JP2000158019A - 板圧延機 - Google Patents
板圧延機Info
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- JP2000158019A JP2000158019A JP10336125A JP33612598A JP2000158019A JP 2000158019 A JP2000158019 A JP 2000158019A JP 10336125 A JP10336125 A JP 10336125A JP 33612598 A JP33612598 A JP 33612598A JP 2000158019 A JP2000158019 A JP 2000158019A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、同径または異径のワークロール
で、片側駆動の板圧延機において、上下ワークロールの
摩耗が均一な板圧延機を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 板圧延機10は、上下ワークロール2
0、21と、ロール軸方向に3以上に分割され、前記上
ワークロール20に接する分割バックアップロール30
と、前記下ワークロール21に接する非分割型の下バッ
クアップロール40とを備え、前記分割バックアップロ
ール30、31ならびに分割バックアップロール30、
31ごとに設けられた圧下装置、荷重検出装置、および
圧下位置検出装置からなる複数の分割バックアップロー
ル・ユニットがインナーハウジング12にそれぞれ独立
して取り付けられている。前記下ワークロール21の表
面硬さが、前記上ワークロール20の表面硬さよりもシ
ョア硬さHs で5〜8高くなっている。
で、片側駆動の板圧延機において、上下ワークロールの
摩耗が均一な板圧延機を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 板圧延機10は、上下ワークロール2
0、21と、ロール軸方向に3以上に分割され、前記上
ワークロール20に接する分割バックアップロール30
と、前記下ワークロール21に接する非分割型の下バッ
クアップロール40とを備え、前記分割バックアップロ
ール30、31ならびに分割バックアップロール30、
31ごとに設けられた圧下装置、荷重検出装置、および
圧下位置検出装置からなる複数の分割バックアップロー
ル・ユニットがインナーハウジング12にそれぞれ独立
して取り付けられている。前記下ワークロール21の表
面硬さが、前記上ワークロール20の表面硬さよりもシ
ョア硬さHs で5〜8高くなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、個別に荷重検出
および圧下制御可能な分割バックアップロールを備えた
板圧延機に関する。
および圧下制御可能な分割バックアップロールを備えた
板圧延機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、3分割以上に分割された分割バッ
クアップロールのそれぞれについて荷重分布を検出し
て、圧延材〜ワークロール間の荷重分布を推定し、推定
した荷重分布に基づいて板形状を制御する板圧延機が注
目されている(例えば、特開平5−48375号公報参
照)。この板圧延機では、原理的に圧延機出側で板形状
を検出してフィードバックする必要はなく、したがって
時間遅れなく直接的に板形状を制御することができる。
この板圧延機によれば、良好な板品質、つまり良好な板
クラウンおよび平坦度を得ることができる。以下、この
ような板圧延機を知能型板圧延機という。
クアップロールのそれぞれについて荷重分布を検出し
て、圧延材〜ワークロール間の荷重分布を推定し、推定
した荷重分布に基づいて板形状を制御する板圧延機が注
目されている(例えば、特開平5−48375号公報参
照)。この板圧延機では、原理的に圧延機出側で板形状
を検出してフィードバックする必要はなく、したがって
時間遅れなく直接的に板形状を制御することができる。
この板圧延機によれば、良好な板品質、つまり良好な板
クラウンおよび平坦度を得ることができる。以下、この
ような板圧延機を知能型板圧延機という。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】片側駆動の知能型板圧
延機には、ワークロールが同径の圧延機と、異径の圧延
