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JP2001075300A - 電子写真感光体及び画像形成装置 - Google Patents

電子写真感光体及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2001075300A
JP2001075300A JP25301299A JP25301299A JP2001075300A JP 2001075300 A JP2001075300 A JP 2001075300A JP 25301299 A JP25301299 A JP 25301299A JP 25301299 A JP25301299 A JP 25301299A JP 2001075300 A JP2001075300 A JP 2001075300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium oxide
layer
image
intermediate layer
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25301299A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ikuno
弘 生野
Shigeto Kojima
成人 小島
Eiji Kurimoto
鋭司 栗本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP25301299A priority Critical patent/JP2001075300A/ja
Publication of JP2001075300A publication Critical patent/JP2001075300A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体上に酸化チタン及び樹脂から構成
される中間層を有する感光体の特性を低下させることが
なく、長期的に安定した画像形成を行うことが可能な電
子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 導電性支持体上に少なくとも中間層、感
光層を順次積層した構成を持つ電子写真感光体におい
て、中間層が少なくとも酸化チタン及び樹脂から構成さ
れ、該酸化チタンの結晶構造が、含有率98%以上9
9.6%以下のルチル型構造であることを特徴とする電
子写真感光体及びそれを用いた画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体に関
し、詳しくは、電子写真複写機、プリンタなどに用いら
れる電子写真感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式において使用される
感光体としては、導電性支持体上にセレンないしセレン
合金を主体とする感光層を設けたもの、酸化亜鉛、硫化
カドミウムなどの無機系光導電材料をバインダー中に分
散させたもの、ポリ−N−ビニルカルバゾールとトリニ
トロフルオレノンあるいはアゾ顔料などの有機光導電材
料を用いたもの、及び非晶質シリコン系材料を用いたも
の等が一般に知られている。
【0003】ところで、一般に「電子写真方式」とは、
光導電性の感光体をまず暗所で例えばコロナ放電によっ
て帯電させ、次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択
的に散逸せしめて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔
料などの着色剤と高分子物質などの結合剤とから構成さ
れる検電微粒子(トナー)で現像し可視化して画像を形
成するようにした画像形成法の一つである。
【0004】このような電子写真法において感光体に要
求される基本的な特性としては(1)暗所で適当な電位
に帯電できること、(2)暗所において電荷の散逸が少
ないこと、(3)光照射によって速やかに電荷を散逸で
きること、などが挙げられる。
【0005】近年、電子写真複写機の高速化、高耐久
化、大型化が進むなか、感光体に対して上記特性以外に
長期繰返し使用に際しても高画質を保つことの出来る信
頼性が強く要求される様に成っている。一般的に電子写
真感光体は、繰返使用により、帯電性低下、画像特性の
劣化、感光層と基体との接着性の低下等、様々な問題を
抱えている。
【0006】さらに感光層が電荷発生層と電荷輸送層と
の積層構成である感光体では、基体と電荷輸送層との間
で多重反射によりモアレが生じやすい。一般に電荷輸送
層は光透過性が高く、また電荷発生層も、膜厚が薄いの
で光透過性が高い。そのために感光層に入射した光は、
その一部が感光層で吸収されずに透過して基体表面に到
達する。そして基体表面が鏡面であると感光層を透過し
た光は、反射して、再び感光層にはね返り、入射光との
間で光干渉が起こる。この光干渉は、ライン画像の場
合、問題とはならないが、ベタ画像の場合、干渉縞状の
濃度ムラ(モアレ)が発生する。この現象はレーザー光
などの単色光を用いたプロセスにおいて発生しやすい。
【0007】以上のような問題を解決する手段として、
感光層と基体との間に、中間層を設けることが提案され
ており、このような中間層のうち、酸化チタンを樹脂中
に分散させたもの(特開昭61-204642他)等が知られて
いる。またこれらの酸化チタンの純度を規定したもの
(特開平2-67565他)、結晶系を規定したもの(特開平4
-172361)などが知られている。現在、感光体に用いら
れている中間層中の酸化チタンとしては、画像特性、静
電特性、環境安定性等の様々な特性を考慮して、ルチル
型結晶構造を有する酸化チタンを用いられている例が多
い。このようなルチル型酸化チタンは、製造上の問題な
どにより、微量の別の結晶構造の酸化チタンを有するこ
とが明らかとなった。
【0008】このような樹脂中に少量の別の結晶系を有
するルチル型酸化チタンを分散した中間層を設けた感光
体は、初期においては、とくに大きな問題は生じない
が、長期的繰返使用した場合、徐々に画像上の欠陥(地
汚れ及び白抜け)が顕著となるという不具合が生じた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決する為になされたものであって、その目的
は、基体上に酸化チタン及び樹脂から構成される中間層
を有する感光体の特性を低下させることがなく、長期的
に安定した画像形成を行うことが可能な電子写真感光体
及びそれを用いた画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
支持体上に少なくとも中間層、感光層を順次積層した構
成を持つ電子写真感光体において、前記中間層が酸化チ
タン及び樹脂から構成され、該酸化チタンの結晶構造
が、含有率98%以上99.6%以下のルチル型構造で
あることを特徴とする電子写真感光体が提供される。本
発明の電子写真用感光体の構成とすることにより、長期
的使用による感光体の画像特性が向上できる。
【0011】次に、現在判明している異常画像について
説明する。感光体を長期的に使用することにより、局部
的に帯電性が低下する部分が発生し、画像上で地汚れ
(ネガポジ現像の場合)や白抜け(ポジポジ現像の場
合)などの異常画像となり、顕在化する。この局部的帯
電性低下は、中間層の状態(材料、製膜条件等)により
大きく変化する。この局部的帯電性低下に影響を与える
条件の一つとして、酸化チタンの結晶構造が挙げられ
る。現在、中間層は、画像特性、静電特性、環境安定性
等の様々な特性を考慮して、ルチル型の結晶構造を持つ
酸化チタンを用いることが多い。ここで使用している酸
化チタンは、大部分がルチル型構造であるが、微量な他
の結晶構造を持つ酸化チタンが含まれることが知られて
いる。
【0012】長期的使用時に発生する地汚れや白抜けな
どの異常画像は、酸化チタン中に含有されているルチル
構造以外の結晶系の酸化チタンの含有量により、大きく
変化し、ルチル型構造以外の結晶系酸化チタンの含有量
が多くなるほど、発生しやすくなることが判明した。一
方、中間層に含有するルチル型酸化チタンの純度を高く
していくと、異常画像に対しては、非常に効果が大きか
ったが、長期的使用することにより、徐々に実機内での
露光部電位が上昇していく傾向が、あることも判明し
た。
【0013】本発明者らが鋭意検討した結果、上記異常
画像抑制及び機内での露光部電位安定性を、達成する手
段として、中間層に含有している酸化チタンの結晶構造
が、含有率98%以上99.6%以下のルチル型構造と
することが、効果的であることが判明した。以下、図面
に沿って本発明を説明する。
【0014】図1は本発明の電子写真用感光体の模式断
面図であり、導電性基体21上に中間層25、感光層2
3を順次設けた構成のものである。図2、3は各々本発
明の他の電子写真用感光体の構成例を示すものであり、
図2は感光層23が電荷発生層(CGL)31と電荷輸
送層(CTL)33より構成される機能分離型タイプの
もの、図3は機能分離型タイプの感光層23のCGL、
CTLの積層順序が逆になっているものをそれぞれ示し
たものである。なお、導電性支持体21上に中間層25
と感光層23を少なくとも有していれば、上記のその他
の層、及び感光層のタイプは任意に組み合わされていて
も構わない。
【0015】本発明において電子写真用感光体に使用さ
れる導電性支持体としては、導電体あるいは導電処理を
した絶縁体、例えばAl、Fe、Cu、Auなどの金属
あるいはそれらの合金の他、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリイミド、ガラス等の絶縁性基体上にAl、
Ag、Au等の金属あるいはIn23、SnO2等の導
電材料の薄膜を形成したもの、導電処理をした紙等が使
用できる。導電性支持体の形状は特に制約はなく板状、
ドラム状あるいはベルト状のいずれのものも使用でき
る。
【0016】導電性支持体と感光層との間に設けられる
中間層の結着樹脂としては、ポリアミド、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリド
ン、ポリ−N−ビニルイミダゾール、エチルセルロー
ス、ニトロセルロース、エチレン−アクリル酸コポリマ
ー、ガゼイン、ゼラチンなどの熱可塑性樹脂、フェノー
ル、尿素樹脂、メラミン、アニリン、アルキッド、不飽
和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹脂が用いられ
る。中間層の製膜方法は、通常の塗布法が採用される。
【0017】この導電性支持体に中間層を介して設けら
れる感光層の種類は前述したSe系、OPC系等のいず
れもが、またその構成は単層型、機能分離型のいずれも
が適用できる。これらのうちOPC系について以下に簡
単に説明する。
【0018】単層型有機感光層の例としては、色素増感
された酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸亜鉛等の光導電性粉
体、無定形シリコン粉体、スクアリック塩顔料、フタロ
シアニン顔料、アズレニウム塩顔料、アゾ顔料等を必要
に応じて結着剤樹脂及び/又は後述する電子供与性化合
物と共に塗布形成されたもの、またビリリウム系染料と
ビスフェノールA系のポリカーボネートとから形成され
る共晶錯体に電子供与性化合物を添加した組成物を用い
たもの等が挙げられる。結着樹脂としては後述する機能
分離型感光体と同様のものを使用することができる。こ
の単層型感光体の厚さは5〜30μmが適当である。
【0019】一方、機能分離型感光層の例としては電荷
発生層(CGL)と電荷輸送層(CTL)を積層したも
のが例示される。画像露光により潜像電荷を発生分離さ
せるための電荷発生層(CGL)としては、結晶セレ
ン、セレン化ヒ素等の無機光導電性粉体あるいは有機系
染顔料を結着剤樹脂に分散もしくは溶解させたものが用
いられる。
【0020】電荷発生物質としての有機系染顔料として
は、例えば、シーアイピグメントブルー25{カラーイ
ンデックス(CI)21180}、シーアイピグメント
レッド41(CI21200)、シーアイアシッドレッ
ド52(CI45100)、シーアイベーシックレッド
3(CI45210)、さらにポリフィリン骨格を有す
るフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩顔料、スクア
リック塩顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特
開昭53−95033号公報に記載)、スチリルスチル
ベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−138229
号公報に記載)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ
顔料(特開昭53−132547号公報に記載)、ジベ
ンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−2
1728号公報に記載)、オキサジアゾール骨格を有す
るアゾ顔料(特開昭54−12742号公報に記載)、
フルオレノン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−22
834号公報に記載)、ビススチルベン骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭54−17733号公報に記載)、ジス
チリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭
54−2129号公報に記載)、ジスチリルカルバゾー
ル骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−17734号公
報に記載)、カルバゾール骨格を有するトリアゾ顔料
(特開昭57−195767号公報、同57−1957
68号公報に記載)等、さらにシーアイピグメントブル
ー16(CI74100)等のフタロシアニン系顔料、
シーアイバッドブラウン5(CI73410)、シーア
イバッドダイ(CI73030)等のインジゴ系顔料、
アルゴスカーレットB(バイオレット社製)インダンス
レンスカーレットR(バイエル社製)等のペリレン系顔
料等を使用することができる。これらの電荷発生物質は
単独であるいは2種以上併用して用いられる。
【0021】結着剤樹脂は、電荷発生物質100重量部
に対して0〜100重量部用いるのが適当であり、好ま
しくは0〜50重量部である。
【0022】これら有機染顔料と併用される結着剤樹脂
としてはポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エ
ポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリエーテルなど縮合
系樹脂並びにポリスチレン、ポリアクリレート、ポリメ
タクリレート、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビ
ニルブチラール、スチレン−ブタジェン共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体等の重合体および共重
合体等の接着性、絶縁性樹脂が挙げられる。
【0023】電荷発生層は、電荷発生物質を必要ならば
バインダー樹脂とともに、テトラヒドロフラン、シクロ
ヘキサノン、ジオキサン、ジクロルエタン等の溶媒を用
いてボールミル、アトライター、サンドミルなどにより
分散し、分散液を適当に希釈して塗布することにより形
成できる。塗布は、浸漬塗工法やスプレーコート、ビー
ドコート法などを用いて行なうことができる。電荷発生
層の膜厚は、0.01〜5μm程度が適当であり、好ま
しくは0.1〜2μmである。
【0024】また、本発明において、電荷発生物質とし
て結晶セレン又はセレン化ヒ素合金等の粒子を用いる場
合には、電子供与性粘着剤及び/又は電子供与性有機化
合物とが併用される。このような電子供与性物質として
はポリビニルカルバゾールおよびその誘導体(例えばカ
ルバゾール骨格に塩素、臭素などのハロゲン、メチル
基、アミノ基などの置換基を有するもの)、ポリビニル
ピレン、オキサジアゾール、ピラゾリン、ヒドラゾン、
ジアリールメタン、α−フェニルスチルベン、トリフェ
ニルアミン系化合物などの窒素含有化合物およびジアリ
ールメタン系化合物等があるが、特にポリビニルカルバ
ゾールおよびその誘導体が好ましい。またこれらの物質
は混合しても用いられるが、この場合にはポリビニルカ
ルバゾールおよびその誘導体に他の電子供与性有機化合
物を添加しておくことが好ましい。この種の無機系電荷
発生物質の含有量は層全体の30〜90重量%が適当で
ある。また無機系電荷発生物質を用いた場合の電荷発生
層の厚さは0.2〜5μm程度が適当である。
【0025】電荷輸送層(CTL)は帯電電荷を保持さ
せ、かつ露光により電荷発生層で発生分離した電荷を移
動させて保持していた帯電電荷と結合させることを目的
とする層である。帯電電荷を保持させる目的達成のため
に電気抵抗が高いことが要求され、また保持していた帯
電電荷で高い表面電位を得る目的を達成するためには、
誘電率が小さくかつ電荷移動性が良いことが要求され
る。
【0026】これらの要件を満足させるための電荷輸送
層は、電荷輸送物質および必要に応じて用いられるバイ
ンダー樹脂より構成される。すなわち、以上の物質を適
当な溶剤に溶解ないし分散してこれを塗布乾燥すること
により電荷輸送層を形成することができる。
【0027】電荷輸送層には、正孔輸送物質と電子輸送
物質とがある。正孔輸送物質としては、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾ
リルエチルグルタメートおよびその誘導体、ピレン−ホ
ルムアルデヒド縮合物およびその誘導体、ポリビニルピ
レン、ポリビニルフェナントレン、オキサゾール誘導
体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ト
リフェニルアミン誘導体、9−(p−ジエチルアミノス
チリル)アントラセン、1,1−ビス−(4−ジベンジ
ルアミノフェニル)プロパン、スチリルアントラセン、
スチリルピラゾリン、フェニルヒドラゾン類、α−フェ
ニルスチルベン誘導体等の電子供与性物質が挙げられ
る。
【0028】電子輸送物質としては、例えば、クロルア
ニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシ
アノキノンジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フ
ルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フル
オレン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−
トリニトロ−4H−インデノ(1,2−b)チオフェノ
ン−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフ
ェノン−5,5−ジオキサイドなどの電子受容物質が挙
げられる。これらの電荷輸送物質は、単独又は2種以上
混合して用いられる。
【0029】また、必要に応じて用いられるバインダー
樹脂としては、ポリスチレン、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化
ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリレート樹脂、フ
ェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セルロース樹
脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラール、ポ
リビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、
エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性樹脂又は熱硬化性
樹脂が挙げられる。
【0030】溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、トルエン、モノクロルベンゼン、ジクロルエタ
ン、塩化メチレンなどが用いられる。
【0031】電荷輸送層の厚さは5〜100μm程度が
適当である。また電荷輸送層中に可塑剤やレベリング剤
を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレートなど一般の樹脂の可塑剤とし
て使用されているものがそのまま使用でき、その使用量
は、バインダー樹脂に対して0〜30重量%程度が適当
である。レベリング剤としては、ジメチルシリコーンオ
イル、メチルフェニルシリコーンオイルなどのシリコー
ンオイル類が使用され、その使用量はバインダー樹脂に
対して0〜1重量%程度が適当である。
【0032】これらのCGLとCTLは支持体上に支持
体側からCGL、CTLの順に積層しても、CTL、C
GLの順に積層してもかまわない。
【0033】図4は本発明の電子写真用感光体及びそれ
を用いた電子写真プロセスの模式断面図の一例である。
図中101は本発明の電子写真用感光体であり、まず帯
電チャージャー102により帯電された後、イメージ露
光103を受け、現像ローラー104を介して現像剤と
接触し、トナー像を形成する。トナー像は転写チャージ
ャー106により紙などの転写部材105へ転写され、
定着ユニット109を通過してハードコピーとなる。電
子写真用感光体1上の残留トナーはクリーニングユニッ
ト107により除去され、残留電荷は除電ランプ108
で除かれて、次の電子写真サイクルに移る。
【0034】ここでイメージ露光103は、複写原稿の
反射光をレンズやミラーを介して照射するアナログイメ
ージ露光、またはコンピュータ等からの電気信号あるい
は、複写原稿をCCD等の画像センサで読みとり変換し
た電気信号等を、レーザー光やLEDアレイ等により光
像として再現するデジタルイメージ露光のいずれであっ
てもかまわない。
【0035】中間層に用いられる酸化チタンの結晶構造
の含有率は、電子線回折及びX線回折による回折ピーク
強度等から求められる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施例により説明す
るが、これにより本発明の態様が限定されるものではな
い。
【0037】実施例1 Al製支持体(外径30mmΦ)に下記組成比の混合物
をボールミルで72時間分散し、調製した中間層形成液
を乾燥後の膜厚が約4.0μmになるように浸漬法で塗
工し、中間層を形成した。
【0038】 〔中間層用塗工液〕 アルキッド樹脂 (ベッコゾール 1307−60−EL,大日本インキ化学工業製) 6部 メラミン樹脂 (スーパーベッカミン G−821−60,大日本インキ化学工業製) 4部 酸化チタン (ルチル型酸化チタンの含有率98wt%) 40部 *ここで挙げる含有率は、全酸化チタン中のルチル型酸化チタンの含有率をさす 。 メチルエチルケトン 200部 この中間層上にフタロシアニン顔料を含む電荷発生層塗
