレタ
ーデーションを示す領域に黒色の筋が観察された。この
筋が読みとれなくなる寸前まで温度を下げ(20℃以
上)、その温度における筋の幅を読みとって、波長55
0nmにおける最大固有複屈折率(Δn)の値を求め
た。Δnは、0.135であった。
【0184】[比較例1]配向温度低下剤(129)を
添加しなかった以外は、実施例1と同様に、ディスコテ
ィック液晶組成物を作製して評価した。結果は、第1表
に示す。
【0185】[実施例2]配向温度低下剤(129)に
代えて、配向温度低下剤(231)を同量用いた以外
は、実施例1と同様に、ディスコティック液晶組成物を
作製して評価した。結果は、第1表に示す。
【0186】
【化72】
【0187】[実施例3]配向温度低下剤(129)に
代えて、配向温度低下剤(431)を同量用いた以外
は、実施例1と同様に、ディスコティック液晶組成物を
作製して評価した。結果は、第1表に示す。
【0188】
【化73】
【0189】[比較例2]配向温度低下剤(129)に
代えて、配向温度低下剤(x)を同量用いた以外は、実
施例1と同様に、ディスコティック液晶組成物を作製し
て評価した。結果は、第1表に示す。
【0190】
【化74】
【0191】[比較例3]配向温度低下剤(129)に
代えて、配向温度低下剤(y)を同量用いた以外は、実
施例1と同様に、ディスコティック液晶組成物を作製し
て評価した。結果は、第1表に示す。
【0192】
【化75】
【0193】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── 液晶組成物 配向温度低下剤 配向温度 温度低下 固有複屈折率 相対値 ──────────────────────────────────── 比較例1 なし 155℃ 0℃ 0.144 100% 実施例1 (129) 125℃ −30℃ 0.135 94% 実施例2 (231) 125℃ −30℃ 0.138 96% 実施例3 (431) 122℃ −33℃ 0.144 100% 比較例2 (x) 127℃ −28℃ 0.128 89% 比較例3 (y) 125℃ −30℃ 0.125 87% ──────────────────────────────────── (註) 温度低下:比較例1の配向温度との差 相対値: 比較例1の固有複屈折率に対する割合
【0194】[実施例4] (光学補償シートの作製)厚さ100μm、サイズ27
0mm×100mmのトリアセチルセルロースフイルム
(フジタック、富士写真フイルム(株)製)を透明支持
体として用いた。下記のポリアクリル酸共重合体100
重量部およびトリエチルアミン20重量部をメタノール
と水との混合溶媒(容量比=30/70)に溶解して、
5重量%溶液を調製した。この溶液をバーコーターを用
いて透明支持体の上に1μmの厚さに塗布した。塗布層
を、100℃の温風で5分間乾燥し、その表面をラビン
グ処理して、配向膜を形成した。配向膜の上に、以下の
組成の塗布液をエクストルージョン法により塗布した。
【0195】
【化76】
【0196】 ──────────────────────────────────── 光学的異方性層塗布液 ──────────────────────────────────── 実施例1で用いたディスコティック液晶性化合物 91重量部 下記のカイラル剤 20重量部 アセチル化度2.0%、ブチリル化度50.0%、数平均分子量30000の セルロースアセテートブチレート(CAB−551−0.2、イーストマンケミ カル社製) 0.25重量部 アセチル化度3.0%、ブチリル化度50.0%、数平均分子量40000の セルロースアセテートブチレート(CAB−531−1、イーストマンケミカル 社製) 0.25重量部 配向温度低下剤(431) 9重量部 光重合開始剤(イルガキュア369、日本チバガイギー(株)製) 3重量部 メチルエチルケトン 120重量部 ────────────────────────────────────
【0197】
【化77】
【0198】得られた光学補償シートのΔndを波長5
50nmにおいて測定したところ、880nmであっ
た。また、ディスコティック液晶性分子のツイスト角は
240゜であった。さらに、ディスコティック液晶性分
子の配向状態を偏光顕微鏡で観察したところ、全ての分
子が均一に配向(モノドメイン配向)していた。
【0199】別に、光学的異方性層塗布液からカイラル
剤を除いた以外は同様にして、ディスコティック液晶性
化合物が実質的に垂直に配向しているが、ねじれていな
い光学補償シートを作製した。このシートについて、エ
リプソメーターを用いて、面内レターデーション(R
e)を測定し、その角度依存性から平均傾斜角を求めた
ところ、85〜90゜であった。られた光学補償シート
のΔndを波長550nmにおいて測定したところ、8
80nmであった。また、ディスコティック液晶性分子
のツイスト角は240゜であった。さらに、ディスコテ
ィック液晶性分子の配向状態を偏光顕微鏡で観察したと
ころ、全ての分子が均一に配向(モノドメイン配向)し
ていた。
【0200】[実施例5] (液晶表示装置の作製)ツイスト角が240゜、Δnd
が880nmのSTN液晶セルの下側に、実施例4で作
