JP2001069001A - Pll回路 - Google Patents
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- JP2001069001A JP2001069001A JP24352399A JP24352399A JP2001069001A JP 2001069001 A JP2001069001 A JP 2001069001A JP 24352399 A JP24352399 A JP 24352399A JP 24352399 A JP24352399 A JP 24352399A JP 2001069001 A JP2001069001 A JP 2001069001A
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロックタイムを短くできる上に、ロックタイ
ムの短縮のための回路がロック時の動作や安定性に影響
を与えることがないPLL回路の提供。 【解決手段】 位相比較部31は、入力信号と電圧制御
発振器3の出力信号との位相差を検出し、検出位相差が
360°以下の場合には、その位相差に応じて電圧制御
発振器3の発振周波数を高くするアップ要求信号UPま
たはその発振周波数を低くするダウン要求信号DWを出
力する。この信号により、ループフィルタ32に含まれ
るコンデンサの充放電を緩やかに行い、この充放電電圧
を電圧制御発振器3に出力する。一方、その検出位相差
が360°以上の場合には、その位相差に応じてさらに
アップ要求信号UP1…またはダウン要求信号DW1…
を出力し、これらの信号により上記のコンデンサの充放
電を急激に行い、この充放電電圧を電圧制御発振器3に
出力する。
ムの短縮のための回路がロック時の動作や安定性に影響
を与えることがないPLL回路の提供。 【解決手段】 位相比較部31は、入力信号と電圧制御
発振器3の出力信号との位相差を検出し、検出位相差が
360°以下の場合には、その位相差に応じて電圧制御
発振器3の発振周波数を高くするアップ要求信号UPま
たはその発振周波数を低くするダウン要求信号DWを出
力する。この信号により、ループフィルタ32に含まれ
るコンデンサの充放電を緩やかに行い、この充放電電圧
を電圧制御発振器3に出力する。一方、その検出位相差
が360°以上の場合には、その位相差に応じてさらに
アップ要求信号UP1…またはダウン要求信号DW1…
を出力し、これらの信号により上記のコンデンサの充放
電を急激に行い、この充放電電圧を電圧制御発振器3に
出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの速度制御
や周波数シンセサイザなどの各分野に適用できるPLL
(Phase−Locked Loop)回路に関し、
特に安定性に優れ、かつロックタイムを短縮できるPL
L回路に関するものである。
や周波数シンセサイザなどの各分野に適用できるPLL
(Phase−Locked Loop)回路に関し、
特に安定性に優れ、かつロックタイムを短縮できるPL
L回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からのこの種のPLL回路として
は、図5に示すようなものが知られている。このPLL
回路は、図5に示すように、位相比較回路1と、ループ
フィルタ2と、電圧制御発振器3とから構成されてい
る。位相比較回路1は、図6に示すように、4つのR−
Sフリップフロップ11〜14と、4入力のナンドゲー
ト15と、4つのインバータ16〜19とから構成され
ている。さらに詳述すると、この位相比較回路1は、R
−Sフリップフロップ11が入力信号INの立ち上りを
検出するとともに、R−Sフリップフロップ12が電圧
制御発振器3の出力信号OUTの立ち上がりを検出し、
入力信号INの位相が出力信号OUTの位相よりも進ん
でいる場合には、その位相差に等しい時間だけ出力信号
OUTの周波数を高くするためのアップ要求信号UPを
「H」レベルとし、逆に、入力信号INの位相が出力信
号OUTの位相よりも遅れている場合には、その位相差
に等しい時間だけ出力信号OUTの周波数を低くするた
めのダウン要求信号DWを「H」レベルとするようにな
っている。
は、図5に示すようなものが知られている。このPLL
回路は、図5に示すように、位相比較回路1と、ループ
フィルタ2と、電圧制御発振器3とから構成されてい
る。位相比較回路1は、図6に示すように、4つのR−
Sフリップフロップ11〜14と、4入力のナンドゲー
ト15と、4つのインバータ16〜19とから構成され
ている。さらに詳述すると、この位相比較回路1は、R
−Sフリップフロップ11が入力信号INの立ち上りを
検出するとともに、R−Sフリップフロップ12が電圧
制御発振器3の出力信号OUTの立ち上がりを検出し、
入力信号INの位相が出力信号OUTの位相よりも進ん
でいる場合には、その位相差に等しい時間だけ出力信号
OUTの周波数を高くするためのアップ要求信号UPを
「H」レベルとし、逆に、入力信号INの位相が出力信
号OUTの位相よりも遅れている場合には、その位相差
に等しい時間だけ出力信号OUTの周波数を低くするた
めのダウン要求信号DWを「H」レベルとするようにな
っている。
【0003】ループフィルタ2は、図7に示すように、
電流源21と、この電流源21のスイッチ22と、電流
源24のスイッチ23と、電流源24とが、電源とアー
スとの間に直列に接続されている。そして、スイッチ2
2とスイッチ23とが接続される共通接続点とアースと
の間に、コンデンサCと抵抗Rとが直列に接続されてい
る。スイッチ22の接点は、位相比較回路1から出力さ
れるアップ要求信号UPにより開閉自在に構成されてい
る。また、スイッチ23の接点は、そのダウン要求信号
DWにより開閉自在に構成されている。
電流源21と、この電流源21のスイッチ22と、電流
源24のスイッチ23と、電流源24とが、電源とアー
スとの間に直列に接続されている。そして、スイッチ2
2とスイッチ23とが接続される共通接続点とアースと
の間に、コンデンサCと抵抗Rとが直列に接続されてい
る。スイッチ22の接点は、位相比較回路1から出力さ
れるアップ要求信号UPにより開閉自在に構成されてい
る。また、スイッチ23の接点は、そのダウン要求信号
DWにより開閉自在に構成されている。
【0004】電圧制御発振器3は、ループフィルタ2の
出力電圧に基づいて発振周波数が可変自在に構成されて
いる。次に、このような構成からなる従来のPLL回路
の動作について、図5〜図7を参照して説明する。位相
比較回路1には、入力信号INと電圧制御発振器3の出
力信号OUTとが入力され、入力信号INの立ち上りが
R−Sフリップフロップ11に検出され、電圧制御発振
器3の出力信号OUTの立ち上がりがR−Sフリップフ
ロップ12が検出される。そして、入力信号INの位相
が出力信号OUTの位相よりも進んでいる場合には、そ
の位相差に等しい時間だけ出力信号OUTの周波数を高
くするためのアップ要求信号UPが「H」レベルにな
り、逆に、入力信号INの位相が出力信号OUTの位相
よりも遅れている場合には、その位相差に等しい時間だ
け出力信号OUTの周波数を低くするためのダウン要求
信号DWが「H」レベルになる。
出力電圧に基づいて発振周波数が可変自在に構成されて
いる。次に、このような構成からなる従来のPLL回路
の動作について、図5〜図7を参照して説明する。位相
比較回路1には、入力信号INと電圧制御発振器3の出
力信号OUTとが入力され、入力信号INの立ち上りが
R−Sフリップフロップ11に検出され、電圧制御発振
器3の出力信号OUTの立ち上がりがR−Sフリップフ
ロップ12が検出される。そして、入力信号INの位相
が出力信号OUTの位相よりも進んでいる場合には、そ
の位相差に等しい時間だけ出力信号OUTの周波数を高
くするためのアップ要求信号UPが「H」レベルにな
り、逆に、入力信号INの位相が出力信号OUTの位相
よりも遅れている場合には、その位相差に等しい時間だ
け出力信号OUTの周波数を低くするためのダウン要求
信号DWが「H」レベルになる。
【0005】ループフィルタ2では、アップ要求信号U
Pが「H」レベルになると、この信号UPによりスイッ
チ22の接点が閉状態になるので、電流源21からの電
流によりコンデンサCが充電される。この結果、ループ
フィルタ2の出力電圧が上昇し、これにより電圧制御発
振器3の発振周波数が高くなり、目標値となる。一方、
ダウン要求信号DWが「H」レベルになると、この信号
DWによりスイッチ23の接点が閉状態になるので、こ
れによりコンデンサCの電荷がスイッチ23、電流源2
4を経由して放電される。この結果、ループフィルタ2
の出力電圧が低下し、これにより電圧制御発振器3の発
振周波数が低くなり、目標としている値となる。
Pが「H」レベルになると、この信号UPによりスイッ
チ22の接点が閉状態になるので、電流源21からの電
流によりコンデンサCが充電される。この結果、ループ
フィルタ2の出力電圧が上昇し、これにより電圧制御発
振器3の発振周波数が高くなり、目標値となる。一方、
ダウン要求信号DWが「H」レベルになると、この信号
DWによりスイッチ23の接点が閉状態になるので、こ
れによりコンデンサCの電荷がスイッチ23、電流源2
4を経由して放電される。この結果、ループフィルタ2
の出力電圧が低下し、これにより電圧制御発振器3の発
振周波数が低くなり、目標としている値となる。
【0006】以上のようなフィードバック制御により、
入力信号INの周波数と出力信号OUTの周波数が一致
する。ところで、PLL回路では、一般にロックタイム
が短いことが望まれるが、これを実現した従来技術とし
て特開平10−285024号公報に記載の高速ロック
アップ機能付きPLL回路が知られている。
入力信号INの周波数と出力信号OUTの周波数が一致
する。ところで、PLL回路では、一般にロックタイム
が短いことが望まれるが、これを実現した従来技術とし
て特開平10−285024号公報に記載の高速ロック
アップ機能付きPLL回路が知られている。
【0007】このPLL回路は、チャージポンプに電流
値の異なる2つの電流源を有し、位相比較回路の出力に
ディレイ回路を接続し、ディレイ回路の出力を電流源に
接続させたスイッチの制御信号として用い、これにより
電流源を選択するようにしたものである。また、このP
LL回路では、位相比較回路の入力の位相差が大きいと
きには電流値の大きな電流源を、その位相差が小さいと
きには電流値が小さな電流源をチャージポンプの出力電
流として出力し、ロックタイムを短くすることができる
ようになっている。
値の異なる2つの電流源を有し、位相比較回路の出力に
ディレイ回路を接続し、ディレイ回路の出力を電流源に
接続させたスイッチの制御信号として用い、これにより
電流源を選択するようにしたものである。また、このP
LL回路では、位相比較回路の入力の位相差が大きいと
きには電流値の大きな電流源を、その位相差が小さいと
きには電流値が小さな電流源をチャージポンプの出力電
流として出力し、ロックタイムを短くすることができる
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PLL回路
では、ロックタイムが短く、かつロック時の安定性が高
いことが要求される。しかし、上述の従来回路では、ロ
ックタイムを短くするためには、ループフィルタの電流
源の容量を大きくする必要があるが、電流源を大きくす
ると安定性が犠牲になるという不都合がある。その一
方、ロック時の安定性を高くするためには、ループフィ
ルタの電流源の容量を小さくする必要があるが、電流源
を小さくするとロックタイムが長くなるという不都合が
ある。
では、ロックタイムが短く、かつロック時の安定性が高
いことが要求される。しかし、上述の従来回路では、ロ
ックタイムを短くするためには、ループフィルタの電流
源の容量を大きくする必要があるが、電流源を大きくす
ると安定性が犠牲になるという不都合がある。その一
方、ロック時の安定性を高くするためには、ループフィ
ルタの電流源の容量を小さくする必要があるが、電流源
を小さくするとロックタイムが長くなるという不都合が
ある。
【0009】また、上述の特開平10−285024号
公報に記載のPLL回路では、上述のようにロックタイ
ムを短くすることができる。しかし、ロックの有無にか
かわず、ロックタイムの短縮のためのディレイ回路が常
に動作しているので、ロック時にも電力が消費されると
いう不都合がある。そこで、本発明は、上記の背景の下
になされたものであり、ロックタイムを短くできる上
に、ロックタイムの短縮のための回路がロック時の動作
や安定性に影響を与えることがないPLL回路を提供す
ることを目的とする。
公報に記載のPLL回路では、上述のようにロックタイ
ムを短くすることができる。しかし、ロックの有無にか
かわず、ロックタイムの短縮のためのディレイ回路が常
に動作しているので、ロック時にも電力が消費されると
いう不都合がある。そこで、本発明は、上記の背景の下
になされたものであり、ロックタイムを短くできる上
に、ロックタイムの短縮のための回路がロック時の動作
や安定性に影響を与えることがないPLL回路を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するために、請求項1〜請求項3に記載
の各発明は以下のように構成した。すなわち、請求項1
に記載の発明は、位相比較手段と、制御電圧生成手段
と、電圧制御発振器とを備えたPLL回路であって、前
記位相比較手段は、入力信号と前記電圧制御発振器の出
力信号との位相差を検出し、この検出位相差に応じて1
または2以上の周波数制御信号を出力するようになって
おり、前記制御電圧生成手段は、前記1または2以上の
周波数制御信号に応じて速度の異なる充放電を充電器に
行い、この充放電電圧を前記電圧制御発振器に出力する
ようになっており、前記電圧制御発振器は、前記充放電
電圧に応じて発振周波数が可変自在になっていることを
特徴とするものである。
明の目的を達成するために、請求項1〜請求項3に記載
の各発明は以下のように構成した。すなわち、請求項1
に記載の発明は、位相比較手段と、制御電圧生成手段
と、電圧制御発振器とを備えたPLL回路であって、前
記位相比較手段は、入力信号と前記電圧制御発振器の出
力信号との位相差を検出し、この検出位相差に応じて1
または2以上の周波数制御信号を出力するようになって
おり、前記制御電圧生成手段は、前記1または2以上の
周波数制御信号に応じて速度の異なる充放電を充電器に
行い、この充放電電圧を前記電圧制御発振器に出力する
ようになっており、前記電圧制御発振器は、前記充放電
電圧に応じて発振周波数が可変自在になっていることを
特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のPLL回路において、前記位相比較手段は、前
記入力信号と前記電圧制御発振器の出力信号との位相差
を検出し、検出位相差が360°(2π)以下の場合に
はその位相差に応じた第1の周波数制御信号を出力し、
検出位相差が360°以上の場合にはその位相差に応じ
て前記第1の周波数制御信号の他に第2の周波数制御信
号を出力するようになっていることを特徴とするもので
ある。
に記載のPLL回路において、前記位相比較手段は、前
記入力信号と前記電圧制御発振器の出力信号との位相差
を検出し、検出位相差が360°(2π)以下の場合に
はその位相差に応じた第1の周波数制御信号を出力し、
検出位相差が360°以上の場合にはその位相差に応じ
て前記第1の周波数制御信号の他に第2の周波数制御信
号を出力するようになっていることを特徴とするもので
ある。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載のPLL回路において、前記制御電圧生成手段
は、電流量の異なる複数の電流源と、前記複数の電流源
に基づいて充放電されるコンデンサとを備え、前記位相
比較手段から第1の周波数制御信号が出力された場合に
は、前記電流源の中から電流量が最小の電流源を選択
し、この選択した電流源により前記コンデンサの充放電
を行い、他方、前記位相比較手段から第1と第2の両周
波数制御信号が出力された場合には、前記最小の電流源
の他にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を選択
し、この選択した両電流源により前記コンデンサの充放
電を行うようになっていることを特徴とするものであ
る。
2に記載のPLL回路において、前記制御電圧生成手段
は、電流量の異なる複数の電流源と、前記複数の電流源
に基づいて充放電されるコンデンサとを備え、前記位相
比較手段から第1の周波数制御信号が出力された場合に
は、前記電流源の中から電流量が最小の電流源を選択
し、この選択した電流源により前記コンデンサの充放電
を行い、他方、前記位相比較手段から第1と第2の両周
波数制御信号が出力された場合には、前記最小の電流源
の他にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を選択
し、この選択した両電流源により前記コンデンサの充放
電を行うようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0013】このような構成からなる本発明では、入力
信号と電圧制御発振器の出力信号との位相差が大きな場
合、例えばその位相差が360°(2π)以上の場合に
は、充電器の充放電の速度を急激に変化でき、この充放
電電圧を電圧制御発振器に対して供給できるので、従来
のPLL回路に比べてロックタイムを短縮できる。ま
た、本発明では、入力信号と電圧制御発振器の出力信号
との位相差が360°以下の場合には、電流量が最小の
電流源を選択し、この選択した電流源によりコンデンサ
の充放電の速度を緩やかに変化させ、他方、その位相差