機とがある。前者の圧延機では、駆動側ワークロールの
摩耗が非駆動側のものより早く進む。後者の圧延機で
は、小径側ワークロールの摩耗が大径側のものより早く
進む。これら圧延機では、上下ワークロールの間で表面
粗さに差が生じ、ロール交換時期がずれたり、圧延され
た板の表裏面の性状が異なったり、あるいは板が反った
りする。このために、上下ワークロールの摩耗が均一に
進行することが望まれていた。軽圧下圧延の場合、同径
または異径でも片側駆動によって異周速圧延となるが、
異速率は0.1〜1%程度なので、片側駆動によって板
が反るようなことはない。
延機には、ワークロールが同径の圧延機と、異径の圧延
機とがある。前者の圧延機では、駆動側ワークロールの
摩耗が非駆動側のものより早く進む。後者の圧延機で
は、小径側ワークロールの摩耗が大径側のものより早く
進む。これら圧延機では、上下ワークロールの間で表面
粗さに差が生じ、ロール交換時期がずれたり、圧延され
た板の表裏面の性状が異なったり、あるいは板が反った
りする。このために、上下ワークロールの摩耗が均一に
進行することが望まれていた。軽圧下圧延の場合、同径
または異径でも片側駆動によって異周速圧延となるが、
異速率は0.1〜1%程度なので、片側駆動によって板
が反るようなことはない。
【0004】なお、知能型板圧延機の入・出側バックア
ップロールの摩耗を均一にするために、ヘルツ応力を調
整する方法が開示されている(特開平7−108303
号公報参照)。しかし、この方法は、ワークロールに適
用されるものではない。
ップロールの摩耗を均一にするために、ヘルツ応力を調
整する方法が開示されている(特開平7−108303
号公報参照)。しかし、この方法は、ワークロールに適
用されるものではない。
【0005】この発明は、同径または異径のワークロー
ルで、片側駆動の板圧延機において、上下ワークロール
の摩耗が均一な板圧延機を提供することを課題としてい
る。
ルで、片側駆動の板圧延機において、上下ワークロール
の摩耗が均一な板圧延機を提供することを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の板圧延機
は、上ワークロールと、上ワークロールと同径の下ワー
クロールと、ロール軸方向に3以上に分割され、前記上
ワークロールに接する分割バックアップロールと、前記
下ワークロールに接する非分割型の下バックアップロー
ルと、前記下ワークロールまたは下バックアップロール
の駆動装置とを備え、前記分割バックアップロールなら
びに分割バックアップロールごとに設けられた圧下装
置、荷重検出装置、および圧下位置検出装置からなる複
数の分割バックアップロール・ユニットがインナーハウ
ジングにそれぞれ独立して取り付けられている。前記下
ワークロールの表面硬さが、上ワークロールの表面硬さ
よりもショア硬さHs で5〜8高くなっている。
は、上ワークロールと、上ワークロールと同径の下ワー
クロールと、ロール軸方向に3以上に分割され、前記上
ワークロールに接する分割バックアップロールと、前記
下ワークロールに接する非分割型の下バックアップロー
ルと、前記下ワークロールまたは下バックアップロール
の駆動装置とを備え、前記分割バックアップロールなら
びに分割バックアップロールごとに設けられた圧下装
置、荷重検出装置、および圧下位置検出装置からなる複
数の分割バックアップロール・ユニットがインナーハウ
ジングにそれぞれ独立して取り付けられている。前記下
ワークロールの表面硬さが、上ワークロールの表面硬さ
よりもショア硬さHs で5〜8高くなっている。
【0007】第2の発明の板圧延機は、上ワークロール
と、上ワークロールよりも大径の下ワークロールと、ロ
ール軸方向に3以上に分割され、前記上ワークロールが
接する分割バックアップロールと、前記下ワークロール
が接する非分割型の下バックアップロールと、前記下ワ
ークロールまたは前記下バックアップロールの駆動装置
とを備え、前記分割バックアップロールならびに分割バ
ックアップロールごとに設けられた圧下装置、荷重検出
装置、および圧下位置検出装置からなる複数の分割バッ
クアップロール・ユニットがインナーハウジングにそれ
ぞれ独立して取り付けられている。そして、上ワークロ
ールの直径(DU )に対する下ワークロールの直径(D
L )の比(DL /DU )が1.2以上であり、上ワーク
ロールの表面硬さが下ワークロールの表面硬さよりもシ
ョア硬さHs で(2.1〜2.6)(DL /DU )1.7
高くなっている。
と、上ワークロールよりも大径の下ワークロールと、ロ
ール軸方向に3以上に分割され、前記上ワークロールが
接する分割バックアップロールと、前記下ワークロール
が接する非分割型の下バックアップロールと、前記下ワ
ークロールまたは前記下バックアップロールの駆動装置
とを備え、前記分割バックアップロールならびに分割バ
ックアップロールごとに設けられた圧下装置、荷重検出
装置、および圧下位置検出装置からなる複数の分割バッ
クアップロール・ユニットがインナーハウジングにそれ
ぞれ独立して取り付けられている。そして、上ワークロ
ールの直径(DU )に対する下ワークロールの直径(D
L )の比(DL /DU )が1.2以上であり、上ワーク
ロールの表面硬さが下ワークロールの表面硬さよりもシ
ョア硬さHs で(2.1〜2.6)(DL /DU )1.7
高くなっている。
【0008】第1および第2の発明の板圧延機は、いず
れも摩耗進行の早い方のワークロールの表面硬さを他方
のワークロールのものより高くしている。したがって、
摩耗が均一に進むので、ロール交換時期のずれ、板表裏
面の性状差、あるいは板反りを防ぐことができる。
れも摩耗進行の早い方のワークロールの表面硬さを他方
のワークロールのものより高くしている。したがって、
摩耗が均一に進むので、ロール交換時期のずれ、板表裏
面の性状差、あるいは板反りを防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の知能型板圧延
機の概略を示している。図2は、図1に示す知能型板圧
延機の主要部を模式的に示している。知能型板圧延機1
0は、ミルハウジング11内に上、下のインナーハウジ
ング12、13が昇降可能に支持されている。上のワー
クロール20は、ワークロールチョック15を介して上
のインナールハウジング12に上下方向および水平方向
に変位可能に支持されている。下のワークロール21は
ワークロールチョック15を介して下のインナールハウ
ジング13に上下方向に変位可能に支持されている。
機の概略を示している。図2は、図1に示す知能型板圧
延機の主要部を模式的に示している。知能型板圧延機1
0は、ミルハウジング11内に上、下のインナーハウジ
ング12、13が昇降可能に支持されている。上のワー
クロール20は、ワークロールチョック15を介して上
のインナールハウジング12に上下方向および水平方向
に変位可能に支持されている。下のワークロール21は
ワークロールチョック15を介して下のインナールハウ
ジング13に上下方向に変位可能に支持されている。
【0010】3組の入側分割バックアップロール・ユニ
ット27および4組の出側分割バックアップロール・ユ
ニット28がそれぞれ、板幅方向(図2で左右方向)に
一列となって上インナーハウジング12に独立して取り
付けられている。入出側分割バックアップロール・ユニ
ット27、28はそれぞれ、分割バックアップロール3
3、34、圧下装置36、荷重検出装置37および圧下
位置検出装置38からなっている。上ワークロール20
と、入出側分割バックアップロール列30、31とは、
逆ピラミッド型に配置されている。また、入側分割バッ
クアップロール33と出側分割バックアップロール34
は、図2に示すように板幅方向に交互に配置されてい
る。圧下装置36は、荷重検出装置37を介し各分割バ
ックアップロール33、34にそれぞれ独立して圧下力
を加える。圧下装置36は、例えば油圧シリンダーが用
いられる。荷重検出装置37は、各分割バックアップロ
ール33、34に加わる圧下荷重を検出する。荷重検出
装置37として、例えばロードセルが用いられる。油圧
シリンダーの圧力を検出して、圧下荷重を求めてもよ
い。圧下位置検出装置38は、分割バックアップロール
33、34の基準位置(例えば無負荷時のロール位置)
からの変位を検出する。例えば、容量形変位センサー、
誘導形変位センサーなどで、圧下装置36のシリンダー
位置を検出する。下インナーハウジング13には、一体
型、つまり非分割型の下バックアップロール40が支持
されている。上インナーハウジング12はパスライン調
整装置17で昇降され、圧延材Sのパス位置が調整され
る。下インナーハウジング13は、圧下装置18で圧下
力が加えられる。
ット27および4組の出側分割バックアップロール・ユ
ニット28がそれぞれ、板幅方向(図2で左右方向)に
一列となって上インナーハウジング12に独立して取り
付けられている。入出側分割バックアップロール・ユニ
ット27、28はそれぞれ、分割バックアップロール3
