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JP2000019428A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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Publication number
JP2000019428A
JP2000019428A JP10183092A JP18309298A JP2000019428A JP 2000019428 A JP2000019428 A JP 2000019428A JP 10183092 A JP10183092 A JP 10183092A JP 18309298 A JP18309298 A JP 18309298A JP 2000019428 A JP2000019428 A JP 2000019428A
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JP
Japan
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actuator
switch
endoscope
driving
drive
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Application number
JP10183092A
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Inventor
Yutaka Fujisawa
豊 藤澤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP18309298A priority Critical patent/JP4127731B2/ja
Publication of JP2000019428A publication Critical patent/JP2000019428A/ja
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Publication of JP4127731B2 publication Critical patent/JP4127731B2/ja
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の内視鏡に搭載されたアクチュエータに
よりズームレンズ等の被駆動体を駆動する操作を行った
場合の駆動特性のバラツキを容易に小さくないしは解消
できる内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡2の先端部31の対物光学系34
にはズームレンズ38が設けられ、その近傍に設けたア
クチューエータ39の出力軸と連結され、ズームスイッ
チ40等の操作によりズーム制御装置6内の駆動回路5
1からの駆動信号をアクチューエータ39に印加してズ
ームレンズ38は光軸方向に移動して任意の倍率の状態
等に設定する場合、個々の内視鏡2の搭載されたアクチ
ュエータ39の駆動特性を揃えるために内視鏡2それぞ
れに設けたディップスイッチ63によって、そのアクチ
ュエータ39を駆動する情報を持たせ、その情報を読み
取ってズーム制御装置6はROM53から対応する駆動
パルス比率の駆動波形データを読み出し、バラツキの少
ない駆動特性でそのアクチュエータ39を駆動してズー
ム移動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータに
より挿入部先端部に設けたズームレンズ等を移動する内
視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。例えば、特開平9−
322566号公報の内視鏡装置では、対物光学系の一
部をズームレンズにて構成し、そのズームレンズを圧電
アクチュエータにより移動される被移動体に連結した構
造にして、ズームレンズを移動させることにより観察画
像の倍率を変化させるものが開示されている。このよう
な構成の内視鏡装置では1本の内視鏡により、変倍する
ことによってルーチン検査と精査観察ができるため、便
利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した圧電アクチュ
エータを用いて内視鏡のズームレンズを構成する対物光
学系等の被駆動体を駆動する場合、内視鏡の先端に搭載
されるアクチュエータは、個々の性能のバラツキがある
ため、制御装置の設定を同一としても、複数の内視鏡を
使用するとズーム速度、拡大倍率などのズーム性能にバ
ラツキが出る可能性があった。従って、複数の内視鏡を
使用する度に、ズーム性能が最適となる様、制御装置の
設定を調整する必要があり、作業が煩雑であった。
【0004】なお、特願平9−160201号では、内
視鏡と制御装置を接続した時、内視鏡内に、駆動波形設
定信号発生手段を設け、アクチュエータの駆動周波数や
駆動電圧を最適に設定するようにしているが、駆動電圧
を小さく変更することは簡単にできても大きくすること
は駆動電圧をハードウエア的に大きくしなければなら
ず、ハードウェア上での大きな変更が必要になってしま
い、より簡単にバラツキの調整を行うことができる構成
が望ましい。また、駆動周波数や駆動電圧のみでは、十
分にアクチュエータの駆動速度のバラツキを調整するこ
とはできない。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、個々の内視鏡に搭載されたアクチ
ュエータによりズームレンズ等の被駆動体を駆動する操
作を行った場合の駆動特性のバラツキを容易に小さくな
いしは解消できる内視鏡装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】アクチュエータにより駆
動される被駆動体を有する内視鏡と、着脱自在に前記内
視鏡に接続され前記アクチュエータを駆動制御する制御
装置を備えた内視鏡装置において、前記制御装置は接続
される内視鏡個々の情報に基づいて、前記アクチュエー
タを駆動する駆動波形の出現状態を設定する駆動制御手
段を設けることにより、内視鏡個々に搭載されたアクチ
ュエータ等にバラツキがある場合にも、そのバラツキを
駆動波形の出現状態の変更(具体的には駆動パルス比率
等の変更)により簡単に解消できるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図12は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態
の内視鏡装置の外観を示し、図2は第1の実施の形態の
内視鏡装置の全体構成を示し、図3は内視鏡の先端部に
設けた光学系及びそれを駆動するアクチュエータを示
し、図4はアクチュエータの外形を示し、図5はアクチ
ュエータの内部構造を示し、図6は駆動波形を示し、図
7はズーム制御装置の正面図を示し、図8はズーム制御
装置内の概略の構成を示し、図9は駆動パルス比率を示
し、図10はディップスイッチの外形及び各スイッチに
割り当てられた機能等を示し、図11は受信回路の具体
的な回路構成を示し、図12は変形例における駆動パル
ス比率を示す。
【0008】図1及び図2に示す本発明の第1の実施の
形態の内視鏡装置1はズーム(拡大から広角まで任意の
倍率に調整できる)機能を備えたズーム式電子内視鏡
(以下、単に内視鏡と略記)2と、この内視鏡2のライ
トガイドに照明光を供給する光源装置3と、撮像手段に
対する信号処理を行うカメラコントロールユニッット
(CCUと略記)4と、CCU4から出力される映像信
号を表示するカラーモニタ5と、拡大/広角制御(単に
ズーム制御とも言う)を行うズーム制御装置6と、この
ズーム制御装置6に接続されたフットスイッチ7とを有
する。
【0009】内視鏡2は患者の体内等に挿入される細長
の挿入部8と、この挿入部8の基端に設けられた操作部
9と、この操作部9から一端が延出されたユニバーサル
コード11とを有し、このユニバーサルコード11の他
端に設けたコネクタ12(図1参照)は光源装置3に着
脱自在で接続される。
【0010】図1に示すように挿入部8は撮像手段が内
蔵された硬質の先端部13と、この先端部13の後端に
設けられ湾曲自在の湾曲部14と、この湾曲部14の後
端に設けられた可撓性を有する可撓管部15とからな
り、操作部9に設けた湾曲操作ノブ16を操作すること
により、湾曲部14を湾曲させることができる。
【0011】また、図1に示すようにコネクタ12には
ビデオケーブル17の一端のコネクタ18が接続され、
このビデオケーブル17の他端のコネクタ19はCCU
4に着脱自在で接続される。
【0012】このコネクタ12にはズームケーブル20
の一端も接続され、このズームケーブル20の他端のズ
ームコネクタ21は接続コネクタ22を介して接続ケー
ブル23の一端と接続され、この接続ケーブル23の他
端のコネクタ24はズーム制御装置6に着脱自在で接続
される。
【0013】なお、このズームコネクタ21はズームコ
ネクタ用防水キャップ25を取り付けることにより防水
構造にして洗滌などを行うことが可能である。また、ズ
ームケーブル20は、接続コネクタ22とズームコネク
タ21とがない、接続ケーブル23を兼ねる一体型とし
ても良い。このときは、コネクタ24がズームコネクタ
21に置き換えられる。また、このズームケーブル20
は、コネクタ12と着脱自在に接続できるコネクタを有
していても良い。
【0014】このズーム制御装置6にはリモートスイッ
チとしてのフットスイッチ7に一端が接続された接続コ
ード26の他端に設けたフットスイッチコネクタ27が
着脱自在で接続される。このフットスイッチ7は拡大操
作用フットスイッチ7aと、広角操作用フットスイッチ
7bとが設けてある。
【0015】このフットスイッチ7は足で踏んで操作し
易いように斜面部分に拡大操作用フットスイッチ7a
と、広角操作用フットスイッチ7bを設けている。例え
ば、フットスイッチ7の底面に傾斜板をネジ等で取り付
けたり、接着剤等で一体的に取り付けたりしている。
【0016】図2に示すように内視鏡2内にはライトガ
イドファイバ31が挿通され、コネクタ12を光源装置
3に接続することにより、光源装置3内のランプ32か
らの照明光がライトガイドファイバ31の一端の入射端
に入射され、この照明光は伝送されて挿入部8の先端部
13に固定された他端からさらに照明レンズ33を経て
出射され、患部等の被写体を照明する。
【0017】図2及び図3に示すように、内視鏡2の先
端部13には、ズーム光学系としての対物光学系34
と、この対物光学系34の結像位置付近には対物光学系
34を通した観察像を撮像する撮像素子、好ましくは固
体撮像素子、詳しくは電荷結合素子(CCDと略記)3
5が内蔵されている。
【0018】対物光学系34には、その光軸方向に移動
可能なズームレンズ38が設けられ、このズームレンズ
38の移動により広角/拡大可能(拡大率の調整が可
能)となっている。なお、図3では対物光学系34の各
レンズは半断面で示している。また、先端部13内には
被駆動体としてのズームレンズ38を駆動するアクチュ
エータ39が設けられ、ズームレンズ38と連結されて
いる。ズームレンズ38は、このアクチュエータ39の
駆動によって光軸方向に移動するようになっている。
【0019】図4及び図5に示すように、アクチュエー
タ39は、いわゆるインパクト型の圧電アクチュエータ
(急速変形アクチュエータ)であり、円筒状のパイプ4
1と、このパイプ41の内部を軸方向に移動可能に設け
られた移動体42と、パイプ41の側部に設けられた切
り欠き部43に係合して配置され、移動体42をパイプ
41内面にその軸と垂直方向に押しつける摩擦力発生機
構としての摩擦板44とを有している。摩擦板44は、
三角の山状に折り曲げられた弾性変形可能な板状部材に
より構成され、移動体42はこの摩擦板44に圧接して
移動する。
【0020】移動体42の先端部の側部には嵌合孔45
が設けられ、この嵌合孔45にズームレンズ38に取り
付けられる出力軸が嵌合して固定されるようになってい
る。パイプ41の先端側には、移動体42の先端部を保
持するために、パイプを半分に切り欠いた形状のガイド
66が設けられている。
【0021】移動体42は、パイプ41内面に対してそ
の外面が当接し摺動する摺動パイプ67と、摺動パイプ
67の両開口部に設けられた上蓋68及び下蓋69と、
摺動パイプ67内部に配設され、下蓋69にその一端を
強固に固着された圧電素子60とを有して構成される。
圧電素子60には、圧電素子60に駆動電力を供給する
リード線61が接続され、このリード線61は内視鏡2
のコネクタ12まで延設されており、図1のように内視
鏡2を接続したときにズーム制御装置6と電気的に接続
されるようになっている。
【0022】なお、圧電素子60は例えばチタン酸バリ
ウム、チタン酸ジルコン酸鉛、磁器等のセラミックスの
圧電部材を積層してそれらに電極を設けて形成されてい
る。そして、摩擦板44の圧接による摩擦力より小さな
力で移動体42を移動させようとする力が作用した場合
には移動体42の移動は抑制され、この摩擦力より大き
な力で移動体42を移動させる力が作用した場合には移
動体42は摩擦力に打ち勝って移動する。本実施の形態
ではこの摩擦力より大きい力を発生させるために急峻に
変化する波形を持つ駆動信号をアクチュエータ39に印
加するインパクト型圧電アクチュエータを採用してい
る。
【0023】図1に示すようにズーム制御装置6内の駆
動回路51は図6に示す波形の駆動信号を発生し、圧電
素子60は駆動信号の印加により、図2で光軸と平行な
方向に機械的に伸び或いは収縮をする。
【0024】より具体的には、駆動回路51は図6
(A)に示すように正弦波を全波整流したような波形の
駆動信号(第1の駆動信号とも言う)と、図6(B)に
示すように、第1の駆動信号を反転したような波形の駆
動信号(第2の駆動信号とも言う)とを出力する。な
お、図6で横軸は時間、縦軸は駆動信号の電圧を示し、
各駆動信号は例えば90Vの振幅を有する。
【0025】これらの波形は圧電素子60を時間的にゆ
っくり伸び或いは縮ませる波形部分と、急峻に伸び或い
は縮ませる波形部分とがある。
【0026】例えば、第1の駆動信号が圧電素子60に
印加された場合には電圧の時間微分波形が不連続で反転
する(この場合、圧電素子60が縮む方向から急に伸び
る方向に変化する)部分において、移動体42は図3で
右側に例えば駆動信号1周期あたり数ミクロン程度移動
する。
【0027】この移動体42の移動によりアクチュエー
タ39も図3で右側に移動され、このアクチュエータ3
9の移動と共に、ズームレンズ38も左側に移動して、
この場合には対物光学系34は移動前より拡大となるレ
ンズ状態になる。
【0028】一方、第2の駆動信号が圧電素子60に印
加された場合にはアクチュエータ39は図3で左側に移
動され、このアクチュエータ39の移動と共に、ズーム
レンズ38も右側に移動して、この場合には対物光学系
34は移動前より広角となるレンズ状態になる。
【0029】なお、対物光学系34を構成するズームレ
ンズ38は一般のいわゆるズームレンズ(変倍してもフ
ォーカス点が変わらない)と異なり、変倍するとフォー
カス点が変化する(変倍レンズである)。また、変倍し
た場合に、広角側では例えば被写界深度が5〜100m
mで、拡大側では被写界深度が2〜5mmに変化する。
【0030】本実施の形態では基本的には図6(A)或
いは(B)の駆動信号における1周期分で微小距離を移
動させ、この駆動信号の1周期を単位としてその駆動信
号数を制御することにより所定の距離等を移動させるよ
うにしているので、駆動信号の代わりに駆動パルスと
か、駆動信号数を駆動パルス数等で略記する。
【0031】図2に示すように上記CCD35で撮像さ
れた撮像信号はプリアンプ36で増幅された後、CCU
4内のビデオ信号処理回路37に入力され、標準的な映
像信号が生成され、この映像信号はモニタケーブルを介
してカラーモニタ5に入力され、モニタ画面には被写体
の画像が表示される。
【0032】また、操作部9には湾曲ノブ16の近傍に
アクチュエータ操作用のズームスイッチ40が設けてあ
る。
【0033】そして、ズームスイッチ40或いはフット
スイッチ7を操作した場合の操作信号はズーム制御装置
6内に設けられた入出力インタフェース(以下、I/O
と略記)59を介して制御回路52に入力される。
【0034】つまり、ズームスイッチ40及びフットス
イッチ7はズーム制御装置6にケーブル等で接続されて
離間した位置に設けられたリモートスイッチを形成して
いる。
【0035】上記ズームスイッチ40は、拡大側(Te
le側以下、T方向)スイッチ40Tと、広角側(Wi
de方向以下、W方向)スイッチ40Wで構成されてい
る。例えば前側にズームスイッチ40を傾けるとT方向
スイッチ40TがONし、後側に傾けるとW方向スイッ
チ40WがONする。
【0036】図2に示すように上記ズーム制御装置6に
は、さらに制御回路52に接続された駆動波形及びプロ
グラムを記憶したROM53、システム設定用の情報を
記憶したシステム設定用RAM54、そのフロントパネ
ル48に設けたモードスイッチ49、50等を備えてい
る。
【0037】図2ではその概略の構成を示し、より具体
的な構成は図8で後述する。上記制御回路52は、CP
U55(図8参照)を搭載して構成されており、図2に
示すROM53に格納されたプログラムに従い、上記ズ
ームスイッチ40や、フロントパネル48に設けたステ
ップモードスイッチ49及びスピードモードスイッチ5
0等の入力に応じて、上記駆動回路51に対してアクチ
ュエータ39の駆動波形、駆動電力等の出力や、レベル
インジケータの表示等を指示する。
【0038】図7に示すようにズーム制御装置6の正面
には電源スイッチ46とコネクタ24が着脱自在で接続
されるコネクタ受け47とが設けられ、これらの上方側
にモードの設定等を行うフロントパネル48が設けてあ
る。
【0039】このフロントパネル48には、リモートス
イッチを1回押した場合にアクチュエータ39(或いは
ズームレンズ38)を所定量づつステップ移動させるス
テップモードで動作させる設定を行うステップモードス
イッチ49と、リモートスイッチを押した場合に押した
時間だけ連続的に移動させるスピードモードスイッチ
(或いは連続移動モードスイッチ)50とが設けてあ
る。
【0040】また、ステップモード及びスピードモード
において、その移動量或いは移動速度を複数段階に設定
するスイッチ49a〜49e、50a〜50eが設けて
ある。これらのスイッチ49a〜49e、50a〜50
eは選択するスイッチ機能の他に選択されたことを示す
インジケータ機能とを備えている。
【0041】例えばスピードモードからステップモード
に切り換えるためにステップモードスイッチ49を押す
と、例えば初期設定状態のままでは(レベルが)3のス
イッチ49cの選択状態のステップモードに設定され、
このスイッチ49c部分が(内部のLED等のインジケ
ータによる)点灯で術者に分かるようにしている。
【0042】ステップモードではリモートスイッチを1
回押した場合にある時間T1内に駆動信号が出力される
信号数をスイッチ49a〜49eで5段階に設定でき
る。
【0043】例えば図7で(レベルが)1のスイッチ4
9aはこの信号数が最も少なく、(レベルが)5のスイ
ッチ49eではこの信号数が最も多くなるように順次段
階的に設定されている。そして、(レベルが)3のスイ
ッチ49cでは中間の信号数であり、通常はこの設定で
十分に移動操作を行うことができる値に設定されてい
る。
【0044】また、長期の使用により、アクチュエータ
39の特性が低下しても、その場合には(レベルが)4
のスイッチ49d或いは(レベルが)5のスイッチ49
eに設定することにより、(特性が低下していない)通
常の使用状態と同等な操作性が得られるようにしてい
る。
【0045】また、スピードモードでも類似の機能を設
けている。このスピードモードではリモートスイッチを
押した場合にある単位の時間Tb内に駆動信号が出力さ
れる時間Taをスイッチ50a〜50eで5段階に設定
できる。例えば図7で(レベルが)1のスイッチ50a
は駆動信号が出力される時間Taが最も短く、(レベル
が)5のスイッチ50eではこの時間Taが最も長くな
るように順次段階的に設定されている。
【0046】そして、(レベルが)3のスイッチ50c
では中間の時間Taであり、通常はこの設定で十分に移
動操作を行うことができる値に設定される。例えば、こ
のスイッチ50cの状態で、リモートスイッチを押した
場合には最広角端から最拡大端まで、或いは最拡大端か
ら最広角端までの移動を1秒で移動できるようにしてい
る。
【0047】また、長期の使用により、アクチュエータ
39の特性が低下しても、その場合には(レベルが)4
のスイッチ50d或いは(レベルが)5のスイッチ50
eに設定することにより、(特性が低下していない)通
常の使用状態と同等な操作性が得られるようにしてい
る。
【0048】また、本実施の形態では図2に示すように
各内視鏡2毎にその内視鏡2に内蔵されたアクチュエー
タ39の特性に対応して望ましい特性に設定する情報を
持つ例えばディプスイッチ63が設けてある。
【0049】そして、内視鏡2をズーム制御装置6に接
続した場合には、このディプスイッチ63の情報が図2
のI/Oポート59を介して制御回路52(或いは制御
回路52を構成するCPU55)に入力される。なお、
より具体的には図11に示すようにディプスイッチ63
の設定情報は受信回路62を介して、I/Oポート59
からCPU55に伝達される。
【0050】図8に示すズーム制御装置6ではフットス
イッチ7、ズームスイッチ40及びフロントパネル48
のモードスイッチ49等を操作した場合には、それぞれ
の信号はI/Oポート59を介して(図2の制御回路5
2を構成する)CPU55に入力される。
【0051】このCPU55にはモード選択情報等を格
納したり、CPU55がプログラムに従って処理する作
業エリアに使用されるRAM54が接続されている。ま
た、本実施の形態では、ディプスイッチ63からその設
定情報もI/Oポート59を介してCPU55に入力さ
れる。
【0052】そして、CPU55はリモートスイッチが
操作された場合にはディプスイッチ63の設定情報を参
照して、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ
(FPGAと略記)56に対してROM53に予め書き
込んである駆動データを読み出す制御信号を送り、FP
GA56はこの制御信号によりROM53に対応するア
ドレス信号を印加して、駆動波形データを読み出す。
【0053】この駆動波形データはD/Aコンバータ5
7によりアナログ値に変換され、さらに駆動回路51を
構成する増幅回路58をで増幅されて、駆動信号とな
り、アクチュエータ39に印加される。
【0054】このアクチュエータ39に印加される駆動
信号は、図6(A)或いは図6(B)の波形のものであ
るが、図9(A)或いは図9(B)に示すような駆動パ
ルス比率で印加される。
【0055】ここで、駆動パルス比率とは、駆動パルス
が実際に出力されている通電部分の時間Taと、該通電
部分及び通電休止部分とを含めた時間Tbに対する比T
a/Tbで定義される。換言すると、実際に出力される
駆動波形の出現率で定義されるとも言える。
【0056】例えば、図9(A)に示すように、T側へ
アクチュエータ39を駆動する駆動パルスの場合、通電
部分の時間Ta、該通電部分と通電休止部分とを合わせ
た時間をTbとすると、駆動パルス比率はTa/Tb
(パーセント表示の場合には100を乗じる)で計算さ
れ、アクチュエータ39の駆動時には、該通電部分と通
電休止部分とが周期Tbで繰り返される。
【0057】同様に、図9(B)に示すように、W側へ
アクチュエータ39を駆動する駆動パルスの場合も、通
電部分の時間Ta′、該通電部分と通電休止部分とを合
わせた時間をTb′とすると、駆動パルス比率は、T
a′/Tb′(パーセント表示の場合には100を乗じ
る)で計算され、アクチュエータ39の駆動時には、該
通電部分と通電休止部分とが周期Tb′で繰り返され
る。なお、本実施の形態では通電部分の時間と、通電休
止部分の時間は各々駆動パルスの基本周期Tc或いはT
c′の整数倍に設定される。
【0058】この場合の駆動パルス比率を変えると、当
然アクチュエータ39による移動速度が変化する。本実
施の形態では、各内視鏡2に内蔵されているアクチュエ
ータ39のバラツキを揃えるために、各内視鏡2にアク
チュエータ39のバラツキを揃えるための設定情報を持
ったディップスイッチ63を設けて、このディップスイ
ッチ63の設定情報を読み出してそのアクチュエータ3
9を駆動する際に、そのアクチュエータ39に対応する
