JP2000114099A - 薄膜コンデンサおよび基板 - Google Patents
薄膜コンデンサおよび基板Info
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Abstract
ンス構造を有する薄膜コンデンサを提供する。 【解決手段】誘電体層1の下面に第1電極層2を、上面
に第2電極層3を形成してなる容量素子A、B、C、D
を所定間隔を置いて複数並置するとともに、該複数の容
量素子A、B、C、Dの間に、第1電極層2同士を接続
する複数の第1端子電極4を設け、かつ複数の容量素子
A、B、C、Dの間に、第2電極層3同士を接続する複
数の第2端子電極層5を、第1端子電極層4と異なる位
置に設け、さらに端子電極層4、5に外部端子7を設け
てなるものである。
Description
し、例えば、高速動作する電気回路に配設され、高周波
ノイズのバイパス用、もしくは電源電圧の変動防止用に
供される、大容量、低インダクタンスの薄膜コンデンサ
および基板に関するものである。
能化に伴い、電子機器内に設置される電子部品にも小型
化、薄型化、高周波対応などの要求が強くなってきてい
る。特に大量の情報を高速に処理する必要のあるコンピ
ュータの高速デジタル回路では、パーソナルコンピュー
タレベルにおいても、CPUチップ内のクロック周波数
は100MHzから数百MHz、チップ間バスのクロッ
ク周波数も30MHzから100MHzと高速化が顕著
である。
素子数の増大につれ、消費電力を抑えるために電源電圧
は低下の傾向にある。これらIC回路の高速化、高密度
化、低電圧化に伴い、コンデンサ等の受動部品も小型大
容量化と併せて、高周波もしくは高速パルスに対して優
れた特性を示すことが必須になってきている。
対の電極に挟持された誘電体を薄くし、薄膜化すること
が最も有効である。薄膜化は上述した電圧の低下の傾向
にも適合している。
各素子の小型化よりも一層深刻な問題である。このう
ち、コンデンサの役割である高周波ノイズの除去機能に
おいて特に重要となるのは、論理回路の切り替えが同時
に発生したときに生ずる電源電圧の瞬間的な低下を、コ
ンデンサに蓄積されたエネルギーを瞬時に供給すること
により低減する機能である。このような機能を有するコ
ンデンサがいわゆるデカップリングコンデンサである。
能は、クロック周波数よりも速い負荷部の電流変動に応
じて、いかにすばやく電流を供給できるかにある。従っ
て、100MHzから1GHzにおける周波数領域に対
してコンデンサとして確実に機能しなければならない。
成分の他に、抵抗成分、インダクタンス成分を持つ。容
量成分のインピーダンスは周波数増加とともに減少する
が、インダクタンス成分は周波数の増加とともに増大す
る。したがって、動作周波数が高くなるにつれ、素子の
持つインダクタンスが供給すべき過渡電流を制限し、論
理回路側の電源電圧の瞬時低下、または新たな電圧ノイ
ズを発生させる。結果として、論理回路上のエラーを引
き起こす。
消費電力増大を抑えるために電源電圧は低下しており、
電源電圧の許容変動幅も小さくなっている。従って、高
速動作時の電圧変動幅を最小に抑えるため、デカップリ
ングコンデンサ素子自身の持つインダクタンスを減少さ
せることが非常に重要である。
る。第1は電流経路の長さを最小にする方法、第2はあ
る電流経路が形成する磁場を近接する別の電流経路が形
成する磁場により相殺低減する方法、第3は電流経路を
n個に分配して実効的なインダクタンスを1/nにする
方法である。
加させて小型化を図る方法であり、コンデンサ素子を薄
膜化することにより達成できる。大容量で高周波特性の
良好なコンデンサを得る目的で、特開昭60−9471
6号公報には誘電体厚さを1μm以下に薄膜化したもの
が開示されている。
場所に実装できるデカップリングコンデンサを考えた場
合、ハンドリング可能な寸法として0.5mm×0.5
mm程度以上が必要であり、第1の薄膜、小型化の方法
のみでインダクタンスを低減するには限界があった。
て用いる方法も考えられるが、未だ、小型化、薄型化、
大容量化、高周波対応等の特性の点で、充分な特性を有
する薄膜コンデンサを得ることができなかった。
な低インダクタンス構造を有する薄膜コンデンサを提供
することを目的とする。
は、誘電体層の下面に第1電極層を、上面に第2電極層
を形成してなる容量素子を所定間隔を置いて複数並置す
るとともに、該複数の容量素子の間に、前記第1電極層
同士を接続する複数の第1端子電極層を設け、かつ前記
複数の容量素子の間に、前記第2電極層同士を接続する
複数の第2端子電極層を、前記第1端子電極層と異なる
位置に設け、さらに前記第1端子電極層および前記第2
端子電極層に外部端子を設けてなるものである。
誘電体層と複数の電極層を交互に積層してなり、前記電
極層が下側から交互に第1電極層または第2電極層とさ
れた容量素子を所定間隔を置いて複数並置するととも
に、該複数の容量素子の間に、同一平面上の前記第1電
極層同士を接続する複数の第1端子電極層を設け、かつ
前記複数の容量素子の間に、同一平面上の前記第2電極
層同士を接続する複数の第2端子電極層を、前記第1端
子電極層と異なる位置に設け、さらに最上層の前記第1
端子電極層および前記第2端子電極層に外部端子を設け
てなるものである。
ンサを基体の表面および/または内部に設けてなるもの
である。
を所定の間隔で並置し、容量素子間に設けられた複数の
第1端子電極層および第2端子電極層で、各容量素子の
第1電極層同士および第2電極層同士をそれぞれ接続
し、第1端子電極層および第2端子電極層上に外部端子
をそれぞれ形成したので、電流経路を分割することがで
き、インダクタンスを極めて小さくできる。
接続する複数の第1端子電極層と、第2電極層同士を接
続する複数の第2端子電極層が形成されており、これら
の端子電極層にそれぞれ外部端子を設けることにより容
量を取り出すことができるが、第1電極層同士を接続す
る第1端子電極層と、第2電極層同士を接続する第2端
子電極層を接近させて形成することができるので、第
1、第2端子電極層間の距離が短くなり、実効的な電流
経路が短くなるので、インダクタンスを極めて小さくす
ることができる。
に形成されている第1、第2端子電極層を介して接続す
ることができるので、図8に示すような従来のコンデン
サの電極形状を変更するだけで同じような製法によって
作製でき、積層化が容易となる。
誘電体層が直下に存在しない第1、第2端子電極層上に
形成することができるので、外部端子形成時または実装
時の熱応力による容量素子へのダメージ等を防止でき、
また、その弊害を考慮する必要がないので、作製および
実装が容易となる。
デンサは、図1および図2に示したように、誘電体層1
の下面に正極である第1電極層2、上面に負極である第
2電極層3を形成してなる容量素子A、B、C、Dが所
定の間隔で並置されている。尚、図2では、誘電体層1
は破線で示した。
端子電極層4、第2端子電極層5がそれぞれ形成され、
各容量素子A、B、C、Dの第1電極層2同士および第
2電極層3同士はそれぞれ複数の第1端子電極層4、第
2端子電極層5を介して接続されている。これらの第1
端子電極層4と第2端子電極層5は、平面的に見て異な
る位置に形成されている。容量素子A、B、C、Dおよ
び端子電極層4、5は、基板6の上面に形成されてい
る。
2同士を接続する12個の第1端子電極層4の上面、お
よび第2電極層3同士を接続する12個の第2端子電極
層5の上面には、外部に露出する外部端子7がそれぞれ
形成されている。尚、図2には、便宜上、第2電極層3
および第2端子電極層5を斜線を引き、第1端子電極層
4上に形成される外部端子7を●で、第2端子電極層5
上に形成される外部端子を○で記載した。
た各電極層2、3、誘電体層1の平面形状を図3に示し
た。第1電極層2および第1端子電極層4、および第2
電極層3および第2端子電極層5は、図3(a)(c)
に示したように同一平面に形成され、全体として網の目
構造を形成している。電極層2、3、誘電体層1を積層
した時に、第1端子電極層4、第2端子電極層5はその
表面が外部に露出する位置に形成されている。
たように、第1電極層2または第2電極層3を被覆する
ような大きさの長方形状とされている。誘電体層1同士
は、図3(b)に示したように、所定の間隔で離間され
ていても良いし、また、図3(d)に示したように、誘
電体層1は各端子電極層4、5の全面を被覆しない範囲
で、誘電体層1と同一材料からなる接続部8で連結して
形成してもよい。このような接続部8を形成することに
より、異なる極性の第1、第2端子電極層4、5間の絶
縁性を向上できる。
