[go: up one dir, main page]

JP2000088974A - アナログ時計 - Google Patents

アナログ時計

Info

Publication number
JP2000088974A
JP2000088974A JP10255688A JP25568898A JP2000088974A JP 2000088974 A JP2000088974 A JP 2000088974A JP 10255688 A JP10255688 A JP 10255688A JP 25568898 A JP25568898 A JP 25568898A JP 2000088974 A JP2000088974 A JP 2000088974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
doors
opening
closing
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10255688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Tamura
晋也 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
Priority to JP10255688A priority Critical patent/JP2000088974A/ja
Publication of JP2000088974A publication Critical patent/JP2000088974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻表示部の正時の時刻表示位置にそれぞれ
飾りが興趣に富んだ動きをするように設けてあるアナロ
グ時計を安価に提供する。 【解決手段】 時刻表示部の正時の時刻表示位置にそれ
ぞれ飾り6a〜6lが設けてあり、各飾り6a〜6lの
前方には所定の時刻に開動作を行うことにより当該飾り
を露見させる扉4a〜4lが設けてある。扉4a〜4l
の開閉を制御する扉開閉装置8は、扉4a〜4lの複数
を単独で開閉させる扉駆動ブロック8a,8b,8c,
8dを複数組み合わせてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時刻表示部の正時の時
刻表示位置にそれぞれ飾り等のからくり装置を備えたア
ナログ時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】時計の種類の1つとして、正面の文字板
の中央部に指針が設けてあり、指針の回転半径の外方に
時表示文字が設けてあるアナログ時計に、正時になると
扉が開いて人形等の飾りが現れる仕掛けを有するいわゆ
るからくり装置を備えたアナログ時計がある。
【0003】本出願人は先に、このようなからくり装置
を備えたアナログ時計として、文字板の周囲に人形等の
飾りと時表示文字とが交互に表れるようにした飾りなど
の回転駆動装置を提案した(特公平5−24474号公
報)。この提案は、固定歯車に沿って回転する駆動歯車
により回転体が回ることにより、飾りと時表示文字とが
交互に正面に来るようにしたものである。この回転体を
時計の文字板の周囲に配置することにより、正時になる
と扉が開いて人形等の飾りが現われ、扉が閉じると、扉
に描かれた時刻表示文字に変わるようにしてある。これ
らの飾りは時刻表示文字に対応する位置に設けられるも
のであるので、それに対応して全部で12個の飾り駆動
装置を有していることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、12
個の飾り駆動装置により各飾りを駆動するものでは、各
駆動装置ごとに駆動モータと飾りや扉を駆動する機構と
を備えなければならず、構成が複雑化して部品点数や組
立工数も増加し、さらに配線等も複雑化して高価なもの
となるなどの問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は時刻表示部の正時の時刻表示位置にそれ
ぞれ飾りが設けてあるとともに、各上記飾りの前方には
所定の時刻に開動作を行うことにより当該飾りを露見さ
せる扉が設けてあるアナログ時計において、扉開閉装置
は、複数の扉を単独で開閉させる扉駆動ブロックを組み
合わせてある。これにより扉駆動ブロックの数を少なく
して部品点数や組立工数を少なくしている。
【0006】扉駆動ブロックは、単一のモータによって
駆動される複数のゼネバストップ機構を介して扉相互間
の開閉タイミングをずらせて設定することにより、扉の
