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JP2000344870A - エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料

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Publication number
JP2000344870A
JP2000344870A JP11154803A JP15480399A JP2000344870A JP 2000344870 A JP2000344870 A JP 2000344870A JP 11154803 A JP11154803 A JP 11154803A JP 15480399 A JP15480399 A JP 15480399A JP 2000344870 A JP2000344870 A JP 2000344870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
resin composition
parts
group
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11154803A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Sawaoka
竜治 澤岡
Hiroki Ooseto
浩樹 大背戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP11154803A priority Critical patent/JP2000344870A/ja
Publication of JP2000344870A publication Critical patent/JP2000344870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、樹脂の硬化物が耐熱性や接着性に優
れるマトリックス樹脂となり、特に、高温、高湿下でも
圧縮強度と耐衝撃性を両立し、航空機、車両、船舶など
の構造部材に好適に使用できる繊維強化複合材料、該複
合材料を製造しうるエポキシ樹脂組成物、およびかかる
エポキシ樹脂組成物が強化繊維に含浸されてなるプリプ
レグを提供せんとするものである。 【解決手段】次の構成要素[A]、[B]を含んでなる
エポキシ樹脂組成物。 [A]芳香族ポリアミン [B]分子内に、次式(1)〜(4)より選ばれる部分
構造を少なくとも1種有し、かつエポキシ樹脂又は芳香
族ポリアミンと反応しうる官能基を1個有する化合物 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化複合材料
を製造するためのエポキシ樹脂組成物、該エポキシ樹脂
組成物が強化繊維に含浸されてなるプリプレグ、及びエ
ポキシ樹脂組成物と強化繊維よりなる繊維強化複合材料
に関するものである。
【0002】詳しくは、繊維強化複合材料を製造したと
きに、主として圧縮強度と耐衝撃性に優れ、特に航空
機、船舶、車両などの構造材料として好ましい特性を有
するエポキシ樹脂組成物、及び該エポキシ樹脂組成物が
使用されてなるプリプレグに関するものである。
【0003】
【従来の技術】強化繊維と樹脂とからなる繊維強化複合
材料は、軽量で機械強度が優れているために、航空宇宙
用途、一般産業用途、スポーツ用途に広く用いられてい
る。繊維強化複合材料の製造には、各種の方法が採用さ
れるが、樹脂が強化繊維に含浸されたシート状中間基材
であるプリプレグによる場合が多い。この場合は、プリ
プレグを複数枚積層した後、加熱などすることによって
複合材料が得られる。
【0004】この場合、樹脂には、エポキシ樹脂に代表
される熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂が用いられるが、
繊維強化複合材料としたときに優れた機械強度を発現す
るエポキシ樹脂が使用されることが多い。
【0005】一方、強化繊維には、炭素繊維、アラミド
繊維、ガラス繊維が主として用いられる。中でも、比強
度、比弾性率に優れ、高性能の複合材料が得られうる炭
素繊維が用いられる場合が多い。
【0006】繊維強化複合材料は、一般に繊維の配向と
同方向における強度は、強化繊維の物性を反映するため
高いが、それ以外の方向における強度、特に剪断強度は
必ずしも優れるとは限らず、繊維強化複合材料の欠点と
なることも少なくない。繊維が配向しない方向の強度、
中でも剪断強度を高めるには、強化繊維と樹脂との接着
性(以下、単に接着性と略記)を向上させるのが有効で
ある。
【0007】近年、繊維強化複合材料は、航空機はいう
に及ばず、自動車や、鉄道車両、船舶などの構造材料に
も適用されつつある。
【0008】かかる構造材料に繊維強化複合材料を適用
する場合、繊維がある方向に引き揃えられた一方向プリ
プレグを規則性を持たせて複数枚積層して用いることが
多いが、このような構造材料に種種の応力(引張応力、
圧縮応力、捻り応力、衝撃応力など)が加わった場合の
破壊のされ方は複雑であり、繊維と直交する方向(以
下、90°方向と略記)における強度が材料全体の強度
を支配することが多い。このため、構造材料の機械強度
の向上には、接着性を向上させるのが有効である。
【0009】耐衝撃性は、かかる構造材料にとって重要
な特性であり、中でも急激な衝撃力を受けた後の圧縮強
度は重要である。例えば、工具類の落下や小石などの衝
突により複合材料が衝撃力を受け、複合材料の層間に剥
離を生じることにより圧縮強度が低下し、構造材料とし
て使用に耐えなくなることがある。
【0010】このような圧縮強度を高めるために、強化
繊維、特に炭素繊維の強度の向上、樹脂の靭性や伸度の
向上に努力が払われ、成果が挙げられてきたが、破壊現
象の精密な分析によれば、必ずしも炭素繊維自体の強度
や、樹脂の靭性や伸度の向上のみが圧縮強度を高めるの
に寄与しているのではなく、90°方向における強度の
寄与がむしろ大きいことが明らかになってきた。
【0011】圧縮強度は、また、高温、高湿下でもその
強度を損なわないことが重要である。また、前記したよ
うな用途では、板材の形で用いる場合、ボルト用孔を穿
孔して用いることが多く、孔が穿孔された板状材料(以
下、有孔板材と略記)の圧縮強度、特に高温、高湿下で
の圧縮強度が重要となる。
【0012】圧縮強度は、樹脂の弾性率や、接着性に依
存し、弾性率や接着性が高いほど、高めることができ
る。高温、高湿下でも弾性率を高く維持するために、樹
脂の耐熱性と高温、高湿下での接着性を保持することが
要求される。
【0013】このような接着性を向上させるために、強
化繊維の表面処理が検討されており、例えばガラス繊維
の場合はシランカップリング剤による表面修飾、炭素繊
維の場合は電解酸化などの表面処理がある。しかし、強
化繊維の処理だけでは、接着性を高める効果には限界が
あり、昨今のさらなる複合材料物性の向上への要求を満
たすためは、樹脂の改質して接着性を高める手法もとる
べきである。現在のところ、繊維強化複合材料の樹脂と
して多く用いられるエポキシ樹脂について、ある種の熱
可塑性樹脂を配合するのが有効であるという知見はある
ものの、これによれば、依然として接着性は不充分であ
るのが現状である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記課題に
鑑み、樹脂の硬化物が耐熱性や接着性に優れるマトリッ
クス樹脂となり、特に、高温、高湿下でも圧縮強度と耐
衝撃性を両立し、航空機、車両、船舶などの構造部材に
好適に使用できる繊維強化複合材料、該複合材料を製造
しうるエポキシ樹脂組成物、およびかかるエポキシ樹脂
組成物が強化繊維に含浸されてなるプリプレグを提供せ
んとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成するため次の構成を有する。即ち、次の構成要素
[A]、[B]を含んでなるエポキシ樹脂組成物であ
る。 [A]芳香族ポリアミン [B]分子内に、次式(1)〜(4)より選ばれる部分
構造を少なくとも1種有し、かつエポキシ樹脂又は芳香
族ポリアミンと反応しうる官能基を1個有する化合物
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】また、本発明は、前記課題を達成するため
次の構成を有する。即ち、前記エポキシ樹脂組成物が強
化繊維に含浸されてなるプリプレグである。
【0021】さらに、本発明は、前記課題を達成するた
め次の構成を有する。即ち、強化繊維と、前記エポキシ
樹脂組成物の硬化物からなる繊維強化複合材料である。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明者らは、前記したような課
題について鋭意検討し、エポキシ樹脂と芳香族ポリアミ
ンが含んでなるエポキシ樹脂組成物において、分子内に
特定の部分構造を有し、かつエポキシ樹脂又は、エポキ
シ樹脂の硬化剤としての芳香族ポリアミンと反応しうる
官能基を1個有する特定される化合物を配合したとこ
ろ、かかる課題を一挙に解決できることを見出した。
【0023】本発明において、使用するエポキシ樹脂
は、分子内に2個以上のエポキシ基を有するものであ
る。
【0024】分子内に2個以上のエポキシ基を有するエ
ポキシ樹脂としては、2個のエポキシ基を有する2官能
エポキシ樹脂と、3個以上のエポキシ基を有する3官能
以上のエポキシ樹脂がある。
【0025】本発明において、2官能エポキシ樹脂とし
ては、2官能グリシジルエーテル、2官能グリシジルア
ミン、2官能グリシジルエステルが使用できる。
【0026】グリシジルエーテルの具体例として、ビス
フェノールAから得られるビスフェノールA型エポキシ
樹脂、テトラブロモビスフェノールAから得られるテト
ラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールFから得られるビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ビスフェノールSから得られるビスフェノールS型エポ
キシ樹脂などのビスフェノール型エポキシ樹脂、レゾル
シンジグリシジルエーテル、ヒドロキノンジグリシジル
エーテル、4,4'-ジヒドロキシ-3,3',5,5'-テトラメチル
ビフェニルのジグリシジルエーテル、9,9-ビス(4-ヒド
ロキシフェニル)フルオレンのジグリシジルエーテル、
1,6-ジヒドロキシナフタレンのジグリジジルエーテル、
2官能オキサゾリドン型エポキシ樹脂などが挙げられ
る。ここで、2官能オキサゾリドン型エポキシ樹脂と
は、2官能エポキシ樹脂とジイソシアネートとを反応さ
せて得られるエポキシ樹脂であり、構造中にオキサゾリ
ドン環を有するものである。ここで、原料としての2官
能エポキシ樹脂にはビスフェノールA型エポキシ樹脂、
ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型
エポキシ樹脂などが用いられ、ジイソシアネートにはト
リレンジイソシアネート、4,4'-ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
などが用いられる。
【0027】2官能エポキシ樹脂とジイソシアネートか
ら2官能オキサゾリドン型エポキシ樹脂を得る反応の詳
細については、米国特許第331374号明細書、米国
特許第3334110号明細書、米国特許第37028
39号明細書、米国特許第3721650号明細書、米
国特許第3737406号明細書、特開昭48−103
570号公報、特開昭49−37999号公報、特開昭
49−94798号公報、特開昭49−93491号公
報、特開昭50−136398号公報、特開昭50−1
17771号公報など、多数の公報類に開示されてい
る。
【0028】グリシジルアミンの具体例としては、ジグ
リシジルアニリン、ジグリシジル-o-トルイジンなどが
挙げられる。
【0029】グリシジルエステルの具体例としては、フ
タル酸ジグリシジルエステル、テレフタル酸ジグリシジ
ルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステルなどが挙
げられる。
【0030】本発明において、3官能以上のエポキシ樹
脂としては、3官能以上のグリシジルエーテル、3官能
以上のグリシジルアミンが使用できる。
【0031】グリシジルエーテルの具体例としては、フ
ェノールやアルキルフェノール、ハロゲン化フェノール
などのフェノール誘導体、ナフトールやアルキルナフト
ール、ハロゲン化ナフトールなどのナフトール誘導体か
ら得られるノボラックのグリシジルエーテルであるノボ
ラック型エポキシ樹脂、フェノール誘導体やナフトール
誘導体とジシクロペンタジエンの共重合体を原料とする
エポキシ樹脂、トリス(p-ヒドロキシフェニル)メタン
のトリグリシジルエーテル、テトラキス(p-ヒドロキシ
フェニル)エタンのテトラグリシジルエーテルを挙げる
ことができる。
【0032】グリシジルアミンの具体例としては、テト
ラグリシジルジアミノジフェニルメタン、テトラグリシ
ジルm-キシリレンジアミンなどが挙げられる。グリシジ
ルエーテルとグリシジルアミンの両構造を併せ持つエポ
キシ樹脂として、トリグリシジル-m-アミノフェノー
ル、トリグリシジル-p-アミノフェノール、トリグリシ
ジルアミノクレゾールなどが挙げられる。
【0033】本発明において、これらエポキシ樹脂は、
単独で使用することもできるし、2種類以上を混合して
使用することもできる。2官能エポキシ樹脂と3官能以
上のエポキシ樹脂は、混合して用いると、曲げ弾性率、
引張伸度、耐熱性ともに高い樹脂の硬化物が得られるた
め好ましい。この場合、エポキシ樹脂100重量部中、
2官能エポキシ樹脂を60〜95重量部、好ましくは8
0〜95重量部とし、その他を3官能以上のエポキシ樹
脂とするのが、曲げ弾性率、引張伸度、耐熱性に過不足
のない硬化物が得られ易いため好ましい。2官能エポキ
シ樹脂が60重量部未満であると、耐熱性、弾性率が低
下することがあり、95重量部を越えると引張伸度が低
下することがある。
【0034】本発明では、2官能エポキシ樹脂として、
テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノールS型エポキシ樹脂、4,4'-ジヒドロキシ-3,3',
5,5'-テトラメチルビフェニルのジグリシジルエーテ
ル、9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フルオレンのジ
グリシジルエーテル、1,6-ジヒドロキシナフタレンのジ
グリジジルエーテル、2官能オキサゾリドン型エポキシ
樹脂を用いると、耐熱性、弾性率、引張伸度がより高め
られた硬化物が得られるため好ましい。
【0035】また、3官能以上のエポキシ樹脂として
は、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、テト
ラグリシジルm-キシリレンジアミン、トリグリシジル-m
-アミノフェノール、トリグリシジル-p-アミノフェノー
ル、トリグリシジルアミノクレゾールを用いるのが、好
ましくはテトラグリシジルジアミノジフェニルメタンを
が、耐熱性と弾性率がより高められた硬化物が得られる
ため良い。
【0036】本発明において、構成要素[A]は、芳香
族ポリアミンである。芳香族ポリアミンはエポキシ樹脂
の硬化剤として配合される。芳香族ポリアミンは、芳香
族環を有し、アミノ基を2個以上有する化合物である。
次式(5)で表される芳香族ポリアミンは、硬化剤とし
てエポキシ樹脂に配合すると、特に耐熱性に優れた硬化
物を与えるため好ましく用いられる。
【0037】
【化9】
【0038】(式中、m1〜m3、n1〜n3は0又は1、
1〜D16は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基から
選ばれる少なくとも1種を、E1〜E3は−SO2−、ア
ルキレン基、酸素原子、硫黄原子、−CO−、−COO
−Q−OCO−(Qは炭素数1〜5のアルキレン基)か
ら選ばれる少なくとも1種を表す。)上式(5)で表さ
れる芳香族ポリアミンとしては、具体的には、次の
(I)〜(V)で表されるような種類のものが使用でき
る。 (I)m1=m2=m3=0、n1=n2=n3=0 具体例としては、m-フェニレンジアミン、p-フェニレン
ジアミン、ジエチルトルエンジアミンなどが挙げられ
る。 (II)m1=1、m2=m3=0、n1=1、n2=n3=0 具体例としては、4,4'-ジアミノジフェニルスルホン、