3、34、圧下装置36、荷重検出装置37および圧下
位置検出装置38からなっている。上ワークロール20
と、入出側分割バックアップロール列30、31とは、
逆ピラミッド型に配置されている。また、入側分割バッ
クアップロール33と出側分割バックアップロール34
は、図2に示すように板幅方向に交互に配置されてい
る。圧下装置36は、荷重検出装置37を介し各分割バ
ックアップロール33、34にそれぞれ独立して圧下力
を加える。圧下装置36は、例えば油圧シリンダーが用
いられる。荷重検出装置37は、各分割バックアップロ
ール33、34に加わる圧下荷重を検出する。荷重検出
装置37として、例えばロードセルが用いられる。油圧
シリンダーの圧力を検出して、圧下荷重を求めてもよ
い。圧下位置検出装置38は、分割バックアップロール
33、34の基準位置(例えば無負荷時のロール位置)
からの変位を検出する。例えば、容量形変位センサー、
誘導形変位センサーなどで、圧下装置36のシリンダー
位置を検出する。下インナーハウジング13には、一体
型、つまり非分割型の下バックアップロール40が支持
されている。上インナーハウジング12はパスライン調
整装置17で昇降され、圧延材Sのパス位置が調整され
る。下インナーハウジング13は、圧下装置18で圧下
力が加えられる。
【0011】上記のように構成された知能型板圧延機1
0において、上下のワークロール20、21は同径であ
る。非分割型の下バックアップロール40は、駆動装置
45によって回転駆動される。下バックアップロール4
0に接する下ワークロール21の表面硬さは、上ワーク
ロール20の表面硬さよりショア硬さHs で5〜8、好
ましくは6〜7だけ高くなっている。下ワークロール2
1の表面硬さと上ワークロール20の表面硬さとの差が
ショア硬さHs で5未満であると、下ワークロール21
が上ワークロール20よりも早く摩耗する。逆に、下ワ
ークロール21の表面硬さと上ワークロール20の表面
硬さとの差がショア硬さHs で8を超えると、上ワーク
ロール20が下ワークロール21より早く摩耗する。下
ワークロール21の表面硬さを高くするには、上下ワー
クロール20、21の材質もしくは熱処理条件を変え
る、または下ワークロール21にめっき、金属溶射など
の表面硬化処理を施す。なお、下バックアップロール4
0を回転駆動する代わりに、下ワークロール21を回転
駆動するようにしてもよい。この場合も、下ワークロー
ル21の表面硬さを上ワークロール20のものより高く
する。
0において、上下のワークロール20、21は同径であ
る。非分割型の下バックアップロール40は、駆動装置
45によって回転駆動される。下バックアップロール4
0に接する下ワークロール21の表面硬さは、上ワーク
ロール20の表面硬さよりショア硬さHs で5〜8、好
ましくは6〜7だけ高くなっている。下ワークロール2
1の表面硬さと上ワークロール20の表面硬さとの差が
ショア硬さHs で5未満であると、下ワークロール21
が上ワークロール20よりも早く摩耗する。逆に、下ワ
ークロール21の表面硬さと上ワークロール20の表面
硬さとの差がショア硬さHs で8を超えると、上ワーク
ロール20が下ワークロール21より早く摩耗する。下
ワークロール21の表面硬さを高くするには、上下ワー
クロール20、21の材質もしくは熱処理条件を変え
る、または下ワークロール21にめっき、金属溶射など
の表面硬化処理を施す。なお、下バックアップロール4
0を回転駆動する代わりに、下ワークロール21を回転
駆動するようにしてもよい。この場合も、下ワークロー
ル21の表面硬さを上ワークロール20のものより高く
する。
【0012】図3は、知能型板圧延機の他のロール構成
を示している。下ワークロール23は上ワークロール2
0より大径であり、駆動装置26で回転駆動される。非
分割型の下バックアップロール40は、非駆動である。
図4は、ロール構成の更に他の例を示している。下ワー
クロール23は上ワークロール20より大径であり、非
駆動である。非分割型の下バックアップロール40は、
駆動装置45で回転駆動される。これらロール構成にお
いて、上ワークロール20の直径(DU )に対する下ワ
ークロール23の直径(DL )の比(DL /DU )が
1.2以上(上限は3程度)である。そして、上ワーク
ロール20の表面硬さが下ワークロール23の表面硬さ
よりもショア硬さHs で(2.1〜2.6)(DL /D
U )1.7 、好ましくは(2.3〜2.4)(DL /DU
)1.7 高い。上下ワークロール20、23の表面硬さ
の差がショア硬さHs で2.1(DL /DU )1.7 未満
であると、上ワークロール20が下ワークロール23よ
りも早く摩耗する。逆に、上下ワークロール20、23
の表面硬さの差がショア硬さHs で2.6(DL /D
U)1.7 を超えると、下ワークロール23が上ワークロ
ール20より早く摩耗する。上ワークロール20の表面
硬さを高くする方法は、前記同径のワークロールの場合
と同じである。
を示している。下ワークロール23は上ワークロール2
0より大径であり、駆動装置26で回転駆動される。非
分割型の下バックアップロール40は、非駆動である。
図4は、ロール構成の更に他の例を示している。下ワー
クロール23は上ワークロール20より大径であり、非
駆動である。非分割型の下バックアップロール40は、
駆動装置45で回転駆動される。これらロール構成にお
いて、上ワークロール20の直径(DU )に対する下ワ
ークロール23の直径(DL )の比(DL /DU )が
1.2以上(上限は3程度)である。そして、上ワーク
ロール20の表面硬さが下ワークロール23の表面硬さ
よりもショア硬さHs で(2.1〜2.6)(DL /D
U )1.7 、好ましくは(2.3〜2.4)(DL /DU
)1.7 高い。上下ワークロール20、23の表面硬さ
の差がショア硬さHs で2.1(DL /DU )1.7 未満
であると、上ワークロール20が下ワークロール23よ
りも早く摩耗する。逆に、上下ワークロール20、23
の表面硬さの差がショア硬さHs で2.6(DL /D
U)1.7 を超えると、下ワークロール23が上ワークロ
ール20より早く摩耗する。上ワークロール20の表面
硬さを高くする方法は、前記同径のワークロールの場合
と同じである。
【0013】以上、上側に分割バックアップロールを配
置する板圧延機を前提に説明してきたが、下側に分割バ
ックアップロールを配置した板圧延機についても同様な
効果を得ることができることはいうまでもない。
置する板圧延機を前提に説明してきたが、下側に分割バ
ックアップロールを配置した板圧延機についても同様な
効果を得ることができることはいうまでもない。
【0014】
【実施例】(実施例1)図1および図2に示す上下同径
のワークロールを備えた知能型板圧延機で試験を行っ
た。圧延機の仕様および圧延条件を表1に示す。
のワークロールを備えた知能型板圧延機で試験を行っ
た。圧延機の仕様および圧延条件を表1に示す。
【表1】 下ワークロールを駆動し、非分割型の下バックアップロ
ールは非駆動とした。上ワークロール(非駆動)は、材
質がSUJ−2であり、表面硬さがショア硬さHs で9
1であった。下ワークロール(駆動)は、材質がSUJ
−2であり、表面硬さがショア硬さHs で93、96、
99、102であった。
ールは非駆動とした。上ワークロール(非駆動)は、材
質がSUJ−2であり、表面硬さがショア硬さHs で9
1であった。下ワークロール(駆動)は、材質がSUJ
−2であり、表面硬さがショア硬さHs で93、96、
99、102であった。
【0015】上記のような条件で板圧延した結果、下ワ
ークロール(駆動)の表面硬さHsが93では、下ワー
クロールの表面粗さが急激に低下し、摩耗が著しいこと
が判明した。下ワークロールの表面硬さHs が、96〜
99では、上下ワークロールロールはほぼ均一に摩耗し
た。また、下ワークロールの表面硬さHs が102の場
合、上ワークロール(非駆動)の摩耗が著かった。した
がって、下ワークロールロールの表面硬さは上ワークロ
ールのものより、ショア硬さHs で5〜8高い方がよい
ことがわかった。図5は、上下同径のワークロールの表
面硬さが等しい場合の表面粗さの経時変化を示してい
る。駆動ワークロールは非駆動ワークロールのものに比
べて著しく摩耗している。
ークロール(駆動)の表面硬さHsが93では、下ワー
クロールの表面粗さが急激に低下し、摩耗が著しいこと
が判明した。下ワークロールの表面硬さHs が、96〜
99では、上下ワークロールロールはほぼ均一に摩耗し
た。また、下ワークロールの表面硬さHs が102の場
合、上ワークロール(非駆動)の摩耗が著かった。した
がって、下ワークロールロールの表面硬さは上ワークロ
ールのものより、ショア硬さHs で5〜8高い方がよい
ことがわかった。図5は、上下同径のワークロールの表
面硬さが等しい場合の表面粗さの経時変化を示してい
る。駆動ワークロールは非駆動ワークロールのものに比
べて著しく摩耗している。
【0016】(実施例2)図1に示す知能型板圧延機で
上下異径のワークロールロールを用いて試験を行った。
圧延機の仕様および圧延条件は、ロールの駆動およびワ
ークロール以外については図1および表1と同じであ
る。上下ワークロールの材質はSUJ−2である。下ワ
ークロールまたは非分割バックアップロールのいずれか
を駆動した。ワークロールの直径および表面硬さを表2
に示す。
上下異径のワークロールロールを用いて試験を行った。
圧延機の仕様および圧延条件は、ロールの駆動およびワ
ークロール以外については図1および表1と同じであ
る。上下ワークロールの材質はSUJ−2である。下ワ
ークロールまたは非分割バックアップロールのいずれか
を駆動した。ワークロールの直径および表面硬さを表2
に示す。
【表2】
【0017】表2に示すワークロール径および表面硬さ
の組合せは、いずれも上下ワークロールの直径比(DL
/DU )が1.2以上であり、上ワークロールの表面硬
さが下ワークロールの表面硬さよりショア硬さHs で
(2.1〜2.6)(DL /DU )1.7 Hs だけ高くな
っている。このような条件で板圧延した結果、上下ワー
クロールはほぼ等しく摩耗した。図6は、上下異径のワ
ークロールの表面硬さが等しい場合の表面粗さの経時変
化を示している。小径ワークロールは、大径ワークロー
ルのものに比べて著しく摩耗している。
の組合せは、いずれも上下ワークロールの直径比(DL
/DU )が1.2以上であり、上ワークロールの表面硬
さが下ワークロールの表面硬さよりショア硬さHs で
(2.1〜2.6)(DL /DU )1.7 Hs だけ高くな
っている。このような条件で板圧延した結果、上下ワー
クロールはほぼ等しく摩耗した。図6は、上下異径のワ
ークロールの表面硬さが等しい場合の表面粗さの経時変
化を示している。小径ワークロールは、大径ワークロー
ルのものに比べて著しく摩耗している。
【0018】
【発明の効果】この発明では、摩耗が均一に進むよう
に、摩耗進行の早い方のワークロールの表面硬さを他方
のワークロールのものより高くしている。したがって、
ロール交換時期のずれ、板表裏面の性状差、あるいは板
反りを防ぐことができる。
に、摩耗進行の早い方のワークロールの表面硬さを他方
のワークロールのものより高くしている。したがって、
ロール交換時期のずれ、板表裏面の性状差、あるいは板
反りを防ぐことができる。
【図1】この発明の板圧延機の概略側面図である。
【図2】図1に示す板圧延機の主要部を模式的に示す正
面図である。
面図である。
【図3】板圧延機のロール構成の他の例を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】板圧延機のロール構成の更に他の例を示す模式
図である。
図である。
【図5】上下同径のワークロールの表面硬さが等しい場
合(従来例)の、表面粗さの経時変化を示すグラフであ
る。
合(従来例)の、表面粗さの経時変化を示すグラフであ
る。
【図6】上下異径のワークロールの表面硬さが等しい場
合(従来例)の、表面粗さの経時変化を示すグラフであ
る。
合(従来例)の、表面粗さの経時変化を示すグラフであ
る。
10 知能型板圧延機 11 ミルハウジング 12、13 インナーハウジング 17、18 圧下装置 20 上ワークロール 21、23 下ワークロール 26 ワークロール駆動装置 27、28 バックアップロールユニット 30、31 上バックアップロール 33、34 分割バックアップロール 36 油圧シリンダー 37 荷重検出装置 38 ロール位置検出装置 40 下(非分割)バックアップロール 45 バックアップロール駆動装置 S 圧延材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野原 由勝 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 左田野 豊 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4E016 AA02 BA02 CA04 CA07 EA01 FA11
Claims (2)
- 【請求項1】 上ワークロールと、上ワークロールと同
径の下ワークロールと、ロール軸方向に3以上に分割さ
れ、前記上ワークロールに接する分割バックアップロー
ルと、前記下ワークロールに接する非分割型の下バック
アップロールと、前記下ワークロールまたは下バックア
ップロールの駆動装置とを備え、前記分割バックアップ
ロールならびに分割バックアップロールごとに設けられ
た圧下装置、荷重検出装置、および圧下位置検出装置か
らなる複数の分割バックアップロール・ユニットがイン
ナーハウジングにそれぞれ独立して取り付けられた板圧
延機において、前記下ワークロールの表面硬さが前記上
ワークロールの表面硬さよりもショア硬さHs で5〜8
高いことを特徴とする板圧延機。 - 【請求項2】 上ワークロールと、上ワークロールより
も大径の下ワークロールと、ロール軸方向に3以上に分
割され、前記上ワークロールが接する分割バックアップ
ロールと、前記下ワークロールが接する非分割型の下バ
ックアップロールと、前記下ワークロールまたは前記下
バックアップロールの駆動装置とを備え、前記分割バッ
クアップロールならびに分割バックアップロールごとに
設けられた圧下装置、荷重検出装置、および圧下位置検
出装置からなる複数の分割バックアップロール・ユニッ
トが、インナーハウジングにそれぞれ独立して取り付け
られた板圧延機において、前記上ワークロールの直径
(DU )に対する前記下ワークロールの直径(DL )の
比(DL /DU )が1.2以上であり、上ワークロール
の表面硬さが下ワークロールの表面硬さよりもショア硬
さHs で(2.1〜2.6)(DL /DU )1.7 高いこ
とを特徴とする板圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336125A JP2000158019A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 板圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336125A JP2000158019A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 板圧延機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000158019A true JP2000158019A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18295961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10336125A Withdrawn JP2000158019A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 板圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000158019A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105077A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 板形状矯正装置 |
| JP2008105076A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 板形状矯正装置 |
| CN108555024A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-09-21 | 辽宁博镁兴业科技有限公司 | 一种镁合金箔材五辊异径轧机装置及其轧制方法 |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP10336125A patent/JP2000158019A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008105077A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 板形状矯正装置 |
| JP2008105076A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 板形状矯正装置 |
| CN108555024A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-09-21 | 辽宁博镁兴业科技有限公司 | 一种镁合金箔材五辊异径轧机装置及其轧制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |