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JP2000296888A - 吐出口付き二重容器 - Google Patents

吐出口付き二重容器

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Publication number
JP2000296888A
JP2000296888A JP11103882A JP10388299A JP2000296888A JP 2000296888 A JP2000296888 A JP 2000296888A JP 11103882 A JP11103882 A JP 11103882A JP 10388299 A JP10388299 A JP 10388299A JP 2000296888 A JP2000296888 A JP 2000296888A
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JP
Japan
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container
inner container
outer container
lid
discharge port
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Application number
JP11103882A
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English (en)
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Kazuo Kato
和夫 加藤
Toshio Watanabe
俊雄 渡邊
Akira Wakasugi
章 若杉
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Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoyu Co Ltd filed Critical Hoyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容器の内容物を容易に吐出できるととも
に、簡単な構成で、少なくとも外容器を再利用すること
ができる吐出口付き二重容器を提供する。 【解決手段】 有底円筒状に形成された外容器11の首
部12の外周面には雄ねじ13を、蓋体14の下部内周
面には雌ねじ15をそれぞれ螺刻する。この雌ねじ15
に雄ねじ13を螺合して蓋体14に外容器11を取付け
る。外容器の内部に配設される内容器19の首部20の
外周面には雄ねじ21を、蓋体14の取付筒16の内周
面には雌ねじ17をそれぞれ螺刻する。この雌ねじ17
に雄ねじ21を螺合して蓋体14に内容器19を取付け
る。外容器11と内容器19とを離間して設けて空間部
22を形成する。外容器11の肉厚を0.6から1.5
mmに形成するとともに、内容器19の肉厚を0.1か
ら0.5mmに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば染毛剤等
を毛髪に吐出するための櫛付き二重容器として用いられ
る吐出口付き二重容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の吐出口付き二重容器
としては、特開平10−165222号公報に開示され
た剤塗布用具が知られている。
【0003】この従来構成においては、内容器および外
容器がそれぞれ可撓性のある合成樹脂で形成され、それ
らが共有開口するように一体形成されている。また、そ
の共有開口を閉塞するよう硬質の合成樹脂で形成された
蓋体が設けられており、同蓋体には内容器からその内容
物を外部に吐出する吐出口が設けられている。
【0004】そして、前記外容器を押圧すれば外容器の
内周面に密接されている内容器が押圧される。その結
果、内容器が縮められて、その内容物が吐出口を通して
外部に吐出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
吐出口付き二重容器では、内容器と外容器とが一体形成
されている。このため、その使用により内容器の内容物
が無くなると、内容器に内容物が充填された新しいもの
を外容器とともに交換しなければならず、外容器または
外容器と内容器とを再利用できないという問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、内容器の内容物を容易に吐出できるとと
もに、少なくとも外容器を再利用することができる吐出
口付き二重容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の吐出口付き二重容器は、
可撓性のある合成樹脂で形成された開口を有する外容器
と、同外容器と共有開口するよう前記外容器の内部に設
けられ、可撓性のある材料で形成された内容器と、前記
外容器および内容器の共有開口を閉塞でき、外容器に着
脱可能に設けられた蓋体と、前記内容器の内容物を蓋体
を介して外部に吐出する吐出口とで構成し、外容器と内
容器とを分離可能に構成したものである。
【0008】請求項2に記載の発明の吐出口付き二重容
器は、請求項1に記載の発明において、外容器および内
容器のそれぞれを蓋体に対して螺合関係により着脱可能
に構成したものである。
【0009】請求項3に記載の発明の吐出口付き二重容
器は、請求項1または請求項2に記載の発明において、
外容器と内容器との間に空間部を形成したものである。
請求項4に記載の発明の吐出口付き二重容器は、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記
外容器の肉厚を0.6から1.5mmに形成するととも
に、内容器の肉厚を0.1から0.5mmに形成したも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
を毛染め用の櫛付き二重容器に具体化した第1実施形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、有底円筒状をなす外容
器11は可撓性のある合成樹脂で形成され、その上部が
細くされて首部12となっている。この首部12の外周
面には雄ねじ13が螺刻されている。外容器11の材質
は可撓性に加えて耐薬品性、成形性および強靭性に優れ
た合成樹脂を用いることが望ましい。
【0012】外容器11を形成する材料として具体的に
は、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチ
レン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン・
酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)、ポリアクリ
ロニトニル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ルおよびナイロンが挙げられる。これらの材料はいずれ
かを単層で、または二種以上を積層して、もしくは二種
以上を混合して形成することが望ましい。
【0013】また、前記外容器11の肉厚の望ましい範
囲は0.6〜1.5mmであり、より望ましい範囲は
0.9〜1.3mmであり、最適な範囲は1.0〜1.
2mmである。外容器11の肉厚が0.6mmより薄く
形成されると外容器11の復元力が弱くなり、肉厚が
1.5mmより厚く形成されると外容器11を撓ませる
ことが容易にできなくなり使い難い。
【0014】また、硬質の合成樹脂でほぼ有蓋円筒状に
形成された蓋体14の内周面には雌ねじ15が螺刻され
ており、この雌ねじ15が外容器11の雄ねじ13に螺
合されて蓋体14が外容器11に取付けられている。前
記蓋体14の上部内面には取付筒16が垂下されてお
り、その内周面には雌ねじ17が螺刻されている。ま
た、前記取付筒16より内側には環状係止片18が垂下
されている。
【0015】有底円筒状に形成された内容器19には、
その上部が細くされ肉厚が厚くされた首部20が形成さ
れている。この首部20の外周面には雄ねじ21が螺刻
されており、この雄ねじ21が前記取付筒16の雌ねじ
17に螺合されて内容器19が取付筒16に取付けられ
ている。すなわち、内容器19が外容器11の内部に設
けられており、両容器19,11の開口が共有されてい
る。その共有開口は蓋体14により閉塞されている。ま
た、前記内容器19は外容器11から離間されて設けら
れており、内容器19と外容器11との間に空間部22
が形成されている。
【0016】内容器19を形成する材料は前述の外容器
11を形成する材料と同様の合成樹脂を用いることが望
ましい。但し、内容器19に酸化染毛剤の第1剤および
第2剤、または酸性染毛料を充填する際には、前記染毛
剤が内容器19の外部に透過しない材質で内容器19を
形成する必要がある。なお、前記染毛剤の中には毛髪脱
色剤も含まれる。
【0017】すなわち、内容器19に酸化染毛剤の第1
剤を充填する際には、内容器19を可撓性のある合成樹
脂層の間にアルミニウム層を介在させた三層以上の積層
構造にする。具体的には、アルミニウム層の内側に耐ア
ルカリ性に優れたHDPE、MDPE、LDPEまたは
LLDPEの層を形成することが望ましい。使用時に
は、別容器に充填された酸化染毛剤の第2剤を内容器1
9に入れて混合した後、毛髪に塗布する。
【0018】また、内容器19に酸化染毛剤の第2剤を
充填する際には、内容器19を耐酸性に優れた合成樹
脂、例えばPE(PEはHDPE、MDPE、LDPE
またはLLDPEを示す)、LDPE/HDPE(外側
からLDPE、HDPEの順に積層されていることを示
す)、PET/PEまたはPE/EVOH/PEで形成
することが望ましい。使用時には、別容器に充填された
酸化染毛剤の第1剤を内容器19に入れて混合した後、
毛髪に塗布する。さらに、内容器19に酸性染毛料を充
填する際には、前記内容器19を耐酸性に優れた合成樹
脂HDPE、MDPE、LDPE、LLDPEまたはP
Pで形成することが望ましい。
【0019】内容器19の肉厚の望ましい範囲は0.1
〜0.5mmであるが、より望ましい範囲は0.2〜
0.4mmであり、最適な範囲は0.25〜0.35m
mである。内容器19の肉厚は0.1mmより薄く形成
されると耐薬品性、強靭性および成形性についての信頼
性が無くなる。また、内容器19の肉厚が0.5mmよ
り厚く形成されると内容器19を充分に縮めることがで
きなくなり、内容器19の内部に染毛剤が残ってしま
う。
【0020】図2に示すように、前記蓋体14の上面中
心部には上方に突出するように流出筒23が設けられて
いる。流出筒23の上端には上方ほど次第に拡径される
テーパ状の嵌合凹所24が形成され、その内底部には筒
体25が上方に突設されている。流出筒23の中心部に
は蓋体14を貫通する流出口26が設けられている。
【0021】前記蓋体14の肩部には嵌合凹部27が形
成され、第1の逆止弁28が嵌合されている。第1の逆
止弁28の下部には下方向にのみ開く弁体29が設けら
れ、外部から外容器11と内容器19との間の空間部2
2内に空気が導入されるが、空間部22から外部には空
気が排出されないようにしている。
【0022】前記流出筒23の上部に配設される連結筒
30は硬質の合成樹脂で形成されている。連結筒30の
下部には下方ほど次第に縮径されるテーパ状の嵌合突部
31が突設され、その内部には流出路32が形成されて
いる。この嵌合突部31が前記流出筒23の嵌合凹所2
4に嵌入されて連結筒30が流出筒23に取付けられて
いる。この状態で嵌合突部31の下端が前記流出筒23
の筒体25の上端に当接されており、流出路32は流出
口26と連通されている。
【0023】前記連結筒30の上端には、下方ほど次第
に縮径されたテーパ状の嵌合孔33が設けられている。
嵌合孔33の内周面の上部には環状溝34が形成され、
内底部には第2の逆止弁35が嵌入されている。第2の
逆止弁35の下部には上方向にのみ開く弁体36が設け
られている。このため、内容器19の内部から第2の逆
止弁35を通して外部には空気および染毛剤が吐出され
るが、外部から内部には戻されない構成となっている。
【0024】図1および図2に示すように、前記連結筒
30の上部に配設される支持軸37は硬質の合成樹脂で
棒状に形成されており、その一側方には平面略三角形状
の櫛歯38が複数本(本実施形態では16本)突設され
ている。前記支持軸37の下部には下方ほど次第に縮径
されたテーパ状の嵌合突起40が形成され、前記連結筒
30の嵌合孔33に嵌合されている。また、支持軸37
の内部には誘導路39が設けられ、嵌合突起40の内部
には誘導路39と前記連結筒30の流出路32とを連通
する連通路41が形成されている。
【0025】さらに、前記嵌合突起40の外周面には環
状突起42が形成され、連結筒30の環状溝34に係合
され、嵌合突起40が連結筒30から容易に抜け出さな
いようになっている。また、前記支持軸37の最上部お
よび最下部に設けられた櫛歯38を除く各櫛歯38の内
部には、分岐路43が誘導路39に連通されて設けられ
ている。その分岐路43は各櫛歯38の中央部で横T字
状に形成され、櫛歯38の両側面に開口されて吐出口4
4となっている。
【0026】前記支持軸37、櫛歯38等により櫛部が
構成されている。そして、前記第2の逆止弁35から押
し出された染毛剤は誘導路39に押し出され、さらに各
分岐路43を通って吐出口44から外部に吐出される。
前記流出口26、流出路32、連通路41、誘導路3
9、分岐路43および吐出口44により吐出部が構成さ
れている。
【0027】前記櫛付き二重容器の作用について以下に
記載する。さて、外容器11を押圧すると外容器11が
内側に撓み、外容器11と内容器19との間の空間部2
2が押圧される。このとき、第1の逆止弁28により空
間部22から外部には空気が排出されないため空間部2
2が加圧され、その空間部22の圧力により内容器19
が押圧されて縮められる。その結果、内容器19の内部
に充填された染毛剤が流出口26、流出路32、第2の
逆止弁35、連通路41、誘導路39、分岐路43と順
次押し出されて吐出口44から吐出される。
【0028】次に、前記外容器11の押圧を止めれば外
容器11が復元しようとして空間部22が減圧される。
その結果、第1の逆止弁28が開かれ、外部から空間部
22に空気が導入される。このとき同時に、空間部22
の負圧により内容器19の周壁がその外方に引っ張られ
て内容器19の内部が減圧される。このため、第2の逆
止弁35が閉じられ、空気および一旦吐出された染毛剤
が内容器19の内部に戻されない。
【0029】その結果、内容器19は縮められた状態が
保持され、空間部22は負圧が保持される。このため、
第1の逆止弁28は開かれた状態が保持され、外部から
空間部22に空気が導入されて外容器11が復元され
る。すなわち、染毛剤が空気に触れにくく、かつ外容器
11の外観形態が損なわれない。前述の一連の動作を繰
り返せば内容器19をその都度縮め続けることができ
る。従って、内容器19を内部空間がほとんど無い状態
にまで縮めることができる。
【0030】前記内容器19の内容物が無くなった際に
は、一方の手で蓋体14を把持して他方の手で前記外容
器11を回し、外容器11の雄ねじ13を蓋体14の雌
ねじ15から螺退させる。そして、図3に示すように、
内容器19が蓋体14に取付けられた状態で外容器11
を蓋体14から取外す。
【0031】続いて、一方の手で蓋体14を把持して他
方の手で内容器19を回し、内容器19の雄ねじ21を
蓋体14の取付筒16の雌ねじ17から螺退させて、内
容器19を蓋体14から取外す。その後、一方の手で蓋
体14を、他方の手で染毛剤が充填された新しい内容器
19を把持し、蓋体14の取付筒16に内容器19の首
部20先端を押し当てて回し、内容器19の雄ねじ21
を取付筒16の雌ねじ17に螺合させる。
【0032】このようにして、蓋体14に新しい内容器
19を取付けることができる。その後、一方の手で蓋体
14を、他方の手で外容器11を把持し、蓋体14の内
周面に外容器11の首部12先端を押し当てて回し、外
容器11の雄ねじ13を蓋体14の雌ねじ15に螺合さ
せる。すなわち、蓋体14に外容器11を取付けること
ができる。そして、前述のようにして外容器11を押圧
すれば染毛剤が吐出口44から吐出される。
【0033】前記の櫛付き二重容器によって発揮される
効果について、以下に記載する。 ・ 外容器11と内容器19とが分離可能に構成されて
いる。このため、従来の技術では一体形成された内容器
19と外容器11とを一体として付け替えていたのに対
し、少なくとも外容器11を再利用することができる。
【0034】・ 外容器11および内容器19のそれぞ
れが蓋体14に対して螺合関係により着脱可能に構成さ
れている。このため、外容器11の内部に内容器19を
容易に装着することができる。
【0035】・ 外容器11と内容器19とが離間され
て設けられており、両容器11,19間に空間部22が
形成されている。そのため、この空間部22の圧力を利
用して内容物を容易に吐出することができる。
【0036】・ 外容器11の肉厚が0.6から1.5
mmで形成されるとともに、内容器19の肉厚が0.1
から0.5mmで形成されている。従って、外容器11
が適度な可撓性および復元力を有し、内容器19が適度
な強靭性を有し、かつ充分に縮められる性能を発揮する
ことができる。このため、内容器19の内容物を容易に
吐出することができる。
【0037】(第2実施形態)以下、第2実施形態を前
記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。図4
(a),(b)に示すように、取付筒16と蓋体14と
が別部材で構成されている。蓋体14の上面の中心部よ
り周縁側には流出筒23が形成されている。また、嵌合
凹部27は前記蓋体14の上面中心部に設けられてお
り、第1の逆止弁28が嵌合されている。前記流出筒2
3内の流出口26下部は拡径されて拡径孔45となって
いる。
【0038】この拡径孔45の上端部には上方ほど次第
に縮径されるテーパ状の環状係止凹部46が形成されて
いる。前記流出筒23の下部に配設される取付筒16は
硬質の合成樹脂で形成され、その外周面の上端には前記
流出筒23の環状係止凹部46と対応するように上方ほ
ど縮径されるテーパ状の環状係止凸部47が形成されて
いる。
【0039】この環状係止凸部47が流出筒23の環状
係止凹部46に係合され、流出筒23から取付筒16が
容易に抜け出さないようになっている。さらに、取付筒
16の内部がクランク状の吐出路48とされ、流出筒2
3の流出口26と連通されている。前記取付筒16の中
間部の一側は段差状に形成され、その下部は外径および
内径が拡径されている。
【0040】さて、流出筒23の拡径孔45に取付筒1
6の上部を下方から挿入すると、流出筒23の環状係止
凹部46に環状係止凸部47が係合されて流出筒23内
に取付筒16が取付けられる。このとき、取付筒16内
に形成された吐出路48が流出筒23の流出口26に連
通される。
【0041】従って、本実施形態の櫛付き二重容器で
は、取付筒16と蓋体14とが別部材で構成されてお
り、取付筒16および蓋体14を簡単な構造にでき、容
易に型成形することができる。また、流出筒23の拡径
孔45の上端には環状係止凹部46が、取付筒16の上
端には環状係止凸部47が形成されており、流出筒23
の下部に取付筒16の上部を挿入すれば流出筒23内に
取付筒16を取付けることができる。このため、取付筒
16を蓋体14に簡単に組み付けることができる。
【0042】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 ・ 実施形態の吐出口付き二重容器において、櫛部を省
略して吐出口をノズル形状に形成してもよい。このよう
に形成すれば、例えばマヨネーズ、ケチャップおよびド
レッシング等の液体または練体(流動体)の調味料の容
器として利用することができる。また、前記吐出口を閉
塞するキャップを設けてもよい。このように形成すれ
ば、不使用時には吐出口を閉塞でき、内容物を清潔に保
つことができる。さらに、内容物は液体または練体であ
れば何でもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更
して具体化できる。
【0043】・ 図5に示すように、内容器19を上端
にフランジ49を設けた有底円筒状に形成してもよい。
この場合、前記取付筒16はその外周面と蓋体14の内
周面との隙間が前記フランジ49の幅になるように、蓋
体14の上部内面の外周方向に寄せて形成される。ま
た、蓋体14の環状係止片18および取付筒16の雌ね
じ17は形成されず、第1の逆止弁28は外容器11の
底面に設けられる。
【0044】そして、内容器19の内容物が無くなった
際には、先ず外容器11の雄ねじ13を蓋体14の雌ね
じ15から螺退させて、外容器11および内容器19を
蓋体14から取外す。その後、一方の手で内容器19の
フランジ49を把持し、他方の手で外容器11を把持し
て外容器11内から内容器19を引き抜く。このように
して内容器19を外容器11から取外す。
【0045】その後、一方の手で染毛剤が充填された新
しい内容器19を把持してその下部を外容器11上方か
ら挿入し、前記内容器19のフランジ49下面を外容器
11の首部12の上端面に支持させて、内容器19を外
容器11内に取付ける。次いで、一方の手で蓋体14
を、他方の手で外容器11を把持し、蓋体14の内周面
に内容器19のフランジ49および外容器11の首部1
2の先端を押し当てて回し、外容器11の雄ねじ13を
蓋体14の雌ねじ15に螺合させる。
【0046】その結果、内容器19はそのフランジ49
が外容器11の首部12の上端面と蓋体14の肩部内面
との間で挟持され、固定される。このようにして外容器
11および内容器19が蓋体14に取付けられる。そし
て、外容器11を押圧すれば染毛剤が吐出口44から吐
出される。従って、蓋体14の環状係止片18、取付筒
16の雌ねじ17および内容器19の雄ねじ21を省略
できる。このため、蓋体14および内容器19を簡単な
構造にでき、容易に型成形することができる。
【0047】・ 実施形態において、内容器19を蓋体
14から分離し、その内容器19内に染毛剤を補充する
ように構成してもよい。このように構成した場合、外容
器11に加えて内容器19をも再利用できる。
【0048】・ 実施形態の吐出口付き二重容器では、
内容器19に内容物として染毛剤を充填したが、内容器
19に例えば、液体整髪料、整髪ジェル、トリートメン
ト剤およびパーマ剤等の液体およびゲル状体の整髪料ま
たは頭髪用化粧品を充填してもよい。このように構成す
れば、手を汚すことなく整髪料または頭髪用化粧品を毛
髪に塗布できる。
【0049】・ 実施形態の吐出口付き二重容器では、
環状係止片18を蓋体14の上部内面に垂下して設けて
いるが、環状係止片18を省略して、蓋体14の上部内
面にパッキンを設けてもよい。このように構成した場
合、蓋体14の取付筒16の雌ねじ17に内容器19の
雄ねじ21を螺合すれば、蓋体14の上部内面と前記首
部20の上端との間で前記パッキンが挟持され内容器1
9と外容器11との間の密閉を保つことができる。
【0050】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記蓋体内に取付筒を延出し、その取付筒に対
して内容器を着脱可能に構成した請求項1から請求項4
のいずれかに記載の吐出口付き二重容器。このように構
成した場合、蓋体を簡単な構造にすることができ、容易
に成形することができる。
【0051】(2) 前記蓋体を合成樹脂により一体成
形可能に構成した請求項1に記載の吐出口付き二重容
器。このように構成した場合、蓋体を簡単な構造にし
て、容易に製造することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
吐出口付き二重容器によれば、内容器の内容物を容易に
吐出できるとともに、少なくとも外容器を再利用するこ
とができる。
【0053】請求項2に記載の発明の吐出口付き二重容
器によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、外
容器の内部に内容器を容易に装着することができる。請
求項3に記載の発明の吐出口付き二重容器によれば、請
求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、内
容器と外容器との間に形成された空間部の圧力を利用し
て内容物を容易に吐出することができる。
【0054】請求項4に記載の発明の吐出口付き二重容
器によれば、請求項1から請求項3のいずれかに記載の
発明の効果に加えて、外容器の外観形態を保持すること
ができ、かつ内容器に充填された内容物を無駄なく吐出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の櫛付き二重容器を示す要部破
断正面図。
【図2】 同じく、要部を破断した部分拡大正面図。
【図3】 同じく、外容器を取外した状態を示す要部破
断正面図。
【図4】 (a)は第2実施形態の櫛付き二重容器を示
す要部破断正面図、(b)は同じく、要部を破断した部
分拡大正面図。
【図5】 別例の櫛付き二重容器を示す要部破断正面
図。
【符号の説明】
11…外容器、14…蓋体、19…内容器、22…空間
部、44…吐出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 77/04 B65D 77/04 F (72)発明者 若杉 章 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地の12 ホーユー 株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3B040 AE05 AE08 3E014 PA01 PB03 PC07 PD22 PE09 PE25 3E067 AA04 AB81 BA03C BA12B BB14B BB14C BC07B BC07C EA18 EE56 EE59 FA04 3E084 AA02 AA12 AA24 BA02 CA01 CB02 CC03 DA01 DC03 GA04 GB04 LD13 LG01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性のある合成樹脂で形成された開口
    を有する外容器と、同外容器と共有開口するよう前記外
    容器の内部に設けられ、可撓性のある材料で形成された
    内容器と、前記外容器および内容器の共有開口を閉塞で
    き、外容器に着脱可能に設けられた蓋体と、前記内容器
    の内容物を蓋体を介して外部に吐出する吐出口とで構成
    し、外容器と内容器とを分離可能に構成した吐出口付き
    二重容器。
  2. 【請求項2】 前記外容器および内容器のそれぞれを蓋
    体に対して螺合関係により着脱可能に構成した請求項1
    に記載の吐出口付き二重容器。
  3. 【請求項3】 前記外容器と内容器との間に空間部を形
    成した請求項1または請求項2に記載の吐出口付き二重
    容器。
  4. 【請求項4】 前記外容器の肉厚を0.6から1.5m
    mに形成するとともに、内容器の肉厚を0.1から0.
    5mmに形成した請求項1から請求項3のいずれかに記
    載の吐出口付き二重容器。
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