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JP2001079759A - 研磨処理の終了点判定装置及び監視方法 - Google Patents

研磨処理の終了点判定装置及び監視方法

Info

Publication number
JP2001079759A
JP2001079759A JP2000237499A JP2000237499A JP2001079759A JP 2001079759 A JP2001079759 A JP 2001079759A JP 2000237499 A JP2000237499 A JP 2000237499A JP 2000237499 A JP2000237499 A JP 2000237499A JP 2001079759 A JP2001079759 A JP 2001079759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
polishing
change
conductivity
platen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000237499A
Other languages
English (en)
Inventor
G Lee Michael
ジー リー マイケル
Valin Solomon
ベイリン ソロモン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JP2001079759A publication Critical patent/JP2001079759A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、研磨処理の終了点の判定装置及び
方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明によれば、研磨処理中に素材の下
流側を通るスラリー中の材料の濃度変化は、スラリーの
導電率の変化、又は、素材から生じた粒子から得られる
スラリー中のイオンの導電率の変化を監視することによ
って間接的に監視される。素材の下流側に配置された電
気的監視素子は導電率の変化を検出し、所望の研磨処理
の終了点に到達したことが示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学機械研磨処理
のような研磨処理の終了点を検出する方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、研磨処理の終了点を検出する
ことは非常に要望されており、多数の終了点検出処理が
提案されている。
【0003】たとえば、従来の一つの終了点検出方法
は、研磨処理の終了点を判定するため研磨用モーターを
駆動するのに必要とされるパワーの増加を検出する。研
磨処理の終了点を精確に判定するためには、研磨される
材料の表面硬さが終了点で著しく変化する必要がある。
たとえば、この方法は、研磨パッドが同じ硬さの隣接し
た2層(たとえば、金属層)の間にある点に達したとき
に研磨処理の終了点を判定すべき場合に適当ではないと
考えられる。この方法は、ベアリング摩擦の時間的な変
化、又は、使用される特定のスラリー組成物を考慮して
いない。これらの両方の要因は、研磨用モーターを駆動
するため必要とされるパワーに影響を与え、終了点検出
の精度に影響を及ぼし得る。
【0004】別の従来の方法は、研磨パッドが2層の異
なる材料の層の境界に達したときに生じる音波の差を測
定することによって研磨処理の終了点を判定する。この
方法の場合、終了点検出を行うため、異なる材料の層に
よって発生させる音波に顕著な差が必要になる。したが
って、この方法は、研磨中に類似した音波を発生する2
層の間で研磨を終了させる場合に適当ではないと考えら
れる。
【0005】さらに別の従来の方法は、研磨される半導
体原料内に作製された電気接点を使用して研磨終了点を
判定する。この従来の方法の場合、電気信号は電気接点
の露出時に発生され、研磨処理の終了点が示される。こ
の方法の場合、電気接点は、特に、終了点検出の目的の
ため、処理されている半導体原料に付加される。これ
は、付加的な処理工程を導入することによって、半導体
の調製をより複雑化させ、半導体材料の製造歩留まりを
低下させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題点が解決された研磨処理の終了点検出方法及び研
磨装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例は、化学
機械研磨処理のような研磨処理の終了点を精確かつ高い
信頼性で判定することができる。本発明の実施例によれ
ば、スラリー中の一つ以上の材料の濃度の変化が素材
(ワークピース)の下流側で監視される。好ましくは、
濃度変化は、たとえば、素材の下流側でスラリーの導電
率又はスラリー中のイオンの変化を、時間的に測定する
ことによって、直接的に監視される。
【0008】本発明の実施例は、終了点の表面が2層の
材料層(たとえば、2層の金属層、若しくは、2層の誘
電層)の境界にあるとき、研磨処理の終了点を精確に判
定することを可能にさせる。たとえば、本発明の実施例
は、同じ程度の硬さ若しくは音響特性を有する2層の間
にある研磨終了点を検出するため使用される。また、本
発明の実施例によれば、素材の下流側を通過するスラリ
ー(たとえば、流出物)は、研磨処理の終了点を判定す
るため使用される。本発明の実施例は、研磨処理に関す
る有効な情報を得るため、従来では殆ど役に立たないと
考えられていた流出物を使用する点が有利である。
【0009】本発明の一実施例は、研磨処理の終了点を
検出する装置である。この装置は、素材を担持する素材
キャリヤーと、素材キャリヤー上の素材を研磨するため
適合したプラテンとを有する。電気的監視素子が素材の
下流側に設けられる。電気的監視素子は、スラリー中の
材料の濃度変化を監視することができる。材料は、素材
から出る粒子(たとえば、薄片)或いはイオンのような
ものである。
【0010】本発明の他の実施例は、研磨処理を監視す
る方法である。この方法は、研磨スラリーによって素材