が360°以上の場合には、その最小の電流源の他にそ
れよりも電流量が大きな電流源の双方を選択し、この選
択した両電流源によりコンデンサの充放電の速度を急激
に変化させるようにしたので、ロックタイム短縮のため
の回路が、ロック時の動作や安定性に影響を与えること
がない。
信号と電圧制御発振器の出力信号との位相差が大きな場
合、例えばその位相差が360°(2π)以上の場合に
は、充電器の充放電の速度を急激に変化でき、この充放
電電圧を電圧制御発振器に対して供給できるので、従来
のPLL回路に比べてロックタイムを短縮できる。ま
た、本発明では、入力信号と電圧制御発振器の出力信号
との位相差が360°以下の場合には、電流量が最小の
電流源を選択し、この選択した電流源によりコンデンサ
の充放電の速度を緩やかに変化させ、他方、その位相差
が360°以上の場合には、その最小の電流源の他にそ
れよりも電流量が大きな電流源の双方を選択し、この選
択した両電流源によりコンデンサの充放電の速度を急激
に変化させるようにしたので、ロックタイム短縮のため
の回路が、ロック時の動作や安定性に影響を与えること
がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明のPLL回
路の実施の形態の全体の構成を示すブロック図である。
この実施形態に係るPLL回路は、図1に示すように、
位相比較手段としての位相比較部31と、制御電圧生成
手段としてのループフィルタ32と、電圧制御発振器3
とから構成されている。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明のPLL回
路の実施の形態の全体の構成を示すブロック図である。
この実施形態に係るPLL回路は、図1に示すように、
位相比較手段としての位相比較部31と、制御電圧生成
手段としてのループフィルタ32と、電圧制御発振器3
とから構成されている。
【0015】位相比較部31は、複数の位相比較回路3
1−0、31−1…31−nから構成され、入力信号I
Nの位相が電圧制御発振器33の出力信号OUTの位相
に対して進んでいるかまたは遅れているかを検出し、そ
の位相が進んでいる場合には、その進みの程度に応じて
出力信号OUTの周波数を高くするためのアップ要求信
号(周波数制御信号)UP、UP1…UPnのうちの1
または2以上について出力し、他方、その位相が遅れて
いる場合には、その遅れの程度に応じて出力信号OUT
の周波数を低くするためのダウン要求信号(周波数制御
信号)DW、DW1…DWnのうちの1または2以上に
ついて出力するようになっている。
1−0、31−1…31−nから構成され、入力信号I
Nの位相が電圧制御発振器33の出力信号OUTの位相
に対して進んでいるかまたは遅れているかを検出し、そ
の位相が進んでいる場合には、その進みの程度に応じて
出力信号OUTの周波数を高くするためのアップ要求信
号(周波数制御信号)UP、UP1…UPnのうちの1
または2以上について出力し、他方、その位相が遅れて
いる場合には、その遅れの程度に応じて出力信号OUT
の周波数を低くするためのダウン要求信号(周波数制御
信号)DW、DW1…DWnのうちの1または2以上に
ついて出力するようになっている。
【0016】ループフィルタ32は、図3に示すよう
に、複数の位相比較回路31−0、31−1…31−n
に対応する複数の電流源回路32−0、32−1…32
−nを備えている。電流源回路32−0、32−1…
は、充電用の電流源321と、この電流源321のスイ
ッチ322と、放電用の電流源324のスイッチ323
と、放電用の電流源324とから構成され、これらは電
源とアース間に直列に接続されている。電流源回路32
−0、32−1…のスイッチ322とスイッチ323と
の共通接続部とアースとの間に、コンデンサCと抵抗R
とが直列に接続され、この直列接続されるコンデンサC
と抵抗Rの両端の電圧が電圧制御発振器3に制御電圧と
して出力されるようになっている。
に、複数の位相比較回路31−0、31−1…31−n
に対応する複数の電流源回路32−0、32−1…32
−nを備えている。電流源回路32−0、32−1…
は、充電用の電流源321と、この電流源321のスイ
ッチ322と、放電用の電流源324のスイッチ323
と、放電用の電流源324とから構成され、これらは電
源とアース間に直列に接続されている。電流源回路32
−0、32−1…のスイッチ322とスイッチ323と
の共通接続部とアースとの間に、コンデンサCと抵抗R
とが直列に接続され、この直列接続されるコンデンサC
と抵抗Rの両端の電圧が電圧制御発振器3に制御電圧と
して出力されるようになっている。
【0017】電流源回路32−0、32−1…のスイッ
チ322の各接点は、位相比較部31から出力されるア
ップ要求信号UP、UP1、UP2…により開閉自在に
構成されている。また、電流源回路32−0、32−1
…のスイッチ323の各接点は、位相比較部31から出
力されるダウン要求信号DW、DW1、DW2…により
開閉自在に構成されている。
チ322の各接点は、位相比較部31から出力されるア
ップ要求信号UP、UP1、UP2…により開閉自在に
構成されている。また、電流源回路32−0、32−1
…のスイッチ323の各接点は、位相比較部31から出
力されるダウン要求信号DW、DW1、DW2…により
開閉自在に構成されている。
【0018】また、電流源回路32−0、32−1、3
2−2…の電流源321と電流源324は、電流源回路
32−0のものがその電流量が一番小さく、電流源回路
32−1、電流源回路32−2…にいくに従ってその電
流量が大きくなるように構成されている。電圧制御発振
器3は、ループフィルタ32からの出力制御電圧に基づ
いて発振周波数が可変自在に構成されている。
2−2…の電流源321と電流源324は、電流源回路
32−0のものがその電流量が一番小さく、電流源回路
32−1、電流源回路32−2…にいくに従ってその電
流量が大きくなるように構成されている。電圧制御発振
器3は、ループフィルタ32からの出力制御電圧に基づ
いて発振周波数が可変自在に構成されている。
【0019】次に、位相比較部31の具体的な回路の構
成について、図2を参照して説明する。位相比較部31
は、図2に示すように、複数の位相比較回路31−0、
31−1…から構成される。ここで、位相比較回路31
−0は、図6に示す位相比較回路1に相当するものであ
る。
成について、図2を参照して説明する。位相比較部31
は、図2に示すように、複数の位相比較回路31−0、
31−1…から構成される。ここで、位相比較回路31
−0は、図6に示す位相比較回路1に相当するものであ
る。
【0020】位相比較回路31−0は、図2に示すよう
に、4つのR−Sフリップフロップ41〜44と、4入
力のナンドゲート45と、4つのインバータ46〜49
とから構成されている。R−Sフリップフロップ41は
ナンドゲート411、412から構成され、R−Sフリ
ップフロップ42はナンドゲート421、422から構
成されている。また、R−Sフリップフロップ43はナ
ンドゲート431、432から構成され、R−Sフリッ
プフロップ44はナンドゲート441、442から構成
されている。
に、4つのR−Sフリップフロップ41〜44と、4入
力のナンドゲート45と、4つのインバータ46〜49
とから構成されている。R−Sフリップフロップ41は
ナンドゲート411、412から構成され、R−Sフリ
ップフロップ42はナンドゲート421、422から構
成されている。また、R−Sフリップフロップ43はナ
ンドゲート431、432から構成され、R−Sフリッ
プフロップ44はナンドゲート441、442から構成
されている。
【0021】さらに、位相比較回路31−0について具
体的に説明すると、入力信号INがインバータ46を介
してナンドゲート411の第1の入力端子に入力される
ようになっている。ここで、ナンドゲート411の入力
端子は、図中の一番上側の入力端子を第1の入力端子、
上から2番目の入力端子を第2の入力端子というものと
し、以下の他のナンドゲートについても同様とする。
体的に説明すると、入力信号INがインバータ46を介
してナンドゲート411の第1の入力端子に入力される
ようになっている。ここで、ナンドゲート411の入力
端子は、図中の一番上側の入力端子を第1の入力端子、
上から2番目の入力端子を第2の入力端子というものと
し、以下の他のナンドゲートについても同様とする。
【0022】ナンドゲート411の出力端子は、ナンド
ゲート412の第1の入力端子、ナンドゲート431の
第1の入力端子、およびナンドゲート45の第1の入力
端子にそれぞれ接続されている。ナンドゲート412の
出力端子は、ナンドゲート411の第2の入力端子に接
続されるとともにインバータ47の入力端子に接続さ
れ、インバータ47の出力端子からアップ要求信号UP
が出力されるようになっている。
ゲート412の第1の入力端子、ナンドゲート431の