開閉動作に変化をもたせてある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、時刻表示部の正時の時
刻表示位置にそれぞれ飾りが設けてあるとともに、各飾
りの前方には所定の時刻に開動作を行うことにより当該
飾りを露見させる扉が設けてあるアナログ時計におい
て、扉の開閉を制御する扉開閉装置は、扉の複数を単独
で開閉させる扉駆動ブロックを複数組み合わせて設けて
あるところに特徴がある。
【0008】上記扉駆動ブロックは、単一のモータによ
って駆動される複数のゼネバ車を介して、各扉相互間の
開閉タイミングを異ならせるとよい。
【0009】さらに扉駆動ブロックは単独で扉3つを開
閉可能とするもので、3つの各扉の開扉タイミング順を
中央に位置する扉、右または左の一方に位置する扉、右
または左の他方に位置する扉の順とし、3つの各扉の閉
扉タイミング順は開扉タイミング順の逆に設定してある
ことが望ましい。
【0010】
【実施例】図1は、正時以外の通常時のアナログ時計の
前面を示している。円形の外装枠1の内側の時刻表示部
の正時の時刻表示位置に12個の時表示面4a1〜4l
1を有する扉4a〜4lが設けてある。各時表示面4a
1〜4l1には1〜12のデザイン文字からなる時表示
文字が表示してある。図1に示された扉4a〜4lの後
方には、図2に示すように、後述の各フレーム3a〜3
dに固定された各飾り取付板5a〜5lの前面に人形を
模した各飾り6a〜6lが設けてある(図3〜6参
照)。
【0011】図2は、正時になって各扉4a〜4lが開
いてそれまで扉の裏側に隠れていた飾り6a〜6lが前
面に表れている状態を示している。各飾り6a〜6l
は、いずれも音楽を演奏したり踊ったりしている人形を
模したものからなり、それぞれ飾り取付板5a〜5lに
取り付けられている。
【0012】扉4a〜4l、飾り取付板5a〜5l及び
飾り6a〜6lは、それぞれ3組ずつ1個のフレームに
取り付けられており、全体として4個のフレームによっ
て文字板1aの外周の1〜12の時刻に対応する位置に
配置されている。因みに上部に位置する11,12,1
の時表示文字を表わした扉4a,4b,4cは、1個の
フレーム3aに取り付けられている(図4,5参照)。
【0013】図3は、本実施例のアナログ時計の全体の
構造を示すもので、上述のフレーム3aは上部に位置
し、その背面側には飾り6aを揺動させる飾り揺動手段
7aが取り付けてある。フレーム3aに取り付けられて
いる3個の飾り6a,6b,6cのうち、中央部(12
時の位置)の飾り6aは、扉4aが開いたときに人形身
体を揺らす仕草をするようにしてある。
【0014】なお、他の3個のフレーム3b,3c,3
dについてもこれに準じた構成となっており、それぞれ
3,6,9の文字が表わされた扉に対応する人形は揺動
機構を備えたものとしてある。
【0015】図3においては、フレームは上部のフレー
ム3aの他、下部に位置するフレーム3dが描かれてい
るが、断面線の取り方により、飾りは7時に対応する位
置の人形6lが示されているため、これには飾り揺動手
段はないので図示されていない。
【0016】各フレーム3a〜3dの内周部には、後述
する扉をそれぞれ開閉制御するための扉開閉装置8を構
成する4つの扉駆動ブロック8a〜8dがそれぞれ設け
てある(図4参照)。扉開閉装置8は、それぞれ同一構
成の4つの扉駆動ブロックがそれぞれ所定の位置に装着
されることにより周囲に位置する各扉を開閉可能として
ある。
【0017】文字板1aの中央部背面には時計機械体2
が装着してあり、その背面側には電池ホルダ取付板9を
介して電池ホルダ10が設けてある。外装枠1の下部に
は、多数の放音孔を有するスピーカ取付板12が取り付
けてあり、これには放音面を下向きにしたスピーカ11
が装着してある。
【0018】文字板1aの前方には、短針13及び長針
14が指針軸2aの回りで回転可能に設けてある。さら
にその前方には前面ガラス15が周囲をガラス縁16に
押さえられている。また外装枠1の上部には時計を壁等
の掛金具に掛け止めするための掛金18が設けてあり、
背面には裏蓋19が外装枠1の後部にビス止めにより固
定してあり、さらにこの裏蓋の中央部には電池小蓋20
が設けてある。
【0019】各扉4a〜4lは、それぞれ回転中心軸2
1を介して各フレーム3a〜3dに90°の角度範囲で
揺動可能に取り付けられている。回転中心軸21の両端
は、各フレーム3a〜3dに着脱可能に取り付けられた
軸受板22,22によって軸支されている。扉4aの時
表示面4a1は、フランジ部4a2の一端に形成された
飾り部に貼付されたアルミニウム薄円板に時表示文字を
印刷したものからなる(図6参照)。扉4aのフランジ