3,3'-ジアミノジフェニルスルホン、4,4'-ジアミノジフ
ェニルメタン、3,3'-ジアミノジフェニルメタン、4,4'-
メチレンビス(2,5-ジエチルアニリン)、4,4'-メチレ
ンビス(2,6-ジイソプロピルアニリン)、4,4'-(2-エチ
ル-6-メチルアニリン)、4,4'-メチレンビス(2-イソプ
ロピル-6-メチルアニリン)、4,4'-メチレンビス(3-ク
ロロ-2,6-ジエチルアニリン)、トリメチレンビス(4-
アミノベンゾエート)、ヘキサメチレンビス(4-アミノ
ベンゾエート)、ネオペンチレンビス(4-アミノベンゾ
エート)などが挙げられる。 (III)m1=m2=1、m3=0、n1=n2=1、n3
0 具体例としては、1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベン
ゼン、1,4-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-
ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(3-ア
ミノフェノキシ)ベンゼンなどが挙げられる。 (IV)m1=m2=m3=1、n1=1,n2=0、n3=1 具体例としては、4,4'-ビス(4-アミノフェノキシ)ビ
フェニルなどがある。 (V)m1=m2=m3=1、n1=n2=n3=1 具体例としては、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)フェ
ニル]スルホン、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フ
ェニル]スルホン、2,2-ビス[4-(4-アミノフェノキ
シ)フェニル]プロパン、2,2-ビス[4-(3-アミノフ
ェノキシ)フェニル]プロパンなどがある。
【0039】本発明においては、これら以外にも構成要
素[A]として、1,8-ジアミノナフタレン、9,9-ビス
(4-アミノフェニル)フルオレンなども使用できる。
【0040】前記式(5)と前記(I)、(II)で表される
芳香族ポリアミンとしては、ジエチルトルエンジアミン
など室温25℃で液体のものがあり、これらは後述する
リキッド・コンポジット・モールディング法などにより
複合材料を作製する際に好ましく用いられる。また、前
記式(5)と前記(II)で表される芳香族ポリアミンであ
る、 4,4'-ジアミノジフェニルスルホン、3,3'-ジアミ
ノジフェニルスルホンは、エポキシ樹脂と芳香族ポリア
ミンを混合して溶液状態に調整した後の貯蔵安定性に優
れるため、プリプレグに好ましく用いられる。
【0041】本発明において、構成要素[B]は、分子
内に、次式(1)〜(4)より選ばれる部分構造(以
下、単に部分構造Aと略記)を少なくとも1種有し、か
つエポキシ樹脂又は芳香族ポリアミンと反応しうる官能
基(以下、反応性官能基と略記)を1個有する化合物で
ある。
【0042】
【化10】
【0043】
【化11】
【0044】
【化12】
【0045】
【化13】
【0046】前記部分構造Aは、強化繊維と相互作用
し、強化繊維とマトリックス樹脂との接着性(以下、単
に接着性と略記)を高めるものである。有効な相互作用
には大別して次の2つがある。
【0047】先ず水素結合がある。これは強化繊維の表
面に−OHや−NHなどの官能基が存在する場合に有効
である。
【0048】次に強化繊維と樹脂に含まれる双極子間の
電気的引力がある。ここでは部分構造Aは強力な永久双
極子として作用する。かかる永久双極子により誘起双極
子が生じ、強化繊維とマトリックス樹脂、即ち樹脂の硬
化物との間に電気的引力が生じる。かかる電気的引力
は、炭素繊維のように表面官能基が少なく、従来有効な
接着性向上手法がなかった強化繊維において特に有効で
ある。
【0049】部分構造Aが、強化繊維と有効に相互作用
するためには、強化繊維表面と接触する必要があるた
め、構成要素[B]は、反応性官能基を1個有すること
が必要である。反応性官能基を2個以上有する場合は、
部分構造Aがネットワーク構造の内部に取り込まれるよ
うになり、強化繊維の表面と実質的に接触し難くなり、
強化繊維と有効に相互作用し難くなる(図1[a]参
照)が、反応しうる官能基を1個有する場合は、部分構
造Aがネットワークに拘束されず、強化繊維表面と接触
し易くなる(図1[b]参照)ためである。
【0050】また、反応性官能基は、エポキシ樹脂とそ
の硬化剤の反応に対して相対的に遅い反応性を有するの
が好ましい。この場合、主反応である硬化反応に対し、
その初期段階では、反応性官能基の反応進行量が小さ
く、後になって反応が進行することになり、その結果、
内部ネットワーク構造の末端部分に部分構造Aが多く存
在することになり、構成要素[B]を配合する量が少な
いときも、本発明の効果を奏するに当たり充分となるた
めである。
【0051】構成要素[B]は、接着性を高めるだけで
はなく、マトリックス樹脂の曲げ弾性率を高める作用も
ある。この作用の原因としては、部分構造Aと、硬化物
中に存在する−OHや−NHなどの官能基が水素結合を
形成し、マトリックス樹脂の分子運動を拘束するためと
推定される。
【0052】反応性官能基の具体例としては、カルボキ
シル基、フェノール性水酸基、アミノ基、2級アミン構
造、メルカプト基、エポキシ基、及びカルボニル基と共
役した二重結合からなる群から選ばれる少なくとも1種
が挙げられる。反応性官能基を1個有する化合物として
は、次式(6)又は(8)で表される化合物が挙げられ
る。
【0053】
【化14】
【0054】(ここで、Xは、
【0055】
【化15】
【0056】のいずれかであり、R4はアルキル基又は
アリール基である。
【0057】Yは−O−、−NR5−のいずれかであ
り、R5はアルキル基又はアリール基であり、nは0又
は1である。
【0058】R1は、炭化水素より誘導される2価基で
あり、mは0又は1である。
【0059】Zは、カルボキシル基、フェノール性水酸
基、アミノ基、メルカプト基、次の一般式(7)で表さ
れる基、
【0060】
【化16】
【0061】のいずれかであり、R6、R7、R8、R9
水素、アルキル基、アリール基のいずれかである。R2
は水素、アルキル基、アリール基のいずれかであり、R
3は水素、アルキル基、アリール基、−WR10、−W−
OR11、−W−NR1213のいずれかであり、R10、R
11はアルキル基又はアリール基であり、R12、R13は水
素、アルキル基、アリール基のいずれかであり、Wは−
CO−又は−SO2−である。
【0062】上記のアルキル基、アリール基、及びR1
は、アルキル基、アリール基、ハロゲン、アルコキシ基
より選ばれる置換基を有しても良い。さらに、R1
2、R 3、R5、R6のいずれか2つが環を形成しても良
い。)
【0063】
【化17】
【0064】(ここで、Xは、
【0065】
【化18】
【0066】のいずれかであり、R17はアルキル基又は
アリール基である。また、R15はアルキル基又はアリー
ル基であり、R16は水素、アルキル基、アリール基、ア
シル基のいずれかであり、nは0又は1である。
【0067】R14は、炭化水素より誘導される2価基で
あり、mは0又は1である。
【0068】Zは、カルボキシル基、フェノール性水酸
基、アミノ基、メルカプト基、次の一般式(9)で表さ
れる基、
【0069】
【化19】
【0070】のいずれかであり、R18、R19、R20、R
21は水素、アルキル基、アリール基、アシル基のいずれ
かである。
【0071】上記のアルキル基、アリール基、及びR14
はアルキル基、アリール基、ハロゲン、アルコキシ基よ
り選ばれる置換基を有しても良い。さらに、R14
15、R 16、R18のいずれか2つが環を形成しても良
い。
【0072】カルボキシル基を1個有し、一般式(6)
で表される化合物の具体例としては、オキサミン酸、ス
クシンアミド酸、2-(フェニルカルバモイルオキシ)プロ
ピオン酸、5-ヒダントイン酢酸などが挙げられる。
【0073】カルボキシル基を1個有し、一般式(8)
で表される化合物の具体例としては、N-アセチルグリシ
ン、N-アセチルアラニン、4-アセトアミド安息香酸、N-
アセチルアントラニル酸、4-アセトアミド酪酸、6-アセ
トアミドヘキサン酸、馬尿酸、ピログルタミン酸、N-ト
