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JP2000188164A - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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Publication number
JP2000188164A
JP2000188164A JP10362881A JP36288198A JP2000188164A JP 2000188164 A JP2000188164 A JP 2000188164A JP 10362881 A JP10362881 A JP 10362881A JP 36288198 A JP36288198 A JP 36288198A JP 2000188164 A JP2000188164 A JP 2000188164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible cable
cable
lead block
housing
rotary connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10362881A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Sasaki
佐々木  邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP10362881A priority Critical patent/JP2000188164A/ja
Publication of JP2000188164A publication Critical patent/JP2000188164A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出荷時の試験において中立位置の調整が不正
確な可撓性ケーブルを確実に切断でき、かつ組立が容易
で安価に実施できる回転コネクタを提供する。 【解決手段】 同心状に配置されかつ相対的に回転自在
に連結された一対のハウジング1,2と、これら一対の
ハウジングの間に形成される空間内に巻き締め又は巻き
戻し可能に収納される可撓性ケーブル14とをもって回
転コネクタを構成する。可撓性ケーブルの端部にはリー
ドブロック12を接続し、ハウジングには当該リードブ
ロックを着脱可能に保持するリードブロック収納部22
とこれに連通するケーブル導入部23とを設ける。ケー
ブル導入部の先端部を構成するハウジングの一部を可撓
性ケーブルの幅方向に対して傾斜させる。これにより可
撓性ケーブルに作用する張力を一部の導体に集中させ、
切断しやすくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グ装置に組み込まれ、ロータ側に配置された電気装置と
ステータ側に配置された電気装置とを電気的に接続する
回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転コネクタは、主として同心
状に配置されかつ相対的に回転自在に連結された一対の
ハウジングと、これら一対のハウジングの間に形成され
る空間内に巻き締め又は巻き戻し可能に収納される可撓
性ケーブルとから構成されており、前記可撓性ケーブル
の両端は、各ハウジングにそれぞれ固定された後、外部
へ電気的に導出されている。前記一対のハウジングのう
ち、一方のハウジングは可動体として、他方のハウジン
グは固定体として用いられ、可動体側のハウジングを時
計方向又は反時計方向に回転すると可撓性ケーブルが空
間内で巻き締め又は巻き戻しされるようになっている。
【0003】このように構成された回転コネクタは、固
定体側のハウジングをステアリング装置のステアリング
コラムに、可動体側のハウジングをステアリングホイー
ルに固定すると共に、可撓性ケーブルの両端をステアリ
ングコラム側及びステアリングホイール側に配置された
電気装置に接続することにより、例えばエアーバッグシ
ステムやホーン回路等の電気的接続手段として使用され
る。なお、近年においては、可撓性ケーブルとステアリ
ングコラム側又はステアリングホイール側に配置された
電気装置とをリード線を介して接続するタイプの回転コ
ネクタが主流になっており、このタイプの回転コネクタ
においては、可撓性ケーブルの端部にリードブロックと
呼ばれるケーブルコネクタを接続し、当該リードブロッ
クを可動側又は固定側のハウジングに固定する構成にな
っている。
【0004】ところで、回転コネクタは、車両のステア
リング装置に取り付けられるものであるので、万が一に
もステアリングホイールの回転を阻害するようなことが
あってはならない。回転コネクタに備えられた可撓性ケ
ーブルの長さは、ステアリングホイールの可回転量より
も大きな巻き締め量或いは巻き戻し量が得られるように
設定されており、可動側のハウジングが可撓性ケーブル
の巻き締め方向或いは巻き戻し方向の中立位置に設定さ
れた回転コネクタを回転方向の中立位置に設定されたス
テアリング装置に取り付けた場合には、回転コネクタが
ステアリングホイールの回転を阻害することはあり得な
い。
【0005】したがって、回転コネクタのメーカーにお
いては、可動側のハウジングが可撓性ケーブルの巻き締
め方向或いは巻き戻し方向に関して中立位置に設定され
た回転コネクタを確実に出荷すべく、出荷前に、全ての
回転コネクタについて、適用車両と同一のステアリング
装置を備えた試験装置に回転コネクタを取り付けてステ
アリングホイールをその可動範囲内で回転し、ステアリ
ングホイールが適正に回転操作できるか否かを確認する
回転特性試験と、当該試験後の回転コネクタに断線が生
じているか否かを確認する電気特性試験とが実施され
る。
【0006】しかし、回転特性試験を実施した結果、可
撓性ケーブルに異常な張力が作用した回転コネクタも、
その張力が比較的小さなものである場合には見逃されて
試験に合格してしまうおそれがある。また、可撓性ケー
ブルに異常な張力が作用した回転コネクタであっても、
断線がなければ電気特性試験に合格する。このように回
転特性試験において可撓性ケーブルに異常な張力が作用
するような回転コネクタについても、実車搭載後の断線
等を防止するため、出荷が未然に防止されなくてはなら
ない。
【0007】従来より、このような要請に対処するた
め、例えば実開平5−25687号公報に記載されてい
るように、フラットケーブル(可撓性ケーブル)と他の
導体との接続部分に可動側のハウジングの過回転で接続
が外れる導体接続部を備えたブラシレス電気信号伝達装
置(回転コネクタ)が提案されている。本装置によれ
ば、回転特性試験において可撓性ケーブルに異常な張力
が作用した場合、可撓性ケーブルが導体接続部から外れ
るので、その後に行われる電気特性試験によって断線を
確実に把握することができ、不適正な回転コネクタの出
荷を未然に防止することができる。
【0008】その他、当該要請に対処するための手段と
しては、ハウジングの可撓性ケーブルと接する部分にカ
ッターを設けておき、回転特性試験において可撓性ケー
ブルに異常な張力が作用した場合、当該カッターによっ
て可撓性ケーブルを切断する技術も提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来より提
案されている不正な回転コネクタの出荷を防止する手段
のうち、前者は、可撓性ケーブルと他の導体とを外れや
すい導体接続部を介して接続する構造であるため、回転
コネクタの組立中や取扱中に可撓性ケーブルと他の導体
との接続が外れやすく、回転コネクタの組立や実車への
組み込みを高能率に行うことが難しいという問題があ
る。また、車両の振動によって可撓性ケーブルと他の導
体とが外れやすいので、実車搭載後における信頼性が乏
しいという問題もある。
【0010】一方、従来より提案されている不正な回転
コネクタの出荷を防止する手段のうち、後者は、ハウジ
ング内にカッターが備えられているので、部品点数が多
くなって回転コネクタがコスト高になると共に、回転コ
ネクタの組立中に作業員がけがをしやすいという問題が
ある。また、車両の振動によって可撓性ケーブルとカッ
ターとが接触するおそれがあるので、可撓性ケーブルが
傷つきやすく、やはり実車搭載後における信頼性が害さ
れる。
【0011】本発明は、このような従来技術の不備を解
消するためになされたものであって、その課題とすると
ころは、出荷時の試験において中立位置の調整が不適切
な可撓性ケーブルを確実に切断することができ、かつ組
立が容易で安価に実施できる回転コネクタを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、まず第1に、同心状に配置されかつ相対
的に回転自在に連結された一対のハウジングと、これら
一対のハウジングの間に形成される空間内に巻き締め又
は巻き戻し可能に収納される可撓性ケーブルとを有する
回転コネクタにおいて、前記可撓性ケーブルの端部にリ
ードブロックを接続すると共に、前記ハウジングには当
該リードブロックを着脱可能に保持するリードブロック
収納部とこれに連通するケーブル導入部とを設け、当該
ケーブル導入部の先端部を構成する前記ハウジングの一
部を前記可撓性ケーブルの幅方向に対して傾斜させると
いう手段をとった。
【0013】また第2に、同心状に配置されかつ相対的
に回転自在に連結された一対のハウジングと、これら一
対のハウジングの間に形成される空間内に巻き締め又は
巻き戻し可能に収納される可撓性ケーブルと、当該可撓
性ケーブルの端部に接続されたリードブロックと、前記
ハウジングに形成されたリードブロック収納部及びケー
ブル導入部とを有する回転コネクタにおいて、前記ケー
ブル導入部より導入された前記可撓性ケーブルを前記リ
ードブロック収納部内で折り返し、前記リードブロック
に接続するという手段をとった。
【0014】第3に、前記第1の手段に係る回転コネク
タにおいて、ケーブル導入部より導入された可撓性ケー
ブルを前記リードブロック収納部内で折り返し、リード
ブロックに接続するという手段を付加した。
【0015】回転コネクタの空間内に巻回・収納された
可撓性ケーブルは、巻き締め端又は巻き戻し端まで巻き
取られたとき、固定側又は可動側のハウジングに設けら
れたケーブル導入部の先端部によって鋭角状に折り曲げ
られ、リードブロックとの接続部分に張力が作用する。
可撓性ケーブルとリードブロックとはある程度強固に固
定されているので、可撓性ケーブルをその幅方向に関し
て均一に引張しても導体を容易に切断することはできな
い。
【0016】しかし、前記第1の手段のように、ケーブ
ル導入部の先端部を可撓性ケーブルの幅方向に対して傾
斜させると、可撓性ケーブルに張力が作用したとき、そ
の張力を可撓性ケーブルの幅方向の片側に集中させるこ
とができるので、導体を容易に切断することができる。
【0017】一方、可撓性ケーブルの先端部をまっすぐ
に伸ばした状態でリードブロックに接続した場合には、
可撓性ケーブルをその幅方向に関して均一に引張する
と、前記のように導体を容易に切断することはできない
が、可撓性ケーブルの先端部を180度折り返してリー
ドブロックに接続した場合には、可撓性ケーブルをその
長さ方向に引張したときに可撓性ケーブルとリードブロ
ックとの接続部に当該接続部を引き剥がす方向のモーメ
ントを作用することができるので、可撓性ケーブルをそ
の幅方向に関して均一に引張しても、当該接続部を容易
に切断することができる。これらの手段を組み合わせれ
ば、より一層可撓性ケーブルの導体が切断されやすくな
る。
【0018】したがって、これらの手段によると、中立
位置が適正に設定されていない回転コネクタの出荷を未
然に防止することができ、実車への組み込み作業の簡略
化及び実車搭載後における不具合発生の防止を図ること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる回転コネク
タの第1実施形態例を、図1〜図10に基づいて説明す
る。図1は本実施形態例に係る回転コネクタの平面図、
図2は当該回転コネクタの底面図、図3は図1のA−A
部断面図、図4はリードブロックを介して接続された可
撓性ケーブル及びリード線と第2のハウジングに形成さ
れたリードブロック収納部及びケーブル導入部の構成を
示す斜視図、図5は第2のハウジングに形成されたケー
ブル導入部の先端部の形状を示す内面図、図6はリード
ブロックを介した可撓性ケーブルとリード線の接続方法
を示す分解図、図7は中立位置にある可撓性ケーブルの
巻回状態を示す回転コネクタの要部平面図、図8は巻き
締め端まで巻き取られた可撓性ケーブルの巻回状態を示
す回転コネクタの要部平面図、図9は巻き戻し端まで巻
き取られた可撓性ケーブルの巻回状態を示す回転コネク
タの要部平面図、図10は本実施形態例にかかる回転コ
ネクタの効果を示す第2のハウジングの要部内面図であ
る。
【0020】図1〜図3において、符号1は第1のハウ
ジング、符号2は第2のハウジングを示し、本実施形態
例においては、第1のハウジング1を可動体として用
い、第2のハウジング2を固定体として用いている。
【0021】第1のハウジング1は、中央にセンタ孔3
を有する円板状の天板4と、センタ孔3の周縁から垂下
する内筒体5とで構成されており、内筒体5の下部には
センタ孔3の軸線方向に延びる複数のスリット5aが形
成されると共に、内筒体5の下端にはスナップ爪5bが
形成されている。また、天板4には突出部4aが一体成
