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JP2000169450A - 6―アリ―ルキノリンカルボン酸誘導体とその付加塩及びそれらの製造方法 - Google Patents

6―アリ―ルキノリンカルボン酸誘導体とその付加塩及びそれらの製造方法

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Publication number
JP2000169450A
JP2000169450A JP11271606A JP27160699A JP2000169450A JP 2000169450 A JP2000169450 A JP 2000169450A JP 11271606 A JP11271606 A JP 11271606A JP 27160699 A JP27160699 A JP 27160699A JP 2000169450 A JP2000169450 A JP 2000169450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituents
ring
general formula
heterocyclic ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11271606A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Takano
安雄 高野
Futoshi Shiga
太 志賀
Takeshi Anraku
剛 安楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyorin Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP11271606A priority Critical patent/JP2000169450A/ja
Publication of JP2000169450A publication Critical patent/JP2000169450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 6−アリールキノリンカルボン酸誘導体とそ
の付加塩を有効成分とする興奮性アミノ酸受容体、特に
AMPA受容体拮抗作用を有する化合物及びそれらの製
造方法を提供する。 【解決手段】 この化合物は、一般式(1) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)を表し、R
はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、置換さ
れてもよいアミノ基等を表し、Rはフェニル基、アラ
ルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合環
(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有して
もよい)、水素原子、ハロゲン原子で置換されてもよい
低級アルキル基、環状アルキル基を表し、Rは水酸
基、低級アルコキシ基等で表される7−アリールキノリ
ンカルボン酸誘導体とその付加塩に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、興奮性アミノ酸受
容体拮抗薬、特にnon−NMDA受容体のAMPA受
容体に対する選択的拮抗薬として脳神経細胞障害の治療
に有効な6−アリールキノリンカルボン酸誘導体とその
付加塩及びこれらの製造方法及びこれらの化合物を含有
する医薬組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】興奮性アミノ酸のグルタミン酸は脊椎動
物の中枢神経系における主要な興奮性伝達物質で、脳に
最も多く含まれるアミノ酸として知られている。しか
し、神経軸索終末から生理的な域を越えて放出された場
合、後シナプスのグルタミン酸受容体を過度に興奮させ
神経細胞死を引き起こすことが知られている。これは、
興奮性神経細胞死(exitotoxicity)と呼ばれている。
【0003】近年、脳卒中、頭部外傷、てんかん重積
症、ハンチントン舞踏病、パーキンソン病、筋萎縮性側
索硬化症やアルツハイマー病等の種々脳神経疾患にはグ
ルタミン酸による神経細胞死が深く関与していることが
明らかにされつつあり、このような興奮性神経細胞死を
効果的に防ぐことができれば現在治療法が皆無に等しい
これら難治性疾患に対する治療への可能性が開けてくる
と考えられる。
【0004】
【従来の技術】グルタミン酸受容体は大別するとイオン
チャネル型受容体とGタンパク質結合型受容体に分別さ
れ、このイオンチャネル型受容体は更にNMDA(N−
メチル−D−アスパルギン酸)受容体、non−NMD
A受容体に分けられる。また、後者のnon−NMDA
受容体はAMPA(α−アミノ−3−ヒドロキシ−5−
メチル−4−イソオキサゾールプロピオン酸)受容体と
KA(カイニン酸)受容体とに分類される。
【0005】これら興奮性アミノ酸受容体の研究が進め
られているが、中でもnon−NMDA受容体のAMP
A受容体拮抗作用を有する薬物にはNMDA受容体拮抗
作用を有する薬物(MK−801等)が持つ副作用(学
習・記憶障害及び精神分裂病様症状等)を発現しないこ
と(Neurosci.Biobehav.Rev.,1992,16,13-24;J.Pharmaco
l.Exp.Ther.,1958,245,969-974)、また、虚血後の投与
によっても脳神経保護効果が期待できること(Science,1
990,247,571-574)が知られている。また、NBQXのよ
うなキノキサリンジオン構造のAMPA受容体拮抗作用
を有する化合物は物理化学的性質に基づくと考えられる
腎障害を生じる等の欠点が報告(J.Cereb.Blood Flow Me
tab.,1994,14,251-261)されており十分な化合物とはい
えない。
【0006】ところでキノリンカルボン酸誘導体の類似
構造化合物としては、Dong-A Pharmaceutical Research
LaboratoriesよりアンジオテンシンII拮抗作用を有す
る化合物としてKorean J.Med.Chem.,5(1),28-37(1995)
記載の一般式(10) (式中Rはアルデヒド基、アミド基、カルボキシル基
等を表し、Rは水素原子を表す)で示される化合物、
及びIstituto De Angeli S.p.A社より抗ムスカリン作用
を有する化合物としてEP382687号記載の一般式
(11) (式中Rは水素原子、アルキル基を表し、R,R
水素原子、ハロゲン、アルキル基、アルコキシカルボニ
ル基、ニトロ基、シアノ基等を表し、Rは水素原子、
アルキル基、アリール基、アラルキル基を表すか、又は
は存在せず、AはCO,CS等を表し、ZはR
存在せず、D−Zが単結合の場合、窒素原子を表し、又
はZは炭素原子であり、DはD−Zが二重結合の場合C
−Rを表し、Xは酸素原子、N−R等を表し,Yは置換
されたアミノアルキル基、キヌクリジル基等を表す)で
示される化合物、及びバイオシグナル社より抗ガン作用
(チロシンキナーゼ阻害作用)を有する化合物としてW
O93/16064号記載の一般式(12) (式中Rはシアノ基、カルボキシル基、アルコキシカ
ルボニル基、アミド基、ニトロ基、アセチルアミノ基等
を表し、Xは酸素原子等を表し、Yは酸素原子、硫黄原
子、NHを表し、R,Rは水素原子、水酸基、アミ
ノ基、トリフルオロメチル基、アルキル基等を表し、R
は水酸基、アミノ基、アルキルアミノ基、ニトロソ
