[go: up one dir, main page]

JP2001062975A - 環境対応ビール用プラスチックボトル - Google Patents

環境対応ビール用プラスチックボトル

Info

Publication number
JP2001062975A
JP2001062975A JP23674999A JP23674999A JP2001062975A JP 2001062975 A JP2001062975 A JP 2001062975A JP 23674999 A JP23674999 A JP 23674999A JP 23674999 A JP23674999 A JP 23674999A JP 2001062975 A JP2001062975 A JP 2001062975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
oxygen
bottle
beer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23674999A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nagao
勇志 長尾
Hirotaka Takoshi
宏孝 田越
Otohiko Miyauchi
乙彦 宮内
Kensuke Onishi
健介 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Denko KK
Showa Aluminum Can Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK, Showa Aluminum Can Corp filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP23674999A priority Critical patent/JP2001062975A/ja
Publication of JP2001062975A publication Critical patent/JP2001062975A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両表面層に構造材樹脂またはガスバリア性樹
脂層を設け、中間層に一般に低分子量物PETであるP
ETボトルリサイクルフレークを使用した酸素捕捉性樹
脂層を設けて樹脂層を通過してくる酸素を捕捉可能とし
た、極めて高い酸素バリア性および炭酸ガスバリア性を
有するビールボトルの提供。 【解決手段】 内容量が0.05ないし4リットル、ボ
トル胴部の全厚みが0.1ないし2mmの、中間層とし
て飲料用PETボトルのリサイクル材を使用した酸素捕
捉性樹脂層をすくなくとも1層含み、表面材としてバリ
ア性樹脂または構造材樹脂からなる2種以上の樹脂およ
び3層以上の構成からなる多層プラスチックボトルであ
って、ビールを充填・密封し、4ないし25℃で180
日間大気中に保存した時に、ボトル内への酸素の侵入量
がビール重量に対し、1ppm以下であるビール用プラ
スチックボトル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物として品質
面からの酸化を嫌い、かつ容器壁から炭酸ガスの逃散が
ないことを必要とするビール用の多層プラスチックボト
ル、特に中間層として飲料用PETボトルのリサイクル
材を使用した酸素捕捉性樹脂層をすくなくとも1層含
み、さらに安価で軽量、耐衝撃性、リサイクル性、ガス
バリア性に優れた熱可塑性プラスチックのビール用多層
ボトルおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1995年6月に「容器包装リサイクル
法」が制定され、日本におけるリサイクルの進め方は、
従来の自主的なものから、国のリサイクルシステムの一
環として強力に推進すべきものに変わってきている。基
本的な考え方は、市町村、消費者、事業者の責任分担、
すなわち消費者には「分別排出」、市町村には「分別収
集の責任」、事業者には「リサイクルの責任」を求めて
いる。PETボトル(第二種指定製品)は特定容器の指
定を受けて、1997年4月から容器リサイクル法に基
づく分別収集および再商品化が義務付けられた。それに
伴ってPETボトル用樹脂の回収率が1996年の2.
9%から1997年には9.8%の実績の向上を納め
た。さらに1998年には18%というように急激な回
収率の伸びが予測されている。これはリサイクルシステ
ムが順調に機能し始めたことを意味している。
【0003】このように、PETボトルの回収が軌道に
乗ってくると、次に顕在化してくる問題は、集まったP
ETボトルの再利用、再商品化事業の重要性である。再
生PET樹脂はポリエステルそのものであり、当然ポリ
エステルとして使用できる全ての用途に使用可能であ
り、また適している。再生PET樹脂の三大利用分野の
代表的製品は、繊維製品、シート製品、洗剤用ボトルで
ある。現在では繊維製品としてシャツ、作業服、制服、
靴下など多数の使用製品が販売されている。シート製品
としては緩衝材、果物用パッケージ、インキ缶、文房具
などがある。洗剤用ボトルも使用量が多いが、最近各種
用途の箱、ケース、中仕切トレーなども作られるように
なってきている。現在の一人当たりPETボトル消費量
は1.3kgであるが、リサイクルが進めば近い将来国
民一人当たり0.8kgの再生品を利用・消費する必要
があるとの試算も発表されている。これは非常に大きな
課題であり、繊維用の増加はもちろんシート製品や成形
品などの新製品開発に努めるとともに食品用容器、特に
飲料用ボトルへの再生利用が不可欠になると思われる。
【0004】以上の観点から、国内、国外で活発に再生
利用の研究開発が進められている。再生プラスチックを
食品容器へ再利用できるかどうか判断するためには、再
生された製品中に存在する汚染物質が規制基準で認めら
れている範囲内にあるかどうかを確認しなければならな
い。そのため欧米先進国では食品容器へ安全に使用でき
るための概念として“機能性バリア”と“しきい値”の
考え方がありこの概念を規則化して審査にも利用して実
用化を進めているのが現状である。なお、化学的な再生
処理、いわゆるケミカルリサイクルによる再生品は未使
用樹脂と同一とみなされるとの見解で各国とも一致して
いる。機能性バリアについては、再生プラスチックの場
合、その中に汚染物質が残存していても未使用のプラス
チック層で、食品と直接接触しない構造を利用すれば、
食品への汚染物質の移行が防止可能となると考える。そ
のためには、機能性バリアとして未使用のプラスチック
層を使用する場合は、汚染物質の代用化合物で意図的に
汚染された再生プラスチック層から、所定の厚さのバリ
ア層を通して食品疑似溶媒中へその物質が移行しないこ
とを溶出試験により確認する必要がある。
【0005】国内においてもリサイクルにおいてボトル
ツーボトルへの関心が高まっている。ポリオレフィン等
衛生協議会内に「再生プラスチック衛生懇談会」を設置
し、1993年以来活発に研究活動を進めている。その
結果を1996年6月に報告書「使用済み容器包装から
再生されるプラスチックを再び食品容器包装に使用する
に当たっての条件」で公表している。そこでは、食品に
対する直接接触の衛生安全性を確保することの困難さか
ら、再生プラスチックを多層成形品の中間層部材に用
い、未使用樹脂を機能性バリア層とするサンドイッチ構
造が提案され、すでに数カ国で実用化されている。も
し、内部の再生プラスチックが有害物質を含有していた
とき、未使用樹脂層が機能性バリア層として、有害物質
が浸透・透過して溶出することを阻止できるかどうかが
重要事なので実験法について提案している。
【0006】また、FDAのガイドラインに準拠して、
モデル汚染物質による試験用試料を作成して、再生プラ
スチックからのモデル汚染物質の溶出と、未使用樹脂に
よるバリア機能を確認する試験法の開発を行った。我が
国で最初のモデル汚染物質による実験を実施し、再生プ
ラスチックから機能性バリアを透過してのモデル汚染物
質による溶出は認められず、さらに再生プラスチックと
食品疑似溶媒との直接接触によっても食品疑似溶媒中へ
の移行も認められなかった、と報告している。以上を踏
まえ自主規制基準としては当面は未使用樹脂をバリア層
とする3層構造の容器包装に限ることとすると結論して
いる。以上を踏まえ、自主規制基準としては当面は未使
用樹脂をバリア層とする3層構造の容器包装に限ると結
論している。
【0007】また、ビール用PETボトルの開発が欧米
主導のもとに活発な研究開発が実施されている。欧米
は、日本に比べ瓶に対する指向が根強く、ビールを飲ん
でいる人の75%は同じブランドのプラスチックボトル
を買うと予測されている。スポーツ観戦、砂浜ではガラ
スの飛散のためガラス瓶は禁止されているため、まずこ
の分野をターゲットにテスト販売されている。さらに大
手ビールメーカー、アンホイザーブッシュ(米)、ミラ
ー(米)、バス(英)、フォスター(豪)等が積極的に
開発を進めている。日本市場は消費者の好みが異なり、
ビール用ボトルのプラスチック化は、欧米より困難が予
想されるが、大手ビールメーカーが水面下で研究開発を
進めている段階である。飲料用PETボトルでさえもリ
サイクルが大きなテーマになっているが、ビール用PE
Tボトルとなると販売量も膨大でリサイクル問題は避け
て通れない。このような研究は始まったばかりである
が、リサイクル材を有効に使用したビール用プラスチッ
クボトルの開発が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、両表面層に
構造材樹脂またはガスバリア性樹脂層を設けて、さらに
これらの中間層に、一般に低分子量物PETであるPE
Tボトルリサイクルフレークを使用した酸素捕捉性樹脂
層を設けて樹脂層を通過してくる酸素を捕捉可能とし
た、極めて高い酸素バリア性および炭酸ガスバリア性を
有するビールボトルの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、[1] 内容
量が0.05ないし4リットル、ボトル胴部の全厚みが
0.1ないし2mmの、中間層として飲料用PETボト
ルのリサイクル材を使用した酸素捕捉性樹脂層をすくな
くとも1層含み、表面材としてバリア性樹脂または構造
材樹脂からなる2種以上の樹脂および3層以上の構成か
らなる多層プラスチックボトルであって、ビールを充填
・密封し、4ないし25℃で180日間大気中に保存し
た時に、ボトル内への酸素の侵入量がビール重量に対
し、1ppm以下であるビール用プラスチックボトル、
[2] 構造材樹脂が、その50%以上がポリエチレン
テレフタレートからなる共重合体またはブレンド物であ
る樹脂を用いた前記[1]に記載のビール用プラスチッ
クボトル、[3] ビール用プラスチックボトルにビー
ルを充填・密封し、4ないし25℃で180日間大気中
に保存した時、炭酸ガスの逃散量が、炭酸ガス充填量の
減少として10w%未満の低下である前記[1]に記載
のビール用プラスチックボトル、
【0010】[4] 表面材が炭酸ガスバリア性を有す
るEVOH、MXD6、PETIまたはPENのいずれ
か一つである前記[1]に記載のビール用プラスチック
ボトル、[5] 酸素捕捉性樹脂層が、飲料用PETボ
トルのリサイクル材(IV値、0.3〜0.8)を使用
したポリエチレンテレフタレート系酸素捕捉性樹脂であ
る前記[1]に記載のビール用プラスチックボトル、
[6] 中間層のうちの少なくとも一層は、リサイクル
材を使用したポリエチレンテレフタレート系酸素捕捉性
樹脂を含む層からなり、該酸素捕捉性樹脂が主たる部分
を構成するポリエチレンテレフタレート系ポリマーセグ
メントと少部分を構成するオレフィンオリゴマーセグメ
ントからなり、さらに触媒量の遷移金属化合物を含む前
記[1]に記載のビール用プラスチックボトル、[7]
酸素捕捉性樹脂が、分子中に炭素−炭素不飽和結合を
有するオレフィンオリゴマーセグメントを結合したポリ
エチレンテレフタレート系(共)重合体である前記
[1]に記載のビール用プラスチックボトル、
【0011】[8] ポリエチレンテレフタレート系酸
素捕捉性樹脂が、0.5w%〜15w%に相当する、分
子量1000〜10000のオレフィンオリゴマーセグ
メントおよび99.5w%〜85w%のポリエチレンテ
レフタレートセグメントよりなり、さらにその共重合体
には酸化を促進する遷移金属化合物を50〜500pp
m含む樹脂組成物である前記[1]または[7]に記載
のビール用プラスチックボトル、[9] 酸素捕捉性樹
脂層に対し、紫外線および/または可視光線に対し増感
作用を有する光酸化促進剤を配合した前記[7]または
[8]に記載のビール用プラスチックボトル、[10]
酸素捕捉性樹脂中のオレフィンオリゴマーセグメント
が、ブタジエン、ノルボルネン、ジシクロペンタジエン
およびイソプレンのオリゴマーである前記[1]に記載
のビール用プラスチックボトル、
【0012】[11] 酸素捕捉性樹脂中の炭素−炭素
不飽和結合を有するオレフィンオリゴマーセグメント
が、主たるポリマーセグメントの主鎖としてまたは分岐
状にペンダントとして結合した酸素捕捉性樹脂である前
記[7]ないし[10]のいずれかに記載のビール用プ
ラスチックボトル、[12」 多層プラスチックボトル
の最内層を除くいずれかの少なくとも1層に、紫外線吸
収性物質および/または紫外線遮蔽物質を配合する前記
[1]に記載のビール用プラスチックボトル、[13」
同じ厚みの単層ポリエステル重合体のプラスチックボ
トルの透明度に比し、少なくとも70%の透明性を有す
る前記[1]ないし[12]のいずれかに記載のビール
用プラスチックボトル、及び[14] 多層プラスチッ
クボトルが、最内層からガスバリア性樹脂層/酸素捕
捉性樹脂を含む樹脂層/ガスバリア性樹脂層または構
造材樹脂層/ガスバリア性樹脂層/酸素捕捉性樹脂を含
む樹脂層/ガスバリア性樹脂層/構造材樹脂層の構成を
有する前記[1]に記載のビール用プラスチックボト
ル、を開発することにより上記の課題を解決した。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のビール用プラスチックボ
トルは、内容積が0.05ないし4リットル程度の小型
のビールボトルを対象とするものである。一般的にこの
ような容器においては、内容積が小さくなるに従い、容
器内容積に対する容器表面積(いわゆる比表面積)は大
きくなり、このような小型の容器においては、単にボト
ル壁の厚さだけでガスバリア性を高めようとすると小型
のボトルほどガスバリア性を高くする必要が出てくるの
でボトル壁が厚いものが必要となるという、ボトル壁の
必要とする剛性とは逆の構造の要求が出てくる。したが
ってビールボトルの必要とする剛性とボトルの必要とす
るガスバリア性の両者の要求を満足し、軽量であり、コ
ストが安く、製造の容易な構成のプラスチックボトルが
求められる。上記の要求及びリサイクルの責任の問題に
応えるには、ガスバリア性樹脂または構造材樹脂を表面
材として、中間層として飲料用PETボトルのリサイク
ル材を使用した酸素捕捉性樹脂層を1層有する全体とし
て少なくとも3層構成、あるいは構造材樹脂を表面層に
用い、その内部にガスバリア性樹脂と飲料用PETボト
ルのリサイクル材を使用した酸素捕捉性樹脂の5層の構
成を有する多層のプラスチックボトルとすることが一つ
の解決手段と考えられる。
【0014】そして該プラスチックボトルにビールを充
填・密閉し、室温で180日間保存した時に、ボトル内
への酸素の侵入量が内部のビール重量に対し1ppm以
下を保持し、かつ室温で180日間にビールボトル内か
らボトル壁を透過する炭酸ガスの逃散量が、炭酸ガス充
填量の減少として測定した時10%未満となるようにガ
スバリア性樹脂の種類及び厚さを調整し、ガスバリア性
を付与する。なお本発明のビールボトルの中間層として
使用する、飲料用PETボトルのリサイクル材を使用し
た酸素捕捉性樹脂は、ガスバリア性樹脂の酸素バリア性
が不足する場合においても、ガスバリア性樹脂層を透過
してくる酸素を捕捉してボトル内部への侵入防止するた
め極めて効果的であり、ガスバリア性樹脂層の予期せざ
る欠陥を確実に補償することになる。
【0015】特に小型の容器においては、必要最小限の
ガスバリア性を確保するガスバリア性樹脂層のみの厚さ
でビールボトルの剛性は十分になるが、比較的大型のビ
ールボトルにおいては最低のバリア性を達成する厚さだ
けではボトルとしての剛性が不足する可能性があり、か
かる場合には、ガスバリア性樹脂の表面にポリエチレン
テレフタレートのような構造材樹脂を積層することによ
りコストの高いガスバリア性樹脂及び構造材樹脂の使用