部4a2,4a4の他端部には自重による回転を抑える
バランサー23が設けてある。
【0020】扉4a,4b,4cは、扉駆動ブロック8
aに設けてある後述の駆動レバーと、扉の下フランジ部
4a4、4b4,4c4に取り付けられた従動レバー2
4とを介して90°の角度範囲で揺動可能としてある。
【0021】図4は、図1〜3の背面側の構成を示すも
ので、外装枠1の内部に4個のフレーム3a,3b,3
c,3dと、各フレームの内側にそれぞれ扉駆動ブロッ
ク8a,8b,8c,8dが配置してあり、さらにその
内側に時計機械体2及び駆動回路基板Kが配置してあ
る。
【0022】各フレーム3a〜3dの背面側にはそれぞ
れ12,3,6,9時の位置に設けてある揺動飾り6
a,6d,6g,6jをそれぞれ揺動させる飾り駆動手
段7a,7b,7c,7dが設けてある。
【0023】各扉駆動ブロック8a,8b,8c,8d
の一端部の背面には、それぞれ駆動モータ33a,33
b,33c,33dが設けてある。これらの各モータ3
3a,33b,33c,33dは、駆動回路基板34
a,34b,34c,34dによって制御可能としてあ
る。駆動回路基板34a,34b,34c,34dは時
計機械体2から時刻情報及び正時情報等の信号を受け、
飾り駆動手段7a,7b,7c,7dやモータ33a,
33b,33c,33dを駆動する働きをする。
【0024】図5には、外装枠1の上部に位置するフレ
ーム3aに設けてある3つの扉4a,4b,4cが示し
てあり、これらの各扉は扉開閉装置8を構成する単一の
扉駆動ブロック8aで開閉動作するように組み合わされ
ている。
【0025】扉の開閉機構について、ここでは上記3つ
の扉のうち中央に位置する扉4aを開閉するものについ
て説明する。扉4aの時表示面4alの背面上下位置か
ら紙面に垂直にフランジ部4a2,4a4が設けてあ
る。フランジ部4a2,4a4の中間位置で両フランジ
部間を横架するように設けてある回転中心軸21の両端
が支持されている。回転中心軸21の両端は、フレーム
3aの上縁部にビス止め固定されている軸受板22に軸
支されている。
【0026】扉4aは、下側のフランジ部4a4に取り
付けてある従動レバー24を介して90°の角度範囲で
揺動可能としてある。扉4aが左に90°回転すると、
図6に示すように、それまで扉4aによって隠れていた
飾り6aが見えるようになり、扉4aはフレーム3aに
設けられた逃げ穴3a1に収納され、一部が前方から見
て垂直状態に収納された状態となる。
【0027】図7(a)は、扉4aが閉じている時の状
態を示すものであり、図5の上方から見た状態を示して
いる。この状態では、飾り取付板5a及び飾り6aが扉
4aの陰に完全に隠れており、前方からは見えなくなっ
ている。また扉4aの位置決めは、上フランジ部4a2
の一側部に設けてある突起部4a3がフレーム3の内側
に形成されたリブ状部3a3の側部に当接することによ
り停止するようにしてある。なお、1つのフレームに設
けられた3個の飾りのうち中央の飾りは揺動飾りとなっ
ているので、フレーム3aの背面側には飾り駆動手段7
aが装着してある。
【0028】図7(b)は、扉4aが開いている状態を
示す図6の上方から見た状態を示している。この状態で
は、前方から見て扉4aが垂直状態になっており、飾り
取付板5a及び飾り6aが前方から見えるようになって
いる。扉の停止機構はフレーム3aの陰に隠れて見えな
いが、フランジ部の他側に設けられた突起部4a3がフ
レームに形成されているリブ状部4a2に当接するよう
にしてある。
【0029】ここで図5に戻って説明を続ける。既述し
たように、扉開閉装置8は4つの扉駆動ブロック8a〜
8dによって開閉動作をするようにしてあるが、外装枠
1の上部に位置する3つの扉4a,4b,4cは、上方
に位置する単一の扉駆動ブロック8aよって開閉動作可
能としてある。
【0030】扉駆動ブロックの詳細については後述する
が、外周部が円弧状に形成されている上ケース25a上
の曲率中心O1から30°の角度に分割した同一半径上
に3つの出力軸27a,28a,29aが位置し、これ
らの各出力軸に3つの駆動レバー30a,31a,32
aがそれぞれ設けてある。既述した従動レバー24はこ
れらの駆動レバー30a,31a,32aによって揺動
することにより各扉を開閉可能としてある。
【0031】すなわち図5に示すように、各扉が閉じら
れている時には、各駆動レバー30a,31a,32a
は右に傾いた状態となっているが、これが反時計回り方
向に揺動して、図6に示すようにこれらの駆動レバーが
左側に傾いた状態になると、各扉は開いた状態となる。
各駆動レバー30a,31a,32aの揺動は、扉駆動
