JP2000264225A - ステアリングコラム支持構造 - Google Patents
ステアリングコラム支持構造Info
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- JP2000264225A JP2000264225A JP11073547A JP7354799A JP2000264225A JP 2000264225 A JP2000264225 A JP 2000264225A JP 11073547 A JP11073547 A JP 11073547A JP 7354799 A JP7354799 A JP 7354799A JP 2000264225 A JP2000264225 A JP 2000264225A
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- bracket
- steering column
- column bracket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体骨格部材に結合されたコラムブラケット
とその下方のステアリングコラムとの結合部位の結合剛
性を強化すること、及び、ステアリングコラムを取り付
けるコラムブラケットを車体骨格部材に取付支持する部
位の結合剛性を強化することにある。 【解決手段】 車室前部Rに設けた車体骨格部材4,5
に結合された中空のコラムブラケット9と、コラムブラ
ケット9の中空部内に配設され、同中空部を構成する上
下外殻材901,902を互いに結合し内ネジを形成し
たパイプナット13,16と、同パイプナットに螺着さ
れるボルトとを具備し、コラムブラケット9の下方に位
置するステアリングコラム1をボルト18により同コラ
ムブラケット9に締付固定している。
とその下方のステアリングコラムとの結合部位の結合剛
性を強化すること、及び、ステアリングコラムを取り付
けるコラムブラケットを車体骨格部材に取付支持する部
位の結合剛性を強化することにある。 【解決手段】 車室前部Rに設けた車体骨格部材4,5
に結合された中空のコラムブラケット9と、コラムブラ
ケット9の中空部内に配設され、同中空部を構成する上
下外殻材901,902を互いに結合し内ネジを形成し
たパイプナット13,16と、同パイプナットに螺着さ
れるボルトとを具備し、コラムブラケット9の下方に位
置するステアリングコラム1をボルト18により同コラ
ムブラケット9に締付固定している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室前部に設けら
れたステアリングコラムを支持する支持構造、特に、ス
テアリングコラムを中空のコラムブラケットを介し車体
骨格部材に取り付けるように構成されたステアリングコ
ラム支持構造に関する。
れたステアリングコラムを支持する支持構造、特に、ス
テアリングコラムを中空のコラムブラケットを介し車体
骨格部材に取り付けるように構成されたステアリングコ
ラム支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の操舵装置は運転者によるステアリ
ングハンドルの操舵操作をインストルメントパネル下部
に配備されるステアリングコラムを介し操舵機構に伝
え、操舵機構にリンク結合される操舵輪を操舵作動する
ように構成されている。このような操舵装置の要部を成
すステアリングコラムはエンジンルームと車室前部とを
区分するダッシュボードを前後方向に向けて貫通し、斜
め上向きで車体骨格部材に各種の取付ブラケットを用い
締付固定される。特に、ステアリングコラムの車室前部
側に突き出して配設され先端にステアリングハンドルを
支持した部位は走行時に振動し易く、同部位を車室前部
の車体骨格部材に確実に支持する必要がある。
ングハンドルの操舵操作をインストルメントパネル下部
に配備されるステアリングコラムを介し操舵機構に伝
え、操舵機構にリンク結合される操舵輪を操舵作動する
ように構成されている。このような操舵装置の要部を成
すステアリングコラムはエンジンルームと車室前部とを
区分するダッシュボードを前後方向に向けて貫通し、斜
め上向きで車体骨格部材に各種の取付ブラケットを用い
締付固定される。特に、ステアリングコラムの車室前部
側に突き出して配設され先端にステアリングハンドルを
支持した部位は走行時に振動し易く、同部位を車室前部
の車体骨格部材に確実に支持する必要がある。
【0003】通常、図6に示すステアリングコラム支持
構造では、車体骨格部材であるデッキクロスメンバ10
0とカウルトップ101との2箇所にステアリングコラ
ム103を取り付けている。ここで、ステアリングコラ
ム103の上端近傍には前後一対の取付金具104が溶
接され、これら両取付金具104はデッキクロスメンバ
100に溶接された中空のコラムブラケット105の下
面にボルト110で締付られる。コラムブラケット10
5はその前端に屈曲ブラケット106の一端を溶接して
おり、その屈曲ブラケット106は屈曲して前方上部に
延出形成される。屈曲ブラケット106の前端はカウル
トップ101の側壁に溶接された膨出ブラケット107
の3つの締付段部(2つのみ示した)108に重なるよ
うに形成され、各締付段部108に屈曲ブラケット10
6の前端がボルト109で締め付けられている。この場
合、ステアリングコラム103はコラムブラケット10
5を介してデッキクロスメンバ100とカウルトップ1
01との2箇所に結合され、確実に車体側に支持されて
いる。
構造では、車体骨格部材であるデッキクロスメンバ10
0とカウルトップ101との2箇所にステアリングコラ
ム103を取り付けている。ここで、ステアリングコラ
ム103の上端近傍には前後一対の取付金具104が溶
接され、これら両取付金具104はデッキクロスメンバ
100に溶接された中空のコラムブラケット105の下
面にボルト110で締付られる。コラムブラケット10
5はその前端に屈曲ブラケット106の一端を溶接して
おり、その屈曲ブラケット106は屈曲して前方上部に
延出形成される。屈曲ブラケット106の前端はカウル
トップ101の側壁に溶接された膨出ブラケット107
の3つの締付段部(2つのみ示した)108に重なるよ
うに形成され、各締付段部108に屈曲ブラケット10
6の前端がボルト109で締め付けられている。この場