量を低減することが好ましい。それぞれの樹脂層の厚さ
の関係は、必要とするガスバリア性でその厚さは決まる
が、3層、5層の場合においては中間層としての飲料用
PETボトルのリサイクル材を使用した酸素捕捉性樹脂
を含む樹脂層は全体の厚さの2〜70%、好ましくは5
〜65%、また5層の時の構造材樹脂層、ガスバリア性
樹脂層及び酸素捕捉性樹脂を含む樹脂層は、構造材樹脂
層(5〜45%)/ガスバリア性樹脂層(5〜20%)
/酸素捕捉性樹脂を含む樹脂層(5〜70%)/ガスバ
リア性樹脂層(5〜20%)/構造材樹脂層(5〜45
%)の構成をとることができる。
【0016】本発明において使用するガスバリア性樹脂
としては、酸素と炭酸ガスに対する高いガスバリア性を
有し、かつ熱成形可能な熱可塑性樹脂であれば特に制限
はない。このようなガスバリア性樹脂として、性能とコ
ストのバランスから見て最も適当な樹脂としてはEVO
Hを挙げることができる。例えば、エチレン含有量が2
0〜60モル%、特に25〜50モル%であるエチレン
−酢酸ビニル共重合体を、ケン化度が96モル%以上、
特に99モル%以上となるようにケン化して得られる共
重合体ケン化物を挙げることができる。このEVOH
は、フィルムを形成し得るにたる分子量を有するべきで
あり、一般にフェノール:水の重量比で85:15の混
合溶媒中、30℃で測定して0.01dl/g以上、特
に0.05dl/g以上の粘度を有することが好まし
い。
【0017】また前記特性を有するガスバリア性樹脂の
他の例としては、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニ
トリル、炭素数100個あたりのアミド基の数が5〜5
0個、特に6〜20個の範囲にあるポリアミド類、ポリ
エステル共重合体が使用できる。例えばポリアミド類と
してはナイロン6、ナイロン66、ナイロン6−66共
重合体、ポリメタキリシレンアジパアミド(以下MXD
6」という。)、ナイロン6・10、ナイロン11、ナ
イロン12、ナイロン13などが挙げられる。またポリ
エステル共重合体としては、PET、PBT、PENに
おいて使用するテレフタル酸の30モル%以下をイソフ
タル酸で置換した変性ポリエステル共重合体が挙げられ
る。これらのガスバリア性樹脂もフィルムを形成するに
たる分子量を有することが好ましく、ポリアミドにおい
ては濃硫酸中1.0dl/gの濃度でかつ30℃の温度
で測定した相対粘度(ηrel )が1.1以上、特に1.
5以上であることが望ましい。本発明においては、上記
のガスバリア性樹脂のうちでも酸素バリア性及び炭酸ガ
スバリア性の性能面からMXD6及びイソフタル酸変性
ポリエステル共重合体が好ましい。
【0018】本発明で強度が不足する時に使用する構造
材樹脂としてポリエステル樹脂を使用する。該ポリエス
テル樹脂としては、その80重量%以上がPET、PB
TまたはPENの重合体、もしくはこれを主体とする共
重合体またはこれらのセグメントを有する重合体の混合
物からなる。このうちPETはストレッチブローした時
に透明性があり、剛性も高くかつコストが安価であるの
で最も適した材料と考えられる。PBTは耐熱性があ
り、剛性も高いがPETよりもコストが高く不透明なも
のである。PENは透明性があり、剛性も高く耐熱性も
優れているがコストが最も高いため特殊な場合にしか使
用できないものと考える。コスト、性能のバランスから
はPETが最も優れている。
【0019】本発明のビールボトルにおいては、中間層
の内の少なくとも一層に飲料用PETボトルのリサイク
ル材を使用した酸素捕捉性樹脂を含ませることが必要で
ある。これは飲料用PETボトルのリサイクル材を使用
した酸素捕捉性樹脂単独の中間層であってもよく、また
飲料用PETボトルのリサイクル材、他の樹脂、例えば
該酸素捕捉性樹脂に相溶性のある樹脂で希釈して用いて
も良い。他の樹脂により希釈することにより、希釈する
樹脂の組み合わせを選択する時は物性的に中間層の物性
を改善できる利点もある。酸素捕捉性樹脂に相溶性のあ
る樹脂としては、酸素捕捉性樹脂と同系統の樹脂が好ま
しい。希釈倍率としては酸素捕捉性樹脂が少なくとも5
重量%、好ましくは20%以上の濃度となるように配合
することができる。
【0020】本発明における飲料用PETボトルのリサ
イクル材を使用した酸素捕捉性樹脂とは、分子中に炭素
−炭素不飽和結合を有するオレフィンオリゴマーセグメ
ントを結合した飲料用PETボトルのリサイクル材のポ
リエステル系重合体を意味する。飲料用PETボトルの
リサイクル材のポリエステル系重合体としては、回収さ
れたポリエチレンテレフタレートが大部分を占めている
が、一部、PBT、PENなどのアルキレングリコール
と芳香族二塩基酸からの(共)重縮合体、ビスフェノー
ルとフォスゲンの重縮合反応などで得られる炭酸と2価
フェノールとからなるポリカーボネート重合体、二塩基
酸と二価フェノールの重縮合体であるポリアリレートな
どが含まれる場合がある。その他、一部ポリアミド系重
合体、例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン1
2などの脂肪族ポリアミド類、ポリキシリレンジアミン
アヂパミド(MXD6)が含まれる場合がある。。
【0021】このような飲料用PETボトルのリサイク
ル材に使用された重縮合体に炭素−炭素不飽和結合を有
するオレフィンオリゴマーセグメントを導入するには、
例えば回収したPETボトルリサイクル材に、両末端に
水酸基あるいはカルボキシル基を有し、炭素−炭素不飽
和結合を有するオレフィンオリゴマーをトランスエステ
ル反応させ、PET主鎖中にオレフィンオリゴマーセグ
メントを導入することにより酸素捕捉性樹脂とすること
ができる。またこれとは別に、片末端に2個の水酸基ま
たはカルボキシル基を有し、炭素−炭素不飽和結合を有
するオレフィンオリゴマーをPETボトルのリサイクル
材にトランスエステル化してもよく、あるいはグリセリ
ン、トリメリット酸、トリメシン酸のような分子中に3
個以上の官能基を有する多価化合物をトランスエステル
化反応によりPETの主鎖に官能基を導入し、これに該
官能基と反応性のある少なくとも1個の他の官能基を有
し、かつ炭素−炭素不飽和結合を有するオレフィンオリ
ゴマーを反応させて、オレフィンオリゴマーセグメント
を主鎖に入れずにペンダント状に結合させてもよい。
【0022】例えば、PETボトルのリサイクル材に対
し、必要量のグリセリンをトランスエステル反応させて
ポリエステル主鎖に水酸基を入れ、該水酸基に対し反応
性のあるカルボキシル基、無水カルボン酸基、エポキシ
基、イソシアナート基などが導入された炭素−炭素不飽
和結合を有するオレフィンオリゴマーを反応させること
により酸素捕捉性樹脂とすることができる。またPET
などにおいて、片末端に2個の水酸基を導入したオレフ
ィンオリゴマーを直接トランスエステル反応させても酸
素捕捉性樹脂を得ることができる。このようなペンダン
トタイプのオレフィンオリゴマーセグメントを有する樹
脂は、酸素捕捉性樹脂が酸素を捕集しても分岐のみが切
断されるだけで主鎖が切断されないためポリエステル共
重合体としての性能低下が少ない特徴がある。
【0023】また酸素捕捉性樹脂層として、リサイクル
材の利用度は低下するが、PETボトルのリサイクル材
に相溶性のある新規に合成された酸素捕捉性樹脂、例え
ば主鎖または分岐に炭素−炭素不飽和結合を有するオレ
フィンオリゴマーセグメントが導入されているポリエス
テル系、ポリアミド系、ポリオレフィン系、ポリビニル
系などの酸素捕捉性樹脂に対し、PETボトルのリサイ
クル材をブレンドした樹脂も同様に使用することもでき
る。新規に合成された酸素捕捉性樹脂、あるいはPET
ボトルのリサイクル材を変性した酸素捕捉性樹脂に対し
て、PETボトルのリサイクル材を配合して使用する場
合、その配合量は酸素捕捉性樹脂中の有効な炭素−炭素
不飽和結合を有するオレフィンオリゴマーの含有量によ
り変わるが、通常は酸素捕捉性樹脂として少なくとも5
重量%、好ましくは少なくとも20重量%とすることが
望ましい。この含有量が5重量%未満では酸素捕捉量が
小さく、バリア性樹脂のない場合には短時間で酸素捕捉
性を失い、酸素を透過するようになるからである。もち
ろん酸素捕捉性樹脂層は100%酸素捕捉性樹脂であっ
ても構わない。
【0024】酸素捕捉性樹脂としては、酸素に対し活性
な炭素−炭素不飽和結合を有するオレフィンオリゴマー
セグメント部分において酸素を捕捉するが、その際に炭
素−炭素不飽和結合により活性化されたα−位にある炭
素の水素引き抜きにより反応が開始され、最終的にはこ
の部分から炭素鎖は切断される。したがって主鎖中にオ
レフィンオリゴマーセグメントを有するポリマーは主鎖
の切断が発生する。これに対し、ペンダント状にオレフ
ィンオリゴマーセグメントを結合したポリマーは、ペン
ダントオレフィンオリゴマーセグメントの切断だけの問
題であって、物性に影響の大きい主鎖は、酸素を捕捉し
てもまったく影響を受けないことになる。物性的な面の
みを考慮する時はペンダント状結合した酸素捕捉性樹脂
の方が好ましい。
【0025】導入される該オレフィンオリゴマーとして
は、オリゴマー分子中に炭素−炭素不飽和結合とそのα
−位に水素を有する炭素を有する結合[アリル結合=
(−CH=CH−CHR−)、ただしRは水素原子、低
級アルキル基などを示す。]があることが好ましい。こ
のような結合はイソプレン、ブタジエン、ノルボルネ
ン、ジシクロペンタジエンなどの共役ジエンあるいは非
共役ジエンを重合または共重合する時に得られる。中で
もイソプレンセグメントを含むオレフィンオリゴマーセ
グメントが酸素捕捉活性が高い。このオレフィンオリゴ
マーセグメントの分子量は、酸素捕捉性樹脂が透明性を
必要とするか不透明であってもよいか、酸素捕捉性樹脂
の主たる構成化合物の種類、主鎖に導入するかまたはペ
ンダント状に導入するかなどの導入の形態、オリゴマー
を構成する化合物の種類、酸素捕捉性樹脂一分子中に導
入する平均オリゴマーセグメント数、オリゴマー中の炭
素−炭素不飽和結合の数などにより変わるので適切な数
値は出せないが、導入オリゴマーセグメント数が多い時
には分子量が小さくてもよく、導入オリゴマーセグメン
ト数が小さい時には分子量が大きくなる傾向があり、一
般的には酸素捕捉性樹脂一分子中に平均約5個未満であ
り、透明性が必要な時にはブタジエンオリゴマーであれ
ばオリゴマー分子量として1000〜10000程度の
ものが使用できる。
【0026】このような酸素捕捉性樹脂は、そのままで
は酸素との反応性が低いため、好ましくは酸素との反応
性を高めるためには該樹脂中に遷移金属化合物を触媒量
添加する必要がある。適切な金属化合物の金属として
は、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、ロジウム、ル
テニウムなどが挙げられ、最も好ましくはコバルトであ
る。この金属の好ましい対イオンとしては塩化物イオ
ン、酢酸イオン、ステリン酸イオン、パルミチン酸イオ
ン、2−エチルへキサン酸イオン、ネオデカン酸イオ
ン、ナフテン酸イオンなどがあるがこれに限定されるも
のではない。特に好ましいものは2−エチルへキサン酸
コバルト、ネオデカン酸コバルトが挙げられる。これ以
外に遷移金属化合物はアイオノマ−であってもよくこれ
らは該技術分野では周知である。該遷移金属化合物の配
合量は、金属として酸素捕捉性樹脂の重量の0.001
ないし1%の範囲、好ましくは0.01ないし0.3%
である。この下限以下においては反応促進の効果が認め
られず、また1%を超えて配合しても効果は飽和してい
て酸素との反応速度を高めることはなく、単にコストア
ップを招くのみである。
【0027】また、酸素捕捉性樹脂層に酸化防止剤が添
加されているような場合においては共重合体該遷移金属
化合物に加え、光酸化促進剤(増感剤)を添加すること
が好ましい。光酸化促進剤としては、ベンゾフェノン、
o−メトキシベンゾフェノン、アセトフェノン、o−メ
トキシアセトフェノン、アセナフテンキノン、メチルエ
チルケトン、バレロフェノン、ヘキサノフェノン、α−
フェニルブチロフェノン、p−モルホリノプロピオフェ
ノン、ジベンゾスベロン、4−モルホリノベンゾフェノ
ン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテルなどが使用
できるがこれに限定されない。
【0028】この光酸化促進剤は、光への暴露により酸
素捕捉性樹脂の酸素捕捉速度を促進するものであるが、
酸素捕捉性樹脂の種類、光の波長及び強度などにより変
化する。樹脂の透明性が低ければ光酸化促進剤の使用量
は増加する必要がある。通常は全樹脂組成物に対して
0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜1重量%程
度になる。上記遷移金属化合物及び光酸化促進剤につい
ては特開平5−194949において詳細に説明されて
いる。なおビールボトルにおいては、ビールの香気の保
存性の点から紫外線を遮蔽することが要望されており、
多層プラスチックボトルの少なくともいずれかの一層に
紫外線遮蔽性、紫外線吸収剤などを配合しておくことが
良い。
【0029】上記の説明からわかるように、中間層とし
てガスバリア性樹脂層を設けたりあるいは酸素捕捉性樹
脂にガスバリア性を付与することが可能であるので酸素
捕捉性樹脂層にさらにガスバリア性樹脂層の機能を持た
せることも可能で、かかる場合には両表面層のガスバリ
ア性樹脂層に代えて構造材樹脂層を用いることも可能で
ある。酸素捕捉性樹脂は高価でもあり、また飲料用PE
Tボトルのリサイクル材を使用することにより非常に安
価にすることが可能となる。またPETボトルのリサイ
クル材の毒性(例えば、空PETボトルに農薬などを入
れた場合)の問題が懸念されるが、中間層に使用される
ため問題のないことが確認されている。しかし、万が一
のことがあるのでPETボトルの回収ルートをはっきり
させ、毒物の混入のないリサイクル材を使用することが
必要である。
【0030】本発明の構成によるプラスチックボトル
は、ガスバリア性樹脂層(構造材樹脂層であることもあ
る。)/PETボトルのリサイクル材を使用した酸素捕
捉性樹脂を含む樹脂層/ガスバリア性樹脂層(または構
造材樹脂層)あるいは構造材樹脂層/ガスバリア性樹脂
層/PETボトルのリサイクル材を使用した酸素捕捉性
樹脂を含む樹脂層/ガスバリア性樹脂層/構造材樹脂層
の構成からなるボトル用パリソンをインジェクション成
形により成形し、これをストレッチブローにより多層プ
ラスチックボトルとする。該プラスチックボトルは通常
透明性があり、同じ厚さのPETボトルと比較してその
透明度は少なくとも70%以上確保することは容易であ
る。もし何らかの理由でこれを不透明化したいのであれ
ば、顔料あるいは無機酸化物などの充填材などを添加す
ることにより容易に不透明化できる。なお本発明におけ
るガスバリア性樹脂及び構造材樹脂に対しては、ビール
に毒性、味や香りに影響を与えない限り必要に応じ酸化
防止剤、着色材、可塑剤、充填材、その他の添加剤の使
用が可能である。
【0031】
【実施例】以下、実施例に基づき具体的に説明を行う
が、本発明は以下の例に限定されるものではない。 [酸素捕捉性樹脂の製造]以下の酸素捕捉性樹脂の製造
には、東芝機械(株)製、同方向二軸押出機(TEM3
7BS、37mmφ、L/D=45)を使用して酸素捕
捉性樹脂を作成した。
【0032】(ポリエチレンテレフタレート系酸素捕捉
性樹脂の製造) 1)ブロック共重合体 A.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−A(PE−A) 基本ポリマーとして、飲料用PETボトルを粉砕したポ
リエチレンテレフタレートフレーク(極限粘度IV=
0.65)を96重量部ホッパーから導入した。樹脂の
溶融温度は280℃に設定し、両末端水酸基ブタジエン
オリゴマー(エルフアトケム社製RHT45、Mw=2
800)液状物4重量部にステアリン酸コバルトを、基
本ポリマーと上記オリゴマーの全体量に対して200p
pmを混合したものを液状注入機を使って押出機に導入
して、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応物、低分
子物は真空ベントから除去した後、溶融ストランドを水
中で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランドからペレ
ットを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行った。さらに
このペレットを真空乾燥器で温度120℃で2時間充分
結晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.