基、トリフルオロメチル基等を表し、Rは水酸基、ア
ルキル基、ハロゲン原子等を表す)で示される化合物が
知られている。しかし、これら上記した化合物は6,7
位に非対称な置換基を有するものはなく、興奮性アミノ
酸受容体のAMPA受容体拮抗作用を有することも記さ
れていない。
【0007】また、大正製薬よりセロトニン4受容体拮
抗作用を有する化合物としてWO95/31455号記
載の一般式(13) (式中Xは酸素原子、NHを表し、mは0〜6を表し、
Aはハロアルキル基、水酸基、アルコキシ基、カルボキ
シル基、シアノ基、アミド基等を表す)で示される化合
物、及び同社よりセロトニン4受容体拮抗作用を有する
化合物として特開平8−311033号記載の一般式
(14) (式中XはOまたはNHを表し、Yは2−(ジエチルア
ミノ)エチル、8−メチル−8−アザビシクロ〔3,
2,1〕オクタ−3−イル、キヌクリジン−3−イル、
1−エチルピペリジン−4−イル等を表す)で示される
化合物が知られている。しかし、これら化合物はベンゼ
ン環上の置換基は存在せず、本発明化合物とは構造を異
にするものであり、更に興奮性アミノ酸受容体のAMP
A拮抗作用を有することは記載されていない。
【0008】また、アディール エ コンパニー社より興
奮性アミノ酸経路の活動亢進に関する病的症状の抑制作
用を有する化合物としてEP640612号記載の一般
式(15) (式中R,R,Rは水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、ニトロ基、シアノ基、アミノスルホニル基等
を表し、R,Rは水素原子、アルキル基等を表す)
で示される化合物が公開されているが、この一般式(1
5)の合成中間体として一般式(16) (式中R,R,Rは前述の通り)で示される化合
物及び一般式(17) (式中R,R,Rは前述の通り)で示される化合
物が表記されている。しかし、これら合成中間体は興奮
性アミノ酸受容体のAMPA受容体拮抗作用を有するこ
とは記載されておらず、また、これら化合物は本発明化
合物のように6,7位に置換基を有するものは対称型で
あり、本発明化合物とは構造を異にするものである。
【0009】また、パイオニア電子社より有機冷光装置
の蛍光体としての化合物として特開平3−162483
号記載の一般式(18) (式中R,Rは水素原子、アルキル基を表し、R
は水素原子、アルキル基、カルボキシ基、シアノ基等を
表し、Rは水素原子、アルキル基、アルコキシ基等を
表し、Rは水素原子、アミノ基等を表し、Rは水素
原子を表し、Rは水酸基、アミノ基、アルキルアミノ
基等を表す)で示される化合物が知られている。しか
し、この化合物は、医薬とは関係ない上、興奮性アミノ
酸受容体のAMPA受容体拮抗作用を有することは記さ
れていない。
【0010】また、最近、Alex A.Cordi等により興奮性
アミノ酸拮抗薬として2−オキソキノリン骨格の3位の
官能基変換について一般式(19) (式中R,R,Rは水素原子、塩素原子、フッ素原
子、ニトロ基を表し、Xはカルボン酸、ホスホン酸、ほ
う酸、アミド等を表す)で示される化合物がJ.Med.Che
m.,39,197-206(1996)にて報告されている。しかしなが
ら、これら化合物の内、一般式(19)においてXがホ
スホン酸である化合物に着目しており、本発明化合物の
ようにキノリン環の6,7位に非対称の置換基を有する
ものは報告されていない。また、報告されているAMP
A拮抗作用やグリシン拮抗作用も十分なものとは考えら
れない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記疾患及び
選択的な細胞死による記憶障害や痴呆をもたらす病因と
考えられるグルタミン酸の受容体拮抗作用、特にnon
−NMDA受容体のAMPA受容体に対し高い親和性と
選択性を有し、脳神経細胞保護効果を有する化合物を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新規な脳
神経細胞障害治療薬の開発を目的として脳神経細胞障害
の治療に有効な興奮性アミノ酸受容体拮抗薬、特にno
n−NMDA受容体のAMPA受容体に対する選択的拮
抗薬を求めて、鋭意研究を重ねた結果、本発明の6−ア
リールキノリンカルボン酸誘導体に優れたAMPA受容
体拮抗作用のあることを見出した。
【0013】即ち、本発明によって、一般式(1) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、または
一般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)を表し、R
はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、置換さ
れてもよいアミノ基、又は一般式(3) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
個含んでもよい)してもよいを表し、nは1〜2を表
す)を表し、Rはフェニル基、アラルキル基、5員若
しくは6員の複素環及びその縮合環(これらは芳香環、
複素環上に置換基を1個以上有してもよい)、水素原
子、ハロゲン原子で置換されてもよい低級アルキル基、
環状アルキル基を表し、Rは水酸基、低級アルコキシ
基、又は一般式(4) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
個含んでもよい)してもよいを表すか、R及びR
いずれか一方が水素原子を表し、もう一方が水酸基、低
級アルコキシ基、置換基を1個以上有してもよいフェニ
ルオキシ基、置換基を1個以上有してもよいアラルキル
オキシ基を表す)で表される6−アリールキノリンカル
ボン酸誘導体とその付加塩に、優れたAMPA受容体拮
抗作用のあることを見出し、本発明を完成するにいたっ
た。本発明化合物が一般式(1)において、好ましく
は、Rがニトロ基、トリフルオロメチル基であり、R
が水素原子であり、Rが水酸基であり、Arが置換基
を1個以上有してもよいフェニル基或いは置換基を1個
以上有してもよいナフチル基、又は一般式(2)である
化合物が挙げられる。
【0014】これら好ましい化合物として以下に示す化
合物、すなわち、 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−6−フェニル−2−オ
キソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−6−フェニル−2−オキソ−7−ト
リフルオロメチルキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−6−(3−フルオロフェニル)−7
−ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−6−(3−フルオロフェニル)−2
−オキソ−7−トリフルオロメチルキノリン−3−カル
ボン酸 1,2−ジヒドロ−6−(4−フルオロフェニル)−7
−ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−6−(4−メチルフェニル)−7−
ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−6−(4−メトキシフェニル)−7
−ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−6−(4−ブロモフェ
ニル)−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−6−(4−ニトロフェ
