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JP2000281685A - チアゾロピリミジン化合物、その製造法および用途 - Google Patents

チアゾロピリミジン化合物、その製造法および用途

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Publication number
JP2000281685A
JP2000281685A JP2000023275A JP2000023275A JP2000281685A JP 2000281685 A JP2000281685 A JP 2000281685A JP 2000023275 A JP2000023275 A JP 2000023275A JP 2000023275 A JP2000023275 A JP 2000023275A JP 2000281685 A JP2000281685 A JP 2000281685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ring
substituent
alkyl
carbonyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2000023275A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Ookawa
滋紀 大川
Naoyuki Kanzaki
直之 神崎
Seiji Miwatari
誠司 見渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP2000023275A priority Critical patent/JP2000281685A/ja
Publication of JP2000281685A publication Critical patent/JP2000281685A/ja
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れたアデノシンA3受容体拮抗作用を有する
化合物の提供。 【解決手段】式 【化1】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
物又はその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたアデノシン
3受容体拮抗作用を有する新規チアゾロピリミジン化
合物、その製造法及び医薬組成物等に関する。
【0002】
【従来の技術】アデノシンの受容体のサブタイプとして
は、A1、A2a、A2b及びA3が知られている。アデノシ
ンは、喘息患者に対して気道狭窄反応を示し、一方、喘
息治療薬のテオフィリンはアデノシン拮抗作用を示す。
また、ラットにおけるA3受容体の活性化はマストセル
からの脱顆粒を引き起こすこと〔ジャーナル オブ バ
イオロジカル ケミストリー(Journal of Biological
Chemistry)、268巻、16887−16890頁、
1993年〕、末梢血の好酸球にA3受容体が存在し、
その刺激がホスホリパーゼC(PLC)を活性化し細胞
内カルシウム濃度を上昇させること〔ブラッド(Bloo
d)、88巻、3569−3574頁、1996年〕等
が最近になって示されている。
【0003】従来、アデノシンA3受容体に選択的な拮
抗作用を有する化合物として、キサンチン誘導体が、G
B−A−2288733及びWO 95/11681に
報告されており、更に、ジャーナル オブ メディシナ
ル ケミストリー(Journalof Medicinal Chemistr
y)、40巻、2596−2608頁、1997年には
下記化合物が報告されている。
【化6】
【0004】また、WO 97/33879には、式
【化7】 〔式中、Rは水素、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素、ヒド
ロキシ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ又はC1-4
ルキルカルボキシを示す。〕で表される化合物又はその
塩を含有するアデノシンA3受容体拮抗剤、及び具体的
【化8】 が記載されている。
【0005】一方、チアゾロピリミジン系化合物として
は下記化合物が報告されている。 1)免疫刺激作用を有するとして、式
【化9】 〔式中、Xは窒素原子又はR2−C基を示し、Rは水素
原子、薬学的に許容し得るカチオン又はアルキル基(炭
素原子数1−5)を示し、R1及びR2は同一又は相異な
り、水素原子、アルキル基(炭素原子数1−5)又は場
合によりハロゲン原子、アルキル−又はアルコキシ−基
(アルキル基の炭素原子数4個まで)によって置換され
たアラルキル−、フェニル−、チエニル−又はピリジル
−基あるいはシクロアルキル基(炭素原子1−5)を示
す。〕で表される化合物及び薬学的に使用し得る塩、及
び次の具体的化合物
【化10】 (特開昭52−148096号公報)。
【0006】2)抗炎症作用を有するとして、式
【化11】 〔式中、(a)Ra及びRbは一緒になって−C(R3)=
CH−CO−N=又は(b)Raは水素原子及びRbは=N
−CO−CH=CH−NR78を、R1,R2及びR3は同
一又は異なって水素原子,C1-6アルキル,C1-6アルコキ
シ,C2-7カルボニルアルコキシ又はフェニル、又はR3
は前記と同意義でR1及びR2が一緒になって二個のC
1-6アルキル,C1-6アルコキシ,C2-7カルボニルアルコ
キシで置換基されていてもよいフェニル、及びR7及び
8が別々に水素原子又はC1-6アルキル又は隣接する窒
素原子と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ又はホモ
ピペリジノを示す。〕で表される化合物、及び次の具体
的化合物
【化12】 (GB 1345148)。
【0007】3)農薬として、
【化13】 (ジャーナル オブ アグリカルチュラル アンド フ
ード ケミストリー(Journal of Agricultural and Fo
od Chemistry)、39(12)巻、2300−2303
頁、1991年)。 4)
【化14】 (ジャーナル フュア プラクティシュ ヘミー(Jour
nal fur Praktische Chemie)、330(4)巻、60
7−616頁、1991年)。 5)
【化15】 (インディアン ジャーナル オブ ケミストリー(Ind
ian Journal of Chemistry)、セクションB、23B
(2)巻、117−120頁、1984年)。 6)
【化16】 (ヘテロサイクルズ(Heterocycles)、20(6)巻、1
089−1097頁、1983年)。 7)抗菌作用を有する、
【化17】 (ジャ−ナル オブ ファーマシューティカルズ サイ
エンスズ(Journal of Pharmaceutical Sciences)、62
(11)巻、1785−1789頁、1973年)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】アデノシンはアデノシ
ンA3受容体を介して喘息発症に関与すると考えられ、
3受容体拮抗薬は新しい抗喘息薬等として期待でき
る。また、アデノシンA3受容体拮抗作用に優れ、経口
吸収性及び代謝安定性にも優れたアデノシンA3拮抗剤
は、喘息、炎症、アジソン病(Addisons disease)、自
己免疫性溶血性貧血、クローン病(Crohns disease)、
乾せん、リューマチ、中枢神経疾患(例えば、脳出血及
び脳梗塞等の脳血管障害、頭部外傷、脊髄損傷、脳浮腫
等)、糖尿病等に優れた効果を期待することができる。
しかし、アデノシンとアデノシンA3受容体の相互作用
の異常によって起こると考えられる疾患の予防薬及び治
療薬として、作用効果、安全性、経口吸収性、代謝安定
性等の点でより満足の得られるアデノシンA3受容体拮
抗剤は見い出されていない。そこで、優れたアデノシン
3受容体拮抗剤の開発が切望されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
した結果、チアゾロピリミジン環の2位が置換基を有し
ていてもよい環状基で置換され、3位が置換基を有して
いてもよいベンゼン環で置換されていることに化学構造
上の特徴を有する式(I)
【化18】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される新規
チアゾロピリミジン化合物又はその塩〔以下、化合物
(I)と略記することもある〕を初めて合成し、得られ
た化合物(I)がその特異な化学構造に基づいて予想外
にも優れたアデノシンA3受容体に対する選択的な親和
性及びアデノシンA3受容体拮抗作用等の医薬作用を有
すること、更に安定性等の医薬品としての物性において
も優れた性質を有しており、医薬として十分満足できる
ものであることを見出した。更に、本発明者らは、化合
物(I)を含む式(Ia)
【化19】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環を
示し、B環は更に置換基を有していてもよく、D環は更
に置換基を有していてもよい。但し、チアゾロピリミジ
ン環の5位(B環)にアミノ基が置換している場合、そ
の2位(D環)に置換基を有している。〕で表される化
合物又はその塩〔以下、化合物(Ia)と略記すること
もある〕が予想外にも優れたアデノシンA3受容体に対
する選択的な親和性及びアデノシンA3受容体拮抗作用
を有することを見出し、これらの知見に基づいて、本発
明を完成した。
【0010】即ち、本発明は、(1)式
【化20】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
物又はその塩、(2)A環が(i)ハロゲン原子、(ii)C
1-3アルキレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、
(v)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハ
ロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、(vii)カル
ボキシC1-6アルキル、(viii)カルボキシC2-6アルケニ
ル、(ix)ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニ
ル、(x)ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキ
ル、(xi)C6-14アリール、(xii)ハロゲン化されていて
もよいC1-6アルコキシ、(xiii)C1-6アルコキシ−カル
ボニル−C1-6アルコキシ、(xiv)ヒドロキシ、(xv)C
6-14アリールオキシ、(xvi)C7-16アラルキルオキシ、
(xvii)メルカプト、(xviii)ハロゲン化されていてもよ
いC1-6アルキルチオ、(xix)C6-14アリールチオ、(xx)
7-16アラルキルチオ、(xxi)アミノ、(xxii)モノ−C
1-6アルキルアミノ、(xxiii)モノ−C6-14アリールアミ
ノ、(xxiv)モノ−C7-16アラルキルアミノ、(xxv)ジ−
7-16アラルキルアミノ、(xxvi)ジ−C1-6アルキルア
ミノ、(xxvii)ジ−C6-14アリールアミノ、(xxviii)ホ
ルミル、(xxix)カルボキシ、(xxx)C1-6アルキル−カル
ボニル、(xxxi)C3-6シクロアルキル−カルボニル、(xx
xii)C1-6アルコキシ−カルボニル、(xxxiii)C6-14
リール−カルボニル、(xxxiv)C7-16アラルキル−カル
ボニル、(xxxv)C6-14アリールオキシ−カルボニル、(x
xxvi)C7-16アラルキルオキシ−カルボニル、(xxxvii)
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含有する5又は6
員複素環−カルボニル、(xxxviii)カルバモイル、(xxxi
x)チオカルバモイル、(xxxx)モノ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル、(xxxxi)ジ−C1-6アルキル−カルバモイ
ル、(xxxxii)C6-14アリール−カルバモイル、(xxxxii
i)炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子か
ら選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含有する5又は
6員複素環−カルバモイル、(xxxxiv)C1-6アルキルス
ルホニル、(xxxxv)C6-14アリールスルホニル、(xxxxv
i)ホルミルアミノ、(xxxxvii)C1-6アルキル−カルボニ
ルアミノ、(xxxxviii)C6-14アリール−カルボニルアミ
ノ、(xxxxix)C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ、(xx
xxx)C1-6アルキルスルホニルアミノ、(xxxxxi)C6-14
アリールスルホニルアミノ、(xxxxxii)C1-6アルキル−
カルボニルオキシ、(xxxxxiii)C6-14アリール−カルボ
ニルオキシ、(xxxxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオ
キシ、(xxxxxv)モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオ
キシ、(xxxxxvi)ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキ
シ、(xxxxxvii)C6-14アリール−カルバモイルオキシ、
(xxxxxviii)ニコチノイルオキシ、(xxxxxix)C1-6アル
キル、C6-14アリール、C1-6アルキル−カルボニル、
炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含有する5ないし
10員芳香族複素環基およびオキソから成る群から選ば
れる置換基を有していてもよい、1個の窒素原子と炭素
原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれ
る1ないし4個のヘテロ原子を含んでいてもよい5ない
し7員飽和環状アミノ、(xxxxxx)炭素原子以外に窒素原
子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ないし4個
のヘテロ原子を含有する5ないし10員芳香族複素環基
および(xxxxxxi)スルホから成る群から選ばれる置換基
(以下、置換基C群と略記する)を1ないし5個有して
いてもよいベンゼン環を、B環はさらに置換基C群から
選ばれる置換基を1または2個有していてもよく、R1
が置換基C群から選ばれる置換基を1または5個有して
いてもよいC3-6シクロアルキル基、C6-14アリール基
または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子
から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし
14員複素環から任意の1個の水素原子を除いてできる
1価基である第(1)項記載の化合物、(3)R1が第
(2)項記載の置換基C群から選ばれる置換基を1また
は5個有していてもよい、炭素原子以外に窒素原子、硫
黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ
原子を含む5ないし14員複素環から任意の1個の水素
原子を除いてできる1価基である第(2)項記載の化合
物、(4)5ないし14員複素環が(i)チオフェン、ベ
ンゾ[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイ
ミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、
ベンズイソチアゾール、ナフト[2,3−b]チオフェ
ン、フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、ピ
リジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、インドー
ル、イソインドール、1H−インダゾール、プリン、4
H−キノリジン、イソキノリン、キノリン、フタラジ
ン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノ
リン、カルバゾール、β−カルボリン、フェナントリジ
ン、アクリジン、フェナジン、チアゾール、イソチアゾ
ール、フェノチアジン、イソオキサゾール、フラザンお
よびフェノキサジンから成る群から選ばれる5ないし1
4員芳香族複素環又はこれらの環が1又は2個ベンゼン
環と縮合して形成された環、(ii)ピロリジン、イミダゾ
リン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラ
ジン、モルホリン、チオモルホリン、ジオキサゾール、
オキサジアゾリン、チアジアゾリン、トリアゾリン、チ
アジアゾールおよびジチアゾールから成る群から選ばれ
る5ないし10員非芳香族複素環または(iii)キヌクリ
ジンおよび7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンか
ら成る群から選ばれる7ないし10員複素架橋環である
第(2)項または第(3)項記載の化合物、(5)5な
いし14員複素環から任意の1個の水素原子を除いてで
きる1価基が、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び
酸素原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む
5ないし14員の含窒素芳香族複素環基である第(2)
項または第(3)項記載の化合物、(6)5ないし14
員複素環から任意の1個の水素原子を除いてできる1価
基が、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル
基、2−キノリル基、3−キノリル基、4−キノリル
基、5−キノリル基、8−キノリル基、1−イソキノリ
ル基、3−イソキノリル基、4−イソキノリル基、5−
イソキノリル基、ピラジニル基、2−ピリミジニル基、
4−ピリミジニル基、3−ピロリル基、2−イミダゾリ
ル基、3−ピリダジニル基、3−イソチアゾリル基、3
−イソオキサゾリル基、1−インドリル基、2−インド
リル基、3−インドリル基または2−ベンゾチアゾリル
基である第(2)項または第(3)項記載の化合物、
(7)5ないし14員複素環から任意の1個の水素原子
を除いてできる1価基が、炭素原子以外に窒素原子、硫
黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ
原子を含む5又は6員の含窒素芳香族複素環基である第
(2)項または第(3)項記載の化合物、(8)5ない
し14員複素環から任意の1個の水素原子を除いてでき
る1価基が、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピ
リジル基、ピラジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピ
リミジニル基、3−ピロリル基、3−ピリダジニル基、
3−イソチアゾリル基または3−イソオキサゾリル基で
ある第(2)項または第(3)項記載の化合物、(9)
5ないし14員複素環から任意の1個の水素原子を除い
てできる1価基が、ピリジル基である第(2)項または
第(3)項記載の化合物、(10)R1が4−ピリジル
基である第(1)項記載の化合物、(11)R1が置換
基を有していてもよい含窒素芳香族複素環基である第
(1)項記載の化合物、(12)A環がC1-6アルコキ
シまたは1ないし2個のC1-6アルキルで置換されてい
てもよいベンゼン環である第(1)項記載の化合物、
(13)A環がC1-6アルコキシで置換されていてもよ
いベンゼン環である第(1)項記載の化合物、(14)
B環がさらに有していてもよい置換基がアミノである第
(1)項記載の化合物、(15)A環がC1-6アルコキ
シまたは1ないし2個のC1-6アルキルで置換されてい
てもよいベンゼン環で、B環がさらにアミノを有してい
てもよく、R1がピリジル基である第(1)項記載の化
合物、(16)A環がC1-6アルコキシで置換されてい
てもよいベンゼン環で、B環がさらにアミノを有してい
てもよく、R1がピリジル基である第(1)項記載の化
合物、(17)式
【化21】 〔式中、R2およびR3はそれぞれ同一または異なって水
素原子または第(2)項記載の置換基C群から選ばれる
置換基を、A環およびR1は第(1)項記載と同意義を
示す。〕で表される化合物またはその塩である第(1)
項記載の化合物、(18)R3が水素原子である第(1
7)項記載の化合物、(19)5-アミノ-3-(4-メトキ
シフェニル)-2-(4-ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリ
ミジン-7-オンまたはその塩、5-アミノ-3-[4-(1,1-ジ
メチルエチル)フェニル]-2-(4-ピリジル)-7H-チアゾロ
[3,2-a]ピリミジン-7-オンまたはその塩、または5-ア
ミノ-3-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジル)-7H-チ
アゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オンまたはその塩、(2
0)第(1)項記載の化合物のプロドラッグ、(21)
【化22】 〔式中、各記号は第(1)項記載と同意義を示す。〕で
表わされる化合物又はその塩と式 R2−C≡C−COOH 〔式中、R2は第(1)項記載と同意義を示す。〕で表
わされる化合物又はその塩あるいはその反応性誘導体、
または式 NCCHR3COOH 〔式中、R3は第(1)項記載と同意義を示す。〕で表
わされる化合物又はその塩あるいはその反応性誘導体と
を反応させることを特徴とする第(1)項記載の化合物
又はその塩の製造法、(22)式
【化23】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
物又はその塩あるいはそのプロドラッグを含有してなる
医薬組成物、(23)アデノシンA3受容体拮抗剤であ
る第(22)項記載の組成物、(24)アデノシンA3
受容体関連疾患の予防・治療剤である第(22)項記載
の組成物、(25)喘息又はアレルギー疾患の予防・治
療剤である第(22)項記載の組成物、(26)脳血管
障害の予防・治療剤である第(22)項記載の組成物、
(27)頭部外傷の予防・治療剤である第(22)項記
載の組成物、(28)脳浮腫の予防・治療剤である第
(22)項記載の組成物、(29)式
【化24】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環を
示し、B環は更に置換基を有していてもよく、D環は更
に置換基を有していてもよい。但し、チアゾロピリミジ
ン環の5位にアミノ基が置換している場合、その2位に
置換基を有している。〕で表される化合物又はその塩を
含有してなるアデノシンA3受容体拮抗剤、および(3
0)A環が(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキレンジオ
キシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化されていて
もよいC2-6アルケニル、(vii)カルボキシC1-6アルキ
ル、(viii)カルボキシC2-6アルケニル、(ix)ハロゲン
化されていてもよいC2-6アルキニル、(x)ハロゲン化さ
れていてもよいC3-6シクロアルキル、(xi)C6-14アリ
ール、(xii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコキ
シ、(xiii)C1-6アルコキシ−カルボニル−C1-6アルコ
キシ、(xiv)ヒドロキシ、(xv)C6-14アリールオキシ、
(xvi)C7-16アラルキルオキシ、(xvii)メルカプト、(xv
iii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、
(xix)C6-14アリールチオ、(xx)C7-16アラルキルチ
オ、(xxi)アミノ、(xxii)モノ−C1-6アルキルアミノ、
(xxiii)モノ−C6-14アリールアミノ、(xxiv)モノ−C
7-16アラルキルアミノ、(xxv)ジ−C7-16アラルキルア
ミノ、(xxvi)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xxvii)ジ−C
6-14アリールアミノ、(xxviii)ホルミル、(xxix)カルボ
キシ、(xxx)C1-6アルキル−カルボニル、(xxxi)C3-6
シクロアルキル−カルボニル、(xxxii)C1-6アルコキシ
−カルボニル、(xxxiii)C6-14アリール−カルボニル、
(xxxiv)C7-16アラルキル−カルボニル、(xxxv)C6-14
アリールオキシ−カルボニル、(xxxvi)C7-16アラルキ
ルオキシ−カルボニル、(xxxvii)炭素原子以外に窒素原
子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カルボニ
ル、(xxxviii)カルバモイル、(xxxix)チオカルバモイ
ル、(xxxx)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxxx
i)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxxxii)C6-14
アリール−カルバモイル、(xxxxiii)炭素原子以外に窒
素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ないし
3個のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カルバ
モイル、(xxxxiv)C1-6アルキルスルホニル、(xxxxv)C
6-14アリールスルホニル、(xxxxvi)ホルミルアミノ、(x
xxxvii)C1-6アルキル−カルボニルアミノ、(xxxxviii)
6-14アリール−カルボニルアミノ、(xxxxix)C1-6
ルコキシ−カルボニルアミノ、(xxxxx)C1-6アルキルス
ルホニルアミノ、(xxxxxi)C6-14アリールスルホニルア
ミノ、(xxxxxii)C1-6アルキル−カルボニルオキシ、(x
xxxxiii)C6-14アリール−カルボニルオキシ、(xxxxxi
v)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxxxv)モノ
−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxxxvi)シ゛-C
1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxxxvii)C6-14
アリール−カルバモイルオキシ、(xxxxxviii)ニコチノ
イルオキシ、(xxxxxix)C1-6アルキル、C6-14アリー
ル、C1-6アルキル−カルボニル、炭素原子以外に窒素
原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ないし3
個のヘテロ原子を含有する5ないし10員芳香族複素環
基およびオキソから成る群から選ばれる置換基を有して
いてもよい、1個の窒素原子と炭素原子以外に窒素原
子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個の
ヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員飽和環状ア
ミノ、(xxxxxx)炭素原子以外に窒素原子、酸素原子およ
び硫黄原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含
有する5ないし10員芳香族複素環基および(xxxxxxi)
スルホから成る群から選ばれる置換基(以下、置換基C
群)を1ないし5個有していてもよいベンゼン環を、B
環はさらに置換基C群から選ばれる置換基を1または2
個有していてもよく、D環が置換基C群から選ばれる置
換基を有していてもよい第(29)項記載の剤に関す
る。
【0011】さらに、本発明は、(31)式
【化25】 〔式中、R3は置換基を、A環は置換基を有していても
よいベンゼン環を、R1は置換基を有していてもよい環
状基を示す。〕で表される化合物又はその塩、および
(32)式
【化26】 〔式中、R3は置換基を、A環は置換基を有していても
よいベンゼン環を示し、D環は更に置換基を有していて
もよい。〕で表される化合物又はその塩を含有してなる
アデノシンA3受容体拮抗剤、(33)哺乳動物に対し
て式
【化27】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環を
示し、B環は更に置換基を有していてもよく、D環は更
に置換基を有していてもよい。但し、チアゾロピリミジ
ン環の5位にアミノ基が置換している場合、その2位に
置換基を有している。〕で表される化合物又はその塩あ
るいはそのプロドラッグを有効量投与することを特徴と
するアデノシンA3受容体の拮抗方法、(34)哺乳動
物に対して式
【化28】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
物又はその塩あるはそのプロドラッグを有効量投与する
ことを特徴とする喘息、アレルギー疾患、脳血管障害、
頭部外傷または脳浮腫の予防・治療方法、(35)アデ
ノシンA3受容体拮抗剤を製造するための式
【化29】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環を
示し、B環は更に置換基を有していてもよく、D環は更
に置換基を有していてもよい。但し、チアゾロピリミジ
ン環の5位にアミノ基が置換している場合、その2位に
置換基を有している。〕で表される化合物又はその塩あ
るいはそのプロドラッグの使用、および(36)喘息、
アレルギー疾患、脳血管障害、頭部外傷または脳浮腫の
予防・治療剤を製造するための式
【化30】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
物又はその塩あるはそのプロドラッグの使用に関する。
【0012】上記式中、A環は置換基を有していてもよ
いベンゼン環を示す。A環が有していてもよい「置換
基」としては、例えばハロゲン原子(例、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素等)、C1-3アルキレンジオキシ
(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ等)、ニト
ロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
ル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニル、カ
ルボキシC1-6アルキル(例、カルボキシメチル、カル
ボキシエチル等)、カルボキシC2-6アルケニル(例、
2−カルボキシエテニル、2−カルボキシ−2−メチル
エテニル等)、ハロゲン化されていてもよいC2-6アル
キニル、ハロゲン化されていてもよいC3-6シクロアル
キル、C6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、
2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、
4−ビフェニリル、2−アンスリル等)、ハロゲン化さ
れていてもよいC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル−C1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニル
メチルオキシ等)、ヒドロキシ、C6-14アリールオキシ
(例、フェニルオキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフ
チルオキシ等)、C7-16アラルキルオキシ(例、ベンジ
ルオキシ、フェネチルオキシ等)、メルカプト、ハロゲ
ン化されていてもよいC1-6アルキルチオ、C6-14アリ
ールチオ(例、フェニルチオ、1−ナフチルチオ、2−
ナフチルチオ等)、C7-16アラルキルチオ(例、ベンジ
ルチオ、フェネチルチオ等)、アミノ、モノ−C1-6
ルキルアミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ等)、
モノ−C6-14アリールアミノ(例、フェニルアミノ、1
−ナフチルアミノ、2−ナフチルアミノ等)、モノ−C
7-16アラルキルアミノ(例、ベンジルアミノ、フェネチ
ルアミノ等)、ジ−C7-16アラルキルアミノ(例、ジベ
ンジルアミノ、ジフェネチルアミノ等)、ジ−C1-6
ルキルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、
エチルメチルアミノ等)、ジ−C6-14アリールアミノ
(例、ジフェニルアミノ等)、ホルミル、カルボキシ、
1-6アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオ
ニル等)、C3-6シクロアルキル−カルボニル(例、シ
クロプロピルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、
シクロヘキシルカルボニル等)、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、プロポキシカルボニル、tert-ブトキシカルボニル
等)、C6-14アリール−カルボニル(例、ベンゾイル、
1−ナフトイル、2−ナフトイル等)、C7-16アラルキ
ル−カルボニル(例、フェニルアセチル、3−フェニル
プロピオニル等)、C6-14アリールオキシ−カルボニル
(例、フェノキシカルボニル等)、C7-16アラルキルオ
キシ−カルボニル(例、ベンジルオキシカルボニル、フ
ェネチルオキシカルボニル等)、炭素原子以外に窒素原
子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ないし3個
のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カルボニル
(例、ニコチノイル、イソニコチノイル、テノイル、フ
ロイル、モルホリノカルボニル、チオモルホリノカルボ
ニル、ピペラジン−1−イルカルボニル、ピロリジン−
1−イルカルボニル等)、カルバモイル、チオカルバモ
イル、モノ−C1-6アルキル−カルバモイル(例、メチ
ルカルバモイル、エチルカルバモイル等)、ジ−C1-6
アルキル−カルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、
ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル
等)、C6-14アリール−カルバモイル(例、フェニルカ
ルバモイル、1−ナフチルカルバモイル、2−ナフチル
カルバモイル等)、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子
および硫黄原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子
を含有する5又は6員複素環−カルバモイル(例、2−
ピリジルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4
−ピリジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、
3−チエニルカルバモイル等)、C1-6アルキルスルホ
ニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル等)、
6-14アリールスルホニル(例、フェニルスルホニル、
1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニル
等)、ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルア
ミノ(例、アセチルアミノ等)、C6-14アリール−カル
ボニルアミノ(例、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミ
ノ等)、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ(例、メ
トキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、
プロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミ
ノ等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチル
スルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ等)、C
6-14アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホニ
ルアミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフチ
ルスルホニルアミノ等)、C1-6アルキル−カルボニル
オキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ等)、C
6-14アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキ
シ、ナフチルカルボニルオキシ等)、C1-6アルコキシ
−カルボニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、
エトキシカルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキ
シ、ブトキシカルボニルオキシ等)、モノ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオ
キシ、エチルカルバモイルオキシ等)、ジ−C1-6アル
キル−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイル
オキシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、C6-14アリ
ール−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモイル
オキシ、ナフチルカルバモイルオキシ等)、ニコチノイ
ルオキシ、置換基を有していてもよい5ないし7員飽和
環状アミノ、炭素原子以外に窒素原子、酸素原子および
硫黄原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含有
する5ないし10員芳香族複素環基(例、2−チエニ
ル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−
ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリ
ル、5−キノリル、8−キノリル、1−イソキノリル、
3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリ
ル、1−インドリル、2−インドリル、3−インドリ
ル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニ
ル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラ
ニル、3−ベンゾ[b]フラニル等)、スルホ等(以
下、置換基C群と略記する場合がある)が挙げられる。
A環は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ない
し5個、好ましくは1ないし3個、更に好ましくは1又
は2個有していてもよく、置換基数が2個以上の場合、
各置換基は同一又は異なっていてもよい。
【0013】前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6
アルキル」としては、例えば1ないし5個、好ましくは
1ないし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素等)を有していてもよいC1-6アルキル
(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等)等が挙げられる。具体例としては、メ
チル、クロロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメ
チル、トリフルオロメチル、エチル、2−ブロモエチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロ
エチル、プロピル、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル、イソプロピル、ブチル、4,4,4−トリフルオロ
ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペン
チル、イソペンチル、ネオペンチル、5,5,5−トリ
フルオロペンチル、ヘキシル、6,6,6−トリフルオ
ロヘキシル等が挙げられる。前記「ハロゲン化されてい
てもよいC2-6アルケニル」としては、例えば1ないし
5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC
2-6アルケニル(例、ビニル、プロペニル、イソプロペ
ニル、2−ブテン−1−イル、4−ペンテン−1−イ
ル、5−へキセン−1−イル等)等が挙げられる。前記
「ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル」とし
ては、例えば1ないし5個、好ましくは1ないし3個の
ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を
有していてもよいC2-6アルキニル(例、2−ブチン−
1−イル、4−ペンチン−1−イル、5−へキシン−1
−イル等)等が挙げられる。前記「ハロゲン化されてい
てもよいC3-6シクロアルキル」としては、例えば1な
いし5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子
(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していても
よいC3-6シクロアルキル(例、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等)等が挙
げられる。具体例としては、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジク
ロロシクロヘキシル、2,2,3,3−テトラフルオロ
シクロペンチル、4−クロロシクロヘキシル等が挙げら
れる。前記「ハロゲン化されていてもよいC1-6アルコ
キシ」としては、例えば1ないし5個、好ましくは1な
いし3個のハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素等)を有していてもよいC1-6アルコキシ(例、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、ペンチルオキシ、
ヘキシルオキシ等)等が挙げられる。具体例としては、
例えばメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメ
トキシ、エトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、4,4,
4−トリフルオロブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキ
シ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられ、好
ましくはメトキシ等である。前記「ハロゲン化されてい
てもよいC1-6アルキルチオ」としては、例えば1ない
し5個、好ましくは1ないし3個のハロゲン原子(例、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を有していてもよいC
1-6アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、sec-ブチル
チオ、tert-ブチルチオ等)等が挙げられる。具体例と
しては、メチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフル
オロメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロ
ピルチオ、ブチルチオ、4,4,4−トリフルオロブチ
ルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ等が挙げられる。
【0014】前記「置換基を有していてもよい5ないし
7員飽和環状アミノ」の「5ないし7員飽和環状アミ
ノ」としては、例えば1個の窒素原子と炭素原子以外
に、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1又
は2種、1ないし4個のヘテロ原子を含んでいてもよい
5ないし7員飽和環状アミノが挙げられ、具体例として
は、ピロリジン−1−イル、ピペリジノ、ピペラジン−
1−イル、モルホリノ、チオモルホリノ、テトラヒドロ
アゼピン−1−イル等が挙げられる。該「置換基を有し
ていてもよい5ないし7員飽和環状アミノ」の「置換
基」としては、例えばC1-6アルキル(例、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル等)、
6-14アリール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビ
フェニリル、2−アンスリル等)、C1-6アルキル−カ
ルボニル(例、アセチル、プロピオニル等)、5ないし
10員芳香族複素環基(例、2−チエニル、3−チエニ
ル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−
キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−キノリ
ル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソキノリ
ル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、1−インド
リル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチ
アゾリル、2−ベンゾ[b]チエニル、3−ベンゾ
[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラニル、3−ベン
ゾ[b]フラニル等)、オキソ等が1ないし3個挙げら
れる。上記の置換基の中でも、ハロゲン化されていても
よいC1-6アルコキシ、1ないし2個のハロゲン化され
ていてもよいC1-6アルキルが好ましく、特に、C1-6
ルコキシ、1ないし2個のC1-6アルキルが好ましく、
2個のメチル、1個のtert-ブチル、1個のメトキシな
どが最も好ましい。
【0015】上記式中、B環は更に置換基を有していて
もよい。B環が更に有していてもよい「置換基」として
は、例えば上記したA環が有していてもよい置換基(置
換基C群)と同様のもの等が挙げられる。B環が有して
いてもよい「置換基」としては、中でもC1-6アルコキ
シ−カルボニル以外の基、例えばハロゲン原子(例、フ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)、C1-3アルキレンジオ
キシ(例、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ等)、
ニトロ、シアノ、ハロゲン化されていてもよいC1-6
ルキル、ハロゲン化されていてもよいC2-6アルケニ
ル、カルボキシC2-6アルケニル(例、2−カルボキシ
エテニル、2−カルボキシ−2−メチルエテニル等)、
ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、ハロゲ
ン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、C6-14
リール(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、
2−ビフェニリル、3−ビフェニリル、4−ビフェニリ
ル、2−アンスリル等)、ハロゲン化されていてもよい
1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル−C
1-6アルコキシ(例、エトキシカルボニルメチルオキシ
等)、ヒドロキシ、C6-14アリールオキシ(例、フェニ
ルオキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフチルオキシ
等)、C7-16アラルキルオキシ(例、ベンジルオキシ、
フェネチルオキシ等)、メルカプト、ハロゲン化されて
いてもよいC1-6アルキルチオ、C6-14アリールチオ
(例、フェニルチオ、1−ナフチルチオ、2−ナフチル
チオ等)、C7-16アラルキルチオ(例、ベンジルチオ、
フェネチルチオ等)、アミノ、モノ−C1-6アルキルア
ミノ(例、メチルアミノ、エチルアミノ等)、モノ−C
6-14アリールアミノ(例、フェニルアミノ、1−ナフチ
ルアミノ、2−ナフチルアミノ等)、ジ−C1-6アルキ
ルアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチ
ルメチルアミノ等)、ジ−C6-14アリールアミノ(例、
ジフェニルアミノ等)、モノ−C7-16アラルキルアミノ
(例、ベンジルアミノ、フェネチルアミノ等)、ジ−C
7-16アラルキルアミノ(例、ジベンジルアミノ、ジフェ
ネチルアミノ等)、ホルミル、カルボキシ、C1-6アル
キル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル等)、
3-6シクロアルキル−カルボニル(例、シクロプロピ
ルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキ
シルカルボニル等)、C6-14アリール−カルボニル
(例、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイル
等)、C7-16アラルキル−カルボニル(例、フェニルア
セチル、3−フェニルプロピオニル等)、C6-14アリー
ルオキシ−カルボニル(例、フェノキシカルボニル
等)、C7-16アラルキルオキシ−カルボニル(例、ベン
ジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル
等)、5又は6員複素環カルボニル(例、ニコチノイ
ル、イソニコチノイル、テノイル、フロイル、モルホリ
ノカルボニル、チオモルホリノカルボニル、ピペラジン
−1−イルカルボニル、ピロリジン−1−イルカルボニ
ル等)、カルバモイル、チオカルバモイル、モノ−C
1-6アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイ
ル、エチルカルバモイル等)、ジ−C1-6アルキル−カ
ルバモイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカル
バモイル、エチルメチルカルバモイル等)、C6-14アリ
ール−カルバモイル(例、フェニルカルバモイル、1−
ナフチルカルバモイル、2−ナフチルカルバモイル
等)、5又は6員複素環カルバモイル(例、2−ピリジ
ルカルバモイル、3−ピリジルカルバモイル、4−ピリ
ジルカルバモイル、2−チエニルカルバモイル、3−チ
エニルカルバモイル等)、C1-6アルキルスルホニル
(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル等)、C
6-14アリールスルホニル(例、フェニルスルホニル、1
−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスルホニル等)、
ホルミルアミノ、C1-6アルキル−カルボニルアミノ
(例、アセチルアミノ等)、C6-14アリール−カルボニ
ルアミノ(例、ベンゾイルアミノ、ナフトイルアミノ
等)、C1-6アルコキシ−カルボニルアミノ(例、メト
キシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、プ
ロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ
等)、C1-6アルキルスルホニルアミノ(例、メチルス
ルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ等)、C6-14
アリールスルホニルアミノ(例、フェニルスルホニルア
ミノ、2−ナフチルスルホニルアミノ、1−ナフチルス
ルホニルアミノ等)、C1-6アルキル−カルボニルオキ
シ(例、アセトキシ、プロピオニルオキシ等)、C6-14
アリール−カルボニルオキシ(例、ベンゾイルオキシ、
ナフチルカルボニルオキシ等)、C1-6アルコキシ−カ
ルボニルオキシ(例、メトキシカルボニルオキシ、エト
キシカルボニルオキシ、プロポキシカルボニルオキシ、
ブトキシカルボニルオキシ等)、モノ−C1-6アルキル
−カルバモイルオキシ(例、メチルカルバモイルオキ
シ、エチルカルバモイルオキシ等)、ジ−C1-6アルキ
ル−カルバモイルオキシ(例、ジメチルカルバモイルオ
キシ、ジエチルカルバモイルオキシ等)、C6-14アリー
ル−カルバモイルオキシ(例、フェニルカルバモイルオ
キシ、ナフチルカルバモイルオキシ等)、ニコチノイル
オキシ、置換基を有していてもよい5ないし7員飽和環
状アミノ、5ないし10員芳香族複素環基(例、2−チ
エニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、
4−ピリジル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノ
リル、5−キノリル、8−キノリル、1−イソキノリ
ル、3−イソキノリル、4−イソキノリル、5−イソキ
ノリル、1−インドリル、2−インドリル、3−インド
リル、2−ベンゾチアゾリル、2−ベンゾ[b]チエニ
ル、3−ベンゾ[b]チエニル、2−ベンゾ[b]フラ
ニル、3−ベンゾ[b]フラニル等)、スルホ等が好ま
しく、中でもアミノ等が好ましい。B環は、上記置換基
を置換可能な位置(5位又は6位)に1又は2個、好ま
しくは5位に1個有していてもよく、置換基数が2個以
上の場合、各置換基は同一又は異なっていてもよい。
【0016】また、化合物(I)及び(Ia)におい
て、B環の5位及び6位の置換基をそれぞれR2及びR3
として以下のように表すこともできる。
【化31】 2及びR3としては、チアゾロピリミジン環の5位及び
6位にそれぞれ置換可能な基であれば何れでもよいが、
好ましくは、例えば上記したB環の置換基の他、水素原
子等が挙げられる。特に、R3が水素原子である場合が
好ましい。R2としては、アミノ基が好ましい。
【0017】上記式中、R1は置換基を有していてもよ
い環状基を示す。R1で表される「置換基を有していて
もよい環状基」における「環状基」としては、例えば環
状炭化水素基、複素環基等が挙げられる。上記「環状炭
化水素基」としては、例えばシクロアルキル基、アリー
ル基等が挙げられ、このうち、炭素数1ないし16個の
環状炭化水素基等が好ましい。「シクロアルキル基」と
しては、例えばC3-6シクロアルキル基(例えば、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル等)等が好ましい。「アリール基」としては、例
えばC6-14アリール基(例えば、フェニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル、2−ビフェニリル、3−ビフェニリ
ル、4−ビフェニリル、2−アンスリル等)等が好まし
い。
【0018】上記「複素環基」としては、例えば炭素原
子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる
1又は2種、1ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし
14員(単環、2環又は3環式)複素環、好ましくは
(i)5ないし14員(好ましくは5ないし10員)芳
香族複素環、(ii)5ないし10員非芳香族複素環又は
(iii)7ないし10員複素架橋環から任意の1個の水
素原子を除いてできる1価基等が挙げられる。上記「5
ないし14員(好ましくは5ないし10員)の芳香族複
素環」としては、例えばチオフェン、ベンゾ[b]チオ
フェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズイミダゾール、ベ
ンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイソチア
ゾール、ナフト[2,3−b]チオフェン、フラン、ピ
ロール、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジ
ン、ピリミジン、ピリダジン、インドール、イソインド
ール、1H−インダゾール、プリン、4H−キノリジ
ン、イソキノリン、キノリン、フタラジン、ナフチリジ
ン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、カルバゾ
ール、β−カルボリン、フェナントリジン、アクリジ
ン、フェナジン、チアゾール、イソチアゾール、フェノ
チアジン、イソオキサゾール、フラザン、フェノキサジ
ン等の芳香族複素環、又はこれらの環(好ましくは単
環)が1ないし複数個(好ましくは1又は2個)の芳香
環(例、ベンゼン環等)と縮合して形成された環等が挙
げられる。上記「5ないし10員非芳香族複素環」とし
ては、例えばピロリジン、イミダゾリン、ピラゾリジ
ン、ピラゾリン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリ
ン、チオモルホリン、ジオキサゾール、オキサジアゾリ
ン、チアジアゾリン、トリアゾリン、チアジアゾール、
ジチアゾール等が挙げられる。上記「7ないし10員複
素架橋環」としては、例えばキヌクリジン、7−アザビ
シクロ[2.2.1]ヘプタン等が挙げられる。該「複
素環基」としては、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子
及び酸素原子から選ばれる1又は2種、1ないし4個の
ヘテロ原子を含む5ないし14員(好ましくは5ないし
10員)の(単環又は2環式)含窒素芳香族複素環基
(例えば、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジ
ル、2−キノリル、3−キノリル、4−キノリル、5−
キノリル、8−キノリル、1−イソキノリル、3−イソ
キノリル、4−イソキノリル、5−イソキノリル、ピラ
ジニル、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、3−ピ
ロリル、2−イミダゾリル、3−ピリダジニル、3−イ
ソチアゾリル、3−イソオキサゾリル、1−インドリ
ル、2−インドリル、3−インドリル、2−ベンゾチア
ゾリル等)等が好ましい。複素環基が窒素原子(N)又
は硫黄原子(S)を含む場合、N又はSはオキシド化
(N−オキシド、S−オキシド)されていてもよい。中
でも、例えば、炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び
酸素原子から選ばれる1ないし3個のヘテロ原子を含む
5又は6員の含窒素芳香族複素環基(例えば、2−ピリ
ジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピラジニル、2−
ピリミジニル、4−ピリミジニル基、3−ピロリル、3
−ピリダジニル、3−イソチアゾリル、3−イソオキサ
ゾリル等)等が好ましく、例えばピリジル(例えば、2
−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、特に4−ピ
リジル等)等が更に好ましい。
【0019】該「置換基を有していてもよい環状基」の
「置換基」としては、例えば前記A環が有していてもよ
い「置換基」と同様のもの等が挙げられる。該「環状
基」は、例えば上記置換基を、置換可能な位置に1ない
し5個、好ましくは1ないし3個有していてもよく、置
換基数が2個以上の場合、各置換基は同一又は異なって
いてもよい。また、R1としては塩基性を有する基が好
ましい。塩基性を有する基としては、例えば、ピリジル
(例えば、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジ
ル)が好ましく、特に4−ピリジルが好ましい。上記式
中、D環は更に置換基を有していてもよい。D環が更に
有していてもよい「置換基」としては、例えば、上記し
たA環が有していてもよい置換基(置換基C群)と同様
のもの等が挙げられるが、好ましくは上記R1である。
化合物(Ia)としては、例えば、化合物(I)等が好
ましい。化合物(I)としては、例えば、R1が置換基
を有していてもよい含窒素芳香族複素環基で、B環がC
1-6アルコキシ−カルボニル以外の基から選ばれる置換
基を有していてもよい場合等が好ましい。より具体的に
は、化合物(I)としては、(1)A環がC1-6アルコ
キシまたは1ないし2個のC1-6アルキルで置換されて
いてもよいベンゼン環で、B環はさらにアミノを有して
いてもよく、R1がピリジル基である化合物(I)また
はその塩、(2)A環がC1-6アルコキシで置換されて
いてもよいベンゼン環で、B環はさらにアミノを有して
いてもよく、R1がピリジル基である化合物(I)また
はその塩、(3)5-アミノ-3-(4-メトキシフェニル)-
2-(4-ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オ
ン、5-アミノ-3-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-
2-(4-ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オ
ン、5-アミノ-3-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリ
ジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オンまたはそ
の塩、(4)5-アミノ-3-(4-メトキシフェニル)-2-(4-
ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オンまた
はその塩が好ましく用いられる。
【0020】化合物(I)及び(Ia)の塩としては、
例えば金属塩、アンモニウム塩、有機塩基との塩、無機
酸との塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との
塩等が挙げられる。金属塩の好適な例としては、例えば
ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシ
ウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類
金属塩;アルミニウム塩等が挙げられる。有機塩基との
塩の好適な例としては、例えばトリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジ
ン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシ
ルアミン、N,N'−ジベンジルエチレンジアミン等と
の塩が挙げられる。無機酸との塩の好適な例としては、
例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等との塩
が挙げられる。有機酸との塩の好適な例としては、例え
ばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル
酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等との塩が挙げられる。塩
基性アミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアルギ
ニン、リジン、オルニチン等との塩が挙げられ、酸性ア
ミノ酸との塩の好適な例としては、例えばアスパラギン
酸、グルタミン酸等との塩が挙げられる。このうち、薬
学的に許容し得る塩が好ましい。例えば、化合物内に酸
性官能基を有する場合にはアルカリ金属塩(例、ナトリ
ウム塩,カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例、カ
ルシウム塩,マグネシウム塩,バリウム塩等)等の無機
塩、アンモニウム塩等、また、化合物内に塩基性官能基
を有する場合には、例えば臭化水素酸、硝酸、硫酸、リ
ン酸等無機酸との塩、又は酢酸、フタル酸、フマル酸、
シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、
メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸
との塩が挙げられる。
【0021】化合物(I)の製造法について以下に述べ
る。化合物(I)は、式
【化32】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す〕で表わされる化
合物又はその塩と式 R2−C≡C−COOH 〔式中、R2は前記と同意義を示す〕で表わされる化合
物又はその塩あるいはその反応性誘導体、または式 NCCHR3COOH 〔式中、R3は前記と同意義を示す〕で表わされる化合
物又はその塩あるいはその反応性誘導体とを反応させる
ことによって製造することができる。
【0022】反応性誘導体としては、カルボキシル基が
1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル等)、C6-10アリール(例、フェニル、ナフチ
ル等)などでエステル化された化合物、酸クロライドな
どの酸塩化物、酸無水物などが用いられる。より具体的
には、化合物(I)は、例えば次の反応式1で示される
方法又はそれに準じた方法あるいは例えばジャーナル
オブ ヘテロサイクリック ケミストリー(Journal of
Heterocyclic Chemistry)、25巻、949−953
頁(1988年)、同28巻、489−492頁(19
91年)、特開昭52−148096号公報あるいはG
B 1345148に記載の方法に準じた方法等により
得ることができる。以下の反応式1中、R'及びR''は
水素原子、C1-6アルキル(例、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル等)又はC6-10アリール(例、フェ
ニル、ナフチル等)を、その他の記号は前記と同意義を
示す。反応式中の化合物は塩を形成している場合も含
み、該塩としては、例えば化合物(I)の塩と同様のも
の等が挙げられる。
【0023】反応式
【化33】
【0024】化合物(II)は自体公知の方法、例えば特
開昭60−58981号公報、特開昭61−10580
号公報、特表平7−503023号公報、WO 93/
15071、DE−A−3601411、特開平5−7
0446号公報等に記載の方法又はそれに準じた方法等
により得られる。化合物(III)及び(IV)は市販され
ている場合には市販品をそのまま用いることもでき、ま
た自体公知の方法に従って製造することができる。化合
物(I)は化合物(II)とアセチレンカルボン酸(II
I)又はその反応性誘導体とを、所望により酸又は塩基
の存在下反応させて縮合することにより得られる。化合
物(III)の使用量は、化合物(II)1モルに対し、約
0.5ないし約3.0モル、好ましくは約0.8ないし
約2.0モルである。酸又は塩基の使用量は、化合物
(II)1モルに対し、約1.0ないし約30モル、好ま
しくは約1.0ないし約10モルである。該「酸」とし
ては、例えばポリリン酸等のリン酸類、メタンスルホン
酸、p-トルエンスルホン酸等のスルホン酸類、酢酸等の
有機酸類、塩酸、臭化水素酸、硫酸等の鉱酸類等が挙げ
られる。該「塩基」としては、例えば炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸セシウム、等の塩基性塩類、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基類、ピリジ
ン、ルチジン等の芳香族アミン類、トリエチルアミン、
トリプロピルアミン、トリブチルアミン、シクロヘキシ
ルジメチルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、N,
N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン、N−メ
チルピロリジン、N−メチルモルホリン等の第3級アミ
ン類、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ
金属水素化物類、ナトリウムアミド、リチウムジイソプ
ロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジド等の金
属アミド類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキ
シド、カリウム tert-ブトキシド等の金属アルコキシド
類等が挙げられる。本反応は、無溶媒中又は反応に不活
性な溶媒存在下にて行うのが有利である。該溶媒は、反
応が進行する限り特に限定されないが、例えばハロゲン
化炭化水素類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、
エーテル類、アミド類、アルコール類、ポリリン酸、有
機酸類、水又はこれら二種以上の混合物等が用いられ
る。反応温度は、通常約−5ないし約200℃、好まし
くは約5ないし約150℃である。反応時間は通常約5
分ないし約72時間、好ましくは約0.5ないし約30
時間である。生成物は常法に従って反応混合物から単離
することができ、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー等
の分離手段により容易に精製することができる。
【0025】また、化合物(I)は、化合物(II)とシ
アノ酢酸(IV)又はその反応性誘導体を所望により酸又
は塩基の存在下、縮合することによっても得られる。化
合物(IV)の使用量は、化合物(II)1モルに対し、約
0.5ないし約3.0モル、好ましくは約0.8ないし
約2.0モルである。酸又は塩基の使用量は、化合物
(II)1モルに対し、約1.0ないし約30モル、好ま
しくは約1.0ないし約10モルである。該「酸」とし
ては、例えばポリリン酸等のリン酸類、酢酸等の有機酸
類等が挙げられる。該「塩基」としては、例えば炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、等の塩基性塩
類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基
類、ピリジン、ルチジン等の芳香族アミン類、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、シ
クロヘキシルジメチルアミン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジ
ン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン等の
第3級アミン類、水素化ナトリウム、水素化カリウム等
のアルカリ金属水素化物類、ナトリウムアミド、リチウ
ムジイソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラ
ジド等の金属アミド類、ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カリウム tert-ブトキシド等の金属ア
ルコキシド類等が挙げられる。本反応は、無溶媒中又は
反応に不活性な溶媒存在下にて行うのが有利である。該
溶媒は、反応が進行する限り特に限定されないが、例え
ばハロゲン化炭化水素類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭
化水素類、エーテル類、アミド類、アルコール類、ポリ
リン酸、有機酸類、水又はこれら二種以上の混合物等が
用いられる。反応温度は、通常約−5ないし約200
℃、好ましくは約5ないし約150℃である。反応時間
は通常約5分ないし約72時間、好ましくは約0.5な
いし約30時間である。生成物は常法に従って反応混合
物から単離することができ、再結晶、蒸留、クロマトグ
ラフィー等の分離手段により容易に精製することができ
る。
【0026】また、化合物(I)は以下の反応式2で示
されるように化合物(V)と金属シアン化物(VI)より
得ることが出来る。反応式2
【化34】 〔式中、Lは脱離基を、Mは金属を、その他の記号は前
記と同意義を示す。〕
【0027】Lで示される脱離基としては、例えばハロ
ゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、ハロゲン化されていても良いC1-5アルキルスル
ホニルオキシ(例えば、メタンスルホニルオキシ、エタ
ンスルホニルオキシ、トリクロロメタンスルホニルオキ
シなど)、C6-14アリールスルホニルオキシ(例えば、
p−トルエンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオ
キシなど)などが挙げられる。Mで示される金属として
は、例えばナトリウム、カリウム、銅などが挙げられ
る。反応式中の化合物は塩を形成している場合も含み、
該塩としては、例えば化合物(I)の塩と同様のもの等
が挙げられる。化合物(V)は自体公知の方法、例えば
特開昭60−58981号公報、特開昭61−1058
0号公報、特表平7−503023号公報、WO 93
/15071、DE−A−3601411、特開平5−
70446号公報等に記載の方法又はそれに準じた方法
等により製造することができる。化合物(VI)は自体公
知の方法により製造することができる。化合物(VI)の
使用量は、化合物(V)1モルに対し、約0.5ないし
約5.0モル、好ましくは約0.8ないし約3.0モル
である。本反応は、無溶媒中又は反応に不活性な溶媒存
在下にて行うのが有利である。該溶媒は、反応が進行す
る限り特に限定されないが、例えばエーテル類、芳香族
炭化水素類、脂肪族炭化水素類、アミド類、ハロゲン化
炭化水素類、ニトリル類、スルホキシド類、ケトン類、
芳香族アミン類、アルコール類、水またはこれら二種以
上の混合物等が用いられる。反応温度は、通常約−5な
いし約200℃、好ましくは約5ないし約50℃であ
る。反応時間は通常約5分ないし約72時間、好ましく
は約0.5ないし約15時間である。生成物は常法に従
って反応混合物から単離することができ、再結晶、蒸
留、クロマトグラフィー等の分離手段により容易に精製
することができる。
【0028】前記各反応において、原料化合物が置換基
としてアミノ、カルボキシ、ヒドロキシを有する場合、
これらの基にペプチド化学等で一般的に用いられるよう
な保護基が導入されたものであってもよく、反応後に必
要に応じて保護基を除去することにより目的化合物を得
ることができる。アミノの保護基としては、例えばホル
ミル又はそれぞれ置換基を有していてもよいC1-6アル
キル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル
等)、フェニルカルボニル、C1-6アルコキシ−カルボ
ニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル等)、フェニルオキシカルボニル、C7-10アラルキル
オキシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニ
ル等)、トリチル、フタロイル等が用いられる。これら
の置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素等)、C1-6アルキル−カルボニル
(例えば、アセチル、プロピオニル、バレリル等)、ニ
トロ等が用いられ、置換基の数は1ないし3個である。
カルボキシの保護基としては、例えばそれぞれ置換基を
有していてもよいC1-6アルキル(例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチル
等)、フェニル、トリチル、シリル等が用いられる。こ
れらの置換基としては、ハロゲン原子(例えば、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素等)、ホルミル、C 1-6アルキ
ル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブ
チルカルボニル等)、ニトロ、C1-6アルキル(例え
ば、メチル、エチル、tert-ブチル等)、C6-10アリー
ル(例えば、フェニル、ナフチル等)等が用いられ、置
換基の数は1ないし3個である。ヒドロキシの保護基と
しては、例えばそれぞれ置換基を有していてもよいC
1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、tert-ブチル等)、フェニル、C
7-11アラルキル(例えば、ベンジル等)、ホルミル、C
1-6アルキル−カルボニル(例えば、アセチル、プロピ
オニル等)、フェニルオキシカルボニル、C7-11アラル
キルオキシ−カルボニル(例えば、ベンジルオキシカル
ボニル等)、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラ
ニル、シリル等が用いられる。これらの置換基として
は、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素等)、C1-6アルキル(例えば、メチル、エチル、ter
t-ブチル等)、C7-11アラルキル(例えば、ベンジル
等)、C6-10アリール(例えば、フェニル、ナフチル
等)、ニトロ等が用いられ、置換基の数は1ないし4個
である。また、保護基の除去方法としては、自体公知又
はそれに準じる方法が用いられ、例えば酸、塩基、紫外
光、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、N−メチルジチ
オカルバミン酸ナトリウム、テトラブチルアンモニウム
フルオリド、酢酸パラジウム等で処理する方法又は還元
反応が用いられる。いずれの場合にも、更に所望によ
り、公知の脱保護反応、アシル化反応、アルキル化反
応、水素添加反応、酸化反応、還元反応、炭素鎖延長反
応、置換基交換反応を各々、単独あるいはその二つ以上
を組み合わせて行うことにより化合物(I)を合成する
ことができる。これらの反応は、例えば、新実験化学講
座14、15巻、1977年(丸善出版)等に記載の方
法が採用される。
【0029】前記「アルコール類」としては、例えばメ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、tert-ブタノール等が挙げられる。前記「エーテル
類」としては、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等が挙げら
れる。前記「ハロゲン化炭化水素類」としては、例えば
ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタ
ン、四塩化炭素等が挙げられる。前記「脂肪族炭化水素
類」としては、例えばヘキサン、ペンタン、シクロヘキ
サン等が挙げられる。前記「芳香族炭化水素類」として
は、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン等が挙げられる。前記「芳香族アミン類」として
は、例えばピリジン、ルチジン、キノリン等が挙げられ
る。前記「アミド類」としては、例えばN,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキ
サメチルホスホリックトリアミド等が挙げられる。前記
「ケトン類」としては、例えばアセトン、メチルエチル
ケトン等が挙げられる。前記「スルホキシド類」として
は、例えばジメチルスルホキシド等が挙げられる。前記
「ニトリル類」としては、例えばアセトニトリル、プロ
ピオニトリル等が挙げられる。前記「有機酸類」として
は、例えば酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸等が
挙げられる。
【0030】上記の方法により、目的物が遊離の状態で
得られる場合には、常法に従って塩に変換してもよく、
また塩として得られる場合には、常法に従って遊離体又
は他の塩に変換することもできる。かくして得られる化
合物(I)は、公知の手段、例えば転溶、濃縮、溶媒抽
出、分溜、結晶化、再結晶、蒸留、クロマトグラフィー
等により反応溶液から単離、精製することができる。化
合物(I)以外の化合物(Ia)は、化合物(I)の製
造法又は自体公知の方法あるいはそれらに準じた方法に
より製造することができる。化合物(I)及び(Ia)
が、コンフィギュレーショナル アイソマー(配置異性
体)、ジアステレオマー、コンフォーマー等として存在
する場合には、所望により、前記の分離、精製手段によ
りそれぞれを単離することができる。また、化合物
(I)及び(Ia)がラセミ体である場合には、通常の
光学分割手段によりS体及びR体に分離することができ
る。
【0031】化合物(I)及び(Ia)に立体異性体あ
るいは互変異性体が存在する場合には、この異性体が単
独の場合及びそれらの混合物の場合も本発明の化合物の
範囲に含まれる。例えば、化合物(I)がチアゾロピリ
ミジン環の5位にアミノ基を有する場合、式
【化35】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物も本発明の化合物(I)の範囲に含まれる。また同
様に、化合物(Ia)がチアゾロピリミジン環の5位に
アミノ基を有する場合、式
【化36】 〔式中、各記号は前記と同意義を示す。〕で表される化
合物も化合物(Ia)の範囲に含まれる。具体的には、
化合物(I')または化合物(Ia')としては、5-イ
ミノ-3-(4-メトキシフェニル)-2-(4-ピリジル)-5,6-ジ
ヒドロ-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オン、5-イ
ミノ-3-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-2-(4-ピリ
ジル)-5,6-ジヒドロ-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-
オン、5-イミノ-3-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピ
リジル)-5,6-ジヒドロ-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-
7-オンなどが用いられる。さらに、化合物(I)及び
(Ia)は水和物又は非水和物であってもよい。
【0032】化合物(I)及び(Ia)のプロドラッグ
は、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等による反
応により化合物(I)及び(Ia)に変換する化合物、
即ち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こして化合物
(I)及び(Ia)に変化する化合物、胃酸等により加
水分解等を起こして化合物(I)及び(Ia)に変化す
る化合物をいう。化合物(I)及び(Ia)のプロドラ
ッグとしては、化合物(I)及び(Ia)のアミノ基が
アシル化、アルキル化、りん酸化された化合物(例、化
合物(I)及び(Ia)のアミノ基がエイコサノイル
化、アラニル化、ペンチルアミノカルボニル化、(5−
メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イ
ル)メトキシカルボニル化、テトラヒドロフラニル化、
ピロリジルメチル化、ピバロイルオキシメチル化、tert
−ブチル化された化合物等);化合物(I)及び(I
a)の水酸基がアシル化、アルキル化、りん酸化、ほう
酸化された化合物(例、化合物(I)及び(Ia)の水
酸基がアセチル化、パルミトイル化、プロパノイル化、
ピバロイル化、サクシニル化、フマリル化、アラニル
化、ジメチルアミノメチルカルボニル化された化合物
等);化合物(I)及び(Ia)のカルボキシル基がエ
ステル化、アミド化された化合物(例、化合物(I)及
び(Ia)のカルボキシル基がエチルエステル化、フェ
ニルエステル化、カルボキシメチルエステル化、ジメチ
ルアミノメチルエステル化、ピバロイルオキシメチルエ
ステル化、エトキシカルボニルオキシエチルエステル
化、フタリジルエステル化、(5−メチル−2−オキソ
−1,3−ジオキソレン−4−イル)メチルエステル
化、シクロヘキシルオキシカルボニルエチルエステル
化、メチルアミド化された化合物等);等が挙げられ
る。これらの化合物は自体公知の方法によって化合物
(I)及び(Ia)から製造することができる。また、
化合物(I)及び(Ia)のプロドラッグは、広川書店
1990年刊「医薬品の開発」第7巻分子設計163頁
から198頁に記載されているような生理的条件で化合
物(I)及び(Ia)に変化するものであってもよい。
【0033】化合物(I)及び(Ia)を含有してなる
本発明製剤は、アデノシン受容体、特にアデノシンA3
受容体に対して高い親和性を示し、また毒性が低く、か
つ、副作用も少ないため、安全な医薬品として有用であ
る。化合物(I)及び(Ia)を含有してなる本発明製
剤は、哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ハムスタ
ー、ウサギ、ネコ、イヌ、ウシ、ヒツジ、サル、ヒト
等)に対して、優れたアデノシンA3受容体拮抗作用を
示し、経口吸収性、代謝安定性等にも優れるため、アデ
ノシンA3受容体関連疾患、例えば喘息、アレルギー疾
患、炎症、アジソン病(Addisons disease)、自己免疫
性溶血性貧血、クローン病(Crohns disease)、乾せ
ん、リューマチ、中枢神経疾患(例えば、脳出血及び脳
梗塞等の脳血管障害、頭部外傷、脊髄損傷、脳浮腫
等)、糖尿病等の予防治療剤として用いることができ
る。好ましくは、中枢神経疾患、喘息、アレルギー疾患
等の予防治療剤である。化合物(I)及び(Ia)を含
有してなる本発明製剤は、毒性が低く、化合物(I)及
び(Ia)をそのままあるいは自体公知の方法に従っ
て、薬理学的に許容される担体と混合して医薬組成物、
例えば錠剤(糖衣錠、フィルムコーティング錠を含
む)、散剤、顆粒剤、カプセル剤、(ソフトカプセルを
含む)、液剤、注射剤、坐剤、徐放剤等として、経口的
又は非経口的(例、局所、直腸、静脈投与等)に安全に
投与することができる。化合物(I)及び(Ia)の本
発明製剤中の含有量は、製剤全体の約0.01ないし約
100重量%である。該投与量は、投与対象、投与ルー
ト、疾患等により異なるが、アデノシンA3受容体拮抗
剤として、例えば喘息の患者(体重約60kg)に対
し、経口剤として、1回当たり、有効成分〔化合物
(I)又は(Ia)〕として約0.1ないし約30mg/kg
体重、好ましくは約1ないし20mg/kg体重を、1日1
ないし数回に分けて投与すればよい。
【0034】本発明の製剤の製造に用いられてもよい薬
理学的に許容される担体としては、製剤素材として慣用
の各種有機あるいは無機担体物質があげられ、例えば固
形製剤における賦形剤、滑沢剤、結合剤及び崩壊剤、あ
るいは液状製剤における溶剤、溶解補助剤、懸濁化剤、
等張化剤、緩衝剤及び無痛化剤等があげられる。更に必
要に応じ、通常の防腐剤、抗酸化剤、着色剤、甘味剤、
吸着剤、湿潤剤等の添加物を適宜、適量用いることもで
きる。賦形剤としては、例えば乳糖、白糖、D−マンニ
トール、デンプン、コーンスターチ、結晶セルロース、
軽質無水ケイ酸等が挙げられる。滑沢剤としては、例え
ばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、タルク、コロイドシリカ等が挙げられる。結合剤と
しては、例えば結晶セルロース、白糖、D−マンニトー
ル、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン、デンプン、ショ糖、ゼラチン、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム等が挙げら
れる。崩壊剤としては、例えばデンプン、カルボキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、カルボキシメチルスターチナトリウム、L−ヒドロ
キシプロピルセルロース等が挙げられる。溶剤として
は、例えば注射用水、アルコール、プロピレングリコー
ル、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油、オリーブ
油等が挙げられる。溶解補助剤としては、例えばポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、D−マンニ
トール、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノ
メタン、コレステロール、トリエタノールアミン、炭酸
ナトリウム、クエン酸ナトリウム等が挙げられる。懸濁
化剤としては、例えばステアリルトリエタノールアミ
ン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオ
ン酸、レシチン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼト
ニウム、モノステアリン酸グリセリン、等の界面活性
剤;例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセ
ルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の親
水性高分子等が挙げられる。等張化剤としては、例えば
ブドウ糖、 D−ソルビトール、塩化ナトリウム、グリ
セリン、D−マンニトール等が挙げられる。緩衝剤とし
ては、例えばリン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩等
の緩衝液等が挙げられる。無痛化剤としては、例えばベ
ンジルアルコール等が挙げられる。防腐剤としては、例
えばパラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノー
ル、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、デヒ
ドロ酢酸、ソルビン酸等が挙げられる。抗酸化剤として
は、例えば亜硫酸塩、アスコルビン酸、α−トコフェロ
ール等が挙げられる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明は、更に以下の参考例、実
施例、製剤例及び実験例によって詳しく説明されるが、
これらは単なる例であって、本発明を限定するものでは
なく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させて
もよい。以下の参考例、実施例中の「室温」は通常約1
0℃ないし35℃を示す。「%」は特記しない限り重量
パーセントを示す。ただし、収率は mol/mol%を示す。
その他の本文中で用いられている略号は下記の意味を示
す。 s:シングレット(singlet) d:ダブレット(doublet) br:ブロード(broad) J:カップリング定数(coupling constant) Hz:ヘルツ(Hertz)1 H-NMR:プロトン核磁気共鳴 DMSO:ジメチルスルホキシド-d6
【0036】
【実施例】参考例1 [4-(4-メトキシフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン チオウレア(2.22 g)のアセトニトリル(170mL)懸濁液
に、2-ブロモ-2-フェニル-1-(4-ピリジル)エタノン臭化
水素酸塩(11.0g)を懸濁し、かき混ぜながらトリエチル
アミン(4.1mL)をゆっくり滴下した。滴下終了後、還流
温度で3時間かき混ぜ、溶媒を留去した。残さに飽和炭
酸水素ナトリウム水を加え、析出物をろ取した。残留し
た混合物を水およびエチルエーテルで洗浄し、乾燥し
た。得られた粗結晶をピリジンから再結晶して表題化合
物5.48 g(収率 68 %)を得た。融点 282-284℃
【0037】参考例2 (1)参考例化合物2−1 [4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジル)
-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 融点 254-257℃(エタノール)。 (2)参考例化合物2−2 [4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チア
ゾール-2-イル]アミン 融点 242-244℃(エタノール)。 上記参考例1に準じ、2-ブロモ-2-(4-メトキシフェニ
ル)-1-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩の代わりに、
2-ブロモ-2-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-1-(4-
ピリジル)エタノン臭化水素酸塩、2-ブロモ-2-(3,5-ジ
メチルフェニル)-1-(4-ピリジル)エタノン臭化水素酸塩
をそれぞれ用いて、上記の参考例化合物2−1および2
−2を合成した。
【0038】参考例3 N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-2-クロロアセトアミド塩
酸塩 [4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジル)
-1,3-チアゾール-2-イル]アミン(1.0 g, 3.23 mmol) の
N,N-ジメチルアセトアミド (10 mL) 溶液に、塩化クロ
ロアセチル (0.55 g, 4.85 mmol) を加え、60 ℃ で 14
時間かき混ぜた。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さを
エーテルで洗浄し乾燥させた。得られた粗結晶をエタノ
ールより再結晶し表題化合物 0.94 g (収率 69%) を得
た。 融点 267-269 ℃。
【0039】実施例1 5-アミノ-3-(4-メトキシフェニル)-2-(4-ピリジル)-7H-
チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オン [4-(4-メトキシフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン (1.0 g)のエタノール (11 mL) 懸
濁液に、20% ナトリウム エトキシドのエタノール溶液
(1.4 mL) とエチル シアノアセテート (0.40 g) を順
に加えた。得られた混合物を8時間加熱還流した。溶媒
を留去した後、残さに水を加え、酢酸で中和し、生成す
る沈殿をろ取した。残留した粗結晶をエタノールから再
結晶して表題化合物 0.52 g(収率 42 %)を得た。 融点 267-271℃。1 H-NMR (DMSO-d6) δ : 3.78 (3H, s), 4.10 (2H, br
s), 6.94 (2H, d, J=8.8Hz), 7.29 (2H, d, J=6.1 Hz),
7.37 (2H, d, J=8.8 Hz), 8.53 (2H, d, J=6.1Hz), 1
2.81 (1H, br s).
【0040】実施例2 5-アミノ-3-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-2-(4-
ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オン N-[4-[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]-5-(4-ピリジ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-2-クロロアセトアミド塩
酸塩 (1.0 g)のジメチルスルホキシド (5 mL) 溶液に、
シアン化ナトリウム (0.24 g) を加えた。この混合物を
14時間室温でかき混ぜた。反応混合物に炭酸水素ナトリ
ウム水を加え、酢酸エチル-テトラヒドロフラン (1 :
1)混合溶媒で抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥、ろ過した。溶媒を減圧濃縮
し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー (ヘキサン-テトラヒドロフラン、1:1)で精製し、酢
酸エチルから再結晶して表題化合物0.14 g(収率 24 %)
を得た。 融点 259-262℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.36 (9H, s),
2.66 (2H, s), 7.25 (2H,
d, J=5.9 Hz),7.44 (2H,
s), 8.57 (2H, d, J=5.9 H
z).
【0041】実施例3 5−アミノ-3-(3,5-ジメチルフェニル)-2-(4-ピリジル)
-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オン [4-(3,5-ジメチルフェニル)-5-(4-ピリジル)-1,3-チア
ゾール-2-イル]アミン(1.0 g)のN,N-ジメチルアセトア
ミド (10 mL) 溶液にクロロアセチルクロリド (0.60 g)
を加え、80℃で14時間かき混ぜた。N,N-ジメチルアセ
トアミドを減圧下で留去し、得られた残さをジメチルス
ルホキシド (5 mL) に溶解した。この溶液にシアン化ナ
トリウム (0.24 g) を加え、14時間室温でかき混ぜた。
反応混合物に炭酸水素ナトリウム水を加え、酢酸エチル
-テトラヒドロフラン (1 : 1)混合溶媒で抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥、
ろ過した。溶媒を減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン-テトラヒドロフ
ラン、1:1)で精製し、エタノールから再結晶して表題化
合物0.22 g(収率 18 %)を得た。 融点 275-278℃。1 H-NMR (CDCl3) δ: 2.26 (6H, s), 3.73 (2H, s), 6.
99 (1H, s), 7.06 (2H,s), 7.23 (2H, d, J=6.2 Hz),
8.50 (2H, d, J=6.2 Hz).
【0042】実施例1−3で得られた化合物の化学構造
式を以下に示す。
【化37】
【化38】
【化39】
【0043】製剤例1 (1)実施例1化合物 50mg (2)ラクトース 34mg (3)トウモロコシ澱粉 10.6mg (4)トウモロコシ澱粉(のり状) 5mg (5)ステアリン酸マグネシウム 0.4mg (6)カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 計 120mg 常法に従い上記(1)ないし(6)を混合し、打錠機によ
り打錠し、錠剤を得る。
【0044】実験例1 遺伝子操作法は、モレキュラー・クローニング(Cold S
pring Harbor Laboratory 刊、1989年)に記載の方法又
は試薬の添付プロトコールに記載の方法に従った。 1)ヒトアデノシンA3受容体のクローニング ヒト脳cDNAからPCR法でアデノシンA3受容体遺
伝子のクローニングを行った。1ngの脳cDNA(東
洋紡,QUICK-Clone cDNA)を鋳型とし、Salvatore らが
報告(Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,90:10365-10369,199
3)しているアデノシンA3受容体遺伝子塩基配列を参考
に作製したプライマーセット 5'-CGCCTCTAGACAAGATGCCC
AACAACAGCACTGC-3' 〔配列番号1〕と5'-CGGGGTCGACACT
ACTCAGAATTCTTCTCAATGC-3' 〔配列番号2〕を、それぞ
れ50pmolずつ添加し、TaKaRa LA PCR Kit Ver.2
(宝酒造)を使用して、PCR反応をDNA サーマル
サイクラー480(パーキンエルマー)にて行った(反
応条件:95℃で1分間、66℃で1分間、75℃で2
分間を35サイクル)。得られたPCR産物をアガロー
スゲル電気泳動し、1.0kbのDNA断片を回収した
後、Original TA Cloning Kit(フナコシ)を用いて、
アデノシンA3受容体遺伝子をクローニングした。次
に、得られたプラスミドを、制限酵素XbaI(宝酒
造)で消化した後、T4 DNA ポリメラーゼ(宝酒
造)処理により末端平滑化し、更に、SalI(宝酒
造)で消化し、アデノシンA3受容体遺伝子の断片を得
た。 2)ヒトアデノシンA3受容体発現用プラスミドの作製 特開平5−076385号公報に記載のpTB1411
に由来するSRαプロモーターをBglII(宝酒造)
で消化して平滑化して、EcoRI(宝酒造)で消化し
たpCIベクター(プロメガ)に DNA Ligation kit
(宝酒造)で連結して、pCI−SRαを作製した。次
に、このpCI−SRαをClaI(宝酒造)で消化
後、T4 DNA ポリメラーゼ(宝酒造)処理により末
端平滑化した。その一方で、pGFP−C1(東洋紡)
をBsu36I(第一化学薬品)で消化した後、T4
DNA ポリメラーゼ(宝酒造)処理により末端平滑化
し、1.63kbのDNA断片を得、両者を DNA Ligat
ion kit(宝酒造)で連結し、大腸菌JM109のコン
ピテントセル(宝酒造)を形質転換することでプラスミ
ドpMSRαneoを得た。次に、pMSRαneoを
EcoRI(宝酒造)で消化した後、T4 DNAポリ
メラーゼ(宝酒造)処理により末端平滑化し、更に、S
alI(宝酒造)で消化して得られた5.4kb DN
A断片と上記1)で得られたアデノシンA3受容体遺伝
子の断片を混合し、DNA Ligation kit(宝酒造)で連結
して、大腸菌JM109のコンピテントセル(宝酒造)
を形質転換することでプラスミドpA3SRαを得た。
【0045】3)ヒトアデノシンA3受容体発現用プラ
スミドのCHO(dhfr−)細胞への導入と発現 10% ウシ胎児血清(ライフテックオリエンタル)を
含むハムF12培地(日本製薬)でティッシュカルチャ
ーフラスコ750ml(ベクトンディキンソン)で生育
させたCHO(dhfr−)細胞を0.5g/Lトリプ
シン−0.2g/L EDTA(エチレンジアミン四酢
酸:ライフテックオリエンタル)で剥がした後、細胞を
PBS(リン酸緩衝生理食塩液:ライフテックオリエン
タル)で洗浄して遠心(1000rpm,5分)し、P
BSで懸濁した。次に、ジーンパルサー(バイオラッド
社)を用いて、下記の条件に従って、DNAを細胞に導
入した。即ち、0.4cmギャップのキュベットに、8
×106個の細胞と10μgのヒトアデノシンA3受容体
発現用プラスミドpA3SRαを加え、0.8ml容量
で、電圧0.25kV、キャパシタンス960μF下で
エレクトロポレーションした。その後、細胞を10%ウ
シ胎児血清を含むハムF12培地に移し、24時間培養
し、再び細胞を剥がして遠心し、次に、ジェネティシン
(ライフテックオリエンタル)を500μg/mlにな
るように加えた10% ウシ胎児血清を含むハムF12
培地で懸濁し、104細胞/mlとなるように希釈して
96ウェルプレート(ベクトンディキンソン)に播種し
て、ジェネティシン耐性株を得た。次に、得られたジェ
ネティシン耐性株を24ウェルプレート(ベクトンディ
キンソン)で培養した後、耐性株の中からアデノシンA
3受容体発現細胞を選択した。即ち、50pMの125I−
AB−MECA(4−アミノベンジル−5'−N−メチ
ルカルボキサミドアデノシン:アマーシャム)をリガン
ドとして添加したアッセイバッファーI(0.1% B
SA(ウシ血清アルブミン),0.25mMPMSF
(フェニルメチルスルホニル フルオリド),1μg/
ml ペプスタチンと20μg/mlロイペプチンを含
有したHBSS(ハンクスバランスソルト溶液:和光純
薬))中で1時間反応を行い、アッセイバッファーIで
洗浄後、γカウンターで放射活性を測定することで、リ
ガンドが特異的に結合した細胞、A3AR/CHO株を
選択した。
【0046】4)アデノシンA3受容体発現細胞の細胞
膜画分の調製 上記3)で得られたA3AR/CHO株を、10%ウシ
胎児血清を含むハムF12培地で2日間培養した後、
0.02%EDTA含有PBSで剥がし、遠心分離で細
胞を回収し、アッセイバッファーII(50mM トリ
ス−塩酸(pH7.5),1mM EDTA,10mM
塩化マグネシウム,0.25mM PMSF,1μg/
ml ペプスタチン,20μg/ml ロイペプチン)に
懸濁し、ポリトロンホモジナイザー(モデルPT−30
00,KINEMATICA AG)にて20,000
rpmで20秒間を3回、処理することにより細胞を破
砕した。細胞破砕後、2,000rpmで10分間遠心
分離して、膜画分を含む上清を得た。この上清を超遠心
機(モデルL8−70M,ローター70Ti,ベックマ
ン)30,000rpmで1時間遠心分離して、膜画分
を含む沈殿物を得た。次に、沈殿物を2unit/mL
アデノシンデアミナーゼ(ベーリンガーマンハイム)
を含むアッセイバッファーIIに懸濁して、30℃で3
0分間処理した後、再度、上記と同様にして遠心分離し
膜画分を含む沈殿物を得た。 5)アデノシンA3受容体結合実験 96ウェルマイクロプレートに、上記4)で得られた1
00μg/mLの膜画分と各濃度の被検化合物とを含ん
だアッセイバッファーIIに、リガンドである[3H]
−NECA(5'−N−エチルカルボキサミドアデノシ
ン:アマーシャム)を10nMになるように添加し、室
温で1時間反応した。次に、セルハーベスター(パッカ
ード)を使用して反応液を濾過することで膜画分をユニ
フィルターGF/C(パッカード)に移し、冷却した5
0mM Tris バッファー(pH7.5)で3回洗浄
した。フィルターを乾燥後、マイクロシンチ0(パッカ
ード)をフィルターに加え、トップカウンター(パッカ
ード)で放射活性を計測し、[H]−NECAの膜画
分への結合量を50%に減少させるのに必要な被検化合
物の濃度(IC50)をPRISM2.01(グラフパッ
ド ソフトウェア)にて算出した。その結果、実施例化
合物1の IC50値は、3.5nMであった。この結果
より化合物(I)は優れたアデノシンA3受容体に対す
る親和性を有することがわかる。
【0047】
【発明の効果】化合物(I)及び(Ia)は、優れたア
デノシンA3受容体拮抗剤として、アデノシンA3受容体
関連疾患の予防治療に有用である。
【0048】
【配列表】 <110> Takeda Chemical Industries, Ltd. <120> Thiazolopyrimidine Compounds and Their Use <130> B00008 <150> JP 11-019828 <151> 1999-01-28 <160> 2 <210> 1 <211> 34 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> <400> 1 CGCCTCTAGA CAAGATGCCC AACAACAGCA CTGC 34 <210> 2 <211> 34 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> <400> 2 CGGGGTCGAC ACTACTCAGA ATTCTTCTCA ATGC 34
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 11/06 A61P 11/06 25/00 25/00 25/28 25/28 29/00 29/00 37/08 37/08 43/00 111 43/00 111 Fターム(参考) 4C072 AA01 BB02 CC02 CC16 EE13 FF09 GG07 HH01 HH02 UU01 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 CB26 MA01 MA04 NA05 NA14 ZA02 ZA36 ZA61 ZB13 ZC42

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
    を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
    基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
    物又はその塩。
  2. 【請求項2】A環が(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アルキ
    レンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲン
    化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化さ
    れていてもよいC2-6アルケニル、(vii)カルボキシC
    1-6アルキル、(viii)カルボキシC2-6アルケニル、(ix)
    ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、(x)ハロ
    ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(xi)C
    6-14アリール、(xii)ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルコキシ、(xiii)C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、(xiv)ヒドロキシ、(xv)C6-14アリール
    オキシ、(xvi)C7-16アラルキルオキシ、(xvii)メルカ
    プト、(xviii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ルチオ、(xix)C6-14アリールチオ、(xx)C7-16アラル
    キルチオ、(xxi)アミノ、(xxii)モノ−C1-6アルキルア
    ミノ、(xxiii)モノ−C6-14アリールアミノ、(xxiv)モ
    ノ−C7-16アラルキルアミノ、(xxv)ジ−C7-16アラル
    キルアミノ、(xxvi)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xxvii)
    ジ−C6-14アリールアミノ、(xxviii)ホルミル、(xxix)
    カルボキシ、(xxx)C1-6アルキル−カルボニル、(xxxi)
    3-6シクロアルキル−カルボニル、(xxxii)C1-6アル
    コキシ−カルボニル、(xxxiii)C6-14アリール−カルボ
    ニル、(xxxiv)C7-16アラルキル−カルボニル、(xxxv)
    6-14アリールオキシ−カルボニル、(xxxvi)C7-16
    ラルキルオキシ−カルボニル、(xxxvii)炭素原子以外に
    窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ない
    し3個のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カル
    ボニル、(xxxviii)カルバモイル、(xxxix)チオカルバモ
    イル、(xxxx)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
    xxi)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxxxii)C
    6-14アリール−カルバモイル、(xxxxiii)炭素原子以外
    に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1な
    いし3個のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カ
    ルバモイル、(xxxxiv)C1-6アルキルスルホニル、(xxxx
    v)C6-14アリールスルホニル、(xxxxvi)ホルミルアミ
    ノ、(xxxxvii)C1-6アルキル−カルボニルアミノ、(xxx
    xviii)C6-14アリール−カルボニルアミノ、(xxxxix)C
    1-6アルコキシ−カルボニルアミノ、(xxxxx)C1-6アル
    キルスルホニルアミノ、(xxxxxi)C6-14アリールスルホ
    ニルアミノ、(xxxxxii)C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、(xxxxxiii)C6-14アリール−カルボニルオキシ、(x
    xxxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxxxv)
    モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxxxvi)
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxxxvii)
    6-14アリール−カルバモイルオキシ、(xxxxxviii)ニ
    コチノイルオキシ、(xxxxxix)C1-6アルキル、C6-14
    リール、C1-6アルキル−カルボニル、炭素原子以外に
    窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ない
    し3個のヘテロ原子を含有する5ないし10員芳香族複
    素環基およびオキソから成る群から選ばれる置換基を有
    していてもよい、1個の窒素原子と炭素原子以外に窒素
    原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個
    のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員飽和環状
    アミノ、(xxxxxx)炭素原子以外に窒素原子、酸素原子お
    よび硫黄原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を
    含有する5ないし10員芳香族複素環基および(xxxxxx
    i)スルホから成る群から選ばれる置換基(以下、置換基
    C群と略記する)を1ないし5個有していてもよいベン
    ゼン環を、 B環はさらに置換基C群から選ばれる置換基を1または
    2個有していてもよく、 R1が置換基C群から選ばれる置換基を1または5個有
    していてもよいC3-6シクロアルキル基、C6-14アリー
    ル基または炭素原子以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素
    原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を含む5な
    いし14員複素環から任意の1個の水素原子を除いてで
    きる1価基である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】R1が請求項2記載の置換基C群から選ば
    れる置換基を1または5個有していてもよい、炭素原子
    以外に窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1
    ないし4個のヘテロ原子を含む5ないし14員複素環か
    ら任意の1個の水素原子を除いてできる1価基である請
    求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】5ないし14員複素環が(i)チオフェン、
    ベンゾ[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、ベンズ
    イミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾー
    ル、ベンズイソチアゾール、ナフト[2,3−b]チオ
    フェン、フラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾー
    ル、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、イ
    ンドール、イソインドール、1H−インダゾール、プリ
    ン、4H−キノリジン、イソキノリン、キノリン、フタ
    ラジン、ナフチリジン、キノキサリン、キナゾリン、シ
    ンノリン、カルバゾール、β−カルボリン、フェナント
    リジン、アクリジン、フェナジン、チアゾール、イソチ
    アゾール、フェノチアジン、イソオキサゾール、フラザ
    ンおよびフェノキサジンから成る群から選ばれる5ない
    し14員芳香族複素環又はこれらの環が1又は2個ベン
    ゼン環と縮合して形成された環、(ii)ピロリジン、イミ
    ダゾリン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピペリジン、ピ
    ペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジオキサゾー
    ル、オキサジアゾリン、チアジアゾリン、トリアゾリ
    ン、チアジアゾールおよびジチアゾールから成る群から
    選ばれる5ないし10員非芳香族複素環または(iii)キ
    ヌクリジンおよび7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプ
    タンから成る群から選ばれる7ないし10員複素架橋環
    である請求項2または3記載の化合物。
  5. 【請求項5】5ないし14員複素環から任意の1個の水
    素原子を除いてできる1価基が、炭素原子以外に窒素原
    子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個の
    ヘテロ原子を含む5ないし14員の含窒素芳香族複素環
    基である請求項2または3記載の化合物。
  6. 【請求項6】5ないし14員複素環から任意の1個の水
    素原子を除いてできる1価基が、2−ピリジル基、3−
    ピリジル基、4−ピリジル基、2−キノリル基、3−キ
    ノリル基、4−キノリル基、5−キノリル基、8−キノ
    リル基、1−イソキノリル基、3−イソキノリル基、4
    −イソキノリル基、5−イソキノリル基、ピラジニル
    基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基、3−ピ
    ロリル基、2−イミダゾリル基、3−ピリダジニル基、
    3−イソチアゾリル基、3−イソオキサゾリル基、1−
    インドリル基、2−インドリル基、3−インドリル基ま
    たは2−ベンゾチアゾリル基である請求項2または3記
    載の化合物。
  7. 【請求項7】5ないし14員複素環から任意の1個の水
    素原子を除いてできる1価基が、炭素原子以外に窒素原
    子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし3個の
    ヘテロ原子を含む5又は6員の含窒素芳香族複素環基で
    ある請求項2または3記載の化合物。
  8. 【請求項8】5ないし14員複素環から任意の1個の水
    素原子を除いてできる1価基が、2−ピリジル基、3−
    ピリジル基、4−ピリジル基、ピラジニル基、2−ピリ
    ミジニル基、4−ピリミジニル基、3−ピロリル基、3
    −ピリダジニル基、3−イソチアゾリル基または3−イ
    ソオキサゾリル基である請求項2または3記載の化合
    物。
  9. 【請求項9】5ないし14員複素環から任意の1個の水
    素原子を除いてできる1価基が、ピリジル基である請求
    項2または3記載の化合物。
  10. 【請求項10】R1が4−ピリジル基である請求項1記
    載の化合物。
  11. 【請求項11】R1が置換基を有していてもよい含窒素
    芳香族複素環基である請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】A環がC1-6アルコキシまたは1ないし
    2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいベンゼン
    環である請求項1記載の化合物。
  13. 【請求項13】A環がC1-6アルコキシで置換されてい
    てもよいベンゼン環である請求項1記載の化合物。
  14. 【請求項14】B環がさらに有していてもよい置換基が
    アミノである請求項1記載の化合物。
  15. 【請求項15】A環がC1-6アルコキシまたは1ないし
    2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいベンゼン
    環で、B環はさらにアミノを有していてもよく、R1
    ピリジル基である請求項1記載の化合物。
  16. 【請求項16】A環がC1-6アルコキシで置換されてい
    てもよいベンゼン環で、B環はさらにアミノを有してい
    てもよく、R1がピリジル基である請求項1記載の化合
    物。
  17. 【請求項17】式 【化2】 〔式中、R2およびR3はそれぞれ同一または異なって水
    素原子または請求項2記載の置換基C群から選ばれる置
    換基を、A環およびR1は請求項1記載と同意義を示
    す。〕で表される化合物またはその塩である請求項1記
    載の化合物。
  18. 【請求項18】R3が水素原子である請求項17記載の
    化合物。
  19. 【請求項19】5-アミノ-3-(4-メトキシフェニル)-2-
    (4-ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジン-7-オンま
    たはその塩、5-アミノ-3-[4-(1,1-ジメチルエチル)フ
    ェニル]-2-(4-ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]ピリミジ
    ン-7-オンまたはその塩、または5-アミノ-3-(3,5-ジ
    メチルフェニル)-2-(4-ピリジル)-7H-チアゾロ[3,2-a]
    ピリミジン-7-オンまたはその塩。
  20. 【請求項20】請求項1記載の化合物のプロドラッグ。
  21. 【請求項21】式 【化3】 〔式中、各記号は請求項1記載と同意義を示す。〕で表
    わされる化合物又はその塩と式 R2−C≡C−COOH 〔式中、R2は請求項1記載と同意義を示す。〕で表わ
    される化合物又はその塩あるいはその反応性誘導体、ま
    たは式 NCCHR3COOH 〔式中、R3は請求項1記載と同意義を示す。〕で表わ
    される化合物又はその塩あるいはその反応性誘導体とを
    反応させることを特徴とする請求項1記載の化合物又は
    その塩の製造法。
  22. 【請求項22】式 【化4】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環
    を、B環は更に置換基を有していてもよく、R1は置換
    基を有していてもよい環状基を示す。〕で表される化合
    物又はその塩あるいはそのプロドラッグを含有してなる
    医薬組成物。
  23. 【請求項23】アデノシンA3受容体拮抗剤である請求
    項22記載の組成物。
  24. 【請求項24】アデノシンA3受容体関連疾患の予防・
    治療剤である請求項22記載の組成物。
  25. 【請求項25】喘息又はアレルギー疾患の予防・治療剤
    である請求項22記載の組成物。
  26. 【請求項26】脳血管障害の予防・治療剤である請求項
    22記載の組成物。
  27. 【請求項27】頭部外傷の予防・治療剤である請求項2
    2記載の組成物。
  28. 【請求項28】脳浮腫の予防・治療剤である請求項22
    記載の組成物。
  29. 【請求項29】式 【化5】 〔式中、A環は置換基を有していてもよいベンゼン環を
    示し、B環は更に置換基を有していてもよく、D環は更
    に置換基を有していてもよい。但し、チアゾロピリミジ
    ン環の5位にアミノ基が置換している場合、その2位に
    置換基を有している。〕で表される化合物又はその塩を
    含有してなるアデノシンA3受容体拮抗剤。
  30. 【請求項30】A環が(i)ハロゲン原子、(ii)C1-3アル
    キレンジオキシ、(iii)ニトロ、(iv)シアノ、(v)ハロゲ
    ン化されていてもよいC1-6アルキル、(vi)ハロゲン化
    されていてもよいC2-6アルケニル、(vii)カルボキシC
    1-6アルキル、(viii)カルボキシC2-6アルケニル、(ix)
    ハロゲン化されていてもよいC2-6アルキニル、(x)ハロ
    ゲン化されていてもよいC3-6シクロアルキル、(xi)C
    6-14アリール、(xii)ハロゲン化されていてもよいC1-6
    アルコキシ、(xiii)C1-6アルコキシ−カルボニル−C
    1-6アルコキシ、(xiv)ヒドロキシ、(xv)C6-14アリール
    オキシ、(xvi)C7-16アラルキルオキシ、(xvii)メルカ
    プト、(xviii)ハロゲン化されていてもよいC1-6アルキ
    ルチオ、(xix)C6-14アリールチオ、(xx)C7-16アラル
    キルチオ、(xxi)アミノ、(xxii)モノ−C1-6アルキルア
    ミノ、(xxiii)モノ−C6-14アリールアミノ、(xxiv)モ
    ノ−C7-16アラルキルアミノ、(xxv)ジ−C7-16アラル
    キルアミノ、(xxvi)ジ−C1-6アルキルアミノ、(xxvii)
    ジ−C6-14アリールアミノ、(xxviii)ホルミル、(xxix)
    カルボキシ、(xxx)C1-6アルキル−カルボニル、(xxxi)
    3-6シクロアルキル−カルボニル、(xxxii)C1-6アル
    コキシ−カルボニル、(xxxiii)C6-14アリール−カルボ
    ニル、(xxxiv)C7-16アラルキル−カルボニル、(xxxv)
    6-14アリールオキシ−カルボニル、(xxxvi)C7-16
    ラルキルオキシ−カルボニル、(xxxvii)炭素原子以外に
    窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ない
    し3個のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カル
    ボニル、(xxxviii)カルバモイル、(xxxix)チオカルバモ
    イル、(xxxx)モノ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xx
    xxi)ジ−C1-6アルキル−カルバモイル、(xxxxii)C
    6-14アリール−カルバモイル、(xxxxiii)炭素原子以外
    に窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1な
    いし3個のヘテロ原子を含有する5又は6員複素環−カ
    ルバモイル、(xxxxiv)C1-6アルキルスルホニル、(xxxx
    v)C6-14アリールスルホニル、(xxxxvi)ホルミルアミ
    ノ、(xxxxvii)C1-6アルキル−カルボニルアミノ、(xxx
    xviii)C6-14アリール−カルボニルアミノ、(xxxxix)C
    1-6アルコキシ−カルボニルアミノ、(xxxxx)C1-6アル
    キルスルホニルアミノ、(xxxxxi)C6-14アリールスルホ
    ニルアミノ、(xxxxxii)C1-6アルキル−カルボニルオキ
    シ、(xxxxxiii)C6-14アリール−カルボニルオキシ、(x
    xxxxiv)C1-6アルコキシ−カルボニルオキシ、(xxxxxv)
    モノ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxxxvi)
    ジ−C1-6アルキル−カルバモイルオキシ、(xxxxxvii)
    6-14アリール−カルバモイルオキシ、(xxxxxviii)ニ
    コチノイルオキシ、(xxxxxix)C1-6アルキル、C6-14
    リール、C1-6アルキル−カルボニル、炭素原子以外に
    窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる1ない
    し3個のヘテロ原子を含有する5ないし10員芳香族複
    素環基およびオキソから成る群から選ばれる置換基を有
    していてもよい、1個の窒素原子と炭素原子以外に窒素
    原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる1ないし4個
    のヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員飽和環状
    アミノ、(xxxxxx)炭素原子以外に窒素原子、酸素原子お
    よび硫黄原子から選ばれる1ないし4個のヘテロ原子を
    含有する5ないし10員芳香族複素環基および(xxxxxx
    i)スルホから成る群から選ばれる置換基(以下、置換基
    C群)を1ないし5個有していてもよいベンゼン環を、 B環はさらに置換基C群から選ばれる置換基を1または
    2個有していてもよく、 D環が置換基C群から選ばれる置換基を有していてもよ
    い請求項29記載の剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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