の表面を研磨し、素材の下流側に伝わる研磨スラリー中
の材料濃度を電気的監視素子によって監視し、スラリー
中の材料濃度の変化を電気的監視素子によって検出し、
材料濃度の変化に応じて研磨を停止する。
【0011】本発明の更に別の実施例は、研磨処理を監
視する方法である。この方法は、研磨スラリーによって
素材の表面を研磨し、素材から出る粒子を含むスラリー
を生成し、イオンを生成するためスラリー中の粒子をイ
オン化し、スラリー中のイオン濃度の変化を検出する。
【0012】本発明の上記実施例並びにその他の実施例
は、以下の発明の詳細な説明、添付図面、及び、請求項
に記載された事項から当業者には明らかになる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例は、研磨処理の終
了点を判定する方法及び装置に関する。研磨処理の一例
として、導電率の異なる複数の層を有する電気デバイス
原料が研磨スラリーで研磨される場合を考える。研磨さ
れるべき適当な電気デバイス原料は、半導体ウェーハ
と、セラミック基板と、ポリマー回路基板等を含む。研
磨処理中に、材料が素材の表面から取り除かれるので、
素材の厚さは薄くなる。素材から除かれた材料は、通
常、導電性及び/又は非導電性粒子(たとえば、薄片)
の形をなす。たとえば、取り除かれた材料には、素材上
の層から出る金属粒子、ポリマー粒子、及び、セラミッ
ク粒子が含まれる。研磨中に、素材の下流側を通るスラ
リーはこれらの粒子を含有する。
【0014】望ましい終了点は、典型的に、異なる導電
性特性を有する2層の間の境界にある。研磨処理中に素
材から取り除かれる粒子の大半の導電率は望ましい終了
点で変化する。その理由は、終了点において、研磨が始
まる下側の層は前に研磨された壮途は異なる電気特性を
有するからである。粒子の大半の導電率の変化は、研磨
スラリーの大半の導電率を同様に変化させる。したがっ
て、素材の下流側を通過するスラリーは、研磨終了点に
到達した後、導電率が著しく増加若しくは減少する。
【0015】電気的監視素子は、素材の下流側のスラリ
ー中で、に取り除かれた素材の材料(たとえば、絶縁性
粒子若しくは導電性粒子)、あるいは、その材料から得
られる物質(たとえば、素材材料から形成されたイオ
ン)の濃度の変化を監視、検出するため使用される。濃
度変化の監視、検出は、スラリー若しくはスラリー中の
イオンの導電率の変化を監視、検出することによって間
接的に行なわれる。導電率の変化はスラリー中の材料の
濃度変化と関連している。一部の実施例では、電気的監
視素子は、離間した2個以上の電極を有するデバイスで
も構わない。このタイプの監視素子は、通過するスラリ
ー流の導電率の変化を監視、検出することができる。た
とえば、導電層の上に重なる絶縁層を研磨することが可
能である。研磨は、絶縁層を剥離し、絶縁層から絶縁性
粒子を生成する。研磨中に、これらの絶縁性粒子はスラ
リーに加えら得る。研磨パッドが下側にある導電層に到
達した後、導電層が侵食されると共に導電性粒子が形成
され、スラリーに加えられる。導電性粒子はスラリー中
に伝わり、スラリーの大半の導電率を増加させる。この
導電率は、スラリーが電気的監視素子の側(たとえば、
監視素子の電極間)を通過するときに電気的監視素子に
よって検出され得る。スラリーの導電率の上昇は、スラ
リー中の導電性粒子の濃度の増加によって生ずる。一部
の実施例の場合に、監視素子は電極を有する浮動ヘッド
を具備する。本発明の実施例において使用するのに適し
たこの監視素子及びその他の監視素子については、以下
に詳細に説明する。
【0016】他の実施例において、研磨中に素材から除
かれた材料をイオン化するため、イオン化材料をスラリ
ーに添加してもよい。イオン化材料は、研磨中に素材か
ら先に生成された粒子をイオン化し、溶解することがで
きる。たとえば、素材から取り除かれた材料には、Pb、
Sn、Zn、Au、Ag、Ca、Ni、Al、Cu、W及びCrの中の少な
くとも一つを有する金属若しくは金属合金粒子が含まれ
る。
【0017】一部の実施例では、イオン、特に、金属イ
オン(たとえば、Al2+、Cu2+、Cr+及びW+)は、元素状
態の材料よりもスラリー中で検出し易くなる。たとえ
ば、イオンが形成され、スラリー中に存在する場合、ボ
ルタンメトリー分析(たとえば、サイクリックボルタン
メトリー)を実行するために適合した監視素子のような
イオン専用の電気的監視素子、若しくは、1個以上のイ
オン選択性電極が、スラリー中のイオンの導電率の変化
を検出するため使用され得る。導電率の変化は、スラリ
ー中のイオン濃度の変化によって生ずる。たとえば、典
型的なボルタンメトリー分析法の場合に、2電極間の電
位は時間的にスイープされる。電圧が変化するとき、着
目中の核種(たとえば、金属イオン)は、着目中の特定
のイオンに対するイオン化電位に関連した電圧で電子を
受容し、電流の流れを生じさせる。この導電率の変化
は、電流(i)と電圧(E)の関係をプロットしたボル
タンメトリーグラフに現れる。ボルタンメトリー分析が
サイクリックボルタンメトリー分析であるならば、スイ
ープが繰り返され、着目している材料のイオン化及び減
少電位がスイープされる。このように作成されたボルタ
ンメトリーグラフは、着目している核種の酸化及び減少
に関係した電流ピークをもつ。
【0018】イオン化材料は、素材の上流側若しくは下
流側でスラリーに加えられる。たとえば、イオン化材料
は、研磨用プラテンの下流で加えられる。プラテンの下
流側を通過するスラリーは、スラリー流出物若しくは流
出物である。適当なイオン化材料には、塩酸、フッ化水
素酸、硝酸、及び、燐酸のような強酸が含まれる。これ
らの酸は、スラリーに添加される前に適当な濃度にされ
る。たとえば、酸は、約1×10-4乃至約1×10-2
ル(M)の濃度を有する。
【0019】以下、図1乃至13を参照して、本発明の
他の局面について説明する。
【0020】図1には、本発明による終了点検出方法の
第1実施例を実行するため適当な研磨装置の概略図が示
されている。図1に示されるように、研磨装置100
は、シャフト104によってモーター106に連結され
たプラテン102を有する。一部の実施例において、研
磨パッド(図示しない)は、プラテン102の上面に接
着剤を用いて一時的に取り付けられる。研磨パッドは、