ニル)−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−6−(2−ナフチル)−7−ニトロ
−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−6−(4−ヒドロキシ
フェニル)−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 6−(ベンゾフラン−2−イル)−1,2−ジヒドロ−
7−ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 6−(3−チエニル)−1,2−ジヒドロ−7−ニトロ
−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−2−オキソ−6−(3
−ピリジル)キノリン−3−カルボン酸 2−メトキシ−7−ニトロ−6−フェニルキノリン−3
−カルボン酸エチル 6−(3−フルオロフェニル)−2−メトキシ−7−ニ
トロキノリン−3−カルボン酸エチル 6−(4−フルオロフェニル)−2−メトキシ−7−ニ
トロキノリン−3−カルボン酸エチル 6−(4−メチルフェニル)−2−メトキシ−7−ニト
ロキノリン−3−カルボン酸エチル 2−メトキシ−6−(4−メトキシフェニル)−7−ニ
トロキノリン−3−カルボン酸エチル 2−メトキシ−7−ニトロ−6−(4−ブロモフェニ
ル)キノリン−3−カルボン酸エチル 2−メトキシ−7−ニトロ−6−(4−ニトロフェニ
ル)キノリン−3−カルボン酸エチル 2−メトキシ−6−(2−ナフチル)−7−ニトロキノ
リン−3−カルボン酸エチル 6−(ベンゾフラン−2−イル)−2−メトキシ−7−
ニトロキノリン−3−カルボン酸エチル 2−メトキシ−7−ニトロ−6−(3−チエニル)キノ
リン−3−カルボン酸エチル 等が挙げられる。
【0015】
【作用】本発明の一般式(1)の文中において、「置換
基を1個以上有してもよいフェニル基」及び「置換基を
1個以上有してもよいナフチル基」及び「置換基を1個
以上有してもよい5員若しくは6員の複素環及びその縮
合環」及び「フェニル基、アラルキル基、5員若しくは
6員の複素環及びその縮合環(これらは芳香環、複素環
上に置換基を1個以上有してもよい)」及び「置換基を
1個以上有してもよいフェニルオキシ基」及び「置換基
を1個以上有してもよいアラルキルオキシ基」における
「置換基」とは、ハロゲン原子、水酸基、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級アル
コキシカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基等
が挙げられ、「低級アルキル基」とは、メチル、エチ
ル、n−プロピル、iso−プロピル等の直鎖もしくは
分岐した炭素数1〜6のものが挙げられ、「環状アルキ
ル基」とは、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル等の炭素数3〜7のものが挙げられる。
【0016】「ハロゲン原子」とは、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素が挙げられ、「低級アルコキシ基」とは、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ等の直鎖若しくは分岐し
た炭素数1〜4のものが挙げられ、「低級アルキルチオ
基」とは、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ等の
直鎖若しくは分岐した炭素数1〜4のものが挙げられ、
「低級アルコキシカルボニル基」とは、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル等が挙げられ、「置換されて
もよいアミノ基」とは、アシル基、アリールスルホニル
基、例えばアセチル、メタンスルホニル、フェニルスル
ホニル等によって置換されてもよく、また、1〜2個の
ハロゲン原子で置換されてもよい低級アルキル基、1〜
2個の置換基を有してもよいフェニル基、1〜2個の置
換基を有してもよいアラルキル基によって置換されてい
てもよいアミノ基が挙げられる。ここでいう置換基とは
上記で説明した「置換基」を指す。
【0017】更に文中において「置換基を1個以上有し
てもよい5員若しくは6員の複素環及びその縮合環」及
び「フェニル基、アラルキル基、5員若しくは6員の複
素環及びその縮合環(これらは芳香環、複素環上に置換
基を1個以上有してもよい)」における「複素環」と
は、飽和若しくは不飽和の単環式又は多環式の窒素、酸
素、硫黄原子を1又は2個含有し得る複素環式基であ
り、例えばピロリジル、ピペリジル、ピペラジル、モル
ホリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、イミダゾリ
ル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリミジ
ル、ピリダジル、ピラチル等が挙げられ、「その縮合
環」とは、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、インドリ
ル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリジニル、ベ
ンゾチアゾリジニル、キノリル、イソキノリル、キナゾ
リル、キノキサリル、シンノリル等が挙げられる。
【0018】また、「窒素原子と共に環を形成(更にヘ
テロ原子を1又は2個含んでもよい)」とは、飽和の単
環式の窒素、酸素、硫黄原子を付加的に1又は2個含有
してもよい複素環式基であり、例えばピロリジル、ピペ
リジル、ピペラジル、モルホリル等が挙げられる。本発
明化合物は、例えば、以下に示す製法により製造され
る。
【0019】一般式(1)で示される化合物の内、R
が水素原子である化合物は、一般式(5) (式中Ar,R,Rは前述の通りを表し、Rは低級
アルキル基、又は置換基を1個以上有してもよいアラル
キル基を表す)で示される化合物を無溶媒或いは適当な
溶媒、例えば、水、酢酸、メタノール等中、適当な酸、
例えば、塩酸、硫酸、臭化水素酸、トリフルオロ酢酸等
を用いて25〜120℃で0.5〜96時間反応させて
合成できる。
【0020】また、一般式(1)で示される化合物は、
一般式(5) (式中Ar,R,R,Rは前述の通りを表す)で示
される化合物の内、Rが低級アルコキシ基である場合
は、その化合物を適当な溶媒、水、メタノール、エタノ
ール等の溶媒中、適当なアルカリ、例えば、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム等を用いて25〜100℃で
0.5〜2時間反応させてカルボン酸体とした後、無溶
媒或いは適当な溶媒、例えば、水、酢酸、メタノール等
中、適当な酸、例えば、塩酸、硫酸、臭化水素酸、トリ
フルオロ酢酸等を用いて25〜120℃で0.5〜96
時間反応させても合成できる。
【0021】また、一般式(1)で示される化合物の
内、Rが水素原子である化合物は、適当な溶媒、例え
ば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等中、
適当な塩基、例えば、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等を用いてハロゲン化アルキル、例え
ばヨウ化メチル等やハロゲン化アラルキル、例えば、ベ
ンジルクロリド、4−メトキシベンジルクロリド等、或
いはハロゲン化環状アルキル、例えばシクロペンチルブ
ロマイド、シクロヘキシルブロマイド等を20〜120
℃で1〜12時間反応させて、Rが低級アルキル基、
アラルキル基(置換基を1個以上有してもよい)、環状
アルキル基で置換した化合物とすることもできる。
【0022】また、一般式(5)で示される化合物は、
一般式(6) (式中R,R,Rは前述の通りを表し、Xはハロゲ
ン原子を表す)で示される化合物と一般式(7) (式中Arは前述の通りを表す)或いは、一般式(8) (式中Arは前述の通りを表し、,R10は低級アルキル
基を表す)とを適当な溶媒、例えば、テトラヒドロフラ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、ベンゼン、トルエ
ン等中、適当な塩基、例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム等を用いて、適当な触媒、例えば、テトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(Pb)、
塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(Pb
II)、塩化(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)フェロセン)パラジウム(PbII)等の存在下、
25〜120℃で1〜36時間反応させて合成できる。
【0023】ここで、一般式(6)で示される化合物
は、一般式(9) (式中R,R,Xは前述の通りを表す)で示される化
合物を公知の方法で、すなわち適当な溶媒、例えば、ベ
ンゼン、トルエン、クロロホルム、塩化メチレン、テト
ラヒドロフラン等中、適当な銀触媒、例えば、酸化銀、
炭酸銀等を用いてハロゲン化アルキル、例えば、ヨウ化
メチル等やハロゲン化アラルキル、例えば、4−メトキ
シベンジルクロリド等と25〜120℃で2〜24時間
反応させて合成できる。
【0024】また、一般式(9)で示される化合物を適
当な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、クロロホル
ム、塩化メチレン、テトラヒドロフラン等中、ほう酸
塩、例えば、テトラメチルオキソニウムほう酸塩等を用
いて0〜50℃で2〜6時間反応させても合成できる。
【0025】また、一般式(9)で示される化合物は、
公知の方法で合成することができる。即ち、一般式(2
0)に適当な溶媒、例えば、エタノールやメタノール等
のアルコール、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチル
ホルムアミド等中、適当な塩基、例えばナトリウムエト
キシド、カリウムter−ブトキシド、水酸化カリウム
等の存在下、マロン酸エステル、例えばマロン酸ジエチ
ル等を反応させて合成できる。 (式中R,Xは前述の通りを表す) 一般式(20)で示される化合物の内、Rがニトロ基で
ある化合物は、下記スキーム1に示す方法で合成でき
る。即ち、入手可能或いは合成可能な一般式(21)を
アセチル化して一般式(22)とし、これを適当な溶媒
中、例えばニトロメタン、酢酸、硫酸等中、適当なニト
ロ化剤、例えば濃硝酸、発煙硝酸、硝酸カリウム等を用
いて−10〜80℃で0.5〜2時間反応させ、一般式
(23)とし、この一般式(23)を、適当な溶媒、例
えば水、アセトン等中、適当な酸化剤、例えば過マンガ
ン酸カリウム、過ヨウ素酸ナトリウム等を用いて0〜1
20℃で1〜15時間反応させて一般式(24)とし、
これを適当な溶媒、例えば水、 (式中Xは前述の通りを表す) 或は、エタノールやメタノール等のアルコールと水の混
液等中、適当な塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等を用いて20〜100℃で1〜5時間アルカ
リ加水分解するか、適当な溶媒、例えば水、或はエタノ
ールやメタノール等のアルコールと水の混液等中、適当
な酸、例えば塩酸、臭化水素酸等を用いて20〜100
℃で1〜10時間酸加水分解することで一般式(25)
とする。次に、一般式(25)を適当な溶媒、例えばエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等中、適当な
還元剤、例えばボラン−テトラヒドロフラン錯体、ボラ
ン−ジメチルスルフィド錯体、ボラン−ピリジン錯体等
のボラン錯体等を用いて20〜150℃で1〜5時間反
応させて一般式(26)とし、引き続きこれを適当な溶
媒、例えばクロロホルム、塩化メチレン、テトラヒドロ
フラン、ベンゼン、水等中、適当な酸化剤、例えば二酸
化マンガン等を用いて20〜100℃で1〜24時間反
応させて一般式(20a)とすることができる。
【0026】また、一般式(20)で示される化合物の
内、Rがトリフルオロメチル基である化合物は、下記ス
キーム2に示す方法で合成できる。 (式中Xは前述の通りを表す)
【0027】即ち、入手可能或いは合成可能な一般式
(27)に適当な溶媒、例えば、エーテル、テトラヒド
ロフラン等中、適当な塩基、例えば、カリウムter−
ブトキシド等の存在下、クロロホルムを−78〜25℃
で1〜5時間反応させて一般式(28)とし、これを適
当な溶媒、例えば、水、酢酸、テトラヒドロフラン或い
はこれらの混液等中、適当な還元剤、例えば、三塩化チ
タン等を用いて20〜80℃で10〜30分間反応させ
た後、適当なアルカリ、例えば、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化リチウム等でアルカリ性とするこ
とで一般式(20b)とすることができる。本発明化合
物の製造例及び実施例を記載し、本発明をさらに詳細に
説明する。
【0028】
【実施例】(実施例1) 2−メトキシ−7−ニトロ−6−フェニルキノリン−3
−カルボン酸エチル 6−ブロモ−2−メトキシ−7−ニトロキノリン−3−
カルボン酸エチル(260mg,732μmol)およびフェニルホウ
酸(134mg,1.10mmol)のトルエン(5ml)溶液に2M炭酸ナ
トリウム水溶液(732μl,1.46mmol)およびテトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(42.3mg,36.6μ
mol)を順次加え、6時間加熱還流した。有機層を分取
し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ[ヘ
キサン−酢酸エチル=4:1]にて精製することによ
り、黄色粉末の表題化合物を242mg得た。収率94
%。 H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.19(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.37−7.47
(5H,m),7.85(1H,s),8.31(1
H,s),8.60(1H,s).
【0029】(実施例2〜8)実施例1と同様の方法に
より、下記第1表記載の化合物を得た。
【0030】(実施例2) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.19(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.10−7.16
(3H,m),7.39−7.45(1H,m),7.
84(1H,s),8.34(1H,s),8.60
(1H,s).
【0031】(実施例3) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),2.42(3H,s),4.1
9(3H,s),4.44(2H,q,J=7.3H
z),7.27(4H,s),7.83(1H,s),
8.28(1H,s),8.59(1H,s).
【0032】(実施例4) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),3.86(3H,s),4.1
9(3H,s),4.44(2H,q,J=7.3H
z),6.99(2H,d,J=8.8Hz),7.3
1(2H,d,J=8.8Hz),7.82(1H,
s),8.26(1H,s),8.58(1H,s).
【0033】(実施例5) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.19(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.13−7.17
(2H,m),7.34−7.37(2H,m),7.
82(1H,s),8.31(1H,s),8.59
(1H,s).
【0034】(実施例6) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.19(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.25(2H,
d,J=8.3Hz),7.59(2H,d,J=8.
3Hz),7.81(1H,s),8.33(1H,
s),8.59(1H,s).
【0035】(実施例7) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.21(3H,s),4.4
6(2H,q,J=7.3Hz),7.56(2H,
d,J=8.8Hz),7.85(1H,s),8.3
3(2H,d,J=8.8Hz),8.46(1H,
s),8.62(1H,s).
【0036】(実施例8) H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.21(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.46(1H,d
d,J=8.8,1.5Hz),7.53−7.57
(2H,m),7.87−7.93(4H,m),7.
95(1H,s),8.37(1H,s),8.63
(1H,s).
【0037】(実施例9) 6−(ベンゾフラン−2−イル)−2−メトキシ−7−
ニトロキノリン−3−カルボン酸エチル 6−ブロモ−2−メトキシ−7−ニトロキノリン−3−
カルボン酸エチル(150mg,422μmol)および(ベンゾフラ
ン−2−イル)ホウ酸(130mg,633μmol)のトルエン(3m
l)溶液に2M炭酸ナトリウム水溶液(422μl,844μmol)
および(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェ
ロセン)ジクロロパラジウム−塩化メチレン(1:1)
錯体(17.2mg,21.1μmol)を順次加え、6時間加熱還流し
た。有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、
溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィ[ヘキサン−酢酸エチル=4:1]にて精
製することにより、橙色粉末の表題化合物を115mg得
た。収率69%。H−NMR(CDCl,δ):
1.45(3H,t,J=7.3Hz),4.19(3
H,s),4.46(2H,q,J=7.3Hz),
7.01(1H,d,J=1.0Hz),7.29(1
H,d,J=7.3Hz),7.35(1H,td,J
=7.3,1.5Hz),7.52(1H,1,J=
7.3Hz),7.63(1H,d,J=7.8H
z),8.22(1H,s),8.31(1H,s),
8.66(1H,s).
【0038】(実施例10) 2−メトキシ−7−ニトロ−6−(3−チエニル)キノ
リン−3−カルボン酸エチル 6−ブロモ−2−メトキシ−7−ニトロキノリン−3−
カルボン酸エチル(150mg,422μmol)および(3−チエニ
ル)ホウ酸(81.0mg,633μmol)を用い、実施例9と同様
の方法により、黄褐色粉末の表題化合物を120mg得
た。収率79%。 H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.18(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.14(1H,d
d,J=5.4,1.5Hz),7.39(1H,d
d,J=2.9,1.5Hz),7.43(1H,d
d,J=5.4,2.9Hz),7.90(1H,
s),8.24(1H,s),8.58(1H,s).
【0039】(実施例11) 2−メトキシ−7−ニトロ−6−(3−ピリジル)キノ
リン−3−カルボン酸エチル 6−ブロモ−2−メトキシ−7−ニトロキノリン−3−
カルボン酸エチル(150mg,422μmol)およびジエチル(3
−ピリジル)ボラン(93.1mg,633μmol)を用い、実施例
9と同様の方法により、黄白色粉末の表題化合物を10
9mg得た。収率73%。 H−NMR(CDCl,δ):1.44(3H,
t,J=7.3Hz),4.20(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),7.40(1H,d
d,J=7.8,4.9Hz),7.70(1H,d
t,J=7.8,2.0Hz),7.85(1H,
s),8.43(1H,s),8.62(1H,s),
8.68(1H,d,J=2.0Hz),8.69(1
H,dd,J=4.9,1.5Hz).
【0040】(実施例12) 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−2−オキソ−6−フェ
ニルキノリン−3−カルボン酸 実施例1の化合物(242mg,687μmol)の酢酸(7ml)溶液に
47%臭化水素酸(1.4ml)を加え、1時間加熱還流し
た。反応液に水を加え、析出晶を濾取し、水洗後、風乾
することにより、淡黄色粉末の表題化合物を209mg得
た。収率95%。 mp256−258℃ Anal. Calcd for C1610・1/2HO:
C,60.19;H,3.47;N,8.77. Found:C,60.25;H,3.52;N,8.69. HR−MS:311.0692(+2.4mmu)
【0041】(実施例13〜19)実施例2〜8の化合
物を用い、実施例8と同様の方法により、下記第2表記
載の化合物を得た。
【0042】(実施例13) mp263−265℃ Anal. Calcd for C16FN・1/5HO:
C,57.91;H,2.86;N,8.44. Found:C,58.09;H,2.84;N,8.43. HR−MS:329.0609(+3.6mmu)
【0043】(実施例14) mp279−281℃(分解) Anal. Calcd for C1712・11/10H
O:C,59.33;H,4.16;N,8.14. Found:C,59.21;H,3.85;N,7.83. HR−MS:324.0758(+1.2mmu)
【0044】(実施例15) mp299−301℃(分解) Anal. Calcd for C1610・1/2HO:
C,57.32;H,3.31;N,8.36. Found:C,57.21;H,2.95;N,8.47. HR−MS:326.0534(-0.4mmu)
【0045】(実施例16) mp258−260℃ Anal. Calcd for C16FN・1/4HO:
C,57.75;H,2.88;N,8.42. Found:C,57.91;H,2.74;N,8.36. HR−MS:328.0503(+0.8mmu)
【0046】(実施例17) mp286−288℃ Anal. Calcd for C16BrN・1/3H
O:C,48.63;H,2.47;N,7.09. Found:C,48.76;H,2.30;N,7.16. HR−MS:387.9694(-0.1mmu)
【0047】(実施例18) mp>300℃ Anal. Calcd for C163:C,54.09;H,
2.55;N,11.83. Found:C,53.97;H,2.49;N,12.14. HR−MS:355.0411(-2.9mmu)
【0048】(実施例19) mp>300℃ Anal. Calcd for C2012:C,66.67;
H,3.36;N,7.73. Found:C,66.58;H,3.47;N,7.58. HR−MS:361.0813(-1.2mmu)
【0049】(実施例20) 1,2−ジヒドロ−6−(4−メトキシフェニル)−7
−ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 実施例4の化合物(199mg,520μmol)のメタノール(5ml)
溶液に1N水酸化カリウム水溶液(1.04ml,1.04mmol)を
加え、1時間加熱還流した。冷後溶媒を留去し、得られ
た残渣を水に溶解後、酢酸エチルを用いて洗浄した。水
層を濃塩酸を用いてpH1とし、酢酸エチルにて抽出
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。得
られた残渣を酢酸(4ml)に溶解後、濃塩酸(1ml)を加え、
80℃にて3時間攪拌した。冷後水を加え、析出晶を濾
取し、水洗後、風乾することにより、黄褐色粉末の表題
化合物を96.1mg得た。収率54%。 mp283−285℃ Anal. Calcd for C1712:C,60.00;
H,3.55;N,8.23. Found:C,60.20;H,3.50;N,8.15. HR−MS:340.0701(+0.6mmu)
【0050】(実施例21) 6−(ベンゾフラン−2−イル)−1,2−ジヒドロ−
7−ニトロ−2−オキソキノリン−3−カルボン酸 実施例9の化合物(115mg,293μmol)の酢酸(5ml)溶液
に、濃塩酸(1ml)を加え、室温にて24時間攪拌した。
反応液に水を加え、析出晶を濾取し、水次いでクロロホ
ルムにて洗浄後、風乾することにより、黄色粉末の表題
化合物を90.0mg得た。収率87%。 mp>300℃ Anal. Calcd for C1810・1/4HO:
C,60.94;H,2.98;N,7.90. Found:C,60.81;H,2.94;N,7.82. HR−FAB+:351.0581(-3.6mmu)
【0051】(実施例22) 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−2−オキソ−6−(3
−チエニル)−キノリン−3−カルボン酸 実施例10の化合物(120mg,335μmol)の酢酸(4ml)溶液
に、47%臭化水素酸(1ml)を加え、室温にて22時間
攪拌した。反応液に水を加え、析出晶を濾取し、水洗
後、風乾することにより、黄色粉末の表題化合物を9
7.3mg得た。収率89%。 mp254−256℃ Anal. Calcd for C14S・1/2HO:
C,51.69;H,2.79;N,8.61. Found:C,51.90;H,2.77;N,8.61. HR−FAB+:371.0229(-0.4mmu)
【0052】(実施例23) 1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−2−オキソ−6−(3
−ピリジル)キノリン−3−カルボン酸 実施例11の化合物(109mg,308μmol)の酢酸(4ml)溶液
に、47%臭化水素酸(1ml)を加え、100℃にて5時
間攪拌した。冷後、析出晶を濾取し、水洗後、風乾する
ことにより、黄色粉末の表題化合物を85.4mg得た。
収率71%。 mp>300℃ HR−FAB+:312.0626(+0.5mmu)
【0053】(参考例1) 6−ブロモ−1,2−ジヒドロ−7−ニトロ−2−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸エチル 無水エタノール(30ml)にナトリウム(460mg,20.0mmol)を
溶解後、マロン酸ジエチル(4.55ml,30.0mmol)を滴下
し、室温下15分間攪拌した。これを5−ブロモ−4−
ニトロアントラニルアルデヒド(2.46g,10.0mmol)のエタ
ノール(30ml)溶液に加え、室温下22時間攪拌した。析
出晶を濾取し、エタノールで洗浄後、酢酸−水より再結
晶することにより、黄色粉末の表題化合物を2.52g
得た。収率74%。 H−NMR(DMSO−d,δ):1.30(3
H,t,J=7.3Hz),4.30(2H,q,J=
7.3Hz),7.84(1H,s),8.43(1
H,s),8.50(1H,s),12.46(1H,
s).
【0054】(参考例2) 6−ブロモ−2−メトキシ−7−ニトロキノリン−3−
カルボン酸エチル 参考例1の化合物(2.52g,7.39mmol)および酸化銀(2.06
g,8.87mmol)の無水トルエン(200ml)懸濁液に、100℃
にてヨウ化メチル(1.38ml,2.22mmol)を加え、1時間加
熱還流した。ヨウ化メチル(1.38ml,2.22mmol)を加え、
更に1時間加熱還流した。冷後セライトを用いて濾過
し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィ[ヘキサン−酢酸エチル=2:1]に
て精製することにより、黄白色粉末の表題化合物を1.
77g得た。収率68%。 H−NMR(CDCl,δ):1.43(3H,
t,J=7.3Hz),4.16(3H,s),4.4
5(2H,q,J=7.3Hz),8.15(1H,
s),8.27(1H,s),8.50(1H,s).
【0055】(参考例3) 2−ブロモ−4−ジクロロメチル−5−ニトロベンゾト
リフルオリド カリウムtet−ブトキシド(35.3g、315mm
ol)のテトラヒドロフラン(500ml)溶液に撹拌
下、−78℃にて、2−ブロモ−5−ニトロベンゾトリ
フルオリド(25.0g、92.6mmol)とクロロ
ホルム(16.6g、139mmol)のテトラヒドロ
フラン(50ml)溶液をゆっくり滴下した。滴下終了
後、同温にて30分間撹拌した。反応液にメタノール
(25ml)と酢酸(25ml)の混合液を加え、室温
まで昇温させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和
し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=100:0〜300:1)に付し、
黄色液体の表題化合物21.3gを得た。収率65%。 H−NMR(DMSO−d,δ):7.71(1
H,s),8.43(1H,s),8.52(1H,
s).
【0056】(参考例4) 5−ブロモ−4−トリフルオロメチルアントラニルアル
デヒド 参考例3の化合物(13.6g、38.5mmol)の
テトラヒドロフラン(350ml)溶液に酢酸(140
ml)および水(14ml)を加え、24%三塩化チタ
ン水溶液(116ml、231mmol)を撹拌下、室
温にて、ゆっくり滴下した。反応液を氷冷し、20%水
酸化ナトリウム水溶液を加えpH12とした後、酢酸エ
チルを加え、不溶物をセライト濾過し、残渣を酢酸エチ
ルで洗浄した。濾液と洗液を合わせ、酢酸エチル層を分
取し、水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を合
わせ、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=40:1〜20:
1)に付し、黄色粉末の表題化合物を3.34g得た。
収率32%。 H−NMR(DMSO−d,δ):7.31(1
H,s),7.50(2H,s),8.05(1H,
s),9.89(1H,s).
【0057】(実施例24) 6−ブロモ−1,2−ジヒドロ−2−オキソ−7−トリ
フルオロメチルキノリン−3−カルボン酸エチル マロン酸ジエチル(216mg、1.35mmol)に
1Mナトリウムエトキシドエタノール溶液(1.35m
l、1.35mmol)を加え、室温にて15分間撹拌
した。この溶液を5−ブロモ−4−トリフルオロメチル
アントラニルアルデヒド(181mg、0.675mm
ol)のエタノール(3ml)溶液に加え、室温にて1
6時間撹拌した。析出晶を濾取し、エタノール洗浄後、
減圧乾燥した。得られた粗結晶を水に懸濁し、3N塩酸
を加え、pH4とした後、析出晶を濾取し、水洗後、減
圧乾燥することにより白色粉末の表題化合物、144m
gを得た。収率65%。 H−NMR(DMSO−d,δ):1.31(3
H,t,J=6.8Hz),4.30(2H,q,J=
6.8Hz),7.75(1H,s),8.39(1
H,s),8.50(1H,s),12.38(1H,
s).
【0058】(実施例25) 6−ブロモ−2−エトキシ−7−トリフルオロメチルキ
ノリン−3−カルボン酸エチル 実施例24の化合物(500mg、1.37mmol)
のトルエン(50ml)懸濁液に酸化銀(I)(635
mg、2.74mmol)およびヨウ化エチル(855
mg、5.48mmol)を加え、6時間加熱還流し
た。冷後、反応液をセライト濾過し、濾液を濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=40:1〜20:1)に付し、淡黄色
粉末の表題化合物、402mgを得た。収率75%。 H−NMR(DMSO−d,δ):1.35(3
H,t,J=7.3Hz),1.40(3H,t,J=
7.3Hz),4.37(2H,q,J=7.3H
z),4.54(2H,q,J=7.3Hz),8.1
7(1H,s),8.63(1H,s),8.79(1
H,s).
【0059】(実施例26) 2−エトキシ−6−フェニル−7−トリフルオロメチル
キノリン−3−カルボン酸エチル 実施例25の化合物(200mg、0.599mmo
l)のトルエン(8ml)溶液にフェニルほう酸(10
9mg、0.899mmol)、(1,1’−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム
(22.0mg、0.0300mmol)および2M炭
酸ナトリウム水溶液(0.300ml、0.599mm
ol)を加え、6時間加熱環流した。冷後、反応液に酢
酸エチルを加え、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)
に付し、淡黄色粉末の表題化合物、185mgを得た。
収率79%。 H−NMR(DMSO−d,δ):1.34(3
H,t,J=7.3Hz),1.42(3H,t,J=
6.8Hz),4.36(2H,q,J=7.3H
z),4.57(2H,q,J=6.8Hz),7.4
1(2H,m),7.47(3H,m),8.09(1
H,s),8.18(1H,s),8.83(1H,
s).
【0060】(実施例27) 2−エトキシ−6−(3−フルオロフェニル)−7−ト
リフルオロメチルキノリン−3−カルボン酸エチル 実施例25の化合物(200mg、0.599mmo
l)および3−フルオロフェニルほう酸(126mg、
0.899mmol)を用い、実施例26同様の方法に
て淡黄色粉末の表題化合物、192mgを得た。収率7
9%。 H−NMR(DMSO−d,δ):1.34(3
H,t,J=7.3Hz),1.42(3H,t,J=
6.8Hz),4.36(2H,q,J=7.3H
z),4.57(2H,q,J=7.3Hz),7.2
4−7.35(3H,m),7.51−7.56(1
H,m),8.14(1H,s),8.19(1H,
s),8.03(1H,s).
【0061】(実施例28) 1,2−ジヒドロ−2−オキソ−6−フェニル−7−ト
リフルオロメチルキノリン−3−カルボン酸 実施例26の化合物(100mg、0.257mmo
l)の酢酸(3ml)溶液に47%臭化水素酸(0.6
ml)を加え、室温にて3時間撹拌した。2日間静置
後、50℃にて45分間撹拌した。反応液を氷冷し、水
を加え、析出晶を濾取し、水洗後、減圧乾燥することに
より、淡黄色粉末の表題化合物、71.0mgを得た。
収率83%。 HR−MS:333.0645(+3.2mmu). mp:255−257℃.
【0062】(実施例29) 1,2−ジヒドロ−6−(3−フルオロフェニル)−2
−オキソ−7−トリフルオロメチルキノリン−3−カル
ボン酸 実施例27の化合物(100mg、0.245mmo
l)を用い、実施例28同様の方法にて淡黄色粉末の表
題化合物(0.8水和物)、81.0mgを得た。収率
90%。 Anal.Calcd. for C17NO
・0.8HO:C 55.84,H 2.92,N
3.83. Found; C 55.79,H 2.66,N
4.14. HR−MS:351.0533(+1.4mmu). mp:270−272℃.
【0063】[生物活性] AMPA受容体に対する結合実験 ラット大脳皮質から調製した粗シナプトソーム膜標品に
AMPA受容体に選択的に結合する[H]−AMPA
(最終濃度:5nM)、チオシアン酸カリウム(最終濃
度:100mM)及び被験化合物を加え、0℃で30分間イ
ンキュベートした。吸引濾過により反応停止後、フィル
ター上の放射活性を液体シンチレーションカウンターで
測定した。[H]−AMPAの特異的結合量はグルタ
ミン酸(0.1mM)存在下での非特異的結合量を総結合量
から差し引くことにより求めた。被験化合物非存在下に
おける[H]−AMPA結合を100とし、50%低
下させる化合物の濃度(IC50値)を求め、これをKi
値に変換して各化合物のAMPA受容体への結合能を算
出した。(Eur.J.Pharmacol.,1993,246,195-204)
【0064】[結果]上記結果から、本発明6−アリー
ルキノキサリンカルボン酸誘導体は興奮性アミノ酸受容
体、特に、non−NMDA受容体のAMPA受容体に
対する優れた拮抗作用を有する新規化合物である。
【0065】これら本発明化合物では、神経細胞死を引
き起こす興奮性アミノ酸のAMPA受容体への結合を阻
害することから前記した興奮性アミノ酸による脳神経細
胞障害等の治療に有効であり、また、NMDA受容体拮
抗作用を有する薬物が有する副作用を発現しない有用な
化合物といえる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/28 A61P 25/28 43/00 111 43/00 111 C07D 401/04 C07D 401/04 405/04 405/04 409/04 409/04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
    基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
    般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
    表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)を表し、R
    はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、置換さ
    れてもよいアミノ基、又は一般式(3) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表し、nは1〜2を表
    す)を表し、Rはフェニル基、アラルキル基、5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環(これらは芳香環、
    複素環上に置換基を1個以上有してもよい)、水素原
    子、ハロゲン原子で置換されてもよい低級アルキル基、
    環状アルキル基を表し、Rは水酸基、低級アルコキシ
    基、又は一般式(4) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表すか、R及びR
    いずれか一方が水素原子を表し、もう一方が水酸基、低
    級アルコキシ基、置換基を1個以上有してもよいフェニ
    ルオキシ基、置換基を1個以上有してもよいアラルキル
    オキシ基を表す)で表される6−アリールキノリンカル
    ボン酸誘導体とその付加塩。
  2. 【請求項2】一般式(5) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
    基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
    般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
    表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)を表し、R
    はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、置換さ
    れてもよいアミノ基、又は一般式(3) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表し、nは1〜2を表
    す)を表し、Rは水酸基、低級アルコキシ基、又は一
    般式(4) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表すか、R及びR
    いずれか一方が水素原子を表し、もう一方が水酸基、低
    級アルコキシ基、置換基を1個以上有してもよいフェニ
    ルオキシ基、置換基を1個以上有してもよいアラルキル
    オキシ基を表す)を表し、Rは低級アルキル基、又は
    置換基を1個以上有してもよいアラルキル基を表す)で
    表される化合物を加水分解することを特徴とする請求項
    1記載のRが水素原子で表される6−アリールキノリ
    ンカルボン酸誘導体とその付加塩を製造する方法。
  3. 【請求項3】一般式(1) (式中Rは水素原子を表す)で表される請求項1記載
    の7−アリールキノリンカルボン酸誘導体に、ハロゲン
    原子で置換されてもよい低級アルキルハライド、環状ア
    ルキルハライド、置換基を1個以上有してもよいアラル
    キルハライドを反応させることを特徴とする請求項1記
    載の6−アリールキノリンカルボン酸誘導体(式中R
    は水素原子を除く)を製造する方法。
  4. 【請求項4】一般式(5) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
    基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
    般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
    表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)を表し、R
    はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、置換さ
    れてもよいアミノ基、又は一般式(3) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表し、nは1〜2を表
    す)を表し、Rは水酸基、低級アルコキシ基、又は一
    般式(4) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表すか、R及びR
    いずれか一方が水素原子を表し、もう一方が水酸基、低
    級アルコキシ基、置換基を1個以上有してもよいフェニ
    ルオキシ基、置換基を1個以上有してもよいアラルキル
    オキシ基を表す)を表し、Rは低級アルキル基、又は
    置換基を1個以上有してもよいアラルキル基を表す)で
    表される請求項1記載の6−アリールキノリンカルボン
    酸誘導体とその付加塩を製造するための合成中間体。
  5. 【請求項5】一般式(6) (式中Xはハロゲン原子を表し、Rはニトロ基、シアノ
    基、トリフルオロメチル基、置換されてもよいアミノ
    基、又は一般式(3) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表し、nは1〜2を表
    す)を表し、Rは水酸基、低級アルコキシ基、又は一
    般式(4) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表すか、R及びR
    いずれか一方が水素原子を表し、もう一方が水酸基、低
    級アルコキシ基、置換基を1個以上有してもよいフェニ
    ルオキシ基、置換基を1個以上有してもよいアラルキル
    オキシ基を表す)を表し、Rは低級アルキル基、又は
    置換基を1個以上有してもよいアラルキル基を表す)で
    表される化合物に、一般式(7) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
    基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
    般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
    表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)で表される
    化合物、或いは一般式(8) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
    基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
    般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
    表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環を表し、R10は低
    級アルキル基を表す)で表される化合物を反応させるこ
    とを特徴とする請求項4記載の化合物を製造する方法。
  6. 【請求項6】一般式(1) (式中Arは置換基を1個以上有してもよいフェニル
    基、置換基を1個以上有してもよいナフチル基、又は一
    般式(2) (式中Aは窒素、酸素、硫黄原子を表し、nは1〜3を
    表す)で表される置換基を1個以上有してもよい5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環を表す)を表し、R
    はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基、置換さ
    れてもよいアミノ基、又は一般式(3) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表し、nは1〜2を表
    す)を表し、Rはフェニル基、アラルキル基、5員若
    しくは6員の複素環及びその縮合環(これらは芳香環、
    複素環上に置換基を1個以上有してもよい)、水素原
    子、ハロゲン原子で置換されてもよい低級アルキル基、
    環状アルキル基を表し、Rは水酸基、低級アルコキシ
    基、又は一般式(4) (式中R及びRは同一又は相異なってフェニル基、
    アラルキル基、5員若しくは6員の複素環及びその縮合
    環(これらは芳香環、複素環上に置換基を1個以上有し
    てもよい)、水素原子、ハロゲン置換されてもよい低級
    アルキル基、環状アルキル基を表すか、R及びR
    で窒素原子と共に環を形成(更にヘテロ原子を1又は2
    個含んでもよい)してもよいを表すか、R及びR
    いずれか一方が水素原子を表し、もう一方が水酸基、低
    級アルコキシ基、置換基を1個以上有してもよいフェニ
    ルオキシ基、置換基を1個以上有してもよいアラルキル
    オキシ基を表す)で表される6−アリールキノリンカル
    ボン酸誘導体とその付加塩の一種以上を有効成分として
    含有することを特徴とするAMPA受容体拮抗作用を有
    する興奮性アミノ酸受容体拮抗薬。
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