JP2000199240A - 油圧ショベルのブ―ム構造 - Google Patents
油圧ショベルのブ―ム構造Info
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/38—Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブーム湾曲部分における溶接部の強度を高め
て補強板を廃止し、ブームの軽量化を図ることのできる
油圧ショベルのブーム構造を提供する。 【解決手段】 上板2と下板3と側板4,5とを断面箱
形に組み合わせ、各板の接続部分を溶接することによっ
て長手方向にへの字状に湾曲するブーム1を形成する油
圧ショベルのブーム構造において、ブーム湾曲部におけ
る側板上縁部及び側板下縁部の少なくともいずれか一方
にJ形開先部4aを成形加工し、側板4,5に対してT
継手溶接を行うことによりブーム1を形成してなること
を特徴とする。
て補強板を廃止し、ブームの軽量化を図ることのできる
油圧ショベルのブーム構造を提供する。 【解決手段】 上板2と下板3と側板4,5とを断面箱
形に組み合わせ、各板の接続部分を溶接することによっ
て長手方向にへの字状に湾曲するブーム1を形成する油
圧ショベルのブーム構造において、ブーム湾曲部におけ
る側板上縁部及び側板下縁部の少なくともいずれか一方
にJ形開先部4aを成形加工し、側板4,5に対してT
継手溶接を行うことによりブーム1を形成してなること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルのフ
ロントアタッチメントを構成しているブームの構造に関
するものである。
ロントアタッチメントを構成しているブームの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベルの上部旋回体には、
図9に示すようにバケット50、アーム51及びブーム
52からなるフロントアタッチメント53が備えられて
おり、ブーム52はブームセンターボス部52aと図示
しない旋回フレームとに架設される油圧シリンダ54を
伸縮させることにより、起伏するように構成されてい
る。
図9に示すようにバケット50、アーム51及びブーム
52からなるフロントアタッチメント53が備えられて
おり、ブーム52はブームセンターボス部52aと図示
しない旋回フレームとに架設される油圧シリンダ54を
伸縮させることにより、起伏するように構成されてい
る。
【0003】このブーム52は、図10に拡大して示す
ように、上板52b,下板52及び左右の側板52d,
52eからなる4枚の板を断面箱形に組み立て、各板の
接続部分を溶接することにより、長手方向にへの字状に
形成されている。
ように、上板52b,下板52及び左右の側板52d,
52eからなる4枚の板を断面箱形に組み立て、各板の
接続部分を溶接することにより、長手方向にへの字状に
形成されている。
【0004】また、上記ブーム52において、ブームセ
ンターボス部52a付近の湾曲部分は、作業時にフロン
トアタッチメント53に加わる負荷によって特に応力が
集中する部分であるため、補強が施されている。
ンターボス部52a付近の湾曲部分は、作業時にフロン
トアタッチメント53に加わる負荷によって特に応力が
集中する部分であるため、補強が施されている。
【0005】その補強とは、具体的には、ブーム52の
箱形断面形状の変形を防止するため、ブーム52を断面
方向に仕切るようにしてブームセンターボス部52aと
上板52bとを接続するようにして設けられる補強板5
2f及びブームセンターボス部52aと下板52cとを
接続するようにして設けられる補強板52gと、さら
に、ブームセンターボス部52aを補強するために設け
られる補強板52hである。なお、52iはブーム基
部、52jはブーム先端ブラケットである。また、補強
板52kは、湾曲部分以外のブームを補強するために配
設された補強板である。
箱形断面形状の変形を防止するため、ブーム52を断面
方向に仕切るようにしてブームセンターボス部52aと
上板52bとを接続するようにして設けられる補強板5
2f及びブームセンターボス部52aと下板52cとを
接続するようにして設けられる補強板52gと、さら
に、ブームセンターボス部52aを補強するために設け
られる補強板52hである。なお、52iはブーム基
部、52jはブーム先端ブラケットである。また、補強
板52kは、湾曲部分以外のブームを補強するために配
設された補強板である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブーム構造では、ブーム湾曲部分を補強するために取り
付けられる補強板52f,52g,52hの重さがブー
ムの軽量化を図る上での障害となっており、また、それ
らの補強板はすべてブーム内部での溶接作業となるた
め、補強板の溶接施工に時間が費やされ、ブームの製造
コストを上昇させている。
ブーム構造では、ブーム湾曲部分を補強するために取り
付けられる補強板52f,52g,52hの重さがブー
ムの軽量化を図る上での障害となっており、また、それ
らの補強板はすべてブーム内部での溶接作業となるた
め、補強板の溶接施工に時間が費やされ、ブームの製造
コストを上昇させている。
【0007】そこで、ブーム湾曲部分の補強板を廃止し
てブームの軽量化を図ることが検討されている。図11
は、図10のA−A矢視断面であり、ブーム52湾曲部
分の横断面を示したものである。この断面構造におい
て、補強板52f,52g,52hをすべて廃止した状
態で、例えば掘削作業時にブーム52に対して外力が加
わると、上板52bや下板52cが変形したり(図中二
点鎖線52b′,52c′参照)、側板52dや52e
が変形する(図中二点鎖線52d′,52d″,52
e′,52e″参照)、いわゆる面外変形が発生する。
その結果、ブーム角部のT継手溶接部W1,W2,W
3,W4に応力が集中することになる。
てブームの軽量化を図ることが検討されている。図11
は、図10のA−A矢視断面であり、ブーム52湾曲部
分の横断面を示したものである。この断面構造におい
て、補強板52f,52g,52hをすべて廃止した状
態で、例えば掘削作業時にブーム52に対して外力が加
わると、上板52bや下板52cが変形したり(図中二
点鎖線52b′,52c′参照)、側板52dや52e
が変形する(図中二点鎖線52d′,52d″,52
e′,52e″参照)、いわゆる面外変形が発生する。
その結果、ブーム角部のT継手溶接部W1,W2,W
3,W4に応力が集中することになる。
【0008】また、図12は上記T継手溶接部W1に対
して従来、実施されているレ形開先を示したものであ
る。
して従来、実施されているレ形開先を示したものであ
る。
【0009】同図において、側板52dの上端にはレ形
開先が形成されている。52bは被溶接材である上板で
あり、RFはレ形開先のルートフェイスを示し、寸法t
はそのルートフェイス厚さを示している。RGはルート
フェイスRFと上板52b内面との隙間であるルートギ
ャップを示し、gはそのギャップの寸法を示している。
開先が形成されている。52bは被溶接材である上板で
あり、RFはレ形開先のルートフェイスを示し、寸法t
はそのルートフェイス厚さを示している。RGはルート
フェイスRFと上板52b内面との隙間であるルートギ
ャップを示し、gはそのギャップの寸法を示している。
【0010】上記したレ形開先に対して溶接トーチ55
を用いた溶接を行うと、開先面アのトーチ寄りの面に対
してアークarが発生し、レ形開先の最大深さ部分イに
対しては十分な溶け込みが得られない場合がある。な
お、55aは溶接トーチ55のノズル、56は溶接ワイ
ヤを示している。このように、上板52bと側板52
d,52eとの溶接、下板52cと側板52d,52e
との溶接は、溶接部の信頼性を確保することができない
という問題を有している。
を用いた溶接を行うと、開先面アのトーチ寄りの面に対
してアークarが発生し、レ形開先の最大深さ部分イに
対しては十分な溶け込みが得られない場合がある。な
お、55aは溶接トーチ55のノズル、56は溶接ワイ
ヤを示している。このように、上板52bと側板52
d,52eとの溶接、下板52cと側板52d,52e
との溶接は、溶接部の信頼性を確保することができない
という問題を有している。
【0011】図13は、上記十分な溶け込みが得られな
かった状態である。同図に示すように、レ形開先の最大
深さ部分イに溶け込み不良による溶接欠陥が生じてお
り、この溶接欠陥はブームが破損する原因になる恐れが
ある。
かった状態である。同図に示すように、レ形開先の最大
深さ部分イに溶け込み不良による溶接欠陥が生じてお
り、この溶接欠陥はブームが破損する原因になる恐れが
ある。
【0012】このように従来の油圧ショベルのブーム構
造では、溶接部の信頼性が低いことから補強板を廃止す
ることができずブームの軽量化を実現することができな
いという問題があった。
造では、溶接部の信頼性が低いことから補強板を廃止す
ることができずブームの軽量化を実現することができな
いという問題があった。
【0013】本発明は以上のような従来のブーム構造に
おける課題を考慮してなされたものであり、ブーム湾曲
部分における溶接部の信頼性を高めて補強板を廃止し、
ブームの軽量化を図ることのできる油圧ショベルのブー
ム構造を提供するものである。
おける課題を考慮してなされたものであり、ブーム湾曲
部分における溶接部の信頼性を高めて補強板を廃止し、
ブームの軽量化を図ることのできる油圧ショベルのブー
ム構造を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の油圧ショベル
のブーム構造は、上板と下板と側板とを断面箱形に組み
合わせ、各板の接続部分を溶接することによって長手方
向にへの字状に湾曲するブームを形成する油圧ショベル
のブーム構造において、ブーム湾曲部における側板上縁
部及び側板下縁部の少なくともいずれか一方にJ形開先
を成形加工し、側板に対してT継手溶接を行うことを要
旨とする。
のブーム構造は、上板と下板と側板とを断面箱形に組み
合わせ、各板の接続部分を溶接することによって長手方
向にへの字状に湾曲するブームを形成する油圧ショベル
のブーム構造において、ブーム湾曲部における側板上縁
部及び側板下縁部の少なくともいずれか一方にJ形開先
を成形加工し、側板に対してT継手溶接を行うことを要
旨とする。
【0015】請求項2のブーム構造は、ブーム湾曲部に
おいて最も大きな荷重が作用する部位に対応してJ形開
先を形成してなることを要旨とする。
おいて最も大きな荷重が作用する部位に対応してJ形開
先を形成してなることを要旨とする。
【0016】請求項3の油圧ショベルのブーム構造は、
上板と下板とレ形開先を有する側板とを断面箱形に組み
合わせ、各板の接続部分を溶接することによって長手方
向にへの字状に湾曲するブームを形成する油圧ショベル
のブーム構造において、ブーム湾曲部における側板と上
板との継手部分及び側板と下板との継手部分の少なくと
もいずれか一方においてルートフェイスの厚さを1.2〜
3.0mm、且つルートギャップを0.3〜0.6mmに設定してT
継手溶接を行うことを要旨とする。
上板と下板とレ形開先を有する側板とを断面箱形に組み
合わせ、各板の接続部分を溶接することによって長手方
向にへの字状に湾曲するブームを形成する油圧ショベル
のブーム構造において、ブーム湾曲部における側板と上
板との継手部分及び側板と下板との継手部分の少なくと
もいずれか一方においてルートフェイスの厚さを1.2〜
3.0mm、且つルートギャップを0.3〜0.6mmに設定してT
継手溶接を行うことを要旨とする。
【0017】請求項4のブーム構造は、ブーム湾曲部に
おいて最も大きな荷重が作用する部位についてルートギ
ャップを0.3〜0.6mmに設定することを要旨とする。
おいて最も大きな荷重が作用する部位についてルートギ
ャップを0.3〜0.6mmに設定することを要旨とする。
【0018】請求項1のブーム構造に従えば、J形開先
を形成することにより溶接トーチの溶接ワイヤと開先面
との距離を一定にしているため、開先の最大深さ部分に
対しても十分に溶け込みが行われ、T継手溶接部を確実
に溶接することができる。それにより、溶接部の信頼性
が向上するため、ブーム内部に補強板を配置して溶接不
良を補う必要がなくなり、ブームの軽量化が図れる。
を形成することにより溶接トーチの溶接ワイヤと開先面
との距離を一定にしているため、開先の最大深さ部分に
対しても十分に溶け込みが行われ、T継手溶接部を確実
に溶接することができる。それにより、溶接部の信頼性
が向上するため、ブーム内部に補強板を配置して溶接不
良を補う必要がなくなり、ブームの軽量化が図れる。
【0019】請求項2のブーム構造に従えば、ブームに
おいて最も強度を必要とする部位を効果的に補強するこ
とができる。
おいて最も強度を必要とする部位を効果的に補強するこ
とができる。
【0020】請求項3のブーム構造に従えば、ルートフ
ェイスの厚み及びルートギャップを特定の範囲に設定し
てレ形開先面の溶け込みを改善しているため、従来のレ
形開先を用いてT継手溶接を行う場合であっても上板と
下板と側壁とを確実に溶接することができる。従って、
溶接部の信頼性が向上することにより、溶接不良を補強
板で補う必要がなくなり、ブームの軽量化が図れる。
ェイスの厚み及びルートギャップを特定の範囲に設定し
てレ形開先面の溶け込みを改善しているため、従来のレ
形開先を用いてT継手溶接を行う場合であっても上板と
下板と側壁とを確実に溶接することができる。従って、
溶接部の信頼性が向上することにより、溶接不良を補強
板で補う必要がなくなり、ブームの軽量化が図れる。
【0021】請求項4のブーム構造に従えば、ブームに
おいて最も強度を必要とする部位を確実に補強すること
ができる。
おいて最も強度を必要とする部位を確実に補強すること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0023】図1〜7は、本発明に係る油圧ショベルの
ブーム構造について第一の実施形態を示したものであ
り、図8は同じく第二の実施形態を示したものである。
ブーム構造について第一の実施形態を示したものであ
り、図8は同じく第二の実施形態を示したものである。
【0024】図1において、ブーム1は、上板2と下板
3と左右の側板4,5とからなる4枚の板を断面箱形に
組み立て、全体として長手方向にへ字状に湾曲して形成
されている。
3と左右の側板4,5とからなる4枚の板を断面箱形に
組み立て、全体として長手方向にへ字状に湾曲して形成
されている。
【0025】6はブーム基部であり、ピン(図示しな
い)を介して旋回フレーム(図示しない)に軸支され
る。一方、7はブーム先端ブラケットであり、ピン(図
示しない)を介してアーム(図示しない)と連結され
る。ブーム1の湾曲部分にはブームセンターボス部8が
設けられ、油圧シリンダSのロッド先端部がピンを介し
て連結されるようになっている。2aは上板湾曲部を示
し、L1はその湾曲長さを示している。3aは下板湾曲
部を示し、L2はその湾曲長さを示している。
い)を介して旋回フレーム(図示しない)に軸支され
る。一方、7はブーム先端ブラケットであり、ピン(図
示しない)を介してアーム(図示しない)と連結され
る。ブーム1の湾曲部分にはブームセンターボス部8が
設けられ、油圧シリンダSのロッド先端部がピンを介し
て連結されるようになっている。2aは上板湾曲部を示
し、L1はその湾曲長さを示している。3aは下板湾曲
部を示し、L2はその湾曲長さを示している。
【0026】また、図1のC部は、ブーム1に外力が加
わった際に最も大きな荷重が作用する範囲を示してい
る。
わった際に最も大きな荷重が作用する範囲を示してい
る。
【0027】図2は図1のB−B断面図であり、ブーム
1の横断面を示したものである。同図において、W5,
W6,W7,W8はブーム1角部のT字継手溶接部を示
している。
1の横断面を示したものである。同図において、W5,
W6,W7,W8はブーム1角部のT字継手溶接部を示
している。
【0028】図3は、側板4と上板湾曲部2aの組み合
わせを溶接前の状態で示したものである。側板4の上縁
部には長さL3に亙って、すなわちブーム1において最
も大きな荷重が作用する範囲に亙って側板4上縁部にJ
形開先4aが形成されている。また、側板4下縁部につ
いても長さL4に亙ってJ形開先4bが形成されてい
る。
わせを溶接前の状態で示したものである。側板4の上縁
部には長さL3に亙って、すなわちブーム1において最
も大きな荷重が作用する範囲に亙って側板4上縁部にJ
形開先4aが形成されている。また、側板4下縁部につ
いても長さL4に亙ってJ形開先4bが形成されてい
る。
【0029】図4は側板4,5と上板湾曲部2aまたは
下板湾曲部3aとの継手構造を拡大して示したものであ
り、T字継手溶接部W5を代表して示したものである。
下板湾曲部3aとの継手構造を拡大して示したものであ
り、T字継手溶接部W5を代表して示したものである。
【0030】同図において、4cはJ形開先4aの開先
面、RF1はJ形開先4aのルートフェース、RG1は
ルートフェースRF1と上板2a内面との間のルートギ
ャップ、寸法t1はルートフェースRF1の厚さ、g1
はルートギャップRGの寸法をそれぞれ示している。な
お、溶接トーチ55は図12に示した従来の溶接トーチ
と同じものであり、同一符号を付してその説明を省略す
る。
面、RF1はJ形開先4aのルートフェース、RG1は
ルートフェースRF1と上板2a内面との間のルートギ
ャップ、寸法t1はルートフェースRF1の厚さ、g1
はルートギャップRGの寸法をそれぞれ示している。な
お、溶接トーチ55は図12に示した従来の溶接トーチ
と同じものであり、同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0031】図4において、開先面4cはくぼみ状の湾
曲面に形成され、その最大深さ部分ウについては、上板
