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JP2000034145A - コンクリート製品 - Google Patents

コンクリート製品

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Publication number
JP2000034145A
JP2000034145A JP10198955A JP19895598A JP2000034145A JP 2000034145 A JP2000034145 A JP 2000034145A JP 10198955 A JP10198955 A JP 10198955A JP 19895598 A JP19895598 A JP 19895598A JP 2000034145 A JP2000034145 A JP 2000034145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium dioxide
granular
concrete
coated
decorative material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10198955A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunichi Kato
薫一 加藤
Toshio Watanabe
敏男 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIKARI SHOKUBAI KENKYUSHO KK
TOKAI PUREKON KK
Original Assignee
HIKARI SHOKUBAI KENKYUSHO KK
TOKAI PUREKON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIKARI SHOKUBAI KENKYUSHO KK, TOKAI PUREKON KK filed Critical HIKARI SHOKUBAI KENKYUSHO KK
Priority to JP10198955A priority Critical patent/JP2000034145A/ja
Publication of JP2000034145A publication Critical patent/JP2000034145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B20/00Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
    • C04B20/10Coating or impregnating
    • C04B20/1055Coating or impregnating with inorganic materials
    • C04B20/1066Oxides, Hydroxides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二酸化チタンの光触媒作用を利用して、大気
中のNOxやSOx等の大気汚染物質を分解し、大気清
浄化に貢献するとともに表面が汚れ難いコンクリート製
品を提供する。 【解決手段】 粒状装飾材21の表面22に二酸化チタ
ン皮膜35を形成した二酸化チタン被覆粒状物31を、
その表面32の一部分が露出するようにしてコンクリー
ト基材11表面12に埋設したことを特徴とするコンク
リート製品10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製品
に関する。
【0002】
【従来の技術】歩道の縁に設けられるコンクリートブロ
ック,歩道や車道のコンクリート製路面材,建築物の外
壁用コンクリートブロック,水路構成用コンクリートブ
ロック,側溝,側溝の蓋,植生ブロック等のコンクリー
ト製品においては、装飾性を付与するため、あるいは光
を受けた際の反射特性を付与するため等の理由から、ガ
ラスビーズ,ガラスカレット,小石,セラミックチップ
等の粒状装飾材をその表面の一部分が露出するようにし
てコンクリート表面に埋設することがある。
【0003】ところで、近年、工場の排煙や車の排気ガ
ス等、人工的に排出されるNOxやSOx等の有害な化
学物質による大気汚染が深刻な問題となっている。ま
た、最近になって、二酸化チタンに光を照射すると強い
還元作用をもつ電子と強い酸化作用を持つ正孔を生成す
るという、二酸化チタンの光触媒作用が、NOxやSO
x等の有害化学物質や悪臭物質の分解、あるいは殺菌や
防カビに効果があることが判明するようになった。
【0004】そこで、本発明者らは、前記二酸化チタン
の光触媒作用を上述したコンクリート製品に応用できな
いかと検討した結果、本発明をするに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明は、
二酸化チタンの光触媒作用を利用して、大気中のNOx
やSOx等の大気汚染物質を分解し、大気清浄化に貢献
するとともに、コンクリート製品自身の汚れも防止でき
るコンクリート製品を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、粒状
装飾材の表面に二酸化チタン皮膜を形成した二酸化チタ
ン被覆粒状物を、その表面の一部分が露出するようにコ
ンクリート基材表面に埋設したことを特徴とするコンク
リート製品に係る。
【0007】請求項2の発明は、粒状装飾材と、該粒状
装飾材の表面に二酸化チタン皮膜を形成した二酸化チタ
ン被覆粒状物とを、それらの表面の一部分が露出するよ
うにコンクリート基材表面に埋設するとともに、前記コ
ンクリート基材表面からの二酸化チタン被覆粒状物の突
出高さを、前記コンクリート基材表面からの粒状装飾材
の突出高さよりも小としたことを特徴とするコンクリー
ト製品に係る。
【0008】請求項3の発明は、請求項2における粒状
装飾材がガラスビーズを含む二種類以上の粒子からな
り、前記ガラスビーズからなる粒状装飾材の表面に二酸
化チタン皮膜を形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従って本発明を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るコンク
リート製品を示す断面図、図2は同コンクリート製品の
拡大断面図、図3は同コンクリート製品を製造する際に
おける初期工程を示す断面図、図4は同じく粒状装飾材
の埋め込み工程を示す断面図、図5は同じく二酸化チタ
ン被覆粒状物の埋め込み工程を示す断面図、図6は同じ
くコンクリート打設工程を示す断面図、図7は同じくコ
ンクリート固化工程を示す断面図、図8は同じくシート
および固着剤の除去工程を示す断面図、図9は二酸化チ
タン被覆粒状物の製造の一例に用いられる装置の概略図
である。
【0010】図1および図2に示すコンクリート製品1
0は、例えば、歩道の縁に設けられるブロック,歩道や
車道の路面材,建築物の外壁用ブロック,水路構成用ブ
ロック,側溝,側溝の蓋,植生ブロック等として使用さ
れるものであり、コンクリート基材11と粒状装飾材2
1と二酸化チタン被覆粒状物31を備える。
【0011】コンクリート基材11は、工場で型枠成形
された普通コンクリートあるいは軽量気泡コンクリート
や、いわゆる現場施工(打設)による普通コンクリート
等からなり、用途に合わせて所要形状(図では板状)に
形成される。なお、該コンクリート基材11に用いられ
るコンクリートは、一般的にアルカリ性を示す。
【0012】粒状装飾材21は、当該コンクリート製品
10に装飾性や光を受けた際の反射特性等を付与するた
めのもので、該粒状装飾材21としては、ガラスビー
ズ,ガラスカレット,小石,セラミックチップ等が挙げ
られる。サイズとしては粒径0.1〜10mm程度が一
般的である。この粒状装飾材21は、その表面22の一
部分が露出するようにして前記コンクリート基材11の
表面12に多数埋設される。
【0013】そして、このコンクリート製品10におい
ては、上記コンクリート基材11に埋設される多数の粒
状装飾材21のうち全部または一部(この実施例では一
部)の粒状装飾材21の表面22に二酸化チタン皮膜3
5を形成し、二酸化チタン被覆粒状物31としている。
この二酸化チタン被覆粒状物31も、前記二酸化チタン
皮膜で覆われていない粒状装飾材21と同様に、コンク
リート基材11表面12に多数埋設される。
【0014】なお、前記粒状装飾材21のうち二酸化チ
タン皮膜35が形成されるものをガラスビーズ製とすれ
ば、二酸化チタン被覆粒状物に光が当たった際に虹色の
反射光が得られるため、極めて装飾性に優れるコンクリ
ート製品10が得られる。その場合に、粒状装飾材21
を材質の異なる二種類以上のものとすれば、コンクリー
ト製品10の用途に応じて優れた装飾性を得ることがで
きるようになる。
【0015】前記二酸化チタン皮膜35の形成は、例え
ば、二酸化チタンのゾルを公知のディップコーティング
法やスピンコーティング法等により粒状装飾材21表面
22にコーティングした後、二酸化チタンのゾルから湿
潤ゾルへ、さらには乾燥および焼成により結晶化させる
ことによって行っても良いし、あるいは、本出願人が先
に出願した特願平9−14495号に記載の発明のよう
に二酸化炭素又はアルコール等からなる超臨界流体(物
質固有の臨界温度、臨界圧力を越えた状態にある流体)
に二酸化チタンのゾルを混合させた混合超臨界流体、若
しくはチタンアルコキシド等の有機チタン化合物を溶解
した混合超臨界流体を加熱するとともに急激に減圧しな
がら粒状装飾材21表面22に吹き付けたり、または、
前記混合超臨界流体を急激に減圧して粒状装飾材21表
面22に吹き付けるとともに該粒状装飾材21表面22
を加熱することによって行ってもよい。特に、前記混合
超臨界流体を用いて二酸化チタン皮膜35を形成すれ
ば、粒状装飾材21の大きさや材質あるいは施工現場の
条件等の制約を受けず、簡単かつ迅速に二酸化チタン皮
膜35を形成することができる。なお、当該二酸化チタ
ン皮膜35の形成方法は上記したものに限定されるもの
ではない。
【0016】前記二酸化チタンのゾルは超微粒子の二酸
化チタンを水に懸濁させたり、アルコールとチタン塩や
金属チタンとの反応等によって得られるチタンのアルコ
キシドを酸やアルカリ等を触媒として加水分解したりす
ることによって調製される(ゾルゲル法)。他方、前記
有機チタン化合物としては、チタンのエトキシド,ブト
キシド,イソプロポキシド,n−プロポキシド等のチタ
ンアルコキシドおよびそれらの混合物からなるアルコキ
シド、あるいはチタンの酢酸塩,蓚酸塩,2−エチルヘ
キサン酸塩,ステアリン酸塩,乳酸塩,アセチル酢酸塩
等の有機酸塩およびそれらの混合物が挙げられ、これら
にアルコールやアルコールアミン類,グリコール類,エ
チレングリコール,エチレンオキシド,キシレン,ジオ
キサン,ホルムアミド,ジメチルホルムアミド,蓚酸等
の溶媒を加えたものでも良い。なお、前記有機チタン化
合物を溶解した混合超臨界流体を用いて二酸化チタン皮
膜35を形成する場合には、混合超臨界流体の減圧時に
高温空気若しくは高温酸素と接触酸化させたり、あるい
は混合超臨界流体の減圧前に亜臨界または超臨界状態の
水と接触させることによって、酸化分解(二酸化チタン
の生成)を促進させるのが好ましい。
【0017】前記二酸化チタン被覆粒状物31の一製造
実施例を、次に具体的に示す。この具体例においては、
図9に示す二酸化チタン被覆用装置Eが用いられる。こ
の二酸化チタン被覆用装置Eは、二酸化炭素供給部60
と超臨界流体生成部70と混合超臨界流体生成部80お
よび噴出部90とよりなる。
【0018】二酸化炭素供給部60は、二酸化炭素ボン
ベ61を有し、そのボンベ61から配管62を介して超
臨界流体生成部70に二酸化炭素を供給するようになっ
ている。なお、二酸化炭素に代えてメタノール等のアル
コールを用いても良い。この例では、前記配管62の途
中に設けられた高圧ポンプ63によって、31℃の二酸
化炭素が100気圧まで加圧され、その後、超臨界流体
生成部70に供給される。符号64はドライヤー、65
は冷却装置、66はフィルター、67は圧力計、68は
安全弁である。
【0019】超臨界流体生成部70は、前記加圧された
二酸化炭素を加熱して超臨界流体を形成する部分で、こ
の例では混合超臨界流体生成部80と兼用の恒温槽71
内に設けられている。恒温槽71は40℃〜250℃の
任意の温度に維持できるようになっており、この例では
100℃に維持されている。この超臨界流体生成部70
は、前記二酸化炭素ボンベ61に高圧ポンプ63等を介
して配管62で接続されており、前記加圧された二酸化
炭素をプレヒーター72で80℃に加熱して超臨界流体
とする。符号73はストッパーである。
【0020】混合超臨界流体生成部80は、前記超臨界
流体生成部70で生成された二酸化炭素などの超臨界流
体に二酸化チタンのゾルを混合して混合超臨界流体を生
成する部分である。この混合超臨界流体生成部80は、
前記超臨界流体生成部70に配管62で接続された抽出
セル81を有する。この抽出セル81には攪拌モータで
回転する攪拌装置82と、二酸化チタンのゾルを供給す
るための配管62Aが設けられている。そして、その配
管62Aを介して所定量の二酸化チタンのゾルが抽出セ
ル81に供給され、前記超臨界流体生成部70から供給
される二酸化炭素の超臨界流体と混合されて混合超臨界
流体が生成される。この例では、抽出セル81内に、二
酸化チタンのゾルと二酸化炭素の超臨界流体を重量比率
1:30で供給して、100気圧,80℃の混合超臨界
流体を生成した。なお、二酸化チタンのゾルは、公知の
ゾルゲル法で生成されたものを用いた。符号61Aは二
酸化チタンのゾル容器、63Aは高圧ポンプ、66Aは
フィルター、67Aと83は圧力計、68Aと85は安
全弁、84は温度計である。
【0021】噴出部90は、前記混合超臨界流体を粒状
装飾材21に吹き付ける部分で、前記抽出セル81に接
続されたホース91の先端に膨張ノズル92が取り付け
られている。そして、拡散防止ボックス95内を通過す
るコンベア96上に並べられた粒状装飾材21の表面2
2に前記膨張ノズル92から前記混合超臨界流体を吹き
付ける。次いで、前記混合超臨界流体が吹き付けられた
粒状装飾材21をコンベア96上から回収した後、該粒
状装飾材21の表面22を加熱装置(図示せず)で加熱
することによって、粒状装飾材21表面22に二酸化チ
タン皮膜35を形成して、前記二酸化チタン被覆粒状物
31を得た。この例では、前記粒状装飾材21として粒
径2〜4mmのガラスビーズを用い、また、ノズル92
の径は0.1〜0.3mm、混合超臨界流体の吐出圧は
10〜30MPa、加熱装置は近赤外線加熱装置からな
り、前記粒状装飾材21の表面22を400℃に加熱し
た。このようにして粒状装飾材21表面22に形成され
た二酸化チタン皮膜35は、結晶形がアナターゼからな
ってその厚みは1〜5μであった。
【0022】このように構成されたコンクリート製品1
0においては、前記二酸化チタン被覆粒状物31のコン
クリート基材11表面12から露出した部分における二
酸化チタン皮膜35が太陽光や電灯等の光を受けると、
該二酸化チタン皮膜35に強い還元作用をもつ電子と強
い酸化作用を持つ正孔を生成して酸化還元作用を行うた
め、その酸化還元作用により接触する大気中のNOxや
SOx等の大気汚染物質を分解することができ、大気清
浄化に貢献することができる。また、前記コンクリート
基材11に使用されるコンクリートはアルカリ性である
ため、前記二酸化チタン皮膜35の光触媒作用によりN
OxやSOx等を分解する際に生成される硫酸(HNO
)等の酸性物質を中和することができ、自然環境保護
効果が高い。さらに、前記NOxやSOx等の大気汚染
物質がコンクリート製品10の表面で分解され、しか
も、前記二酸化チタンの酸化還元作用によってコンクリ
ート製品10の表面で殺菌及び防カビ効果が得られるた
め、コンクリート製品10の表面に汚れが付着し難く、
美観を長期に渡って維持することができる。
【0023】また、この実施例のように、二酸化チタン
皮膜で覆われていない粒状装飾材21と該粒状装飾材2
1表面22に二酸化チタン皮膜35を形成した二酸化チ
タン被覆粒状物31とを、それらの表面22,32の一
部分が露出するようにコンクリート基材11表面12に
埋設する場合には、前記コンクリート基材11表面12
からの二酸化チタン被覆粒状物31の突出高さhを、前
記コンクリート基材11表面12からの二酸化チタン皮
膜で覆われていない粒状装飾材21の突出高さiよりも
小とするのが好ましい。このようにすれば、当該コンク
リート製品10をその表面が人あるいは車両の通行等に
より頻繁に摩耗されるような歩道や車道の路面材等に用
いる場合でも、その摩耗によって前記二酸化チタン被覆
粒状物31の二酸化チタン皮膜35が削られるのを防ぐ
ことができる。さらに、粒状装飾材21のうち、二酸化
チタン皮膜で覆われるものを他の二酸化チタン皮膜で覆
われていない粒状装飾材よりも小粒とすれば、前記高さ
h,iの設定を容易に行うことができる。
【0024】上記粒状装飾材21および二酸化チタン被
覆粒状物31をコンクリート基材11表面12に埋設す
る手段としては、シート転写工法を利用するのが好適で
ある。以下、該シート転写工法を利用して前記コンクリ
ート製品10を製造する一例について述べる。
【0025】まず、図3に示すように、型枠51内に不
織布やポリエチレン等からなる透水性の良いシート52
を配置するとともに、二液性の固着剤53を所定量吐出
して前記シート52に浸透させる。
【0026】前記固着剤53は、シート52に対する密
着性が良く、かつコンクリートに対する離型性(剥離
性)が良いものが好ましく、特には親水性ポリウレタン
樹脂液とポリオレフィン系ワックス,天然ワックス,シ
リコン系ワックス等の離型剤を乳化した水溶性液とを所
定の配合率(例えば、親水性ポリウレタン樹脂液:離型
剤を乳化した水溶性液=20:80)で調合し攪拌混合
した二液性常温反応タイプの抱水固結体が好適である。
【0027】次いで、図4に示すように、前記固着剤5
3上に前記二酸化チタン皮膜で覆われていない粒状装飾
材21をその露出予定面が下になるようにして載置し、
該粒状装飾材21を所定深さm(=前記粒状装飾材21
の突出高さi)だけ埋め込む。さらに、図5に示すよう
に、前記固着剤53上に前記二酸化チタン被覆粒状物3
1をその露出予定面が下になるようにして載置し、該二
酸化チタン被覆粒状物31を所定深さn(=前記二酸化
チタン被覆粒状物31の突出高さh)だけ埋め込む。こ
の際、前記二酸化チタン被覆粒状物31の埋め込み深さ
nを二酸化チタン皮膜で覆われていない粒状装飾材21
の埋め込み深さmより小にすることによって、上述した
ようにコンクリート基材11表面12からの二酸化チタ
ン被覆粒状物31の突出高さを、前記コンクリート基材
11表面12からの粒状装飾材21の突出高さよりも小
とすることができる。なお、この粒状装飾材21および
二酸化チタン被覆粒状物31の固着剤53への埋め込み
は同時に行っても良い。
【0028】次に、前記固着剤53を養生することによ
り固化(ゲル化)して該固着剤53と前記シート52を
一体化させた後、図6に示すように、前記固着剤53お
よび粒状装飾材21並びに二酸化チタン被覆粒状物31
を覆うように型枠51内にコンクリートCを打設する。
なお、前記固着剤53を固化する間に型枠51内に鉄筋
(図示せず)を組み込んでもよい。また、前記シート5
2上に固着剤53を設けて粒状装飾材21及び二酸化チ
タン被覆粒状物31の埋め込みを行ったシートを別途用
意し、そのシートをコンクリート製品用の型枠内に配置
して前記コンクリートの打設を行ってもよい。
【0029】そして、図7に示すように、前記コンクリ
ートCを、前置常温養生,蒸気加温養生,後置常温養生
して硬化させてコンクリート基材11を形成した後、型
枠51を外す。その後、図8に示すように、コンクリー
ト基材11の表面12からシート52および固着剤53
を剥がして取り除けば、図1および図2に示したような
コンクリート製品10が得られる。なお、前記シート5
2および固着剤53を剥がす際に、シート52の表面か
ら水を供給すれば、該シート52は透水性が良いため、
固着剤53が水を吸収して膨潤し、当該シート52およ
び固着剤53がコンクリート基材11から剥がれ易くな
る。
【0030】上記した例のようにコンクリート製品10
を製造すれば、コンクリート基材11に埋設される粒状
装飾材21あるいは二酸化チタン被覆粒状物31を、コ
ンクリート基材11内に完全に埋没させることなく、該
粒状装飾材21表面22および二酸化チタン被覆粒状物
31表面32の一部分を、コンクリート基材11の表面
12から簡単に露出させることができる。したがって、
二酸化チタン被覆粒状物31の二酸化チタン皮膜35が
確実に露出し、確実に太陽光や電灯等の光を受けること
ができるので、上述した二酸化チタン皮膜35の光触媒
作用効果を十分発揮することができる。しかも、この製
造時にコンクリート製品10の表面を傷つける心配がな
く、美麗に仕上げることができる。
【0031】ここで、本発明に係るコンクリート製品1
0の製造手段(前記粒状装飾材21および二酸化チタン
被覆粒状物31を、それらの表面22,32の一部分が
露出するようにコンクリート基材11表面12に埋設す
る手段)は、上記の例に限定されず、例えば、型枠の底
部に前記粒状装飾材21および二酸化チタン被覆粒状物
31をその露出予定面を下にして載置し、該粒状装飾材
21および二酸化チタン被覆粒状物31の周囲に砂、か
んてん、パラフィン等を敷き詰めて該粒状装飾材21お
よび二酸化チタン被覆粒状物31を所定深さまで埋め込
み、次いで、前記粒状装飾材21および二酸化チタン被
覆粒状物31を覆うようにコンクリートを打設し、コン
クリートが固化した後、前記砂、かんてん、パラフィン
等を圧力水等の吹き付けにより洗い流したり、加熱溶融
して除去する、公知の洗い出し工法によって当該コンク
リート製品10を製造しても良い。
【0032】なお、本発明に係るコンクリート製品につ
いて、大気汚染物質であるNOxに対する無害化作用
を、次のようにして調べた。すなわち、NOxを含む気
体が流れる配管途中に透明容器を接続し、その容器内に
本発明に係るコンクリート製品を入れて、容器に紫外線
を照射したり、照射を止めたりするとともに、容器通過
後の気体中に含まれるNOx量を測定した。その結果
は、紫外線照射によりNOxが直ちに分解されて減少
し、紫外線照射を停止すると再びNOxが増加した。ま
た、本発明に係るブロック状のコンクリート製品と通常
のコンクリートブロックとを屋外に1ヶ月間放置してそ
の表面の汚れを観察したところ、明らかに本発明品は汚
れが少なかった。
【0033】
【発明の効果】以上図示し説明したように、本発明のコ
ンクリート製品によれば、表面の一部分が露出するよう
にコンクリート基材に埋設された二酸化チタン被覆粒状
物における二酸化チタン皮膜の光触媒作用によって、大
気中のNOxやSOx等の大気汚染物質を分解すること
ができ、大気清浄化に貢献することができる。しかも、
前記コンクリート基材はアルカリ性であるため、そのア
ルカリで前記二酸化チタン皮膜の光触媒作用によりNO
xやSOx等を分解する際に生成される硫酸等の酸性物
質を中和することができ、自然環境保護効果が高い。ま
た、コンクリート製品の表面が汚れ難い効果もある。
【0034】また、請求項2の発明のように、コンクリ
ート基材表面からの二酸化チタン皮膜が形成された二酸
化チタン被覆粒状物の突出高さを、前記コンクリート基
材表面からの二酸化チタン皮膜で覆われていない粒状装
飾材の突出高さよりも小とすれば、当該コンクリート製
品を表面が頻繁に摩耗されるような用途に用いる場合で
も、該摩耗により前記二酸化チタン皮膜が削られるのを
防ぐことができる。
【0035】さらに、請求項3の発明のように、二酸化
チタン皮膜で覆われる粒状装飾材をガラスビーズとすれ
ば、光が当たった際に虹色の反射光を生じ、極めて装飾
性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るコンクリート製品を
示す断面図である。
【図2】同コンクリート製品の拡大断面図である。
【図3】同コンクリート製品を製造する際における初期
工程を示す断面図である。
【図4】同じく粒状装飾材の埋め込み工程を示す断面図
である。
【図5】同じく二酸化チタン被覆粒状物の埋め込み工程
を示す断面図である。
【図6】同じくコンクリート打設工程を示す断面図であ
る。
【図7】同じくコンクリート固化工程を示す断面図であ
る。
【図8】同じくシートおよび固着剤の除去工程を示す断
面図である。
【図9】二酸化チタン被覆粒状物の製造の一例に用いら
れる装置の概略図である。
【符号の説明】
10 コンクリート製品 11 コンクリート基材 12 コンクリート基材の表面 21 粒状装飾材 22 粒状装飾材の表面 31 二酸化チタン被覆粒状物 32 二酸化チタン被覆粒状物の表面 35 二酸化チタン皮膜 h 二酸化チタン被覆粒状物の突出高さ i 粒状装飾材の突出高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04C 2/04 E04F 13/14 102A E04F 13/14 102 B01D 53/36 J (72)発明者 渡邊 敏男 愛知県額田郡額田町大字鍛埜字坂口1番地 1 東海プレコン株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA28 AA65 AB04 AB22 AB46 BA02 BA12 BB09 GA33X GA43W GB13W GB23X GB26W GB32W 2E162 CA11 EA03 4D048 AA02 AA06 AB01 AB02 BA07X BA07Y BB01 CA10 CC70 EA01 4G052 AB27 4G069 AA03 AA08 BA00 BA04A BA04B BA14A BA14B BA48A CA01 CA10 CA11 CA12 CA13 EA08 EB15Y EB18Y EC22Y ED04 FA03 FB04 FB23 FB24 FB66 FB79

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状装飾材の表面に二酸化チタン皮膜を
    形成した二酸化チタン被覆粒状物を、その表面の一部分
    が露出するようにコンクリート基材表面に埋設したこと
    を特徴とするコンクリート製品。
  2. 【請求項2】 粒状装飾材と、該粒状装飾材の表面に二
    酸化チタン皮膜を形成した二酸化チタン被覆粒状物と
    を、それらの表面の一部分が露出するようにコンクリー
    ト基材表面に埋設するとともに、前記コンクリート基材
    表面からの二酸化チタン被覆粒状物の突出高さを、前記
    コンクリート基材表面からの粒状装飾材の突出高さより
    も小としたことを特徴とするコンクリート製品。
  3. 【請求項3】 請求項2において、粒状装飾材がガラス
    ビーズを含む二種類以上の粒子からなり、前記ガラスビ
    ーズからなる粒状装飾材の表面に二酸化チタン皮膜を形
    成したことを特徴とするコンクリート製品。
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