一般的に薄く、柔軟性があり、エラストマー材料のよう
な材料から製造することができる。プラテン102のよ
うなプラテン及び研磨パッドは、既に知られている技術
であるため、これ以上詳細な説明は行わない。
【0021】図1に示されるように、素材キャリヤー1
10はプラテン102の上に配置され、シャフト112
を介してモーター114に連結される。素材キャリヤー
110は、プラテン102と対向し、研磨中に電気デバ
イス原料のような素材(図示しない)をプラテン102
に押し付ける。細かい研磨剤(たとえば、シリカ若しく
はアルミニウム粒子)及び液体媒質(たとえば、水)を
含有する研磨スラリーは、プラテン102と素材の間に
存在する。モーター106及び114は、それぞれ、プ
ラテン102及び素材キャリヤー110を回転する。プ
ラテン102及び素材キャリヤー110は、好ましく
は、矢印103及び111で示される逆方向に回転す
る。たとえば、プラテン102が時計回りに回転すると
き、素材キャリヤー110によって保持された素材は、
反時計回りに回転する。素材キャリヤー110とプラテ
ン102の回転方向は、入れ替えてもよい。研磨中に、
素材は、プラテン102がディスペンサー130から供
給されたスラリーで素材を研磨するとき、すり減らさ
れ、磨かれる。研磨中に、素材の下流側を通るスラリー
は、研磨中に素材から除かれた素材の粒子がスラリーに
加えられるので変性する。
【0022】変性したスラリーの一部は、プラテン10
2の周縁部から容器140に流入する。容器140はプ
ラテンの下側、かつ、プラテンの周囲に配置される。た
とえば、プラテン102の周縁部から外れて、プラテン
102の下流側を伝わるスラリーは、流出物である。図
1に示された容器140はすべてのスラリー流出物を集
めるが、より少ない流出物を集める容器でも構わない。
たとえば、容器は、プラテンの下流側を通るスラリー中
の統計的に有意な部分を集めることができる。統計的に
有意な部分とは、たとえば、プラテン102の下流側を
伝わるスラリー中の約5乃至約50体積パーセントであ
る。流出物は容器140を通過して、導管142に入
る。導管142は、容器140と分離型でも一体型でも
よい。図1に示された導管142は、略円筒状の形状を
有し、好ましくは、耐腐食性かつ耐酸化性の材料から製
造される。たとえば、導管142及び容器140は、ポ
リプロピレン、あるいは、ステンレス鋼のような耐腐食
性材料から製造される。
【0023】図1において、二つの電極128を有する
監視素子が、導管を通過する流出物若しくは流出物成分
の導電率変化を監視するため使用される。二つの電極1
28は導管142内に配置され、好ましくは、耐腐食性
(たとえば、耐酸性及び耐塩基性)並びに耐酸化性のあ
る金属若しくはその他の導電性材料により構成される。
たとえば、二つの電極はプラチナ製でもよい。一部の実
施例では、監視素子は、共通基板上に配置された電極1
28を具備する。他の実施例では、監視素子は、導管1
42に配置された一方の電極を有し、導管142の内側
部は、もう一方の又はアースとしてしようされ得る金属
(若しくはその他の導電性材料)を具備する。流出物が
導管142を通過するとき、電極128は、流出物成分
若しくは流出物自体の導電率の変化を検出する。電極1
28によって発生された導電率信号はワイヤ124を介
してコントローラ120に伝達される。
【0024】図1に示されるように、ディスペンサー1
60は、イオン化材料を供給するため使用される。ディ
スペンサー160は、たとえば、図2乃至6に示される
ような本発明の他のすべての実施例でも使用することが
できる。好ましくは、イオン化材料はプラテン102の
下流側で添加されるので、イオン化材料は素材と接触し
ない。
【0025】材料が素材表面から取り除かれる時点と、
スラリーの導電率の変化が検出される時点との間の時間
的遅延は、最小限に抑えることが望ましい。たとえば、
電極128は、好ましくは、導電率変化を生じさせた材
料が素材から取り除かれた後、約10秒以内でスラリー
(たとえば、流出物)若しくはスラリー成分の導電率を
測定する。より好ましくは、電極128は、導電率変化
を生じさせた材料が素材から取り除かれた後、研磨スラ
リー若しくは研磨スラリー成分の導電率変化を測定す
る。除去と監視の間の時間を短縮するため、容器140
は、図1に示される如く底面が導管に向かって傾斜する
ように底面が成型されるので、スラリー流出物の導管1
42までの移動時間が短縮される。移動時間が短縮され
ることによって、時間的遅延が最小限に抑えられる。
【0026】研磨装置100は、1個以上の弁145が
電極128の下流側で導管142に配置される。弁14
5は、大量のスラリーが電極128の上下に保たれるよ
うに導管142内の流出物の流れを制御する。これによ
り、電極128の導電率測定は一定に保たれる。弁14
5を通るスラリー流出物のフローは、操作者により手動
で制御しても、コントローラ120によって制御しても
よい。コントローラ120は、導管142に配置された
流量センサ若しくは圧力センサに応答して弁145を調
節する。
【0027】コントローラ120は、電極128から受
信された信号を監視する。コントローラ120は、ワイ
ヤ126及び122を介してモーター106及び114
に連結される。一実施例において、コントローラ120
は、電極128によって伝達された信号の変化に応じ
て、モーター106に回転中のプラテン102を停止さ
せ、及び/又は、モーター114に回転中の素材キャリ
ヤー110を停止させる。別の実施例では、コントロー
ラ120は、アラーム(たとえば、ブザー、ライト等)
を作動させ、変化の発生を操作者に通知する。これによ
り、操作者は研磨処理を停止する。
【0028】好ましい一実施例において、コントローラ
120はコンピュータを具備する。たとえば、コントロ
ーラ120は、電極128から受信した電気信号に基づ
いて研磨処理の終了点を判定する適切なソフトウェアを
搭載した汎用コンピュータを具備する。他の実施例で
は、コントローラ120は、電極128から受信した電
気信号に基づいて研磨処理の終了点を判定するため特別
に構築されたアプリケーション専用コンピュータを具備
する。
【0029】図1において、容器140の底面は導管1
42の方向に傾斜している。このような特徴を備えず、
平坦な底を有する研磨システムは、導管142の方向に
傾斜した挿入部材を用いて変更される。図6には、容器
の底が平坦であり、挿入部材642が出力導管641に
向かって傾斜するように容器640に対して配置されて
いる研磨装置の概略図が示されている。挿入部材642
は、中空でも中実でもよく、スラリーによって侵食され
ない材料から作られる。たとえば、挿入部材642は、
ポリプロピレンやステンレス鋼のような耐腐食性材料に
より作られる。また、図6に示された実施例には、図1
の弁145の代わりに、一定量のスラリー流出物を電極
128の上下に保持するため、U字形導管トラップ66
0が設けられ、これにより、電極128の導電率測定が
安定的に行なわれる。導管トラップ660は、U字形部
分662と、水平出口部分664とを有する。水平出口
部分664の底は、U字形部分662の最低水位666
を定める。電極128は、この最低水位666よりも下
に配置されるので、スラリー流出物は確実に電極を覆
う。導管トラップ660は他の実施例(たとえば、図1
乃至3に記載された研磨装置)に使用され得る。
【0030】図2には、本発明による終了点検出方法の
第2実施例を実現する研磨装置200の実施例の概略図
が示されている。研磨装置200の多数の構成要素は研
磨装置100にも含まれているので、図1の構成要素を
指定するため使用された番号と同じ参照番号が使用され
る。かくして、研磨装置200は、プラテン102と、
シャフト104と、モーター106と、素材キャリヤー
110と、シャフト112と、モーター114と、コン
トローラ120と、ワイヤ122及び126と、スラリ
ーディスペンサー130と、導管132と、容器140
と、導管142とを含む。研磨装置200内のこれらの
構成要素は、容器140及び導管142を除いて、図1
に示された研磨装置100内の対応した部分と機能的、
構造的に同一でもよい。したがって、研磨装置200内
のこれらの構成要素に関してこれ以上の説明は行わな
い。
【0031】既に説明した通り、流出物は容器140及
び導管142を通過する。しかし、電極は、導管142
内の流出物若しくはイオン中の導電率を判定するために
導管142内に存在しなくてもよい。たとえば、図2に
示されるように、プラテン102の近くで電気監視素子
の下流側にスコップ250が設けられる。スコップ25
0は、好ましくは、素材キャリヤー110の下流側に配
置され、素材を研磨するため使用されたスラリーを収集
する。スコップ250は、後壁側にアパーチャ252を
有し、多数の周知の機械的取り付け機構を用いて正しい
位置に固定される。一実施例において、図2に示される
ように固定部材251が使用される。他の実施例では、
図3に示されるようなトーンアーム351、又は、図4
に示されるような簡単な旋回アーム451が使用され
る。研磨装置200は、アパーチャ252でスコップ2
50に連結された導管254を更に有する。スコップ2
50によって収集された研磨スラリーはアパーチャ25
2を介して導管254に移される。監視素子の電極22
8は、スラリー若しくはスラリー中のイオンが導管25
4内を通過するとき、スラリー若しくはスラリー中のイ
オンの導電率を判定する。電極228は、ワイヤ224
を介してコントローラ120に接続され、電極228か
らの電気信号は、コントローラ120に供給される。
【0032】研磨装置200は、スコップ250が素材
110の下流側で非常に接近させて配置されているの
で、研磨処理の終了点を精確に判定することができる。
スラリーが素材110を研磨するため使用された後、非
常に短時間内にスコップ250はスラリーを収集し、監
視素子はスラリーを分析する。研磨装置200におい
て、研磨スラリー若しくは研磨スラリー内のイオンの導
電率変化は、好ましくは、導電率変化を生じさせた材料
がスコップ250によって収集されてから約10秒以
内、又は、導電率変化を生じさせた材料が素材から取り
除かれてから約10秒以内に電極228によって検出さ
れる。
【0033】図3には、本発明による終了点検出方法の
第3実施例を実現する研磨装置300の実施例の概略図
が示されている。研磨装置300の多数の構成要素は研
磨装置100にも含まれているので、図1の構成要素を
指定するため使用された番号と同じ参照番号が使用され
る。図3に示されるように、研磨装置300は、プラテ
ン102と、シャフト104と、モーター106と、素
材キャリヤー110と、シャフト112と、モーター1
14と、コントローラ120と、ワイヤ122及び12
6と、スラリーディスペンサー130と、導管132
と、容器140と、導管142とを含む。研磨装置30
0内のこれらの構成要素は、容器140及び導管142
を除いて、図1に示された研磨装置100内の対応した
部分と機能的、構造的に同一でもよい。したがって、研
磨装置300内のこれらの構成要素に関してこれ以上の
説明は行わない。
【0034】図3に示されるように、ブレード350
は、プラテン102の上部を滑走し、スラリーを集め
る。ブレード350は、プラテンから研磨スラリーの一
部分を掬い取り、ブレードの長軸方向に移し、研磨スラ
リーの一部分はそこで、プラテン102の周縁部に隣接
した導管352によって集められる。ブレード350
は、好ましくは、素材キャリヤー110の下流側に設け
られ、素材を研摩するため使用された後の研磨スラリー
を収集する。傾斜したブレード350の上面は、平坦、
若しくは、図3に示されるように湾曲している。ブレー
ド350は、プラテン102上を滑走する能力を高める
ため滑走部359を具備してもよい。滑走部359は、
好ましくは、前方に傾斜が設けられ、後方にエッジが設
けられる。ブレード350の長軸は、プラテン102の
回転中心に向いているので、ブレードの長軸は実質的に
プラテン102の半径と平行である。ブレード350に
沿って内側の端から外側の端まで研磨スラリーを容易に
運ぶことができるようにするため、ブレード350は、
プラテン102の半径Rに関して僅かに(図3では反時
計回りに)回転しているので、ブレード350の内側の
端(すなわち、プラテン102の中心に最も近い点)
は、ブレード350の外側のエッジよりも前にある。こ
の場合、プラテン102の中心からプラテンのエッジま
で延ばされた半径方向の線は、半径方向の線が回転する
