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JP2000116382A - ヒアルロン酸合成酵素遺伝子の遺伝子ターゲッティング用dna - Google Patents

ヒアルロン酸合成酵素遺伝子の遺伝子ターゲッティング用dna

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Publication number
JP2000116382A
JP2000116382A JP10291201A JP29120198A JP2000116382A JP 2000116382 A JP2000116382 A JP 2000116382A JP 10291201 A JP10291201 A JP 10291201A JP 29120198 A JP29120198 A JP 29120198A JP 2000116382 A JP2000116382 A JP 2000116382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
ala
leu
gene
arg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10291201A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Itano
直樹 板野
Hiroharu Kimata
弘治 木全
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikagaku Corp
Original Assignee
Seikagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikagaku Corp filed Critical Seikagaku Corp
Priority to JP10291201A priority Critical patent/JP2000116382A/ja
Publication of JP2000116382A publication Critical patent/JP2000116382A/ja
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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒアルロン酸合成酵素1(HAS1)遺伝子
の遺伝子ターゲッティングに使用できるDNAを提供す
る 【解決手段】 宿主細胞の染色体DNAに導入すべき導
入DNAと、前記導入DNAの5'側及び3'側にそれぞれ
連結された第1相同領域DNA及び第2相同領域DNA
と、第1相同領域DNAの5'側及び第2相同領域DNA
の3'側に連結された、宿主細胞内において発現可能な陰
性マーカー遺伝子とを含むDNAであって、前記導入D
NAは、宿主細胞内において発現可能な陽性マーカー遺
伝子を含み、前記導入DNA並びに該導入DNAに連結
された前記第1相同領域DNA及び前記第2相同領域D
NAと、前記染色体DNAのヒアルロン酸合成酵素1の
細胞内ループをコードする領域とが相同組換えを起こす
ことができるように構築されているDNA。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒアルロン酸合成
酵素遺伝子の遺伝子ターゲッティングに使用されるDN
Aに関する。
【0002】
【従来の技術】ヒアルロン酸(以下、「HA」ともい
う)は、高分子量のグリコサミノグリカンであり、関節
軟骨などの細胞外マトリクスの主要構成分子である。H
Aは、グルクロン酸がN−アセチルグルコサミンにβ−
1,3結合した二糖単位(GlcUAβ1-3GlcNAc:GlcUAは
グルクロン酸を、GlcNAcはN−アセチルグルコサミンを
それぞれ表す)のβ−1,4結合による繰り返しから構
成され、ヒアルロン酸合成酵素(以下、「HAS」とも
いう)により生体内で合成される。
【0003】HAは、HA結合タンパク質とともに細胞
表面受容体との相互作用により、細胞の接着、遊走、分
化等のような多くの細胞の挙動を調節している。さら
に、HAは、形態形成、再生、創傷治癒、腫瘍浸潤、お
よびガン転移等の多くの現象に関与している。これらの
機能は、HAの濃度や鎖長のような多くの要因に依存し
ている。例えば、高分子量のHAは高濃度で、内皮細胞
の成長を抑制する一方、低分子量のHAは細胞成長を刺
激し、血管形成を誘導することが示されている。同様
に、高分子量のHAは高濃度で、滑膜細胞及びある種の
線維芽細胞の成長を抑制するが、低分子量のHAは低濃
度でこれらの細胞の成長を刺激する。
【0004】HAの細胞制御機構を解明するのに有力な
手段は、HA合成機構を解明し、HAの合成制御法を開
発することであると考えられる。
【0005】HASについては、HAS1、2及び3が
同定され、これらは酵素活性や合成するヒアルロン酸の
分子サイズにおいて異なっていることが明らかとなって
いる(特開平9−224674号、WO97/38113号国際公
開パンフレット、Spicer, A.P., Augustine, M.L., and
Mcdonald, J.A. (1996)J. Biol. Chem. 271, 23400-23
406; Spicer, A.P., Olson, J.S. and Mcdonald, J.A.
(1997) J. Biol. Chem.272, 8957-8961; WO98/00551号
国際公開パンフレット)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、HA
SのうちのHAS1の活性を制御し、個体レベルでのヒ
アルロン酸の機能解析を可能にするための、HAS1遺
伝子の遺伝子ターゲッティングに使用できるDNAを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、研究の結
果、HAS1遺伝子の特定の位置に変異を導入できるよ
うに相同領域を設定したDNAを用いる相同組換えによ
って、HAS1の活性を効率よく制御できることを見い
出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、宿主細胞の染色体D
NAに導入すべき導入DNAと、前記導入DNAの5'側
及び3'側にそれぞれ連結された第1相同領域DNA及び
第2相同領域DNAと、第1相同領域DNAの5'側及び
第2相同領域DNAの3'側に連結された、宿主細胞内に
おいて発現可能な陰性マーカー遺伝子とを含むDNAで
あって、前記導入DNAは、宿主細胞内において発現可
能な陽性マーカー遺伝子を含み、前記導入DNA並びに
該導入DNAに連結された前記第1相同領域DNA及び
前記第2相同領域DNAと、前記染色体DNAのヒアル
ロン酸合成酵素1の細胞内ループをコードする領域とが
相同組換えを起こすことができるように構築されている
DNA(以下、本発明DNAともいう)を提供する。
【0009】本発明DNAにおいては、HAS1の細胞
内ループをコードする領域は、好ましくは、HAS1遺
伝子のエキソン5の少なくとも一部である。
【0010】宿主細胞は、好ましくは、マウス由来の細
胞である。宿主細胞がマウス由来の細胞である場合、第
1相同領域DNAは、好ましくは、ヒアルロン酸合成酵
素1遺伝子の染色体DNAから制限酵素BamHI及び
HindIIIでの消化により切り出すことができかつヒ
アルロン酸合成酵素1遺伝子のエキソン4の少なくとも
一部を含むDNAであり、第2相同領域DNAは、好ま
しくは、ヒアルロン酸合成酵素1遺伝子の染色体DNA
から制限酵素HpaI及びHindIIIでの消化により
切り出すことができかつヒアルロン酸合成酵素遺伝子1
の終止コドンを含むDNAである。
【0011】導入DNAは、好ましくは、宿主細胞内に
おいて発現可能な陽性マーカー遺伝子である。陽性マー
カー遺伝子は、好ましくは、ネオマイシン耐性遺伝子で
ある。陰性マーカー遺伝子は、好ましくは、ジフテリア
毒素A遺伝子である。
【0012】本発明は、また、本発明DNAを含むター
ゲッティングベクターを提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。本発明DNAは、HAS1遺伝子の遺伝子ター
ゲッティングのためのターゲッティングベクターとして
使用できるものである。遺伝子ターゲッティングには、
遺伝子のノックアウト、コンディショナルジーンターゲ
ティング、点変異導入、ノックインなどが含まれる。
【0014】本発明DNAは、宿主細胞の染色体DNA
に導入すべき導入DNAを、染色体DNAのHAS1の
細胞内ループをコードする領域に相同組換えによって導
入できるように、相同組換えを起こすことのできる相同
領域DNAが導入DNAの5’側及び3’側に連結され
ていることを特徴とする。すなわち、導入DNA並びに
該導入DNAの5’側及び3’側にそれぞれ連結された
第1相同領域DNA及び第2相同領域DNAと、染色体
DNAのヒアルロン酸合成酵素1の細胞内ループをコー
ドする領域とが相同組換えを起こすことができるように
第1相同領域DNA及び第2相同領域DNAが構築され
ていることを特徴とする。
【0015】本明細書において、HAS1とは、HAS
のうち、HAS1と特定されているもの(マウス:特開
平9−224674号、ヒト:WO97/38113号国際公開パ
ンフレット、その他の脊椎動物:Spicer, A.P. et al.
(1998), J. Biol. Chem., 273, 1923-1932)、及び、こ
れに対しアミノ酸配列において高い相同性(通常85%
以上)を有するものを意味する。
【0016】HAS1の細胞内ループとは、細胞膜から
HAS1が細胞内に突出した部分を意味する(図1参
照)。この部分は、厳密な境界を有するものではない
が、例えば、マウスHAS1では、配列番号2に示すア
ミノ酸配列において、N末端から227番目〜228番
目付近から、N末端から409番目〜420番目付近ま
での領域である。なお、マウスHAS1では、エキソン
5にコードされるアミノ酸配列は、配列番号2に示すア
ミノ酸配列において、N末端から360〜583番目に
相当する。
【0017】本明細書において「導入」とは、相同組換
えにより、染色体DNAの一部の置換、または、染色体
DNAへの挿入を生じさせることを意味する。
【0018】HAS1の活性部位は細胞内ループ上(特
にその特にC末端領域)にあるため、導入DNAを、染
色体DNA中のHAS1の細胞内ループをコードする領
域に導入することにより、当該ループ部分をコードする
部分を改変することで、HAS1の活性を効率的に制御
することが可能である。また、HAS1の染色体遺伝子
のプロモーター領域での転写が通常通りに開始されるこ
とで他の発現系、特にHAS2及びHAS3の発現に対
する影響が少なくなると考えられるので、HAS1の翻
訳領域の最終領域に当たる第5エキソン領域(エキソン
5)の少なくとも一部で細胞内ループを改変するように
導入DNAを導入することが好ましい。例えば、ノック
アウトの場合には、この部分を欠失させるように導入D
NAを導入することができる。
【0019】このような導入を可能にする相同領域DN
Aの選択は、公知のHAS1の染色体DNAに関する情
報に基づいて行うことができる。すなわち、改変対象の
塩基配列の前後の塩基配列に相同な塩基配列を有するD
NAを第1相同領域DNA及び第2相同領域DNAとし
てそれぞれ選択すればよく、例えば、マウスHAS1の
場合には、第1相同領域DNAは、ヒアルロン酸合成酵
素1遺伝子の染色体DNAから制限酵素BamHI及び
HindIIIでの消化により切り出すことができかつヒ
アルロン酸合成酵素1遺伝子のエキソン4の少なくとも
一部をを含む約2.1kbのDNAとすることができ、
第2相同領域DNAは、ヒアルロン酸合成酵素1遺伝子
の染色体DNAから制限酵素HpaI及びHindIII
での消化により切り出すことができかつヒアルロン酸合
成酵素遺伝子1の終止コドンを含む約4.2kbのDN
Aとすることができる。HAS1のアミノ酸配列には、
種間での相違があることや、同種内でも相違があること
(対応する遺伝子の存在)が予想されるが、このような
相違がある場合でも、上記相同領域DNAに相当するD
NAを選択することは、当業者であれば容易である。
【0020】上記相同領域DNA以外の本発明DNAを
構成する要素は、従来のターゲッティングベクターのも
のと同様のものが使用できる(例えば、「ジーンターゲ
ティングファイル〜’97」, 実験医学増刊, Vol. 14,
No. 20 (1996), 羊土社発行、「バイオマニュアルシリ
ーズジーンターゲティング−ES細胞を用いた変異マ
ウスの作製−」, 実験医学別冊, 相沢慎一著, 羊土社発
行(1995)、米国特許第5,464,764号明細書参
照)。
【0021】導入DNAは、遺伝子ターゲッティングの
目的に合わせて適宜選択される。ノックアウトが目的の
場合には、陽性マーカー遺伝子のみから成っていてもよ
い。
【0022】陽性マーカー遺伝子は、陽性選別を行うた
めのものであり、導入DNA中に含まれる。陽性マーカ
ー遺伝子としては、宿主細胞内において発現可能な遺伝
子であって、陽性選別可能なものであれば限定されず、
例えば、ネオマイシン耐性遺伝子、ヒグロマイシンB耐
性遺伝子、ブラスチシジンS耐性遺伝子などが挙げられ
る。好ましくは、陽性マーカー遺伝子は、ネオマイシン
耐性遺伝子である。通常には適切なプロモーターと結合
させることにより宿主細胞内で発現可能にされる。この
ようなプロモーターとしては、宿主細胞内において強い
発現活性を有するものが好ましく、例えば宿主細胞とし
て哺乳類動物由来の細胞を用いる場合は、ホスホグリセ
レートキナーゼ1のプロモーターなどが挙げられる。
【0023】陰性マーカー遺伝子は、陰性選別を行うた
めのものであり、目的の相同組換えが起こらなかった場
合に発現して選別を行うことができるものである。本発
明DNAにおいては、第1相同領域DNAの5’側及び
第2相同領域DNAの3’側に配置される。陰性マーカ
ー遺伝子としては、染色体DNAに導入されたときに宿
主細胞において発現するものであれば特に限定されず、
例えば、チミジンキナーゼ遺伝子、ジフテリア毒素A遺
伝子などが挙げられる。好ましくは、ジフテリア毒素A
遺伝子である。陰性マーカー遺伝子は、適切なプロモー
ターと結合させることにより宿主細胞内で発現可能にさ
れる。このようなプロモーターとしては、適度な発現活
性を有するものが好ましく、宿主細胞として哺乳類動物
由来の細胞を用いる場合は、チミジンキナーゼ(TK)
プロモーターなどが挙げられる。
【0024】また、上記陽性マーカー及び陰性マーカー
と組み合わせて、polyA選別に使用される要素を組み込
んで組換え体の選別に使用することもできる。
【0025】宿主細胞は、従来の遺伝子ターゲッティン
グに使用されるものでよく、通常には、培養下で多数の
細胞として使うことができ、選び出した後で動物個体に
再生する能力のある細胞、例えば胚性幹細胞(ES細
胞)が使用される。この細胞は、通常には、哺乳類動物
由来、好ましくは、マウス由来である。
【0026】宿主細胞へのDNAの導入及び相同組換え
体の同定は、従来の方法と同様に行うことができ、例え
ば、宿主細胞へのDNAの導入方法としては、エレクト
ロポレーションによる方法等が挙げられ、相同組換え体
の同定方法としては、PCR又はサザンハイブリダイゼ
ーションによる方法等が挙げられる。
【0027】本発明DNAを用いて得られる相同組換え
体からのノックアウト動物の作成も、従来の方法と同様
にして行うことができる。
【0028】
【実施例】以下に、本発明を実施例によりさらに具体的
に説明する。しかしながら、これらにより本発明の技術
的範囲が限定されるべきものではない。
【0029】1.マウスHAS1の活性中心の特定 <1>野生型マウスHAS1発現ベクターの構築 特開平9−224674号公報に記載の方法で取得さ
れ、配列番号1に示す塩基配列を有するマウスHAS1
cDNAを用いた。
【0030】マウスHAS1cDNAを、常法に従って
制限酵素BglIIアダプターを結合させてから、pFL
AG−CMV−2ベクター(イーストマン・コダック)
のBglII部位にサブクローン化し、pFLAG−HA
S1を構築した。pFLAG−CMV−2ベクターは、
CMVプロモーター及び8アミノ酸からなるFLAGペ
プチドをコードする配列を含んでおり、クローン化断片
がコードするペプチドは、FLAGとの融合蛋白質とし
て該ベクターが導入された細胞内に産生される。
【0031】<2>部位特異的変異HAS発現ベクター
の構築 Quick−ChangeTM部位特異的変異キットを用
い、HAS1に、242位のAsp残基をGlu残基に
置換する変異(Asp242Glu)、344位のAs
p残基をGlu残基に置換する変異(Asp344Gl
u)、380位のGln残基をAsn残基に置換する変
異(Gln380Asn)、383位のArg残基をL
ys残基に置換する変異(Arg383Lys)、38
4位のTrp残基をTyr残基に置換する変異(Trp
384Tyr)、または312位にGly残基をPro
残基に置換する変異(Gly312Pro)が導入され
るような変異をpFLAG−HAS1に導入した。
【0032】HASタンパク質中における、242位の
Asp残基、344位のAsp残基、380位のGln
残基、383位のArg残基及び384位のTrp残基
の位置を図1に示す。
【0033】さらに、HAS1に、337位のThr残
基をSer残基に置換する変異(Thr337Se
r)、及び同変異に加えて338位のHis残基をLy
s残基に置換する変異(Thr337Ser,His3
38Lys(=T337S,H338K))が導入されるような変異を
pFLAG−HAS1に導入した。
【0034】目的どおりの変異が導入されたことは、塩
基配列決定により確認した。
【0035】<3>HA合成アッセイ (1)FLAG−タグ標識HAS発現ベクターのCOS
−1細胞への導入 上記のようにして構築された、野生型HAS1及び変異
型HAS1を発現するFLAG−タグ標識ベクターを、
COS−1細胞にエレクトロポレーションによりトラン
スフェクトした。コントロールとして、pFLAG−C
MV−2ベクターをCOS−1細胞にトランスフェクト
した。エレクトロポレーションは、市販の装置(Gen
e Pulser、バイオラッド社)を用い、装置のマ
ニュアルに従って行った。トランスフェクトされた細胞
は、10%ウシ胎仔血清および2mML−グルタミンを
含むダルベッコ改変イーグル培地で37℃で3日間培養
した。
【0036】(2)HA合成量の測定 培養した細胞から粗膜画分を調製し、0.2mlの25
mMHEPES−NaOH(pH7.1)、5mMジチ
オスレイトール、15mMMgCl2、1mMUDP−
GlcNAc(シグマ社)、0.1mMUDP−Glc
A(Nakarai Tesque)、および2.5μ
CiUDP−[14C]GlcA(28.5mCi/mm
ol、デュポンNEN社)に懸濁させた。タンパク質量
は、BIO−RADプロテインアッセイキット(バイオ
ラッド社)を用いて定量した。HAS活性は、Ng, K.F.
and Schwartzm, N.B. (1989) J. Biol. Chem., 264, 1
1776-11783に記載の方法を改変して測定した。すなわ
ち、上記懸濁液を37℃で1時間保温後、1TRUのス
トレプトマイセスヒアルロニダーゼ(生化学工業
(株))を添加し、あるいは添加しないで、37℃で1
時間さらにインキュベートした。その後、1%(W/
V)SDSを添加して煮沸した。
【0037】放射活性を有するHAを、HiLoad1
6/60Superdex30pg(ファルマシアバイ
オテック社)を用いたクロマトグラフィーにより分離し
た。溶出は、0.2M酢酸アンモニウムを用いて行い、
1mlずつ分画し、放射活性を測定した。HAに取り込
まれた放射活性を、ストレプトマイセスヒアルロニダー
ゼ感受性のカウントを計算することにより測定した。こ
のHAに取り込まれた放射活性から、HAS活性(ピコ
モル/分/μgタンパク質)を算出した(表1)。
【0038】
【表1】表1 ─────────────────── 変異体 相対活性(%) ─────────────────── 野生型HAS1 100 Asp242Glu <1 Gly312Pro 100〜110 Thr337Ser 150 T337S,H338K 580 Asp344Glu <1 Gln380Asn 10〜20 Arg383Lys 10〜20 Trp384Tyr <1 ───────────────────
【0039】細胞内ループ上にある特定のアミノ酸を別
のアミノ酸に置換した変異型HASタンパク質を用いた
結果、変異型HASタンパク質の野生型HASタンパク
質に対する相対活性が極端に変化することから、HAS
1の活性部位は細胞内ループ上(特にその特にC末端領
域)にあることが示され、当該ループ部分をコードす
る、染色体上の遺伝子の部分を変異させることで、HA
S1の活性を制御することが可能であることが示唆され
た。
【0040】2.マウスHAS1染色体遺伝子の単離及
び同定 マウスHAS1染色体遺伝子はマウスHAS1cDNA
をプローブに用いたハイブリダイゼーションにより、マ
ウスゲノムDNAライブラリーからYamadaらの方法(Yamad
a, Y., Itano, N., Zako, M., Yoshida, M., Lenas,
P., Niimi, A.,Ueda, M., and Kimata, K., Biochem.
J.,(1998) 330, pp1223-1227)に従って単離し、その構
造解析を制限酵素を用いて行った。構造解析の結果は、
同文献に記載されている染色体DNAの構造に合致する
ものであった(図1)。
【0041】3.ノックアウト用ターゲッティングベク
ターの設計 <1>ターゲッティングベクターの構築 HAS1の活性部位が細胞内ループ(染色体DNAの第
2エクソンの5’側末端近辺から第5エクソンの5’側
近辺に当たる領域)上の特にC末端領域(第5エクソン
の5’領域)に存在していると考えられたこと、及びH
AS1の染色体遺伝子のプロモーター領域での転写が通
常通りに開始されることで他の発現系、特にHAS2及
びHAS3の発現に対する影響が少なくなると考え、H
AS1の翻訳領域の最終領域に当たる第5エクソン領域
とその上流の第4イントロン領域の部分を陽性マーカー
遺伝子で置換したターゲッティングベクターを設計した
(図2)。
【0042】その陽性マーカーには、抗生物質耐性能を
採用し、ホスホグリセレートキナーゼ1(PGK−1)
のプロモーターとその下流にネオマイシン耐性遺伝子
(neo)を含んだDNAカセット(PGKneo)を
用いた(Gene(Amst), (1987) 60, 65-74及びNucleic Aci
ds Res., (1991) 19, 5755-5761)。この陽性マーカー遺
伝子中には制限酵素BamH1切断部位が含まれている
ため、後述するように相同組み換えにより染色体のHA
S1遺伝子にターゲッティングベクターが置換されたこ
とを再確認するために有利である。
【0043】さらに陰性マーカーとして、毒素産生能を
採用し、TKプロモーターとその下流にジフテリア毒素
A遺伝子(DTA)を含んだDNAカセットを用いて、
陽性マーカー遺伝子に対して、相同組み換え領域を挟ん
だ上流及び下流の2カ所に設定した。
【0044】また、構築のための基本ベクターにはブル
ースクリプトII SK+プラスミドベクター(pBluescr
ipt II SK+:ストラタジーン社製)を用いた。
【0045】上記ブルースクリプトII SK+プラスミ
ドベクターのEcoRIサイト及びHindIIIサイトに
PGKneopUCプラスミド(pKJ−1:Dr. Mike
McBurney(オタワ大学)より恵与)からクローニング
したPGKneopAカセットをサブクローニングし
て、陽性マーカー遺伝子を挿入したブルースクリプトII
SK+プラスミドベクターを得た。当該ベクターのEc
oRIサイトに染色体HAS1遺伝子のBamH1−H
indIII断片(第3エキソンの一部から第4イントロ
ンの一部までを含む;領域III)を平滑化して挿入し、
次いで前記ベクター中のHindIIIサイトに染色体H
AS1遺伝子のHpaI−HindIII断片(第5エキソ
ンの一部とそれ以降の部分を含む;領域V)を平滑化し
て挿入した。さらに、TKプロモーターとその下流にジ
フテリア毒素A遺伝子(DTA)を有するカセット(M
r. Piccotto(パスツール研究所)より恵与, Nature, 1
995,374, 65-67)を制限酵素NotIで切り出して陰性
マーカー遺伝子断片とし、前記陰性マーカー遺伝子断片
を上記ベクターのNotIサイトに挿入し、また、平滑
化して上記ベクターの平滑化したXhoIサイトに挿入
した。構築の概要を図3に示す。
【0046】<2>エレクトロポレーション 上記のコンストラクトを、Andrewらの方法(Andrew P.
Spicer, Gerald J. Rowse, Thomas K. Lindner, and Sa
ndra J. Gendler, J. Biol. Chem., (1995) 270, 50, 3
0093-30101)に従って、ES細胞(GK129)にBTXエレク
トロポレーターを用いてエレクトロポレーションした。
すなわち、上記の<1>のターゲッティングベクターを
SacIIで切断して線状化したDNA(25mg)をフェノー
ル/クロロホルム処理後、エタノール沈殿し、遠心後、
沈殿を70%エタノールで洗浄し、乾燥させた。その乾燥
物をTE緩衝液(10 mM Tris-HCl(pH8.0)/1 mM EDTA)3
00μlに溶解した。前日に培養液を交換しておいたES
細胞をトリプシン処理によって培養皿から剥離して、ト
リプシン処理とピペッティングにより細胞を単細胞とし
て遊離させて細胞数をカウント後、ES細胞をリン酸緩
衝生理的食塩水(PBS)で洗浄して、4×107/mlと
なるようにPBSに浮遊させた。細胞浮遊液500μlを
プラスミド溶液と混合した後、エレクトロポレーション
用ディスポーザブルキュベット内に移し、室温で5分間
放置した。その後、細胞にパルス(400V、25m
F)を加えた。室温に5分間放置後、12.5mlのE
S培地を添加し(1.5×105/ml)、予めフィー
ダー細胞をまいてある100mm培養皿に2ml(3×1
6)の細胞をまいた。その後、36時間後からG41
8(150mg/ml)を含む培地を用いて陽性選択を
開始した。
【0047】<3>相同組み換え体の同定 顕微鏡下で培養中のES細胞を観察して、432個のコ
ロニーを採取した。それらのコロニーから、PCR法及
びサザンハイブリダイゼーション法により2個のクロー
ン(#166及び#185)を相同組み換え体として選択した。
【0048】(1)PCR法による同定 それぞれのコロニーを形成するES細胞から常法に従っ
て、DNAを抽出した。第3エキソンに含まれる配列と陽
性マーカーPGKneo領域に含まれる配列に基づいて
それぞれ20乃至40merのオリゴヌクレオチド(図2
中、プライマー#1及び#2)を合成し、それらをプラ
イマーとしてGeneAmpPCRSystem960
0(パーキンエルマー社製)を用いて、以下の条件でP
CR反応を行った。すなわち、80℃で2分間保持した
後、続いて94℃の変性10秒、65℃のアニーリング
30秒及び68℃の伸長反応5分間からなるサイクルを
10回繰り返し、更に同サイクルを伸長反応を5分間か
ら1サイクル毎に15秒ずつ延長して25回繰り返し、
最後に72℃で10分間伸長反応を行った。それぞれの
コロニー由来のES細胞からPCRによって増幅したDN
A断片のアガロースゲル電気泳動を行い、エチジウムブ
ロマイドで染色して紫外線によりバンドを検出した。増
幅によって生じた約2.1kbのDNA断片を切り出し
て、塩基配列を解析したところ、2個のES細胞のコロ
ニー由来のDNA断片にHAS1の第3イントロン、第4
エクソン、及び陽性マーカに隣接して挿入した第4イン
トロンの一部の配列が含まれていることが明かとなり、
これらの2個のコロニーを形成するES細胞(#166及び
#185)は目的の相同組み換え体であることが明かとなっ
た。
【0049】(2)サザンハイブリダイゼーション法に
よる同定 選択したコロニー(#166及び#185)からトータルDNAを
調製し、該DNAを制限酵素HindIII(3 U/mg)又はB
amHI(3 U/mg)で37℃18時間消化した後、該DN
A消化物の1%アガロースゲル電気泳動を常法に従って
行った。そしてアガロースゲル電気泳動で分離したDNA
断片をニトロセルロース膜に転写した。
【0050】また、HAS1染色体遺伝子中の第2イン
トロン(第2エキソンと第3エキソンに挟まれた領域)
に含まれ、EcoRIで切り出した約1kbのDNA断
片を「プローブ3」(図2中、「3」)とし、ターゲッ
ティングベクターの第4エキソンと陽性マーカーPGK
neo領域にまたがり、PstI及びBamHIで切り出
した約1.7kbのDNA断片を「内部プローブ」(図
2中、「int」)とした。それぞれのプローブを常法
に従って32Pで放射能ラベルし、DNA断片を転写した
上記ニトロセルロース膜にハイブリダイズさせた。当該
ニトロセルロース膜を充分に洗浄後、オートラジオグラ
フィーによって生じたバンドを検出した。
【0051】その結果、HindIII消化断片では、プ
ローブ3でハイブリダイズしても内部プローブでハイブ
リダイズしても、正常細胞(ワイルドタイプ)では約
3.5kbのバンドのみが観察されたのに対し、組み換
え体細胞では2個のコロニー(#166及び#185)ともに約
9kbのバンドが新たに観察された。また、BamHI
消化断片では内部プローブとハイブリダイズすることに
より、正常細胞では約14kbのバンドのみが観察され
るのに対し、組み換え体細胞では2個のコロニー共に約
2.5kbのバンドが観察された。
【0052】これらの結果から、2個の組み換え体は、
ターゲッティングベクターによりHAS1染色体遺伝子
の位置に目的通りの相同組み換えが起こったものである
ことが裏付けられた。
【0053】この相同組換えにより、発現するHAS1
の活性部位が欠失し、従って、HAS1遺伝子がノック
アウトされると考えられる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、HAS1の活性を制御
し、個体レベルでのヒアルロン酸の機能解析を可能にす
るための、HAS1遺伝子の遺伝子ターゲッティングに
使用できるDNAが提供される。
【0055】
【配列表】 <110> 生化学工業株式会社 <120> ヒアルロン酸合成酵素遺伝子の遺伝子ターゲッティング用DNA <130> P-6032 <160> 2 <210> 1 <211> 2102 <212> DNA <213> Mus musculus <220> <221> CDS <222> 49..1800 <400> 1 CTAAAGAGAA CAAGACGGAG AAGAGAGAAT CCAGGAGGAC CCACAGCC ATG AGA CAG 57 Met Arg Gln 1 GAC ATG CCA AAG CCC TCA GAG GCA GCG CGT TGC TGC TCT GGC CTG GCC 105 Asp Met Pro Lys Pro Ser Glu Ala Ala Arg Cys Cys Ser Gly Leu Ala 5 10 15 AGG CGA GCA CTC ACG ATC ATC TTT GCC CTG CTC ATC CTG GGC CTC ATG 153 Arg Arg Ala Leu Thr Ile Ile Phe Ala Leu Leu Ile Leu Gly Leu Met 20 25 30 35 ACC TGG GCC TAC GCC GCA GGC GTT CCT CTG GCT TCA GAT CGC TAT GGA 201 Thr Trp Ala Tyr Ala Ala Gly Val Pro Leu Ala Ser Asp Arg Tyr Gly 40 45 50 CTC CTG GCC TTT GGC CTC TAT GGG GCA TTC CTC AGC GCA CAC CTA GTG 249 Leu Leu Ala Phe Gly Leu Tyr Gly Ala Phe Leu Ser Ala His Leu Val 55 60 65 GCA CAG AGC CTC TTC GCT TAC CTG GAG CAC CGA AGG GTG GCA GCG GCT 297 Ala Gln Ser Leu Phe Ala Tyr Leu Glu His Arg Arg Val Ala Ala Ala 70 75 80 GCG CGG CGC TCC TTG GCG AAG GGG CCC CTG GAT GCG GCC ACT GCA CGC 345 Ala Arg Arg Ser Leu Ala Lys Gly Pro Leu Asp Ala Ala Thr Ala Arg 85 90 95 AGC GTG GCA CTC ACC ATC TCA GCC TAC CAA GAG GAT CCC GCT TAC CTG 393 Ser Val Ala Leu Thr Ile Ser Ala Tyr Gln Glu Asp Pro Ala Tyr Leu 100 105 110 115 CGC CAG TGC TTG ACC TCC GCG CGC GCC TTG CTG TAC CCG CAC ACG AGG 441 Arg Gln Cys Leu Thr Ser Ala Arg Ala Leu Leu Tyr Pro His Thr Arg 120 125 130 TTA CGC GTG CTC ATG GTG GTG GAC GGC AAC CGC GCT GAG GAT CTG TAC 489 Leu Arg Val Leu Met Val Val Asp Gly Asn Arg Ala Glu Asp Leu Tyr 135 140 145 ATG GTG GAC ATG TTC CGA GAA GTC TTC GCC GAT GAG GAC CCC GCC ACT 537 Met Val Asp Met Phe Arg Glu Val Phe Ala Asp Glu Asp Pro Ala Thr 150 155 160 TAT GTG TGG GAT GGC AAC TAC CAT CAG CCC TGG GAA CCA GCG GAG GCT 585 Tyr Val Trp Asp Gly Asn Tyr His Gln Pro Trp Glu Pro Ala Glu Ala 165 170 175 ACG GGC GCT GTC GGT GAA GGT GCC TAC CGG GAG GTG GAG GCG GAG GAC 633 Thr Gly Ala Val Gly Glu Gly Ala Tyr Arg Glu Val Glu Ala Glu Asp 180 185 190 195 CCC GGG CGG TTG GCG GTG GAG GCG CTG GTG AGA ACA CGC AGG TGC GTG 681 Pro Gly Arg Leu Ala Val Glu Ala Leu Val Arg Thr Arg Arg Cys Val 200 205 210 TGC GTG GCT CAG CGT TGG GGC GGC AAA CGT GAG GTC ATG TAC ACA GCT 729 Cys Val Ala Gln Arg Trp Gly Gly Lys Arg Glu Val Met Tyr Thr Ala 215 220 225 TTC AAG GCA CTG GGC GAC TCC GTG GAC TAC GTG CAG GTC TGT GAC TCA 777 Phe Lys Ala Leu Gly Asp Ser Val Asp Tyr Val Gln Val Cys Asp Ser 230 235 240 GAC ACA AGA CTA GAC CCC ATG GCA CTG CTG GAG CTT GTG CGA GTG TTG 825 Asp Thr Arg Leu Asp Pro Met Ala Leu Leu Glu Leu Val Arg Val Leu 245 250 255 GAT GAA GAC CCC CGG GTA GGG GCT GTT GGA GGG GAT GTG AGG ATC CTT 873 Asp Glu Asp Pro Arg Val Gly Ala Val Gly Gly Asp Val Arg Ile Leu 260 265 270 275 AAC CCT CTG GAC TCC TGG GTC AGC TTC TTG AGC AGT CTT CGA TAC TGG 921 Asn Pro Leu Asp Ser Trp Val Ser Phe Leu Ser Ser Leu Arg Tyr Trp 280 285 290 GTA GCC TTC AAT GTG GAA CGA GCT TGT CAG AGC TAC TTC CAC TGT GTG 969 Val Ala Phe Asn Val Glu Arg Ala Cys Gln Ser Tyr Phe His Cys Val 295 300 305 TCC TGC ATC AGT GGT CCT CTG GGT CTA TAC AGA AAC AAT CTC CTG CAG 1017 Ser Cys Ile Ser Gly Pro Leu Gly Leu Tyr Arg Asn Asn Leu Leu Gln 310 315 320 CAG TTC TTG GAG GCC TGG TAC AAC CAA AAG TTC CTG GGC ACC CAC TGC 1065 Gln Phe Leu Glu Ala Trp Tyr Asn Gln Lys Phe Leu Gly Thr His Cys 325 330 335 ACA TTT GGG GAT GAC AGG CAC CTC ACC AAC CGA ATG CTT AGC ATG GGC 1113 Thr Phe Gly Asp Asp Arg His Leu Thr Asn Arg Met Leu Ser Met Gly 340 345 350 355 TAT GCT ACC AAG TAT ACC TCG CGC TCC AGA TGC TAC TCG GAG ACG CCC 1161 Tyr Ala Thr Lys Tyr Thr Ser Arg Ser Arg Cys Tyr Ser Glu Thr Pro 360 365 370 TCC TCC TTC CTT CGT TGG TTG AGC CAA CAG ACC CGC TGG TCC AAA TCT 1209 Ser Ser Phe Leu Arg Trp Leu Ser Gln Gln Thr Arg Trp Ser Lys Ser 375 380 385 TAC TTC CGA GAG TGG CTA TAC AAT GCT CTG TGG TGG CAT CGC CAC CAC 1257 Tyr Phe Arg Glu Trp Leu Tyr Asn Ala Leu Trp Trp His Arg His His 390 395 400 GCA TGG ATG ACC TAT GAA GCG GTG GTC TCG GGC CTC TTC CCT TTC TTC 1305 Ala Trp Met Thr Tyr Glu Ala Val Val Ser Gly Leu Phe Pro Phe Phe 405 410 415 GTG GCT GCC ACG GTG TTG AGG CTC TTC TAT GCA GGG CGC CCG TGG GCT 1353 Val Ala Ala Thr Val Leu Arg Leu Phe Tyr Ala Gly Arg Pro Trp Ala 420 425 430 435 CTG CTC TGG GTG CTG CTC TGT GTG CAG GGC GTA GCA CTG GCA AAG GCA 1401 Leu Leu Trp Val Leu Leu Cys Val Gln Gly Val Ala Leu Ala Lys Ala 440 445 450 GCC TTT GCA GCC TGG CTG CGT GGC TGC GTG CGC ATG GTG CTG CTG TCA 1449 Ala Phe Ala Ala Trp Leu Arg Gly Cys Val Arg Met Val Leu Leu Ser 455 460 465 CTC TAT GCA CCA CTC TAC ATG TGC GGC CTC CTG CCT GCC AAA TTC CTA 1497 Leu Tyr Ala Pro Leu Tyr Met Cys Gly Leu Leu Pro Ala Lys Phe Leu 470 475 480 GCG TTG GTT ACC ATG AAT CAA AGT GGT TGG GGT ACC TCG GGC CGG AAG 1545 Ala Leu Val Thr Met Asn Gln Ser Gly Trp Gly Thr Ser Gly Arg Lys 485 490 495 AAA CTG GCT GCT AAC TAT GTC CCC GTG TTG CCC CTG GCA CTC TGG GCT 1593 Lys Leu Ala Ala Asn Tyr Val Pro Val Leu Pro Leu Ala Leu Trp Ala 500 505 510 515 CTA CTG CTG CTT GGA GGC CTG GCC CGC AGT GTG GCC CAG GAG GCC AGA 1641 Leu Leu Leu Leu Gly Gly Leu Ala Arg Ser Val Ala Gln Glu Ala Arg 520 525 530 GCT GAC TGG AGT GGC CCA TCC CGA GCA GCT GAA GCC TAC CAC CTT GCT 1689 Ala Asp Trp Ser Gly Pro Ser Arg Ala Ala Glu Ala Tyr His Leu Ala 535 540 545 GCT GGG GCT GGT GCC TAT GTG GCC TAC TGG GTG GTA ATG TTA ACT ATC 1737 Ala Gly Ala Gly Ala Tyr Val Ala Tyr Trp Val Val Met Leu Thr Ile 550 555 560 TAC TGG GTA GGT GTG AGG AGG CTG TGC AGA CGT CGG AGC GGT GGT TAC 1785 Tyr Trp Val Gly Val Arg Arg Leu Cys Arg Arg Arg Ser Gly Gly Tyr 565 570 575 CGT GTC CAA GTA TGAGTCCGGG CATGAAGATG CAGCTGAGGG CTCTTAAAGG 1837 Arg Val Gln Val 580 AGGAGTCCTT GTGAGGCACC CCCTGGAGTC ATGGCTTTCT GGGGACTCAG TTTACCTTCT 1897 CTTTGAAATG AGGGAGTTAT TTAAGATTCT TCAATATGGA CTGTATTGGA ACTCAGATCT 1957 AGGTCTCTGG GGAGGGGTAA TTTATTGATC AGGGAGTGGG ATTGTAGGAC CAGGGCCAGA 2017 ACGTCTCCAT TTTCTCCCTG TTGCTATTTA ATGTTTGTAC TGTAAGATTA TATAATAAAT 2077 TTTTTATTTA TTTTCTTCTT TAGAG 2102 <210> 2 <211> 583 <212> PRT <213> Mus musculus <400> 2 Met Arg Gln Asp Met Pro Lys Pro Ser Glu Ala Ala Arg Cys Cys Ser 1 5 10 15 Gly Leu Ala Arg Arg Ala Leu Thr Ile Ile Phe Ala Leu Leu Ile Leu 20 25 30 Gly Leu Met Thr Trp Ala Tyr Ala Ala Gly Val Pro Leu Ala Ser Asp 35 40 45 Arg Tyr Gly Leu Leu Ala Phe Gly Leu Tyr Gly Ala Phe Leu Ser Ala 50 55 60 His Leu Val Ala Gln Ser Leu Phe Ala Tyr Leu Glu His Arg Arg Val 65 70 75 80 Ala Ala Ala Ala Arg Arg Ser Leu Ala Lys Gly Pro Leu Asp Ala Ala 85 90 95 Thr Ala Arg Ser Val Ala Leu Thr Ile Ser Ala Tyr Gln Glu Asp Pro 100 105 110 Ala Tyr Leu Arg Gln Cys Leu Thr Ser Ala Arg Ala Leu Leu Tyr Pro 115 120 125 His Thr Arg Leu Arg Val Leu Met Val Val Asp Gly Asn Arg Ala Glu 130 135 140 Asp Leu Tyr Met Val Asp Met Phe Arg Glu Val Phe Ala Asp Glu Asp 145 150 155 160 Pro Ala Thr Tyr Val Trp Asp Gly Asn Tyr His Gln Pro Trp Glu Pro 165 170 175 Ala Glu Ala Thr Gly Ala Val Gly Glu Gly Ala Tyr Arg Glu Val Glu 180 185 190 Ala Glu Asp Pro Gly Arg Leu Ala Val Glu Ala Leu Val Arg Thr Arg 195 200 205 Arg Cys Val Cys Val Ala Gln Arg Trp Gly Gly Lys Arg Glu Val Met 210 215 220 Tyr Thr Ala Phe Lys Ala Leu Gly Asp Ser Val Asp Tyr Val Gln Val 225 230 235 240 Cys Asp Ser Asp Thr Arg Leu Asp Pro Met Ala Leu Leu Glu Leu Val 245 250 255 Arg Val Leu Asp Glu Asp Pro Arg Val Gly Ala Val Gly Gly Asp Val 260 265 270 Arg Ile Leu Asn Pro Leu Asp Ser Trp Val Ser Phe Leu Ser Ser Leu 275 280 285 Arg Tyr Trp Val Ala Phe Asn Val Glu Arg Ala Cys Gln Ser Tyr Phe 290 295 300 His Cys Val Ser Cys Ile Ser Gly Pro Leu Gly Leu Tyr Arg Asn Asn 305 310 315 320 Leu Leu Gln Gln Phe Leu Glu Ala Trp Tyr Asn Gln Lys Phe Leu Gly 325 330 335 Thr His Cys Thr Phe Gly Asp Asp Arg His Leu Thr Asn Arg Met Leu 340 345 350 Ser Met Gly Tyr Ala Thr Lys Tyr Thr Ser Arg Ser Arg Cys Tyr Ser 355 360 365 Glu Thr Pro Ser Ser Phe Leu Arg Trp Leu Ser Gln Gln Thr Arg Trp 370 375 380 Ser Lys Ser Tyr Phe Arg Glu Trp Leu Tyr Asn Ala Leu Trp Trp His 385 390 395 400 Arg His His Ala Trp Met Thr Tyr Glu Ala Val Val Ser Gly Leu Phe 405 410 415 Pro Phe Phe Val Ala Ala Thr Val Leu Arg Leu Phe Tyr Ala Gly Arg 420 425 430 Pro Trp Ala Leu Leu Trp Val Leu Leu Cys Val Gln Gly Val Ala Leu 435 440 445 Ala Lys Ala Ala Phe Ala Ala Trp Leu Arg Gly Cys Val Arg Met Val 450 455 460 Leu Leu Ser Leu Tyr Ala Pro Leu Tyr Met Cys Gly Leu Leu Pro Ala 465 470 475 480 Lys Phe Leu Ala Leu Val Thr Met Asn Gln Ser Gly Trp Gly Thr Ser 485 490 495 Gly Arg Lys Lys Leu Ala Ala Asn Tyr Val Pro Val Leu Pro Leu Ala 500 505 510 Leu Trp Ala Leu Leu Leu Leu Gly Gly Leu Ala Arg Ser Val Ala Gln 515 520 525 Glu Ala Arg Ala Asp Trp Ser Gly Pro Ser Arg Ala Ala Glu Ala Tyr 530 535 540 His Leu Ala Ala Gly Ala Gly Ala Tyr Val Ala Tyr Trp Val Val Met 545 550 555 560 Leu Thr Ile Tyr Trp Val Gly Val Arg Arg Leu Cys Arg Arg Arg Ser 565 570 575 Gly Gly Tyr Arg Val Gln Val 580
【図面の簡単な説明】
【図1】マウスHAS1遺伝子の構造(上)、及び、マ
ウスHAS1の、細胞膜における構造(下)を示す模式
図である。遺伝子の構造において、E1〜E5はエキソ
ンを示し、上のラインは制限酵素切断部位を示す。ま
た、HAS1の構造において、下側が細胞内である。
【図2】マウスHAS1遺伝子の染色体DNA、ターゲ
ッティングベクター、及び、変異型遺伝子の染色体DN
Aの構造を示す模式図である。
【図3】ターゲッティングベクターの構築の説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (C12N 5/10 C12R 1:91) Fターム(参考) 2G045 AA35 CB01 DA13 DA20 FB01 FB02 FB07 4B024 BA07 BA10 CA01 CA03 CA04 CA07 CA09 CA20 DA02 FA02 FA10 GA14 GA18 GA25 HA13 HA14 4B050 CC04 CC05 DD11 LL01 LL03 LL10 4B063 QQ08 QQ42 QR08 QR32 QR40 QR42 QR56 QR62 QS25 QS34 QX01 QX07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宿主細胞の染色体DNAに導入すべき導
    入DNAと、前記導入DNAの5'側及び3'側にそれぞれ
    連結された第1相同領域DNA及び第2相同領域DNA
    と、第1相同領域DNAの5'側及び第2相同領域DNA
    の3'側に連結された、宿主細胞内において発現可能な陰
    性マーカー遺伝子とを含むDNAであって、前記導入D
    NAは、宿主細胞内において発現可能な陽性マーカー遺
    伝子を含み、前記導入DNA並びに該導入DNAに連結
    された前記第1相同領域DNA及び前記第2相同領域D
    NAと、前記染色体DNAのヒアルロン酸合成酵素1の
    細胞内ループをコードする領域とが相同組換えを起こす
    ことができるように構築されているDNA。
  2. 【請求項2】 ヒアルロン酸合成酵素1の細胞内ループ
    をコードする領域が、ヒアルロン酸合成酵素1遺伝子の
    エキソン5の少なくとも一部であることを特徴とする請
    求項1記載のDNA。
  3. 【請求項3】 宿主細胞がマウス由来の細胞である請求
    項1または2記載のDNA。
  4. 【請求項4】 前記第1相同領域DNAが、ヒアルロン
    酸合成酵素1遺伝子の染色体DNAから制限酵素Bam
    HI及びHindIIIでの消化により切り出すことがで
    きかつヒアルロン酸合成酵素1遺伝子のエキソン4の少
    なくとも一部を含むDNAであり、前記第2相同領域D
    NAが、ヒアルロン酸合成酵素1遺伝子の染色体DNA
    から制限酵素HpaI及びHindIIIでの消化により
    切り出すことができかつヒアルロン酸合成酵素遺伝子1
    の終止コドンを含むDNAである請求項3記載のDN
    A。
  5. 【請求項5】 前記導入DNAが、宿主細胞内において
    発現可能な陽性マーカー遺伝子からなる請求項1〜4の
    いずれか一項に記載のDNA。
  6. 【請求項6】 前記陽性マーカー遺伝子が、ネオマイシ
    ン耐性遺伝子である請求項1〜5のいずれか一項に記載
    のDNA。
  7. 【請求項7】 前記陰性マーカー遺伝子がジフテリア毒
    素A遺伝子である請求項1〜6のいずれか一項に記載の
    DNA。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載のD
    NAを含むターゲッティングベクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2997417A1 (fr) * 2012-10-30 2014-05-02 Ghislaine Tissot-Lecuelle Production d'acide hyaluronique dans les algues

Cited By (2)

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