シルグリシン、N-ジメチルホスフィノイルグリシンなど
が挙げられる。
【0074】フェノール性水酸基を1個有し、一般式
(6)で表される化合物の具体例としては、サリチルア
ミド、4-ヒドロキシベンズアミド、4-ヒドロキシフェニ
ルアセトアミドなどが挙げられる。
【0075】フェノール性水酸基を1個有し、一般式
(8)で表される化合物の具体例としては、4-ヒドロキ
シアセトアニリド、3-ヒドロキシアセトアニリド、N-ア
セチルチラミンなどが挙げられる。
【0076】アミノ基を1個有し、一般式(6)で表さ
れる化合物の具体例としては、4-アミノベンズアミド、
3-アミノベンズアミド、4-アミノブチルアミド、6-アミ
ノヘキサンアミド、3-アミノフタルイミド、4-アミノフ
タルイミド、スルファニルアミド、1-ブチル-3-スルフ
ァニリル尿素、アシュラム、ファーストレッドITRベ
ース、FGLベース、2-アミノ-N-エチル-N-フェニルベ
ンゼンスルホンアミドなどが挙げられる。
【0077】アミノ基を1個有し、一般式(8)で表さ
れる化合物の具体例としては、4'-アミノアセトアニリ
ド、4'-アミノ-N-メチルアセトアニリド、3'-アミノプ
ロピオンアニリド、などが挙げられる。
【0078】第2アミン構造を1個有し、一般式(6)
で表される化合物の具体例としては、ニペコタミド、N,
N-ジエチルニペコタミド、イソニペコタミドなどが挙げ
られる。
【0079】第2アミン構造を1個有し、一般式(8)
で表される化合物の具体例としては、1-アセチルピペラ
ジン、1-トシルピペラジンなどが挙げられる。
【0080】メルカプト基を1個有し、一般式(8)で
表される化合物の具体例としては、4-アセトアミドチオ
フェノール、N-(2-メルカプトエチル)アセトアミドな
どが挙げられる。
【0081】エポキシ基を1個有し、一般式(6)で表
される化合物の具体例としては、グリシダミド、N-フェ
ニルグリシダミド、N,N-ジエチルグリシダミド、N-メト
キシメチルグリシダミド、N-ヒドロキシメチルグリシダ
ミド、2,3-エポキシ-3-メチルブチルアミド、2,3-エポ
キシ-2-メチルプロピオンアミド、9,10-エポキシステア
ラミドなどが挙げられる。
【0082】エポキシ基を1個有し、一般式(8)で表
される化合物の具体例としては、N-グリシジルフタルイ
ミドなどが挙げられる。
【0083】一般式(6)又は(8)で表される化合物
の他に、アミノ基を1個有する化合物として、ヒドラジ
ド類、具体的には、アセトヒドラジド、ベンゾヒドラジ
ド、3-アミノローダニン、ベンゼンスルホヒドラジドな
どが挙げられる。
【0084】芳香族ポリアミンと反応しうる官能基とし
ては、さらにカルボニル基と共役した二重結合が挙げら
れる。カルボニル基と共役した二重結合は、芳香族ポリ
アミンのアミノ基とマイケル型の付加反応を行う。
【0085】カルボニル基と共役した二重結合を1個有
する化合物としては、次の一般式(10)又は(11)
で表される化合物を用いることができる。
【0086】
【化20】
【0087】(ここで、Xは、
【0088】
【化21】
【0089】のいずれかであり、R28はアルキル基又は
アリール基である。
【0090】Yは−O−、−NR29−のいずれかであ
り、R29はアルキル基又はアリール基であり、nは0又
は1である。
【0091】R22は、炭化水素より誘導される2価基で
ある。
【0092】R23、R24、R25は、水素、アルキル基、
アリール基のいずれかである。
【0093】R26は水素、アルキル基、アリール基のい
ずれかであり、R27は水素、アルキル基、アリール基、
−WR30、−W−OR31、−W−NR3233のいずれか
であり、R30、R31はアルキル基又はアリール基であ
り、R32、R33は水素、アルキル基、アリール基のいず
れかであり、Wは−CO−又は−SO2−である。
【0094】上記のアルキル基、アリール基、及びR18
はアルキル基、アリール基、ハロゲン、アルコキシ基か
ら選ばれる置換基を有しても良い。さらに、R22
23、R 24、R25、R26、R27、R29のいずれか2つが
環を形成しても良い。)
【0095】
【化22】
【0096】(ここで、Xは、
【0097】
【化23】
【0098】のいずれかであり、R40はアルキル基又は
アリール基であり、nは0又は1である。
【0099】R34は、炭化水素より誘導される2価基で
ある。
【0100】R35、R36、R37は、水素、アルキル基、
アリール基のいずれかである。
【0101】R38はアルキル基、アリール基のいずれか
であり、R39は水素、アルキル基、アリール基、アシル
基のいずれかである。
【0102】上記のアルキル基、アリール基、及びR34
は、アルキル基、アリール基、ハロゲン、アルコキシ基
より選ばれる置換基を有しても良い。さらに、R34、R
35、R36、R37、R38、R39のいずれか2つが環を形成
しても良い。) さらに、カルボニル基と共役した二重結合を1個有する
化合物は、二重結合と共役するカルボニル基が前記式
(1)で表されるカルボニル基と同一であっても良い。
即ち、次式(12)で表される部分構造Bを有するもの
でも良い。
【0103】
【化24】
【0104】上式(12)で表される部分構造Bを有す
る化合物としては、次の一般式(13)で表される化合
物を用いることができる。
【0105】
【化25】
【0106】(ここで、R41、R42、R43は水素、アル
キル基、アリール基のいずれかである。R44は水素、ア
ルキル基、アリール基のいずれかであり、R45は水素、
アルキル基、アリール基、−WR46、−W−OR47、−
W−NR4849のいずれかであり、R46、R47はアルキ
ル基又はアリール基であり、R48、R49は水素、アルキ
ル基、アリール基のいずれかであり、Wは−CO−又は
−SO2−である。
【0107】上記のアルキル基、アリール基は、アルキ
ル基、アリール基、ハロゲン、アルコキシ基より選ばれ
る置換基を有しても良い。さらに、R41、R42、R43
44、R45のいずれか2つが環を形成しても良い。) 一般式(12)で表される部分構造Bを有する化合物と
しては、さらにマレイミド及びアルキル基又はアリール
基を置換基として有するマレイミド誘導体を用いること
ができる。
【0108】一般式(10)で表される化合物の具体例
としては、2-( フェニルカルバモイルオキシ) エチルメ
タクリレート、2-(メタクリロイルオキシ)プロピオンア
ミド、2-(フェニルウレイド)エチルメタクリレード、
ラクタミドアクリレート、ラクタミドメタクリレート、
2-(ジメチルチオカルバモイルオキシ)エチルメタクリ
レート、2-(トシルカルバモイルオキシ)エチルメタク
リレートなどが挙げられる。
【0109】一般式(11)で表される化合物の具体例
としては、2-(メトキシカルボニルアミノ)エチルメタ
クリレート、2-(フェノキシカルボニルアミノ)エチル
メタクリレートなどが挙げられる。
【0110】一般式(13)で表される化合物の具体例
としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、クロト
ンアミド、シンナムアミド、N,N-ジメチルアクリルアミ
ド、N,N-ジエチルアクリルアミド、N,N-ジブチルアクリ
ルアミド、N,N-ジベンジルアクリルアミド、N-tert-ブ
チルアクリルアミド、N-イソプロピルアクリルアミド、
N-ブチルアクリルアミド、N-t-ブチルアクリルアミド、
N-t-オクチルアクリルアミド、N-ヒドロキシメチルアク
リルアミド、N-メトキシメチルアクリルアミド、N-ブト
キシメチルアクリルアミド、N-イソブトキシメチルアク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミド、1-アクリロイ
ルモルホリン、1,2,3,6-テトラヒドロフタルイミド、ナ
ジイミドなどが挙げられる。
【0111】アルキル基又はアリール基を置換基として
有するマレイミド誘導体としては、N-エチルマレイミ
ド、N-イソプロピルマレイミド、N-フェニルマレイミド
などが挙げられる。
【0112】部分構造Aは、より大きな構造の一部でも
良い。例えば、前記式(1)で表されるアミド結合を有
する化合物としては、カルボン酸アミドがあるが、それ
以外にも環の一部にアミド結合を有するものでも良い。
この場合、特に大きく接着性を向上させるため好まし
い。部分構造Aは、さらに大きな構造、例えば、イミ
ド、ウレタン、ウレア、ビウレット、ヒダントイン、カ
ルボン酸ヒドラジド、ヒドロキサム酸、セミカルバジ
ド、セミカルバゾンなどの構造の一部でも良い。
【0113】構成要素[B]は、1種配合しても複数種
配合しても良い。構成要素[B]は、エポキシ樹脂10
0重量部に対して0.5〜30重量部配合するのが好ま
しく、より好ましくは0.5〜20重量部、さらに好ま
しくは0.5〜10重量部配合するのが良い。0.5重
量部未満であると接着性を充分に向上できず、30重量
部を超えると硬化物の耐熱性が低下することがある。
【0114】構成要素[B]は、室温25℃で液状のも
のでも固体状のものでも良い。固体状のものを用いる場
合は、エポキシ樹脂組成物に配合した後、加熱撹拌して
溶解しても良く、未溶解のままでも良い。未溶解の状態
で配合する場合は、粒径10μm以下に粉砕したものを
使用するのが好ましい。
【0115】本発明において、各構成要素は、次の
(a)、(b)の2つの場合に分けて、エポキシ樹脂組
成物に配合する量を調整するのが良い。 (a)反応性官能基がエポキシ樹脂と反応しうる官能基
である場合 構成要素[B]は、下記NresinとNabとの比(Nresi
n:Nab)が1:0.4〜1:1.2、好ましくは1:
0.6〜1:1.1の範囲で配合するのが良い。Nabが
0.4未満であると、硬化が不足することがあり、Nab
が1.2を越えると、得られる複合材料の強度が低下す
ることがある。 Nresin:エポキシ樹脂のエポキシ基の数 Nab:構成要素[A]の活性水素と構成要素[B]の活
性水素の数の和 (b)反応性官能基が芳香族ポリアミンと反応しうる官
能基である場合 構成要素[B]は、下記NbとNaとの比(Nb:Na )
が1:0.4〜1:1.2、好ましくは1:0.6〜
1:1.1の範囲で配合するのが良い。Na が0.4未
満であると、硬化が不足することがあり、Na が1.2
を越えると、得られる複合材料の強度が低下することが
ある。 Nb:エポキシ樹脂のエポキシ基の数と構成要素[B]
の反応性官能基の数の和 Na:構成要素[A]の活性水素の数 本発明においては、ある種の硬化触媒を構成要素[A]
と併用することにより、硬化時間をさらに短縮したり、
硬化温度を低くすることができる。かかる硬化触媒とし
ては、具体的には、三フッ化ホウ素アミン錯体やスルホ
ニウム塩、ホスホニウム塩などが使用できる。
【0116】本発明において、エポキシ樹脂組成物に
は、改質剤として、高分子化合物、有機粒子、無機粒
子、その他の成分を配合することができる。
【0117】高分子化合物としては、熱可塑性樹脂が好
ましく使用される。熱可塑性樹脂を配合することによ
り、樹脂を含浸する際の粘度制御、プリプレグとした際
の取り扱い性、及び接着性改善などの効果が高められ
る。
【0118】なお、熱可塑性樹脂には、接着性向上のた
めに、相乗効果が期待できる水素結合性の官能基を有す
る熱可塑性樹脂を使用するのが好ましい。水素結合性の
官能基の具体例としては、アルコール性水酸基、アミド
結合、スルホニル基などが挙げられる。
【0119】アルコール性水酸基を有する熱可塑性樹脂
としては、ポリビニルホルマールやポリビニルブチラー
ルなどのポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコ
ール、フェノキシ樹脂など、アミド結合を有する熱可塑
性樹脂としては、ポリアミド、ポリイミドなど、スルホ
ニル基を有する熱可塑性樹脂としては、ポリスルホンな
どがそれぞれ挙げられる。ポリアミド、ポリイミド及び
ポリスルホンは主鎖にエーテル結合、カルボニル基など
の官能基を有しても良い。ポリアミドは、アミド基の窒
素原子に置換基を有しても良い。
【0120】エポキシ樹脂に可溶で、水素結合性官能基
を有する熱可塑性樹脂としては、ポリビニルアセタール
樹脂であるビニレック(登録商標、チッソ(株)製)、
フェノキシ樹脂であるUCARPKHP(商品名、ユニ
オンカーバイド社製)、ポリアミド樹脂としてマクロメ
ルト(登録商標、ヘンケル白水(株)製)、アミランC
M4000(登録商標、東レ(株)製)、ポリイミドで
あるウルテム(登録商標、ジェネラル・エレクトリック
社製)、Matrimid5218(登録商標、チバ社
製)、ポリスルホンとしてVictrex(登録商標、
三井東圧化学(株)製)、UDEL(登録商標、ユニオ
ン・カーバイド社製)などを使用することができる。
【0121】熱可塑性樹脂は、エポキシ樹脂に適度な粘
弾性を与え、得られる複合材料に良好な機械物性を得る
ために、全エポキシ樹脂100重量%に対して1〜20
重量%、好ましくは2〜10重量%配合するのが良い。
【0122】本発明のエポキシ樹脂組成物に配合する有
機粒子としては、ゴム粒子及び熱可塑性樹脂粒子などが
好ましい。これらの粒子は繊維強化複合材料のマトリッ
クス樹脂の靭性向上、繊維強化複合材料の耐衝撃性向上
の効果を有する。
【0123】有機粒子としては、ゴム粒子及び熱可塑性
樹脂粒子が用いられる。これらの粒子は樹脂の靭性向
上、繊維強化複合材料の耐衝撃性向上の効果を有し、そ
の配合量は、エポキシ樹脂100重量部に対して0.5
〜30重量部であるのが好ましい。ゴム粒子としては、
架橋ゴム粒子、及び架橋ゴム粒子の表面に異種ポリマー
をグラフト重合したコアシェルゴム粒子が好ましく用い
られる。架橋ゴム粒子としては、カルボキシル変性のブ
タジエン−アクリロニトリル共重合体の架橋物など、ア
クリルゴム微粒子などを使用することができる。コアシ
ェルゴム粒子としては、ブタジエン・メタクリル酸アル
キル・スチレン共重合物、アクリル酸エステル・メタク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸ブチル・メタクリ
ル酸メチル共重合物などを使用することができる。熱可
塑性樹脂粒子としては、ポリアミドあるいはポリイミド
の粒子が好ましく用いられる。
【0124】無機粒子としては、シリカ、アルミナ、合
成マイカなどを配合することができる。無機粒子は、エ
ポキシ樹脂100重量部に対して0.5〜30重量部、
好ましくは0.5〜10重量部配合するのが良い。
【0125】また、これら有機粒子及び無機粒子は、マ
トリックス樹脂の着色を目的としても配合される場合が
ある。
【0126】本発明によるエポキシ樹脂組成物は、プリ
プレグに使用する場合には、樹脂組成物の粘度として
は、室温25℃、0.5Hzで動的粘弾性測定を行った
場合の複素粘性率が10000〜300000Pa・
s、好ましくは50000〜300000Pa・sであ
るのが良い。10000Pa・s未満であるとプリプレ
グの形態保持が困難になることがあり、300000P
a・sを越えると、プリプレグに適度な粘着性が付与で
きなくなったり、プリプレグが固くなりドレープ性に乏
しくなることがある。
【0127】得られる繊維強化複合材料において、圧縮
強度の指標となる有孔板材の圧縮強度(以下、有孔板圧
縮強度と略記)、中でも高温、高湿下での有孔板圧縮強
度と、耐衝撃性の指標となる急激な衝撃力を受けた後の
圧縮強度(以下、衝撃後圧縮強度と略記)を高めるに
は、接着性が高いことに加えて、マトリックス樹脂の耐
熱性が高いこと、また曲げ弾性率と引張伸度が共に高い
ことが好ましい。
【0128】マトリックス樹脂のガラス転移温度は、耐
熱性の高い繊維強化複合材料を得る、特に高温、高湿下
でも高い圧縮特性を与える繊維強化複合材料を得るため
に、160〜250℃、好ましくは170〜250℃で
あるのが良く、マトリックス樹脂の室温25℃での曲げ
弾性率は3.2GPa以上、好ましくは3.5〜5Ga
であるのが良い。また、室温25℃でのマトリックス樹
脂の引張伸度は8%以上、好ましくは10〜30%であ
るのが良い。
【0129】また、マトリックス樹脂の、高温、高湿下
での曲げ弾性率、具体的には樹脂硬化物を厚さ2mm、
幅10mm、長さ60mmに切り出した試験片を、71
℃の温水に20時間浸漬した後、82℃で測定したその
試験片の曲げ弾性率が2.6GPa以上、好ましくは
2.8GPa以上であるのが良い。 かかる物性を有す
るマトリックス樹脂は、前記したような構成要素
[A]、[B]を配合してエポキシ樹脂組成物を調整
し、硬化させることにより得られる。硬化温度は、構成
要素[A]の種類および併用する硬化触媒の種類にも依
存するが130〜200℃、好ましくは150〜200
℃、より好ましくは170〜190℃とするのが良く、
硬化時間は1〜12時間、好ましくは1.5〜4時間と
するのが良い。
【0130】本発明では、強化繊維としては、ガラス繊
維、炭素繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、アルミナ繊
維、炭化ケイ素繊維などを使用することができ、また、
これらの繊維は2種以上混合して使用することもできる
が、軽量かつ耐久性の高い複合材料とするために、炭素
繊維を使用するのが好ましい。さらに少量の使用量で、
複合材料の剛性を充分に発現させるため、炭素繊維は弾
性率の高いものを使用するのが好ましい。弾性率は20
0GPa以上、好ましくは210〜800GPaである
のが良い。
【0131】本発明によるプリプレグは、上記したよう
なエポキシ樹脂組成物が、強化繊維に含浸されて得られ
るものである。
【0132】プリプレグは、樹脂組成物をメチルエチル
ケトン、メタノールなどの溶媒に溶解して低粘度化し、
含浸させるウエット法と、加熱により低粘度化し、含浸
させるホットメルト法などの方法により製造される。
【0133】ウェット法は、強化繊維をエポキシ樹脂を
含む溶液に浸漬した後引き上げ、オーブンなどを用いて
溶媒を蒸発させてプリプレグを得る方法である。
【0134】ホットメルト法は、加熱により低粘度化し
たエポキシ樹脂を直接強化繊維に含浸させる方法、ある
いは一旦エポキシ樹脂を離型紙などの上にコーティング
したフィルムをまず作成し、ついで強化繊維の両側ある
いは片側から該フィルムを重ね、加熱、加圧することに
より樹脂を含浸させたプリプレグを製造する方法であ
る。ホットメルト法には、プリプレグ中に残留する溶媒
がないため好ましい。
【0135】プリプレグに用いる強化繊維の形態や配列
は特に限定されず、例えば、一方向に引き揃えた長繊
維、単一のトウ、織物、マット、ニット、組み紐などが
用いられる。
【0136】プリプレグを用いた繊維強化複合材料は、
プリプレグを積層後、積層物に圧力を付与しながら加熱
硬化させる方法などにより作製できる。
【0137】熱及び圧力を付与する方法の代表的なもの
として、オートクレーブ成形法が挙げられる。オートク
レーブ成形法では、プリプレグを型に積層してバグフィ
ルムで覆い、内部を真空にしてプリプレグ同士を密着さ
せた後、オートクレーブ内で加熱加圧して複合材料を得
る方法であり、ボイドが非常に少なく品位の良い複合材
料を得ることができる。
【0138】本発明によるプリプレグは、航空宇宙用途
では主翼、尾翼、フロアビームなどの航空機一次構造材
用途、フラップ、エルロン、カウル、フェアリング、内
装材などの二次構造材用途、ロケットモーターケース、
人工衛星構造材料など、一般産業用途では、自動車、船
舶、鉄道車両などの移動体の構造材料などの製造に特に
適している。
【0139】オートクレーブ成形法以外のプリプレグの
成形法には、プレス成形法、バッギング成形法、ラッピ
ングテープ法、内圧成形法などがある。
【0140】さらに、プリプレグを用いず、エポキシ樹
脂を直接強化繊維に含浸させた後加熱硬化する方法とし
ては、リキッド・コンポジット・モールディング法、フ
ィラメント・ワインディング法、ハンド・レイアップ
法、プルトルージョン法などが挙げられる。これらにお
いては、エポキシ樹脂からなる主剤と芳香族アミンとの
2液を使用直前に混合してエポキシ樹脂組成物を調製す
る方法が一般的である。
【0141】リキッド・コンポジット・モールディング
法とは、強化繊維よりなる、いわゆるプリフォーム、即
ち、最終成型品の形状にほぼ近似したところまで予備成
型した、シート状もしくは三次元曲面を持たせた織物、
マットなどに、液状のエポキシ樹脂組成物を注入した
後、エポキシ樹脂組成物を硬化せしめ、繊維強化複合材
料とする方法である。本製造方法は、複雑な形状の部材
を成形でき、生産性も良いことから、多用される成形法
である。本製造方法には、RTM(Resin Transfer Mol
ding)法、SRIM(Structural Reaction Injection
Molding)法、VaRTM(Vacuum-assisted Resin Tra
nsfer Molding)法、SCRIMP(Seeman's Composit
e Resin Infusion Molding )法などがある。
【0142】フィラメント・ワインディング法とは、強
化繊維にエポキシ樹脂組成物を含浸し、芯金に巻き取っ
た後、エポキシ樹脂組成物を硬化せしめ、繊維強化複合
材料とする方法である。本製造方法は、筒状の部材を容
易に成形でき、生産性も良いことから、多用される成形
法である。
【0143】ハンド・レイアップ法とは、強化繊維より
なるプリフォームに、エポキシ樹脂組成物の必要にして
十分な量をローラー掛けして含浸せしめた後、エポキシ
樹脂組成物を硬化せしめ、繊維強化複合材料とする方法
であるプルトルージョン法とは、強化繊維束に、エポキ
シ樹脂組成物を含浸せしめた後、加熱金型中に該強化繊
維束を通してエポキシ樹脂組成物を硬化せしめた後、引
取機を用いて成型体を引き抜き、繊維強化複合材料とす
る方法である。プルトルージョン法は連続した強化繊維
を利用するため高強度、高剛性の繊維強化複合材料を得
ることができる。
【0144】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。実施例中の部数は、すべて重量部を表す。機械
物性などの測定は、特に断らない限り、全て室温25
℃、相対湿度50%の環境で行った。 (1)樹脂組成物の動的粘弾性 レオメトリック・サイエンティフィック社の粘弾性測定
装置ARESを用い、周波数0.5Hz、温度25℃に
おける複素粘性率η*を求めることにより、樹脂組成物
の動的粘弾性の指標とした。 (2)樹脂硬化物(板材)の物性 A.引張伸度 エポキシ樹脂組成物を130℃に加熱し、硬化剤と熱可
塑性樹脂をエポキシ樹脂中に均一溶解した後、真空脱泡
してモールドに注入し、180℃のオーブン中で2時間
加熱硬化させ、2mm厚の樹脂硬化物(板材)を作製し
た。次に樹脂硬化物(板材)からJIS K7113に
従い、小型1(1/2)号形の試験片を切り出し、引張
伸度を求めた。 B.曲げ弾性率 上項Aに従い作製した樹脂硬化物(板材)より、幅10
mm、長さ60mmの試験片を切り出し、試験速度2.
5mm/分、支点間距離32mmで3点曲げ試験を行
い、曲げ弾性率を求めた。また、この試験片を71℃の
温水中に2週間浸漬した後、温度82℃の恒温槽中で、
高温、高湿下での曲げ弾性率を求めた。 C.ガラス転移温度 JIS K7112に従い、DSC法により前記樹脂硬
化物、及び前記繊維強化複合材料のガラス転移温度を求
めた。ここで、測定装置には、メトラーDSC−T30
00システム(メトラー社製)を用い、昇温速度は40
℃/分とした。 (2)一方向プリプレグの作製 エポキシ樹脂組成物をリバースロールコーターを用いて
離型紙上に塗布して樹脂フィルムを作成した。次に、シ
ート状に一方向に配列させた炭素繊維(フィラメント数
12000本、引張強度5500MPa、引張弾性率3
00GPa、伸度1.9%、樹脂ストランド目付450
g/1000m、密度1.8g/cm3)に前記樹脂フ
ィルム2枚を炭素繊維の両面から重ね、加熱、加圧する
ことにより樹脂組成物を含浸させ、炭素繊維目付が19
0g/m2、炭素繊維の重量分率が65%の一方向プリ
プレグを作製した。 (3)積層板(複合材料)の作製 上項(2)に従い作製した一方向プリプレグを(0゜)
13、(+45/0/−45/90゜)3S及び(+45/
0/−45/90゜)2Sの構成で積層し、オートクレー
ブ中で温度180℃、圧力0.59MPaの条件で2時
間加熱し、硬化させて積層板を得た。 (4)積層板(複合材料)の物性 A.90゜引張強度 上項(2)に従い作製した一方向プリプレグを(0゜)
13の構成で積層し、上項(3)と同様にして得た積層板
から、ASTM D3039に従い、幅25.4mm、
長さ38.1mmの試験片を切り出し、引張試験を行
い、90゜引張強度を求めた。 B.衝撃後圧縮強度 上項(2)に従い作製した一方向プリプレグを(+45
/0/−45/90゜)3Sの構成で積層し、上項(3)
と同様にして得た積層板から、ASTM D3039に
従い、0゜方向が152.4mm、90゜方向が10
1.6mmの試験片を切り出し、その試験片の中央部に
30.5N・mの落錘衝撃を与え、衝撃後の圧縮強度を
インストロン1128型試験器を用いて測定した。 C.有孔板圧縮強度 上項(2)に従い作製した一方向プリプレグを(+45
/0/−45/90゜)2Sの構成で積層し、上項(3)
と同様にして得た積層板から、0゜方向が304.8m
m、90゜方向が38.1mmの試験片を切り出し、そ
の試験片の中央部に直径6.35mmの円形の孔を穿孔
して有孔板材に加工し、有孔板圧縮強度を求めた。
【0145】また、この試験片を71℃の温水中に2週
間浸漬した後、温度82℃の恒温槽中で、高温、高湿下
での有孔板圧縮強度を求めた。 (実施例1)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0146】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 28部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表1に示した。 (実施例2)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0147】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N−n−ブトキシアクリルアミド 5部 (笠野興産(株)製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 27部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (”Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表1に示した。 (実施例3)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0148】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) サリチルアミド 5部 (吉富ファインケミカル(株)製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 23部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、三井化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表1に示した。 (比較例1)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0149】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 25部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、三井化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表1に示した。 (実施例4)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0150】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 4,4’−ジアミノジフェニルスルホン 28部 (スミキュアS、登録商標、住友化学(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表2に示した。 (実施例5)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0151】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 7部 ((株)興人製) 4,4’−ジアミノジフェニルスルホン 29部 (スミキュアS、登録商標、住友化学(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表2に示した。 (比較例2)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0152】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) 4,4’−ジアミノジフェニルスルホン 25部 (スミキュアS、登録商標、住友化学(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表2に示した。 (実施例6)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0153】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) トリメチレンビス(p−アミノベンゾエート) 36部 (CUA−4、商品名、イハラケミカル(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表2に示した。 (比較例3)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0154】 オキサゾリドン型エポキシ樹脂 70部 (XAC4152、商品名、ビスフェノールA型エポキシ樹脂とトリレン ジイソシアネートの反応物、旭チバ(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) トリメチレンビス(p−アミノベンゾエート) 32部 (CUA−4、商品名、イハラケミカル(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表2に示した。 (実施例7)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0155】 ビフェニル型エポキシ樹脂 60部 (エピコートYX4000H、登録商標、4,4-ジヒドロキシ-3,3,5,5-テトラ メチルビフェニルのジグリシジルエーテル) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 30部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 38部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表3に示した。 (比較例4)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0156】 ビフェニル型エポキシ樹脂 60部 (エピコートYX4000H、登録商標、4,4-ジヒドロキシ-3,3,5,5-テトラ メチルビフェニルのジグリシジルエーテル) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 30部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 35部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表3に示した。 (実施例8)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0157】 ビフェニル型エポキシ樹脂 35部 (エピコートYX4000H、登録商標、4,4-ジヒドロキシ-3,3,5,5-テトラ メチルビフェニルのジグリシジルエーテル) テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂 35部 (エピクロン152、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 33部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表3に示した。 (比較例5)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0158】 ビフェニル型エポキシ樹脂 35部 (エピコートYX4000H、登録商標、4,4-ジヒドロキシ-3,3,5,5-テトラ メチルビフェニルのジグリシジルエーテル) テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂 35部 (エピクロン152、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 29部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表3に示した。 (実施例9)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0159】 ビスフェノールS型エポキシ樹脂 70部 (エピクロンEXA1514、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 29部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表4に示した。 (比較例6)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0160】 ビスフェノールS型エポキシ樹脂 70部 (エピクロンEXA1514、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 26部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表4に示した。 (実施例10)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹
脂組成物を得た。
【0161】 ビスフェノールS型エポキシ樹脂 35部 (エピクロンEXA1514、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) ビフェニル型エポキシ樹脂 35部 (エピコートYX4000H、登録商標、4,4-ジヒドロキシ-3,3,5,5-テトラ メチルビフェニルのジグリシジルエーテル) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) N,N−ジメチルアクリルアミド 5部 ((株)興人製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 33部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表4に示した。 (比較例7)下記原料をニーダーを用いて混練し、樹脂
組成物を得た。
【0162】 ビスフェノールS型エポキシ樹脂 35部 (エピクロンEXA1514、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) ビフェニル型エポキシ樹脂 35部 (エピコートYX4000H、登録商標、4,4-ジヒドロキシ-3,3,5,5-テトラ メチルビフェニルのジグリシジルエーテル) ビスフェノールF型エポキシ樹脂 20部 (エピクロン830、登録商標、大日本インキ化学工業(株)製) テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン 10部 (スミエポキシELM434、登録商標、住友化学工業(株)製) 3,3’−ジアミノジフェニルスルホン 33部 (和歌山精化(株)製) ポリスルホン 5部 (“Victrex”PES5003P、登録商標、住友化学(株)製) この樹脂組成物を用いて、前記した方法に従い、樹脂硬
化物(板材)、積層板を作製し、それらの物性を測定し
た。測定結果は表4に示した。
【0163】
【表1】
【0164】
【表2】
【0165】
【表3】
【0166】
【表4】
【0167】
【発明の効果】本発明によれば、強化繊維とマトリック
ス樹脂との接着性、およびマトリックス樹脂の曲げ弾性
率と引張伸度、耐熱性に優れた樹脂組成物が得られる。
この樹脂組成物と炭素繊維に代表される強化繊維とから
高温、高湿下においても各種強度特性に優れた繊維強化
複合材料を安定、かつ安価に製造することができる。
【0168】本発明による繊維強化複合材料は、圧縮強
度、特に有孔板材の圧縮強度に優れたものとなる。ま
た、高温高湿条件下でも高い有孔板材の圧縮強度を有す
る。この効果は、マトリックス樹脂の曲げ弾性率が高い
場合に顕著である。この原因としては、曲げ弾性率が高
いマトリックス樹脂は、強化繊維のオイラー座屈を防ぐ
効果を有するためと推定される。
【0169】本発明による繊維強化複合材料は、衝撃後
圧縮強度に代表される耐衝撃性に優れたものとなる。
【0170】本発明による繊維強化複合材料は、90゜
引張強度、90゜曲げ強度、捻り強度、圧壊強度、面内
剪断強度、及びEnd Notched Flexure 法で測定したモー
ドII層間靭性に優れたものとなる。これは、マトリック
ス樹脂の引張伸度が高い場合に顕著である。この原因と
しては、引張伸度が高いマトリックス樹脂は、局所的な
繊維破断による微小亀裂の伝搬を防ぐとともに、強化繊
維とマトリックス樹脂との剥離を防ぐ効果を有するため
と推定される。
【0171】本発明による繊維強化複合材料は、航空宇
宙用途では、主翼、尾翼、フロアビームなどの航空機一
次構造材用途、フラップ、エルロン、カウル、フェアリ
ング、内装材などの二次構造材用途、ロケットモーター
ケース、人工衛星構造材用途などに好適に用いられる。
さらに一般産業用途では、自動車、船舶、鉄道車両など
の移動体の構造材、ドライブシャフト、板バネ、風車ブ
レード、圧力容器、フライホイール、製紙用ローラー、
屋根材、ケーブル、補強筋、補修補強材料などの土木・
建築材料用途などに好適に用いられる。また、スポーツ
用途では、ゴルフシャフト、釣り竿、テニス、バトミン
トン、スカッシュなどのラケット用途、ホッケーなどの
スティック用途、スキーポール用途などに好適に用いら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリマーネットワークの概念図である。
【符号の説明】
1:エポキシ樹脂又は芳香族ポリアミンと反応しうる官
能基 2:式(1)〜(4)より選ばれる部分構造 3:ポリマーネットワーク構造

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の構成要素[A]、[B]を含んでな
    るエポキシ樹脂組成物。 [A]芳香族ポリアミン [B]分子内に、次式(1)〜(4)より選ばれる部分
    構造を少なくとも1種有し、かつエポキシ樹脂又は芳香
    族ポリアミンと反応しうる官能基を1個有する化合物 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】
  2. 【請求項2】 構成要素[B]の配合量が、エポキシ樹
    脂100重量部に対して0.5〜30重量部である請求
    項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 構成要素[B]における、エポキシ樹脂
    又は芳香族ポリアミンと反応しうる官能基が、カルボキ
    シル基、フェノール性水酸基、アミノ基、2級アミン構
    造、メルカプト基、エポキシ基、及びカルボニル基と共
    役した二重結合からなる群から選ばれる少なくとも1種
    である請求項1又は2記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 その硬化物のガラス転移温度が160〜
    250℃である請求項1〜3のいずれかに記載のエポキ
    シ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 その硬化物の引張伸度が8%以上であ
    り、かつ曲げ弾性率が3.2GPa以上である請求項1
    〜4のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のエポキ
    シ樹脂組成物が強化繊維に含浸されてなるプリプレグ。
  7. 【請求項7】 強化繊維と、請求項1〜5のいずれかに
    記載のエポキシ樹脂組成物の硬化物からなる繊維強化複
    合材料。
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