製した光学補償シートを1枚、光学的異方性層が液晶セ
ル側となるように貼り合わせた。光学補償シートと液晶
セルとを貼り合わせた面において、ディスコティック液
晶性分子のディレクター(円盤面の法線方向)と液晶セ
ルの棒状液晶性分子のディレクター(長軸方向)とが一
致するように、液晶セルと光学補償シートの向きを調節
した。さらに、一対の偏光板をクロスニコル配置で取り
付け、STN型液晶表示装置を作製した。得られたST
N型液晶表示装置に電圧を印加したところ、ノーマリー
ブラックモードになった。視覚特性を測定したところ、
コントラスト比が5以上の角度範囲が、左右で120゜
以上、上下で150゜以上得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】透過型液晶表示装置の基本的な構成を示す模式
図である。
【図2】反射型液晶表示装置の基本的な構成を示す模式
図である。
【符号の説明】
BR バックライト RP 反射板 1、1a、1b 偏光素子 2、2a、2b 光学補償シートの透明支持体 3、3a、3b 光学補償シートの光学的異方性層 4a 液晶セルの下基板 4b 液晶セルの上基板 5 棒状液晶性分子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA02 BA25 BA42 BA47 BB03 BB46 BB49 BB50 BC09 BC22 2H091 FA11X FA11Z FB02 GA01 HA07 HA09 HA10 LA11 LA30 4H027 BA08 BD02 BD07 BD12 BD21 BD24 BE02 CB03 CE03 DM02 DM03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスコティック液晶性分子および配向
    温度低下剤を含むディスコティック液晶組成物であっ
    て、ディスコティック液晶組成物の配向温度が、ディス
    コティック液晶組成物から配向温度低下剤を除外して得
    られる組成物の配向温度よりも低く、配向温度の差が1
    0℃以上であり、かつ、ディスコティック液晶組成物の
    波長550nmで測定した最大固有複屈折率が、ディス
    コティック液晶組成物から配向温度低下剤を除外して得
    られる組成物の波長550nmで測定した最大固有複屈
    折率の90%以上であることを特徴とするディスコティ
    ック液晶組成物。
  2. 【請求項2】 配向温度低下剤が、芳香族化合物である
    請求項1に記載のディスコティック液晶組成物。
  3. 【請求項3】 ディスコティック液晶組成物が、配向温
    度低下剤をディスコティック液晶性化合物の量の1乃至
    50重量%の量で含む請求項1に記載のディスコティッ
    ク液晶組成物。
  4. 【請求項4】 透明支持体、配向膜およびディスコティ
    ック液晶性分子から形成された光学的異方性層がこの順
    に積層されている光学補償シートであって、光学的異方
    性層が、ディスコティック液晶性分子および配向温度低
    下剤を含み、ディスコティック液晶組成物の配向温度
    が、ディスコティック液晶組成物から配向温度低下剤を
    除外して得られる組成物の配向温度よりも低く、配向温
    度の差が10℃以上であり、かつ、ディスコティック液
    晶組成物の波長550nmで測定した最大固有複屈折率
    が、ディスコティック液晶組成物から配向温度低下剤を
    除外して得られる組成物の波長550nmで測定した最
    大固有複屈折率の90%以上であるディスコティック液
    晶組成物を配向膜上に塗布し、配向温度よりも高い温度
    で加熱してディスコティック液晶性分子を配向させて形
    成した層であることを特徴とする光学補償シート。
  5. 【請求項5】 液晶セル、その両側に配置された二枚の
    偏光素子、および液晶セルと一方または両方の偏光素子
    との間に配置された一枚または二枚の光学補償シートか
    らなり、光学補償シートが偏光素子側から順に、透明支
    持体、配向膜およびディスコティック液晶性分子から形
    成された光学的異方性層が積層されている透過型液晶表
    示装置であって、光学的異方性層が、ディスコティック
    液晶性分子および配向温度低下剤を含み、ディスコティ
    ック液晶組成物の配向温度が、ディスコティック液晶組
    成物から配向温度低下剤を除外して得られる組成物の配
    向温度よりも低く、配向温度の差が10℃以上であり、
    かつ、ディスコティック液晶組成物の波長550nmで
    測定した最大固有複屈折率が、ディスコティック液晶組
    成物から配向温度低下剤を除外して得られる組成物の波
    長550nmで測定した最大固有複屈折率の90%以上
    であるディスコティック液晶組成物を配向膜上に塗布
    し、配向温度よりも高い温度で加熱してディスコティッ
    ク液晶性分子を配向させて形成した層であることを特徴
    とする液晶表示装置。
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