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JP4160295B2 - 3−ピリジル基を有する置換チアゾール誘導体、その製造法および用途 - Google Patents

3−ピリジル基を有する置換チアゾール誘導体、その製造法および用途 Download PDF

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禎 奈良
昌平 橋口
昭弘 田坂
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万寿夫 山岡
智弘 加来
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステロイドC17,20リアーゼ阻害作用を有する新規チアゾール誘導体とその塩、及びそれを含んでなる医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
性ホルモンであるアンドロゲンやエストロゲンは細胞の分化・増殖を始めとして、生体にとって重要で多彩な生理活性を有している。一方、ある種の疾患ではアンドロゲンやエストロゲンが増悪因子として作用することが明らかになっている。生体内におけるアンドロゲンやエストロゲンの生合成においてステロイドC17,20リアーゼがその最終段階に関与していることが知られている。すなわち、ステロイドC17,20リアーゼは、コレステロールから生成する17−ヒドロキシプレグネノロン及び17−ヒドロキシプロゲステロンを基質として、デヒドロエピアンドロステロンおよびアンドロステンジオンを生成する。従って、ステロイドC17,20リアーゼを阻害する薬剤は、アンドロゲンの生成を抑制するとともにアンドロゲンを基質として合成されるエストロゲンの生成を抑制し、アンドロゲンやエストロゲンを増悪因子とする疾患の予防及び治療薬として有用である。アンドロゲンまたはエストロゲンが増悪因子となる疾患としては、例えば、前立腺癌、前立腺肥大症、男性化症、多毛症、男性型禿頭症、男児性早熟症、乳癌、子宮癌、乳腺症、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群などが挙げられる。
【0003】
すでにステロイドC17,20リアーゼ阻害剤としてステロイドタイプの化合物及び非ステロイドタイプの化合物が知られている。ステロイドタイプの化合物は、例えば、WO 92/15404,WO 93/20097,EP−A 288053,EP−A 413270等に開示されている。非ステロイドタイプの化合物としては、例えば、特開昭64−85975に(1H−イミダゾール−1−イル)メチル置換ベンズイミダゾール誘導体、WO94/27989及びWO96/14090にカルバゾール誘導体、WO95/09157にアゾール誘導体、US5,491,161 に1H−ベンズイミダゾール誘導体、WO99/18075にジヒドロナフタレン誘導体が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現在まで、医療の場で使用できるステロイドC17,20リアーゼ阻害剤はまだ得られておらず、医薬として有用性の高いステロイドC17,20リアーゼ阻害剤の早期開発が期待されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、優れたステロイドC17,20リアーゼ阻害剤を見いだすために鋭意研究を重ねた結果、式(I)で示す化合物がその特異な化学構造に基づいて予想外にも優れた医薬用途、特に優れたステロイドC17,20リアーゼ阻害活性を有しており、しかも毒性が少なく医薬品として優れた性質を有していることを見出し、これらの知見に基づいて本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は、
〔1〕 式:
【0007】
【化29】
Figure 0004160295
【0008】
(式中、A1が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、A2およびA3の一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、A2およびA3の他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A1、A2およびA3の少なくとも一つは置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを含有することを特徴とするステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔2〕 A1、A2およびA3のいずれか一つが置換基を有していてもよい3−ピリジル基である上記〔1〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔3〕 (1)A1が置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、A2が置換基を有していてもよいC6-14アリール基、(2)A1が置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、A2が置換基を有していてもよい3−ピリジル基または(3)A1が置換基を有していてもよいC6-14アリール基で、A2が置換基を有していてもよい3−ピリジル基である上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔4〕 A2およびA3の一方が1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基または4)ハロゲン原子であり、A1、A2およびA3のいずれか一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における置換基が1)置換基を有していてもよいC1-6脂肪族炭化水素基、2)エステル化されていてもよいカルボキシル基、3)1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイル、4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニル、5)置換基を有していてもよいアミノ、6)置換基を有していてもよい環状アミノ、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ、8)置換基を有していてもよいアルコキシおよび9)ハロゲンから選ばれた1ないし4個であるかまたは1個の飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖であり、A2およびA3の他方およびA1で示される置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基が、(a)置換基として1)置換基を有していてもよいC1-4アルキル、2)置換基を有していてもよいフェニル、3)C1-4アルコキシカルボニル、4)置換基を有していてもよいカルバモイル、5)C1-2アルキレンジオキシ、6)置換基を有していてもよいアミノ、7)ニトロ、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ、9)エステル化されていてもよいカルボキシル、10)アルキルスルホニル、11)置換基を有していてもよいスルファモイルおよび12)ハロゲンから選ばれた1ないし5個を有していてもよいC6-14アリール、または(b)ピリジルである上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔5〕 A2およびA3の一方が1)水素原子、2)ヒドロキシで置換されていてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル、4)C1-4アルコキシカルボニルまたは5)ハロゲンであり、A2およびA3の他方およびA1の置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基が、(a)置換基として、1)ハロゲンを有していてもよいC1-4アルキル、2)C1-4アルコキシを有していてもよいフェニル、3)C1-4アルコキシカルボニル、4)1または2個のC1-4アルキルを有していてもよいカルバモイル、5)C1-2アルキレンジオキシ、6)C1-4アルキル、C1-6アルカノイルおよびC1-4アルキルスルホニルから選ばれた1または2個を有していてもよいアミノ、7)ニトロ、8)ヒドロキシ、9)C1-4アルコキシ、10)C1-4アルカノイルオキシ、11)C1-4アルキルスルホニル、12)C1-4アルキルおよびベンジルから選ばれた1または2個を有していてもよいスルファモイルおよび13)ハロゲンから選ばれた1ないし5個を有していてもよいC6-14アリール、または(b)ピリジルであり、A1、A2およびA3のいずれか一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における置換基が1)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-6アルキル基、2)カルボキシル基、3)C1-4アルコキシカルボニル基、4)置換基として1または2個のC1-4アルキルを有していてもよいカルバモイル、5)4−ベンジルピペリジノカルボニル、6)置換基としてカルバモイルメチル、C1-4アルキルおよびベンジルから選ばれた1または2個を有していてもよいアミノ、7)モルホリノ、8)4−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロキシピペリジノ、9)C1-4アルキルチオ、10)C1-4アルコキシ、11)ハロゲンおよび12)ブタジエニレンから選ばれた1ないし4個である上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔6〕 A2およびA3の一方が水素原子、メチル基、塩素原子またはフッ素原子であり、A2およびA3の他方およびA1の置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基が1)置換基としてメチル、メトキシカルボニル、カルバモイル、トリフルオロメチル、ジエチルアミノ、アセチルアミノ、メチルスルホニルアミノ、ヒドロキシ、メトキシ、スルファモイル、メチルスルファモイル、フッ素および塩素から選ばれた1または2個を有していてもよいフェニル基、2)ナフチル基または3)3−ピリジル基であり、A1、A2およびA3のいずれか一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における置換基がメチル、エチル、トリフルオロメチル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、カルバモイルメチルアミノ、ジメチルアミノ、モルホリノ、メチルベンジルアミノ、メチルチオ、メトキシ、イソプロポキシまたはブタジエニレンである上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔7〕 置換基を有していてもよい3−ピリジル基が4−メチル−3−ピリジル基または4−トリフルオロメチル−3−ピリジル基である上記〔3〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔8〕 A3が水素原子、ハロゲン原子、C1-4アルキル基またはC1-4アルコキシカルボニル基である上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔9〕 置換基を有していてもよい3−ピリジル基が、3−ピリジル基、4−メチル−3−ピリジル基、4−トリフルオロメチル−3−ピリジル基、4−メトキシ−3−ピリジル基、4,5−ブタジエニレン−3−ピリジル基、4−ジメチルアミノ−3−ピリジル基、4−メチルチオ−3−ピリジル基、4−ベンジルメチルアミノ−3−ピリジル基、4−イソプロポキシ−3−ピリジル基、5−エトキシカルボニル−3−ピリジル基、4−モルホリノ−3−ピリジル基、1−ヒドロキシイソプロピル−3−ピリジル基、6−ジメチルカルバモイル−3−ピリジル基、4−ヒドロキシ−4−(4−クロロフェニル)ピペリジノ−3−ピリジル基、4−(N−メチルカルバモイル)−3−ピリジル基、4−エチル−3−ピリジル基、4−カルバモイルメチルアミノ−3−ピリジル基、4−カルバモイル−3−ピリジル基または4−(4−ベンジルピペリジノカルボニル)−3−ピリジル基で、置換基を有していてもよいC6-14アリール基が、フェニル基、4−フェニルフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−メチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2,4−ビストリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、4−アミノフェニル基、4−ジエチルアミノフェニル基、4−メトキシカルボニルフェニル基、4−エトキシカルボニルフェニル基、3−メチルカルバモイルフェニル基、4−スルファモイルフェニル基、4−メチルスルファモイルフェニル基、3,4−エチレンジオキシフェニル基、4−アセトキシフェニル基、4−メチルスルホニルフェニル基、4−ジベンジルスルファモイルフェニル基、3−アセチルアミノフェニル基、4−アセチルアミノフェニル基、4−メチルスルホニルアミノフェニル基、3−メチルスルホニルアミノフェニル基、4−カルバモイルフェニル基または2−ナフチル基である上記〔3〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔10〕 性ホルモン依存性疾患の予防・治療剤である上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔11〕 前立腺肥大症、男性化症、多毛症、男性型禿頭症、男児性早熟症、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、乳腺症、多嚢胞性卵巣症候群の予防・治療剤である上記〔2〕記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤、
〔12〕 ステロイドC17,20リアーゼ阻害薬とLHRH受容体調節薬とを併用することを特徴とするアンドロゲンあるいはエストロゲン低下剤、
〔13〕 式:
【0009】
【化30】
Figure 0004160295
【0010】
(式中、A1が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、A2およびA3の一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、A2およびA3の他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A1、A2およびA3のいずれか一方は置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグとLHRH受容体調節薬とを併用することを特徴とするアンドロゲンあるいはエストロゲン低下剤、
〔14〕 式:
【0011】
【化31】
Figure 0004160295
【0012】
(式中、A1が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、A2およびA3の一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、A2およびA3の他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A1、A2およびA3のいずれか一方は置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグを有効量投与することを特徴とするステロイドC17,20リアーゼ阻害方法、
〔15〕 ステロイドC17,20リアーゼ阻害剤を製造するための式:
【0013】
【化32】
Figure 0004160295
【0014】
(式中、A1が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、A2およびA3の一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、A2およびA3の他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A1、A2およびA3のいずれか一方は置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物もしくはその塩またはそのプロドラッグの使用、
〔16〕 式:
【0015】
【化33】
Figure 0004160295
【0016】
〔式中、nは1ないし5の整数を示し、R1aは置換基を有していてもよいスルファモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1aは互いに同一または異なっていてもよく、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔17〕 R1aが1)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいスルファモイル基または2)C1-4アルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、R2が1)水素原子、2)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル基、4)C1-4アルコキシカルボニル基、5)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、6)置換基としてC1-4アルキル、カルバモイル−C1-4アルキルまたはC7-10アラルキルを有していてもよいアミノ基、7)ピペリジノ基、8)モルホリノ基、9)C1-4アルキルチオ基または10)C1-4アルコキシ基であるか、または互いに隣接する2個のR2が結合して11)ブタジエニレン基を形成しており、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔16〕記載の化合物、
〔18〕 R1aがスルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジベンジルスルファモイル基またはメチルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してエチレンジオキシ基を示し、R2が水素原子、メチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基であるか、または互いに隣接する2個のR2が結合してブタジエニレン基を形成しており、R3が水素原子または塩素原子である上記〔16〕記載の化合物、
〔19〕 式:
【0017】
【化34】
Figure 0004160295
【0018】
〔式中、nは1ないし5の整数を示し、R1aは置換基を有していてもよいスルファモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1aは互いに同一または異なっていてもよく、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔20〕 式:
【0019】
【化35】
Figure 0004160295
【0020】
〔式中、nは1ないし5の整数を示し、R1aは置換基を有していてもよいスルファモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1aは互いに同一または異なっていてもよく、R2aおよびR2bはそれぞれ同一または異なって1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、またはR2aとR2bが結合して9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔21〕 R1aが1)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいスルファモイル基または2)C1-4アルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、R2aおよびR2bはそれぞれ同一または異なって1)水素原子、2)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル基またはC1-4アルコキシカルボニル基、4)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、5)置換基としてC1-4アルキル、カルバモイル−C1-4アルキルまたはC7-10アラルキルを有していてもよいアミノ基、6)ピペリジノ基またはモルホリノ基、7)C1-4アルキルチオ基または8)C1-4アルコキシ基であるか、またはR2aおよびR2bが結合してブタジエニレン基を形成しており、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔20〕記載の化合物、
〔22〕 R1aがスルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジベンジルスルファモイル基またはメチルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してエチレンジオキシ基を示し、R2aが水素原子、メチル基、トリフルオロメチル基またはメトキシ基を示し、R2bが水素原子を示すか、あるいはR2aおよびR2bが結合してブタジエニレン基を形成しており、R3が水素原子または塩素原子である上記〔20〕記載の化合物、
〔23〕 式:
【0021】
【化36】
Figure 0004160295
【0022】
〔式中、nは1ないし5の整数を示し、R1aは置換基を有していてもよいスルファモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1aは互いに同一または異なっていてもよく、R2aおよびR2bはそれぞれ同一または異なって1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、またはR2aとR2bが結合して9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔24〕 式:
【0023】
【化37】
Figure 0004160295
【0024】
〔式中、nは1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔25〕 R1bが1)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいスルファモイル基、2)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、3)置換基としてハロゲンを有していてもよいC1-4アルキル基、4)カルボキシル基、5)C1-4アルコキシカルボニル基、6)ハロゲン原子、7)置換基としてC1-6アルカノイル、C1-4アルキルまたはC1-4アルキルスルホニルを有していてもよいアミノ基、8)ニトロ基、9)置換基としてC1-4アルキルまたはC1-6アルカノイルを有していてもよいヒドロキシ基または10)C1-4アルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔24〕記載の化合物、
〔26〕 R1bがスルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジベンジルスルファモイル基、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、アゼチジン−1−イルカルボニル基、メチル基、トリフルオロメチル基、カルボキシル基、エトキシカルボニル基、塩素原子、フッ素原子、ニトロ基、ヒドロキシ基、メトキシ基またはメチルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してエチレンジオキシ基を示し、R3が水素原子、塩素原子、フッ素原子またはメチル基である上記〔24〕記載の化合物、
〔27〕 式:
【0025】
【化38】
Figure 0004160295
【0026】
〔式中、nは1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔28〕 式:
【0027】
【化39】
Figure 0004160295
【0028】
〔式中、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔29〕 R2が1)水素原子、2)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル基、4)C1-4アルコキシカルボニル基、5)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、6)置換基としてC1-4アルキル、カルバモイル−C1-4アルキルまたはC7-10アラルキルを有していてもよいアミノ基、7)ピペリジノ基、8)モルホリノ基、9)C1-4アルキルチオ基または10)C1-4アルコキシ基であるか、または互いに隣接する2個のR2が結合して11)ブタジエニレン基を形成しており、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔28〕記載の化合物、
〔30〕 R2が水素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基を示し、R3が水素原子である上記〔28〕記載の化合物、
〔31〕 式:
【0029】
【化40】
Figure 0004160295
【0030】
〔式中、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔32〕 式:
【0031】
【化41】
Figure 0004160295
【0032】
〔式中、pは0または1ないし5の整数を示し、RaおよびRbはそれぞれ同一または異なって水素原子、C1-6低級アルキル基を示すか、またはRaおよびRbが結合して窒素原子と共に環を形成していてもよく、R1dは1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)置換基を有していてもよいスルファモイル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)エステル化されていてもよいカルボキシル基、6)ハロゲン原子、7)置換基を有していてもよいアミノ基、8)環状アミノ基、9)置換基を有していてもよいヒドロキシ基、10)置換基を有していてもよいアルキルチオ基、11)ニトロ基、12)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または13)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1dが結合して13a)C1-2アルキレンジオキシ基または13b)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、pが2以上のときp個のR1dは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔33〕 RaおよびRbがそれぞれ同一または異なって水素原子、メチル基またはエチル基を示すか、あるいはRaおよびRbが結合して窒素原子と共にアゼチジン−1−イル基を示し、R1dが水素原子を示し、R3が水素原子である上記〔32〕記載の化合物、
〔34〕 式:
【0033】
【化42】
Figure 0004160295
【0034】
〔式中、pは0または1ないし5の整数を示し、RaおよびRbはそれぞれ同一または異なって水素原子、C1-6低級アルキル基を示すか、またはRaおよびRbが結合して窒素原子と共に環を形成していてもよく、R1dは1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)置換基を有していてもよいスルファモイル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)エステル化されていてもよいカルボキシル基、6)ハロゲン原子、7)置換基を有していてもよいアミノ基、8)環状アミノ基、9)置換基を有していてもよいヒドロキシ基、10)置換基を有していてもよいアルキルチオ基、11)ニトロ基、12)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または13)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1dが結合して13a)C1-2アルキレンジオキシ基または13b)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、pが2以上のときp個のR1dは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔35〕 式:
【0035】
【化43】
Figure 0004160295
【0036】
(式中、nは1ないし5の整数を示し、R1cは置換基を有していてもよいカルバモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1cが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1cは互いに同一または異なっていてもよく、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩、
〔36〕 R1cが1)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基または2)C1-4アルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、R2が1)水素原子、2)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル基、4)C1-4アルコキシカルボニル基、5)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、6)置換基としてC1-4アルキル、カルバモイル−C1-4アルキルまたはC7-10アラルキルを有していてもよいアミノ基、7)ピペリジノ基、8)モルホリノ基、9)C1-4アルキルチオ基または10)C1-4アルコキシ基であるか、または互いに隣接する2個のR2が結合して11)ブタジエニレン基を形成しており、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔35〕記載の化合物、
〔37〕 R1cがカルバモイル基、メチルカルバモイル基、またはジメチルカルバモイル基を示し、R2が水素原子、メチル基、エチル基またはイソプロピル基を示し、R3が水素原子、塩素原子、メチル基またはイソプロピル基である上記〔35〕記載の化合物、
〔38〕 式:
【0037】
【化44】
Figure 0004160295
【0038】
(式中、nは1ないし5の整数を示し、R1cは置換基を有していてもよいカルバモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1cが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1cは互いに同一または異なっていてもよく、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔39〕 式:
【0039】
【化45】
Figure 0004160295
【0040】
(式中、nは1ないし5の整数を示し、R1cは置換基を有していてもよいカルバモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1cが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1cは互いに同一または異なっていてもよく、R2aおよびR2bはそれぞれ同一または異なって1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、またはR2aとR2bが結合して9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩、
〔40〕 R1cが1)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基または2)C1-4アルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、R2aおよびR2bはそれぞれ同一または異なって1)水素原子、2)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル基またはC1-4アルコキシカルボニル基、4)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、5)置換基としてC1-4アルキル、カルバモイル−C1-4アルキルまたはC7- 10アラルキルを有していてもよいアミノ基、6)ピペリジノ基またはモルホリノ基、7)C1-4アルキルチオ基または8)C1-4アルコキシ基であるか、またはR2aおよびR2aが結合してブタジエニレン基を形成しており、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔39〕記載の化合物、
〔41〕 R1cがカルバモイル基、メチルカルバモイル基、またはジメチルカルバモイル基を示し、R2aがメチル基、エチル基またはイソプロピル基を示し、R2bが水素原子を示し、R3が水素原子、塩素原子、メチル基またはイソプロピル基である上記〔39〕記載の化合物、
〔42〕 式:
【0041】
【化46】
Figure 0004160295
【0042】
(式中、nは1ないし5の整数を示し、R1cは置換基を有していてもよいカルバモイル基または置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1cが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1cは互いに同一または異なっていてもよく、R2aおよびR2bはそれぞれ同一または異なって1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、またはR2aとR2bが結合して9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔43〕 式:
【0043】
【化47】
Figure 0004160295
【0044】
(式中、nは1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩、
〔44〕 R1bが1)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいスルファモイル基、2)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、3)置換基としてハロゲンを有していてもよいC1-4アルキル基、4)カルボキシル基、5)C1-4アルコキシカルボニル基、6)ハロゲン原子、7)置換基としてC1-6アルカノイル、C1-4アルキルまたはC1-4アルキルスルホニルを有していてもよいアミノ基、8)ニトロ基、9)置換基としてC1-4アルキルまたはC1-6アルカノイルを有していてもよいヒドロキシ基または10)C1-4アルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔43〕記載の化合物、
〔45〕 R1bがスルファモイル基、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、ピロリジン−1−イルカルボニル基、メチル基、塩素原子、フッ素原子、アセチルアミノ基、ホルミルアミノ基またはニトロ基を示し、R3が水素原子、塩素原子、メチル基またはイソプロピル基である上記〔43〕記載の化合物、
〔46〕 式:
【0045】
【化48】
Figure 0004160295
【0046】
(式中、nは1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、nが2以上のときn個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔47〕 式:
【0047】
【化49】
Figure 0004160295
【0048】
(式中、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩、
〔48〕 R2が1)水素原子、2)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1-4アルキル、3)カルボキシル基、4)C1-4アルコキシカルボニル基、5)置換基としてC1-4アルキルもしくはC7-9アラルキルを有していてもよいカルバモイル基、6)置換基としてC1-4アルキル、カルバモイル−C1-4アルキルまたはC7-10アラルキルを有していてもよいアミノ基、7)ピペリジノ基、8)モルホリノ基、9)C1-4アルキルチオ基または10)C1-4アルコキシ基であるか、または互いに隣接する2個のR2が結合して11)ブタジエニレン基を形成しており、R3が1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)C1-4アルキル基または4)カルボキシル基または5)C1-4アルコキシカルボニル基である上記〔47〕記載の化合物、
〔49〕 R2が水素原子、メチル基またはエチル基を示し、R3が水素原子またはメチル基である上記〔47〕記載の化合物、
〔50〕 式:
【0049】
【化50】
Figure 0004160295
【0050】
(式中、mは1ないし5の整数を示し、R2は1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)置換基を有していてもよいアミノ基、6)環状アミノ基、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ基または8)置換基を有していてもよいアルコキシ基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して、9)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、mが2以上のときm個のR2は互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔51〕 式:
【0051】
【化51】
Figure 0004160295
【0052】
〔式中、pは0または1ないし5の整数を示し、RaおよびRbはそれぞれ同一または異なって水素原子、C1-6低級アルキル基を示すか、またはRaおよびRbが結合して窒素原子と共に環を形成していてもよく、R1dは1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)置換基を有していてもよいスルファモイル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)エステル化されていてもよいカルボキシル基、6)ハロゲン原子、7)置換基を有していてもよいアミノ基、8)環状アミノ基、9)置換基を有していてもよいヒドロキシ基、10)置換基を有していてもよいアルキルチオ基、11)ニトロ基、12)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または13)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1dが結合して13a)C1-2アルキレンジオキシ基または13b)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、pが2以上のときp個のR1dは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔52〕 RaおよびRbはそれぞれ同一または異なって水素原子またはメチル基を示すか、あるいはRaおよびRbが結合して窒素原子と共にピロリジン−1−イル基を形成しており、R1dが水素原子、メチル基、塩素原子またはフッ素原子を示し、R3が水素原子、塩素原子、メチル基またはイソプロピル基である上記〔51〕記載の化合物、
〔53〕 式:
【0053】
【化52】
Figure 0004160295
【0054】
〔式中、pは0または1ないし5の整数を示し、RaおよびRbはそれぞれ同一または異なって水素原子、C1-6低級アルキル基を示すか、またはRaおよびRbが結合して窒素原子と共に環を形成していてもよく、R1dは1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、3)置換基を有していてもよいスルファモイル基、4)置換基を有していてもよいカルバモイル基、5)エステル化されていてもよいカルボキシル基、6)ハロゲン原子、7)置換基を有していてもよいアミノ基、8)環状アミノ基、9)置換基を有していてもよいヒドロキシ基、10)置換基を有していてもよいアルキルチオ基、11)ニトロ基、12)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または13)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1dが結合して13a)C1-2アルキレンジオキシ基または13b)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖を形成していてもよく、pが2以上のときp個のR1dは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔54〕 式:
【0055】
【化53】
Figure 0004160295
【0056】
〔式中、qは0または1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または10)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、qが2以上のときq個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示し、Aa、AbおよびAcはそれぞれ同一または異なって窒素原子またはメチン基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔55〕 R1bがスルファモイル基、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基、ピロリジン−1−イルカルボニル基、メチル基、塩素原子、フッ素原子、アセチルアミノ基、ホルミルアミノ基またはニトロ基を示し、R3が水素原子、塩素原子、メチル基またはイソプロピル基を示し、Aa、AbおよびAcはそれぞれ同一または異なって窒素原子またはメチン基である上記〔54〕記載の化合物、
〔56〕 式:
【0057】
【化54】
Figure 0004160295
【0058】
〔式中、qは0または1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または10)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、qが2以上のときq個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示し、Aa、AbおよびAcはそれぞれ同一または異なって窒素原子またはメチン基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔57〕 式:
【0059】
【化55】
Figure 0004160295
【0060】
〔式中、qは0または1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または10)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、qが2以上のときq個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示し、Aa、AbおよびAcはそれぞれ同一または異なって窒素原子またはメチン基を示す。〕で表される化合物またはその塩、
〔58〕 R1bがスルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジベンジルスルファモイル基、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基、アゼチジン−1−イルカルボニル基、メチル基、トリフルオロメチル基、カルボキシル基、エトキシカルボニル基、塩素原子、フッ素原子、ニトロ基、ヒドロキシ基、メトキシ基またはメチルスルホニル基を示すか、または互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してエチレンジオキシ基を示し、R3が水素原子、塩素原子、フッ素原子またはメチル基を示し、Aaがメチンを示し、Abが窒素原子またはメチンを示し、Acが窒素原子またはメチンである上記〔57〕記載の化合物、
〔59〕 式:
【0061】
【化56】
Figure 0004160295
【0062】
〔式中、qは0または1ないし5の整数を示し、R1bは1)置換基を有していてもよいスルファモイル基、2)置換基を有していてもよいカルバモイル基、3)置換基を有していてもよいアルキル基、4)エステル化されていてもよいカルボキシル基、5)ハロゲン原子、6)置換基を有していてもよいアミノ基、7)ニトロ基、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ基または9)置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基を示すか、または10)互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合してC1-2アルキレンジオキシ基を示し、qが2以上のときq個のR1bは互いに同一または異なっていてもよく、R3は1)水素原子、2)ハロゲン原子、3)置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基または4)エステル化されていてもよいカルボキシル基を示し、Aa、AbおよびAcはそれぞれ同一または異なって窒素原子またはメチン基を示す。〕で表される化合物またはその塩のプロドラッグ、
〔60〕 3−[4−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチルピリジン、3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチルピリジン、4−[2−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゼンスルホンアミド、3−[2−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4−メチルピリジン、4−[4−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ベンゼンスルホンアミドまたはその塩、
等に関する。
【0063】
【発明の実施の形態】
前記式(I)で表される化合物またはその塩[以下、化合物(I)という]としては、1)A1が置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、A2が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基で、A3が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基である化合物またはその塩[以下化合物(I−1)という]、2)A1が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基で、A2が置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、A3が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基である化合物またはその塩[以下化合物(I−2)という]、3)A1が置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、A3が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基で、A2が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基である化合物またはその塩[以下化合物(I−3)という]および4)A1が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基で、A3が置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、A2が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基である化合物またはその塩[以下化合物(I−4)という]が挙げられるが、なかでも化合物(I−1)および化合物(I−2)が好ましく、特に化合物(I−1)中、A2が置換基を有していてもよいC6-14アリール基または置換基を有していてもよい3−ピリジル基である化合物および化合物(I−2)中、A1が置換基を有していてもよいC6-14アリール基である化合物が好ましい。
【0064】
前記A1、A2およびA3の一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における「置換基」としては、例えば、1)オキソ、2)ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、3)ニトロ、4)シアノ、5)置換基を有していてもよいC1-6脂肪族炭化水素基、6)C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビフェニリル、2−アンスリル等)、7)5ないし10員芳香族複素環基(例、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フラニル等)、8)アシル基、9)置換基を有していてもよいカルバモイル、10)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニル、11)チオカルバモイル、12)置換基を有していてもよいスルファモイル[例えば、スルファモイル、C1-6アルキルスルファモイル基(例、メチルスルファモイル等)、C7-15アラルキルスルファモイル基(例、ベンジルスルファモイル等)]、13)置換基を有していてもよいアミノ、14)置換基を有していてもよい環状アミノ、15)置換基を有していてもよいメルカプト基、16)C1-6アルキルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル等)、17)C6-14アリールスルホニル(例、フェニルスルホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニル等)、18)C1-6アルキルスルフィニル(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル等)、19)C6-14アリールスルフィニル(例、フェニルスルフィニル、1−ナフチルスルフィニル、2−ナフチルスルフィニル等)、20)スルホ、21)スルフィナモイル、22)スルフェナモイル、23)置換基を有していてもよい水酸基の他、24)飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖(例えば、トリメチレン、テトラメチレン、ブタジエニレン等)または25)C1-3アルキレンジオキシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ等)などの二価の基等が挙げられる。
【0065】
上記置換基を有していてもよいC1-6脂肪族炭化水素基としては、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル[例えば、メチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオロヘキシル等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル等)]、ヒドロキシ−C1-6アルキル(例、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシ−イソプロピル等)、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル[例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC2-6アルケニル(例、ビニル、プロペニル、イソプロペニル、2−ブテン−1−イル、4−ペンテン−1−イル、5−へキセン−1−イル等)]、カルボキシC2-6アルケニル(例、2−カルボキシエテニル、2−カルボキシ−2−メチルエテニル等)、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル[例えば、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC2-6アルキニル(例、2−ブチン−1−イル、4−ペンチン−1−イル、5−へキシン−1−イル等)]、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル[例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジクロロシクロヘキシル、2,2,3,3−テトラフルオロシクロペンチル、4−クロロシクロヘキシル等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等)]等が挙げられる。
【0066】
上記アシル基としては、エステル化されていてもよいカルボキシル基[例えば、無置換のカルボキシル基の他、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニル等)]、C6-14アリールオキシ−カルボニル(例、フェノキシカルボニル等)、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル(例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル等)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル等)、C3-6シクロアルキル−カルボニル(例、シクロプロピルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニル等)、C6-14アリール−カルボニル(例、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイル等)、C7-16アラルキル−カルボニル(例、フェニルアセチル、3−フェニルプロピオニル等)、5又は6員複素環カルボニル(例、ニコチノイル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル等)等が挙げられる。
【0067】
上記置換基を有していてもよいカルバモイルとしては、たとえば無置換のカルバモイルの他、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル等)、C6-14アリール−カルバモイル(例、フェニルカルバモイル、1−ナフチルカルバモイル、2−ナフチルカルバモイル等)、5又は6員複素環カルバモイル(例、2−ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、3−チエニルカルバモイル等)などが挙げられる。
【0068】
上記置換基を有していてもよい環状アミノカルボニルとしては、例えばモルホリノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペラジン−1−イルカルボニル、4−メチルピペラジン−1−イルカルボニル、ピロリジン−1−イルカルボニル、3−メチルピロリジン−1−イルカルボニル等が挙げられる。
【0069】
上記置換基を有していてもよいアミノとしては、無置換のアミノの他、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ等)、モノ−C6-14アリールアミノ(例、フェニルアミノ、1−ナフチルアミノ、2−ナフチルアミノ等)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等)、ジ−C6-14アリールアミノ(例、ジフェニルアミノ等)、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ(例、アセチルアミノ等)、C6-14アリール−カルボニルアミノ(例、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ(例、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ等)、C6-14アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホニルアミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフチルスルホニルアミノ等)等が挙げられる。
【0070】
上記「置換基を有していてもよい環状アミノ」における「環状アミノ」としては、1個の窒素原子と炭素原子以外に、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1又は2種のヘテロ原子を1ないし4個含んでいてもよい5ないし7員飽和環状アミノが用いられ、具体的には、ピロリジン−1−イル、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、ヘキサヒドロアゼピン−1−イル等が用いられる。
【0071】
該「置換基を有していてもよい環状アミノ」における「置換基」としては、例えば、C1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル等)、C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビフェニリル、2−アンスリル等)、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル等)、5ないし10員芳香族複素環基(例、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フラニル等)、オキソ等から選ばれる1ないし3個が用いられる。
【0072】
上記置換基を有していてもよいメルカプト基としては無置換のメルカプト基の他、置換基を有していてもよいアルキルチオ[例えば、無置換のC1-6アルキルチオ(例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチオ等)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ]、C6-14アリールチオ(例、フェニルチオ、1−ナフチルチオ、2−ナフチルチオ等)、C7-16アラルキルチオ(例えば、ベンジルチオ、フェネチルチオ等)]などが挙げられる。
【0073】
上記置換基を有していてもよい水酸基としては、無置換のヒドロキシの他、置換基を有していてもよいアルコキシ[例えば、ハロゲン化されていてもよいC1-8アルコキシ(例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-8アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等)等)、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニルメチルオキシ等)]、C6-14アリールオキシ(例、フェニルオキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフチルオキシ等)、C7-16アラルキルオキシ(例えば、ベンジルオキシ、フェネチルオキシ等)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ等)、C6-14アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、ナフチルカルボニルオキシ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ等)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシ等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、C6-14アリール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシ等)、ニコチノイルオキシなどが挙げられる。
【0074】
該「3−ピリジル基」は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一又は異なっていてもよい。
【0075】
2およびA3の一方は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。
【0076】
該ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が用いられ、フッ素原子、塩素原子、臭素原子が好ましい。
【0077】
該「置換基を有していてもよいC1-4炭化水素基」における「C1-4炭化水素基」としては、C1-4アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)、C2-4アルケニル基(例、ビニル、アリル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−メチル−2−プロペニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル等)、C2-4アルキニル基(例、エチニル、プロパルギル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル)、C3-4シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル)などが用いられ、なかでもメチル、エチル、プロピルなどのC1-4アルキル基が好ましく、特にメチル基が好ましい。
【0078】
「置換基を有していてもよいC1-4炭化水素基」における「置換基」としては、ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロヘキシル等)、C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビフェニリル、2−アンスリル等)、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニルメチルオキシ等)、ヒドロキシ、C6-14アリールオキシ(例、フェニルオキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフチルオキシ等)、C7-16アラルキルオキシ(例えば、ベンジルオキシ、フェネチルオキシ等)、メルカプト、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ[例えば、メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、4,4,4−トリフルオロブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-6アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ等)等]、C6-14アリールチオ(例、フェニルチオ、1−ナフチルチオ、2−ナフチルチオ等)、C7-16アラルキルチオ(例えば、ベンジルチオ、フェネチルチオ等)、アミノ、モノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ等)、モノ−C6-14アリールアミノ(例、フェニルアミノ、1−ナフチルアミノ、2−ナフチルアミノ等)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等)、ジ−C6-14アリールアミノ(例、ジフェニルアミノ等)、ホルミル、カルボキシ、C1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル等)、C3-6シクロアルキル−カルボニル(例、シクロプロピルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシルカルボニル等)、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニル等)、C6-14アリール−カルボニル(例、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイル等)、C7-16アラルキル−カルボニル(例、フェニルアセチル、3−フェニルプロピオニル等)、C6-14アリールオキシ−カルボニル(例、フェノキシカルボニル等)、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル(例、ベンジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル等)、5又は6員複素環カルボニル(例、ニコチノイル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル、モルホリノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペラジン−1−イルカルボニル、ピロリジン−1−イルカルボニル等)、カルバモイル、チオカルバモイル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル等)、C6-14アリール−カルバモイル(例、フェニルカルバモイル、1−ナフチルカルバモイル、2−ナフチルカルバモイル等)、5又は6員複素環カルバモイル(例、2−ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、3−チエニルカルバモイル等)、C1-6アルキルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル等)、C6-14アリールスルホニル(例、フェニルスルホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニル等)、C1-6アルキルスルフィニル(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル等)、C6-14アリールスルフィニル(例、フェニルスルフィニル、1−ナフチルスルフィニル、2−ナフチルスルフィニル等)、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ(例、アセチルアミノ等)、C6-14アリール−カルボニルアミノ(例、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ(例、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ等)、C6-14アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホニルアミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフチルスルホニルアミノ等)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ等)、C6-14アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、ナフチルカルボニルオキシ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ等)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシ等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、C6-14アリール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシ等)、ニコチノイルオキシ、5ないし7員飽和環状アミノ、5ないし10員芳香族複素環基(例、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フラニル等)、スルホ、スルファモイル、スルフィナモイル、スルフェナモイルなどが用いられる。
【0079】
該エステル化されていてもよいカルボキシル基としては、C1-4アルキル基などでエステル化されていてもよいカルボキシル基などが用いられ、なかでもメトキシカルボニル、エトキシカルボニルなどのC1-4アルコキシカルボニル基が好ましい。
【0080】
1、A2およびA3の一つで示される「置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基」における「芳香族炭化水素基」としては、例えば、炭素数6ないし14個の単環式又は縮合多環式(2又は3環式)芳香族炭化水素基などが挙げられる。具体的には、例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビフェニリル、2−アンスリルなどのC6-14アリール基が用いられ、なかでもフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどのC6-10アリール基が好ましく、特にフェニル基が好ましい。
【0081】
「置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基」における「置換基」としては、前記した「3−ピリジル基」の置換基と同様のものが用いられる。
【0082】
該「芳香族炭化水素基」は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一又は異なっていてもよい。
【0083】
置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基としては、前記の置換基を有していてもよいC6-14アリール基が好ましい。
【0084】
該「置換基を有していてもよい複素環基」における「複素環基」としては、例えば2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、1−インドリル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベンゾ[b]フラニル等などが挙げられ、なかでもピリジル、特に3−ピリジル基が好ましい。
【0085】
該「置換基を有していてもよい複素環基」における「置換基」としては、例えば、前記「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」の「置換基」と同様のものが用いられる。
【0086】
該「複素環基」は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ないし5個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合、各置換基は同一又は異なっていてもよい。また、該「複素環基」の環内に窒素原子を含む場合には該窒素原子は、N−オキシド化されていてもよい。
【0087】
前記A1、A2およびA3の一つで示される「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」および「置換基を有していてもよい複素環基」の置換基としては、例えば、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、トリフルオロメチル等)、ヒドロキシ−C1-6アルキル基(例、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシ−イソプロピル等)、C1-6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ等)、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ基(例、メチルアミノ、ジメチルアミノ等)、C1-6アルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ基)、(C7-15アラルキル)(C1-6アルキル)アミノ基(例、(ベンジルメチル)アミノ等)、C1-6アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシ、エトキシ等)、モノ−又はジ−C1-6アルキルカルバモイル基(例、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル等)、カルバモイル基、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子、硫黄原子等から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含む複素環基(例、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノ、チエニル、フリル、ピリジル、ピリミジニル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル等。以下、複素環基と略記する場合がある)、(C7-15アラルキル)(複素環基)アミノ基(例、(4−ベンジルピペリジル)アミノ等)などが好ましく、なかでもメチル、トリフルオロメチルなどが好ましい。
【0088】
前記した「芳香族炭化水素基」および「C6-14アリール基」の置換基としては、C6-10アリール基(例、フェニル等)、ニトロ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル、ビストリフルオロメチル等)、C1-6アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ等)、アミノ基、モノ−又はジ−C1-6アルキルアミノ基(例、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等)、C1-6アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等)、C1-6アルキルカルバモイル基(例、メチルカルバモイル等)、スルファモイル、C1-6アルキルスルファモイル基(例、メチルスルファモイル等)、C7-15アラルキルスルファモイル基(例、ベンジルスルファモイル等)、C1-3アルキレンジオキシ基(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ等)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ基(例、アセトキシ等)、C1-6アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル等)、C1-6アルキル−カルボニルアミノ基(例、アセチルアミノ等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ基(例、メチルスルホニルアミノ等)、カルボキシ基、カルバモイル基などが好ましく、なかでもハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子)、アミノスルホニル基などが好ましい。
【0089】
より具体的には、「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」および「置換基を有していてもよいピリジル基」としては、それぞれ3−ピリジル基、4−メチル−3−ピリジル基、4−トリフルオロメチル−3−ピリジル基、4−メトキシ−3−ピリジル基、4−イソキノリル−3−ピリジル基、4−メチルアミノ−3−ピリジル基、4−ジメチルアミノ−3−ピリジル基、4−メチルチオ−3−ピリジル基、4−(ベンジルメチル)アミノ−3−ピリジル基、4−イソプロポキシ−3−ピリジル基、5−メトキシカルボニル−3−ピリジル基、5−エトキシカルボニル−3−ピリジル基、4−モルホリノ−3−ピリジル基、1−ヒドロキシイソプロピル−3−ピリジル基、6−ジメチルカルバモイル−3−ピリジル基、4−カルバモイル−3−ピリジル基、4−(4−ベンジルピペリジノ)カルボニル−3−ピリジル基などが好ましく、なかでも4−メチル−3−ピリジル基、4−トリフルオロメチル−3−ピリジル基などが好ましい。
【0090】
「置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基」および「置換基を有していてもよいC6-14アリール基」としては、それぞれフェニル基、ビフェニル基、3−ニトロ−フェニル基、4−ニトロ−フェニル基、4−ヒドロキシ−3−ピリジル基、2−クロロ−3−フェニル基、3−クロロ−3−フェニル基、4−クロロ−3−フェニル基、3,4−ジクロロ−3−フェニル基、2−フルオロ−フェニル基、3−フルオロ−フェニル基、4−フルオロ−フェニル基、2,4−ジフルオロ−フェニル基、4−ブロモ−フェニル基、4−メチル−フェニル基、2,4−ジメチル−フェニル基、3,4−ジメチル−フェニル基、4−トリフルオロメチル−フェニル基、2,4−ビストリフルオロメチル−フェニル基、2−メトキシ−フェニル基、3−メトキシ−フェニル基、4−メトキシ−フェニル基、2,4−ジメトキシ−フェニル基、2,5−ジメトキシ−フェニル基、3−アミノ−フェニル基、4−アミノ−フェニル基、4−ジエチルアミノ−フェニル基、4−エトキシカルボニル−フェニル基、3−メチルカルバモイル−フェニル基、4−メチルスルファモイル−フェニル基、3,4−エチレンジオキシ−フェニル基、4−アセトキシ−フェニル基、4メチルスルホニル−フェニル基、4−スルファモイル−フェニル基、4−ジベンジルスルファモイル−フェニル基、3−アセチルアミノ−フェニル基、4−メチルスルホニルアミノ−フェニル基、4−カルボキシ−フェニル基、4−カルバモイル−フェニル基、2−ナフチル基などが好ましい。
【0091】
3としては、水素原子、ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、C1-4アルキル基(例、メチル、エチル)またはC1-4エトキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル)などが好ましい。
【0092】
前記式(Ia)および(Ia1)中、R1aで示される置換基を有していてもよいスルファモイル基としては、例えば、スルファモイル、C1-6アルキルスルファモイル基(例、メチルスルファモイル等)、C7-15アラルキルスルファモイル基(例、ベンジルスルファモイル等)が、置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基としては、たとえば無置換のメチルスルホニル、エチルスルホニルなどの他、ハロゲンで置換されたアルキルスルホニル(例、クロロメチルスルホニル、1,1−ジフルオロエチルスルホニル等)などが挙げられる。また、互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1aが結合して示されるC1-2アルキレンジオキシ基としては、メチレンジオキシ、エチレンジオキシが挙げられる。
【0093】
前記式(Ib)および(Ib1)中、R1cで示される置換基を有していてもよいカルバモイル基としては、たとえば無置換のカルバモイルの他、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル等)、C6-14アリール−カルバモイル(例、フェニルカルバモイル、1−ナフチルカルバモイル、2−ナフチルカルバモイル等)、5又は6員複素環カルバモイル(例、2−ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、3−チエニルカルバモイル等)などが挙げられる。
【0094】
1cで示される置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基としてはR1aで示される置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基として述べたものが挙げられる。
【0095】
互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1cが結合して示されるC1-2アルキレンジオキシ基としてはメチレンジオキシ、エチレンジオキシが挙げられる。
【0096】
前記式(Ia2)、(Ib2)、(Ic1)および(Ic2)中、R1bで示される置換基を有していてもよいスルファモイル基としては、R1aで示される置換基を有していてもよいスルファモイル基として述べたものが、R1bで示される置換基を有していてもよいカルバモイル基としてはR1cで示される置換基を有していてもよいカルバモイル基として述べたものが挙げられる。
【0097】
1bで示される置換基を有していてもよいアルキル基としては、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル[例えば、メチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオロヘキシル等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル等)]、ヒドロキシ−C1-6アルキル(例、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシ−イソプロピル等)が挙げられる。
【0098】
1bで示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基としては例えば、無置換のカルボキシル基の他、C1-6アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニル等)が挙げられる。
【0099】
1bで示されるハロゲン原子としては、たとえばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。
【0100】
1bで示される置換基を有していてもよいアミノ基としては、無置換のアミノの他、たとえばモノ−C1-6アルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ等)、モノ−C6-14アリールアミノ(例、フェニルアミノ、1−ナフチルアミノ、2−ナフチルアミノ等)、ジ−C1-6アルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等)、ジ−C6-14アリールアミノ(例、ジフェニルアミノ等)、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ(例、アセチルアミノ等)、C6-14アリール−カルボニルアミノ(例、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ(例、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ等)、C6-14アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホニルアミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフチルスルホニルアミノ等)等が挙げられる。
【0101】
1bで示される置換基を有していてもよいヒドロキシ基としては、無置換のヒドロキシの他、置換基を有していてもよいアルコキシ[例えば、ハロゲン化されていてもよいC1-8アルコキシ(例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-8アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等)等)、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニルメチルオキシ等)]、C6-14アリールオキシ(例、フェニルオキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフチルオキシ等)、C7-16アラルキルオキシ(例えば、ベンジルオキシ、フェネチルオキシ等)、C1-6アルキル−カルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ等)、C6-14アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、ナフチルカルボニルオキシ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、ブトキシカルボニルオキシ等)、モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシ等)、ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、C6-14アリール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモイルオキシ、ナフチルカルバモイルオキシ等)、ニコチノイルオキシなどが挙げられる。
【0102】
1bで示される置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基としてはR1aで示される置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基として述べたものが挙げられる。
【0103】
互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1bが結合して示されるC1-2アルキレンジオキシ基としてはメチレンジオキシ、エチレンジオキシが挙げられる。
【0104】
前記式(Ia)、(Ia3)、(Ib)および(Ib3)中、R2で示される置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基としては、ハロゲン化されていてもよいC1-4アルキル[例えば、メチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-4アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル等)]、ヒドロキシ−C1-4アルキル(例、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシ−イソプロピル等)、ハロゲン化されていてもよいC2-4アルケニル(例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC2-4アルケニル(例、ビニル、プロペニル、イソプロペニル、2−ブテン−1−イル等))、カルボキシC2-4アルケニル(例、2−カルボキシエテニル、2−カルボキシ−2−メチルエテニル等)、ハロゲン化されていてもよいC2-4アルキニル[例えば、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC2-4アルキニル(例、1−フルオロエチン、2−フルオロエチン、2−ブチン−1−イル等)]、ハロゲン化されていてもよいC3-4シクロアルキル[例えば、シクロプロピル、シクロブチル等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC3-4シクロアルキル(例、シクロプロピル、シクロブチル等)]等が挙げられる。
【0105】
2で示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基としてはR1bで示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基として述べたものが挙げられる。
【0106】
2で示される置換基を有していてもよいカルバモイル基としてはR1cで示される置換基を有していてもよいカルバモイル基として述べたものが挙げられる。
【0107】
2で示される置換基を有していてもよいアミノ基としては、R1bで示される置換基を有していてもよいアミノ基として述べたものが挙げられる。
【0108】
2で示される環状アミノ基としては、1個の窒素原子と炭素原子以外に、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1又は2種のヘテロ原子を1ないし4個含んでいてもよい5ないし7員飽和環状アミノが用いられ、具体的には、ピロリジン−1−イル、ピペリジノ、ピペラジン−1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、ヘキサヒドロアゼピン−1−イル等が用いられる。
【0109】
2で示される置換基を有していてもよいアルキルチオ基としては、例えば、無置換のC1-6アルキルチオ(例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチオ等)、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、C7-16アラルキルチオ(例えば、ベンジルチオ、フェネチルチオ等)等が挙げられる。
【0110】
2で示される置換基を有していてもよいアルコキシ基としては、例えば、ハロゲン化されていてもよいC1-8アルコキシ[例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等、1ないし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-8アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等)]、C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニルメチルオキシ等)等が挙げられる。
【0111】
互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR2が結合して示される飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖としては、例えば、トリメチレン、テトラメチレン、ブタジエニレン等が挙げられる。
【0112】
前記式(Ia1)、(Ib1)中、R2aおよびR2bで示される置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基、エステル化されていてもよいカルボキシル基、置換基を有していてもよいカルバモイル基、置換基を有していてもよいアミノ基、環状アミノ基、置換基を有していてもよいアルキルチオ基および置換基を有していてもよいアルコキシ基は、R2で示されるそれらの例と同様であり、R2aとR2bが結合して示される飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖の例は2個のR2が結合して示される飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖として述べたものと同様である。
【0113】
前記式(Ia4)、(Ib4)中、R1dで示される置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基としてはR2で示される置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基として述べたものが挙げられる。
【0114】
1dで示される置換基を有していてもよいスルファモイル基としてはR1aで示される置換基を有していてもよいスルファモイル基として述べたものが挙げられる。
【0115】
1dで示される置換基を有していてもよいカルバモイル基としてはR1cで示される置換基を有していてもよいカルバモイル基として述べたものが挙げられる。
【0116】
1dで示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基としてはR1bで示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基として述べたものが挙げられる。
【0117】
1dで示されるハロゲン原子としては、たとえばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。
【0118】
1dで示される置換基を有していてもよいアミノ基としてはR1bで示される置換基を有していてもよいアミノ基として述べたものが挙げられる。
【0119】
1dで示される環状アミノ基としてはR2で示される環状アミノ基として述べたものが挙げられる。
【0120】
1dで示される置換基を有していてもよいヒドロキシ基としてはR1bで示される置換基を有していてもよいヒドロキシ基として述べたものが挙げられる。
【0121】
1dで示される置換基を有していてもよいアルキルチオ基としてはR2で示される置換基を有していてもよいアルキルチオ基として述べたものが挙げられる。
【0122】
1dで示される置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基としてはR1aで示される置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基として述べたものが挙げられる。
【0123】
互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1dが結合して示されるC1-2アルキレンジオキシ基としてはメチレンジオキシ、エチレンジオキシが挙げられる。
【0124】
互いに隣接する炭素原子に置換した2個のR1dが結合して示される飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖としてはR2が結合して示される飽和または不飽和の二価のC3-5炭素鎖として述べたものが挙げられる。
【0125】
前記式(Ia4)、(Ib4)中、RaおよびRbで示されるC1-6低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル等が挙げられる。
【0126】
aおよびRbが結合して窒素原子と共に形成する環としては、アゼチジンー1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジノ、モルホリノ等が挙げられる。
【0127】
前記式(Ia)、(Ia1)、(Ia2)、(Ia3)、(Ia4)、(Ib)、(Ib1)、(Ib2)、(Ib3)、(Ib4)、(Ic1)および(Ic2)中、R3で示されるハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられる。
【0128】
3で示される置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基としては、R2で示される置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基として述べたものと同様なものが挙げられる。
【0129】
3で示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基としては、R1bで示されるエステル化されていてもよいカルボキシル基として述べたものが挙げられる。
【0130】
前記式(Ia)、(Ia1)、(Ia2)、(Ia3)、(Ia4)、(Ib)、(Ib1)、(Ib2)、(Ib3)、(Ib4)、(Ic1)および(Ic2)であらわされる化合物はすべて式(I)で表される化合物に含まれる。
【0131】
より具体的には、化合物(I)としては、例えば、後述する実施例1〜83で製造される化合物が用いられ、なかでも3−[4−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチルピリジン(化合物番号74)、3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチルピリジン(化合物番号78)、4−[2−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゼンスルホンアミド(化合物番号154)、3−[2−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4−メチルピリジン(化合物番号137)、4−[4−(4−メチル−ピリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ベンゼンスルホンアミド(化合物番号135)などが好ましい。
【0132】
式(I)であらわされる化合物の塩としては、例えば金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との塩等が挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩等が挙げられる。有機塩基との塩の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N'−ジベンジルエチレンジアミン等との塩が挙げられる。無機酸との塩の好適な例としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩が挙げられる。有機酸との塩の好適な例としては、例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等との塩が挙げられる。塩基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギニン、リジン、オルニチン等との塩が挙げられ、酸性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸等との塩が挙げられる。
【0133】
このうち、薬学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化合物内に酸性官能基を有する場合にはアルカリ金属塩(例、ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩等)等の無機塩、アンモニウム塩等、また、化合物内に塩基性官能基を有する場合には、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等無機酸との塩、又は酢酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸との塩が挙げられる。
【0134】
つぎに式(I)で表される化合物の製造法について記載する。本明細書全体において原料化合物及び合成中間体は、遊離体のほか化合物(I)と同様の塩として用いてもよく、また反応混合液のまま、あるいは公知の手段に従って単離した後に反応に供してもよい。なお、以下、式(式の符号)で表される化合物またはその塩を単に化合物(式の符号)という。
製造法1
【0135】
化合物(I−1)は次式で示される反応によって製造することができる。
【0136】
【化57】
Figure 0004160295
【0137】
(式中、Q1は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基、Q2は置換基を有していてもよい3−ピリジル基、Q3は水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1-4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を示す。また、Xは塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子を、Mはカリウム、ナトリウム、リチウム等のアルカリ金属原子を示す。)
【0138】
化合物(II−1)をそれ自体公知またはそれに準じた方法でハロゲン化し、化合物(V−1)を得ることができる。本反応は自体公知の方法、例えば新実験化学講座14巻331頁(丸善)に記載の方法またはこれらに準じた方法によって行うことができる。本反応に用いられるハロゲン化剤としては、塩素、臭素、NCS、NBS、五塩化リン、臭化第二銅などが用いられるが、特に臭素、臭化第二銅が好ましい。本反応においてハロゲン化剤はケトン体(II−1)に対して1ないし10当量、好ましくは1〜3当量用いられる。反応温度は20℃から100℃、好ましくは0℃〜50℃である。反応時間は5分から20時間程度である。本反応は通常反応に影響のない有機溶媒中で行われる。反応に影響のない有機溶媒としては、例えば、酢酸などの有機酸類、酢酸エチル、酢酸イソプロピルなどの酢酸エステル類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ヘキサン、ペンタンなどの飽和炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類などが用いられ、これらは1種又は2種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。
【0139】
また、化合物(III−1)をそれ自体公知またはそれに準じた方法でチオアミド化し、化合物(VI−1)を得ることができる。本反応は自体公知の方法、例えば新実験化学講座14巻1827頁(丸善)に記載の方法またはこれらに準じた方法によって行うことができる。本反応においてチオアミド剤は主に硫化水素が用いられる。反応温度は20℃から100℃、好ましくは20℃〜50℃である。反応時間は5分から20時間程度である。本反応は通常反応に影響のない有機溶媒中で行われる。反応に悪影響のない有機溶媒としては、例えば、DMF、DMSOなどの塩基性溶媒、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ヘキサン、ペンタンなどの飽和炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類などが用いられ、これらは1種又は2種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。また、化合物(VI−1)は、たとえば新実験化学講座14巻1827頁(丸善)の方法により、対応するカルボキサミド化合物(IV−1)からも合成することができる。
【0140】
化合物(V−1)と化合物(VI−1)を自体公知の反応、例えば新実験化学講座14巻2191頁(丸善)に記載の方法またはこれに準じた方法によって反応させることによりチアゾール化合物(I−1)を得ることができる。本反応ではTHF、アルコール類、ジクロロメタン等、反応に不活性な溶媒が用いられ、化合物(V−1)は化合物(VI−1)の0.2ないし2当量、好ましくは1.0ないし1.5当量使用される。反応温度は0℃〜150℃、好ましくは20℃〜120℃である。
【0141】
また、化合物(I−1)は、化合物(VII−1)と化合物(VIII−1)を経由するか、化合物(VII−1)と化合物(IX−1)と(X−1)を経由する方法によっても合成することができる。すなわち自体公知の方法、たとえばジャーナルオブインディアンケミカルソサイアティ(Journal of Indian Chemical Society)、37巻、773-774頁、1960年またはテトラヘドロン(Tetrahedoron)、56巻、3161-3165頁、2000年の方法に準じて化合物(V−1)をチオシアネート化合物(VII−1)、さらにブロモチアゾール(VIII−1)に変換でき、自体公知の反応、例えばテトラヘドロンレターズ(Tetrahedron Letters)、41巻、1707-1710頁、2000年に記載の方法またはこれに準じた方法によって別途調製した化合物(XI−1)(Mは金属を示す)とカップリングして化合物(I−1)を得ることができる。
【0142】
さらに化合物(VII−1)から自体公知の反応、例えばジャーナルオブインディアンケミカルソサイアティ(Journal of Indian Chemical Society)、32巻、427-430頁、1955年に記載の方法またはこれに準じた方法によって化合物(IX−1)、(X−1)を経由して化合物(I−1)を得ることもできる。化合物(I−1)はまた自体公知の反応、例えばテトラヘドロンレターズ(Tetrahedron Letters)、41巻、1707-1710頁、2000年に記載の方法またはこれに準じた方法によってQ1、Q2、Q3の官能基を変換させることもできる。具体的にはQ1、Q3のアシル化、アルキル化やQ2のハロゲン化などを含む。
【0143】
製造法2
化合物(I−2)は次式で示される反応によって製造することができる。
【0144】
【化58】
Figure 0004160295
【0145】
(式中、各記号は前記と同意義である)
【0146】
化合物(II−2)をそれ自体公知またはそれに準じた方法でハロゲン化し、化合物(V−2)を得ることができる。本反応は自体公知の方法、例えば新実験化学講座14巻331頁(丸善)に記載の方法またはこれらに準じた方法によって行うことができる。本反応に用いられるハロゲン化剤としては、塩素、臭素、NCS、NBS、五塩化リン、臭化第二銅などが用いられるが、特に臭素、臭化第二銅が好ましい。本反応においてハロゲン化剤はケトン体(II−2)に対して1ないし10当量、好ましくは1〜3当量用いられる。反応温度は20℃から100℃、好ましくは0℃〜50℃である。反応時間は5分から20時間程度である。本反応は通常反応に影響のない有機溶媒中で行われる。反応に影響のない有機溶媒としては、例えば、酢酸などの有機酸類、酢酸エチル、酢酸イソプロピルなどの酢酸エステル類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ヘキサン、ペンタンなどの飽和炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類などが用いられ、これらは1種又は2種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。
【0147】
また、化合物(III−2)をそれ自体公知またはそれに準じた方法でチオアミド化し、化合物(VI−2)を得ることができる。本反応は自体公知の方法、例えば新実験化学講座14巻1827頁(丸善)に記載の方法またはこれらに準じた方法によって行うことができる。本反応においてチオアミド剤は主に硫化水素が用いられる。反応温度は20℃から100℃、好ましくは20℃〜50℃である。反応時間は5分から20時間程度である。本反応は通常反応に影響のない有機溶媒中で行われる。反応に悪影響のない有機溶媒としては、例えば、DMF、DMSOなどの塩基性溶媒、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ヘキサン、ペンタンなどの飽和炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素類などが用いられ、これらは1種又は2種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。また、化合物(VI−2)は、たとえば新実験化学講座14巻1827頁(丸善)の方法により、対応するカルボキサミド化合物(IV−2)からも合成することができる。
【0148】
化合物(V−2)と化合物(VI−2)を自体公知の反応、例えば新実験化学講座14巻2191頁(丸善)に記載の方法またはこれに準じた方法によって反応させることによりチアゾール化合物(I−2)を得ることができる。本反応ではTHF、アルコール類、ジクロロメタン等、反応に不活性な溶媒が用いられ、化合物(V−2)は化合物(VI−2)の0.2ないし2当量、好ましくは1.0ないし1.5当量使用される。反応温度は0℃〜150℃、好ましくは20℃〜120℃である。
【0149】
また、化合物(I−2)は、化合物(VII−2)と化合物(VIII−2)を経由するか、化合物(VII−2)と化合物(IX−2)を経由する方法によっても合成することができる。すなわち自体公知の方法、たとえばジャーナルオブインディアンケミカルソサイアティ(Journal of Indian Chemical Society)、37巻、773-774頁、1960年またはテトラヘドロン(Tetrahedoron)、56巻、3161-3165頁、2000年の方法に準じて化合物(V−2)をチオシアネート化合物(VII−2)、さらにブロモチアゾール(VIII−2)に変換でき、自体公知の反応、例えばテトラヘドロンレターズ(Tetrahedron Letters)、41巻、1707-1710頁、2000年に記載の方法またはこれに準じた方法によって別途調製した化合物(XI−2)(Mは金属を示す)とカップリングして化合物(I−2)を得ることができる。
【0150】
さらに化合物(VII−2)から自体公知の反応、例えばジャーナルオブインディアンケミカルソサイアティ(Journal of Indian Chemical Society)、32巻、427-430頁、1955年に記載の方法またはこれに準じた方法によって化合物(IX−2)を経由して化合物(I−2)を得ることもできる。化合物(I−2)はまた自体公知の反応、例えばテトラヘドロンレターズ(Tetrahedron Letters)、41巻、1707-1710頁、2000年に記載の方法またはこれに準じた方法によってQ1、Q2、Q3の官能基を変換させることもできる。具体的にはQ1、Q3のアシル化、アルキル化やQ2のハロゲン化などを含む。
【0151】
製造法3
化合物(I−3)は次式で示される反応によって製造することができる。
【0152】
【化59】
Figure 0004160295
【0153】
(式中、各記号は前記と同意義である)
【0154】
化合物(I−3)は化合物(XII−1)を原料として得られる化合物(XIII−1)と、前記の方法で得られる化合物(VI−1)とを縮合することによっても得ることができる。化合物(XII−1)は、シンセシス(Synthesis)、705-706頁、1975年あるいはジャーナルオブケミカルアンドエンジニアリングデータ(Journal of Chemical and Engineering Data)、19巻、392−393頁、1974年あるいは特開平5−345772の方法に準じて合成することができる。化合物(XIII−1)は化合物(XII−1)を原料として、前記化合物(II−1)から化合物(V−1)を得た方法に準じて得ることができる。さらに、化合物(XIII−1)と化合物(VI−1)の縮合反応は、化合物(V−1)と化合物(VI−1)の縮合反応に準じて反応させることができる。
【0155】
一方、前述の方法で得られるチアゾール環5位が無置換の化合物(I−5)を原料として、新実験化学講座14巻331頁(丸善)記載の方法によりハロゲン化反応を行い、5位がハロゲン化された化合物(I−6)を得、化合物(VIII−1)から化合物(I−1)への方法に準じ化合物(XI−2)を用いて置換反応を行い、化合物(I−3)を得ることもできる。
【0156】
製造法4
化合物(I−4)は次式で示される反応によって製造することができる。
【0157】
【化60】
Figure 0004160295
【0158】
(式中、各記号は前記と同意義である)
【0159】
化合物(I−4)は化合物(XII−2)を原料として得られる化合物(XIII−2)と、前記の方法で得られる化合物(VI−2)とを縮合することによっても得ることができる。化合物(XII−2)は、シンセシス(Synthesis)、705-706頁、1975年あるいはジャーナルオブケミカルアンドエンジニアリングデータ(Journal of Chemical and Engineering Data)、19巻、392−393頁、1974年あるいは特開平5−345772の方法に準じて合成することができる。化合物(XIII−2)は化合物(XII−2)を原料として、前記化合物(II−1)から化合物(V−1)を得た方法に準じて得ることができる。さらに、化合物(XIII−2)と化合物(VI−2)の縮合反応は、化合物(V−1)と化合物(VI−1)の縮合反応に準じて反応させることができる。
【0160】
一方、前述の方法で得られるチアゾール環5位が無置換の化合物(I−7)を原料として、新実験化学講座14巻331頁(丸善)記載の方法によりハロゲン化反応を行い、5位がハロゲン化された化合物(I−8)を得、化合物(VIII−1)から化合物(I−1)への方法に準じ化合物(XI−1)を用いて置換反応を行い、化合物(I−4)を得ることもできる。
【0161】
上記反応によって、目的物が遊離の状態で得られる場合には、常法に従って塩に変換してもよく、また塩として得られる場合には、常法に従って遊離体または他の塩に変換することもできる。かくして得られる化合物(I)は、公知の手段例えば転溶、濃縮、溶媒抽出、分溜、結晶化、再結晶、クロマトグラフィーなどにより反応溶液から単離、精製することができる。
【0162】
前記各反応において、原料化合物が置換基としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシを有する場合、これらの基にペプチド化学等で一般的に用いられるような保護基が導入されたものであってもよく、反応後に必要に応じて保護基を除去することにより目的化合物を得ることができる。
【0163】
アミノの保護基としては、例えばホルミル又はそれぞれ置換基を有していてもよいC1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル等)、フェニルカルボニル、C1-6アルコキシ−カルボニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等)、フェニルオキシカルボニル、C7-10アラルキルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニル等)、トリチル、フタロイル等が用いられる。これらの置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、C1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル、バレリル等)、ニトロ等が用いられ、置換基の数は1ないし3個である。
【0164】
カルボキシの保護基としては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよいC1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチル等)、フェニル、トリチル、シリル等が用いられる。これらの置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブチルカルボニル等)、ニトロ、C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、tert-ブチル等)、C6-10アリール(例えば、フェニル、ナフチル等)等が用いられ、置換基の数は1ないし3個である。
【0165】
ヒドロキシの保護基としては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよいC1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチル等)、フェニル、C7-11アラルキル(例えば、ベンジル等)、ホルミル、C1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル等)、フェニルオキシカルボニル、C7-11アラルキルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニル等)、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、シリル等が用いられる。これらの置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、tert-ブチル等)、C7-11アラルキル(例えば、ベンジル等)、C6-10アリール(例えば、フェニル、ナフチル等)、ニトロ等が用いられ、置換基の数は1ないし4個である。
【0166】
また、保護基の除去方法としては、自体公知又はそれに準じる方法が用いられ、例えば酸、塩基、紫外光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウムフルオリド、酢酸パラジウム等で処理する方法又は還元反応が用いられる。
【0167】
いずれの場合にも、更に所望により、公知の脱保護反応、アシル化反応、アルキル化反応、水素添加反応、酸化反応、還元反応、炭素鎖延長反応、置換基交換反応を各々、単独あるいはその二つ以上を組み合わせて行うことにより化合物(I)を合成することができる。これらの反応は、例えば、新実験化学講座14、15巻、1977年(丸善出版)等に記載の方法が採用される。
【0168】
上記反応により、目的物が遊離の状態で得られる場合には、常法に従って塩に変換してもよく、また塩として得られる場合には、常法に従って遊離体又は他の塩に変換することもできる。かくして得られる化合物(I)は、公知の手段例えば転溶、濃縮、溶媒抽出、分溜、結晶化、再結晶、クロマトグラフィー等により反応溶液から単離、精製することができる。
【0169】
化合物(I)が、コンフィギュレーショナル アイソマー(配置異性体)、ジアステレオマー、コンフォーマー等として存在する場合には、所望により、前記の分離、精製手段によりそれぞれを単離することができる。また、化合物(I)がラセミ体である場合には、通常の光学分割手段によりS体及びR体に分離することができる。
【0170】
化合物(I)に立体異性体が存在する場合には、この異性体が単独の場合及びそれらの混合物の場合も本発明に含まれる。
【0171】
また、化合物(I)は、水和物又は非水和物であってもよい。
【0172】
化合物(I)は同位元素(例、3H、14C、35S)等で標識されていてもよい。
【0173】
化合物(I)のプロドラッグは、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等による反応により化合物(I)に変換する化合物、即ち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こして化合物(I)に変化する化合物、胃酸等により加水分解等を起こして化合物(I)に変化する化合物をいう。化合物(I)のプロドラッグとしては、化合物(I)のアミノ基がアシル化、アルキル化、リン酸化された化合物(例、化合物(I)のアミノ基がエイコサノイル化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル化、ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、tert−ブチル化された化合物等);化合物(I)の水酸基がアシル化、アルキル化、リン酸化、ほう酸化された化合物(例、化合物(I)の水酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、ピバロイル化、スクシニル化、フマリル化、アラニル化、ジメチルアミノメチルカルボニル化された化合物等);化合物(I)のカルボキシル基がエステル化、アミド化された化合物(例、化合物(I)のカルボキシル基がエチルエステル化、フェニルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチルアミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエステル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル化、フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル化、メチルアミド化された化合物等);等が挙げられる。これらの化合物は自体公知の方法によって化合物(I)から製造することができる。
【0174】
また、化合物(I)のプロドラッグは、広川書店1990年刊「医薬品の開発」第7巻分子設計163頁から198頁に記載されているような生理的条件で化合物(I)に変化するものであってもよい。
【0175】
化合物(I)、(I−1)、(I−2)、(I−3)、(I−4)、(I−5)、(I−6)、(I−7)、(I−8)、(Ia)、(Ia1)、(Ia2)、(Ia3)、(Ia4)、(Ib)、(Ib1)、(Ib2)(Ib3)、(Ib4)、(Ic1)および(Ic2)[以下本発明の化合物という]は医薬として優れた効果を有しており、特にステロイドC17,20リアーゼに対し優れた阻害活性を有する。本発明の化合物は毒性が低く、副作用も少ないので、哺乳動物(例えば、ヒト、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、サル、マウス、ラットなど、特にヒト)に対して、例えば(i)アンドロゲンあるいはエストロゲン低下薬、(ii)アンドロゲンあるいはエストロゲンに関連する疾病、例えば(1)悪性腫瘍(例えば、前立腺癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌など)の原発癌、およびこれらの転移、再発、(2)それらの癌に伴う諸症状(例えば、痛み、悪液質など)、(3)性ホルモン依存性疾患(前立腺肥大症、男性化症、多毛症、男性型禿頭症、男児性早熟症、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、乳腺症、多嚢胞性卵巣症候群など)のような各種疾病の治療および予防薬として有用である。
【0176】
本発明の化合物は、単剤で使用しても優れた効果を示すが、さらに他の医薬製剤および療法と併用することによって、その効果をより一層増強させることができる。併用剤および療法としては、例えば「性ホルモン剤(ホルモン系薬剤)」、「アルキル化剤」、「代謝拮抗剤」、「抗癌性抗生物質」、「植物アルカロイド」、「免疫療法剤」、「細胞増殖因子ならびにその受容体の作用を阻害する薬剤」等(以下、併用薬物と略記する)が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、併用に加え、本発明の化合物と他の併用が好ましい薬効(具体的には後述する種々の薬効)を有する化合物とを同一製剤に含めるように製し、合剤とすることもできる。
【0177】
該「性ホルモン剤」としては、例えば、ホスフェストロール、ジエチルスチルベストロール、クロロトリアニセリン、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、酢酸クロルマジノン、酢酸シプロテロン、ダナゾール、アリルエストレノール、ゲストリノン、メパルトリシン、ラロキシフェン、オルメロキシフェン、レボルメロキシフェン、抗エストロゲン剤(例えば、クエン酸タモキシフェン、クエン酸トレミフェン等)、ピル製剤、メピチオスタン、テストラクトン、アミノグルテチイミド、LHRH受容体調節薬[LH−RH受容体アゴニスト(例えば、酢酸ゴセレリン、酢酸ブセレリン、酢酸リュープロレリン等)、LH−RH受容体アンタゴニスト(例えば、ガニレリクス、セトロレリクス、アバレリクス等)]、ドロロキシフェン、エピチオスタノール、スルホン酸エチニルエストラジオール、アロマターゼ阻害薬(例えば、塩酸ファドロゾール、アナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタン、ボロゾール、フォルメスタン等)、抗アンドロゲン薬(例えば、フルタミド、ビカルタミド、ニルタミド等)、5α−レダクターゼ阻害薬(例えば、フィナステリド、エプリステリド等)、副腎皮質ホルモン系薬剤(例えば、コルチゾール、デキサメタゾン、プレドニゾロン、ベタメタゾン、トリアムシノロン等)、アンドロゲン合成阻害薬(例えば、アビラテロン等)、レチノイドおよびレチノイドの代謝を遅らせる薬剤(例えば、リアロゾール等)等が挙げられる。
【0178】
該「アルキル化剤」としては、例えば、ナイトロジェンマスタード、塩酸ナイトロジェンマスタード−N−オキシド、クロラムブチル、シクロフォスファミド、イホスファミド、チオテパ、カルボコン、トシル酸インプロスルファン、ブスルファン、塩酸ニムスチン、ミトブロニトール、メルファラン、ダカルバジン、ラニムスチン、リン酸エストラムスチンナトリウム、トリエチレンメラミン、カルムスチン、ロムスチン、ストレプトゾシン、ピポブロマン、エトグルシド、カルボプラチン、シスプラチン、ミボプラチン、ネダプラチン、オキサリプラチン、アルトレタミン、アンバムスチン、塩酸ジブロスピジウム、フォテムスチン、プレドニムスチン、プミテパ、リボムスチン、テモゾロミド、トレオスルファン、トロフォスファミド、ジノスタチンスチマラマー、アドゼレシン、システムスチン、ビゼレシン等が挙げられる。
【0179】
該「代謝拮抗剤」としては、例えば、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、チオイノシン、メトトレキサート、エノシタビン、シタラビン、シタラビンオクフォスファート、塩酸アンシタビン、5−FU系薬剤(例えば、フルオロウラシル、テガフール、UFT、ドキシフルリジン、カルモフール、ガロシタビン、エミテフール等)、アミノプテリン、ロイコボリンカルシウム、タブロイド、ブトシン、フォリネイトカルシウム、レボフォリネイトカルシウム、クラドリビン、フルダラビン、ゲムシタビン、ヒドロキシカルバミド、ペントスタチン、ピリトレキシム、イドキシウリジン、ミトグアゾン、チアゾフリン等が挙げられる。
【0180】
該「抗癌性抗生物質」としては、例えば、アクチノマイシンD、アクチノマイシンC、マイトマイシンC、クロモマイシンA3、塩酸ブレオマイシン、硫酸ブレオマイシン、硫酸ペプロマイシン、塩酸ダウノルビシン、塩酸ドキソルビシン、塩酸アクラルビシン、塩酸ピラルビシン、塩酸エピルビシン、ネオカルチノスタチン、ミスラマイシン、ザルコマイシン、カルチノフィリン、ミトタン、塩酸ゾルビシン、塩酸ミトキサントロン、塩酸イダルビシン等が挙げられる。
【0181】
該「植物アルカロイド」としては、例えば、エトポシド、リン酸エトポシド、硫酸ビンブラスチン、硫酸ビンクリスチン、硫酸ビンデシン、テニポシド、パクリタキセル、ビノレルビン等が挙げられる。
【0182】
該「免疫療法剤(BRM)」としては、例えば、ピシバニール、クレスチン、シゾフィラン、レンチナン、ウベニメクス、インターフェロン、インターロイキン、マクロファージコロニー刺激因子、顆粒球コロニー刺激因子、エリスロポイエチン、リンホトキシン、BCGワクチン、コリネバクテリウムパルブム、レバミゾール、ポリサッカライドK、プロコダゾール等が挙げられる。
【0183】
該「細胞増殖因子ならびにその受容体の作用を阻害する薬剤」における、「細胞増殖因子」としては、細胞の増殖を促進する物質であればどのようなものでもよく、通常、分子量が20,000以下のペプチドで、受容体との結合により低濃度で作用が発揮される因子が挙げられ、具体的には、(1)EGF(epidermal growth factor)またはそれと実質的に同一の活性を有する物質〔例、EGF、ハレグリン(HER2リガンド)など〕、(2)インシュリンまたはそれと実質的に同一の活性を有する物質〔例、インシュリン、IGF(insulin-like growth factor)−1、IGF−2など〕、(3)FGF(fibroblast growth factor)またはそれと実質的に同一の活性を有する物質〔例、酸性FGF、塩基性FGF、KGF(keratinocyte growth factor)、 FGF-10など〕、(4)その他の細胞増殖因子〔例、CSF(colony stimulating factor)、EPO(erythropoietin)、IL−2(interleukin-2)、NGF(nerve growth factor)、PDGF(platelet-derived growth factor)、TGFβ(transforming growth factorβ)、HGF(hepatocyte growth factor)、VEGF(vascular endothelial growth factor)など〕などが挙げられる。
【0184】
該「細胞増殖因子の受容体」としては、上記の細胞増殖因子と結合能を有する受容体であればいかなるものであってもよく、具体的には、EGF受容体、HER2(ハレグリン受容体)、インシュリン受容体、IGF受容体、FGF受容体−1またはFGF受容体−2などが挙げられる。
【0185】
該「細胞増殖因子の作用を阻害する薬剤」としては、セツキシマブをはじめとするEGF受容体抗体、ハーセプチンをはじめとするHER2抗体などの細胞増殖因子およびその受容体に対する抗体、イレッサ(EGF受容体チロシンキナーゼ阻害薬)、TAK−165(HER2チロシンキナーゼ阻害薬)、GW2016(EGF受容体/HER2チロシンキナーゼ阻害薬)などのチロシンキナーゼ阻害薬および細胞増殖因子やその受容体の発現を抑制するリボザイム、アンチセンス医薬などが挙げられる。
【0186】
前記の薬剤の他に、L−アスパラギナーゼ、アセグラトン、塩酸プロカルバジン、プロトポルフィリン・コバルト錯塩、水銀ヘマトポルフィリン・ナトリウム、トポイソメラーゼI阻害薬(例、イリノテカン、トポテカンなど)、トポイソメラーゼII阻害薬(例えば、ソブゾキサンなど)、分化誘導剤(例、レチノイド、ビタミンD類など)、血管新生阻害薬、α−ブロッカー(例、塩酸タムスロシンなど)なども用いることができる。
【0187】
また、本発明の化合物を投与する化学療法とともに、例えば除睾術を含む手術、温熱療法、放射線療法等の化学療法以外の療法を併用することもできる。
【0188】
特に、本発明の化合物はLHRH受容体調節薬(LHRHモジュレーター)例えばLHRH受容体アゴニスト(例えば、酢酸ゴセレリン、酢酸ブセレリン、酢酸リュープロレリン等)あるいはLHRH受容体アンタゴニスト(例えば、ガニレリクス、セトロレリクス、アバレリクス等)と併用することにより、より効果的に血中のアンドロゲンあるいはエストロゲンを除去することができる。
【0189】
本発明の化合物はステロイドC17,20リアーゼに対する選択性が高く、CYP3A4等の薬物代謝酵素に影響を与えることなく血中アンドロゲン濃度を低下させる。また、CYP3A4等の薬物代謝酵素への影響は少ないことから併用薬の制限の少ない安全な薬剤として用いることができる。
【0190】
化合物(I)と併用薬物との併用に際しては、化合物(I)と併用薬物の投与時期は限定されず、化合物(I)と併用薬物とを、投与対象に対し、同時に投与してもよいし、時間差をおいて投与してもよい。併用薬物の投与量は、臨床上用いられている投与量に準ずればよく、投与対象、投与ルート、疾患、組み合わせ等により適宜選択することができる。
【0191】
化合物(I)と併用薬物の投与形態は、特に限定されず、投与時に、化合物(I)と併用薬物とが組み合わされていればよい。このような投与形態としては、例えば、(1)化合物(I)と併用薬物とを同時に製剤化して得られる単一の製剤の投与、(2)化合物(I)と併用薬物とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の同一投与経路での同時投与、(3)化合物(I)と併用薬物とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の同一投与経路での時間差をおいての投与、(4)化合物(I)と併用薬物とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の異なる投与経路での同時投与、(5)化合物(I)と併用薬物とを別々に製剤化して得られる2種の製剤の異なる投与経路での時間差をおいての投与(例えば、化合物(I)→併用薬物の順序での投与、あるいは逆の順序での投与)などが挙げられる。
【0192】
医薬的に許容される担体としては、製剤素材として慣用の各種有機あるいは無機担体物質が用いられ、固形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤、増粘剤;液状製剤における溶剤、分散剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、緩衝剤、無痛化剤などとして適宜適量配合される。また必要に応じて、常法にしたがって防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤などの添加物を用いることもできる。賦形剤の好適な例としては、例えば乳糖、白糖、D−マンニトール、デンプン、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸などが挙げられる。滑沢剤の好適な例としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、コロイドシリカなどが挙げられる。結合剤の好適な例としては、例えば結晶セルロース、白糖、D−マンニトール、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。崩壊剤の好適な例としては、例えばデンプン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウムなどが挙げられる。増粘剤の好適な例としては、例えば天然ガム類、セルロース誘導体、アクリル酸重合体などが挙げられる。溶剤の好適な例としては、例えば注射用水、アルコール、プロピレングリコール、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油などが挙げられる。分散剤の好適な例としては、例えば、ツイーン(Tween)80,HCO 60,ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。溶解補助剤の好適な例としては、例えばポリエチレングリコール、プロピレングリコール、D−マンニトール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなどが挙げられる。懸濁化剤の好適な例としては、例えばステアリルトリエタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、モノステアリン酸クセリセリン、などの界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの親水性高分子などが挙げられる。等張化剤の好適な例としては、例えば塩化ナトリウム、グリセリン、D−マンニトールなどが挙げられる。緩衝剤の好適な例としては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩などの緩衝液などが挙げられる。無痛化剤の好適な例としては、例えばベンジルアルコールなどが挙げられる。防腐剤の好適な例としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などが挙げられる。抗酸化剤の好適な例としては、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸などが挙げられる。
【0193】
本発明の医薬製剤は、常法に従って製造することができ、製剤中の本発明の化合物の含有割合は通常0.1〜100%(w/w)である。具体例を以下に示す。
【0194】
(1)錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤:
本発明の化合物に、例えば賦形剤、崩壊剤、結合剤または滑沢剤などを添加して圧縮成型し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性あるいは持続性を目的とするコーティングを行うことにより製造することができる。
(2)注射剤:
本発明の化合物を、例えば分散剤、保存剤、等張化剤などと共に水性注射剤として、あるいはオリーブ油、ゴマ油、綿実油、コーン油等の植物油、プロピレングリコール等に溶解、懸濁あるいは乳化して油性注射剤として成型することにより製造することができる。
(3)座剤:
本発明の化合物を油性または水性の固状、半固状あるいは液状の組成物とすることにより製造される。このような組成物に用いる油性基剤としては、例えば、高級脂肪酸のグリセリド(例えば、カカオ脂、ウイテプゾル類など)、中級脂肪酸(例えば、ミグリオール類など)、あるいは植物油(例えば、ゴマ油、大豆油、綿実油など)などが挙げられる。水性ゲル基剤としては、例えば天然ガム類、セルロース誘導体、ビニール重合体、アクリル酸重合体などが挙げられる。
【0195】
これらの製剤における本発明の化合物の配合割合は、製剤の種類により異なるが、通常0.01〜50%配合される。
【0196】
前記医薬製剤における本発明の化合物の使用量は、選択される化合物、投与対象に選ばれる動物種、その投与回数などにより変化するが、広範囲にわたって有効性を発揮する。例えば、成人の固形腫瘍患者(例えば、前立腺癌患者)に対して、本発明の医薬製剤を経口投与する場合の一日当たりの投与量は、本発明の化合物の有効量として、通常、約0.001ないし約500mg/kg体重、好ましくは、約0.1ないし約40mg/kg体重、さらに好ましくは、約0.5ないし約20mg/kg体重であるが、非経口投与の場合や他の抗癌剤と併用される場合は、一般にこれらの投与量より少ない値になる。しかし、実際に投与される化合物の量は、化合物の選択、各種製剤形態、患者の年齢、体重、性別、疾患の程度、投与経路、その投与を実施する期間および間隔などの状況によって決定されるものであり、医師の判断によって随時変更が可能である。
【0197】
前記医薬製剤の投与経路は、種々の状況により特に制限されないが、例えば経口あるいは非経口経路で投与することができる。ここで使用される「非経口」には、静脈内、筋肉内、皮下、鼻腔内、皮内、点眼、脳内、直腸内、腟内および腹腔内などへの投与を含む。
【0198】
前記医薬製剤の投与期間および間隔は、種々の状況に応じて変更されるものであり、医師の判断により随時判断されるものであるが、分割投与、連日投与、間歇投与、短期大量投与、反復投与などの方法がある。例えば、経口投与の場合は、1日1ないし数回(特に1日2ないし3回)に分割して投与することが望ましい。また、徐放性の製剤として投与することや長時間かけて点滴静注することも可能である。
【0199】
【実施例】
本発明は、さらに下記の参考例、実施例で詳しく説明されるが、これらの例は単なる実施であって本発明を限定するものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。また、以下の参考例、実施例においてカラムクロマトグラフィー用充填剤にはメルク社シリカゲル60(70-230または230-400メッシュ)を用いた。融点はヤナコMP-J3を用いて測定した。1H NMRスペクトルはテトラメチルシランを内部基準としてバリアン社Gemini-200(200MHz)またはMERCURY(300MHz)を用いて測定した。実施例中の略号は次の意味を有する。
【0200】
s:シングレット,d:ダブレット,t:トリプレット,q:クワルテット,dd:ダブルダブレット,dt:ダブルトリプレット,m:マルチプレット,br:幅広い,J:カップリング定数,室温:20〜30℃,DMF:ジメチルホルムアミド,THF:テトラヒドロフラン。
【0201】
参考例1
(2',4'-ジメチル)フェニル-2-ブロモアセトフェノン(1)
(2',4'-ジメチル)-2-アセトフェノン(14.8 g, 100 mmol)を酢酸エチル(200 ml)に溶解し、臭化銅(45.0 g, 200 mmol)を加え、3時間加熱還流した。冷却後固形物を濾去し、濾過液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した。イソプロピルエーテルから粉末化させて標記化合物(11.9
g, 52 %)を得た。
元素分析値 C10H11OBrとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ: 2.37(3H, s), 2.52 (3H, s), 4.42 (2H, s), 7.09 (1H, d, J = 7.0 Hz), 7.11(1H, s), 7.62 (1H, d, J = 7.0 Hz)
【0202】
参考例2
市販のアセチルベンゼン誘導体もしくはアセチルピリジン誘導体を原料として参考例1に記載した方法に従い製造される化合物例を表1に示す。
【0203】
【表1】
Figure 0004160295
【0204】
参考例3
4'-(ジベンジルスファモイル)-2-ブロモアセトフェノン(11)
J.Med.Chem.,(2000),43,214-223記載の方法にて4-アセチルベンゼンスルホン酸から調製した4′-(ジベンジルスルファモイル)アセトフェノン(1.89 g, 5.0 mmol)をクロロホルム(10ml)に溶解し、臭素(0.80 g, 5.0 mmol)をクロロホルム(5ml)に溶解した溶液を室温で10分で滴下し、40分撹拌した。クロロホルムを減圧濃縮し、少量のジエチルエーテルから再結晶して標記化合物(1.92g,86 %)を得た。
元素分析値 C21H21NO3SBrとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ :4.38 (4H, s), 4.46 (2H, s),7.03- 7.27 (10H, m)
【0205】
参考例4
市販のアセチルベンゼン誘導体もしくはアセチルピリジン誘導体を原料として参考例3に記載した方法に従い製造される化合物例を表2に示す。
【0206】
【表2】
Figure 0004160295
【0207】
参考例5
4-メチルニコチノニトリル(14)
特開平7-10841号を参照し、2,6-ジクロロ-4-メチルニコチノニトリル(Mabridge社製)(17.0 g, 90.9 mmol)をメタノール(450 ml)に溶解し、10% Pd-C(1.7g,10wt.%)、及び酢酸ナトリウム(15.2g, 186 mmol)を加え、室温で水素加圧下16時間撹拌した。触媒等を濾去したのち、溶媒を減圧濃縮し、ジクロルメタン(300 ml)−5%重曹水(200 ml)で分液した。有機層を乾燥後、減圧濃縮し、少量のイソプロピルエーテルから再結晶して標記化合物(9.2 g,86 %)を得た。
昇華性
元素分析値C7H6N2として
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.58 (3H, s), 7.31 (1H, d, J =5.8 Hz), 8.66 (1H, d, J =5.8 Hz), 8.80(1H, s)
【0208】
参考例6
3-アセチル-4-メチルピリジン(15)
化合物(14)(2.0 g, 16.9 mmol)のエーテル(13 ml)溶液に、氷冷下ヨウ化メチルマグネシウム−エーテル溶液(18.2 ml, 27.4 mmol)を加えた。反応液を50℃に加熱して1晩撹拌した後再び氷冷し、5%塩酸(400 ml)を加えた。反応液を1N水酸化ナトリウム水溶液で中和した後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して黄色油状物(1.26 g, 55 %)を得た。
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.57 (3H, s), 2.65 (3H, s), 7.20 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.95 (1H, s)
【0209】
参考例7
3-(2-ブロモアセチル)ピリジン臭化水素酸塩(16)
3-アセチルピリジン(5.00 g, 41.3 mmol)の酢酸(100 ml)溶液に47%臭化水素酸(7.10 ml, 41.3 mmol)を加えた後、氷冷下臭素(2.12 ml, 41.3 mmol)の酢酸(50 ml)溶液を滴下した。滴下終了後、反応液を80℃に加熱して1時間撹拌し、冷却後析出した結晶を濾過してエタノール−酢酸エチルで洗浄し減圧下に乾燥して白色結晶を得た。
融点 228℃
1H-NMR (200Hz, DMSO-d6) δ : 5.08 (2H, s), 7.93 (1H, dd, J = 8.0 Hz, 5.6 Hz), 8.69 (1H, d, J = 8.0 Hz), 8.99 (1H, d, J = 5.6 Hz), 9.33 (1H, s)
【0210】
参考例8
化合物(15)、および3-プロピオニルピリジンを原料として参考例7に記載した方法に従い製造される化合物を表3に示す。
【0211】
【表3】
Figure 0004160295
【0212】
参考例9
4-クロロニコチンアルデヒド(19)
4-クロロピリジン(25.0 g, 0.22mol)のテトラヒドロフラン溶液(50 ml)を、アルゴン雰囲気下-78℃で1.6M n-ブチルリチウムのへキサン溶液(179 ml, 0.29mol)とジイソプロピルアミン(33.4 g, 0.33 mol)から調製したリチウムジイソプロピルアミドのテトラヒドロフラン溶液(300 ml)中に滴下した。30分間撹拌後、DMF(19.3 g, 0.26 mol)を添加し、室温まで徐々に昇温した。反応液を酢酸エチル(200 ml)−5%NH4Claq. (300 ml)で抽出した。有機層を乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去し、粗製の表記化合物(27 g, 86%)を油状物として得た。
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 7.45 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.69 (1H, d, J = 5.0Hz), 9.05 (1H, s), 10.51 (1H, s)
【0213】
参考例10
4-クロロニコチノニトリル(20)
化合物(19) (27.0g, 0.19mol)と塩酸ヒドロキシルアミン(13.01g, 0.19mol)と酢酸ナトリウム(15.6g, 0.19mol)をメタノール(100ml)に懸濁し、室温で2時間撹拌した。溶媒を留去し、残留物をクロロホルム(100ml)に溶解し、オキシ塩化リン(125g)を添加して3時間加熱還流した。溶媒を留去し、残渣を水(200ml)に加え、炭酸ナトリウムにてpH=7とした。酢酸エチル(200 mlx2回)で抽出し、有機層を乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去し表記化合物(18 g, 68%)を得た。
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 7.52 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.72 (1H, d, J = 5.0Hz), 8.87 (1H, s)
【0214】
参考例11
4-メトキシニコチノニトリル (21)
化合物(20)(2.77 g, 20.0 mmol)のメタノール(5 ml)溶液に、28%ナトリウムメチラート−メタノール溶液(5.0g, 24.0mmol)を室温で加え、1時間撹拌した。溶媒を濃縮して得られた残渣を酢酸エチルと氷食塩水で分配した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち、溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣を少量のイソプロピルエーテルから再結晶して標記化合物(2.3g, 86 %)を得た。元素分析値 C7H8N2Oとして
C(%) H(%) N(%)
計算値:62.68;4.51 ;20.88
実測値:62.74;4.69 ;20.59
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 4.02(3H, s), 6.93 (1H, d, J = 5.8 Hz), 8.65(1H, d, J =5.8Hz), 8.69(1H, s)
【0215】
参考例12
化合物(20)を原料として参考例11に記載した方法に従い製造される化合物例を表4に示す。
【0216】
【表4】
Figure 0004160295
【0217】
参考例13
4-ビニルニコチノニトリル(25)
化合物(20)(1.00 g, 7.21 mmol)のジメチルホルムアミド(15 ml)溶液にトリブチル(ビニル)すず(2.50 ml, 8.65 mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.40 g, 0.58 mmol)を加え、アルゴン雰囲気下120℃で1時間撹拌後、反応液を氷水にあけ酢酸エチルで抽出した。抽出液を合わせて食塩水で洗浄し乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して白色粉末(0.93 g, 99 %)を得た。
融点 56-57℃
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 5.80 (1H, d, J = 11.0 Hz), 6.21 (1H, d, J = 17.6 Hz), 7.02 (1H, dd, J = 11.0 Hz, 17.6 Hz), 7.54 (1H, d, J = 5.6 Hz), 8.73 (1H, d, J = 5.6 Hz), 8.85 (1H, s)
【0218】
参考例14
4-エチルニコチノニトリル(26)
化合物(25)(0.73 g, 5.61 mmol)を酢酸エチル(15 ml)に溶解させ、10%パラジウム炭素(20 mg)を加え、水素雰囲気下常温常圧で2時間撹拌し、水素添加した。反応液をセライト濾過し、濾液を酢酸エチルと食塩水で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して無色油状物(0.62 g, 84 %)を得た。
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 1.34 (3H, t, J = 7.6 Hz), 2.89 (2H, q, J = 7.6 Hz), 7.30 (1H, d, J = 5.6 Hz), 8.68 (1H, d, J = 5.6 Hz), 8.80 (1H, s)
【0219】
参考例15
4-メチルピリジン-3-カルボチオアミド(27)
化合物(14)(9.2 g, 77.9 mmol)のジメチルホルムアミド(500 ml)溶液にトリエチルアミン(800mg, 7.79mmol;10mol%)を加え、硫化水素ガスを導入しながら室温で16時間撹拌した。溶媒を濃縮して得られた残渣をジクロロメタンと食塩水で分配した。水層をジクロルメタンで抽出し、抽出液を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣を少量の酢酸エチルから再結晶して標記化合物(10.2 g, 86 %)を得た。
元素分析値 C7H8N2Sとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.49(3H, s), 7.13 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.28 (1H, brs),7.86 (1H, brs), 8.39 (1H, d, J =5.2 Hz), 8.49(1H, s)
【0220】
参考例16
市販もしくは合成したニコチノニトリル誘導体(化合物(21-24),(26))、もしくは市販のシアノベンゼン誘導体を原料として参考例15に記載した方法に従い製造される化合物を表5に示す。
【0221】
【表5】
Figure 0004160295
【0222】
参考例17
4-クロロフェニルアセチル チオシアネート(40)
4-クロロフェニルアセチルブロマイド(12.2g, 52.3 mmol)をエタノール(50ml)に懸濁し、60℃−70℃に加温し、KSCN(5.59g, 57.5 mmol)の水溶液(10ml)を少しずつ加え、添加後80℃で10分間撹拌した。反応混合物を室温で4時間放置し、水(150ml)を加え析出した固体を濾取した。残渣を水(150ml)で2回洗浄し、減圧下乾燥して表記化合物(10.1g, 91 %)を得た。
参考例18
4-(4-クロロフェニル)-2-ブロモ-1,3-チアゾール(41)
化合物(40)(2.1g, 10.0 mmol)を酢酸(10ml)に懸濁し、47%HBr-酢酸(1ml)を添加し、80℃にて2時間加熱撹拌した。減圧下濃縮乾固し、残渣を酢酸エチルと5%NaHCO3aq.で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて飽和食塩水で洗浄した後乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加えて濾取し、表記化合物(1.2g, 44 %)を得た。
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 7.39 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.41(1H, s), 7.80 (1H, d, J = 5.6 Hz)
【0223】
参考例19
4-(4-クロロフェニル)-2-オキソ-1,3-チアゾール(42)
化合物(40)(10.9mg, 52.2 mmol)を酢酸(50ml)に懸濁し、50%硫酸(15ml)を60℃にて滴下し、2時間加熱還流した。冷却後、反応液を氷(200g)に加えた。析出した結晶を濾取し、水(200ml)で2回洗浄し、減圧下乾燥して表記化合物(10.1g, 91 %)を得た。
融点230-233℃
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 6.28 (1H, s), 7.37 (2H, d, J=7.0Hz), 7.52 (2H, d, J =7.0 Hz), 11.46(1H, brs)
【0224】
参考例20
4-(4-クロロフェニル)-[2-(4-クロロピリジン-3-イル)]-1,3-チアゾール(43)
化合物(19)の合成例にしたがって、4-クロロピリジン(1.14g, 10.0 mmol)とLDA(12 mmol)とを反応させ得られた反応液に、ZnCl2(1.63g, 12.0 mmol)を添加し、−78℃にて10分間撹拌し、化合物(41) (548mg, 2.0 mmol)とテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(580mg, 0.5 mmol)を加えて室温で30時間撹拌した。酢酸エチルとNH4Claq.で分配し、酢酸エチル層をNH4Claq.で1回洗浄した。抽出液を乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表記化合物(250mg, 40 %)を得た。
融点 149-150℃
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 7.17 (1H, s), 7.49 (2H, d, J=8.0Hz), 7.63 - 7.67(1H, m), 7.84 (2H, d, J =8.0 Hz), 8.59(1H, d, J=6.0Hz), 9.11(1H, s)
【0225】
実施例1
4-(2,4-ジメチルフェニル)-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)]-1,3-チアゾール1塩酸塩(44)
化合物(1)(227 mg, 1.0 mmol)、化合物(27)(152 mg, 1.0 mmol)、エタノール(3 ml)の混合物を6時間加熱還流した。冷却後、溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣を酢酸エチルと飽和重曹水で分配した。有機層を乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去し、4N塩酸/酢酸エチルから再結晶して一塩酸塩の結晶(220 mg, 69 %)を得た。
融点 148-150℃
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.33 (3H, s), 2.47 (3H, s), 2.83 (3H, s), 7.10-7.17 (2H, m), 7.59 (1H, d, J=7.6Hz), 7.96 (1H, d, J =5.8 Hz), 8.10(1H, s), 8.79(1H, d, J =5.8 Hz), 9.22(1H, s)
【0226】
実施例2
市販もしくは合成したα-ブロモケトン誘導体(化合物(1-13),(16-18))と市販もしくは合成したチオアセトアミド誘導体(化合物(27-39))を原料として実施例1に記載した方法に従い製造される化合物例を表6ないし表12に示す。
【0227】
【表6】
Figure 0004160295
【0228】
【表7】
Figure 0004160295
【0229】
【表8】
Figure 0004160295
【0230】
【表9】
Figure 0004160295
【0231】
【表10】
Figure 0004160295
【0232】
【表11】
Figure 0004160295
【0233】
【表12】
Figure 0004160295
【0234】
実施例3
エチル 5-[4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチン酸 (140)
アルゴン雰囲気下、化合物(41)(0.25 g, 0.91 mmol)のテトラヒドロフラン(5 ml)溶液を−78℃に冷却し1.6Mn−ブチルリチウム−ヘキサン溶液(0.57 ml, 0.91 mmol)を加えた。−78℃で30分間撹拌後、反応液に塩化亜鉛(0.12 g, 0.91 mmol)のテトラヒドロフラン(2 ml)溶液を加えた。反応液を室温に戻して30分間撹拌後、5-ブロモニコチン酸エチル(0.21 g, 0.91 mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.16 g, 0.14 mmol)を加え、75℃に加熱して2時間撹拌した。冷却後反応液を氷水にあけ、酢酸エチルと食塩水で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、酢酸エチル−n−ヘキサンから結晶化して白色結晶(0.16 g, 51 %)を得た。
融点132-135 ℃
元素分析値 C17H13ClN2O2Sとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 1.50 (3H, t, J = 7.1 Hz), 4.49 (2H, q, J = 7.1 Hz), 7.44 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.59 (1H, s), 7.96 (2H, d, J = 8.6 Hz), 8.86 (1H, s), 9.27 (1H, s), 9.41 (1H, s)
【0235】
実施例4
メチル 3-[4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソニコチン酸 (141)
アルゴン雰囲気下、化合物(43)(6.0 g, 20.0 mmol)、トリエチルアミン(5.32 g, 52.6 mmol)および酢酸パラジウム(930mg, 4.0 mmol)、dppf(2.22g, 4.0 mmol)をDMF(80 ml)−メタノール(40 ml)に溶解し、一酸化炭素雰囲気下、70℃で40時間した。溶媒を留去し、冷却後反応液を酢酸エチルと重曹水で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、酢酸エチル−n−ヘキサンから結晶化して白色結晶(4.71 g, 69 %)を得た。
融点 92-94 ℃
元素分析値 C16H11ClN2O2Sとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 3.83(3H, s), 7.41(2H, d, J = 8.4 Hz), 7.55 (1H, d, J=4.4Hz), 7.60 (1H, s), 7.87(2H, d, J = 8.4 Hz), 8.78 (1H, d, J=5.2Hz), 9.05 (1H, s)
【0236】
実施例5
4-[3-[4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジン-4-イル]モルホリン(142)
化合物(43)(120mg, 0.40mmol)、よう化ナトリウム(156mg, 0.40mmol)にモルホリン(5ml)を加えた。反応液を80℃に加熱して6時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣を酢酸エチルと重曹水で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて乾燥(MgSO4)したのち溶媒を減圧下に留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、酢酸エチル−n−ヘキサンから結晶化して白色結晶(100mg, 67 %)を得た。
融点 169 ℃
元素分析値 C19H16ClN3OS 0.5H2Oとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 3.06 (4H, m), 3.88 (4H, m), 7.01 (1H, d, J = 5.8 Hz), 7.27 (1H, s), 7.42 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.59 (1H, s), 7.95 (2H, d, J = 8.6 Hz), 8.53 (1H, d, J = 5.8 Hz), 9.14 (1H, s)
【0237】
実施例6
市販のアミン誘導体を原料として実施例5に記載した方法に従い製造される化合物を表13に示す。
【0238】
【表13】
Figure 0004160295
【0239】
実施例7
2-[3-[4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジン-4-イル]プロパン-2-オール (145)
化合物(141)(857mg, 2.5mmol)を無水テトラヒドロフラン(5ml)に溶解し、氷冷下2M MeMgIのエーテル溶液(3ml, 6.0mmol)を加えた。反応液を室温で1時間撹拌した。反応液を酢酸エチルと塩化アンモニウム水で分配し、水層を酢酸エチルで抽出、有機層を合わせて乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表記化合物の白色結晶(480mg, 61 %)を得た。
融点 146 ℃
元素分析値 C17H15ClN2OSとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 1.55 (3H, s), 1.59 (3H, s), 7.43 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.64 (1H, s), 7.72 (1H, s), 7.81 (2H, d, J = 8.8 Hz), 8.68 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.93 (1H, s)
【0240】
実施例8
3-[4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N,N-ジメチルイソニコチンアミド (146)
化合物(141)(170mg, 0.5mmol)をメタノール(10ml)−1N NaOHaq. (10ml)に溶解し、40℃で1時間撹拌した。反応液のpHを6付近に調節し、析出した固体を濾取した。これを減圧乾燥したのちWSC (117mg, 0.6mmol)、HOBt (85mg, 0.6mmol)、ジメチルアミン(27mg, 0.6mmol) と共にジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し30℃で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチルと重曹水で分配し、水層を酢酸エチルで抽出、有機層を合わせて乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表記化合物の白色結晶(120mg, 35 %)を得た。
融点 195℃
元素分析値 C17H14ClN3OSとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.80 (3H, s), 3.14 (3H, s), 7.39 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.41 (2H, d, J = 7.0 Hz), 7.57 (1H, s), 7.86 (2H, d, J = 7.0 Hz), 8.71 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.17 (1H, s)
【0241】
実施例9
市販のアミン誘導体を原料として実施例8に記載した方法に従い製造される化合物を表14に示す。
【0242】
【表14】
Figure 0004160295
【0243】
実施例10
3-[5-クロロ-4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-4-メチルピリジン (150)
化合物(74)(286mg, 1.0mmol)をジメチルホルムアミド(2ml)に溶解し、氷冷下、トリクロロイソシアヌル酸(100mg, 0.4mmol)のジメチルホルムアミド(1ml)溶液を加えた。反応液を室温で1時間撹拌し、酢酸エチルと重曹水で分配し、水層を酢酸エチルで抽出、有機層を合わせて乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、表記化合物の白色結晶(190mg, 59 %)を得た。
融点 146 ℃
元素分析値 C15H10Cl2N2Sとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.67 (3H, s), 7.25 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.45 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.00 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.53 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.89 (1H, s)
【0244】
実施例11
化合物(104),(125)を原料として実施例10に記載したのと同様の方法に従い製造される化合物を表15に示す。
【0245】
【表15】
Figure 0004160295
【0246】
実施例12
3-[5-フルオロ-4-(4-メチルフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-4-メチルピリジン (153)
化合物(103)(133mg, 0.5mmol)をアセトニトリル(5ml)に溶解し、SelectfloroTM(236mg, 0.6mmol)のアセトニトリル(3ml)溶液を加えた。反応液を加熱還流下で16時間撹拌し、酢酸エチルと重曹水で分配し、水層を酢酸エチルで抽出、有機層を合わせて乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して表記化合物の結晶(30mg, 21 %)を得た。
融点 96 ℃
元素分析値 C16H13FN2Sとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.41 (3H, s), 2.69 (3H, s), 7.23-7.30 (3H, m), 7.87 (2H, d, J = 8.0 Hz), 8.50 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.84(1H, s)
【0247】
実施例13
4-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゼンスルホンアミド (154)
化合物(119)(770mg, 1.3mmol)を濃硫酸(3.0ml)に溶解し、10℃で0.5時間撹拌した。反応液を氷水(50ml)に注入し、5%重曹水で中和したのち酢酸エチル−テトラヒドロフラン(1:1)で抽出、有機層を乾燥(MgSO4)した。溶媒を減圧下に留去し、少量のジクロロメタンから再結晶して表記化合物の白色結晶(260mg, 67 %)を得た。
融点 219℃
元素分析値 C15H13N3O2S2 0.25H2Oとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.68 (3H, s), 7.43 (1H, s), 7.47 (1H, d, J = 5.2Hz), 7.93 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.24 (2H, d, J = 8.4 Hz), 8.52 (1H, s), 8.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.00 (1H, s)
【0248】
実施例14
化合物(118)を原料として実施例13に記載したのと同様の方法に従い製造される化合物として収率52%で、
4-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゼンスルホンアミド (155) を得ることができる。
融点 217℃
元素分析値 C15H10F3N3O2S2 0.5H2Oとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 7.43 (1H, s), 7.91-8.23 (5H, m), 8.62(1H, s), 9.03 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.14 (1H, s)
【0249】
実施例15
4-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]アニリン (156)
化合物(59)(0.61 g, 1.72 mmol)をギ酸(10 ml)に溶解し、Pd-C(0.06 g, 10 wt.%)を加え、水素雰囲気下常温常圧で2時間撹拌した。触媒等を濾去した後、ギ酸を減圧濃縮し、残さを酢酸エチルと飽和重曹水で分配した。有機層を食塩水で洗浄後、乾燥(MgSO4)し、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して白色結晶(0.23 g, 42 %)を得た。
融点 71-72 ℃
元素分析値C15H10N 3 SF3として
C(%) H(%) N(%)
計算値:56.07;3.14 ;13.08
実測値:56.08;3.09 ;13.12
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 3.80 (2H, s), 6.76 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.48 (1H, s), 7.70 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.77 (2H, d, J = 8.8 Hz), 8.87 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.05 (1H, s)
【0250】
実施例16
3-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]アニリン (157)
実施例15に記載した方法と同様にして化合物(60)(1.00 g, 2.85 mmol)から無色アモルファス(0.94 g, quant.)を得た。
元素分析値C15H10N 3 SF3として
C(%) H(%) N(%)
計算値:56.07;3.14 ;13.08
実測値:56.00;3.23 ;13.02
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 3.64 (2H, s), 6.71 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.19-7.35 (3H, m), 7.65 (1H, s), 7.70 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.88 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.04 (1H, s)
【0251】
実施例17
N-(4-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]フェニル)アセトアミド (158)
氷冷下化合物(156)(0.20 g, 0.63 mmol)のジクロロメタン(3 ml)溶液にピリジン(0.05 ml, 0.63 mmol)およびアセチルクロリド(0.04 ml, 0.63 mmol)を加えた。反応液を室温に戻して1時間撹拌後、酢酸エチルと食塩水で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を酢酸エチルから結晶化して白色結晶(0.17 g, 76
%)を得た。
融点 216-213 ℃
元素分析値C17H12N3OSF3として
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, DMSO-d6) δ : 2.07 (3H, s), 7.68 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.95 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.99 (2H, d, J = 5.2 Hz), 8.10 (1H, brs), 8.30 (1H, s), 9.02 (2H, d, J = 5.2 Hz), 9.11 (1H, s)
【0252】
実施例18
N-(3-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]フェニル)アセトアミド塩酸塩 (159)
実施例17に記載した方法と同様にして化合物(157)(0.38 g, 1.18 mmol)から無色アモルファス(0.30 g, 70 %)を得た。このアモルファスのメタノール(3 ml)溶液に氷冷下、4N酢酸エチル性塩酸(0.22 ml)を加え同温で10分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮して得られた残渣を酢酸エチル−メタノールから結晶化させて塩酸塩を黄色針状晶として得た。
融点 154-155 ℃
元素分析値C17H12N3OSF3・HCl・0.1H2Oとして
C(%) H(%) N(%)
計算値:50.84;3.31 ;10.45
実測値:50.76;3.54 ;10.36
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 2.21 (3H, s), 7.38-7.46 (2H, m), 7.62-7.74 (4H, m), 8.06 (1H, s), 8.90 (1H, d, J = 4.8 Hz), 9.05 (1H, s)
【0253】
実施例19
N-(4-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]フェニル)メタンスルホンアミド塩酸塩 (160)
実施例17に記載した方法と同様にしてアセチルクロリドのかわりにメタンスルホニルクロリドを用い、化合物(156)(0.28 g, 0.87mmol)から無色アモルファス(0.25 g, 72 %)を得た。このアモルファスのメタノール(3 ml)溶液に氷冷下、4N酢酸エチル性塩酸(0.16 ml)を加え同温で10分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮して得られた残渣を酢酸エチル−メタノールから結晶化させて塩酸塩を黄色結晶として得た。
融点 205-207 ℃
元素分析値C16H12N3O2S2F3・HClとして
C(%) H(%) N(%)
計算値:44.09;3.01 ;9.64
実測値:44.07;2.97 ;9.69
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 3.06 (3H, s), 6.45 (1H, s), 7.31 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.67 (1H, s), 7.73 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.98 (2H, d, J = 8.8 Hz), 8.91 (1H, d, J = 4.8 Hz), 9.06 (1H, s)
【0254】
実施例20
N-(3-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]フェニル)メタンスルホンアミド塩酸塩 (161)
実施例17に記載した方法と同様にしてアセチルクロリドのかわりにメタンスルホニルクロリドを用い、化合物(157)(0.31 g, 0.96 mmol)から無色アモルファス(0.28 g, 70 %)を得た。このアモルファスの酢酸エチル(2 ml)溶液に氷冷下、4N酢酸エチル性塩酸(0.18 ml)を加え同温で10分間撹拌した。反応液を減圧下濃縮して得られた残渣を酢酸エチルから結晶化させて塩酸塩を黄色結晶として得た。
融点 162-165 ℃
元素分析値C16H12N3O2S2F3・HClとして
C(%) H(%) N(%)
計算値:44.09;3.01 ;9.64
実測値:44.02;2.28 ;9.63
1H-NMR (200Hz, CDCl3) δ : 3.06 (3H, s), 6.66 (1H, s), 7.27-7.42 (1H, m), 7.46 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.72-7.84 (4H, m), 8.91 (1H, d, J = 5.6 Hz), 9.05 (1H, s)
【0255】
実施例21
4-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸 (162)
化合物(69)(0.57 g, 1.24 mmol)のエタノール(15 ml)溶液に1N水酸化ナトリウム(7.45 ml, 7.45 mmol)を加え、室温で3時間撹拌した後、1N塩酸(7.45 ml, 7.45 mmol)を加えエタノール溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣を水およびエタノールで洗浄し減圧下に乾燥(P2O5)して、白色粉末(0.37 g, 85 %)を得た。
元素分析値C16H9N2O2SF3・0.4H2Oとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, DMSO-d6) δ : 8.00-8.18 (6H, m), 8.62 (1H, s), 9.03 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.14 (1H, s)
【0256】
実施例22
4-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸 (163)
実施例21に記載した方法と同様にして、化合物(112)(0.37 g, 1.13 mmol)から白色粉末(0.31 g, 94 %)を得た。
融点 >300 ℃
元素分析値C16H12N2O2Sとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, DMSO-d6) δ : 2.68 (3H, s), 7.47 (1H, d, J = 5.4 Hz), 8.04 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.17 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.51 (1H, s), 8.56 (1H, d, J = 5.4 Hz), 9.00 (1H, s)
【0257】
実施例23
4-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンツアミド (164)
氷冷下、化合物(162)(0.45 g, 1.29 mmol)のテトラヒドロフラン(12 ml)溶液に、オキサリルクロリド(0.17ml, 2.59 mmol)およびジメチルホルムアミド(3 drops)を加え、室温で1時間撹拌した。この反応液に28%アンモニア水(1.00 ml, 16.44 mmol)を加え室温で1時間撹拌後、酢酸エチルと飽和重曹水で分配した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を合わせて食塩水で洗浄し乾燥(MgSO4)後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をエタノ−ル−酢酸エチルから結晶化して白色結晶(0.45 g, quant.)を得た。
融点 192-193℃
元素分析値C16H10N3OSF3・0.5AcOEtとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, DMSO-d6) δ : 7.44 (1H.brs), 7.97-8.13 (6H, m), 8.60 (1H, s), 9.03 (1H, d, J = 4.8 Hz), 9.14 (1H, s)
【0258】
実施例24
4-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ベンツアミド (165)
実施例23に記載した方法と同様にして化合物(163)(0.30 g, 1.01 mmol)から白色粉末(0.05 g, 17 %)を得た。
融点 222-225℃
元素分析値C16H13N3OSとして
Figure 0004160295
1H-NMR (200Hz, DMSO-d6) δ : 2.68 (3H, s), 7.43 (1H, brs), 7.47 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.97-8.16 (5H, m), 8.48 (1H, s), 8.55 (1H, d, J = 5.0 Hz), 9.00 (1H, s)
【0259】
実施例25
3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造i) 3-シアノベンズアミドの製造
28%アンモニア水(20 ml)とTHF(30 ml)の混液を5℃に冷却し、3-シアノベンゾイルクロリド(1.45 g)をゆっくり加えて1時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで抽出した後、有機層を乾燥後濃縮した。残留物を酢酸エチルから再結晶し、表題化合物 (802 mg)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 7.61 (1H, t, J= 7.8 Hz), 7.82 (1H, dt, J= 7.8, 1.4 Hz), 8.13 (1H, dt, J= 7.8, 1.4 Hz), 8.21 (1H, t, J= 1.4 Hz).
IR (KBr): 3420, 3160, 2232, 1705, 1397 cm-1.
ii) 3-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミドの製造
3-シアノベンズアミド(4.67g)をエタノール(500 ml)とトリエチルアミン(1.0ml)の混合物に懸濁させ、室温で硫化水素ガスを30分吹き込んだ。室温で4日間撹拌した後、減圧下溶媒を留去した。残留物をエタノール-酢酸エチル混液で洗浄し、淡黄色粉末の表題化合物 (5.70g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.40-7.56 (2H, m), 7.91-8.08 (3H, m), 8.32 (1H, t, J= 1.8 Hz), 9.58 (1H, brs), 9.98 (1H, brs).
IR (KBr): 3358, 3160, 1659, 1636, 1418 cm-1.
iii) 3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(435mg)および3-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミド(202mg)をエタノール(10 ml)に懸濁させ、3時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却した後、析出結晶をろ取し、エタノール-酢酸エチル混液で洗浄した。得られた結晶を重曹水-酢酸エチル-メタノール混液に溶解させ、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥後濃縮し、残留物を酢酸エチル−メタノールから再結晶して表題化合物 (235 mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 7.38 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.57 (1H, brs), 7.63 (1H, t, J=7.7 Hz), 7.96-8.05 (1H, m), 8.09 (1H, s), 8.14-8.26 (2H, m), 8.43-8.50 (2H, m), 8.86 (1H, s).
IR (KBr): 3266, 3106, 3056, 1713, 1402 cm-1
【0260】
実施例26
N-メチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-シアノ-N-メチルベンズアミドの製造
40%メチルアミン水溶液(20 ml)とTHF(30 ml)の混液を5℃に冷却し、3-シアノベンゾイルクロリド(1.89 g)をゆっくり加えて1時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで抽出した後、有機層を乾燥後濃縮した。残留物を酢酸エチルから再結晶し、表題化合物 (1.14 g)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.06 (3H, d, J= 4.8 Hz), 6.26 (1H, brs), 7.59 (1H, t, J= 7.9 Hz), 7.80 (1H, dt, J= 7.9, 2.6 Hz), 7.95-8.10 (2H, m).
IR (KBr): 3293, 2232, 1636, 1559 cm-1.
ii) 3-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルベンズアミドの製造
3-シアノ-N-メチルベンズアミド(930mg)をエタノール(80 ml)およびトリエチルアミン(2.0ml)の混合物に溶解させ、室温で硫化水素ガスを30分吹き込んだ。室温で36時間撹拌した後、減圧下溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルで洗浄して淡褐色粉末の表題化合物 (731mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.79 (3H, d, J= 4.8 Hz), 7.49 (1H, t, J= 7.8 Hz), 7.86-8.04 (2H, m), 8.29 (1H, s), 8.44-8.64 (1H, m), 9.59 (1H, brs), 9.98 (1H, brs).
IR (KBr): 3304, 1630, 1416 cm-1.
iii) N-メチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(408mg)および3-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルベンズアミド(204 mg)をエタノール(10 ml)に懸濁させ、3時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却した後、析出結晶をろ取し、酢酸エチルで洗浄した。得られた結晶を加温した重曹水-酢酸エチルに溶解させ、分液後水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥後濃縮し、残留物を酢酸エチルから再結晶して表題化合物 (236 mg)を淡黄色粉末晶として得た。1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 2.82 (3H, d, J=4.4 Hz), 7.38 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.63 (1H, t, J=7.6 Hz), 7.96 (1H, d, J=7.6 Hz), 8.09 (1H, s), 8.17 (1H, d, J= 7.6 Hz), 8.44 (1H, s), 8.47 (1H, d, J= 5.0 Hz), 8.60-8.76 (1H, m), 8.86 (1H, s).
IR (KBr): 3268, 3139, 1672, 1553 cm-1
【0261】
実施例27
N,N-ジメチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-シアノ-N,N-ジメチルベンズアミドの製造
3-シアノ安息香酸(12.60g)をTHF(200 ml)に溶解した後、塩化チオニル(13.0g)およびDMF(0.05ml)を加え60℃で2時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮した後、THF(100 ml)に再溶解し、5℃に冷却した50%ジメチルアミン水溶液(80 ml)にゆっくりと加えた。反応液を室温で1時間撹拌した後、酢酸エチルで抽出した。抽出液を乾燥後、濃縮し、残留物をヘキサン-ジイソプロピルエーテルから再結晶して表題化合物 (8.00 g)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.99 (3H, s), 3.13 (3H, s), 7.55 (1H, t, J=8.1 Hz), 7.64 - 7.74 (3H, m).
IR (KBr): 3054, 2228, 1613, 1580 cm-1.
ii) 3-(アミノカルボノチオニル)-N,N-ジメチルベンズアミドの製造
3-シアノ-N,N-ジメチルベンズアミド(7.90g)をエタノール(500 ml)およびトリエチルアミン(2.0ml)に溶解させた後、室温で硫化水素ガスを30分吹き込んだ。室温で4日間撹拌した後、減圧下溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルで洗浄し、表題化合物 (8.60g)を褐色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.91 (3H, s), 3.00 (3H, s), 7.42 - 7.57 (2H, m), 7.86 - 7.98 (2H, m), 9.59, (1H, brs), 9.97 (1H, brs).
IR (KBr): 3210, 3056, 1615, 1601 cm-1.
iii) N,N-ジメチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(1.53 g)および3-(アミノカルボノチオニル)-N, N-ジメチルベンズアミド(1.00g)をエタノール(20 ml)に懸濁させた後、2時間加熱還流した。反応液に重曹水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥後濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、メタノール:酢酸エチル=1:40)に付して精製した。酢酸エチル-ジイソプロピルエーテルから再結晶を行い、表題化合物(1.26 g)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.54 (3H, s), 3.03 (3H, s), 3.15 (3H, s), 7.22 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.38 - 7.41 (1H, m), 7.46 - 7.60 (2H, m), 8.00 - 8.10 (2H, m), 8.48 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.81 (1H, s).
IR (KBr): 2930, 1634, 1395 cm-1
【0262】
実施例28
4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造i) 4-シアノベンズアミドの製造
4-シアノベンゾイルクロリド(5.30 g)および28%アンモニア水(20 ml)を用いて実施例25-i)と同様の反応を行い、表題化合物 (3.62g)を淡褐色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 7.76 (2H, d, J=8.1 Hz), 7.96 (2H, d, J= 8.1 Hz).IR (KBr): 3443, 3177, 2230, 1701, 1618, 1561, 1414, 1399 cm-1.
ii) 4-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミドの製造
4-シアノベンズアミド(2.66g)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い黄色粉末の表題化合物 (3.05g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.51 (1H, brs), 7.80-7.98 (4H, m), 8.08 (1H, brs), 9.61 (1H, brs), 10.01 (1H, brs).
IR (KBr): 3164, 1659, 1632, 1568, 1427 cm-1.
iii) 4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(503mg)および4-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミド(232mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行いアモルファス状の表題化合物 (300mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 7.38 (1H, d, J= 4.9 Hz), 7.52 (1H, brs), 7.96-8.18 (6H, m), 8.47 (1H, d, J= 4.9 Hz), 8.85 (1H, s).
IR (KBr): 3169, 1703, 1416, 1397 cm-1
【0263】
実施例29
N-メチル-4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 4-シアノ-N-メチルベンズアミドの製造
4-シアノベンゾイルクロリド(5.17 g)および40%メチルアミン水溶液(20 ml)を用いて実施例26-i)と同様の反応を行い表題化合物 (4.13g)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.04 (3H, d, J= 4.8 Hz), 6.23 (1H, brs), 7.74 (2H, d, J=8.5 Hz), 7.86 (2H, d, J= 8.5 Hz).
IR (KBr): 3341, 2228, 1644, 1555 cm-1.
ii) 4-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルベンズアミドの製造
4-シアノ-N-メチルベンズアミド(2.04g)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い黄色粉末の表題化合物 (2.26g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.79 (3H, d, J= 4.4 Hz), 7.83 (2H, d, J= 8.8 Hz), 7.92 (2H, d, J= 8.8 Hz), 8.50-8.64 (1H, m), 9.61 (1H, brs), 10.01 (1H, brs).
IR (KBr): 3113, 1634, 1547 cm-1.
iii) N-メチル-4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(482mg)および4-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルベンズアミド(243mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い表題化合物 (207mg)をアモルファスとして得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 2.81 (3H, d, J= 4.4 Hz), 7.38 (1H, d, J= 5.2 Hz), 7.98 (2H, d, J= 8.6 Hz), 8.11 (2H, d, J= 8.6 Hz), 8.11 (1H, s), 8.47 (1H, d, J= 5.2 Hz), 8.54-8.67 (1H, m), 8.85 (1H, s).
IR (KBr): 3343, 1645, 1563 cm-1
【0264】
実施例30
N,4-ジメチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-ヨード-N,4-ジメチルベンズアミドの製造
3-ヨード-4-メチル安息香酸(9.84g)をTHF(50 ml)に溶解した後、塩化チオニル(4ml)およびDMF(0.05ml)を加えて3時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、褐色粉末として3-ヨード-4-メチルベンゾイルクロリド (10.18 g)を得た。続いて実施例26-i)と同様の反応を行い、3-ヨード-4-メチルベンゾイルクロリド(4.00 g)およびメチルアミンのTHF溶液(2M,30ml)から無色粉末晶として表題化合物 (3.47 g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.46 (3H, s), 3.00 (3H, d, J=5.2 Hz), 6.11 (1H, brs), 7.28 (1H, d, J=7.6 Hz), 7.64 (1H, dd, J=1.8, 7.6 Hz), 8.19 (1H, d, J=1.8 Hz).
IR (KBr): 3322, 1638, 1549, 1480, 1410, 1316, 1265, 667 cm-1.
ii) 3-シアノ-N,4-ジメチルベンズアミドの製造
窒素雰囲気下、3-ヨード-N,4-ジメチルベンズアミド(772mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(30mg)およびシアン化亜鉛(250mg)をDMF(10ml)に懸濁させた後、120℃で12時間撹拌した。反応液を5%アンモニア水-酢酸エチルで希釈した後、有機層を水と飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥後濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=2:1-0:1)に付して精製した。酢酸エチル-ヘキサンから再結晶を行い、表題化合物(300mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.60 (3H, s), 3.02 (1H, d, J=4.8 Hz), 6.31 (1H, brs), 7.40 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.90 (1H, dd, J= 1.8, 8.0 Hz), 8.01 (1H, d, J=1.8 Hz).
IR (KBr): 3349, 2228, 1647, 1561 cm-1.
iii) 3-(アミノカルボノチオニル)-N,4-ジメチルベンズアミドの製造
3-シアノ-N,4-ジメチルベンズアミド(1.75 g)を用いて実施例26-ii)と同様の反応を行い、粗の表題化合物 (2.80g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.35 (3H, s), 2.76 (3H, d, J=4.4 Hz), 7.28 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.66 - 7.76 (2H, m), 8.38 - 8.51 (1H, m), 9.56 (1H, brs), 10.09 (1H, brs).
IR (KBr): 3297, 3125, 1622, 1559 cm-1.
iv) N,4-ジメチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(76mg)および3-(アミノカルボノチオニル)-N,4-ジメチルベンズアミド(50mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (44mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.53 (3H, s), 2.66 (3H, s), 2.81 (3H, d, J=4.8 Hz), 7.38 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.50 (1H, d, J=7.9 Hz), 7.87 (1H, dd, J=1.8, 7.8 Hz), 8.15 (1H, s), 8.25 (1H, d, J=1.8 Hz), 8.46 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.52 - 8.64 (1H, m), 8.84 (1H, s).
IR (KBr): 3340, 3044, 1663, 1551 cm-1
【0265】
実施例31
N,N,4-トリメチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-ヨード-N,N,4-トリメチルベンズアミドの製造
3-ヨード-4-メチルベンゾイルクロリド(2.00 g)および50%ジメチルアミン水溶液(20 ml)を用いて実施例27-i)と同様の反応を行い、表題化合物 (1.72g)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.45 (3H, s), 2.99 (3H, brs), 3.08 (3H, brs), 7.20 - 7.34 (2H, m), 7.87 (1H, d, J=1.4 Hz).
IR (KBr): 2926, 1634, 1395 cm-1.
ii) 3-シアノ-N,N,4-トリメチルベンズアミドの製造
3-ヨード-N,N,4-トリメチルベンズアミド(1.65g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(80mg)およびシアン化亜鉛(510mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、無色油状物(酢酸エチル含有)として表題化合物(1.41g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.59 (3H, s), 3.03 (3H, s), 3.17 (3H, s), 7.39 (1H, d, J=7.9 Hz), 7.62 (1H, dd, J=1.8, 8.0 Hz), 7.69 (1H, d, J=1.8 Hz).
IR (KBr): 2936, 2226, 1634, 1404 cm-1.
iii) N,N,4-トリメチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
3-ヨード-N,N,4-トリメチルベンズアミド(1.30 g)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い、粗の3-(アミノカルボノチオニル)-N,N,4-トリメチルベンズアミド (871mg)を得た。続いて、実施例27-iii)と同様の反応を行い、2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(750mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)-N,N,4-トリメチルベンズアミド (482mg)から淡黄色アモルファスの表題化合物 (19mg)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.56 (3H, s), 2.69 (3H, s), 3.04 (3H, brs), 3.13 (3H, brs), 7.22 (1H, d, J=4.7 Hz), 7.34 - 7.46 (2H, m), 7.46 (1H, s), 7.86 (1H, d, J=1.2 Hz), 8.47 (1H, d, J=4.7 Hz), 8.83 (1H, s).
IR (KBr): 2924, 1632, 1397 cm-1
【0266】
実施例32
4-メチル-3-{2-[2-メチル-5-(ピロリジン-1-イルカルボニル)フェニル]-1,3-チアゾール-4-イル}ピリジンの製造
i) 1-(3-ヨード-4-メチルベンゾイル)ピロリジンの製造
3-ヨード-4-メチルベンゾイルクロリド(2.00 g)およびピロリジン (3.5 ml)を用いて実施例26-i)と同様の反応を行い、表題化合物 (1.62g)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.80 - 2.04 (4H, m), 2.45 (3H, s), 3.43 (2H, t, J=6.4 Hz), 3.62 (2H, t, J=6.7 Hz), 7.24 (1H, d, J=7.5 Hz), 7.40 (1H, dd, J=1.8, 7.5 Hz), 7.97 (1H, d, J=1.8 Hz).
IR (KBr): 2971, 1624, 1422 cm-1.
ii) 1-(3-シアノ-4-メチルベンゾイル)ピロリジンの製造
1-(3-ヨード-4-メチルベンゾイル)ピロリジン(1.55g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(80mg)およびシアン化亜鉛(460mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、無色油状(酢酸エチル含有)の表題化合物(1.44g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.80 - 2.05 (4H, m), 2.58 (3H, s), 3.46 (2H, t, J=6.2 Hz), 3.72 (2H, t, J=6.7 Hz), 7.38 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.72 (1H, dd, J=1.8, 8.0 Hz), 7.79 (1H, d, J=1.8 Hz).
IR (KBr): 2975, 2228, 1620, 1445 cm-1.
iii) 4-メチル-3-[2-[2-メチル-5-(ピロリジン-1-イルカルボニル)フェニル]-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
1-(3-シアノ-4-メチルベンゾイル)ピロリジン(1.24 g)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い粗の2-メチル-5-(ピロリジン-1-イルカルボニル)ベンゼンカルボチオアミド (767mg)を得た。続いて、実施例25-iii)と同様の反応を行い2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(750mg)および 2-メチル-5-(ピロリジン-1-イルカルボニル)ベンゼンカルボチオアミド(534mg)から淡黄色アモルファスの表題化合物 (44mg)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.60 - 2.10 (4H, m), 2.55 (3H, s), 2.69 (3H, s), 3.49 (2H, t, J=6.5 Hz), 3.67 (2H, t, J=6.8 Hz), 7.22 (1H, dd, J=0.8, 5.0 Hz), 7.37 (1H, dd, J= 0.8, 7.5 Hz), 7.46 (1H, s), 7.51 (1H, dd, J=1.7, 7.5 Hz), 7.97 (1H, d, J=1.7 Hz), 8.47 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.83 (1H, s).
IR (KBr): 2971, 1622, 1429 cm-1
【0267】
実施例33
4-フルオロ-N-メチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-シアノ-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの製造
3-ブロモ-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(777mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(40mg)およびシアン化亜鉛(270mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、表題化合物(210mg)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.03 (3H, d, J=4.6 Hz), 6.19 (1H, brs), 7.28 - 7.38 (1H, m), 7.99 - 8.12 (2H, m).
IR (KBr): 3328, 3069, 2236, 1638, 1495 cm-1.
ii) 3-(アミノカルボノチオニル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミドの製造 3-シアノ-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド(180mg)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い、無色粉末の表題化合物 (210mg)を得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 2.94 - 3.04 (3H, m), 7.17 (1H, dd, J=8.8, 11.2 Hz), 7.49 (1H, brs), 7.92 - 8.03 (1H, m), 8.42 (1H, dd, J=2.2, 7.6 Hz).
IR (KBr): 3275, 3131, 1655, 1630 cm-1.
iii) 4-フルオロ-N-メチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(260mg)および3-(アミノカルボノチオニル)-4-フルオロ-N-メチルベンズアミド (167mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (142mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 2.82 (3H, dd, J= 4.4 Hz), 7.40 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.58 (1H, dd, J=8.8, 11.0 Hz), 7.96 - 8.08 (1H, m), 8.22 (1H, s), 8.49 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.65 - 8.86 (2H, m), 8.89 (1H, s).
IR (KBr): 3254, 3102, 1653, 1507 cm-1
【0268】
実施例34
2-クロロ-N-メチル-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 2-クロロ-5-シアノ-N-メチルベンズアミドの製造
5-ブロモ-2-クロロ-N-メチルベンズアミド(677mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(40mg)およびシアン化亜鉛(206mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、無色針状晶として表題化合物(339mg)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.05 (3H, d, J=4.8 Hz), 6.23 (1H, brs), 7.54 (1H, d, J=8.0 Hz), 7.65 (1H, dd, J=1.8, 8.0 Hz), 7.97 (1H, d, J=1.8 Hz).
IR (KBr): 3277, 2238, 1653, 1551 cm-1.
ii) 5-(アミノカルボノチオニル)-2-クロロ-N-メチルベンズアミドの製造 2-クロロ-5-シアノ-N-メチルベンズアミド(310mg)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (320mg)を黄色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.77 (3H, d, J=4.4 Hz), 7.56 (1H, d, J=9.2 Hz), 7.88 - 8.02 (2H, m), 8.38 - 8.54 (1H, m), 9.63 (1H, brs), 10.03 (1H, brs).
IR (KBr): 3289, 3177, 1634, 1549, 1408, 1285 cm-1.
iii) 2-クロロ-N-メチル-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(180mg)および5-(アミノカルボノチオニル)-2-クロロ-N-メチルベンズアミド (132mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (138mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.52 (3H, s), 2.79 (3H, d, J=4.4 Hz), 7.38 (1H, d, J=4.9 Hz), 7.66 (1H, d, J=8.3 Hz), 8.01 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.07 (1H, dd, J=2.2, 8.3 Hz), 8.11 (1H, s), 8.46 (1H, d, J=4.9 Hz), 8.50 - 8.62 (1H, m), 8.84 (1H, s).
IR (KBr): 3277, 1645, 1063 cm-1
【0269】
実施例35
N-[3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]フェニル]アセトアミドの製造
i) N-(3-シアノフェニル)アセトアミドの製造
3-アミノベンゾニトリル(5.70g)およびN,N-ジメチルアミノピリジン(20mg)をピリジン(40 ml)に溶解し、5℃に冷却した。無水酢酸(5.8ml)を加えて室温にて12時間撹拌した後、反応液を減圧下濃縮した。残留物に酢酸エチルと1N塩酸を加え、有機層を1N塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥後、濃縮し、ヘキサン-酢酸エチルから再結晶して表題化合物 (5.78 g)を淡褐色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.21 (3H, s), 7.34 - 7.48 (2H, m), 7.62 (1H, brs), 7.72 (1H, dt, J=7.0, 2.4 Hz), 7.93 (1H, s).
IR (KBr): 3303, 3272, 2228, 1667, 1559 cm-1.
ii) N-[3-(アミノカルボノチオニル)フェニル]アセトアミドの製造
N-(3-シアノフェニル)アセトアミド(2.05g)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い、黄色粉末の表題化合物 (2.09g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.05 (3H, s), 7.25 - 7.48 (2H, s), 7.78 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.05 (1H, s), 9.48 (1H, brs), 9.87 (1H, brs), 10.11 (1H, s).
IR (KBr): 3260, 3152, 1663, 1611, 1586, 1551, 1445 cm-1.
iii) N-{3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]フェニル}アセトアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(315mg)および N-[3-(アミノカルボノチオニル)フェニル]アセトアミド(197mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (142mg)を黄色アモルファスとして得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 2.21 (3H, s), 2.52 (3H, s), 7.21 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.34 (1H, s), 7.40 (1H, d, J=8.2 Hz), 7.66 - 7.80 (2H, m), 8.08 - 8.22 (2H, m), 8.46 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.81 (1H, s).
IR (KBr): 3056, 2988, 1684, 1615, 1561 cm-1
【0270】
実施例36
N-{4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]フェニル}アセトアミドの製造
i) N-(4-シアノフェニル)アセトアミドの製造
4-アミノベンゾニトリル(5.51g)および無水酢酸(5.7ml)を用いて実施例35-i)と同様の反応を行い、表題化合物 (5.88 g)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 2.20 (3H, s), 7.59 (2H, d, J=8.7 Hz), 7.68 (2H, d, J=8.7 Hz).
IR (KBr): 3304, 3260, 2222, 1667, 1599 cm-1.
ii) N-[4-(アミノカルボノチオニル)フェニル]アセトアミドの製造
N-(4-シアノフェニル)アセトアミド(1.92g)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い表題化合物 (2.17g)を淡黄色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.07 (3H, s), 7.60 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.90 (2H, d, J=8.8 Hz), 9.36 (1H, brs), 9.71 (1H, brs).
IR (KBr): 3283, 3112, 1667, 1593, 1412 cm-1.
iii) N-{4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]フェニル}アセトアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(313mg)およびN-[4-(アミノカルボノチオニル)フェニル]アセトアミド (194mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、無色針状晶として表題化合物 (172mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.09 (3H, s), 2.52 (3H, s), 7.36 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.74 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.95 (2H, d, J=8.8 Hz), 7.96 (1H, s), 8.65 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.82 (1H, s).
IR (KBr): 3042, 1690, 1603, 1543 cm-1
【0271】
実施例37
4-メチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]フェニルホルムアミドの製造
4-メチル-3-[2-(2-メチル-5-ニトロフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジン(98mg)および還元鉄(170mg)をギ酸(3 ml)−ギ酸エチル(3ml)混液に懸濁し、1N塩酸(0.2ml)を加えて80℃で12時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、不溶物をろ別し、有機層を飽和重曹水で中和した。有機層を分離後、乾燥濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=1:1-0:1)に付して精製した。酢酸エチルから再結晶を行い、表題化合物(15mg)を淡黄色柱状晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.53 (3H, s), 2.57 (3H, s), 7.30 - 7.42 (2H, m), 7.61 (1H, dd, J=2.2, 8.4 Hz), 8.10 (1H, s), 8.18 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.32 (1H, s), 8.46 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.83 (1H, s), 10.34 (1H, s).
IR (KBr): 2861, 1686, 1620 cm-1
【0272】
実施例38
N-{4-メチル-3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]フェニル}アセトアミドの製造
4-メチル-3-[2-(2-メチル-5-ニトロフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジン(100mg)および還元鉄(180mg)を酢酸(2 ml)−無水酢酸(0.04ml)に懸濁し、70℃で4時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、不溶物をろ去し、有機層を飽和重曹水で中和した。有機層を分離後、乾燥濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=1:1-0:1)に付して精製した。続いて酢酸エチルから再結晶を行い、表題化合物(43mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.19 (3H, s), 2.54 (3H, s), 2.61 (3H, s), 7.18 - 7.30 (2H, m), 7.42 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J=2.2, 8.4 Hz), 7.71 (1H, brs), 7.94 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.46 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.82 (1H, s).
IR (KBr): 1671, 1613, 1541 cm-1
【0273】
実施例39
4-メチル-3-[2-(2-ピリジル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
i) ピリジン-2-カルボチオアミドの製造
2-シアノピリジン(5.20g)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (4.73g)を黄色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.55-7.66 (1H, m), 7.90-8.04 (1H, m), 8.46-8.64 (2H, m), 9.95 (1H, brs), 10.19 (1H, brs).
IR (KBr): 3353, 3154, 1603, 1582 cm-1.
ii) 4-メチル-3-[2-(2-ピリジル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(446mg)およびピリジン-2-カルボチオアミド (157mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (67mg)を淡赤色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.55 (3H, s), 7.23 (1H, d, J= 4.9 Hz), 7.30-7.42 (1H, m), 7.48 (1H, s), 7.83 (1H, dt, J= 1.4, 7.9 Hz), 8.26 (1H, d, J=7.6 Hz), 8.48 (1H, d, J= 4.9 Hz), 8.60-8.70 (1H, m), 8.84 (1H, s).
IR (KBr): 3100, 1582, 1433 cm-1
【0274】
実施例40
4-メチル-3-[2-(3-ピリジル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(432mg)およびチオニコチンアミド (152mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (110mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.55 (3H, s), 7.24 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.37-7.46 (2H, m), 8.26-8.36 (1H, m), 8.49 (1H, d, J= 5.0 Hz), 8.69 (1H, dd, J= 1.8, 4.8 Hz), 8.82 (1H, s), 9.24 (1H, dd, J= 1.0, 2.2 Hz).
IR (KBr): 3046, 1597, 1466 cm-1
【0275】
実施例41
4-メチル-3-[2-(4-ピリジル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(428mg)およびチオイソニコチンアミド (153mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (77mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.55 (3H, s), 7.24 (1H, d, J= 5.0 Hz), 7.51 (1H, s), 7.88 (2H, dd, J= 1.8, 4.4 Hz), 8.50 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.74 (2H, dd, J=1.8, 4.4 Hz), 8.82 (1H, s).
IR (KBr): 3044, 1597, 1468, 820 cm-1
【0276】
実施例42
5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
i) 5-ブロモニコチンアミドの製造
5-ブロモニコチン酸(5.05g)、塩化アンモニウム(2.10g)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジイミド塩酸塩(7.30g)、1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール1水和物(3.90g)およびトリエチルアミン(5.5ml)をDMF(40ml)に懸濁し、室温で16時間撹拌した。反応液に酢酸エチルと水を加え、有機層を飽和重曹水、水および飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥濃縮し、酢酸エチルから再結晶を行い、表題化合物(2.33g)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 8.41 (1H, t, J= 2.2 Hz), 8.77 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.94 (1H, d, J=2.2 Hz).
IR (KBr): 3389, 3194, 3032, 1657, 1620 cm-1.
ii) 5-シアノニコチンアミドの製造
5-ブロモニコチンアミド(905mg)およびシアン化銅(630mg)をDMF(15ml)に懸濁し、140℃で24時間撹拌した。室温で反応液にアンモニア水を加えた後、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、メタノール:酢酸エチル=1:10)に付して精製し、表題化合物(110mg)を無色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.88 (1H, s), 8.31 (1H, s), 8.67 (1H, s), 9.20 (1H, brs), 9.27 (1H, brs).
IR (KBr): 3398, 3198, 2238, 1663 cm-1.
iii) 5-(アミノカルボチオニル)ニコチンアミドの製造
5-シアノニコチンアミド(80mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、黄色粉末として表題化合物 (62mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.73 (1H, s), 8.26 (1H, s), 8.50-8.60 (1H, m), 8.98-9.16 (2H, m), 9.83 (1H, s), 10.19 (1H, s).
IR (KBr): 3137, 1699, 1630, 1410 cm-1.
iv) 5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(64mg)および5-(アミノカルボチオニル)ニコチンアミド (37mg) を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (16mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 7.39 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.80 (1H, s), 8.19 (1H, s), 8.41 (1H, s), 8.48 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.75 (1H, t, J=2.3 Hz), 8.87 (1H, s), 9.13 (1H, d, J=2.3 Hz), 9.34 (1H, d, J=2.3 Hz).
IR (KBr): 3316, 3131, 1713, 1420 cm-1
【0277】
実施例43
N-メチル-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
i) 5-シアノ-N-メチルニコチンアミドの製造
5-ブロモ-N-メチルニコチンアミド(3.11g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(160mg)およびシアン化亜鉛(1.09g)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い表題化合物(420mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 3.00 (3H, s), 8.49 (1H, t, J=2.1 Hz), 8.96 (1H, d, J=2.1 Hz), 9.18 (1H, d, J=2.1 Hz).
IR (KBr): 3310, 2234, 1651, 1559 cm-1.
ii) 5-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルニコチンアミドの製造
5-シアノ-N-メチルニコチンアミド(380mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (436mg)を淡緑色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 3.00 (3H, s), 8.56 (1H, t, J= 2.2 Hz), 9.01 (1H, d, J= 2.2 Hz), 9.16 (1H, d, J= 2.2 Hz).
IR (KBr): 3330, 3127, 1642, 1287 cm-1.
iii) N-メチル-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(470mg)および5-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルニコチンアミド (238mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (193mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 2.85 (3H, d, J= 4.6 Hz), 7.39 (1H, d, J= 5.2 Hz), 8.18 (1H, s), 8.48 (1H, d, J= 5.2 Hz), 8.72 (1H, t, J= 2.2 Hz), 8.80-8.94 (1H, m), 8.86 (1H, s), 9.09 (1H, d, J= 2.2 Hz),9.33 (1H, d, J= 2.2 Hz).
IR (KBr): 3233, 1669, 1551, 1435 cm-1
【0278】
実施例44
N-エチル-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
i) 5-ブロモ-N-エチルニコチンアミドの製造
5-ブロモニコチン酸(5.01g)、エチルアミンのTHF溶液(25ml)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジイミド塩酸塩(7.30g)、1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール1水和物(3.97g)およびトリエチルアミン(5.7ml)を用いて実施例42-i)と同様の反応を行い、表題化合物(2.02g)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.28 (3H, t, J= 6.3 Hz), 3.40-3.64 (2H, m), 6.14 (1H, brs), 8.26 (1H, t, J=2.2 Hz), 8.78 (1H, d, J=2.2 Hz), 8.85 (1H, d, J=2.2 Hz).
IR (KBr): 3301, 3027, 1640, 1537 cm-1.
ii) 5-シアノ-N-エチルニコチンアミドの製造
5-ブロモ-N-エチルニコチンアミド(580mg)およびシアン化銅(350mg)を用いて実施例42-ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (141mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 1.27 (3H, t, J=7.4 Hz), 3.48 (2H, q, J=7.4 Hz), 8.51 (1H, t, J=2.2 Hz), 8.95 (1H, d, J=2.2 Hz), 9.19 (2H, d, J=2.2 Hz).
IR (KBr): 3310, 3054, 2236, 1645, 1549 cm-1.
iii) 5-(N-エチルアミノカルボチオニル)ニコチンアミドの製造
5-シアノ-N-エチルニコチンアミド(120mg)を用いて実施例27-ii)と同様の反応を行い、黄色粉末として表題化合物 (99mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.15 (3H, t, J=7.1 Hz), 3.20-3.44 (2H, m), 8.55 (1H, t, J=2.2 Hz), 8.70-8.84 (1H, m), 9.20-9.12 (2H, m), 9.83 (1H, brs), 10.20 (1H, brs).
IR (KBr): 3285, 3146, 1663, 1545 cm-1.
iv) N-エチル-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(104mg)および5-(N-エチルアミノカルボチオニル)ニコチンアミド(70mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (60mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.17 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.54 (3H, s), 3.20 - 3.50 (2H, m), 7.39 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.19 (1H, s), 8.48 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.72 (1H, t, J=2.2 Hz), 8.87 (1H, s), 8.80 - 8.99 (1H, m), 9.10 (1H, d, J=2.2 Hz), 9.33 (1H, d, J=2.2 Hz).
IR (KBr): 3148, 1738, 1657, 1549 cm-1
【0279】
実施例45
N-メチル-6-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジン-2-カルボキサミドの製造
i) 6-シアノ-N-メチルピリジン-2-カルボキサミドの製造
6-ブロモ-N-メチルピリジン-2-カルボキサミド(513mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(70mg)およびシアン化亜鉛(315mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い表題化合物(200mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.06 (3H, d, J=5.1 Hz), 7.07-7.95 (1H, brs), 7.82 (1H, dd, J=1.2, 7.8 Hz), 8.03 (1H, t, J=7.8 Hz), 8.43 (1H, dd, J=1.2, 7.8 Hz).
IR (KBr): 3366, 2247, 1680, 1537 cm-1.
ii) 6-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルピリジン-2-カルボキサミドの製造 6-シアノ-N-メチルピリジン-2-カルボキサミド(192mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、黄色粉末の表題化合物 (208mg)を得た。
1H-NMR (CDCl3+CD3OD)δ: 3.03 (3H, s), 8.01 (1H, t, J=5.2 Hz), 8.31 (1H, dd, J=0.8, 5.2 Hz), 8.84 (1H, dd, J= 0.8, 5.2 Hz).
IR (KBr): 3162, 1651, 1622, 1541, 1456 cm-1.
iii) N-メチル-6-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジン-2-カルボキサミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(289mg)および6-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルピリジン-2-カルボキサミド (144mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (121mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.56 (3H, s), 3.13 (3H, d, J= 3.4 Hz), 7.22-7.27 (1H, m), 7.53 (1H, s), 7.90-8.03 (1H, m), 7.99 (1H, t, J= 5.2 Hz), 8.27 (1H, dd, J= 0.8, 5.2 Hz), 8.38 (1H, dd, J= 0.8, 5.2 Hz), 8.50 (1H, d, J= 3.2 Hz), 8.84 (1H, s).
IR (KBr): 3412, 3094, 1676, 1537 cm-1
【0280】
実施例46
N-メチル-6-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
i) 6-クロロ-N-メチルニコチンアミドの製造
6-クロロニコチン酸(5.67g)、メチルアミンTHF溶液(2M,25ml)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジイミド塩酸塩(10.30g)、1-ヒドロキシ-1H-ベンゾトリアゾール1水和物(5.90g)およびトリエチルアミン(5.2ml)を用いて実施例42-i)と同様の反応を行い、表題化合物(3.23g)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.03 (3H, d, J=4.8 Hz), 6.53 (1H, brs), 7.41 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.10 (1H, dd, J=2.6, 8.4 Hz), 8.74 (1H, d, J=2.6 Hz).
IR (KBr): 3306, 3059, 1651, 1557 cm-1.
ii) 6-シアノ-N-メチルニコチンアミドの製造
6-クロロ-N-メチルニコチンアミド(1.58g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(70mg)およびシアン化亜鉛(877mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い無色粉末晶として表題化合物(290mg)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.07 (3H, d, J= 4.8 Hz), 6.34 (1H, brs), 7.80 (1H, dd, J= 0.6, 8.1 Hz), 8.27 (1H, dd, J= 2.2, 8.1 Hz), 9.04 (1H, dd, J= 0.6, 2.2 Hz).
IR (KBr): 3293, 3092, 2236, 1645, 1559 cm-1.
iii) 6-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルニコチンアミドの製造
6-シアノ-N-メチルニコチンアミド(500mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、黄色粉末の表題化合物 (480mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.82 (3H, d, J=4.4 Hz), 8.32 (1H, dd, J=2.1, 8.4 Hz), 8.55 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.70 - 8.88 (1H, m), 8.97 (1H, d, J=2.1 Hz), 10.03 (1H, brs), 10.29 (1H, brs).
IR (KBr): 3370, 3333, 1640, 1599, 1551 cm-1.
iv) N-メチル-6-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ニコチンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(180mg)および6-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルニコチンアミド (109mg) を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、黄色アモルファスとして表題化合物 (92mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.54 (3H, s), 2.84 (3H, d, J=4.0 Hz), 7.38 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.20 (1H, s), 8.29 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.32 - 8.42 (1H, m), 8.47 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.70 - 8.84 (1H, m), 8.86 (1H, s), 9.05 (1H, t, J=0.9 Hz).
IR (KBr): 3312, 1645, 1593 cm-1
【0281】
実施例47
4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソインドリン-1-オンの製造
i) 1-オキソ-4-イソインドリンカルボニトリルの製造
4-ブロモイソインドリン-1-オン(805mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(140mg)およびシアン化亜鉛(540mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、表題化合物(250mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.59 (2H, s), 7.69 (1H, t, J=7.7 Hz), 8.00 (1H, d, J=7.7 Hz), 8.04 - 8.16 (1H, m), 8.92 (1H, brs).
IR (KBr): 3090, 2230, 1705 cm-1.
ii) 4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソインドリン-1-オンの製造
1-オキソ-4-イソインドリンカルボニトリル(310mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、淡緑色粉末として1-オキソイソインドリン-4-カルボチオアミドを得た。続いて2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(520mg)および1-オキソイソインドリン-4-カルボチオアミドを用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、無色粉末晶として表題化合物 (51mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.56 (3H, s), 4.79 (2H, s), 7.39 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.68 (1H, t, J=7.3 Hz), 7.83 (1H, d, J=7.3 Hz), 8.16 (1H, s), 8.20 (1H, d, J=7.3 Hz), 8.47 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.80 (1H, brs), 8.90 (1H, s).
IR (KBr): 3077, 1698, 750 cm-1
【0282】
実施例48
2-メチル-4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソインドリン-1-オンの製造
i) 2-メチル-1-オキソ-4-イソインドリンカルボニトリルの製造
4-ブロモ-2-メチルイソインドリン-1-オン(808mg)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(70mg)およびシアン化亜鉛(340mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、無色粉末晶として表題化合物(230mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 3.10 (3H, s), 4.68 (2H, s), 7.58 - 7.78 (1H, m), 7.99 (1H, d, J=7.2 Hz), 8.07 (1H, dd, J=0.8, 7.6 Hz).
IR (KBr): 2942, 2234, 1696 cm-1.
ii) 2-メチル-4-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソインドリン-1-オンの製造
2-メチル-1-オキソ-4-イソインドリンカルボニトリル(364mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い粗の2-メチル-1-オキソイソインドリン-4-カルボチオアミド (603mg)を褐色粉末として得た。続いて、実施例25-iii)と同様の反応を行い2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(500mg)および2-メチル-1-オキソイソインドリン-4-カルボチオアミド (520mg)から無色粉末晶として表題化合物 (187mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.55 (3H, s), 3,14 (3H, s), 4.86 (2H, s), 7.40 (1H, d, J=4.2 Hz), 7.66 (1H, t, J=7.7 Hz), 7.81 (1H, d, J=7.7 Hz), 8.10 - 8.22 (2H, m), 8.48 (1H, d, J=4.2 Hz), 8.89 (1H, s).
IR (KBr): 3079, 1701, 1468 cm-1
【0283】
実施例49
5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジン-2(1H)-オンの製造
i) 6-tert-ブトキシニコチノニトリルの製造
6-ブロモニコチノニトリル(1.00g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(35mg)およびシアン化亜鉛(370mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、表題化合物(490mg)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.60 (9H, s), 6.68 (1H, d, J=8.6 Hz), 7.70 (1H, dd, J=2.4, 8.6 Hz), 8.43 (1H, d, J=2.2 Hz).
IR (KBr): 2976, 2230, 1603, 1485 cm-1.
ii) 6-tert-ブトキシ-3-ピリジンカルボチオアミドの製造
6-tert-ブトキシニコチノニトリル(300mg)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (240mg)を淡黄色板状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.60 (9H, s), 6.63 (1H, dd, J=0.6, 8.8 Hz), 7.07 (1H, brs), 7.51 (1H, brs), 8.11 (1H, dd, J=2.7, 8.8 Hz), 8.64 (1H, dd, J=0.6, 2.7 Hz).
IR (KBr): 3144, 1620, 1595, 1323 cm-1.
iii) 5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジン-2(1H)-オンの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(188mg)および6-tert-ブトキシ-3-ピリジンカルボチオアミド (167mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (120mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.50 (3H, s), 6.49 (1H, d, J=9.6 Hz), 7.35 (1H, d, J=4.8 Hz), 7.90 (1H, s), 8.02 (1H, dd, J=2.7, 9.6 Hz), 8.11 (1H, d, J=2.7 Hz), 8.44 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.01 (1H, s).
IR (KBr): 3090, 2768, 1682, 1601 cm-1
【0284】
実施例50
3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソキノリンの製造 3-イソキノリンカルボニトリル(1.07g)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、粗のイソキノリン-3-カルボチオアミド(1.26g)を黄色粉末として得た。続いて実施例25-iii)と同様の反応を行い2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(1.06g)およびイソキノリン-3-カルボチオアミド (795mg)から表題化合物 (449mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.58 (3H, s), 7.40 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.71 - 7.93 (2H, m), 8.12 (1H, s), 8.15 - 8.26 (2H, m), 8.48 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.71 (1H, s), 8.90 (1H, s), 9.42 (1H, s).
IR (KBr): 3092, 1622, 1590, 1578 cm-1
【0285】
実施例51
1-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソキノリンの製造i) イソキノリン-1-カルボチオアミドの製造
1-イソキノリンカルボニトリル(1.01g) を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、表題化合物 (1.08g)を淡黄色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.60 - 7.78 (2H, m), 7.84 (1H, d, J=5.6 Hz), 7.99 (1H, d, J=8.3 Hz), 8.26 (1H, d, J=8.3 Hz), 8.43 (1H, d, J=5.6 Hz), 10.00, (1H, brs), 10.43 (1H, brs).
IR (KBr): 3034, 1653, 1426, 835 cm-1.
ii) 1-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]イソキノリンの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(660mg)および イソキノリン-1-カルボチオアミド(400mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (244mg)を黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.60 (3H, s), 7.43 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.80 - 7.96 (2H, m), 8.02 (1H, d, J=5.6 Hz), 8.05 - 8.18 (1H, m), 8.23 (1H, s), 8.51 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.64 (1H, d, J=5.6 Hz), 8.93 (1H, s), 9.70 - 9.88 (1H, m).
IR (KBr): 3102, 1553, 1397, 949 cm-1
【0286】
実施例52
2,4-ジメトキシ-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリミジンの製造
i) 2,4-ジメトキシ-5-ピリミジンカルボニトリルの製造
5-ブロモ-2,4-ジメトキシピリミジン(4.97g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(200mg)およびシアン化亜鉛(2.04mg)を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い、表題化合物(1.85g)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 4.08, (3H, s), 4.12 (3H, s), 8.54 (1H, s).
IR (KBr): 2971, 2236, 1601, 1541 cm-1.
ii) 2,4-ジメトキシ-5-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリミジンの製造
2,4-ジメトキシ-5-ピリミジンカルボニトリル(1.32g)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い、粗の2,4-ジメトキシピリミジン-5-カルボチオアミド (1.92g)を褐色粉末として得た。続いて、2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(1.07g)および 2,4-ジメトキシピリミジン-5-カルボチオアミド(880mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (235mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.55 (3H, s), 4.01 (3H, s), 4.24 (3H, s), 7.22 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.44 (1H, s), 8.47 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.81 (1H, s), 9.30 (1H, s).
IR (KBr): 3019, 1601, 1561 cm-1
【0287】
実施例53
3-[5-メチル-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 1-(4-メチルピリジン-3-イル)プロパン-1-オンの製造
4-メチルニコチノニトリル(5.90g)のジエチルエーテル(75 ml)溶液を5℃に冷却し、エチルマグネシウムブロミドジエチルエーテル溶液(3.0M, 25ml)を徐々に加えた。反応液を2時間加熱還流した後、1N塩酸(200ml)に加え、室温で30分撹拌した。反応液に重曹を加えて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥、濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=3:1-2:1)に付して精製し、表題化合物 (5.07g)を淡赤色油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.23 (3H, t, J=7.3 Hz), 2.54 (3H, s), 2.98 (2H, q, J=7.3 Hz), 7.19 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.54 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.91 (1H, s).
IR (KBr): 2978, 1692, 1591 cm-1.
ii) 2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)プロパン-1-オン 臭化水素酸塩の製造
1-(4-メチルピリジン-3-イル)プロパン-1-オン(4.72g)の酢酸(35 ml)溶液に臭化水素酸(5.5ml)を加えて10℃に冷却した。反応液に臭素(5.0g)の酢酸(15ml)溶液を徐々に加えた後、80℃で1時間撹拌した。減圧下溶媒を留去した後、残留物を酢酸エチルから再結晶して淡黄色粉末の表題化合物 (5.56g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.82 (3H, d, J=6.6 Hz), 2.60 (3H, s), 5.81 (1H, q, J=6.6 Hz), 7.95 (1H, d, J=5.7 Hz), 8.88 (1H, d, J=5.7 Hz), 9.30 (1H, brs).
IR (KBr): 2573, 1705, 1636, 1595 cm-1.
iii) 3-[5-メチル-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)プロパン-1-オン 臭化水素酸塩(379mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミド(216mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (242mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.28 (3H, s), 2.41 (3H, s), 7.41 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.53 (1H, brs), 7.59 (1H, t, J=7.8 Hz), 7.96 (1H, d, J=7.8 Hz), 8.06 (1H, d, J=7.8 Hz), 8.20 (1H, brs), 8.34 - 8.40 (1H, m), 8.47 - 8.54 (2H, m).
IR (KBr): 3191, 1701, 1672, 1422, 1383 cm-1
【0288】
実施例54
3-[5-イソプロピル-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-メチル-1-(4-メチルピリジン-3-イル)ブタン-1-オンの製造
4-メチルニコチノニトリル(5.00g)のジエチルエーテル(75 ml)溶液を5℃に冷却し、イソブチルマグネシウムブロミドのジエチルエーテル溶液(ca. 0.8M, 78ml)を徐々に加えた後、24時間加熱還流した。反応液を1N塩酸(400ml)に加え、室温で2時間撹拌した。反応液を中和後、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥、濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付して精製し、淡黄色油状物として表題化合物 (3.20g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 0.99 (6H, d, J=6.6 Hz), 2.16 - 2.40 (1H, m), 2.52 (3H, s), 2.81 (2H, d, J=7.0 Hz), 7.19 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.53 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.85 (1H, s).
IR (KBr): 2959, 1688, 1591 cm-1.
ii) 2-ブロモ-3-メチル-1-(4-メチルピリジン-3-イル)ブタン-1-オン 臭化水素酸塩の製造
3-メチル-1-(4-メチルピリジン-3-イル)ブタン-1-オン(3.10g)および臭素(2.68g)を用いて実施例53-ii)と同様の反応を行い、淡黄色粉末の表題化合物 (3.69g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.07 (3H, d, J=6.6 Hz), 1.09 (3H, d, J=6.4 Hz), 2.21 - 2.43 (1H, m), 2.58 (3H, s), 5.70 (1H, d, J=6.6 Hz), 7.92 (1H, d, J=5.9 Hz), 8.88 (1H, d, J=5.9 Hz), 9.31 (1H, s).
IR (KBr): 2710, 1711, 1636, 1588 cm-1.
iii) 3-[5-イソプロピル-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-3-メチル-1-(4-メチルピリジン-3-イル)ブタン-1-オン 臭化水素酸塩(387mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミド(271mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (32mg)を褐色アモルファスとして得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.30 (6H, d, J=6.6 Hz), 2.30 (3H, s), 2.96 - 3.16 (1H, m), 5.83 (1H, brs), 6.31 (1H, brs), 7.26 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.53 (1H, t, J=7.7 Hz), 7.89 (1H, dt, J=7.7, 1.6 Hz), 8.08 (1H, dt, J=7.7, 1.6 Hz), 8.37 (1H, t, J=1.6 Hz), 8.49 (1H, s), 8.52 (1H, d, J=5.1 Hz).
IR (KBr): 3318, 3191, 2963, 1669, 1387 cm-1
【0289】
実施例55
3-[5-クロロ-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]- N,N-ジメチルベンズアミドの製造
3-[4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N,N-ジメチルベンズアミド (400mg)のDMF(2 ml)溶液にトリクロロイソシアヌル酸(120mg)を加えた後、室温で30分撹拌した。反応液を重曹水-酢酸エチルで希釈した後、有機層を分離し、水および重曹水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥、濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=2:1-0:1)に付して精製し、表題化合物 (140mg)を無色アモルファスとして得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.38 (3H, s), 3.01 (3H, s), 3.14 (3H, s), 7.20 - 7.30 (1H, m), 7.46 - 7.55 (2H, m), 7.88 - 8.00 (2H, m), 8.48 - 8.60 (1H, m), 8.65 (1H, brs).
IR (KBr): 1638, 1595, 1397 cm-1
【0290】
実施例56
3-[5-メチル-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンゼンスルホンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)プロパン-1-オン臭化水素酸塩(520mg)および 3-(アミノスルホニル)ベンゼンカルボチオアミド (361mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (376mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.28 (3H, s), 2.41 (3H, s), 7.41 (1H, d, J=4.8 Hz), 7.53 (2H, brs), 7.71 (1H, t, J=8.2 Hz), 7.90 (1H, dt, J=8.4, 1.5 Hz), 8.10 (1H, dt, J=8.4, 1.5 Hz), 8.38 (1H, t, J=1.5 Hz), 8.46 - 8.56 (2H, m).
IR (KBr): 3177, 1599, 1341, 1159 cm-1
【0291】
実施例57
4-[5-メチル-4-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンゼンスルホンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)プロパン-1-オン臭化水素酸塩(510mg)および 4-(アミノスルホニル)ベンゼンカルボチオアミド(355mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (322mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.28 (3H, s), 2.42 (3H, s), 7.41 (1H, d, J=4.8 Hz), 7.50 (2H, brs), 7.94 (2H, d, J=8.8 Hz), 8.11 (2H, d, J=8.8 Hz), 8.46 - 8.55 (2H, m).
IR (KBr): 3297, 1341, 1157 cm-1
【0292】
実施例58
3-[2-[4-メチルピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造 3-[2-[4-メチルピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゾニトリル (100mg)を濃塩酸(4ml)に溶解した後、40℃で16時間撹拌した。反応液を重曹水に加え、酢酸エチルで抽出した後、有機層を乾燥、濃縮した。残留物を酢酸エチル-メタノールから再結晶して淡黄色粉末晶として表題化合物 (72mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.68 (3H, s), 7.40 - 7.68 (3H, m), 7.88 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.12 (1H, brs), 8.20 (1H, d, J=7.6 Hz), 8.40 (1H, s), 8.48 - 8.63 (2H, m), 9.01 (1H, s).
IR (KBr): 3380, 3191, 1655, 1406 cm-1
【0293】
実施例59
3-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
3-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゾニトリル(730mg)を用いて実施例58と同様の反応を行い、表題化合物 (404mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.47 (1H, brs), 7.57 (1H, t, J=7.8 Hz), 7.87 (1H, d, J=7.8 Hz), 8.00 (1H, d, J=5.3 Hz), 8.08 (1H, brs), 8.16 (1H, d, J=7.8 Hz), 8.48 - 8.54 (2H, m), 9.03 (1H, d, J=5.3 Hz), 9.14 (1H, s).
IR (KBr): 3173, 1694, 1146 cm-1
【0294】
実施例60
2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(205mg)をTHF(5ml)に溶解した後、塩化チオニル(0.06ml)およびDMF(0.01ml)を加え2時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮した後、THF(5ml)に再溶解し、5℃に冷却した28%アンモニア水 (3 ml)をゆっくりと加えた。反応液を室温で30分撹拌した後、酢酸エチルで抽出し、有機層を乾燥、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=9:1→酢酸エチル)に付して精製し、酢酸エチル-ジイソプロピルエーテルから再結晶し、表題化合物 (130mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 5.92 (1H, brs), 6.78 (1H, brs), 7.19 - 7.32 (1H, m), 7.73 (1H, d, J=5.4 Hz), 7.80 (1H, s), 8.20 - 8.31 (1H, m), 8.62 (1H, dd, J=2.2, 7.4 Hz), 8.91 (1H, d, J=5.4 Hz), 9.06 (1H, s).
IR (KBr): 3193, 1678, 1607, 1144 cm-1
【0295】
実施例61
2-フルオロ-N-メチル-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(200mg)、塩化チオニル(0.06ml)およびメチルアミンTHF溶液(2M, 5 ml)を用いて実施例60と同様の反応を行い、表題化合物 (145mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 3.08 (3H, d, J=4.6 Hz), 6.65 - 6.90 (1H, m), 7.16 - 7.30 (1H, m), 7.72 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.79 (1H, s), 8.16 - 8.26 (1H, m), 8.60 (1H, dd, J=2.6, 7.4 Hz), 8.90 (1H, d, J=5.1 Hz), 9.06 (1H, s).
IR (KBr): 3399, 3090, 1657, 1647, 1316 cm-1
【0296】
実施例62
2-フルオロ-N,N-ジメチル-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(201mg)、塩化チオニル(0.06ml)およびジメチルアミン水溶液(50%, 5 ml)を用いて実施例60と同様の反応を行い、表題化合物 (90mg)を無色アモルファスとして得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.99 (3H, s), 3.16 (3H, s), 7.19 (1H, t, J=8.8 Hz), 7.68 (1H, s), 7.72 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.92 - 8.10 (2H, m), 8.90 (1H, d, J=5.0 Hz), 9.04 (1H, s).
IR (KBr): 1644, 1483, 1319, 1159 cm-1
【0297】
実施例63
N-エチル-2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(202mg)、塩化チオニル(0.06ml)およびエチルアミン水溶液(70%, 5 ml)を用いて実施例60と同様の反応を行い、表題化合物 (139mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.29 (3H, t, J=7.2 Hz), 3.48 - 3.66 (2H, m), 6.74 (1H, brs), 7.14 - 7.30 (1H, m), 7.72 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.78 (1H, s), 8.14 - 8.26 (1H, m), 8.59 (1H, dd, J=2.4, 7.6 Hz), 8.90 (1H, d, J=5.1 Hz), 9.06 (1H, s).
IR (KBr): 3295, 1636, 1325 cm-1
【0298】
実施例64
3-[4-(4-エチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造i) 4−エチルニコチノニトリルの製造
ジイソプロピルアミン(9.1ml)のTHF(50ml)溶液を-30℃に冷却した後、n-ブチルリチウムヘキサン溶液(1.61M, 37ml)を加え、30分撹拌した。反応液を-78℃に冷却後、4−メチルニコチノニトリル(7.01g)のTHF(50 ml)溶液を滴下し、15分間撹拌した。ヨウ化メチル(9.1ml)を加えた後、-40℃に昇温し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。反応液を酢酸エチルで抽出した後、有機層を乾燥、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付して精製し、淡黄色油状の表題化合物 (6.67g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.34 (3H, t, J=7.7 Hz), 2.89 (2H, q, J=7.7 Hz), 7.31 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.69 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.80 (1H, s).
IR (KBr): 2976, 2230, 1591, 1406 cm-1.
ii) 1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノンの製造
マグネシウム(7.90g)をt-ブチルメチルエーテル(300ml)に懸濁させ、ヨウ素(20mg)を加えた後、ヨウ化メチル(20ml)を25℃以下に保ちながら滴下した。室温で3時間撹拌して、メチルマグネシウムヨードのt-ブチルメチルエーテル溶液を調製した。-10℃に冷却した4-エチルニコチノニトリル(2.00g)のトルエン(30 ml)溶液にヨウ化メチルマグネシウムのt-ブチルメチルエーテル溶液(45ml)を徐々に加えた後、12時間室温で撹拌した。反応液を1N塩酸(80ml)に加え、室温で30分撹拌した。反応液に重曹を加えて中和した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥、濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=20:1-1:3)に付して精製し、表題化合物 (1.84g)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.23 (3H, t, J=7.4 Hz), 2.64 (3H, s), 2.92 (2H, q, J=7.4 Hz), 7.24 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.58 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.91 (1H, s).
IR (KBr): 2975, 1688, 1590, 1269 cm-1.
iii) 2-ブロモ-1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩の製造
1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン(1.68g)および臭素(1.60g)を用いて実施例53-ii) と同様の反応を行い、表題化合物 (1.95g)を淡褐色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.21 (3H, t, J=7.5 Hz), 2.90 (2H, q, J=7.5 Hz), 5.03 (2H, s), 7.89 (1H, d, J=5.8 Hz), 8.88 (1H, d, J=5.8 Hz), 9.24 (1H, s).IR (KBr): 2978, 1713, 1638, 1584 cm-1.
iv) 3-[4-(4-エチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(161mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミド(97mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (81mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.19 (3H, t, J=7.6 Hz), 2.87 (2H, q, J=7.6 Hz), 7.41 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.55 (1H, brs), 7.63 (1H, t, J=8.0 Hz), 8.00 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.05 (1H, s), 8.16 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.22 (1H, brs), 8.46 (1H, s), 8.52 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.74 (1H, s).
IR (KBr): 3152, 1684, 1383 cm-1
【0299】
実施例65
3-[4-(4-エチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-メチルベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(162mg)および3-(アミノカルボノチオニル)-N-メチルベンズアミド (110mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (91mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.18 (3H, t, J=7.5 Hz), 2.82 (3H, d, J=4.8 Hz), 2.88 (2H, q, J=7.5 Hz), 7.40 (1H, d, J=4.8 Hz), 7.63 (1H, t, J=7.8 Hz), 7.96 (1H, d, J=7.8 Hz), 8.04 (1H, s), 8.15 (1H, d, J=7.8 Hz), 8.42 (1H, s), 8.52 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.63 - 8.73 (1H, m), 8.73 (1H, s).
IR (KBr): 3266, 3189, 1669 cm-1
【0300】
実施例66
3-[4-(4-エチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N,N-ジメチルベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(163mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)-N,N-ジメチルベンズアミド(110mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、淡褐色油状の表題化合物 (110mg)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.18 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.87 (2H, q, J=7.2 Hz), 2.95 (3H, s), 3.02 (3H, s), 7.40 (1H, d, J=5.1 Hz), 7.54 (1H, dd, J=1.1, 7.5 Hz), 7.61 (1H, t, J=7.5 Hz), 7.99 (1H, d, J=1.1 Hz), 8.03 - 8.14 (2H, m), 8.52 (1H, d, J=5.1 Hz), 8.73 (1H, s).
IR (KBr): 2969, 1634, 1395 cm-1
【0301】
実施例67
3-[4-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
i) 4-イソプロピルニコチノニトリルの製造
4-エチルニコチノニトリル(2.95g)およびヨウ化メチル(7ml)を用いて実施例64-i)と同様の反応を行い、黄色油状の表題化合物 (1.90g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.35 (6H, d, J=6.6 Hz), 3.22 - 3.46 (1H, m), 7.36 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.72 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.80 (1H, s).
IR (KBr): 2971, 2228, 1588, 1406 cm-1.
ii) 1-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)エタノンの製造
4-イソプロピルニコチノニトリル(1.40g)およびヨウ化メチルマグネシウムのt-ブチルメチルエーテル溶液(ca. 1.0M,30ml) を用いて実施例64-i)と同様の反応を行い、黄色油状の表題化合物 (0.94g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.24 (6H, d, J=6.6 Hz), 2.64 (3H, s), 3.46 - 3.70 (1H, m), 7.34 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.60 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.79 (1H, s).
IR (KBr): 2969, 1690, 1588, 1267 cm-1.
iii) 3-[4-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンズアミドの製造
1-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)エタノン (0.90g)および臭素(0.63g)を用いて実施例53-ii) と同様の反応を行い、粗の2-ブロモ-1-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩 (1.70g)を淡褐色アモルファスとして得た。続いて2-ブロモ-1-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(340mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)ベンズアミド(240mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (59mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.23 (6H, d, J=6.2 Hz), 3.20 - 3.60 (1H, m), 7.42 - 7.70 (3H, m), 8.00 (2H, s), 8.07 - 8.28 (2H, m), 8.38 - 8.68 (3H, m).
IR (KBr): 3104, 1703, 1420, 1387 cm-1
【0302】
実施例68
3-[4-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N,4-ジメチルベンズアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(343mg)および 3-(アミノカルボノチオニル)-N,4-ジメチルベンズアミド(250mg)を用いて 実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (25mg)を淡黄色アモルファスとして得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.25 (6H, d, J=7.0 Hz), 2.67 (3H, s), 3.01 (3H, d, J=4.8 Hz), 3.40 - 3.68 (1H, m), 6.58 - 6.76 (1H, brs), 7.20 - 7.48 (3H, m), 7.75 (1H, dd, J=1.8, 8.0 Hz), 8.21 (1H, d, J=1.8 Hz), 8.55 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.65 (1H, s).
IR (KBr): 3285, 2967, 1645, 1557 cm-1
【0303】
実施例69
3-[4-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N,N-ジメチルベンズアミド ヘミフマレートの製造
2-ブロモ-1-(4-イソプロピルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(342mg)および3-(アミノカルボノチオニル)-N,N-ジメチルベンズアミド (320mg) を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行った後、フマル酸処理を行い、表題化合物 (100mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.22 (6H, d, J=6.6 Hz), 2.95 (3H, s), 3.02 (3H, s), 3.20 - 3.60 (1H, m), 6.63 (1H, s), 7.46 - 7.65 (3H, m), 7.92 - 8.09 (3H, m), 8.57 (1H, d, J=5.4 Hz), 8.63 (1H, s).
IR (KBr): 3083, 1705, 1657 cm-1
【0304】
実施例70
3-[4-(4-エチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンゼンスルホンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(161mg)および3-(アミノスルホニル)ベンゼンカルボチオアミド (110mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (67mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.18 (3H, t, J=7.5 Hz), 2.87 (2H, q, J=7.5 Hz), 7.41 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.55 (2H, brs), 7.75 (1H, t, J=7.9 Hz), 7.94 (1H, dt, J=7.9, 1.6 Hz), 8.09 (1H, s), 8.21 (1H, dt, J=7.9, 1.6 Hz), 8.45 (1H, t, J=1.6 Hz), 8.53 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.74 (1H, s).
IR (KBr): 3270, 1599, 1460, 1341, 1154 cm-1
【0305】
実施例71
4-[4-(4-エチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ベンゼンスルホンアミドの製造
2-ブロモ-1-(4-エチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(161mg)および 4-(アミノスルホニル)ベンゼンカルボチオアミド(109mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (90mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.19 (3H, t, J=7.5 Hz), 2.88 (2H, q, J=7.5 Hz), 7.41 (1H, d, J=4.8 Hz), 7.52 (2H, brs), 7.96 (2H, d, J=8.4 Hz), 8.11 (1H, s), 8.20 (2H, d, J=8.4 Hz), 8.53 (1H, d, J=4.8 Hz), 8.74 (1H, s).
IR (KBr): 3291, 1597, 1399, 1333, 1159 cm-1
【0306】
実施例72
4-メチル-3-[2-(2-メチル-5-ニトロフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
i) 2-メチル-5-ニトロベンゾニトリルの製造
2-ブロモ-4-ニトロトルエン(12.03g)、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(300mg)およびシアン化亜鉛(4.22g) を用いて実施例30-ii)と同様の反応を行い表題化合物(1.36g)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.69 (3H, s), 7.54 (1H, d, J=8.4 Hz), 8.34 (1H, dd, J=2.6, 8.4 Hz), 8.48 (1H, d, J=2.6 Hz).
IR (KBr): 3077, 2236, 1615, 1524 cm-1.
ii) 4-メチル-3-[2-(2-メチル-5-ニトロフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
2-メチル-5-ニトロベンゾニトリル(1.25g)を用いて実施例25-ii)と同様の反応を行い黄色粉末の2-メチル-5-ニトロベンゼンカルボチオアミドを得た。続いて2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(1.35g)および2-メチル-5-ニトロベンゼンカルボチオアミドを用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い表題化合物 (460mg)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.56 (3H, s), 2.78 (3H, s), 7.24 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.46 - 7.57 (2H, m), 8.20 (1H, dd, J=2.3, 8.4 Hz), 8.49 (1H, d, J=5.0 Hz), 8.67 (1H, d, J=2.3 Hz), 8.84 (1H, s).
IR (KBr): 3038, 1530, 1343 cm-1
【0307】
実施例73
3-[2-[4-メチルピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゾニトリルの製造
i) 3-(ブロモアセチル)ベンゾニトリルの製造
3-アセチルベンゾニトリル(5.33g)および臭化銅(II)(16.40g)を酢酸エチル(100ml)に懸濁した後、2時間加熱還流した。反応液を冷却後、不溶物をろ別し、ろ液を重曹水および飽和食塩水で洗浄した。有機層を乾燥後、濃縮し、残留物を酢酸エチル-ジイソプロピルエーテルから再結晶し、表題化合物 (4.29g)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.82 (2H, s), 6.06 (1H, t, J=7.8 Hz), 6.29 (1H, d, J=7.8 Hz), 6.57 - 6.72 (2H, m).
IR (KBr): 3104, 2942, 2230, 1709, 1599 cm-1.
ii) 3-[2-[4-メチルピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゾニトリルの製造
3-(ブロモアセチル)ベンゾニトリル(599mg)および 4-メチルピリジン-3-チオカルボキサミド(403mg)を用いて 実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (302mg)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.67 (3H, s), 7.46 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.71 (1H, t, J=8.0 Hz), 7.85 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.39 (1H, d, J=8.0 Hz), 8.50 (1H, s), 8.55 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.56 (1H, s), 9.00 (1H, s).
IR (KBr): 3104, 2230, 1593, 1485 cm-1
【0308】
実施例74
3-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]ベンゾニトリルの製造
3-(ブロモアセチル)ベンゾニトリル(913mg)および 4-トリフルオロメチルピリジン-3-チオカルボキサミド(840mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (1.03g)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 7.52 - 7.70 (2H, m), 7.74 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.80 (1H, s), 8.16 - 8.30 (2H, m), 8.93 (1H, d, J=5.2 Hz), 9.05 (1H, s).
IR (KBr): 3088, 2230, 1316, 1130 cm-1
【0309】
実施例75
3-[4-(3-ブロモ-4-フルオロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-4-(トリフルオロメチル)ピリジンの製造
i) 2-ブロモ-1-(3-ブロモ-4-フルオロフェニル)エタノンの製造
3'-ブロモ-4'-フルオロアセトフェノン(8.00g)および臭化銅(II)(16.50g)を用いて 実施例73-i)と同様の反応を行い、表題化合物 (10.60g)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 4.39 (2H, s), 7.20 - 7.28 (1H, m), 7.90 - 7.99 (1H, m), 8.23 (1H, dd, J=2.1, 6.6 Hz).
IR (KBr): 1684, 1591, 1281, 1264 cm-1.
ii) 3-[4-(3-ブロモ-4-フルオロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-4-(トリフルオロメチル)ピリジンの製造
2-ブロモ-1-(3-ブロモ-4-フルオロフェニル)エタノン(3.10g)および 4-トリフルオロメチルピリジン-3-チオカルボキサミド(1.87g)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (1.50g)を褐色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ:7.20 (1H, t, J=8.5 Hz), 7.66 (1H, s), 7.73 (1H, d, J=5.2 Hz), 7.84 - 7.94 (1H, m), 8.18 (1H, dd, J=2.2, 6.6 Hz), 8.91 (1H, d, J=5.2 Hz), 9.04 (1H, s).
IR (KBr): 3063, 1472, 1319, 1127 cm-1
【0310】
実施例76
エチル 2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸の製造
3-[4-(3-ブロモ-4-フルオロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-4-(トリフルオロメチル)ピリジン(1.48g)、1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(680mg)、酢酸パラジウム(270mg)およびトリエチルアミン(0.77ml)をエタノール(15ml)/THF(15ml)混液に懸濁した後、5気圧の一酸化炭素雰囲気下、70℃で3時間激しく撹拌した。反応液を水に加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を乾燥後、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、ヘキサン:酢酸エチル=19:1-1:1)に付して精製し、酢酸エチル-ジイソプロピルエーテルから再結晶して無色粉末晶として表題化合物 (1.17g)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.43 (3H, t, J=7.1 Hz), 4.44 (2H, q, J=7.1 Hz), 7.18 - 7.30 (1H, m), 7.73 (1H, d, J=5.0 Hz), 7.73 (1H, s), 8.12 - 8.22 (1H, m), 8.49 (1H, dd, J=2.2, 7.0 Hz), 8.91 (1H, d, J=5.0 Hz), 9.06 (1H, s).
IR (KBr): 1728, 1318, 1291, 1146 cm-1
【0311】
実施例77
2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸の製造
エチル 2-フルオロ-5-[2-[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル]-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(1.00g)をエタノール(20ml)/1N NaOH(5ml)混液に懸濁し、室温で1時間撹拌した。反応液に1N塩酸(5ml)を加えて析出結晶をろ取して水で洗浄した。表題化合物 (0.86g)を淡褐色粉末として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.40 - 7.60 (1H, m), 8.00 (1H, d, J=5.2 Hz), 8.20 - 8.38 (1H, m), 8.46 - 8.70 (2H, m), 9.03 (1H, d, J=5.2 Hz), 9.13 (1H, s).IR (KBr): 1717, 1318, 1159 cm-1
【0312】
実施例78
4-メチル-3-[2-(4-メチル-ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ピリジンの製造
2-ブロモ-1-(4-メチルピリジン-3-イル)エタノン臭化水素酸塩(392mg)および4-メチルピリジン-3-チオカルボキサミド(152mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (112mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ:2.56 (3H, s), 2.70 (3H, s), 7.20-7.30 (2H, m), 7.50 (1H, s), 8.49 (1H, d, J= 5.1 Hz), 8.53 (1H, d, J= 5.1 Hz), 8.84 (1H, s), 8.98 (1H, s).
IR (KBr): 3071, 1593, 1491, 1399 cm-1
【0313】
実施例79
4-メチル-3-[4-(ピリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ピリジンの製造
2-ブロモ-1-(ピリジン-4-イル)エタノン臭化水素酸塩(460mg)および4-メチルピリジン-3-チオカルボキサミド(248mg)を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (99mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ:2.72 (3H, s), 7.28 (1H, d, J=5.0Hz), 7.80-7.90 (3H, m), 8.54 (1H, d, J=5.0Hz), 8.64-8.74 (2H, m), 8.98 (1H, s).
IR (KBr): 1599, 1483, 1209 cm-1
【0314】
実施例80
N-メチル-3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
i) 3-アセチル安息香酸エチルの製造
3-ブロモアセトフェノン(48.50g)、1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(3.60mg)、酢酸パラジウム(1.30g)およびトリエチルアミン(68ml)を用いて実施例76と同様の反応を行い、表題化合物(45.3g)を無色針状晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.43 (3H, t, J=7.2 Hz), 2.67 (3H, s), 4.42 (2H, q, J=7.2 Hz), 7.56 (1H, t, J=7.8 Hz), 8.15 (1H, dt, J=7.8, 1.6 Hz), 8.25 (1H, dt, J=7.8, 1.6 Hz), 8.60 (1H, t, J=1.6 Hz).
IR (KBr): 1723, 1692, 1302, 1236 cm-1.
ii) 3-(ブロモアセチル)安息香酸エチルの製造
3-アセチル安息香酸エチル(30.0g)および臭化銅(II)(67.5g)を用いて実施例73-i)と同様の反応を行い、粗の表題化合物 (42.0g)を褐色油状物として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 1.43 (3H, t, J=7.2 Hz), 4.43 (2H, q, J=7.2 Hz), 4.50 (2H, s), 7.60 (1H, t, J=8.0 Hz), 8.18 (1H, dt, J=8.0, 1.6 Hz), 8.29 (1H, dt, J=8.0, 1.6 Hz), 8.62 (1H, t, J=1.6 Hz).
IR (KBr): 1721, 1688, 1304, 1246 cm-1.
iii) 3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸エチルの製造
3-(ブロモアセチル)安息香酸エチル(18.10g)および4-メチルピリジン-3-チオカルボキサミド (8.11g) を用いて実施例25-iii)と同様の反応を行い、表題化合物 (6.50g)を淡黄色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ:1.43 (3H, t, J=7.1Hz), 2.73 (3H, s), 4.43 (2H, q, J=7.1Hz), 7.25-7.30 (1H, m), 7.54 (1H, t, J=7.8Hz), 7.71 (1H, s), 8.05 (1H, dt, J=7.8, 1.2Hz), 8.19-8.26 (1H, m), 8.53 (1H, d, J=4.8Hz), 8.58-8.64 (1H, m), 9.00 (1H, s).
IR (KBr): 3059, 1713, 1285 cm-1.
iv) 3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸の製造 3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸エチル(6.50g)をおよび1N NaOH(80ml)を用いて実施例77と同様の反応を行い、無色粉末の表題化合物 (5.27g)を得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ:2.68 (3H, s), 7.47 (1H, d, J= 5.0Hz), 7.63 (1H, t, J=7.8Hz), 7.96 (1H, d, J=7.8Hz), 8.30 (1H, d, J=7.8Hz), 8.49 (1H, s), 8.55 (1H, d, J=5.0Hz), 8.58-8.64 (1H, m), 8.99 (1H, s).
IR (KBr): 3088, 1703, 1601, 1292 cm-1.
v) N-メチル-3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
3-[2-(4-メチル-ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(256mg)、塩化チオニル(0.09ml)およびメチルアミン水溶液(40%,5ml)を用いて実施例60と同様の反応を行い、表題化合物(191mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ:2.68 (3H, s), 2.83 (3H, d, J=4.6Hz), 7.47 (1H, d, J=4.6Hz), 7.58 (1H, t, J=7.8Hz), 7.83 (1H, d, J=7.8Hz), 8.19 (1H, d, J=7.8Hz), 8.40 (1H, s), 8.49 (1H, s), 8.51-8.63 (2H, m), 9.01 (1H, s).
IR (KBr): 3347, 3086, 1663, 1559 cm-1
【0315】
実施例81
N,N-ジメチル-3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(248mg)、塩化チオニル(0.09ml)およびジメチルアミン水溶液(50%,5ml)を用いて実施例60と同様の反応を行い、表題化合物(200mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 2.71 (3H, s), 3.04 (3H, s), 3.16 (3H, s), 7.24-7.30 (1H, m), 7.38-7.45 (1H, m), 7.50 (1H, t, J=8.1Hz), 8.02-8.08 (2H, m), 8.52 (1H, d, J=5.4Hz), 8.98 (1H, s).
IR (KBr): 3079, 1634, 1395 cm-1
【0316】
実施例82
N-エチル-3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]ベンズアミドの製造
3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(259mg)、塩化チオニル(0.09ml)およびエチルアミン水溶液(70%,5ml)を用いて実施例60と同様の反応を行い、表題化合物 (215mg)を淡褐色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ:1.16 (3H, t, J=7.2Hz), 2.68 (3H, s), 3.24-3.60 (2H, m), 7.47 (1H, d, J=5.0Hz), 7.58 (1H, t, J=7.9Hz), 7.84 (1H, dt, J=7.9, 1.6Hz), 8.19 (1H, dt, J=7.9, 1.6Hz), 8.40 (1H, s), 8.49 (1H, t, J=1.6Hz), 8.55 (1H, d, J=5.0Hz), 8.54-8.66 (1H, m), 9.01 (1H, s).
IR (KBr): 3308, 2978, 1634, 1545 cm-1
【0317】
実施例83
3-[4-[3-(1-アゼチジニルカルボニル)フェニル]-1,3-チアゾール-2-イル]-4-メチルピリジンの製造
3-[2-(4-メチルピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]安息香酸(238mg)をTHF(10ml)に懸濁した後、塩化チオニル(0.09ml)およびDMF(0.05ml)を加え1時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮した後、THF(10ml)に再溶解した。この溶液にアゼチジン塩酸塩(0.54g)を1N NaOH(10ml)に溶解させた溶液を加えた後、室温で30分撹拌した。反応液を酢酸エチルで抽出後、有機層を乾燥、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液、酢酸エチル)に付して精製し、酢酸エチル-ジイソプロピルエーテルから再結晶し、表題化合物 (148mg)を無色粉末晶として得た。
1H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.28 (2H, quintet, J=7.5Hz), 2.68 (3H, s), 4.09 (2H, t, J=7.5Hz), 4.35 (2H, t, J= 7.5Hz), 7.47 (1H, d, J=5.0Hz), 7.51-7.67 (2H, m), 8.18 (1H, d, J=7.0Hz), 8.27 (1H, s), 8.47 (1H, s), 8.55 (1H, d, J=5.0Hz), 8.99 (1H, s).
IR (KBr): 3056, 1634, 1437, 1404 cm-1.
【0318】
製剤例1
(1)化合物番号74の化合物 50mg
(2)ラクトース 34mg
(3)トウモロコシ澱粉 10.6mg
(4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg
(5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg
(6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg
計 120mg
常法に従い上記(1)〜(6)を混合し、打錠機により打錠し、錠剤を得た。
【0319】
製剤例2
(1)化合物番号78の化合物 10mg
(2)乳糖 60mg
(3)コーンスターチ 35mg
(4)ゼラチン 3mg
(5)ステアリン酸マグネシウム 2mg
実施例 化合物 10mgと乳糖60mgおよびコーンスターチ35mgの混合物を10%ゼラチン水溶液0.03ml(ゼラチンとして3mg)を用い、1mmメッシュの篩を通して顆粒化した後、40℃で乾燥し再び篩過する。かくして得られる顆粒をステアリン酸マグネシウム2.0mgと混合し、圧縮する。得られる中心錠を、蔗糖,二酸化チタン,タルクおよびアラビアゴムの水懸液による糖衣でコーティングする。コーティングが施された錠剤をミツロウで艶出してコート錠を得る。
【0320】
製剤例3
(1)化合物番号154の化合物 10mg
(2)乳糖 70mg
(3)コーンスターチ 50mg
(4)可溶性デンプン 7mg
(5)ステアリン酸マグネシウム 3mg
実施例 化合物 10mgとステアリン酸マグネシウム3mgを可溶性デンプンの水溶液0.07ml(可溶性デンプンとして7mg)で顆粒化した後、乾燥し、乳糖70mgおよびコーンスターチ50mgと混合する。混合物を圧縮して錠剤を得る。
【0321】
製剤例4
(1)化合物番号137の化合物 5mg
(2)食塩 20mg
(3)蒸留水 全量2mlとする
実施例 化合物 5mgおよび食塩20mgを蒸留水に溶解させ、水を加えて全量2mlとする。溶液をろ過し、無菌条件下に2mlのアンプルに充填する。アンプルを滅菌した後、密封し注射用溶液を得る。
【0322】
製剤例5
(1)化合物番号135の化合物 10mg
(2)ラクトース 90mg
(3)微結晶セルロース 70mg
(4)ステアリン酸マグネシウム 10mg
1カプセル 180mg
上記(1)、(2)及び(3)の全量と5mgの(4)を混和した後、顆粒化し、これに残りの(4)を5mg加えて、全体をゼラチンカプセルに封入した。
【0323】
試験例1
ラットステロイドC17,20リアーゼ阻害活性の測定
ザ・プロステート(The Prostate),Vol. 26, 140-150(1995)に準じて行った。13週齢雄性SDラットより精巣を摘出し、精巣をホモゲナイズした後、遠心分離によりミクロゾームを調製した。最終濃度10nMの[1.2−3H]−17α−ヒドロキシプロゲステロン、NADPH溶液、および試験化合物を pH7.4の100mMリン酸緩衝液10μl に溶かし、7μg/10μl のミクロゾームタンパク質を加えて、37℃で7分インキュベートした。酢酸エチル40μl を加えて遠心し、上清中の基質および生成物(アンドロステンジオンおよびテストステロン)をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(TLC)で分離した。スポットの検出および定量をBAS 2000バイオイメージアナライザーで行った。試験化合物を加えていない時(対照)の生成物の量を100%として、対照に対し生成物の量を50%抑制させるのに必要な化合物濃度(IC50値)を算出した。これらを〔表16〕に示す。
【0324】
【表16】
Figure 0004160295
【0325】
【発明の効果】
本発明の化合物(I)もしくはその塩またはそのプロドラッグは、ステロイドC17,20リアーゼ阻害活性を有し、哺乳動物に対して、例えば悪性腫瘍の原発癌、およびこれらの転移、再発、それらの癌に伴う諸症状、前立腺肥大症、男性化症、多毛症、男性型禿頭症、男児性早熟症、子宮内膜症、子宮筋腫、乳腺症、多嚢胞性卵巣症候群などのような各種疾病の治療および予防に有用である。

Claims (13)

  1. 式:
    Figure 0004160295
    (式中、Aが置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、AおよびAの一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1−4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、AおよびAの他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A、AおよびAの少なくとも一つは置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物またはその塩を含有することを特徴とするステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  2. 、AおよびAのいずれか一つが置換基を有していてもよい3−ピリジル基である請求項1記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  3. (1)Aが置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、Aが置換基を有していてもよいC6−14アリール基、(2)Aが置換基を有していてもよい3−ピリジル基で、Aが置換基を有していてもよい3−ピリジル基または(3)Aが置換基を有していてもよいC6−14アリール基で、Aが置換基を有していてもよい3−ピリジル基である請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  4. およびAの一方が1)水素原子、2)置換基を有していてもよいC1−4脂肪族炭化水素基、3)エステル化されていてもよいカルボキシル基または4)ハロゲン原子であり、A、AおよびAのいずれか一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における置換基が1)置換基を有していてもよいC1−6脂肪族炭化水素基、2)エステル化されていてもよいカルボキシル基、3)1または2個の置換基を有していてもよいカルバモイル、4)置換基を有していてもよい環状アミノカルボニル、5)置換基を有していてもよいアミノ、6)置換基を有していてもよい環状アミノ、7)置換基を有していてもよいアルキルチオ、8)置換基を有していてもよいアルコキシおよび9)ハロゲンから選ばれた1ないし4個であるかまたは1個の飽和または不飽和の二価のC3−5炭素鎖であり、AおよびAの他方およびAで示される置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基が、(a)置換基として1)置換基を有していてもよいC1−4アルキル、2)置換基を有していてもよいフェニル、3)C1−4アルコキシカルボニル、4)置換基を有していてもよいカルバモイル、5)C1−2アルキレンジオキシ、6)置換基を有していてもよいアミノ、7)ニトロ、8)置換基を有していてもよいヒドロキシ、9)エステル化されていてもよいカルボキシル、10)アルキルスルホニル、11)置換基を有していてもよいスルファモイルおよび12)ハロゲンから選ばれた1ないし5個を有していてもよいC6−14アリール、または(b)ピリジルである請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  5. およびAの一方が1)水素原子、2)ヒドロキシで置換されていてもよいC1−4アルキル、3)カルボキシル、4)C1−4アルコキシカルボニルまたは5)ハロゲンであり、AおよびAの他方およびAの置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基が、(a)置換基として、1)ハロゲンを有していてもよいC1−4アルキル、2)C1−4アルコキシを有していてもよいフェニル、3)C1−4アルコキシカルボニル、4)1または2個のC1−4アルキルを有していてもよいカルバモイル、5)C1−2アルキレンジオキシ、6)C1−4アルキル、C1−6アルカノイルおよびC1−4アルキルスルホニルから選ばれた1または2個を有していてもよいアミノ、7)ニトロ、8)ヒドロキシ、9)C1−4アルコキシ、10)C1−4アルカノイルオキシ、11)C1−4アルキルスルホニル、12)C1−4アルキルおよびベンジルから選ばれた1または2個を有していてもよいスルファモイルおよび13)ハロゲンから選ばれた1ないし5個を有していてもよいC6−14アリール、または(b)ピリジルであり、A、AおよびAのいずれか一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における置換基が1)置換基としてハロゲンまたはヒドロキシを有していてもよいC1−6アルキル基、2)カルボキシル基、3)C1−4アルコキシカルボニル基、4)置換基として1または2個のC1−4アルキルを有していてもよいカルバモイル、5)4−ベンジルピペリジノカルボニル、6)置換基としてカルバモイルメチル、C1−4アルキルおよびベンジルから選ばれた1または2個を有していてもよいアミノ、7)モルホリノ、8)4−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロキシピペリジノ、9)C1−4アルキルチオ、10)C1−4アルコキシ、11)ハロゲンおよび12)ブタジエニレンから選ばれた1ないし4個である請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  6. およびAの一方が水素原子、メチル基、塩素原子またはフッ素原子であり、AおよびAの他方およびAの置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基が1)置換基としてメチル、メトキシカルボニル、カルバモイル、トリフルオロメチル、ジエチルアミノ、アセチルアミノ、メチルスルホニルアミノ、ヒドロキシ、メトキシ、スルファモイル、メチルスルファモイル、フッ素および塩素から選ばれた1または2個を有していてもよいフェニル基、2)ナフチル基または3)3−ピリジル基であり、A、AおよびAのいずれか一つである「置換基を有していてもよい3−ピリジル基」における置換基がメチル、エチル、トリフルオロメチル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、カルバモイルメチルアミノ、ジメチルアミノ、モルホリノ、メチルベンジルアミノ、メチルチオ、メトキシ、イソプロポキシまたはブタジエニレンである請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  7. 置換基を有していてもよい3−ピリジル基が4−メチル−3−ピリジル基または4−トリフルオロメチル−3−ピリジル基である請求項3記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  8. が水素原子、ハロゲン原子、C1−4アルキル基またはC1−4アルコキシカルボニル基である請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  9. 置換基を有していてもよい3−ピリジル基が、3−ピリジル基、4−メチル−3−ピリジル基、4−トリフルオロメチル−3−ピリジル基、4−メトキシ−3−ピリジル基、4,5−ブタジエニレン−3−ピリジル基、4−ジメチルアミノ−3−ピリジル基、4−メチルチオ−3−ピリジル基、4−ベンジルメチルアミノ−3−ピリジル基、4−イソプロポキシ−3−ピリジル基、5−エトキシカルボニル−3−ピリジル基、4−モルホリノ−3−ピリジル基、1−ヒドロキシイソプロピル−3−ピリジル基、6−ジメチルカルバモイル−3−ピリジル基、4−ヒドロキシ−4−(4−クロロフェニル)ピペリジノ−3−ピリジル基、4−(N−メチルカルバモイル)−3−ピリジル基、4−エチル−3−ピリジル基、4−カルバモイルメチルアミノ−3−ピリジル基、4−カルバモイル−3−ピリジル基または4−(4−ベンジルピペリジノカルボニル)−3−ピリジル基で、置換基を有していてもよいC6−14アリール基が、フェニル基、4−フェニルフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−メチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2,4−ビストリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基、4−アミノフェニル基、4−ジエチルアミノフェニル基、4−メトキシカルボニルフェニル基、4−エトキシカルボニルフェニル基、3−メチルカルバモイルフェニル基、4−スルファモイルフェニル基、4−メチルスルファモイルフェニル基、3,4−エチレンジオキシフェニル基、4−アセトキシフェニル基、4−メチルスルホニルフェニル基、4−ジベンジルスルファモイルフェニル基、3−アセチルアミノフェニル基、4−アセチルアミノフェニル基、4−メチルスルホニルアミノフェニル基、3−メチルスルホニルアミノフェニル基、4−カルバモイルフェニル基または2−ナフチル基である請求項3記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  10. 性ホルモン依存性疾患の予防・治療剤である請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  11. 前立腺肥大症、男性化症、多毛症、男性型禿頭症、男児性早熟症、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、乳腺症、多嚢胞性卵巣症候群の予防・治療剤である請求項2記載のステロイドC17,20リアーゼ阻害剤。
  12. 式:
    Figure 0004160295
    (式中、Aが置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、AおよびAの一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1−4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、AおよびAの他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A、AおよびAのいずれか一方は置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物またはその塩とLHRH受容体調節薬とを併用することを特徴とするアンドロゲンあるいはエストロゲン低下剤。
  13. ステロイドC17,20リアーゼ阻害剤を製造するための式:
    Figure 0004160295
    (式中、Aが置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、AおよびAの一方が水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいC1−4脂肪族炭化水素基またはエステル化されていてもよいカルボキシル基を、AおよびAの他方が置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を示すが、A、AおよびAのいずれか一方は置換基を有していてもよい3−ピリジル基である。)で表される化合物またはその塩の使用。
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