JP2001040595A - 成型糸を有している多軸プレス布 - Google Patents
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Abstract
た抵抗性を有する多軸プレス布の提供。 【解決手段】 多軸プレス布は基礎布及び基礎布に取付
けられたステープルファイバー材料の複数の層を含む。
基礎布は織布帯を螺旋状に巻くことにより組立てられた
少なくとも一つの層を持ち、且つエンドレスループの形
をとる。螺旋巻のせいで、織布帯の糸は基礎布の機械及
び機械に直交する方向とは異なった方向に横たわる。そ
の縦及び横方向の少なくとも一つにおいて、織布の帯は
中空糸又は非円形断面を有している糸のどちらかの成型
糸を含んでいる。
Description
る。より詳しくは、本発明は抄紙機のプレス部における
プレス布に関する。
紙は抄紙機の形成部において動いている形成布の上に繊
維質スラリー、即ちセルロース繊維の水分散液を沈殿さ
せることにより形成される。大量の水が形成布の表面上
のセルロース繊維質巻取り紙を離れて、形成布を通りス
ラリーから排出される。
紙は形成部から一連のプレスニップを含むプレス部に進
む。セルロース繊維質巻取り紙はプレス布により支えら
れたプレスニップ、又は屡々場合によっては、二つの斯
かるプレス布の間を通過する。プレスニップ中では、セ
ルロース繊維質巻取り紙はそこから水を絞り出し、そし
て又紙シートの中にセルロース繊維質巻取り紙を次々に
折り返して巻取り紙中のセルロース繊維を接着させる圧
縮力を受ける。水分はプレス布により収容されて、理想
的には紙シートには戻らない。
熱される、少なくとも一連の回転乾燥機ドラム又は円筒
を含む乾燥機部に進む。新しく形成された紙シートは紙
シートをドラムの表面に対して密着保持する乾燥機布に
よってドラムの列の各々の周りを次々に蛇行する通路に
導かれる。加熱されたドラムは蒸発により望ましいレベ
ルにまで紙シートの含水量を減少させる。
上でエンドレスループの形及びコンベヤーと同じ機能を
とることは理解されるべきである。更に紙の製造はかな
りの速度で進行する連続工程であることも理解されるべ
きである。即ち、繊維質スラリーが形成部で形成布の上
に連続的に沈殿させられる一方、新しく製造された紙シ
ートはそれが乾燥機部から出た後ローラーの上に連続的
に巻取られる。
布に関する。プレス布は紙製造工程の中で決定的な役割
を演じる。上に暗示した如く、これらの機能の一つはプ
レスニップを通って製造されている紙製品を支持し且つ
搬送することである。
関与している。即ち、プレス布は滑らかな表面と一様に
弾性のある構造を持つべく設計され、それでプレスニッ
プを通過中に、滑らかで傷のない表面が紙に分与され
る。
ニップで濡れた紙から抽出された多量の水を受容れるこ
とであろう。この機能を充たすためには、プレス布の中
に水が行き着くための普通空隙容量として参照される空
間がなければならない、又布はその全耐用年数の間適当
な透水性を持たねばならない。最後に、プレス布は濡れ
た紙から受容れた水がプレスニップから出る際に紙に逆
戻りして再び濡らすことを予防出来ねばならない。
に応じて設置される抄紙機の要求に合うべく設計された
様々なスタイルで生産されている。一般に、これらはそ
の中に細い不織繊維質材料の打ち綿が縫い込まれた織ら
れた基礎布より成っている。基礎布は単繊維、撚られた
単繊維、多繊維又は撚られた多繊維の糸から織られ、又
単層、多層又は積層であってもよい。糸は典型的には抄
紙機織物業界の通常技術でこの目的に使用される、ポリ
アミド及びポリエステル樹脂のような、合成重合樹脂の
どれか一つから押出成型される。
形をとる。例えば、それらはエンドレスに織られるか、
又は平織で且つ続いて織られた継目でエンドレスの形に
与えられてもよい。それに代わって、それらは修正エン
ドレス織として通常知られている工程により作られても
よい、そこでは基礎布の横の縁はそれの機械方向(M
D)の糸を用いている継ぎ合せループを備えている。こ
の工程では、MD糸は各縁で折返して継ぎ合せループを
形成しながら、連続的に布の横の縁の間を行ったり来た
りして織る。このようにして作られた基礎布は抄紙機上
に取付ける間エンドレスの形に置かれ、この理由で機械
上で継ぎ合せ可能な布として参照される。エンドレスの
形にこの布を置くには、二つの横の縁は一緒に持ち寄ら
れ、二つの縁にある継ぎ合せループは互いに絡み合わさ
れ、そして継ぎ合せピン又は軸棒が絡み合わされた継ぎ
合せループによって形成された通路を通って案内され
る。
う一つにより形成されたエンドレスループの内部に置く
ことにより、そして互いにそれらを連結するために両基
礎布を通してステープルファイバー打ち綿を縫い込むこ
とにより積層されても良い。一つ又は両方の織られた基
礎布が共に機械上で継ぎ合せ可能なタイプであっても良
い。
ループの形であるか、又はこのような形に継ぎ合せ可能
であり、それの周りを縦に測って特定の長さ、及びそれ
を横切って横に測って特定の幅を有している。抄紙機の
形状は広く変化しているから、抄紙機織物製造業者は彼
らの得意先の抄紙機の特定の場所に合うような寸法でプ
レス布及びその他の抄紙機織物を作ることを要求され
る。云うまでもなく、この要求は、各プレス布が典型的
には注文生産されねばならないから、製造工程を効率化
することを困難にしている。
効率的に製造するためのこの必要性に応じて、プレス布
は最近数年間レックスフェルト社ほかの米国特許No.
5,360,656で開示された螺旋技術を用いて製造
されており、その教示はここで参考に組み入れられてい
る。
中に縫込まれたステープルファイバー材料の一つ又はそ
れ以上の層を有している基礎布より成っているプレス布
を示す。基礎布は基礎布の幅より小さな幅を持っている
織布の螺旋状に巻かれた帯より構成された少なくとも一
つの層より成っている。基礎布は縦に、即ち機械方向に
エンドレスである。螺旋状に巻かれた帯の縦糸はプレス
布の縦方向とは或角度を成している。織布の帯は抄紙機
織物の製造で代表的に使われているものよりは狭い織機
で平織される。
た比較的狭い織布帯のターンより成っている。布の帯は
縦糸と横糸から織られる。螺旋状に巻かれた布の帯の隣
り合ったターンは互いに隣接していて、そうして作られ
た螺旋形の連続継目は縫合、刺繍、溶融又は溶接により
閉じられる。それに代わって、隣接している螺旋ターン
の隣り合った縦の縁の部分は縁が減った厚さを持ってい
て、重複した部分で増えた厚みを引き起さない限り、重
複して配列されても良い。更に、縦糸の間の間隔は帯の
縁で増やされていて、それで隣接している螺旋ターンが
重複して配列された時に、重複した部分での縦糸の間の
間隔は変らなくなる。
ていて且つ内側表面、縦(機械)方向及び横(機械に直
交する)方向を持っている織られた基礎布が結果であ
る。織られた基礎布の横の縁はそこでそれに縦(機械)
方向への平行性を与えるために切り取られる。織られた
基礎布の機械方向と螺旋形に連続した継目の間の角度は
比較的小さく、即ち代表的には10°以下である。同様
に、織布帯の縦糸は織られた基礎布の縦(機械)方向と
同じく比較的小さな角度を成す。同様に、縦糸に直角に
なっている織布帯の横糸は、織られた基礎布の横(機械
に直角な)方向と同じく比較的小さな角度を成す。要す
るに、織布帯の縦糸も横糸も織られた基礎布の縦(機
械)又は横(機械に直角な)方向とは同列では無い。
れた方法では、織布帯は織られた基礎布を組上げるため
の二つの平行なローラーの周りに巻かれる。幅と長さの
多様なエンドレス基礎布が二つの平行なローラーの周り
に織布帯の比較的狭い切れを螺旋状に巻くことによって
提供され、特定のエンドレス基礎布の長さは織布帯の各
螺旋ターンの長さにより決定されていて、且つ幅は織布
帯の螺旋ターンの数によって決定されていることは認識
されるであろう。注文に合わせて特定の長さと幅の完全
な基礎布を織ることの重要な必然性はそれにより避けら
れる。その代り、20インチ(0.5メートル)程の狭
い織機が織布布を生産するのに使える筈であるが、実用
性の理由で、40乃至60インチ(1.0から1.5メ
ートル)の幅を持っている通常の織物織機が好まれてい
る。
々が織布の螺旋状に巻かれた帯で構成される、二つの層
を有している基礎布より成っているプレス布も示してい
る。両層は共に一つがもう一つにより形成されたエンド
レスループの内部に収まる、エンドレスループの形をと
る。なるべくなら、一つの層の織布の螺旋状に巻かれた
帯はもう一つの織布の帯のそれとは反対方向の螺旋にす
る。換言すれば、より詳しくは、一つの層の螺旋状に巻
かれた帯を右巻と規定すると、他の層のそれは左巻に定
まる。斯かる二つの層、積層された基礎布では、二層の
各々の織布帯の縦糸は織られた基礎布の縦(機械)方向
とは比較的小さな角度を成し、且つ一つの層の織布帯の
縦糸は他の層の織布帯の縦糸と或角度を成す。同様に、
二層の各々の織布帯の横糸は織られた基礎布の横(機械
に直交する)方向とは比較的小さな角度を成し、且つ一
つの層の織布帯の横糸は他の層の織布帯の横糸と或角度
を成す。要するに、どちらの層の織布帯の縦糸も横糸も
基礎布の縦(機械)又は横(機械に直交する)方向とは
同列にならない。更に、どちらの層の織布帯の縦糸も横
糸も他者とは同列にならない。
656で示された基礎布は機械又は機械に直交する方向
の糸を規定しなかった。その代り、糸システムは機械及
び機械に直交する方向に対して斜めの角度方向にある。
斯かる基礎布を有しているプレス布は多軸プレス布とし
て参照される。従来技術の標準プレス布は三つの軸:一
つは機械方向(MD)、一つは機械に直交する方向(C
D)、そしてもう一つは布の厚さを通るZ方向を持つの
に反して、多軸プレス布はこれら三つの軸だけでなく、
その螺旋状に巻かれた層毎の糸システムの方向により定
義された少なくとも二つ以上の軸も持っている。更に、
多軸プレス布のZ方向には多重流路がある。結論とし
て、多軸プレス布は少なくとも五つの軸を持つ。その多
軸構造のせいで、一つ以上の層を持っている多軸プレス
布はそれらの糸システムが互いに平行な基礎布層を持っ
ているものと較べた時に、抄紙工程中のプレスニップで
の圧縮に応じたネスティング(nesting)又はつぶれに対
して優れた抵抗性を表す。
プレスニップでの圧縮に対して優れた抵抗性を有する多
軸プレス布の提供を提供する。
基礎布を有している改良された多軸プレス布である。そ
の基礎布、又はより詳しくは、その基礎布が組上げられ
た織布の形の布はその縦と横の方向の少なくとも一つに
成型糸を含んでいる。成型糸は中空糸か又は非円形断面
の糸のどちらであっても良い。
レス部用の本多軸プレス布は布の帯を螺旋状に巻くこと
により形成された少なくとも一つの層を有している基礎
布より成っている。布の帯は縦糸と横糸から織られる。
ある。成型糸は中空糸か又は非円形断面の糸のどちらか
である。非円形断面は実質上長方形のものか又は複数の
突起部を持っていても良い。
り、且つ布の帯の一つのターンの第一側縁がそれに隣り
合ったターンの第二側縁に隣接する多数の隣接ターンで
螺旋状に巻かれている。それにより布の帯の隣り合った
ターンを区別している螺旋形連続継目が形成される。螺
旋形連続継目は布の帯の隣接している第一と第二側縁を
互いにくっつけることにより閉じられる。この方法で、
機械方向、機械に直交する方向、内側表面及び外側表面
を持っているエンドレスループの形で基礎布が提供され
る。
て形成された一つ又はそれ以上の付加層より成っても良
く、それは縦糸と横糸から織られている。上記の如く、
縦糸と横糸の中少なくとも一つは成型糸であって良い。
ち、そして各付加布の帯のターンの第一側縁はそれに隣
り合ったターンの第二側縁に隣接するように多数の隣接
ターンで螺旋状に巻かれる。付加布の帯の隣り合ったタ
ーンを区別している螺旋形連続継目がそれにより形成さ
れる。螺旋形連続継目は各付加布の帯の隣接している第
一と第二側縁を互いにくっつけることにより閉じられ
る。この方法で、機械方向、機械に直交する方向、内側
表面及び外側表面を持っているエンドレスループの形で
一つ又はそれ以上の付加層が提供される。なるべくな
ら、付加布の帯のうち少なくとも幾つかは最初の布の帯
が螺旋状に巻かれているのとは反対方向に螺旋状に巻か
れるのがよい。付加層により形成されたエンドレスルー
プは第一層により形成されたエンドレスループの周りに
配置される。
礎布の内側及び外側の一つ又は両方に取付けられる。同
時に、基礎布が一つ以上の層を含む場合、各層はそこを
通して縫い込められたステープルファイバー材料の個々
の繊維によって互いにくっつけられる。
屡々参照しながらより完全な詳細を説明するであろう。
明の多軸プレス布の基礎布の層の一つを製造する方法を
図解している概略上面図である。その方法は、互いに平
行であって且つ矢印で指示された方向に回転できる、第
一ローラー12と第二ローラー14から成っている装置
10を使って実行される。織布帯16は貯蔵ローラー1
8から第一ローラー12と第二ローラー14の周りに連
続した螺旋で巻かれる。布の帯16がローラー12、1
4の周りに巻かれるにつれて貯蔵ローラー18を適当な
速度で第二ローラー14に沿って(図1では右に)移動
させることが必要なことは認識されるであろう。
造されている基礎布層に要求される全長C(図示されて
いない)に関して決定される距離Dだけ隔てられてお
り、全長Cは層のエンドレスループの形の周りを縦に
(機械方向に)測られる。幅wを持っている織布帯16
は、巻付け中に第二ローラー14に沿って移動できる、
貯蔵ローラー18から多数のターンで第一と第二ローラ
ー12、14の上に螺旋状に巻かれる。布の帯16の相
次ぐターンは互いに隣接させられ又図4で示されるよう
な基礎布層22を作るために縫合、刺繍、溶融又は溶接
により螺旋形連続継目20に沿って互いにくっつけられ
る。布の帯16の充分な数のターンが、その幅を層22
のエンドレスループの形を横切って横に(機械に直交す
る方向に)測って、層22を作るのに望まれた幅Wにな
った時、螺旋巻は終らせられる。そうして得られた基礎
布層22は内側表面、外側表面、機械方向及び機械に直
交する方向を持っている。初めに、基礎布層22の側縁
はそれの機械方向とは平行でないであろう、及び望まれ
た幅及びそのエンドレスループの形の機械方向に平行な
二つの側縁を持つ層22を備えるために線24に沿って
切り落とされねばならないことは明らかであろう。
糸又は横糸のどちらか、又は縦糸と横糸の両方共、以下
に述べる種類の中の1つの成型糸である。布の帯16は
又単繊維、撚られた単繊維又は多繊維の糸も含む。これ
らの後者の糸及び成型糸の両方共にポリエステル又はポ
リアミドのような合成重合樹脂から押出成型される。布
の帯16は抄紙工程で使用される他の布と同じ方法で織
られ、又単層又は多層織であっても良い。織った後、布
は貯蔵ローラー18に中間貯蔵する前に通常の方法で熱
固定されても良い。
方法で熱固定され、且つ貯蔵ローラー18への中間貯蔵
無しで直接熱固定機から供給されても良い。適当な素材
の選択と製品の構造(織、糸のサイズと番手)によって
熱固定を省略することも又可能であろう。斯かる状況で
は、布の帯16は貯蔵ローラー18への中間貯蔵無しで
織機から装置10に供給されるであろう。
16の断面図である。それは7−ひ口(7-shed)単層織で
織合わされた、縦糸26と横糸28から成っている。横
糸28は円形断面の単繊維として表現されているけれど
も、それらが撚られた単繊維又は多繊維糸、又は以下に
述べられる種類の一つの成型糸の何れであっても良いこ
とは、理解されるべきである。
である。今断面図で見られる縦糸26は成型糸である;
即ち、より詳しくは、縦糸26は実質上長方形断面の単
繊維糸である。図解された7−ひ口(7-shed)単織パター
ンと共に、これら平らな単繊維糸は縦糸26が横糸28
の上に長いフロートを作って(図の頂部の)側に極めて
滑らかな表面の布の帯を与える。然し、布の帯16は抄
紙機織物を織るのに通常使用されるどんな織パターンに
従って織られても良いことは理解されるべきである。
螺旋状に巻かれているから、縦糸26と横糸28は夫々
層22の機械方向と機械に直交する方向とは一列には成
らない。寧ろ、縦糸26はその大きさが、図4で示され
たそれの上面図により示唆されるように層22の機械方
向に関して布の帯16の螺旋巻のピッチの測度である、
僅かな角度θを成している。前記の如く、この角度は代
表的には10°以下である。布の帯16の横糸28は一
般に90°の角度で縦糸26と交差するから、横糸28
は層22の機械に直交する方向に対して同じ僅かな角度
θをなしている。
規定する第一側縁30と第二側縁32を有している。布
の帯16が第一と第二ローラー12、14の上に螺旋状
に巻かれている時、各ターンの第一側縁30はすぐ前の
ターンの第二側縁32に対して隣接させられてそこにく
っつけられる。
発明の多軸プレス布について第二基礎布層が装置10か
ら基礎布層22を取外す前に基礎布層22の上に備えら
れても良い。第二基礎布層34は上に述べたのと同じ方
法で作り上げられても良い。なるべくなら、第二基礎布
層34は、基礎布層22の製造の場合であったように左
側からよりも寧ろ、図1の第二ローラー14の右側から
出発し、且つ布の帯16がローラー12、14の周りに
巻かれるにつれて第二ローラー14に沿って左に適当な
速度で貯蔵ローラー18を移動させることにより、基礎
布層22のそれとは反対方向の螺旋に製造されるのがよ
い。布の帯16が基礎布層22を完全にカバーするのに
充分な数のターンで巻かれねばならないであろうこと、
及び第二基礎布層34の側縁が機械方向への平行性を与
えられ且つ基礎布層22のそれと同形になるために切り
落されねばならないであろうことは認識されるであろ
う。結果は図5で示される、そこでは基礎布層22の螺
旋形連続継目20は鎖線で示される。どちらの方向に螺
旋になっている付加層でも同じ方法で与えられる。
れ故第一基礎布層22の上に横たわる第二基礎布層34
より成る。両層22、34における布の帯16の縦糸2
6は基礎布36の機械方向(MD)に対して比較的小さ
な角度を成しており、又第一層22と第二層34は反対
方向の螺旋であるので、各々が機械方向と成している角
度の和に等しい比較的小さな角度で互いに交差する。同
様に、両層22、34における布の帯16の横糸28は
基礎布36の機械に直交する方向(CD)に対して小さ
な角度を成しており、又各々が機械に直交する方向と成
している角度の和に等しい比較的小さな角度で互いに交
差する。結論として、二層の積層した基礎布36は機械
又は機械に直交する方向の糸を規定しなかった。その代
り、第一第二層22、34の縦糸26と横糸28は機械
及び機械に直交する方向に対して斜めの角度で4つの異
なった方向に横たわる。この理由で、基礎布36は多軸
であると見なされる。
る。プレス布46は内側表面48と外側表面50を有し
ているエンドレスループの形であり、又基礎布36より
成っている。
によってそこに取付けられたステープルファイバー材料
の複数の層を有する。プレス布46の外側表面50の中
へのステープルファイバー材料の層の縫込みは又、縫込
みが上に横たわっている第一と第二層22、34の中及
び通り抜けてステープルファイバー材料の個々の繊維を
入れ込むので、基礎布36の第一と第二層22、34を
互いにくっつけもする。ステープルファイバー材料はポ
リアミド、ポリエステル又は抄紙機織物を製造する通常
の当業界技術で使用されるどんな他の種類のステープル
ファイバーであっても良い。一般に、プレス布の内側及
び外側表面の一つ又は両方は縫込みによってそこに取付
けられたステープルファイバー材料の複数の層を有す
る。
使用される織布の帯に含まれる成型糸に立帰って、成型
糸は布の帯16の縦糸と横糸方向の少なくとも一つに含
まれている。成型糸は、上記図3で見られた縦糸26を
持つ場合であった如く、実質上長方形断面の単繊維糸で
あっても良い。
0.25mmから0.50mmまでの範囲の幅と0.1
2mmから0.25mmまでの範囲の厚さを持っても良
い。0.50mm以上の幅を持っている成型糸が使われ
るかも知れない;これは成型糸が糸の周りだけでなくそ
こを通って水が通過するのを許すように孔が開けられて
いる場合である。
はプレスニップ内で最大シート圧力一様性のための一杯
に拡がった糸表面を備えている。延長している糸表面は
摩耗の速度を減少させ、それにより布の耐用年数を伸す
であろう。これらの糸の使用による付加的な利点はそれ
らがもし円形断面の糸が使われた場合に較べてプレス布
をより薄くすることである。シート圧力一様性を増加さ
せたこのより低い厚さと、一層以上の多軸布の非圧縮性
は溝付きのシュープレスベルトを有している長尺ニップ
シュープレスタイプのプレスにおいて多軸布を特に有用
にする。
うな三葉形断面、又は図8で示されたような四葉形断面
のものであっても良い。図7は三葉形断面を持っている
単繊維60の断面図である。図7で示された断面図は三
葉形62の存在を図示している。図8は四葉形断面を持
っている単繊維70の断面図である。図8で示された断
面図は四葉形72の存在を図示している。これら二つの
タイプの成型糸は布の帯16、そして結局はそれから製
造された付加的な空隙容量を持つ多軸プレス布を与えて
おり、布がプレスニップ中で付加的な水の量を受容れる
のを許している。三葉形及び四葉形断面のこれらの糸は
実質的に長方形断面の糸について上に記したのと同じ範
囲の断面寸法(又は直径)を持っても良い。
の中空糸であっても良い。図9は0.020mmから
0.050mmまでの範囲の直径を持つ斯かる中空糸8
0の断面図である。布の帯のどちらの方向でもこの種の
糸の存在は多軸プレス布46をプレスニップ中で圧縮す
ることを可能にするであろう。或種の応用では、斯かる
圧縮性が水の除去工程を助けるために要求されている。
業者には明白であろうが、然し付属の請求項の範囲を超
えて修正された発明をもたらすことはないであろう。例
えば、その基礎布は一つ又はそれ以上の螺旋状に巻かれ
た層の上に、標準基礎布の一つ又はそれ以上の層を構成
してもよい。換言すれば、一つ又はそれ以上の付加層が
機械と機械に直交する方向の糸を持っている布によって
形成され且つ当業者には周知の技術により製造されても
良い。斯かる布はそれが意図している抄紙機用に要求さ
れる寸法でエンドレスに織られるか、又は平織で、続い
て織られた継目によりエンドレスの形を与えられても良
い。それは又機械上で継ぎ合せ出来る修正エンドレス織
技術により作られても良い。一つ又はそれ以上の標準基
礎布層を持っている積層布も又使用できる。
造する方法を図解している概略上面図である。
面図である。
面図である。
基礎布の上面図である。
る。
る。
Claims (33)
- 【請求項1】 抄紙機のプレス部用の多軸プレス布にお
いて、基礎布;前記基礎布は第一層を有しており、前記
第一層は第一布の帯より成っており、前記第一布の帯は
縦糸と横糸の中少なくとも一つが成型糸である前記縦糸
と横糸から織られており、前記第一布の帯は第一側縁と
第二側縁を有していて、前記第一布の帯は前記第一布の
帯の一つのターンの前記第一側縁がそれに隣合ったター
ンの前記第二側縁に隣接する多数の隣接ターンで螺旋状
に巻かれており、それにより前記第一布の帯の隣合った
ターンを区別している螺旋形連続継目を形成していて、
前記螺旋形連続継目は前記第一布の帯の隣接している第
一と第二側縁を互いにくっつけることにより閉じられて
おり、それにより前記第一層と前記基礎布を、機械方
向、機械に直交する方向、内側表面及び外側表面を持っ
ているエンドレスループの形で提供している;及び前記
基礎布の前記内側と外側表面の一つに取付けられたステ
ープルファイバー材料の複数の層;より成っている上記
多軸プレス布。 - 【請求項2】 前記基礎布が更に第二層より成ってい
て、前記第二層は第二布の帯より成っており、前記第二
布の帯は縦糸と横糸の中少なくとも一つが成型糸である
前記縦糸と横糸から織られており、前記第二布の帯は第
一側縁と第二側縁を有していて、前記第二布の帯は前記
第二布の帯の一つのターンの前記第一側縁がそれに隣合
ったターンの前記第二側縁に隣接する多数の隣接ターン
で螺旋状に巻かれており、それにより前記第二布の帯の
隣合ったターンを区別している螺旋形連続継目を形成し
ていて、前記螺旋形連続継目は前記第二布の帯の隣接し
ている第一と第二側縁を互いにくっつけることにより閉
じられており、それにより前記第二層を機械方向、機械
に直交する方向、内側表面及び外側表面を持っているエ
ンドレスループの形で提供していて、前記第二層により
形成された前記エンドレスループが前記第一層により形
成された前記エンドレスループの中に入れ子になってい
る、請求項1に記載の多軸プレス布。 - 【請求項3】 前記第二布の帯が前記第一布の帯が螺旋
状に巻かれているのとは反対方向に螺旋状に巻かれてい
る、請求項2に記載の多軸プレス布。 - 【請求項4】 前記基礎布が更に機械方向と機械に直交
する方向の糸を持っている標準基礎布より成っており、
前記標準基礎布が機械方向、機械に直交する方向、内側
表面及び外側表面を有しているエンドレスループの形に
ある、請求項1に記載の多軸プレス布。 - 【請求項5】 前記標準基礎布により形成された前記エ
ンドレスループが前記第一層により形成された前記エン
ドレスループの内部にある請求項4に記載の多軸プレス
布。 - 【請求項6】 前記標準基礎布がエンドレスである請求
項4に記載の多軸プレス布。 - 【請求項7】 前記標準基礎布が機械上で継ぎ合せ可能
である請求項4に記載の多軸プレス布。 - 【請求項8】 前記第一布の帯が単層織である請求項1
に記載の多軸プレス布。 - 【請求項9】 前記第一布の帯が多層織である請求項1
に記載の多軸プレス布。 - 【請求項10】 前記第一布の帯の前記縦糸と前記横糸
が合成重合樹脂製である請求項1に記載の多軸プレス
布。 - 【請求項11】 前記基礎布の前記第一層がその前記機
械方向に対して平行な方向に切り落された側縁を有する
請求項1に記載の多軸プレス布。 - 【請求項12】 前記第一布の帯が前記第一層の前記機
械方向に対して10度以下の角度を成す請求項1に記載
の多軸プレス布。 - 【請求項13】 前記第二布の帯が単層織である請求項
2に記載の多軸プレス布。 - 【請求項14】 前記第二布の帯が多層織である請求項
2に記載の多軸プレス布。 - 【請求項15】 前記第二布の帯の前記縦糸と前記横糸
が合成重合樹脂製である請求項2に記載の多軸プレス
布。 - 【請求項16】 前記基礎布の前記第二層がその前記機
械方向に対して平行な方向に切り落された側縁を有する
請求項2に記載の多軸プレス布。 - 【請求項17】 前記第二布の帯が前記第二層の前記機
械方向に対して10度以下の角度を成す請求項2に記載
の多軸プレス布。 - 【請求項18】 前記標準基礎布が単層織である請求項
4に記載の多軸プレス布。 - 【請求項19】 前記標準基礎布が多層織である請求項
4に記載の多軸プレス布。 - 【請求項20】 前記標準基礎布が積層されている請求
項4に記載の多軸プレス布。 - 【請求項21】 前記標準基礎布の前記縦糸と前記横糸
が合成樹脂製である請求項4に記載の多軸プレス布。 - 【請求項22】 更に前記基礎布の前記内側と外側表面
の他に取付けられたステープルファイバー材料の複数の
層より成っている、請求項1に記載の多軸プレス布。 - 【請求項23】 前記ステープルファイバー材料が重合
樹脂材料製である請求項1に記載の多軸プレス布。 - 【請求項24】 前記重合樹脂材料がポリアミド及びポ
リエステル樹脂類より成っているグループから選ばれる
請求項23に記載の多軸プレス布。 - 【請求項25】 前記ステープルファイバー材料が重合
樹脂材料製である請求項22に記載の多軸プレス布。 - 【請求項26】 前記重合樹脂材料がポリアミド及びポ
リエステル樹脂類より成っているグループから選ばれる
請求項25に記載の多軸プレス布。 - 【請求項27】 前記成型糸が非円形断面の単繊維糸で
ある請求項1に記載の多軸プレス布。 - 【請求項28】 前記成型糸の前記非円形断面が実質上
長方形である請求項27に記載の多軸プレス布。 - 【請求項29】 前記成型糸が孔あきである請求項28
に記載の多軸プレス布。 - 【請求項30】 前記非円形断面が複数の突出部を有し
ている請求項27に記載の多軸プレス布。 - 【請求項31】 前記複数が三つである請求項30に記
載の多軸プレス布。 - 【請求項32】 前記複数が四つである請求項30に記
載の多軸プレス布。 - 【請求項33】 前記成型糸が中空糸である請求項1に
記載の多軸プレス布。
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