第1の入力端子、およびナンドゲート45の第1の入力
端子にそれぞれ接続されている。ナンドゲート412の
出力端子は、ナンドゲート411の第2の入力端子に接
続されるとともにインバータ47の入力端子に接続さ
れ、インバータ47の出力端子からアップ要求信号UP
が出力されるようになっている。
【0023】ナンドゲート431の第2の入力端子は、
ナンドゲート432の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート431の出力端子は、ナンドゲート4
32の第1の入力端子、ナンドゲート45の第2の入力
端子、およびナンドゲート412の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。ナンドゲート432の第2の入
力端子は、ナンドゲート442の第1の入力端子、ナン
ドゲート412の第3の入力端子、およびナンドゲート
422の第1の入力端子に接続されている。また、ナン
ドゲート45の出力端子は、ナンドゲート412の第3
の入力端子、およびナンドゲート422の第1の出力端
子に接続されている。
ナンドゲート432の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート431の出力端子は、ナンドゲート4
32の第1の入力端子、ナンドゲート45の第2の入力
端子、およびナンドゲート412の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。ナンドゲート432の第2の入
力端子は、ナンドゲート442の第1の入力端子、ナン
ドゲート412の第3の入力端子、およびナンドゲート
422の第1の入力端子に接続されている。また、ナン
ドゲート45の出力端子は、ナンドゲート412の第3
の入力端子、およびナンドゲート422の第1の出力端
子に接続されている。
【0024】一方、電圧制御発振器3の出力信号OUT
が、インバータ48を介してナンドゲート421の第2
の入力端子に入力されるようになっている。このナンド
ゲート421の出力端子は、ナンドゲート422の第3
の入力端子、ナンドゲート441の第2の入力端子、お
よびナンドゲート45の第4の入力端子にそれぞれ接続
されている。ナンドゲート422の出力端子は、ナンド
ゲート421の第1の入力端子に接続されるとともにイ
ンバータ49の入力端子に接続され、インバータ49の
出力端子からダウン要求信号DWが出力されるようにな
っている。
が、インバータ48を介してナンドゲート421の第2
の入力端子に入力されるようになっている。このナンド
ゲート421の出力端子は、ナンドゲート422の第3
の入力端子、ナンドゲート441の第2の入力端子、お
よびナンドゲート45の第4の入力端子にそれぞれ接続
されている。ナンドゲート422の出力端子は、ナンド
ゲート421の第1の入力端子に接続されるとともにイ
ンバータ49の入力端子に接続され、インバータ49の
出力端子からダウン要求信号DWが出力されるようにな
っている。
【0025】ナンドゲート441の第1の入力端子は、
ナンドゲート442の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート441の出力端子は、ナンドゲート4
42の第2の入力端子、ナンドゲート45の第3の入力
端子、およびナンドゲート422の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。次に、位相比較回路31−1
は、図2に示すように、入力信号遅延回路51と、出力
信号遅延回路52と、4つのR−Sフリップフロップ5
3〜56と、4入力のナンドゲート57と、2つのイン
バータ58、59から構成されている。
ナンドゲート442の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート441の出力端子は、ナンドゲート4
42の第2の入力端子、ナンドゲート45の第3の入力
端子、およびナンドゲート422の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。次に、位相比較回路31−1
は、図2に示すように、入力信号遅延回路51と、出力
信号遅延回路52と、4つのR−Sフリップフロップ5
3〜56と、4入力のナンドゲート57と、2つのイン
バータ58、59から構成されている。
【0026】入力信号遅延回路51は、入力信号INの
立ち上がり時に、その入力信号INを3個のインバータ
512〜514で所定時間だけ遅延させ、この遅延信号
をアンドゲート511から取り出し、この取り出した遅
延信号と位相比較回路31−0からのアップ要求信号U
PとのNAND演算をナンドゲート515で行い、その
結果を出力するようになっている。
立ち上がり時に、その入力信号INを3個のインバータ
512〜514で所定時間だけ遅延させ、この遅延信号
をアンドゲート511から取り出し、この取り出した遅
延信号と位相比較回路31−0からのアップ要求信号U
PとのNAND演算をナンドゲート515で行い、その
結果を出力するようになっている。
【0027】また、出力信号遅延回路52は、出力信号
OUTの立ち上がり時に、その出力信号OUTをインバ
ータ522〜524で所定時間だけ遅延させて、この遅
延信号をアンドゲート521から取り出し、この取り出
した遅延信号と位相比較回路31−0からのダウン要求
信号DWとのNAND演算をナンドゲート525で行
い、その結果を出力するようになっている。
OUTの立ち上がり時に、その出力信号OUTをインバ
ータ522〜524で所定時間だけ遅延させて、この遅
延信号をアンドゲート521から取り出し、この取り出
した遅延信号と位相比較回路31−0からのダウン要求
信号DWとのNAND演算をナンドゲート525で行
い、その結果を出力するようになっている。
【0028】R−Sフリップフロップ53は、ナンドゲ
ート531、532と、アンドゲート533から構成さ
れ、アンドゲート533に入力されるアップ要求信号U
Pが「H」レベルのときにのみフリップフロップ動作を
行い、それが「L」レベルのときには出力が変化しない
ように構成されている。従って、R−Sフリップフロッ
プ53は、アップ要求信号UPによってその動作が制御
されるようになっている。
ート531、532と、アンドゲート533から構成さ
れ、アンドゲート533に入力されるアップ要求信号U
Pが「H」レベルのときにのみフリップフロップ動作を
行い、それが「L」レベルのときには出力が変化しない
ように構成されている。従って、R−Sフリップフロッ
プ53は、アップ要求信号UPによってその動作が制御
されるようになっている。
【0029】また、R−Sフリップフロップ54は、ナ
ンドゲート541、542と、アンドゲート543から
構成され、アンドゲート543に入力されるダウン要求
信号DWが「H」レベルのときにのみフリップフロップ
動作を行い、それが「L」レベルのときには出力が変化
しないように構成されている。従って、R−Sフリップ
フロップ54は、ダウン要求信号DWによってその動作
が制御されるようになっている。
ンドゲート541、542と、アンドゲート543から
構成され、アンドゲート543に入力されるダウン要求
信号DWが「H」レベルのときにのみフリップフロップ
動作を行い、それが「L」レベルのときには出力が変化
しないように構成されている。従って、R−Sフリップ
フロップ54は、ダウン要求信号DWによってその動作
が制御されるようになっている。
【0030】R−Sフリップフロップ55は、ナンドゲ
ート551、552から構成され、R−Sフリップフロ
ップ56は、ナンドゲート561、562から構成され
ている。さらに、位相比較回路31−1について具体的
に説明すると、入力信号INがアンドゲート511の第
2の入力端子に直接入力されるとともに、その入力信号
INが3つのインバータ512〜514で遅延されてア
ンドゲート511の第1の入力端子に入力されるように
なっている。アンドゲート511の出力端子は、ナンド
ゲート515の第1の入力端子に接続されている。
ート551、552から構成され、R−Sフリップフロ
ップ56は、ナンドゲート561、562から構成され
ている。さらに、位相比較回路31−1について具体的
に説明すると、入力信号INがアンドゲート511の第
2の入力端子に直接入力されるとともに、その入力信号
INが3つのインバータ512〜514で遅延されてア
ンドゲート511の第1の入力端子に入力されるように
なっている。アンドゲート511の出力端子は、ナンド
ゲート515の第1の入力端子に接続されている。
【0031】位相比較回路31−0からのアップ要求信
号UPが、ナンドゲート515の第2の入力端子と、ア
ンドゲート533の第1の入力端子にそれぞれ入力され
るようになっている。ナンドゲート515の出力端子
は、ナンドゲート531の第1の入力端子に接続され、