合、ステアリングコラム103はコラムブラケット10
5を介してデッキクロスメンバ100とカウルトップ1
01との2箇所に結合され、確実に車体側に支持されて
いる。
【0004】なお、実開平3−72085号公報には、
本出願人によるステアリングコラム支持構造が開示され
る。ここで、中空のコラムブラケットはその内に補強材
およびボルトを配備し、これらをコラムブラケットの上
下外殻材に溶接して補強を行い、その上でコラムブラケ
ットを車体骨格部材に固定すると共にコラムブラケット
の下面にステアリングコラムをボルト止めしている。こ
こでは、補強されたコラムブラケットを介しステアリン
グコラムを車体骨格部材に結合することができる。
本出願人によるステアリングコラム支持構造が開示され
る。ここで、中空のコラムブラケットはその内に補強材
およびボルトを配備し、これらをコラムブラケットの上
下外殻材に溶接して補強を行い、その上でコラムブラケ
ットを車体骨格部材に固定すると共にコラムブラケット
の下面にステアリングコラムをボルト止めしている。こ
こでは、補強されたコラムブラケットを介しステアリン
グコラムを車体骨格部材に結合することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
テアリングコラム支持構造ではステアリングコラムと車
体前部の車体骨格部材との間を各種のブラケットを用い
締付結合しており、これらのブラケット自体の剛性強化
を図り、ステアリングコラムと車体骨格部材との間の結
合剛性を強化するようにしている。しかし、図6に示す
ステアリングコラム支持構造では、走行時に図示しない
ステアリングハンドルやステアリングコラム103側が
振動すると、屈曲ブラケット106は曲げ変位Mを繰り
返し、締付段部108に締め付けられている屈曲ブラケ
ット106のボルト109との当接部位が曲げ荷重を集
中して受け、同ボルト109との当接部位が変形して、
結合剛性を低下させ、共振や振動音の発生を招き易く、
問題となっている。更に、実開平3−72085号公報
に開示されるステアリングコラム支持構造ではコラムブ
ラケットを補強材や通しボルトで強化する上に別途コラ
ムブラケットを車体骨格部材に締付固定するボルトやそ
の他の接合固定手段を必要とすることと成り、構造が複
雑で部品点数が比較的多く、コスト増を招くという問題
がある。
テアリングコラム支持構造ではステアリングコラムと車
体前部の車体骨格部材との間を各種のブラケットを用い
締付結合しており、これらのブラケット自体の剛性強化
を図り、ステアリングコラムと車体骨格部材との間の結
合剛性を強化するようにしている。しかし、図6に示す
ステアリングコラム支持構造では、走行時に図示しない
ステアリングハンドルやステアリングコラム103側が
振動すると、屈曲ブラケット106は曲げ変位Mを繰り
返し、締付段部108に締め付けられている屈曲ブラケ
ット106のボルト109との当接部位が曲げ荷重を集
中して受け、同ボルト109との当接部位が変形して、
結合剛性を低下させ、共振や振動音の発生を招き易く、
問題となっている。更に、実開平3−72085号公報
に開示されるステアリングコラム支持構造ではコラムブ
ラケットを補強材や通しボルトで強化する上に別途コラ
ムブラケットを車体骨格部材に締付固定するボルトやそ
の他の接合固定手段を必要とすることと成り、構造が複
雑で部品点数が比較的多く、コスト増を招くという問題
がある。
【0006】更に、図6に示すステアリングコラム支持
構造ではコラムブラケット105の下方外殻材にウエル
ドナット111が設けられ、これに螺着されるボルト1
10によりステアリングコラム103を締め付けてい
る。このため、ステアリングコラム103側からの振動
がコラムブラケット105の下方外殻材のウエルドナッ
ト111と接合する部位に集中して加わり、同部位が変
形して、結合剛性を低下させ、共振や振動音の発生を招
き易く、問題となっている。なお、この点は実開平3−
72085号公報のステアリングコラム支持構造でも同
様である。本発明の第1の目的は、車体骨格部材に結合
されたコラムブラケットとその下方のステアリングコラ
ムとの結合部位の結合剛性を強化できるステアリングコ
ラム支持構造を提供することにあり、第2の目的は、ス
テアリングコラムを取り付けるコラムブラケットを車体
骨格部材に取付支持する部位の結合剛性を強化できるス
テアリングコラム支持構造を提供することにある。
構造ではコラムブラケット105の下方外殻材にウエル
ドナット111が設けられ、これに螺着されるボルト1
10によりステアリングコラム103を締め付けてい
る。このため、ステアリングコラム103側からの振動
がコラムブラケット105の下方外殻材のウエルドナッ
ト111と接合する部位に集中して加わり、同部位が変
形して、結合剛性を低下させ、共振や振動音の発生を招
き易く、問題となっている。なお、この点は実開平3−
72085号公報のステアリングコラム支持構造でも同
様である。本発明の第1の目的は、車体骨格部材に結合
されたコラムブラケットとその下方のステアリングコラ
ムとの結合部位の結合剛性を強化できるステアリングコ
ラム支持構造を提供することにあり、第2の目的は、ス
テアリングコラムを取り付けるコラムブラケットを車体
骨格部材に取付支持する部位の結合剛性を強化できるス
テアリングコラム支持構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、車室前部に設けた車体骨格
部材に中空のコラムブラケットを固定し、上記コラムブ
ラケットの中空部内に内ネジを形成したパイプナットを
配設し、同パイプナットにより中空部を構成する上下外
殻材を互いに結合し、パイプナットに螺着されるボルト
を備え、上記コラムブラケットにステアリングコラムを
上記ボルトにより締付固定している。ここで、コラムブ
ラケットの上下外殻材をパイプナットにより結合し、コ
ラムブラケット自体の剛性を強化でき、そのパイプナッ
トに螺着されるボルトによりステアリングコラムをコラ
ムブラケットに締付固定する。このため、パイプナット
がステアリングコラムから受けた荷重をコラムブラケッ
トの上下外殻材に分散して伝達でき、ステアリングコラ
ムとコラムブラケットとの結合部位の結合剛性を強化で
きる。しかも、パイプナットがコラムブラケットの剛性
強化部材としてもステアリングコラムの締結手段として
も機能でき、部品数低減、低コスト化を図れる。
