JP2000117200A - 基板洗浄方法およびその装置 - Google Patents
基板洗浄方法およびその装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板の上下振動に対して洗浄具を迅速に追随
させるとともに、基板表面全体にわたって均一な洗浄処
理を行えるようにする。 【解決手段】 基板Wを回転させながら、洗浄具5の底
面にある処理液噴出孔13から基板Wへ向けて処理液を
噴出するとともに、真空吸引孔8から基板Wを真空吸引
する。処理液の噴出力と真空吸引力とがバランスするこ
とにより、洗浄具5の底面と基板表面との間に狭い間隙
Gが形成される。この間隙Gに介在する処理液の液膜を
介して洗浄具5を基板表面に作用させて基板Wを洗浄す
る。回転に伴って基板Wが上下に振動すると、これに追
随して洗浄具5が上下に変位し間隙Gを一定に維持する
結果、基板表面の全体が均一に洗浄される。
させるとともに、基板表面全体にわたって均一な洗浄処
理を行えるようにする。 【解決手段】 基板Wを回転させながら、洗浄具5の底
面にある処理液噴出孔13から基板Wへ向けて処理液を
噴出するとともに、真空吸引孔8から基板Wを真空吸引
する。処理液の噴出力と真空吸引力とがバランスするこ
とにより、洗浄具5の底面と基板表面との間に狭い間隙
Gが形成される。この間隙Gに介在する処理液の液膜を
介して洗浄具5を基板表面に作用させて基板Wを洗浄す
る。回転に伴って基板Wが上下に振動すると、これに追
随して洗浄具5が上下に変位し間隙Gを一定に維持する
結果、基板表面の全体が均一に洗浄される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、フ
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板などの各種の基板を回転させな
がら、その基板に純水や薬液などの処理液を供給すると
ともに、その基板に洗浄具を作用させて基板表面を洗浄
する基板洗浄方法およびその装置に関する。
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板などの各種の基板を回転させな
がら、その基板に純水や薬液などの処理液を供給すると
ともに、その基板に洗浄具を作用させて基板表面を洗浄
する基板洗浄方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板洗浄装置として、例
えば、特開平8−141519号公報に記載されたもの
がある。この装置は、上下動可能に支持された回転体を
備え、この回転体の下端にブラシなどで構成された洗浄
具が一体に取り付けられている。処理対象である基板は
スピンチャックなどにより水平姿勢で回転可能に保持さ
れる。この基板を回転させながら基板上に処理液を供給
するとともに、前記洗浄具を一定の押圧力で基板表面に
接触作用させた状態で、洗浄具を基板の回転半径方向に
変位させることにより基板表面を洗浄している。
えば、特開平8−141519号公報に記載されたもの
がある。この装置は、上下動可能に支持された回転体を
備え、この回転体の下端にブラシなどで構成された洗浄
具が一体に取り付けられている。処理対象である基板は
スピンチャックなどにより水平姿勢で回転可能に保持さ
れる。この基板を回転させながら基板上に処理液を供給
するとともに、前記洗浄具を一定の押圧力で基板表面に
接触作用させた状態で、洗浄具を基板の回転半径方向に
変位させることにより基板表面を洗浄している。
【0003】別の従来装置として、洗浄具を基板表面に
対して非接触状態に作用させるものがある。この装置
は、いわゆるハイドロプレーン現象を利用したもので、
基板を回転させながら洗浄液を供給するとともに、洗浄
具を基板表面に軽く作用させることにより洗浄具と基板
表面との間に洗浄液の液膜を形成し、この液膜を介して
基板表面を洗浄している。
対して非接触状態に作用させるものがある。この装置
は、いわゆるハイドロプレーン現象を利用したもので、
基板を回転させながら洗浄液を供給するとともに、洗浄
具を基板表面に軽く作用させることにより洗浄具と基板
表面との間に洗浄液の液膜を形成し、この液膜を介して
基板表面を洗浄している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
な基板洗浄処理において、基板に反りや撓みなどがあっ
たり、あるいは基板が水平に保持されていないと、基板
の回転に伴って基板が上下に振動する結果、基板表面へ
の洗浄具の押圧力が変動して洗浄処理が不均一になるこ
とが知られている。そこで、前者の従来例では、基板の
上下の振動に起因して生じる洗浄具の押圧力の変動を、
回転体の上部に取り付けられたエアーアクチュエータの
内部の圧力変動を通じて検出し、その検出結果に基づい
てエアーアクチュエータに供給するエアー圧を調整する
ことにより、洗浄具が基板表面に一定の押圧力で作用す
るようにしている。
な基板洗浄処理において、基板に反りや撓みなどがあっ
たり、あるいは基板が水平に保持されていないと、基板
の回転に伴って基板が上下に振動する結果、基板表面へ
の洗浄具の押圧力が変動して洗浄処理が不均一になるこ
とが知られている。そこで、前者の従来例では、基板の
上下の振動に起因して生じる洗浄具の押圧力の変動を、
回転体の上部に取り付けられたエアーアクチュエータの
内部の圧力変動を通じて検出し、その検出結果に基づい
てエアーアクチュエータに供給するエアー圧を調整する
ことにより、洗浄具が基板表面に一定の押圧力で作用す
るようにしている。
【0005】前者の従来例は上記のような押圧力の調整
機構を備えてはいるが、エアーアクチュエータが発生さ
せた押圧力を機構的に複雑で重量の大きな回転体を介し
て洗浄具に伝えているので、洗浄具を含めた回転体の慣
性力が大きいことに起因して、押圧力調整の応答性が良
いとは言えない。この傾向は、洗浄具の押圧力が低い場
合や、基板が高速度で回転された場合に顕著になる。な
お、洗浄具の押圧力を大きくすると、基板の上下振動に
対して洗浄具が追随しやすくなるが、そうすると洗浄具
によって基板表面が損傷するおそれがあるので、洗浄具
の押圧力をあまり大きく設定することはできない。
機構を備えてはいるが、エアーアクチュエータが発生さ
せた押圧力を機構的に複雑で重量の大きな回転体を介し
て洗浄具に伝えているので、洗浄具を含めた回転体の慣
性力が大きいことに起因して、押圧力調整の応答性が良
いとは言えない。この傾向は、洗浄具の押圧力が低い場
合や、基板が高速度で回転された場合に顕著になる。な
お、洗浄具の押圧力を大きくすると、基板の上下振動に
対して洗浄具が追随しやすくなるが、そうすると洗浄具
によって基板表面が損傷するおそれがあるので、洗浄具
の押圧力をあまり大きく設定することはできない。
【0006】一方、後者の従来例も前者の従来例と同様
の問題が指摘されるが、さらに次のような固有の問題も
ある。すなわち、基板が上下に振動することなく正常に
回転したとしても、基板の回転中心部と周辺部とでは回
転周速度が異なるために、洗浄具と基板表面との間に形
成される液膜は基板の回転中心部と周辺部とでは膜厚の
異なったものになる。そのため洗浄処理が不均一になり
やすいという難点がある。
の問題が指摘されるが、さらに次のような固有の問題も
ある。すなわち、基板が上下に振動することなく正常に
回転したとしても、基板の回転中心部と周辺部とでは回
転周速度が異なるために、洗浄具と基板表面との間に形
成される液膜は基板の回転中心部と周辺部とでは膜厚の
異なったものになる。そのため洗浄処理が不均一になり
やすいという難点がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、基板の上下振動に対して洗浄具を迅速
に追随させるとともに、基板表面全体にわたって均一な
洗浄処理を行うことができる基板洗浄方法およびその装
置を提供することを目的としている。
たものであって、基板の上下振動に対して洗浄具を迅速
に追随させるとともに、基板表面全体にわたって均一な
洗浄処理を行うことができる基板洗浄方法およびその装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、基板上に処理液を供給す
るとともに、その基板に洗浄具を作用させて基板表面を
洗浄する基板洗浄方法において、洗浄具の底面から基板
に向けて処理液を噴出するとともに、前記洗浄具の底面
から基板を真空吸引することにより、前記処理液の噴出
力と真空吸引力とをバランスさせて前記洗浄具の底面と
基板表面との間に狭い間隙を形成し、前記間隙に介在す
る処理液の液膜を介して洗浄具を基板に作用させて基板
表面を洗浄することを特徴とする。
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、基板上に処理液を供給す
るとともに、その基板に洗浄具を作用させて基板表面を
洗浄する基板洗浄方法において、洗浄具の底面から基板
に向けて処理液を噴出するとともに、前記洗浄具の底面
から基板を真空吸引することにより、前記処理液の噴出
力と真空吸引力とをバランスさせて前記洗浄具の底面と
基板表面との間に狭い間隙を形成し、前記間隙に介在す
る処理液の液膜を介して洗浄具を基板に作用させて基板
表面を洗浄することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、基板上に処理液
を供給するとともに、その基板に洗浄具を作用させて基
板表面を洗浄する基板洗浄装置であって、基板を保持す
る基板保持手段と、基板に作用する洗浄具と、前記洗浄
具を支持する洗浄具支持手段と、前記洗浄具と基板とを
対向させて前記洗浄具を相対的に水平移動させる移動手
段とを備え、前記洗浄具は、基板に向けて処理液を噴出
する処理液噴出孔と、基板を真空吸引する真空吸引孔と
が、その底面にそれぞれ形成されており、かつ、前記処
理液噴出孔から噴出される処理液の噴出力と、前記真空
吸引孔からの真空吸引力とをバランスさせて前記洗浄具
の底面と基板表面との間に狭い間隙を形成し、前記間隙
に介在する処理液の液膜を介して洗浄具を基板に作用さ
せて基板表面を洗浄することを特徴とする。
を供給するとともに、その基板に洗浄具を作用させて基
板表面を洗浄する基板洗浄装置であって、基板を保持す
る基板保持手段と、基板に作用する洗浄具と、前記洗浄
具を支持する洗浄具支持手段と、前記洗浄具と基板とを
対向させて前記洗浄具を相対的に水平移動させる移動手
段とを備え、前記洗浄具は、基板に向けて処理液を噴出
する処理液噴出孔と、基板を真空吸引する真空吸引孔と
が、その底面にそれぞれ形成されており、かつ、前記処
理液噴出孔から噴出される処理液の噴出力と、前記真空
吸引孔からの真空吸引力とをバランスさせて前記洗浄具
の底面と基板表面との間に狭い間隙を形成し、前記間隙
に介在する処理液の液膜を介して洗浄具を基板に作用さ
せて基板表面を洗浄することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の基板洗浄装置において、前記装置がさらに、前記処理
液噴出孔から噴出される処理液の流量、および前記真空
吸引孔から吸引する真空吸引圧力の少なくともいずれか
一方を任意の値に調節する調節手段を備えたものであ
る。
の基板洗浄装置において、前記装置がさらに、前記処理
液噴出孔から噴出される処理液の流量、および前記真空
吸引孔から吸引する真空吸引圧力の少なくともいずれか
一方を任意の値に調節する調節手段を備えたものであ
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の基板洗浄装置において、前記真空吸引孔およ
び前記処理液噴出孔のいずれか一方の孔が洗浄具の底面
のほぼ中央部にあり、他方の孔が複数個あって、かつ前
記洗浄具の底面の中央部にある前記一方の孔を挟んでほ
ぼ対向する位置に設けられたものである。
3に記載の基板洗浄装置において、前記真空吸引孔およ
び前記処理液噴出孔のいずれか一方の孔が洗浄具の底面
のほぼ中央部にあり、他方の孔が複数個あって、かつ前
記洗浄具の底面の中央部にある前記一方の孔を挟んでほ
ぼ対向する位置に設けられたものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項2ないし
4のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具が、リニアガイドを介して前記洗浄具支持手段に取り
付けられたものである。
4のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具が、リニアガイドを介して前記洗浄具支持手段に取り
付けられたものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項2ないし
5のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具が、球面軸受を介して前記前記洗浄具支持手段に取り
付けられたものである。
5のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具が、球面軸受を介して前記前記洗浄具支持手段に取り
付けられたものである。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項2ないし
6のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具が、前記洗浄具支持手段に連結固定されたものであ
る。
6のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具が、前記洗浄具支持手段に連結固定されたものであ
る。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項2ないし
7のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具には、基板表面に作用する別の洗浄具が取り付けられ
たものである。
7のいずれかに記載の基板洗浄装置において、前記洗浄
具には、基板表面に作用する別の洗浄具が取り付けられ
たものである。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の基板洗浄装置において、前記別の洗浄具が、前記洗浄
具に高さ調節可能に取り付けられたものである。
の基板洗浄装置において、前記別の洗浄具が、前記洗浄
具に高さ調節可能に取り付けられたものである。
【0017】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。処理液の噴出力と真空吸引力とをバランスさせて基
板洗浄を行っている場合、洗浄具は、その裏面から基板
に向けて処理液を噴出することの反作用として上向きの
力を受けるとともに、その裏面から基板を真空吸引する
ことの反作用として下向きの力を受ける。洗浄具にそれ
ぞれ作用する上向きの力と下向きの力とが均衡すること
により、洗浄具は基板表面との間に狭い間隙を形成した
状態で維持される。この間隙に介在する処理液の液膜を
介して洗浄具が基板表面に作用することにより、基板表
面が洗浄される。つまり処理液の液膜は、処理液の噴出
力と真空吸引力とのバランスによって形成される間隙と
同等の厚みをもち、基板の回転にはほとんど依存しない
ので、基板の中心部から周辺部にかけて処理液の液膜は
均一である。その結果、基板表面の全体にわたって均一
な洗浄が行われる。
る。処理液の噴出力と真空吸引力とをバランスさせて基
板洗浄を行っている場合、洗浄具は、その裏面から基板
に向けて処理液を噴出することの反作用として上向きの
力を受けるとともに、その裏面から基板を真空吸引する
ことの反作用として下向きの力を受ける。洗浄具にそれ
ぞれ作用する上向きの力と下向きの力とが均衡すること
により、洗浄具は基板表面との間に狭い間隙を形成した
状態で維持される。この間隙に介在する処理液の液膜を
介して洗浄具が基板表面に作用することにより、基板表
面が洗浄される。つまり処理液の液膜は、処理液の噴出
力と真空吸引力とのバランスによって形成される間隙と
同等の厚みをもち、基板の回転にはほとんど依存しない
ので、基板の中心部から周辺部にかけて処理液の液膜は
均一である。その結果、基板表面の全体にわたって均一
な洗浄が行われる。
【0018】次に、基板を洗浄している場合に、基板が
上下に振動したときの作用を説明する。例えば基板が下
がると、処理液を噴出することの反作用として洗浄具が
受ける上向きの力が小さくなることにより、真空吸引す
ることの反作用として洗浄具が受ける下向きの力が前記
上向きの力よりも相対的に大きくなり、洗浄具は下方に
変位する。そして、上下の力がバランスした位置で洗浄
具の下降変位が停止する。つまり基板が下がると、これ
に追随して洗浄具が下降するので、洗浄具の底面と基板
表面との間に一定の間隙が常に維持される。一方、基板
が上がると、処理液を噴出することの反作用として洗浄
具が受ける上向きの力が、真空吸引することの反作用と
して洗浄具が受ける下向きの力よりも大きくなり、洗浄
具は上方に変位する。つまり基板が上がると、これに追
随して洗浄具が上昇するので、洗浄具の底面と基板表面
との間に一定の間隙が常に維持される。
上下に振動したときの作用を説明する。例えば基板が下
がると、処理液を噴出することの反作用として洗浄具が
受ける上向きの力が小さくなることにより、真空吸引す
ることの反作用として洗浄具が受ける下向きの力が前記
上向きの力よりも相対的に大きくなり、洗浄具は下方に
変位する。そして、上下の力がバランスした位置で洗浄
具の下降変位が停止する。つまり基板が下がると、これ
に追随して洗浄具が下降するので、洗浄具の底面と基板
表面との間に一定の間隙が常に維持される。一方、基板
が上がると、処理液を噴出することの反作用として洗浄
具が受ける上向きの力が、真空吸引することの反作用と
して洗浄具が受ける下向きの力よりも大きくなり、洗浄
具は上方に変位する。つまり基板が上がると、これに追
随して洗浄具が上昇するので、洗浄具の底面と基板表面
との間に一定の間隙が常に維持される。
【0019】このように基板の上下の振動に追随して洗
浄具が上下動して、洗浄具の底面と基板表面との間隙を
一定に維持するので、この間隙に介在する処理液の液膜
も常に一定であり、基板の上下の振動にかかわらず、基
板表面が均一に洗浄される。しかも、洗浄具に加わる上
下の力は、洗浄具の底面に直接的に作用するので、洗浄
具が取り付けられている支持機構などを介して洗浄具に
押圧力を作用させるものと比べて、基板の上下振動に対
する洗浄具の追随性(応答性)が良好であり、基板を比
較的に高速度で移動させても、均一な洗浄効果が得られ
る。また、処理液の噴出力と、真空吸引力とを高めに設
定すれば、それだけ洗浄具の応答性が高くなるので、基
板の高速回転処理に好適である。しかも、処理液の噴出
力と、真空吸引力とを高めに設定しても、洗浄具の底面
と基板表面との間には処理液の液膜が介在しているの
で、基板表面が損傷されることもない。
浄具が上下動して、洗浄具の底面と基板表面との間隙を
一定に維持するので、この間隙に介在する処理液の液膜
も常に一定であり、基板の上下の振動にかかわらず、基
板表面が均一に洗浄される。しかも、洗浄具に加わる上
下の力は、洗浄具の底面に直接的に作用するので、洗浄
具が取り付けられている支持機構などを介して洗浄具に
押圧力を作用させるものと比べて、基板の上下振動に対
する洗浄具の追随性(応答性)が良好であり、基板を比
較的に高速度で移動させても、均一な洗浄効果が得られ
る。また、処理液の噴出力と、真空吸引力とを高めに設
定すれば、それだけ洗浄具の応答性が高くなるので、基
板の高速回転処理に好適である。しかも、処理液の噴出
力と、真空吸引力とを高めに設定しても、洗浄具の底面
と基板表面との間には処理液の液膜が介在しているの
で、基板表面が損傷されることもない。
【0020】請求項2に記載の発明の作用は次のとおり
である。基板保持手段に保持された基板と、洗浄具支持
手段に支持された洗浄具とを対向させた状態で、移動手
段が洗浄具を相対的に水平移動させる。このとき洗浄具
の底面にある処理液噴出孔から基板に向けて処理液が噴
出されるとともに、真空吸引孔から基板が真空吸引され
る。そして、処理液噴出孔から噴出される処理液の噴出
力と、真空吸引孔からの真空吸引力とがバランスするこ
とにより、洗浄具の底面と基板表面との間に狭い間隙が
形成され、この間隙に介在する処理液の液膜を介して基
板表面の全体が洗浄処理される。洗浄処理の均一性、お
よび基板の上下振動に対する洗浄具の追随動作は請求項
1に記載の発明方法と同様であるので、ここでの説明は
省略する。
である。基板保持手段に保持された基板と、洗浄具支持
手段に支持された洗浄具とを対向させた状態で、移動手
段が洗浄具を相対的に水平移動させる。このとき洗浄具
の底面にある処理液噴出孔から基板に向けて処理液が噴
出されるとともに、真空吸引孔から基板が真空吸引され
る。そして、処理液噴出孔から噴出される処理液の噴出
力と、真空吸引孔からの真空吸引力とがバランスするこ
とにより、洗浄具の底面と基板表面との間に狭い間隙が
形成され、この間隙に介在する処理液の液膜を介して基
板表面の全体が洗浄処理される。洗浄処理の均一性、お
よび基板の上下振動に対する洗浄具の追随動作は請求項
1に記載の発明方法と同様であるので、ここでの説明は
省略する。
【0021】請求項3に記載の発明の作用は次のとおり
である。処理液の流量は洗浄具に作用する上向きの力に
関係し、真空吸引力は洗浄具に作用する下向きの力に関
係する。したがって、例えば処理液の流量を増やすと、
増加した上向きの力によって洗浄具は上方に変位する。
洗浄具の底面と基板表面との間隙が広がるに従って、洗
浄具に作用する上向きの力は小さくなり、真空吸引力と
バランスしたところで洗浄具の上昇変位は停止する。逆
に処理液の流量を減らすと洗浄具に作用する上向きの力
が小さくなることによって洗浄具が下方に変位して洗浄
具の底面と基板表面との間隙が狭くなり、真空吸引力と
バランスしたところで洗浄具の下降変位は停止する。つ
まり、真空吸引力が一定の場合は、処理液の流量を変え
ることにより、洗浄具の底面と基板表面の間隙の広さ、
換言すれば処理液の液膜の厚みを任意に設定することが
できるので、洗浄効果を任意に調整することができる。
同様に、処理液の流量が一定の場合は、真空吸引力を変
えることにより、洗浄具の底面と基板表面との間隙に介
在する処理液の液膜の厚みを任意に設定することができ
る。
である。処理液の流量は洗浄具に作用する上向きの力に
関係し、真空吸引力は洗浄具に作用する下向きの力に関
係する。したがって、例えば処理液の流量を増やすと、
増加した上向きの力によって洗浄具は上方に変位する。
洗浄具の底面と基板表面との間隙が広がるに従って、洗
浄具に作用する上向きの力は小さくなり、真空吸引力と
バランスしたところで洗浄具の上昇変位は停止する。逆
に処理液の流量を減らすと洗浄具に作用する上向きの力
が小さくなることによって洗浄具が下方に変位して洗浄
具の底面と基板表面との間隙が狭くなり、真空吸引力と
バランスしたところで洗浄具の下降変位は停止する。つ
まり、真空吸引力が一定の場合は、処理液の流量を変え
ることにより、洗浄具の底面と基板表面の間隙の広さ、
換言すれば処理液の液膜の厚みを任意に設定することが
できるので、洗浄効果を任意に調整することができる。
同様に、処理液の流量が一定の場合は、真空吸引力を変
えることにより、洗浄具の底面と基板表面との間隙に介
在する処理液の液膜の厚みを任意に設定することができ
る。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、処理液噴
出孔から噴出される処理液の噴出力と、真空吸引孔から
の真空吸引力とをバランスさせると、洗浄具の底面にあ
る両孔の位置関係により、洗浄具を傾かせるようなモー
メントは作用しないので、洗浄具は基板表面に対して安
定した平行姿勢を維持する。
出孔から噴出される処理液の噴出力と、真空吸引孔から
の真空吸引力とをバランスさせると、洗浄具の底面にあ
る両孔の位置関係により、洗浄具を傾かせるようなモー
メントは作用しないので、洗浄具は基板表面に対して安
定した平行姿勢を維持する。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、洗浄具が
リニアガイドを介して洗浄具支持手段に取り付けられて
いるので、基板の上下振動に追随して、洗浄具が円滑に
上下動する。
リニアガイドを介して洗浄具支持手段に取り付けられて
いるので、基板の上下振動に追随して、洗浄具が円滑に
上下動する。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、洗浄具が
球面軸受を介して洗浄具支持手段に取り付けられている
ので、処理中に基板表面が傾いた場合にも、これに追随
して洗浄具が傾き、洗浄具の底面と基板表面との間隙が
一定に維持される。
球面軸受を介して洗浄具支持手段に取り付けられている
ので、処理中に基板表面が傾いた場合にも、これに追随
して洗浄具が傾き、洗浄具の底面と基板表面との間隙が
一定に維持される。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、洗浄具が
洗浄具支持手段に連結固定されているので、処理中の洗
浄具の高さは一定に維持される。この場合、処理液の噴
出力によって基板を下方に押し下げる力と、真空吸引に
よって基板を上方に持ち上げる力とがバランスすること
によって、基板の上下振動が強制的に抑制されて洗浄具
の底面と基板表面との間隙が一定に保たれる。
洗浄具支持手段に連結固定されているので、処理中の洗
浄具の高さは一定に維持される。この場合、処理液の噴
出力によって基板を下方に押し下げる力と、真空吸引に
よって基板を上方に持ち上げる力とがバランスすること
によって、基板の上下振動が強制的に抑制されて洗浄具
の底面と基板表面との間隙が一定に保たれる。
【0026】請求項8に記載の発明によれば、本案に係
る洗浄具によって処理液の液膜を介した洗浄処理が行わ
れるとともに、この洗浄具に取り付けられた別の洗浄
具、例えばブラシ洗浄具などによって、基板表面に別種
の洗浄処理が行われる。
る洗浄具によって処理液の液膜を介した洗浄処理が行わ
れるとともに、この洗浄具に取り付けられた別の洗浄
具、例えばブラシ洗浄具などによって、基板表面に別種
の洗浄処理が行われる。
【0027】請求項9に記載の発明によれば、別の洗浄
具が、本案に係る洗浄具に高さ調節可能に取り付けられ
ているので、例えばブラシ洗浄具などの別の洗浄具の底
面を本案に係る洗浄具の底面よりも下げることにより、
別の洗浄具を基板表面に接触させて洗浄処理を行うこと
もできる。
具が、本案に係る洗浄具に高さ調節可能に取り付けられ
ているので、例えばブラシ洗浄具などの別の洗浄具の底
面を本案に係る洗浄具の底面よりも下げることにより、
別の洗浄具を基板表面に接触させて洗浄処理を行うこと
もできる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。 <第1実施例>図1は本発明に係る基板洗浄装置の第1
実施例の全体の概略構成を示す一部破断正面図、図2は
第1実施例の全体の概略構成を示す平面図である。
施例を説明する。 <第1実施例>図1は本発明に係る基板洗浄装置の第1
実施例の全体の概略構成を示す一部破断正面図、図2は
第1実施例の全体の概略構成を示す平面図である。
【0029】本実施例に係る基板洗浄装置は、洗浄処理
対象である半導体ウエハなどの基板Wを水平姿勢で吸着
保持して回転させるスピンチャック1を備えている。ス
ピンチャック1はモータ2の出力軸2aに連結されてい
る。スピンチャック1は本発明装置における基板保持手
段に相当する。なお、基板保持手段はスピンチャック1
に限らず、回転台の上に複数本のピンを立設し、これら
のピンで基板Wの端縁を保持するような構造のものでも
よい。
対象である半導体ウエハなどの基板Wを水平姿勢で吸着
保持して回転させるスピンチャック1を備えている。ス
ピンチャック1はモータ2の出力軸2aに連結されてい
る。スピンチャック1は本発明装置における基板保持手
段に相当する。なお、基板保持手段はスピンチャック1
に限らず、回転台の上に複数本のピンを立設し、これら
のピンで基板Wの端縁を保持するような構造のものでも
よい。
【0030】スピンチャック1の周囲には処理液の飛散
を防止して回収するためのカップ3が設けられている。
カップ3の傍らには昇降および縦軸芯P周りに揺動自在
な洗浄具支持アーム4が設けられている。この洗浄具支
持アーム4の先端に洗浄具5が垂直下方に向かうように
取り付けられている。図2に示すように、洗浄具支持ア
ーム4は、スピンチャック1に保持されて回転している
基板Wの表面に洗浄具5を対向させて、洗浄具5を基板
Wの回転半径方向に水平移動させる。洗浄具支持アーム
4は本発明装置における洗浄具支持手段および移動手段
に相当する。また、基板Wに対して洗浄具5を相対的に
移動させる意味において、スピンチャック1は本発明装
置における移動手段としての機能も備える。なお、移動
手段は、洗浄具支持アーム4のように洗浄具5を円弧状
に移動させるものに限らず、基板Wの回転半径方向に洗
浄具5を直線移動させるものであってもよい。
を防止して回収するためのカップ3が設けられている。
カップ3の傍らには昇降および縦軸芯P周りに揺動自在
な洗浄具支持アーム4が設けられている。この洗浄具支
持アーム4の先端に洗浄具5が垂直下方に向かうように
取り付けられている。図2に示すように、洗浄具支持ア
ーム4は、スピンチャック1に保持されて回転している
基板Wの表面に洗浄具5を対向させて、洗浄具5を基板
Wの回転半径方向に水平移動させる。洗浄具支持アーム
4は本発明装置における洗浄具支持手段および移動手段
に相当する。また、基板Wに対して洗浄具5を相対的に
移動させる意味において、スピンチャック1は本発明装
置における移動手段としての機能も備える。なお、移動
手段は、洗浄具支持アーム4のように洗浄具5を円弧状
に移動させるものに限らず、基板Wの回転半径方向に洗
浄具5を直線移動させるものであってもよい。
【0031】図3を参照して洗浄具5の構成を説明す
る。図3は洗浄具5の概略構成を示した縦断面図であ
る。洗浄具5は、フッ素系樹脂などで形成された中空円
盤状の洗浄具本体6を備えている。洗浄具本体6の底面
中央部には凹部7が形成されており、この凹部7に連通
するように真空吸引孔8が設けられている。真空吸引孔
8は洗浄具本体6を上下に貫く吸気管9に連通されてい
る。吸気管9は、洗浄具本体6が取り付けられる部材1
0の内部吸気路11を介して、図示しない真空吸引源に
連通接続されている。洗浄時に基板Wの表面に近接対向
する洗浄具本体6の底面には、柔軟なPVA(ポリビニ
ルアルコール)シート12が貼付けられており、洗浄具
本体6がもしも基板Wに接触しても、基板表面を傷つけ
ないようになっている。洗浄具本体6の底面には、複数
個の処理液噴出孔13が凹部7を取り囲むように形成さ
れている。具体的には各処理液噴出孔13は、洗浄具本
体6の底面中央にある真空吸引孔8を挟んでほぼ対向す
るように円形状に配置されている。処理液噴出孔13は
洗浄具本体6の内部空間である液溜まり14に連通され
ている。洗浄具本体6の上面には液溜まり14に連通す
る処理液流入口15があり、この処理液流入口15が図
示しない処理液供給源に連通接続されている。洗浄処理
に使われる処理液は特に限定されないが、例えば純水や
薬液などがある。
る。図3は洗浄具5の概略構成を示した縦断面図であ
る。洗浄具5は、フッ素系樹脂などで形成された中空円
盤状の洗浄具本体6を備えている。洗浄具本体6の底面
中央部には凹部7が形成されており、この凹部7に連通
するように真空吸引孔8が設けられている。真空吸引孔
8は洗浄具本体6を上下に貫く吸気管9に連通されてい
る。吸気管9は、洗浄具本体6が取り付けられる部材1
0の内部吸気路11を介して、図示しない真空吸引源に
連通接続されている。洗浄時に基板Wの表面に近接対向
する洗浄具本体6の底面には、柔軟なPVA(ポリビニ
ルアルコール)シート12が貼付けられており、洗浄具
本体6がもしも基板Wに接触しても、基板表面を傷つけ
ないようになっている。洗浄具本体6の底面には、複数
個の処理液噴出孔13が凹部7を取り囲むように形成さ
れている。具体的には各処理液噴出孔13は、洗浄具本
体6の底面中央にある真空吸引孔8を挟んでほぼ対向す
るように円形状に配置されている。処理液噴出孔13は
洗浄具本体6の内部空間である液溜まり14に連通され
ている。洗浄具本体6の上面には液溜まり14に連通す
る処理液流入口15があり、この処理液流入口15が図
示しない処理液供給源に連通接続されている。洗浄処理
に使われる処理液は特に限定されないが、例えば純水や
薬液などがある。
【0032】上述した内部吸気路11に連通する真空吸
引路には、真空吸引圧力を検出する圧力センサ16と、
真空吸引圧力を調節するレギュレータ17とが設けられ
ており、それぞれが制御部18に接続されている。ま
た、処理液流入口15に連通する処理液流路には、処理
液の流量を検出する流量センサ19と、処理液の圧力を
通じて処理液流量を調節するレギュレータ20とが設け
られており、それぞれが同様に制御部18に接続されて
いる。レギュレータ17,20は本発明装置における調
節手段に相当する。
引路には、真空吸引圧力を検出する圧力センサ16と、
真空吸引圧力を調節するレギュレータ17とが設けられ
ており、それぞれが制御部18に接続されている。ま
た、処理液流入口15に連通する処理液流路には、処理
液の流量を検出する流量センサ19と、処理液の圧力を
通じて処理液流量を調節するレギュレータ20とが設け
られており、それぞれが同様に制御部18に接続されて
いる。レギュレータ17,20は本発明装置における調
節手段に相当する。
【0033】上述した部材10と、その上の部材21
と、これら部材10,21によって緩く挟持された球体
22とによって球面軸受23が構成されている。この球
面軸受23を介して洗浄具5が洗浄具支持アーム4と連
結支持されることにより、洗浄具5が自由に首降り変位
できるようになっている。また、球体22の上部には支
持軸24が連結固定されている。この支持軸24が、洗
浄具支持アーム4の先端内部に設けられたリニアガイド
25に案内されることにより、洗浄具5が上下方向に変
位自在になっている。さらに、洗浄具支持アーム4の先
端下面と部材21との間に、支持軸24を取り囲むよう
にベローズ26が設けられている。仮に球面軸受23や
リニアガイド25で塵埃が発生しても、これらの塵埃は
ベローズ26で遮蔽されて外部に飛散しないので、塵埃
によって基板Wが汚染されることがない。
と、これら部材10,21によって緩く挟持された球体
22とによって球面軸受23が構成されている。この球
面軸受23を介して洗浄具5が洗浄具支持アーム4と連
結支持されることにより、洗浄具5が自由に首降り変位
できるようになっている。また、球体22の上部には支
持軸24が連結固定されている。この支持軸24が、洗
浄具支持アーム4の先端内部に設けられたリニアガイド
25に案内されることにより、洗浄具5が上下方向に変
位自在になっている。さらに、洗浄具支持アーム4の先
端下面と部材21との間に、支持軸24を取り囲むよう
にベローズ26が設けられている。仮に球面軸受23や
リニアガイド25で塵埃が発生しても、これらの塵埃は
ベローズ26で遮蔽されて外部に飛散しないので、塵埃
によって基板Wが汚染されることがない。
【0034】次に上述した構成を備えた第1実施例装置
の動作を説明する。処理対象である基板Wは、図示しな
い基板搬送ロボットなどにより本装置内に搬入されて、
スピンチャック1上に移載される。この基板Wをスピン
チャック1が吸着保持した後、スピンチャック1が回転
する。続いて洗浄具支持アーム4が、図2に実線で示し
た待機位置から洗浄開始位置(例えば、図2中に符号P
1 で示す位置)の上方にまで進出する。洗浄開始位置P
1 に達すると洗浄具支持アーム4が下降する。洗浄具5
が所定の位置にまで下降すると、洗浄具5への処理液の
噴出と真空吸引とを開始する。洗浄具5の底面にある処
理液噴出孔13から処理液を噴出させるとともに、真空
吸引孔8から真空吸引しながら、なおも洗浄具5が下降
すると、処理液の噴出力と真空吸引力とがバランスした
ところで洗浄具5の下降変位が停止し、洗浄具5の底面
と基板Wの表面との間に狭い間隙Gができる。この間隙
Gは後述するように任意に設定可能であるが、通常、
0.1〜0.2mm程度である。間隙Gには処理液噴出
孔13から噴出された処理液の液膜が介在する。この処
理液の液膜を介して洗浄具5(具体的にはPVAシート
12が貼り付けられた洗浄具5の底面)が基板Wの表面
に作用することにより、基板表面が洗浄される。
の動作を説明する。処理対象である基板Wは、図示しな
い基板搬送ロボットなどにより本装置内に搬入されて、
スピンチャック1上に移載される。この基板Wをスピン
チャック1が吸着保持した後、スピンチャック1が回転
する。続いて洗浄具支持アーム4が、図2に実線で示し
た待機位置から洗浄開始位置(例えば、図2中に符号P
1 で示す位置)の上方にまで進出する。洗浄開始位置P
1 に達すると洗浄具支持アーム4が下降する。洗浄具5
が所定の位置にまで下降すると、洗浄具5への処理液の
噴出と真空吸引とを開始する。洗浄具5の底面にある処
理液噴出孔13から処理液を噴出させるとともに、真空
吸引孔8から真空吸引しながら、なおも洗浄具5が下降
すると、処理液の噴出力と真空吸引力とがバランスした
ところで洗浄具5の下降変位が停止し、洗浄具5の底面
と基板Wの表面との間に狭い間隙Gができる。この間隙
Gは後述するように任意に設定可能であるが、通常、
0.1〜0.2mm程度である。間隙Gには処理液噴出
孔13から噴出された処理液の液膜が介在する。この処
理液の液膜を介して洗浄具5(具体的にはPVAシート
12が貼り付けられた洗浄具5の底面)が基板Wの表面
に作用することにより、基板表面が洗浄される。
【0035】洗浄具5の底面と基板Wの表面との間に間
隙Gが形成される際のメカニズムを説明する。処理液噴
出孔13から基板Wに向けて処理液が噴出されると、そ
の反作用として洗浄具5は上向きの力(図3中に符号F
で示す)を受ける。一方、真空吸引孔8から基板Wを真
空吸引すると、その反作用として洗浄具5は下向きの力
(図3中に符号−Fで示す)を受ける。洗浄具5にそれ
ぞれ作用する上向きの力(F)と下向きの力(−F)と
が均衡することにより、洗浄具5は基板表面との間に狭
い間隙Gを形成した状態で維持される。本実施例におい
て、真空吸引孔8は凹部7に連通しているので、凹部7
が存在する洗浄具5の底面中央部に下向きの力が作用す
る。一方、複数個の処理液噴出孔13は真空吸引孔8を
挟んで対向するように円形配置されているので、洗浄具
5の底面周辺部に上向きの力が作用する。つまり、各処
理液噴出孔13からの処理液の噴出力がそれぞれ同じに
なるようにしておけば、各処理液噴出孔13からの処理
液の総噴出力と真空吸引孔8からの真空吸引力とがバラ
ンスしたとき、これらの上下の力によって洗浄具5にモ
ーメント力は作用しないので、洗浄具5は傾くことな
く、基板表面との間で間隙Gを保った安定した平行姿勢
を維持する。
隙Gが形成される際のメカニズムを説明する。処理液噴
出孔13から基板Wに向けて処理液が噴出されると、そ
の反作用として洗浄具5は上向きの力(図3中に符号F
で示す)を受ける。一方、真空吸引孔8から基板Wを真
空吸引すると、その反作用として洗浄具5は下向きの力
(図3中に符号−Fで示す)を受ける。洗浄具5にそれ
ぞれ作用する上向きの力(F)と下向きの力(−F)と
が均衡することにより、洗浄具5は基板表面との間に狭
い間隙Gを形成した状態で維持される。本実施例におい
て、真空吸引孔8は凹部7に連通しているので、凹部7
が存在する洗浄具5の底面中央部に下向きの力が作用す
る。一方、複数個の処理液噴出孔13は真空吸引孔8を
挟んで対向するように円形配置されているので、洗浄具
5の底面周辺部に上向きの力が作用する。つまり、各処
理液噴出孔13からの処理液の噴出力がそれぞれ同じに
なるようにしておけば、各処理液噴出孔13からの処理
液の総噴出力と真空吸引孔8からの真空吸引力とがバラ
ンスしたとき、これらの上下の力によって洗浄具5にモ
ーメント力は作用しないので、洗浄具5は傾くことな
く、基板表面との間で間隙Gを保った安定した平行姿勢
を維持する。
【0036】なお、厳密に言えば、洗浄具5に作用する
下向きの力は、真空吸引力による力と、洗浄具5自体が
もつ重量との和である。しかし、本実施例によれば洗浄
具5に押圧力を加えるためのアクチュエータなどを取り
付ける必要がないので、洗浄具5の全体重量を十分に小
さくすることができる。したがって、以下の説明では洗
浄具5に作用する下向きの力として、真空吸引力だけを
考える。
下向きの力は、真空吸引力による力と、洗浄具5自体が
もつ重量との和である。しかし、本実施例によれば洗浄
具5に押圧力を加えるためのアクチュエータなどを取り
付ける必要がないので、洗浄具5の全体重量を十分に小
さくすることができる。したがって、以下の説明では洗
浄具5に作用する下向きの力として、真空吸引力だけを
考える。
【0037】間隙Gは処理液の噴出流量および真空吸引
圧力の少なくともいずれか一方を調節することにより、
任意に調節することができる。以下、間隙Gの調節動作
について説明する。ここでは、真空吸引圧力を一定値と
し、処理液の噴出流量を変えることにより間隙Gを調節
する場合を例に採って説明する。
圧力の少なくともいずれか一方を調節することにより、
任意に調節することができる。以下、間隙Gの調節動作
について説明する。ここでは、真空吸引圧力を一定値と
し、処理液の噴出流量を変えることにより間隙Gを調節
する場合を例に採って説明する。
【0038】間隙Gを広くする場合、制御部18は処理
液流路の流量センサ19の検出信号を取り込み、設定し
ようとする間隙Gに対応する処理液の流量となるように
レギュレータ20を調節する。この場合、処理液の流量
が増やされることにより、洗浄具5に作用する上向きの
力が増加する(力=F+ΔF)。その結果、洗浄具5に
作用する下向きの力(−F)とのバランスが崩れて洗浄
具5は上昇変位する。洗浄具5が上昇するに従って洗浄
具5に作用する上向きの力が弱まって、下向きの力とバ
ランスするところで洗浄具5の上昇変位は停止する。そ
の結果、間隙Gが広く設定される(間隙=G+ΔG)。
逆に間隙Gを狭くする場合には、設定しようとする間隙
Gに応じて処理液の流量を減らせばよい。
液流路の流量センサ19の検出信号を取り込み、設定し
ようとする間隙Gに対応する処理液の流量となるように
レギュレータ20を調節する。この場合、処理液の流量
が増やされることにより、洗浄具5に作用する上向きの
力が増加する(力=F+ΔF)。その結果、洗浄具5に
作用する下向きの力(−F)とのバランスが崩れて洗浄
具5は上昇変位する。洗浄具5が上昇するに従って洗浄
具5に作用する上向きの力が弱まって、下向きの力とバ
ランスするところで洗浄具5の上昇変位は停止する。そ
の結果、間隙Gが広く設定される(間隙=G+ΔG)。
逆に間隙Gを狭くする場合には、設定しようとする間隙
Gに応じて処理液の流量を減らせばよい。
【0039】一方、処理液の流量を一定値とし、真空吸
引圧力を変えて間隙Gを調節する場合は、真空吸引路の
圧力センサ16をモニタし、レギュレータ17を操作す
る。具体的には、真空吸引圧力を増せば間隙Gが狭くな
り、真空吸引圧力を減らせば間隙Gは広くなる。
引圧力を変えて間隙Gを調節する場合は、真空吸引路の
圧力センサ16をモニタし、レギュレータ17を操作す
る。具体的には、真空吸引圧力を増せば間隙Gが狭くな
り、真空吸引圧力を減らせば間隙Gは広くなる。
【0040】以上のように間隙Gを調節すれば、それに
応じて間隙Gに介在する処理液の液膜の厚みが変わるの
で、この処理液の液膜を介して洗浄具5が基板表面に作
用することによって行われる洗浄の効果を適宜に調節す
ることができる。
応じて間隙Gに介在する処理液の液膜の厚みが変わるの
で、この処理液の液膜を介して洗浄具5が基板表面に作
用することによって行われる洗浄の効果を適宜に調節す
ることができる。
【0041】洗浄具支持アーム4が下降して、洗浄具5
が図2の洗浄開始位置P1 に達すると、洗浄具支持アー
ム4が縦軸芯P周りに揺動することにより、洗浄具5が
基板Wの回転半径方向(図2中の経路P1 →P2 →
P3 )に水平移動して基板表面の全体を洗浄する。この
とき処理液の液膜は、処理液の噴出力と真空吸引力との
バランスによって形成される間隙Gと同等の厚みをも
ち、基板Wの回転(基板各部の回転周速度)にはほとん
ど依存しないので、基板の中心部から周辺部にかけて処
理液の液膜は均一である。その結果、基板表面の全体に
わたって均一な洗浄が行われる。
が図2の洗浄開始位置P1 に達すると、洗浄具支持アー
ム4が縦軸芯P周りに揺動することにより、洗浄具5が
基板Wの回転半径方向(図2中の経路P1 →P2 →
P3 )に水平移動して基板表面の全体を洗浄する。この
とき処理液の液膜は、処理液の噴出力と真空吸引力との
バランスによって形成される間隙Gと同等の厚みをも
ち、基板Wの回転(基板各部の回転周速度)にはほとん
ど依存しないので、基板の中心部から周辺部にかけて処
理液の液膜は均一である。その結果、基板表面の全体に
わたって均一な洗浄が行われる。
【0042】次に基板Wの回転に伴って基板Wが上下に
振動した場合の動作を説明する。洗浄処理中に基板Wが
下方に変位すると間隙Gが広くなる。そうすると、処理
液を噴出することの反作用として洗浄具5が受ける上向
きの力が小さくなり、真空吸引力に基づく下向きの力が
処理液の噴出力に基づく上向きの力よりも相対的に大き
くなる。その結果、洗浄具5は下方に変位する。洗浄具
5が下方に変位して間隙Gが狭くなるに従って、処理液
を噴出することによって洗浄具5が受ける上向きの力が
大きくなり、この上向きの力が真空吸引力に基づく下向
きの力とバランスしたところで、洗浄具5の下方変位は
停止する。つまり基板Wが下がると、これに追随して洗
浄具5が下降するので、洗浄具5の底面と基板表面との
間の間隙Gは常に一定に維持される。一方、基板Wが上
方に変位して間隙Gが狭くなると、処理液の噴出力に基
づく上向きの力が、真空吸引力に基づく下向きの力より
も大きくなって、洗浄具5は上方に変位する。つまり基
板Wが上がると、これに追随して洗浄具5が上昇するの
で、洗浄具5の底面と基板表面との間の間隙Gは常に一
定に維持される。
振動した場合の動作を説明する。洗浄処理中に基板Wが
下方に変位すると間隙Gが広くなる。そうすると、処理
液を噴出することの反作用として洗浄具5が受ける上向
きの力が小さくなり、真空吸引力に基づく下向きの力が
処理液の噴出力に基づく上向きの力よりも相対的に大き
くなる。その結果、洗浄具5は下方に変位する。洗浄具
5が下方に変位して間隙Gが狭くなるに従って、処理液
を噴出することによって洗浄具5が受ける上向きの力が
大きくなり、この上向きの力が真空吸引力に基づく下向
きの力とバランスしたところで、洗浄具5の下方変位は
停止する。つまり基板Wが下がると、これに追随して洗
浄具5が下降するので、洗浄具5の底面と基板表面との
間の間隙Gは常に一定に維持される。一方、基板Wが上
方に変位して間隙Gが狭くなると、処理液の噴出力に基
づく上向きの力が、真空吸引力に基づく下向きの力より
も大きくなって、洗浄具5は上方に変位する。つまり基
板Wが上がると、これに追随して洗浄具5が上昇するの
で、洗浄具5の底面と基板表面との間の間隙Gは常に一
定に維持される。
【0043】洗浄具5は、それ自体が比較的に軽量であ
り、またリニアガイド25を介して洗浄具支持アーム4
に上下動自在に連結されているので、基板Wの上下振動
により洗浄具5に作用する上下方向の力が僅かに変動し
ても、これに敏感に反応して追随する。また、上述した
上下方向の力は洗浄具5の底面に直接的に作用するの
で、基板Wの上下振動に対する洗浄具5の追随応答性が
良好である。したがって、基板Wを比較的に高速で回転
させて洗浄処理を行っても、洗浄具5が基板表面で飛び
跳ねることがなく、基板表面全体を均一に処理すること
ができる。また、処理液の流量および真空吸引圧力の高
めに設定しておくと、それだけ洗浄具5の応答性が高く
なり、基板Wの高速回転処理に好適である。しかも、処
理液の流量および真空吸引圧力を高めに設定しても、洗
浄具5の底面と基板表面との間には処理液の液膜が介在
しているので、基板表面が損傷されることはない。さら
に、基板表面が傾いた場合には、球面軸受23が基板表
面の傾きに合わせて洗浄具5を傾斜変位させるので、洗
浄具5の底面と基板表面との間隙Gは常に一定であり、
基板表面の傾きにかかわらず均一な洗浄処理を行うこと
ができる。
り、またリニアガイド25を介して洗浄具支持アーム4
に上下動自在に連結されているので、基板Wの上下振動
により洗浄具5に作用する上下方向の力が僅かに変動し
ても、これに敏感に反応して追随する。また、上述した
上下方向の力は洗浄具5の底面に直接的に作用するの
で、基板Wの上下振動に対する洗浄具5の追随応答性が
良好である。したがって、基板Wを比較的に高速で回転
させて洗浄処理を行っても、洗浄具5が基板表面で飛び
跳ねることがなく、基板表面全体を均一に処理すること
ができる。また、処理液の流量および真空吸引圧力の高
めに設定しておくと、それだけ洗浄具5の応答性が高く
なり、基板Wの高速回転処理に好適である。しかも、処
理液の流量および真空吸引圧力を高めに設定しても、洗
浄具5の底面と基板表面との間には処理液の液膜が介在
しているので、基板表面が損傷されることはない。さら
に、基板表面が傾いた場合には、球面軸受23が基板表
面の傾きに合わせて洗浄具5を傾斜変位させるので、洗
浄具5の底面と基板表面との間隙Gは常に一定であり、
基板表面の傾きにかかわらず均一な洗浄処理を行うこと
ができる。
【0044】基板Wの洗浄処理が終わると洗浄具支持ア
ーム4が待機位置に戻るとともに、基板Wが高速回転さ
れて基板W上の余剰の処理液が振り切られて基板Wが乾
燥される。処理が終わった基板Wは図示しない基板搬送
ロボットなどによって本装置外に搬出され、続いて新た
な基板Wが本装置に搬入されて、上述と同様の処理が繰
り返し行われる。
ーム4が待機位置に戻るとともに、基板Wが高速回転さ
れて基板W上の余剰の処理液が振り切られて基板Wが乾
燥される。処理が終わった基板Wは図示しない基板搬送
ロボットなどによって本装置外に搬出され、続いて新た
な基板Wが本装置に搬入されて、上述と同様の処理が繰
り返し行われる。
【0045】<第2実施例>図4は本発明の第2実施例
に係る基板洗浄装置に備えられた洗浄具の概略構成を示
す縦断面図である。洗浄装置の全体構成は図1および図
2を使って説明した第1実施例のものと同様であるので
図示を省略する。また、図4において、図3中の各符号
と同一の符号で示した構成部分は第1実施例のものと同
様であるので、これらの説明も省略する。
に係る基板洗浄装置に備えられた洗浄具の概略構成を示
す縦断面図である。洗浄装置の全体構成は図1および図
2を使って説明した第1実施例のものと同様であるので
図示を省略する。また、図4において、図3中の各符号
と同一の符号で示した構成部分は第1実施例のものと同
様であるので、これらの説明も省略する。
【0046】本実施例の特徴は、第1実施例で説明した
と同様の構成の洗浄具5に、別の洗浄具としてブラシ洗
浄具30が取り付けられたことにある。ブラシ洗浄具3
0は、雄ねじが形成された胴体31の下面に、ナイロン
やモヘアなどのブラシ32が植毛されている。洗浄具5
の凹部7内には、内周面に雌ねじが形成された筒状のブ
ラシホルダ33がブラケット34を介して取りつけられ
ている。ブラシ洗浄具30の胴体31をブラシホルダ3
3にねじ込むことにより、ブラシ洗浄具30が洗浄具5
に取り付けられている。このとき胴体31のねじ込み量
を調節することにより、洗浄具5に対するブラシ洗浄具
30の高さを任意に設定できるようになっている。ブラ
シ洗浄具30の高さが設定されると、胴体31にナット
35がねじ込まれてロックされる。
と同様の構成の洗浄具5に、別の洗浄具としてブラシ洗
浄具30が取り付けられたことにある。ブラシ洗浄具3
0は、雄ねじが形成された胴体31の下面に、ナイロン
やモヘアなどのブラシ32が植毛されている。洗浄具5
の凹部7内には、内周面に雌ねじが形成された筒状のブ
ラシホルダ33がブラケット34を介して取りつけられ
ている。ブラシ洗浄具30の胴体31をブラシホルダ3
3にねじ込むことにより、ブラシ洗浄具30が洗浄具5
に取り付けられている。このとき胴体31のねじ込み量
を調節することにより、洗浄具5に対するブラシ洗浄具
30の高さを任意に設定できるようになっている。ブラ
シ洗浄具30の高さが設定されると、胴体31にナット
35がねじ込まれてロックされる。
【0047】本実施例によれば、第1実施例と同様に洗
浄具5の底面からの処理液の噴出力と真空吸引力とがバ
ランスすることにより、洗浄具5の底面と基板表面との
間に一定の間隙が形成され、この間隙に介在する処理液
の液膜を介して洗浄具5が基板表面に作用することによ
り基板表面の洗浄が行われる。洗浄具5による処理液の
液膜を介した洗浄と同時に、ブラシ洗浄具30が基板表
面に作用することよりブラシ洗浄具30を用いた洗浄処
理が行われる。ブラシ洗浄具30の高さを適宜に選択設
定することにより、ブラシ洗浄具30のブラシ32を基
板表面に接触させて行う洗浄、あるいは処理液の液膜を
介してブラシ32を基板表面に作用させて行う洗浄のい
ずれでも実施することが可能である。
浄具5の底面からの処理液の噴出力と真空吸引力とがバ
ランスすることにより、洗浄具5の底面と基板表面との
間に一定の間隙が形成され、この間隙に介在する処理液
の液膜を介して洗浄具5が基板表面に作用することによ
り基板表面の洗浄が行われる。洗浄具5による処理液の
液膜を介した洗浄と同時に、ブラシ洗浄具30が基板表
面に作用することよりブラシ洗浄具30を用いた洗浄処
理が行われる。ブラシ洗浄具30の高さを適宜に選択設
定することにより、ブラシ洗浄具30のブラシ32を基
板表面に接触させて行う洗浄、あるいは処理液の液膜を
介してブラシ32を基板表面に作用させて行う洗浄のい
ずれでも実施することが可能である。
【0048】以上のように本実施例によれば、洗浄具5
を用いた洗浄と、ブラシ洗浄具30を用いた洗浄とを同
時に行うことができるので、基板表面の洗浄効果を効率
よく高めることができる。
を用いた洗浄と、ブラシ洗浄具30を用いた洗浄とを同
時に行うことができるので、基板表面の洗浄効果を効率
よく高めることができる。
【0049】なお、洗浄具5へのブラシ洗浄具30の取
りつけ箇所は任意であり、例えば図4に鎖線で示すよう
に、リング状のブラシ洗浄具30Aを洗浄具5の外側に
嵌め付けるようにしてもよい。
りつけ箇所は任意であり、例えば図4に鎖線で示すよう
に、リング状のブラシ洗浄具30Aを洗浄具5の外側に
嵌め付けるようにしてもよい。
【0050】<第3実施例>図5は本発明の第3実施例
に係る基板洗浄装置に備えられた洗浄具の概略構成を示
す縦断面図である。上述した第1および第2実施例で
は、洗浄具5自体は回転しなかったが、本実施例では洗
浄具5が回転するように構成してある。洗浄具5の構成
は第1実施例のものとほぼ同じであるので、ここでの説
明は省略する。以下、洗浄具5の回転機構について説明
する。
に係る基板洗浄装置に備えられた洗浄具の概略構成を示
す縦断面図である。上述した第1および第2実施例で
は、洗浄具5自体は回転しなかったが、本実施例では洗
浄具5が回転するように構成してある。洗浄具5の構成
は第1実施例のものとほぼ同じであるので、ここでの説
明は省略する。以下、洗浄具5の回転機構について説明
する。
【0051】洗浄具5には上下に貫くように吸気用の内
管41が連結固定されており、この内管41の末端が凹
部7で開口して真空吸引孔8を構成している。内管41
の外側に処理液送液用の外管42が同心状に設けられて
いる。この外管42は、その末端が洗浄具5の液溜まり
14に連通するように洗浄具5の上面に連結固定されて
いる。外管42はリニアガイド25を介して洗浄具支持
アーム4に回転および上下動自在に支持されている。内
管41の上端は軸シール継手43を介して真空吸引源に
連通接続されている。一方、外管42の上端は軸シール
継手44を介して処理液供給源に連通接続されている。
また、内管41と外管42は、各々の上端部が連結部材
45によって連結されており、両管41,42が一体と
なって回転するようになっている。
管41が連結固定されており、この内管41の末端が凹
部7で開口して真空吸引孔8を構成している。内管41
の外側に処理液送液用の外管42が同心状に設けられて
いる。この外管42は、その末端が洗浄具5の液溜まり
14に連通するように洗浄具5の上面に連結固定されて
いる。外管42はリニアガイド25を介して洗浄具支持
アーム4に回転および上下動自在に支持されている。内
管41の上端は軸シール継手43を介して真空吸引源に
連通接続されている。一方、外管42の上端は軸シール
継手44を介して処理液供給源に連通接続されている。
また、内管41と外管42は、各々の上端部が連結部材
45によって連結されており、両管41,42が一体と
なって回転するようになっている。
【0052】外管42の中間部位の外側には、回転軸受
46を介して洗浄具支持アーム4の内周面に支持された
円筒状の筒体47があり、この筒体47と外管42の中
間部位とがスプライン結合している。筒体47にはプー
リー48が嵌め付け固定されており、このプーリー48
に歯付ベルト49が巻回されている。歯付ベルト49の
他端は、洗浄具支持アーム4の基端側に収納された図示
しないモータの出力軸に取りつけられたもう一つのプー
リーに巻回されている。なお、外管42が導出される洗
浄具支持アーム4の先端部には磁気流体シール50が施
され、洗浄具支持アーム4内で発生した塵埃が外部へ放
出されないようになっている。
46を介して洗浄具支持アーム4の内周面に支持された
円筒状の筒体47があり、この筒体47と外管42の中
間部位とがスプライン結合している。筒体47にはプー
リー48が嵌め付け固定されており、このプーリー48
に歯付ベルト49が巻回されている。歯付ベルト49の
他端は、洗浄具支持アーム4の基端側に収納された図示
しないモータの出力軸に取りつけられたもう一つのプー
リーに巻回されている。なお、外管42が導出される洗
浄具支持アーム4の先端部には磁気流体シール50が施
され、洗浄具支持アーム4内で発生した塵埃が外部へ放
出されないようになっている。
【0053】以上のように構成された第3実施例装置の
動作を説明する。軸シール継手44および外管42を介
して送られきた処理液は洗浄具5の液溜まり14に流入
し、洗浄具5の底面の処理液噴出孔13から基板Wに向
けて噴出される。一方、内管41および軸シール継手4
3を介して真空吸引源に連通する真空吸引孔8から基板
Wが真空吸引される。処理液の噴出力と真空吸引力とが
バランスすることにより、洗浄具5の底面と基板表面と
の間に間隙Gが形成され、この間隙Gに介在する処理液
の液膜を介して洗浄具5が基板表面に作用して基板Wが
洗浄される点は上述した各実施例と同様である。そし
て、本実施例によれば、歯付ベルト49を介して伝達さ
れた回転力が筒体47を介して外管42および内管41
に伝達されることにより、洗浄具5が回転しながら基板
Wを洗浄する。なお、外管42と筒体47とはスプライ
ン結合しているので、基板Wの上下振動に対して洗浄具
5は円滑に追随して間隙Gを維持する。本実施例装置に
よれば、洗浄具5自体が回転しながら基板Wを洗浄する
ので、より一層均一な洗浄処理を行うことができる。
動作を説明する。軸シール継手44および外管42を介
して送られきた処理液は洗浄具5の液溜まり14に流入
し、洗浄具5の底面の処理液噴出孔13から基板Wに向
けて噴出される。一方、内管41および軸シール継手4
3を介して真空吸引源に連通する真空吸引孔8から基板
Wが真空吸引される。処理液の噴出力と真空吸引力とが
バランスすることにより、洗浄具5の底面と基板表面と
の間に間隙Gが形成され、この間隙Gに介在する処理液
の液膜を介して洗浄具5が基板表面に作用して基板Wが
洗浄される点は上述した各実施例と同様である。そし
て、本実施例によれば、歯付ベルト49を介して伝達さ
れた回転力が筒体47を介して外管42および内管41
に伝達されることにより、洗浄具5が回転しながら基板
Wを洗浄する。なお、外管42と筒体47とはスプライ
ン結合しているので、基板Wの上下振動に対して洗浄具
5は円滑に追随して間隙Gを維持する。本実施例装置に
よれば、洗浄具5自体が回転しながら基板Wを洗浄する
ので、より一層均一な洗浄処理を行うことができる。
【0054】<第4実施例>図6は本発明の第4実施例
に係る基板洗浄装置に備えられた洗浄具の概略構成を示
す縦断面図である。本実施例装置も、第1実施例などと
同様の洗浄具5を備えている。ただし、第1実施例など
では洗浄具5が上下動自在に洗浄具支持アーム4に連結
されているのに対して、本実施例では洗浄具5が洗浄具
支持アーム4に連結固定されて、上下方向に変位しない
点に特徴がある。その他の点は第1実施例と同様である
ので、ここでの説明は省略する。以下、本実施例の動作
を説明する。
に係る基板洗浄装置に備えられた洗浄具の概略構成を示
す縦断面図である。本実施例装置も、第1実施例などと
同様の洗浄具5を備えている。ただし、第1実施例など
では洗浄具5が上下動自在に洗浄具支持アーム4に連結
されているのに対して、本実施例では洗浄具5が洗浄具
支持アーム4に連結固定されて、上下方向に変位しない
点に特徴がある。その他の点は第1実施例と同様である
ので、ここでの説明は省略する。以下、本実施例の動作
を説明する。
【0055】本実施例では、洗浄具5が洗浄具支持アー
ム4に連結固定されているので、洗浄具5の底面から基
板Wに向けて処理液が噴出されると、基板Wを押し下げ
る力が作用する。一方、洗浄具5の底面から基板Wを真
空吸引することにより、基板Wを持ち上げる力が作用す
る。このような処理液の噴出力によって基板を押し下げ
る力と、真空吸引によって基板を持ち上げる力とがバラ
ンスすることによって、基板Wの上下振動が強制的に抑
制されて洗浄具5の底面と基板表面との間隙Gが一定に
保たれる。具体的には、回転に伴って基板Wが下方に変
位すると、処理液の噴出力に基づく基板Wを下方に押し
下げる力が小さくなり、逆に真空吸引力に基づく基板W
を上方に持ち上げる力が相対的に大きくなって、基板W
の下方への変位を抑制する。一方、回転に伴って基板W
が上方に変位すると、基板Wを押し下げる力が、基板W
を持ち上げる力よりも大きくなって、基板Wの上方への
変位を抑制する。
ム4に連結固定されているので、洗浄具5の底面から基
板Wに向けて処理液が噴出されると、基板Wを押し下げ
る力が作用する。一方、洗浄具5の底面から基板Wを真
空吸引することにより、基板Wを持ち上げる力が作用す
る。このような処理液の噴出力によって基板を押し下げ
る力と、真空吸引によって基板を持ち上げる力とがバラ
ンスすることによって、基板Wの上下振動が強制的に抑
制されて洗浄具5の底面と基板表面との間隙Gが一定に
保たれる。具体的には、回転に伴って基板Wが下方に変
位すると、処理液の噴出力に基づく基板Wを下方に押し
下げる力が小さくなり、逆に真空吸引力に基づく基板W
を上方に持ち上げる力が相対的に大きくなって、基板W
の下方への変位を抑制する。一方、回転に伴って基板W
が上方に変位すると、基板Wを押し下げる力が、基板W
を持ち上げる力よりも大きくなって、基板Wの上方への
変位を抑制する。
【0056】上述したように本実施例によっても、洗浄
具5の底面と基板表面の間の間隙Gが一定に維持される
ので、基板Wの回転周速度や基板の上下振動にかかわら
ず、均一な洗浄処理を行うことができる。
具5の底面と基板表面の間の間隙Gが一定に維持される
ので、基板Wの回転周速度や基板の上下振動にかかわら
ず、均一な洗浄処理を行うことができる。
【0057】本発明は上述した各実施例のものに限ら
ず、次のように変形実施することもできる。 (1)図7に示した洗浄具51は、その底面の中央部に
基板Wに向けて処理液を噴出する処理液噴出孔52を備
え、この処理液噴出孔52を取り囲むように複数個の真
空吸引孔53が設けられている。各真空吸引孔53は処
理液噴出孔52を挟んで各々がほぼ対向するように配置
されている。処理液噴出孔52および真空吸引孔53を
このように配置することによっても、処理液の噴出力と
真空吸引力とをバランスさせることにより、洗浄具51
の底面と基板表面との間の間隙Gを一定に維持すること
ができるので、第1実施例などと同様の効果を得ること
ができる。
ず、次のように変形実施することもできる。 (1)図7に示した洗浄具51は、その底面の中央部に
基板Wに向けて処理液を噴出する処理液噴出孔52を備
え、この処理液噴出孔52を取り囲むように複数個の真
空吸引孔53が設けられている。各真空吸引孔53は処
理液噴出孔52を挟んで各々がほぼ対向するように配置
されている。処理液噴出孔52および真空吸引孔53を
このように配置することによっても、処理液の噴出力と
真空吸引力とをバランスさせることにより、洗浄具51
の底面と基板表面との間の間隙Gを一定に維持すること
ができるので、第1実施例などと同様の効果を得ること
ができる。
【0058】(2)上述した各実施例では基板Wを回転
させるとともに、洗浄具5を基板Wの回転半径方向に移
動させることにより、洗浄具5を基板表面に沿って移動
させたが、本発明はこれに限らず洗浄具を移動させずに
基板だけを水平移動させるようにしてもよい。例えば図
8に示すように、ガラス基板などの矩形状の基板Wを搬
送経路に沿って水平移動するとともに、この基板Wに対
向して細長い直方体状の洗浄具60を搬送経路と直交す
るように配置する。洗浄具60の底面の中央部には複数
個の真空吸引孔61が一列状に配置されているととも
に、これらの真空吸引孔61を挟んで複数個の処理液噴
出孔62が対向配置されている。各真空吸引孔61は洗
浄具60の上面に連通接続された吸気管63を介して吸
引される。また、各処理液噴出孔62は洗浄具60の側
面に連通接続された送液管64を介して処理液を供給さ
れる。このような洗浄具60によっても、各処理液噴出
孔62からの処理液の噴出力と、各真空吸引孔61から
の真空吸引力とをバランスさせることにより、搬送中の
基板の上下振動などにかかわらず基板表面の全体を均一
に洗浄することができる。
させるとともに、洗浄具5を基板Wの回転半径方向に移
動させることにより、洗浄具5を基板表面に沿って移動
させたが、本発明はこれに限らず洗浄具を移動させずに
基板だけを水平移動させるようにしてもよい。例えば図
8に示すように、ガラス基板などの矩形状の基板Wを搬
送経路に沿って水平移動するとともに、この基板Wに対
向して細長い直方体状の洗浄具60を搬送経路と直交す
るように配置する。洗浄具60の底面の中央部には複数
個の真空吸引孔61が一列状に配置されているととも
に、これらの真空吸引孔61を挟んで複数個の処理液噴
出孔62が対向配置されている。各真空吸引孔61は洗
浄具60の上面に連通接続された吸気管63を介して吸
引される。また、各処理液噴出孔62は洗浄具60の側
面に連通接続された送液管64を介して処理液を供給さ
れる。このような洗浄具60によっても、各処理液噴出
孔62からの処理液の噴出力と、各真空吸引孔61から
の真空吸引力とをバランスさせることにより、搬送中の
基板の上下振動などにかかわらず基板表面の全体を均一
に洗浄することができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次の効果を奏する。すなわち、請求項1に記載
の発明方法によれば、処理液の噴出力と真空吸引力とを
バランスさせることにより、洗浄具の底面と基板表面と
の間に間隙を形成し、この間隙に介在する処理液の液膜
を介して洗浄具を基板表面に作用させて基板を洗浄して
いるので、基板と洗浄具との相対移動速度にかからわず
処理液の液膜の厚みはほぼ一定であり、基板表面の全体
にわたって均一な洗浄処理を行うことができる。また、
基板が上下に振動しても、これに追随して洗浄具が迅速
に上下動して洗浄具の底面と基板表面との間隙を一定に
維持するので、基板の上下振動にもかかわらず、基板に
均一な洗浄処理を行うことができる。
によれば次の効果を奏する。すなわち、請求項1に記載
の発明方法によれば、処理液の噴出力と真空吸引力とを
バランスさせることにより、洗浄具の底面と基板表面と
の間に間隙を形成し、この間隙に介在する処理液の液膜
を介して洗浄具を基板表面に作用させて基板を洗浄して
いるので、基板と洗浄具との相対移動速度にかからわず
処理液の液膜の厚みはほぼ一定であり、基板表面の全体
にわたって均一な洗浄処理を行うことができる。また、
基板が上下に振動しても、これに追随して洗浄具が迅速
に上下動して洗浄具の底面と基板表面との間隙を一定に
維持するので、基板の上下振動にもかかわらず、基板に
均一な洗浄処理を行うことができる。
【0060】請求項2に記載の発明装置によれば、請求
項1に記載の発明方法を好適に実施することができる。
項1に記載の発明方法を好適に実施することができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、処理液の
流量および真空吸引力の少なくともいずれか一方を任意
の値に調節することにより、処理対象である基板に応じ
て処理液の液膜の厚みを最適なものに設定することがで
きる。
流量および真空吸引力の少なくともいずれか一方を任意
の値に調節することにより、処理対象である基板に応じ
て処理液の液膜の厚みを最適なものに設定することがで
きる。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、洗浄具を
安定した姿勢でバランスさせることができる。
安定した姿勢でバランスさせることができる。
【0063】請求項5に記載の発明によれば、リニアガ
イドで洗浄具を案内することにより、基板の上下振動に
追随して、洗浄具を円滑に上下動させることができる。
イドで洗浄具を案内することにより、基板の上下振動に
追随して、洗浄具を円滑に上下動させることができる。
【0064】請求項6に記載の発明によれば、処理中に
基板表面が傾いた場合にも、これに追随して洗浄具が傾
くので、洗浄具の底面と基板表面との間隙を一定に維持
することができる。
基板表面が傾いた場合にも、これに追随して洗浄具が傾
くので、洗浄具の底面と基板表面との間隙を一定に維持
することができる。
【0065】請求項7に記載の発明によれば、基板の上
下振動が強制的に抑制されて洗浄具の底面と基板表面と
の間隙を一定に保つことができる。
下振動が強制的に抑制されて洗浄具の底面と基板表面と
の間隙を一定に保つことができる。
【0066】請求項8に記載の発明によれば、本案に係
る洗浄具と、別の洗浄具とによって、基板表面に対して
別種の洗浄を同時に行うことができる。
る洗浄具と、別の洗浄具とによって、基板表面に対して
別種の洗浄を同時に行うことができる。
【0067】請求項9に記載の発明によれば、別の洗浄
具の高さを調節することにより、例えば別の洗浄具を基
板表面に接触させた状態で洗浄処理を行うなど、より自
由度の高い洗浄処理を行うことができる。
具の高さを調節することにより、例えば別の洗浄具を基
板表面に接触させた状態で洗浄処理を行うなど、より自
由度の高い洗浄処理を行うことができる。
【図1】本発明に係る基板洗浄装置の第1実施例の全体
の概略構成を示す一部破断正面図である。
の概略構成を示す一部破断正面図である。
【図2】第1実施例の全体の概略構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】第1実施例の洗浄具の概略構成を示す縦断面図
である。
である。
【図4】第2実施例の洗浄具の概略構成を示す縦断面図
である。
である。
【図5】第3実施例の洗浄具の概略構成を示す縦断面図
である。
である。
【図6】第4実施例の洗浄具の概略構成を示す縦断面図
である。
である。
【図7】その他の実施例に係る洗浄具の概略構成を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図8】(a)はさらに別の実施例の概略構成を示す斜
視図、(b)は洗浄具の底面図である。
視図、(b)は洗浄具の底面図である。
1…スピンチャック 4…洗浄具支持アーム 5…洗浄具 7…凹部 8…真空吸引孔 13…処理液噴出孔 17,20…レギャレータ 23…球面軸受 25…リニアガイド 30…ブラシ洗浄具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 讓一 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA02 AA03 AB34 AB42 AB47 BA02 BA08 BA13 BA34 BB22 BB32 BB43 BB73 BB75 BB77 CD31 CD42 CD43 3B201 AA02 AA03 AB34 AB42 AB47 BA02 BA08 BA13 BB22 BB32 BB43 BB55 BB73 BB75 BB77 BB92 CD34 CD42 CD43
Claims (9)
- 【請求項1】 基板上に処理液を供給するとともに、そ
の基板に洗浄具を作用させて基板表面を洗浄する基板洗
浄方法において、 洗浄具の底面から基板に向けて処理液を噴出するととも
に、前記洗浄具の底面から基板を真空吸引することによ
り、前記処理液の噴出力と真空吸引力とをバランスさせ
て前記洗浄具の底面と基板表面との間に狭い間隙を形成
し、前記間隙に介在する処理液の液膜を介して洗浄具を
基板に作用させて基板表面を洗浄することを特徴とする
基板洗浄方法。 - 【請求項2】 基板上に処理液を供給するとともに、そ
の基板に洗浄具を作用させて基板表面を洗浄する基板洗
浄装置であって、 基板を保持する基板保持手段と、 基板に作用する洗浄具と、 前記洗浄具を支持する洗浄具支持手段と、 前記洗浄具と基板とを対向させて前記洗浄具を相対的に
水平移動させる移動手段とを備え、 前記洗浄具は、基板に向けて処理液を噴出する処理液噴
出孔と、基板を真空吸引する真空吸引孔とが、その底面
にそれぞれ形成されており、 かつ、前記処理液噴出孔から噴出される処理液の噴出力
と、前記真空吸引孔からの真空吸引力とをバランスさせ
て前記洗浄具の底面と基板表面との間に狭い間隙を形成
し、前記間隙に介在する処理液の液膜を介して洗浄具を
基板に作用させて基板表面を洗浄することを特徴とする
基板洗浄装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の基板洗浄装置におい
て、前記装置はさらに、 前記処理液噴出孔から噴出される処理液の流量、および
前記真空吸引孔から吸引する真空吸引圧力の少なくとも
いずれか一方を任意の値に調節する調節手段を備えてい
る基板洗浄装置。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の基板洗浄装置
において、 前記真空吸引孔および前記処理液噴出孔のいずれか一方
の孔は洗浄具の底面のほぼ中央部にあり、他方の孔は複
数個あって、かつ前記洗浄具の底面の中央部にある前記
一方の孔を挟んでほぼ対向する位置に設けられている基
板洗浄装置。 - 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の基
板洗浄装置において、 前記洗浄具は、リニアガイドを介して前記洗浄具支持手
段に取り付けられている基板洗浄装置。 - 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の基
板洗浄装置において、 前記洗浄具は、球面軸受を介して前記前記洗浄具支持手
段に取り付けられている基板洗浄装置。 - 【請求項7】 請求項2ないし6のいずれかに記載の基
板洗浄装置において、 前記洗浄具は、前記洗浄具支持手段に連結固定されてい
る基板洗浄装置。 - 【請求項8】 請求項2ないし7のいずれかに記載の基
板洗浄装置において、 前記洗浄具には、基板表面に作用する別の洗浄具が取り
付けられている基板洗浄装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の基板洗浄装置におい
て、 前記別の洗浄具は、前記洗浄具に高さ調節可能に取り付
けられている基板洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10293562A JP2000117200A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 基板洗浄方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10293562A JP2000117200A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 基板洗浄方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000117200A true JP2000117200A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17796363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10293562A Pending JP2000117200A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 基板洗浄方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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