ナンドゲート531の出力端子は、アンドゲート533
の第2の入力端子に接続されている。
号UPが、ナンドゲート515の第2の入力端子と、ア
ンドゲート533の第1の入力端子にそれぞれ入力され
るようになっている。ナンドゲート515の出力端子
は、ナンドゲート531の第1の入力端子に接続され、
ナンドゲート531の出力端子は、アンドゲート533
の第2の入力端子に接続されている。
【0032】アンドゲート533の出力端子は、ナンド
ゲート532の第1の入力端子、ナンドゲート551の
第1の入力端子、およびナンドゲート57の第1の入力
端子にそれぞれ接続されている。ナンドゲート532の
出力端子は、ナンドゲート531の第2の入力端子に接
続されるとともにインバータ58の入力端子に接続さ
れ、インバータ58の出力端子からアップ要求信号UP
1が出力されるようになっている。
ゲート532の第1の入力端子、ナンドゲート551の
第1の入力端子、およびナンドゲート57の第1の入力
端子にそれぞれ接続されている。ナンドゲート532の
出力端子は、ナンドゲート531の第2の入力端子に接
続されるとともにインバータ58の入力端子に接続さ
れ、インバータ58の出力端子からアップ要求信号UP
1が出力されるようになっている。
【0033】ナンドゲート551の第2の入力端子は、
ナンドゲート552の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート551の出力端子は、ナンドゲート5
52の第1の入力端子、ナンドゲート57の第2の入力
端子、およびナンドゲート532の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。ナンドゲート552の第2の入
力端子は、ナンドゲート562の第1の入力端子、ナン
ドゲート532の第3の入力端子、およびナンドゲート
542の第1の入力端子にそれぞれ接続されている。ま
た、ナンドゲート57の出力端子は、ナンドゲート53
2の第3の入力端子、およびナンドゲート542の第1
の出力端子に接続されている。
ナンドゲート552の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート551の出力端子は、ナンドゲート5
52の第1の入力端子、ナンドゲート57の第2の入力
端子、およびナンドゲート532の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。ナンドゲート552の第2の入
力端子は、ナンドゲート562の第1の入力端子、ナン
ドゲート532の第3の入力端子、およびナンドゲート
542の第1の入力端子にそれぞれ接続されている。ま
た、ナンドゲート57の出力端子は、ナンドゲート53
2の第3の入力端子、およびナンドゲート542の第1
の出力端子に接続されている。
【0034】一方、電圧制御発振器3の出力信号OUT
が、アンドゲート521の第1の入力端子に直接入力さ
れるとともに、その出力信号OUTが3つのインバータ
522〜524で遅延されてアンドゲート521の第2
の入力端子に入力されるようになっている。アンドゲー
ト521の出力端子は、ナンドゲート525の第1の入
力端子に接続されている。
が、アンドゲート521の第1の入力端子に直接入力さ
れるとともに、その出力信号OUTが3つのインバータ
522〜524で遅延されてアンドゲート521の第2
の入力端子に入力されるようになっている。アンドゲー
ト521の出力端子は、ナンドゲート525の第1の入
力端子に接続されている。
【0035】位相比較回路31−0からのダウン要求信
号DWが、ナンドゲート525の第2の入力端子と、ア
ンドゲート543の第2の入力端子にそれぞれ入力され
るようになっている。ナンドゲート525の出力端子
は、ナンドゲート541の第2の入力端子に接続され、
ナンドゲート541の出力端子は、アンドゲート543
の第1の入力端子に接続されている。
号DWが、ナンドゲート525の第2の入力端子と、ア
ンドゲート543の第2の入力端子にそれぞれ入力され
るようになっている。ナンドゲート525の出力端子
は、ナンドゲート541の第2の入力端子に接続され、
ナンドゲート541の出力端子は、アンドゲート543
の第1の入力端子に接続されている。
【0036】ナンドゲート543の出力端子は、ナンド
ゲート542の第3の入力端子、ナンドゲート561の
第2の入力端子、およびナンドゲート57の第4の入力
端子にそれぞれ接続されている。ナンドゲート542の
出力端子は、ナンドゲート541の第1の入力端子に接
続されるとともにインバータ59の入力端子に接続さ
れ、インバータ59の出力端子からダウン要求信号DW
1が出力されるようになっている。
ゲート542の第3の入力端子、ナンドゲート561の
第2の入力端子、およびナンドゲート57の第4の入力
端子にそれぞれ接続されている。ナンドゲート542の
出力端子は、ナンドゲート541の第1の入力端子に接
続されるとともにインバータ59の入力端子に接続さ
れ、インバータ59の出力端子からダウン要求信号DW
1が出力されるようになっている。
【0037】ナンドゲート561の第1の入力端子は、
ナンドゲート562の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート561の出力端子は、ナンドゲート5
62の第2の入力端子、ナンドゲート57の第3の入力
端子、およびナンドゲート542の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。次に、このような構成からなる
この実施形態に係るPLL回路の動作について、図4の
タイムチャートを参照して説明する。
ナンドゲート562の出力端子に接続されている。ま
た、ナンドゲート561の出力端子は、ナンドゲート5
62の第2の入力端子、ナンドゲート57の第3の入力
端子、およびナンドゲート542の第2の入力端子にそ
れぞれ接続されている。次に、このような構成からなる
この実施形態に係るPLL回路の動作について、図4の
タイムチャートを参照して説明する。
【0038】いま時刻t1において、図4(A)に示す
ように、位相比較部31への入力信号INが「L」レベ
ルから「H」レベルに変化すると、この入力信号INの
立ち上がりを位相比較回路31−0のR−Sフリップフ
ロップ41が検出し、この結果、位相比較回路31−0
から出力されるアップ要求信号UPが図4(B)に示す
ように「L」レベルから「H」レベルに立ち上がる。
ように、位相比較部31への入力信号INが「L」レベ
ルから「H」レベルに変化すると、この入力信号INの
立ち上がりを位相比較回路31−0のR−Sフリップフ
ロップ41が検出し、この結果、位相比較回路31−0
から出力されるアップ要求信号UPが図4(B)に示す
ように「L」レベルから「H」レベルに立ち上がる。
【0039】次に、時刻t2において、図4(A)に示
すように、入力信号INが再び立ち上がると、アンドゲ
ート511の出力が「H」レベルになり、このときにア
ップ要求信号UPが「H」レベルであるので、ナンドゲ
ート515の出力が「L」レベルとなる。この結果、フ
リップフロップ53の出力は「L」レベルとなって、位
相比較回路31−1から出力されるアップ要求信号UP
1は、図4(E)に示すように「L」レベルから「H」
レベルに変化する。
すように、入力信号INが再び立ち上がると、アンドゲ
ート511の出力が「H」レベルになり、このときにア
ップ要求信号UPが「H」レベルであるので、ナンドゲ
ート515の出力が「L」レベルとなる。この結果、フ
リップフロップ53の出力は「L」レベルとなって、位
相比較回路31−1から出力されるアップ要求信号UP
1は、図4(E)に示すように「L」レベルから「H」
レベルに変化する。
【0040】ここで、位相比較部31は、図1に示すよ
うに、位相比較回路31−1、31−2…31−nを含
み、位相比較回路31−2…31−nは、図2示す位相
比較回路31−1と同様に構成されている。このため、
時刻t3〜t5では、位相比較回路31−1から出力さ
れるアップ要求信号UP1と同様なアップ要求信号UP
2、UP3、UP4が、位相比較回路31−2、31−
3、31−4からそれぞれ出力される。
うに、位相比較回路31−1、31−2…31−nを含
み、位相比較回路31−2…31−nは、図2示す位相
比較回路31−1と同様に構成されている。このため、
時刻t3〜t5では、位相比較回路31−1から出力さ
れるアップ要求信号UP1と同様なアップ要求信号UP
2、UP3、UP4が、位相比較回路31−2、31−
3、31−4からそれぞれ出力される。
【0041】換言すると、時刻t1から時刻t5までの
期間では、電圧制御発振器3からの出力信号OUTが
「L」レベルで立ち上がることがなく、入力信号INと
その出力信号OUTの位相差が360°(2π)以上あ
る。そこで、その位相差が360°異なるたびに、すな
