JP2000326860A - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents
車両の後輪操舵装置Info
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動源等のトラブル時に操舵角を減少方向に
変化させて車両の走行安定性を確保できる車両の後輪操
舵装置を提供する。 【解決手段】 後車軸28を支持するリーフスプリング
14と、上部がリーフスプリング端部のシャックル14
aに回動可能に連結されると共に、下部が車体側のスプ
リングブラケット21に連結部材23により回動可能に
連結されたシャックルリンク16と、連結部材23にセ
クタシャフトが接続されたパワーステアリング装置とを
備え、シャックルリンク16を所謂テンション型として
機能させて、シャックルリンク16を常に直立状態に復
帰させる方向、つまり操舵角を減少させる方向に車重を
作用させた。
変化させて車両の走行安定性を確保できる車両の後輪操
舵装置を提供する。 【解決手段】 後車軸28を支持するリーフスプリング
14と、上部がリーフスプリング端部のシャックル14
aに回動可能に連結されると共に、下部が車体側のスプ
リングブラケット21に連結部材23により回動可能に
連結されたシャックルリンク16と、連結部材23にセ
クタシャフトが接続されたパワーステアリング装置とを
備え、シャックルリンク16を所謂テンション型として
機能させて、シャックルリンク16を常に直立状態に復
帰させる方向、つまり操舵角を減少させる方向に車重を
作用させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後車軸をリーフス
プリングで支持するサスペンションに用いられる車両の
後輪操舵装置に関するものである。
プリングで支持するサスペンションに用いられる車両の
後輪操舵装置に関するものである。
【0002】
【関連する背景技術】この種の車両の後輪操舵装置とし
て、例えば実開平4−24872号公報に記載のもので
は、油圧シリンダにより後車軸を僅かに角度変化させる
ことにより、後輪操舵を行うように構成されている。詳
しくは、後車軸を支持する左右のリーフスプリングの前
側及び後側をそれぞれコンプレッション型のシャックル
リンクを介して車体のシャーシフレームに連結し、それ
らの前側のシャックルリンクにそれぞれ油圧シリンダを
連結している。左右の油圧シリンダを相互に逆方向に作
動させて、一方のシャックルリンクを前方に、他方のシ
ャックルリンクを後方に駆動すると、シャックルリンク
と共に左右のリーフスプリング全体が前方及び後方に移
動し、結果として後車軸が水平面内で僅かに角度変化し
て、後輪の操舵が行われるようになっている。
て、例えば実開平4−24872号公報に記載のもので
は、油圧シリンダにより後車軸を僅かに角度変化させる
ことにより、後輪操舵を行うように構成されている。詳
しくは、後車軸を支持する左右のリーフスプリングの前
側及び後側をそれぞれコンプレッション型のシャックル
リンクを介して車体のシャーシフレームに連結し、それ
らの前側のシャックルリンクにそれぞれ油圧シリンダを
連結している。左右の油圧シリンダを相互に逆方向に作
動させて、一方のシャックルリンクを前方に、他方のシ
ャックルリンクを後方に駆動すると、シャックルリンク
と共に左右のリーフスプリング全体が前方及び後方に移
動し、結果として後車軸が水平面内で僅かに角度変化し
て、後輪の操舵が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した説明から明ら
かなように、シャーシフレーム、リーフスプリング、及
び前後のシャックルリンクは一種の4節リンクを構成
し、後車軸にて支持されたリーフスプリングに対してシ
ャーシフレームは前後のシャックルリンクを介して支持
される位置関係となる。従って、シャックルリンクには
ほぼ直立状態を境界として前後に揺動する方向に車重が
作用して、油圧シリンダにて所定角度に保持されている
に過ぎない。よって、サスペンションの構造として不安
定である上に、例えば油圧低下等のトラブルで油圧シリ
ンダの駆動力が低下したときには、操舵角が不用意に変
化してしまい車両の走行安定性の点で好ましくなかっ
た。
かなように、シャーシフレーム、リーフスプリング、及
び前後のシャックルリンクは一種の4節リンクを構成
し、後車軸にて支持されたリーフスプリングに対してシ
ャーシフレームは前後のシャックルリンクを介して支持
される位置関係となる。従って、シャックルリンクには
ほぼ直立状態を境界として前後に揺動する方向に車重が
作用して、油圧シリンダにて所定角度に保持されている
に過ぎない。よって、サスペンションの構造として不安
定である上に、例えば油圧低下等のトラブルで油圧シリ
ンダの駆動力が低下したときには、操舵角が不用意に変
化してしまい車両の走行安定性の点で好ましくなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、安定したサスペンション
構造を実現すると共に、駆動源等のトラブル時に操舵角
を減少方向に変化させて車両の走行安定性を確保するこ
とができる車両の後輪操舵装置を提供することにある。
構造を実現すると共に、駆動源等のトラブル時に操舵角
を減少方向に変化させて車両の走行安定性を確保するこ
とができる車両の後輪操舵装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、後車軸を支持するリーフスプ
リングと、上部がリーフスプリング端部のシャックルに
回動可能に連結されると共に、下部が車体側のブラケッ
トに連結部材により回動可能に連結されたシャックルリ
ンクと、連結部材にセクタシャフトが接続されたパワー
ステアリング装置とを備えた。従って、パワーステアリ
ング装置のセクタシャフトにより連結部材が回転する
と、その連結部材を中心としてシャックルリンクの上部
側が揺動してリーフスプリングを前後に移動させ、その
結果、後車軸の角度が変更されて後輪操舵が行われる。
そして、シャックルリンクは所謂テンション型として機
能するため、車重はシャックルリンクに引張荷重として
加わって常に直立状態に復帰させる方向、つまり操舵角
を減少させる方向に作用する。
め、請求項1の発明では、後車軸を支持するリーフスプ
リングと、上部がリーフスプリング端部のシャックルに
回動可能に連結されると共に、下部が車体側のブラケッ
トに連結部材により回動可能に連結されたシャックルリ
ンクと、連結部材にセクタシャフトが接続されたパワー
ステアリング装置とを備えた。従って、パワーステアリ
ング装置のセクタシャフトにより連結部材が回転する
と、その連結部材を中心としてシャックルリンクの上部
側が揺動してリーフスプリングを前後に移動させ、その
結果、後車軸の角度が変更されて後輪操舵が行われる。
そして、シャックルリンクは所謂テンション型として機
能するため、車重はシャックルリンクに引張荷重として
加わって常に直立状態に復帰させる方向、つまり操舵角
を減少させる方向に作用する。
【0006】又、請求項2の発明では、パワーステアリ
ング装置のインプットシャフトに接続されたサーボモー
タと、操舵角検出手段にて検出された前輪操舵角、及び
車速検出手段にて検出された車速に基づいてサーボモー
タを駆動制御する制御手段とを備えたため、前輪操舵角
と車速に基づくサーボモータの回転に応じて、パワース
テアリング装置により後輪操舵が行われる。
ング装置のインプットシャフトに接続されたサーボモー
タと、操舵角検出手段にて検出された前輪操舵角、及び
車速検出手段にて検出された車速に基づいてサーボモー
タを駆動制御する制御手段とを備えたため、前輪操舵角
と車速に基づくサーボモータの回転に応じて、パワース
テアリング装置により後輪操舵が行われる。
【0007】更に、請求項3の発明では、ブラケットに
シャックルリンクの揺動角を規制するストッパ部を設け
たため、万一シャックルリンクの自己復帰作用を越える
外乱が操舵角の増加方向に作用した場合であっても、過
大な操舵角が規制される。
シャックルリンクの揺動角を規制するストッパ部を設け
たため、万一シャックルリンクの自己復帰作用を越える
外乱が操舵角の増加方向に作用した場合であっても、過
大な操舵角が規制される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をトラック車両の後
輪操舵装置に具体化した実施形態を説明する。図1は後
輪操舵装置を示す平面図、図2は後輪操舵装置を示す左
側面図であって、これらの図に示すように、シャーシフ
レーム10は、左右のサイドフレーム11と、それらの
サイドフレーム11を連結する複数のクロスメンバ12
とから構成されている。左右のサイドフレーム11の両
側にはそれぞれリーフスプリング13,14が配設され
ており、右側のリーフスプリング13の前部シャックル
13aはアイ15によりスプリングブラケット50を介
してサイドフレーム11に連結されている。
輪操舵装置に具体化した実施形態を説明する。図1は後
輪操舵装置を示す平面図、図2は後輪操舵装置を示す左
側面図であって、これらの図に示すように、シャーシフ
レーム10は、左右のサイドフレーム11と、それらの
サイドフレーム11を連結する複数のクロスメンバ12
とから構成されている。左右のサイドフレーム11の両
側にはそれぞれリーフスプリング13,14が配設され
ており、右側のリーフスプリング13の前部シャックル
13aはアイ15によりスプリングブラケット50を介
してサイドフレーム11に連結されている。
【0009】又、図2に示すように、左側のリーフスプ
リング14の前部シャックル14aはテンション型のシ
ャックルリンク16及びスプリングブラケット21を介
してサイドフレーム11に連結されており、後述するよ
うに、このシャックルリンク16の角度を変更すること
で後輪操舵を行うようになっている。一方、左右のリー
フスプリング13,14の後部シャックル13b,14
bはコンプレッション型のシャックルリンク17及びス
プリングブラケット50を介してサイドフレーム11に
連結されており、シャックルリンク17は上端を中心と
して揺動することでリーフスプリング13,14の撓み
に伴う前後長の変化を許容する。
リング14の前部シャックル14aはテンション型のシ
ャックルリンク16及びスプリングブラケット21を介
してサイドフレーム11に連結されており、後述するよ
うに、このシャックルリンク16の角度を変更すること
で後輪操舵を行うようになっている。一方、左右のリー
フスプリング13,14の後部シャックル13b,14
bはコンプレッション型のシャックルリンク17及びス
プリングブラケット50を介してサイドフレーム11に
連結されており、シャックルリンク17は上端を中心と
して揺動することでリーフスプリング13,14の撓み
に伴う前後長の変化を許容する。
【0010】次に、上記したシャックルリンク16の角
度調整の機構を図2、及び図2のIII−III線断面図であ
る図3に従って説明する。シャックルリンク16の上部
は二股状に形成されて、その間に配設されたリーフスプ
リング14の前部シャックル14aに対してピン20に
より回動可能に連結されている。左側のサイドフレーム
11の外側面にはスプリングブラケット21がボルト2
2にて固定され、シャックルリンク16の下部はスプリ
ングブラケット21の上方に開口するシャックル保持部
21a内に位置している。シャックルリンク16の下部
にはスプライン孔16aが、シャックル保持部21aの
左右両側部には軸受孔21bが、それぞれ車幅方向に沿
って同軸上に貫設され、これらのスプライン孔16a及
び軸受孔21b内には、連結部材としてのアウタシャフ
ト23が挿入されている。
度調整の機構を図2、及び図2のIII−III線断面図であ
る図3に従って説明する。シャックルリンク16の上部
は二股状に形成されて、その間に配設されたリーフスプ
リング14の前部シャックル14aに対してピン20に
より回動可能に連結されている。左側のサイドフレーム
11の外側面にはスプリングブラケット21がボルト2
2にて固定され、シャックルリンク16の下部はスプリ
ングブラケット21の上方に開口するシャックル保持部
21a内に位置している。シャックルリンク16の下部
にはスプライン孔16aが、シャックル保持部21aの
左右両側部には軸受孔21bが、それぞれ車幅方向に沿
って同軸上に貫設され、これらのスプライン孔16a及
び軸受孔21b内には、連結部材としてのアウタシャフ
ト23が挿入されている。
【0011】アウタシャフト23の両端は軸受孔21b
により回動可能に支持され、両軸受孔21b間において
アウタシャフト23の外周に形成されたスプライン23
aはスプライン孔16aに係合して、アウタシャフト2
3に対するシャックルリンク16の回動を規制してい
る。従って、軸受孔21bに支持されてアウタシャフト
23が回動すると、シャックルリンク16は下部のアウ
タシャフト23を中心として上部側を揺動させ、それに
伴って左側のリーフスプリング14全体が後側のシャッ
クルリンク17を揺動させながら前後に移動する。アウ
タシャフト23の先端側(図3の左方)には後輪操舵角
センサ24が取り付けられ、この後輪操舵角センサ24
はアウタシャフト23の回転角度を検出するようになっ
ている。
により回動可能に支持され、両軸受孔21b間において
アウタシャフト23の外周に形成されたスプライン23
aはスプライン孔16aに係合して、アウタシャフト2
3に対するシャックルリンク16の回動を規制してい
る。従って、軸受孔21bに支持されてアウタシャフト
23が回動すると、シャックルリンク16は下部のアウ
タシャフト23を中心として上部側を揺動させ、それに
伴って左側のリーフスプリング14全体が後側のシャッ
クルリンク17を揺動させながら前後に移動する。アウ
タシャフト23の先端側(図3の左方)には後輪操舵角
センサ24が取り付けられ、この後輪操舵角センサ24
はアウタシャフト23の回転角度を検出するようになっ
ている。
【0012】左右のリーフスプリング13,14の下面
は、Uボルト25及びリテーナ26を介して後車軸28
に連結されている。後輪操舵時においてUボルト25が
微小に捻り変形することにより、リーフスプリング1
3,14に対する後車軸28の角度変化がある程度許容
されている。そして、前記のようにアウタシャフト23
の回動に伴って左側のリーフスプリング14全体が前後
に移動すると、図1に示すように後車軸28は、右側の
リーフスプリング13との結合箇所を中心として水平面
内において前後に角度変更し、その結果、後輪28aの
操舵が行われる。
は、Uボルト25及びリテーナ26を介して後車軸28
に連結されている。後輪操舵時においてUボルト25が
微小に捻り変形することにより、リーフスプリング1
3,14に対する後車軸28の角度変化がある程度許容
されている。そして、前記のようにアウタシャフト23
の回動に伴って左側のリーフスプリング14全体が前後
に移動すると、図1に示すように後車軸28は、右側の
リーフスプリング13との結合箇所を中心として水平面
内において前後に角度変更し、その結果、後輪28aの
操舵が行われる。
【0013】図3に示すように、前記スプリングブラケ
ット21には、シャックルリンク16の前後両側と対応
する一対のストッパ部21cが形成され、これらのスト
ッパ部21cは、後輪28aの操舵角が0のときにシャ
ックルリンク16の前後両側に対して間隔Sだけ離間す
るように位置設定されている。従って、後輪操舵に伴っ
て前方又は後方に揺動したシャックルリンク16が何れ
かのストッパ部21cに当接すると、それ以上のシャッ
クルリンク16の揺動が規制され、後輪28aの操舵角
は中立位置を中心として図2に角度α(本実施形態で
は、0.5〜1°程度に設定)で示す範囲内に規制され
る。
ット21には、シャックルリンク16の前後両側と対応
する一対のストッパ部21cが形成され、これらのスト
ッパ部21cは、後輪28aの操舵角が0のときにシャ
ックルリンク16の前後両側に対して間隔Sだけ離間す
るように位置設定されている。従って、後輪操舵に伴っ
て前方又は後方に揺動したシャックルリンク16が何れ
かのストッパ部21cに当接すると、それ以上のシャッ
クルリンク16の揺動が規制され、後輪28aの操舵角
は中立位置を中心として図2に角度α(本実施形態で
は、0.5〜1°程度に設定)で示す範囲内に規制され
る。
【0014】左側のサイドフレーム11の内側面には、
制御弁等を内蔵したインテグラル式のパワーステアリン
グ装置(以下、パワステ装置と略す)30が図示しない
ボルトにて固定されている。このパワステ装置30は、
例えば車両の前輪操舵に用いられる一般的なものを流用
しており、周知のようにインプットシャフトへの入力回
転に応じて、セクタシャフトを油圧を利用して倍力して
回転させるように構成されている。
制御弁等を内蔵したインテグラル式のパワーステアリン
グ装置(以下、パワステ装置と略す)30が図示しない
ボルトにて固定されている。このパワステ装置30は、
例えば車両の前輪操舵に用いられる一般的なものを流用
しており、周知のようにインプットシャフトへの入力回
転に応じて、セクタシャフトを油圧を利用して倍力して
回転させるように構成されている。
【0015】図3に示すように、パワステ装置30はセ
クタシャフト31を左方に突出させる姿勢で固定されて
おり、そのセクタシャフト31に形成されたスプライン
31aは、前記アウタシャフト23の基端に形成された
スプライン孔23b内に挿入されて相対回動不能に係合
している。又、図1に示すように、パワステ装置30の
インプットシャフト32はサイドフレーム11に沿って
前方に突出し、サイドフレーム11に固定されたサーボ
モータ33に連結されて回転駆動されるようになってい
る。
クタシャフト31を左方に突出させる姿勢で固定されて
おり、そのセクタシャフト31に形成されたスプライン
31aは、前記アウタシャフト23の基端に形成された
スプライン孔23b内に挿入されて相対回動不能に係合
している。又、図1に示すように、パワステ装置30の
インプットシャフト32はサイドフレーム11に沿って
前方に突出し、サイドフレーム11に固定されたサーボ
モータ33に連結されて回転駆動されるようになってい
る。
【0016】一方、図3中の油圧ポンプ34は、前輪操
舵用のパワステ装置に作用油を供給するためのものであ
り、上記した後輪操舵用のパワステ装置30はこの油圧
ポンプ34に接続されて、前輪側と同様に油圧ポンプ3
4からの作動油により倍力作用を奏する。一方、車室内
には図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マッ
プ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BU
RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ
等を備えた制御手段としてのECU(電子制御ユニッ
ト)41が設置されており、後輪操舵の制御を行う。E
CU41の入力側には、前記した後輪操舵角センサ24
の他に、前輪側の操舵角を検出する前輪操舵角センサ4
2、及び車速を検出する車速センサ43が接続されてい
る。又、ECU41の出力側には前記したサーボモータ
33が接続されている。
舵用のパワステ装置に作用油を供給するためのものであ
り、上記した後輪操舵用のパワステ装置30はこの油圧
ポンプ34に接続されて、前輪側と同様に油圧ポンプ3
4からの作動油により倍力作用を奏する。一方、車室内
には図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マッ
プ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BU
RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ
等を備えた制御手段としてのECU(電子制御ユニッ
ト)41が設置されており、後輪操舵の制御を行う。E
CU41の入力側には、前記した後輪操舵角センサ24
の他に、前輪側の操舵角を検出する前輪操舵角センサ4
2、及び車速を検出する車速センサ43が接続されてい
る。又、ECU41の出力側には前記したサーボモータ
33が接続されている。
【0017】次に、以上のように構成された後輪操舵装
置の作用を説明する。ECU41の記憶装置には、車速
センサ43にて検出された車速、及び前輪操舵角センサ
42にて検出された前輪操舵角から最適な後輪操舵角を
決定するための制御マップが記憶されており、車両の走
行中において、ECU41はマップに従って後輪28a
の目標操舵角(具体的には、サーボモータ33の回転角
度)を順次決定する。尚、本実施形態では主に高速走行
時の安定性の向上を目的として、後輪28aを前輪の操
舵方向に操舵する所謂同相制御を実施するが、車種によ
っては逆方向に操舵する逆相制御を加えてもよい。
置の作用を説明する。ECU41の記憶装置には、車速
センサ43にて検出された車速、及び前輪操舵角センサ
42にて検出された前輪操舵角から最適な後輪操舵角を
決定するための制御マップが記憶されており、車両の走
行中において、ECU41はマップに従って後輪28a
の目標操舵角(具体的には、サーボモータ33の回転角
度)を順次決定する。尚、本実施形態では主に高速走行
時の安定性の向上を目的として、後輪28aを前輪の操
舵方向に操舵する所謂同相制御を実施するが、車種によ
っては逆方向に操舵する逆相制御を加えてもよい。
【0018】そして、決定した操舵角を実現すべく、E
CU41はサーボモータ33を駆動制御してパワステ装
置30のインプットシャフト32を所定角度に操作す
る。このときの角度変化に応じて油圧にて倍力されてセ
クタシャフト31が回転駆動され、アウタシャフト23
の回転に伴ってシャックルリンク16が揺動して左側の
リーフスプリング14全体が前後に移動される。その結
果、右側のリーフスプリング13との結合箇所を中心と
して後車軸28の角度が変化し、後輪28aの操舵角が
変更される。
CU41はサーボモータ33を駆動制御してパワステ装
置30のインプットシャフト32を所定角度に操作す
る。このときの角度変化に応じて油圧にて倍力されてセ
クタシャフト31が回転駆動され、アウタシャフト23
の回転に伴ってシャックルリンク16が揺動して左側の
リーフスプリング14全体が前後に移動される。その結
果、右側のリーフスプリング13との結合箇所を中心と
して後車軸28の角度が変化し、後輪28aの操舵角が
変更される。
【0019】又、ECU41は後輪操舵角センサ24の
検出値に基づいて、実際の後輪操舵角がマップから求め
た目標操舵角と一致するようにフィードバック制御を実
行する。よって、制動時等の外乱が後輪28aを介して
左側のリーフスプリング14に及んだ場合でも、所期の
操舵角が確実に保持される。そして、本実施形態の後輪
操舵装置では、上記のようにシャックルリンク16がテ
ンション型として構成されていることから、トラックの
車重は、図2に矢印Aで示す上方への引張荷重としてシ
ャックルリンク16に加わり、シャックルリンク16を
常に直立状態に復帰させる方向に作用する。従って、サ
スペンションの構造として安定している上に、例えば油
圧低下等のトラブルでパワステ装置30の駆動力が低下
した場合であっても、シャックルリンク16の自己復帰
作用によって操舵角は減少方向に変化して中立位置に復
帰するだけ、換言すれば、後輪操舵しない通常の車両と
同じ状態となるだけであり、車両の走行安定性は何ら損
なわれない。
検出値に基づいて、実際の後輪操舵角がマップから求め
た目標操舵角と一致するようにフィードバック制御を実
行する。よって、制動時等の外乱が後輪28aを介して
左側のリーフスプリング14に及んだ場合でも、所期の
操舵角が確実に保持される。そして、本実施形態の後輪
操舵装置では、上記のようにシャックルリンク16がテ
ンション型として構成されていることから、トラックの
車重は、図2に矢印Aで示す上方への引張荷重としてシ
ャックルリンク16に加わり、シャックルリンク16を
常に直立状態に復帰させる方向に作用する。従って、サ
スペンションの構造として安定している上に、例えば油
圧低下等のトラブルでパワステ装置30の駆動力が低下
した場合であっても、シャックルリンク16の自己復帰
作用によって操舵角は減少方向に変化して中立位置に復
帰するだけ、換言すれば、後輪操舵しない通常の車両と
同じ状態となるだけであり、車両の走行安定性は何ら損
なわれない。
【0020】特に本実施形態では、機構の簡略化を目的
として左側のリーフスプリング14のみを駆動する左右
非対称の構成としたため、上記したトラブル発生時に制
動力等の外乱が及んだときには、左側のリーフスプリン
グ14のみが移動して操舵角の増加に直結してしまう。
つまり、左右対称の構成と比較して根本的に外乱により
操舵角を増加させ易い素性を有するのであるが、このよ
うな外乱に対してもシャックルリンク16の自己復帰作
用は有効であり、左側のリーフスプリング14の移動を
抑制して意図しない操舵角の増加を防止できる。よっ
て、左右非対称の構成によるデメリットを解消した上
で、機構を簡略化できるというメリットを活かし、その
製造コストの低減を達成することができる。
として左側のリーフスプリング14のみを駆動する左右
非対称の構成としたため、上記したトラブル発生時に制
動力等の外乱が及んだときには、左側のリーフスプリン
グ14のみが移動して操舵角の増加に直結してしまう。
つまり、左右対称の構成と比較して根本的に外乱により
操舵角を増加させ易い素性を有するのであるが、このよ
うな外乱に対してもシャックルリンク16の自己復帰作
用は有効であり、左側のリーフスプリング14の移動を
抑制して意図しない操舵角の増加を防止できる。よっ
て、左右非対称の構成によるデメリットを解消した上
で、機構を簡略化できるというメリットを活かし、その
製造コストの低減を達成することができる。
【0021】一方、ストッパ部21cにより操舵角を後
輪操舵に必要な角度αの範囲内に規制するため、万一シ
ャックルリンク16の自己復帰作用を越える外乱が操舵
角の増加方向に作用した場合であっても、操舵角は角度
αで規制されて過大な操舵角による不具合、例えば車両
の走行特性の急変等の事態を未然に防止することができ
る。
輪操舵に必要な角度αの範囲内に規制するため、万一シ
ャックルリンク16の自己復帰作用を越える外乱が操舵
角の増加方向に作用した場合であっても、操舵角は角度
αで規制されて過大な操舵角による不具合、例えば車両
の走行特性の急変等の事態を未然に防止することができ
る。
【0022】以上で実施例の説明を終えるが、本発明の
態様はこの実施例に限定されるものではない。例えば、
上記実施形態ではトラック用の後輪操舵装置に具体化し
たが、後車軸をリーフスプリングで支持する車両であれ
ば、種々の車両に適用可能である。又、上記実施形態で
は、機構の簡略化を目的として左側のリーフスプリング
14のみを駆動する左右非対称の構成としたが、左右の
リーフスプリング13,14を共に駆動する左右対称の
構成としてもよい。尚、この場合には左右のリーフスプ
リング13,14を逆方向に駆動すれば、後車軸28の
角度を任意に変更可能となる。
態様はこの実施例に限定されるものではない。例えば、
上記実施形態ではトラック用の後輪操舵装置に具体化し
たが、後車軸をリーフスプリングで支持する車両であれ
ば、種々の車両に適用可能である。又、上記実施形態で
は、機構の簡略化を目的として左側のリーフスプリング
14のみを駆動する左右非対称の構成としたが、左右の
リーフスプリング13,14を共に駆動する左右対称の
構成としてもよい。尚、この場合には左右のリーフスプ
リング13,14を逆方向に駆動すれば、後車軸28の
角度を任意に変更可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の車両の後
輪操舵装置によれば、シャックルリンクをテンション型
として機能させて、シャックルリンクを常に直立状態に
復帰させるように車重を作用させるため、パワーステア
リング装置等のトラブル時に操舵角を減少方向に変化さ
せて、車両の走行安定性を確実に確保することができ
る。
輪操舵装置によれば、シャックルリンクをテンション型
として機能させて、シャックルリンクを常に直立状態に
復帰させるように車重を作用させるため、パワーステア
リング装置等のトラブル時に操舵角を減少方向に変化さ
せて、車両の走行安定性を確実に確保することができ
る。
【0024】又、請求項2の車両の後輪操舵装置によれ
ば、前輪操舵角と車速に基づいて的確に後輪操舵を実施
することができる。更に、請求項3の車両の後輪操舵装
置によれば、ストッパにて操舵角を規制するため、過大
な操舵角による不具合を未然に防止することができる。
ば、前輪操舵角と車速に基づいて的確に後輪操舵を実施
することができる。更に、請求項3の車両の後輪操舵装
置によれば、ストッパにて操舵角を規制するため、過大
な操舵角による不具合を未然に防止することができる。
【図1】後輪操舵装置を示す平面図である。
【図2】後輪操舵装置を示す左側面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である
14 リーフスプリング 14a 前部シャックル 16 テンション型シャックルリンク 21 ブラケット 21c ストッパ部 23 アウタシャフト(連結部材) 28 後車軸 30 パワステ装置 31 セクタシャフト 32 インプットシャフト 33 サーボモータ 41 ECU(制御手段) 42 前輪操舵角センサ 43 車速センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 113:00 Fターム(参考) 3D001 AA12 AA14 BA56 CA03 DA01 DA17 EA16 EA22 EA42 EB09 ED02 3D032 CC01 CC46 CC48 DA02 DA06 DA23 DC08 DD01 DD17 EA06 EB01 EB04 EC22 FF03 GG02 3D034 CA10 CC02 CC08 CD04 CD13 CE03
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の後車軸を支持するリーフスプリン
グと、 上部が前記リーフスプリング端部のシャックルに回動可
能に連結されると共に、下部が車体側に固定されたブラ
ケットに連結部材により回動可能に連結され、該連結部
材を中心として上部側を揺動可能なシャックルリンク
と、 前記連結部材にセクタシャフトが接続されたパワーステ
アリング装置とを備えたことを特徴とする車両の後輪操
舵装置。 - 【請求項2】 前記パワーステアリング装置のインプッ
トシャフトに接続されたサーボモータと、 車両の前輪操舵角を検出する操舵角検出手段と、 前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 前記操舵角検出手段にて検出された前輪操舵角、及び前
記車速検出手段にて検出された車速に基づいて前記サー
ボモータを駆動制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする請求項1に記載の車両の後輪操舵装置。 - 【請求項3】 前記ブラケットに前記シャックルリンク
の揺動角を規制するストッパ部を設けたことを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載の車両の後輪操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14046099A JP2000326860A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 車両の後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14046099A JP2000326860A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 車両の後輪操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326860A true JP2000326860A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15269123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14046099A Pending JP2000326860A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 車両の後輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326860A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117693434A (zh) * | 2021-07-29 | 2024-03-12 | 戴姆勒卡车股份公司 | 电动车辆 |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP14046099A patent/JP2000326860A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117693434A (zh) * | 2021-07-29 | 2024-03-12 | 戴姆勒卡车股份公司 | 电动车辆 |
| US12109859B2 (en) | 2021-07-29 | 2024-10-08 | Daimler Truck AG | Electric vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051026 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |