JP2000011368A - 磁気テープ表面処理装置 - Google Patents
磁気テープ表面処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープの磁性塗膜面に存在する潤滑剤を
除去せず、磁気テープの突起物や異物を除去する効果に
優れた磁気テープ表面処理装置を提供する。 【解決手段】 テープ表面処理装置10には、磁気テー
プ12をその長手方向に沿って矢印F方向に走行させる
搬送路14と、回転部材16と、一対のガイドロール1
8、18とが設けられている。回転部材16は、円筒状
を呈する回転体16Aと、回転体16Aの外周面に設け
られた刃16Bとで構成されている。回転部材16は、
回転体16Aの軸線が磁気テープ12の長手方向と直交
する方向に延在し、かつ、刃16Bが磁気テープ12の
磁性塗膜面に接触するように搬送路14に配設されてい
る。また、テープ12の磁性塗膜面に接触する刃16B
の移動方向が磁気テープ12の走行方向Fと反対方向と
なるように矢印d方向に回転させる不図示の回転駆動手
段が設けられている。
除去せず、磁気テープの突起物や異物を除去する効果に
優れた磁気テープ表面処理装置を提供する。 【解決手段】 テープ表面処理装置10には、磁気テー
プ12をその長手方向に沿って矢印F方向に走行させる
搬送路14と、回転部材16と、一対のガイドロール1
8、18とが設けられている。回転部材16は、円筒状
を呈する回転体16Aと、回転体16Aの外周面に設け
られた刃16Bとで構成されている。回転部材16は、
回転体16Aの軸線が磁気テープ12の長手方向と直交
する方向に延在し、かつ、刃16Bが磁気テープ12の
磁性塗膜面に接触するように搬送路14に配設されてい
る。また、テープ12の磁性塗膜面に接触する刃16B
の移動方向が磁気テープ12の走行方向Fと反対方向と
なるように矢印d方向に回転させる不図示の回転駆動手
段が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープの製造過
程において磁性塗膜面に生じる突起物や磁性塗膜面に付
着する異物を除去してドロップアウトを低減する磁気テ
ープ表面処理装置に関する。
程において磁性塗膜面に生じる突起物や磁性塗膜面に付
着する異物を除去してドロップアウトを低減する磁気テ
ープ表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの製造方法としては、磁性材
料、接着剤及び添加剤を混合した塗料を支持体に塗布し
た後、温度と圧力を加えて塗膜平面を平滑にし、次いで
塗膜内に存在する凝集体が造る突起物や製造過程で付着
した異物を磁気テープ表面処理装置によって除去するの
が一般的である。従来は、所定方向に走行する磁気テー
プの磁性塗膜面に対して前記所定方向と逆方向に走行す
る研磨剤を塗布したシート材(ラッピングテープ)を接
触させることによって磁気テープの突起物や異物を除去
する磁気テープ表面処理装置と、所定方向に走行する磁
気テープの磁性塗膜面に対して固定された刃を接触させ
ることによって磁気テープの突起物や異物を除去する磁
気テープ表面処理装置とが使用されている。
料、接着剤及び添加剤を混合した塗料を支持体に塗布し
た後、温度と圧力を加えて塗膜平面を平滑にし、次いで
塗膜内に存在する凝集体が造る突起物や製造過程で付着
した異物を磁気テープ表面処理装置によって除去するの
が一般的である。従来は、所定方向に走行する磁気テー
プの磁性塗膜面に対して前記所定方向と逆方向に走行す
る研磨剤を塗布したシート材(ラッピングテープ)を接
触させることによって磁気テープの突起物や異物を除去
する磁気テープ表面処理装置と、所定方向に走行する磁
気テープの磁性塗膜面に対して固定された刃を接触させ
ることによって磁気テープの突起物や異物を除去する磁
気テープ表面処理装置とが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者のシート
材を用いる磁気テープ表面処理装置では、磁気テープの
突起物や異物を除去する効果が優れている反面、磁気テ
ープの磁性塗膜面に含まれる潤滑剤をも同時に除去して
しまうため、磁気テープの耐久性を低下させる欠点があ
る。また、長時間使用した場合に、シート材の磁気テー
プに接触する研磨層が目詰まりを起こして磁気テープの
突起物や異物を除去する効果が低下する欠点もあった。
一方、後者の固定された刃を用いる磁気テープ表面処理
装置では、磁気テープの磁性塗膜面に存在する潤滑剤を
除去することはないものの、磁気テープの突起物や異物
を除去する効果が前者の磁気テープ表面処理装置に比較
して劣るという欠点がある。すなわち、これらの装置は
一長一短であった。本発明は前記事情に鑑み案出された
ものであって、本発明の目的は、磁気テープの磁性塗膜
面に存在する潤滑剤を除去することなく、磁気テープの
突起物や異物を除去する効果に優れた磁気テープ表面処
理装置を提供することにある。
材を用いる磁気テープ表面処理装置では、磁気テープの
突起物や異物を除去する効果が優れている反面、磁気テ
ープの磁性塗膜面に含まれる潤滑剤をも同時に除去して
しまうため、磁気テープの耐久性を低下させる欠点があ
る。また、長時間使用した場合に、シート材の磁気テー
プに接触する研磨層が目詰まりを起こして磁気テープの
突起物や異物を除去する効果が低下する欠点もあった。
一方、後者の固定された刃を用いる磁気テープ表面処理
装置では、磁気テープの磁性塗膜面に存在する潤滑剤を
除去することはないものの、磁気テープの突起物や異物
を除去する効果が前者の磁気テープ表面処理装置に比較
して劣るという欠点がある。すなわち、これらの装置は
一長一短であった。本発明は前記事情に鑑み案出された
ものであって、本発明の目的は、磁気テープの磁性塗膜
面に存在する潤滑剤を除去することなく、磁気テープの
突起物や異物を除去する効果に優れた磁気テープ表面処
理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、磁気テープの製造過程において磁性塗膜面に
生じる突起物や磁性塗膜面に付着する異物を除去する磁
気テープ表面処理装置であって、前記磁気テープをその
長手方向に沿って走行させる搬送路が設けられ、回転体
と、前記回転体の外周面に設けられた刃とで構成された
回転部材が設けられ、前記回転体の軸線が前記磁気テー
プの長手方向と直交する方向に延在し、かつ、前記刃が
前記磁気テープの磁性塗膜面に接触するように前記回転
部材が前記搬送路に配設され、前記回転部材を、前記磁
性塗膜面に接触する前記刃の移動方向が前記磁気テープ
の走行方向と反対方向となるように回転させる回転駆動
手段が設けられていることを特徴とする。
本発明は、磁気テープの製造過程において磁性塗膜面に
生じる突起物や磁性塗膜面に付着する異物を除去する磁
気テープ表面処理装置であって、前記磁気テープをその
長手方向に沿って走行させる搬送路が設けられ、回転体
と、前記回転体の外周面に設けられた刃とで構成された
回転部材が設けられ、前記回転体の軸線が前記磁気テー
プの長手方向と直交する方向に延在し、かつ、前記刃が
前記磁気テープの磁性塗膜面に接触するように前記回転
部材が前記搬送路に配設され、前記回転部材を、前記磁
性塗膜面に接触する前記刃の移動方向が前記磁気テープ
の走行方向と反対方向となるように回転させる回転駆動
手段が設けられていることを特徴とする。
【0005】本発明では、磁気テープの走行方向と反対
方向となるように回転される回転部材の刃によって磁性
塗膜面の突起物や異物が磁気テープから効果的に削り取
られるが、磁性塗膜面に含まれる潤滑剤は刃によって除
去されることがほとんどない。
方向となるように回転される回転部材の刃によって磁性
塗膜面の突起物や異物が磁気テープから効果的に削り取
られるが、磁性塗膜面に含まれる潤滑剤は刃によって除
去されることがほとんどない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のテープ表面処理装
置の実施の形態の構成を説明する説明図、図2は刃の要
部を示す斜視図、図3は刃による突起物や異物の除去動
作を示す説明図である。
を参照して説明する。図1は本発明のテープ表面処理装
置の実施の形態の構成を説明する説明図、図2は刃の要
部を示す斜視図、図3は刃による突起物や異物の除去動
作を示す説明図である。
【0007】図1を参照して本実施の形態のテープ表面
処理装置の構成を説明する。テープ表面処理装置10に
は、磁気テープ12をその長手方向に沿って矢印F方向
に走行させる搬送路14と、回転部材16と、一対のガ
イドロール18、18とが設けられている。
処理装置の構成を説明する。テープ表面処理装置10に
は、磁気テープ12をその長手方向に沿って矢印F方向
に走行させる搬送路14と、回転部材16と、一対のガ
イドロール18、18とが設けられている。
【0008】回転部材16は、円筒状を呈する回転体1
6Aと、回転体16Aの外周面に設けられた刃16Bと
で構成されている。回転部材16は、回転体16Aの軸
線が磁気テープ12の長手方向と直交する方向に延在
し、かつ、刃16Bが磁気テープ12の磁性塗膜面に接
触するように搬送路14に配設されている。また、テー
プ12の磁性塗膜面に接触する刃16Bの移動方向が磁
気テープ12の走行方向Fと反対方向となるように矢印
d方向に回転させる不図示の回転駆動手段が設けられて
いる。
6Aと、回転体16Aの外周面に設けられた刃16Bと
で構成されている。回転部材16は、回転体16Aの軸
線が磁気テープ12の長手方向と直交する方向に延在
し、かつ、刃16Bが磁気テープ12の磁性塗膜面に接
触するように搬送路14に配設されている。また、テー
プ12の磁性塗膜面に接触する刃16Bの移動方向が磁
気テープ12の走行方向Fと反対方向となるように矢印
d方向に回転させる不図示の回転駆動手段が設けられて
いる。
【0009】一対のガイドロール18は、回転可能に支
持されており、磁気テープ12の長手方向と直交する方
向に延在するように搬送路14に設けられている。回転
部材16は2つのガイドロール18、18の間に配置さ
れ、2つのガイドロール18の間の磁気テープ12の部
分が刃16Bに押し付けられるように磁気テープ12が
配設されている。
持されており、磁気テープ12の長手方向と直交する方
向に延在するように搬送路14に設けられている。回転
部材16は2つのガイドロール18、18の間に配置さ
れ、2つのガイドロール18の間の磁気テープ12の部
分が刃16Bに押し付けられるように磁気テープ12が
配設されている。
【0010】図2に詳しく示すように、刃16Bは、回
転体16Aの外周面に立設される壁部161と、壁部1
61の上部から回転方向dに向かって傾斜する刃先部1
62とから構成されている。刃16Bは、例えば、超鋼
材またはサファイアなどの材料によって構成することが
できる。
転体16Aの外周面に立設される壁部161と、壁部1
61の上部から回転方向dに向かって傾斜する刃先部1
62とから構成されている。刃16Bは、例えば、超鋼
材またはサファイアなどの材料によって構成することが
できる。
【0011】図4、図5、図6は回転部材を示し、
(a)は回転部材の軸線方向から見た側面図、(b)は
回転部材の平面図を示している。図4、図5に示す例で
は、刃16Bが螺旋状に形成されており、刃16Bが螺
旋をなす角度、すなわち、磁気テープ12の長手方向と
直交する角度を基準位置Lとして該基準位置Lと刃16
Bがなす角度であるねじれ角度が45度、15度の場合
を示している。図6に示す例では、ねじれ角度が0度で
ある場合を示している。
(a)は回転部材の軸線方向から見た側面図、(b)は
回転部材の平面図を示している。図4、図5に示す例で
は、刃16Bが螺旋状に形成されており、刃16Bが螺
旋をなす角度、すなわち、磁気テープ12の長手方向と
直交する角度を基準位置Lとして該基準位置Lと刃16
Bがなす角度であるねじれ角度が45度、15度の場合
を示している。図6に示す例では、ねじれ角度が0度で
ある場合を示している。
【0012】図1、図3を参照して作用効果について説
明する。図3に示すように、磁気テープ12には磁性塗
膜面12Aが形成されており、この磁性塗膜面12A
は、均一な凹凸が形成されている。また、磁性塗膜面1
2Aには潤滑剤が含まれている。そして、磁性塗膜面1
2Aには、製造過程において、上述した凹凸の凸部12
Bに比較して高さ方向の寸法が大きな突起物(以下異物
も含めて突起物という)13A、13Bが生じている。
明する。図3に示すように、磁気テープ12には磁性塗
膜面12Aが形成されており、この磁性塗膜面12A
は、均一な凹凸が形成されている。また、磁性塗膜面1
2Aには潤滑剤が含まれている。そして、磁性塗膜面1
2Aには、製造過程において、上述した凹凸の凸部12
Bに比較して高さ方向の寸法が大きな突起物(以下異物
も含めて突起物という)13A、13Bが生じている。
【0013】このような磁気テープ12を搬送路14に
おいて矢印F方向に走行させるとともに、回転部材16
を矢印d方向に回転させる。すると、磁気テープ12の
磁性塗膜面12Aに接触している刃16Bの刃先部16
2が凸部12Bの頂点に沿って移動していき、突起物1
3A、13Bと衝突することで、これら突起物13A、
13Bを削り取って除去する。すなわち、突起物13B
は破線で示す部分が除去される。
おいて矢印F方向に走行させるとともに、回転部材16
を矢印d方向に回転させる。すると、磁気テープ12の
磁性塗膜面12Aに接触している刃16Bの刃先部16
2が凸部12Bの頂点に沿って移動していき、突起物1
3A、13Bと衝突することで、これら突起物13A、
13Bを削り取って除去する。すなわち、突起物13B
は破線で示す部分が除去される。
【0014】この際、磁性塗膜面12Aの凸部12Bの
頂点のみが刃先部162に接触しているので、磁性塗膜
面12Aに含まれている潤滑剤が刃16Bによって削り
取られることはほとんどない。また、固定した刃を走行
する磁気テープに接触させて突起物を除去する従来装置
に比較して、刃16Bが回転しながら磁気テープの走行
方向と逆方向に移動するため、刃16Bが磁気テープの
磁性塗膜面12Aに何度も接触することで刃16Bによ
る突起物13A、13Bに対する除去作用が高まるとい
う効果がある。
頂点のみが刃先部162に接触しているので、磁性塗膜
面12Aに含まれている潤滑剤が刃16Bによって削り
取られることはほとんどない。また、固定した刃を走行
する磁気テープに接触させて突起物を除去する従来装置
に比較して、刃16Bが回転しながら磁気テープの走行
方向と逆方向に移動するため、刃16Bが磁気テープの
磁性塗膜面12Aに何度も接触することで刃16Bによ
る突起物13A、13Bに対する除去作用が高まるとい
う効果がある。
【0015】図7は、従来装置と本実施の形態による装
置との比較実験結果を表形式で示す図である。実験条件
は、回転部材16の径(刃16Bを含む)を20mm、
刃の枚数を8枚、刃のねじれ角度を45度、回転部材の
回転数を1000rpm、押し込み距離を10mm、抱
き込み角度を90度、テープの走行速度を200m/m
inとしている。なお、押し込み距離とは、ガイドロー
ル18、18間において回転部材16が無い状態を基準
位置として、この基準位置から回転部材16によって押
し込まれて移動した磁気テープの位置までの距離を示
す。また、抱き込み角度とは、回転部材16によって押
し込まれることで屈曲された磁気テープのなす角度を示
す。
置との比較実験結果を表形式で示す図である。実験条件
は、回転部材16の径(刃16Bを含む)を20mm、
刃の枚数を8枚、刃のねじれ角度を45度、回転部材の
回転数を1000rpm、押し込み距離を10mm、抱
き込み角度を90度、テープの走行速度を200m/m
inとしている。なお、押し込み距離とは、ガイドロー
ル18、18間において回転部材16が無い状態を基準
位置として、この基準位置から回転部材16によって押
し込まれて移動した磁気テープの位置までの距離を示
す。また、抱き込み角度とは、回転部材16によって押
し込まれることで屈曲された磁気テープのなす角度を示
す。
【0016】図7の横の欄には、磁気テープの処理条
件、すなわち研磨シートを用いた従来装置で処理、固定
した刃を用いた従来装置で処理、本発明による回転部材
を用いた装置で処理、磁性塗膜面に対する突起物の除去
処理が未処理の4つの条件が設定されている。縦の欄に
は、評価項目である耐久性とドロップアウトの2つが設
定されている。各特性の評価は、○(良)、△(やや不
良)、×(不良)の3段階で評価されている。図7に示
すように、本実施の形態のテープ表面処理装置によれ
ば、耐久性とドロップアウトの特性のいずれに対して
も、従来装置に比較して良好な評価を得ることができ
た。
件、すなわち研磨シートを用いた従来装置で処理、固定
した刃を用いた従来装置で処理、本発明による回転部材
を用いた装置で処理、磁性塗膜面に対する突起物の除去
処理が未処理の4つの条件が設定されている。縦の欄に
は、評価項目である耐久性とドロップアウトの2つが設
定されている。各特性の評価は、○(良)、△(やや不
良)、×(不良)の3段階で評価されている。図7に示
すように、本実施の形態のテープ表面処理装置によれ
ば、耐久性とドロップアウトの特性のいずれに対して
も、従来装置に比較して良好な評価を得ることができ
た。
【0017】図8は、本実施の形態による磁気テープ表
面処理装置において、回転部材の直径と刃の数を変えて
ドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示す
図である。実験条件は、刃のねじれ角度を45度、回転
部材の回転数を1000rpm、押し込み距離を10m
m、抱き込み角度を90度、テープの走行速度を200
m/minとしている。回転部材の直径は、10mm、
20mm、30mmに設定し、刃の数は4枚と8枚に設
定している。未処理品に比較していずれの実験結果もド
ロップアウトが低く抑えられている。また、刃の数が4
枚よりも8枚の方がドロップアウトが低い値となってい
る。
面処理装置において、回転部材の直径と刃の数を変えて
ドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示す
図である。実験条件は、刃のねじれ角度を45度、回転
部材の回転数を1000rpm、押し込み距離を10m
m、抱き込み角度を90度、テープの走行速度を200
m/minとしている。回転部材の直径は、10mm、
20mm、30mmに設定し、刃の数は4枚と8枚に設
定している。未処理品に比較していずれの実験結果もド
ロップアウトが低く抑えられている。また、刃の数が4
枚よりも8枚の方がドロップアウトが低い値となってい
る。
【0018】図9は、本実施の形態による磁気テープ表
面処理装置において、回転部材の刃のねじれ角度を変え
てドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示
す図である。実験条件は、刃の枚数を8枚、回転部材の
回転数を1000rpm、押し込み距離を10mm、抱
き込み角度を90度、テープの走行速度を200m/m
inとしている。刃のねじれ角度は、15度、45度、
75度に設定している。
面処理装置において、回転部材の刃のねじれ角度を変え
てドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示
す図である。実験条件は、刃の枚数を8枚、回転部材の
回転数を1000rpm、押し込み距離を10mm、抱
き込み角度を90度、テープの走行速度を200m/m
inとしている。刃のねじれ角度は、15度、45度、
75度に設定している。
【0019】図10は、本実施の形態による磁気テープ
表面処理装置において、回転部材の回転数を変えてドロ
ップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示す図で
ある。実験条件は、刃の枚数を8枚、刃のねじれ角度を
45度、押し込み距離を10mm、抱き込み角度を90
度、テープの走行速度を200m/minとしている。
回転部材の回転数は、200rpm、1000rpm、
2000rpmに設定している。
表面処理装置において、回転部材の回転数を変えてドロ
ップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示す図で
ある。実験条件は、刃の枚数を8枚、刃のねじれ角度を
45度、押し込み距離を10mm、抱き込み角度を90
度、テープの走行速度を200m/minとしている。
回転部材の回転数は、200rpm、1000rpm、
2000rpmに設定している。
【0020】図11は、本実施の形態による磁気テープ
表面処理装置において、回転部材の押し込み距離と抱き
込み角度を変えてドロップアウト特性を測定した実験結
果を表形式で示す図である。実験条件は、刃の枚数を8
枚、刃のねじれ角度を45度、回転部材の直径を20m
m、テープの走行速度を200m/minとしている。
回転部材の押し込み距離は5mm、10mm、20mm
に、抱き込み角度は44度、90度、160度に設定し
ている。
表面処理装置において、回転部材の押し込み距離と抱き
込み角度を変えてドロップアウト特性を測定した実験結
果を表形式で示す図である。実験条件は、刃の枚数を8
枚、刃のねじれ角度を45度、回転部材の直径を20m
m、テープの走行速度を200m/minとしている。
回転部材の押し込み距離は5mm、10mm、20mm
に、抱き込み角度は44度、90度、160度に設定し
ている。
【0021】図12は、本実施の形態による磁気テープ
表面処理装置において、磁気テープの走行速度を変えて
ドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示す
図である。実験条件は、刃の枚数を8枚、刃のねじれ角
度を45度、回転部材の直径を20mm、押し込み距離
を10mm、抱き込み角度を90度、回転部材の回転数
を1000rpmとしている。磁気テープの走行速度
は、100m/min、200m/min、300m/
minに設定している。
表面処理装置において、磁気テープの走行速度を変えて
ドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で示す
図である。実験条件は、刃の枚数を8枚、刃のねじれ角
度を45度、回転部材の直径を20mm、押し込み距離
を10mm、抱き込み角度を90度、回転部材の回転数
を1000rpmとしている。磁気テープの走行速度
は、100m/min、200m/min、300m/
minに設定している。
【0022】図13は、本実施の形態による磁気テープ
表面処理装置において、回転部材の回転数と磁気テープ
の走行速度の組み合わせを変えてドロップアウト特性を
測定した実験結果を表形式で示す図である。表中の数値
はドロップアウト個数(個/min)を示している。実
験条件は、刃の枚数を8枚、刃のねじれ角度を45度、
回転部材の直径を20mm、押し込み距離を10mm、
抱き込み角度を90度としている。回転部材の回転数
は、200rpm、500rpm、1000rpm、1
500rpm、2000rpmとし、磁気テープの走行
速度は、100m/min、200m/min、300
m/minに設定している。
表面処理装置において、回転部材の回転数と磁気テープ
の走行速度の組み合わせを変えてドロップアウト特性を
測定した実験結果を表形式で示す図である。表中の数値
はドロップアウト個数(個/min)を示している。実
験条件は、刃の枚数を8枚、刃のねじれ角度を45度、
回転部材の直径を20mm、押し込み距離を10mm、
抱き込み角度を90度としている。回転部材の回転数
は、200rpm、500rpm、1000rpm、1
500rpm、2000rpmとし、磁気テープの走行
速度は、100m/min、200m/min、300
m/minに設定している。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
磁気テープの製造過程において磁性塗膜面に生じる突起
物や磁性塗膜面に付着する異物を除去する磁気テープ表
面処理装置であって、前記磁気テープをその長手方向に
沿って走行させる搬送路が設けられ、回転体と、前記回
転体の外周面に設けられた刃とで構成された回転部材が
設けられ、前記回転体の軸線が前記磁気テープの長手方
向と直交する方向に延在し、かつ、前記刃が前記磁気テ
ープの磁性塗膜面に接触するように前記回転部材が前記
搬送路に配設され、前記回転部材を、前記磁性塗膜面に
接触する前記刃の移動方向が前記磁気テープの走行方向
と反対方向となるように回転させる回転駆動手段が設け
られている構成とした。そのため、本発明では、磁気テ
ープの走行方向と反対方向となるように回転される回転
部材の刃によって磁性塗膜面の突起物や異物が磁気テー
プから効果的に削り取ることができ、かつ、磁性塗膜面
に含まれる潤滑剤は刃によって除去されることがほとん
どない。
磁気テープの製造過程において磁性塗膜面に生じる突起
物や磁性塗膜面に付着する異物を除去する磁気テープ表
面処理装置であって、前記磁気テープをその長手方向に
沿って走行させる搬送路が設けられ、回転体と、前記回
転体の外周面に設けられた刃とで構成された回転部材が
設けられ、前記回転体の軸線が前記磁気テープの長手方
向と直交する方向に延在し、かつ、前記刃が前記磁気テ
ープの磁性塗膜面に接触するように前記回転部材が前記
搬送路に配設され、前記回転部材を、前記磁性塗膜面に
接触する前記刃の移動方向が前記磁気テープの走行方向
と反対方向となるように回転させる回転駆動手段が設け
られている構成とした。そのため、本発明では、磁気テ
ープの走行方向と反対方向となるように回転される回転
部材の刃によって磁性塗膜面の突起物や異物が磁気テー
プから効果的に削り取ることができ、かつ、磁性塗膜面
に含まれる潤滑剤は刃によって除去されることがほとん
どない。
【図1】本発明のテープ表面処理装置の実施の形態の構
成を説明する説明図である。
成を説明する説明図である。
【図2】刃の要部を示す斜視図である。
【図3】刃による突起物や異物の除去動作を示す説明図
である。
である。
【図4】ねじれ角度が45度の回転部材を例示する図で
あって、(A)が側面図を示し、(B)が平面図を示
す。
あって、(A)が側面図を示し、(B)が平面図を示
す。
【図5】ねじれ角度が15度の回転部材を例示する図で
あって、(A)が側面図を示し、(B)が平面図を示
す。
あって、(A)が側面図を示し、(B)が平面図を示
す。
【図6】ねじれ角度が0度の回転部材を例示する図であ
って、(A)が側面図を示し、(B)が平面図を示す。
って、(A)が側面図を示し、(B)が平面図を示す。
【図7】従来装置と本実施の形態による装置との比較実
験結果を表形式で示す図である。
験結果を表形式で示す図である。
【図8】本実施の形態による磁気テープ表面処理装置に
おいて、回転部材の直径と刃の数を変えてドロップアウ
ト特性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
おいて、回転部材の直径と刃の数を変えてドロップアウ
ト特性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
【図9】本実施の形態による磁気テープ表面処理装置に
おいて、回転部材の刃のねじれ角度を変えてドロップア
ウト特性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
おいて、回転部材の刃のねじれ角度を変えてドロップア
ウト特性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
【図10】本実施の形態による磁気テープ表面処理装置
において、回転部材の回転数を変えてドロップアウト特
性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
において、回転部材の回転数を変えてドロップアウト特
性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
【図11】本実施の形態による磁気テープ表面処理装置
において、回転部材の押し込み距離と抱き込み角度を変
えてドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で
示す図である。
において、回転部材の押し込み距離と抱き込み角度を変
えてドロップアウト特性を測定した実験結果を表形式で
示す図である。
【図12】本実施の形態による磁気テープ表面処理装置
において、磁気テープの走行速度を変えてドロップアウ
ト特性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
において、磁気テープの走行速度を変えてドロップアウ
ト特性を測定した実験結果を表形式で示す図である。
【図13】本実施の形態による磁気テープ表面処理装置
において、回転部材の回転数と磁気テープの走行速度の
組み合わせを変えてドロップアウト特性を測定した実験
結果を表形式で示す図である。
において、回転部材の回転数と磁気テープの走行速度の
組み合わせを変えてドロップアウト特性を測定した実験
結果を表形式で示す図である。
10……磁気テープ表面処理装置、12……磁気テー
プ、14……搬送路、16……回転部材、16A……回
転体、16B……刃、18……ガイドロール。
プ、14……搬送路、16……回転部材、16A……回
転体、16B……刃、18……ガイドロール。
Claims (7)
- 【請求項1】 磁気テープの製造過程において磁性塗膜
面に生じる突起物や磁性塗膜面に付着する異物を除去す
る磁気テープ表面処理装置であって、 前記磁気テープをその長手方向に沿って走行させる搬送
路が設けられ、 回転体と、前記回転体の外周面に設けられた刃とで構成
された回転部材が設けられ、 前記回転体の軸線が前記磁気テープの長手方向と直交す
る方向に延在し、かつ、前記刃が前記磁気テープの磁性
塗膜面に接触するように前記回転部材が前記搬送路に配
設され、 前記回転部材を、前記磁性塗膜面に接触する前記刃の移
動方向が前記磁気テープの走行方向と反対方向となるよ
うに回転させる回転駆動手段が設けられている、 ことを特徴とする磁気テープ表面処理装置。 - 【請求項2】 前記搬送路は、磁気テープの長手方向と
直交する方向に延在する2つのガイドロールを有し、前
記回転部材は2つのガイドロールの間に配置され、前記
2つのガイドロールの間の磁気テープの部分が前記刃に
押し付けられるように磁気テープが配設されることを特
徴とする請求項1記載の磁気テープ表面処理装置。 - 【請求項3】 前記刃は複数形成されていることを特徴
とする請求項1記載の磁気テープ表面処理装置。 - 【請求項4】 前記刃は螺旋状に形成されていることを
特徴とする請求項1記載の磁気テープ表面処理装置。 - 【請求項5】 前記刃が螺旋をなす角度、すなわち、前
記磁気テープの長手方向と直交する角度を基準位置とし
て該基準位置と前記刃がなす角度であるねじれ角度が0
度以上75度以下であることを特徴とする請求項5記載
の磁気テープ表面処理装置。 - 【請求項6】 前記回転体は円筒状を呈することを特徴
とする請求項1記載の磁気テープ表面処理装置。 - 【請求項7】 前記刃が超鋼材またはサファイアで構成
されていることを特徴とする請求項1記載の磁気テープ
表面処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10175470A JP2000011368A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 磁気テープ表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10175470A JP2000011368A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 磁気テープ表面処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000011368A true JP2000011368A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=15996630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10175470A Pending JP2000011368A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 磁気テープ表面処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000011368A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6780531B2 (en) | 2000-10-31 | 2004-08-24 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium comprising a magnetic layer having specific surface roughness and protrusions |
| US10354686B1 (en) | 2018-04-20 | 2019-07-16 | International Business Machines Corporation | Magnetic tape drive with a burnishing unit |
-
1998
- 1998-06-23 JP JP10175470A patent/JP2000011368A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6780531B2 (en) | 2000-10-31 | 2004-08-24 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium comprising a magnetic layer having specific surface roughness and protrusions |
| US6921592B2 (en) | 2000-10-31 | 2005-07-26 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium comprising a magnetic layer having specific thickness, surface roughness and friction coefficient |
| US6926976B2 (en) | 2000-10-31 | 2005-08-09 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium comprising a magnetic layer having specific thickness and projections |
| US6936356B2 (en) | 2000-10-31 | 2005-08-30 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetic recording medium comprising a magnetic layer having specific thickness, surface roughness and projections |
| US10354686B1 (en) | 2018-04-20 | 2019-07-16 | International Business Machines Corporation | Magnetic tape drive with a burnishing unit |
| US10692524B2 (en) | 2018-04-20 | 2020-06-23 | International Business Machines Corporation | Magnetic tape drive with a burnishing unit |
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