わち、時刻t2〜t5の各時刻のたびに、位相比較回路
31−1〜31−4からアップ要求信号UP1〜UP4
が順次出力される。
期間では、電圧制御発振器3からの出力信号OUTが
「L」レベルで立ち上がることがなく、入力信号INと
その出力信号OUTの位相差が360°(2π)以上あ
る。そこで、その位相差が360°異なるたびに、すな
わち、時刻t2〜t5の各時刻のたびに、位相比較回路
31−1〜31−4からアップ要求信号UP1〜UP4
が順次出力される。
【0042】このように位相比較回路31−0〜31−
4から出力されるアップ要求信号UP0〜UP4によ
り、ループフィルタ32における電流源回路32−0〜
32−4の各スイッチ322の接点が順次閉状態にな
る。このため、電流源回路32−0〜32−4の各電流
源321によりコンデンサCが充電される。ここで、電
流源321の電流量は電流源回路32−0が一番小さく
電流源回路32−1、32−2…にいくに従って電流量
が大きくなるようになっているので、入力信号INとそ
の出力信号OUTの位相差が大きいほどコンデンサCに
大きな電流が流れて、その充電電圧の速度(変化率)を
大きくでき、その充電電圧を電圧制御発振器3の制御電
圧として出力できる。
4から出力されるアップ要求信号UP0〜UP4によ
り、ループフィルタ32における電流源回路32−0〜
32−4の各スイッチ322の接点が順次閉状態にな
る。このため、電流源回路32−0〜32−4の各電流
源321によりコンデンサCが充電される。ここで、電
流源321の電流量は電流源回路32−0が一番小さく
電流源回路32−1、32−2…にいくに従って電流量
が大きくなるようになっているので、入力信号INとそ
の出力信号OUTの位相差が大きいほどコンデンサCに
大きな電流が流れて、その充電電圧の速度(変化率)を
大きくでき、その充電電圧を電圧制御発振器3の制御電
圧として出力できる。
【0043】その後、時刻t6において、図4(B)に
示すように、位相比較部31に対する電圧制御発振器3
からの出力信号OUTが「L」レベルから「H」レベル
に変化すると、位相比較回路31−0のR−Sフリップ
フロップ42の出力が「H」レベルから「L」レベルに
変化するので、位相比較回路31−0から出力されるダ
ウン要求信号DWが図4(D)に示すように「L」レベ
ルから「H」レベルに変化する。このとき、ナンドゲー
ト45の出力が「H」レベルから「L」レベルに変化す
るので、R−Sフリップフロップ42の出力が「H」レ
ベルから「L」レベルに変化したのち直ちに「H」レベ
ルに戻る。このため、ダウン要求信号DWは「L」レベ
ルとなり、図4(D)に示すように棒状のパルスとな
る。
示すように、位相比較部31に対する電圧制御発振器3
からの出力信号OUTが「L」レベルから「H」レベル
に変化すると、位相比較回路31−0のR−Sフリップ
フロップ42の出力が「H」レベルから「L」レベルに
変化するので、位相比較回路31−0から出力されるダ
ウン要求信号DWが図4(D)に示すように「L」レベ
ルから「H」レベルに変化する。このとき、ナンドゲー
ト45の出力が「H」レベルから「L」レベルに変化す
るので、R−Sフリップフロップ42の出力が「H」レ
ベルから「L」レベルに変化したのち直ちに「H」レベ
ルに戻る。このため、ダウン要求信号DWは「L」レベ
ルとなり、図4(D)に示すように棒状のパルスとな
る。
【0044】さらに、時刻t6では、上記のようにナン
ドゲート45の出力が「H」レベルから「L」レベルに
変化するので、これによりR−Sフリップフロップ41
の出力が「L」レベルから「H」レベルに変化する。こ
のため、アップ要求信号UPは、図4(C)に示すよう
に、「H」レベルから「L」レベルに変化する。その一
方、位相比較回路31−1では、時刻t6において、電
圧制御発振器3からの出力信号OUTが「L」レベルか
ら「H」レベルに変化すると、このときにはナンドゲー
ト525に入力されているダウン要求信号DWは「H」
レベルのため、ナンドゲート525の出力は「H」レベ
ルから「L」レベルに一時的に変化する。このため、そ
の変化がR−Sフリップフロップ54を経て、ナンドゲ
ート57の出力を変化させる。これにより、R−Sフリ
ップフロップ53の出力が「L」レベルから「H」レベ
ルに変化するので、アップ要求信号UP1は図4(E)
に示すように「H」レベルから「L」レベルに変化す
る。
ドゲート45の出力が「H」レベルから「L」レベルに
変化するので、これによりR−Sフリップフロップ41
の出力が「L」レベルから「H」レベルに変化する。こ
のため、アップ要求信号UPは、図4(C)に示すよう
に、「H」レベルから「L」レベルに変化する。その一
方、位相比較回路31−1では、時刻t6において、電
圧制御発振器3からの出力信号OUTが「L」レベルか
ら「H」レベルに変化すると、このときにはナンドゲー
ト525に入力されているダウン要求信号DWは「H」
レベルのため、ナンドゲート525の出力は「H」レベ
ルから「L」レベルに一時的に変化する。このため、そ
の変化がR−Sフリップフロップ54を経て、ナンドゲ
ート57の出力を変化させる。これにより、R−Sフリ
ップフロップ53の出力が「L」レベルから「H」レベ
ルに変化するので、アップ要求信号UP1は図4(E)
に示すように「H」レベルから「L」レベルに変化す
る。
【0045】時刻t7において、図4(B)に示すよう
に、電圧制御発振器3からの出力信号OUTが再び立ち
上がると、この出力信号OUTの立ち上がりを位相比較
回路31−0のR−Sフリップフロップ42が検出し、
この結果、位相比較回路31−0から出力されるダウン
要求信号DWが図4(D)に示すように「L」レベルか
ら「H」レベルに立ち上がる。
に、電圧制御発振器3からの出力信号OUTが再び立ち
上がると、この出力信号OUTの立ち上がりを位相比較
回路31−0のR−Sフリップフロップ42が検出し、
この結果、位相比較回路31−0から出力されるダウン
要求信号DWが図4(D)に示すように「L」レベルか
ら「H」レベルに立ち上がる。
【0046】時刻t8において、図4(B)に示すよう
に、出力信号OUTが立ち上がると、アンドゲート52
1の出力が「H」レベルになり、このときにダウン要求
信号DWが「H」レベルであるので、ナンドゲート52
5の出力が「L」レベルとなる。この結果、フリップフ
ロップ54の出力は「L」レベルとなって、位相比較回
路31−1から出力されるダウン要求信号DW1は、図
4(F)に示すように「L」レベルから「H」レベルに
変化する。
に、出力信号OUTが立ち上がると、アンドゲート52
1の出力が「H」レベルになり、このときにダウン要求
信号DWが「H」レベルであるので、ナンドゲート52
5の出力が「L」レベルとなる。この結果、フリップフ
ロップ54の出力は「L」レベルとなって、位相比較回
路31−1から出力されるダウン要求信号DW1は、図
4(F)に示すように「L」レベルから「H」レベルに
変化する。
【0047】その後、時刻t9、t10では、位相比較
回路31−1から出力されるダウンアップ要求信号DW
1と同様なダウン要求信号DW2、DW3が、位相比較
回路31−2、31−3からそれぞれ出力される(図1
参照)。換言すると、時刻t7から時刻t10までの期
間では、入力信号INが「L」レベルのままであり、入
力信号INとその出力信号OUTの位相差が360°
(2π)以上ある。そこで、その位相差が360°異な
るたびに、すなわち、時刻t8〜t10の各時刻のたび
に、位相比較回路31−1〜31−3からダウン要求信
号DW1〜DW3が順次出力される。
回路31−1から出力されるダウンアップ要求信号DW
1と同様なダウン要求信号DW2、DW3が、位相比較
回路31−2、31−3からそれぞれ出力される(図1
参照)。換言すると、時刻t7から時刻t10までの期
間では、入力信号INが「L」レベルのままであり、入
力信号INとその出力信号OUTの位相差が360°
(2π)以上ある。そこで、その位相差が360°異な
るたびに、すなわち、時刻t8〜t10の各時刻のたび
に、位相比較回路31−1〜31−3からダウン要求信
号DW1〜DW3が順次出力される。
【0048】このように位相比較回路31−0〜31−
3から出力されるダウン要求信号DW0〜DW3によ
り、ループフィルタ32における電流源回路32−0〜
32−3の各スイッチ323の接点が順次閉状態にな
る。このため、電流源回路32−0〜32−3の各電流
源324によりコンデンサCが放電される。ここで、電
流源324の電流量は電流源回路32−0が一番小さく
電流源回路32−1、32−2…にいくに従って電流量
が大きくなるようになっている。このた、入力信号IN
とその出力信号OUTの位相差が大きいほどコンデンサ
Cの放電の速度(変化率)を大きくでき、その放電電圧
を電圧制御発振器3の制御電圧として出力できる。
3から出力されるダウン要求信号DW0〜DW3によ
り、ループフィルタ32における電流源回路32−0〜
32−3の各スイッチ323の接点が順次閉状態にな
る。このため、電流源回路32−0〜32−3の各電流
源324によりコンデンサCが放電される。ここで、電
流源324の電流量は電流源回路32−0が一番小さく
電流源回路32−1、32−2…にいくに従って電流量
が大きくなるようになっている。このた、入力信号IN
とその出力信号OUTの位相差が大きいほどコンデンサ
Cの放電の速度(変化率)を大きくでき、その放電電圧
を電圧制御発振器3の制御電圧として出力できる。
【0049】その後、時刻t11において、入力信号I
Nが「L」レベルから「H」レベルに変化すると、これ
により、位相比較回路31−0、31−1…からのダウ
ン要求信号DW、DW1…が「H」レベルから「L」レ
ベルに変化する(図4(D)および(F)参照)。以上
のような一連の動作により、PLL動作の開始時に、入
力信号INと出力信号OUTの周波数が大きく異なりそ
の位相差が大きな場合でも、その位相差が徐々に減少し
ていき、その位相差が360°以内になり、さらに位相
差がなくなるようにすることができる。
Nが「L」レベルから「H」レベルに変化すると、これ
により、位相比較回路31−0、31−1…からのダウ
ン要求信号DW、DW1…が「H」レベルから「L」レ
ベルに変化する(図4(D)および(F)参照)。以上
のような一連の動作により、PLL動作の開始時に、入
力信号INと出力信号OUTの周波数が大きく異なりそ
の位相差が大きな場合でも、その位相差が徐々に減少し
ていき、その位相差が360°以内になり、さらに位相
差がなくなるようにすることができる。
【0050】以上の動作をまとめると、以下のようにな
る。すなわち、位相比較部31は、入力信号(参照信
号)INと電圧制御発振器3の出力信号OUTの位相を
比較し、その比較に応じてアップ要求信号UPまたはダ
ウン要求信号DWを出力する。さらに、その位相差が3
60°以上の場合には、入力信号IN、出力信号OU
T、アップ要求信号UP、およびダウン要求信号DWに
基づいて、アップ要求信号UP1またはダウン要求信号
DW1を出力する。同様に、位相差が360°異なるた
びにアップ要求信号UP2…UPn、またはダウン要求
信号DW2…DWnを出力する。つまり、アップ要求信
号UP1…UPn、またはダウン要求信号DW1…DW
nは、その位相差が360°異なる場合には、その位相
差をカウントする機能を持つことになる。
る。すなわち、位相比較部31は、入力信号(参照信
号)INと電圧制御発振器3の出力信号OUTの位相を
比較し、その比較に応じてアップ要求信号UPまたはダ
ウン要求信号DWを出力する。さらに、その位相差が3
60°以上の場合には、入力信号IN、出力信号OU
T、アップ要求信号UP、およびダウン要求信号DWに
基づいて、アップ要求信号UP1またはダウン要求信号
DW1を出力する。同様に、位相差が360°異なるた
びにアップ要求信号UP2…UPn、またはダウン要求
信号DW2…DWnを出力する。つまり、アップ要求信
号UP1…UPn、またはダウン要求信号DW1…DW
nは、その位相差が360°異なる場合には、その位相
差をカウントする機能を持つことになる。
【0051】また、入力信号INの立ち上がりエッジが
検出されると、ダウン要求信号DW、DW1…DWnが
「H」レベルから「L」レベルとなり、出力信号OUT
の立ち上がりエッジが検出されると、アップ要求信号U
P、UP1…UPnが「H」レベルから「L」レベルと
なる。要するに、入力信号INと出力信号OUTは、ア
ップ要求信号UP、UP1…UPnと、ダウン要求信号
DW、DW1…DWnをリセットさせる機能をもってい
る。
検出されると、ダウン要求信号DW、DW1…DWnが
「H」レベルから「L」レベルとなり、出力信号OUT
の立ち上がりエッジが検出されると、アップ要求信号U
P、UP1…UPnが「H」レベルから「L」レベルと
なる。要するに、入力信号INと出力信号OUTは、ア
ップ要求信号UP、UP1…UPnと、ダウン要求信号
DW、DW1…DWnをリセットさせる機能をもってい
る。
【0052】さらに、PLL回路の立ち上がりの動作時
のように入力信号INと出力信号OUTの周波数が大き
く異なりその位相差が360°よりも大きな場合には、
アップ要求信号UP、UP1…、またはダウン要求信号
DW、DW1…により電流源回路32−0、32−1…
のスイッチ321またはスイッチ323の接点が閉状態
になる。このため、電流源回路32−0、32−1…の
電流源321からの大電流によりコンデンサCを急速に
充電させ、または電流源回路32−0、32−1…の電
流源324によりコンデンサCの電荷を急速に放電さ
せ、この充放電電圧を電圧制御発振器3に供給でき、そ
の発振周波数を大幅に変化させることができる。従っ
て、ロックタイムを従来に比べて短縮できる。
のように入力信号INと出力信号OUTの周波数が大き
く異なりその位相差が360°よりも大きな場合には、
アップ要求信号UP、UP1…、またはダウン要求信号
DW、DW1…により電流源回路32−0、32−1…
のスイッチ321またはスイッチ323の接点が閉状態
になる。このため、電流源回路32−0、32−1…の
電流源321からの大電流によりコンデンサCを急速に
充電させ、または電流源回路32−0、32−1…の電
流源324によりコンデンサCの電荷を急速に放電さ
せ、この充放電電圧を電圧制御発振器3に供給でき、そ
の発振周波数を大幅に変化させることができる。従っ
て、ロックタイムを従来に比べて短縮できる。
【0053】一方、入力信号INと出力信号OUTの周
波数が同等である場合には、アップ要求信号UPまたは
ダウン要求信号DWのみにより電流源回路32−0のス
イッチ321またはスイッチ323の接点が閉状態にな
る。このため、電流源回路32−0の小容量の電流源3
21からの小電流によりコンデンサCを緩やかに充電さ
せ、または電流源回路32−0の小容量の電流源324
によりコンデンサCの電荷を緩やかに放電させ、この充
放電電圧を電圧制御発振器3に供給する。このため、ロ
ック時の安定性を高くすることができる。
波数が同等である場合には、アップ要求信号UPまたは
ダウン要求信号DWのみにより電流源回路32−0のス
イッチ321またはスイッチ323の接点が閉状態にな
る。このため、電流源回路32−0の小容量の電流源3
21からの小電流によりコンデンサCを緩やかに充電さ
せ、または電流源回路32−0の小容量の電流源324
によりコンデンサCの電荷を緩やかに放電させ、この充
放電電圧を電圧制御発振器3に供給する。このため、ロ
ック時の安定性を高くすることができる。
【0054】また、ロック時には、通常、位相差が36
0°以上になることはなく、アップ要求信号UP1…U
Pn、およびダウン要求信号DW1…DWnは出力され
ないので、ロック時の動作にはそれらの信号が影響する
ことはない。このため、ロックタイムを短縮させるため
の回路が、ロック時の動作に影響することはない。以上
説明したように、本発明の実施形態は、入力信号と電圧
制御発振器3の出力信号との位相差が360°(2π)
以上の場合には、電流源回路32−0、32−1…の電
流源321からの大電流によりコンデンサCを急速に充
電させ、または電流源回路32−0、32−1…の電流
源324によりコンデンサの電荷を急速に放電させ、こ
の充放電電圧を電圧制御発振器3に供給するようにした
ので、従来のPLL回路に比べてロックタイムを短縮で
きる。
0°以上になることはなく、アップ要求信号UP1…U
Pn、およびダウン要求信号DW1…DWnは出力され
ないので、ロック時の動作にはそれらの信号が影響する
ことはない。このため、ロックタイムを短縮させるため
の回路が、ロック時の動作に影響することはない。以上
説明したように、本発明の実施形態は、入力信号と電圧
制御発振器3の出力信号との位相差が360°(2π)
以上の場合には、電流源回路32−0、32−1…の電
流源321からの大電流によりコンデンサCを急速に充
電させ、または電流源回路32−0、32−1…の電流
源324によりコンデンサの電荷を急速に放電させ、こ
の充放電電圧を電圧制御発振器3に供給するようにした
ので、従来のPLL回路に比べてロックタイムを短縮で
きる。
【0055】また、本発明の実施形態では、入力信号と
電圧制御発振器3の出力信号との位相差が360°以下
の場合には、電流源回路32−0の電流量が最小の電流
源321または324を選択し、この選択した電流源に
よりコンデンサの充放電を緩やかに行い、他方、その位
相差が360°以上の場合には、その最小の電流源の他
にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を選択し、こ
の選択した両電流源によりコンデンサの充放電を急激に
行うようにしたので、ロックタイム短縮のための回路
が、ロック時の動作や安定性に影響を与えることがな
い。
電圧制御発振器3の出力信号との位相差が360°以下