ブロック8aの右端部かつ下ケース26a(図9参照)
の背面側に設けてある単一のモータ33aによって駆動
されるようになっている。
【0032】図8は、扉駆動ブロック8aの正面の状態
を示すもので、上ケース25aの前面に取り付けられた
3本の駆動レバー30a,31a,32aがそれぞれ第
1出力軸27a、第2出力軸28a及び第3出力軸29
aによって60°の角度範囲で揺動可能となっている。
なお、各駆動レバー30a,31a,32aの揺動角は
上ケース25aに形成された円弧状のガイド溝25a2
と、駆動レバー30a,31a,32aの背面に設けて
ある突起(図示略)とによって規制するようにしてあ
る。
【0033】図9は、扉駆動ブロック8aの背面の状態
を示すもので、下ケース26aの背面側の端部に前出の
モータ33aが装着してあり、各駆動レバー30a,3
1a,32aの先端部が前面側から上方に突出してい
る。
【0034】下ケース26aの中央部には、モータ33
aの回転を制御する駆動回路基板34aが固着してあ
る。駆動回路基板34aの1対の出力端子部はリード線
35a,36aを介してモータ33aの端子と接続して
ある。また、他の2対の端子はそれぞれリード線37
a,38a,39a,40aを介して、内蔵されている
輪列の回転を検知するマイクロスイッチ61a,62a
(図10参照)と接続されている。
【0035】図10は、扉駆動ブロック8aの上ケース
を取り外し、さらに上述の駆動レバーを取り除いた正面
の状態を示しており、図11は扉駆動ブロックの全体の
断面状態を示している。
【0036】図10,11(a)に示すように、下ケー
ス26aの背面に装着されたモータ33aの駆動軸33
a1は、下ケース26a内に突出しており、この突出し
た部分にモータピニオン41aが固着してある。モータ
ピニオン41aは、下ケース26aに立設された支持軸
に軸支されている2番車42aの2番歯車42a1と噛
合している。
【0037】この2番車42aと一体の2番ピニオン4
2a2は、3番車43aの3番歯車43a1と噛合して
いる。3番車43aの3番ピニオン43a2は、クラッ
チ車44aを構成するクラッチ歯車45aと噛合してお
り、図11(b)に示すようにこれと同心に設けられて
いるクラッチピニオン46aは、第1のアイドラー51
aと噛合している。
【0038】ここでクラッチ機構について図12を用い
てさらに詳しく説明する。
【0039】クラッチ車44aは、2番車42aを軸支
している支持軸26a2と上ケース25aの内面に設け
られた軸受孔とによって支持されているクラッチ軸47
aに軸支されており、クラッチピニオン46aの前面側
内部には、リング状の空洞部が形成されている。この空
洞部内に突設してあるボス部にはクラッチ軸47aが縦
貫しているとともに外周部にはクラッチばね48aが挿
着してある。クラッチばね48aの先端部は座金49a
を介してEリング50aによって圧縮された状態になっ
ている。したがってクラッチピニオン46aの下端部
は、クラッチ歯車45aの上面に弾接状態となってい
る。両車の弾接面にはそれぞれ山形のローレット部45
a2,46a2が放射状に形成してあり、図12(a)
では両者のローレット部同士が噛み合いの状態となって
いる。
【0040】これに対し、クラッチピニオン46aに所
定以上の負荷が働いている状態で、クラッチ歯車45a
が回転すると、クラッチばね48aのばね力による抵抗
に抗してクラッチピニオン46aがローレット部に乗り
上げて浮上し、図12(b)に示すように、両者のロー
レット部同士の噛み合い状態が外れて、クラッチ歯車4
5aを空転可能としてある。このときカチカチというロ
ーレット部同士の衝撃音が発生するため、これにより異
常音として過大負荷の発生を警告する役目を果たすよう
になっている。
【0041】図11に戻り、扉駆動ブロックの構成の説
明を続ける。図11(b)に示すように、クラッチピニ
オン46aと噛合している第1のアイドラー51aは、
他方において第1の送り車52aと噛合している。第1
の送り車52aの前面側には、これと一体に扇形のガイ
ド部52a3及びこのガイド部の切欠部に該当する角度
範囲にピン52a2が形成してある(図10参照)。
【0042】また、第1の送り車52aの他方には、第
2のアイドラー53aが噛合している。さらに第2のア
イドラー53aの他方には、第2の送り車54aが噛合
している。第2の送り車54aの前面側にも、これと一
体に扇形のガイド部54a3及びこのガイド部の切欠部
に該当する角度範囲にピン54a2が形成してある。第
1のアイドラー51aと第2のアイドラー53aとは歯
数、歯形とも相等しくなっており、第1の送り車52a
と第2の送り車54aとは全く同じ形状のものとなって
いる。
【0043】クラッチピニオン46aの回転は、単列に
なっているため、第1のアイドラー51a,第1の送り
車52a,第2のアイドラー53a,第2の送り車54
aの順に伝達可能である。したがって第1の送り車52
aと第2の送り車54aとは同方向かつ同じ回転速度に
なっている。
【0044】第1のアイドラー51aは、上ケース25
aと下ケース26aとによって支持されている支軸に回
転自在に軸支されているが、この支軸は同時に第3の駆
動レバー32aの出力軸29aとなっている。同様に第
2のアイドラー53aの支軸も第1の駆動レバー30a
の出力軸27aとなっている。この他駆動ブロックの下
端部近傍にはアイドラーを支持していない出力軸28a
が設けてある。
【0045】上記した各出力軸のうち、中央に位置する
第1の出力軸27aには、第1ゼネバ車55aがこれと
一体回転可能に取り付けてある。また下方に位置する第
2の出力軸28aには、第2ゼネバ車56aが一体回転
可能に取り付けてある。さらに上方に位置する第3の出
力軸29aにも同様に第3ゼネバ車57aが取り付けて
ある。
【0046】各出力軸27a,28a,29aの先端部
は、上ケース25aの前面から突出しており、この突出
した部分には既出の駆動レバーが固着してある。すなわ
ち、第1の出力軸27aには第1駆動レバー30aが、
第2の出力軸28aには第2駆動レバー31aがそして
第3の出力軸29aには第3駆動レバー32aがそれぞ
れ固着してある。
【0047】各駆動レバーの出力軸への取り付けは、そ
れぞれの揺動中心に設けられた取付け孔を各出力軸に挿
着し、出力軸の先端部に形成してある段差部にEリング
58a,59a,60aを介在させることにより抜け落
ちないようにしてある。
【0048】各ゼネバ車の形状は、図10に示すよう
に、円板の外周に2枚の羽根に似た形状のガイド部が形
成してあり、これらのガイド部間を送り車のピン52a
2,54a2が進入可能な溝55a1,56a1,57
a1を設けてある。各ガイド部の外周部は、送り車のガ
イド部52a3,54a3が当接可能な円弧状の凹部に
形成されている。これにより送り車の回転中にこの送り
車のガイド部52a3,54a3がこの凹部に当接した
状態で回転可能であり、ゼネバ車を休止状態で待機可能
としてある。
【0049】第1の送り車52aの背面側外周部の所定
位置には、マイクロスイッチの検出用突起52a4が設
けてある。なお、図11に示すようにモータ33aと第
1の送り車52aとの回転方向は互いに反対方向となっ
ている。
【0050】第1の送り車52aの歯車52a1の外周
部近傍の下ケース26a上には、2個のマイクロスイッ
チ61a,62aが固定してある。一方のマイクロスイ
ッチ61aは、ストップピン61a1が突起52a4に
接触して押圧することにより正転中のモータ33aの回
転を停止させる機能を有する。そして他方のマイクロス
イッチ62aは、ストップピン62a2が突起52a4
に接触して押圧することにより、逆回転中のモータ33
aの回転を停止させる機能を有する。これらの検出信号
は、既述したようにリード線37a,38a,39a,
40aを介して駆動回路基板34aに出力される(図9
参照)ことによりモータ33aの回転を制御可能として
ある。
【0051】次にゼネバストップ機構による駆動レバー
の動作について説明する。図11に示すように、各駆動
レバーは各出力軸27a,28a,29aを介して各ゼ
ネバ車55a,56a,57aと一体回転するのである
が、これらの各ゼネバ車は、第1の送り車52a及び第
2の送り車54aのピン52a2,54a2によって間
欠的な揺動運動を行う。また2つの送り車52a,54
aは第2のアイドラー53aによって連動するものとし
てあるため、同方向に同回転速度で回転可能となってい
る。
【0052】いま、図10の状態で扉駆動ブロック8a
が静止しているとすると、3つの扉4a,4b,4cは
閉じた状態となっている(図5参照)。この状態下で正
時になると、時計機械体2から制御基板K(図4参照)
に正時信号が送られ、ここからモータ33aの制御信号
が駆動回路基板34aに送られることによりモータ33
aが始動する(図9参照)とともにメロディの演奏が始
まる。
【0053】モータ33aが始動(逆転)すると、図1
0において、第1の送り車52a及び第2の送り車54
aがともに時計回り方向に回転する。これにより第1の
送り車52aのピン52a2が第1ゼネバ車55aの溝
55a1に進入し、このゼネバ車をゆっくりと反時計回
り方向に回転させ始める。この時、第2ゼネバ車56a
及び第3ゼネバ車57aは、いずれも溝内にピンが進入
していないので停止している。この時、各送り車のガイ
ド部52a3,54a3は、ゼネバ車の円弧状凹部に当
接した状態で回転状態を維持している。
【0054】図13は、2つの送り車52a,54aと
3つのゼネバ車55a,56a,57aとの関係を動作
順に示したものである。同図(a)は、図10に続いて
両送り車52a,54aが時計回り方向に回転している
状態を示している。
【0055】この状態では、第1の送り車52aのピン
52a2が第1ゼネバ車55aの溝55a1の深い位置
まで達しているため、このゼネバ車の回転速度は高くな
っている。この状態においては、第2ゼネバ車56a及
び第3ゼネバ車57aは以前と同様に停止中である。し
かし、第2の送り車54aのピン54a2は第2ゼネバ
車56aの溝56a1に接近しつつある。上記した状態
においては、3つ並設された扉4a,4b,4cのう
ち、中央の扉4aだけが開き始める。
【0056】同図(b)は、第1ゼネバ車55aの回転
が終了して停止状態になっているとともに、第2の送り
車54aのピン54a2が左側に位置する第2ゼネバ車
56aの溝56a1に進入している状態を示している。
この期間は第1ゼネバ車が停止状態になっているととも
に、第3ゼネバ車57aは初期状態から継続して停止中
である。
【0057】同図(c)は、第2ゼネバ車56aの回転
が終了し、第1の送り車52aのピン52a2が第3ゼ
ネバ車57aの溝57a1に進入してこれを回転させ始
めた状態を示している。この状態の下では、第1ゼネバ
車55a及び第2ゼネバ車56aはいずれも回転終了に
より停止中である。
【0058】同図(d)は、第3ゼネバ車57aの回転
が終了した状態を示している。したがって各扉は全て開
いた状態となっている(図6参照)。
【0059】さらにモータ33aの回転により第1の送
り車52aが時計回り方向に回転を続けると、背面側に
設けてある突起52a4(図10参照)が右側のマイク
ロスイッチ62aのストップピン62a1を押し倒し
て、モータの停止信号を出力することによりモータ33
aを停止させる。
【0060】12個の扉4a〜4lは、4個のフレーム
3a,3b,3c,3dのそれぞれに3組ずつ取り付け
られており、扉駆動ブロック8aのモータ33aが停止
すると、次に他の扉駆動ブロック8b,8c,8dのモ
ータ33b,33c,33dが前もって定められた駆動
順(例えば33b,33c,33dの順)で順次回転動
作を開始し、それぞれの扉駆動ブロックの各ゼネバ車を
第1ゼネバ車、第2ゼネバ車、第3ゼネバ車の順で回転
させ、第3ゼネバ車の回転が終了した状態でそれぞれの
ゼネバ車に対応する扉を開いた状態でモータが停止す
る。やがて、最後のモータ33dが停止し、これにより
全部の扉4a〜4lが開いた状態となる。
【0061】モータ33a,33b,33c,33dの
停止中には、12,3,6,9時の時表示位置に設けら
れた人形を模した飾りが揺動するとともに、スピーカ1
1(図3参照)からメロディーが流れ続ける。
【0062】所定時間が経過すると、制御基板Kから各
駆動回路基板34a,34b,34c,34dにモータ
を始動時の方向に対して逆転させる信号が扉駆動ブロッ
クのモータの駆動順と逆の順で出力され、モータ33
a,33b,33c,33dが順次逆転を開始する。各
扉駆動ブロック8a,8b,8c,8dの逆転の説明は
4個とも同じものなので、扉駆動ブロック8aについて
のみ説明して他の扉駆動ブロック8b,8c,8dの説
明は省略する。モータ33d,34c,34bの逆転が
順次終了し、モータ33aが逆転を開始すると、これに
より各ゼネバ車は、図13の(d)〜(a)の順に逆方
向へ回転することにより各扉を閉じる方向に揺動させ
る。すなわち、第3の扉4c,第2の扉4b,第1の扉
4aの順に閉じる。したがって中央の揺動飾りが最も長
い露出時間となっている。
【0063】こうしてすべてのゼネバ車が停止して、す
べての扉が閉じられた状態では、第1の送り車の突起5
2a4が他方のマイクロスイッチ61aのストップピン
61a1を倒してモータを停止させており、メロディの
演奏も止まっており図10に示す初期状態に戻ってい
る。
【0064】次に駆動レバーによる扉の開閉機構につい
て説明する。各扉は駆動レバーの先端部が右に位置して
いるときには閉じており、左へ移るのに従って開き始
め、左端に達すると開いた状態となることについては既
に説明してある(図5,6参照)。このときの駆動レバ
ーと扉との位置関係を図14に示してある。図14は、
図5,6における中央の扉についてのみ示してあるが、
他の扉についても同様である。
【0065】従動レバー24は、駆動レバー30aに連
動することにより扉4aを揺動させるのであるが、この
従動レバー24は扉の下フランジ部4a4の側面に45
°に傾斜するように固定してある(図14(b)参
照)。従動レバー24の基部は回転中心軸21の端部近
傍に支持され、中間位置に突出しているピンが下フラン
ジ部4a4の係合孔(図示略)に係合することによりト
ルクが働いても所定範囲内からずれないようにしてあ
る。従動レバー24が下フランジ部4a4から突出して
いる範囲には、駆動レバー30aの先端部が係合可能な
スリット24aが設けてある。
【0066】同図(a)は、駆動レバー30aが右に傾
斜している状態を示しているが、このときには、同図
(b)に示すように扉4aは飾り6aの前方を覆うよう
に飾り6aの前方に位置している(図7(a)参照)。
【0067】同図(c)は、駆動レバー30aが中間位
置、すなわち30°だけ反時計回り方向へ回転した状態
を示している。このとき、扉4aは同図(d)に示すよ
うに45°に傾斜した状態すなわち半開きの状態になっ
ている。
【0068】さらに駆動レバー30aが反時計回り方向
へ回転して、同図(e)に示すように、左側に達する
と、同図(f)に示すように、扉4aは飾り6aに対し
て直角方向に位置して完全に開いた状態となる。もちろ
ん扉が閉じる時にはこの逆の行程を経て原位置に復帰す
る。
【0069】このように、扉駆動ブロック8a,8b,
8c,8dは単一のモータ33a,33b,33c,3
3dによって駆動される複数のゼネバ車55a,56
a,57aを介して、各扉相互間の開閉タイミングを異
ならせてある。また各扉駆動ブロック8a,8b,8
c,8dは単一で3つの扉を開閉可能とするもので、3
つの各扉の開扉タイミング順は、中央に位置する扉、右
または左の一方に位置する扉、右または左の他方に位置
する扉の順となっており、3つの扉の閉扉タイミング順
は開扉タイミング順の逆に設定してある。
【0070】上記実施例では、単一のモータで3つの扉
を開閉可能とする構成にしてあるが、これを2つまたは
4つの扉を開閉可能とするように構成することも可能で
ある。この場合には、扉駆動ブロックの数も6または3
というように変る他、開閉タイミング、輪列やゼネバ車
の数も変化させるように構成することはもちろんであ
る。また、扉や飾りのデザインも多様化が可能であり、
目的・用途に応じて種々のアナログ時計とすることも可
能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、扉開閉装置を扉ごとに
扉駆動手段を設ける必要がなく、構成が簡単になるので
製造コストを低減できる。また、扉の開閉動作をゼネバ
車を介して行うようにして、扉相互間の開閉タイミング
を異なるようにしてあるため、興趣に富んだものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における全体の構成を示すものであ
り、すべての扉が閉じている状態を示す正面図である。
【図2】一実施例における全体の構成を示すものであ
り、すべての扉が開いて飾りが露出している状態を示す
正面図である。
【図3】一実施例における全体の構成を示すもので、図
1のA−A線断面図である。
【図4】一実施例における裏蓋を除去した背面の状態を
示す背面図である。
【図5】フレームと扉駆動ブロックとを組み合わせた閉
扉状態を示す正面図である。
【図6】フレームと扉駆動ブロックとを組み合わせた開
扉状態を示す正面図である。
【図7】フレームと扉と飾りの三者間の関係を示すもの
で、(a)は扉が閉じている状態を示す平面図、(b)
は扉が開いている状態を示す平面図である。
【図8】扉駆動ブロックの前面における駆動レバーの動
作の説明図である。
【図9】扉駆動ブロックの背面図である。
【図10】扉駆動ブロックから上ケース及び駆動レバー
を除去した内部構成を示す正面図である。
【図11】扉駆動ブロックの展開断面図であり、(a)
はモータピニオンが2番歯車と噛み合っている状態を示
す図、(b)はクラッチピニオンと第1のアイドラーと
が噛み合っている状態を示す図である。
【図12】扉駆動ブロックのクラッチ機構を示すもので
あり、(a)はクラッチが噛み合っている状態を示す拡
大断面図、(b)はクラッチの噛み合いが外れている状
態を示す拡大断面図である。
【図13】扉駆動ブロックの動作を説明する説明図であ
る。
【図14】駆動レバーによる扉の揺動機構の説明図であ
る。
【符号の説明】
4a〜4l 扉 6a〜6l 飾り 8 扉開閉装
置 8a,8b,8c,8d 扉駆動ブ
ロック 55a,56a,57a ゼネバ車 33(33a,33b,33c,33d) モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻表示部の正時の時刻表示位置にそれ
    ぞれ飾りが設けてあるとともに、各上記飾りの前方には
    所定の時刻に開動作を行うことにより当該飾りを露見さ
    せる扉が設けてあるアナログ時計において、 上記扉の開閉を制御する扉開閉装置は、上記扉の複数を
    単独で開閉させる扉駆動ブロックを複数組み合わせて設
    けてあることを特徴とするアナログ時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記扉駆動ブロック
    は単一のモータによって駆動される複数のゼネバ車を介
    して、各上記扉相互間の開閉タイミングを異ならせてあ
    ることを特徴とするアナログ時計。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記扉駆動
    ブロックは上記扉の3つを開閉可能とするもので、3つ
    の各上記扉の開扉タイミング順は、中央に位置する扉、
    右または左の一方に位置する扉、右または左の他方に位
    置する扉の順となっており、3つの各上記扉の閉扉タイ
    ミング順は上記開扉タイミング順の逆に設定してあるこ
    とを特徴とするアナログ時計。
JP10255688A 1998-09-09 1998-09-09 アナログ時計 Pending JP2000088974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10255688A JP2000088974A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 アナログ時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10255688A JP2000088974A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 アナログ時計

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002253403A Division JP3519077B2 (ja) 2002-08-30 2002-08-30 アナログ時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000088974A true JP2000088974A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17282255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10255688A Pending JP2000088974A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 アナログ時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000088974A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6229768B1 (en) Trick action type clock
JP2005337711A (ja) 装飾体駆動装置
JP3519077B2 (ja) アナログ時計
JP2000088974A (ja) アナログ時計
JP3499237B2 (ja) からくり時計の扉開閉装置
JP2000088975A (ja) からくり時計の扉開閉装置
JP2000126471A (ja) からくり時計
JP2529144Y2 (ja) 回転式文字板
JP3691946B2 (ja) 回転装飾板付きからくり時計
JP2000171574A (ja) からくり時計及びその駆動モジュ―ル
JP2004333176A (ja) からくり時計
JP3667980B2 (ja) からくり時計
KR0134786Y1 (ko) 장식체 시계의 장식체 구동 기계
JPH0643754Y2 (ja) からくり時計
JP3162298B2 (ja) 時 計
JPH0740232Y2 (ja) 可動飾り付き時計
JP2997993B2 (ja) 可動飾りの駆動装置
JPH0736312Y2 (ja) 可動飾り付き時計
JP3031161U (ja) 時計玩具
JPH0435830Y2 (ja)
JP3609930B2 (ja) からくり装置およびそれを用いた時計装置
JPH0577998B2 (ja)
JPH11183646A (ja) からくり時計
JPH11235473A (ja) からくり時計
JPH1157230A (ja) 揺動飾り付き時計