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JP2000086792A - ポリ尿素エラストマ―の微孔質フォ―ム - Google Patents

ポリ尿素エラストマ―の微孔質フォ―ム

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Publication number
JP2000086792A
JP2000086792A JP11249686A JP24968699A JP2000086792A JP 2000086792 A JP2000086792 A JP 2000086792A JP 11249686 A JP11249686 A JP 11249686A JP 24968699 A JP24968699 A JP 24968699A JP 2000086792 A JP2000086792 A JP 2000086792A
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JP
Japan
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poly
diisocyanate
weight
polyisocyanate
aminobenzoic acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP11249686A
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English (en)
Inventor
Sandra Ann Kushner
サンドラ・アン・クシュナー
John William Miller
ジョン・ウィリアム・ミラー
James Douglas Tobias
ジェイムズ・ダグラス・トバイアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Products and Chemicals Inc
Original Assignee
Air Products and Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Air Products and Chemicals Inc filed Critical Air Products and Chemicals Inc
Publication of JP2000086792A publication Critical patent/JP2000086792A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた物理的、動的機械的性質を有するポリ
尿素微孔質エラストマーフォームを製造すること。 【解決手段】 発泡剤、および場合によりウレタン触
媒、および気泡安定剤の存在下で、有機ポリイソシアネ
ートをジ−(アミノ安息香酸)エステルと反応させるこ
とによってポリ尿素微孔質エラストマーフォームを製造
する方法を用いることによって解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、ワンショット法を用いたポリ
尿素(PUR)微孔質弾性フォームの製造に関する。
【0002】
【発明の背景】微孔質および動的ポリウレタンのエラス
トマー製造のための現在の技術では、エラストマーは、
ナフタレンジイソシアネート(1,5−NDI)をアジ
ピン酸エステルポリオールと反応させ、次いで短鎖ジオ
ール、例えば1,4−ブタンジオールを用いて連鎖延長
することによって製造する。このエラストマー技術の欠
点には、固有の貯蔵性の制限があり、加工業者が現場で
モノマーのイソシアネートをポリオールと反応させる必
要がある。1,5−NDIは127℃程度の高い温度で
溶融するので、反応は130℃以上、すなわち望ましく
ない副反応が生じて生成物の不安定さを助長する温度で
実施しなければならない(Wirpsza, Z., Polyurethanes
Chemistry, Technology and Applications, 1993, Ell
is HorwoodLimited, pp.143)。そして、得られたプレ
ポリマーは、30分以内に延長しなければならない。こ
の全体のプロセスは、成分の正確な比率が必要であり、
保存寿命が短く、そして加工するために材料を加熱して
粘度を下げる必要があるため加工装置にかなりの投資を
する必要がある。さらに、この系は非常に急速に反応す
るので作業時間は非常に短く、すなわち可使時間は0.
5〜5.0分となっている。
【0003】反応が完了した後、成形品の外形に応じ
て、複合的な硬化計画およびアニール工程を用いる。ア
ニールは高い温度(110℃)で数サイクル、次いで室
温でのサイクルを実施することによって完了する。この
硬化サイクルは、かなり正確にすることができ、そして
収縮、硬化不足および劣った物理的性質を排除するため
には厳密にしなければならない。この工程から逸脱する
と、最終的な微孔質成形品が著しく不揃いになり、産業
上望ましい「無欠点」製品の要件に合致せず、品質の信
用を損なうことになる。
【0004】一般に、構成部品、装置のための出費、貯
蔵性が制限されていることおよびNDIをベースとする
系の加工には、その使用に関して重大な欠点がある。ま
た、NDIの使用に伴う健康、安全性、および環境問題
は、この技術を使用する加工業者にとって関心あるもの
である。NDIをベースとする系に加えて、別の高い粘
度のイソシアネート末端のプレポリマー、例えばMDI
およびポリエステルポリオールをベースとするものは、
特定の動的および静的物理的性質が必要なエラストマー
の用途で評価されてきた。これは、高い粘度のイソシア
ネート末端のプレポリマーからなり、NDIをベースと
する系よりもコスト的に有利であるが、加工容易性に限
度がある。プレポリマータイプの系に対する主な心配
は、加熱を続けた時のイソシアネート官能基の喪失(全
NCO含量の喪失)であり、これは後で系の崩壊を引き
起こす。典型的には、85〜90℃の典型的な加工温度
でのプレポリマーの安定性はわずか数時間に限定される
(Wirpsza,Z.,Polyurethanes Chemistry,Technolog
y,andApplications,1993,Ellis Horwood Limited,p
p.142)。これは、後で化学量論(イソシアネート対−
OHおよび/または−NH2基の比率)における変動を
生じ、比率の調節が必要となる。化学量論的量の調節を
しないと、物理的性質は悪影響を受けることになり、再
び性質が劣り、エラストマーの品質が不均質となる。
【0005】米国特許第4,328,322号は、ポリイ
ソシアネートと、実質的に等量のアミノ安息香酸エステ
ルまたはアミドのオリゴマーとの反応による合成ポリマ
ーの製造を開示している。これはキャストエラストマー
材料の製造に関するものであるが、この特許は任意の様
々な発泡剤を含有させることによってポリマーフォーム
を製造できることを示唆している。米国特許第4,50
4,648号は、ポリイソシアネートおよび少なくとも
一つの末端アミノ基を有するポリエーテルポリオール誘
導体(ここでは少なくとも一つのヒドロキシル基はパラ
−アミノ安息香酸エステルによって置換されている)の
重付加反応生成物からなるポリウレタン尿素を開示して
いる。実施例7は、0.086g/cm3の密度を有する気
泡物品の製造を示している。
【0006】米国特許第4,537,945号は、ポリエ
ーテルポリオール誘導体とポリイソシアネートとの反応
によって製造したポリ(ウレタン)ウレアミドを開示し
ている。反応混合物中に発泡剤を配合する気泡生成物が
示唆されているが、フォームを製造するための実施例は
示されていない。米国特許第4,732,959号は、ポ
リエステルポリオール誘導体とポリイソシアネートとの
反応によって製造したポリ(ウレタン)ウレアミドを開
示している。実施例8は、記載によれば0.60g/cm3
の密度を有する軟質フォームシートの製造を示してい
る。
【0007】
【発明の概要】本発明は、発泡剤、並びに場合によりウ
レタン触媒および気泡安定剤の存在下でのポリイソシア
ネートとポリオール誘導体との反応によるポリ尿素(P
UR)微孔質弾性フォームの製造法に関する。本発明の
方法では、有機ポリイソシアネート、特にカルボジイミ
ド変性4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
を、ポリオールオリゴマーのジ−(アミノ安息香酸)エ
ステル、すなわちジアミンオリゴマーと反応させる。
【0008】本発明の別の実施態様は、以下の成分: オリゴマーのジ−(アミノ安息香酸)エステル 75〜98重量% 水 0〜0.8重量% 別の発泡剤 0〜8重量% ウレタン触媒 0〜5重量% 気泡安定剤 0〜5重量% ポリイソシアネート イソシアネート指数85〜105 (重量%は、最初の5成分の総量を基準にしており、ポリイソシアネートの量は イソシアネート指数(NCO指数)によって示した) を混合して反応させることからなる微孔質エラストマー
フォームを製造するためのワンショット法である。
【0009】本発明によって得られる利点には、 ・ 優れた物理的性質、例えば引裂強さ、引張強さ、所
定密度での破断伸び率を示す微孔質フォーム、 ・ 動的機械的性質、例えば温度の関数としての動的剛
性は、低い温度から高い温度にわたる高められた性能お
よび良好な損失正接を示す、 ・ 得られたエラストマーは、動的機械的分析によっ
て、広い温度範囲にわたり弾性曲線の著しく均一な弾性
率(E′)を有する、 ・ 典型的には、軟質成形ポリウレタン産業で用いられ
る経済的な現在のワンショット法を用いて微孔質エラス
トマーフォームを製造する能力、 ・ 処方物によって密度を変化させ特定の動的特性およ
び振動数の特性を合致させた微孔質エラストマーフォー
ムを製造する能力が含まれる。
【0010】
【発明の詳述】PUR微孔質エラストマーフォームは、
発泡剤並びに場合によるが好ましくはウレタン触媒およ
び気泡安定剤の存在下でポリイソシアネートをジアミン
オリゴマーと反応させることによって製造する。本発明
に有用なポリイソシアネートは、当業者に一般に知られ
ているものである。含まれるのは、二つまたはそれより
多い有効なイソシアネート(NCO)基を有する芳香族
および脂肪族有機化合物である。適切なジイソシアネー
トの例には、トルエンジイソシアネート(TDI)、ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)、MDIポ
リマーまたはポリ(フェニレンイソシアネート)、カル
ボジイミド変性MDIおよびMDIポリマー、シクロヘ
キサンジイソシアネート(CHDI)、イソホロンジイ
ソシアネート(IPDI)、ナフタレンジイソシアネー
ト(NDI)、3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニ
レンジイソシアネート(TODI)、フェニレンジイソ
シアネート(パラ−フェニレンジイソシアネート(PP
DI)を含む)並びにそれらの混合物が含まれる。ま
た、適切であるがあまり望ましくないのは、ポリエーテ
ルもしくはポリエステルポリオールまたは当該技術分野
でよく知られているような末端ヒドロキシル基もしくは
アミン基を含む別の可撓性鎖と予備反応させた上記ポリ
イソシアネートモノマーのいずれかのイソシアネート末
端PUプレポリマーである。
【0011】ポリイソシアネートとしては、より高い官
能性の、すなわち2(これは低い酸性度である)よりも
大きい、カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシ
アネート、125〜225(33〜18重量%NCO)
の範囲の典型的なイソシアネート当量を有するMDIポ
リマーのイソシアネート中間体を使用するのが好まし
い。本発明に有用なジアミンオリゴマーは、米国特許第
4,328,322号および同第5,410,009号に教
示されているものであり、この開示は参照により組み込
まれている。
【0012】本発明で使用するオリゴマーのジ−(アミ
ノ安息香酸)エステルは、ポリオールオリゴマー物質、
特にジオールオリゴマーのアミノ安息香酸エステルであ
り、そして好都合には、ニトロ置換ベンゾイルハライド
またはニトロ置換安息香酸を適切なポリオール、例えば
ポリアルキレンエーテルまたはエステルポリオールと反
応させ、続いて得られた生成物のニトロ基を対応するア
ミノ基に還元することによって得ることができる。従っ
て、例えばここで有用なジ−(p−アミノ安息香酸)エ
ステルオリゴマーは、2モルのp−ニトロベンゾイルク
ロリドを1モルの二価のアルコール、例えば約400〜
約6,000の範囲の分子量を有するポリ(テトラメチ
レングリコール)と反応させ、そして得られたポリ(テ
トラメチレングリコール)ジ−(p−ニトロ安息香酸)
エステルを還元することによって製造できる(本明細書
および特許請求の範囲中のすべての分子量は、重量平均
分子量である)。
【0013】適切なジアミノ安息香酸エステルオリゴマ
ーは、以下の構造式
【化2】 (式中、nは1または2であり、そしてGは2価の基で
ある)を有する。
【0014】アミノ安息香酸の基Gの種類は、変えるこ
とができ、使用するポリオールオリゴマーの種類に依存
する。基Gは約400〜約6,000、好ましくは約6
50〜2,000の範囲の分子量を有するポリオール物
質から誘導される。基Gは、酸素エーテル原子で中断し
てもよい二価の飽和もしくは不飽和の直鎖または枝分か
れ鎖の炭化水素基からなっていてもよい。例えば、アミ
ノ安息香酸オリゴマーの製造にポリエーテルポリオール
を使用する場合は、対応する基Gは、酸素エーテル原子
の繰り返しからなる。好ましくは基Gには、このような
酸素エーテル原子が含まれる。
【0015】アミノ安息香酸エステルオリゴマーの製造
に有用なポリオール物質の好ましい種類は、二価の基G
を有し、式HO(RO)aH(式中、Rは10個までの炭
素原子を含むアルキレン基であり、そしてaは約400
〜6,000、好ましくは約650〜2,000の範囲の
分子量を得るのに十分な整数である)によって表すこと
ができるポリアルキレンエーテルグリコールを含有す
る。好ましくは、Rは2〜4個の炭素原子のアルキレン
基である。有用なポリアルキレンエーテルグリコールの
例には、ポリエチレンエーテルグリコール、ポリプロピ
レンエーテルグリコール、ポリヘキシレンエーテルグリ
コール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリ
デカメチレンエーテルグリコール、ポリ−1,2−ジメ
チルエチレンエーテルグリコールおよびテトラヒドロフ
ランと1−アリルオキシ2,3−エポキシプロパンとの
コポリマーが含まれる。ポリアルキレンエーテルグリコ
ールは、例えば水もしくは他の低分子アルコールまたは
水素供与化合物の存在下でアルキレンエーテル、例えば
エチレンオキシド、テトラヒドロフラン、プロピレンオ
キシド、またはそれらの混合物の重合によって容易に得
ることができる。好ましいのはp−アミノ安息香酸であ
り、そして特に好ましいのは650〜2000の分子量
を有するポリエーテルポリオール、特にポリテトラメチ
レンエーテルグリコールのエステルである。
【0016】微孔質エラストマーフォームを製造するの
に有用な適切なジ−(アミノ安息香酸)オリゴマーは、
市販入手可能であり、Air Products and Chemicals,In
c.によってVERSALINKの商標の下に販売されて
いる。同様に、アミノ安息香酸オリゴマーは、ポリオー
ルの代わりに適切なポリアミンオリゴマーを用いて得る
ことができる。さらに、ヒドロキシル基とアミノ基の両
方を有するオリゴマー化合物は、混合されたアミノ安息
香酸/アミド化合物の製造に利用することができる。従
って、本発明の目的では、これらのジ−(アミノベンズ
アミド)オリゴマーおよびジ−(アミノ安息香酸/アミ
ド)オリゴマーは、ジ−(アミノ安息香酸)オリゴマー
と機能的に同等のものであると考えられる。それらは、
すべてジアミンオリゴマーである。
【0017】気泡性またはフォーム状の製品を製造する
には、発泡剤、例えば水、CFC、HCFC、HFC、
ペンタン等およびこれらの剤の混合物の存在下でポリイ
ソシアネートを反応させる。水は、B側組成物の0.0
5〜0.8重量%、好ましくは0.1〜0.3重量%で使
用することができる。イソシアネートと反応させて二酸
化炭素を発生させるための水は、製造の結果得られたジ
アミンオリゴマー組成物中、もしくは触媒組成物中に存
在してもよいし、もしくは単純に適当な量で添加しても
よいし、またはその両方でもよい。物理的な発泡剤、例
えばCFC、HCFC、HFCおよびペンタンは、B側
組成物の0.5〜8重量%、好ましくは1〜3重量%で
使用することができる。
【0018】PUR微孔質エラストマーフォーム処方物
に使用することができる他の典型的な物質には、ウレタ
ン触媒、例えば第三級アミン、およびゲル化および発泡
反応のためのウレタン分野で良く知られている金属をベ
ースとする触媒、他のポリアミン硬化剤、例えばMOC
A、ポリオール、短鎖ジオール、気泡安定剤、例えばシ
リコーンおよびポリシロキサンポリエーテルグリコー
ル、酸化防止剤、抗菌剤、並びに加水分解防止剤が含ま
れる。
【0019】ポリイソシアネートを発泡剤の存在下で、
ジアミン1当量あたり0.85〜1.1当量NCOの当量
比で、ジ−(アミノ安息香酸)エステルと反応させて高
分子量の微孔質PURエラストマーフォームを得る。成
分はポリウレタン分散装置中で混合することができ、こ
れはワンショットポリウレタンフォーム技術で典型的に
実施される、例えばジアミン(B側成分)とポリイソシ
アネート(A側成分)とを一緒に混合し、加熱された型
中に流し込む。プレポリマー法で実施するような予備反
応は必要ない。型の反応温度は一般に周囲温度から約7
0℃の範囲内であり、さらに好ましい範囲は約60℃か
ら約66℃である。
【0020】ワンショット法には、ポリイソシアネート
からなるA側を処方物の残りの成分からなるB側と混合
し反応させることが含まれ、例えば以下の処方物中で
は、ジアミンオリゴマー、発泡剤、ウレタン触媒、およ
び気泡安定化界面活性剤がB側を構成する。A側および
B側を室温または高められた温度で混合し、型中に分配
する。
【0021】 成 分 広い範囲 好ましい範囲 B側 ジ−(アミノ安息香酸)エステル 75〜98重量% 75〜85重量% 水 0〜0.8重量% 0.1〜0.3重量% 発泡剤 0〜8重量% 1〜3重量% ウレタン触媒 0〜5重量% 0.5〜2重量% 気泡安定剤 0〜5重量% 0〜1重量%A側 イソシアネート、好ましくは変性MDI 85〜10
5NCO指数 B側成分の量は、B側の総重量%で表したが、ポリイソ
シアネートの量は、B側成分の活性水素当量の当量%で
表している。
【0022】この系の性能に都合が良いのは、特定の触
媒レベルの使用によって得られたバランスのとれた反応
速度である。ジアミン/ポリイソシアネートオリゴマー
の組み合わせの使用のみによって得られる反応速度は、
第三級アミンを組み合わせることによって高めることが
できる。従って、この方法の反応の全熱は、型の中で生
じ、全体の温度上昇と最終微孔質成形品の製造を促進す
るのに寄与する。
【0023】上記ジアミンオリゴマー法を用いて製造し
た微孔質PURエラストマーフォームは、20〜65lb
/ft3(320〜1041kg/m3)、好ましくは40〜
55lb/ft3(640〜881kg/m3)の密度および通
常ほぼ均一なサイズの直径が70〜200μmの独立気
泡を有する。動的機械的分析(DMA)によって測定し
たこのようなエラストマーフォームの性質によると、有
効寿命をより長くできることを意味する動的負荷の下で
の熱の蓄積が低下することを示している。これによっ
て、さらにジアミンオリゴマーを使用すると、広い温度
範囲、特に気候または季節の変化によって生じる範囲で
貯蔵弾性率が保持される。
【0024】実施例においては以下の物質を使用した。 Versalink(R) P-1000:ポリ(テトラメチレン オキシ
ド)−ジ−p−アミノ安息香酸(Air Products and Che
micals社製、80〜85モル%のジ−アミノ安息香酸お
よび15〜20モル%のモノアミノ安息香酸;アミン当
量=640〜690g/モル当量、そして総当量=57
5〜625g/モル当量) Dabco 33-LV(R):ジプロピレングリコール中33重量%
のトリエチレンジアミン(Air Products and Chemicals
社製) Dabco(R) BL-11:ジプロピレングリコール中70重量%
のビス(ジメチルアミノエチル)エーテル(Air Produc
ts and Chemicals社製) Isonate(R) 2143L:変性MDI(Dow Chemical社製) QE 130:ポリ(テトラメチレングリコール)およびMD
Iをベースとする擬プレポリマー(Air Products and C
hemicals社製) Rubinate(R)M:MDIポリマー(ICI Americas社製)
【0025】実施例1〜7 一般的な微孔質フォーム製造方法 以下の実施例において、表1に示した量(g)でB側成
分をA側イソシアネート末端プレポリマーと配合した。
型に充填するのに十分な量よりも多い量のブレンドを、
0.0072ft3(204cm3)の容積を有する厚さ0.2
5インチ(0.635cm)の型に充填し、150°F
(66℃)に加熱した。反応を完了し、4分して成形品
を取り出した。
【0026】
【表1】
【0027】表1のデータは、密度の範囲では引張り強
さが許容しうるほどに維持することができ、一方、成形
品の一体性および性能に必要なショアA硬度も維持され
ていた。実施例2のフォームは恐らく擬プレポリマーが
熱感受性であるため許容されないが、異なるジアミンオ
リゴマーおよび/またはポリイソシアネートオリゴマー
を用いて再配合することにより許容しうるフォームを得
ることができる。
【0028】動的機械的分析を用いて、実施例1の微孔
質フォームの試料についてデータを集めた(表1)。D
MAにより、粘弾性物質が機械的エネルギーを貯蔵およ
び放散する能力を測定する(Clift,S.M.,“Understan
ding the Dynamic Properties of Polyurethane Cast E
lastmers",SPI 33rd Annual Technical/MarketingCon
ference,1990)。測定は、小さな正弦波歪をかけ、そ
して粘性成分と弾性成分の応答の違いを測定することを
ベースにしている。得られた応力測定は−150℃から
250℃の温度範囲にわたって1Hzの周波数で引張りモ
ードで集めた。
【0029】図1は実施例1の微孔質エラストマーの典
型的なDMA対産業界で典型的に使用されるMDI−ポ
リエステルプレポリマーをベースとするプレポリマーを
例示している。スペクトルは、広い温度範囲にわたる貯
蔵弾性率E′の保持を示している(気候または季節の変
化を通して生じる暴露と類似している;−25℃から>
150℃)。利点は、この広い温度範囲にわたって生成
物の性質の変化が殆どないかまたは全くなく、並びに剛
性があまり温度に依存しないということである。さら
に、ジアミンオリゴマー系では、固いセグメントでより
高い融点が観察された。また、これは高熱への暴露が問
題になる用途でのこの物質の有用性を支持している。
【0030】図2は、エネルギー損失のヒステリシスを
評価するために温度の関数として損失コンプライアンス
として示した(損失コンプライアンスは、所定の応力の
振幅での1サイクル当たりの熱として失われたエネルギ
ーの目安として定義される)。ジアミンオリゴマーをベ
ースとする系では、逐次より低い損失コンプライアンス
が得られた。これから導かれた利点は、使用中の熱の発
生がより少ないことを示している。
【0031】
【産業への利用性の説明】本発明は、車の車台バネ組み
立て部品中の上下動の緩衝器、シャシーマウント、並び
に良好な制振作用、低温耐性および柔軟性、高温耐性、
適切な機械的性質(すなわち、引張り強さ)および加工
容易性を必要とする他の用途に使用することができる、
微孔質ポリウレタン/尿素エラストマーフォームの製造
に関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】慣用のプレポリマーと、本発明のジアミンオリ
ゴマーからそれぞれ製造した微孔質エラストマーフォー
ムの貯蔵弾性率(E′)を比較している。
【図2】慣用のプレポリマーと、本発明のジアミンオリ
ゴマーからそれぞれ製造した微孔質エラストマーフォー
ムの損失弾性率(E″)とを比較している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンドラ・アン・クシュナー アメリカ合衆国ペンシルベニア州18195. ニュートリポリ.フリントヒルロード7597 (72)発明者 ジョン・ウィリアム・ミラー アメリカ合衆国ペンシルベニア州18195. ニュートリポリ.リヴァーベンドロード 2490 (72)発明者 ジェイムズ・ダグラス・トバイアス アメリカ合衆国ペンシルベニア州19562. トプトン.ジュリエットアベニュー22

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡剤、並びに場合によりウレタン触媒
    および気泡安定剤の存在下で、有機ポリイソシアネート
    をポリオールと反応させることによってポリ尿素微孔質
    エラストマーフォームを製造するための方法において、
    ポリイソシアネートを、ジオールオリゴマーのジ−(ア
    ミノ安息香酸)エステル、ジアミンオリゴマーのジ−
    (アミノベンズアミド)またはヒドロキシル基およびア
    ミノ基の両方を有するオリゴマー化合物のジ−アミノ安
    息香酸エステル/アミドと反応させることを改良点とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネートを、以下の構造式 【化1】 (式中、nは1または2であり、そしてGは約400か
    ら約6,000の分子量を有するジオールオリゴマーか
    ら誘導された二価の基である)を有するジ−(アミノ安
    息香酸)エステルと反応させる、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 Gが、酸素エーテル原子によって中断さ
    れてもよい二価の飽和もしくは不飽和の直鎖または枝分
    かれ鎖の炭化水素基である、請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 ジオールオリゴマーが式HO(RO)a
    (式中、Rは10個までの炭素原子を含むアルキレン基
    であり、そしてaは約400から6,000の範囲内の
    分子量を得るのに十分な整数である)によって表すこと
    ができる、請求項2の方法。
  5. 【請求項5】 ジオールオリゴマーがポリ(エチレンオ
    キシド)グリコール、ポリ(プロピレンオキシド)グリ
    コール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、
    ポリ(プロピレンオキシド)−コ−ポリ(エチレンオキ
    シド)グリコール、ポリ(エチレンオキシド)を先端に
    付加したポリ(プロピレンオキシド)、またはそれらの
    混合物である、請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 ジオールオリゴマーがポリ(テトラメチ
    レンオキシド)グリコールである、請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 ポリイソシアネートがトルエンジイソシ
    アネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネー
    ト(MDI)、MDIポリマー、ポリ(フェニレンイソ
    シアネート)、カルボジイミド変性MDI、カルボジイ
    ミド変性MDIポリマー、シクロヘキサンジイソシアネ
    ート(CHDI)、イソホロンジイソシアネート(IP
    DI)、ナフタレンジイソシアネート(NDI)、3,
    3′−ジメチル−4,4′−ジフェニレンジイソシアネ
    ート(TODI)、フェニレンジイソシアネート、パラ
    −フェニレンジイソシアネート(PPDI)およびそれ
    らの混合物から選ばれる、請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 発泡剤が水からなる、請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 発泡剤がまたCFC、HCFC、HFC
    またはペンタンからなる、請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 微孔質フォームが20〜65lb/ft3
    (320〜1041kg/m3)の密度を有する、請求項
    9の方法。
  11. 【請求項11】 以下の成分(重量%) オリゴマーのジ−(アミノ安息香酸)エステル 75〜98重量% 水 0〜0.8重量% 別の発泡剤 0〜8重量% ウレタン触媒 0〜5重量% 気泡安定剤 0〜5重量% を混合して、85〜105のNCO指数でポリイソシア
    ネートと反応させることからなり、前記ジ−(アミノ安
    息香酸)エステルはポリ(アルキレングリコールエーテ
    ル)−ジ−p−アミノ安息香酸であり、その際、ポリ
    (アルキレングリコールエーテル)は650〜2000
    の分子量を有するものである、320〜1041kg/m
    3の密度を有する、ポリ尿素微孔質エラストマーフォー
    ムを製造する方法。
  12. 【請求項12】 ポリイソシアネートが、トルエンジイ
    ソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシア
    ネート(MDI)、MDIポリマー、ポリ(フェニレン
    イソシアネート)、カルボジイミド変性MDI、カルボ
    ジイミド変性MDIポリマー、シクロヘキサンジイソシ
    アネート(CHDI)、イソホロンジイソシアネート
    (IPDI)、ナフタレンジイソシアネート(ND
    I)、3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニレンジイ
    ソシアネート(TODI)、フェニレンジイソシアネー
    ト、パラ−フェニレンジイソシアネート(PPDI)お
    よびそれらの混合物から選ばれる、請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 ジ−(アミノ安息香酸)エステルがポ
    リ(テトラメチレンオキシド)−ジ−p−アミノ安息香
    酸である、請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 ポリ(テトラメチレンオキシド)が約
    1000の分子量を有する、請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 ポリイソシアネートが、より高い官能
    性を有するカルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソ
    シアネートである、請求項13の方法。
  16. 【請求項16】 別の発泡剤がHCFCである、請求項
    15の方法。
  17. 【請求項17】 ポリ尿素微孔質エラストマーフォーム
    が640〜881kg/m3の密度を有し、そして以下の
    成分(重量%) オリゴマーのジ−(アミノ安息香酸)エステル 75〜85重量% 水 0.1〜0.3重量% 別の発泡剤 1〜3重量% ウレタン触媒 0.5〜2重量% 気泡安定剤 0〜1重量% を混合して、85〜105のNCO指数でポリイソシア
    ネートと反応させることからなり、前記ジ−(アミノ安
    息香酸)エステルはポリ(テトラメチレンオキシド)−
    ジ−p−アミノ安息香酸であり、その際、ポリ(テトラ
    メチレンオキシド)は650〜2000の分子量を有す
    るものである、請求項11の方法。
  18. 【請求項18】 ポリイソシアネートがトルエンジイソ
    シアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネ
    ート(MDI)、MDIポリマー、ポリ(フェニレンイ
    ソシアネート)、カルボジイミド変性MDI、カルボジ
    イミド変性MDIポリマー、シクロヘキサンジイソシア
    ネート(CHDI)、イソホロンジイソシアネート(I
    PDI)、ナフタレンジイソシアネート(NDI)、
    3,3′−ジメチル−4,4′−ジフェニレンジイソシア
    ネート(TODI)、フェニレンジイソシアネート、パ
    ラ−フェニレンジイソシアネート(PPDI)およびそ
    れらの混合物から選ばれる、請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 ポリイソシアネートがより高い官能性
    を有するカルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシ
    アネートである、請求項17の方法。
  20. 【請求項20】 別の発泡剤がHCFC−141bであ
    る、請求項19の方法。
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