駆動パルス比率等の駆動信号で駆動するようにしてい
る。
【0059】このディプスイッチ63のより詳細な形状
を図10(A)に示し、図10(B)にその設定情報の
詳細を示し、図10(C)に設定情報の具体的な仕様を
示す。
【0060】図10(A)に示すようにディプスイッチ
63は例えば7個のスイッチSW1〜SW7で構成さ
れ、各スイッチSWI(I=1〜7)のON/OFFに
より、図10(B)に示すような機能が割り当てられて
いる。
【0061】例えば、スイッチSW1はW→T駆動周波
数設定の機能が割り当てられている。より具体的には図
10(C)に示すようにスイッチSW1がOFFである
とW→T駆動周波数が19.5kHzに設定され、スイ
ッチSW1がONであるとW→T駆動周波数が13.0
kHzに設定されることになる。
【0062】ここで、W→TはT方向に移動する場合を
意味し、T→WはW方向に移動する場合を意味する。
【0063】また、スイッチSW2及びSW3はW→T
駆動パルス比率設定の機能が割り当てられている。より
具体的には図10(C)に示すようにスイッチSW2及
びSW3が共にOFFであると、W→T駆動パルス比率
は40%、スイッチSW2がOFF、SW3がONであ
ると、W→T駆動パルス比率は60%、スイッチSW2
がON、SW3がOFFであると、W→T駆動パルス比
率は80%、スイッチSW2及びSW3が共にONであ
ると、W→T駆動パルス比率は100%になるように設
定される。
【0064】スイッチSW4はT→W駆動周波数設定の
機能が割り当てられている。また、スイッチSW5及び
SW6はT→W駆動パルス比率設定の機能が割り当てら
れている。さらにスイッチSW7はスコープ接続検知の
機能が割り当てられており、CPU55はこのスイッチ
SW7のONによりスコープ接続検知した場合に、スイ
ッチSW1〜SW6による設定情報を参照して駆動パル
ス周波数、駆動パルス比率の設定を行うようにしてい
る。
【0065】図11はディップスイッチ63の設定情報
を受信する受信回路62の構成を示す。ディップスイッ
チ63の各スイッチSWIの一端はズームケーブル20
を介して、受信回路62を構成する抵抗R1の一端に接
続され、この抵抗R1の他端はフォトカプラ71を構成
するLED72を介して電源端(具体的には+5V)に
接続されている。各スイッチSWIの他端はグランドに
接続されている。
【0066】LED72との対でフォトカプラ71を構
成するフォトトランジスタ73のコレクタは抵抗R2を
介して電源端に接続され、フォトトランジスタ73のエ
ミッタはグランドに接続され、前記コレクタは受信回路
62の出力端となってI/Oポート59に接続される。
【0067】また、ディップスイッチ63の各スイッチ
SWIがズームケーブル20を介して接続される抵抗R
1の一端はリミッタ回路74を構成する2つのダイオー
ドD1、D2を介して電源端とグランドにそれぞれ接続
されている。なお、図11ではスイッチSW1に接続さ
れている部分のみを示しているが、他のスイッチSW2
〜7に対する回路構成も同じであるので、省略してい
る。
【0068】そして、例えばスイッチSW1がOFFで
あると、LED72には電流が流れないので発光せず、
フォトトランジスタ73はOFFとなり、そのコレクタ
の電位は電源端レベルとなってI/Oポート59を介し
てCPU55に伝達され、CPU55はOFFであると
判断する。
【0069】また、スイッチSW1がONであると、L
ED72には電流が流れて発光し、フォトトランジスタ
73はONとなり、そのコレクタの電位はほぼグランド
レベルとなってI/Oポート59を介してCPU55に
伝達され、CPU55はONであると判断する。
【0070】そして、CPU55は例えばRAM54に
格納されている各モード時での駆動パルス周波数、駆動
パルス比率をディップスイッチ63の設定情報に従って
設定することにより、内視鏡2に搭載されたアクチュエ
ータ39による移動特性等にバラツキがある場合でも、
そのアクチュエータ39の特性に応じてその駆動パルス
周波数、駆動パルス比率を設定することにより、アクチ
ュエータ39による移動特性等を揃える、つまりバラツ
キを解消するようにしている。
【0071】このように構成された第1の実施の形態に
よれば、内視鏡2に搭載されたアクチュエータ39にバ
ラツキがある場合でも、ズームケーブル20等を介して
そのコネクタ24をズーム制御装置6に接続することに
よって、その内視鏡2に設けたディップスイッチ63に
よるアクチュエータ39に適した駆動パルス周波数、駆
動パルス比率等の設定情報が受信回路62等を経てズー
ム制御装置6内のCPU55に送られ、CPU55はそ
の設定情報によりそのアクチュエータ39を駆動する際
の駆動条件を設定する。
【0072】例えば、内視鏡2に搭載されたアクチュエ
ータ39によりスピードモードで操作した場合のズーム
レンズ38の移動速度が標準の値のものより大きい場合
には、予め標準の値のものよりも駆動パルス比率を小さ
くしてスピードモードで操作した場合のズームレンズ3
8の移動速度が標準の値のものとあまり変わらないよう
になるようにディップスイッチ63により情報を設定し
ておき、その内視鏡2を使用する際にそのディップスイ
ッチ63により設定された情報に従ってCPU55は標
準の値のものよりも駆動パルス比率(より広義には駆動
波形の出現状態)を小さくする。
【0073】このため、内視鏡2に搭載されたアクチュ
エータ39にバラツキがある場合でも、実際に操作した
場合の操作特性上では、殆どバラツキがないような操作
感で操作できる。
【0074】この場合、ROM53から読み出す駆動波
形データをソフトウェア的に変更することで、簡単に駆
動パルス比率を変更できるので、駆動電圧を変更する場
合よりも簡単かつ低コストでバラツキを解消できる。
【0075】なお、第1の実施の形態ではディップスイ
ッチ63のスイッチSW2,3及びSW5,6により駆
動パルス比率を図9に示すように設定したが、図12に
示す変形例のように設定しても良い。
【0076】つまり、T方向に駆動する場合には図12
(A)に示すように、Paの通電パルス数とその後のP
bの休止パルス数とを基本周期とした駆動信号をアクチ
ュエータ39に出力するようにしても良い。
【0077】この場合、ディップスイッチ63の設定に
より、例えば休止パルス数Pbを一定にして、通電パル
ス数Paの方を可変として調整したり、逆に通電パルス
数Paの方を一定として休止パルス数Pbを可変として
調整したりしても良い。また、両方を可変として調整し
ても良い。この場合における駆動パルス比率はPa/
(Pa+Pb)となる(パーセント設定の場合には10
0を乗じる)。
【0078】また、W方向に駆動する場合には、図12
(B)に示すように、Pa′の通電パルス数とその後の
Pb′の休止パルス数とを基本周期とした駆動信号をア
クチュエータ39に出力するようにしても良い。
【0079】この場合、ディップスイッチ63の設定に
より、例えば休止パルス数Pb′を一定にして、通電パ
ルス数Pa′の方を可変として調整したり、逆に通電パ
ルス数Pa′の方を一定として休止パルス数Pb′を可
変として調整したりしても良い。また、両方を可変とし
て調整しても良い。この場合における駆動パルス比率は
Pa′/(Pa′+Pb′)となる(パーセント設定の
場合には100を乗じる)。
【0080】図9の基本周期Tb、Tb′や、図12の
基本周期Pa+Pb、Pa′+Pb′は、アクチュエー
タ39が駆動、停止を繰り返していることが肉眼では確
認できず、連続的な動きとして認識される程度の短い時
間(パルス数)に設定されることが望ましい。
【0081】なお、第1の実施の形態では、その内視鏡
2に搭載されたアクチュエータ39を駆動した場合にバ
ラツキを解消できるような駆動情報をディップスイッチ
63に持たせたが、その代わりにROMを採用してその
ROMに同様の情報を記憶させても良い。
【0082】また、内視鏡2毎に或いはその内視鏡に搭
載されたアクチュエータ毎にIDコード等のID情報に
相当する内視鏡識別子(ID情報識別コード)を少なく
とも内視鏡2側に設け、その内視鏡識別子(ID情報識
別コード)の読取手段をズーム制御装置6等に設け、か
つズーム制御装置6には各ID情報識別コードに対応し