形されると共に、この突出部4aの一側面にカバー6が
被着されており、これら突出部4aとカバー6の内部に
リードブロック7が収納・固定されている。このリード
ブロック7には複数のリード線8が接続されており、各
リード線8は第1のハウジング1から外部に導出し、そ
の先端に図示しない外部コネクタが取り付けられる。
【0022】一方、第2のハウジング2は、中央にガイ
ド孔9を有する底板10と、この底板10の外周縁から
起立する外筒体11とで構成されており、これら底板1
0と外筒体11とは熱がしめ等の手段で接合・一体化さ
れている。また、外筒体11の一部には突出部11aが
一体に形成されており、これら突出部11aの内部にリ
ードブロック12が収納・固定されている。このリード
ブロック12には複数のリード線13が接続されてお
り、各リード線13は第2のハウジング2から外部にそ
の先端に図示しない外部コネクタが取り付けられる。
【0023】第1のハウジング1と第2のハウジング2
の組立は、図3に示すように、前記内筒体5のスナップ
爪5bを底板10のガイド孔9にスナップインすること
によって行われる。このようにすると、天板4の外周縁
が外筒体11の上端に摺動可能に挿入されると共に内筒
体5の下端がガイド孔9内に摺動可能に挿入されるの
で、第1のハウジング1及び第2のハウジング2が同心
状かつ相対的に回動自在に連結される。互いに同心に組
み立てられた両ハウジング1,2の間にはリング状の空
間が形成され、この空間内には、可撓性ケーブル14と
当該可撓性ケーブル14の巻回パターンを規制するため
の移動体30とが収納される。この移動体30は、リン
グ状の回転板31と、当該回転板31上に回転自在に取
り付けられた複数のローラ32をもって構成される。可
撓性ケーブル14の両端部は、前記リードブロック12
に接続される。なお、可撓性ケーブル14及びリードブ
ロック12の構成、リードブロック12を用いた可撓性
ケーブル14とリード線8,13との接続方法並びに第
1及び第2のハウジング1,2に形成されるコネクタ収
納部及びケーブル導入部の構成については、後に詳細に
説明する。
【0024】このように構成された回転コネクタは、図
示しない車両のステアリング装置に組み込まれて使用さ
れるが、その際、第2のハウジング2はステアリングコ
ラム等のステータ部材に取り付けられ、第2のハウジン
グから外部に導出されたリード線13aは、図示を省略
した外部コネクタを介して車体側に配置されたエアバッ
グ回路等に接続される。また、第1のハウジング1はス
テアリングホイールに取り付けられ、第1のハウジング
1から外部に導出されたリード線8は、図示を省略した
外部コネクタを介してステアリングホイール側に装着さ
れたエアバッグ用インフレータ等に接続される。そし
て、使用に際し、ステアリングホイールの回転操作に連
動して第1のハウジング1が例えば時計方向に回転する
と、可撓性ケーブル14が内筒体5の外周面に巻き締め
られ、これとは逆にステアリングホイールの回転操作に
連動して第1のハウジング1が反時計方向に回転する
と、可撓性ケーブル14が外筒体11の内周面に巻き戻
される。
【0025】次に、可撓性ケーブル14及びリードブロ
ック12の構成、リードブロック12を用いた可撓性ケ
ーブル14とリード線8,13との接続方法、並びに第
1及び第2のハウジング1,2に形成されるリードブロ
ック収納部及びケーブル導入部の構成を、可撓性ケーブ
ルの外端側を例にとり、図4〜図6に基づいて説明す
る。
【0026】図6に示すように、前記可撓性ケーブル1
4は、互いに平行な複数本の導体16を一対の絶縁フィ
ルム15でラミネートした帯状体からなり、本実施例に
あっては3本の導体16を備えた3回路用の構成になっ
ている。この可撓性ケーブル14の外端部において、各
導体16は絶縁フィルム15を片面だけ除去することに
より露出しているが、この片面だけ残った絶縁フィルム
15の端部近傍には一対の位置決め孔15aが形成され
ており、また、絶縁フィルム15の端部より手前に位置
する絶縁フィルム15の両側面には切欠15bが形成さ
れている。なお、前記リード線13は丸線ケーブルとも
呼ばれるもので、円筒形の絶縁チューブ13aによって
撚り線13bが被覆されている。
【0027】一方、前記リードブロック12は、絶縁性
の樹脂体18と、この樹脂体18の内部に支持された複
数のジョイントバー19とで構成されており、本実施形
態例にあっては、可撓性ケーブル14の導体16の数に
対応して3本のジョイントバー19が使用されている。
各ジョイントバー19は、導電性に優れた銅材等からな
り、その断面形状は長方形で、表裏両面は平坦に形成さ
れている。前記樹脂体18には第1の窓孔20と第2の
窓孔21とが開設されると共に、これらの窓孔20,2
1の間に位置する突起18aが立設されており、各ジョ
イントバー19は第1及び第2の窓孔20,21から露
出している。第1の窓孔は連続する1つの孔であるが、
第2の窓孔21は樹脂体18によって互いに隔離されて
おり、各第2の窓孔21から樹脂体18の一端面にかけ
て凹溝18bが形成されている。各ジョイントバー19
の間隔は可撓性ケーブル14に備えられた導体16の間
隔とほぼ同一ピッチに設定されている。
【0028】前記リードブロック12に対して可撓性ケ
ーブル14及びリード線13を接続するに際しては、ま
ず、可撓性ケーブル14をリードブロック12上に重
ね、位置決め孔15aを樹脂体18の突起18aに挿入
する。これにより、可撓性ケーブル14はリードブロッ
ク12に対して位置決めされ、各導体16が第1の窓孔
20内で各ジョイントバー19の平坦面に重ね合わされ
る。しかる後に、第1の窓孔20を利用して図示しない
溶接用治具を各導体16とジョイントバー19の重なり
部分に当接させ、これら両部材を超音波溶接する。次い
で、各リード線13の絶縁チューブ13aをリードブロ
ック12の凹溝18bにはめ込み、撚り線13bの先端
を第2の窓孔21内で各ジョイントバー19の平坦面上
に重ね合わせる。そして、第2の窓孔21を利用して図
示しない溶接用治具を各リード線13の撚り線13bと
ジョイントバー19の重なり部分に当接させ、これら両
部材を超音波溶接する。
【0029】このようにして接続されたリードブロック
12及び可撓性ケーブル14は、図4に示すように、第
2のハウジング2に形成されたリードブロック収納部2
2及びこれと連通するケーブル導入部23にそれぞれ挿
入される。リードブロック収納部22の内壁には図4に
示すようにガイド突起22aがその深さ方向に向けて形
成されており、前記樹脂体18の裏面に形成された溝1
8cをこのガイド突起22aに沿って押し込むことによ
り、リードブロック12をリードブロック収納部22内
の所定位置に確実に位置決めすることができる。一方、
ケーブル導入部23の先端部は、図5に示すように、当
該ケーブル導入部23の高さ方向(可撓性ケーブル14
の幅方向)に関して傾斜しており、可撓性ケーブル14
の上辺とのみ接するように構成されている。
【0030】リードブロック収納部22及びケーブル導
入部23にリードブロック12及び可撓性ケーブル14
をそれぞれ収納した後、外筒体11の下面に底板10を
被せ、底板10からリード線13を導出させた状態で底
板10と外筒体11とを熱がしめ等の手段で接合するこ
とにより、リードブロック12は第2のハウジング2の
突出部11a内に収納・固定される。
【0031】なお、可撓性ケーブル14の内端側につい
ては詳細な説明を省略するが、リードブロック7の収納
位置が突出部4aとカバー6との間であるという点を除
いて、外端側の接続構造と同様に構成される。
【0032】このように構成された回転コネクタは、第
2のハウジング2に対する第1のハウジング1の回転方
向位置がその最大可動範囲の中心部(これを「回転コネ
クタの中立位置」という。)に設定された状態で、同じ
く中立位置に調整された回転特性試験用のステアリング
装置に取り付けられる。中立位置にあるときの回転コネ
クタは、図7に示すように、可撓性ケーブル14の半量
が第1のハウジング1に巻回され、残り半量の可撓性ケ
ーブル14が移動体30のローラ32に巻回されて、そ
の外端側が第2のハウジング2に形成されたケーブル導
入部23に導入される。このときには図7より明らかな
ように、可撓性ケーブル14の外端側はケーブル導入部
23に滑らかな角度で導入され、可撓性ケーブル14に
は張力が作用しない。
【0033】ステアリング装置への組み込み時に回転コ
ネクタが中立位置になく、第1のハウジング1に半量以
上の可撓性ケーブル14が巻回されていると、ステアリ
ングホイールを右端まで回転する以前に、図8に示すよ
うに可撓性ケーブル14が巻き締め端まで巻き取られ
る。この状態になると、図8より明らかなように、可撓
性ケーブル14の外端側が第2のハウジング2に形成さ
れたケーブル導入部23の先端部に鋭角状に巻回され、
可撓性ケーブル14には張力が作用する。反対に、ステ
アリング装置への組み込み時に回転コネクタが中立位置
になく、第1のハウジング1に半量以下の可撓性ケーブ