めに、請求項1の発明では、車室前部に設けた車体骨格
部材に中空のコラムブラケットを固定し、上記コラムブ
ラケットの中空部内に内ネジを形成したパイプナットを
配設し、同パイプナットにより中空部を構成する上下外
殻材を互いに結合し、パイプナットに螺着されるボルト
を備え、上記コラムブラケットにステアリングコラムを
上記ボルトにより締付固定している。ここで、コラムブ
ラケットの上下外殻材をパイプナットにより結合し、コ
ラムブラケット自体の剛性を強化でき、そのパイプナッ
トに螺着されるボルトによりステアリングコラムをコラ
ムブラケットに締付固定する。このため、パイプナット
がステアリングコラムから受けた荷重をコラムブラケッ
トの上下外殻材に分散して伝達でき、ステアリングコラ
ムとコラムブラケットとの結合部位の結合剛性を強化で
きる。しかも、パイプナットがコラムブラケットの剛性
強化部材としてもステアリングコラムの締結手段として
も機能でき、部品数低減、低コスト化を図れる。
【0008】好ましくは、上記車体骨格部材は車室前部
の左右縦壁に左右端を結合されるクロスメンバであり、
上記コラムブラケットはクロスメンバの中間部を包んだ
状態で一体結合されても良い。この場合、コラムブラケ
ットをクロスメンバの中間部に結合するので、コラムブ
ラケット自体の剛性をより強化でき、ステアリングコラ
ムと車体骨格部材側との結合剛性をより強化できる。
の左右縦壁に左右端を結合されるクロスメンバであり、
上記コラムブラケットはクロスメンバの中間部を包んだ
状態で一体結合されても良い。この場合、コラムブラケ
ットをクロスメンバの中間部に結合するので、コラムブ
ラケット自体の剛性をより強化でき、ステアリングコラ
ムと車体骨格部材側との結合剛性をより強化できる。
【0009】請求項2の発明では、車室前部にステアリ
ングコラムを支持する中空のコラムブラケットを設け、
上記コラムブラケットの中空部内にパイプを配設し、そ
のパイプにより中空部を構成する上下外殻材を互いに結
合し、同パイプを貫通し上記車室前部のデッキを成す車
体骨格部材に螺着されるボルトを備え、同ボルトにより
上記コラムブラケットを上記車体骨格部材に締付固定し
ている。この場合、コラムブラケットの上下外殻材をパ
イプにより結合し、コラムブラケット自体の剛性を強化
でき、そのパイプに嵌挿されるボルトをデッキ側骨格部
材に締付固定した際に、締付力をパイプおよび上下外殻
材に伝え、特に、デッキ側骨格部材の比較的大きな当接
面領域にパイプおよび上外殻材を圧接し、コラムブラケ
ットとデッキ側骨格部材との結合剛性を十分に強化で
き、ステアリングコラム側の振動を確実に防止できる。
ングコラムを支持する中空のコラムブラケットを設け、
上記コラムブラケットの中空部内にパイプを配設し、そ
のパイプにより中空部を構成する上下外殻材を互いに結
合し、同パイプを貫通し上記車室前部のデッキを成す車
体骨格部材に螺着されるボルトを備え、同ボルトにより
上記コラムブラケットを上記車体骨格部材に締付固定し
ている。この場合、コラムブラケットの上下外殻材をパ
イプにより結合し、コラムブラケット自体の剛性を強化
でき、そのパイプに嵌挿されるボルトをデッキ側骨格部
材に締付固定した際に、締付力をパイプおよび上下外殻
材に伝え、特に、デッキ側骨格部材の比較的大きな当接
面領域にパイプおよび上外殻材を圧接し、コラムブラケ
ットとデッキ側骨格部材との結合剛性を十分に強化で
き、ステアリングコラム側の振動を確実に防止できる。
【0010】好ましくは、上記車体骨格部材は上記車室
前部の左右縦壁に左右端を結合されるクロスメンバであ
り、上記コラムブラケットはクロスメンバの中間部を包
んた状態で結合されても良い。この場合、コラムブラケ
ットをクロスメンバの中間部に結合するので、コラムブ
ラケット自体の剛性をより強化でき、ステアリングコラ
ムとコラムブラケットとの結合剛性をより強化でき、ス
テアリングコラム側の振動を確実に防止できる。
前部の左右縦壁に左右端を結合されるクロスメンバであ
り、上記コラムブラケットはクロスメンバの中間部を包
んた状態で結合されても良い。この場合、コラムブラケ
ットをクロスメンバの中間部に結合するので、コラムブ
ラケット自体の剛性をより強化でき、ステアリングコラ
ムとコラムブラケットとの結合剛性をより強化でき、ス
テアリングコラム側の振動を確実に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2には本発明を適用し
たステアリングコラム支持構造を示した。このステアリ
ングコラム支持構造は図示しない自動車の車室前部Rに
配備される車体骨格部材によりステアリングコラム1を
支持するよう構成される。車室前部Rに配備される車体
骨格部材は前部フロア2の前端より上方に立ち上がるダ
ッシュボード3の上端に溶接されると共に車幅方向Yに
配備されるデッキの一部を成すカウルトップインナ4及
び同カウルトップインナの後方位置(紙面手前側)に並
設されるデッキクロスメンバ5と、前部フロア2の左右
端に溶接され縦向きに延出するフロントピラインナ6
(右側のみ図示した)とを備える。ステアリングコラム
1はデッキクロスメンバ5とカウルトップインナ4とに
後述のコラムブラケット9を介して取付られている。
たステアリングコラム支持構造を示した。このステアリ
ングコラム支持構造は図示しない自動車の車室前部Rに
配備される車体骨格部材によりステアリングコラム1を
支持するよう構成される。車室前部Rに配備される車体
骨格部材は前部フロア2の前端より上方に立ち上がるダ
ッシュボード3の上端に溶接されると共に車幅方向Yに
配備されるデッキの一部を成すカウルトップインナ4及
び同カウルトップインナの後方位置(紙面手前側)に並
設されるデッキクロスメンバ5と、前部フロア2の左右
端に溶接され縦向きに延出するフロントピラインナ6
(右側のみ図示した)とを備える。ステアリングコラム
1はデッキクロスメンバ5とカウルトップインナ4とに
後述のコラムブラケット9を介して取付られている。
【0012】カウルトップインナ4は図示しないアウタ
部材と重合され車幅方向Yに延びる閉断面構造のカウル
トップを構成するもので、その左右端は左右のフロント
ピラインナ6の前側上部間を結合している。フロントピ
ラインナ6は図示しないフロントピラアウタと接合され
てフロントピラを形成するもので、その下端後部を図示
しないのサイドシルの前端に溶接し、上端を図示しない
ルーフサイドレールに溶接し、前端をダッシュボード3
の左右端に溶接する。しかも、左右のフロントピライン
ナ6の中間部で車内側壁面間には互いを一体結合するデ
ッキクロスメンバ5が配設される。ここで、フロントピ
ラインナ6の車内側壁面には膨出ブラケット7が車内側
に突出し状態で溶接されている。
部材と重合され車幅方向Yに延びる閉断面構造のカウル
トップを構成するもので、その左右端は左右のフロント
ピラインナ6の前側上部間を結合している。フロントピ
ラインナ6は図示しないフロントピラアウタと接合され
てフロントピラを形成するもので、その下端後部を図示
しないのサイドシルの前端に溶接し、上端を図示しない
ルーフサイドレールに溶接し、前端をダッシュボード3
の左右端に溶接する。しかも、左右のフロントピライン
ナ6の中間部で車内側壁面間には互いを一体結合するデ
ッキクロスメンバ5が配設される。ここで、フロントピ
ラインナ6の車内側壁面には膨出ブラケット7が車内側
に突出し状態で溶接されている。
【0013】車体骨格部材の一部を成すデッキクロスメ
ンバ5はこれにインストルメントパネル8(図2に一部
のみ示した)が組み付けられ、サブアッセンブリ化され
た上で車室前部Rに搬送され、カウルトップインナ4や
フロントピラインナ6等の他の車体骨格部材側に結合さ
れるという構成を採っている。このデッキクロスメンバ
5はパイプ状の主部501を有し、主部501の右側寄
りには、本発明のステアリングコラム支持構造の要部を
成すコラムブラケット9を溶接し、左右端には左右フロ
ントピラインナ6に接合される連結片12を溶接してい
る。
ンバ5はこれにインストルメントパネル8(図2に一部
のみ示した)が組み付けられ、サブアッセンブリ化され
た上で車室前部Rに搬送され、カウルトップインナ4や
フロントピラインナ6等の他の車体骨格部材側に結合さ
れるという構成を採っている。このデッキクロスメンバ
5はパイプ状の主部501を有し、主部501の右側寄
りには、本発明のステアリングコラム支持構造の要部を
成すコラムブラケット9を溶接し、左右端には左右フロ
ントピラインナ6に接合される連結片12を溶接してい
る。
【0014】左右の各フロントピラインナ6の車室対向
壁には膨出ブラケット7が形成され、その膨出ブラケッ
ト7の後向き面f1には複数のボルト穴701と、位置
決めピン702が設けられる。一方、左右の各連結片1
2は後向き面f1に重なる縦片部121と、縦片部12
1に形成されボルト穴701に対向する穴122と、縦
片部121に形成され位置決めピン702を嵌挿する位
置決め穴123とを備える。ここで、左右の位置決めピ
ン702に左右の連結片12の位置決め穴123を嵌合
させることで、左右の両フロントピラインナ6の間隔と
デッキクロスメンバ5の位置決めが成され、その上で、
各穴122にボルトが挿通されボルト穴701に螺着さ
れることによりデッキクロスメンバ5と左右の各フロン
トピラインナ6が締付固定される。
壁には膨出ブラケット7が形成され、その膨出ブラケッ
ト7の後向き面f1には複数のボルト穴701と、位置
決めピン702が設けられる。一方、左右の各連結片1
2は後向き面f1に重なる縦片部121と、縦片部12
1に形成されボルト穴701に対向する穴122と、縦
片部121に形成され位置決めピン702を嵌挿する位
置決め穴123とを備える。ここで、左右の位置決めピ
ン702に左右の連結片12の位置決め穴123を嵌合
させることで、左右の両フロントピラインナ6の間隔と
デッキクロスメンバ5の位置決めが成され、その上で、
各穴122にボルトが挿通されボルト穴701に螺着さ
れることによりデッキクロスメンバ5と左右の各フロン
トピラインナ6が締付固定される。
【0015】インストルメントパネル8は図示しない心
材、パッド材及び表皮材から成り、車幅方向Yに延びる
デッキクロスメンバ5や後述のコラムブラケット9上の
取付部材10(図2参照)やカウルトップインナ4やそ
の他の車体骨格部材に支持される。なお、インストルメ
ントパネル8は運転席と対向する部位の下端縁にステア
リングコラム1との干渉を防止するための下向きの凹部
801を形成されており、これにより、ステアリングコ
ラム1の組立て時におけるステアリングコラム1の取付
作業を容易化している。ステアリングコラム支持構造の
要部を成すコラムブラケット9はデッキクロスメンバ5
とカウルトップインナ4とにわたり一体的に結合され、
図3に示すように略矩形の中空体として形成される。
材、パッド材及び表皮材から成り、車幅方向Yに延びる
デッキクロスメンバ5や後述のコラムブラケット9上の
取付部材10(図2参照)やカウルトップインナ4やそ
の他の車体骨格部材に支持される。なお、インストルメ
ントパネル8は運転席と対向する部位の下端縁にステア
リングコラム1との干渉を防止するための下向きの凹部
801を形成されており、これにより、ステアリングコ
ラム1の組立て時におけるステアリングコラム1の取付
作業を容易化している。ステアリングコラム支持構造の
要部を成すコラムブラケット9はデッキクロスメンバ5
とカウルトップインナ4とにわたり一体的に結合され、
図3に示すように略矩形の中空体として形成される。
【0016】図2、図3に示すように、コラムブラケッ
ト9は板金製の上下外殻材901,902を備える。こ
れら上下外殻材は前後方向Xの中間部に車幅方向Yに延
びるデッキクロスメンバ5を挾持可能な挾持凹部aを形
成され、その上で、互いの周縁フランジfを互いに溶接
すると共に周縁フランジfの内のデッキクロスメンバ5
との対向部fa(図1参照)をデッキクロスメンバ5に
も溶接する。これにより、中空体としてのコラムブラケ
ット9をデッキクロスメンバ5に確実に接合固定してい
る。図4(a)に示すように、上下外殻材901,90
2の後端近傍であって、その左右端にはパイプナット1
3が貫通配備され、各パイプナット13の上下端は上下
外殻材901,902に溶接され、これにより、上下外
殻材901,902の後端近傍での剛性強化を図ってい
る。なお、上下外殻材901,902の後端近傍間には
補強板14が配備され、これによっても上下外殻材90
1,902の後端近傍の中央部の剛性強化を図ってい
る。
ト9は板金製の上下外殻材901,902を備える。こ
れら上下外殻材は前後方向Xの中間部に車幅方向Yに延
びるデッキクロスメンバ5を挾持可能な挾持凹部aを形
成され、その上で、互いの周縁フランジfを互いに溶接
すると共に周縁フランジfの内のデッキクロスメンバ5
との対向部fa(図1参照)をデッキクロスメンバ5に
も溶接する。これにより、中空体としてのコラムブラケ
ット9をデッキクロスメンバ5に確実に接合固定してい
る。図4(a)に示すように、上下外殻材901,90
2の後端近傍であって、その左右端にはパイプナット1
3が貫通配備され、各パイプナット13の上下端は上下
外殻材901,902に溶接され、これにより、上下外
殻材901,902の後端近傍での剛性強化を図ってい
る。なお、上下外殻材901,902の後端近傍間には
補強板14が配備され、これによっても上下外殻材90
1,902の後端近傍の中央部の剛性強化を図ってい
る。
【0017】更に、図5(c)に示すように、上下外殻
材901,902の前端近傍であって、その右端にはパ
イプナット16が貫通配備され、その上下端は上下外殻
材901,902に溶接される。下外殻材902の前端
近傍であって、その左端にはウエルドナット17が溶接
される。ここでは、パイプナット16や後述の一対のパ
イプ20が上下外殻材901,902の後端近傍での剛
性強化を図っているが、場合により、ウエルドナット1
7に代えて図示しないパイプナットを配備し、後端近傍
での剛性をより強化しても良い。
材901,902の前端近傍であって、その右端にはパ
イプナット16が貫通配備され、その上下端は上下外殻
材901,902に溶接される。下外殻材902の前端
近傍であって、その左端にはウエルドナット17が溶接
される。ここでは、パイプナット16や後述の一対のパ
イプ20が上下外殻材901,902の後端近傍での剛
性強化を図っているが、場合により、ウエルドナット1
7に代えて図示しないパイプナットを配備し、後端近傍
での剛性をより強化しても良い。
【0018】ここで、各パイプナット13,16のパイ
プ内面に内ネジが形成され、その内、一対の後パイプナ
ット13,13の下端にはステアリングコラム1の後ブ
ラケット15が対向配備され、この後ブラケットは各パ
イプナット13に螺着されるボルト18によりステアリ
ングコラム1の下面に締付固定される。一方、前パイプ
ナット16及びウエルドナット17の下端にはステアリ
ングコラム1の前ブラケット19が対向配備され、この
前ブラケットは前パイプナット16及びウエルドナット
17に螺着されるボルト18によりステアリングコラム
1の下面に締付固定される。 更に、図4(b)に示す
ように、上下外殻材901,902の前端近傍であっ
て、前パイプナット16及びウエルドナット17の後方
位置には車幅方向Yに所定量離れて一対のパイプ20が
配備される。これら両パイプ20の上下端は上下外殻材
901,902に貫通して取付られ、溶接される。両パ
イプ20にはボルト22がそれぞれ貫通され、各ボルト
22はカウルブラケット21のウエルドナット23に螺
着される。
プ内面に内ネジが形成され、その内、一対の後パイプナ
ット13,13の下端にはステアリングコラム1の後ブ
ラケット15が対向配備され、この後ブラケットは各パ
イプナット13に螺着されるボルト18によりステアリ
ングコラム1の下面に締付固定される。一方、前パイプ
ナット16及びウエルドナット17の下端にはステアリ
ングコラム1の前ブラケット19が対向配備され、この
前ブラケットは前パイプナット16及びウエルドナット
17に螺着されるボルト18によりステアリングコラム
1の下面に締付固定される。 更に、図4(b)に示す
ように、上下外殻材901,902の前端近傍であっ
て、前パイプナット16及びウエルドナット17の後方
位置には車幅方向Yに所定量離れて一対のパイプ20が
配備される。これら両パイプ20の上下端は上下外殻材
901,902に貫通して取付られ、溶接される。両パ
イプ20にはボルト22がそれぞれ貫通され、各ボルト
22はカウルブラケット21のウエルドナット23に螺
着される。
【0019】ここで、カウルブラケット21は屈曲長板
状の板金材で形成され、板金車室前部のデッキを成すデ
ッキ側骨格部材としてのカウルトップインナ4に溶接さ
れ、後方下向き(図2で右下方向)に突出した突出し部
211の裏側面にはウエルドナット23が溶接される。
図4(b)に示すように、カウルブラケット21の突出
し部211には両パイプ20の上端及び上外殻材901
の両パイプ20の比較的広い面積を有する当接面領域E
はカウルブラケット21に締付結合されている。この場
合、各ボルト22の締付力は当接面領域E全体に分散
し、確実に圧接することより、当接面領域E周辺の結合
剛性が十分に強化され、例えば、図4(b)に示すよう
に、コラムブラケット9に外力である曲げモーメントM
が加わったとしても、当接面領域Eが広いことより、こ
の外力に対しての変位を比較的容易に阻止でき当接面領
域E周辺の耐久性を確保できる。なお、ここでの当接面
領域Eは両パイプ20の上端とその近傍の上外殻材90
1の上面であったが、場合により、両パイプ20の上端
とそれより所定量離れた部位の上外殻材901の突部b
(図4(b)に2点鎖線で示した)とにより比較的広い
面積を確保するように構成されても良い。
状の板金材で形成され、板金車室前部のデッキを成すデ
ッキ側骨格部材としてのカウルトップインナ4に溶接さ
れ、後方下向き(図2で右下方向)に突出した突出し部
211の裏側面にはウエルドナット23が溶接される。
図4(b)に示すように、カウルブラケット21の突出
し部211には両パイプ20の上端及び上外殻材901
の両パイプ20の比較的広い面積を有する当接面領域E
はカウルブラケット21に締付結合されている。この場
合、各ボルト22の締付力は当接面領域E全体に分散
し、確実に圧接することより、当接面領域E周辺の結合
剛性が十分に強化され、例えば、図4(b)に示すよう
に、コラムブラケット9に外力である曲げモーメントM
が加わったとしても、当接面領域Eが広いことより、こ
の外力に対しての変位を比較的容易に阻止でき当接面領
域E周辺の耐久性を確保できる。なお、ここでの当接面
領域Eは両パイプ20の上端とその近傍の上外殻材90
1の上面であったが、場合により、両パイプ20の上端
とそれより所定量離れた部位の上外殻材901の突部b
(図4(b)に2点鎖線で示した)とにより比較的広い
面積を確保するように構成されても良い。
【0020】上述のステアリングコラム支持構造を採用
した場合、その組み付けにあたり、デッキクロスメンバ
5には予めステアリングコラム1が溶着され、その上で
インストルメントパネル8及びその付設部材がデッキク
ロスメンバ5側に仮付けされ、車室前部に搬入され、こ
れが車体骨格部材側に取付られる。この際、左右の位置
決めピン702に左右の連結片12の位置決め穴123
を嵌合させ、各穴122に挿通されるボルトをボルト穴
701に螺着されることによりデッキクロスメンバ5と
左右の各フロントピラインナ6を締付固定する。さら
に、コラムブラケット9の一対のパイプ20にボルト2
2を挿通し、これをカウルブラケット21のウエルドナ
ット23に螺着し、コラムブラケット9の前部をカウル
ブラケット21に締付固定する。この後、ステアリング
コラム1の前部をダッシュボード3に貫通状態で取付
け、その後部をコラムブラケット9に対向させ、各パイ
プナット16,13やウエルドナット17にボルト18
を螺着し、ステアリングコラム1の前後ブラケット1
9,15をステアリングコラム1の下面に締付固定す
る。
した場合、その組み付けにあたり、デッキクロスメンバ
5には予めステアリングコラム1が溶着され、その上で
インストルメントパネル8及びその付設部材がデッキク
ロスメンバ5側に仮付けされ、車室前部に搬入され、こ
れが車体骨格部材側に取付られる。この際、左右の位置
決めピン702に左右の連結片12の位置決め穴123
を嵌合させ、各穴122に挿通されるボルトをボルト穴
701に螺着されることによりデッキクロスメンバ5と
左右の各フロントピラインナ6を締付固定する。さら
に、コラムブラケット9の一対のパイプ20にボルト2
2を挿通し、これをカウルブラケット21のウエルドナ
ット23に螺着し、コラムブラケット9の前部をカウル
ブラケット21に締付固定する。この後、ステアリング
コラム1の前部をダッシュボード3に貫通状態で取付
け、その後部をコラムブラケット9に対向させ、各パイ
プナット16,13やウエルドナット17にボルト18
を螺着し、ステアリングコラム1の前後ブラケット1
9,15をステアリングコラム1の下面に締付固定す
る。
【0021】このようなステアリングコラム支持構造を
採用した場合、コラムブラケット9はその上下外殻材9
01,902のほぼ前後領域をパイプナット13,16
及びパイプ20で確実に剛性強化され、パイプナット1
3,16に螺着されるボルト18によりステアリングコ
ラム1をコラムブラケット9の下面に締付固定する。こ
のため、パイプナット13,16がステアリングコラム
1側から受けた荷重を上下外殻材901,902に分散
して伝達でき、ステアリングコラム1とコラムブラケッ
ト9との結合部位の結合剛性を強化できると共に耐久性
を確保できる。しかも、ここでのパイプナット13,1
6がコラムブラケット9の剛性強化部材としての機能
と、ステアリングコラム1の締結手段としての機能を合
わせ持つことと成り、この点で部品数低減、低コスト化
を図れる。
採用した場合、コラムブラケット9はその上下外殻材9
01,902のほぼ前後領域をパイプナット13,16
及びパイプ20で確実に剛性強化され、パイプナット1
3,16に螺着されるボルト18によりステアリングコ
ラム1をコラムブラケット9の下面に締付固定する。こ
のため、パイプナット13,16がステアリングコラム
1側から受けた荷重を上下外殻材901,902に分散
して伝達でき、ステアリングコラム1とコラムブラケッ
ト9との結合部位の結合剛性を強化できると共に耐久性
を確保できる。しかも、ここでのパイプナット13,1
6がコラムブラケット9の剛性強化部材としての機能
と、ステアリングコラム1の締結手段としての機能を合
わせ持つことと成り、この点で部品数低減、低コスト化
を図れる。
【0022】特に、図1のステアリングコラム支持構造
では、コラムブラケット9が車体骨格部材としてのデッ
キクロスメンバ5とカウルトップインナ4とに結合され
るので、この場合、コラムブラケット9自体の剛性をよ
り強化でき、ステアリングコラム1と車体骨格部材との
結合剛性をより強化できる。コラムブラケット9のパイ
プ9に嵌挿されるボルト22をデッキ側骨格部材に締付
固定した際に、締付力はパイプ9および上下外殻材90
1,902に加わり、デッキ側骨格部材であるカウルブ
ラケット21に比較的大きな当接面領域Eが圧接され、
コラムブラケット1とデッキ側骨格部材との結合剛性を
十分に強化でき、相対変位、例えば、曲げモーメントM
に伴う変位を防止でき、ステアリングコラム1側の共振
や振動音の発生を確実に防止できる。
では、コラムブラケット9が車体骨格部材としてのデッ
キクロスメンバ5とカウルトップインナ4とに結合され
るので、この場合、コラムブラケット9自体の剛性をよ
り強化でき、ステアリングコラム1と車体骨格部材との
結合剛性をより強化できる。コラムブラケット9のパイ
プ9に嵌挿されるボルト22をデッキ側骨格部材に締付
固定した際に、締付力はパイプ9および上下外殻材90
1,902に加わり、デッキ側骨格部材であるカウルブ
ラケット21に比較的大きな当接面領域Eが圧接され、
コラムブラケット1とデッキ側骨格部材との結合剛性を
十分に強化でき、相対変位、例えば、曲げモーメントM
に伴う変位を防止でき、ステアリングコラム1側の共振
や振動音の発生を確実に防止できる。
【0023】図1のステアリングコラム支持構造では、
コラムブラケット9が車体骨格部材としてのデッキクロ
スメンバ5とカウルトップインナ4とに結合されるが、
これに代えて、図5(a)に示すようにコラムブラケッ
ト9aをカウルトップインナ4側のカウルブラケット2
1aにのみ結合してステアリングコラム支持構造を構成
しても良い。この場合、コラムブラケット9aの上下外
殻材901a,902aは前後を各一対のパイプナット
16a,13aで互いに一体結合され、中央部は一対の
パイプ20aで互いに一体結合され、これによりコラム
ブラケット9a自体の剛性強化が図られる。上外殻材9
01aの中央部は平坦な上面を有する膨出部として形成
され、一対のパイプ20aに挿通された各ボルト22a
がカウルブラケット21aの突出し部211aのウエル
ドナット23aに螺着されることにより、一対のパイプ
20aの先端及びその周辺の上外殻材901aの中央部
の比較的大きな当接面領域Eを突出し部211aに圧接
できる。
コラムブラケット9が車体骨格部材としてのデッキクロ
スメンバ5とカウルトップインナ4とに結合されるが、
これに代えて、図5(a)に示すようにコラムブラケッ
ト9aをカウルトップインナ4側のカウルブラケット2
1aにのみ結合してステアリングコラム支持構造を構成
しても良い。この場合、コラムブラケット9aの上下外
殻材901a,902aは前後を各一対のパイプナット
16a,13aで互いに一体結合され、中央部は一対の
パイプ20aで互いに一体結合され、これによりコラム
ブラケット9a自体の剛性強化が図られる。上外殻材9
01aの中央部は平坦な上面を有する膨出部として形成
され、一対のパイプ20aに挿通された各ボルト22a
がカウルブラケット21aの突出し部211aのウエル
ドナット23aに螺着されることにより、一対のパイプ
20aの先端及びその周辺の上外殻材901aの中央部
の比較的大きな当接面領域Eを突出し部211aに圧接
できる。
【0024】このコラムブラケット9aの下外殻材90
2aにはステアリングコラム1の前後ブラケット19,
15が当接され、各パイプナット13a,16aにボル
ト18を螺着してステアリングコラム1をコラムブラケ
ット9aに締付固定できる。この場合も、カウルブラケ
ット21aの突出し部211aにコラムブラケット9a
の比較的大きな当接面領域Eを圧接でき、コラムブラケ
ット9aとデッキ側骨格部材との結合剛性を十分に強化
でき、相対変位、例えば、曲げモーメントMに伴う変位
を防止でき、ステアリングコラム1側の振動を確実に防
止できる。
2aにはステアリングコラム1の前後ブラケット19,
15が当接され、各パイプナット13a,16aにボル
ト18を螺着してステアリングコラム1をコラムブラケ
ット9aに締付固定できる。この場合も、カウルブラケ
ット21aの突出し部211aにコラムブラケット9a
の比較的大きな当接面領域Eを圧接でき、コラムブラケ
ット9aとデッキ側骨格部材との結合剛性を十分に強化
でき、相対変位、例えば、曲げモーメントMに伴う変位
を防止でき、ステアリングコラム1側の振動を確実に防
止できる。
【0025】更に、図1のステアリングコラム支持構造
に代えて、図5(b)に示すようにコラムブラケット9
bを車体骨格部材としてのデッキクロスメンバ5にのみ
結合してステアリングコラム支持構造を構成しても良
い。この場合、コラムブラケット9bの上下外殻材90
1b,902bは各中央部によりデッキクロスメンバ5
を挟んだ上で溶接により互いに一体結合される。上下外
殻材901b,902bの前後は各一対のパイプナット
16b,13bで互いに一体結合され、中央部がデッキ
クロスメンバ5に一体結合される。コラムブラケット9
bの下外殻材902bにはステアリングコラム1の前後
ブラケット19,15が当接され、各パイプナット16
b,13bにボルト18を螺着してステアリングコラム
1をコラムブラケット9bに締付固定できる。
に代えて、図5(b)に示すようにコラムブラケット9
bを車体骨格部材としてのデッキクロスメンバ5にのみ
結合してステアリングコラム支持構造を構成しても良
い。この場合、コラムブラケット9bの上下外殻材90
1b,902bは各中央部によりデッキクロスメンバ5
を挟んだ上で溶接により互いに一体結合される。上下外
殻材901b,902bの前後は各一対のパイプナット
16b,13bで互いに一体結合され、中央部がデッキ
クロスメンバ5に一体結合される。コラムブラケット9
bの下外殻材902bにはステアリングコラム1の前後
ブラケット19,15が当接され、各パイプナット16
b,13bにボルト18を螺着してステアリングコラム
1をコラムブラケット9bに締付固定できる。
【0026】この場合、車体骨格部材としてのクロスメ
ンバの中間部がコラムブラケット9bで包んた状態で結
合されるので、コラムブラケット9b自体の剛性をより
強化でき、ステアリングコラムとコラムブラケットとの
結合剛性をより強化でき、ステアリングコラム側の振動
を確実に防止できる。更に、フロアブラケット1は後端
縁より下向き斜面Pを形成した傾斜板部15を後方に向
けて延出していたが、この傾斜板部15の上端より更に
後方に向け図示しないフランジを延出させ、同フランジ
によってもフロアマットMの前端を係止できるように構
成しても良い。
ンバの中間部がコラムブラケット9bで包んた状態で結
合されるので、コラムブラケット9b自体の剛性をより
強化でき、ステアリングコラムとコラムブラケットとの
結合剛性をより強化でき、ステアリングコラム側の振動
を確実に防止できる。更に、フロアブラケット1は後端
縁より下向き斜面Pを形成した傾斜板部15を後方に向
けて延出していたが、この傾斜板部15の上端より更に
後方に向け図示しないフランジを延出させ、同フランジ
によってもフロアマットMの前端を係止できるように構
成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、コラムブラケットの上下外殻材をパイプナットによ
り結合し、コラムブラケット自体の剛性を強化でき、そ
のパイプナットに螺着されるボルトによりステアリング
コラムをコラムブラケットに締付固定する。このため、
パイプナットがステアリングコラムから受けた荷重をコ
ラムブラケットの上下外殻材に分散して伝達でき、ステ
アリングコラムとコラムブラケットとの結合部位の結合
剛性を強化できると共に耐久性を確保できる。しかも、
パイプナットがコラムブラケットの剛性強化部材として
もステアリングコラムの締結手段としても機能でき、部
品数低減、低コスト化を図れる。
ば、コラムブラケットの上下外殻材をパイプナットによ
り結合し、コラムブラケット自体の剛性を強化でき、そ
のパイプナットに螺着されるボルトによりステアリング
コラムをコラムブラケットに締付固定する。このため、
パイプナットがステアリングコラムから受けた荷重をコ
ラムブラケットの上下外殻材に分散して伝達でき、ステ
アリングコラムとコラムブラケットとの結合部位の結合
剛性を強化できると共に耐久性を確保できる。しかも、
パイプナットがコラムブラケットの剛性強化部材として
もステアリングコラムの締結手段としても機能でき、部
品数低減、低コスト化を図れる。
【0028】請求項2の発明では、コラムブラケットの
上下外殻材をパイプにより結合し、コラムブラケット自
体の剛性を強化でき、そのパイプに嵌挿されるボルトを
デッキ側骨格部材に締付固定した際に、締付力をパイプ
および上下外殻材に伝え、特に、デッキ側骨格部材の比
較的大きな当接面領域にパイプおよび上外殻材を圧接
し、コラムブラケットとデッキ側骨格部材との結合剛性
を十分に強化でき、ステアリングコラム側の振動を確実
に防止できる。
上下外殻材をパイプにより結合し、コラムブラケット自
体の剛性を強化でき、そのパイプに嵌挿されるボルトを
デッキ側骨格部材に締付固定した際に、締付力をパイプ
および上下外殻材に伝え、特に、デッキ側骨格部材の比
較的大きな当接面領域にパイプおよび上外殻材を圧接
し、コラムブラケットとデッキ側骨格部材との結合剛性
を十分に強化でき、ステアリングコラム側の振動を確実
に防止できる。
【図1】本発明の適用されたステアリングコラム支持構
造を採用した車体前部の部分切欠斜視図である。
造を採用した車体前部の部分切欠斜視図である。
【図2】図1のステアリングコラム支持構造で用いるコ
ラムブラケット及びデッキクロスメンバの近傍の拡大側
断面図である。
ラムブラケット及びデッキクロスメンバの近傍の拡大側
断面図である。
【図3】図1のコラムブラケットの拡大平面図である。
【図4】図1のコラムブラケットの要部を示し、(a)
は図2のA−A線断面図、(b)は図3のB−B線断面
図、(c)は図3のC−C線断面図である。
は図2のA−A線断面図、(b)は図3のB−B線断面
図、(c)は図3のC−C線断面図である。
【図5】本発明の適用されたステアリングコラム支持構
造の他の実施態様例としてのステアリングコラム支持構
造を示し、(a)は第1の他の実施態様例の要部側断面
図、(b)は第2の他の実施態様例の要部側断面図であ
る。
造の他の実施態様例としてのステアリングコラム支持構
造を示し、(a)は第1の他の実施態様例の要部側断面
図、(b)は第2の他の実施態様例の要部側断面図であ
る。
【図6】従来のステアリングコラム支持構造の要部概略
側断面図である。
側断面図である。
1 ステアリングコラム 4 カウルトップインナ 5 デッキクロスメンバ 9,9a,9b コラムブラケット 901 上外殻材 902 下外殻材 13,13a,13b パイプナット 16,16a,16b パイプナット 18,22 ボルト 20 パイプ R 車室前部 X 前後方向 Y 車幅方向
フロントページの続き (72)発明者 三宅 孝之 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA06 BB01 CA06 CA07 CA33 DA09 3D030 DC14 DC16
Claims (2)
- 【請求項1】車室前部に設けた車体骨格部材に連結され
た中空のコラムブラケットと、 同コラムブラケットの中空部内に配設され、同中空部を
構成する上下外殻材を互いに結合する内ネジを形成した
パイプナットと、 同パイプナットに螺着されるボルトとを具備し、 上記コラムブラケットにステアリングコラムを上記ボル
トにより締付固定したことを特徴とするステアリングコ
ラム支持構造。 - 【請求項2】車室前部に設けたステアリングコラムを支
持する中空のコラムブラケットと、 同コラムブラケットの中空部内に配設され、同中空部を
構成する上下外殻材を互いに結合するパイプと、 同パイプを貫通し、上記車室前部のデッキを成す車体骨
格部材に螺着されるボルトとを具備し、 上記コラムブラケットを上記ボルトにより上記車体骨格
部材に締付固定したことを特徴とするステアリングコラ
ム支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073547A JP2000264225A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ステアリングコラム支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073547A JP2000264225A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ステアリングコラム支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264225A true JP2000264225A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13521382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073547A Pending JP2000264225A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | ステアリングコラム支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264225A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017081303A (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-18 | スズキ株式会社 | 車体前部構造 |
| JP2017094763A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | スズキ株式会社 | ステアリングサポートメンバーの構造 |
| EP3312076A1 (en) | 2016-10-12 | 2018-04-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Steering support structure and steering support method |
| CN113247110A (zh) * | 2020-01-28 | 2021-08-13 | 双叶产业株式会社 | 转向支承装置 |
| JP2023120949A (ja) * | 2022-02-18 | 2023-08-30 | フタバ産業株式会社 | ステアリングサポート |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11073547A patent/JP2000264225A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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