の場合には、電流源回路32−0の電流量が最小の電流
源321または324を選択し、この選択した電流源に
よりコンデンサの充放電を緩やかに行い、他方、その位
相差が360°以上の場合には、その最小の電流源の他
にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を選択し、こ
の選択した両電流源によりコンデンサの充放電を急激に
行うようにしたので、ロックタイム短縮のための回路
が、ロック時の動作や安定性に影響を与えることがな
い。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、入
力信号と電圧制御発振器の出力信号との位相差が大きな
場合、例えばその位相差が360°(2π)以上の場合
には、充電器の充放電の速度を急激に変化できるように
し、この充放電電圧を電圧制御発振器に対して供給でき
るので、従来のPLL回路に比べてロックタイムを短縮
できる。
力信号と電圧制御発振器の出力信号との位相差が大きな
場合、例えばその位相差が360°(2π)以上の場合
には、充電器の充放電の速度を急激に変化できるように
し、この充放電電圧を電圧制御発振器に対して供給でき
るので、従来のPLL回路に比べてロックタイムを短縮
できる。
【0057】また、本発明では、入力信号と電圧制御発
振器の出力信号との位相差が360°以下の場合には、
電流量が最小の電流源を選択し、この選択した電流源に
よりコンデンサの充放電を緩やかに変化させ、他方、そ
の位相差が360°以上の場合には、その最小の電流源
の他にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を選択
し、この選択した両電流源によりコンデンサの充放電を
急激に変化させるようにしたので、ロックタイム短縮の
ための回路が、ロック時の動作や安定性に影響を与える
ことがない。
振器の出力信号との位相差が360°以下の場合には、
電流量が最小の電流源を選択し、この選択した電流源に
よりコンデンサの充放電を緩やかに変化させ、他方、そ
の位相差が360°以上の場合には、その最小の電流源
の他にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を選択
し、この選択した両電流源によりコンデンサの充放電を
急激に変化させるようにしたので、ロックタイム短縮の
ための回路が、ロック時の動作や安定性に影響を与える
ことがない。
【図1】本発明の実施形態の全体の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】図1に示す位相比較部の具体的な回路図であ
る。
る。
【図3】図1に示すループフィルタの具体的な回路図で
ある。
ある。
【図4】図2に示す回路の主要部の波形を示す波形図
(タイムチャート)である。
(タイムチャート)である。
【図5】従来技術のブロック図である。
【図6】図5に示す位相比較回路の具体的な回路図であ
る。
る。
【図7】図5に示すループフィルタの具体的な回路図で
ある。
ある。
3 電圧制御発振器 31 位相比較部 31−0〜31−n 位相比較回路 32 ループフィルタ 32−0〜32−n 電流源回路 41〜44 R−Sフリップフロップ 51 入力信号遅延回路51 52 出力信号遅延回路52 53、54 R−Sフリップフロップ 321、324 電流源 322、323 スイッチ C コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 位相比較手段と、制御電圧生成手段と、
電圧制御発振器とを備えたPLL回路であって、 前記位相比較手段は、入力信号と前記電圧制御発振器の
出力信号との位相差を検出し、この検出位相差に応じて
1または2以上の周波数制御信号を出力するようになっ
ており、 前記制御電圧生成手段は、前記1または2以上の周波数
制御信号に応じて速度の異なる充放電を充電器に行い、
この充放電電圧を前記電圧制御発振器に出力するように
なっており、 前記電圧制御発振器は、前記充放電電圧に応じて発振周
波数が可変自在になっていることを特徴とするPLL回
路。 - 【請求項2】 前記位相比較手段は、 前記入力信号と前記電圧制御発振器の出力信号との位相
差を検出し、 検出位相差が360°(2π)以下の場合にはその位相
差に応じた第1の周波数制御信号を出力し、 検出位相差が360°以上の場合にはその位相差に応じ
て前記第1の周波数制御信号の他に第2の周波数制御信
号を出力するようになっていることを特徴とする請求項
1に記載のPLL回路。 - 【請求項3】 前記制御電圧生成手段は、 電流量の異なる複数の電流源と、 前記複数の電流源に基づいて充放電されるコンデンサと
を備え、 前記位相比較手段から第1の周波数制御信号が出力され
た場合には、前記電流源の中から電流量が最小の電流源
を選択し、この選択した電流源により前記コンデンサの
充放電を行い、他方、前記位相比較手段から第1と第2
の両周波数制御信号が出力された場合には、前記最小の
電流源の他にそれよりも電流量が大きな電流源の双方を
選択し、この選択した両電流源により前記コンデンサの
充放電を行うようになっていることを特徴とする請求項
2に記載のPLL回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24352399A JP2001069001A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | Pll回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24352399A JP2001069001A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | Pll回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001069001A true JP2001069001A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17105183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24352399A Withdrawn JP2001069001A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | Pll回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001069001A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100629046B1 (ko) * | 2003-02-19 | 2006-09-26 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 발진기 |
| WO2007088595A1 (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-09 | Fujitsu Limited | Pll回路及び半導体集積装置 |
| JP2023054580A (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-14 | 日清紡マイクロデバイス株式会社 | チャージポンプ回路及びpll回路 |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24352399A patent/JP2001069001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100629046B1 (ko) * | 2003-02-19 | 2006-09-26 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 발진기 |
| WO2007088595A1 (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-09 | Fujitsu Limited | Pll回路及び半導体集積装置 |
| US7659760B2 (en) | 2006-01-31 | 2010-02-09 | Fujitsu Limited | PLL circuit and semiconductor integrated device |
| JP2023054580A (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-14 | 日清紡マイクロデバイス株式会社 | チャージポンプ回路及びpll回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |