JP2000312371A - 無線通信端末および基地局ならびにハンドオーバ方法 - Google Patents
無線通信端末および基地局ならびにハンドオーバ方法Info
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- JP2000312371A JP2000312371A JP12028999A JP12028999A JP2000312371A JP 2000312371 A JP2000312371 A JP 2000312371A JP 12028999 A JP12028999 A JP 12028999A JP 12028999 A JP12028999 A JP 12028999A JP 2000312371 A JP2000312371 A JP 2000312371A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信の停止時間を短縮可能なハンドオーバを
行う無線通信端末および基地局を得ること、また、その
ハンドオーバ方法を得ること。 【解決手段】 高速ハンドオーバにおける断続的なオー
プンサーチにより受信する複数の制御信号に対応する各
周辺基地局を受信レベルの大きい順に並べて記憶する切
換先候補テーブルと、各制御信号に含まれる切り換え先
の候補となる基地局の情報を集計してその出現回数の多
い順に周辺基地局を並べて記憶する切換先推薦テーブル
と、を備え、ある特定のしきい値以上の受信レベルにて
制御信号を送信した基地局に対して高速ハンドオーバを
継続して行い、ある特定のしきい値以上の基地局がない
場合、各テーブルからオープンサーチで切り換え先基地
局の対象外となった基地局の存在を推定し、所定の手順
でその基地局に対して中断ハンドオーバを行う。
行う無線通信端末および基地局を得ること、また、その
ハンドオーバ方法を得ること。 【解決手段】 高速ハンドオーバにおける断続的なオー
プンサーチにより受信する複数の制御信号に対応する各
周辺基地局を受信レベルの大きい順に並べて記憶する切
換先候補テーブルと、各制御信号に含まれる切り換え先
の候補となる基地局の情報を集計してその出現回数の多
い順に周辺基地局を並べて記憶する切換先推薦テーブル
と、を備え、ある特定のしきい値以上の受信レベルにて
制御信号を送信した基地局に対して高速ハンドオーバを
継続して行い、ある特定のしきい値以上の基地局がない
場合、各テーブルからオープンサーチで切り換え先基地
局の対象外となった基地局の存在を推定し、所定の手順
でその基地局に対して中断ハンドオーバを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA(Time D
ivision Multiple Access:時分割多重アクセス)方式
により通信を行う無線通信端末および基地局に関するも
のであり、特に、通信中の基地局からの情報に基づいて
端末の通話を継続しながら基地局の切り換えを行うハン
ドオーバ方法に関するものである。
ivision Multiple Access:時分割多重アクセス)方式
により通信を行う無線通信端末および基地局に関するも
のであり、特に、通信中の基地局からの情報に基づいて
端末の通話を継続しながら基地局の切り換えを行うハン
ドオーバ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のハンドオーバ方法について
説明する。一般に、TDMA方式による無線通信システ
ムにおいては、無線通信端末(以降、単に端末と呼ぶ)
は、たとえば、無線状態の劣化を検出した場合、現在通
信中の基地局との接続を停止した後に、通話を継続しな
がら基地局の切り換え処理、すなわち、ハンドオーバ
(通信中チャネル切り換え)を行い、切り換え先の基地
局を通じてそれまで行っていた通信を再開する。そし
て、このように、通信を1度中断して、切り換え処理を
行う一般的なハンドオーバを、以降、中断ハンドオーバ
と呼ぶ。なお、上記中断ハンドオーバにおいては、その
ハンドーオーバに要する時間、すなわち、前記通信中基
地局との接続を停止してから、切り換え先の基地局と通
信を再開するまでの間、通信が中断されることとなる。
説明する。一般に、TDMA方式による無線通信システ
ムにおいては、無線通信端末(以降、単に端末と呼ぶ)
は、たとえば、無線状態の劣化を検出した場合、現在通
信中の基地局との接続を停止した後に、通話を継続しな
がら基地局の切り換え処理、すなわち、ハンドオーバ
(通信中チャネル切り換え)を行い、切り換え先の基地
局を通じてそれまで行っていた通信を再開する。そし
て、このように、通信を1度中断して、切り換え処理を
行う一般的なハンドオーバを、以降、中断ハンドオーバ
と呼ぶ。なお、上記中断ハンドオーバにおいては、その
ハンドーオーバに要する時間、すなわち、前記通信中基
地局との接続を停止してから、切り換え先の基地局と通
信を再開するまでの間、通信が中断されることとなる。
【0003】この中断ハンドオーバに要する時間、すな
わち、通信が中断される時間を短縮する技術として、た
とえば、端末が通信で使用しているTDMA方式のタイ
ムスロット以外のスロットで、ハンドオーバに要する処
理(後述する基地局の探索、基地局の捕捉、通信チャネ
ルの確立、等の処理)を行うことにより、通信とハンド
オーバとを並列的に行う技術がある。なお、このよう
に,通信とハンドオーバに要する処理を並列的に行うハ
ンドオーバを、以降、高速ハンドオーバと呼ぶ。
わち、通信が中断される時間を短縮する技術として、た
とえば、端末が通信で使用しているTDMA方式のタイ
ムスロット以外のスロットで、ハンドオーバに要する処
理(後述する基地局の探索、基地局の捕捉、通信チャネ
ルの確立、等の処理)を行うことにより、通信とハンド
オーバとを並列的に行う技術がある。なお、このよう
に,通信とハンドオーバに要する処理を並列的に行うハ
ンドオーバを、以降、高速ハンドオーバと呼ぶ。
【0004】上記、高速ハンドオーバに関する文献とし
ては、たとえば、特開平9−327056「移動体通信
方法」、特開平4−207643「移動通信システムの
ハンドオーバ方法」、および特表平7−503593
「TDMA無線システムにおける隣接ベースステイショ
ンの測定方法およびTDMA無線システム」、がある。
ては、たとえば、特開平9−327056「移動体通信
方法」、特開平4−207643「移動通信システムの
ハンドオーバ方法」、および特表平7−503593
「TDMA無線システムにおける隣接ベースステイショ
ンの測定方法およびTDMA無線システム」、がある。
【0005】以下、無線通信システムにおける従来の高
速ハンドオーバについて説明する。図14は、高速ハン
ドオーバのタイミングを模式的に示した図である。図1
4において、高速ハンドオーバは、通信中に、物理制御
チャネル上で周辺に存在する基地局の制御信号を受信し
(以降、オープンサーチと呼ぶ)、その中から通信チャ
ネルを確立すべき最適な基地局を選択する「基地局探
索」と、選択した基地局の送信する制御信号のみを選択
的に受信して、その基地局におけるタイミングを捕捉す
る「基地局捕捉」と、選択した基地局に対して通信チャ
ネル確立の要求を行い、基地局の指示により指定された
物理通信チャネル上のTDMAのタイムスロットで通信
チャネルの確立を行う「通信チャネル確立」と、を行
い、通信を停止後、固定網側の通信路が現在まで通信し
ていた基地局から、切り換え先として選択された基地局
へ、と切替えられるのを待つ「通信待ち」、を行う。な
お、この手順に関しては、図示のとおり、中断ハンドオ
ーバーについても同様であるが、すべての手順が通信を
停止してから行われる。
速ハンドオーバについて説明する。図14は、高速ハン
ドオーバのタイミングを模式的に示した図である。図1
4において、高速ハンドオーバは、通信中に、物理制御
チャネル上で周辺に存在する基地局の制御信号を受信し
(以降、オープンサーチと呼ぶ)、その中から通信チャ
ネルを確立すべき最適な基地局を選択する「基地局探
索」と、選択した基地局の送信する制御信号のみを選択
的に受信して、その基地局におけるタイミングを捕捉す
る「基地局捕捉」と、選択した基地局に対して通信チャ
ネル確立の要求を行い、基地局の指示により指定された
物理通信チャネル上のTDMAのタイムスロットで通信
チャネルの確立を行う「通信チャネル確立」と、を行
い、通信を停止後、固定網側の通信路が現在まで通信し
ていた基地局から、切り換え先として選択された基地局
へ、と切替えられるのを待つ「通信待ち」、を行う。な
お、この手順に関しては、図示のとおり、中断ハンドオ
ーバーについても同様であるが、すべての手順が通信を
停止してから行われる。
【0006】図15は、高速ハンドオーバにおける上記
オープンサーチの動作を示したタイミングチャートであ
る。なお、ここでは、たとえば、第2世代コードレス電
話システム標準規格(RCR−STD28)第3版で示
されているPHS(personalhandy-phone System)のよ
うに、多重数4のTDMA−TDD(Time DivisionDup
lex)にて、端末と基地局が通信を行っている場合のタ
イミングを示している。
オープンサーチの動作を示したタイミングチャートであ
る。なお、ここでは、たとえば、第2世代コードレス電
話システム標準規格(RCR−STD28)第3版で示
されているPHS(personalhandy-phone System)のよ
うに、多重数4のTDMA−TDD(Time DivisionDup
lex)にて、端末と基地局が通信を行っている場合のタ
イミングを示している。
【0007】図15において、たとえば、TDMAタイ
ムスロット0は、端末の受信スロットに割り当てられ
(基地局は送信)、TDMAタイムスロット4は、端末
の送信スロット(基地局は受信)に割り当てられてい
る。そして、通信中は、基地局と端末間で割り当てられ
たTDMAスロットにて同期を保持し、物理通信チャネ
ル上で送受信を行って通信チャネルを維持している。
ムスロット0は、端末の受信スロットに割り当てられ
(基地局は送信)、TDMAタイムスロット4は、端末
の送信スロット(基地局は受信)に割り当てられてい
る。そして、通信中は、基地局と端末間で割り当てられ
たTDMAスロットにて同期を保持し、物理通信チャネ
ル上で送受信を行って通信チャネルを維持している。
【0008】また、通信中であっても、スロット1〜3
およびスロット5〜7で示される時間については、端末
が送受信を行わない空き時間となる。従って、端末に搭
載された無線キャリア受信部の無線周波数切替えを、T
DMAのスロット間に設定されているガード時間と比較
して十分高速に行うことができれば、図示の網掛け部分
にて示すタイミングで断続的にオープンサーチを行い、
物理制御チャネル上に送信される制御信号を受信するこ
とが可能となる。なお、図示のc(101)〜c(10
3)は、端末の周辺に存在する基地局から送信されてい
る制御信号を示す。
およびスロット5〜7で示される時間については、端末
が送受信を行わない空き時間となる。従って、端末に搭
載された無線キャリア受信部の無線周波数切替えを、T
DMAのスロット間に設定されているガード時間と比較
して十分高速に行うことができれば、図示の網掛け部分
にて示すタイミングで断続的にオープンサーチを行い、
物理制御チャネル上に送信される制御信号を受信するこ
とが可能となる。なお、図示のc(101)〜c(10
3)は、端末の周辺に存在する基地局から送信されてい
る制御信号を示す。
【0009】ここでは、オープンサーチを行っている間
に送信されるc(101)については、この端末にて受
信可能である。しかし、通信で使用しているTDMAタ
イムスロットと同じタイミングで送信される(c10
3)、および通信で使用しているTDMAタイムスロッ
トに一部重なるタイミングで送信されるc(102)に
ついては、端末にて制御信号の全体を受信できないため
無効となる。このように、高速ハンドオーバでは、物理
制御チャネル上に送信される制御信号のうち、たとえ
ば、断続的な(網掛け部分)オープンサーチで受信され
た制御信号についてのみ、「基地局探索」、および「基
地局捕捉」の処理を行うことになる。
に送信されるc(101)については、この端末にて受
信可能である。しかし、通信で使用しているTDMAタ
イムスロットと同じタイミングで送信される(c10
3)、および通信で使用しているTDMAタイムスロッ
トに一部重なるタイミングで送信されるc(102)に
ついては、端末にて制御信号の全体を受信できないため
無効となる。このように、高速ハンドオーバでは、物理
制御チャネル上に送信される制御信号のうち、たとえ
ば、断続的な(網掛け部分)オープンサーチで受信され
た制御信号についてのみ、「基地局探索」、および「基
地局捕捉」の処理を行うことになる。
【0010】そして、この端末は、現在通信中の基地局
との通信を継続したまま、通信チャネル確立を行い、そ
の後、その基地局との通信を停止し、固定網側の通信路
が切り換え先の基地局へと切替えられるのを待つ。
との通信を継続したまま、通信チャネル確立を行い、そ
の後、その基地局との通信を停止し、固定網側の通信路
が切り換え先の基地局へと切替えられるのを待つ。
【0011】図16は、従来の高速ハンドオーバの処理
を示すフローチャートである。以下、高速ハンドオーバ
における無線通信システムにおける端末および基地局の
動作を図16に従って説明する。まず、端末では、通信
中の状態劣化を検出すると(ステップS101)、高速
ハンドオーバに伴う処理である断続的なオープンサーチ
にて基地局探索を開始する(ステップS102)。そし
て、高速ハンドオーバにおける基地局探索で、ハンドオ
ーバ可能な基地局が見つかった場合(ステップS10
3,Yes)には、図14に示す手順で高速ハンドオー
バを継続し、以降、切り換え先の基地局に通話を行う
(ステップS104)。
を示すフローチャートである。以下、高速ハンドオーバ
における無線通信システムにおける端末および基地局の
動作を図16に従って説明する。まず、端末では、通信
中の状態劣化を検出すると(ステップS101)、高速
ハンドオーバに伴う処理である断続的なオープンサーチ
にて基地局探索を開始する(ステップS102)。そし
て、高速ハンドオーバにおける基地局探索で、ハンドオ
ーバ可能な基地局が見つかった場合(ステップS10
3,Yes)には、図14に示す手順で高速ハンドオー
バを継続し、以降、切り換え先の基地局に通話を行う
(ステップS104)。
【0012】一方、前記基地局探索でハンドオーバ可能
な基地局が見つからなかった場合(ステップS103,
No)には、端末の周囲にハンドオーバ可能な基地局が
存在しないと判断する。このとき、端末および通信中の
基地局は、通信がこれからも維持可能であると判断した
場合(ステップS105,Yes)に、その通信を維持
し(ステップS106)、通信が維持できないと判断し
た場合(ステップS105,No)に、その時点で通信
を切断する(ステップS107)。
な基地局が見つからなかった場合(ステップS103,
No)には、端末の周囲にハンドオーバ可能な基地局が
存在しないと判断する。このとき、端末および通信中の
基地局は、通信がこれからも維持可能であると判断した
場合(ステップS105,Yes)に、その通信を維持
し(ステップS106)、通信が維持できないと判断し
た場合(ステップS105,No)に、その時点で通信
を切断する(ステップS107)。
【0013】また、上記、通常の高速ハンドオーバを行
う無線通信システム以外に、たとえば、通信中の基地局
から周辺基地局のリストを受信し、その情報に示される
基地局に対して、基地局探索を行うシステムが検討され
ている。このシステムに関する文献としては、たとえ
ば、特開平6−77888「セル方式無線電話システ
ム」、がある。この方法によれば、ハンドオーバの際、
通信中の基地局の周辺に存在する複数基地局を、端末で
把握することが可能となる。
う無線通信システム以外に、たとえば、通信中の基地局
から周辺基地局のリストを受信し、その情報に示される
基地局に対して、基地局探索を行うシステムが検討され
ている。このシステムに関する文献としては、たとえ
ば、特開平6−77888「セル方式無線電話システ
ム」、がある。この方法によれば、ハンドオーバの際、
通信中の基地局の周辺に存在する複数基地局を、端末で
把握することが可能となる。
【0014】図17は、周辺基地局リストを受信してハ
ンドオーバを行う上記システムにおける端末の動作環境
を示す図である。図17において、たとえば、101〜
105は基地局(図示のCSに相当)であり、101a
〜105aはそれぞれ基地局101〜基地局105が構
成する無線ゾーンであり、100は基地局101〜基地
局105の近傍に存在する移動可能な端末(図示のPS
に相当)である。基地局101〜基地局105は、それ
ぞれ自基地局に隣接する基地局のリストを記憶してい
る。具体的にいうと、たとえば、基地局101では、隣
接する基地局102〜基地局105を隣接基地局リスト
に記憶している。
ンドオーバを行う上記システムにおける端末の動作環境
を示す図である。図17において、たとえば、101〜
105は基地局(図示のCSに相当)であり、101a
〜105aはそれぞれ基地局101〜基地局105が構
成する無線ゾーンであり、100は基地局101〜基地
局105の近傍に存在する移動可能な端末(図示のPS
に相当)である。基地局101〜基地局105は、それ
ぞれ自基地局に隣接する基地局のリストを記憶してい
る。具体的にいうと、たとえば、基地局101では、隣
接する基地局102〜基地局105を隣接基地局リスト
に記憶している。
【0015】また、端末100では、たとえば、基地局
101と通信を行っている場合には、基地局101から
隣接基地局リストを受信し、その後、ハンドオーバを行
う場合には、受信した隣接基地局リストに含まれる基地
局102〜基地局105に対して、上記基地局探索の処
理を行う。これにより、隣接基地局リストを用いないハ
ンドオーバと比較して、基地局探索にともなう消費電力
が大幅に低減できる。
101と通信を行っている場合には、基地局101から
隣接基地局リストを受信し、その後、ハンドオーバを行
う場合には、受信した隣接基地局リストに含まれる基地
局102〜基地局105に対して、上記基地局探索の処
理を行う。これにより、隣接基地局リストを用いないハ
ンドオーバと比較して、基地局探索にともなう消費電力
が大幅に低減できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の高速ハンドオーバ(図15参照)では、断続的な
オープンサーチにおいて、制御信号を受信できずに基地
局探索の対象外となった基地局の存在(たとえば、c
(102),c(103)に相当)を、端末にて認識す
ることができない。すなわち、周辺基地局の制御信号の
送信タイミングが通信中の端末にて使用しているTDM
Aタイムスロットと衝突している場合には、高速ハンド
オーバ実行時に、その基地局を認識することができな
い。そのため、端末の付近にハンドオーバ可能な基地局
が存在しているにもかかわらず、端末が高速ハンドオー
バの実行を不可能と判断してしまう、という問題があっ
た。
従来の高速ハンドオーバ(図15参照)では、断続的な
オープンサーチにおいて、制御信号を受信できずに基地
局探索の対象外となった基地局の存在(たとえば、c
(102),c(103)に相当)を、端末にて認識す
ることができない。すなわち、周辺基地局の制御信号の
送信タイミングが通信中の端末にて使用しているTDM
Aタイムスロットと衝突している場合には、高速ハンド
オーバ実行時に、その基地局を認識することができな
い。そのため、端末の付近にハンドオーバ可能な基地局
が存在しているにもかかわらず、端末が高速ハンドオー
バの実行を不可能と判断してしまう、という問題があっ
た。
【0017】一方、無線通信システムにおいては、通信
中の基地局から当該基地局の周辺に存在する基地局のリ
ストを送受信し、そのリストに基づいてハンドオーバ可
能な基地局を把握する方法が検討されている。しかしな
がら、たとえば、市街地等の同一無線ゾーン内であって
も電波状態の変動が大きい環境で、かつ大出力の基地局
が構成する大きな無線ゾーンと、小出力の基地局が構成
する小さな無線ゾーンと、が混在しているような場合に
は、基地局からの隣接基地局リストと端末のハンドオー
バ先の候補が一致しない状態が多く発生する。そのた
め、当該端末においては、実際にハンドオーバ可能な基
地局が存在しているにもかかわらず、その基地局がリス
トに含まれていない、という問題、あるいは、逆にリス
トに含まれている基地局であるにもかかわらず、その基
地局に対してハンドオーバできない、という問題があっ
た。
中の基地局から当該基地局の周辺に存在する基地局のリ
ストを送受信し、そのリストに基づいてハンドオーバ可
能な基地局を把握する方法が検討されている。しかしな
がら、たとえば、市街地等の同一無線ゾーン内であって
も電波状態の変動が大きい環境で、かつ大出力の基地局
が構成する大きな無線ゾーンと、小出力の基地局が構成
する小さな無線ゾーンと、が混在しているような場合に
は、基地局からの隣接基地局リストと端末のハンドオー
バ先の候補が一致しない状態が多く発生する。そのた
め、当該端末においては、実際にハンドオーバ可能な基
地局が存在しているにもかかわらず、その基地局がリス
トに含まれていない、という問題、あるいは、逆にリス
トに含まれている基地局であるにもかかわらず、その基
地局に対してハンドオーバできない、という問題があっ
た。
【0018】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、基地局探索にて高速ハンドーオーバの対象外とな
った基地局の存在の把握と、その基地局に対してハンド
オーバ可能か否かの推定と、を行うことにより、自動的
に、かつ通信の停止時間を短縮可能なハンドオーバを行
う無線通信端末および基地局を得ること、また、そのハ
ンドオーバ方法を得ることを目的とする。
って、基地局探索にて高速ハンドーオーバの対象外とな
った基地局の存在の把握と、その基地局に対してハンド
オーバ可能か否かの推定と、を行うことにより、自動的
に、かつ通信の停止時間を短縮可能なハンドオーバを行
う無線通信端末および基地局を得ること、また、そのハ
ンドオーバ方法を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる無線通信端末に
あっては、高速ハンドオーバにおける断続的なオープン
サーチにより受信する複数の制御信号に対応する各周辺
基地局を、受信レベルの大きい順に並べて記憶する切換
先候補記憶手段(後述する実施の形態の候補基地局テー
ブルに相当)と、前記各制御信号に含まれる切り換え先
の候補となる基地局の情報を集計して、その出現回数の
多い順に周辺基地局を並べて記憶する出現回数記憶手段
(推薦基地局テーブルに相当)と、を備え、前記通信状
態の劣化に伴い、前記切換先候補記憶手段および前記出
現回数記憶手段を作成し、前記切換先候補記憶手段に、
ある特定のしきい値以上の受信レベルにて制御信号を送
信した基地局がある場合、その基地局に対して高速ハン
ドオーバを継続して行い、前記基地局がない場合、両方
の記憶手段を比較することにより、前記オープンサーチ
で切り換え先基地局の対象外となった基地局の存在を推
定し、新たに推定された基地局の出現回数が、両方の記
憶手段に含まれる基地局の出現回数より多い場合に、そ
の基地局を切り換え先として推薦し、現在通信中の基地
局との通信を停止後、連続的なオープンサーチにて受信
する推薦基地局からの制御信号の受信レベルが、前記し
きい値以上であれば、その基地局に対して中断ハンドオ
ーバを行うことを特徴とする。
目的を達成するために、本発明にかかる無線通信端末に
あっては、高速ハンドオーバにおける断続的なオープン
サーチにより受信する複数の制御信号に対応する各周辺
基地局を、受信レベルの大きい順に並べて記憶する切換
先候補記憶手段(後述する実施の形態の候補基地局テー
ブルに相当)と、前記各制御信号に含まれる切り換え先
の候補となる基地局の情報を集計して、その出現回数の
多い順に周辺基地局を並べて記憶する出現回数記憶手段
(推薦基地局テーブルに相当)と、を備え、前記通信状
態の劣化に伴い、前記切換先候補記憶手段および前記出
現回数記憶手段を作成し、前記切換先候補記憶手段に、
ある特定のしきい値以上の受信レベルにて制御信号を送
信した基地局がある場合、その基地局に対して高速ハン
ドオーバを継続して行い、前記基地局がない場合、両方
の記憶手段を比較することにより、前記オープンサーチ
で切り換え先基地局の対象外となった基地局の存在を推
定し、新たに推定された基地局の出現回数が、両方の記
憶手段に含まれる基地局の出現回数より多い場合に、そ
の基地局を切り換え先として推薦し、現在通信中の基地
局との通信を停止後、連続的なオープンサーチにて受信
する推薦基地局からの制御信号の受信レベルが、前記し
きい値以上であれば、その基地局に対して中断ハンドオ
ーバを行うことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、通信状態が劣化し、ハ
ンドオーバの必要が生じた場合、まず、高速ハンドオー
バにおける断続的なオープンサーチを行い、周辺基地局
からの制御信号の受信レべルがある特定のしきい値以上
の基地局を切り換え先の基地局とし、高速ハンドオーバ
を継続する。一方、断続的なオープンサーチの結果、高
速ハンドオーバ可能な基地局がない場合でも、基地局探
索の対象外となった基地局について、その存在の有無を
推定し、存在があると判断された場合には、さらにその
基地局に対して中断ハンドオーバが可能かどうかの判断
を行う。その結果、可能と判断された場合には、中間ハ
ンドオーバにて基地局を切り換える。これにより、一度
基地局探索の対象外となった基地局についても、自動的
に通常の中断ハンドオーバを継続することができるた
め、「端末の付近にハンドオーバ可能な基地局が存在し
ているにもかかわらず、ハンドオーバの実行を不可能と
判断してしまう」、という高速ハンドオーバにおける問
題点を解決することができる。
ンドオーバの必要が生じた場合、まず、高速ハンドオー
バにおける断続的なオープンサーチを行い、周辺基地局
からの制御信号の受信レべルがある特定のしきい値以上
の基地局を切り換え先の基地局とし、高速ハンドオーバ
を継続する。一方、断続的なオープンサーチの結果、高
速ハンドオーバ可能な基地局がない場合でも、基地局探
索の対象外となった基地局について、その存在の有無を
推定し、存在があると判断された場合には、さらにその
基地局に対して中断ハンドオーバが可能かどうかの判断
を行う。その結果、可能と判断された場合には、中間ハ
ンドオーバにて基地局を切り換える。これにより、一度
基地局探索の対象外となった基地局についても、自動的
に通常の中断ハンドオーバを継続することができるた
め、「端末の付近にハンドオーバ可能な基地局が存在し
ているにもかかわらず、ハンドオーバの実行を不可能と
判断してしまう」、という高速ハンドオーバにおける問
題点を解決することができる。
【0021】つぎの発明にかかる無線通信端末におい
て、前記連続的なオープンサーチは、前記推薦基地局か
らの制御信号を受信した時点で即時終了し、その後、た
だちに推薦基地局に対して通信チャネルの確立を行うこ
とを特徴とする。
て、前記連続的なオープンサーチは、前記推薦基地局か
らの制御信号を受信した時点で即時終了し、その後、た
だちに推薦基地局に対して通信チャネルの確立を行うこ
とを特徴とする。
【0022】この発明によれば、端末の通信断の時間
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる。また、通信断時間を短縮できるため、端末
の利便性を向上させることができる。
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる。また、通信断時間を短縮できるため、端末
の利便性を向上させることができる。
【0023】つぎの発明にかかる無線通信端末にあって
は、現在通信中の基地局との通信状態にかかわらず、定
常的に、断続的なオープンサーチを行い、その都度、前
記切換先候補記憶手段および前記出現回数記憶手段を更
新することを特徴とする。
は、現在通信中の基地局との通信状態にかかわらず、定
常的に、断続的なオープンサーチを行い、その都度、前
記切換先候補記憶手段および前記出現回数記憶手段を更
新することを特徴とする。
【0024】この発明によれば、通信に並行したオープ
ンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中断
ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。す
なわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局につ
いても、予め各テーブルを比較することにより、その基
地局を推定しておくことが可能となる。これにより、通
信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる。また、大幅な時間短縮により、端末の利
便性を向上させることができる。
ンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中断
ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。す
なわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局につ
いても、予め各テーブルを比較することにより、その基
地局を推定しておくことが可能となる。これにより、通
信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる。また、大幅な時間短縮により、端末の利
便性を向上させることができる。
【0025】つぎの発明にかかる無線通信端末にあって
は、前記断続的なオープンサーチにより受信する複数の
制御信号に、切り換え先の候補となる基地局の情報が含
まれていない制御信号がある場合、現在通信中の基地局
との間で付随制御チャネルを確立し、その付随制御チャ
ネル、通信中の基地局、および基地局どうしを接続する
固定網、を介して、前記制御信号を送信した基地局か
ら、前記切り換え先の候補となる基地局の情報を受信す
ることを特徴とする。
は、前記断続的なオープンサーチにより受信する複数の
制御信号に、切り換え先の候補となる基地局の情報が含
まれていない制御信号がある場合、現在通信中の基地局
との間で付随制御チャネルを確立し、その付随制御チャ
ネル、通信中の基地局、および基地局どうしを接続する
固定網、を介して、前記制御信号を送信した基地局か
ら、前記切り換え先の候補となる基地局の情報を受信す
ることを特徴とする。
【0026】この発明によれば、制御信号の空きフィー
ルド、および端末と通信中の基地局との間で確立される
双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ時
の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、ハ
ンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断続
的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった基
地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の低
下させずに推定することが可能となる。また、基地局の
推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局
を特定することができない、ということがなくなり、端
末の利便性を大幅に向上させることができる。
ルド、および端末と通信中の基地局との間で確立される
双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ時
の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、ハ
ンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断続
的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった基
地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の低
下させずに推定することが可能となる。また、基地局の
推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局
を特定することができない、ということがなくなり、端
末の利便性を大幅に向上させることができる。
【0027】つぎの発明にかかる基地局にあっては、自
基地局の周辺に存在する切り換え先の候補となりうる基
地局の情報を、制御信号の空きフィールドに含ませ、そ
の制御信号を送信することを特徴とする。
基地局の周辺に存在する切り換え先の候補となりうる基
地局の情報を、制御信号の空きフィールドに含ませ、そ
の制御信号を送信することを特徴とする。
【0028】この発明によれば、自基地局の周辺に存在
する切り換え先の候補となりうる基地局の情報を、制御
信号の空きフィールドに含ませた状態で送信するため、
無線通信端末では、この情報に基づいて切り換え先の基
地局を推定でき、精度の高いハンドオーバを行うことが
できる。
する切り換え先の候補となりうる基地局の情報を、制御
信号の空きフィールドに含ませた状態で送信するため、
無線通信端末では、この情報に基づいて切り換え先の基
地局を推定でき、精度の高いハンドオーバを行うことが
できる。
【0029】つぎの発明にかかる基地局にあっては、現
在通信中の無線通信端末による断続的なオープンサーチ
で、その端末が受信する複数の制御信号に、前記切り換
え先の候補となる基地局の情報が含まれていない制御信
号がある場合、その無線通信端末からの要求で付随制御
チャネルを確立し、基地局どうしを接続する固定網を介
して、前記制御信号を送信した基地局から、前記切り換
え先の候補となる基地局の情報を受け取り、前記確立し
た付随制御チャネルを介して、前記無線通信端末に対し
て前記情報を送信することを特徴とする。
在通信中の無線通信端末による断続的なオープンサーチ
で、その端末が受信する複数の制御信号に、前記切り換
え先の候補となる基地局の情報が含まれていない制御信
号がある場合、その無線通信端末からの要求で付随制御
チャネルを確立し、基地局どうしを接続する固定網を介
して、前記制御信号を送信した基地局から、前記切り換
え先の候補となる基地局の情報を受け取り、前記確立し
た付随制御チャネルを介して、前記無線通信端末に対し
て前記情報を送信することを特徴とする。
【0030】この発明によれば、制御信号の空きフィー
ルド、および端末と通信中の基地局との間で確立される
双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ時
の切り換え先の候補基地局に関する情報を送信する。こ
れにより、無線通信端末では、断続的なオープンサーチ
にて基地局探索の対象外となった基地局に対してハンド
オーバが可能かどうかを、精度の低下させずに推定する
ことが可能となる。また、基地局の推定精度が低いこと
が原因でハンドオーバ可能な基地局を特定することがで
きない、ということがなくなり、端末の利便性を大幅に
向上させることができる。
ルド、および端末と通信中の基地局との間で確立される
双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ時
の切り換え先の候補基地局に関する情報を送信する。こ
れにより、無線通信端末では、断続的なオープンサーチ
にて基地局探索の対象外となった基地局に対してハンド
オーバが可能かどうかを、精度の低下させずに推定する
ことが可能となる。また、基地局の推定精度が低いこと
が原因でハンドオーバ可能な基地局を特定することがで
きない、ということがなくなり、端末の利便性を大幅に
向上させることができる。
【0031】つぎの発明にかかるハンドオーバ方法にあ
っては、通信中の無線通信端末にて通信状態の劣化を検
出(後述する実施の形態のステップS1)後、高速ハン
ドオーバにおける断続的なオープンサーチにより受信す
る複数の制御信号に対応する各周辺基地局を、受信レベ
ルの大きい順に並べて記憶する切換先候補記憶ステップ
(ステップS3に相当)と、前記各制御信号に含まれる
切り換え先の候補となる基地局の情報を集計して、その
出現回数の多い順に周辺基地局を並べて記憶する出現回
数記憶ステップ(ステップS4に相当)と、前記切換先
候補記憶ステップにて記憶された基地局のなかに、ある
特定のしきい値以上の受信レベルにて制御信号を送信し
た基地局がある場合、その基地局に対して高速ハンドオ
ーバを継続して行う第1の基地局切換ステップ(ステッ
プS5,ステップS6に相当)と、前記基地局がない場
合、両方の記憶ステップにて記憶された基地局を比較す
ることにより、前記オープンサーチで切り換え先基地局
の対象外となった基地局の存在を推定する推定ステップ
(ステップS7に相当)と、新たに推定された基地局の
出現回数が、両方の記憶ステップにて記憶された基地局
の出現回数より多い場合に、その基地局を切り換え先と
して推薦する推薦ステップ(ステップS8に相当)と、
現在通信中の基地局との通信を停止後、連続的なオープ
ンサーチにて受信する推薦基地局からの制御信号の受信
レベルが、前記しきい値以上であれば、その基地局に対
して中断ハンドオーバを行う第2の基地局切換ステップ
(ステップ9〜ステップS12に相当)と、を含むこと
を特徴とする。
っては、通信中の無線通信端末にて通信状態の劣化を検
出(後述する実施の形態のステップS1)後、高速ハン
ドオーバにおける断続的なオープンサーチにより受信す
る複数の制御信号に対応する各周辺基地局を、受信レベ
ルの大きい順に並べて記憶する切換先候補記憶ステップ
(ステップS3に相当)と、前記各制御信号に含まれる
切り換え先の候補となる基地局の情報を集計して、その
出現回数の多い順に周辺基地局を並べて記憶する出現回
数記憶ステップ(ステップS4に相当)と、前記切換先
候補記憶ステップにて記憶された基地局のなかに、ある
特定のしきい値以上の受信レベルにて制御信号を送信し
た基地局がある場合、その基地局に対して高速ハンドオ
ーバを継続して行う第1の基地局切換ステップ(ステッ
プS5,ステップS6に相当)と、前記基地局がない場
合、両方の記憶ステップにて記憶された基地局を比較す
ることにより、前記オープンサーチで切り換え先基地局
の対象外となった基地局の存在を推定する推定ステップ
(ステップS7に相当)と、新たに推定された基地局の
出現回数が、両方の記憶ステップにて記憶された基地局
の出現回数より多い場合に、その基地局を切り換え先と
して推薦する推薦ステップ(ステップS8に相当)と、
現在通信中の基地局との通信を停止後、連続的なオープ
ンサーチにて受信する推薦基地局からの制御信号の受信
レベルが、前記しきい値以上であれば、その基地局に対
して中断ハンドオーバを行う第2の基地局切換ステップ
(ステップ9〜ステップS12に相当)と、を含むこと
を特徴とする。
【0032】この発明によれば、通信状態が劣化し、ハ
ンドオーバの必要が生じた場合、まず、高速ハンドオー
バにおける断続的なオープンサーチを行い、周辺基地局
からの制御信号の受信レべルがある特定のしきい値以上
の基地局を切り換え先の基地局とし、高速ハンドオーバ
を継続する。一方、断続的なオープンサーチの結果、高
速ハンドオーバ可能な基地局がない場合でも、基地局探
索の対象外となった基地局について、その存在の有無を
推定し、存在があると判断された場合には、さらにその
基地局に対して中断ハンドオーバが可能かどうかの判断
を行う。その結果、可能と判断された場合には、中間ハ
ンドオーバにて基地局を切り換える。これにより、一度
基地局探索の対象外となった基地局についても、自動的
に通常の中断ハンドオーバを継続することができるた
め、「端末の付近にハンドオーバ可能な基地局が存在し
ているにもかかわらず、ハンドオーバの実行を不可能と
判断してしまう」、という高速ハンドオーバにおける問
題点を解決することができる。
ンドオーバの必要が生じた場合、まず、高速ハンドオー
バにおける断続的なオープンサーチを行い、周辺基地局
からの制御信号の受信レべルがある特定のしきい値以上
の基地局を切り換え先の基地局とし、高速ハンドオーバ
を継続する。一方、断続的なオープンサーチの結果、高
速ハンドオーバ可能な基地局がない場合でも、基地局探
索の対象外となった基地局について、その存在の有無を
推定し、存在があると判断された場合には、さらにその
基地局に対して中断ハンドオーバが可能かどうかの判断
を行う。その結果、可能と判断された場合には、中間ハ
ンドオーバにて基地局を切り換える。これにより、一度
基地局探索の対象外となった基地局についても、自動的
に通常の中断ハンドオーバを継続することができるた
め、「端末の付近にハンドオーバ可能な基地局が存在し
ているにもかかわらず、ハンドオーバの実行を不可能と
判断してしまう」、という高速ハンドオーバにおける問
題点を解決することができる。
【0033】つぎの発明にかかるハンドオーバ方法にお
いて、前記第2の基地局切換ステップでは、前記連続的
なオープンサーチを、前記推薦基地局からの制御信号を
受信した時点で即時終了し、その後、ただちに推薦基地
局に対して通信チャネルの確立を行うことを特徴とす
る。
いて、前記第2の基地局切換ステップでは、前記連続的
なオープンサーチを、前記推薦基地局からの制御信号を
受信した時点で即時終了し、その後、ただちに推薦基地
局に対して通信チャネルの確立を行うことを特徴とす
る。
【0034】この発明によれば、端末の通信断の時間
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる。また、通信断時間を短縮できるため、端末
の利便性を向上させることができる。
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる。また、通信断時間を短縮できるため、端末
の利便性を向上させることができる。
【0035】つぎの発明にかかるハンドオーバ方法にあ
っては、前記切換先候補記憶ステップおよび前記出現回
数記憶ステップに置き換えて、現在通信中の基地局との
通信状態にかかわらず、定常的に、断続的なオープンサ
ーチを行い(後述する実施の形態のステップS21に相
当)、その都度、受信する複数の制御信号に対応する各
周辺基地局を受信レベルの大きい順に並べて記憶し、さ
らに、各制御信号に含まれる切り換え先の候補となる基
地局の情報を集計して、その出現回数の多い順に周辺基
地局を並べて記憶することを特徴とする。
っては、前記切換先候補記憶ステップおよび前記出現回
数記憶ステップに置き換えて、現在通信中の基地局との
通信状態にかかわらず、定常的に、断続的なオープンサ
ーチを行い(後述する実施の形態のステップS21に相
当)、その都度、受信する複数の制御信号に対応する各
周辺基地局を受信レベルの大きい順に並べて記憶し、さ
らに、各制御信号に含まれる切り換え先の候補となる基
地局の情報を集計して、その出現回数の多い順に周辺基
地局を並べて記憶することを特徴とする。
【0036】この発明によれば、通信に並行したオープ
ンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中断
ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。す
なわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局につ
いても、予め各テーブルを比較することにより、その基
地局を推定しておくことが可能となる。これにより、通
信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる。また、大幅な時間短縮により、端末の利
便性を向上させることができる。
ンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中断
ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。す
なわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局につ
いても、予め各テーブルを比較することにより、その基
地局を推定しておくことが可能となる。これにより、通
信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる。また、大幅な時間短縮により、端末の利
便性を向上させることができる。
【0037】つぎの発明にかかるハンドオーバ方法にあ
っては、前記断続的なオープンサーチにより受信する複
数の制御信号に、切り換え先の候補となる基地局の情報
が含まれていない制御信号がある場合、現在通信中の基
地局との間で付随制御チャネルを確立し、その付随制御
チャネル、通信中の基地局、および基地局どうしを接続
する固定網、を介して、前記制御信号を送信した基地局
から、前記切り換え先の候補となる基地局の情報を受信
することを特徴とする。
っては、前記断続的なオープンサーチにより受信する複
数の制御信号に、切り換え先の候補となる基地局の情報
が含まれていない制御信号がある場合、現在通信中の基
地局との間で付随制御チャネルを確立し、その付随制御
チャネル、通信中の基地局、および基地局どうしを接続
する固定網、を介して、前記制御信号を送信した基地局
から、前記切り換え先の候補となる基地局の情報を受信
することを特徴とする。
【0038】この発明によれば、制御信号の空きフィー
ルド、および端末と通信中の基地局との間で確立される
双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ時
の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、ハ
ンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断続
的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった基
地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の低
下させずに推定することが可能となる。また、基地局の
推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局
を特定することができない、ということがなくなり、端
末の利便性を大幅に向上させることができる。
ルド、および端末と通信中の基地局との間で確立される
双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ時
の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、ハ
ンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断続
的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった基
地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の低
下させずに推定することが可能となる。また、基地局の
推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局
を特定することができない、ということがなくなり、端
末の利便性を大幅に向上させることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる無線通信
端末および基地局ならびにハンドオーバ方法の実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の
形態によりこの発明が限定されるものではない。
端末および基地局ならびにハンドオーバ方法の実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の
形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0040】実施の形態1.図1は、本発明にかかる無
線通信システムの動作環境、すなわち、無線通信端末
(以降、単に端末と呼ぶ)および基地局の実施の形態1
の動作環境を示す図である。図1において、1〜8は基
地局(図示のCSに相当)であり、1a〜8aはそれぞ
れ基地局1〜基地局8が構成する無線ゾーンであり、9
は基地局1〜基地局8の近傍に存在する移動可能な端末
(図示のPSに相当)である。なお、図1おいて、本発
明にかかる端末9は、TDMA方式を採用する無線通信
システムにて、基地局1〜基地局8との通信を可能とす
る。
線通信システムの動作環境、すなわち、無線通信端末
(以降、単に端末と呼ぶ)および基地局の実施の形態1
の動作環境を示す図である。図1において、1〜8は基
地局(図示のCSに相当)であり、1a〜8aはそれぞ
れ基地局1〜基地局8が構成する無線ゾーンであり、9
は基地局1〜基地局8の近傍に存在する移動可能な端末
(図示のPSに相当)である。なお、図1おいて、本発
明にかかる端末9は、TDMA方式を採用する無線通信
システムにて、基地局1〜基地局8との通信を可能とす
る。
【0041】また、図1において、各基地局には、図2
に示すような基地局識別符号が割り振られており、その
基地局識別符号は、これらの基地局が送信する制御信号
に挿入されている。図2は、前記送受信される基地局識
別符号のうち、たとえば、第2世代コードレス電話シス
テム標準規格(RCR−STD28)第3版で示されて
いるPHS(Personal Handy-Phone System)にて送受
信される基地局識別符号の具体的な一例を示す図であ
る。
に示すような基地局識別符号が割り振られており、その
基地局識別符号は、これらの基地局が送信する制御信号
に挿入されている。図2は、前記送受信される基地局識
別符号のうち、たとえば、第2世代コードレス電話シス
テム標準規格(RCR−STD28)第3版で示されて
いるPHS(Personal Handy-Phone System)にて送受
信される基地局識別符号の具体的な一例を示す図であ
る。
【0042】図2に示すように、基地局識別符号には、
たとえば、通信事業者を特定する事業者識別符号(9b
it)、基地局が属する一斉呼び出しエリアを特定する
一斉呼び出しエリア番号(16bit)、基地局を一局
毎に特定する付加ID(17bit)等の情報が含まれ
ている。従って、これらの情報を受信する端末では、こ
の基地局識別符に基づいて各基地局を特定している。
たとえば、通信事業者を特定する事業者識別符号(9b
it)、基地局が属する一斉呼び出しエリアを特定する
一斉呼び出しエリア番号(16bit)、基地局を一局
毎に特定する付加ID(17bit)等の情報が含まれ
ている。従って、これらの情報を受信する端末では、こ
の基地局識別符に基づいて各基地局を特定している。
【0043】上記のように構成される無線通信システム
において、各基地局は、自局の周辺に存在する複数の基
地局を把握しており、それらの基地局をハンドオーバ時
の切り換え先の候補として記憶している。すなわち、図
1において、基地局1は、隣接する基地局2,基地局
3,基地局4,基地局8,基地局5,基地局7をハンド
オーバ時の切り換え先の候補(図示の隣接基地局リスト
に相当)として記憶している。そして、通信中の端末9
がハンドオーバを行う際に基地局から送信される制御信
号には、その基地局の周辺に存在するハンドオーバ先の
候補、すなわち、隣接基地局リストに記憶された基地
局、の情報が含まれている。なお、ハンドオーバ時にお
ける切り換え先の基地局の情報は、たとえば、前述した
図2の基地局識別符号の付加IDを使用して送受信され
る。
において、各基地局は、自局の周辺に存在する複数の基
地局を把握しており、それらの基地局をハンドオーバ時
の切り換え先の候補として記憶している。すなわち、図
1において、基地局1は、隣接する基地局2,基地局
3,基地局4,基地局8,基地局5,基地局7をハンド
オーバ時の切り換え先の候補(図示の隣接基地局リスト
に相当)として記憶している。そして、通信中の端末9
がハンドオーバを行う際に基地局から送信される制御信
号には、その基地局の周辺に存在するハンドオーバ先の
候補、すなわち、隣接基地局リストに記憶された基地
局、の情報が含まれている。なお、ハンドオーバ時にお
ける切り換え先の基地局の情報は、たとえば、前述した
図2の基地局識別符号の付加IDを使用して送受信され
る。
【0044】具体的にいうと、PHSにおいて、基地局
が物理制御チャネル上に送信する制御信号には、たとえ
ば、報知情報を通知するBCCH(Broadcasting Contr
ol Channel:報知チャネル)、端末に向け着呼を通知す
るPCH(Paging Channel:一斉呼び出しチャネル)、
特定の端末および基地局間で呼接続に必要な情報を転送
するのに使用するSCCH(Signaling Control Channe
l:共通双方向制御チャネル)が含まれるが、ハンドオ
ーバ時の切り換え先の候補となる基地局情報は、これら
のチャネルの空きフィールドに挿入して基地局から送信
される。
が物理制御チャネル上に送信する制御信号には、たとえ
ば、報知情報を通知するBCCH(Broadcasting Contr
ol Channel:報知チャネル)、端末に向け着呼を通知す
るPCH(Paging Channel:一斉呼び出しチャネル)、
特定の端末および基地局間で呼接続に必要な情報を転送
するのに使用するSCCH(Signaling Control Channe
l:共通双方向制御チャネル)が含まれるが、ハンドオ
ーバ時の切り換え先の候補となる基地局情報は、これら
のチャネルの空きフィールドに挿入して基地局から送信
される。
【0045】図3は、PCHに切り換え先の基地局の情
報を挿入した場合のフィールドフォーマットの例であ
る。PHSでは、端末に通知する着呼情報がない場合
に、その着呼情報のフィールドを空き状態にしたアイド
ルPCHの送信を行っている。従って、ここでは、この
アイドルPCHに、「隣接基地局情報」として、切り換
え先の基地局の情報である基地局3局分の付加ID、を
挿入する。
報を挿入した場合のフィールドフォーマットの例であ
る。PHSでは、端末に通知する着呼情報がない場合
に、その着呼情報のフィールドを空き状態にしたアイド
ルPCHの送信を行っている。従って、ここでは、この
アイドルPCHに、「隣接基地局情報」として、切り換
え先の基地局の情報である基地局3局分の付加ID、を
挿入する。
【0046】図4は、SCCHに切り換え先の基地局の
情報を挿入した場合のフィールドフォーマットの例であ
る。PHSでは、端末との呼接続に必要な情報がない場
合に、その呼接続に関する情報のフィールドを空き状態
にしたアイドルSCCHの送信を行っている。従って、
ここでは、このアイドルSCCHに、「隣接基地局情
報」として、切り換え先の基地局の情報である基地局1
局分の付加ID、を挿入する。なお、図示はしていない
が、BCCHの空きフィールドに、切り換え先の候補と
なる基地局の情報である隣接基地局の付加IDを挿入す
ることもできる。
情報を挿入した場合のフィールドフォーマットの例であ
る。PHSでは、端末との呼接続に必要な情報がない場
合に、その呼接続に関する情報のフィールドを空き状態
にしたアイドルSCCHの送信を行っている。従って、
ここでは、このアイドルSCCHに、「隣接基地局情
報」として、切り換え先の基地局の情報である基地局1
局分の付加ID、を挿入する。なお、図示はしていない
が、BCCHの空きフィールドに、切り換え先の候補と
なる基地局の情報である隣接基地局の付加IDを挿入す
ることもできる。
【0047】つぎに、上記無線通信システムを構成する
端末および基地局におけるハンドオーバの処理について
説明する。図5は、本発明にかかる端末のハンドオーバ
時の処理を示す実施の形態1のフローチャートである。
以下、図1に示す端末9のハンドオーバ時の処理を、図
5に従って詳細に説明する。
端末および基地局におけるハンドオーバの処理について
説明する。図5は、本発明にかかる端末のハンドオーバ
時の処理を示す実施の形態1のフローチャートである。
以下、図1に示す端末9のハンドオーバ時の処理を、図
5に従って詳細に説明する。
【0048】端末9が、たとえば、Point(1)で
示される地点で、基地局1と通信を行っている場合、端
末9と基地局1の通信状態は、Point(1)が基地
局1の無線ゾーンである1aの外部となるため劣化す
る。このとき、端末9にて通信状態の劣化を検出すると
(ステップS1)、端末9では、基地局1との通信を維
持した状態で、高速ハンドオーバを開始する。
示される地点で、基地局1と通信を行っている場合、端
末9と基地局1の通信状態は、Point(1)が基地
局1の無線ゾーンである1aの外部となるため劣化す
る。このとき、端末9にて通信状態の劣化を検出すると
(ステップS1)、端末9では、基地局1との通信を維
持した状態で、高速ハンドオーバを開始する。
【0049】まず、端末9は、断続的なオープンサーチ
を行い、基地局探索の処理を行う(ステップS2)。こ
こで、ハンドオーバに伴う上記オープンサーチについて
説明する。図6は、端末9のハンドオーバに伴う上記オ
ープンサーチの動作を示すタイミングチャートである。
端末9では、通信状態の劣化を検出した場合、TDMA
タイムスロットの空き時間を使用して、断続的に、オー
プンサーチを行い、周辺基地局の制御信号を受信する。
なお、図6において、c(1)〜c(8)は、それぞれ
基地局1〜基地局8が送信した制御信号を示すものであ
る。
を行い、基地局探索の処理を行う(ステップS2)。こ
こで、ハンドオーバに伴う上記オープンサーチについて
説明する。図6は、端末9のハンドオーバに伴う上記オ
ープンサーチの動作を示すタイミングチャートである。
端末9では、通信状態の劣化を検出した場合、TDMA
タイムスロットの空き時間を使用して、断続的に、オー
プンサーチを行い、周辺基地局の制御信号を受信する。
なお、図6において、c(1)〜c(8)は、それぞれ
基地局1〜基地局8が送信した制御信号を示すものであ
る。
【0050】このとき、端末9では、図6の網掛け部分
で示される期間でだけ、オープンサーチを行っており、
図6に示す例では、制御信号c(1)〜c(8)のう
ち、c(1)〜c(3)、およびc(5)〜c(7)に
ついては受信可能であるが、c(4),c(8)につい
ては、従来技術にて説明したとおり、受信できていな
い。従って、網掛け部分を外れるCS4およびCS8に
ついては、ここでは、基地局探索の対象外となる。
で示される期間でだけ、オープンサーチを行っており、
図6に示す例では、制御信号c(1)〜c(8)のう
ち、c(1)〜c(3)、およびc(5)〜c(7)に
ついては受信可能であるが、c(4),c(8)につい
ては、従来技術にて説明したとおり、受信できていな
い。従って、網掛け部分を外れるCS4およびCS8に
ついては、ここでは、基地局探索の対象外となる。
【0051】つぎに、上記断続的なオープンサーチによ
り周辺基地局の制御信号を受信した端末9は、これらの
制御信号に基づいて、候補基地局テーブルおよび推薦基
地局テーブルを作成する(ステップS3,ステップS
4)。たとえば、図7は、制御信号の受信レベルを示す
グラフである。図示のL(1)〜L(8)は、それぞれ
Point(1)におけるc(1)〜c(8)の受信レ
ベルを示している。このように、端末9では、断続的な
オープンサーチで受信できたc(1)〜c(3),c
(5)〜c(6)についてだけ受信レベルを測定し、こ
の受信レベルに従って候補となる基地局の並べ替えを行
い、その結果を候補基地局テーブルとして保存する(ス
テップS3)。
り周辺基地局の制御信号を受信した端末9は、これらの
制御信号に基づいて、候補基地局テーブルおよび推薦基
地局テーブルを作成する(ステップS3,ステップS
4)。たとえば、図7は、制御信号の受信レベルを示す
グラフである。図示のL(1)〜L(8)は、それぞれ
Point(1)におけるc(1)〜c(8)の受信レ
ベルを示している。このように、端末9では、断続的な
オープンサーチで受信できたc(1)〜c(3),c
(5)〜c(6)についてだけ受信レベルを測定し、こ
の受信レベルに従って候補となる基地局の並べ替えを行
い、その結果を候補基地局テーブルとして保存する(ス
テップS3)。
【0052】図8は、上記候補基地局テーブルの一例で
ある。このように、断続的なオープンサーチで制御信号
の受信ができなかった基地局4および基地局8は、候補
基地局テーブルに含まれていない。また、本実施の形態
では、候補基地局テーブルに保存されている基地局のう
ち、制御信号の受信レベルがある特定のしきい値以上の
場合にだけ、高速ハンドオーバの対象となる。従って、
この例では、c(1)だけがしきい値を超えているの
で、端末9が現在通信中の基地局1を除外すると、ハン
ドオーバ時の切り換え先の候補基地局が存在しないこと
になる。
ある。このように、断続的なオープンサーチで制御信号
の受信ができなかった基地局4および基地局8は、候補
基地局テーブルに含まれていない。また、本実施の形態
では、候補基地局テーブルに保存されている基地局のう
ち、制御信号の受信レベルがある特定のしきい値以上の
場合にだけ、高速ハンドオーバの対象となる。従って、
この例では、c(1)だけがしきい値を超えているの
で、端末9が現在通信中の基地局1を除外すると、ハン
ドオーバ時の切り換え先の候補基地局が存在しないこと
になる。
【0053】また、図9は、推薦基地局テーブルを作成
するための方法を示す図である。ここでは、端末9が、
断続的なオープンサーチで受信した制御信号に含まれて
いる、切り換え先の候補となる基地局に関するすべての
情報を集計し、その集計結果に基づいて、候補基地局テ
ーブルを作成する(ステップS4)。具体的にいうと、
たとえば、端末9では、高速ハンドオーバにおける断続
的なオープンサーチにおいて、複数の制御信号(図示の
c(1)〜c(3),c(5)〜c(7)に相当)を受
信する。
するための方法を示す図である。ここでは、端末9が、
断続的なオープンサーチで受信した制御信号に含まれて
いる、切り換え先の候補となる基地局に関するすべての
情報を集計し、その集計結果に基づいて、候補基地局テ
ーブルを作成する(ステップS4)。具体的にいうと、
たとえば、端末9では、高速ハンドオーバにおける断続
的なオープンサーチにおいて、複数の制御信号(図示の
c(1)〜c(3),c(5)〜c(7)に相当)を受
信する。
【0054】そして、これらの制御信号には、切り換え
先の候補となる基地局に関する情報が含まれているため
(たとえば、c(1)には、図9に示すとおり、基地局
2,基地局4および基地局8の情報が含まれている)、
端末9では、これらの情報を集計して、基地局と、その
基地局の出現回数と、を関連付けて、さらに、出現回数
に従って候補となる基地局の並べ替えを行い、それを推
薦基地局テーブルに記憶する。
先の候補となる基地局に関する情報が含まれているため
(たとえば、c(1)には、図9に示すとおり、基地局
2,基地局4および基地局8の情報が含まれている)、
端末9では、これらの情報を集計して、基地局と、その
基地局の出現回数と、を関連付けて、さらに、出現回数
に従って候補となる基地局の並べ替えを行い、それを推
薦基地局テーブルに記憶する。
【0055】なお、推薦基地局テーブル内の出現回数の
多い基地局については、端末9の付近に存在し、ハンド
オーバ時の切り換え先の基地局として有力な候補である
可能性が高い。従って、図9に示す例では、基地局8,
基地局1,基地局4,基地局2,…の順に、端末9の付
近にある、と推定することができる。逆に、出現回数の
低い基地局5については、端末9の付近に存在している
可能性が低い、と判断できる。
多い基地局については、端末9の付近に存在し、ハンド
オーバ時の切り換え先の基地局として有力な候補である
可能性が高い。従って、図9に示す例では、基地局8,
基地局1,基地局4,基地局2,…の順に、端末9の付
近にある、と推定することができる。逆に、出現回数の
低い基地局5については、端末9の付近に存在している
可能性が低い、と判断できる。
【0056】つぎに、端末9では、前述した候補基地局
テーブルの内容に基づいて、ハンドオーバー可能な基地
局があるかどうかを判断する(ステップS5)。たとえ
ば、ハンドオーバ可能な基地局がある場合(ステップS
5,YES)には、高速ハンドオーバを継続し、たとえ
ば、先に説明した図14の手順で、通信中の基地局との
通信を停止し、その後、切り換え先の基地局と通信を再
開する(ステップS6)。
テーブルの内容に基づいて、ハンドオーバー可能な基地
局があるかどうかを判断する(ステップS5)。たとえ
ば、ハンドオーバ可能な基地局がある場合(ステップS
5,YES)には、高速ハンドオーバを継続し、たとえ
ば、先に説明した図14の手順で、通信中の基地局との
通信を停止し、その後、切り換え先の基地局と通信を再
開する(ステップS6)。
【0057】一方、候補基地局テーブルにハンドオーバ
可能な基地局がない場合(ステップS5)には、高速ハ
ンドオーバができないと判断し、今度は、推薦基地局テ
ーブルおよび候補基地局テーブルの内容を比較すること
により、断続的なオープンサーチの結果、基地局探索の
対象外となった基地局の存在の有無を確認する(ステッ
プS7)。具体的にいうと、たとえば、図8および図9
の例では、候補基地局テーブルに保存されていない基地
局4と基地局8が推薦基地局テーブルに存在することか
ら、これらの基地局が、基地局探索の対象外であったこ
とが認識できる。
可能な基地局がない場合(ステップS5)には、高速ハ
ンドオーバができないと判断し、今度は、推薦基地局テ
ーブルおよび候補基地局テーブルの内容を比較すること
により、断続的なオープンサーチの結果、基地局探索の
対象外となった基地局の存在の有無を確認する(ステッ
プS7)。具体的にいうと、たとえば、図8および図9
の例では、候補基地局テーブルに保存されていない基地
局4と基地局8が推薦基地局テーブルに存在することか
ら、これらの基地局が、基地局探索の対象外であったこ
とが認識できる。
【0058】その結果、基地局探索の対象外となった基
地局の存在がない場合(ステップS8,No)、端末9
は、現在通信中の基地局との通信が維持できるかどうか
を判断し(ステップS13)、通信が維持できない場合
(ステップS13,No)は、その通信を停止する(ス
テップS15)。すなわち、通話ができなくなる。一
方、通信が維持できる場合(ステップS13,Yes)
には、そのまま、現在通信中の基地局との間で通信を継
続する(ステップS14)。
地局の存在がない場合(ステップS8,No)、端末9
は、現在通信中の基地局との通信が維持できるかどうか
を判断し(ステップS13)、通信が維持できない場合
(ステップS13,No)は、その通信を停止する(ス
テップS15)。すなわち、通話ができなくなる。一
方、通信が維持できる場合(ステップS13,Yes)
には、そのまま、現在通信中の基地局との間で通信を継
続する(ステップS14)。
【0059】具体的にいうと、たとえば、図10に示す
ように、point(2)において通信状態が劣化した
場合、端末9は、ハンドオーバを行うために、前述した
候補基地局テーブルに対して、周辺基地局である基地局
1と基地局2の制御信号を受信レベル順に記憶する。こ
の例では、基地局1の受信レベルがもっとも高いことが
わかる。一方、前述推薦基地局テーブルには、たとえ
ば、基地局1および基地局2だけが記憶されているとす
る。しかし、このような場合には、端末9では、周囲に
ハンドオーバ可能な基地局がないと判断して(ステップ
S8,No)、そのまま、基地局1との通信を継続する
か(ステップS14)、もしくは、基地局1との通信を
停止する(ステップS15)。
ように、point(2)において通信状態が劣化した
場合、端末9は、ハンドオーバを行うために、前述した
候補基地局テーブルに対して、周辺基地局である基地局
1と基地局2の制御信号を受信レベル順に記憶する。こ
の例では、基地局1の受信レベルがもっとも高いことが
わかる。一方、前述推薦基地局テーブルには、たとえ
ば、基地局1および基地局2だけが記憶されているとす
る。しかし、このような場合には、端末9では、周囲に
ハンドオーバ可能な基地局がないと判断して(ステップ
S8,No)、そのまま、基地局1との通信を継続する
か(ステップS14)、もしくは、基地局1との通信を
停止する(ステップS15)。
【0060】また、ステップS7の処理において、基地
局探索の対象外となった基地局の存在はあるが、ハンド
オーバ可能な基地局の推薦がない場合(ステップS8,
No)、端末9は、上記と同様に、現在通信中の基地局
との通信が維持できるかどうかを判断し(ステップS1
3)、通信が維持できない場合(ステップS13,N
o)は、その通信を停止する(ステップS15)。すな
わち、通話ができなくなる。一方、通信が維持できる場
合(ステップS13,Yes)には、そのまま、現在通
信中の基地局との間で通信を継続する(ステップS1
4)。
局探索の対象外となった基地局の存在はあるが、ハンド
オーバ可能な基地局の推薦がない場合(ステップS8,
No)、端末9は、上記と同様に、現在通信中の基地局
との通信が維持できるかどうかを判断し(ステップS1
3)、通信が維持できない場合(ステップS13,N
o)は、その通信を停止する(ステップS15)。すな
わち、通話ができなくなる。一方、通信が維持できる場
合(ステップS13,Yes)には、そのまま、現在通
信中の基地局との間で通信を継続する(ステップS1
4)。
【0061】また、ステップS7の処理において、基地
局探索の対象外となった基地局の存在があると判断さ
れ、さらに、ハンドオーバ可能な基地局の推薦がある場
合(ステップS8,Yes)に、端末9は、現在通信中
の基地局との通信を停止して(ステップS9)、今度
は、連続オープンサーチによる基地局探索を行う(ステ
ップS10)。なお、ハンドオーバ可能な基地局の推薦
があるかどうかの判断は、前述した推薦基地局テーブル
に基づいて行われる。
局探索の対象外となった基地局の存在があると判断さ
れ、さらに、ハンドオーバ可能な基地局の推薦がある場
合(ステップS8,Yes)に、端末9は、現在通信中
の基地局との通信を停止して(ステップS9)、今度
は、連続オープンサーチによる基地局探索を行う(ステ
ップS10)。なお、ハンドオーバ可能な基地局の推薦
があるかどうかの判断は、前述した推薦基地局テーブル
に基づいて行われる。
【0062】具体的にいうと、たとえば、各テーブルが
図8および図9の場合、まず、推薦基地局テーブルにお
ける、基地局8の出現回数と、推薦基地局テーブルと候
補基地局テーブルの両方に含まれている基地局(基地局
1,基地局2,基地局7等)の出現回数と、を比較す
る。この例では、基地局8の出現回数が、基地局1、基
地局2,および基地局7の出現回数よりも多いことがわ
かる。これにより、推薦基地局テーブルに含まれる基地
局の中でも、基地局8は、端末9の付近に存在している
可能性が高く、仮に基地局8の制御信号が断続的なオー
プンサーチで受信されていた場合には、ハンドオーバ時
の切り換え先として、充分な受信レベルであった、と推
定することができる。従って、この例では、基地局8
は、ハンドオーバ先の有力な候補として、推薦できる。
図8および図9の場合、まず、推薦基地局テーブルにお
ける、基地局8の出現回数と、推薦基地局テーブルと候
補基地局テーブルの両方に含まれている基地局(基地局
1,基地局2,基地局7等)の出現回数と、を比較す
る。この例では、基地局8の出現回数が、基地局1、基
地局2,および基地局7の出現回数よりも多いことがわ
かる。これにより、推薦基地局テーブルに含まれる基地
局の中でも、基地局8は、端末9の付近に存在している
可能性が高く、仮に基地局8の制御信号が断続的なオー
プンサーチで受信されていた場合には、ハンドオーバ時
の切り換え先として、充分な受信レベルであった、と推
定することができる。従って、この例では、基地局8
は、ハンドオーバ先の有力な候補として、推薦できる。
【0063】つぎに、端末9では、推薦基地局テーブル
における、基地局4の出現回数と、推薦基地局テーブル
と候補基地局テーブルの両方に含まれている基地局(基
地局1,基地局2,基地局7等)の出現回数と、を比較
する。この例では、基地局4の出現回数が、受信レベル
がハンドオーバに充分でない基地局2と同じであること
がわかる。これにより、基地局4は、端末9の付近に存
在している可能性が低く、仮に基地局4の制御信号が断
続的なオープンサーチで受信されていた場合でも、ハン
ドオーバ時の切り換え先として、充分な受信レベルでは
ない、と推定することができる。従って、この例では、
基地局4は、ハンドオーバ先の有力な候補として、推薦
できない。
における、基地局4の出現回数と、推薦基地局テーブル
と候補基地局テーブルの両方に含まれている基地局(基
地局1,基地局2,基地局7等)の出現回数と、を比較
する。この例では、基地局4の出現回数が、受信レベル
がハンドオーバに充分でない基地局2と同じであること
がわかる。これにより、基地局4は、端末9の付近に存
在している可能性が低く、仮に基地局4の制御信号が断
続的なオープンサーチで受信されていた場合でも、ハン
ドオーバ時の切り換え先として、充分な受信レベルでは
ない、と推定することができる。従って、この例では、
基地局4は、ハンドオーバ先の有力な候補として、推薦
できない。
【0064】つぎに、ステップS10の処理により、連
続オープンサーチによる基地局探索が行われ、それらの
基地局がハンドオーバー可能な基地局でないと判断され
た場合(ステップS11,No)、端末9では、現在通
信中の基地局との通信が維持できるかどうかを判断し
(ステップS13)、通信が維持できない場合(ステッ
プS13,No)は、その通信を停止する(ステップS
15)。すなわち、通話ができなくなる。一方、通信が
維持できる場合(ステップS13,Yes)には、その
まま、現在通信中の基地局との間で通信を継続する(ス
テップS14)。
続オープンサーチによる基地局探索が行われ、それらの
基地局がハンドオーバー可能な基地局でないと判断され
た場合(ステップS11,No)、端末9では、現在通
信中の基地局との通信が維持できるかどうかを判断し
(ステップS13)、通信が維持できない場合(ステッ
プS13,No)は、その通信を停止する(ステップS
15)。すなわち、通話ができなくなる。一方、通信が
維持できる場合(ステップS13,Yes)には、その
まま、現在通信中の基地局との間で通信を継続する(ス
テップS14)。
【0065】一方、それらの基地局がハンドオーバー可
能な基地局であると判断された場合(ステップS11,
Yes)、端末9では、中断ハンドオーバ継続し、たと
えば、先に説明した図14の手順で、切り換え先の基地
局と通信を再開する(ステップS12)。
能な基地局であると判断された場合(ステップS11,
Yes)、端末9では、中断ハンドオーバ継続し、たと
えば、先に説明した図14の手順で、切り換え先の基地
局と通信を再開する(ステップS12)。
【0066】以上のように、本発明によれば、通信状態
が劣化し、ハンドオーバの必要が生じた場合、まず、高
速ハンドオーバにおける断続的なオープンサーチを行
い、周辺基地局からの制御信号の受信レべルが最も高い
(ある特定のしきい値以上)基地局を切り換え先の基地
局とし、高速ハンドオーバを継続する。一方、断続的な
オープンサーチの結果、高速ハンドオーバ可能な基地局
がない場合でも、基地局探索の対象外となった基地局に
ついてその存在の有無を推定し、存在があると判断され
た場合には、さらにその基地局に対して中断ハンドオー
バが可能かどうかの判断を行い、その結果、可能と判断
された場合には、中間ハンドオーバにて基地局を切り換
えることができる。
が劣化し、ハンドオーバの必要が生じた場合、まず、高
速ハンドオーバにおける断続的なオープンサーチを行
い、周辺基地局からの制御信号の受信レべルが最も高い
(ある特定のしきい値以上)基地局を切り換え先の基地
局とし、高速ハンドオーバを継続する。一方、断続的な
オープンサーチの結果、高速ハンドオーバ可能な基地局
がない場合でも、基地局探索の対象外となった基地局に
ついてその存在の有無を推定し、存在があると判断され
た場合には、さらにその基地局に対して中断ハンドオー
バが可能かどうかの判断を行い、その結果、可能と判断
された場合には、中間ハンドオーバにて基地局を切り換
えることができる。
【0067】これにより、端末では、一度基地局探索の
対象外となった基地局についても、自動的に通常の中断
ハンドオーバを継続することができるため、「高速ハン
ドオーバを行ったために、端末の付近にハンドオーバ可
能な基地局が存在しているにもかかわらず、ハンドオー
バの実行を不可能と判断してしまう」、という従来の問
題点を解決することができる。
対象外となった基地局についても、自動的に通常の中断
ハンドオーバを継続することができるため、「高速ハン
ドオーバを行ったために、端末の付近にハンドオーバ可
能な基地局が存在しているにもかかわらず、ハンドオー
バの実行を不可能と判断してしまう」、という従来の問
題点を解決することができる。
【0068】実施の形態2.図11は、本発明にかかる
端末のハンドオーバに伴うオープンサーチの動作を示す
実施の形態2のタイミングチャートである。なお、端末
および基地局については、先に図1にて説明した実施の
形態1の動作環境を用いる。
端末のハンドオーバに伴うオープンサーチの動作を示す
実施の形態2のタイミングチャートである。なお、端末
および基地局については、先に図1にて説明した実施の
形態1の動作環境を用いる。
【0069】ここでは、断続的なオープンサーチで、高
速ハンドオーバ可能な基地局が存在しないと判断され、
その後の連続オープンサーチによる基地局探索におい
て、ハンドオーバ時の切り換え先の基地局が検出された
時点でこの連続オープンサーチを停止し、ただちにその
基地局に対して、基地局捕捉以下、図14に示す中断ハ
ンドオーバ処理を継続して行う。
速ハンドオーバ可能な基地局が存在しないと判断され、
その後の連続オープンサーチによる基地局探索におい
て、ハンドオーバ時の切り換え先の基地局が検出された
時点でこの連続オープンサーチを停止し、ただちにその
基地局に対して、基地局捕捉以下、図14に示す中断ハ
ンドオーバ処理を継続して行う。
【0070】なお、図11において、c(1)〜c
(8)は、端末の周辺に存在する基地局1〜基地局8の
制御信号を示す。また、図11のTは、端末および基地
局が属するシステムによって規定されている、たとえ
ば、基地局からの制御信号の送信間隔時間を示す。
(8)は、端末の周辺に存在する基地局1〜基地局8の
制御信号を示す。また、図11のTは、端末および基地
局が属するシステムによって規定されている、たとえ
ば、基地局からの制御信号の送信間隔時間を示す。
【0071】通常、中断ハンドオーバに伴う基地局探索
においては、前記送信間隔時間Tにわたり連続オープン
サーチを行い、物理制御チャネル上に送信されているす
べての制御信号を受信している。これにより、端末で
は、付近に存在するすべての基地局について、基地局探
索を行うことができる。
においては、前記送信間隔時間Tにわたり連続オープン
サーチを行い、物理制御チャネル上に送信されているす
べての制御信号を受信している。これにより、端末で
は、付近に存在するすべての基地局について、基地局探
索を行うことができる。
【0072】従って、実施の形態1においては、たとえ
ば、図5に示すように、高速ハンドオーバでハンドオー
バ可能な基地局が検出できなかった場合、端末9が、各
テーブルの情報から基地局の推定を行い(ステップS
7)、ハンドオーバ可能な基地局の存在があると推定さ
れた場合(ステップS8,Yes)に、現在通信中の基
地局との通信を停止して(ステップS9)、連続オープ
ンサーチにより、すべての周辺基地局に対して基地局探
索を行っている(ステップS10)。
ば、図5に示すように、高速ハンドオーバでハンドオー
バ可能な基地局が検出できなかった場合、端末9が、各
テーブルの情報から基地局の推定を行い(ステップS
7)、ハンドオーバ可能な基地局の存在があると推定さ
れた場合(ステップS8,Yes)に、現在通信中の基
地局との通信を停止して(ステップS9)、連続オープ
ンサーチにより、すべての周辺基地局に対して基地局探
索を行っている(ステップS10)。
【0073】以下、実施の形態2として、端末9が基地
局4をハンドオーバ先基地局として推定している場合に
ついて説明する。図11に示すように、高速ハンドオー
バにおいて、基地局4および基地局8の制御信号である
c(4)およびc(8)が受信されず、さらにこのと
き、ハンドオーバ可能な基地局がないと判断されると、
端末9では、図5のステップS7において、基地局推定
を行い、中断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局とな
る可能性のある基地局4と基地局8の存在を推定する。
局4をハンドオーバ先基地局として推定している場合に
ついて説明する。図11に示すように、高速ハンドオー
バにおいて、基地局4および基地局8の制御信号である
c(4)およびc(8)が受信されず、さらにこのと
き、ハンドオーバ可能な基地局がないと判断されると、
端末9では、図5のステップS7において、基地局推定
を行い、中断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局とな
る可能性のある基地局4と基地局8の存在を推定する。
【0074】その後、端末9では、ステップS8におい
て、中断ハンドオーバ時の切り換え先として基地局4が
推薦されている場合に、ステップS9において、現在通
信中の基地局との通信を停止して、ステップS10にお
いて、基地局4の制御信号c(4)を受信すべく連続オ
ープンサーチを開始する。しかしながら、このとき、端
末9では、制御信号の送信間隔時間Tより短い時間で、
すなわち、すべての周辺基地局のサーチを終了する前
に、c(4)を受信可能である。従って、ここで、連続
オープンサーチを強制的に終了すると、基地局4に対す
る基地局捕捉に要するオープンサーチの時間が短縮され
ることになる。
て、中断ハンドオーバ時の切り換え先として基地局4が
推薦されている場合に、ステップS9において、現在通
信中の基地局との通信を停止して、ステップS10にお
いて、基地局4の制御信号c(4)を受信すべく連続オ
ープンサーチを開始する。しかしながら、このとき、端
末9では、制御信号の送信間隔時間Tより短い時間で、
すなわち、すべての周辺基地局のサーチを終了する前
に、c(4)を受信可能である。従って、ここで、連続
オープンサーチを強制的に終了すると、基地局4に対す
る基地局捕捉に要するオープンサーチの時間が短縮され
ることになる。
【0075】また、端末9では、連続オープンサーチで
c(4)を受信した時点で、基地局4の制御信号の送信
タイミングを特定することができるようになるので、基
地局4に対する、基地局捕捉がただちに完了することに
なる。すなわち、基地局4に対する基地局探索と同時に
基地局捕捉を完了することができ、基地局捕捉に要する
時間が省略されることになる。なお、以降の処理は、図
5のフローチャートと同様である。
c(4)を受信した時点で、基地局4の制御信号の送信
タイミングを特定することができるようになるので、基
地局4に対する、基地局捕捉がただちに完了することに
なる。すなわち、基地局4に対する基地局探索と同時に
基地局捕捉を完了することができ、基地局捕捉に要する
時間が省略されることになる。なお、以降の処理は、図
5のフローチャートと同様である。
【0076】このように、実施の形態2においては、端
末9の通信断の時間が、前述同様、通信中の基地局との
通信を停止してから基地局4に対する中断ハンドオーバ
が完了するまでとなるが、このうち基地局探索の時間が
短縮され、さらに、基地局捕捉の時間が省略されるの
で、全体として先に説明した手順による中断ハンドオー
バよりも、通信断時間を短縮することができる。
末9の通信断の時間が、前述同様、通信中の基地局との
通信を停止してから基地局4に対する中断ハンドオーバ
が完了するまでとなるが、このうち基地局探索の時間が
短縮され、さらに、基地局捕捉の時間が省略されるの
で、全体として先に説明した手順による中断ハンドオー
バよりも、通信断時間を短縮することができる。
【0077】以上のように、本発明によれば、高速ハン
ドオーバ時に切り換え先の基地局がないと判断され、そ
の後の基地局推定によって中間ハンドオーバ時の切り換
え先の基地局が推定された場合、続けて行う中断ハンド
オーバにおける通信断時間の短縮が可能となり、それに
伴って、端末の利便性を向上させることができる。
ドオーバ時に切り換え先の基地局がないと判断され、そ
の後の基地局推定によって中間ハンドオーバ時の切り換
え先の基地局が推定された場合、続けて行う中断ハンド
オーバにおける通信断時間の短縮が可能となり、それに
伴って、端末の利便性を向上させることができる。
【0078】実施の形態3.図12は、本発明にかかる
端末のハンドオーバ時の処理を示す実施の形態2のフロ
ーチャートである。以下、図1に示す端末9のハンドオ
ーバ時の処理を、図12に従って詳細に説明する。な
お、図12において、先に説明した図5のフローチャー
トと同様のステップについては、同様の符号を付して説
明を省略する。また、端末および基地局については、先
に図1にて説明した実施の形態1の動作環境を用いる。
端末のハンドオーバ時の処理を示す実施の形態2のフロ
ーチャートである。以下、図1に示す端末9のハンドオ
ーバ時の処理を、図12に従って詳細に説明する。な
お、図12において、先に説明した図5のフローチャー
トと同様のステップについては、同様の符号を付して説
明を省略する。また、端末および基地局については、先
に図1にて説明した実施の形態1の動作環境を用いる。
【0079】通常、端末9にて行われるハンドオーバ
は、通信状態の劣化を検出した時点(図5のステップS
1に相当)で処理を開始する。しかしながら、高速ハン
ドオーバにおいては、通信と並行して断続的にオープン
サーチを行うことが可能なことから、通信状態の劣化を
検出しないうちに、通信中の端末9にて定常的に基地局
探索を行い、常時、ハンドオーバ先基地局を選択してお
くことが可能である。
は、通信状態の劣化を検出した時点(図5のステップS
1に相当)で処理を開始する。しかしながら、高速ハン
ドオーバにおいては、通信と並行して断続的にオープン
サーチを行うことが可能なことから、通信状態の劣化を
検出しないうちに、通信中の端末9にて定常的に基地局
探索を行い、常時、ハンドオーバ先基地局を選択してお
くことが可能である。
【0080】そこで、本実施の形態では、通信中の端末
9が定常的に行っている基地局探索において、高速ハン
ドオーバ可能な基地局がないと判断された状態で、通信
状態の劣化が検出された場合には、基地局探索で推定さ
れた基地局に対して、ただちに中断ハンドオーバを開始
する。
9が定常的に行っている基地局探索において、高速ハン
ドオーバ可能な基地局がないと判断された状態で、通信
状態の劣化が検出された場合には、基地局探索で推定さ
れた基地局に対して、ただちに中断ハンドオーバを開始
する。
【0081】以下、上記動作を詳細に説明する。まず、
通信中の端末9では、通信に使用しているTDMAタイ
ムスロット以外の空き時間で、定常的に断続的なオープ
ンサーチを行い、基地局探索を行う(ステップS2
1)。そして、この基地局探索が行われる毎に、先に説
明した候補基地局テーブルおよび推薦基地局テーブルに
周辺基地局の情報を記憶する(ステップS3,ステップ
S4)。
通信中の端末9では、通信に使用しているTDMAタイ
ムスロット以外の空き時間で、定常的に断続的なオープ
ンサーチを行い、基地局探索を行う(ステップS2
1)。そして、この基地局探索が行われる毎に、先に説
明した候補基地局テーブルおよび推薦基地局テーブルに
周辺基地局の情報を記憶する(ステップS3,ステップ
S4)。
【0082】これにより、端末9では、通信中に通信状
態の劣化が検出された場合においても、常に高速ハンド
オーバ先の候補を把握しておくことが可能となり(ステ
ップS22)、さらに、予め候補基地局テーブルと推薦
基地局テーブルとを比較しておくことにより、高速ハン
ドオーバの切り換え先の基地局がない場合でも、基地局
探索の対象外になった基地局の存在を推定しておくこと
が可能となり(ステップS22)、ここでの処理時間を
大幅に短縮できる。
態の劣化が検出された場合においても、常に高速ハンド
オーバ先の候補を把握しておくことが可能となり(ステ
ップS22)、さらに、予め候補基地局テーブルと推薦
基地局テーブルとを比較しておくことにより、高速ハン
ドオーバの切り換え先の基地局がない場合でも、基地局
探索の対象外になった基地局の存在を推定しておくこと
が可能となり(ステップS22)、ここでの処理時間を
大幅に短縮できる。
【0083】従って、たとえば、通信状態の劣化を検出
した場合(ステップS23,Yes)、端末9では、ま
ず、候補基地局テーブルを参照してハンドオーバ可能な
基地局があるかどうか判断し(ステップS5)、ハンド
オーバ可能な基地局がある場合(ステップS5,Ye
s)には、その基地局に対して高速ハンドオーバを継続
する(ステップS6)。一方、ハンドオーバ可能な基地
局がない場合(ステップS5,No)には、予め推定さ
れている基地局があれば(ステップS8,Yes)、先
に説明した実施の形態1または2の方法で、中断ハンド
オーバを行う。予め推定されている基地局がなければ
(ステップS8,No)、先に説明した実施の形態1の
方法で、その後の処理を行う。
した場合(ステップS23,Yes)、端末9では、ま
ず、候補基地局テーブルを参照してハンドオーバ可能な
基地局があるかどうか判断し(ステップS5)、ハンド
オーバ可能な基地局がある場合(ステップS5,Ye
s)には、その基地局に対して高速ハンドオーバを継続
する(ステップS6)。一方、ハンドオーバ可能な基地
局がない場合(ステップS5,No)には、予め推定さ
れている基地局があれば(ステップS8,Yes)、先
に説明した実施の形態1または2の方法で、中断ハンド
オーバを行う。予め推定されている基地局がなければ
(ステップS8,No)、先に説明した実施の形態1の
方法で、その後の処理を行う。
【0084】以上のように、本実施の形態では、通信に
並行した基地局探索において、予め、高速ハンドオーバ
時および中断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推
定できる。すなわち、基地局探索においてハンドオーバ
の対象外となった基地局についても、予め各テーブルを
比較することにより端末でその基地局を推定しておくこ
とが可能となる。そのため、端末では、通信状態の劣化
を検出した場合に、それらの情報をもとに、ただちに高
速ハンドオーバ、あるいは通信を停止して推定された基
地局への中断ハンドオーバ、を開始することができ、通
信状態の劣化の検出からハンドオーバ完了までに要する
時間を、大幅に短縮することができる。
並行した基地局探索において、予め、高速ハンドオーバ
時および中断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推
定できる。すなわち、基地局探索においてハンドオーバ
の対象外となった基地局についても、予め各テーブルを
比較することにより端末でその基地局を推定しておくこ
とが可能となる。そのため、端末では、通信状態の劣化
を検出した場合に、それらの情報をもとに、ただちに高
速ハンドオーバ、あるいは通信を停止して推定された基
地局への中断ハンドオーバ、を開始することができ、通
信状態の劣化の検出からハンドオーバ完了までに要する
時間を、大幅に短縮することができる。
【0085】このように、本実施の形態によれば、通信
状態の劣化に対して、即応性のよいハンドオーバ処理が
可能となり、それに伴って、利便性を向上させることが
できる。
状態の劣化に対して、即応性のよいハンドオーバ処理が
可能となり、それに伴って、利便性を向上させることが
できる。
【0086】実施の形態4.図13は、本発明にかかる
無線通信端末および基地局の実施の形態4の動作環境を
示す図である。
無線通信端末および基地局の実施の形態4の動作環境を
示す図である。
【0087】実施の形態1においては、端末が、制御信
号の空きフィールドに挿入されるハンドオーバ時の切り
換え先の候補基地局に関する情報を受信して、その情報
に基づいて切り換え先の基地局の推定を行うことを説明
した。しかしながら、基地局では、たとえば、制御信号
に充分な空きフィールドがないために、この情報の通知
ができない場合がある。そこで、本実施の形態では、こ
のような場合に、端末と通信中の基地局との間で付随制
御チャネルを確立し、これを利用してハンドオーバ時の
切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信すること
で、ハンドオーバ可能な基地局の推定精度を確保する。
号の空きフィールドに挿入されるハンドオーバ時の切り
換え先の候補基地局に関する情報を受信して、その情報
に基づいて切り換え先の基地局の推定を行うことを説明
した。しかしながら、基地局では、たとえば、制御信号
に充分な空きフィールドがないために、この情報の通知
ができない場合がある。そこで、本実施の形態では、こ
のような場合に、端末と通信中の基地局との間で付随制
御チャネルを確立し、これを利用してハンドオーバ時の
切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信すること
で、ハンドオーバ可能な基地局の推定精度を確保する。
【0088】以下、上記動作を詳細に説明する。実施の
形態4について,以下で図面を用いて説明する.図13
において、11〜13は基地局(図示のCSに相当)で
あり、11a〜13aはそれぞれ基地局11〜基地局1
3が構成する無線ゾーンであり、14,15は基地局1
1〜基地局13の近傍に存在する移動可能な端末(図示
のPSに相当)である。
形態4について,以下で図面を用いて説明する.図13
において、11〜13は基地局(図示のCSに相当)で
あり、11a〜13aはそれぞれ基地局11〜基地局1
3が構成する無線ゾーンであり、14,15は基地局1
1〜基地局13の近傍に存在する移動可能な端末(図示
のPSに相当)である。
【0089】なお、基地局11〜基地局13は、固定網
を経由して互いに接続されている。また、図13では、
端末14がPoint(3)において基地局11と通信
を行っており、通信中に断続的なオープンサーチを開始
し、基地局12および13の制御信号c(12)および
c(13)を受信し、さらにその時点で、基地局13が
端末15に対して着呼通知を行ったことを想定する。
を経由して互いに接続されている。また、図13では、
端末14がPoint(3)において基地局11と通信
を行っており、通信中に断続的なオープンサーチを開始
し、基地局12および13の制御信号c(12)および
c(13)を受信し、さらにその時点で、基地局13が
端末15に対して着呼通知を行ったことを想定する。
【0090】この状態で、まず、端末14では、c(1
2)およびc(13)が受信されたので、前述した候補
基地局テーブルに基地局12および基地局13の情報を
記憶する。このとき、c(12)には、ハンドオーバ先
の候補基地局に関する情報として、基地局11および基
地局13の情報が含まれている。一方、基地局13は端
末15に対して着呼通知を行っているので、c(13)
には、空きフィールドがない。すなわち、c(13)に
は、ハンドオーバ先の候補基地局に関する情報が含まれ
ていない。
2)およびc(13)が受信されたので、前述した候補
基地局テーブルに基地局12および基地局13の情報を
記憶する。このとき、c(12)には、ハンドオーバ先
の候補基地局に関する情報として、基地局11および基
地局13の情報が含まれている。一方、基地局13は端
末15に対して着呼通知を行っているので、c(13)
には、空きフィールドがない。すなわち、c(13)に
は、ハンドオーバ先の候補基地局に関する情報が含まれ
ていない。
【0091】ここで、端末14では、候補基地局テーブ
ルに基地局12および基地局13の情報が含まれている
ので、基地局13からもハンドオーバ時の切り換え先の
候補基地局に関する情報を受信できれば、切り換え先基
地局の推定制度を向上させることができる。
ルに基地局12および基地局13の情報が含まれている
ので、基地局13からもハンドオーバ時の切り換え先の
候補基地局に関する情報を受信できれば、切り換え先基
地局の推定制度を向上させることができる。
【0092】そこで、本実施の形態では、このようにな
場合、端末14が、通信中の基地局11との間で付随制
御チャネルを確立し、基地局11に対して、基地局13
のもつハンドオーバ時の切り換え先の候補基地局に関す
る情報を、問い合わせる。そして、問い合わせを受けた
基地局11では、固定網を介して、基地局13に対して
ハンドオーバ時の切り換え先の候補基地局に関する情報
を要求する。
場合、端末14が、通信中の基地局11との間で付随制
御チャネルを確立し、基地局11に対して、基地局13
のもつハンドオーバ時の切り換え先の候補基地局に関す
る情報を、問い合わせる。そして、問い合わせを受けた
基地局11では、固定網を介して、基地局13に対して
ハンドオーバ時の切り換え先の候補基地局に関する情報
を要求する。
【0093】情報の要求を受け取った基地局13では、
固定網を介して、基地局11にその情報を送信し、基地
局11では、先に確立しておいた付随制御チャネルを使
用して、端末14に対して基地局13からの情報を通知
する。以降、端末14では、基地局11から受信した情
報を、基地局3から制御信号に提供された場合と同様に
処理して、ハンドオーバ時に切り換え可能な基地局の推
定を行い、実施の形態1,2または3の方法でハンドオ
ーバを行う。
固定網を介して、基地局11にその情報を送信し、基地
局11では、先に確立しておいた付随制御チャネルを使
用して、端末14に対して基地局13からの情報を通知
する。以降、端末14では、基地局11から受信した情
報を、基地局3から制御信号に提供された場合と同様に
処理して、ハンドオーバ時に切り換え可能な基地局の推
定を行い、実施の形態1,2または3の方法でハンドオ
ーバを行う。
【0094】以上のように、本実施の形態では、制御信
号の空きフィールドに併せて、端末と通信中の基地局と
の間で確立される双方向の付随制御チャネルを利用し
て、ハンドオーバ時の切り換え先の候補基地局に関する
情報を送受信し、端末にてハンドオーバ可能な基地局を
推定する。これにより、断続的なオープンサーチにて基
地局探索の対象外となった基地局に対してハンドオーバ
が可能かどうかを、精度の低下させずに推定することが
可能となる。
号の空きフィールドに併せて、端末と通信中の基地局と
の間で確立される双方向の付随制御チャネルを利用し
て、ハンドオーバ時の切り換え先の候補基地局に関する
情報を送受信し、端末にてハンドオーバ可能な基地局を
推定する。これにより、断続的なオープンサーチにて基
地局探索の対象外となった基地局に対してハンドオーバ
が可能かどうかを、精度の低下させずに推定することが
可能となる。
【0095】また、本実施の形態では、基地局の推定精
度が低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局を特定
することができない、ということがなくなり、端末の利
便性を大幅に向上させることができる。
度が低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局を特定
することができない、ということがなくなり、端末の利
便性を大幅に向上させることができる。
【0096】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、通信状態が劣化し、ハンドオーバの必要が生じた場
合、まず、制御信号の受信レべルがある特定のしきい値
以上の基地局を切り換え先とし、高速ハンドオーバを継
続し、高速ハンドオーバ可能な基地局がない場合に、基
地局探索の対象外となった基地局に対して、中断ハンド
オーバを行うことができる。これにより、一度基地局探
索の対象外となった基地局についても、自動的に通常の
中断ハンドオーバを継続することができるため、「端末
の付近にハンドオーバ可能な基地局が存在しているにも
かかわらず、ハンドオーバの実行を不可能と判断してし
まう」、という高速ハンドオーバにおける問題点を解決
することができる、という効果を奏する。
ば、通信状態が劣化し、ハンドオーバの必要が生じた場
合、まず、制御信号の受信レべルがある特定のしきい値
以上の基地局を切り換え先とし、高速ハンドオーバを継
続し、高速ハンドオーバ可能な基地局がない場合に、基
地局探索の対象外となった基地局に対して、中断ハンド
オーバを行うことができる。これにより、一度基地局探
索の対象外となった基地局についても、自動的に通常の
中断ハンドオーバを継続することができるため、「端末
の付近にハンドオーバ可能な基地局が存在しているにも
かかわらず、ハンドオーバの実行を不可能と判断してし
まう」、という高速ハンドオーバにおける問題点を解決
することができる、という効果を奏する。
【0097】つぎの発明によれば、端末の通信断の時間
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる、という効果を奏する。また、通信断時間を
短縮できるため、端末の利便性を向上させることができ
る、という効果を奏する。
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる、という効果を奏する。また、通信断時間を
短縮できるため、端末の利便性を向上させることができ
る、という効果を奏する。
【0098】つぎの発明によれば、通信に並行したオー
プンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中
断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。
すなわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局に
ついても、予め各テーブルを比較することにより、その
基地局を推定しておくことが可能となる。これにより、
通信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる、という効果を奏する。また、大幅な時間
短縮により、端末の利便性を向上させることができる、
という効果を奏する。
プンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中
断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。
すなわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局に
ついても、予め各テーブルを比較することにより、その
基地局を推定しておくことが可能となる。これにより、
通信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる、という効果を奏する。また、大幅な時間
短縮により、端末の利便性を向上させることができる、
という効果を奏する。
【0099】つぎの発明によれば、制御信号の空きフィ
ールド、および端末と通信中の基地局との間で確立され
る双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ
時の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、
ハンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断
続的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった
基地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の
低下させずに推定できる、という効果を奏する。また、
基地局の推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能
な基地局を特定することができない、ということがなく
なり、端末の利便性を大幅に向上させることができる、
という効果を奏する。
ールド、および端末と通信中の基地局との間で確立され
る双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ
時の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、
ハンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断
続的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった
基地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の
低下させずに推定できる、という効果を奏する。また、
基地局の推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能
な基地局を特定することができない、ということがなく
なり、端末の利便性を大幅に向上させることができる、
という効果を奏する。
【0100】つぎの発明によれば、自基地局の周辺に存
在する切り換え先の候補となりうる基地局の情報を、制
御信号の空きフィールドに含ませた状態で送信するた
め、無線通信端末では、この情報に基づいて切り換え先
の基地局を推定でき、精度の高いハンドオーバを行うこ
とができる、という効果を奏する。
在する切り換え先の候補となりうる基地局の情報を、制
御信号の空きフィールドに含ませた状態で送信するた
め、無線通信端末では、この情報に基づいて切り換え先
の基地局を推定でき、精度の高いハンドオーバを行うこ
とができる、という効果を奏する。
【0101】つぎの発明によれば、制御信号の空きフィ
ールド、および端末と通信中の基地局との間で確立され
る双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ
時の切り換え先の候補基地局に関する情報を送信する。
これにより、無線通信端末では、断続的なオープンサー
チにて基地局探索の対象外となった基地局に対してハン
ドオーバが可能かどうかを、精度の低下させずに推定で
きる、という効果を奏する。また、基地局の推定精度が
低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局を特定する
ことができない、ということがなくなり、端末の利便性
を大幅に向上させることができる、という効果を奏す
る。
ールド、および端末と通信中の基地局との間で確立され
る双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ
時の切り換え先の候補基地局に関する情報を送信する。
これにより、無線通信端末では、断続的なオープンサー
チにて基地局探索の対象外となった基地局に対してハン
ドオーバが可能かどうかを、精度の低下させずに推定で
きる、という効果を奏する。また、基地局の推定精度が
低いことが原因でハンドオーバ可能な基地局を特定する
ことができない、ということがなくなり、端末の利便性
を大幅に向上させることができる、という効果を奏す
る。
【0102】つぎの発明によれば、通信状態が劣化し、
ハンドオーバの必要が生じた場合、まず、制御信号の受
信レべルがある特定のしきい値以上の基地局を切り換え
先とし、高速ハンドオーバを継続し、高速ハンドオーバ
可能な基地局がない場合に、基地局探索の対象外となっ
た基地局に対して、中断ハンドオーバを行うことができ
る。これにより、一度基地局探索の対象外となった基地
局についても、自動的に通常の中断ハンドオーバを継続
することができるため、「端末の付近にハンドオーバ可
能な基地局が存在しているにもかかわらず、ハンドオー
バの実行を不可能と判断してしまう」、という高速ハン
ドオーバにおける問題点を解決することができる、とい
う効果を奏する。
ハンドオーバの必要が生じた場合、まず、制御信号の受
信レべルがある特定のしきい値以上の基地局を切り換え
先とし、高速ハンドオーバを継続し、高速ハンドオーバ
可能な基地局がない場合に、基地局探索の対象外となっ
た基地局に対して、中断ハンドオーバを行うことができ
る。これにより、一度基地局探索の対象外となった基地
局についても、自動的に通常の中断ハンドオーバを継続
することができるため、「端末の付近にハンドオーバ可
能な基地局が存在しているにもかかわらず、ハンドオー
バの実行を不可能と判断してしまう」、という高速ハン
ドオーバにおける問題点を解決することができる、とい
う効果を奏する。
【0103】つぎの発明によれば、端末の通信断の時間
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる、という効果を奏する。また、通信断時間を
短縮できるため、端末の利便性を向上させることができ
る、という効果を奏する。
が、通信中の基地局との通信を停止してから、切り換え
先の基地局に対する中断ハンドオーバが完了するまで、
となるが、このうち基地局探索の時間が短縮され、さら
に、基地局捕捉の時間が省略されるため、全体として従
来の中断ハンドオーバよりも、通信断時間を短縮するこ
とができる、という効果を奏する。また、通信断時間を
短縮できるため、端末の利便性を向上させることができ
る、という効果を奏する。
【0104】つぎの発明によれば、通信に並行したオー
プンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中
断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。
すなわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局に
ついても、予め各テーブルを比較することにより、その
基地局を推定しておくことが可能となる。これにより、
通信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる、という効果を奏する。また、大幅な時間
短縮により、端末の利便性を向上させることができる、
という効果を奏する。
プンサーチにより、予め、高速ハンドオーバ時および中
断ハンドオーバ時の切り換え先の基地局を推定できる。
すなわち、高速ハンドオーバの対象外となった基地局に
ついても、予め各テーブルを比較することにより、その
基地局を推定しておくことが可能となる。これにより、
通信状態の劣化を検出した場合に、それらの情報をもと
に、ただちに高速ハンドオーバ、または中断ハンドオー
バ、を開始することができ、通信状態の劣化の検出から
ハンドオーバ完了までに要する時間を、大幅に短縮する
ことができる、という効果を奏する。また、大幅な時間
短縮により、端末の利便性を向上させることができる、
という効果を奏する。
【0105】つぎの発明によれば、制御信号の空きフィ
ールド、および端末と通信中の基地局との間で確立され
る双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ
時の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、
ハンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断
続的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった
基地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の
低下させずに推定できる、という効果を奏する。また、
基地局の推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能
な基地局を特定することができない、ということがなく
なり、端末の利便性を大幅に向上させることができる、
という効果を奏する。
ールド、および端末と通信中の基地局との間で確立され
る双方向の付随制御チャネルを利用して、ハンドオーバ
時の切り換え先の候補基地局に関する情報を送受信し、
ハンドオーバ可能な基地局を推定する。これにより、断
続的なオープンサーチにて基地局探索の対象外となった
基地局に対してハンドオーバが可能かどうかを、精度の
低下させずに推定できる、という効果を奏する。また、
基地局の推定精度が低いことが原因でハンドオーバ可能
な基地局を特定することができない、ということがなく
なり、端末の利便性を大幅に向上させることができる、
という効果を奏する。
【図1】 本発明にかかる無線通信端末および基地局の
実施の形態1の動作環境を示す図である。
実施の形態1の動作環境を示す図である。
【図2】 PHSにて送受信される基地局識別符号の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】 PCHに切り換え先の基地局の情報を挿入し
た場合のフィールドフォーマットの例である。
た場合のフィールドフォーマットの例である。
【図4】 SCCHに切り換え先の基地局の情報を挿入
した場合のフィールドフォーマットの例である。
した場合のフィールドフォーマットの例である。
【図5】 本発明にかかる端末のハンドオーバ時の処理
を示す実施の形態1のフローチャートである。
を示す実施の形態1のフローチャートである。
【図6】 本発明にかかる端末のハンドオーバに伴うオ
ープンサーチの動作を示すタイミングチャートである。
ープンサーチの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 制御信号の受信レベルを示すグラフである。
【図8】 候補基地局テーブルの一例である。
【図9】 推薦基地局テーブルを作成するための方法を
示す図である。
示す図である。
【図10】 本発明にかかる端末9の動作環境を示す図
である。
である。
【図11】 本発明にかかる端末のハンドオーバに伴う
オープンサーチの動作を示す実施の形態2のタイミング
チャートである。
オープンサーチの動作を示す実施の形態2のタイミング
チャートである。
【図12】 本発明にかかる端末のハンドオーバ時の処
理を示す実施の形態3のフローチャートである。
理を示す実施の形態3のフローチャートである。
【図13】 本発明にかかる無線通信端末および基地局
の実施の形態4の動作環境を示す図である。
の実施の形態4の動作環境を示す図である。
【図14】 高速ハンドオーバのタイミングを模式的に
示した図である。
示した図である。
【図15】 高速ハンドオーバにおけるオープンサーチ
の動作を示したタイミングチャートである。
の動作を示したタイミングチャートである。
【図16】 従来におけるハンドオーバの処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図17】 周辺基地局リストを受信してハンドオーバ
を行う端末の動作環境を示す図である。
を行う端末の動作環境を示す図である。
1,2,3,4,5,6,7,8,11,12,13
基地局、1a,2a,3a,4a,5a,6a,7a,
8a,11a,12a,13a 無線ゾーン、9,1
4,15 無線通信端末。
基地局、1a,2a,3a,4a,5a,6a,7a,
8a,11a,12a,13a 無線ゾーン、9,1
4,15 無線通信端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA15 AA34 BB04 CC04 DD19 DD23 EE02 EE10 EE24 FF16 GG09 GG11 HH01 HH23 JJ03 JJ17 JJ37 JJ72 LL01
Claims (10)
- 【請求項1】 通信中の基地局との通信状態の劣化に伴
って、切り換え可能な基地局に対して高速ハンドオーバ
を行い、切り換え先の基地局にてその通信を継続する無
線通信端末において、 前記高速ハンドオーバにおける断続的なオープンサーチ
により受信する複数の制御信号に対応する各周辺基地局
を、受信レベルの大きい順に並べて記憶する切換先候補
記憶手段と、 前記各制御信号に含まれる切り換え先の候補となる基地
局の情報を集計して、その出現回数の多い順に周辺基地
局を並べて記憶する出現回数記憶手段と、 を備え、 前記通信状態の劣化に伴い、前記切換先候補記憶手段お
よび前記出現回数記憶手段を作成し、 前記切換先候補記憶手段に、ある特定のしきい値以上の
受信レベルにて制御信号を送信した基地局がある場合、
その基地局に対して高速ハンドオーバを継続して行い、 前記基地局がない場合、両方の記憶手段を比較すること
により、前記オープンサーチで切り換え先基地局の対象
外となった基地局の存在を推定し、 新たに推定された基地局の出現回数が、両方の記憶手段
に含まれる基地局の出現回数より多い場合に、その基地
局を切り換え先として推薦し、 現在通信中の基地局との通信を停止後、連続的なオープ
ンサーチにて受信する推薦基地局からの制御信号の受信
レベルが、前記しきい値以上であれば、その基地局に対
して中断ハンドオーバを行うことを特徴とする無線端末
装置。 - 【請求項2】 前記連続的なオープンサーチは、前記推
薦基地局からの制御信号を受信した時点で即時終了し、
その後、ただちに推薦基地局に対して通信チャネルの確
立を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線端末装
置。 - 【請求項3】 現在通信中の基地局との通信状態にかか
わらず、定常的に、断続的なオープンサーチを行い、そ
の都度、前記切換先候補記憶手段および前記出現回数記
憶手段を更新することを特徴とする請求項1または2に
記載の無線端末装置。 - 【請求項4】 前記断続的なオープンサーチにより受信
する複数の制御信号に、切り換え先の候補となる基地局
の情報が含まれていない制御信号がある場合、現在通信
中の基地局との間で付随制御チャネルを確立し、その付
随制御チャネル、通信中の基地局、および基地局どうし
を接続する固定網、を介して、前記制御信号を送信した
基地局から、前記切り換え先の候補となる基地局の情報
を受信することを特徴とする請求項1、2または3に記
載の無線端末装置。 - 【請求項5】 自基地局の周辺に存在する切り換え先の
候補となりうる基地局の情報を、制御信号の空きフィー
ルドに含ませ、その制御信号を送信することを特徴とす
る基地局。 - 【請求項6】 現在通信中の無線通信端末による断続的
なオープンサーチで、その端末が受信する複数の制御信
号に、前記切り換え先の候補となる基地局の情報が含ま
れていない制御信号がある場合、その無線通信端末から
の要求で付随制御チャネルを確立し、基地局どうしを接
続する固定網を介して、前記制御信号を送信した基地局
から、前記切り換え先の候補となる基地局の情報を受け
取り、前記確立した付随制御チャネルを介して、前記無
線通信端末に対して前記情報を送信することを特徴とす
る請求項5に記載の基地局。 - 【請求項7】 通信中の無線通信端末にて通信状態の劣
化を検出後、 高速ハンドオーバにおける断続的なオープンサーチによ
り受信する複数の制御信号に対応する各周辺基地局を、
受信レベルの大きい順に並べて記憶する切換先候補記憶
ステップと、 前記各制御信号に含まれる切り換え先の候補となる基地
局の情報を集計して、その出現回数の多い順に周辺基地
局を並べて記憶する出現回数記憶ステップと、 前記切換先候補記憶ステップにて記憶された基地局のな
かに、ある特定のしきい値以上の受信レベルにて制御信
号を送信した基地局がある場合、その基地局に対して高
速ハンドオーバを継続して行う第1の基地局切換ステッ
プと、 前記基地局がない場合、両方の記憶ステップにて記憶さ
れた基地局を比較することにより、前記オープンサーチ
で切り換え先基地局の対象外となった基地局の存在を推
定する推定ステップと、 新たに推定された基地局の出現回数が、両方の記憶ステ
ップにて記憶された基地局の出現回数より多い場合に、
その基地局を切り換え先として推薦する推薦ステップ
と、 現在通信中の基地局との通信を停止後、連続的なオープ
ンサーチにて受信する推薦基地局からの制御信号の受信
レベルが、前記しきい値以上であれば、その基地局に対
して中断ハンドオーバを行う第2の基地局切換ステップ
と、 を含むことを特徴とするハンドオーバ方法。 - 【請求項8】 前記第2の基地局切換ステップでは、 前記連続的なオープンサーチを、前記推薦基地局からの
制御信号を受信した時点で即時終了し、その後、ただち
に推薦基地局に対して通信チャネルの確立を行うことを
特徴とする請求項7に記載のハンドオーバ方法。 - 【請求項9】 前記切換先候補記憶ステップおよび前記
出現回数記憶ステップに置き換えて、現在通信中の基地
局との通信状態にかかわらず、定常的に、断続的なオー
プンサーチを行い、その都度、受信する複数の制御信号
に対応する各周辺基地局を受信レベルの大きい順に並べ
て記憶し、さらに、各制御信号に含まれる切り換え先の
候補となる基地局の情報を集計して、その出現回数の多
い順に周辺基地局を並べて記憶することを特徴とする請
求項7または8に記載のハンドオーバ方法。 - 【請求項10】 前記断続的なオープンサーチにより受
信する複数の制御信号に、切り換え先の候補となる基地
局の情報が含まれていない制御信号がある場合、現在通
信中の基地局との間で付随制御チャネルを確立し、その
付随制御チャネル、通信中の基地局、および基地局どう
しを接続する固定網、を介して、前記制御信号を送信し
た基地局から、前記切り換え先の候補となる基地局の情
報を受信することを特徴とする請求項7、8または9に
記載のハンドオーバ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12028999A JP2000312371A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 無線通信端末および基地局ならびにハンドオーバ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12028999A JP2000312371A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 無線通信端末および基地局ならびにハンドオーバ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312371A true JP2000312371A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14782566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12028999A Pending JP2000312371A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 無線通信端末および基地局ならびにハンドオーバ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000312371A (ja) |
Cited By (10)
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-
1999
- 1999-04-27 JP JP12028999A patent/JP2000312371A/ja active Pending
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