とき、最初にブレード350の内側エッジと接触する。
ブレード350は、任意の数の周知の取り付けメカニズ
ム、たとえば、図3に示されるようなトーンアーム35
1を用いて正しい位置に保持される。図4に示されるよ
うな簡単な旋回アーム451、又は、図2に示されるよ
うな固定部材251を使用してもよい。
【0035】導管352は、スコップ350の近くに設
けられた上方セクション354と、中間セクション35
6と、下方セクション358とを有する。本発明の一実
施例において、中間セクション356は球状であり、下
方セクション358は円筒状である。電極328は下方
セクション358に設けられる。流出物が導管352内
で電極328の側を通過するとき、電極は流出物若しく
は流出物中のイオンの導電率変化を検出する。流出物若
しくは流出物中のイオンの導電率変化を表わす電気信号
は、電極328からワイヤ324を介してコントローラ
120に送られる。装置300内のコントローラ120
は電極328から受信された電気信号に基づいて研磨処
理の終了点を判定する。この判定は、装置100内のコ
ントローラ120が電極128から受信された電気信号
に基づいて研磨処理の終了点を判定する場合と同様であ
る。
【0036】本実施例において、イオン化材料は、研磨
の前にスラリーと混合され、あるいは、プラテン上に供
給され、あるいは、導管352内に供給される。図3に
は、イオン化材料ディスペンサー160がプラテン10
2の下流側でイオン化材料を供給するため配置され、イ
オン化材料が導管352に供給される実施態様が示され
ている。
【0037】容器140は研磨処理の流出物を収集し、
導管142は流出物を運ぶ。しかし、電極は導管142
内に設けられていない。かくして、研磨装置300内の
導管142は、本実施例の場合に、流出物若しくはイオ
ンの導電率を判定するため使用されない。実際には、導
管352と、導管352内に配置された電極328と
が、流出物若しくは流出物中のイオンの導電率変化を検
出するため使用される。
【0038】研磨装置300は、ブレード350が素材
110の下流側で非常に接近させて配置されているの
で、研磨処理の終了点を精確に判定することができる。
スラリーが素材110を研磨するため使用された後、非
常に短時間内にブレード350はスラリーを収集し、監
視素子はスラリーを分析する。研磨装置300におい
て、研磨スラリー若しくは研磨スラリー内のイオンの導
電率変化は、好ましくは、導電率変化を生じさせた材料
がブレード350によって収集されてから約10秒以
内、又は、導電率変化を生じさせた材料が素材から取り
除かれてから約10秒以内に電極328によって検出さ
れる。
【0039】図3には、本発明による終了点検出方法の
第4実施例を実現する研磨装置400の実施例の概略図
が示されている。研磨装置400の多数の構成要素は研
磨装置100にも含まれているので、図1の構成要素を
指定するため使用された番号と同じ参照番号が使用され
る。図4に示されるように、研磨装置400は、プラテ
ン102と、シャフト104と、モーター106と、素
材キャリヤー110と、シャフト112と、モーター1
14と、スラリーディスペンサー130と、導管132
と、容器140と、導管142とを含む。研磨装置40
0内のこれらの構成要素は、容器140及び導管142
を除いて、図1に示された研磨装置100内の対応した
部分と機能的、構造的に同一でもよい。したがって、研
磨装置400内のこれらの構成要素に関してこれ以上の
説明は行わない。
【0040】他の実施例として、流出物は容器140及
び導管142の中を通る。本実施例の場合、しかし、電
極は導管142内に存在しないので、導管142は流出
物若しくは流出物中のイオンの導電率変化を判定するた
め使用されない。
【0041】研磨装置400では、研磨装置200と同
様に、スラリー流出物は研磨処理の終了点を判定するた
め使用されない。実際には、プラテン102上で素材の
下流側のスラリーが研磨処理の終了点を判定するため使
用される。浮動ヘッド450を有する監視素子は、プラ
テン102の表面上で移動し、スラリー若しくはスラリ
ー中のイオンの濃度変化を判定するため使用される。ヘ
ッド450は、図4に示される簡単な旋回アーム451
のような周知の任意の取り付けメカニズムを用いて正し
い位置に保たれる。図3に示されたトーンアーム35
1、若しくは、図2に示された固定部材251を使用し
てもよい。ヘッド450は、好ましくは、素材110の
下流側に配置され、研摩スラリーは、素材キャリヤー1
10によって保持された素材を研磨するため使用された
後にヘッド450の横を通過する。ヘッド450は基板
454を含み、基板454は、4辺を有し、下側の面は
プラテン102と対抗して配置される。。ヘッド450
は、研摩スラリーの特性を測定するセンサを有し、セン
サによって測定された特性を表わす電気信号を送出す
る。好ましい一実施例において、センサは、研摩スラリ
ーの導電性を測定する1対の電極である。図4に示され
るように、ヘッド450は、基板454の下側の面に配
置された電極458を含む。また、ヘッド450は、基
板454の下側の面に配置されたひれ状部若しくは滑走
部456を有する。
【0042】図5には、プラテン102の上に配置され
たヘッド450の断面図が示されている。ひれ状部45
6は、基板454の下側面455とプラテン102の間
に隙間を設ける。好ましい一実施例において、ひれ状部
456は、所定の距離Dで基板454の下側面455と
プラテン102の上側面の間に間隔をとる。さらに、各
ひれ状部456は、対応した基板454の面上で離間す
る。好ましい一実施例において、図5に示されるよう
に、各ひれ状部は基板454の対応した面に配置され
る。ひれ状部456の間の距離と、距離Dは、基板45
4の下側面455とプラテン102の上面との間に体積
Vを画成する。体積Vは、動作中に実質的に一定であ
り、その結果として、電極458は、体積Vの中を流れ
る研磨スラリーの導電率を検出することができる。ヘッ
ド450は、電極458を通じて、ワイヤ452を用い
てコントローラ420に接続される。ヘッド450、よ
り詳細には、ヘッド450内の電極458は、スラリー
若しくはスラリー中のイオンの導電率を表わす電気信号
をコントローラ420に出力する。イオン化材料は、使
用前にスラリーと混合され、あるいは、プラテン102
上に供給される。図4の実施例では、イオン化材料は使
用前にスラリーと混合される。
【0043】体積V内で電極458によって測定される
研摩スラリーの量は、一般的に、図1乃至4を参照して
既に説明した実施例の場合よりも非常に少ない。体積が
小さくなると共に、ヘッド450からの出力中に短時間
の変動が生じる。これらの変動を平滑化するため、コン
トローラ420は、一定期間に亘ってヘッド450から
出力された電気信号を平均化する信号平均化器424を
具備する。この場合、コントローラ420は平均化され
た信号から素材の研磨終了点を判定する。
【0044】研磨装置400は、ヘッド450が素材キ
ャリヤー110の近くで素材キャリヤー110の下流側
に配置されているので、研磨処理の終了点の精確な判定
を行うことが可能である。これにより、ヘッダ450
は、研摩スラリーが素材を研磨するため使用された後の
非常に短時間内で、スラリー若しくはスラリー中のイオ
ンの導電率の変化を検出することができる。研磨装置4
00において、スラリー若しくはイオンの導電率の変化
は、導電率の変化を生じさせた材料が素材から除去され
た後の約5秒以内に電極228によって検出される。
【0045】
【実施例】図7には研磨前の素材の一例の断面図が示さ
れ、図8には上部領域703が研磨され除かれた後の素
材の断面図が示されている。素材700は、金属層70
2と、誘電層706と、基板層708とを有する。金属
層702は、研磨されるべき金属層702の一部分であ
る上部領域703と、誘電層706に埋め込まれた下部
領域704とを有する。基板層708は、金属層702
及び誘電層706の下側に配置される。
【0046】研磨パッドによって研磨される導電層と絶
縁層の比率は研磨処理中に変化する。たとえば、研磨処
理の開始時に、研磨面は上部領域703の上面705で
あり、研磨処理の終了時に、研磨面は誘電層706及び
下部領域704の上面707(図8)である。
【0047】研磨処理の一例において、金属層702は
連続的若しくは実質的に連続的であり、研磨面は、完全
に、若しくは、実質的に完全に金属である。金属層70
2の上部領域703を研磨することにより、金属層70
2の厚さが減少し、金属粒子が生成される。金属粒子は
スラリーに加えられ、スラリー中の金属濃度を定常状態
レベルまで急激に増加させる。研磨処理の開始時にスラ
リー中の金属粒子の濃度が急激に増加することに対応し
て、金属粒子が次にイオン化されるならば、スラリー中
の金属イオン濃度が急激に増加する。したがって、金属
層702の上部領域703が研磨されているとき、スラ
リーの導電率又はスラリー中の金属イオン濃度は素材の
下流側で高くなる。
【0048】研磨パッド(図示しない)が誘電層706
の上面707に到達したとき、研磨中の金属の量は、金
属層702の下部領域704及び誘電層706が研磨さ
れるのに連れて著しく減少する。すなわち、面707の
下側で研磨、侵食される金属量は、面707の上側で研
磨、侵食される金属量よりも減少する。したがって、素
材の下流側を通る金属粒子若しくは金属イオンの濃度
は、終了点に到達した後に著しく減少し、スラリー若し
くはスラリー中のイオンの導電率を時間的に変化させ
る。スラリー若しくはスラリー中のイオンの導電率の変
化は、適当な電気的監視素子を用いて検出され得る。研
磨処理の終了点は、(1)時間に関して研摩スラリーの
導電率の変化を検出し、及び/又は、(2)時間に関し
てスラリー中のイオンの導電率の変化を検出することに
より判定される。
【0049】図9には、研磨前の素材の別の例の断面図
が示されている。素材1000は、上部領域1003及
び下部領域1004を有する金属層1002を含む。素
材1000は、上部領域1003の下側にあり、下部領
域1004の側面にある中間金属層1006を更に含
む。また、素材1000は、中間金属層1006の下に
配置された誘電層1008を更に有する。素材1000
は、誘電層1008の下側、並びに、金属層1002の
下部領域1004の下側に配置された基板層1010を
更に有する。金属層1002及び中間金属層1006は
異なる組成物を有する。図10には、図9に示された素
材の上部領域1003が研磨によって除去された後の断
面図が示されている。
【0050】イオン化材料が研磨処理中にスラリーに追
加された場合、金属層1002の材料は、中間金属層1
006の組成物よりも多量に、若しくは、少量だけイオ
ン化される。たとえば、一部の強酸はある種の金属を他
の金属よりも多量にイオン化することができる。本発明
の一実施例において、燐酸H3PO4は、銅Cu層100
02及びタングステンW層1006と共にイオン化に使
用される。ある条件下で、燐酸は容易に銅をイオン化す
るが、タングステンを容易にはイオン化しない。したが
って、本発明の実施例において、イオン化材料は、素材
中の所定の材料(たとえば、最初に研磨される材料)を
イオン化するように選択され得る。
【0051】研磨スラリー及び/又はスラリー中のイオ
ンの導電率は、上部領域1003と下部領域1004の
間の移行の際に変化する。導電率の変化は、ある材料を
他の材料よりもイオン化させる傾向があるイオン化材料
の使用によって促進される。たとえば、金属層1002
の材料が容易にイオン化され、中間金属層1006の材
料が容易にイオン化されないとき、中間金属層1006
からは非常に僅かなイオンしか発生されない。スラリー
中のイオンは、主として金属層1006内の金属から発
生されるので、イオン専用電気的監視素子は、(たとえ
ば、金属層1002から発生されたイオンの導電率の変
化を監視することによって)スラリー中の他の金属イオ
ンとの干渉による影響を殆ど受けること無く、イオン濃
度の変化を非常に簡単に検出することができる。
【0052】導電率の変化が研磨処理の終了点の検出に
使用される点が有利である。素材1000の研磨処理に
おいて、終了点を検出する方法は、(1)金属層100
2から取り除かれた材料を、中間金属層1006中の組
成物よりも多量に(若しくは少量だけ)イオン化するイ
オン化材料をスラリーに添加し、(2)研磨スラリーを
用いて素材1000を研磨し、(3)研磨中にスラリー
若しくはスラリー中のイオンの導電率変化を監視する。
研磨処理の終了点は、研摩スラリー若しくはスラリー中
のイオンの導電率変化を時間的に検出することによって
判定される。
【0053】図11には、研磨前の素材の別の例の断面
図が示されている。素材1300は、金属層1302と
誘電層1304を含む。図13からわかるように、誘電
層1304は金属層1302の上に形成される。素材1
300は、金属層1302と誘電層1304の下側に配
置された基板層1306を更に有する。誘電層1304
の上面が水平になるように領域1303を摩食すること
が望ましい。たとえば、層1304は、スラリー若しく
はイオンの導電率が変化するまで研磨され得る。導電率
変化は、金属が研磨されるとき、金属薄片がスラリーに
加えられることにより生ずる。導電率の変化は、研磨終
了点を知らせる。
【0054】上記の方法は、簡単な方法ではあるが、必
要以上に金属層1302を露出させる。一部のアプリケ
ーションでは、たとえば、図13に最終的な構造として
示されているように、金属層1302を露出させること
無く、誘電層1304を水平にすることが非常に望まれ
る。
【0055】次に、金属層1302を露出させること無
く、誘電層1304を水平にすることができる本発明に
よる一つの方法について説明する。金属層は、素材13
00の表面、すなわち、誘電層1304の上面1305
に倣って形成(たとえば、堆積)される。図12には、
金属層1308が誘電層1304の上に沿って形成され
た素材1300の断面図が示されている。金属層130
8の形成後、素材1300は研磨され、金属層1308
全体が取り除かれる。研磨処理中に、研磨スラリー及び
/又はスラリー中のイオンの導電率変化が監視される。
導電率の変化が検出された後(たとえば、研摩スラリー
の導電率若しくはイオンによって誘起された導電率が急
激に減少した後)、研磨は停止される。図11乃至13
を参照して説明した実施例は、例示を目的とするもので
あり、本発明を制限するためのものではない。たとえ
ば、層1308、1302及び1304は、それぞれ、
適当な導電性特性を有する適当な材料を含有してもよ
い。
【0056】図13には、金属層1308が研磨によっ
て完全に取り除かれた素材1300の断面図が示されて
いる。水平下部領域1311を含む金属層1308が完
全に研磨で取り除かれたとき、素材面が水平にされるこ
とに注意する必要がある。また、金属層1302の上に
はある厚さDが残されるので、金属層1302は露出さ
れないことに注意する必要がある。
【0057】上記の通り、本発明は、特に実施例に関し
て説明されているが、種々の代替、変形及び適用が本発
明の範囲を逸脱すること無く本発明の開示内容に基づい
て行われることが認められよう。さらに、上記の一つ以
上の実施例の特徴的な事項は、本発明の半紙を逸脱する
こと無く、明細書に記載された他の一つ以上の実施例と
組み合わされ得る。
【0058】以上の説明に関して更に以下のような態様
が考えられる。
【0059】(1) 研磨処理の終了点を判定する装置
であって、素材を担持する素材キャリヤーと、上記素材
キャリヤー上の上記素材を研磨するよう適合したプラテ
ンと、上記素材の下流側に配置され、スラリー中の上記
素材から生じた材料の濃度を監視する電気的監視素子と
を有する装置。
【0060】(2) 上記電気的監視素子に動作的に接
続されたコントローラを更に有する項1記載の装置。
【0061】(3) 上記電気的監視素子はサイクリッ
クボルタンメトリーを行うよう適合している項1又は2
記載の装置。
【0062】(4) 上記スラリーを受容する容器を更
に有する項1乃至3のうちいずれか一項記載の装置。
【0063】(5) 導管を更に有し、上記電気的監視
素子は上記導管に配置された電極を含む、項1乃至4の
うちいずれか一項記載の装置。
【0064】(6) 上記電気的監視素子は上記スラリ
ー中の上記材料の導電率の変化を監視し得る項1乃至5
のうちいずれか一項記載の装置。
【0065】(7) イオン化材料ディスペンサーを更
に有する項1乃至6のうちいずれか一項記載の装置。
【0066】(8) 上記イオン化材料ディスペンサー
は上記素材の下流側にイオン化材料を供給するよう配置
されている項7記載の装置。
【0067】(9) 上記材料は金属イオンである項8
記載の装置。
【0068】(10) 上記電気的監視素子はイオン選
択性電極を有する項9記載の装置。
【0069】(11) 上記電気的監視素子の下流側に
スコップを更に有する項1乃至10のうちいずれか一項
記載の装置。
【0070】(12)上記電気的監視素子は電極を備え
た浮動ヘッドを有し、上記浮動ヘッドは上記プラテン上
に動作的に配置され、上記素材の下流側を通る上記スラ
リーを受容する項1乃至4のうちいずれか一項記載の装
置。
【0071】(13) 上記プラテンに連結され、上記
プラテンを回転させるモーターと、上記モーター及び上
記電気的監視素子に動作的に接続されたコントローラー
とを更に有する項1記載の装置。
【0072】(14)上記素材キャリヤーに動作的に接
続された第1のモーターと、上記プラテンに動作的に接
続された第2のモーターと、上記第1のモーター、上記
第2のモーター、及び、上記電気的監視素子に動作的に
接続され、上記電気的監視素子が上記材料の濃度変化を
検出したときに、上記第1のモーター及び上記第2のモ
ーターを自動的に停止するよう適合したコントローラと
を更に有する項1記載の装置。
【0073】(15) 研磨処理を監視する方法であっ
て、素材の表面を研摩スラリーを用いて研磨し、上記素
材の下流側を通る上記研磨スラリー中の上記素材から生
じた材料の濃度を電気的監視素子を用いて監視し、上記
素材の下流側を通る上記研摩スラリー中の上記材料の濃
度変化を上記電気的監視素子を用いて検出し、上記材料
の濃度変化に応じて研磨処理を終了させる方法。
【0074】(16) 上記素材の表面を研磨している
間に、上記材料の濃度が監視され、上記材料の濃度変化
が検出される項15記載の方法。
【0075】(17) 上記材料は金属イオンである項
15又は16記載の方法。
【0076】(18) 上記材料は研磨中に上記素材か
ら生じた粒子をイオン化することにより形成される項1
5乃至17のうちいずれか一項記載の方法。
【0077】(19) 上記濃度変化が検出されるのに
応じて上記研磨処理が自動的に終了させられる項15乃
至18のうちいずれか一項記載の方法。
【0078】(20) 上記スラリー中の上記濃度変化
は、上記スラリー若しくは上記スラリー中のイオンの導
電率の変化を監視することにより行なわれる項15乃至
19のうちいずれか一項記載の方法。
【0079】(21) 上記材料は粒子を含む項15乃
至20のうちいずれか一項記載の方法。
【0080】(22) 上記材料は金属粒子を含む項1
5乃至20のうちいずれか一項記載の方法。
【0081】(23) 上記素材から上記材料の全ての
層を取り除くことにより上記素材の表面が研磨され、上
記材料の濃度変化は上記材料の全ての層が上記素材から
取り除かれた後に生ずる、項15乃至23のうちいずれ
か一項記載の方法。
【0082】(24) 研磨処理を監視する方法であっ
て、素材の表面を研摩スラリーを用いて研磨するステッ
プと、上記素材から生じた粒子を含有するスラリーを形
成するステップと、イオンを形成するため上記スラリー
中の上記粒子をイオン化するステップと、上記スラリー
中のイオン濃度の変化を検出するステップとを有する方
法。
【0083】(25) 上記スラリー中のイオン濃度が
変化した後に研磨処理を終了させるステップを更に有す
る項24記載の方法。
【0084】(26) 上記スラリー中のイオン濃度の
変化は、上記スラリー中のイオンの導電率の変化を検出
することにより検出される項24又は25記載の方法。
【0085】(27) 上記素材は、上記表面にある第
1の金属材料と、下側の中間層にある第2の金属材料と
を含有し、上記粒子は、上記第1の金属材料を上記第2
の金属材料よりも容易にイオン化するイオン化材料を用
いてイオン化される、項24乃至26のうちいずれか一
項記載の方法。
【0086】
【発明の効果】上記の通り、本発明によれば、化学機械
研磨処理のような研磨処理の終了点は、スラリー中の一
つ以上の材料の濃度の変化を素材(ワークピース)の下
流側で監視することによって精確かつ高い信頼性で判定
することができる。したがって、研磨される材料の表面
の硬さが終了点で著しく変化しない場合でも研磨処理の
終了点を精確に検出することができる。また、本発明の
終了点検出方法は、研磨中に類似した音波を発生する2
層の間で研磨を終了させる場合にも精確に終了点を検出
できる。さらに、本発明の終了点検出方法は、付加的な
処理工程を導入する必要が無いので、半導体の調製を複
雑化させ、半導体材料の製造歩留まりを低下させる等の
半導体製造上の欠点が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による終了点検出方法及び
装置を用いる研磨装置の概要図である。
【図2】本発明の第2実施例による終了点検出方法及び
装置を用いる研磨装置の概要図である。
【図3】本発明の第3実施例による終了点検出方法及び
装置を用いる研磨装置の概要図である。
【図4】本発明の第4実施例による終了点検出方法及び
装置を用いる研磨装置の概要図である。
【図5】図4のヘッド及びプラテンの線5’−5’によ
る断面図である。
【図6】本発明の一実施例による容器が改良された研磨
装置のブロックと断面を組み合わせて表わす図である。
【図7】研磨前の素材の一例の断面図である。
【図8】図7に示された素材の研磨後の断面図である。
【図9】研磨前の素材の他の例の断面図である。
【図10】図9に示された素材の研磨後の断面図であ
る。
【図11】研磨前の素材の更に別の例の断面図である。
【図12】表面に金属層が堆積させられた後の図11に
示された素材の断面図である。
【図13】堆積した金属層が研磨によって除去された後
の図12に示された素材の断面図である。
【符号の説明】
100,200,300,400 研磨装置 102 プラテン 104,112 シャフト 106,114 モーター 110 素材キャリヤー 120,420 コントローラ 122,124,126,224,324 ワイヤ 128,228,328 電極 130 ディスペンサー 140,640 容器 142,254,352,641 導管 145 弁 160 イオン化材料ディスペンサー 250 スコップ 251 固定部材 252 アパーチャ 350 ブレード 351 トーンアーム 354 導管上方セクション 356 導管中間セクション 358 導管下方セクション 359,456 滑走部 424 信号平均化器 450 浮動ヘッド 451 旋回アーム 454 基板 455 下側面 456 ひれ状部 642 挿入部材 660 導管トラップ 662 導管U字形部分 664 導管水平出口部分 666 最低水位 700,1000,1300 素材 702,1002,1302,1308 金属層 703,1003 上部領域 704,1004,1311 下部領域 705,707,1305 上面 706,1008,1304 誘電層 708,1010,1306 基板層 1006 中間金属層 1303 領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材を担持する素材キャリヤーと、 上記素材キャリヤー上の上記素材を研磨するよう適合し
    たプラテンと、 上記素材の下流側に配置され、スラリー中の上記素材か
    ら生じた材料の濃度を監視する電気的監視素子とを有す
    る研磨処理の終了点判定装置。
  2. 【請求項2】 素材の表面を研摩スラリーを用いて研磨
    し、 上記素材の下流側を通る上記研磨スラリー中の上記素材
    から生じた材料の濃度を電気的監視素子を用いて監視
    し、 上記素材の下流側を通る上記研摩スラリー中の上記材料
    の濃度変化を上記電気的監視素子を用いて検出し、 上記材料の濃度変化に応じて研磨処理を終了させること
    を特徴とする研磨処理の監視方法。
  3. 【請求項3】 素材の表面を研摩スラリーを用いて研磨
    するステップと、 上記素材から生じた粒子を含有するスラリーを形成する
    ステップと、 イオンを形成するため上記スラリー中の上記粒子をイオ
    ン化するステップと、 上記スラリー中のイオン濃度の変化を検出するステップ
    とを有する研磨処理の監視方法。
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