C、Dを有する場合を説明したが、容量素子の数は3個
以上であればよい。容量素子数が増えるほど端子電極層
の数が増加し、その上に形成する外部端子を多くするこ
とができるので、電流経路の分割数が増加し、インダク
タンスを小さくすることができる。
電極層4、5を4個形成した場合を説明したが、容量素
子間の複数の端子電極層4、5は2個以上あれば良い。
図2に示した通り、第1、第2端子電極層4、5上にそ
れぞれ形成することができ、これにより容量が取り出さ
れるが、外部端子7に個数の制限はなく、第1、第2端
子電極層4、5の全てに外部端子7を形成する必要はな
く、図4に示すように、必要に応じて必要な数だけ形成
すれば良い。つまり、第1、第2端子電極層4、5の一
部に形成しても良い。しかしながら、充分な電流経路の
分割効果を得るためには、第1、第2端子電極層4、5
の全てに外部端子7を形成することが望ましい。
0.1〜1μm、大きさは一辺が0.2〜3mmとされ
ている。各層の厚み、大きさは材質や用途により適宜変
更することができる。
ミナ、サファイア、MgO単結晶、SrTiO3 単結
晶、SiO2 被覆シリコンなどが望ましい。特に、薄膜
との反応性が小さく、安価で強度が大きく、かつ誘電体
膜または電極膜の結晶性という点からアルミナ、サファ
イアが望ましい。
第1、第2端子電極層4、5としては、金(Au)、白
金(Pt)、パラジウム(Pd)、銅(Cu)、銀(A
g)、チタン(Ti)、クロム(Cr)、ニッケル(N
i)薄膜等があり、これらのうちでも誘電体との反応性
が小さく、酸化されにくい金(Au)や白金(Pt)、
抵抗の低い銅(Cu)薄膜が最適である。またこれらは
単独で用いても良いし、複数を組み合わせて用いても良
い。
て高誘電率を有するものであれば良いが、その膜厚は1
μm以下が望ましい。例えば、誘電体層1は、金属元素
としてPb、Mg、Nbを含むペロブスカイト型複合酸
化物結晶からなる誘電体薄膜であって、測定周波数30
0MHz(室温)での比誘電率が1000以上の誘電体
薄膜が望ましい。また、誘電体層1としては、例えば、
Ba、Tiを含むペロブスカイト型複合酸化物結晶、P
ZT、PLZT、SrTiO3 、Ta2 O5 等でも良
く、特に限定されるものではない。このような誘電体層
1は、PVD法、CVD法、ゾルゲル法等の公知の方法
により作製される。
状、箔状、板状、線状、ペースト状等があり、特に限定
されるものではなく、複数を組み合わせても良い。また
材質は、半田、Pb、Sn、Ag、Au、Cu、Pt、
Al、Ni、導電性樹脂等があり、特に限定されるもの
ではなく、複数を組み合わせても良い。
は、容量素子A、B、C、Dの電極層2、3を複数の第
1、第2端子電極層4、5によりそれぞれ接続している
ため、電流経路を多岐に分割することができ、インダク
タンスを極めて小さくすることができる。
れる第1、第2端子電極層4、5を接近させることがで
きるので、端子電極層4、5にそれぞれ形成される外部
端子7間の距離Lを短くすることができるため、電流経
路が短縮され、インダクタンスを極めて小さくすること
ができる。
デンサは、基板20の上面に第1電極層21、誘電体層
22、第2電極層23を順次積層し、第1電極層21、
第2電極層23の端部に容量取出部24を形成して構成
されており、複数の薄膜コンデンサの容量取出部24を
接続することにより並列接続することが考えられるが、
この場合には電流経路を複数に分割することができるも
のの、容量取出部24間の距離が長くなるため、インダ
クタンス低減効果が小さいのである。
端子電極層4、5上にそれぞれ形成されているため、正
負の外部端子7が上方に露出していることになり、例え
ば、電極が形成された基板の前記電極に外部端子7を接
合することにより実装でき、基板等への実装が容易とな
る。
5により説明する。この図5によれば、積層型の薄膜コ
ンデンサは、図1に示した単板型タイプの薄膜コンデン
サに対して、さらに誘電体層と電極層を積層したもので
ある。
1を交互に積層してなる容量素子を所定の間隔で並置
し、容量素子間には複数の第1、第2端子電極層4、5
がそれぞれ形成され、各容量素子の2層の第1電極層2
a、2b同士は第1端子電極層4a、4bで、2層の第
2電極層3a、3b同士は第2端子電極層5a、5bに
より接続されている。
端子電極層4aと、上側の第1電極層2b同士を接続す
る第1端子電極層4bが積層され、また下側の第2電極
層3a同士を接続する第2端子電極層5aと、上側の第
2電極層3b同士を接続する第2端子電極層5bとが積
層されている。最上層の第1端子電極層4bの上面、最
上層の第2端子電極層5bの上面は外部に露出してお
り、この部分に外部端子が形成されることになる。容量
素子および端子電極層4、5は、基板6の上面に形成さ
れている。
膜コンデンサも、図1乃至図3に示された単板型の薄膜
コンデンサと全く同様、複数の外部端子による電流経路
の分割効果および第1、第2端子電極層4、5の近接形
成による電流経路の短縮効果によって、インダクタンス
を極めて小さくすることができ、最上層の第1、第2端
子電極層4、5上に外部端子を形成することができるの
で実装が容易となる。さらに、第1、第2電極層2、3
と誘電体層1を交互に積層しているため、高容量とな
る。
には誘電体層1が存在しないため、外部端子形成時や実
装時の熱応力による誘電体層1へのダメージ等を防止で
きる。
は、上記のように、基板表面に形成されて用いられる
が、基板内に内蔵して用いることもできる。積層タイプ
を基板内に内蔵する場合には、端子電極層同士は、例え
ば、基板内に形成されたスルーホール導体で接続され、
さらに外部端子もスルーホール導体で形成することがで
き、これにより各電極層の導通を確保でき、容量が取り
出される。
た例について説明したが、正方形状、円形状等どのよう
な形状であっても良い。
マグネトロンスパッタ法を用いた。スパッタ用ガスとし
てプロセスチャンバー内にArガスを導入し、真空排気
により圧力は6.7Paに維持した。
3個のターゲットホルダーが設置され、3種類のターゲ
ット材料からのスパッタが可能である。スパッタ時には
成膜する材料種のターゲット位置に基板ホルダーを移動
させ、基板−ターゲット間距離は60mmに固定した。
周波電源により13.56MHzの高周波電圧を印可
し、ターゲット背面に設置された永久磁石により形成さ
れたマグネトロン磁界により、ターゲット近傍に高密度
のプラズマを生成させてターゲット表面のスパッタを行
った。
立に可能である。基板ホルダーはヒータによる加熱機構
を有しており、スパッタ成膜中の基板温度は一定となる
よう制御した。
ーゲット側には厚さ0.10mmの金属マスクが3種類
設置でき、成膜パターンに応じて必要なマスクが基板成
膜面にセットできる構造とした。
基板上に、第1電極層のマスクパターンをセットし、A
uターゲットのスパッタにより第1電極層を形成し、続
いて第1電極層同士を接続する第1端子電極層のマスク
パターンをセットして第1端子電極層を形成した。これ
により図3(a)に示すような第1電極層同士を第1端
子電極層で接続した網の目構造の電極層が得られた。続
いてターゲットにPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 焼結体
を用い、誘電体層のマスクパターンをセットし、基板温
度535℃、高周波電力200Wの条件で、図3(b)
に示すような誘電体層を形成した。
し、Auターゲットのスパッタにより第2電極層を形成
し、さらに第2電極層同士を接続する第2端子電極層の
マスクパターンをセットして第2端子電極層を形成し
た。これにより図3(c)に示すような第2電極層同士
を第2端子電極層で接続した網の目構造の電極層が得ら
れた。コンデンサとしての有効電極の総面積は1.2m
m2 とした。
層上に半田バンプを形成して評価用ボードに実装した。
使用した半田バンプは直径0.1mmで、各端子電極層
上に合計24個形成し、図1および図2に示すような薄
膜コンデンサを作製した。各半田バンプ間の距離Lは
0.15mmとした。
ンピーダンス特性を、インピーダンスアナライザー(ヒ
ュウレットパッカード社製HP4291A)を用いて行
った結果、容量成分は21.2nF、インダクタンス成
分3pHの値を得た。また上記測定後、薄膜コンデンサ
の断面をSEM観察したところ、各誘電体層の厚さは
0.5μmであった。
デンサを作製し、実施例1と同様の方法で評価したとこ
ろ、容量成分は102nF、インダクタンス成分3pH
の値を得た。また上記測定後、積層型薄膜コンデンサの
断面をSEM観察したところ、各誘電体層の厚さは0.
5μmであった。
施例1と全く同様にして、誘電体層のみをゾルゲル法に
より形成した。ゾルゲル法による膜の作製手順は以下の
とおりとした。
比で秤量し、2−メトキシエタノール中で還流操作(1
24℃で24時間)を行い、MgNb複合アルコキシド
溶液(Mg=4.95mmol、Nb=10.05mm
ol、2−メトキシエタノール150mmol)を合成
した。次に酢酸鉛(無水物)15mmolと150mm
olの2−メトキシエタノールを混合し、120℃での
蒸留操作により、Pb前駆体溶液を合成した。
ル比Pb:(Mg+Nb)=1:1になるよう混合し、
室温で十分撹拌し、Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 (P
MN)前駆体溶液を合成した。
で約3倍に希釈し、塗布溶液とした。次に電極層上に、
前記塗布溶液をスピンコーターで塗布し、乾燥させた
後、300℃で熱処理を1分間行い、ゲル膜を作製し
た。塗布溶液の塗布−熱処理の操作を繰り返した後、8
30℃で1分間(大気中)の焼成を行い、Pb(Mg
1/3Nb2/3 )O3 薄膜を得た。
塗布しフォトリソグラフィー工程によって露光、現像
し、これをマスクとするウェットエッチングにより、実
施例1と同様のパターン形状に誘電体膜のパターニング
を行い、実施例1と同様の薄層コンデンサを作製した。
評価ボードに実装し、1MHzから1.8GHzでのイ
ンピーダンス特性を、インピーダンスアナライザー(ヒ
ュウレットパッカード社製HP4291A)を用いて測
定した。その結果、容量成分は53nF、インダクタン
ス成分3pHの値を得た。また上記測定後、薄膜コンデ
ンサの断面をSEM観察したところ、各誘電体層の厚さ
は0.6μmであった。
4に示すように端子電極層上に形成する半田バンプを合
計12個とし、実施例1と同様の方法で評価したとこ
ろ、容量成分は52nF、インダクタンス成分7pHの
値を得た。また上記測定後、薄膜コンデンサの断面をS
EM観察したところ、各誘電体層の厚さは0.6μmで
あった。
にして図6に示すような薄膜コンデンサを作製した。コ
ンデンサとしての有効電極の総面積は0.9mm2 とし
た。端子電極層上には、図6に示すように半田バンプを
合計16個形成し、実施例1と同様の方法で評価したと
ころ、容量成分は40nF、インダクタンス成分4pH
の値を得た。また上記測定後、薄膜コンデンサの断面を
SEM観察したところ、各誘電体層の厚さは0.6μm
であった。
間の距離Lを0.30mmとする以外は、実施例3と全
く同様にして薄膜コンデンサを作製した。端子電極層上
には、図7に示すように半田バンプを合計12個形成
し、実施例1と同様の方法で評価したところ、容量成分
は53nF、インダクタンス成分11pHの値を得た。
また上記測定後、薄膜コンデンサの断面をSEM観察し
たところ、各誘電体層の厚さは0.6μmであった。
デンサでは、容量素子が複数に分割され、かつ各容量素
子間に、第1電極層同士を接続する複数の第1端子電極
層と、第2電極層同士を接続する複数の第2端子電極層
が、第1端子電極層とは異なる位置にそれぞれ形成され
ており、これらの第1、第2端子電極層にそれぞれ外部
端子を設けることにより、電流経路を複数に分岐するこ
とができ、かつ外部端子間の距離を短くする、つまり実
効的な電流経路を短くすることができるので、インダク
タンスを極めて小さくすることができる。さらに本発明
の構造は積層化が容易であり、外部との接点に用いる外
部端子を端子電極層上に形成したので、外部端子形成時
に発生する熱応力による容量素子へのダメージを考慮す
る必要がなく、また実装も容易となる。
視図である。
目構造の電極層、および誘電体層を示す平面図である。
コンデンサの平面図である。
視図である。
る。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】誘電体層の下面に第1電極層を、上面に第
2電極層を形成してなる容量素子を所定間隔を置いて複
数並置するとともに、該複数の容量素子の間に、前記第
1電極層同士を接続する複数の第1端子電極層を設け、
かつ前記複数の容量素子の間に、前記第2電極層同士を
接続する複数の第2端子電極層を、前記第1端子電極層
と異なる位置に設け、さらに前記第1端子電極層および
前記第2端子電極層に外部端子を設けてなることを特徴
とする薄膜コンデンサ。 - 【請求項2】複数の誘電体層と複数の電極層を交互に積
層してなり、前記電極層が下側から交互に第1電極層ま
たは第2電極層とされた容量素子を所定間隔を置いて複
数並置するとともに、該複数の容量素子の間に、同一平
面上の前記第1電極層同士を接続する複数の第1端子電
極層を設け、かつ前記複数の容量素子の間に、同一平面
上の前記第2電極層同士を接続する複数の第2端子電極
層を、前記第1端子電極層と異なる位置に設け、さらに
最上層の前記第1端子電極層および前記第2端子電極層
に外部端子を設けてなることを特徴とする薄膜コンデン
サ。 - 【請求項3】請求項1または2記載の薄膜コンデンサを
基体の表面および/または内部に設けてなることを特徴
とする基板。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
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