てバラツキを解消する駆動情報を予めROM等に格納し
ておき、読取手段で読み取ったID情報識別コードに対
応する駆動情報を読み出すようにして、その駆動情報に
対応する(駆動パルス比率等の出現状態)の駆動波形の
駆動信号でアクチュエータを駆動することにより、バラ
ツキを小さくないしは解消する駆動特性に設定するよう
にしても良い。
【0083】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図13を参照して説明する。本実施の形態
におけるズーム制御装置6の機能的な構成を図13に示
す。本実施の形態は、第1の実施の形態において、リモ
ートスイッチが操作された場合に、アクチュエータ39
に駆動信号を印加し、その際アクチュエータ39に流れ
る電流から解放状態及び短絡状態が発生したか否かをモ
ニタし、これら解放状態及び短絡状態を検出した場合に
は、アクチュエータ39を駆動するのを停止するように
したものである。以下、構成及びその動作を具体的に説
明する。
【0084】電源投入された後、ズームスイッチ40等
のリモートスイッチが操作されると、CPU55等で構
成される信号発生指令手段81からの信号発生指令がF
PGA56に出力され、このFPGA56はROM53
から(駆動)波形データを読み出す。この場合、ここで
は省略したディップスイッチ63による情報によって実
際に接続使用される内視鏡に搭載されたアクチュエータ
39を所定の駆動特性に殆ど一致するような駆動条件と
なる波形データがROM53から読み出される。
【0085】この波形データはD/Aコンバータ57で
アナログ信号に変換された後、増幅回路58で増幅され
てアクチュエータ39に駆動信号として印加される。ア
クチュエータ39に流れる駆動信号の電流値は電流検出
回路82で検出され、さらにA/Dコンバータ83でデ
ジタル信号に変換された後、FPGA84に入力され、
積分が行われる。この積分された電流面積はCPU55
等による判別回路85でしきい値設定回路86のしきい
値と比較される。
【0086】そして、しきい値の範囲内の場合には、信
号発生指令回路81の動作を継続させ、しきい値の範囲
から逸脱した場合には停止させる。このしきい値は例え
ば図14(A)に示すように設定されている。
【0087】つまり、短絡(ショート)を検出するため
の第1のしきい値Sshと解放(或いは断線)を検出す
るための第2のしきい値Sopとに設定されている。第
1のしきい値Sshは実際に短絡した場合に流れる電流
の面積Sshortの場合より少し小さい値であり、か
つ正常な状態でアクチュエータ39に流れる電流の面積
Snorの場合より大きな値である。
【0088】一方、第2のしきい値Sopは0(或いは
解放の場合の値Sopen)より少し大きな値で、かつ
正常な状態でアクチュエータ39に流れる電流の面積S
norの場合より小さな値である。
【0089】なお、正常な状態でアクチュエータ39に
流れる電流波形を図14(B)に示し、図14(C)は
短絡している状態で駆動信号が印加された状態における
電流波形を示し、FPGA84ではそれぞれ縦線による
ハッチングで示した電流面積Snor,Sshを判別回
路85に出力する。なお、電流検出回路82は一方の極
性(例えば正極性)の電流を出力する。
【0090】図15はズームスイッチ40がONされた
場合における図13による動作説明用のフローチャート
を示す。図15に示すようにズームスイッチ40がON
されると、その操作信号がステップS1のI/Oポート
59に入力され、さらにこのI/Oポート59を経てC
PU55に入力され、このCPU55はステップS2に
示すように信号発生指令の処理を行う。
【0091】つまり、この信号発生指令をFPGA56
に送り、このFPGA56はステップS3のROM53
へアドレス指定の処理を行う。そして、このROM53
から読み出された波形データはA/Dコンバータ57を
経てさらに増幅回路58で増幅されてアクチュエータ3
9に出力される。つまり、ステップS4の駆動パルス通
電の処理が開始する。
【0092】すると、ステップS5に示すように、アク
チュエータ39に流れる駆動信号に対し、電流検出・積
分計算の処理が行われて面積Sが算出され、次のステッ
プS6で算出された面積Sがしきい値から逸脱している
か否かの判断が行われる。つまり、この面積Sが解放で
あることを検出するしきい値Sopより小さいか又は短
絡であることを検出するしきい値Sshより大きいかの
判断が行われる。
【0093】そして、算出された面積Sがしきい値から
逸脱しない、つまり2つのしきい値の範囲内の場合には
ステップS2に戻り、同様の動作を繰り返し、算出され
た面積Sがしきい値より逸脱すると判断した場合には、
ステップS7に示すようにCPU55は信号停止指令を
FPGA56に出力する。そして、FPGA56はRO
M53から波形データの読み出しを行うのを停止し、ス
テップS8に示すようにアクチュエータ39への通電が
停止することになる。
【0094】本実施の形態によれば、リモートスイッチ
が操作された場合に、アクチュエータ39に駆動信号を
印加して、その際に解放状態及び短絡状態が発生した場
合には速やかにアクチュエータ39を駆動するのを停止
するので、短絡により過大な電流が流れて電気部品等を
損傷したり、特性を劣化させたり、寿命を低下させた
り、断線等が発生するのを速やかに防止できる。
【0095】また、断線により解放状態となった場合に
は、そのまま駆動電力を印加した状態を続けると、断線
した部分が導電部分に触れて不具合が発生する可能性が
あるが、このような不具合を速やかに防止できる。その
他は第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0096】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図16を参照して説明する。本実施の形態
はそのズーム制御装置6が図13に示すものにおいて、
しきい値設定回路86で設定されているしきい値がアク
チュエータ39が発熱状態であるかを判別するためのし
きい値Sthに設定されており、その他は同様の構成で
ある。
【0097】そして、リモートスイッチが操作されてい
る状態において、その状態でのアクチュエータ39に流
れる電流を監視し、その面積Sがしきい値Sthを越え
たか否かを判断して、このしきい値Sthを越えた場合
には、ズームレンズ38を広角端に設定して、通電を一
旦停止して発熱状態を抑制するようにしたものである。
【0098】この場合の発熱状態を検出するしきい値S
thは図14(A)で示すように通常の使用状態での電
流面積Snorより少し大きな値であり、この値Sno
rは短絡を検出するしきい値Sshよりは小さい。
【0099】本実施の形態における例えばズームスイッ
チ40をONした場合に行う処理内容を図16を参照し
て説明する。ズームスイッチ40をONした場合にはそ
の操作信号はステップS11のI/Oポート59を経て
CPU55に入力される。
【0100】ステップS12に示すようにCPU55は
その操作信号がT方向或いはW方向のいずれの方向への
指示であるかの判断を行う。
【0101】W方向である場合には、CPU55はステ
ップS13aのW信号発生指令の処理を行い、FPGA
56はその指令に従ってステップS14aのROM53
へアドレス指定を行い、ROM53から読み出された駆
動波形データはD/Aコンバータ57でアナログ値に変
換され、増幅されて駆動信号となりアクチュエータ39
に印加される。つまり、ステップS15aの駆動パルス
通電の処理が行われる。
【0102】そして、ステップ16aの電流検出回路8
2等によりアクチュエータ39に流れる電流の検出、積
分計算が行われて面積Sが算出され、この面積Sはステ
ップ17aでしきい値Sthと比較される。つまり、
(CPU55による)判別回路85でS>Sthか否か
の判断が行われ、これに該当しない場合にはステップS
13aに戻り、逆にS>Sthに該当する場合にはステ
ップS20以降の処理を行う。
【0103】一方、ステップS12の判断でT方向であ
ると判断された場合にはCPU55はステップS13b
のT信号発生指令の処理を行い、FPGA56はその指
令に従ってステップS14bのROM53へアドレス指
定を行い、ROM53から読み出された駆動波形データ
はD/Aコンバータ57でアナログ値に変換され、増幅
されて駆動信号となりアクチュエータ39に印加され
る。つまり、ステップS15bの駆動パルス通電の処理
が行われる。
【0104】そして、ステップ16bの電流検出回路8
2等によりアクチュエータ39に流れる電流の検出、積
分計算が行われて面積Sが算出され、この面積Sはステ
ップ17aでしきい値Sthと比較される。つまり、
(CPU55による)判別回路85でS>Sthか否か
の判断が行われ、これに該当しない場合にはステップS
13bに戻り、逆にS>Sthに該当する場合にはステ
ップS18bのT信号停止指令の処理を行い、その後ス
テップS19bの通電停止の処理を行ってステップS2
0以降の処理を行う。
【0105】ステップS20ではCPU55は最拡大端
から最広角端に移動するのに要する駆動パルス数P5に
例えばαを加算した値の(P5+α)パルスでW信号発
生指令を出し、FPGA56はその指令に従ってステッ
プS21のROM53へアドレス指定を行い、ROM5
3から読み出された駆動波形データはD/Aコンバータ
57でアナログ値に変換され、増幅されて駆動信号とな
りアクチュエータ39に印加される。つまり、ズテップ
S22の駆動パルス通電の処理が行われる。
【0106】これによって、ズームレンズ38は最広角
端に移動されてその位置に設定される。そして、ステッ
プ23でW信号停止指令の処理を行い、その後ステップ
S24の通電停止の処理を行う。
【0107】本実施の形態によれば、例えば使用者が通
常の使用頻度でのリモートスイッチのON/OFFより
もはるかに激しい使用頻度でリモートスイッチを使用し
たような場合には、摩擦板44及び摺動パイプ67等で
の発熱が大きくなり、耐久性が低下したり、熱変形或い
は熱損傷して駆動特性が劣化したり、寿命を低下させた
りする等の可能性が発生する。
【0108】さらに過度に発熱させると、移動ができな
いで故障させてしまう可能性が発生し、この場合にはズ
ームレンズ38が広角側に設定されていないと、周囲の
視野が確保できないので、内視鏡検査を中断して、内視
鏡を引き抜く作業を行うことになるが、本実施の形態に
よれば、最広角端に移動設定するのでそのような作業を
容易に行うことができる。また、発熱によって、耐久性
が低下したり、駆動特性が劣化する等の不具合が発生す
る可能性を未然に防止できる。その他は第1の実施の形
態と同様の効果を有する。
【0109】なお、上記しきい値Sthの他にさらに低
い発熱注意用のしきい値を設定し、この場合には図16
と同様にステップ23まで行い、その後に、CPU55
はタイマを起動して、アクチュエータ39の発熱が例え
ば通常のレベルまで低下すると予測される比較的短い時
間を計測し、この時間の後にリモートスイッチによる操
作信号を受け付けるようにして内視鏡検査を再開できる
ようにしても良い。
【0110】なお、リモートスイッチが操作されてアク
チュエータ39に駆動信号を印加した場合に、第2及び
第3の実施の形態の動作を行うようにしても良い。この
場合には第2及び第3の実施の形態の効果を有する。
【0111】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図17等を参照して以下に説明する。図1
7はズームレンズ38を移動する場合の駆動パルス数と
設定される倍率との関係をWide端及びTele端も
含めて示したものであり、例えばパルス数がP1、P
2、P3、P4、P5でそれぞれ倍率20、40、6
0、80、100に設定される。
【0112】本実施の形態では、メイン電源を投入した
場合に、ステップモードでは図18に示すような動作を
行うようにしたものである。つまり、メイン電源を投入
した場合に、自動的にWide端に設定する動作を行っ
た後、ステップモードでT方向スイッチ40Tを押す操
作した場合には、レベル1が選択されている場合には、
パルス数P1を出し、20倍に設定する。
【0113】この20倍の状態で、さらにT方向スイッ
チ40Tを押す操作した場合には、さらにパルス数P1
を出し(この場合には20+α倍になる)、W方向スイ
ッチ40Wを押す操作をした場合にはWide端に復帰
させる。
【0114】つまり、ステップモードのレベル1が選択
されている場合には、T方向スイッチ40Tを押す度に
パルス数P1を出力し、逆にW方向スイッチ40Wが押
された場合にはWide端に復帰させる。
【0115】レベル2が選択された場合にはT方向スイ
ッチ40Tを押す度にパルス数P2にしたものである。
他のレベルもほぼ同様に、レベル3が選択された場合に
はT方向スイッチ40Tを押す度にパルス数P3が、レ
ベル4が選択された場合にはT方向スイッチ40Tを押
す度にパルス数P4が、レベル5が選択された場合には
T方向スイッチ40Tを押す度にパルス数P5+αが出
力されるようにしたものである。逆にW方向スイッチ4
0Wが押された場合にはWide端に復帰させる。
【0116】図19は第4の実施の形態の第1変形例に
おけるステップモードでの動作例を示す。第4の実施の
形態では所定のパルス数づつで移動させるものであった
が、この第1変形例では所定の倍率になるように移動す
るものである。
【0117】つまり、メイン電源を投入してWide端
に設定した状態において、ステップモードのレベル1が
選択された状態では、T方向スイッチ40Tが押される
度に20倍づつ倍率が増加した位置に設定し、W方向ス
イッチ40Wが押されと、Wide端に復帰させる。
【0118】例えばWide端の状態において、T方向
スイッチ40Tが押されると、20倍に設定するP1パ
ルスが出力されて20倍の位置に設定され、さらにT方
向スイッチ40Tが押されると、40倍に設定する(P
2−P1)パルスが出力されて40倍の位置に設定さ
れ、さらにT方向スイッチ40Tが押されると、60倍
に設定する(P3−P2)パルスが出力されて60倍の
位置に設定され、さらにT方向スイッチ40Tが押され
ると、80倍に設定する(P4−P3)パルスが出力さ
れて80倍の位置に設定され、さらにT方向スイッチ4
0Tが押されると、100倍に設定する(P5−P4パ
ルスが出力されて100倍の位置(つまりTele端)
に設定される。そして、任意の倍率の状態でW方向スイ
ッチ40Wが押されると、(P5+α)パルスが出力さ
れてWide端に復帰する。
【0119】レベル2が選択された状態で、T方向スイ
ッチ40Tが押された場合には最初に40倍の位置に設
定されるP2パルスが出力され、その後の動作はレベル
1と同様である。
【0120】他のレベルも同様に、レベル3、4、5が
選択された状態で、T方向スイッチ40Tが押された場
合には最初に60倍、80倍、100倍の位置にそれぞ
れ設定されるP3、P4、P5パルスがそれぞれ出力さ
れ、その後の動作はレベル1と同様である。
【0121】また、 図20は第4の実施の形態の第2
変形例におけるステップモードでの動作例を示す。第1
変形例ではT方向スイッチ40Tが押される度に20倍
づつ倍率が増加した位置に設定され、W方向スイッチ4
0Wが押されと、Wide端に復帰させるようにした
が、この第2変形例では、レベル5を除いてWide端
の状態で2回まではT方向スイッチ40Tが押される度
に20倍づつ倍率が増加した位置に設定されるが、それ
以上は倍率が増加しないで、最大の倍率に設定された状
態でW方向スイッチ40Wが押されると、最初のT方向
スイッチ40で設定される倍率の位置に設定され、さら
にW方向スイッチ40Wが押されるとWide端に復帰
するものである。
【0122】つまり、メイン電源を投入してWide端
に設定した状態において、ステップモードのレベル1が
選択された状態でT方向スイッチ40Tを押すとP1パ
ルスが出力されて20倍の位置に設定され、さらにT方
向スイッチ40Tを押すと(P2ーP1)パルスが出力
されて40倍の位置に設定され、それ以上はT方向スイ
ッチ40Tを押しても倍率は変化しないで、W方向スイ
ッチ40Wを押すと(P2−P1)パルスが出力されて
20倍の位置に設定され、さらにW方向スイッチ40W
を押すと(P1+α)パルスが出力されて確実にWid
e端に設定される。
【0123】また、例えばレベル2ではWide端の状
態において、T方向スイッチ40Tを押すとP2パルス
が出力されて40倍の位置に設定され、さらにT方向ス
イッチ40Tを押すと(P3ーP2)パルスが出力され
て60倍の位置に設定され、それ以上はT方向スイッチ
40Tを押しても倍率は変化しないで、W方向スイッチ
40Wを押すと(P3−P2)パルスが出力されて40
倍の位置に設定され、さらにW方向スイッチ40Wを押
すと(P2+α)パルスが出力されて確実にWide端
に設定される。
【0124】また、レベル5ではWide端の状態にお
いて、T方向スイッチ40Tを押すと(P5+α)パル
スが出力されて100倍(つまりTele端)の位置に
確実に設定され、それ以上はT方向スイッチ40Tを押
しても倍率は変化しないで、W方向スイッチ40Wを押
すと(P5+α)パルスが出力されて確実にWide端
に設定される。
【0125】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図21を参照して説明する。本実施の形態
は、第1〜4の実施の形態で説明した内容を、内視鏡の
視野変換機構に応用したものである。内視鏡先端に搭載
された、視野変換機構の構成が、第1〜4の実施の形態
と異なる。
【0126】図21は内視鏡2の先端部13の構成を示
している。先端部13を構成する先端部本体91には、
対物光学系34が先端部本体91の軸方向(図21では
左右方向)に配置され、その結像位置にCCD35が配
置されている。
【0127】この対物光学系34の光路の前方位置に設
けられた切り欠き部にはミラー92が収納され、このミ
ラー92は一端が回転自在に支持され、この一端よりも
他端寄りの位置に設けた図示しない長孔にアクチュエー
タ39の出力軸39aに設けたピンが係入され回動可能
に連結されている。
【0128】この出力軸39aの基端付近の先端部本体
91に設けた凹部にはアクチュエータ39が取り付けら
れている。このアクチュエータ39は第1の実施の形態
で説明したのと同様に、ズーム制御装置6に接続され
る。また、CCD35もアンプ36を通してCCU4に
接続される。
【0129】そして、ズームスイッチ40或いはフット
スイッチ7からなるリモートスイッチを操作することに
より、制御回路52(を構成するCPU55)を介して
駆動回路51からアクチュエータ39に駆動信号を印加
して、出力軸39aを図21の矢印Aで示す方向に移動
して、この移動によりミラー92を一端を回動中心とし
て矢印bで示すように回動させ、視野方向を変更或いは
視野変換を行うことができるようにしている。
【0130】例えば、図21の光線93の方向からくる
光はミラー92で反射され、対物光学系34の光軸を通
りCCD35に入射される。つまり、この状態では光線
93の方向が視野方向となり、リモートスイッチを操作
してミラー92の傾き角を変更した場合には視野方向が
変化する。
【0131】本実施の形態は以下の効果を有する。いろ
いろなモードを設けて在るので、視野の変換を行うの
に、内視鏡操作者の好みや、症例の違い等に対応でき、
操作性が向上している。本実施の形態による視野変換の
操作性の向上は、第1〜4の実施の形態で説明した効果
を、視野変換の操作性という観点で読み変えることで、
意味的に同じである(同じ構成の制御装置を使用してい
る為)。
【0132】なお、上述の説明では被駆動体としてのズ
ームレンズ38をその移動範囲における最広角端となる
一方の位置或いは中間位置に移動する手段を備えたもの
を説明したが、他方の最拡大端に移動設定する手段を設
けるようにしても良い。
【0133】なお、対物レンズ系34に設けたズームレ
ンズ38としては、移動してフォーカス状態(合焦状
態)に設定するフォーカス光学系でも良く、この場合に
はズームレンズ(正確には変倍レンズ)38の代わりに
フォーカスレンズを用いれば良い。
【0134】また、対物レンズ系34は、変倍した場合
にも、フォーカス距離が変動しないズーム光学系でも良
く、この場合にはズームレンズ(正確には変倍レンズ)
38の代わりにズームレンズを用いれば良い。
【0135】また、対物レンズ系34に回動自在のミラ
ーを設け、このミラーの回動角度をアクチュエータ39
で駆動することにより、観察視野の方向を変更(変換)
するようにしても良い。
【0136】また、アクチュエータ39により駆動され
る被駆動体として、対物レンズ系34の代わりに鉗子起
上台とし、この鉗子起上台を駆動して、鉗子起上台の起
上角度を可変できるようにしても良い。なお、上述した
各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成される実
施の形態等も本発明に属する。
【0137】[付記] 1.アクチュエータにより駆動される被駆動体を有する
内視鏡と、着脱自在に前記内視鏡に接続され前記アクチ
ュエータを駆動制御する制御装置を備えた内視鏡装置に
おいて、前記内視鏡内に設けられ、前記内視鏡内の情報
を設定する設定手段と、前記設定手段の出力信号を前記
制御装置へ伝達する伝達手段と、前記制御装置内に前記
設定手段の出力信号を受信する受信手段と、前記受信手
段の受信信号に基づいて、前記アクチュエータの駆動波
形の出現状態を設定する駆動制御手段と、前記駆動制御
手段からの出力信号に基づいて駆動波形を発生する駆動
手段とを有することを特徴とする内視鏡装置。
【0138】1−0.付記1において、前記内視鏡内の
情報は、前記アクチュエータに関するものである。 1−0−1.付記1−1において、前記内視鏡内の情報
は、前記アクチュエータの駆動速度に関するものであ
る。
【0139】1−1.前記駆動制御手段は、単位時間あ
たりの前記駆動波形の出現率の大小を設定する。
【0140】1−2.前記駆動制御手段は、前記駆動波
形の休止時間の大小を設定する。
【0141】1−3.付記1において、前記設定手段
は、ディップスイッチである。 1−4.付記1において、前記設定手段は、ROMであ
る。 1−5.付記1において、前記駆動手段は、波形発生回
路と増幅回路からなる。 1−6.付記1において、前記被駆動体はズームレンズ
である。
【0142】1−7.付記1において、前記被駆動体は
フォーカスレンズである。 1−8.付記1において、前記被駆動体は変倍レンズで
ある。 1−9.付記1において、前記被駆動体は処置具起上台
である。 1−10.付記1において、前記被駆動体は視野方向変
換手段である。
【0143】1′.アクチュエータにより駆動される被
駆動体を有する内視鏡と、着脱自在に前記内視鏡が接続
され前記アクチュエータを駆動制御する制御装置とを備
えた内視鏡装置において、アクチュエータを搭載した内
視鏡個々ないしは前記アクチュエータ個々に対応した識
別情報の発生手段と、前記制御装置に接続される内視鏡
における前記識別情報の読取手段と、前記読取手段で読
み取った識別情報により、前記内視鏡に搭載されたアク
チュエータを駆動する駆動波形の出現状態を設定する駆
動制御手段と、とを設けたことを特徴とする内視鏡装
置。
【0144】2.アクチュエータにより駆動される被駆
動体を有する内視鏡と、着脱自在に前記内視鏡に接続さ
れ前記アクチュエータ駆動制御する制御装置を備えた内
視鏡装置において、前記制御装置内に、前記アクチュエ
ータに流れる電流を検出する電流検出手段と、短絡及び
解放状態を検出するための2つ以上のしきい値に設定し
たしきい値設定手段と、前記しきい値レベルと前記電流
検出手段で検出された電流量レベルとの大小を比較・判
定する比較判定手段と、前記比較判定手段の判定結果に
基づいて、前記アクチュエータの駆動波形を設定する駆
動制御手段と、前記駆動制御手段からの出力信号に基づ
いて駆動波形を発生する駆動手段と、を有することを特
徴とする内視鏡装置。
【0145】2−1.付記2において、前記2つ以上の
しきい値における1つは、前記アクチュエータへの通電
線断線時に前記電流検出手段で検出される電流量レベル
よりも若干大きく設定され、前記駆動制御手段は、前記
電流検出手段で検出される電流量レベルが、前記しきい
値より小さい時、アクチュエータへの通電を遮断する。 2−1−1.付記2−1において、前記通電を遮断する
手段は、前記増幅回路への電源供給を遮断する。
【0146】2−2.付記2において、前記2つ以上の
しきい値における1つは、前記アクチュエータへの通電
線短絡時に前記電流検出手段で検出される電流量レベル
よりも若干小さく設定され、前記駆動制御手段は、前記
電流検出手段で検出される電流量レベルが、前記しきい
値より大きい時、直ちにアクチュエータへの通電を遮断
する。 2−2−1.付記2−2において、前記通電を遮断する
手段は、前記増幅回路への電源供給を遮断する。
【0147】2−3.付記2において、前記しきい値
は、前記アクチュエータへの通電が正常に行われている
時に前記電流検出手段で検出される電流量レベルよりも
若干大きく設定され、前記駆動制御手段は、前記比較手
段において、前記検出出力値がしきい値を越えた場合、
駆動波形の発生を一旦停止させ、直ちに前記アクチュエ
ータを所定の位置に移動させる駆動波形を発生させるよ
う通常制御する。
【0148】2−3−1.付記2−3において、前記所
定の位置は、前記アクチュエータの移動範囲の一端であ
る。 2−3−1−1.付記2−3において、前記一端は、広
角端である。 2−4.付記2において、前記駆動手段は、波形発生回
路と増幅回路からなる。 2−5.付記2において、前記被駆動体はズームレンズ
である。
【0149】2−6.付記2において、前記被駆動体は
フォーカスレンズである。 2−7.付記2において、前記被駆動体は変倍レンズで
ある。 2−8.付記2において、前記被駆動体は処置具起上台
である。 2−9.付記2において、前記被駆動体は視野方向変換
手段である。
【0150】2′.アクチュエータにより駆動される被
駆動体を有する内視鏡と、着脱自在に前記内視鏡に接続
され前記アクチュエータ駆動制御する制御装置を備えた
内視鏡装置において、前記制御装置内に、前記アクチュ
エータに流れる電流を検出する電流検出手段と、前記ア
クチュエータへの通電が正常に行われている時に前記電
流検出手段で検出される電流量レベルよりも若干大きい
しきい値に設定したしきい値設定手段と、前記しきい値
レベルと前記電流検出手段で検出された電流量レベルと
の大小を比較・判定する比較判定手段と、前記比較判定
手段の判定結果に基づいて、前記アクチュエータの駆動
波形を設定する駆動制御手段と、前記駆動制御手段から
の出力信号に基づいて駆動波形を発生する駆動手段と、
を有することを特徴とする内視鏡装置。
【0151】2′.アクチュエータにより駆動される被
駆動体を有する内視鏡と、着脱自在に前記内視鏡に接続
され前記アクチュエータ駆動制御する制御装置を備えた
内視鏡装置において、前記制御装置内に、前記アクチュ
エータに流れる電流を検出する電流検出手段と、短絡、
解放及び発熱状態における少なくとも2つ以上のしきい
値に設定したしきい値設定手段と、前記しきい値レベル
と前記電流検出手段で検出された電流量レベルとの大小
を比較・判定する比較判定手段と、前記比較判定手段の
判定結果に基づいて、前記アクチュエータの駆動波形を
設定する駆動制御手段と、前記駆動制御手段からの出力
信号に基づいて駆動波形を発生する駆動手段と、を有す
ることを特徴とする内視鏡装置。
【0152】2″−1.前記駆動制御手段は、前記比較
判定手段において、前記検出出力値がしきい値を越えた
場合、駆動波形の発生を一旦停止させ、直ちに前記アク
チュエータを所定の位置に移動させる駆動波形を発生さ
せるよう通常制御する。
【0153】(付記2、2′、2″に対する従来技術の
問題点)従来技術として、内視鏡内に設けられたディッ
プスイッチ等によって、内視鏡と制御装置の接続を検知
するものがあるが、この場合、内視鏡内、あるいは制御
装置内のアクチュエータ通電線が断線し、アクチュエー
タが駆動不能になったことを検知できず、アクチュエー
タ通電線に駆動電力が供給されている状態で、通電線の
導電部が意図せず制御装置内、あるいは内視鏡内部の金
属部に接触することによる不具合が生じる恐れがある。
【0154】過度にズーム操作を煩雑に繰り返すことに
より、アクチュエータが発熱して特性が寿命を低下させ
たり、特性を劣化させる可能性がある。また、発熱しし
すぎて故障した場合、例えば拡大端で画像が動かなくな
った場合、体腔内の全体視野が確保できないため、内視
鏡検査を中断する際、内視鏡を抜去することが難しかっ
た。
【0155】(付記2、2′、2″の目的)寿命の低下
等を防止でき、内視鏡検査の中断操作が容易に行える内
視鏡装置の提供。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クチュエータにより駆動される被駆動体を有する内視鏡
と、着脱自在に前記内視鏡に接続され前記アクチュエー
タを駆動制御する制御装置を備えた内視鏡装置におい
て、前記内視鏡内に設けられ、前記内視鏡内の情報を設
定する設定手段と、前記設定手段の出力信号を前記制御
装置へ伝達する伝達手段と、前記制御装置内に前記設定
手段の出力信号を受信する受信手段と、前記受信手段の
受信信号に基づいて、前記アクチュエータの駆動波形の
出現状態を設定する駆動制御手段と、前記駆動制御手段
からの出力信号に基づいて駆動波形を発生する駆動手段
と、を設けているので、アクチュエータの駆動特性にバ
ラツキがある場合でも、前記情報に基づいて前記アクチ
ュエータの駆動波形の出現状態を設定することにより、
バラツキを小さくないしは解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の外観
を示す斜視図。
【図2】内視鏡装置の全体構成を示すブロック図。
【図3】内視鏡の先端部に設けた対物光学系及びズーム
レンズを駆動するアクチュエータを示す図。
【図4】アクチュエータの外形を示す斜視図。
【図5】アクチュエータの内部構造を示す断面図。
【図6】駆動波形を示す図。
【図7】ズーム制御装置の正面図。
【図8】ズーム制御装置内の駆動系の概略の構成を示す
図。
【図9】駆動パルス比率を示す説明図。
【図10】ディップスイッチの外形及び各スイッチに割
り当てられた機能等を示す図。
【図11】受信回路の具体的な回路図。
【図12】変形例における駆動パルス比率を示す図。
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるズーム制
御装置の機能的な構成図。
【図14】しきい値の関係及び検出される電流波形を示
す図。
【図15】第2の実施の形態における動作内容を示すフ
ローチャート図。
【図16】本発明の第3の実施の形態における動作内容
を示すフローチャート図。
【図17】ズームレンズを移動する場合の駆動パルス数
と設定される倍率との関係を示す図。
【図18】本発明の第4の実施の形態におけるステップ
モードでの動作例を示す図。
【図19】第4の実施の形態の第1変形例におけるステ
ップモードでの動作例を示す図。
【図20】第4の実施の形態の第2変形例におけるステ
ップモードでの動作例を示す図。
【図21】本発明の第5の実施の形態における内視鏡の
先端部の視野変換機構部分を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…光源装置 4…ビデオプロセッサ 5…カラーモニタ 6…ズーム制御装置 7…フットスイッチ 8…挿入部 9…操作部 13…先端部 34…対物光学系 35…CCD 38…ズームレンズ 39…アクチュエータ 40…ズームスイッチ 49…ステップモードスイッチ 50…スピードモードスイッチ 51…駆動回路 52…制御回路 53…ROM 54…RAM 55…CPU 56…FPGA 57…D/Aコンバータ 59…I/O 62…受信回路 63…ディップスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータにより駆動される被駆動
    体を有する内視鏡と、着脱自在に前記内視鏡に接続され
    前記アクチュエータを駆動制御する制御装置を備えた内
    視鏡装置において、 前記内視鏡内に設けられ、前記内視鏡内の情報を設定す
    る設定手段と、 前記設定手段の出力信号を前記制御装置へ伝達する伝達
    手段と、 前記制御装置内に前記設定手段の出力信号を受信する受
    信手段と、 前記受信手段の受信信号に基づいて、前記アクチュエー
    タの駆動波形の出現状態を設定する駆動制御手段と、 前記駆動制御手段からの出力信号に基づいて駆動波形を
    発生する駆動手段とを有することを特徴とする内視鏡装
    置。
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