[go: up one dir, main page]

JP2000302680A - 脳保護剤 - Google Patents

脳保護剤

Info

Publication number
JP2000302680A
JP2000302680A JP11116685A JP11668599A JP2000302680A JP 2000302680 A JP2000302680 A JP 2000302680A JP 11116685 A JP11116685 A JP 11116685A JP 11668599 A JP11668599 A JP 11668599A JP 2000302680 A JP2000302680 A JP 2000302680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
pyridyl
group
optionally
substituent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11116685A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Ookawa
滋紀 大川
Yoshihiro Kiyota
義弘 清田
Seiji Miwatari
誠司 見渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP11116685A priority Critical patent/JP2000302680A/ja
Publication of JP2000302680A publication Critical patent/JP2000302680A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた脳浮腫、脳血管障害又は頭部外傷の予防
治療剤の提供。 【解決手段】4位又は5位の少なくとも一方が、置換基
を有していてもよいピリジル基で置換された1,3−ア
ゾール化合物を含有することを特徴とする脳浮腫、脳血
管障害又は頭部外傷の予防治療剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1,3−アゾール化
合物を含有することを特徴とする脳浮腫、脳血管障害又
は頭部外傷の予防治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】脳血管障害(脳出血、脳梗塞等)や頭部
外傷においては損傷した中枢神経組織の機能を回復させ
ることは困難であり、その治療は二次的な障害を防ぐこ
とに焦点が絞られる。中でも脳血管障害や頭部外傷の際
に発現する脳浮腫が著しい場合には頭蓋内圧亢進による
脳ヘルニアを引き起こし生命にも脅威を与える。脳浮腫
の治療は非常に困難であるが、まずその原因の除去(脳
出血における血腫の外科的除去等)が試みられると同時
にD−マンニトール(D-mannnitol)やグリセロール(gl
ycerol)による高浸透圧剤療法(osmotherapy)が適用さ
れる。また、フロセミド等の利尿剤がこれらと併用され
ることもある。しかし、これらの薬剤も、物理的に脳内
の水分を排出させるだけでその治療効果には限界があ
る。その他では副腎皮質ホルモン(glucocorticoid)が
使われることもあるが、その効果は高浸透圧剤に勝るも
のではない。また、最近では、脳低温療法が脳血管障害
急性期及び頭部外傷の治療に有効であるとの報告もある
が、その維持管理の難しさや感染症の危険性等から多く
の施設で簡便に行うことは困難な状況である。このよう
に脳浮腫、脳血管障害又は頭部外傷の予防治療に関して
は外科的な側面からも薬物の側面からもまだ画期的な方
法を見い出すには至っていない。
【0003】一方、チアゾール系化合物としては、以下
の化合物等が知られている。 1)鎮痛、解熱、抗炎症、抗潰瘍、トロンボキサンA2
(TXA2)合成酵素阻害、血小板凝集抑制作用を有する、
【化2】 〔式中、R1はシクロアルキル基、環状アミノ基、置換
基として低級アルキル、フェニル、アセチルあるいは低
級アルコキシカルボニルアセチルを1又は2個有してい
てもよいアミノ基、置換基としてヒドロキシル、カルボ
キシルあるいは低級アルコキシカルボニルを有していて
もよいアルキル基又は置換基としてカルボキシル、2−
カルボキシエテニルあるいは2−カルボキシ−1−プロ
ペニルを有していてもよいフェニル基を、R2は置換基
として低級アルキルを有していてもよいピリジル基を、
3は置換基として低級アルコキシ、低級アルキル、ヒ
ドロキシル、ハロゲン又はメチレンジオキシを有してい
てもよいフェニル基を示す。〕で表される1,3−チア
ゾール誘導体又はその塩(特開昭60−58981号公
報)。 2)鎮痛、解熱、抗炎症、抗潰瘍、TXA2合成酵素阻害、
血小板凝集抑制作用を有する、式
【化3】 〔式中、R1は置換基を有していてもよいアルキル基、
アルケニル基、アリール基、アラルキル基、シクロアル
キル基、炭素を結合手とする異項環基又はアミノ基を、
2はアルキル基で置換されていてもよいピリジル基
を、R3は置換基を有していてもよいフェニル基を示
す。〕で表される1,3−チアゾール誘導体又はその塩
(特開昭61−10580号公報)。 3)鎮痛、解熱、抗炎症、抗潰瘍、TXA2合成酵素阻害、
血小板凝集抑制作用を有する、式
【化4】 〔式中、R1は置換基を有していてもよいアルキル基、
アルケニル基、アリール基、アラルキル基、シクロアル
キル基、炭素を結合手とする異項環基又はアミノ基を、
2はアルキル基で置換されていてもよいピリジル基
を、R3は置換基を有していてもよいアリール基を示
す。〕で表される1,3−チアゾール誘導体又はその塩
(USP 4,612,321)。 4)胃酸分泌阻害作用を有するとして、式
【化5】 〔式中、R1は置換されていてもよいフェニル、R2はC
1-6アルキル又は(CH2)nAr、nは0〜2、Arは置
換されていてもよいフェニル、R3は水素又はC1-4アル
キル、R4は水素、C1-4アルキル等、R5は水素又はC
1-4アルキル、R6は水素、C1-4アルキル等を示す。〕
で表される化合物又はその塩(特表平7−503023
号公報、WO93/15071)。 5)抗炎症剤、抗アレルギー剤である式
【化6】 〔式中、R1はピリジル等、R2はフェニル等、R3及び
4は水素又はメチル、R 5はメチル等、R6は水素、メ
チル等を示す。〕で表される化合物又はその塩(DE−
A−3601411)。 6)抗炎症、解熱、鎮痛、抗アレルギー作用を有すると
して、式
【化7】 〔式中、R1はハロゲンで置換された低級アルキル、R2
はピリジル等、R3はフェニル等を示す。〕で表される
化合物又はその塩(特開平5−70446号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】脳浮腫、脳血管障害又
は頭部外傷の予防治療剤として作用効果、安全性、脳移
行性、代謝安定性等の点で満足の得られるものは見い出
されていない。従って、有効な脳浮腫、脳血管障害又は
頭部外傷の予防治療剤が切望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
した結果、1,3−アゾールの4位又は5位の少なくと
も一方が、置換基を有していてもよいピリジル基で置換
されていることに化学構造上の特徴を有する1,3−ア
ゾール化合物(以下、化合物(I)と略記することもあ
る)は、例えばN−オキシド化されていてもよい式(I
a)
【化8】 〔式中、R1は水素原子、置換基を有していてもよい炭
化水素基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基
を有していてもよいアミノ基又はアシル基、R2及びR3
の一方は水素原子、置換基を有していてもよいピリジル
基又は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基を、
他方は置換基を有していてもよいピリジル基、及びXは
酸化されていてもよい硫黄原子、酸素原子又は式 NR4
(式中、R4は水素原子、置換基を有していてもよい炭
化水素基又はアシル基を示す)で表される基を示す。〕
で表される化合物又はその塩(以下、化合物(Ia)と略
記することもある)を含み、脳浮腫、脳血管障害、頭部
外傷等に関して予想外にも優れた脳保護作用を有し、か
つ安定性等の医薬品としての物性においても優れた性質
を有しており、医薬として十分満足できるものであるこ
とを初めて見出し、これらの知見に基づいて、本発明を
完成した。
【0006】即ち、本発明は、(1)化合物(I)を含
有することを特徴とする脳浮腫、脳血管障害又は頭部外
傷の予防治療剤、(2)1,3−アゾール化合物が化合
物(Ia)である前記(1)記載の予防治療剤、(3)R
1が(i)水素原子、 (ii)置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
1-8アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、
3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC7-16アラ
ルキル基; (iii)置換基を1ないし5個有していてもよい、炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれ
る1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員複素
環基; (iv)(a)置換基を1ないし5個それぞれ有していて
もよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキ
ニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC
7-16アラルキル、(b)置換基を1ないし5個有してい
てもよいC1-6アルキリデン、(c)置換基を1ないし5
個有していてもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子
を含む5ないし14員複素環基及び(d)式:−(C=
O)−R5、−(C=O)−OR5、−(C=O)−NR
56、−(C=S)−NHR5 又は −SO2−R7(式
中、R5は水素原子、置換基を有していてもよい炭化水
素基又は置換基を有していてもよい複素環基、R6は水
素原子又はC1-6アルキル、R7は置換基を有していても
よい炭化水素基又は置換基を有していてもよい複素環基
を示す。)で表されるアシルから選ばれる置換基を1又
は2個有していてもよいアミノ基; (v)C1-6アルキル、C6-14アリール、C1-6アルキル
−カルボニル、5ないし10員芳香族複素環基及びオキ
ソから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよ
い、炭素原子及び少なくとも1個の窒素原子以外に窒素
原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個
のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員非芳香族
環状アミノ基、又は (vi)式:−(C=O)−R5、−(C=O)−OR5、−
(C=O)−NR56、−(C=S)−NHR5 又は −S
2−R7(式中、各記号は前記と同意義を示す。)で表
されるアシル基;R2及びR3の一方が(i)水素原子、
(ii)置換基を1ないし5個有していてもよいピリジル
基又は(iii)置換基を1ないし5個有していてもよい
6-14アリール基(隣接する2個の置換基が結合して4
ないし7員非芳香族炭素環を形成してもよい);他方
が、置換基を1ないし5個有していてもよいピリジル
基;及びXが酸化されていてもよい硫黄原子、酸素原子
又は式 NR4で表される基で、R4が(i)水素原子、
(ii)置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、
3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC7-16アラ
ルキル、又は(iii)式:−(C=O)−R5、−(C=O)
−OR5、−(C=O)−NR56、−(C=S)−NHR
5 又は −SO2−R7(式中、各記号は前記と同意義を
示す。)で表されるアシル基(R1、R2、R3、R4、R
5、R6及びR7で示される基が置換基を有している場
合、該置換基は、(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アル
キレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲ
ン化されていてもよいC2-6アルケニル、(7)カルボキ
シC2-6アルケニル、(8)ハロゲン化されていてもよい
2-6アルキニル、(9)ハロゲン化されていてもよいC
3-6シクロアルキル、(10)C6-14アリール、(11)ハ
ロゲン化されていてもよいC1-8アルコキシ、(12)C
1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、(13)
ヒドロキシ、(14)C6-14アリールオキシ、(15)C
7-16アラルキルオキシ、(16)メルカプト、(17)ハロ
ゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(18)C
6-14アリールチオ、(19)C7-16アラルキルチオ、(2
0)アミノ、(21)モノ−C1-6アルキルアミノ、(22)
モノ−C6-14アリールアミノ、(23)ジ−C1-6アルキ
ルアミノ、(24)ジ−C6-14アリールアミノ、(25)ホ
ルミル、(26)カルボキシ、(27)C1-6アルキル−カ
ルボニル、(28)C3-6シクロアルキル−カルボニル、
(29)C1-6アルコキシ−カルボニル、(30)C6-14
リール−カルボニル、(31)C7-16アラルキル−カルボ
ニル、(32)C6-14アリールオキシ−カルボニル、(3
3)C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、(34)5又
は6員複素環カルボニル、(35)カルバモイル又はチオ
カルバモイル、(36)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
イル、(37)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(3
8)モノ−又はジ−C6-14アリール−カルバモイル、(3
9)モノ−又はジ−5又は6員複素環カルバモイル、(4
0)C1-6アルキルスルホニル、(41)C6-14アリールス
ルホニル、(42)ホルミルアミノ、(43)C1-6アルキ
ル−カルボニルアミノ、(44)C6-14アリール−カルボ
ニルアミノ、(45)C1-6アルコキシ−カルボニルアミ
ノ、(46)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(47)C
6-14アリールスルホニルアミノ、(48)C1-6アルキル
−カルボニルオキシ、(49)C6-14アリール−カルボニ
ルオキシ、(50)C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
シ、(51)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シ、(52)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
(53)モノ−又はジ−C6-14アリール−カルバモイルオ
キシ、(54)ニコチノイルオキシ、(55)C1-6アルキ
ル、C6-14アリール、C1-6アルキル−カルボニル、5
ないし10員芳香族複素環基及びオキソから選ばれる置
換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和
環状アミノ、(56)5ないし10員芳香族複素環基及び
(57)スルホから選ばれる)である前記(2)記載の予
防治療剤、(4)R5は(i)水素原子、(ii)置換基を
1ないし5個それぞれ有していてもよいC1-6アルキ
ル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロ
アルキル、C6-14アリール又はC7-16アラルキル又は
(iii)置換基を1ないし5個有していてもよい、炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれ
る1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員複素
環基;R6は水素原子又はC1-6アルキル;及びR7
(i)置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、
3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC7-16アラ
ルキル又は(ii)置換基を1ないし5個有していてもよ
い、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子か
ら選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし1
4員複素環基である前記(3)記載の予防治療剤、
(5)R1が置換基を有していてもよいアミノ基である
前記(2)記載の予防治療剤、(6)R1が式:−(C=
O)−R5、−(C=O)−OR5、−(C=O)−NR
56、−(C=S)−NHR5 又は −SO2−R7(式中
の記号は前記(3)と同意義を示す)で表されるアシル
を1又は2個有していてもよいアミノ基である前記
(3)記載の予防治療剤、(7)R1が式:−(C=O)
−R5 又は −(C=O)−NR56(式中の記号は前記
(3)と同意義を示す)で表されるアシルを1又は2個
有していてもよいアミノ基である前記(3)記載の予防
治療剤、(8)Xが硫黄原子である前記(2)記載の予
防治療剤、(9)R2が置換基を有していてもよいピリ
ジル基である前記(2)記載の予防治療剤、(10)R
3が置換基を有していてもよいC6-14アリール基である
前記(2)記載の予防治療剤、(11)R1が式:−(C
=O)−R5 又は −(C=O)−NR56(式中の記号は
前記(3)と同意義を示す)で表されるアシルを1又は
2個有していてもよいアミノ基;R2がC1-6アルキル、
ヒドロキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシから
選ばれる置換基を1ないし5個有していてもよいピリジ
ル基;R3がハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルコキシ及びカルボキシから選ばれる置換基を1ないし
5個有していてもよいC6-14アリール基;及びXが硫黄
原子である前記(3)記載の予防治療剤、(12)R1
が(i)ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよいC
1-6アルキル、カルボキシC2-6アルケニル、ハロゲン化
されていてもよいC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−
カルボニル−C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、
モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ、カルボキシ、C
1-6アルコキシ−カルボニル、モノ−又はジ−C1-6アル
キル−カルバモイル及びC6-14アリール−カルボニルア
ミノから選ばれる置換基を1ないし5個それぞれ有して
いてもよいC1-8アルキル基、C3-6シクロアルキル基又
はC6-10アリール基、(ii)5員複素環基、(iii)
(1)C1-6アルキル、(2)C6-14アリール、(3)C
7-16アラルキル、(4)6員複素環基及び(5)ハロゲン
原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、カルボキシ及
びC1-6アルコキシ−カルボニルから選ばれる置換基を
1ないし3個それぞれ有していてもよいC1-6アルキル
−カルボニル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C
6-14アリール−カルボニル、C7-16アラルキル−カルボ
ニル、C1-6アルキル−カルバモイル又は5あるいは6
員複素環カルボニルから選ばれる置換基を1又は2個又
は(6)ジ−C1-6アルキルアミノ−C1-6アルキリデン
を有していてもよいアミノ基、(iv)C1-6アルキル−
カルボニル又はオキソで置換されていてもよい5又は6
員非芳香族環状アミノ基又は(v)カルボキシ基;R2
1-6アルキル、ヒドロキシ及びC1-6アルキル−カルボ
ニルオキシから選ばれる置換基を1ないし3個を有して
いていもよいピリジル基;R3がハロゲン原子、C1-3
ルキレンジオキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル、カルボキシC2-6アルケニル、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-8アルコキシ、ヒドロキシ、C7-16
アラルキルオキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキ
シから選ばれる置換基を1ないし3個有していていもよ
いC6-10アリール基(置換基として隣接する2個のアル
キル基が結合して5員非芳香族炭素環を形成していても
よい);及びXが硫黄原子である前記(2)記載の予防
治療剤等に関する。
【0007】本明細書中、「アシル基」としては、例え
ば式:−(C=O)−R5、−(C=O)−OR5、−(C=
O)−NR56、−(C=S)−NHR5 又は−SO2−R
7(式中、R5は水素原子、置換基を有していてもよい炭
化水素基又は置換基を有していてもよい複素環基、R6
は水素原子又はC1-6アルキル、R7は置換基を有してい
てもよい炭化水素基又は置換基を有していてもよい複素
環基を示す。)で表されるアシル基等が挙げられる。前
記式中、R5で示される「置換基を有していてもよい炭
化水素基」の「炭化水素基」としては、例えば、鎖状又
は環状炭化水素基(例、アルキル、アルケニル、アルキ
ニル、シクロアルキル、アリール、アラルキル等)等が
挙げられる。このうち、炭素数1ないし16個の鎖状又
は環状炭化水素基等が好ましい。「アルキル」として
は、例えばC1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブ
チル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル等)等が好ま
しい。「アルケニル」としては、例えばC2-6アルケニ
ル(例えば、ビニル、アリル、イソプロペニル、1−ブ
テニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−メチル−2
−プロペニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチ
ル−1−プロペニル等)等が好ましい。「アルキニル」
としては、例えばC2-6アルキニル(例えば、エチニ
ル、プロパルギル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−
ブチニル、1−ヘキシニル等)等が好ましい。「シクロ
アルキル」としては、例えばC3-6シクロアルキル(例
えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル等)等が好ましい。「アリール」と
しては、例えばC6-14アリール(例えば、フェニル、1
−ナフチル、2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビ
フェニリル、4−ビフェニリル、2−アンスリル等)等
が好ましい。「アラルキル」としては、例えばC7-16
ラルキル(例えば、ベンジル、フェネチル、ジフェニル
メチル、1−ナフチルメチル、2−ナフチルメチル、
2,2−ジフェニルエチル、3−フェニルプロピル、4
−フェニルブチル、5−フェニルペンチル等)等が好ま
しい。
【0008】R5で示される「置換基を有していてもよ
い炭化水素基」の「置換基」としては、例えばハロゲン
原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、C1-3
ルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジ
オキシ等)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6
アルケニル、カルボキシC2-6アルケニル(例、2−カ
ルボキシエテニル、2−カルボキシ−2−メチルエテニ
ル等)、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニ
ル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2
−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4
−ビフェニリル、2−アンスリル等)、ハロゲン化され
ていてもよいC1-8アルコキシ、C1-6アルコキシ−カル
ボニル−C1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニルメ
チルオキシ等)、ヒドロキシ、C6-14アリールオキシ
(例、フェニルオキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフ
チルオキシ等)、C7-16アラルキルオキシ(例えば、ベ
ンジルオキシ、フェネチルオキシ等)、メルカプト、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、C6-14
アリールチオ(例、フェニルチオ、1−ナフチルチオ、
2−ナフチルチオ等)、C7-16アラルキルチオ(例え
ば、ベンジルチオ、フェネチルチオ等)、アミノ、モノ
−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルア
ミノ等)、モノ−C6-14アリールアミノ(例、フェニル
アミノ、1−ナフチルアミノ、2−ナフチルアミノ
等)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等)、ジ−C
6-14アリールアミノ(例、ジフェニルアミノ等)、ホル
ミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル(例、
アセチル、プロピオニル等)、C3-6シクロアルキル−
カルボニル(例、シクロプロピルカルボニル、シクロペ
ンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニル等)、C
1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert
-ブトキシカルボニル等)、C6-14アリール−カルボニ
ル(例、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイル
等)、C7-16アラルキル−カルボニル(例、フェニルア
セチル、3−フェニルプロピオニル等)、C6-14アリー
ルオキシ−カルボニル(例、フェノキシカルボニル
等)、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル(例、ベン
ジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル
等)、5又は6員複素環カルボニル(例、ニコチノイ
ル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル、モルホリ
ノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペラジン
−1−イルカルボニル、ピロリジン−1−イルカルボニ
ル等)、カルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバ
モイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル
等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチ
ルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチル
カルバモイル等)、モノ−又はジ−C6-14アリール−カ
ルバモイル(例、フェニルカルバモイル、1−ナフチル
カルバモイル、2−ナフチルカルバモイル等)、モノ−
又はジ−5又は6員複素環カルバモイル(例、2−ピリ
ジルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4−ピ
リジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、3−
チエニルカルバモイル等)、C1-6アルキルスルホニル
(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル等)、C
6-14アリールスルホニル(例、フェニルスルホニル、1
−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニル等)、
ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ
(例、アセチルアミノ等)、C6-14アリール−カルボニ
ルアミノ(例、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ
等)、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ(例、メト
キシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プ
ロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ
等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルス
ルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ等)、C6-14
アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホニルア
ミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフチルス
ルホニルアミノ等)、モノ−又はジ−C1-6アルキル−
カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオキ
シ等)、C6-14アリール−カルボニルオキシ(例、ベン
ゾイルオキシ、ナフチルカルボニルオキシ等)、C1-6
アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニ
ルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカル
ボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ等)、モノ−
1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカル
バモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシ等)、ジ−
1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカ
ルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、
6-14アリール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカ
ルバモイルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシ等)、
ニコチノイルオキシ、置換基を有していてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、5ないし10員芳香族複素環基
(例、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3
−ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリ
ル、4−キノリル、5−キノリル、8−キノリル、1−
イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、
5−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリル、
3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ
[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベン
ゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フラニル等)、ス
ルホ等が挙げられる。該「炭化水素基」は、例えば上記
置換基を、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは
1ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の
場合、各置換基は同一又は異なっていてもよい。
【0009】前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは
1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-6アルキル
(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等)等が挙げられる。具体例としては、メ
チル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメ
チル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロ
エチル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロ
ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペン
チル、イソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−トリ
フルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオ
ロヘキシル等が挙げられる。前記「ハロゲン化されてい
てもよいC2-6アルケニル」としては、例えば1ないし
5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC
2-6アルケニル(例、ビニル、プロペニル、イソプロペ
ニル、2−ブテン−1−イル、4−ペンテン−1−イ
ル、5−へキセン−1−イル)等が挙げられる。前記
「ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル」とし
ては、例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を
有していてもよいC2-6アルキニル(例、2−ブチン−
1−イル、4−ペンチン−1−イル、5−へキシン−1
−イル等)等が挙げられる。前記「ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル」としては、例えば1な
いし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していても
よいC3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等)等が挙
げられる。具体例としては、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジク
ロロシクロヘキシル、2,2,3,3−テトラフルオロ
シクロペンチル、4−クロロシクロヘキシル等が挙げら
れる。前記「ハロゲン化されていてもよいC1-8アルコ
キシ」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1な
いし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素等)を有していてもよいC1-8アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、
ヘキシルオキシ等)等が挙げられる。具体例としては、
例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメ
トキシ、エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,
4−トリフルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキ
シ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられる。
前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチ
オ」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1ない
し3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素等)を有していてもよいC1-6アルキルチオ(例、メ
チルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチ
オ、ブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ
等)等が挙げられる。具体例としては、メチルチオ、ジ
フルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、エチル
チオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、
4,4,4−トリフルオロブチルチオ、ペンチルチオ、
ヘキシルチオ等が挙げられる。
【0010】前記「置換基を有していてもよい5ないし
7員飽和環状アミノ」の「5ないし7員飽和環状アミ
ノ」としては、例えば、1個の窒素原子と炭素原子以外
に、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1又
は2種、1ないし4個のヘテロ原子を含んでいてもよい
5ないし7員飽和環状アミノが挙げられ、具体例として
は、ピロリジン−1−イル、ピペリジノ、ピペラジン−
1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、テトラヒドロ
アゼピン−1−イル等が挙げられる。該「置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」の「置換
基」としては、例えばC1-6アルキル(例、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル等)、
6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビ
フェニリル、2−アンスリル等)、C1-6アルキル−カ
ルボニル(例、アセチル、プロピオニル等)、5ないし
10員芳香族複素環基(例、2−チエニル、3−チエニ
ル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−
キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリ
ル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリ
ル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、1−インド
リル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチ
アゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ
[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベン
ゾ[b]フラニル等)、オキソ等が1ないし3個挙げら
れる。
【0011】R5で示される「置換基を有していてもよ
い複素環基」の「複素環基」としては、例えば、炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる
1又は2種、1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし
14員(単環、2環又は3環式)複素環、好ましくは
(i)5ないし14員(好ましくは5ないし10員)芳
香族複素環、(ii)5ないし10員非芳香族複素環又は
(iii)7ないし10員複素架橋環から任意の1個の水
素原子を除いてできる1価の基等が挙げられる。上記
「5ないし14員(好ましくは5ないし10員)の芳香
族複素環」としては、例えば、チオフェン、ベンゾ
[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイミダ
ゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベン
ズイソチアゾール、ナフト[2,3−b]チオフェン、
フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、ピリジ
ン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、インドール、
イソインドール、1H−インダゾール、プリン、4H−
キノリジン、イソキノリン、キノリン、フタラジン、ナ
フチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、
カルバゾール、β−カルボリン、フェナントリジン、ア
クリジン、フェナジン、チアゾール、イソチアゾール、
フェノチアジン、イソオキサゾール、フラザン、フェノ
キサジン等の芳香族複素環、又はこれらの環(好ましく
は単環)が1ないし複数個(好ましくは1又は2個)の
芳香環(例、ベンゼン環等)と縮合して形成された環等
が挙げられる。上記「5ないし10員非芳香族複素環」
としては、例えば、ピロリジン、イミダゾリン、ピラゾ
リジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジン、モルホ
リン、チオモルホリン、ジオキサゾール、オキサジアゾ
リン、チアジアゾリン、トリアゾリン、チアジアゾー
ル、ジチアゾール等が挙げられる。上記「7ないし10
員複素架橋環」としては、例えば、キヌクリジン、7−
アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン等が挙げられる。
【0012】該「複素環基」として好ましくは、炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる
1又は2種、好ましくは、1ないし4個のヘテロ原子を
含む5ないし14員(好ましくは5ないし10員)の
(単環又は2環式)複素環基である。具体的には、例え
ば2−チエニル、3−チエニル、2−フリル、3−フリ
ル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−
キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリ
ル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリ
ル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、ピラジニ
ル、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、3−ピロリ
ル、2−イミダゾリル、3−ピリダジニル、3−イソチ
アゾリル、3−イソオキサゾリル、1−インドリル、2
−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチアゾリ
ル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエ
ニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フ
ラニル等の芳香族複素環基、例えば1−ピロリジニル、
2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、2−イミダゾリ
ニル、4−イミダゾリニル、2−ピラゾリジニル、3−
ピラゾリジニル、4−ピラゾリジニル、ピペリジノ、2
−ピペリジル、3−ピペリジル、4−ピペリジル、1−
ピペラジニル、2−ピペラジニル、モルホリノ、チオモ
ルホリノ等の非芳香族複素環基等である。このうち、例
えば炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子か
ら選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含む5又は6員
の複素環基等が更に好ましい。具体的には、2−チエニ
ル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−
ピリジル、2−フリル、3−フリル、ピラジニル、2−
ピリミジニル、3−ピロリル、3−ピリダジニル、3−
イソチアゾリル、3−イソオキサゾリル、1−ピロリジ
ニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、2−イミ
ダゾリニル、4−イミダゾリニル、2−ピラゾリジニ
ル、3−ピラゾリジニル、4−ピラゾリジニル、ピペリ
ジノ、2−ピペリジル、3−ピペリジル、4−ピペリジ
ル、1−ピペラジニル、2−ピペラジニル、モルホリ
ノ、チオモルホリノ等が挙げられる。該「置換基を有し
ていてもよい複素環基」の「置換基」としては、例えば
前記R5で示される「置換基を有していてもよい炭化水
素基」の「置換基」と同様のもの等が挙げられる。該
「複素環基」は、例えば上記置換基を、置換可能な位置
に1ないし5個、好ましくは1ないし3個有していても
よく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一又は
異なっていてもよい。
【0013】R6で示される「C1-6アルキル」として
は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、
ペンチル、ヘキシル等が挙げられる。R7で示される
「置換基を有していてもよい炭化水素基」及び「置換基
を有していてもよい複素環基」としては、例えば前記R
5で示される「置換基を有していてもよい炭化水素基」
及び「置換基を有していてもよい複素環基」がそれぞれ
挙げられる。上記化合物(I)における「4位又は5位
の少なくとも一方が、置換基を有していてもよいピリジ
ル基で置換された1,3−アゾール化合物」の「1,3
−アゾール化合物」としては、例えば1,3−チアゾー
ル、1,3−オキサゾール、1,3−イミダゾール等が
挙げられる。該「4位又は5位の少なくとも一方が、置
換基を有していてもよいピリジル基で置換された1,3
−アゾール化合物」の「置換基を有していてもよいピリ
ジル」の「置換基」としては、例えば前記R5で示され
る「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「置換
基」と同様のものが挙げられる。
【0014】該「ピリジル基」は、例えば上記置換基
を、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ない
し3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合、
各置換基は同一又は異なっていてもよい。また、該「ピ
リジル基」の環内窒素原子は、N−オキシド化されてい
てもよい。上記「4位又は5位の少なくとも一方が、置
換基を有していてもよいピリジル基で置換された1,3
−アゾール化合物」は、更に、1ないし4個、好ましく
は1ないし3個の置換基を有していてもよい。置換基数
が2個以上の場合、各置換基は同一又は異なっていても
よい。かかる「置換基」として、例えば、置換基を有し
ていてもよい炭化水素基、置換基を有していてもよい複
素環基、置換基を有していてもよいアミノ基、アシル基
等が挙げられる。
【0015】該「置換基を有していてもよい炭化水素
基」及び「置換基を有していてもよい複素環基」として
は、前記R5で示される「置換基を有していてもよい炭
化水素基」及び「置換基を有していてもよい複素環基」
がそれぞれ挙げられる。該「置換基を有していてもよい
アミノ基」としては、(1)置換基を1又は2個有して
いてもよいアミノ基及び(2)置換基を有していてもよ
い環状アミノ基が挙げられる。上記(1)の「置換基を
1又は2個有していてもよいアミノ基」の「置換基」と
しては、例えば、置換基を有していてもよい炭化水素
基、置換基を有していてもよい複素環基、アシル基、置
換基を有していてもよいアルキリデン基等が挙げられ
る。これら「置換基を有していてもよい炭化水素基」及
び「置換基を有していてもよい複素環基」としては、前
記R5で示される「置換基を有していてもよい炭化水素
基」及び「置換基を有していてもよい複素環基」と同様
のものがそれぞれ挙げられる。該「置換基を有していて
もよいアルキリデン基」の「アルキリデン基」として
は、例えばC1-6アルキリデン(例えば、メチリデン、
エチリデン、プロピリデン等)等が挙げられる。該「置
換基を有していてもよいアルキリデン基」の「置換基」
としては、前記R5で示される「置換基を有していても
よい炭化水素基」の「置換基」と同様のものが1ないし
5個、好ましくは1ないし3個挙げられる。上記「置換
基を1又は2個有していてもよいアミノ基」の「置換
基」が2個の場合、各置換基は同一又は異なっていても
よい。上記(2)の「置換基を有していてもよい環状ア
ミノ基」の「環状アミノ基」としては、1個の窒素原子
と炭素原子以外に、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子か
ら選ばれる1又は2種、1ないし4個のヘテロ原子を含
んでいてもよい5ないし7員非芳香族環状アミノ基が挙
げられ、具体例としては、ピロリジン−1−イル、ピペ
リジノ、ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモル
ホリノ、テトラヒドロアゼピン−1−イル、イミダゾリ
ジン−1−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾー
ル−1−イル、テトラヒドロ−1(2H)−ピリミジニ
ル、3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリミジニル、
3,4−ジヒドロ−1(2H)−ピリミジニル等が挙げ
られる。「置換基を有していてもよい環状アミノ基」の
「置換基」としては、例えば、前記R5で示される「置
換基を有していてもよい炭化水素基」の「置換基」とし
て詳述した「置換基を有していてもよい5ないし7員飽
和環状アミノ」の「置換基」と同様のもの等が1ないし
3個挙げられる。1個のオキソを有する5ないし7員非
芳香族環状アミノ基の具体例としては、2−オキソイミ
ダゾリジン−1−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ
−1H−イミダゾール−1−イル、2−オキソテトラヒ
ドロ−1(2H)−ピリミジニル、2−オキソ−3,6
−ジヒドロ−1(2H)−ピリミジニル、2−オキソ−
3,4−ジヒドロ−1(2H)−ピリミジニル等が挙げ
られる。
【0016】化合物(I)の好ましい例として、化合物
(Ia)が挙げられる。化合物(Ia)における1,3−ア
ゾールの構成原子としての窒素原子は、N−オキシド化
されていてもよい。R1で示される「置換基を有してい
てもよい炭化水素基」、「置換基を有していてもよい複
素環基」及び「置換基を有していてもよいアミノ基」
は、上記化合物(I)が置換基として有していてもよい
「置換基を有していてもよい炭化水素基」、「置換基を
有していてもよい複素環基」及び「置換基を有していて
もよいアミノ基」と同様のものがそれぞれ挙げられる。
1は好ましくは、置換基を有していてもよいアミノ基
である。更に好ましくは、式:−(C=O)−R5、−(C
=O)−OR5、−(C=O)−NR56、−(C=S)−N
HR5 又は −SO2−R7〔式中、各記号は前記と同意
義を示す。〕で表されるアシルを1又は2個有していて
もよいアミノ基である。特に好ましくは、式:−(C=
O)−R5 又は −(C=O)−NR56〔式中、各記号は
前記と同意義を示す。〕で表されるアシルを1又は2個
有していてもよいアミノ基である。
【0017】R2又はR3で示される「置換基を有してい
てもよいピリジル基」としては、上記化合物(I)が置
換基として有している「置換基を有していてもよいピリ
ジル基」と同様のものが挙げられる。R2又はR3で示さ
れる「置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基」の
「芳香族炭化水素基」としては、例えば炭素数6ないし
14個の単環式又は縮合多環式(2又は3環式)芳香族
炭化水素基等が挙げられる。その具体例として、例えば
フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−ビフェニ
リル、3−ビフェニリル、4−ビフェニリル、2−アン
スリル等のC6-14アリール等が挙げられる。該「置換基
を有していてもよい芳香族炭化水素基」の「置換基」と
しては、例えば前記R5で示される「置換基を有してい
てもよい炭化水素基」の「置換基」と同様のものが1な
いし5個、好ましくは1ないし3個挙げられる。置換基
の個数が2個以上の場合、各置換基は同一又は異なって
いてもよい。また、隣接する2個の置換基は4ないし7
員非芳香族炭素環を形成してもよい。好ましくは5員非
芳香族炭素環である。
【0018】R2及びR3の一方が、置換基を有していて
もよいピリジル基又は置換基を有していてもよい芳香族
炭化水素基、他方が置換基を有していてもよいピリジル
基である場合が好ましい。R2は好ましくは、置換基を
有していてもよいピリジル基である。R3は好ましくは
置換基を有していてもよいC6-14アリール(好ましくは
フェニル等のC6-10アリール等)である。Xで示される
「酸化されていてもよい硫黄原子」としては、S、S
O、SO2が挙げられる。R4で示される「置換基を有し
ていてもよい炭化水素基」としては、例えば前記R5
示される「置換基を有していてもよい炭化水素基」と同
様のものが挙げられる。Xとして好ましくは、酸化され
ていてもよい硫黄原子である。更に好ましくは、Sであ
る。
【0019】化合物(I)中、R1が置換基を有していて
もよいアミノ基、好ましくはモノアシルアミノ基;R2
及びR3の一方が置換基を有していてもよいピリジル基
又は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基、他方
が置換基を有していてもよいピリジル基;XがSである
場合が好ましい。更に好ましくは、R1が式:−(C=
O)−R5 又は −(C=O)−NR56〔式中、各記号は
前記と同意義を示す。〕で表されるアシルを1又は2個
有していてもよいアミノ基;R2がC1-6アルキル、ヒド
ロキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシから選ば
れる置換基を1ないし5個有していてもよいピリジル
基;R3がハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよい
1-6アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アル
コキシ及びカルボキシから選ばれる置換基を1ないし5
個有していてもよいC6-14アリール基;及びXがSであ
る化合物等である。また、R1が(i)ハロゲン原子、ハ
ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、カルボキシ
2-6アルケニル、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコ
キシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アル
キルアミノ、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニ
ル、モノ−又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル及び
6-14アリール−カルボニルアミノから選ばれる置換基
を1ないし5個それぞれ有していてもよいC1-8アルキ
ル、C3-6シクロアルキル又はC6-14アリール(好まし
くはC6-10アリール)、
【0020】(ii)5員複素環基、(iii)(1)C1-6
アルキル、(2)C6-14アリール、(3)C7-16アラルキ
ル、(4)6員複素環基及び(5)ハロゲン原子、C1-6
アルキル、C1-6アルコキシ、カルボキシ及びC1-6アル
コキシ−カルボニルから選ばれる置換基を1ないし3個
それぞれ有していてもよいC1-6アルキル−カルボニ
ル、C3-6シクロアルキル−カルボニル、C6-14アリー
ル−カルボニル、C7-16アラルキル−カルボニル、C
1-6アルキル−カルバモイル又は5あるいは6員複素環
カルボニルから選ばれる置換基を1又は2個又は(6)
ジ−C1-6アルキルアミノ−C1-6アルキリデンを有して
いてもよいアミノ基、(iv)C1-6アルキル−カルボニ
ル又はオキソで置換されていてもよい5又は6員非芳香
族環状アミノ基又は(v)カルボキシ基;R2がC1-6
ルキル、ヒドロキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオ
キシから選ばれる置換基を1ないし3個を有していてい
もよいピリジル基;R3がハロゲン原子、C1-3アルキレ
ンジオキシ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、カルボキシC2-6アルケニル、ハロゲン化されてい
てもよいC1-8アルコキシ、ヒドロキシ、C7-16アラル
キルオキシ及びC1-6アルキル−カルボニルオキシから
選ばれる置換基を1ないし3個有していていもよいC
6-10アリール基(置換基として隣接する2個のアルキル
基が結合して5員非芳香族炭素環を形成していてもよ
い);及びXが硫黄原子である化合物も好ましい。
【0021】化合物(I)の好ましい具体例としては、
N−[4−(4−メトキシフェニル)−5−(3−ピリ
ジル)−1,3−チアゾール−2−イル]アセトアミド
(参考例10)、N−[4−(4−メトキシフェニル)
−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]アセトアミド(参考例23−64)、N−[4−
(4−メトキシフェニル)−5−(4−ピリジル)−
1,3−チアゾール−2−イル]プロピオンアミド(参
考例23−37)、N−[4−(4−メトキシフェニ
ル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2
−イル]−2−メチルプロピオンアミド(参考例23−
105)、N−[4−(4−メトキシフェニル)−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]ブ
チルアミド、N−[4−(4−メトキシフェニル)−5
−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]
ベンズアミド(参考例23−38)、N−[4−(4−
メトキシフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−
チアゾール−2−イル]ニコチンアミド(参考例23−
101)、N−[4−(4−メトキシフェニル)−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]−
N’−エチルウレア(参考例23−156)、N−[4
−(4−メトキシフェニル)−5−(4−ピリジル)−
1,3−チアゾール−2−イル]−N’−プロピルウレ
ア(参考例23−108)、4−(4−メトキシフェニ
ル)−2−(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)−
5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール(参考例2
3−222)、4−(4−メトキシフェニル)−2−
(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾール
−1−イル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾ
ール、4−(4−メトキシフェニル)−2−[2−オキ
ソテトラヒドロ−1(2H)−ピリミジニル]−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール、4−(4−メ
トキシフェニル)−2−(2−オキソピロリジン−1−
イル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール
(参考例23−115)、N−[4−(4−エチルフェ
ニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−
2−イル]アセトアミド(参考例23−110)、N−
[4−(4−エチルフェニル)−5−(4−ピリジル)
−1,3−チアゾール−2−イル]プロピオンアミド、
N−[4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニ
ル]−5−(3−ピリジル)−1,3−チアゾール−2
−イル]アセトアミド(参考例23−172)、N−
[4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−
5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]アセトアミド(参考例23−137)、N−[4−
[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]プ
ロピオンアミド(参考例23−163)、N−[4−
[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]−
2−メチルプロピオンアミド(参考例23−138)、
N−[4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニ
ル]−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2
−イル]ブチルアミド、N−[4−[4−(1,1−ジ
メチルエチル)フェニル]−5−(4−ピリジル)−
1,3−チアゾール−2−イル]シクロペンタンカルボ
キサミド(参考例23−168)、N−[4−[4−
(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−5−(4−ピ
リジル)−1,3−チアゾール−2−イル]ベンズアミ
ド(参考例23−164)、N−[4−[4−(1,1
−ジメチルエチル)フェニル]−5−(4−ピリジル)
−1,3−チアゾール−2−イル]ニコチンアミド(参
考例23−165)、N−[4−[4−(1,1−ジメ
チルエチル)フェニル]−5−(4−ピリジル)−1,
3−チアゾール−2−イル]−N’−エチルウレア(参
考例23−169)、N−[4−[4−(1,1−ジメ
チルエチル)フェニル]−5−(4−ピリジル)−1,
3−チアゾール−2−イル]−N’−プロピルウレア
(参考例23−170)、4−[4−(1,1−ジメチ
ルエチル)フェニル]−2−(2−オキソイミダゾリジ
ン−1−イル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チア
ゾール、4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニ
ル]−2−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イ
ミダゾール−1−イル)−5−(4−ピリジル)−1,
3−チアゾール、
【0022】4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フ
ェニル]−2−[2−オキソテトラヒドロ−1(2H)
−ピリミジニル]−5−(4−ピリジル)−1,3−チ
アゾール、4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェ
ニル]−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)−5
−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール、N−[4−
(3,5−ジメチルフェニル)−5−(3−ピリジル)
−1,3−チアゾール−2−イル]アセトアミド(参考
例23−205)、N−[4−(3,5−ジメチルフェ
ニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−
2−イル]アセトアミド(参考例23−128)、N−
[4−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(4−ピリ
ジル)−1,3−チアゾール−2−イル]プロピオンア
ミド(参考例23−194)、N−[4−(3,5−ジ
メチルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チ
アゾール−2−イル]−2−メチルプロピオンアミド
(参考例23−195)、N−[4−(3,5−ジメチ
ルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾ
ール−2−イル]ブチルアミド、N−[4−(3,5−
ジメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−
チアゾール−2−イル]シクロペンタンカルボキサミド
(参考例23−198)、N−[4−(3,5−ジメチ
ルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾ
ール−2−イル]ベンズアミド(参考例23−19
7)、N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]ニ
コチンアミド(参考例23−199)、N−[4−
(3,5−ジメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)
−1,3−チアゾール−2−イル]−N’−エチルウレ
ア(参考例23−201)、N−[4−(3,5−ジメ
チルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チア
ゾール−2−イル]−N’−プロピルウレア(参考例2
3−202)、4−(3,5−ジメチルフェニル)−2
−(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)−5−(4
−ピリジル)−1,3−チアゾール、4−(3,5−ジ
メチルフェニル)−2−(2−オキソ−2,3−ジヒド
ロ−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−ピリ
ジル)−1,3−チアゾール、4−(3,5−ジメチル
フェニル)−2−[2−オキソテトラヒドロ−1(2
H)−ピリミジニル]−5−(4−ピリジル)−1,3
−チアゾール、4−(3,5−ジメチルフェニル)−2
−(2−オキソピロリジン−1−イル)−5−(4−ピ
リジル)−1,3−チアゾール、N−[5−(4−ピリ
ジル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)−
1,3−チアゾール−2−イル]アセトアミド(参考例
23−184)、N−[5−(4−ピリジル)−4−
(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,3−チアゾ
ール−2−イル]プロピオンアミド(参考例23−18
5)、N−[5−(4−ピリジル)−4−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]−2−メチルプロピオンアミド(参考例23−18
6)、N−[5−(4−ピリジル)−4−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]ベンズアミド(参考例23−188)、N−[5−
(4−ピリジル)−4−(4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−1,3−チアゾール−2−イル]ニコチンアミ
ド(参考例23−190)、N−[5−(4−ピリジ
ル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,
3−チアゾール−2−イル]−N’−エチルウレア(参
考例23−192)、N−[5−(4−ピリジル)−4
−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,3−チア
ゾール−2−イル]−N’−プロピルウレア(参考例2
3−193)又はそれらの塩等が挙げられる。とりわ
け、N−[4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェ
ニル]−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−
2−イル]ベンズアミド(参考例23−164)、N−
[4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−
5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]ニコチンアミド(参考例23−165)、N−[4
−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]シ
クロペンタンカルボキサミド(参考例23−168)、
N−[4−[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニ
ル]−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2
−イル]シクロヘキサンカルボキサミド、N−[4−
(3,5−ジメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)
−1,3−チアゾール−2−イル]アセトアミド(参考
例23−128)、N−[4−(3,5−ジメチルフェ
ニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−
2−イル]プロピオンアミド(参考例23−194)、
2−メチル−N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)
−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]プロピオンアミド(参考例23−195)、N−
[4−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(4−ピリ
ジル)−1,3−チアゾール−2−イル]ブチルアミ
ド、N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]ペ
ンタンアミド、N−[4−(3,5−ジメチルフェニ
ル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2
−イル]ヘキサンアミド、N−[4−(3,5−ジメチ
ルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾ
ール−2−イル]ベンズアミド(参考例23−19
7)、N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]ニ
コチンアミド(参考例23−199)、N−[4−
(3,5−ジメチルフェニル)−5−(4−ピリジル)
−1,3−チアゾール−2−イル]イソニコチンアミド
(参考例23−200)、N−[4−(3,5−ジメチ
ルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾ
ール−2−イル]ピラジンカルボキサミド(参考例23
−246)、N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)
−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]シクロペンタンカルボキサミド(参考例23−19
8)、N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)−5−
(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イル]シ
クロヘキサンカルボキサミド、2−フェニル−N−[4
−(3,5−ジメチルフェニル)−5−(4−ピリジ
ル)−1,3−チアゾール−2−イル]アセトアミド
(参考例23−196)、N−[4−(3,5−ジメチ
ルフェニル)−5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾ
ール−2−イル]−N’−エチルウレア(参考例23−
201)、N−[4−(3,5−ジメチルフェニル)−
5−(4−ピリジル)−1,3−チアゾール−2−イ
ル]−N’−プロピルウレア(参考例23−202)又
はそれらの塩等が好ましい。
【0023】化合物(I)及び(Ia)の塩としては、例
えば金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸
との塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との塩
等が挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えばナ
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウ
ム塩、マグネシウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金
属塩;アルミニウム塩等が挙げられる。有機塩基との塩
の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリエ
チルアミン、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、N,N'−ジベンジルエチレンジアミン等との塩
が挙げられる。無機酸との塩の好適な例としては、例え
ば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩が挙
げられる。有機酸との塩の好適な例としては、例えばギ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル酸、シ
ュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リ
ンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸等との塩が挙げられる。塩基性アミ
ノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギニン、リ
ジン、オルニチン等との塩が挙げられ、酸性アミノ酸と
の塩の好適な例としては、例えばアスパラギン酸、グル
タミン酸等との塩が挙げられる。このうち、薬学的に許
容し得る塩が好ましい。例えば、化合物内に酸性官能基
を有する場合にはアルカリ金属塩(例、ナトリウム塩、
カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例、カルシウム
塩、マグネシウム塩、バリウム塩等)等の無機塩、アン
モニウム塩等、また、化合物内に塩基性官能基を有する
場合には、例えば臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等無
機酸との塩、又は酢酸、フタル酸、フマル酸、シュウ
酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸との塩
が挙げられる。
【0024】化合物(I)(化合物(Ia)も含む)の製
造法について以下に述べる。化合物(I)は、下記の反
応式1ないし3で示される方法又はそれに準じた方法等
により得られるほか、例えば化合物(I)が、1,3−
オキサゾール類の場合は WO 95/13067等に記
載の方法又はそれに準じた方法等により、1,3−イミ
ダゾール類の場合は USP 3,940,486、WO
88/01169、WO 93/14081、WO 95
/02591、WO 97/12876等に記載の方法
又はそれに準じた方法等により、1,3−チアゾール類
の場合は特開昭60−58981号公報、特開昭61−
10580号公報、特表平7−503023号公報、W
O 93/15071、DE−A−3601411、特
開平5−70446号公報等に記載の方法又はそれに準
じた方法等により得られる。以下の反応式1ないし3中
の化合物の各記号は、前記と同意義を示す。反応式中の
化合物は塩を形成している場合も含み、該塩としては、
例えば化合物(I)の塩と同様のもの等が挙げられる。
【0025】
【化9】
【0026】化合物(II)、(III)、(V)、(VI
I)、(XI)、(XIII)及び(XIV)は、市販されている
場合には市販品をそのまま用いることもでき、自体公知
の方法又はこれらに準じた方法に従って製造することも
できる。化合物(IV)は化合物(II)と化合物(III)
とを塩基の存在下、縮合することにより得られる。化合
物(III)中、R8は、例えばC1-6アルコキシ(例、
メトキシ、エトキシ等)、ジ−C1-6アルキルアミノ
(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等)、N−C
6-10アリール−N−C1-6アルキルアミノ(例、N−フ
ェニル−N−メチルアミノ等)、C6-10アリール及び
(又は)C1-6アルキルで置換されていてもよい3ない
し7員環状アミノ(例、ピロリジノ、モルホリノ、メチ
ルアジリジン−1−イル等)等を示す。化合物(III)
の使用量は、化合物(II)1モルに対し、約0.5ない
し約3.0モル、好ましくは約0.8ないし約2.0モ
ルである。塩基の使用量は、化合物(II)1モルに対
し、約1.0ないし約30モル、好ましくは約1.0ない
し約10モルである。該「塩基」としては、例えば炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、等の塩基性
塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基
類、ピリジン、ルチジン等の芳香族アミン類、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、シ
クロヘキシルジメチルアミン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジ
ン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン等の
第3級アミン類、水素化ナトリウム、水素化カリウム等
のアルカリ金属水素化物類、ナトリウムアミド、リチウ
ムジイソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラ
ジド等の金属アミド類、ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カリウム tert-ブトキシド等の金属ア
ルコキシド類等が挙げられる。本反応は、無溶媒中又は
反応に不活性な溶媒存在下にて行うのが有利である。該
溶媒は、反応が進行する限り特に限定されないが、例え
ばハロゲン化炭化水素類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭
化水素類、エーテル類、アミド類、アルコール類、水又
はこれら二種以上の混合物等が用いられる。反応温度
は、通常約−5ないし約200℃、好ましくは約5ない
し約150℃である。反応時間は通常約5分ないし約7
2時間、好ましくは約0.5ないし約30時間である。
生成物は反応液のまま、あるいは粗製物として次の反応
に用いることもできるが、常法に従って反応混合物から
単離することもでき、再結晶、蒸留、クロマトグラフィ
ー等の分離手段により容易に精製することができる。
【0027】化合物(VIII)は、化合物(IV)を酸で処
理することにより得られる。酸の使用量は、化合物(I
V)1モルに対し、約1.0ないし約100モル、好まし
くは約1.0ないし約30モルである。該「酸」として
は、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸等の鉱酸類が用いら
れる。本反応は、反応に不活性な溶媒存在下にて行う。
該溶媒は、反応が進行する限り特に限定されないが、例
えば水、水とアミド類との混合物、水とアルコール類と
の混合物等が用いられる。反応温度は、通常20ないし
約200℃、好ましくは約60ないし約150℃であ
る。反応時間は、通常約30分ないし約72時間、好ま
しくは約1ないし約30時間である。生成物は反応液の
まま、あるいは粗製物として次の反応に用いることもで
きるが、常法に従って反応混合物から単離することもで
き、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー等の分離手段に
より容易に精製することができる。
【0028】化合物(VIII)は、化合物(V)を塩基で
処理して得られる化合物(VI)と化合物(VII)とを縮
合することによっても得られる。化合物(VI)中、M
は、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属を示す。化合物(VII)中、R9としては、例えば
前記R8と同様のものが挙げられる。塩基の使用量は、
化合物(V)1モルに対し、約1.0ないし約30モル、
好ましくは約1.0ないし約10モルである。該「塩
基」としては、例えばナトリウムアミド、リチウムジイ
ソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジド等
の金属アミド類が用いられる。本反応は、無溶媒中又は
反応に不活性な溶媒存在下にて行うのが有利である。該
溶媒は、反応が進行する限り特に限定されないが、例え
ば、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類
又はこれら二種以上の混合物等が用いられる。反応温度
は、通常約−78ないし約60℃、好ましくは約−78
ないし約20℃である。反応時間は、通常約5分ないし
約24時間、好ましくは約0.5ないし約3時間であ
る。生成物は反応液のまま、あるいは粗製物として次の
反応に用いることもできるが、常法に従って反応混合物
から単離することもでき、再結晶、蒸留、クロマトグラ
フィー等の分離手段により容易に精製することができ
る。
【0029】化合物(IX)は、化合物(VIII)をハロゲ
ン類で処理することにより得られる。本反応は、所望に
より塩基又は塩基性塩の存在下で行う。ハロゲン類の使
用量は、化合物(VIII)1モルに対し、約1.0ないし
約5.0モル、好ましくは約1.0ないし約2.0モルで
ある。該「ハロゲン類」としては、臭素、塩素、ヨウ素
等が挙げられる。塩基の使用量は、化合物(VIII)1モ
ルに対し、約1.0ないし約10.0モル、好ましくは約
1.0ないし約3.0モルである。該「塩基」としては、
例えばピリジン、ルチジン等の芳香族アミン類、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、
シクロヘキシルジメチルアミン、4−ジメチルアミノピ
リジン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリ
ジン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン等
の第3級アミン類等が挙げられる。塩基性塩の使用量
は、化合物(VIII)1モルに対し、約1.0ないし約1
0.0モル、好ましくは約1.0ないし約3.0モルであ
る。該「塩基性塩」としては、例えば炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム等が挙げられる。本反応
は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存在下にて行うの
が有利である。該溶媒は、反応が進行する限り特に限定
されないが、例えば、エーテル類、芳香族炭化水素類、
脂肪族炭化水素類、アミド類、ハロゲン化炭化水素類、
ニトリル類、スルホキシド類、有機酸類、芳香族アミン
類又はこれら二種以上の混合物等が用いられる。反応温
度は、約−20ないし約150℃、好ましくは約0ない
し約100℃である。反応時間は、通常5分ないし約2
4時間、好ましくは約10分ないし約5時間である。生
成物は反応液のまま、あるいは粗製物として次の反応に
用いることもできるが、常法に従って反応混合物から単
離することもでき、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー
等の分離手段により容易に精製することができる。
【0030】化合物(Ia)は、化合物(IX)と化合物
(X)とを縮合することにより得られる。本反応は、所
望により塩基の存在下にて行う。化合物(IX)中、Hal
は、ハロゲン類を示す。化合物(X)は、市販されてい
る場合には、市販品をそのまま用いてもよく、また、自
体公知の方法又はこれに準じた方法、更には以下の反応
式2で示される方法等により得られる。化合物(X)の
使用量は、化合物(IX)1モルに対し、約0.5ないし
約3.0モル、好ましくは約0.8ないし約2.0モル
である。塩基の使用量は、化合物(IX)1モルに対し、
約1.0ないし約30モル、好ましくは約1.0ないし約
10モルである。該「塩基」としては、例えば炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリ
ウム等の塩基性塩類、ピリジン、ルチジン等の芳香族ア
ミン類、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ
ブチルアミン、シクロヘキシルジメチルアミン、4−ジ
メチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N
−メチルピペリジン、N−メチルピロリジン、N−メチ
ルモルホリン等の第3級アミン類等が挙げられる。本反
応は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存在下にて行う
のが有利である。該溶媒は、反応が進行する限り特に限
定されないが、例えば、ハロゲン化炭化水素類、脂肪族
炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類、アミド
類、アルコール類、ニトリル類又はこれら二種以上の混
合物等が用いられる。反応温度は、約−5ないし約20
0℃、好ましくは約5ないし約150℃である。反応時
間は、通常約5分ないし約72時間、好ましくは約0.
5ないし約30時間である。生成物は反応液のまま、あ
るいは粗製物として次の反応に用いることもできるが、
常法に従って反応混合物から単離することもでき、再結
晶、蒸留、クロマトグラフィー等の分離手段により容易
に精製することができる。
【0031】
【化10】 化合物(XII)は、化合物(XI)と式 R11Hで表される
アミン類とを縮合することにより得られる。R11は、前
記R1で示される「置換基を有していてもよいアミノ」
を示す。化合物(XI)中、R10は、アルコキシを示す。
該「アルコキシ」としては、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ等のC1-6
アルコキシ等が挙げられる。該「アミン類」の使用量
は、化合物(XI)1モルに対し、約1.0ないし約30
モル、好ましくは約1.0ないし約10モルである。本
反応は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存在下にて行
うのが有利である。該溶媒は、反応が進行する限り特に
限定されないが、例えば、ハロゲン化炭化水素類、脂肪
族炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類、アミド
類、アルコール類、ニトリル類、ケトン類又はこれら二
種以上の混合物等が用いられる。反応温度は、約−5な
いし約200℃、好ましくは約5ないし約120℃であ
る。反応時間は、通常約5分ないし約72時間、好まし
くは約0.5ないし約30時間である。生成物は反応液
のまま、あるいは粗製物として次の反応に用いることも
できるが、常法に従って反応混合物から単離することも
でき、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー等の分離手段
により容易に精製することができる。
【0032】化合物(X)は、化合物(XII)を酸又は塩
基を用いて加水分解することにより得られる。酸及び塩
基の使用量は、化合物(XII)1モルに対し、それぞれ
約0.1ないし約50モル、好ましくは約1ないし約2
0モルである。該「酸」としては、例えば塩酸、臭化水
素酸、硫酸等の鉱酸類、三塩化ホウ素、三臭化ホウ素等
のルイス酸類、ルイス酸とチオール類又はスルフィド類
との併用、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸
等の有機酸類等が用いられる。該「塩基」としては、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウ
ム等の金属水酸化物類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等の塩基性塩類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウム tert-ブトキシド等の金属アルコキ
シド類、トリエチルアミン、イミダゾール、ホルムアミ
ジン等の有機塩基類等が用いられる。本反応は、無溶媒
中又は反応に不活性な溶媒存在下にて行うのが有利であ
る。該溶媒は、反応が進行する限り特に限定されない
が、例えば、アルコール類、エーテル類、芳香族炭化水
素類、脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、スル
ホキシド類、水又はこれら二種以上の混合物等が用いら
れる。反応時間は、通常約10分ないし約50時間、好
ましくは約30分ないし約12時間である。反応温度
は、通常約0ないし約200℃、好ましくは約20ない
し約120℃である。
【0033】化合物(X)は、化合物(XIII)を塩基の
存在下、硫化水素で処理することによっても得られる。
硫化水素の使用量は、化合物(XIII)1モルに対し、約
1モルないし約30モルである。塩基の使用量は、化合
物(XIII)1モルに対し、を約1.0ないし約30モ
ル、好ましくは約1.0ないし約10モルである。該
「塩基」としては、例えばピリジン、ルチジン等の芳香
族アミン類、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリブチルアミン、シクロヘキシルジメチルアミン、4
−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N−メチルピペリジン、N−メチルピロリジン、N
−メチルモルホリン等の第3級アミン類等が挙げられ
る。本反応は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存在下
にて行うのが有利である。該溶媒は、反応が進行する限
り特に限定されないが、例えば、ハロゲン化炭化水素
類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル
類、芳香族アミン類又はこれら二種以上の混合物等が用
いられる。本反応は、常圧又は加圧下で行われる。反応
温度は、通常約−20ないし約80℃、好ましくは約−
10ないし約30℃である。反応時間は、通常約5分な
いし約72時間、好ましくは約0.5ないし約30時間
である。生成物は反応液のまま、あるいは粗製物として
次の反応に用いることもできるが、常法に従って反応混
合物から単離することもでき、再結晶、蒸留、クロマト
グラフィー等の分離手段により容易に精製することがで
きる。
【0034】化合物(X)は、化合物(XIV)を五硫化リ
ン又はローソン(Lawesson)試薬で処理することによっ
ても得られる。五硫化リン又はローソン試薬の使用量
は、化合物(XIV)1モルに対して、約0.5ないし約1
0モル、好ましくは約0.5ないし約3モルである。本
反応は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存在下にて行
うのが有利である。該溶媒は、反応が進行する限り特に
限定されないが、例えば、エーテル類、芳香族炭化水素
類、脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類又はこれ
ら二種以上の混合物等が用いられる。反応時間は、通常
10分ないし約50時間、好ましくは約30分ないし約
12時間である。反応温度は、通常約0ないし約150
℃、好ましくは約20ないし約120℃である。生成物
(X)は反応液のまま、あるいは粗製物として次の反応
に用いることもできるが、常法に従って反応混合物から
単離することもでき、再結晶、蒸留、クロマトグラフィ
ー等の分離手段により容易に精製することができる。
【0035】化合物(Ia)がアシルアミノ体である場合
は、対応するアミン体を自体公知のアシル化反応に付し
て目的物を得ることもできる。例えば、化合物(Ia)
中、R1が置換基を有していてもよいアシルアミノであ
る化合物は、対応する2−チアゾールアミンとアシル化
剤とを、所望により塩基又は酸の存在下、反応させるこ
とにより得られる。アシル化剤の使用量は、化合物(I
a)1モルに対し、約1.0ないし約5.0モル、好まし
くは約1.0ないし約2.0モルである。該「アシル化
剤」としては、例えば、目的物のアシル基に対応するカ
ルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハライド、
酸無水物、エステル等)等が挙げられる。塩基又は酸の
使用量は、化合物(Ia)1モルに対し、約0.8ないし
約5.0モル、好ましくは約1.0ないし約2.0モルで
ある。該「塩基」としては、例えばトリエチルアミン、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等が挙げられ
る。該「酸」としては、例えばメタンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸等が挙げら
れる。本反応は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存在
下にて行うのが有利である。該溶媒は、反応が進行する
限り特に限定されないが、例えば、エーテル類、芳香族
炭化水素類、脂肪族炭化水素類、アミド類、ハロゲン化
炭化水素類、ニトリル類、スルホキシド類、芳香族アミ
ン類又はこれら二種以上の混合物等が用いられる。反応
温度は約−20ないし約150℃、好ましくは約0ない
し約100℃である。反応時間は通常約5分ないし約2
4時間、好ましくは約10分ないし約5時間である。生
成物は反応液のまま、あるいは粗製物として次の反応に
用いることもできるが、常法に従って反応混合物から単
離することもでき、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー
等の分離手段により容易に精製することができる。
【0036】化合物(Ib)は、反応式3で示される方法
又はそれに準じた方法によっても得られる。
【化11】 化合物(Ib)は化合物(I)を有機過酸で処理すること
により得られる。有機過酸の使用量は、化合物(I)1
モルに対し、約0.8ないし約10モル、好ましくは約
1.0ないし約3.0モルである。該「有機過酸」とし
ては、例えば過酢酸、過トリフルオロ酢酸、メタクロロ
過安息香酸等が挙げられる。本反応は、無溶媒あるいは
反応に不活性な溶媒存在下に行うのが有利である。該溶
媒は、反応が進行する限り特に限定されないが、例え
ば、ハロゲン化炭化水素類、脂肪族炭化水素類、芳香族
炭化水素類、有機酸類、エーテル類、アミド類、スルホ
キシド類、アルコール類、ニトリル類、ケトン類又はこ
れら二種以上の混合物等が用いられる。反応温度は、約
−20℃ないし約130℃、好ましくは約0℃ないし約
100℃である。反応時間は、通常約5分ないし約72
時間、好ましくは約0.5ないし約12時間である。ま
た、化合物(Ib)は、化合物(I)を過酸化水素又はア
ルキルヒドロペルオキシドで、所望により塩基、酸又は
金属酸化物の存在下、処理することによっても得られ
る。過酸化水素又はアルキルヒドロペルオキシドの使用
量は、化合物(I)1モルに対し、約0.8ないし約1
0モル、好ましくは約1.0ないし約3.0モルであ
る。該「アルキルヒドロペルオキシド」としては、例え
ば tert-ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペル
オキシド等が挙げられる。塩基、酸又は金属酸化物の使
用量は、化合物(I)1モルに対し約0.1ないし約3
0モル、好ましくは約0.8ないし約5モルである。該
「塩基」としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の無機塩基類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等の塩基性塩類等が挙げられる。該「酸」としては、例
えば塩酸、硫酸、過塩素酸等の鉱酸類、三フッ化ホウ
素、塩化アルミニウム、四塩化チタン等のルイス酸類、
ギ酸、酢酸等の有機酸類等が挙げられる。該「金属酸化
物」としては、例えば酸化バナジウム(V25)、四酸
化オスミウム(OsO4)、酸化タングステン(W
3)、酸化モリブデン(MoO3)、二酸化セレン(S
eO2)、酸化クロム(CrO3)等が挙げられる。本反
応は、無溶媒あるいは反応に不活性な溶媒存在下に行う
のが有利である。該溶媒は、反応が進行する限り特に限
定されないが、例えば、ハロゲン化炭化水素類、脂肪族
炭化水素類、芳香族炭化水素類、有機酸類、エーテル
類、アミド類、スルホキシド類、アルコール類、ニトリ
ル類、ケトン類又はこれら二種以上の混合物等が用いら
れる。反応温度は、約−20℃ないし約130℃、好ま
しくは約0℃ないし約100℃である。反応時間は、通
常約5分ないし約72時間、好ましくは約0.5ないし
約12時間である。生成物は反応液のまま、あるいは粗
製物として次の反応に用いることもできるが、常法に従
って単離する事もでき、再結晶、蒸留、クロマトグラフ
ィー等の分離手段により容易に精製することができる。
【0037】前記各反応において、原料化合物が置換基
としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシを有する場合、
これらの基にペプチド化学等で一般的に用いられるよう
な保護基が導入されたものであってもよく、反応後に必
要に応じて保護基を除去することにより目的化合物を得
ることができる。アミノの保護基としては、例えばホル
ミル又はそれぞれ置換基を有していてもよいC1-6アル
キル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル
等)、フェニルカルボニル、C1-6アルコキシ−カルボ
ニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル等)、フェニルオキシカルボニル、C7-10アラルキル
オキシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニ
ル等)、トリチル、フタロイル等が用いられる。これら
の置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素等)、C1-6アルキル−カルボニル
(例えば、アセチル、プロピオニル、バレリル等)、ニ
トロ等が用いられ、置換基の数は1ないし3個である。
カルボキシの保護基としては、例えばそれぞれ置換基を
有していてもよいC1-6アルキル(例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチル
等)、フェニル、トリチル、シリル等が用いられる。こ
れらの置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素等)、ホルミル、C1-6アルキ
ル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブ
チルカルボニル等)、ニトロ、C1-6アルキル(例え
ば、メチル、エチル、tert-ブチル等)、C6-10アリー
ル(例えば、フェニル、ナフチル等)等が用いられ、置
換基の数は1ないし3個である。ヒドロキシの保護基と
しては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよいC
1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、tert-ブチル等)、フェニル、C
7-11アラルキル(例えば、ベンジル等)、ホルミル、C
1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピ
オニル等)、フェニルオキシカルボニル、C7-11アラル
キルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカル
ボニル等)、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラ
ニル、シリル等が用いられる。これらの置換基として
は、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素等)、C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、ter
t-ブチル等)、C7-11アラルキル(例えば、ベンジル
等)、C6-10アリール(例えば、フェニル、ナフチル
等)、ニトロ等が用いられ、置換基の数は1ないし4個
である。また、保護基の除去方法としては、自体公知又
はそれに準じる方法が用いられ、例えば酸、塩基、紫外
光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチ
オカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウム
フルオリド、酢酸パラジウム等で処理する方法又は還元
反応が用いられる。いずれの場合にも、更に所望によ
り、公知の脱保護反応、アシル化反応、アルキル化反
応、水素添加反応、酸化反応、還元反応、炭素鎖延長反
応、置換基交換反応を各々、単独あるいはその二つ以上
を組み合わせて行うことにより化合物(I)を合成する
ことができる。これらの反応は、例えば、新実験化学講
座14、15巻、1977年(丸善出版)等に記載の方
法が採用される。
【0038】前記「アルコール類」としては、例えば、
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、tert-ブタノール等が挙げられる。前記「エーテ
ル類」としては、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等が挙げ
られる。前記「ハロゲン化炭化水素類」としては、例え
ば、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、四塩化炭素等が挙げられる。前記「脂肪族炭化
水素類」としては、例えば、ヘキサン、ペンタン、シク
ロヘキサン等が挙げられる。前記「芳香族炭化水素類」
としては、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロロベンゼン等が挙げられる。前記「芳香族アミン類」
としては、例えば、ピリジン、ルチジン、キノリン等が
挙げられる。前記「アミド類」としては、例えば、N,
N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミド等が挙げら
れる。前記「ケトン類」としては、例えば、アセトン、
メチルエチルケトン等が挙げられる。前記「スルホキシ
ド類」としては、例えば、ジメチルスルホキシド等が挙
げられる。前記「ニトリル類」としては、例えば、アセ
トニトリル、プロピオニトリル等が挙げられる。前記
「有機酸類」としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、
トリフルオロ酢酸等が挙げられる。
【0039】上記反応により、目的物が遊離の状態で得
られる場合には、常法に従って塩に変換してもよく、ま
た塩として得られる場合には、常法に従って遊離体又は
他の塩に変換することもできる。かくして得られる化合
物(I)(化合物(Ia)及び(Ib)を含む)は、公知
の手段例えば転溶、濃縮、溶媒抽出、分溜、結晶化、再
結晶、クロマトグラフィー等により反応溶液から単離、
精製することができる。化合物(I)が、コンフィギュ
レーショナル アイソマー(配置異性体)、ジアステレ
オマー、コンフォーマー等として存在する場合には、所
望により、前記の分離、精製手段によりそれぞれを単離
することができる。また、化合物(I)がラセミ体であ
る場合には、通常の光学分割手段によりS体及びR体に
分離することができる。化合物(I)に立体異性体が存
在する場合には、この異性体が単独の場合及びそれらの
混合物の場合も本発明に含まれる。また、化合物(I)
は、水和物又は非水和物であってもよい。
【0040】化合物(I)は優れた脳保護作用(脳浮
腫、脳血管障害又は頭部外傷の予防治療)を有し、また
毒性が低く、かつ、副作用も少ないため、安全な医薬品
として有用である。化合物(I)を含有してなる本発明
製剤は、哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ハムスタ
ー、ウサギ、ネコ、イヌ、ウシ、ヒツジ、サル、ヒト
等)に対して、優れた脳保護作用を示し、脳内移行性、
代謝安定性にも優れるため、脳浮腫の予防治療剤、脳血
管障害(とりわけ脳血管障害急性期)の予防治療剤、頭
部外傷の治療剤、あるいは脳腫瘍等の予防治療剤等とし
て用いることができる。
【0041】化合物(I)を含有してなる本発明製剤
は、毒性が低く、医薬製剤の製造法で一般的に用いられ
ている自体公知の手段に従って、化合物(I)をそのま
まあるいは薬理学的に許容される担体と混合して、例え
ば錠剤(糖衣錠、フィルムコーティング錠を含む)、散
剤、顆粒剤、カプセル剤、(ソフトカプセルを含む)、
液剤、注射剤、坐剤、徐放剤等の医薬製剤として、経口
的又は非経口的(例、局所、直腸、静脈投与等)に安全
に投与することができる。化合物(I)の本発明製剤中
の含有量は、製剤全体の約0.01ないし約100重量
%である。該投与量は、投与対象、投与ルート、疾患、
症状等により異なるが、脳浮腫予防治療剤(抗脳浮腫
薬)として、例えば脳浮腫の患者(体重約60kg)に
対し、注射剤として、1日当たり、有効成分〔化合物
(I)〕として約0.01ないし約30mg/kg体重、好
ましくは約0.1ないし約20mg/kg体重を、更に好ま
しくは約1ないし約20mg/kg体重を1日1ないし数回
に分けて投与すればよい。また、化合物(I)を他の抗
脳浮腫薬(例えば低分子デキストラン、グリセロール、
D−マンニトール等の高浸透圧剤、フロセミド等の利尿
剤、プレドニゾロン、デキサメタゾン等の副腎皮質ホル
モン等)、血栓溶解剤(例えば、t-PA(ティシュープラ
スミノーゲンアクティベータ)、ウロキナーゼ等)と併
用することもできる。
【0042】本発明の製剤の製造に用いられてもよい薬
理学的に許容される担体としては、製剤素材として慣用
の各種有機あるいは無機担体物質が挙げられ、例えば固
形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤及び崩壊剤、あ
るいは液状製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、
等張化剤、緩衝剤及び無痛化剤等が挙げられる。更に必
要に応じ、通常の防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、
吸着剤、湿潤剤等の添加物を適宜、適量用いることもで
きる。賦形剤としては、例えば乳糖、白糖、D−マンニ
トール、デンプン、コーンスターチ、結晶セルロース、
軽質無水ケイ酸等が挙げられる。滑沢剤としては、例え
ばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、タルク、コロイドシリカ等が挙げられる。結合剤と
しては、例えば結晶セルロース、白糖、D−マンニトー
ル、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、デンプン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム等が挙げら
れる。崩壊剤としては、例えばデンプン、カルボキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、カルボキシメチルスターチナトリウム、L−ヒドロ
キシプロピルセルロース等が挙げられる。溶剤として
は、例えば注射用水、アルコール、プロピレングリコー
ル、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油、オリーブ
油等が挙げられる。溶解補助剤としては、例えばポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、D−マンニ
トール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノ
メタン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸
ナトリウム、クエン酸ナトリウム等が挙げられる。懸濁
化剤としては、例えばステアリルトリエタノールアミ
ン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオ
ン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼト
ニウム、モノステアリン酸グリセリン、等の界面活性
剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセ
ルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の親
水性高分子等が挙げられる。等張化剤としては、例えば
ブドウ糖、 D−ソルビトール、塩化ナトリウム、グリ
セリン、D−マンニトール等が挙げられる。緩衝剤とし
ては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等
の緩衝液等が挙げられる。無痛化剤としては、例えばベ
ンジルアルコール等が挙げられる。防腐剤としては、例
えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノー
ル、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒ
ドロ酢酸、ソルビン酸等が挙げられる。抗酸化剤として
は、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸、α−トコフェロ
ール等が挙げられる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明は、更に以下の参考例、実
施例、製剤例及び実験例によって詳しく説明されるが、
これらの例は単なる実施であって、本発明を限定するも
のではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化
させてもよい。以下の参考例、実施例中の「室温」は通
常約10℃ないし約35℃を示す。「%」は特記しない
限り重量パーセントを示す。但し、収率は mol/mol%を
示す。その他の本文中で用いられている略号は下記の意
味を示す。 s:シングレット(singlet) d:ダブレット(doublet) t:トリプレット(triplet) q:カルテット(quartet) dd:ダブルダブレット(double doublet) ddd:ダブルダブルダブレット(double double double
t) dt:ダブルトリプレット(double triplet) br:ブロード(broad) J:カップリング定数(coupling constant) Hz:ヘルツ(Hertz) CDCl3:重クロロホルム1 H-NMR:プロトン核磁気共鳴 Me:メチル
【0044】
【実施例】参考例1 1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン ジイソプロピルアミン(33.2 mL)の無水テトラヒドロフ
ラン(300 mL)溶液を−78℃に冷却し、かき混ぜながら
1.6 M n-ブチルリチウムヘキサン溶液(148 mL)を滴下し
た。滴下終了後10分間同温度でかき混ぜ、続いてβ-
ピコリン(20 g)を滴下した。温度を−10〜0℃に上昇
させ、20分間かき混ぜた後、p-アニス酸エチル(19.4
g)の無水テトラヒドロフラン(40 mL)溶液を滴下した。
滴下終了後室温で1時間かき混ぜ、水(100 mL)を加え
た。有機溶媒を減圧で留去し油状の生成物を酢酸エチル
で抽出した。抽出液は水洗、乾燥後、溶媒を留去した。
残留した粗結晶を酢酸エチル-イソプロピルエーテルか
ら再結晶して表題化合物20.8g(収率 85 %)を得た。 融点 71-72℃。
【0045】参考例2 上記参考例1に準じ、p-アニス酸エチルの代わりに、安
息香酸エチル、3,4-ジメトキシ安息香酸エチル、3,4,5-
トリメトキシ安息香酸エチル、4-(メトキシメトキシ)安
息香酸エチル、4-フルオロ安息香酸エチル、4-エチル安
息香酸エチル、3,4-メチレンジオキシ安息香酸エチル、
5-インダニルカルボン酸メチル、5,6,7,8-テトラヒドロ
-2-ナフトエ酸メチル、1,4-ベンゾジオキサン-6-カルボ
ン酸メチル、2-ナフトエ酸メチルをそれぞれ用いて、下
記の参考例化合物2−1〜2−11を合成した。 参考例化合物2−1:1-フェニル-2-(3-ピリジル)エタ
ノン 融点 44.5-45.5℃。 参考例化合物2−2:1-(3,4-ジメトキシフェニル)-2-
(3-ピリジル)エタノン融点 114-115℃。 参考例化合物2−3:2-(3-ピリジル)-1-(3,4,5-トリメ
トキシフェニル)エタノン 融点 104-105℃。 参考例化合物2−4:1-(4-メトキシメトキシフェニル)
-2-(3-ピリジル)エタノン 融点 43-44℃。 参考例化合物2−5:1-(4-フルオロフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン 油状物。 参考例化合物2−6:1-(4-エチルフェニル)-2-(3-ピリ
ジル)エタノン 融点 80-81℃。 参考例化合物2−7:1-(3,4-メチレンジオキシフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン 融点 98-99℃。 参考例化合物2−8:1-(5-インダニル)-2-(3-ピリジ
ル)エタノン 融点 55-56℃。 参考例化合物2−9:2-(3-ピリジル)-1-(5,6,7,8-テト
ラヒドロ-2-ナフチル)エタノン 融点 65-66℃。 参考例化合物2−10:1-(1,4-ベンゾジオキサン-6-イ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン 融点 89-90℃。 参考例化合物2−11:1-(2-ナフチル)-2-(3-ピリジ
ル)エタノン 融点 69-70℃。 参考例3 上記参考例2に準じ、β−ピコリンの代わりにα−ピコ
リン、γ−ピコリン、3,5-ルチジンをそれぞれ用いて、
下記の参考例化合物3−1〜3−5を合成した。 参考例化合物3−1:1-フェニル-2-(2-ピリジル)エタ
ノン 融点 59-60℃。 参考例化合物3−2:1-(4-メトキシフェニル)-2-(2-ピ
リジル)エタノン 融点77-78℃。 参考例化合物3−3:1-フェニル-2-(4-ピリジル)エタ
ノン 融点 109-110℃。 参考例化合物3−4:1-(4-メトキシフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 融点103-104℃。 参考例化合物3−5:2-(5-メチル-3-ピリジル)-1-フェ
ニルエタノン 融点 53-54℃。
【0046】参考例4 2-シアノ-2-フェニル-1-(3-ピリジル)エタノン ニコチン酸エチル(10 g)とフェニルアセトニトリル(5.1
g)との tert-ブチルアルコール(30 mL)溶液にカリウム
tert-ブトキシド(6.4g)を加え、反応液を100℃で
3時間かき混ぜた。反応液を冷却後、水で希釈し、イソ
プロピルエーテルで洗浄した。水層を2N-塩酸でpH 7.0
に調整し、生成物を酢酸エチルで抽出した。抽出液は水
洗、乾燥後、溶媒を留去した。残留した粗結晶を酢酸エ
チル-イソプロピルエーテルから再結晶して表題化合物
6.0 g(収率 62 %)を得た。 融点 148-149℃。 参考例5 2-フェニル-1-(3-ピリジル)エタノン 2-シアノ-2-フェニル-1-(3-ピリジル)エタノン(5.0 g)
を48 %臭化水素酸(50mL)に溶かし、140℃に5時間
加熱した。反応液を冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム水
で中和し、生成物を酢酸エチルで抽出した。抽出液は水
洗、乾燥後、溶媒を留去した。残留した粗結晶をイソプ
ロピルエーテルから再結晶して表題化合物3.9 g(収率
88%)を得た。 融点 61-62℃。
【0047】参考例6 2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタ
ノン臭化水素酸塩 1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン(6.85
g)を酢酸(36 mL)に溶かし、臭素(1.7 mL)を加えて80
℃で3時間かき混ぜた。反応液を氷水で冷却し、析出し
た粗結晶を濾取した。粗結晶をエタノール-エチルエー
テルから再結晶して表題化合物10.4 g(収率 89 %)を得
た。 融点 188-195℃。 参考例7 上記参考例6に準じ、1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノンの代わりに、1-フェニル-2-(3-ピリジ
ル)エタノン、1-(3,4-ジメトキシフェニル)-2-(3-ピリ
ジル)エタノン、2-(3-ピリジル)-1-(3,4,5-トリメトキ
シフェニル) エタノン、1-(4-メトキシメトキシフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1-(4-フルオロフェニル)
-2-(3-ピリジル)エタノン、1-フェニル-2-(2-ピリジル)
エタノン、1-(4-メトキシフェニル)-2-(2-ピリジル)エ
タノン、1-フェニル-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(4-メ
トキシフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、2-(5-メチ
ル-3-ピリジル)-1-フェニルエタノン、1-(4-エチルフェ
ニル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1-(3,4-メチレンジオ
キシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1-(5-インダ
ニル)-2-(3-ピリジル)エタノン、2-(3-ピリジル)-1-(5,
6,7,8-テトラヒドロ-2-ナフチル)エタノン、1-(1,4-ベ
ンゾジオキサン-6-イル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1-
(2-ナフチル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1-(4-メトキシ
フェニル)-2-(2-ピリジル)エタノン、2-フェニル-1-(3-
ピリジル)エタノンをそれぞれ用いて、下記の参考例化
合物7−1〜7−18を合成した。 参考例化合物7−1:2-ブロモ-1-フェニル-2-(3-ピリ
ジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 208-215℃。 参考例化合物7−2:2-ブロモ-1-(3,4-ジメトキシフェ
ニル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 19
1-193℃。 参考例化合物7−3:2-ブロモ-2-(3-ピリジル)-1-(3,
4,5-トリメトキシフェニル)エタノン臭化水素酸塩 融
点 184-186℃。 参考例化合物7−4:2-ブロモ-1-(4-ヒドロキシフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のま
ま次の反応に用いた。 参考例化合物7−5:2-ブロモ-1-(4-フルオロフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 189-
191℃。 参考例化合物7−6:2-ブロモ-1-フェニル-2-(2-ピリ
ジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 180-181℃。 参考例化合物7−7:2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニ
ル)-2-(2-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 170-
171℃。 参考例化合物7−8:2-ブロモ-1-フェニル-2-(4-ピリ
ジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 230-232℃。 参考例化合物7−9:2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 207-
209℃。 参考例化合物7−10:2-ブロモ-2-(5-メチル-3-ピリ
ジル)-1-フェニルエタノン臭化水素酸塩 融点 189-19
3℃。 参考例化合物7−11:2-ブロモ-1-(4-エチルフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 145-
146℃。 参考例化合物7−12:2-ブロモ-1-(3,4-メチレンジオ
キシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩
融点 174-175℃。 参考例化合物7−13:2-ブロモ-1-(5-インダニル)-2-
(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 177-178
℃。 参考例化合物7−14:2-ブロモ-2-(3-ピリジル)-1-
(5,6,7,8-テトラヒドロ-2-ナフチル)エタノン臭化水素
酸塩 融点 160-162℃。 参考例化合物7−15:1-(1,4-ベンゾジオキサン-6-イ
ル)-2-ブロモ-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩
油状物。 参考例化合物7−16:2-ブロモ-1-(2-ナフチル)-2-(3
-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 197-199℃。 参考例化合物7−17:2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニ
ル)-2-(2-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 170-
171℃。 参考例化合物7−18:2-ブロモ-2-フェニル-1-(3-ピ
リジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 213-218℃。
【0048】参考例8 [4-(4-メトキシフェニル)-5-(3-ピリジル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン チオウレア(516 mg)のアセトニトリル(40 mL)懸濁液
に、2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピリジル)
エタノン臭化水素酸塩(2.5 g)を加え、かき混ぜながら
トリエチルアミン(0.95 mL)をゆっくり滴下した。滴下
終了後、還流温度で3時間かき混ぜ、放冷後、析出結晶
を濾取した。結晶を飽和炭酸水素ナトリウム水、水、エ
タノール、エチルエーテルの順で洗い、乾燥した。得ら
れた粗結晶をテトラヒドロフランから再結晶して表題化
合物1.5 g(収率 90 %)を得た。 融点 265-266℃。 参考例9 N-メチル[4-(4-メトキシフェニル)-5-(3-ピリジル)-1,3
-チアゾール-2-イル]アミン N-メチルチオウレア(242 mg)のアセトニトリル(18 mL)
懸濁液に、2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン臭化水素酸塩(1.0 g)を加え、かき混ぜ
ながらトリエチルアミン(0.4 mL)をゆっくり滴下した。
滴下終了後、還流温度で3時間かき混ぜ、溶媒を留去し
た。残さに飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去した。
残留した粗結晶を酢酸エチル-イソプロピルエーテルか
ら再結晶して表題化合物650 mg(収率 85 %)を得た。 融点 158-159℃。
【0049】参考例10 N-[4-(4-メトキシフェニル)-5-(3-ピリジル)-1,3-チア
ゾール-2-イル]アセトアミド 出発化合物に[(4-メトキシフェニル)-5-(3-ピリジル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミンを用い、後述の実施例3
と同様の方法にて表題化合物を得た。収率 82%。 融点 208-210 ℃。 参考例11 2-(4-アセチルピペラジン-1-イル)-4-(4-メトキシフェ
ニル)-5-(3-ピリジル)-1,3-チアゾール 1-ピペラジンカルボチオアミド(387 mg)のアセトニトリ
ル(15 mL)溶液に、2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニル)-2
-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩(1.0 g)を懸濁し、
かき混ぜながらトリエチルアミン(0.4 mL)をゆっくり滴
下した。滴下終了後、還流温度で3時間かき混ぜ、溶媒
を留去した。残さに飽和炭酸水素ナトリウム水を加え、
酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留
去した。残さをピリジン(2 mL)に溶かし、氷冷して塩化
アセチル(0.3 mL)を加え、室温で1時間放置した。反応
液を氷水中にあけ、成績体を酢酸エチルで抽出した。抽
出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去した。残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル-メタノール
=9:1)で精製して表題化合物300 mg(収率 28 %)を
得た。 油状物。
【0050】参考例12 [4-(4-メトキシフェニル)-5-(3-ピリジル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン塩酸塩 [4-(4-メトキシフェニル)-5-(3-ピリジル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン(200 mg)を1%塩酸メタノール(3.2
mL)に溶解し、溶媒を留去した。得られた粗結晶をメタ
ノール-酢酸エチルから再結晶して表題化合物180 mg
(収率 80 %)を得た。 融点 145-150℃。
【0051】参考例8〜12で得られた化合物の化学構
造式を以下の表1に示す。
【表1】
【0052】参考例13 以下の表2〜表7に記載の参考例化合物13−1〜13
−102を、参考例8〜12、特開昭61−10580
号公報およびUSP 4,612,321に記載の方法
に準じて合成した。
【表2】
【表3】
【0053】
【表4】
【表5】
【0054】
【表6】
【表7】
【0055】参考例14 N-(4-クロロベンゾイル)プロピレンイミン プロピレンイミン(12.3 mL)のテトラヒドロフラン(160
mL)溶液を1N-水酸化ナトリウム水溶液に加えた。この混
合物に0℃で4-クロロベンゾイルクロリド(25 g)を滴下
した。滴下終了後、さらに30分撹拌した。反応混合物を
酢酸エチルで抽出した。抽出液を乾燥し、溶媒を留去
し、表題化合物 24.9 g(収率 89 %)を得た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.39 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.15
(1H, d, J= 2.9 Hz), 2.51-2.66 (2H, m), 7.39-7.47
(2H, m), 7.93-8.01 (2H, m). 参考例15 参考例14に準じ、4-クロロベンゾイルクロリドの代わ
りに、3-クロロベンゾイルクロリド、2-クロロベンゾイ
ルクロリド、2-メチルベンゾイルクロリド、3-メチルベ
ンゾイルクロリド、4-メチルベンゾイルクロリド、2-メ
トキシベンゾイルクロリド、3-メトキシベンゾイルクロ
リド、4-エチルベンゾイルクロリド、4-(1-メチルエチ
ル)ベンゾイルクロリド、4-(1,1-ジメチルエチル)ベン
ゾイルクロリド、4-プロピルベンゾイルクロリド、4-ブ
チルベンゾイルクロリド、4-ヘキシルベンゾイルクロリ
ド、4-トリフルオロメトキシベンゾイルクロリド、4-ト
リフルオロメチルベンゾイルクロリド、3,4-ジメトキシ
ベンゾイルクロリド、3,4-ジメチルベンゾイルクロリ
ド、3,5-ジメチルベンゾイルクロリド、3,4-メチレンジ
オキシベンゾイルクロリド、2-ナフトイルクロリドをそ
れぞれ用いて、下記の参考例化合物15−1〜15−2
0を合成した。 参考例化合物15−1:N-(3-クロロベンゾイル)プロピ
レンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.40 (3H, d, J= 5.1 Hz), 2.17
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.53-2.68 (2H, m), 7.40 (1H, d
d, J= 8.1, 7.7 Hz), 7.53 (1H, ddd, J= 8.1, 2.2, 1.
5 Hz), 7.90 (1H, dt, J= 7.7, 1.5 Hz), 8.00 (1H, d
d, J= 2.2, 1.5 Hz). 参考例化合物15−2:N-(2-クロロベンゾイル)プロピ
レンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, d, J= 5.1 Hz), 2.12
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.53 (1H, d, J= 5.5 Hz), 2.56-
2.68 (1H, m), 7.28-7.48 (3H, m), 7.75-7.81 (1H,
m). 参考例化合物15−3:N-(2-メチルベンゾイル)プロピ
レンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.08
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.43-2.57 (5H, m), 7.20-7.31
(2H, m), 7.33-7.43 (1H, m), 7.89 (1H, d, J= 7.7 H
z). 参考例化合物15−4:N-(3-メチルベンゾイル)プロピ
レンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.39 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.14
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.41 (3H, s), 2.51-2.66 (2H,
m), 7.32-7.39 (2H, m), 7.79-7.87 (2H, m). 参考例化合物15−5:N-(4-メチルベンゾイル)プロピ
レンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.39 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.12
(1H, d, J= 2.9 Hz), 2.42 (3H, s), 2.50-2.62 (2H,
m), 7.25 (2H, d, J= 8.1 Hz), 7.92 (2H, d, J=8.1 H
z). 参考例化合物15−6:N-(2-メトキシベンゾイル)プロ
ピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.10
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.50 (1H, d, J= 5.9Hz), 2.53-
2.65 (1H, m), 3.90 (3H, s), 6.95-7.05 (2H, m), 7.4
1-7.52 (1H, m), 7.81-7.88 (1H, m). 参考例化合物15−7:N-(3-メトキシベンゾイル)プロ
ピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.40 (3H, d, J= 5.9 Hz), 2.14
(1H, d, J= 2.9 Hz), 2.52-2.65 (2H, m), 3.86 (3H,
s), 7.10 (1H, ddd, J= 8.4, 2.6, 1.1 Hz), 7.37(1H,
dd, J= 8.4, 7.3 Hz), 7.55 (1H, dd, J= 2.6, 1.5 H
z), 7.63 (1H, ddd,J= 7.3, 1.5, 1.1 Hz). 参考例化合物15−8:N-(4-エチルベンゾイル)プロピ
レンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.27 (3H, t, J= 7.6 Hz), 1.39
(3H, d, J= 5.5 Hz), 2.13 (1H, d, J= 3.3 Hz), 2.50-
2.61 (2H, m), 2.71 (2H, q, J= 7.6 Hz), 7.28(2H, d,
J= 7.7 Hz), 7.95 (2H, d, J= 7.7 Hz). 参考例化合物15−9:N-[4-(1-メチルエチル)ベンゾ
イル]プロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.28 (6H, d, J= 7.0 Hz), 1.40
(3H, d, J= 5.5 Hz), 2.13 (1H, d, J= 3.3 Hz), 2.50-
2.64 (2H, m), 2.90-3.05 (1H, m), 7.31 (2H, d, J=
8.2 Hz), 7.96 (2H, d, J= 8.2 Hz). 参考例化合物15−10:N-[4-(1,1-ジメチルエチル)
ベンゾイル]プロピレンイミン プロピレンイミン(11 mL, 0.14 mol)のテトラヒドロフ
ラン(160 mL)溶液を2N-水酸化ナトリウム水溶液(70 mL)
に加えた。この混合物に0℃で4-(1,1-ジメチルエチル)
ベンゾイルクロリド(25 g, 0.13 mol)を滴下した。滴下
終了後、さらに30分撹拌した。反応混合物を酢酸エチル
で抽出した。抽出液を乾燥し、溶媒を留去し、表題化合
物 27 g(0.13 mol, 収率 99 %)を得た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.35 (9H, s), 1.41 (3H, d, J= 5.
5 Hz), 2.12 (1H, d, J=2.9 Hz), 2.51-2.64 (2H, m),
7.47 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.96 (2H, d, J= 8.8 Hz). 参考例化合物15−11:N-(4-プロピルベンゾイル)プ
ロピレンイミン油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 0.96 (3H, t, J= 7.3 Hz), 1.39
(3H, d, J= 5.5 Hz), 1.57-1.75 (2H, m), 2.12 (1H,
d, J= 3.3 Hz), 2.50-2.59 (2H, m), 2.65 (2H, t, J=
7.7 Hz), 7.26 (2H, d, J= 8.1 Hz), 7.94 (2H, d, J=
8.1 Hz). 参考例化合物15−12:N-(4-ブチルベンゾイル)プロ
ピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 0.94 (3H, t, J= 7.1 Hz), 1.26-
1.47 (5H, m), 1.54-1.73 (2H, m), 2.12 (1H, d, J=
2.9 Hz), 2.51-2.62 (2H, m), 2.67 (2H, t, J= 7.7 H
z), 7.26 (2H, d, J= 8.1 Hz), 7.94 (2H, d, J= 8.1 H
z). 参考例化合物15−13:N-(4-ヘキシルベンゾイル)プ
ロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 0.89 (3H, t, J= 6.6 Hz), 1.24-
1.38 (6H, m), 1.39 (3H, d, J= 5.5 Hz), 1.56-1.68
(2H, m), 2.12 (1H, d, J= 3.3 Hz), 2.51-2.61 (2H,
m), 2.66 (2H, t, J= 7.7 Hz), 7.26 (2H, d, J= 8.1 H
z), 7.94 (2H, d, J= 8.1 Hz). 参考例化合物15−14:N-(4-トリフルオロメトキシ
ベンゾイル)プロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.40 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.16
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.53-2.68 (2H, m), 7.29 (2H,
d, J= 9.0 Hz), 8.08 (2H, d, J= 9.0 Hz).参考例化合
物15−15:N-(4-トリフルオロメチルベンゾイル)プ
ロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ :1.40 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.19
(1H, d, J= 3.7 Hz), 2.54-2.70 (2H, m), 7.73 (2H,
d, J= 8.0 Hz), 8.13 (2H, d, J= 8.0 Hz). 参考例化合物15−16:N-(3,4-ジメトキシベンゾイ
ル)プロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.41 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.12
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.51-2.63 (2H, m), 3.94 (3H,
s), 3.95 (3H, s), 6.92 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.56 (1
H, d, J= 2.2 Hz), 7.69 (1H, dd, J= 8.5, 2.2 Hz). 参考例化合物15−17:N-(3,4-ジメチルベンゾイル)
プロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.39 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.12
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.32 (6H, s), 2.49-2.61 (2H,
m), 7.21 (1H, d, J= 7.7 Hz), 7.77 (1H, dd, J=7.7,
1.8 Hz), 7.80 (1H, d, J= 1.8 Hz). 参考例化合物15−18:N-(3,5-ジメチルベンゾイル)
プロピレンイミン 3,5-ジメチル安息香酸(25 g, 0.17 mol)とジメチルホル
ムアミド(0.1 mL)を0℃で塩化チオニル(50 mL)に加え
た。混合物を2時間加熱還流させた。過剰の塩化チオニ
ルを減圧下で留去し、残さにトルエン(50 mL)を加え
た。トルエンを減圧下で留去し、油状の3,5-ジメチルベ
ンゾイルクロリドを得た。プロピレンイミン(14 mL, 0.
18 mol)のテトラヒドロフラン(160 mL)溶液を1N-水酸化
ナトリウム水溶液(180 mL)に加えた。この混合物に0℃
で3,5-ジメチルベンゾイルクロリドを滴下した。滴下終
了後、さらに30分撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで
抽出した。抽出液を乾燥し、溶媒を留去し、表題化合物
31 g(0.16 mol, 収率 99%)を得た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.39 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.13 (1
H, d, J= 3.7 Hz), 2.37(6H, s), 2.47-2.62 (2H, m),
7.19 (1H, s), 7.64 (2H, s). 参考例化合物15−19:N-(3,4-メチレンジオキシベ
ンゾイル)プロピレンイミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.38 (3H, d, J= 4.9 Hz), 2.11
(1H, d, J= 3.1 Hz), 2.48-2.64 (2H, m), 6.05 (2H,
s), 6.86 (1H, d, J= 8.2 Hz), 7.48 (1H, d, J=1.7 H
z), 7.65 (1H, dd, J= 8.2, 1.7 Hz). 参考例化合物15−20:N-(2-ナフトイル)プロピレン
イミン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.44 (3H, d, J= 5.5 Hz), 2.22
(1H, d, J= 3.3 Hz), 2.57-2.84 (2H, m), 7.50-7.65
(2H, m), 7.85-8.00 (3H, m), 8.06 (1H, dd, J=8.6,
1.5 Hz), 8.59 (1H, s).
【0056】参考例16 1-(2-クロロフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン ジイソプロピルアミン(15.4 mL)の無水テトラヒドロフ
ラン(100 mL)溶液を-50℃に冷却し、かき混ぜながら1.6
M n-ブチルリチウムヘキサン溶液(69 mL)を滴下した。
滴下終了後10分間かき混ぜ、続いてγ-ピコリン (20 g)
の無水テトラヒドロフラン(10 mL)溶液を-30℃で滴下し
た。1時間かき混ぜた後、N-(2-クロロベンゾイル)プロ
ピレンイミン(20 g)の無水テトラヒドロフラン(10 mL)
溶液を-10℃で滴下した。滴下終了後室温で2時間かき混
ぜた。反応混合物に水(100 mL)を加え、酢酸エチルで抽
出した。抽出液は水洗、乾燥後、溶媒を留去した。残さ
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン-酢酸
エチル=1:1)で精製して表題化合物16.4 g(収率 71 %)
を得た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.28 (2H, s), 7.20 (2H, d, J=
6.2 Hz), 7.28-7.39 (1H, m), 7.41-7.48 (3H, m), 8.5
6 (2H, d, J= 6.2 Hz).
【0057】参考例17 参考例16に準じ、N-(2-クロロベンゾイル)プロピレン
イミンの代わりにN-(3-クロロベンゾイル)プロピレンイ
ミン、N-(4-クロロベンゾイル)プロピレンイミン、N-(2
-メチルベンゾイル)プロピレンイミン、N-(3-メチルベ
ンゾイル)プロピレンイミン、N-(4-メチルベンゾイル)
プロピレンイミン、N-(2-メトキシベンゾイル)プロピレ
ンイミン、N-(3-メトキシベンゾイル)プロピレンイミ
ン、N-(4-エチルベンゾイル)プロピレンイミン、N-[4-
(1-メチルエチル)ベンゾイル]プロピレンイミン、N-[4-
(1,1-ジメチルエチル)ベンゾイル]プロピレンイミン、N
-(4-プロピルベンゾイル)プロピレンイミン、N-(4-ブチ
ルベンゾイル)プロピレンイミン、N-(4-ヘキシルベンゾ
イル)プロピレンイミン、N-(4-トリフルオロメトキシベ
ンゾイル)プロピレンイミン、N-(4-トリフルオロメチル
ベンゾイル)プロピレンイミン、N-(3,4-ジメトキシベン
ゾイル)プロピレンイミン、N-(3,4-ジメチルベンゾイ
ル)プロピレンイミン、N-(3,5-ジメチルベンゾイル)プ
ロピレンイミン、N-(3,4-メチレンジオキシベンゾイル)
プロピレンイミン、N-(2-ナフトイル)プロピレンイミン
をそれぞれ用いて、下記の参考例化合物17−1〜17
−20を合成した。 参考例化合物17−1:1-(3-クロロフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 融点 79-80℃。 参考例化合物17−2:1-(4-クロロフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 融点 93-94℃。 参考例化合物17−3:1-(2-メチルフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.48 (3H, s), 4.23 (2H, s), 7.
19 (2H, d, J= 6.2 Hz),7.24-7.47 (3H, m), 7.73 (1H,
d, J= 7.7 Hz), 8.56 (2H, d, J= 6.2 Hz). 参考例化合物17−4:1-(3-メチルフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 融点 115-116℃。 参考例化合物17−5:1-(4-メチルフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 融点 110-111℃。 参考例化合物17−6:1-(2-メトキシフェニル)-2-(4-
ピリジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.92 (3H, s), 4.30 (2H, s), 6.
95-7.07 (2H, m), 7.17(2H, d, J= 5.9 Hz), 7.50 (1H,
ddd, J= 8.4, 7.3, 1.8 Hz), 7.73 (1H, dd, J= 7.7,
1.8 Hz), 8.53 (2H, d, J= 5.9 Hz). 参考例化合物17−7:1-(3-メトキシフェニル)-2-(4-
ピリジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.86 (3H, s), 4.28 (2H, s), 7.
14 (1H, ddd, J= 8.1, 2.6, 1.1 Hz), 7.20 (2H, d, J=
6.2 Hz), 7.36 (1H, dd, J= 8.1, 7.7 Hz), 7.51 (1
H, dd, J= 2.6, 1.5 Hz), 7.58 (1H, ddd, J= 7.7, 1.
5, 1.1 Hz), 8.57 (2H, d, J= 6.2 Hz). 参考例化合物17−8:1-(4-エチルフェニル)-2-(4-ピ
リジル)エタノン 融点 87-89℃。 参考例化合物17−9:1-[4-(1-メチルエチル)フェニ
ル]-2-(4-ピリジル)エタノン 融点 86-88℃。 参考例化合物17−10:1-[4-(1,1-ジメチルエチル)
フェニル]-2-(4-ピリジル)エタノン ジイソプロピルアミン(15.4 mL, 0.11 mol)の無水テト
ラヒドロフラン(100 mL)溶液を-50℃に冷却し、かき混
ぜながら1.6 M n-ブチルリチウムヘキサン溶液(69mL,
0.11 mol)を滴下した。滴下終了後10分間かき混ぜ、続
いてγ-ピコリン (9.3 g, 0.10 mol)の無水テトラヒド
ロフラン(10 mL)溶液を-30℃で滴下した。1時間かき混
ぜた後、N-[4-(1,1-ジメチルエチル)ベンゾイル]プロピ
レンイミン(22g, 0.10 mol)の無水テトラヒドロフラン
(10 mL)溶液を-30℃で滴下した。滴下終了後徐々に室温
まで昇温し、2時間かき混ぜた。反応混合物に水(100 m
L)を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水洗、乾燥
後、溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン-酢酸エチル、1:1)で精製し、ジイ
ソプロピルエーテル-ヘキサンから再結晶して表題化合
物11 g(収率 43 %)を得た。融点 75-76℃。 参考例化合物17−11:1-(4-プロピルフェニル)-2-
(4-ピリジル)エタノン 融点 71-72℃。 参考例化合物17−12:1-(4-ブチルフェニル)-2-(4-
ピリジル)エタノン 融点 41-43℃。 参考例化合物17−13:1-(4-ヘキシルフェニル)-2-
(4-ピリジル)エタノン 融点 57-58℃。 参考例化合物17−14:2-(4-ピリジル)-1-(4-トリフ
ルオロメトキシフェニル)エタノン 融点 65-66℃。 参考例化合物17−15:2-(4-ピリジル)-1-(4-トリフ
ルオロメチルフェニル)エタノン 融点 94-95℃。 参考例化合物17−16:1-(3,4-ジメトキシフェニル)
-2-(4-ピリジル)エタノン 融点 110-111℃。 参考例化合物17−17:1-(3,4-ジメチルフェニル)-2
-(4-ピリジル)エタノン 融点 81-83℃。 参考例化合物17−18 1-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン ジイソプロピルアミン(15.4 mL, 0.11 mol)の無水テト
ラヒドロフラン(100 mL)溶液を-50℃に冷却し、かき混
ぜながら1.6 M n-ブチルリチウムヘキサン溶液(69 mL,
0.11 mol)を滴下した。滴下終了後10分間かき混ぜ、続
いてγ-ピコリン (9.3 g, 0.10 mol)の無水テトラヒド
ロフラン(10 mL)溶液を-30℃で滴下した。1時間かき混
ぜた後、N-(3,5-ジメチルベンゾイル)プロピレンイミン
(19 g, 0.10mol)の無水テトラヒドロフラン(10 mL)溶液
を-30℃で滴下した。滴下終了後徐々に室温まで昇温
し、2時間かき混ぜた。反応混合物に水(100 mL)を加
え、酢酸エチルで抽出した。抽出液は水洗、乾燥後、溶
媒を留去した。残さをジイソプロピルエーテル-ヘキサ
ンから結晶化して表題化合物13 g(収率 58 %)を得た。 融点 90-91℃。 参考例化合物17−19:1-(3,4-メチレンジオキシフ
ェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン 融点 126-127℃。 参考例化合物17−20:1-(2-ナフチル)-2-(4-ピリジ
ル)エタノン 融点 114-115℃。 参考例18 参考例17に準じ、γ-ピコリンの代わりにβ-ピコリン
を用いて、下記の参考例化合物18−1〜18−9を合
成した。 参考例化合物18−1:1-(2-クロロフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.28 (2H, s), 7.18-7.49 (5H,
m), 7.59-7.67 (1H, m),8.47-8.56 (2H, m). 参考例化合物18−2:1-(3-クロロフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.29 (2H, s), 7.25-7.34 (1H,
m), 7.44 (1H, t, J= 7.7Hz), 7.54-7.63 (2H, m), 7.9
0 (1H, dt, J= 7.7, 1.5 Hz), 8.00 (1H, dd, J=1.8,
1.5 Hz), 8.49-8.57 (2H, m). 参考例化合物18−3:1-(4-クロロフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン1 H-NMR (CDCl3) δ : 4.27 (2H, s), 7.24-7.31 (1H,
m), 7.47 (2H, d, J= 8.8Hz), 7.55-7.63 (1H, m), 7.9
6 (2H, d, J= 8.8 Hz), 8.46-8.53 (2H, m). 参考例化合物18−4:1-(2-メチルフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.47 (3H, s), 4.23 (2H, s), 7.
18-7.47 (5H, m), 7.73(1H, d, J= 7.7 Hz), 8.47-8.56
(2H, m). 参考例化合物18−5:1-(3-メチルフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.43 (3H, s), 4.29 (2H, s), 7.
17-7.36 (1H, m), 7.36-7.46 (2H, m), 7.58-7.65 (1H,
m), 7.78-7.86 (2H, m), 8.50-8.56 (2H, m). 参考例化合物18−6:1-(4-メチルフェニル)-2-(3-ピ
リジル)エタノン 融点 72-74℃。 参考例化合物18−7:1-(3-メトキシフェニル)-2-(3-
ピリジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 3.86 (3H, s), 4.29 (2H, s), 7.
14 (1H, ddd, J= 8.1, 2.6, 1.8 Hz), 7.28 (1H, dd, J
= 7.3, 4.8 Hz), 7.40 (1H, dd, J= 8.1, 7.7 Hz), 7.5
3 (1H, dd, J= 2.6, 1.8 Hz), 7.58-7.65 (2H, m), 8.5
0-8.55 (2H, m). 参考例化合物18−8:1-[4-(1,1-ジメチルエチル)フ
ェニル]-2-(3-ピリジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.34 (9H, s), 4.28 (2H, s), 7.
22-7.31 (1H, m), 7.50(2H, d, J= 8.4 Hz), 7.56-7.65
(1H, m), 7.96 (2H, d, J= 8.4 Hz), 8.48-8.55 (2H,
m). 参考例化合物18−9:1-(3,5-ジメチルフェニル)-2-
(3-ピリジル)エタノン 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 2.38 (6H, s), 4.27 (2H, s), 7.
24-7.30 (2H, m), 7.58-7.63 (3H, m), 8.50-8.52 (2H,
m).
【0058】参考例19 参考例1に準じ、p-アニス酸エチルの代わりに4-ジメチ
ルアミノ安息香酸エチルを用いて、下記の参考例化合物
19を合成した。 参考例化合物19:1-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-
(4-ピリジル)エタノン 融点 189-192℃。 参考例20 2-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-1-(4-ピリジル)
エタノン イソニコチン酸エチル(12 g)と4-(1,1-ジメチルエチル)
フェニルアセトニトリル(9.1 g)との tert-ブチルアル
コール(36 mL)溶液にカリウム tert-ブトキシド(7.3g)
を加え、反応液を100℃で3時間かき混ぜた。反応液
を冷却後、水で希釈し、イソプロピルエーテルで洗浄し
た。水層を2N-塩酸でpH 7.0に調整し、生成物を酢酸エ
チルで抽出した。抽出液は水洗、乾燥後、溶媒を留去し
た。残留した粗結晶を酢酸エチル-イソプロピルエーテ
ルから再結晶して 2-シアノ-2-[4-(1,1-ジメチルエチ
ル)フェニル]-1-(4-ピリジル)エタノン5.09 g(収率 35
%)を得た。得られた2-シアノ-2-[4-(1,1-ジメチルエ
チル)フェニル]-1-(4-ピリジル)エタノン(5.0 g)を48
%臭化水素酸(50 mL)に溶かし、140℃で5時間加熱し
た。反応液を冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム水で中和
し、生成物を酢酸エチルで抽出した。抽出液は水洗、乾
燥後、溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル=1:1)で精製し
て表題化合物3.1 g(収率 68 %)を得た。 油状物。1 H-NMR (CDCl3) δ : 1.30 (9H, s), 4.25 (2H, s), 7.
18 (2H, d, J= 8.4 Hz),7.36 (2H, d, J= 8.4 Hz), 7.7
8 (2H, d, J= 6.2 Hz), 8.81 (2H, d, J= 6.2 Hz).
【0059】参考例21 2-(3,5-ジメチルフェニル)-1-(4-ピリジル)エタノン 参考例20に準じ、4-(1,1-ジメチルエチル)フェニルア
セトニトリルの代わりに 3,5-ジメチルフェニルアセト
ニトリルを用いて、表題化合物を合成した。 融点 96-97℃。 参考例22 参考例6に準じ、1-(4-メトキシフェニル)-2-(3-ピリジ
ル)エタノンの代わりに、1-(2-クロロフェニル)-2-(3-
ピリジル)エタノン、1-(3-クロロフェニル)-2-(3-ピリ
ジル)エタノン、1-(4-クロロフェニル)-2-(3-ピリジル)
エタノン、1-(2-メチルフェニル)-2-(3-ピリジル)エタ
ノン、1-(3-メチルフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノ
ン、1-(4-メチルフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1
-(3-メトキシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン、1-[4
-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-2-(3-ピリジル)エタ
ノン、1-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(3-ピリジル)エタ
ノン、1-(2-クロロフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノ
ン、1-(3-クロロフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1
-(4-クロロフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(2-
メチルフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(3-メチ
ルフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(4-メチルフ
ェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(2-メトキシフェ
ニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(3-メトキシフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(4-エチルフェニル)-2
-(4-ピリジル)エタノン、1-[4-(1-メチルエチル)フェニ
ル]-2-(4-ピリジル)エタノン、1-[4-(1,1-ジメチルエチ
ル)フェニル]-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(4-プロピル
フェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(4-ブチルフェ
ニル)-2-(4-ピリジル)エタノン、1-(4-ヘキシルフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン、2-(4-ピリジル)-1-(4-ト
リフルオロメトキシフェニル)エタノン、2-(4-ピリジ
ル)-1-(4-トリフルオロメチルフェニル)エタノン、1-(4
-ジメチルアミノフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭
化水素酸塩、1-(3,4-ジメトキシフェニル)-2-(4-ピリジ
ル)エタノン、1-(3,4-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジ
ル)エタノン、1-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジ
ル)エタノン、1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-2-(4
-ピリジル)エタノン、1-(2-ナフチル)-2-(4-ピリジル)
エタノン、2-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-1-(4-
ピリジル)エタノン、2-(3,5-ジメチルフェニル)-1-(4-
ピリジル)エタノンをそれぞれ用いて、下記の参考例化
合物22−1〜22−33を合成した。 参考例化合物22−1:2-ブロモ-1-(2-クロロフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 88-90℃。 参考例化合物22−2:2-ブロモ-1-(3-クロロフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 164-166℃ 参考例化合物22−3:2-ブロモ-1-(4-クロロフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−4:2-ブロモ-1-(2-メチルフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−5:2-ブロモ-1-(3-メチルフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−6:2-ブロモ-1-(4-メチルフェニ
ル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 96-98℃。
【0060】参考例化合物22−7:2-ブロモ-1-(3-メ
トキシフェニル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−8:2-ブロモ-1-[4-(1,1-ジメチル
エチル)フェニル]-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸
塩 融点 190-194℃。 参考例化合物22−9:2-ブロモ-1-(3,5-ジメチルフェ
ニル)-2-(3-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 195-197℃。 参考例化合物22−10:2-ブロモ-1-(2-クロロフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 157-159℃。 参考例化合物22−11:2-ブロモ-1-(3-クロロフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 178-181℃。 参考例化合物22−12:2-ブロモ-1-(4-クロロフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 189-193℃。 参考例化合物22−13:2-ブロモ-1-(2-メチルフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 183-186℃。 参考例化合物22−14:2-ブロモ-1-(3-メチルフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−15:2-ブロモ-1-(4-メチルフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 111-113℃。 参考例化合物22−16:2-ブロモ-1-(2-メトキシフェ
ニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 168-171℃。 参考例化合物22−17:2-ブロモ-1-(3-メトキシフェ
ニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−18:2-ブロモ-1-(4-エチルフェニ
ル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 170-173℃。
【0061】参考例化合物22−19:2-ブロモ-1-[4-
(1-メチルエチル)フェニル]-2-(4-ピリジル)エタノン臭
化水素酸塩 融点 185-188℃。 参考例化合物22−20:2-ブロモ-1-[4-(1,1-ジメチ
ルエチル)フェニル]-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素
酸塩 1-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-2-(4-ピリジル)
エタノン(10 g, 39 mmol)を酢酸(40 mL)に溶かし、臭素
(2.0 mL, 39 mmol)を加えて80℃で3時間かき混ぜた。反
応液を氷水で冷却し、析出した粗結晶を濾取した。粗結
晶を酢酸エチルで洗浄し表題化合物 9.6 g(収率 81%)
を得た。 融点 209-212℃。 参考例化合物22−21:2-ブロモ-1-(4-プロピルフェ
ニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 167-170℃。参考例化合物22−22:2-ブロモ-1
-(4-ブチルフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素
酸塩 融点 158-161℃。 参考例化合物22−23:2-ブロモ-1-(4-ヘキシルフェ
ニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 153-155℃。 参考例化合物22−24:2-ブロモ-2-(4-ピリジル)-1-
(4-トリフルオロメトキシフェニル)エタノン臭化水素酸
塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−25:2-ブロモ-2-(4-ピリジル)-1-
(4-トリフルオロメチルフェニル)エタノン臭化水素酸塩 融点 190-194℃。 参考例化合物22−26:2-ブロモ-1-(4-ジメチルアミ
ノフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン二臭化水素酸塩 融点 163-167℃。 参考例化合物22−27:2-ブロモ-1-(3,4-ジメトキシ
フェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 174-175℃。 参考例化合物22−28:2-ブロモ-1-(3,4-ジメチルフ
ェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 196-199℃。 参考例化合物22−29:2-ブロモ-1-(3,5-ジメチルフ
ェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 1-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジル)エタノン(7.
0 g, 31 mmol)を酢酸(35mL)に溶かし、臭素(1.6 mL, 31
mmol)を加えて80℃で3時間かき混ぜた。残さに酢酸エ
チルを加え、析出してくる粗結晶を濾取した。粗結晶を
酢酸エチルで洗浄し表題化合物 16 g(収率 96%)を得
た。 融点 216-219℃。 参考例化合物22−30:2-ブロモ-1-(3,4-メチレンジ
オキシフェニル)-2-(4-ヒ゜リシ゛ル)エタノン臭化水素酸塩 融点 211-214℃。 参考例化合物22−31:2-ブロモ-1-(2-ナフチル)-2-
(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 149-152℃。 参考例化合物22−32:2-ブロモ-2-[4-(1,1-ジメチ
ルエチル)フェニル]-1-(4-ピリジル)エタノン臭化水素
酸塩 未精製のまま次の反応に用いた。 参考例化合物22−33:2-ブロモ-2-(3,5-ジメチルフ
ェニル)-1-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩 融点 186-188℃。
【0062】参考例23 以下の表8〜表21に記載の参考例化合物23−1〜2
3−222を、参考例8〜12、特開昭61−1058
0号公報およびUSP 4,612,321に記載の方
法に準じて合成した。
【表8】
【表9】
【0063】
【表10】
【表11】
【0064】
【表12】
【表13】
【0065】
【表14】
【表15】
【0066】
【表16】
【表17】
【0067】
【表18】
【表19】
【0068】
【表20】
【表21】
【0069】
【表22】
【表23】
【0070】
【表24】
【表25】
【0071】
【表26】
【表27】
【表28】
【0072】参考例23−128 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アセトアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.50 g, 1.78 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.06 g, 0.51 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (5 mL) 溶液に、塩化アセチル (0.21
g, 2.67 mmol)を加え、80℃で14時間攪拌した。反応混
合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出した固体を濾
取した。得られた固体を水洗いした後、乾燥した。粗結
晶をエタノールから再結晶して表題化合物 0.17 g (収
率 29%) を得た。 融点 284-286℃。 参考例23−133 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン 2-ブロモ-1-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジル)エ
タノン臭化水素酸塩 (5.0 g, 13 mmol) とチオ尿素 (1.
0 g, 14 mmol) のアセトニトリル (60 mL) 溶液に、ト
リエチルアミン (1.9 ml, 14 mmol) を滴下し、室温で3
時間かき混ぜた。溶媒を減圧濃縮し、残渣に飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水で洗浄後、乾燥、溶媒を留去した。得られた粗
結晶を酢酸エチルより再結晶して表題化合物 2.0 g (7.
2 mmol, 収率 55%) を得た。 融点 242-244℃。 参考例23−137 N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アセトアミド N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (0.40 g, 1.29 mmo
l) と4-ジメチルアミノピリジン (0.05 g, 0.39mmol)
のN,N-ジメチルアセトアミド (4 mL) 溶液に、塩化アセ
チル (0.15 g, 1.94 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌
した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出
した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾
燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.23 g (収率 50%) を得た。 融点 280-281℃。 参考例23−143 N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 2-ブロモ-1-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-2-(4-
ピリジル)エタノン臭化水素酸塩(5.0 g, 12 mmol) とチ
オ尿素 (0.95 g, 13 mmol) のアセトニトリル (60 mL)
溶液に、トリエチルアミン (1.8 ml, 13 mmol) を滴下
し、3時間還流した。溶媒を減圧留去し、残渣に飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加え、析出した固体を濾取し
た。得られた粗結晶をエタノールより再結晶して表題化
合物 2.6 g(8.4 mmol, 収率 69%) を得た。 融点 254-257℃。
【0073】参考例23−164 N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミド N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (0.50 g, 1.62 mmo
l)と4-ジメチルアミノピリジン (0.05 g, 0.39mmol) の
N,N-ジメチルアセトアミド (5 mL) 溶液に、塩化ベンゾ
イル (0.15 g,1.94 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌し
た。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出し
た固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾燥
した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.44 g (収率 66%) を得た。 融点 292-294℃。 参考例23−165 N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミド N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (0.50 g, 1.62 mmo
l)と4-ジメチルアミノピリジン (0.06 g, 0.49mmol) の
N,N-ジメチルアセトアミド (5 mL) 溶液に、塩化ニコチ
ノイル塩酸塩 (0.43 g, 2.42 mmol) を加え、70℃で14
時間攪拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注
ぎ、析出した固体を濾取した。得られた固体を水洗いし
た後、乾燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表
題化合物 0.49 g (収率 73%) を得た。 融点 326-328℃。 参考例23−168 N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]シクロペンタンカルボキサ
ミド N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (0.50 g, 1.62 mmo
l)と4-ジメチルアミノピリジン (0.06 g, 0.49mmol) の
N,N-ジメチルアセトアミド (5 mL) 溶液に、塩化シクロ
ペンタンカルボニル (0.32 g, 2.42 mmol) を加え、70
℃で14時間攪拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム
水を注ぎ、析出した固体を濾取した。得られた固体を水
洗いした後、乾燥した。粗結晶をエタノールから再結晶
して表題化合物 0.43 g (収率 66%) を得た。 融点 309-311℃。
【0074】参考例23−194 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]プロピオンアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.06 g, 0.52 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (20 mL) 溶液に、塩化プロピオニル
(0.18 g, 1.96 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌した。
反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出した固
体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾燥し
た。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物 0.4
1 g (収率 67%) を得た。 融点 291-293℃。 参考例23−195 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]-2-メチルプロピオンアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.50 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.06 g, 0.53 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (20 mL) 溶液に、塩化2-メチルプロ
ピオニル (0.20 g,1.91 mmol) を加え、80℃で14時間攪
拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析
出した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、
乾燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合
物 0.52 g (収率 83%) を得た。 融点 270-272℃。 参考例23−196 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]-2-フェニルアセトアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.06 g, 0.52 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (15 mL) 溶液に、塩化2-フェニルア
セチル (0.32 g, 2.0 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌
した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出
した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾
燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.33 g (収率 46%) を得た。 融点 226-229℃。 参考例23−197 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]ベンズアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.06 g, 0.52 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (20 mL) 溶液に、塩化ベンゾイル
(0.30 g, 2.15 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌した。
反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出した固
体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾燥し
た。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物 0.1
8 g (収率 26%) を得た。 融点 285-286℃。 参考例23−198 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]シクロペンタンカルボキサミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.07 g, 0.56 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (10 mL) 溶液に、塩化シクロペンタ
ンカルボニル (0.33 g, 2.47 mmol) を加え、70℃で14
時間攪拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注
ぎ、析出した固体を濾取した。得られた固体を水洗いし
た後、乾燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表
題化合物 0.41 g (収率 59%) を得た。 融点 275-278℃。
【0075】参考例23−199 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]ニコチンアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.52 g, 1.9 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.07 g, 0.56 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (10 mL) 溶液に、塩化ニコチノイル
塩酸塩(0.51 g, 2.86 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌
した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出
した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾
燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.44 g (収率 61%) を得た。 融点 267-270℃。 参考例23−200 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]イソニコチンアミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.07 g, 0.56 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (10 mL) 溶液に、塩化イソニコチノ
イル塩酸塩(0.48 g, 2.72 mmol) を加え、80℃で14時間
攪拌した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、
析出した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした
後、乾燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題
化合物 0.22 g (収率 32%) を得た。 融点 302-304℃。 参考例23−201 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]-N'-エチルウレア N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)のN,N-ジ
メチルアセトアミド (10 mL) 溶液に、イソシアン酸エ
チル(0.20 g, 2.8 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌し
た。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出し
た固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾燥
した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.27 g (収率 42%) を得た。 融点 202-203℃。 参考例23−202 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]-N'-プロピルウレア N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.51 g, 1.8 mmol)のN,N-ジ
メチルアセトアミド (15 mL) 溶液に、イソシアン酸プ
ロピル(0.23 g, 2.67 mmol) を加え、80℃で14時間攪拌
した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出
した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾
燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.23 g (収率 33%) を得た。 融点 128-130℃。 参考例23−246 N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]ピラジンカルボキサミド N-[4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン (0.50 g, 1.8 mmol)と4-ジメ
チルアミノピリジン (0.06 g, 0.53 mmol) のN,N-ジメ
チルアセトアミド (5 mL) 溶液に、塩化ピラジンカルボ
ニル (0.44 g, 2.67 mmol) を加え、70℃で14時間攪拌
した。反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を注ぎ、析出
した固体を濾取した。得られた固体を水洗いした後、乾
燥した。粗結晶をエタノールから再結晶して表題化合物
0.41 g (収率 59%) を得た。 融点 269-270℃。
【0076】実験例1 脳組織水分含量の測定 Jcl:Wistar系雄性ラット(10-11 週齢)を用い、ハロタン
麻酔下にラット右側(又は左側)頚動脈分岐部を露出した
後、外頚動脈よりナイロン糸栓子(直径0.28-0.30 mm)を
挿入し、中大脳動脈を閉塞(MCAO)した。なお、虚血中に
旋回もしくは傾斜歩行を示さなかったもの、及び実験終
了時脳底部に出血が認められたものは実験から除外し
た。参考例13-99の化合物を5% 0.1N HCl/salineに溶解
し、1 ml/kgを静脈注射した。対照群には溶媒を投与し
た。投与は虚血再開通直後及び4時間後、翌日及び翌々
日は朝(8:00-10:00)夕(16:00-18:00)の2回行なった。ラ
ットはMCAO 3 日後に断頭屠殺し、左右大脳皮質を分画
後すみやかに組織湿重量(WW)を測定し、その後乾燥器(9
5ーC)にて72時間以上乾燥した後乾燥重量(DW)を測定し
た。組織水分含量は計算式[(WW-DW)/WW %]より算出し
た。 統計解析は、対照群との間でStudent t検定を行っ
た。結果を表7に示す。Sham群は偽手術群、Vehicle群
は対照群(溶媒投与群)を示す。
【表29】 この結果より、化合物(I)は脳血管障害後の脳組織水
分量を減少させ、脳浮腫に対して優れた治療効果を有す
ることがわかる。
【0077】実験例2 脳凍結損傷後の脳血管透過性に及ぼす影響 Jcl:Wistar系雄性ラット(11 週齢)を用い、ハロタン吸
入軽麻酔下に脳定位固定装置に固定し、正中線に沿って
頭皮を切開し、頭骨を露出した後、ドライアイスアセト
ン中で冷却(-50°C)した銅棒(先端直径 4 mm)を、Bregm
a 及び Lamda縫合の中間の頭骨に 15 秒間押
しあて右側大脳皮質に凍傷を負わせた。凍結損傷後、頭
皮は縫合しホームケージへ戻した。参考例13-99の化合
物を5% 0.1N HCl/salineに溶解し、1 ml/kgを静脈注射
した。対照群には溶媒を投与した。投与は虚血再開通直
後及び7時間後、翌日は朝(8:00-10:00)夕(16:00-18:0
0)の2回行なった。ラットは脳凍結損傷2日後に脳血管透
過性を評価した。Evans Blue (EB: Rat, 5%, 5 ml/kg)
を静注し、その 1 時間後にハロタン麻酔下に左心室よ
り生理食塩水を注入し脳を脱血灌流した。脳は摘出後、
大脳皮質、海馬、線条体を含む半球を左右に分けた。組
織は湿重量を測定し、1 ml 50% TCA を加えホモゲナイ
ズした後、遠心 (15,000 r.p.m, 15 分) 後上清を得
た。上清はマイクロプレートリーダーにて 610 nm 吸光
度を測定し、EB 漏出量を測定した。脳血管透過性は、
組織湿重量あたりの EB漏出量 (μg/g tissue) を算出
した後、Sham群(偽手術群)、Vehicle群(対照群(溶
媒投与群))の差を100%として表した。この結果より、
化合物(I)は優れた脳血管透過性亢進抑制作用を有
し、頭部外傷に対して優れた治療効果を有することがわ
かる。
【表30】
【0078】
【発明の効果】化合物(I)は、優れた脳保護作用を有
し、低毒性のため、脳浮腫の予防治療剤、脳血管障害の
予防治療剤及び頭部外傷の治療剤として用いることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/497 A61K 31/495 603 // C07D 417/04 C07D 417/04 417/14 417/14 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB01 CC62 CC75 CC92 DD04 DD11 DD12 DD23 DD62 EE01 4C086 AA01 AA02 BC17 BC36 BC82 GA02 GA04 GA07 GA08 GA10 MA01 MA04 NA14 ZA36 ZC21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4位又は5位の少なくとも一方が、置換基
    を有していてもよいピリジル基で置換された1,3−ア
    ゾール化合物を含有することを特徴とする脳浮腫、脳血
    管障害又は頭部外傷の予防治療剤。
  2. 【請求項2】1,3−アゾール化合物が、N−オキシド
    化されていてもよい式 【化1】 〔式中、R1は水素原子、置換基を有していてもよい炭
    化水素基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基
    を有していてもよいアミノ基又はアシル基を、R2及び
    3の一方は水素原子、置換基を有していてもよいピリ
    ジル基又は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基
    を、他方は置換基を有していてもよいピリジル基を、及
    びXは酸化されていてもよい硫黄原子、酸素原子又は式
    NR4(式中、R4は水素原子、置換基を有していても
    よい炭化水素基又はアシル基を示す)で表される基を示
    す。〕で表される化合物又はその塩である請求項1記載
    の予防治療剤。
  3. 【請求項3】R1が(i)水素原子、 (ii)置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
    1-8アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、
    3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC7-16アラ
    ルキル基; (iii)置換基を1ないし5個有していてもよい、炭素
    原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれ
    る1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員複素
    環基; (iv)(a)置換基を1ないし5個それぞれ有していて
    もよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキ
    ニル、C3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC
    7-16アラルキル、(b)置換基を1ないし5個有してい
    てもよいC1-6アルキリデン、(c)置換基を1ないし5
    個有していてもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原
    子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子
    を含む5ないし14員複素環基及び(d)式:−(C=
    O)−R5、−(C=O)−OR5、−(C=O)−NR
    56、−(C=S)−NHR5 又は −SO2−R7(式
    中、R5は水素原子、置換基を有していてもよい炭化水
    素基又は置換基を有していてもよい複素環基、R6は水
    素原子又はC1-6アルキル、R7は置換基を有していても
    よい炭化水素基又は置換基を有していてもよい複素環基
    を示す。)で表されるアシルから選ばれる置換基を1又
    は2個有していてもよいアミノ基; (v)C1-6アルキル、C6-14アリール、C1-6アルキル
    −カルボニル、5ないし10員芳香族複素環基及びオキ
    ソから選ばれる置換基を1ないし3個有していてもよ
    い、炭素原子及び少なくとも1個の窒素原子以外に窒素
    原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個
    のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員非芳香族
    環状アミノ基、又は (vi)式:−(C=O)−R5、−(C=O)−OR5、−
    (C=O)−NR56、−(C=S)−NHR5 又は −S
    2−R7(式中、各記号は前記と同意義を示す。)で表
    されるアシル基;R2及びR3の一方が(i)水素原子、
    (ii)置換基を1ないし5個有していてもよいピリジル
    基又は(iii)置換基を1ないし5個有していてもよい
    6-14アリール基(隣接する2個の置換基が結合して4
    ないし7員非芳香族炭素環を形成してもよい);他方
    が、置換基を1ないし5個有していてもよいピリジル
    基;及びXが酸化されていてもよい硫黄原子、酸素原子
    又は式 NR4で表される基で、R4が(i)水素原子、
    (ii)置換基を1ないし5個それぞれ有していてもよい
    1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、
    3-6シクロアルキル、C6-14アリール又はC7-16アラ
    ルキル、又は(iii)式:−(C=O)−R5、−(C=O)
    −OR5、−(C=O)−NR56、−(C=S)−NHR
    5 又は −SO2−R7(式中、各記号は前記と同意義を
    示す。)で表されるアシル基(R1、R2、R3、R4
    R5、R6及びR7で示される基が置換基を有している場
    合、該置換基は、(1)ハロゲン原子、(2)C1-3アル
    キレンジオキシ、(3)ニトロ、(4)シアノ、(5)ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(6)ハロゲ
    ン化されていてもよいC2-6アルケニル、(7)カルボキ
    シC2-6アルケニル、(8)ハロゲン化されていてもよい
    2-6アルキニル、(9)ハロゲン化されていてもよいC
    3-6シクロアルキル、(10)C6-14アリール、(11)ハ
    ロゲン化されていてもよいC1-8アルコキシ、(12)C
    1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、(13)
    ヒドロキシ、(14)C6-14アリールオキシ、(15)C
    7-16アラルキルオキシ、(16)メルカプト、(17)ハロ
    ゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、(18)C
    6-14アリールチオ、(19)C7-16アラルキルチオ、(2
    0)アミノ、(21)モノ−C1-6アルキルアミノ、(22)
    モノ−C6-14アリールアミノ、(23)ジ−C1-6アルキ
    ルアミノ、(24)ジ−C6-14アリールアミノ、(25)ホ
    ルミル、(26)カルボキシ、(27)C1-6アルキル−カ
    ルボニル、(28)C3-6シクロアルキル−カルボニル、
    (29)C1-6アルコキシ−カルボニル、(30)C6-14
    リール−カルボニル、(31)C7-16アラルキル−カルボ
    ニル、(32)C6-14アリールオキシ−カルボニル、(3
    3)C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、(34)5又
    は6員複素環カルボニル、(35)カルバモイル又はチオ
    カルバモイル、(36)モノ−C1-6アルキル−カルバモ
    イル、(37)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(3
    8)モノ−又はジ−C6-14アリール−カルバモイル、(3
    9)モノ−又はジ−5又は6員複素環カルバモイル、(4
    0)C1-6アルキルスルホニル、(41)C6-14アリールス
    ルホニル、(42)ホルミルアミノ、(43)C1-6アルキ
    ル−カルボニルアミノ、(44)C6-14アリール−カルボ
    ニルアミノ、(45)C1-6アルコキシ−カルボニルアミ
    ノ、(46)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(47)C
    6-14アリールスルホニルアミノ、(48)C1-6アルキル
    −カルボニルオキシ、(49)C6-14アリール−カルボニ
    ルオキシ、(50)C1-6アルコキシ−カルボニルオキ
    シ、(51)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
    シ、(52)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、
    (53)モノ−又はジ−C6-14アリール−カルバモイルオ
    キシ、(54)ニコチノイルオキシ、(55)C1-6アルキ
    ル、C6-14アリール、C1-6アルキル−カルボニル、5
    ないし10員芳香族複素環基及びオキソから選ばれる置
    換基を1ないし3個有していてもよい5ないし7員飽和
    環状アミノ、(56)5ないし10員芳香族複素環基及び
    (57)スルホから選ばれる)である請求項2記載の予防
    治療剤。
  4. 【請求項4】R5が(i)水素原子、(ii)置換基を1な
    いし5個それぞれ有していてもよいC1-6アルキル、C
    2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキ
    ル、C6-14アリール又はC7-16アラルキル又は(iii)
    置換基を1ないし5個有していてもよい、炭素原子以外
    に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ない
    し4個のヘテロ原子を含む5ないし14員複素環基;R
    6が水素原子又はC1-6アルキル;及びR7が(i)置換基
    を1ないし5個それぞれ有していてもよいC1-6アルキ
    ル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロ
    アルキル、C6-14アリール又はC7-16アラルキル又は
    (ii)置換基を1ないし5個有していてもよい、炭素原
    子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる
    1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員複素環
    基である請求項3記載の予防治療剤。
  5. 【請求項5】R1が置換基を有していてもよいアミノ基
    である請求項2記載の予防治療剤。
  6. 【請求項6】R1が式:−(C=O)−R5、−(C=O)−
    OR5、−(C=O)−NR56、−(C=S)−NHR5
    又は −SO2−R7(式中の記号は請求項3と同意義を
    示す)で表されるアシルを1又は2個有していてもよい
    アミノ基である請求項3記載の予防治療剤。
  7. 【請求項7】R1が式:−(C=O)−R5 又は −(C=
    O)−NR56(式中の記号は請求項3と同意義を示
    す)で表されるアシルを1又は2個有していてもよいア
    ミノ基である請求項3記載の予防治療剤。
  8. 【請求項8】Xが硫黄原子である請求項2記載の予防治
    療剤。
  9. 【請求項9】R2が置換基を有していてもよいピリジル
    基である請求項2記載の予防治療剤。
  10. 【請求項10】R3が置換基を有していてもよいC6-14
    アリール基である請求項2記載の予防治療剤。
  11. 【請求項11】R1が式:−(C=O)−R5 又は −(C
    =O)−NR56(式中の記号は請求項3と同意義を示
    す)で表されるアシルを1又は2個有していてもよいア
    ミノ基;R2がC1-6アルキル、ヒドロキシ及びC1-6
    ルキル−カルボニルオキシから選ばれる置換基を1ない
    し5個有していてもよいピリジル基;R3がハロゲン原
    子、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、ハロ
    ゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ及びカルボキ
    シから選ばれる置換基を1ないし5個有していてもよい
    6-14アリール基;及びXが硫黄原子である請求項3記
    載の予防治療剤。
  12. 【請求項12】R1が(i)ハロゲン原子、ハロゲン化さ
    れていてもよいC1-6アルキル、カルボキシC2-6アルケ
    ニル、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキシ、
    1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ、ヒド
    ロキシ、アミノ、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミ
    ノ、カルボキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、モノ
    −又はジ−C1-6アルキル−カルバモイル及びC6-14
    リール−カルボニルアミノから選ばれる置換基を1ない
    し5個それぞれ有していてもよいC1-8アルキル基、C
    3-6シクロアルキル基又はC6-10アリール基、(ii)5
    員複素環基、(iii)(1)C1-6アルキル、(2)C6-14
    アリール、(3)C7-16アラルキル、(4)6員複素環基
    及び(5)ハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコ
    キシ、カルボキシ及びC1-6アルコキシ−カルボニルか
    ら選ばれる置換基を1ないし3個それぞれ有していても
    よいC1-6アルキル−カルボニル、C3-6シクロアルキル
    −カルボニル、C6-14アリール−カルボニル、C7-16
    ラルキル−カルボニル、C1-6アルキル−カルバモイル
    又は5あるいは6員複素環カルボニルから選ばれる置換
    基を1又は2個又は(6)ジ−C1-6アルキルアミノ−C
    1-6アルキリデンを有していてもよいアミノ基、(iv)
    1-6アルキル−カルボニル又はオキソで置換されてい
    てもよい5又は6員非芳香族環状アミノ基又は(v)カ
    ルボキシ基;R2がC1-6アルキル、ヒドロキシ及びC
    1-6アルキル−カルボニルオキシから選ばれる置換基を
    1ないし3個を有していていもよいピリジル基;R3
    ハロゲン原子、C1-3アルキレンジオキシ、ハロゲン化
    されていてもよいC1-6アルキル、カルボキシC2-6アル
    ケニル、ハロゲン化されていてもよいC1-8アルコキ
    シ、ヒドロキシ、C7-16アラルキルオキシ及びC1-6
    ルキル−カルボニルオキシから選ばれる置換基を1ない
    し3個有していていもよいC6-10アリール基(置換基と
    して隣接する2個のアルキル基が結合して5員非芳香族
    炭素環を形成していてもよい);及びXが硫黄原子であ
    る請求項2記載の予防治療剤。
JP11116685A 1999-04-23 1999-04-23 脳保護剤 Withdrawn JP2000302680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11116685A JP2000302680A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 脳保護剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11116685A JP2000302680A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 脳保護剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000302680A true JP2000302680A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14693345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11116685A Withdrawn JP2000302680A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 脳保護剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000302680A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026307A1 (en) * 2002-09-18 2004-04-01 Pfizer Products Inc. Triazole derivatives as transforming growth factor (tgf) inhibitors
US6962933B1 (en) 1999-08-06 2005-11-08 Takeda Pharmaceutical Company Limited Method for inhibiting p38 MAP kinase or TNF-α production using a 1,3-thiazole
EP1364949A4 (en) * 2001-02-02 2005-11-23 Takeda Pharmaceutical JNK INHIBITOR
US7067537B2 (en) 2000-12-08 2006-06-27 Takeda Pharmaceutical Company Limited Substituted thiazole derivatives bearing 3-pyridyl groups, process for preparing the same and use thereof
US7109202B2 (en) 2000-11-21 2006-09-19 Novartis Ag Aminothaizoles and their use as adenosine receptor antagonists
US7163952B2 (en) 2001-12-03 2007-01-16 Japan Tobacco Inc. Azole compound and medicinal use thereof
US7718808B2 (en) 2003-12-26 2010-05-18 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Thiazole derivatives
JP2011515371A (ja) * 2008-03-21 2011-05-19 ノバルティス アーゲー 新規ヘテロ環式化合物およびそれらの使用
US8865732B2 (en) 2008-03-21 2014-10-21 Novartis Ag Heterocyclic compounds and uses thereof
US9242969B2 (en) 2013-03-14 2016-01-26 Novartis Ag Biaryl amide compounds as kinase inhibitors
US9573969B2 (en) 2014-09-12 2017-02-21 Novartis Ag Compounds and compositions as kinase inhibitors
US12011449B2 (en) 2016-09-19 2024-06-18 Novartis Ag Therapeutic combinations comprising a c-RAF inhibitor
US12036227B2 (en) 2017-05-02 2024-07-16 Novartis Ag Combination therapy
US12187703B2 (en) 2019-05-13 2025-01-07 Novartis Ag Crystalline forms of N-(3-(2-(2-hydroxyethoxy)-6-morpholinopyridin-4-yl)-4-methvlphenyl)-2 (trifluoromethyl)isonicotinamide as Raf inhibitors for the treatment of cancer

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6962933B1 (en) 1999-08-06 2005-11-08 Takeda Pharmaceutical Company Limited Method for inhibiting p38 MAP kinase or TNF-α production using a 1,3-thiazole
US7109202B2 (en) 2000-11-21 2006-09-19 Novartis Ag Aminothaizoles and their use as adenosine receptor antagonists
US7067537B2 (en) 2000-12-08 2006-06-27 Takeda Pharmaceutical Company Limited Substituted thiazole derivatives bearing 3-pyridyl groups, process for preparing the same and use thereof
EP1364949A4 (en) * 2001-02-02 2005-11-23 Takeda Pharmaceutical JNK INHIBITOR
US7199124B2 (en) 2001-02-02 2007-04-03 Takeda Pharmaceutical Company Limited JNK inhibitor
US7163952B2 (en) 2001-12-03 2007-01-16 Japan Tobacco Inc. Azole compound and medicinal use thereof
US7053095B2 (en) 2002-09-18 2006-05-30 Pfizer Inc. Triazole compounds as transforming growth factor (TGF) inhibitors
WO2004026307A1 (en) * 2002-09-18 2004-04-01 Pfizer Products Inc. Triazole derivatives as transforming growth factor (tgf) inhibitors
US8889718B2 (en) 2003-12-26 2014-11-18 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Thiazole derivatives
US7718808B2 (en) 2003-12-26 2010-05-18 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Thiazole derivatives
US7880013B2 (en) 2003-12-26 2011-02-01 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Thiazole derivatives
US8420827B2 (en) 2003-12-26 2013-04-16 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. Thiazole derivatives
JP2011515371A (ja) * 2008-03-21 2011-05-19 ノバルティス アーゲー 新規ヘテロ環式化合物およびそれらの使用
US8865732B2 (en) 2008-03-21 2014-10-21 Novartis Ag Heterocyclic compounds and uses thereof
US9242969B2 (en) 2013-03-14 2016-01-26 Novartis Ag Biaryl amide compounds as kinase inhibitors
US9694016B2 (en) 2013-03-14 2017-07-04 Novartis Ag Biaryl amide compounds as kinase inhibitors
US10245267B2 (en) 2013-03-14 2019-04-02 Novartis Ag Biaryl amide compounds as kinase inhibitors
US10709712B2 (en) 2013-03-14 2020-07-14 Novartis Ag Biaryl amide compounds as kinase inhibitors
US9573969B2 (en) 2014-09-12 2017-02-21 Novartis Ag Compounds and compositions as kinase inhibitors
US9809610B2 (en) 2014-09-12 2017-11-07 Novartis Ag Compounds and compositions as kinase inhibitors
US12011449B2 (en) 2016-09-19 2024-06-18 Novartis Ag Therapeutic combinations comprising a c-RAF inhibitor
US12036227B2 (en) 2017-05-02 2024-07-16 Novartis Ag Combination therapy
US12187703B2 (en) 2019-05-13 2025-01-07 Novartis Ag Crystalline forms of N-(3-(2-(2-hydroxyethoxy)-6-morpholinopyridin-4-yl)-4-methvlphenyl)-2 (trifluoromethyl)isonicotinamide as Raf inhibitors for the treatment of cancer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1027050B1 (en) 1,3-thiazoles as adenosine a3 receptor antagonists for the treatment of allergy, asthma and diabetes
RU2237062C2 (ru) Производные 5-пиридил-1,3-азола, способ их получения, их пролекарство, фармацевтическая композиция, способ антагонизации аденозинового а3-рецептора, способ ингибирования р38 мар-киназы, способ ингибирования продуцирования tnf-альфа и способ профилактики или лечения ряда заболеваний с их использованием
US7495018B2 (en) Substituted 1,3-thiazole compounds, their production and use
EP0149884B1 (en) 5-pyridyl-1,3-thiazole derivatives, their production and use
EP1205478A1 (en) p38MAP KINASE INHIBITORS
JP5207964B2 (ja) 酸分泌抑制薬
JP5379690B2 (ja) 5員複素環化合物
US20030232860A1 (en) Medicine comprising dicyanopyridine derivative
EP1402900A1 (en) Medicinal compositions
US7208495B2 (en) Benzo-fused 5-membered hetrocycle compounds, process for preparation of the same, and use thereof
JP2008266349A (ja) 3−ピリジル基を有する置換チアゾール誘導体、その製造法および用途
WO2002062792A9 (fr) Inhibiteur de jnk
EP1354603A1 (en) Concomitant drugs
JP2000302680A (ja) 脳保護剤
KR101138673B1 (ko) 칸나비노이드 수용체 조절제
JP2001114690A (ja) p38MAPキナーゼ阻害剤
JP4316232B2 (ja) アンドロゲン受容体拮抗剤
JP2002302488A (ja) 置換1,3−チアゾール化合物、その製造法および用途
JP2002302445A (ja) Jnk阻害剤
JP4160295B2 (ja) 3−ピリジル基を有する置換チアゾール誘導体、その製造法および用途
AU2441600A (en) Polycyclic thiazole systems and their utilization as anorectics
JP4786147B2 (ja) カンナビノイド受容体調節剤
JP2002302458A (ja) 併用薬
JP2003063993A (ja) 医薬組成物
JPWO2001010865A1 (ja) p38MAPキナーゼ阻害剤

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704