工液を浸漬塗工し、70℃で10分間乾燥させ、CGL
を形成した。
【0039】 〔電荷発生層用塗工液〕 オキソチタニウムフタロシアニン顔料 5部 ポリビニルブチラール(UCC:XYHL) 2部 テトラヒドロフラン 80部 [上記混合物をボールミルで72時間分散した後、さら
にシクロヘキサノン:メチルエチルケトン=1:1(重
量比)の混合溶媒500重量部で希釈調製する。]つい
でこのCGL上に下記組成の電荷輸送層塗工液を乾燥後
の膜厚が約30μmになるように浸漬塗工して有機感光
層を作製した。
【0040】 〔電荷輸送層用塗工液〕 ビスフェーノルA型ポリカーボネート(帝人:パンライトC1400) 10 部 下記構造の低分子電荷輸送物質 10 部
【0041】
【化1】 ジクロロメタン 100部
【0042】実施例2 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を98.8wt%とすること以外は、すべて実施例1
と同様にして、感光体を作製した。
【0043】実施例3 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を99.2wt%とすること以外は、すべて実施例1
と同様にして、感光体を作製した。
【0044】実施例4 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を99.6wt%とすること以外は、すべて実施例1
と同様にして、感光体を作製した。
【0045】比較例1 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を97.5wt%とすること以外は、すべて実施
例1と同様にして、感光体を作製した。
【0046】比較例2 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を96wt%とすること以外は、すべて実施例1
と同様にして、感光体を作製した。
【0047】比較例3 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を90wt%とすること以外は、すべて実施例1
と同様にして、感光体を作製した。
【0048】比較例4 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を99.7wt%とすること以外は、すべて実施
例1と同様にして、感光体を作製した。
【0049】比較例5 中間層に用いている酸化チタン中のルチル型酸化チタン
の含有率を99.9wt%とすること以外は、すべて実施
例1と同様にして、感光体を作製した。
【0050】[実機ランニング特性評価方法]市販電子
写真複写機イマジオMF2200[(株)リコ−製]に
より、それぞれの感光体について最高8万枚までの通紙
試験を行った。初期及び通紙試験後の感光体の画像品質
特性、機内での露光部電位上昇を評価した。表1に示
す。
【0051】
【表1】 *地汚れランク … 地汚れ(0.1mm以上)の1c
2あたりの発生数 4 → 〜0.2個/cm2 3 → 0.2個/cm2〜5.0個/cm2 2 → 5.0個/cm2〜50.0個/cm2 1 → 50.0個/cm2〜 *△VL … (初期の露光部電位)−(通紙試験後の
露光部電位)
【0052】表1より明らかなように、本発明の特許請
求の範囲を満たす実施例1〜4の電子写真用感光体は、
画像特性の劣化が少なく、又露光部電位が非常に安定
で、高画質のハードコピーを長期間安定して得られる事
がわかる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、画
質安定性に優れた電子写真用感光体を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体の構成を示す断面図。
【図2】本発明の電子写真感光体の別の構成を示す断面
図。
【図3】本発明の電子写真感光体の更に別の構成を示す
断面図。
【図4】電子写真プロセスの一例を示す模式図。
【符号の説明】
21・・・導電性支持体 23・・・感光層 25・・・中間層 31・・・電荷発生層 33・・・電荷輸送層 101・・・感光体ドラム 102・・・接触帯電装置 103・・・イメージ露光 104・・・現像装置 105・・・転写体 106・・・接触転写装置 107・・・クリーニングブレード 108・・・除電ランプ 109・・・定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗本 鋭司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H068 AA44 AA45 AA48 CA29 FA01 FA17 FB07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に少なくとも中間層、感
    光層を順次積層した構成を持つ電子写真感光体におい
    て、前記中間層が少なくとも酸化チタン及び樹脂から構
    成され、該酸化チタンの結晶構造が、含有率98%以上
    99.6%以下のルチル型構造であることを特徴とする
    電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 請求項1の電子写真感光体を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010033034A (ja) * 2008-06-27 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、その製造方法、及びそれを使用した画像形成装置

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