005重量部以下であることを確認して、以後の成形に
使用した。
【0033】B.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−B
(PE−B) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.65)を92重量部ホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
両末端水酸基ブタジエンオリゴマー(エルフアトケム社
製RLM20、Mw=1230)液状物8重量部に、ス
テアリン酸コバルトを基本ポリマーと上記オリゴマーの
全体量に対して200ppmを混合したものを液状注入
機を使って押出機に導入して、滞留時間約5分間溶融混
練して、未反応物、低分子物は真空ベントから除去した
後、溶融ストランドを水中で急冷し、ペレットを得た。
溶融ストランドからペレットを得るまでは窒素雰囲気下
で処理を行った。さらにこのペレットを真空乾燥器で温
度120℃で2時間充分結晶化させた後、150℃で4
時間乾燥し、水分率0.005重量部以下であることを
確認して、以後の成形に使用した。
【0034】C.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−C
(PE−C) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.65)を88重量部ホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
両末端水酸基オクタジエンオリゴマー(メタセシス重合
により、オクタジエンからオクタジエンオリゴマーを合
成し、両末端を加水分解により水酸基に置換したもの。
Mw=2000)液状物12重量部にステアリン酸コバ
ルトを基本ポリマーと上記オリゴマーの全体量に対して
200ppmおよびベンゾフェノンを200ppmを混
合したものを液状注入機を使って押出機に導入して、滞
留時間約5分間溶融混練して、未反応物、低分子物は真
空ベントから除去した後、溶融ストランドを水中で急冷
し、ペレットを得た。溶融ストランドからペレットを得
るまでは窒素雰囲気下で処理を行った。さらにこのペレ
ットを真空乾燥器で温度120℃で2時間充分結晶化さ
せた後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.005重
量部以下であることを確認して、以後の成形に使用し
た。
【0035】D.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−D
(PE−D) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.55)を96重量部ホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
両末端水酸基ノルボルネンオリゴマー(メタセシス重合
により、ノルボルネンからノルボルネンオリゴマーを合
成し、両末端を加水分解により水酸基に置換したもの。
Mw=5000)液状物4重量部にステアリン酸コバル
トを基本ポリマーと上記オリゴマーの全体量に対して2
00ppmを混合したものを液状注入機を使って押出機
に導入して、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応
物、低分子物は真空ベントから除去した後、溶融ストラ
ンドを水中で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランド
からペレットを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行っ
た。さらにこのペレットを真空乾燥器で温度120℃で
2時間充分結晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、
水分率0.005重量部以下であることを確認して、以
後の成形に使用した。
【0036】E.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−E
(PE−E) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.55)92重量部をホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
両末端水酸基ジシクロペンタジエンオリゴマー(メタセ
シス重合により、ジシクロペンタジエンからジシクロペ
ンタジエンオリゴマーを合成し、両末端を加水分解によ
り水酸基に置換したもの。Mw=10000)8重量部
に、ステアリン酸コバルトを基本ポリマーと上記オリゴ
マーの全体量に対して200ppmを混合したポリブタ
ジエンを押出機に導入(PETのホッパーとは異なるP
ETが溶融後の第2供給口から導入するのが好ましい
が、PETとドライブレンドしてホッパーから導入して
もよい)して、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応
物、低分子物は真空ベントから除去した後、溶融ストラ
ンドを水中で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランド
からペレットを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行っ
た。さらにこのペレットを真空乾燥器で温度120℃で
2時間充分結晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、
水分率0.005重量部以下であることを確認して、以
後の成形に使用した。
【0037】F.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−F
(PE−F) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.40)を96重量部ホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
両末端カルボキシル基ブタジエンオリゴマー(ブタジエ
ンを使用して通常のアニオンリビング重合を実施した。
両末端カルボキシル基を得るために開始剤にアニオン末
端を2個生じる2官能性開始剤を使用する。さらに停止
反応において炭酸ガスを使用した。今回は分子量380
0である。)液状物4重量部にステアリン酸コバルトを
基本ポリマーと上記オリゴマーの全体量に対して200
ppmを混合したものを液状注入機を使って押出機に導
入して、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応物、低
分子物は真空ベントから除去した後、溶融ストランドを
水中で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランドからペ
レットを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行った。さら
にこのペレットを真空乾燥器で温度120℃で2時間充
分結晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、水分率
0.005重量部以下であることを確認して、以後の成
形に使用した。
【0038】2)グラフト共重合体 G.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−G(PE−G) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.65)96重量部をホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
片末端に2個の水酸基を有するブタジエンオリゴマー
(ブタジエンを通常のアニオンリビング重合を行い、停
止反応にエピクロルヒドリンを使用し、さらに加水分解
して片末端に2個の水酸基を有するブタジエンオリゴマ
ーを得た。今回は分子量5000のものを作成した。)
液状物4重量部にステアリン酸コバルトを基本ポリマー
と上記オリゴマーの全体量に対して200ppmを混合
したものを液状注入機を使って押出機に導入して、滞留
時間約5分間溶融混練して、未反応物、低分子物は真空
ベントから除去した後、溶融ストランドを水中で急冷
し、ペレットを得た。溶融ストランドからペレットを得
るまでは窒素雰囲気下で処理を行った。さらにこのペレ
ットを真空乾燥器で温度120℃で2時間充分結晶化さ
せた後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.005重
量部以下であることを確認して、以後の成形に使用し
た。
【0039】H.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−H
(PE−H) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.65)92重量部ホッパー
から導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、片
末端に2個の水酸基を有するブタジエンオリゴマー(ブ
タジエンを通常のアニオンリビング重合を行い、停止反
応にエピクロルヒドリンを使用し、さらに加水分解して
片末端に2個の水酸基を有するブタジエンオリゴマーを
得た。今回は分子量5000のものを作成した。)液状
物8重量部にステアリン酸コバルトを基本ポリマーと上
記オリゴマーの全体量に対して200ppmを混合した
ものを液状注入機を使って押出機に導入して、滞留時間
約5分間溶融混練して、未反応物、低分子物は真空ベン
トから除去した後、溶融ストランドを水中で急冷し、ペ
レットを得た。溶融ストランドからペレットを得るまで
は窒素雰囲気下で処理を行った。さらにこのペレットを
真空乾燥器で温度120℃で2時間充分結晶化させた
後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.005重量部
以下であることを確認して、以後の成形に使用した。
【0040】I.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−I
(PE−I) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.65)88重量部をホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
片末端に2個の水酸基を有するノルボルネンオリゴマー
(前述のメタセシス重合により、ノルボルネンオリゴマ
ーを合成し、片末端に2個の水酸基を有するものに変性
した。今回は分子量10000のものを作成した。)1
2重量部に、ステアリン酸コバルトを基本ポリマーと上
記オリゴマーの全体量に対して200ppmを混合した
ブタジエンオリゴマーを押出機に導入(PETのホッパ
ーとは異なるPETが溶融後の第2供給口から導入する
のが好ましいが、PETとドライブレンドしてホッパー
から導入してもよい)して、滞留時間約5分間溶融混練
して、未反応物、低分子物は真空ベントから除去した
後、溶融ストランドを水中で急冷し、ペレットを得た。
溶融ストランドからペレットを得るまでは窒素雰囲気下
で処理を行った。さらにこのペレットを真空乾燥器で温
度120℃で2時間充分結晶化させた後、150℃で4
時間乾燥し、水分率0.005重量部以下であることを
確認して、以後の成形に使用した。
【0041】J.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−J
(PE−J) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.55)96重量部をホッパ
ーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設定し、
片末端に2個カルボキシル基を有するブタジエンオリゴ
マー(ブタジエンを通常のアニオンリビング重合を行
い、停止反応にマレイン酸のジメチルエステルを使用
し、さらに加水分解することにより、片末端に2個のカ
ルボキシル基を有したブタジエンオリゴマーを得た。今
回は分子量2000のものを作成した。)液状物4重量
部にステアリン酸コバルトを基本ポリマーと上記オリゴ
マーの全体量に対して200ppmを混合したものを液
状注入機を使って押出機に導入して、滞留時間約5分間
溶融混練して、未反応物、低分子物は真空ベントから除
去した後、溶融ストランドを水中で急冷し、ペレットを
得た。溶融ストランドからペレットを得るまでは窒素雰
囲気下で処理を行った。さらにこのペレットを真空乾燥
器で温度120℃で2時間充分結晶化させた後、150
℃で4時間乾燥し、水分率0.005重量部以下である
ことを確認して、以後の成形に使用した。
【0042】K.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−K
(PE−K) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.55)99重量部に、1重
量部のグリセリンを添加したものを、280℃で溶融混
練し、変性PETペレットを得た。次いでこの変性PE
T92重量部をホッパーから導入した。樹脂の溶融温度
を280℃に設定し、片末端に1個のエポキシ基を有す
るブタジエンオリゴマー(ブタジエンを通常のアニオン
リビング重合を行い、停止反応にエピクロルヒドリンを
使用し、片末端にエポキシ基を有するブタジエンオリゴ
マーを得た。今回は分子量3000のものを作成し
た。)液状物8重量部にステアリン酸コバルトを基本ポ
リマーと上記オリゴマーの全体量に対して200ppm
を混合したものを液状注入機を使って押出機に導入し
て、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応物、低分子
物は真空ベントから除去した後、溶融ストランドを水中
で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランドからペレッ
トを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行った。さらにこ
のペレットを真空乾燥器で温度120℃で2時間充分結
晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.0
05重量部以下であることを確認して、以後の成形に使
用した。
【0043】L.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−L
(PE−L) 飲料用PETを粉砕したポリエチレンテレフタレートフ
レーク(極限粘度IV=0.40)99重量部に、1重
量部のグリセリンを添加したものを、280℃で溶融混
練し、変性PETペレットを得た。以下の反応にこの変
性PETを使用した。上記の変性PETを96重量部を
ホッパーから導入した。樹脂の溶融温度は280℃に設
定し、片末端に1個のエポキシ基を有するブタジエンオ
リゴマー(ブタジエンを通常のアニオンリビング重合を
行い、停止反応にエピクロルヒドリンを使うことによ
り、片末端に1個のエポキシ基を有するブタジエンオリ
ゴマーを得た。今回は分子量5000のものを作成し
た。)液状物4重量部にステアリン酸コバルトを基本ポ
リマーとPOオリゴマーの全体量に対して200ppm
を混合したものを液状注入機を使って押出機に導入し
て、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応物、低分子
物は真空ベントから除去した後、溶融ストランドを水中
で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランドからペレッ
トを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行った。さらにこ
のペレットを真空乾燥器で温度120℃で2時間充分結
晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.0
05重量部以下であることを確認して、以後の成形に使
用した。
【0044】M.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−M
(PE−M) ポリエチレンテレフタレート(日本ユニペット(株)
製、ユニペットRT543、極限粘度IV=0.75)
92重量部をホッパーから導入した。樹脂の溶融温度は
280℃に設定し、両末端水酸基ブタジエンオリゴマー
(エルフアトケム社製RHT45、Mw=2800)液
状物8重量部にステアリン酸コバルトを基本ポリマーと
上記オリゴマーの全体量に対して200ppmを混合し
たものを液状注入機を使って押出機に導入して、滞留時
間約5分間溶融混練して、未反応物、低分子物は真空ベ
ントから除去した後、溶融ストランドを水中で急冷し、
ペレットを得た。溶融ストランドからペレットを得るま
では窒素雰囲気下で処理を行った。さらにこのペレット
を真空乾燥器で温度120℃で2時間充分結晶化させた
後、150℃で4時間乾燥し、水分率0.005重量部
以下であることを確認して、以後の成形に使用した。
【0045】N.ポリエステル系酸素捕捉性樹脂−N
(PE−N) ポリエチレンテレフタレート(日本ユニペット(株)
製、ユニペットRT543、極限粘度IV=0.75)
92重量部をホッパーから導入した。樹脂の溶融温度は
280℃に設定し、片末端に2個の水酸基を有するブタ
ジエンオリゴマー(ブタジエンを通常のアニオンリビン
グ重合を行い、停止反応にエピクロルヒドリンを使用
し、さらに加水分解して片末端に2個の水酸基を有する
ブタジエンオリゴマーを得た。今回は分子量5000の
ものを作成した。)液状物8重量部にステアリン酸コバ
ルトを基本ポリマーと上記オリゴマーの全体量に対して
200ppmを混合したものを液状注入機を使って押出
機に導入して、滞留時間約5分間溶融混練して、未反応
物、低分子物は真空ベントから除去した後、溶融ストラ
ンドを水中で急冷し、ペレットを得た。溶融ストランド
からペレットを得るまでは窒素雰囲気下で処理を行っ
た。さらにこのペレットを真空乾燥器で温度120℃で
2時間充分結晶化させた後、150℃で4時間乾燥し、
水分率0.005重量部以下であることを確認して、以
後の成形に使用した。上記の酸素捕捉性樹脂についての
詳細は表1に示した。
【0046】
【表1】
【0047】(バリア性樹脂) [PETI−(PI−)] イソフタル酸/テレフタル酸:5モル%/95モル%と
これに等モルのエチレングリコールを反応させた共重合
体。IV=0.80 [PETI−(PI−)] B−010(三井化学(株)製):PETを1:4の割
合で溶融ブレンド。 [PENT8] 日本ユニペット(株)製、ユニペットNS663:極限
粘度(IV=0.72)、PEN/PET=92モル%
/8モル% [PEN] 日本ユニペット(株)製、ユニペットNS763:極限
粘度(IV=0.70)、PENホモポリマー (構造材樹脂) [PET]日本ユニペット(株)製、ユニペットRT5
43:極限粘度(IV=0.75)
【0048】(実施例1〜12)多層インジェクション
成形機(日精ASB−50HT)で、シリンダー1(外
層樹脂用)温度およびシリンダー2(中間層樹脂用)温
度が280℃、金型温度30℃で、中間層をPE−A
(PETボトルのリサイクル材のポリエチレンテレタレ
ート系酸素捕捉性樹脂)、その両面がPET層よりなる
多層プリフォーム(重量31g、高さ110mm、直径
25mm)を得た。次いでその多層プリフォームをKr
upp社製ストレッチブロー成形機を使用して、100
℃に温度調節し、圧縮空気を用いて延伸ブロー成形し
て、容量350ml、平均肉厚560μm(外側PET
/PE−A/PET内側:245μm/70μm/24
5μm)、高さ180mmのボトルサンプルを得た。実
施例2〜12のボトル容量、成形条件は表2に示した。
【0049】(比較例1〜2)多層インジェクション成
形機(日精ASB−50HT)でシリンダー1(外層樹
脂用)温度およびシリンダー2(中間層樹脂用)温度が
280℃、金型温度30℃で、中間層をPE−M、その
両面がPET層よりなる多層プリフォーム(重量31
g、高さ110mm、直径25mm)を得た。次いでそ
の多層プリフォームをKrupp社製ストレッチブロー
成形機を使用して、100℃に温度調節し、圧縮空気を
用いて延伸ブロー成形して、容量500ml、平均肉厚
500μm(外側PET/MXD6/PET内側:22
5μm/50μm/225μm)、高さ200mmのボ
トルサンプルを得た。比較例2のボトル容量、成形条件
を表2に示した。
【0050】
【表2】
【0051】(評価方法) 1)酸素透過度 酸素透過度は、モコン社製、OX−TRAN2/20M
Lにより測定した。測定条件は、23℃で内面が75%
RH、外面が50%RHである。 2)炭酸ガス損失量 500mlのボトルサンプルにガスボリューム3の炭酸
水を500ml入れた。重量の経時変化を測定し、炭酸
ガスの保持率を求めた。 保存条件:温度23℃/相対湿度 ボトル内側100
%、外側65% 3)酸素侵入量 ソフトパッケージサンプリング装置を備えたIngol
d Instruments社製ポーラログラフ酸素セ
ンサー IL 307型を用いて、ヘッドスペース酸素
含量を測定した。 保存条件:温度23℃/相対湿度 ボトル内側100
%、外側65% 上記2)と同等の炭酸水充填容器で測定した。
【0052】4)PETに対する比透明度 実施例、比較例で使用したボトルと同じ形状の単層PE
Tボトルを成形し、それとの透明度を比較した。なるべ
く層厚さの同じ場所からサンプリングを行い、島津
(株)製UV−160を使用して波長400nmから7
00nmまでの光透過率を測定した。 PETに対する比透明度(%)={[実施例、比較例ボ
トルの400 〜700nm の光透過率積分]÷[単層PETボ
トルの400 〜700nm の光透過率積分]}×100 で算出した。実施例1〜12、比較例1〜2で得たプラ
スチックボトルの測定結果を表3に示す。
【0053】
【表3】
【0054】
【発明の効果】本発明は、両表面層に構造材樹脂または
ガスバリア性樹脂層を設けて、さらにこれらの中間層
に、一般に低分子量物PETであるPETボトルリサイ
クルフレークを使用しかつPETボトルのリサイクル材
を含む酸素捕捉性樹脂層を設けて樹脂層を通過してくる
酸素を捕捉可能とした、PETボトルのリサイクル材を
利用したにもかかわらず極めて高い酸素バリア性および
炭酸ガスバリア性を有するビールボトルを提供できた。
このため内容物として品質面からの酸化を嫌い、かつ容
器壁から炭酸ガスの逃散がないことを必要とするビール
用の多層プラスチックボトルとして極めて優れたもので
あり、特に中間層として飲料用PETボトルのリサイク
ル材を使用したため現在問題となっているPETボトル
のリサイクルに適したプラスチックボトルである。本発
明のプラスチックボトルは安価で軽量、耐衝撃性、リサ
イクル性、ガスバリア性に優れた熱可塑性プラスチック
のビール用多層ボトルであり、その製造方法も従来の多
層ボトル製造方法を採用可能であってすぐに実施可能な
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田越 宏孝 千葉県千葉市緑区大野台1−1−1 昭和 電工株式会社総合研究所内 (72)発明者 宮内 乙彦 東京都港区芝大門一丁目13番9号 昭和電 工株式会社内 (72)発明者 大西 健介 東京都千代田区飯田橋3丁目6番5号 昭 和アルミニウム缶株式会社内 Fターム(参考) 3E033 BA13 BA14 BA17 BA18 BA19 BA21 BB01 BB04 BB08 CA03 CA16 CA18 CA20 GA02 4F100 AA17A AA17H AH02H AH08H AK01B AK01C AK01D AK01E AK03A AK29A AK29K AK41A AK42A AK42B AK42C AK42J AK47B AK47C AK69B AK69C AL01A AL01B AL01C AL02 AL05A AL05B AL05C BA03 BA04 BA05 BA06 BA10B BA10C BA10D BA10E BA13 CA07 CA09A CA30A DA01 GB16 GB23 JA07A JD02 JD02B JD02C JD03 JD09 JD14A JK10 JL03 JL08A JL08H JL16A JN01 YY00 YY00A YY00B YY00C

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容量が0.05ないし4リットル、ボ
    トル胴部の全厚みが0.1ないし2mmの、中間層とし
    て飲料用ポリエステル系樹脂を用いたボトル(以下「P
    ETボトル」という。)のリサイクル材を使用した酸素
    捕捉性樹脂層をすくなくとも1層含み、表面材としてバ
    リア性樹脂または構造材樹脂からなる2種以上の樹脂お
    よび3層以上の構成からなる多層プラスチックボトルで
    あって、ビールを充填・密封し、4ないし25℃で18
    0日間大気中に保存した時に、ボトル内への酸素の侵入
    量がビール重量に対し、1ppm以下であるビール用プ
    ラスチックボトル。
  2. 【請求項2】 構造材樹脂が、その50%以上がポリエ
    チレンテレフタレートからなる共重合体またはブレンド
    物である樹脂を用いた請求項1に記載のビール用プラス
    チックボトル。
  3. 【請求項3】 ビール用プラスチックボトルにビールを
    充填・密封し、4ないし25℃で180日間大気中に保
    存した時、炭酸ガスの逃散量が、炭酸ガス充填量の減少
    として10w%未満の低下である請求項1に記載のビー
    ル用プラスチックボトル。
  4. 【請求項4】 表面材が炭酸ガスバリア性を有するエチ
    レン−酢酸ビニル共重合体のケン化物(EVOH)、ポ
    リメタキシリレンジアミンアジペート(MXD6)、ポ
    リエチレンテレフタレートにおけるテレフタル酸の30
    モル%以下をイソフタル酸で置換したポリエステル(P
    ETI)樹脂またはポリエチレンナフタレート(PE
    N)のいずれか一つである請求項1に記載のビール用プ
    ラスチックボトル。
  5. 【請求項5】 酸素捕捉性樹脂層が、飲料用PETボト
    ルのリサイクル材(IV値、0.3〜0.8)を使用し
    たポリエチレンテレフタレート系酸素捕捉性樹脂である
    請求項1に記載のビール用プラスチックボトル。
  6. 【請求項6】 中間層のうちの少なくとも一層は、リサ
    イクル材を使用したポリエチレンテレフタレート系酸素
    捕捉性樹脂を含む層からなり、該酸素捕捉性樹脂が主た
    る部分を構成するポリエチレンテレフタレート系ポリマ
    ーセグメントと少部分を構成するオレフィンオリゴマー
    セグメントからなり、さらに触媒量の遷移金属化合物を
    含む請求項1に記載のビール用プラスチックボトル。
  7. 【請求項7】 酸素捕捉性樹脂が、分子中に炭素−炭素
    不飽和結合を有するオレフィンオリゴマーセグメントを
    結合したポリエチレンテレフタレート系(共)重合体で
    ある請求項1に記載のビール用プラスチックボトル。
  8. 【請求項8】 ポリエチレンテレフタレート系酸素捕捉
    性樹脂が、0.5w%〜15w%に相当する分子量10
    00〜10000のオレフィンオリゴマーセグメントお
    よび99.5w%〜85w%のポリエチレンテレフタレ
    ートセグメントよりなり、さらにその共重合体は、酸化
    を促進する遷移金属化合物を50〜500ppm含む樹
    脂組成物である請求項1または7記載のビール用プラス
    チックボトル。
  9. 【請求項9】 酸素捕捉性樹脂層に対し、紫外線および
    /または可視光線に対し増感作用を有する光酸化促進剤
    を配合した請求項7または8に記載のビール用プラスチ
    ックボトル。
  10. 【請求項10】 酸素捕捉性樹脂中のオレフィンオリゴ
    マーセグメントが、ブタジエン、ノルボルネン、ジシク
    ロペンタジエンおよびイソプレンのオリゴマーである請
    求項1記載のビール用プラスチックボトル。
  11. 【請求項11】 酸素捕捉性樹脂中の炭素−炭素不飽和
    結合を有するオレフィンオリゴマーセグメントが、主た
    るポリマーセグメントの主鎖としてまたは分岐状にペン
    ダントとして結合した酸素捕捉性樹脂である請求項7な
    いし10のいずれか1項に記載のビール用プラスチック
    ボトル。
  12. 【請求項12】 多層プラスチックボトルの最内層を除
    くいずれかの少なくとも1層に、紫外線吸収性物質およ
    び/または紫外線遮蔽物質を配合する請求項1に記載の
    ビール用プラスチックボトル。
  13. 【請求項13】 同じ厚みの単層ポリエステル重合体の
    プラスチックボトルの透明度に比し、少なくとも70%
    の透明性を有する請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載のビール用プラスチックボトル。
  14. 【請求項14】 多層プラスチックボトルが、最内層か
    らガスバリア性樹脂層/酸素捕捉性樹脂を含む樹脂層
    /ガスバリア性樹脂層または構造材樹脂層/ガスバリ
    ア性樹脂層/酸素捕捉性樹脂を含む樹脂層/ガスバリア
    性樹脂層/構造材樹脂層の構成を有する請求項1に記載
    のビール用プラスチックボトル。
JP23674999A 1999-08-24 1999-08-24 環境対応ビール用プラスチックボトル Pending JP2001062975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23674999A JP2001062975A (ja) 1999-08-24 1999-08-24 環境対応ビール用プラスチックボトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23674999A JP2001062975A (ja) 1999-08-24 1999-08-24 環境対応ビール用プラスチックボトル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001062975A true JP2001062975A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17005230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23674999A Pending JP2001062975A (ja) 1999-08-24 1999-08-24 環境対応ビール用プラスチックボトル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001062975A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005297344A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 多層容器
JP2010503565A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 ザ・コカ−コーラ・カンパニー ガスバリア性を向上させた多層容器
JP2012517947A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル 炭酸含有殺菌製品用のポリエステル組成物およびボトル
JP2013091525A (ja) * 2005-11-29 2013-05-16 Petainer Lidkoeping Ab 飲料を分配し小出しするシステムおよび方法
WO2015146496A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 東洋紡株式会社 積層フィルム
JP2018115289A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 株式会社おぎそ 廃棄pet樹脂を用いた樹脂成形品の製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005297344A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 多層容器
JP2013091525A (ja) * 2005-11-29 2013-05-16 Petainer Lidkoeping Ab 飲料を分配し小出しするシステムおよび方法
JP2016175704A (ja) * 2005-11-29 2016-10-06 ペタイナー・リドチエピング・アー・ベー 飲料を分配し小出しするシステムおよび方法
US9725293B2 (en) 2005-11-29 2017-08-08 Petainer Lidkoping Ab System and method for distribution and dispensing of beverages
JP2010503565A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 ザ・コカ−コーラ・カンパニー ガスバリア性を向上させた多層容器
JP2012517947A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル 炭酸含有殺菌製品用のポリエステル組成物およびボトル
WO2015146496A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 東洋紡株式会社 積層フィルム
JPWO2015146496A1 (ja) * 2014-03-26 2017-04-13 東洋紡株式会社 積層フィルム
JP2017210002A (ja) * 2014-03-26 2017-11-30 東洋紡株式会社 積層フィルム
JP2017222180A (ja) * 2014-03-26 2017-12-21 東洋紡株式会社 積層体
JP2018115289A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 株式会社おぎそ 廃棄pet樹脂を用いた樹脂成形品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110291131B (zh) 氧清除塑性材料
CA2598563C (en) Process for the preparation of transparent shaped articles
EP1985664B1 (en) Transparent, oxygen-scavenging compositions and articles prepared therefrom
US7968164B2 (en) Transparent polymer blends and articles prepared therefrom
US7186464B2 (en) Compatible blend systems of oxygen barrier polymers and oxygen scavenging polymers
DK2588528T3 (en) Oxygen scavenging plastic material
US7959836B2 (en) Process for the preparation of transparent, shaped articles containing polyesters comprising a cyclobutanediol
EP1651527B1 (en) Composition for making a packaging article having oxygen-scavenging properties and low haze
KR20130115334A (ko) 산소 흡수성 수지 조성물
JP6188805B2 (ja) 酸素捕捉性プラスチック材料
JP2001097342A (ja) ビール用プラスチックボトル
JP2001048182A (ja) ビール用プラスチックボトル
CA2598196C (en) Preparation of transparent multilayered articles
US7462684B2 (en) Preparation of transparent, multilayered articles containing polyesters comprising a cyclobutanediol and homogeneous polyamide blends
JP2001062975A (ja) 環境対応ビール用プラスチックボトル
US20060099362A1 (en) Enhanced barrier packaging for oxygen sensitive foods
JP2001031759A (ja) 分岐鎖に不飽和結合を有する重縮合系酸素捕捉性ポリマー
JP2001031768A (ja) 酸素バリア性ポリマー
JP2001031760A (ja) 酸素不透過性樹脂
JP2001080014A (ja) 紙製容器用基材及び酸素捕捉性紙製容器
JP2001055216A (ja) プラスチック多層成形容器
MX2007014873A (es) Composiciones de poliester que comprenden un compuesto organometalico.
JP2001031713A (ja) 分岐鎖に不飽和結合を有する付加重合系酸素捕捉性ポリマー
US20180093458A1 (en) Multilayered container
JP2001047569A (ja) 多層容器

Legal Events

Date Code Title Description
RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20050609