湾曲部2a内面との間の開先角度θが90°近くになる
まで立ち上がる状態となっている。従って、J形開先4
aに対して溶接を行うと、溶接トーチ55の溶接姿勢が
所定の溶接角度から若干変化した場合であっても、溶接
ワイヤ56と開先面4cとの間隔はほぼ一定に保たれ、
従って、最大深さ部分ウについてもアークarが確実に
当たり、そのくぼみ状の湾曲面全体に熔融金属を十分溶
け込ませることができる。
曲面に形成され、その最大深さ部分ウについては、上板
湾曲部2a内面との間の開先角度θが90°近くになる
まで立ち上がる状態となっている。従って、J形開先4
aに対して溶接を行うと、溶接トーチ55の溶接姿勢が
所定の溶接角度から若干変化した場合であっても、溶接
ワイヤ56と開先面4cとの間隔はほぼ一定に保たれ、
従って、最大深さ部分ウについてもアークarが確実に
当たり、そのくぼみ状の湾曲面全体に熔融金属を十分溶
け込ませることができる。
【0032】J形開先4aは上述したように、ブーム1
において大負荷(引張荷重、圧縮荷重、捩り等の荷重)
に耐え得るように、ブーム湾曲部を特定して上板湾曲部
2aについては所要長さL3だけ形成されている。それ
により、ブーム湾曲部において必要とされる溶接強度を
実現することができる。また、湾曲部以外のT字継手溶
接部については、従来のレ形開先による溶接を行い、成
形加工コストの高いJ形開先4aの加工費を最小限に抑
えるようにしている。
において大負荷(引張荷重、圧縮荷重、捩り等の荷重)
に耐え得るように、ブーム湾曲部を特定して上板湾曲部
2aについては所要長さL3だけ形成されている。それ
により、ブーム湾曲部において必要とされる溶接強度を
実現することができる。また、湾曲部以外のT字継手溶
接部については、従来のレ形開先による溶接を行い、成
形加工コストの高いJ形開先4aの加工費を最小限に抑
えるようにしている。
【0033】また、J形開先4aにおけるルートギャッ
プRG1の寸法g1は、0.3〜0.6mmの範囲に設定されて
おり、このような溶接継手によれば、ブーム1において
最も強度が必要とされる部分、すなわち、長さL3の範
囲についてルートフェイスRF1に達することのできる
深い溶け込みを得ることができる。
プRG1の寸法g1は、0.3〜0.6mmの範囲に設定されて
おり、このような溶接継手によれば、ブーム1において
最も強度が必要とされる部分、すなわち、長さL3の範
囲についてルートフェイスRF1に達することのできる
深い溶け込みを得ることができる。
【0034】図5は、上記J形開先4aに対して実施さ
れた溶接施工結果を図示したものであり、ルートフェイ
スRF1に至るまで確実に溶け込みが得られている。
れた溶接施工結果を図示したものであり、ルートフェイ
スRF1に至るまで確実に溶け込みが得られている。
【0035】次に、上記J形開先4aの成形加工方法の
一例について説明する。
一例について説明する。
【0036】図6において、J形開先4aは多関節型ロ
ボット10のアーム11の先端部に切削加工工具12を
装着し、その切削加工工具12を3軸制御することによ
って加工される。上記多関節型ロボット10は、旋回、
前後移動、上下移動、振り等の複数の動作が同時に制御
できるため、側板4,5の上縁部及び下縁部に対し長さ
L3及びL4についてJ形開先4aを正確に成形するこ
とができる。
ボット10のアーム11の先端部に切削加工工具12を
装着し、その切削加工工具12を3軸制御することによ
って加工される。上記多関節型ロボット10は、旋回、
前後移動、上下移動、振り等の複数の動作が同時に制御
できるため、側板4,5の上縁部及び下縁部に対し長さ
L3及びL4についてJ形開先4aを正確に成形するこ
とができる。
【0037】また、多関節型ロボット10のアーム11
は、切削加工工具12を取り外してガストーチ13aを
備えたガス切断装置13を装着することができるように
なっている。
は、切削加工工具12を取り外してガストーチ13aを
備えたガス切断装置13を装着することができるように
なっている。
【0038】J形開先4aを成形加工するに当たって
は、まず、粗仕上げ加工を行うため、ガス切断装置13
をアーム11の先端部に取り付け、側板4,5の上縁角
部及び下縁角部にそれぞれレ形開先にガス切断する。次
いで、ガス切断装置13をアーム11から取り外し、切
削加工工具12を装着する。
は、まず、粗仕上げ加工を行うため、ガス切断装置13
をアーム11の先端部に取り付け、側板4,5の上縁角
部及び下縁角部にそれぞれレ形開先にガス切断する。次
いで、ガス切断装置13をアーム11から取り外し、切
削加工工具12を装着する。
【0039】切削加工工具12には、J形開先切削用の
成形カッタ、例えばエンドミルカッタ12aが着脱自在
に取り付けられており、そのエンドミルカッタ12aを
回転させて上記ガス切断されたレ形開先面をJ形開先面
に機械仕上げ加工する。なお、機械仕上げ加工時には、
既に前工程にて被切削面がレ形開先に粗仕上げされてい
るため、エンドミルカッタ12aの切削時の負荷は小さ
く、従ってJ形開先の成形加工を効率良く実施すること
ができる。また、切削時の負荷が小さいことにより、切
削加工工具12の装置及びその駆動源も比較的小規模の
もので足りる。
成形カッタ、例えばエンドミルカッタ12aが着脱自在
に取り付けられており、そのエンドミルカッタ12aを
回転させて上記ガス切断されたレ形開先面をJ形開先面
に機械仕上げ加工する。なお、機械仕上げ加工時には、
既に前工程にて被切削面がレ形開先に粗仕上げされてい
るため、エンドミルカッタ12aの切削時の負荷は小さ
く、従ってJ形開先の成形加工を効率良く実施すること
ができる。また、切削時の負荷が小さいことにより、切
削加工工具12の装置及びその駆動源も比較的小規模の
もので足りる。
【0040】図7は、例えば掘削作業時においてブーム
湾曲部に生じる応力の分布を示したものである。同図
(a)は上板湾曲部2aに発生する応力分布、同図
(b)は下板湾曲部3aに発生する応力分布を表してい
る。
湾曲部に生じる応力の分布を示したものである。同図
(a)は上板湾曲部2aに発生する応力分布、同図
(b)は下板湾曲部3aに発生する応力分布を表してい
る。
【0041】横軸に示すセンターボスからの距離は、セ
ンターボス部8の中心を“ゼロ"としてブーム先端部7
側に向けて離間する距離を中心線CTより右側に+値で
示し、ブーム基部6側に向けて離間する距離を中心線C
Tより左側に−値で示している。また、グラフ中、P1
は上板裏側(上板内側)に生じる応力、P2は上板表側
(上板外側)に生じる応力をそれぞれ示している。
ンターボス部8の中心を“ゼロ"としてブーム先端部7
側に向けて離間する距離を中心線CTより右側に+値で
示し、ブーム基部6側に向けて離間する距離を中心線C
Tより左側に−値で示している。また、グラフ中、P1
は上板裏側(上板内側)に生じる応力、P2は上板表側
(上板外側)に生じる応力をそれぞれ示している。
【0042】図7(a)において、上板2aに生じる応
力値は、センターボス部でピークとなり、センターボス
部から離間するのに連れて減少している。ブーム1を構
成している部材の強度によって応力値のピークは変化す
るが、センターボス部からの距離が+200mm〜−200mmの
範囲では特に応力値が高く現れる。従って、本実施形態
では+200mm〜−200mmの範囲をJ形開先4aの成形加工
長さL3とした。
力値は、センターボス部でピークとなり、センターボス
部から離間するのに連れて減少している。ブーム1を構
成している部材の強度によって応力値のピークは変化す
るが、センターボス部からの距離が+200mm〜−200mmの
範囲では特に応力値が高く現れる。従って、本実施形態
では+200mm〜−200mmの範囲をJ形開先4aの成形加工
長さL3とした。
【0043】また、図中、dは許容未溶着長さを示して
いる。本発明におけるブームの強度解析においてはブー
ム側板の面外変形が確認されたが、面外変形が生じる状
況ではT字継手溶接部の未溶着長さがブーム強度に大き
く影響することになる。そこで、例えばブーム基部側に
−200mmの範囲についてJ形開先4aによる溶接を行え
ば、J形開先面4cは確実に溶着されることが計算でき
るため、T字継手溶接部における未溶着長さを4mmまで
許容することができる。因に、従来の溶接構造では溶接
部の信頼性が高くはないため、許容未溶着長さは2mmで
あった。
いる。本発明におけるブームの強度解析においてはブー
ム側板の面外変形が確認されたが、面外変形が生じる状
況ではT字継手溶接部の未溶着長さがブーム強度に大き
く影響することになる。そこで、例えばブーム基部側に
−200mmの範囲についてJ形開先4aによる溶接を行え
ば、J形開先面4cは確実に溶着されることが計算でき
るため、T字継手溶接部における未溶着長さを4mmまで
許容することができる。因に、従来の溶接構造では溶接
部の信頼性が高くはないため、許容未溶着長さは2mmで
あった。
【0044】一方、図7(b)において、下板3aに生
じる応力値は、上板2aに生じる応力値よりも低いが、
上板2aに示す応力特性と同様に、センターボス部8近
傍でピークとなり、センターボス部8から離間するのに
連れて減少している。従って下板3aについてもセンタ
ーボス部8からの距離が+200mm〜−200mmの範囲をJ形
開先4aの成形加工長さL4とした。なお、グラフ中、
P3は下板裏側に生じる応力、P4は下板表側に生じる
応力をそれぞれ示している。
じる応力値は、上板2aに生じる応力値よりも低いが、
上板2aに示す応力特性と同様に、センターボス部8近
傍でピークとなり、センターボス部8から離間するのに
連れて減少している。従って下板3aについてもセンタ
ーボス部8からの距離が+200mm〜−200mmの範囲をJ形
開先4aの成形加工長さL4とした。なお、グラフ中、
P3は下板裏側に生じる応力、P4は下板表側に生じる
応力をそれぞれ示している。
【0045】次に、本発明に係るブーム構造の第二の実
施形態を図8を参照しながら説明する。
施形態を図8を参照しながら説明する。
【0046】上記第一の実施形態では、ブーム側板4,
5の上縁部及び下縁部にJ形開先4a,4bを成形加工
し、ブーム湾曲部におけるT字継手溶接部の強度を高め
る構成を示したが、第二の実施形態では、従来のレ形開
先を採用しつつブーム湾曲部の溶接強度を高めることの
できるブーム構造を提供する。
5の上縁部及び下縁部にJ形開先4a,4bを成形加工
し、ブーム湾曲部におけるT字継手溶接部の強度を高め
る構成を示したが、第二の実施形態では、従来のレ形開
先を採用しつつブーム湾曲部の溶接強度を高めることの
できるブーム構造を提供する。
【0047】一般的な溶接方法では、ルートフェイスR
F及びルートギャップRGをともに小さい値に設定し、
ルートギャップRGについては通常“ゼロ"で溶接施工
が行われている。
F及びルートギャップRGをともに小さい値に設定し、
ルートギャップRGについては通常“ゼロ"で溶接施工
が行われている。
【0048】しかしながら、ブーム1において大荷重が
作用する湾曲部はアールに形成されていることから、ガ
ス切断によって上板湾曲部2a内面に対するルートギャ
ップRGがゼロになるように加工することは極めて困難
である。そこで、本実施形態ではルートギャップRGを
特定の値に設定することで溶け込み不良を改善してい
る。
作用する湾曲部はアールに形成されていることから、ガ
ス切断によって上板湾曲部2a内面に対するルートギャ
ップRGがゼロになるように加工することは極めて困難
である。そこで、本実施形態ではルートギャップRGを
特定の値に設定することで溶け込み不良を改善してい
る。
【0049】本願発明の発明者の研究によれば、ルート
フェイスRF2を1.2〜3.0より好ましくは1.5〜2.5mmと
し、且つルートギャップRGを0.3〜0.6より好ましくは
0.3〜0.5の値に設定すると、溶け込みの深いことが確認
された。
フェイスRF2を1.2〜3.0より好ましくは1.5〜2.5mmと
し、且つルートギャップRGを0.3〜0.6より好ましくは
0.3〜0.5の値に設定すると、溶け込みの深いことが確認
された。
【0050】詳しくは、開先角度45°及び50°のレ形開
先を用いてT継手溶接を行った場合、ルートフェイスR
F2が1.2を下回ると、抜け落ちの原因となり好ましく
なく、また、3.0を上回ると、未溶着長さが長くなるた
め好ましくない。また、ルートギャップRG2が0.3を
下回ると、未溶着長さが長くなるため好ましくなく、ま
た、0.6を上回ると、抜け落ちの原因となり好ましくな
い。ただし、ルートフェイスRFについては、ブームに
おいて最も強度が要求される長さL3に限らずそれ以外
の側板4,5の上縁または下縁についてもルートフェイ
スRFの厚さは1.2〜3.0mmに成形加工するものとする。
先を用いてT継手溶接を行った場合、ルートフェイスR
F2が1.2を下回ると、抜け落ちの原因となり好ましく
なく、また、3.0を上回ると、未溶着長さが長くなるた
め好ましくない。また、ルートギャップRG2が0.3を
下回ると、未溶着長さが長くなるため好ましくなく、ま
た、0.6を上回ると、抜け落ちの原因となり好ましくな
い。ただし、ルートフェイスRFについては、ブームに
おいて最も強度が要求される長さL3に限らずそれ以外
の側板4,5の上縁または下縁についてもルートフェイ
スRFの厚さは1.2〜3.0mmに成形加工するものとする。
【0051】また、溶接条件としては、ワイヤ径はφ1.
2mm/φ1.4mm、シールドガスはCO2/Ar−CO2、ト
ーチ角は22°、縦板の厚さは14mmとした。
2mm/φ1.4mm、シールドガスはCO2/Ar−CO2、ト
ーチ角は22°、縦板の厚さは14mmとした。
【0052】このように、上板湾曲部2aでは長さL3
の範囲について、下板湾曲部3aでは長さL4の範囲に
ついてそれぞれルートフェイスRF2の厚さを1.2〜3.0
mm且つルートギャップRGを0.3〜0.6に設定すると、レ
形開先であってもT字継手溶接部の強度を高めることが
できる。
の範囲について、下板湾曲部3aでは長さL4の範囲に
ついてそれぞれルートフェイスRF2の厚さを1.2〜3.0
mm且つルートギャップRGを0.3〜0.6に設定すると、レ
形開先であってもT字継手溶接部の強度を高めることが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、開先の最大深さ部分に対し
ても十分に溶け込みが行われ、T継手溶接部の信頼性が
向上する。従って、ブーム内部に補強板を配置して溶接
不良を補う必要がなくなり、ブームの軽量化が図れる。
請求項1の本発明によれば、開先の最大深さ部分に対し
ても十分に溶け込みが行われ、T継手溶接部の信頼性が
向上する。従って、ブーム内部に補強板を配置して溶接
不良を補う必要がなくなり、ブームの軽量化が図れる。
【0054】請求項2の本発明によれば、ブームにおい
て最も強度を必要とする部位を効果的に補強することが
できる。
て最も強度を必要とする部位を効果的に補強することが
できる。
【0055】請求項3の本発明によれば、ルートギャッ
プを故意に大きく設定してレ形開先面の溶け込みを改善
しているため、従来のレ形開先を用いてT継手溶接を行
う場合であっても上板と下板と側壁とを確実に溶接する
ことができる。従って、従来方法で安価に溶接部の信頼
性を向上させることができるという長所を有する。
プを故意に大きく設定してレ形開先面の溶け込みを改善
しているため、従来のレ形開先を用いてT継手溶接を行
う場合であっても上板と下板と側壁とを確実に溶接する
ことができる。従って、従来方法で安価に溶接部の信頼
性を向上させることができるという長所を有する。
【0056】請求項4の本発明によれば、レ形開先を用
いてT継手溶接を行うブームにおいて最も強度を必要と
する部位を効果的に補強することができる。
いてT継手溶接を行うブームにおいて最も強度を必要と
する部位を効果的に補強することができる。
【図1】本発明に係る油圧ショベルのブーム構造を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】図1のセンターボス部の拡大図である。
【図4】図2のT字継手溶接部W5の溶接方法を示す断
面図である。
面図である。
【図5】図4の溶接結果を示す断面図である。
【図6】J形開先を成形加工する多関節ロボットの斜視
図である。
図である。
【図7】図7(a)は上板に生じる応力分布図であり、
図7(b)は下板に生じる応力分布図である。
図7(b)は下板に生じる応力分布図である。
【図8】T字継手溶接部W5の他の溶接方法を示す断面
図である。
図である。
【図9】従来のフロントアタッチメントの構成を示す説
明図である。
明図である。
【図10】図9に示すブームの拡大図である。
【図11】図10のA−A断面図である。
【図12】図11のT字継手溶接部W1の溶接方法を示
す断面図である。
す断面図である。
【図13】図12の溶接方法による溶接結果を示す断面
図である。
図である。
1 ブーム 2 上板 2a 上板湾曲部 3 下板 3a 下板湾曲部 4 側板 4a,4b J形開先 4c 開先面 5 側板 8 センターボス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 修司 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷 重工株式会社内 Fターム(参考) 4E081 YB01 YB10 YX02 YX08 YY12 YY14
Claims (4)
- 【請求項1】 上板と下板と側板とを断面箱形に組み合
わせ、各板の接続部分を溶接することによって長手方向
にへの字状に湾曲するブームを形成する油圧ショベルの
ブーム構造において、 前記ブーム湾曲部における前記側板上縁部及び前記側板
下縁部の少なくともいずれか一方にJ形開先を成形加工
し、前記側板に対してT継手溶接を行なうことを特徴と
する油圧ショベルのブーム構造。 - 【請求項2】 前記ブーム湾曲部において最も大きな荷
重が作用する部位に対応して前記J形開先を形成してな
る請求項1記載の油圧ショベルのブーム構造。 - 【請求項3】 上板と下板とレ形開先を有する側板とを
断面箱形に組み合わせ、各板の接続部分を溶接すること
によって長手方向にへの字状に湾曲するブームを形成す
る油圧ショベルのブーム構造において、 前記ブーム湾曲部における前記側板と前記上板との継手
部分及び前記側板と前記下板との継手部分の少なくとも
いずれか一方においてルートフェイスの厚さを1.2〜3.0
mm、且つルートギャップを0.3〜0.6mmに設定してT継手
溶接を行うことを特徴とする油圧ショベルのブーム構
造。 - 【請求項4】 前記ブーム湾曲部において最も大きな荷
重が作用する部位について前記ルートギャップを0.3〜
0.6mmに設定する請求項3記載の油圧ショベルのブーム
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10374202A JP2000199240A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 油圧ショベルのブ―ム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10374202A JP2000199240A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 油圧ショベルのブ―ム構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000199240A true JP2000199240A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=18503440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10374202A Pending JP2000199240A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 油圧ショベルのブ―ム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000199240A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2816970A1 (fr) * | 2000-11-23 | 2002-05-24 | Liebherr Hydraulikbagger | Fleche industrielle, notamment pour des appareils de manutention |
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| JP7258110B1 (ja) | 2021-12-02 | 2023-04-14 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 溶接方法および開先構造 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10374202A patent/JP2000199240A/ja active Pending
Cited By (23)
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