ル14しか巻回されていない場合には、ステアリングホ
イールを左端まで回転する以前に、図9に示すように可
撓性ケーブル14が巻き戻し端まで巻き取られる。この
状態になると、図9より明らかなように、可撓性ケーブ
ル14の内端側が第1のハウジング1に形成されたケー
ブル導入部23の先端部に鋭角状に巻回され、やはり可
撓性ケーブル14には張力が作用する。
【0034】図10に示すように、ケーブル導入部23
の先端部は可撓性ケーブル14の幅方向に関して傾斜し
ており、可撓性ケーブル14は当該先端部と上辺部での
み接するので、可撓性ケーブル14に作用する張力Tは
最も上辺側の導体16に集中し、最も上辺側の導体16
が最初に切断され、その後順下方の導体16が切断され
る。よって、複数の導体16に均一に張力を作用する場
合に比べて導体16が容易に切断され、中立位置の設定
が不適正な回転コネクタの出荷を未然に防止することが
できる。
【0035】次に、本発明の第2実施形態例を、図11
及び図12に基づいて説明する。図11はリードブロッ
クと可撓性ケーブルとの接続状態を示す断面図であり、
図12は第2のハウジングに形成されたケーブル導入部
の先端部の形状を示す内面図である。
【0036】本例の回転コネクタにあっては、図11に
示すように、可撓性ケーブル14が180度折り返さ
れ、その先端部に露出された導体15がリードブロック
12に備えられたジョイントバー19と接続されてい
る。一方、ケーブル導入部23の先端部は、図12に示
すように、第1実施形態例とは異なり、ほぼ垂直状に形
成されている。その他の部分については第1実施形態例
に係る回転コネクタと同じであるので、重複を避けるた
めに説明を省略する。
【0037】本例の回転コネクタは、可撓性ケーブル1
4を180度折り返して導体16をリードブロック12
のジョイントバー19に接続したので、図11(a)に
示すように可撓性ケーブル14に張力Tが作用したと
き、導体15とジョイントバー19の接続部に導体15
をジョイントバー19から引き剥がす方向のモーメント
Mが作用する。よって、図11(b)に示すように可撓
性ケーブル14の先端部を折り返すことなくまっすぐに
伸ばした状態でジョイントバー19に接続し、張力Tだ
けで導体15とジョイントバー19との接続部を切断す
る場合に比べて当該接続部を容易に切断することができ
るので、ケーブル導入部23の先端部を垂直状に形成し
ても、前記接続部を確実に切断できる。よって、第1実
施形態例の場合と同様に、中立位置の設定が不適正な回
転コネクタの出荷を未然に防止することができる。
【0038】なお、前記第1実施形態例ではケーブル導
入部23の先端部を傾斜させ、また前記第2実施形態例
では可撓性ケーブル14を180度折り返したが、これ
らの技術を組み合わせ、先端部が傾斜されたケーブル導
入部23を有する第1及び第2のハウジング1,2に、
180度折り返してジョイントバー19に接続された可
撓性ケーブル14を装着することも勿論可能である。こ
のようにすると、導体15の切断がより容易かつ確実に
なるので、回転コネクタの出荷前に行われる回転特性試
験の信頼性をより高めることができる。
【0039】また、前記各実施形態例においては、可撓
性ケーブル14の両端部にリードブロック7,12が接
続された回転コネクタを例にとって説明したが、可撓性
ケーブル14のいずれか一端にのみリードブロックが接
続された回転コネクタにも応用することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、ケーブル導入
部の先端部を可撓性ケーブルの幅方向に関して傾斜させ
たので、可撓性ケーブルに作用する張力を一部の導体に
集中させることができ、複数の導体に均一に張力を作用
する場合に比べて導体を容易に切断することができるの
で、中立位置の設定が不適正な回転コネクタの出荷を未
然に防止することができる。
【0041】請求項2に記載の発明は、可撓性ケーブル
を180度折り返して導体をリードブロックのジョイン
トバーに接続したので、可撓性ケーブルに張力が作用し
たとき、導体とジョイントバーとの接続部に導体をジョ
イントバーから引き剥がす方向のモーメントを作用する
ことができ、当該接続部を容易に切断することができる
ので、中立位置の設定が不適正な回転コネクタの出荷を
未然に防止することができる。
【0042】請求項3に記載の発明は、先端部が傾斜さ
れたケーブル導入部を有するハウジングに、180度折
り返してジョイントバーに接続された可撓性ケーブルを
装着したので、導体の切断がより容易かつ確実になり、
回転コネクタの出荷前に行われる回転特性試験の信頼性
をより高めることができて、出荷品の信頼性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る回転コネクタの平面図で
ある。
【図2】第1実施形態例に係る回転コネクタの底面図で
ある。
【図3】図1のA−A部断面図である。
【図4】リードブロックを介して接続された可撓性ケー
ブル及びリード線と第2のハウジングに形成されたリー
ドブロック収納部及びケーブル導入部の構成を示す斜視
図である。
【図5】第2のハウジングに形成されたケーブル導入部
の先端部の形状を示す内面図である。
【図6】リードブロックを介した可撓性ケーブルとリー
ド線の接続方法を示す分解図である。
【図7】中立位置にある可撓性ケーブルの巻回状態を示
す回転コネクタの要部平面図である。
【図8】巻き締め端まで巻き取られた可撓性ケーブルの
巻回状態を示す回転コネクタの要部平面図である。
【図9】巻き戻し端まで巻き取られた可撓性ケーブルの
巻回状態を示す回転コネクタの要部平面図である。
【図10】第1実施形態例に係る回転コネクタの効果を
示す固定側ハウジングの要部内面図である。
【図11】第2実施形態例に係る回転コネクタのリード
ブロックと可撓性ケーブルとの接続状態を示す断面図で
ある。
【図12】第2実施形態例に係る回転コネクタのケーブ
ル導入部の先端形状を示す内面図である。
【符号の説明】
1 第1のハウジング 2 第2のハウジング 3 センタ孔 4 天板 5 内筒体 6 カバー 7 リードブロック 8 リード線 9 ガイド孔 10 底板 11 外筒体 12 リードブロック 13 リード線 14 可撓性ケーブル 15 絶縁フィルム 16 導体 17 連結部 18 樹脂体 19 ジョイントバー 20,21 窓孔 22 コネクタ収納部 23 ケーブル導入部 30 移動体 31 回転板 32 ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状に配置されかつ相対的に回転自在
    に連結された一対のハウジングと、これら一対のハウジ
    ングの間に形成される空間内に巻き締め又は巻き戻し可
    能に収納される可撓性ケーブルとを有し、当該可撓性ケ
    ーブルの端部にリードブロックを接続すると共に、前記
    ハウジングには当該リードブロックを着脱可能に保持す
    るリードブロック収納部とこれに連通するケーブル導入
    部とを設け、当該ケーブル導入部の先端部を構成する前
    記ハウジングの一部を前記可撓性ケーブルの幅方向に対
    して傾斜させたことを特徴とする回転コネクタ。
  2. 【請求項2】 同心状に配置されかつ相対的に回転自在
    に連結された一対のハウジングと、これら一対のハウジ
    ングの間に形成される空間内に巻き締め又は巻き戻し可
    能に収納される可撓性ケーブルと、当該可撓性ケーブル
    の端部に接続されたリードブロックと、前記ハウジング
    に形成されたリードブロック収納部及びケーブル導入部
    とを有し、当該ケーブル導入部より導入された前記可撓
    性ケーブルを前記リードブロック収納部内で折り返し、
    前記リードブロックに接続したことを特徴とする回転コ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の回転コネクタにおい
    て、前記ケーブル導入部より導入された前記可撓性ケー
    ブルを前記リードブロック収納部内で折り返し、前記ケ
    ーブルコネクタに接続したことを特徴とする回転コネク
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010010642A1 (ja) * 2008-07-25 2010-01-28 株式会社東電通 ケーブル引込方法及びこれに用いる保護器具
JPWO2021192899A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30

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JP7680423B2 (ja) 2020-03-25 2025-05-20 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置

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