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JP2000261124A - 配線基板、コンデンサ内蔵コア基板、コア基板本体、コンデンサ、コア基板本体の製造方法、及び、コンデンサ内蔵コア基板の製造方法 - Google Patents

配線基板、コンデンサ内蔵コア基板、コア基板本体、コンデンサ、コア基板本体の製造方法、及び、コンデンサ内蔵コア基板の製造方法

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Publication number
JP2000261124A
JP2000261124A JP11058863A JP5886399A JP2000261124A JP 2000261124 A JP2000261124 A JP 2000261124A JP 11058863 A JP11058863 A JP 11058863A JP 5886399 A JP5886399 A JP 5886399A JP 2000261124 A JP2000261124 A JP 2000261124A
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JP
Japan
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capacitor
core substrate
main body
hole
core
Prior art date
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Application number
JP11058863A
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English (en)
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JP3672169B2 (ja
Inventor
Koju Ogawa
幸樹 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP05886399A priority Critical patent/JP3672169B2/ja
Publication of JP2000261124A publication Critical patent/JP2000261124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3672169B2 publication Critical patent/JP3672169B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • H10W70/655
    • H10W90/724

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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンデンサを内蔵することにより、ノイズを
確実に除去でき、しかも、コンデンサに接続される配線
の抵抗やインダクタンスを低くできる配線基板、コンデ
ンサに不具合を生じても損失金額が少なく、安価で、大
きな静電容量のコンデンサを内蔵可能な配線基板を提供
すること。 【解決手段】 本発明の配線基板100は、コア基板本
体10に形成された貫通孔11にコンデンサ20を内蔵
し、さらに、その上下に樹脂絶縁層41〜43,51〜
53及び配線層45,46,55,56を備える。コン
デンサ20は、その上面20A及び下面20Bに形成し
たパッド21,22で上下に接続可能となっており、パ
ッド21と配線層45、パッド22と配線層55と接続
することで、フリップチップパッド101やLGAパッ
ド103と多数の上部コンデンサ接続配線60や下部コ
ンデンサ接続配線70で接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサを備え
る配線基板、さらに詳しくは、コンデンサをコア基板に
内蔵しその上下に樹脂絶縁層及び配線層を積層した、ノ
イズを確実に除去できる配線基板に関する。また、この
配線基板を製造するためのコンデンサ内蔵コア基板、コ
ンデンサを内蔵するためのコア基板本体、コンデンサ、
及び、コンデンサ内蔵コア基板やコア基板本体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路技術の進歩によりますますIC
チップの動作が高速化されているが、それに伴い、電源
配線等にノイズが重畳されて、誤動作を引き起こすこと
がある。そこでノイズ除去のため、例えば図15に示す
ように、ICチップ1を搭載する配線基板2の上面2A
あるいは下面2Bに、別途、チップコンデンサ3を搭載
し、コンデンサ3の2つの電極とそれぞれ接続するコン
デンサ接続配線4を配線基板2の内部に設ける。これに
より、コンデンサ接続配線4及びフリップチップパッド
5を経由してチップコンデンサ3をICチップ1に接続
することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
手法では、配線基板2の完成後に、別途チップコンデン
サ3を搭載する必要があるため、工数がかかりコストア
ップとなる。また、チップコンデンサの接続の良否によ
り配線基板全体の良否に影響が出るなどチップコンデン
サ3の接続信頼性に依存して配線基板の信頼性が低下す
る場合がある。また、チップコンデンサ3を搭載する領
域を予め確保しておく必要があり、他の電子部品の搭載
や配線基板の補強のための補強部材の固着の自由度を低
下させる。さらに、他の配線等に制限されて、ICチッ
プ1とチップコンデンサ3とを結ぶコンデンサ接続配線
4の長さが長く、また細くなりやすいため、コンデンサ
接続配線4自身の持つ抵抗やインダクタンスが大きくな
りがちで、低抵抗、低インダクタンスの要請に十分に応
えられない。
【0004】そこで、配線基板のうち、コア基板の上下
に形成する樹脂絶縁層及び配線層の一部を、樹脂絶縁層
を誘電体層として対向する配線層(電極層)で挟んだコ
ンデンサ構造に形成し、コンデンサを内蔵させることが
考えられる。しかし、コンデンサがショートや絶縁抵抗
不良などにより不具合となった場合に、付加価値の付い
た配線基板全体を廃棄することになるため、損失金額が
大きくなって、結局配線基板を安価に製造することが困
難である。また、樹脂絶縁層の比誘電率は、高誘電率セ
ラミック粉末等を混入したとしても、一般に高々40〜
50程度と見込まれるので、内蔵させるコンデンサの静
電容量を十分大きくすることも困難である。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、コンデンサを内蔵することにより、ノイズ
を確実に除去でき、しかも、コンデンサに接続される配
線の抵抗やインダクタンスを低くできる配線基板、さら
には、コンデンサに不具合を生じても損失金額が少な
く、安価で、大きな静電容量のコンデンサを内蔵可能な
配線基板を提供することを目的とする。また、このよう
なコンデンサを内蔵した配線基板を製造するためのコン
デンサ内蔵コア基板、コンデンサを内蔵するためのコア
基板本体、コンデンサ、及びコア基板本体やコンデンサ
内蔵コア基板の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】そしてそ
の解決手段は、配線基板上面と配線基板下面とを有し、
上記配線基板上面にICチップと接続するための複数の
IC接続端子を、上記配線基板下面に複数の下面接続端
子を備え、コンデンサを内蔵する配線基板であって、コ
ア基板本体上面、コア基板本体下面、上記コア基板本体
上面とコア基板本体下面との間を貫通するコンデンサ内
蔵用貫通孔、及び、上記コア基板本体上面とコア基板本
体下面との間を貫通して形成された複数のコアスルーホ
ール導体、を備えるコア基板本体と、コンデンサ上面、
コンデンサ下面、互いに絶縁された一対の電極または電
極群、上記コンデンサ上面に形成され、上記一対の電極
または電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそ
れぞれ導通する複数の上面接続パッドであって、上記一
対の電極または電極群のいずれも上記複数の上面接続パ
ッドのうちの少なくとも1つと導通する複数の上面接続
パッド、及び、上記コンデンサ下面に形成され、上記一
対の電極または電極群のうちのいずれかの電極または電
極群とそれぞれ導通する複数の下面接続パッドであっ
て、上記一対の電極または電極群のいずれも上記複数の
下面接続パッドのうちの少なくとも1つと導通する複数
の下面接続パッド、を備え、上記コア基板本体のコンデ
ンサ内蔵用貫通孔内に内蔵、固定された上記コンデンサ
と、上記コア基板本体上面及び上記コンデンサ上面の上
方に積層された1または複数の上部樹脂絶縁層と、上記
コア基板本体下面及び上記コンデンサ下面の下方に積層
された1または複数の下部樹脂絶縁層と、上記上部樹脂
絶縁層を貫通あるいはその層間を通って、上記配線基板
上面の複数のIC接続端子とこれに対応する上記コンデ
ンサの複数の上面接続パッドとをそれぞれ接続する複数
の上部コンデンサ接続配線と、上記下部樹脂絶縁層を貫
通あるいはその層間を通って、上記コンデンサの複数の
下面接続パッドとこれに対応する上記配線基板下面の複
数の下面接続端子とをそれぞれ接続する複数の下部コン
デンサ接続配線と、上記上部樹脂絶縁層を貫通あるいは
その層間を通って、上記配線基板上面の複数のIC接続
端子とこれに対応する上記コア基板本体上面の複数のコ
アスルーホール導体とをそれぞれ接続する複数の上部コ
ア接続配線と、上記下部樹脂絶縁層を貫通あるいはその
層間を通って、上記コア基板本体下面のコアスルーホー
ル導体とこれに対応する上記配線基板下面の複数の下面
接続端子とをそれぞれ接続する複数の下部コア接続配線
と、を備えることを特徴とする配線基板である。
【0007】本発明の配線基板は、コア基板本体にコン
デンサ内蔵用貫通孔を形成し、その中にコンデンサを内
蔵し、上部樹脂絶縁層及び下部樹脂絶縁層を形成し、フ
リップチップパッド等のIC接続端子と上面接続パッド
とを上部コンデンサ接続配線で、下面接続パッドと下面
接続端子とを下部コンデンサ接続配線で結んでいる。さ
らに、一対の電極または電極群のいずれも複数の上面接
続パッドのうちの少なくとも1つと導通するようにして
いる。また下面接続パッドも同様にされている。このた
め、コンデンサの両極をコンデンサの上方及び下方に取
り出すことができる。したがって、上面接続パッドから
上部コンデンサ接続配線を通じてIC接続端子、さらに
はICチップに、コンデンサの両極を接続することがで
きる。同様に、下面接続パッドから下部コンデンサ接続
配線を通じて下面接続端子にコンデンサの両極を接続す
ることができる。このため、ICチップと接続するIC
接続端子、あるいはマザーボード等の他の配線基板の電
源配線や接地配線と接続させる下面接続端子等からごく
近い距離にコンデンサを配置することができる。したが
って、上部コンデンサ接続配線も下部コンデンサ接続配
線もごく短く形成することができる。
【0008】さらに、通常ICチップにおいて、電源電
位や接地電位は各所に必要となるので、ときにはICチ
ップに形成される接続端子(接続パッドや接続バンプ)
群の半数近くの数とされるほど電源端子や接地端子はそ
れぞれ多数形成される。これに対し、このコンデンサ上
面及びコンデンサ下面には、複数の上面接続パッド及び
下面接続パッドを備える。したがって、ICチップの電
源端子や接地端子に対応させて多数の上面接続パッドを
形成し、これらをそれぞれ結ぶように上部コンデンサ接
続配線を多数並列に形成すれば、上部コンデンサ接続配
線の持つインダクタンスや抵抗を全体としてさらに低下
させることができることになる。同様に、下面接続パッ
ドに対応する下面接続パッドと配線基板下面の各接続端
子とを並列に接続する下部コンデンサ接続配線に関して
も、同様にインダクタンスや抵抗を全体としてさらに低
下させることができる。つまり、上部コンデンサ接続配
線も下部コンデンサ接続配線も、その長さを短くできし
かもその本数を多くできるため、抵抗やインダクタンス
を低くすることができ、コンデンサによってノイズを有
効、確実に除去することができる。
【0009】しかも、配線基板内にコンデンサを内蔵し
ているので、後からコンデンサを取り付ける必要が無
く、チップコンデンサ搭載のための費用が不要となるた
め、安価な配線基板とすることができる。また、他の電
子部品等の搭載や補強板の固着などの自由度も高い。さ
らに、コア基板本体に形成したコンデンサ内蔵用貫通孔
内にコンデンサを内蔵しているので、上部樹脂絶縁層や
下部樹脂絶縁層あるいは上部コンデンサ接続配線、下部
コンデンサ接続配線、上部コア接続配線、及び下部コア
接続配線は、いずれも公知の樹脂絶縁層や配線層の製法
を用いて形成することができる点でも安価にできる。ま
た、内蔵させるコンデンサの静電容量を自由に選択でき
るので、高誘電率セラミックを用いた静電容量の大きな
コンデンサを内蔵させることができ、ノイズ除去能力を
一層向上させることができる。
【0010】なお特に、前記複数のIC接続端子のうち
少なくとも一部が、前記コンデンサの上方に位置するこ
とを特徴とする配線基板とするのが好ましい。フリップ
チップパッド等のIC接続端子がコンデンサの上方に位
置すると、IC接続端子とコンデンサの上面接続パッド
とを結ぶ上部コンデンサ接続配線の長さを特に短くする
ことができる。したがって、上部コンデンサ接続配線の
持つインダクタンスや抵抗をさらに低く抑えることがで
きるので、ノイズ除去能力をさらに向上させることがで
きる。
【0011】さらに、上記の配線基板であって、前記コ
ア基板本体は、前記コンデンサ内蔵用貫通孔のうち両端
部のいずれかにおいて、径方向内側に向けて突出するコ
ンデンサ受け部を備え、前記コンデンサは、上記コンデ
ンサ受け部の内向き面に当接していることを特徴とする
配線基板とすると良い。
【0012】本発明の配線基板では、径方向(平面方
向)内側に向けて突出するコンデンサ受け部を形成し、
コア基板本体のコンデンサ受け部の内向き面に、つまり
コンデンサ受け部をコンデンサ内蔵用貫通孔の上端部に
形成したときにはその下面に、また、コンデンサ受け部
をコンデンサ内蔵用貫通孔の下端部に形成したときには
その上面に、コンデンサを当接させる。これにより、コ
ンデンサ内蔵用貫通孔内において、コンデンサの上下方
向の位置決めが容易かつ確実にできる。したがって、コ
ンデンサの上下方向の位置ズレ不良に起因して、上面接
続パッドと上部コンデンサ接続配線との接続不良や下面
接続パッドと下部コンデンサ接続配線との接続不良等を
生じない信頼性の高い配線基板とすることができる。
【0013】さらに上記の配線基板であって、前記コン
デンサは、前記コンデンサ上面及びコンデンサ下面のう
ち、前記コンデンサ受け部と当接する側の面の周縁に、
切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかが形成され、
上記切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかにより、
上記コンデンサが前記コンデンサ受け部に嵌合している
ことを特徴とする配線基板とすると良い。
【0014】本発明の配線基板では、コンデンサ上面及
びコンデンサ下面のうち、コア基板本体のコンデンサ受
け部と当接する側の面の周縁に切り欠き部及び凸部の少
なくともいずれかを有し、コンデンサが、コンデンサ受
け部の内向き面に当接し、さらに切り欠き部及び凸部の
少なくともいずれかにより、コンデンサ受け部と嵌合す
る。したがって、コンデンサは、コンデンサ受け部と当
接して上下方向の位置決めがされるほか、コンデンサ受
け部と嵌合して上下方向に直交するコンデンサ内蔵用貫
通孔の径方向(平面方向)にも位置決めされる。このた
め、コンデンサ内蔵用貫通孔内でのコンデンサの上下方
向のみならず平面方向の位置決めも容易かつ確実にでき
る。従って、コンデンサの上下方向や平面方向の位置ズ
レ不良に起因して、上面接続パッドと上部コンデンサ接
続配線との接続不良や下面接続パッドと下部コンデンサ
接続配線との接続不良等を生じない、さらに信頼性の高
い配線基板とすることができる。
【0015】また他の解決手段は、コア基板本体上面、
コア基板本体下面、及び、上記コア基板本体上面とコア
基板本体下面との間を貫通するコンデンサ内蔵用貫通
孔、を備えるコア基板本体と、コンデンサ上面、コンデ
ンサ下面、互いに絶縁された一対の電極または電極群、
上記コンデンサ上面に形成され、上記一対の電極または
電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ
導通する複数の上面接続パッドであって、上記一対の電
極または電極群のいずれも上記複数の上面接続パッドの
うちの少なくとも1つと導通する複数の上面接続パッ
ド、及び、上記コンデンサ下面に形成され、上記一対の
電極または電極群のうちのいずれかの電極または電極群
とそれぞれ導通する複数の下面接続パッドであって、上
記一対の電極または電極群のいずれも上記複数の下面接
続パッドのうちの少なくとも1つと導通する複数の下面
接続パッド、を備え、上記コア基板本体のコンデンサ内
蔵用貫通孔内に内蔵、固定されたコンデンサと、を備え
るコンデンサ内蔵コア基板である。
【0016】本発明のコンデンサ内蔵コア基板では、コ
ア基板本体にコンデンサ内蔵用貫通孔を形成し、その中
にコンデンサを内蔵している。さらに、このコンデンサ
は、一対の電極または電極群のいずれも複数の上面接続
パッドのうちの少なくとも1つと導通するようにしてい
る。また下面接続パッドも同様にされている。このた
め、コンデンサの両極を、コンデンサ上面の上面接続パ
ッド及びコンデンサ下面の下面接続パッドを通じて、コ
ア基板の上方及び下方に取り出すことができる。したが
って、このコンデンサ内蔵コア基板を用いれば、公知の
樹脂絶縁層や配線層の形成手法を用いて、容易にコンデ
ンサを内蔵した配線基板を形成することができる。ま
た、このようにして配線基板を形成した場合には、配線
基板の搭載するICチップやマザーボード等の他の配線
基板とごく近い距離にコンデンサを配置し、互いにごく
短い配線で結ぶことができる。したがって、内蔵コンデ
ンサの特性を十分発揮させて、ノイズを確実に除去する
ことができるようになる。
【0017】さらに、上述したように、通常ICチップ
においては、電源端子や接地端子はそれぞれ多数形成さ
れる。これに対し、本発明のコンデンサ内蔵コア基板の
コンデンサでは、コンデンサ上面及びコンデンサ下面
に、複数の上面接続パッド及び下面接続パッドを備え
る。したがって、ICチップの電源端子や接地端子に対
応させて多数の上面接続パッド(あるいは上下反転させ
て使用する場合には下面接続パッド)を形成し、これら
をそれぞれ結ぶように配線を多数並列に形成すれば、こ
れらの配線の持つインダクタンスや抵抗を全体としてさ
らに低下させることができる。同様に、下面接続パッド
(あるいは上下反転させて使用する場合には上面接続パ
ッド)と他の配線基板とを並列に接続する配線に関して
も、同様にインダクタンスや抵抗を全体としてさらに低
下させることができる。つまり、コンデンサ内蔵コア基
板の上下に形成する配線の長さを短くでき、しかもその
本数を多くできるため、抵抗やインダクタンスを低くす
ることができ、コンデンサによってノイズを有効、確実
に除去することができる。また、内蔵させるコンデンサ
の静電容量を自由に選択できるので、高誘電率セラミッ
クを用いた静電容量の大きなコンデンサを内蔵させるこ
とができ、ノイズ除去能力を一層向上させることができ
る。
【0018】しかも、コア基板内にコンデンサを内蔵し
ているので、樹脂絶縁層や配線層を形成した後に別途コ
ンデンサを取り付ける必要が無く、チップコンデンサ搭
載のための費用が不要となるため、配線基板を安価に製
造することができる。また、上面接続パッドあるいは下
面接続パッドを通じて、内蔵したコンデンサの良否を判
断できるので、ショート等の不具合を有するコンデンサ
が内蔵されたコア基板は、樹脂絶縁層等を形成する前に
除去することができる。このため、工数が掛かる樹脂絶
縁層や配線層が形成され、付加価値の高い配線基板を廃
棄する危険性を少なくでき、全体としてコンデンサの不
具合による損失金額も抑制して、安価な配線基板とする
ことができる。
【0019】さらに、上記のコンデンサ内蔵コア基板で
あって、前記コンデンサ内蔵用貫通孔内に充填した充填
樹脂で前記コンデンサを上記コンデンサ内蔵用貫通孔内
に固定してなることを特徴とするコンデンサ内蔵コア基
板とすると良い。
【0020】本発明のコンデンサ内蔵コア基板では、充
填樹脂でコンデンサをコンデンサ内蔵用貫通孔内に固定
しているので、容易にかつ確実にコンデンサを固定する
ことができる。また、コアスルーホール導体用の貫通孔
穿孔時等に生じる振動などにより、内蔵したコンデンサ
が位置ズレを生じたり、脱落するなど等の不具合も抑制
され、信頼性の高いコンデンサ内蔵コア基板とすること
ができる。
【0021】さらに上記いずれかに記載のコンデンサ内
蔵コア基板であって、前記コンデンサ上面に、または前
記コア基板本体上面及び前記コンデンサ上面に上部充填
樹脂層を、前記コンデンサ下面に、または前記コア基板
本体下面及び前記コンデンサ下面に下部充填樹脂層を備
え、上記コンデンサ上面上の上部充填樹脂層と上記コア
基板本体上面またはコア基板本体上面上の上部充填樹脂
層とは、略面一に整面され、前記複数の上面接続パッド
がそれぞれ略面一に露出しており、上記コンデンサ下面
上の下部充填樹脂層と上記コア基板本体下面またはコア
基板本体下面上の下部充填樹脂層とは、略面一に整面さ
れ、前記複数の下面接続パッドがそれぞれ略面一に露出
していることを特徴とするコンデンサ内蔵コア基板とす
ると良い。
【0022】このコンデンサ内蔵コア基板では、コンデ
ンサ上面の上部充填樹脂層と、コア基板本体上面または
コア基板本体上面の上部充填樹脂層とは、略面一に整面
され、しかも、複数の上面接続パッドが略面一に露出し
ている。また、コンデンサ下面の下部充填樹脂層と、コ
ア基板本体下面またはコア基板本体下面の下部充填樹脂
層とも、略面一に整面され、しかも、複数の下面接続パ
ッドが略面一に露出している。このため、このコア基板
の上下に樹脂絶縁層や配線層を積層して配線基板を形成
する際に、コンデンサ内蔵用貫通孔を形成したことによ
る段差、コア基板本体上面とコンデンサ上面との高さの
違い、あるいは、コア基板本体下面とコンデンサ下面と
の高さの違いに起因して、これらの上方や下方に形成す
る樹脂絶縁層や配線層に段差が発生することが防止でき
る。したがって、樹脂絶縁層や配線層を容易に形成で
き、しかも、配線層の断線やショート等の不具合も生じ
ない。また、配線基板の上面や下面に形成するIC接続
端子や下面接続端子のコプラナリティを向上させ、IC
チップや他の配線基板との接続性を向上させることがで
きる。
【0023】さらに、上記いずれかに記載のコンデンサ
内蔵コア基板であって、前記コア基板本体は、前記コン
デンサ内蔵用貫通孔のうち、前記コア基板本体下面側端
部において径方向内側に向けて突出するコンデンサ受け
部を備え、前記コンデンサは、上記コンデンサ受け部の
上面に当接していることを特徴とするコンデンサ内蔵コ
ア基板とすると良い。
【0024】本発明の配線基板では、コア基板本体にコ
ンデンサ受け部を形成し、この上面にコンデンサを当接
させている。これにより、コンデンサ内蔵用貫通孔内に
おいて、コンデンサの上下方向の位置決めが容易かつ確
実にできる。したがって、コンデンサの上下方向の位置
ズレ不良に起因して、上面接続パッドの高さが変動した
り、上面接続パッド上に充填樹脂の残渣が残り、これと
接続するビア導体等を形成したときに、上面接続パッド
とビア導体等との導通不良が生じるなどの不具合を生じ
ることがない。また、下面接続パッドについても同様で
ある。従って、上下に樹脂絶縁層、配線層やビア導体を
形成する場合などにおいて、配線やビア導体との接続不
良等を生じない信頼性の高いコンデンサ内蔵コア基板と
することができる。
【0025】さらに、上記コンデンサ内蔵コア基板であ
って、前記コンデンサは、前記コンデンサ下面の周縁
に、切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかが形成さ
れ、上記切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかによ
り、上記コンデンサが前記コンデンサ受け部に嵌合して
いることを特徴とするコンデンサ内蔵コア基板とすると
良い。
【0026】本発明のコンデンサ内蔵コア基板では、コ
ンデンサがコンデンサ受け部に当接し、しかも、コンデ
ンサに形成した切り欠き部及び凸部の少なくともいずれ
かにより、コンデンサがコンデンサ受け部に嵌合してい
る。したがって、コンデンサは、コンデンサ受け部と当
接して上下方向の位置決めがされるほか、コンデンサ受
け部と嵌合して上下方向に直交するコンデンサ内蔵用貫
通孔の径方向(平面方向)にも位置決めされる。このた
め、コンデンサ内蔵用貫通孔内でのコンデンサの上下方
向のみならず平面方向の位置決めも容易かつ確実にでき
る。従って、上面接続パッドの高さや平面方向の位置が
変動したり、上面接続パッド上に充填樹脂の残渣が残り
これと接続するビア導体等を形成したときに、上面接続
パッドとビア導体等との導通不良が生じるなどの不具合
を生じることがない。また、下面接続パッドについても
同様である。従って、上下に樹脂絶縁層、配線層やビア
導体を形成する場合などにおいて、配線やビア導体との
接続不良等を生じない、さらに信頼性の高いコンデンサ
内蔵コア基板とすることができる。
【0027】さらに他の解決手段は、コア基板本体上面
と、コア基板本体下面と、上記コア基板本体上面とコア
基板本体下面との間を貫通するコンデンサ内蔵用貫通孔
と、を備え、上記コンデンサ内蔵用貫通孔は、そのコア
基板本体下面側端部において径方向内側に向けて突出
し、内蔵させるコンデンサの当接面と少なくともその上
面で当接可能なコンデンサ受け部を備えることを特徴と
するコア基板本体である。
【0028】本発明のコア基板本体では、上下面間を貫
通するコンデンサ内蔵用貫通孔を備えるので、この貫通
孔内にコンデンサを内蔵させることで、コンデンサを内
蔵した配線基板を容易に形成することができる。また、
この貫通孔内に内蔵させたコンデンサと、コア基板本体
上面及びコア基板本体下面のいずれからも容易かつ短距
離で接続させることができる。さらに、コンデンサ受け
部を有するので、コンデンサを内蔵させたときに、この
コンデンサ受け部の上面でコンデンサと当接する。この
ため、コンデンサ内蔵用貫通孔内におけるコンデンサの
上下方向の位置決めを確実にすることができるようにな
る。
【0029】さらに、上記コア基板本体であって、前記
コンデンサ受け部は、前記内蔵させるコンデンサの当接
側の面に形成した切り欠き部及び凸部の少なくともいず
れかと嵌合可能な形状であることを特徴とするコア基板
本体とすると良い。
【0030】本発明のコア基板本体では、コンデンサを
内蔵させた際に、コンデンサ受け部が、その上面で当接
し、さらに、コンデンサの当接側の面に形成した切り欠
き部及び凸部の少なくともいずれかと嵌合するので、コ
ンデンサを上下方向のみならずこれに直交する平面方向
(コンデンサ内蔵用貫通孔の径方向)にも確実に位置決
めできる。
【0031】さらに他の解決手段は、コンデンサ上面
と、コンデンサ下面と、互いに絶縁された一対の電極ま
たは電極群と、上記コンデンサ上面に形成され、上記一
対の電極または電極群のうちのいずれかの電極または電
極群とそれぞれ導通する複数の上面接続パッドであっ
て、上記一対の電極または電極群のいずれも上記複数の
上面接続パッドのうちの少なくとも1つと導通する複数
の上面接続パッドと、上記コンデンサ下面に形成され、
上記一対の電極または電極群のうちのいずれかの電極ま
たは電極群とそれぞれ導通する複数の下面接続パッドで
あって、上記一対の電極または電極群のいずれも上記複
数の下面接続パッドのうちの少なくとも1つと導通する
複数の下面接続パッドと、上記コンデンサ下面の周縁に
形成され、コア基板本体のコンデンサ内蔵用貫通孔内に
おいて径方向内側に向けて突出するコンデンサ受け部と
当接して嵌合可能な切り欠き部及び凸部の少なくともい
ずれかと、を備えるコンデンサである。
【0032】本発明のコンデンサは、コンデンサ上面に
複数の上面接続パッドを、コンデンサ下面に複数の下面
接続パッドを備え、しかも、一対の電極または電極群の
いずれも複数の上面接続パッドのうちの少なくとも1つ
と導通し、また、一対の電極または電極群のいずれも複
数の下面接続パッドの少なくともいずれかと導通する。
このため、コンデンサ上面から、コンデンサの両極を取
り出すことができる。同様に、コンデンサ下面からも、
コンデンサの両極を取り出すことができる。したがっ
て、コンデンサ上面及びコンデンサ下面のいずれにおい
ても、パッドやバンプを形成したICチップや配線基
板、その他の電子部品の接続面との間での接続が可能と
なる。
【0033】また、コンデンサ上面とコンデンサ下面の
両面から、コンデンサの両極を取り出すことができる。
このため、例えば、配線基板とICチップとの間に介在
させることにより、配線基板からICチップへ電力を供
給する電源配線及び接地配線の一部としての役割を果た
させると共に、電源配線と接地配線との間をこのコンデ
ンサで結び、これらの配線の重畳されるノイズを除去す
る役割をも果たさせることができる。さらに、上記コン
デンサ内蔵用貫通孔を備えたコア基板本体のコンデンサ
内蔵用貫通孔に内蔵、固定することで、コンデンサ内蔵
コア基板とし、さらに樹脂絶縁層や配線層を形成して、
コンデンサを内蔵した配線基板とすることができる。特
に、このコンデンサ内蔵用貫通孔内に径方向内側に向け
て突出するコンデンサ受け部と当接させ、コンデンサの
切り欠き部や凸部と嵌合させれば、コンデンサの貫通孔
内での位置決めも容易にできる。
【0034】なお、上面接続パッドや下面接続パッド
は、接続するICチップ等の端子や配線層に対応した位
置及び数で形成すればよいが、並列に接続する端子や配
線層の数が多いほど、コンデンサとICチップ等との間
に生じる抵抗やインダクタンスを全体として抑制できる
ので、上面接続パッドや下面接続パッドは多数形成する
のが好ましい。
【0035】さらに、コンデンサ下面の周縁に、切り欠
き部及び凸部の少なくともいずれかを設けたので、コア
基板本体のコンデンサ内蔵用貫通孔内にコンデンサを内
蔵させた際、コンデンサ受け部と当接、及び嵌合させる
ことができ、コンデンサ内蔵用貫通孔内で、コンデンサ
を上下方向にもこれに直交する平面方向にも確実に位置
決めすることができる。
【0036】さらに他の解決手段は、壁部用コア基板本
体上面と壁部用コア基板本体下面とを有し、これらの間
を貫通する壁部用貫通孔を備える壁部用コア基板本体の
上記壁部用コア基板本体下面と、受け部用コア基板本体
上面と受け部用コア基板本体下面とを有し、これらの間
を貫通する受け部用貫通孔を備える受け部用コア基板本
体の上記受け部用コア基板本体上面とを、上記壁部用貫
通孔内に上記受け部用コア基板のうち上記受け部用貫通
孔の周縁の少なくとも一部を露出させて、接着する接着
工程を備えることを特徴とするコア基板本体の製造方法
である。
【0037】本発明のコア基板本体の製造方法では、壁
部用貫通孔を備える壁部用コア基板本体と受け部用貫通
孔を備える受け部用コア基板本体とを、壁部用貫通孔内
に受け部用コア基板のうち受け部用貫通孔の周縁の少な
くとも一部を露出させて接着して、コア基板本体を製造
する。このように壁部用コア基板本体と受け部用コア基
板本体とに分けて製作し、その後両者を接着すると、容
易に、壁部用貫通孔と受け部用貫通孔によってコンデン
サ内蔵用貫通孔が構成でき、しかも、受け部用コア基板
本体の一部をコンデンサ内蔵用貫通孔の端部において径
方向内側に突出したコンデンサ受け部とすることができ
る。
【0038】また他の解決手段は、コア基板本体上面、
コア基板本体下面、及び、上記コア基板本体上面とコア
基板本体下面との間を貫通するコンデンサ内蔵用貫通
孔、を備えるコア基板本体の、上記コンデンサ内蔵用貫
通孔内に、コンデンサ上面、コンデンサ下面、互いに絶
縁された一対の電極または電極群、上記コンデンサ上面
に形成され、上記一対の電極または電極群のうちのいず
れかの電極または電極群とそれぞれ導通する複数の上面
接続パッドであって、上記一対の電極または電極群のい
ずれも上記複数の上面接続パッドのうちの少なくとも1
つと導通する複数の上面接続パッド、及び、上記コンデ
ンサ下面に形成され、上記一対の電極または電極群のう
ちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ導通する複
数の下面接続パッドであって、上記一対の電極または電
極群のいずれも上記複数の下面接続パッドのうちの少な
くとも1つと導通する複数の下面接続パッド、を備える
コンデンサを配置するコンデンサ配置工程と、少なくと
も上記コンデンサ内蔵用貫通孔内に充填樹脂を注入し、
上記充填樹脂を硬化させて、充填樹脂で上記コンデンサ
を上記コンデンサ内蔵用貫通孔内に固定するコンデンサ
固定工程と、少なくとも上記コア基板本体上面とコア基
板本体下面との間を貫通するコアスルーホール導体を形
成するコアスルーホール形成工程と、を備えるコンデン
サ内蔵コア基板の製造方法である。
【0039】本発明のコンデンサ内蔵コア基板の製造方
法では、コンデンサ内蔵用貫通孔内にコンデンサを配置
し、コンデンサ内蔵用貫通孔内に充填樹脂を注入し硬化
させてコンデンサを固定する。このため、容易に固定で
きる上、コアスルーホール導体用の貫通孔穿孔時等に生
じる振動などによりコンデンサの位置ズレを生じたり、
脱落するなど等の不具合が抑制され、コンデンサ内蔵コ
ア基板の信頼性を向上させることができる。
【0040】さらに、上記コンデンサ内蔵コア基板の製
造方法であって、前記コンデンサ固定工程は、前記コン
デンサ内蔵用貫通孔内の他、前記コンデンサ上面、コン
デンサ下面、コア基板本体上面、及び、コア基板本体下
面のうち、少なくともコンデンサ上面及びコンデンサ下
面にも充填樹脂を塗布し硬化させるコンデンサ固定−充
填樹脂塗布硬化工程であり、前記コアスルーホール形成
工程に先だって、上記コンデンサ上面上の、または、上
記コンデンサ上面上及び前記コア基板本体上面上の、上
記充填樹脂を研磨して上記複数の上面接続パッドを略面
一に露出させるとともに、上記コンデンサ上面上の充填
樹脂層と上記コア基板本体上面とを、または、上記コン
デンサ上面上の充填樹脂層とコア基板本体上面上の充填
樹脂層とを、略面一の平坦面に整面し、上記コンデンサ
下面上の、または、上記コンデンサ下面上及び前記コア
基板本体下面上の、上記充填樹脂を研磨して上記複数の
下面接続パッドを略面一に露出させるとともに、上記コ
ンデンサ下面上の充填樹脂層と上記コア基板本体下面と
を、または、上記コンデンサ下面上の充填樹脂層とコア
基板本体下面上の充填樹脂層とを、略面一の平坦面に整
面する研磨整面工程を備えることを特徴とするコンデン
サ内蔵コア基板の製造方法とすると良い。
【0041】本発明のコンデンサ内蔵コア基板の製造方
法では、コンデンサをコンデンサ内蔵用貫通孔内に内蔵
し、さらに充填樹脂で固定するほか、少なくともコンデ
ンサ上面及びコンデンサ下面にも充填樹脂を塗布し硬化
させる。さらに、研磨により複数の上面接続パッドを略
面一に露出させ、しかも、コンデンサ上面上の充填樹脂
層とコア基板本体上面とを、または、コンデンサ上面上
の充填樹脂層とコア基板本体上面上の充填樹脂層とを、
略面一の平坦面に整面する。また、研磨により複数の下
面接続パッドを略面一に露出させ、しかも、コンデンサ
下面上の充填樹脂層とコア基板本体上面とを、または、
コンデンサ上面上の充填樹脂層とコア基板本体上面上の
充填樹脂層とを、略面一の平坦面に整面する。その後に
コアスルーホール導体を形成する。
【0042】このため、コア基板本体上面及びコンデン
サ上面の上方に1または複数の樹脂絶縁層や配線層を形
成する際に、コア基板本体上面の上方とコンデンサ上面
の上方との間で段差を生じない。また同様に、コア基板
本体下面及びコンデンサ下面の下方に1または複数の樹
脂絶縁層や配線層を形成する際に、コア基板本体下面の
下方とコンデンサ下面の下方との間で段差を生じない。
このため、樹脂絶縁層や配線層などを容易に形成するこ
とができ、あるいは、各配線層の断線やショート等の不
具合の発生を抑制することができる。さらに、IC接続
端子や下面接続端子のコプラナリティを小さく抑えるこ
とができ、ICチップや他の配線基板との接続性も良好
にできる。
【0043】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の配線基板
等の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示す本発明のコンデンサを内蔵した配線基板10
0は、略正方形板状で、その上面(配線基板上面)10
0Aに、破線で示すICチップ1と接続するためのIC
接続端子であるフリップチップパッド101が多数形成
され、各フリップチップパッド101には、高温ハンダ
からなる略半球状のフリップチップバンプ102が形成
されている。一方、配線基板下面100Bには、マザー
ボードなどの他の配線基板と接続するための下面接続端
子であるLGAパッド103が多数形成されている。さ
らにこの配線基板100は、コンデンサ20を内蔵する
コア基板本体10、これらの上下に積層された樹脂絶縁
層41,42,43,51,52,53、さらに、これ
らの層間に及びこれらの樹脂絶縁層を貫通して形成され
た各配線層60,70,80,90を備える。
【0044】このうち、コア基板本体10は、略正方形
板状で、ガラス−エポキシ樹脂複合材料からなり、その
略中央にはコア基板本体上面10Aとコア基板本体下面
10Bとの間を貫通する平面視略正方形状のコンデンサ
内蔵用貫通孔(以下、単に貫通孔ともいう)11を備え
る。このコンデンサ内蔵用貫通孔11のうち、コア基板
本体下面10B側に端部には、貫通孔11の軸方向(図
中上下方向)に直交する貫通孔11の径方向(平面方
向、図中左右方向)に、貫通孔11内に向けて突出する
コンデンサ受け部(以下、単に受け部ともいう)12が
貫通孔11の周囲にわたって形成されている。また、こ
の貫通孔11内には、コンデンサ20が内蔵されてい
る。さらに、このコア基板本体10の周縁部には、コア
基板本体上面10Aとコア基板本体下面10Bとの間を
貫通するコアスルーホール導体33が多数形成されてい
る。
【0045】コンデンサ20は、図2(a)の平面図、
及び図2(b)の下面側から見た斜視図に示すように、
高誘電体セラミック、具体的には、BaTiO3 を主成
分とする誘電体層24とPdを主成分とする電極層25
とを交互に積層した略正方形板状の積層セラミックコン
デンサである。ただし、図2(b)から判るように、コ
ンデンサ下面20Bの周囲は、中央に正方形状の領域を
残して、切り欠き部20Pにより階段状に1段低位とさ
れて、後述するようにコア基板本体10のコンデンサ受
け部12との当接面20Cが形成されている。つまり、
コンデンサ20は、その下面20Bにおいて、略凸字状
の形状とされている。また、このコンデンサ20は、チ
ップコンデンサなどに用いられ、積層された誘電体層及
び電極層の側面からコンデンサの両極をなす2つの電極
(共通電極)を取り出す通常の積層セラミックコンデン
サとは、接続のための電極の取り出し方が異なる。即
ち、図2(c)に示すように、コンデンサ上面20A及
びコンデンサ下面20Bに、それぞれ多数の上面接続パ
ッド21(図2(c)では、21A,21B,21C)
及び下面接続パッド22(図2(c)では、22A,2
2B,22C)を備えており、これらのパッド21,2
2によって、コンデンサ上面20A及びコンデンサ下面
20B内で、図図2(c)中上方あるいは下方に接続可
能になっている。
【0046】コンデンサ20の電極層25は、図2
(c)にその内部構造の概要を示すように、ビア導体2
6E、26Fでそれぞれ1層おきに導通された1対の電
極層の群25E,25Fに分けられている。しかも、電
極層の群25E,25Fは互いに絶縁されている。した
がって、各誘電体層24を挟んで対向する2つの電極群
25E,25Fは、コンデンサ20の2つの電極をな
す。また、上面接続パッド21の一部(図中右及び左の
パッド21A,21C)は、この電極層25のうち最も
上方に位置し一方の電極群25Eに属するトップ電極層
25ETと、誘電体層24のうち最も上方に位置するト
ップ誘電体層24Tを貫通するビア導体27Eによって
接続している。また、上面接続パッド21の他の一部
(図中中央のパッド21B)は、上記トップ電極層25
ETより下層に位置し他方の電極群25Fに属する電極
層25と、ビア導体27F及び26Fによって接続して
いる。このように、多数の上面接続パッド21は、コン
デンサの2つの電極をなす一対の電極群25E,25F
のいずれかに接続しており、しかも、この一対の電極群
25E,25Fのいずれも複数の上面接続パッド21の
うちの少なくとも1つと接続している。つまり、多数の
上面接続パッド21のうちある上面接続パッド21(例
えば、21A)は、一方の電極群25Eに接続してい
る。またある上面接続パッド21(例えば、21B)
は、他方の電極群25Fと接続している。このため、コ
ンデンサ20の上方から、上面接続パッド21を通じ
て、一対の電極群25E,25Fのいずれとも導通する
ことができる。
【0047】同様に、下面接続パッド22の一部(図中
右及び左のパッド22A,22C)は、電極層25のう
ち最も下方のボトム電極層25FDより上層に位置し、
一方の電極群25Eに属する電極層25と、誘電体層2
4のうち最も下方に位置するボトム誘電体層24Dを貫
通するビア導体28F及び26Fによって接続してい
る。また、下面接続パッド22の他の一部(図中中央の
パッド22B)は、他方の電極群25Fに属する上記ボ
トム電極層25FDと、ビア導体28Fによって接続し
ている。このように、多数の下面接続パッド22は、コ
ンデンサの2つの電極をなす一対の電極群25E,25
Fのいずれかに接続しており、しかも、この一対の電極
群25E,25Fのどちらもが下面接続パッド22の少
なくともいずれかと接続している。つまり、多数の下面
接続パッド22のうちある下面接続パッド22(例え
ば、22A)は、一方の電極群25Eに接続している。
またある下面接続パッド22(例えば、22B)は、他
方の電極群25Fと接続している。このため、コンデン
サ20の下方から、下面接続パッド22を通じて、一対
の電極群25E,25Fのいずれとも導通することがで
きる。なお、図2(b)に示して上述したように、下面
接続パッド22が形成されるボトム誘電体層24Dは、
他の誘電体層24よりも平面方向(図中左右方向)の大
きさが小さくされることにより、切り欠き部20Pが構
成され、これによってその周囲には、1層上方の誘電体
層24が露出して上述の当接面20Cが形成される。ま
た、ボトム電極層25FDもボトム誘電体層24Dの形
状に合わせ、電極群25Fに属する他の電極層よりも平
面方向に小さな寸法とされている。
【0048】そして、図1に示すように、コンデンサ2
0の切り欠かれて凸字状となったコンデンサ下面20B
近傍が、コンデンサ受け部12の内周縁12Hに嵌合し
ている。このため、当接面20Cと受け部12の内向き
面12S(図中上面)とが当接することで、コンデンサ
20の図中上下方向の位置決めが、また、受け部貫通孔
12Hが切り欠き部20Pと嵌合することで、径方向
(平面方向、図中左右方向)の位置決めが行われる。さ
らに、このコンデンサ20は、エポキシ樹脂からなる充
填樹脂32によってコンデンサ内蔵用貫通孔11内に固
定されて、コア基板本体10と一体となっている。これ
により、コア基板本体10に内蔵されたコンデンサ20
は、図中上方には上面接続パッド21で、図中下方には
下面接続パッド22ででそれぞれ接続可能になってい
る。
【0049】さらに、コア基板本体上面10A及びコン
デンサ上面20Aの上方には、エポキシ樹脂を主成分と
する3層の上部樹脂絶縁層41,42,43を備える。
一方、コア基板本体下面10B及びコンデンサ下面20
Bの下方には、同じく3層の下部樹脂絶縁層51,5
2,53を備える。さらに上部樹脂絶縁層41と42の
層間及び上部樹脂配線層42と43の層間には、それぞ
れ上部樹脂絶縁層41,42をも貫通し、Cuメッキか
らなる配線層45,46が形成されている。同様に、下
部樹脂絶縁層51と52の層間及び下部樹脂配線層52
と53の層間には、それぞれ下部樹脂絶縁層51,52
をも貫通し、Cuメッキからなる配線層55,56が形
成されている。
【0050】このうち、上部樹脂絶縁層41,42,4
3の層間、及び上部樹脂絶縁層41,42をそれぞれ貫
通して、フリップチップパッド101とこれに対応する
コンデンサ20の上面接続パッド21とをそれぞれ結ぶ
配線層45,46は、上部コンデンサ接続配線60を構
成する。また、上部樹脂絶縁層41,42,43の層
間、及上部樹脂絶縁層41,42をそれぞれ貫通して、
フリップチップパッド101とこれに対応するコアスル
ーホール導体33とをそれぞれ結ぶ配線層45,46
は、上部コア接続配線80を構成する。一方、下部樹脂
絶縁層51,52,53の層間、及び上部樹脂絶縁層5
1,52をそれぞれ貫通して、下面接続パッド22とこ
れに対応するLGAパッド103とをそれぞれ結ぶ配線
層55,56は、下部コンデンサ接続配線70を構成す
る。また、下部樹脂絶縁層51,52,53の層間、及
び下部樹脂絶縁層51,52をそれぞれ貫通して、コア
スルーホール導体33とこれに対応するLGAパッド1
03とをそれぞれ結ぶ配線層55,56は、下部コア接
続配線90を構成する。
【0051】これにより、フリップチップバンプ102
に接続されたICチップ1は、フリップチップパッド1
01、上部コンデンサ接続配線60、上面接続パッド2
1を通じて、コンデンサ20の一対の電極群25E,2
5Fとそれぞれ接続することになる。さらに、LGAパ
ッド103は、下部コンデンサ接続配線70、下面接続
パッド22を通じて、コンデンサ20の一対の電極群2
5E,25Fとそれぞれ接続している。したがって、図
2(d)に示すように、フリップチップパッド101と
LGAパッド103との間を結び、一方の電極群25E
と接続する上部コンデンサ接続配線60及び下部コンデ
ンサ接続配線70と、同じく他方の電極群25Fと接続
する上部コンデンサ接続配線60及び下部コンデンサ接
続配線70との間に、コンデンサ20が挿入された状態
となる。
【0052】このため、LGAパッド103に接続した
マザーボードなどから供給される電源電位及び接地電位
は、LGAパッド103から、下部コンデンサ接続配線
70、コンデンサ20、上部コンデンサ接続配線60、
フリップチップパッド101、フリップチップバンプ1
02を通じて、ICチップ1に供給することができるよ
うになる。さらに、コンデンサ20により電源電位や接
地電位に重畳されるノイズを除去することができる。し
かも、コンデンサ20は、コア基板本体10に内蔵され
ているので、ICチップ1のごく近くに配置することが
できるため、上部コンデンサ接続配線60の長さを短く
できる。したがって、コンデンサ20によるノイズ除去
能力をより高めることができる。特に、本実施形態で
は、コンデンサ20を、ICチップ1の直下に、したが
って、フリップチップパッド101の直下に配置する構
造としたので、上部コンデンサ接続配線60の長さをご
く短くすることができる。したがって、ICチップ1と
コンデンサ20との距離をごく短くすることができるか
ら、この間でノイズが重畳されることが少なく、特にノ
イズ除去に有効となる。
【0053】また、上部コンデンサ接続配線60は多数
形成され、多数のフリップチップパッド101と多数の
上面接続パッド21との間を並列に接続している。した
がって、多数の上部コンデンサ接続配線60が形成され
ることにより、全体として、ICチップ1(フリップチ
ップパッド101)とコンデンサ20とを結ぶ上部コン
デンサ接続配線60の持つ抵抗やインダクタンスも、小
さくなり、この点からも、ノイズ除去に有利となる。同
様に、下部コンデンサ接続配線70も多数形成され、多
数のLGAパッド103と多数の下面接続パッド22と
の間を並列に接続している。したがって、多数の下部コ
ンデンサ接続配線70が形成されることにより、全体と
して、LGAパッド103とコンデンサ20とを結ぶ下
部コンデンサ接続配線70の持つ抵抗やインダクタンス
も、小さくなり、この点からも、ノイズ除去に有利とな
る。
【0054】一方、信号線などコンデンサ20に接続し
ないで、ICチップ1とマザーボード等とを結ぶ配線
は、フリップチップパッド101から上部コア接続配線
80を通じて、コアスルーホール導体33に接続し、コ
ア基板本体10を貫通して、下部コア接続配線90から
LGAパッド103に接続する。この構造は、スルーホ
ール導体を形成したコア基板を用いた通常のビルドアッ
プ配線基板と同様である。このように、本実施形態の配
線基板100では、ICチップ1のごく近くにコンデン
サ20を内蔵して、有効にノイズを除去すると共に、信
号線等については、従来と同様の構造にすることができ
る。
【0055】なお、上記では、コンデンサ20として、
ボトム誘電体層24Dを1層のみの平面寸法を小さくし
たことにより切り欠き部20Pを設けたものを示した
が、コンデンサ下面20B側の複数層の誘電体層につい
て平面寸法を小さくすることにより、切り欠き部20P
の段差を大きくすることができる。また、ボトム誘電体
層24Dの厚さを他の誘電体層24より厚くすることに
より、あるいは複数の誘電体層について厚さを変えるこ
とによっても切り欠き部20Pの段差を大きくすること
ができる。
【0056】次いで、上記配線基板100の製造方法に
ついて、個別の部材であるコンデンサ20、コア基板本
体10の製造方法を含めて説明する。まず、コンデンサ
20の製造方法について、図3を参照しつつ説明する。
まず、図3(a)に示すように、公知のグリーンシート
製造技術により、BaTiO3 粉末を主成分とする高誘
電体セラミックグリーンシート(以下、単にシートとも
いう)124を多数製造する。次いで、図3(b)に示
すように、このシート124の所定位置に、その表裏面
124A,124B間を貫通するビア孔124Hをパン
チングにより形成する。
【0057】さらに、図3(c)に示すように、各シー
ト124のビア孔124H内に、Pdペーストを充填し
て未焼成ビア導体126,127,128を形成し、さ
らに、各シート124の上面124A側に、Pdペース
トからなる所定形状の未焼成電極層125E,125F
を形成する。このうち、一方の未焼成電極層125E
は、図3(c)において3つ形成した未焼成ビア導体1
26,127のうち、左右2つと接続し、中央の未焼成
ビア導体126,127とは接続しないパターンに形成
されている。他方の未焼成電極層125Fは、これとは
逆に、3つ形成した未焼成ビア導体126のうち、中央
の未焼成ビア導体126と接続し、左右のものとは接続
しないパターンに形成されている。
【0058】なお、未焼成ビアパッド125Eあるいは
125Fと接続しないビア126,127については、
後述する積層時に確実に上下方向にビア導体同士を接
触、導通させるため、各未焼成ビア導体126,127
の上方に、未焼成電極層125E,125Fと同時にカ
バーパッド129を形成しておくと良い。また、次述す
る積層時に最も上に積層する未焼成誘電体層124D
は、他の未焼成誘電体層124よりもやや小さな寸法に
形成しておき、未焼成電極層125E,125Fのいず
れも形成せず、各未焼成ビア導体128の上方に、カバ
ーパッド122のみを形成するようにしている。さら
に、次述するようにこの未焼成誘電体層124Dと圧着
される未焼成電極層についても、他の未焼成電極層12
5Fよりも外形をやや小さくした未焼成電極層125F
Dとしておく。
【0059】次いで、図3(d)に示すように、未焼成
電極層125Eが積層されたシート124と、125F
(125FD)が積層されたシート124とを、交互に
積み重ねるようにして積層する。そして、最も上には、
未焼成電極層125E,125Fのいずれも形成せず、
カバーパッド122のみを形成したシート124Dを積
層し、これらを圧着して積層体120を形成する。これ
により、未焼成誘電体層124と未焼成電極層125
E,125Fとは、交互に積層され、しかも、未焼成電
極層125Eと125Fとは互いに1層おきに配置され
た状態となる。また、未焼成電極層125E,125E
はそれぞれ未焼成ビア導体126,127を介して、互
いに接続され、同様に、未焼成電極層125F,125
Fもそれぞれ未焼成ビア導体126,127を介して、
互いに接続される。その上、未焼成電極層125Eの群
と125Fの群とは、接触することはなく、互いに絶縁
された状態となる。さらに、未焼成誘電体層124Dの
平面寸法のみを他の未焼成誘電体層124より小さくし
たことにより、この積層体120の図中上面周囲には、
階段状の切り欠き部120Pが形成される。
【0060】その後、この積層体120を上下反転させ
て、未焼成ビア導体127が露出する積層体120の上
面にカバーパッドを形成した上で、この積層体120を
焼成(同時焼成)して、図2に示すコンデンサ20を形
成する。コンデンサ20をこのようにして形成したの
で、例えば、焼成後に誘電体層24の側面に電極層25
E、あるいは25Fと接続するための共通電極を形成す
る必要はなく、焼成後、直ちにコンデンサとして使用す
ることができる。なお、ビア導体26,27,28(未
焼成ビア導体126,127,128)は、上層や下層
のビア導体の位置や隣り合うビア導体24との間隔等を
考慮すれば、誘電体層24の面内いずれの位置にも形成
できる。
【0061】したがって、上部コンデンサ接続配線60
や下部コンデンサ接続配線70の引き回しの容易さ、上
部コンデンサ接続配線60に接続するフリップチップパ
ッド101の数や、下部コンデンサ接続配線70に接続
するLGAパッド103の数などに応じて、上面接続パ
ッド21および下面接続パッド22の位置や数も任意に
選択して形成することができる。なお、Pdからなる上
面接続パッド21あるいは下面接続パッド22は、Cu
からなる配線層45との接続性あるいはハンダ付け性等
を考慮して、Ni−Auメッキや、Cuメッキ等を施し
ておくこともできる。また、上面接続パッド21、及び
/または、下面接続パッド22の周囲には、公知の手法
により、セラミックや樹脂などからなるソルダーレジス
ト層を形成しておくこともできる。
【0062】完成したコンデンサ20は、ショートの有
無、静電容量値、電極群25Eと25Fとの間の絶縁抵
抗値、各上面接続パッド21及び各下面接続パッド22
と、電極群25E,25Fとの導通あるいは絶縁のチェ
ック等、各種のチェックを行い、不具合のあるコンデン
サ20は廃棄する。これにより、後述する工程で不具合
のあるコンデンサ20を使用する危険性を減少させるこ
とができる。
【0063】次いで、コア基板本体10およびその製造
方法について説明する。コア基板本体10は、まず、コ
ンデンサ20を内蔵する前に、図4に示す状態にする。
即ち、図4(a)(b)に示すコア基板本体10は、平
面視略正方形板状で、略中央に略正方形状の貫通孔11
を有する。この貫通孔11は、その下端近傍でやや径小
にされていることにより、コア基板上面10A側から平
面視すると、貫通孔11内には、これよりやや小さな略
正方形状の貫通孔(内周縁)12Hを持つコンデンサ受
け部12が露出している。このコア基板本体10は、図
4(b)に示すように、コア基板本体上面10Aとコア
基板本体下面10Bとを有し、ガラス−エポキシ樹脂複
合材料からなる受け部用コア基板本体13と、同じくガ
ラス−エポキシ樹脂複合材料からなる壁部用コア基板本
体16とが、接着層17で接着されて形成されている。
コア基板本体上面10Aとコア基板本体下面10Bとの
間には、壁部用コア基板本体16を貫通する貫通孔16
Hと、受け用コア基板本体13を貫通し、上記貫通孔1
6Hよりもやや径方向寸法の小さな貫通孔13Hとで、
コンデンサ内蔵用貫通孔11が形成されている。
【0064】このため、貫通孔11の図中下端側では、
貫通孔13Hの周縁近傍が貫通孔16Hよりも平面方向
(図中左右方向)内側に向けて突出して、内周縁12H
(貫通孔13H)を有するコンデンサ受け部12を構成
している。コンデンサ受け部12の内向き面(図中上
面)12Sは、上記したコンデンサ20を内蔵させた際
に、コンデンサ20の当接面20Cと当接することで、
コンデンサ20の貫通孔11内での軸方向(上下方向)
の位置決めをすることができる。また、コンデンサ受け
部12、さらにいえばその内周縁12Hは、コンデンサ
20の切り欠き部20Pと嵌合することで、コンデンサ
20の貫通孔11内での平面方向(左右方向)の位置決
めをすることができる。一方、コンデンサ受け部12の
外向き面(図中下面)12Tは、コア基板本体下面10
Bと一致する。
【0065】なお、このコア基板本体10には、そのコ
ア基板本体上面10Aとコア基板本体下面10Bとの間
を貫通するコアスルーホール導体33は形成されていな
い。コアスルーホール導体33は、コア基板本体10の
貫通孔11内に、上述のコンデンサ20を内蔵、固定し
てから形成するからである。
【0066】このコア基板本体10は、以下のようにし
て製造する。即ち、まず図5(a)に示すように、ガラ
ス−エポキシ樹脂複合材料からなり、その受け部用コア
基板本体上面13Aと受け部用コア基板本体下面13B
とを有し、中央に略正方形状の貫通孔13Hを有する受
け部用コア基板本体13を用意する。なお、貫通孔13
Hは、次述する貫通孔16Hよりやや小さな寸法にして
おく。この貫通孔13は、公知の手法によって形成すれ
ば良く、例えば、ドリル、パンチング、レーザ等が挙げ
られる。
【0067】一方、図5(b)に示すように、同じくガ
ラス−エポキシ樹脂複合材料からなり、上記受け部用コ
ア基板本体13より厚さの厚い壁用コア基板本体16を
用意する。この壁部用コア基板本体16にも、予め上記
貫通孔11に対応した中央の位置に、略正方形状の貫通
孔16Hをパンチング等により形成しておく。
【0068】次いで、図5(c)に示すように、受け部
用コア基板本体上面13Aと、壁部用コア基板本体下面
16Bとを、半硬化のエポキシ樹脂からなり、貫通孔1
6Hに適合させて略ロ字状に成型した接着シート17R
を介して挟み、加熱、圧着する。これにより、両者1
3,16は、接着層17を介して接着され、図4に示す
コア基板本体10が作成できる。
【0069】本実施形態のように、受け部12を有する
貫通孔11を備えたコア基板本体10を作成するのに、
予め貫通孔13Hの内周近傍が受け部12となる受け部
用コア基板本体13と、受け部12以外の径大部、つま
り貫通孔11の大半を構成する壁部用コア基板本体16
とに分けて製作し、その後貼り合わせるようにすると、
受け部12を有する貫通孔11を公知の手法によって容
易かつ正確な寸法で形成できる。したがって安価にコア
基板本体10を形成することができる。
【0070】次いで、このコア基板本体10にコンデン
サ20を内蔵させ、コアスルーホール導体33を形成す
る工程を説明する。まず、図6(a)に示すように、コ
ア基板本体10の貫通孔11内に、上述のコンデンサ2
0をコンデンサ下面20Bを下にして配置する。すると
上記したように、コンデンサ20の当接面20Cが受け
部12の内向き面12Sに当接し、さらに、受け部12
と、さらにいえばその内周縁12Hと切り欠き部20P
とが嵌合して、コンデンサ20の貫通孔11内での上下
方向及び平面方向の位置決めができる。
【0071】その後、図6(b)に示すように、貫通孔
11内の他、コア基板本体上面10A及びコンデンサ上
面20A上、コア基板本体下面10B及びコンデンサ下
面20B上(図中下方)に、エポキシ樹脂を主成分とす
る充填樹脂32を注入及び塗布し硬化させる。これによ
り、コンデンサ20が受け部12に当接、嵌合しつつ、
貫通孔11内において充填樹脂32(32A)で固定さ
れて、コア基板本体10に内蔵され、熱や振動等が掛か
った場合にも、コア基板本体10とコンデンサ20との
間の位置ズレが生じる等の不具合が防止される。
【0072】さらに、図6(c)に示すように、コア基
板本体上面10A上及びコンデンサ上面20A上の充填
樹脂層32B,32Cを平面に研磨して、上面接続パッ
ド21を露出させると共に、この上面接続パッド21
と、コンデンサ上面20A上及びコア基板本体上面10
A上に残した充填樹脂層32B,32Cとを略面一に整
面する。同様に、コア基板本体下面10B上及びコンデ
ンサ下面20B上の充填樹脂層32D,32Eを平面に
研磨して、下面接続パッド22を露出させると共に、こ
の下面接続パッド22と、コンデンサ下面20B上及び
コア基板本体下面10B上に残した充填樹脂層32D,
32Eとを略面一に整面する。このようにして製作した
コンデンサ内蔵コア基板では、コア基板本体10に貫通
孔11を形成し、その中にコンデンサ20を内蔵させた
ことによる段差の発生は吸収され、以降に形成する樹脂
絶縁層41,51等や配線層45,55等が段差によっ
て歪み、断線やショート等の不具合を生じることはなく
なる。また、フリップチップパッド101(あるいはフ
リップチップバンプ102)やLGAパッド103への
段差の影響もなくなるため、フリップチップパッド10
1やLGAパッド103等のコプラナリティも良好にで
きる。
【0073】さらに、図7に示すように、このコア基板
本体10の貫通孔11の周縁に、コア基板本体上面10
Aとコア基板本体下面10Bとの間、さらには、充填樹
脂層32Cの上面32CUと充填樹脂層32Eの下面3
2EDとの間を貫通するコアスルーホール孔30Hをド
リルによって形成する。なお、孔径や間隔を小さくした
い場合などでは、レーザ(CO2,YAG等)で穿孔す
ると良い。
【0074】次いで、公知のスルーホール導体形成手法
によって、このコアスルーホール孔30H内及びその周
縁にCuからなるコアスルーホール導体33を形成す
る。なお、充填樹脂層上面32CU及び充填樹脂層下面
32EDには、コアスルーホール導体33から延在して
配線層45,55と接続するための接続配線34,35
も形成する。また、充填樹脂層32Bと面一にした上面
接続パッド21、及び充填樹脂層32Dと面一にした下
面接続パッド22も、Cuメッキによってその厚さを増
して充填樹脂層32Bより上方、または充填樹脂層32
Dより下方に突出した状態とする。このようにして、コ
ンデンサ内蔵コア基板(以下、単にコア基板ともいう)
30を作成する。
【0075】このコア基板30は、コア基板本体10の
他、コンデンサ20をその貫通孔11に内蔵している。
しかし、コア基板上面30A(充填樹脂層上面32C
U)やコア基板30B(充填樹脂層下面32ED)に
は、所定部位にこれらの間を貫通するコアスルーホール
導体33、あるいは、上面接続端子21や下面接続端子
22、接続配線34,35が形成されており、コア基板
上面30A及びコア基板下面30Bは平坦にされてい
る。したがって、コンデンサを内蔵しない通常の配線基
板に用いるコア基板と同様に用いることができる。
【0076】コアスルーホール導体33の具体的な製造
方法は、例えば以下のようである。即ち、まずコア基板
本体10(図6(c)参照)にスルーホール孔30Hを
穿孔後、その全面に無電解Cuメッキを施して、スルー
ホール孔30H内、充填樹脂層上面32CU、及び充填
樹脂層下面32EDに無電解Cuメッキ層を形成する。
その後、充填樹脂層上面32CU上、及び充填樹脂層下
面32ED上(図中下方)に、ドライフィルムを貼り、
露光現像してコアスルーホール孔の周縁など電解メッキ
形成部分を開口させる。さらに、無電解Cuメッキ層を
共通電極として電流を流して電解Cuメッキを施し、ド
ライフィルムを除去した後、不要な無電解Cuメッキ層
をソフトエッチングで除去してコアスルーホール導体3
3、接続配線34,35等を形成する。なお、上面接続
パッド21及び下面接続パッド22にも無電解Cuメッ
キ及び電解Cuメッキを施す。
【0077】その他、本実施形態では、コアスルーホー
ル導体33をコアスルーホール孔30Hの内周及び周縁
に形成された略円筒形状に形成したが、その内部に充填
用樹脂を充填しその上下をメッキ層で閉塞するようにし
ても良い。このようにすれば、接続配線34,35を介
さず、配線層45,55とコアスルーホール導体33と
を直接接続することができるので、コアスルーホール導
体33の間隔を高密度に形成することができる。
【0078】なお、この状態、即ち、後述するようにこ
のコンデンサ20を内蔵したコア基板30に樹脂絶縁層
や配線層を形成する前に、内蔵したコンデンサ20の特
性検査を行うと良い。コア基板30に内蔵された状態
で、コンデンサ20の、ショートの有無、静電容量値、
一対の電極群25Eと25Fと間の絶縁抵抗値、各上面
接続パッド21及び各底面スルーホール導体12と、各
電極群25E,25Fとの導通あるいは絶縁のチェック
等、各種の検査を行い、不具合のあるコンデンサ20が
内蔵されたコア基板30は廃棄する。これにより、後述
するように工数の掛かる樹脂絶縁層や配線層を形成した
後に、コンデンサ20に不具合があることが判明するこ
とで、付加価値の高い配線基板100全体を廃棄せざる
を得なくなる危険性を減少させることができる。
【0079】その後は、このコア基板30を用いて、公
知の樹脂絶縁層形成技術、配線層形成技術を用いて樹脂
絶縁層や配線層を形成し、配線基板100を形成すれば
よい。なお、本実施形態では、樹脂絶縁層を形成する前
に、以下の処理を行う。即ち、図8(a)に示すよう
に、コアスルーホール導体33の内部の他、充填樹脂層
32B,32Cの上方や上面接続パッド21、接続配線
34の上方、また、充填樹脂層32D,32Eの下方や
下面接続パッド22、接続配線35の下方にエポキシ樹
脂を主成分とする平坦化樹脂36,37,38を、充填
塗布し、硬化させる。あるいは、まずコアスルーホール
導体33の内部に平坦化樹脂36を充填し硬化させた後
に、平坦化樹脂37,38を塗布して硬化させても良
い。
【0080】さらに、図8(b)に示すように、平坦化
樹脂37,38の上面あるいは下面を研磨して平坦にす
る。それと共に、上面接続パッド21、コアスルーホー
ル導体33及び接続配線34を平坦化樹脂層37と略面
一に露出させる。また、下面接続パッド22、コアスル
ーホール導体33及び接続配線35を平坦化樹脂層38
と略面一に露出させる。これにより、上面接続パッド2
1や下面接続パッド22、コアスルーホール導体33、
接続配線34,35等が、コア基板上面30Aあるいは
コア基板下面30Bから突出して形成されているため
に、その上下に形成する樹脂絶縁層41,51等あるい
は配線層45,55等が受ける影響を無くすことができ
る。したがって、配線層45等の断線やショートの防
止、あるいは、フリップチップパッド101やLGAパ
ッド103等のコプラナリティの向上を図ることができ
る。
【0081】以降は、平坦化樹脂層37の上面37U及
び平坦化樹脂層38の下面38Dに、エポキシ樹脂を主
成分とする感光性フィルムを貼り付ける。さらに、露光
現像して、底面にそれぞれ上面接続パッド21、下面接
続パッド22、接続配線34,35等が露出するビアホ
ール41VH,51VHを形成し、感光性フィルムを硬
化させて、図9(a)に示すように、樹脂絶縁層41,
51をそれぞれ形成する。なお、樹脂絶縁層41,51
を感光性のない樹脂で形成した後に、レーザ(CO2
YAG等)を用いてビアホール41VH,51VHを穿
孔するようにしても良い。
【0082】さらに、無電解Cuメッキを施し、ドライ
フィルムを貼り付け露光現像して電解メッキ層形成部分
のみ開口させ、無電解Cuメッキ層を共通電極として開
口内に電解Cuメッキ層を形成し、ドライフィルムを除
去した後、不要な無電解Cuメッキ層をソフトエッチン
グにより除去する。これにより、図9(b)に示すよう
に、ビアホール41VH、51VH内に樹脂絶縁層4
1,51をそれぞれ貫通し、上面接続パッド21や下面
接続パッド22等とそれぞれ接続するビア部45V,5
5Vを有する配線層45,55が、互いに絶縁されて形
成される。なお、この配線層45,55は、さらに上部
に樹脂絶縁層42,52が形成されると樹脂絶縁層41
と42、あるいは樹脂絶縁層51と52の層間に配置さ
れることになる。
【0083】以降は、同様にして樹脂絶縁層42,5
2、配線層46,56及びフリップチップパッド10
1、樹脂絶縁層(ソルダレジスト層)43,53を順に
形成し、さらに、樹脂絶縁層43から露出するフリップ
チップパッド101にハンダペーストを塗布しリフロー
することで、ハンダからなるフリップチップバンプ10
2を形成する。このようにして、図1に示す配線基板1
00が完成する。なお、LGAパッド103の表面に
は、酸化防止のため、Ni−Auメッキ層を形成しても
良い。
【0084】本実施形態においては、コア基板本体10
の貫通孔11内にコンデンサ20を内蔵させ充填樹脂3
2で固定した後に、充填樹脂層32B,32C,32
D,32Eの上面または下面を研磨し整面した。さら
に、コアスルーホール導体33等を形成した後にも、平
坦化樹脂層37,38の上面または下面を研磨して整面
した。このため、コンデンサ20を貫通孔11内に内蔵
させたことによって生じる段差を解消し、さらには、コ
アスルーホール導体33や上面接続パッド21等の突出
による段差も解消したので、配線層45,55等の断線
やショート、さらには、フリップチップパッド101や
フリップチップバンプ102、LGAパッド103のコ
プラナリティも向上させることができる。
【0085】また本実施形態では、上述のように樹脂絶
縁層41,42,43,51,52,53を、感光性樹
脂フィルムを用いたフォトリソグラフィ技術によって形
成し、また、配線層45,55を、いわゆるセミアディ
ティブ法によって形成した。しかし、樹脂絶縁層41等
を樹脂ペーストを塗布するなど他の手法で、また、配線
層45等も、サブトラクティブ法、フルアディティブ
法、その他の手法で形成しても良い。即ち、公知のいず
れの手法によって、樹脂絶縁層41等及び配線層45等
を形成しても良い。
【0086】(実施形態2)次いで、第2の実施の形態
にかかる配線基板200ついて、図10を参照しつつ説
明する。前記実施形態1の配線基板100では、コンデ
ンサ20を内蔵するコア基板本体10の貫通孔11に形
成された受け部12が、貫通孔11の図中下方端部に形
成されていた。これに対して、本実施形態の配線基板2
00では、コンデンサ220を内蔵するコア基板本体2
10のコンデンサ内蔵用貫通孔211のうち、図中上方
端部にコンデンサ受け部212が形成されている点で異
なる。また、コンデンサ220の上面220A側に当接
面220C及び切り欠き部220Pが形成され、受け部
212の内向き面(図中下面)212Sと当接面220
Cとが当接し、受け部212に切り欠き部220Pが嵌
合している点で異なる。さらに、コア基板本体上面21
0Aのうち受け部212の外向き面(図中上面)212
Tにまで接続配線234が延設されている点で異なる
が、その他は同様であるので、異なる部分を中心に説明
し、同様な部分については説明を省略あるいは簡略化す
る。
【0087】配線基板200は、その配線基板上面20
0Aに、破線で示すICチップ1との接続用のフリップ
チップパッド101及びフリップチップバンプ102が
多数形成されている。一方、配線基板下面200Bに
は、LGAパッド103が多数形成されている。さらに
この配線基板200は、コンデンサ220を内蔵するコ
ア基板本体210、これらの上下に積層された樹脂絶縁
層41,42,43,51,52,53及びこれらの層
間に及び樹脂絶縁層を貫通して形成された各配線層6
0,70,80,90を備える。
【0088】このうち、コア基板本体210は、平面視
略正方形板状で、ガラス−エポキシ樹脂複合材料からな
り、その略中央にはその上下を貫通する平面視略正方形
のコンデンサ内蔵用貫通孔211を備える。この貫通孔
211の図中上方端部には、貫通孔211の径方向内側
に向けて突出し、その内周縁212Hが略正方形状とさ
れたコンデンサ受け部212が形成されている。また、
この貫通孔211内には、コンデンサ220が内蔵され
ている。また、このコア基板本体210の周縁部には、
コア基板本体上面210Aとコア基板本体下面210B
との間を貫通するコアスルーホール導体233が多数形
成されている。また、コア基板本体上面210Aには、
コアスルーホール導体233から受け部212の上面2
12Tまで延びる接続配線234が形成されている。一
方、コア基板本体赤面210Bには、コアスルーホール
導体233から延びる接続配線235が形成されてい
る。
【0089】コンデンサ220は、実施形態1で説明し
たコンデンサ20と同様の材質、構造を有する、但し、
コンデンサ20とちょうど上下反転させた形状、即ち、
当接面220Cおよび切り欠き部220Pがコンデンサ
上面220A側に形成された積層セラミックコンデンサ
である(図2(a)(b)(c)参照)。つまり、コン
デンサ上面220Aの周囲は、階段状の切り欠き部22
0Pとされ、一段低位にされて当接面220Cを構成す
る。なお、コンデンサ20と同様に、コンデンサ上面2
20A及びコンデンサ下面220Bには、それぞれ多数
の上面接続パッド221及び下面接続パッド222を備
えており、これらのパッド221,222によって、コ
ンデンサ上面220A及びコンデンサ下面220B内
で、図中上方あるいは下方に接続可能になっている。こ
れにより、コア基板本体210に内蔵されたコンデンサ
220は、図中上方には上面接続パッド221で、図中
下方には下面接続パッド222で、それぞれ接続可能に
なっている。さらに、このコンデンサ220は、エポキ
シ樹脂からなる充填樹脂232によって貫通孔211内
に固定されて、コア基板本体210と一体となってい
る。
【0090】さらに、実施形態1と同様に、コア基板本
体上面210A及びコンデンサ上面220Aの上方に
は、エポキシ樹脂を主成分とする3層の上部樹脂絶縁層
41,42,43を備える。一方、コア基板本体下面2
10B及びコンデンサ下面220Bの下方にも、同じく
3層の下部樹脂絶縁層51,52,53を備える。さら
に上部樹脂絶縁層41と42の層間及び上部樹脂配線層
42と43の層間には、それぞれ上部樹脂絶縁層41,
42をも貫通し、Cuメッキからなる配線層45,46
が形成されている。同様に、下部樹脂絶縁層51と52
の層間及び下部樹脂配線層52と53の層間には、それ
ぞれ下部樹脂絶縁層51,52をも貫通し、Cuメッキ
からなる配線層55,56が形成されている。
【0091】このうち、フリップチップパッド101と
これに対応する上面接続パッド221とをそれぞれ結ぶ
配線層45,46は、上部コンデンサ接続配線60を構
成し、フリップチップパッド101とこれに対応するコ
アスルーホール導体33とをそれぞれ結ぶ配線層45,
46は、上部コア接続配線80を構成する。一方、コン
デンサ20の下面接続パッド222とこれに対応するL
GAパッド103とをそれぞれ結ぶ配線層55,56
は、下部コンデンサ接続配線70を構成し、コアスルー
ホール導体33とこれに対応するLGAパッド103と
をそれぞれ結ぶ配線層55,56は、下部コア接続配線
90を構成する。
【0092】これにより、フリップチップバンプ102
に接続されたICチップ1は、コンデンサ220の一対
の電極群とそれぞれ接続することになる。さらに、LG
Aパッド103は、コンデンサ220の一対の電極群と
それぞれ接続している。このため、LGAパッド103
に接続したマザーボードなどから供給される電源電位及
び接地電位は、LGAパッド103から、下部コンデン
サ接続配線70、コンデンサ220、上部コンデンサ接
続配線60、フリップチップパッド101、フリップチ
ップバンプ102を通じて、ICチップ1に供給するこ
とができるようになる。さらに、コンデンサ220によ
り電源電位や接地電位に重畳されるノイズを除去するこ
とができる。
【0093】しかも、コンデンサ220は、コア基板本
体210に内蔵されているので、ICチップ1のごく近
くに配置することができるため、上部コンデンサ接続配
線60の長さを短くできる。したがって、コンデンサ2
20によるノイズ除去能力をより高めることができる。
特に、本実施形態では、コンデンサ220を、ICチッ
プ1の直下に、したがって、フリップチップパッド10
1の直下に配置する構造としたので、上部コンデンサ接
続配線60の長さをごく短くすることができる。したが
って、ICチップ1とコンデンサ220との距離をごく
短くすることができるから、この間でノイズが重畳され
ることが少なく、特にノイズ除去に有効となる。
【0094】また、上部コンデンサ接続配線60は並列
に多数形成されている。また同様に、下部コンデンサ接
続配線70も多数形成されている。このため、全体とし
て、上部コンデンサ接続配線60や下部コンデンサ接続
配線70の持つ抵抗やインダクタンスも小さくなり、こ
の点からもノイズ除去に有利となる。
【0095】一方、信号線などコンデンサ220に接続
しないで、ICチップ1とマザーボード等とを結ぶ配線
は、フリップチップパッド101から上部コア接続配線
80、接続配線234を通じて、コアスルーホール導体
33に接続し、コア基板本体210を貫通して、下部コ
ア接続配線90からLGAパッド103に接続する。こ
の構造は、スルーホール導体を形成したコア基板を用い
た通常のビルドアップ配線基板と同様である。このよう
に、本実施形態の配線基板200でも、ICチップ1の
ごく近くにコンデンサ220を内蔵して、有効にノイズ
を除去すると共に、信号線等については、従来と同様の
構造にすることができる。しかも、本実施形態では、接
続配線234が受け部212の外向き面(図中上面)2
12Tまで延在しているものもある。このような接続配
線234を形成すると、上面接続パッド221の近傍で
も上部コア接続配線80と接続ができるようになり、配
線の自由度をさらに向上させることができる。
【0096】なお、この配線基板200は、実施形態1
のコンデンサ20や配線基板本体10と同様のコンデン
サ220やコア基板本体210を製作し、コア基板本体
210にコンデンサ220を内蔵させ、上下反転させた
上で実施形態1と同様に樹脂絶縁層41等や配線層45
等を形成すれば製作できるので、その詳細な説明を省略
する。
【0097】以上において、本発明を実施形態に即して
説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適
用できることはいうまでもない。例えば、上記実施形態
では、コア基板本体10、さらにいえば、受け部用コア
基板本体13及び壁部用コア基板本体16の材質とし
て、ガラス−エポキシ樹脂複合材料を用いたが、コア基
板本体としては、耐熱性、機械的強度、可撓性、加工の
容易さ等を考慮して選択すればよい。したがって、例え
ば、ガラス織布、ガラス不織布などのガラス繊維とエポ
キシ樹脂、ポリイミド樹脂、BT樹脂等の樹脂とのガラ
ス繊維−樹脂複合材料や、ポリアミド繊維などの有機繊
維と樹脂との複合材料、連続気孔を有するPTFEなど
3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ樹脂等の樹脂
を含浸させた樹脂−樹脂複合材料などを用いることがで
きる。
【0098】また、樹脂絶縁層41等として、エポキシ
樹脂を主成分とするものを用いたが、耐熱性、パターン
成形性等を考慮して適宜選択すれば良く、例えば、ポリ
イミド樹脂、BT樹脂、PPE樹脂、連続気孔を有する
PTFEなど3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ
樹脂等の樹脂を含浸させた樹脂−樹脂複合材料等が挙げ
られる。同様に、配線層45等を、無電解Cuメッキ及
び電解Cuメッキによって形成したが、その他の材質、
例えば、Ni、Ni−Au等によって形成しても良く、
さらには、メッキによらず、導電性樹脂を塗布する等の
手法によって配線層45等を形成しても良い。
【0099】上記実施形態では、ICチップ1との接続
のために、配線基板上面100A,200Aにフリップ
チップパッド101及びフリップチップバンプ102を
多数設けた。しかし、IC接続端子としては、接続する
ICチップに形成され端子に応じて、適切な形態のもの
を選択すれば良く、フリップチップバンプを形成したも
のの他、フリップチップパッドのみのもの、あるいは、
ワイヤボンディングパッドやTAB接続用のパッドを形
成したものなどが挙げられる。
【0100】上記実施形態では、コア基板本体の略中央
に貫通孔を1つ設けたものを示したが、略中央に形成す
る必要はなく、また、必要に応じて貫通孔を複数設けて
コンデンサを内蔵するようにしても良い。また逆に、複
数の電源電位に対応するなどのため、1つの貫通孔内
に、複数のコンデンサを内蔵するようにしても良い。ま
た、コンデンサ20として、コンデンサ上面20Aやコ
ンデンサ下面20Bに略平行に誘電体層24及び電極層
25を積層した積層セラミックコンデンサを示した。し
かし、内蔵させるコンデンサは、コンデンサ上面20A
やコンデンサ下面20Bに上面接続パッド21や下面接
続パッド22が形成されたもので有ればよく、例えば、
誘電体層や電極層がコンデンサ上面と略直交する方向に
積層されているなど、コンデンサの積層方向や内部構造
は適宜変更することができる。また、上記実施形態1で
は、コンデンサ内に形成したビア導体26,27,28
は、いずれも他のビア導体と上下方向に重なった位置に
形成されたものを示したが(図2(c)参照)、他のビ
ア導体が上方あるいは下方にある位置に限定する必要は
なく、各ビア導体26等の配置あるいはその数は、適宜
選択することができる。
【0101】さらに、上記実施形態では、誘電体層24
にBaTiO3 を主成分とする高誘電体セラミックを用
いたが、誘電体層の材質はこれに限定されず、例えば、
PbTiO3,PbZrO3,TiO2,SrTiO3,C
aTiO3,MgTiO3,KNbO3,NaTiO3,K
TaO3,RbTaO3,(Na1/2Bi1/2)TiO3
Pb(Mg1/21/2)O3,(K1/2Bi1/2)TiO3
どが挙げられ、要求されるコンデンサの静電容量その他
に応じて適宜選択すればよい。また、電極層25やビア
導体26等には、Pdを用いたが、誘電体層の材質等と
の適合性を考慮して選択すれば良く、例えば、Pt,A
g,Ag−Pt,Ag−Pd,Cu,Au,Ni等が挙
げられる。さらに、高誘電体セラミックを主成分とする
誘電体層やAg−Pd等からなる電極層と、樹脂層やC
uメッキ,Niメッキ等からなるビア導体や配線層とを
複合させてコンデンサとしたものを用いることもでき
る。
【0102】また、上記実施形態では、貫通孔11内に
コンデンサ20を内蔵した後、貫通孔11内に充填樹脂
32(32A)を充填したほか、コンデンサ上面20A
上及びコア基板本体上面10A上や、コンデンサ下面2
0B上及びコア基板本体下面10B上(図中下方)に
も、充填樹脂層32B,32C,32D,32Eを形成
した(図6参照)。しかし、少なくとも充填樹脂32
(32A)でコンデンサ20を貫通孔11内に固定でき
れば良い。したがって、貫通孔11内にのみ充填樹脂3
2を注入しても良い。
【0103】あるいは、充填樹脂32(32A)の他に
コンデンサ上面20A上やコンデンサ下面20B上の充
填樹脂層32B,32Dのみ形成するようにすることも
できる。即ち、貫通孔11(受け部12)やコンデンサ
20の寸法を調整しておき、コンデンサ20を貫通孔1
1内で位置決めした状態で、コンデンサ上面20Aがコ
ア基板本体上面10Aよりも低位(図中下方)となり、
かつ、上面接続パッド21がコア基板本体上面10Aよ
りも上位(図中上方)となるようにする。また、コンデ
ンサ下面20Bがコア基板本体下面10Bよりも上位
(図中上方)となり、かつ、下面接続パッド22がコア
基板本体下面10Bよりも低位(図中上方)となるよう
にする。次いで、貫通孔11内に充填樹脂32を注入す
るほか、コンデンサ上面20A、コンデンサ下面20B
上にもそれぞれ充填樹脂層32B,32Dを形成する。
その後、この充填樹脂層32Bの上面に上面接続パッド
21が露出し、この上面がコア基板本体上面10Aと面
一になるように、また、この充填樹脂層32Dの上面に
下面接続パッド22が露出し、この下面がコア基板本体
下面10Bと面一になるように整面しても良い。このよ
うにしても、貫通孔11の存在やコンデンサ20を内蔵
したために生じる段差が解消でき、さらに上層に上部樹
脂絶縁層41等や配線層45等を形成する際に、配線層
45等の断線やショートを防止し、あるいはフリップチ
ップパッド101等のコプラナリティ低下を防止でき
る。
【0104】また、上記実施形態では、コンデンサ20
を内蔵させた後に、コア基板本体10にコアスルーホー
ル導体33を形成したが、予めコア基板本体上面10A
とコア基板本体下面10Bとの間を貫通するコアスルー
ホール導体を形成しておき、その後コンデンサ20を貫
通孔11内に内蔵させることもできる。即ち、受け部用
コア基板本体13と壁部用コア基板本体16とを接着し
た後(図4,図5参照)、コア基板本体上面10Aとコ
ア基板本体下面10Bとの間を貫通する貫通孔を形成
し、公知の手法によりコアスルーホール導体を形成す
る。その後、上記と同様にして、貫通孔11内にコンデ
ンサ20を内蔵させる。このようにすると、コンデンサ
20を内蔵した後、コアスルーホール孔30Hの形成の
際に発生する振動や衝撃等で、コンデンサ20や充填樹
脂32にクラック等の不具合を生じさせる危険を回避す
ることができる。
【0105】さらに、上記実施形態においては、コアス
ルーホール導体33や接続導体34,35を形成した後
に、平坦化樹脂36,37,38を形成して、コア基板
30の上下を平坦にした。しかし、上記平坦化樹脂を用
いないで、即ち、図7に示す状態から、コアスルーホー
ル導体33内を樹脂で埋めた上で、樹脂絶縁層41,5
1を形成するようにしても良い。このようにすれば、配
線基板をより安価に形成することができる。
【0106】さらに、上記実施形態では、貫通孔11,
211にコンデンサ受け部12,212をそれぞれ形成
し、当接部20C,220C、及び切り欠き部20P,
220Pが形成されたコンデンサ20,220が、この
受け部12等に当接し、かつ、嵌合するようにした。し
かし、受け部12等に当接するのみでも、コンデンサ2
0等の図中上下方向の位置決めをすることができる。例
えば、図11の変形例1に示す配線基板300のような
ものが挙げられる。この配線基板300について説明す
ると、内蔵するコンデンサ320には、実施形態1のコ
ンデンサ20と異なり、切り欠き部が形成されておら
ず、その厚さがコンデンサ20よりやや薄くされ、その
代わりに、コンデンサ下面320Bに形成された下面接
続パッド322の厚さが厚くされている。一方、コア基
板本体10その他については、実施形態1の配線基板1
00とほぼ同様とされている。この配線基板300で
は、受け部12の内向き面12Sとコンデンサ下面(当
接面)320Bとが当接することで、コンデンサ320
の図中上下方向の位置決めがなされている。これによ
り、容易にコンデンサ320の上下方向の位置ズレに起
因する上方コンデンサ接続配線60(配線層45)や下
方コンデンサ接続配線70(配線層55)との接続不良
を防止でき、これらと確実に接続できる。また、配線基
板300では、切り欠き部を形成しない略直方体形状の
コンデンサ320を用いることができ、コンデンサ32
0の製造が容易で安価になるため、配線基板300も安
価にできる。なお、コンデンサ320の平面方向(図中
左右方向)の位置決めは、適宜治工具を用いて行い、充
填樹脂332によってコンデンサ320を貫通孔11内
に固定すればよい。
【0107】さらには、例えば、図12の変形例2に示
す配線基板400のように、受け部12等を形成しない
ものもとすることができる。この配線基板400では、
コア基板本体410の上面410Aと下面410Bとの
間に形成した平面視略正方形状の貫通孔411の径(平
面方向寸法)は、上端から下端にわたって変わらず、受
け部が形成されていない。また、この貫通孔411内に
内蔵されたコンデンサ420は、その厚さはコア基板本
体410のそれとほぼ同じであり、実施形態1のコンデ
ンサ20と異なり、切り欠き部が形成されていない略直
方体形状とされている。本配線基板400では、コア基
板本体410に受け部を形成しないため、実施形態1で
説明したように、受け部用コア基板本体13と壁部用コ
ア基板本体16とを貼り合わせる必要が無く、コア基板
本体410に公知の手法で貫通孔411を形成すれば足
りる。また、コンデンサ420も、切り欠き部を形成し
ない略直方体形状のものを用いることができ、コンデン
サ420の製造が容易で安価になる。従って、配線基板
400は、さらに安価にできる。なお、コンデンサ42
0の上下方向、及び平面方向(図中左右方向)の位置決
めは、適宜治工具を用いて行い、充填樹脂432によっ
てコンデンサ420を貫通孔411内に固定すればよ
い。
【0108】さらに、実施形態1においてコア基板本体
10の受け部12の形状は、図4(a)に示したよう
に、コア基板本体上面10Aから平面視すると、貫通孔
11の全周にわたって、略一定の幅を持つ略ロ字形状と
されているが、他の形状であっても良い。例えば、図1
3(a)に示すコア基板本体510のように、略正方形
の貫通孔11の4つの角部からそれぞれ略「く」の字状
に突出するコンデンサ受け部512A,512B,51
2C,512Dが形成されたもの、図13(b)に示す
コア基板本体520のように、略正方形の貫通孔11の
うちの対向する2辺(本例では、左右の2辺)に沿って
突出する2本の帯状のコンデンサ受け部522A,52
2Bが形成されたものが挙げられる。また、図13
(c)に示すコア基板本体530のように、略正方形の
貫通孔11の4つの辺にそれぞれ略台形状に突出するコ
ンデンサ受け部532A,532B,532C,532
Dが形成されたものなども挙げられる。これらコンデン
サ受け部512,522,532の内向き面512S,
522S,532Sもコンデンサ20を内蔵させた際
に、コンデンサ20の当接面20Cと当接し、かつ、コ
ンデンサ受け部512,522,532、つまりその内
周縁512H,522H,532Hが切り欠き部20P
と嵌合するので、コンデンサ20の貫通孔11内の上下
方向及び平面方向の位置決めをすることができる。
【0109】さらに、上記実施形態1では、切り欠き部
20Pをコンデンサ下面20Bの周縁にロ字状に設けた
(図2(b)参照)が、切り欠き部はコンデンサ受け部
(例えば実施形態1における受け部12(図4参照))
に嵌合する形状であれば、他の形状としても良い。例え
ば、上記コア基板本体520(図13(b)参照)の受
け部522に嵌合するコンデンサとして、例えば、図1
4(a)に示すコンデンサ540が挙げられる。このコ
ンデンサ540では、平面視正方形状のコンデンサ下面
540Bの周縁のうち、対向する二辺に沿う部分のみ階
段状に切り欠き部540Pが設けられ、当接面540C
が形成されている。これにより、上記コア基板本体52
0の貫通孔11内で、コンデンサ540の当接面540
Cと受け部522の内向き面522Sとが当接し、その
内周縁522Hと切り欠き部540Pとが嵌合する。こ
のようにしても、コンデンサ540の貫通孔11内にお
ける軸方向及び径方向の位置決めを容易にすることがで
きる。
【0110】また、コンデンサには、切り欠き部ではな
く、コンデンサ下面から突出する凸部を設けて、コンデ
ンサ受け部と嵌合するようにしても良い。例えば、上記
コア基板本体510(図13(a)参照)の受け部51
2に嵌合するコンデンサとして、例えば、図14(b)
に示すコンデンサ550が挙げられる。このコンデンサ
550では、平面視正方形状のコンデンサ下面550B
の周縁のうち、各辺中央部近傍にそれぞれ略矩形状の凸
部550TA,550TB,550TC,550TDが
設けられている。これにより、上記コア基板本体510
の貫通孔11内で、コンデンサ550のコンデンサ下面
(当接面)550Bと受け部512の内向き面512S
とが当接し、その内周縁512Hと各凸部550TA等
とが嵌合する。このようにしても、コンデンサ550の
貫通孔11内における軸方向及び径方向の位置決めを容
易にすることができる。
【0111】また同様に、上記コア基板本体530(図
13(c)参照)の受け部532に嵌合するコンデンサ
として、例えば、図14(c)に示すコンデンサ560
が挙げられる。このコンデンサ560では、平面視正方
形状のコンデンサ下面560Bの周縁のうち、各角部近
傍にそれぞれ略家型状の凸部560TA,560TB,
560TC,560TDが設けられている。これによ
り、上記コア基板本体530の貫通孔11内で、コンデ
ンサ560のコンデンサ下面(当接面)560Bと受け
部532のそれぞれの内向き面532Sとが当接し、そ
の内周縁512Hと各凸部560TA等とが嵌合する。
このようにしても、コンデンサ560の貫通孔11内に
おける軸方向及び径方向の位置決めを容易にすることが
できる。また、コンデンサとコア基板本体の受け部の形
状としては、上記各例に限定されるものではなく、切り
欠き部と凸部のいずれも形成したものなど、互いに当接
し嵌合する形状に形成すればよい。
【0112】上記から説明から容易に理解できるよう
に、コンデンサ受け部とコンデンサとは、受け部の内向
き面とコンデンサの当接面とが互いに当接する形状にさ
れていれば、貫通孔内におけるコンデンサの上下方向の
位置決めをすることができる。またさらに、コンデンサ
受け部とコンデンサとは、受け部(受け部の内周縁)と
コンデンサの切り欠きとが互いに嵌合する形状とされて
いれば、貫通孔内におけるコンデンサの平面方向の位置
決めをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1にかかり、コア基板本体に形成され
たコンデンサ内蔵用貫通孔の下方端部にコンデンサ受け
部が形成され、この貫通孔内にこの受け部に当接、嵌合
するコンデンサを内蔵する配線基板の断面図である。
【図2】実施形態1にかかる配線基板に内蔵させるコン
デンサの(a)は平面図、(b)は下面側から見た斜視
図、(c)はコンデンサの内部構造説明するための断面
説明図、(d)はコンデンサとLGAパッド及びフリッ
プチップパッドとの関係を示す回路図である。
【図3】図2のコンデンサの製造方法を説明する説明図
である。
【図4】実施形態1にかかる配線基板において、コンデ
ンサ内蔵するための貫通孔を有するコア基板本体の
(a)平面図、及び(b)部分拡大断面図である。
【図5】図4のコア基板本体の製造方法を説明する説明
図である。
【図6】図2のコンデンサを図4のコア基板本体の貫通
孔内に内蔵させるコンデンサ内蔵コア基板の製造方法の
説明図である。
【図7】コンデンサ内蔵コア基板の部分拡大断面図であ
る。
【図8】図7のコンデンサ内蔵コア基板の上下面をさら
に平坦化する工程を説明する説明図である。
【図9】図8の平坦化されたコンデンサ内蔵コア基板の
上下に樹脂絶縁層および各配線層を形成する工程を示す
説明図である。
【図10】実施形態2にかかり、コア基板本体に形成さ
れたコンデンサ内蔵用貫通孔の上方端部にコンデンサ受
け部が形成され、この貫通孔内にこの受け部に当接、嵌
合するコンデンサを内蔵する配線基板の断面図である。
【図11】変形例1にかかり、コア基板本体に形成され
たコンデンサ内蔵用貫通孔の下方端部にコンデンサ受け
部が形成され、この貫通孔内にこの受け部に当接するコ
ンデンサを内蔵する配線基板の断面図である。
【図12】変形例2にかかり、コア基板本体に形成され
たコンデンサ内蔵用貫通孔内にコンデンサを内蔵する配
線基板の断面図である。
【図13】コア基板本体のコンデンサ受け部の他の形態
を示す平面図である。
【図14】コンデンサの切り欠き部及び凸部の他の形態
を示す斜視図である。
【図15】コンデンサを上面や下面に搭載した従来の配
線基板におけるコンデンサ接続配線の様子を説明する説
明図である。
【符号の説明】
100,200,300,400 (コンデン
サ内蔵)配線基板 100A,200A,300A,400A 配線基板上
面 100B,200B,300B,400B 配線基板下
面 101 フリップチ
ップパッド 102 フリップチ
ップバンプ 103 LGAパッ
ド(下面接続端子) 10,210,410 コア基板本
体 10A,210A,410A コア基板本
体上面 10B,210B,410B コア基板本
体下面 11,211,411 コンデンサ
内蔵用貫通孔 12,212 コンデンサ
受け部 20,220,320,420 コンデンサ 20A,220A,320A,420A コンデンサ
上面 20B,220B,320B,420B コンデンサ
下面 21,221,321,421 上面接続パ
ッド 22,222,322,422 下面接続パ
ッド 24 誘電体層 25 電極層 25E,25F (一対の)
電極群 30 コア基板 32,232,332,432 充填樹脂 32B,32C,32D,32E 充填樹脂層 33,233 コアスルー
ホール導体 41,42,43,51,52,53 樹脂絶縁層 45,46,55,56 配線層 60 上部コンデ
ンサ接続配線 70 下部コンデ
ンサ接続配線 80 上部コア接
続配線 90 下部コア接
続配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H01G 4/40 A H01L 23/12 B N Fターム(参考) 5E082 AA01 AB03 BB02 BC40 EE04 EE23 EE26 EE35 FG06 FG26 FG27 FG54 GG01 GG11 GG26 HH21 HH43 JJ12 JJ15 JJ21 JJ23 LL35 MM21 MM28 5E317 AA11 AA24 AA28 BB02 BB12 CC32 CC33 CC44 CD01 CD15 CD18 CD21 CD27 CD29 CD32 CD34 GG11 GG14 GG17 5E336 AA07 BB03 BC01 CC43 CC53 GG11 5E346 AA02 AA06 AA12 AA15 AA16 AA41 AA43 AA60 BB01 BB02 BB16 BB20 CC09 DD22 EE33 FF07 FF15 FF45 GG01 GG15 GG17 GG22 GG28 HH01 HH02 HH07 HH11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線基板上面と配線基板下面とを有し、上
    記配線基板上面にICチップと接続するための複数のI
    C接続端子を、上記配線基板下面に複数の下面接続端子
    を備え、コンデンサを内蔵する配線基板であって、 コア基板本体上面、 コア基板本体下面、 上記コア基板本体上面とコア基板本体下面との間を貫通
    するコンデンサ内蔵用貫通孔、 及び、上記コア基板本体上面とコア基板本体下面との間
    を貫通して形成された複数のコアスルーホール導体、 を備えるコア基板本体と、 コンデンサ上面、 コンデンサ下面、 互いに絶縁された一対の電極または電極群、 上記コンデンサ上面に形成され、上記一対の電極または
    電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ
    導通する複数の上面接続パッドであって、上記一対の電
    極または電極群のいずれも上記複数の上面接続パッドの
    うちの少なくとも1つと導通する複数の上面接続パッ
    ド、 及び、上記コンデンサ下面に形成され、上記一対の電極
    または電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそ
    れぞれ導通する複数の下面接続パッドであって、上記一
    対の電極または電極群のいずれも上記複数の下面接続パ
    ッドのうちの少なくとも1つと導通する複数の下面接続
    パッド、 を備え、 上記コア基板本体のコンデンサ内蔵用貫通孔内に内蔵、
    固定された上記コンデンサと、 上記コア基板本体上面及び上記コンデンサ上面の上方に
    積層された1または複数の上部樹脂絶縁層と、 上記コア基板本体下面及び上記コンデンサ下面の下方に
    積層された1または複数の下部樹脂絶縁層と、 上記上部樹脂絶縁層を貫通あるいはその層間を通って、
    上記配線基板上面の複数のIC接続端子とこれに対応す
    る上記コンデンサの複数の上面接続パッドとをそれぞれ
    接続する複数の上部コンデンサ接続配線と、 上記下部樹脂絶縁層を貫通あるいはその層間を通って、
    上記コンデンサの複数の下面接続パッドとこれに対応す
    る上記配線基板下面の複数の下面接続端子とをそれぞれ
    接続する複数の下部コンデンサ接続配線と、 上記上部樹脂絶縁層を貫通あるいはその層間を通って、
    上記配線基板上面の複数のIC接続端子とこれに対応す
    る上記コア基板本体上面の複数のコアスルーホール導体
    とをそれぞれ接続する複数の上部コア接続配線と、 上記下部樹脂絶縁層を貫通あるいはその層間を通って、
    上記コア基板本体下面のコアスルーホール導体とこれに
    対応する上記配線基板下面の複数の下面接続端子とをそ
    れぞれ接続する複数の下部コア接続配線と、を備えるこ
    とを特徴とする配線基板。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の配線基板であって、 前記コア基板本体は、前記コンデンサ内蔵用貫通孔のう
    ち両端部のいずれかにおいて、径方向内側に向けて突出
    するコンデンサ受け部を備え、 前記コンデンサは、上記コンデンサ受け部の内向き面に
    当接していることを特徴とする配線基板。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の配線基板であって、 前記コンデンサは、前記コンデンサ上面及びコンデンサ
    下面のうち、前記コンデンサ受け部と当接する側の面の
    周縁に、切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかが形
    成され、 上記切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかにより、
    上記コンデンサが前記コンデンサ受け部に嵌合している
    ことを特徴とする配線基板。
  4. 【請求項4】コア基板本体上面、 コア基板本体下面、 及び、上記コア基板本体上面とコア基板本体下面との間
    を貫通するコンデンサ内蔵用貫通孔、 を備えるコア基板本体と、 コンデンサ上面、 コンデンサ下面、 互いに絶縁された一対の電極または電極群、 上記コンデンサ上面に形成され、上記一対の電極または
    電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ
    導通する複数の上面接続パッドであって、上記一対の電
    極または電極群のいずれも上記複数の上面接続パッドの
    うちの少なくとも1つと導通する複数の上面接続パッ
    ド、 及び、上記コンデンサ下面に形成され、上記一対の電極
    または電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそ
    れぞれ導通する複数の下面接続パッドであって、上記一
    対の電極または電極群のいずれも上記複数の下面接続パ
    ッドのうちの少なくとも1つと導通する複数の下面接続
    パッド、 を備え、 上記コア基板本体のコンデンサ内蔵用貫通孔内に内蔵、
    固定されたコンデンサと、を備えるコンデンサ内蔵コア
    基板。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のコンデンサ内蔵コア基板
    であって、 前記コンデンサ内蔵用貫通孔内に充填した充填樹脂で前
    記コンデンサを上記コンデンサ内蔵用貫通孔内に固定し
    てなることを特徴とするコンデンサ内蔵コア基板。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5に記載のコンデン
    サ内蔵コア基板であって、 前記コンデンサ上面に、または前記コア基板本体上面及
    び前記コンデンサ上面に上部充填樹脂層を、 前記コンデンサ下面に、または前記コア基板本体下面及
    び前記コンデンサ下面に下部充填樹脂層を備え、 上記コンデンサ上面上の上部充填樹脂層と上記コア基板
    本体上面またはコア基板本体上面上の上部充填樹脂層と
    は、略面一に整面され、前記複数の上面接続パッドがそ
    れぞれ略面一に露出しており、 上記コンデンサ下面上の下部充填樹脂層と上記コア基板
    本体下面またはコア基板本体下面上の下部充填樹脂層と
    は、略面一に整面され、前記複数の下面接続パッドがそ
    れぞれ略面一に露出していることを特徴とするコンデン
    サ内蔵コア基板。
  7. 【請求項7】請求項4〜請求項6のいずれかに記載のコ
    ンデンサ内蔵コア基板であって、 前記コア基板本体は、前記コンデンサ内蔵用貫通孔のう
    ち、前記コア基板本体下面側端部において径方向内側に
    向けて突出するコンデンサ受け部を備え、 前記コンデンサは、上記コンデンサ受け部の上面に当接
    していることを特徴とするコンデンサ内蔵コア基板。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のコンデンサ内蔵コア基板
    であって、 前記コンデンサは、前記コンデンサ下面の周縁に、切り
    欠き部及び凸部の少なくともいずれかが形成され、 上記切り欠き部及び凸部の少なくともいずれかにより、
    上記コンデンサが前記コンデンサ受け部に嵌合している
    ことを特徴とするコンデンサ内蔵コア基板。
  9. 【請求項9】コア基板本体上面と、 コア基板本体下面と、 上記コア基板本体上面とコア基板本体下面との間を貫通
    するコンデンサ内蔵用貫通孔と、を備え、 上記コンデンサ内蔵用貫通孔は、そのコア基板本体下面
    側端部において径方向内側に向けて突出し、内蔵させる
    コンデンサの当接面と少なくともその上面で当接可能な
    コンデンサ受け部を備えることを特徴とするコア基板本
    体。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のコア基板本体であっ
    て、 前記コンデンサ受け部は、前記内蔵させるコンデンサの
    当接側の面に形成した切り欠き部及び凸部の少なくとも
    いずれかと嵌合可能な形状であることを特徴とするコア
    基板本体。
  11. 【請求項11】コンデンサ上面と、 コンデンサ下面と、 互いに絶縁された一対の電極または電極群と、 上記コンデンサ上面に形成され、上記一対の電極または
    電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ
    導通する複数の上面接続パッドであって、上記一対の電
    極または電極群のいずれも上記複数の上面接続パッドの
    うちの少なくとも1つと導通する複数の上面接続パッド
    と、 上記コンデンサ下面に形成され、上記一対の電極または
    電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ
    導通する複数の下面接続パッドであって、上記一対の電
    極または電極群のいずれも上記複数の下面接続パッドの
    うちの少なくとも1つと導通する複数の下面接続パッド
    と、 上記コンデンサ下面の周縁に形成され、コア基板本体の
    コンデンサ内蔵用貫通孔内において径方向内側に向けて
    突出するコンデンサ受け部と当接して嵌合可能な切り欠
    き部及び凸部の少なくともいずれかと、を備えるコンデ
    ンサ。
  12. 【請求項12】壁部用コア基板本体上面と壁部用コア基
    板本体下面とを有し、これらの間を貫通する壁部用貫通
    孔を備える壁部用コア基板本体の上記壁部用コア基板本
    体下面と、 受け部用コア基板本体上面と受け部用コア基板本体下面
    とを有し、これらの間を貫通する受け部用貫通孔を備え
    る受け部用コア基板本体の上記受け部用コア基板本体上
    面とを、 上記壁部用貫通孔内に上記受け部用コア基板のうち上記
    受け部用貫通孔の周縁の少なくとも一部を露出させて、 接着する接着工程を備えることを特徴とするコア基板本
    体の製造方法。
  13. 【請求項13】コア基板本体上面、 コア基板本体下面、 及び、上記コア基板本体上面とコア基板本体下面との間
    を貫通するコンデンサ内蔵用貫通孔、 を備えるコア基板本体の、上記コンデンサ内蔵用貫通孔
    内に、 コンデンサ上面、 コンデンサ下面、 互いに絶縁された一対の電極または電極群、 上記コンデンサ上面に形成され、上記一対の電極または
    電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそれぞれ
    導通する複数の上面接続パッドであって、上記一対の電
    極または電極群のいずれも上記複数の上面接続パッドの
    うちの少なくとも1つと導通する複数の上面接続パッ
    ド、 及び、上記コンデンサ下面に形成され、上記一対の電極
    または電極群のうちのいずれかの電極または電極群とそ
    れぞれ導通する複数の下面接続パッドであって、上記一
    対の電極または電極群のいずれも上記複数の下面接続パ
    ッドのうちの少なくとも1つと導通する複数の下面接続
    パッド、 を備えるコンデンサを配置するコンデンサ配置工程と、 少なくとも上記コンデンサ内蔵用貫通孔内に充填樹脂を
    注入し、上記充填樹脂を硬化させて、充填樹脂で上記コ
    ンデンサを上記コンデンサ内蔵用貫通孔内に固定するコ
    ンデンサ固定工程と、 少なくとも上記コア基板本体上面とコア基板本体下面と
    の間を貫通するコアスルーホール導体を形成するコアス
    ルーホール形成工程と、を備えるコンデンサ内蔵コア基
    板の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のコンデンサ内蔵コア
    基板の製造方法であって、 前記コンデンサ固定工程は、前記コンデンサ内蔵用貫通
    孔内の他、前記コンデンサ上面、コンデンサ下面、コア
    基板本体上面、及び、コア基板本体下面のうち、少なく
    ともコンデンサ上面及びコンデンサ下面にも充填樹脂を
    塗布し硬化させるコンデンサ固定−充填樹脂塗布硬化工
    程であり、 前記コアスルーホール形成工程に先だって、 上記コンデンサ上面上の、または、上記コンデンサ上面
    上及び前記コア基板本体上面上の、上記充填樹脂を研磨
    して上記複数の上面接続パッドを略面一に露出させると
    ともに、上記コンデンサ上面上の充填樹脂層と上記コア
    基板本体上面とを、または、上記コンデンサ上面上の充
    填樹脂層とコア基板本体上面上の充填樹脂層とを、略面
    一の平坦面に整面し、 上記コンデンサ下面上の、または、上記コンデンサ下面
    上及び前記コア基板本体下面上の、上記充填樹脂を研磨
    して上記複数の下面接続パッドを略面一に露出させると
    ともに、上記コンデンサ下面上の充填樹脂層と上記コア
    基板本体下面とを、または、上記コンデンサ下面上の充
    填樹脂層とコア基板本体下面上の充填樹脂層とを、略面
    一の平坦面に整面する研磨整面工程を備えることを特徴
    とするコンデンサ内蔵コア基板の製造方法。
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