JP2000082588A - 有機発光素子およびその製造方法 - Google Patents
有機発光素子およびその製造方法Info
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- H10K59/17—Passive-matrix OLED displays
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発光効率が高く、消費電力の小さな有機発光素
子、および高い歩留りの製造方法を提供する。 【解決手段】ストライプ状の陽極2、有機物層3および
陰極4からなる積層部分を少なくとも有する有機発光素
子において、前記陽極を、金属酸化物を主成分とする透
明導電膜である第1導電体2a、および第1導電体を構
成する材料の1/10以下の抵抗率の金属からなり、第
1導電体の長手方向に沿って付加された第2導電体2b
から構成し、逆バイアス時にこの第2導電体から有機物
層へは電子が注入されにくいようにする。または、その
ために、第2導電体と前記有機物層との間には絶縁膜を
介在させる。
子、および高い歩留りの製造方法を提供する。 【解決手段】ストライプ状の陽極2、有機物層3および
陰極4からなる積層部分を少なくとも有する有機発光素
子において、前記陽極を、金属酸化物を主成分とする透
明導電膜である第1導電体2a、および第1導電体を構
成する材料の1/10以下の抵抗率の金属からなり、第
1導電体の長手方向に沿って付加された第2導電体2b
から構成し、逆バイアス時にこの第2導電体から有機物
層へは電子が注入されにくいようにする。または、その
ために、第2導電体と前記有機物層との間には絶縁膜を
介在させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
に用いられる有機発光素子に関し、特に低電圧、低消費
電力で駆動可能な有機発光素子およびその製造方法に関
する。
に用いられる有機発光素子に関し、特に低電圧、低消費
電力で駆動可能な有機発光素子およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図17は有機発光素子の断面図を示し、
(a)は2層構造の有機物層の場合であり、(b)は3
層構造の有機物層の場合である。有機発光素子は、主
に、透明基板1上とその上に形成された透明導電膜から
なる陽極2、有機物層3および金属膜からなる陰極4の
3層により構成されている。有機物層3としては正孔輸
送層3hと発光層3rからなる2層構造や、正孔輸送層
3h、発光層3rおよび電子輸送層3eからなる3層構
造が知られている。有機物層全体の符号は3である。正
孔輸送層3hは陽極2から発光層3rに正孔を注入し易
くさせる機能と、電子の注入をブロックする機能を有し
ており、電子輸送層3eは陰極4から電子を注入させ易
くする機能を有している。駆動電源Eは陽極2と陰極4
とに接続され、矢印は有機発光素子からの光放出の方向
を示している。また最近では、陽極と正孔輸送層の間
に、さらに正孔注入層を形成した4層有機物層のものも
知られている。
(a)は2層構造の有機物層の場合であり、(b)は3
層構造の有機物層の場合である。有機発光素子は、主
に、透明基板1上とその上に形成された透明導電膜から
なる陽極2、有機物層3および金属膜からなる陰極4の
3層により構成されている。有機物層3としては正孔輸
送層3hと発光層3rからなる2層構造や、正孔輸送層
3h、発光層3rおよび電子輸送層3eからなる3層構
造が知られている。有機物層全体の符号は3である。正
孔輸送層3hは陽極2から発光層3rに正孔を注入し易
くさせる機能と、電子の注入をブロックする機能を有し
ており、電子輸送層3eは陰極4から電子を注入させ易
くする機能を有している。駆動電源Eは陽極2と陰極4
とに接続され、矢印は有機発光素子からの光放出の方向
を示している。また最近では、陽極と正孔輸送層の間
に、さらに正孔注入層を形成した4層有機物層のものも
知られている。
【0003】有機発光素子は自己発光型素子であるため
視認性が高く、低電圧で駆動できるという特長を持つた
め実用化研究が積極的になされている。有機発光素子の
発光機構は次のように考えられている。陰極から注入さ
れた電子と、陽極から注入された正孔とが、正孔輸送層
と発光層の界面近傍で再結合することにより励起子が生
じ、この励起子が放射失活する過程で光を放出する。こ
の光が陽極である透明導電膜および透明基板を通して外
部に放出される。
視認性が高く、低電圧で駆動できるという特長を持つた
め実用化研究が積極的になされている。有機発光素子の
発光機構は次のように考えられている。陰極から注入さ
れた電子と、陽極から注入された正孔とが、正孔輸送層
と発光層の界面近傍で再結合することにより励起子が生
じ、この励起子が放射失活する過程で光を放出する。こ
の光が陽極である透明導電膜および透明基板を通して外
部に放出される。
【0004】最も簡易な多数の画素を有する有機発光素
子は単純マトリクス型(またはパッシブマトリクス型と
もいう)素子である。図18は単純マトリクス型有機発
光素子を示し、(a)は透視平面図、(b)は(a)に
おけるXX断面図であり、(c)は部分破断斜視図であ
る。パッシブマトリクス型素子は、透明基板1上の複数
の平行に配列されたストライプ状の陽極2と、陽極に直
交して平行に配列されたストライプ状の複数の陰極4お
よび、これら両極に挟まれた有機物層3から構成され
る。陽極2と陰極3の交差領域が1単位の発光部すなわ
ち1画素を形成している。この画素が複数個配列されて
いる領域が表示部Dである。陽極および陰極は陽極およ
び陰極の表示部Dより外側の基板周囲へ延長された領域
が接続部Cである。接続部Cを介して外部駆動回路と表
示部Dが接続されることによりディスプレイ装置が構成
される。従って陽極2および陰極4は配線も兼ねてい
る。
子は単純マトリクス型(またはパッシブマトリクス型と
もいう)素子である。図18は単純マトリクス型有機発
光素子を示し、(a)は透視平面図、(b)は(a)に
おけるXX断面図であり、(c)は部分破断斜視図であ
る。パッシブマトリクス型素子は、透明基板1上の複数
の平行に配列されたストライプ状の陽極2と、陽極に直
交して平行に配列されたストライプ状の複数の陰極4お
よび、これら両極に挟まれた有機物層3から構成され
る。陽極2と陰極3の交差領域が1単位の発光部すなわ
ち1画素を形成している。この画素が複数個配列されて
いる領域が表示部Dである。陽極および陰極は陽極およ
び陰極の表示部Dより外側の基板周囲へ延長された領域
が接続部Cである。接続部Cを介して外部駆動回路と表
示部Dが接続されることによりディスプレイ装置が構成
される。従って陽極2および陰極4は配線も兼ねてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、ディスプレイの
大型化や高精細化が要求され、有機発光素子の表示部内
の配線は長く、微細になる傾向がある。一般に有機発光
素子の陽極には、インジウムスズ酸化物(以下ITOと
略記)やインジウム亜鉛酸化物(以下IZOと略記)等
の金属酸化物が用いられ、陰極にはAlやAl合金等の金属
材料が用いられる。金属酸化物の抵抗率は、金属配線材
料として用いられるAl等の金属に比較して大きく、ま
た、透明導電膜を厚くして配線抵抗を低下させることは
可能であるが、膜厚をあまり大きくして可視光透過性を
下げることはできず、陽極の配線抵抗が大きくなる傾向
がある。陽極の配線抵抗に起因する問題としては、電圧
降下を補うためにパネル駆動時に高い駆動電圧が必要と
なり消費電力が大きくなり、また配線で発生するジュー
ル熱が有機物層を加熱する結果、有機発光素子の特性や
寿命を低下させるといった点が挙げられる。
大型化や高精細化が要求され、有機発光素子の表示部内
の配線は長く、微細になる傾向がある。一般に有機発光
素子の陽極には、インジウムスズ酸化物(以下ITOと
略記)やインジウム亜鉛酸化物(以下IZOと略記)等
の金属酸化物が用いられ、陰極にはAlやAl合金等の金属
材料が用いられる。金属酸化物の抵抗率は、金属配線材
料として用いられるAl等の金属に比較して大きく、ま
た、透明導電膜を厚くして配線抵抗を低下させることは
可能であるが、膜厚をあまり大きくして可視光透過性を
下げることはできず、陽極の配線抵抗が大きくなる傾向
がある。陽極の配線抵抗に起因する問題としては、電圧
降下を補うためにパネル駆動時に高い駆動電圧が必要と
なり消費電力が大きくなり、また配線で発生するジュー
ル熱が有機物層を加熱する結果、有機発光素子の特性や
寿命を低下させるといった点が挙げられる。
【0006】陽極の抵抗を低減させる方法として、特開
平5-307997号公報および特開平6-5369号公報の実施例に
示されるように、透明導電膜と金属膜を積層する方法が
ある。特開平5-307997においては「陽極および正孔輸送
層間の一部に積層された陽極より仕事関数の小さい金属
膜を有する」、特開平6-5369号公報においては「陽極は
透明な第1陽極部と正孔輸送層に接する第1陽極部より
仕事関数の高い第2陽極部からなる」と記載されてい
る。このように、陽極に金属膜を積層し配線抵抗を低減
する効果を得ると共に、金属膜の仕事関数を利用し、陽
極部から有機物層へのキャリアの注入を制御することに
より、ディスプレイの電力効率を向上させることが示さ
れている。
平5-307997号公報および特開平6-5369号公報の実施例に
示されるように、透明導電膜と金属膜を積層する方法が
ある。特開平5-307997においては「陽極および正孔輸送
層間の一部に積層された陽極より仕事関数の小さい金属
膜を有する」、特開平6-5369号公報においては「陽極は
透明な第1陽極部と正孔輸送層に接する第1陽極部より
仕事関数の高い第2陽極部からなる」と記載されてい
る。このように、陽極に金属膜を積層し配線抵抗を低減
する効果を得ると共に、金属膜の仕事関数を利用し、陽
極部から有機物層へのキャリアの注入を制御することに
より、ディスプレイの電力効率を向上させることが示さ
れている。
【0007】特開平6-5369号公報では、ホール注入効率
の高い材料を透過率90%以上有するように極薄く積層す
るとあり、Ni、Se、Pd、Ir、Pt、Auが例示されている。
素子作製例において、膜厚100nm のITO上全面にAuあ
るいはPtを2nm 積層する結果、駆動電圧が低くなり、発
光素子の発光効率が3.0lm/W から、それぞれ3.2lm/W、
3.6lm/W へ向上するとしている。
の高い材料を透過率90%以上有するように極薄く積層す
るとあり、Ni、Se、Pd、Ir、Pt、Auが例示されている。
素子作製例において、膜厚100nm のITO上全面にAuあ
るいはPtを2nm 積層する結果、駆動電圧が低くなり、発
光素子の発光効率が3.0lm/W から、それぞれ3.2lm/W、
3.6lm/W へ向上するとしている。
【0008】配線抵抗については明記されていないが、
一般に2nm 程度のごく薄い金属膜は島状構造をとってお
り、均質な膜が形成されていないために、十分厚く形成
された金属膜に比べ抵抗率が高くなる傾向がある。この
ため、表示領域の面積や画素数が大きい場合には、配線
抵抗は十分に低減しない。配線抵抗を低減させるには金
属膜の膜厚を厚くする必要があるが、この場合可視光の
透過率が減少し、発光素子の発光効率を低下させてしま
うため効果的でない。
一般に2nm 程度のごく薄い金属膜は島状構造をとってお
り、均質な膜が形成されていないために、十分厚く形成
された金属膜に比べ抵抗率が高くなる傾向がある。この
ため、表示領域の面積や画素数が大きい場合には、配線
抵抗は十分に低減しない。配線抵抗を低減させるには金
属膜の膜厚を厚くする必要があるが、この場合可視光の
透過率が減少し、発光素子の発光効率を低下させてしま
うため効果的でない。
【0009】特開平5-307997号公報では、透明導電膜よ
り仕事関数の小さな金属膜を用い透明導電膜上の一部に
金属膜を積層し、陽極を形成する構造をとっている。仕
事関数の小さな金属を用いることの効果は、部分的に正
孔注入性を下げて、外部に放出されない発光に関与する
電流を減少させる点である。仕事関数が透明導電膜とほ
ぼ同じか、大きな金属を用いると、金属の正孔注入性の
ために、有機物層へ正孔が注入され発光し、金属膜が遮
蔽膜となり外部に発光が放出されず、発光損失となり消
費電力が増加してしまう。しかし、仕事関数の小さな金
属膜からは電子は有機物層に注入されやすいので、非発
光とする逆バイアス時にも発光してしまい、クロストー
ク不良が生ずる恐れがある。また、金属膜を透明導電膜
の下側の一部に設けた場合にも、金属膜が遮蔽膜とな
り、電流損失を生じる。
り仕事関数の小さな金属膜を用い透明導電膜上の一部に
金属膜を積層し、陽極を形成する構造をとっている。仕
事関数の小さな金属を用いることの効果は、部分的に正
孔注入性を下げて、外部に放出されない発光に関与する
電流を減少させる点である。仕事関数が透明導電膜とほ
ぼ同じか、大きな金属を用いると、金属の正孔注入性の
ために、有機物層へ正孔が注入され発光し、金属膜が遮
蔽膜となり外部に発光が放出されず、発光損失となり消
費電力が増加してしまう。しかし、仕事関数の小さな金
属膜からは電子は有機物層に注入されやすいので、非発
光とする逆バイアス時にも発光してしまい、クロストー
ク不良が生ずる恐れがある。また、金属膜を透明導電膜
の下側の一部に設けた場合にも、金属膜が遮蔽膜とな
り、電流損失を生じる。
【0010】実施例中では、ITO(仕事関数約5.0eV
)等の仕事関数の大きな材料にAl、Mg、In、Ag等の仕
事関数が4.3eV 以下の金属やこれらの合金との組み合わ
せが例示され、用いる金属は仕事関数が小さな材料の方
が好ましいとされている。しかし、金属膜としてAl、透
明導電膜としてITOを用いた場合、フォトリソグラフ
工程(Alエッチング用マスクとして用いるフォトレジス
トの現像工程)において、ITO膜やAl膜の腐食が引き
起こされ、電極の信頼性を著しく低下させることが知ら
れている(西野浩己、豊吉秀幸 他、シャープ技報、第
44号、31〜36、1990)。
)等の仕事関数の大きな材料にAl、Mg、In、Ag等の仕
事関数が4.3eV 以下の金属やこれらの合金との組み合わ
せが例示され、用いる金属は仕事関数が小さな材料の方
が好ましいとされている。しかし、金属膜としてAl、透
明導電膜としてITOを用いた場合、フォトリソグラフ
工程(Alエッチング用マスクとして用いるフォトレジス
トの現像工程)において、ITO膜やAl膜の腐食が引き
起こされ、電極の信頼性を著しく低下させることが知ら
れている(西野浩己、豊吉秀幸 他、シャープ技報、第
44号、31〜36、1990)。
【0011】Alと同様に、Al合金を用いた場合にも見ら
れる現象である。この現象は、仕事関数の差の大きな材
料がそれぞれ正負の電極の役割、現像液(例えばTMA
H((CH3)4NO)溶液)が電解液の役割を果たし、局部電
池が構成されるために現れるると考えられる。従って、
仕事関数の差の大きな材料を積層した場合には、例とし
て述べたフォトレジストの現像工程におけるだけでな
く、電極材料のウエットエッチング工程においても引き
起こされる可能性もある。
れる現象である。この現象は、仕事関数の差の大きな材
料がそれぞれ正負の電極の役割、現像液(例えばTMA
H((CH3)4NO)溶液)が電解液の役割を果たし、局部電
池が構成されるために現れるると考えられる。従って、
仕事関数の差の大きな材料を積層した場合には、例とし
て述べたフォトレジストの現像工程におけるだけでな
く、電極材料のウエットエッチング工程においても引き
起こされる可能性もある。
【0012】よって、特開平5-307997号公報において例
示されている材料の組み合わせでは腐食が引き起こされ
る可能性が強く、また、逆に透明導電膜より仕事関数の
大きな材料を組み合わせる場合でも留意する必要があ
る。本発明の目的は、上述した問題点を解決し、陽極の
配線抵抗が小さく、電圧降下による輝度ムラの生じな
い、また、逆バイアス時に発光せず従ってクロストーク
不良の生じない、発光効率が高く、消費電力の小さな有
機発光素子を提供し、また、このような有機発光素子を
高い歩留りで得られる有機発光素子の製造方法を提供す
ることにある。
示されている材料の組み合わせでは腐食が引き起こされ
る可能性が強く、また、逆に透明導電膜より仕事関数の
大きな材料を組み合わせる場合でも留意する必要があ
る。本発明の目的は、上述した問題点を解決し、陽極の
配線抵抗が小さく、電圧降下による輝度ムラの生じな
い、また、逆バイアス時に発光せず従ってクロストーク
不良の生じない、発光効率が高く、消費電力の小さな有
機発光素子を提供し、また、このような有機発光素子を
高い歩留りで得られる有機発光素子の製造方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、ストライプ状の陽極、有機物層および陰極からなる
積層部分を少なくとも有する有機発光素子において、前
記陽極は、金属酸化物を主成分とする透明導電膜である
第1導電体、および前記陽極を構成する材料の1/10
以下の抵抗率の金属からなる第1導電体の長手方向に沿
って付加された第2導電体からなることとする。
め、ストライプ状の陽極、有機物層および陰極からなる
積層部分を少なくとも有する有機発光素子において、前
記陽極は、金属酸化物を主成分とする透明導電膜である
第1導電体、および前記陽極を構成する材料の1/10
以下の抵抗率の金属からなる第1導電体の長手方向に沿
って付加された第2導電体からなることとする。
【0014】前記第2導電体は前記透明基板と前記第1
導電体の間に形成されていると良い。前記第2導電体は
前記第2導電体と前記有機物層との間に形成されてお
り、またこの第2導電体の前記有機物層側表面は金属酸
化物層により被覆されていると良い。
導電体の間に形成されていると良い。前記第2導電体は
前記第2導電体と前記有機物層との間に形成されてお
り、またこの第2導電体の前記有機物層側表面は金属酸
化物層により被覆されていると良い。
【0015】前記酸化膜は前記第2導電体を酸化処理し
て得られた酸化膜であると良い。前記第2導電体は前記
第1導電体と前記有機物層との間に形成されており、ま
たこの第2導電体は仕事関数が4.8eV 以上の金属からな
ると良い。また、陽極、有機物層および陰極からなる積
層部分を少なくとも有する有機発光素子において、前記
陽極は金属酸化物を主成分とする透明導電膜である第1
導電体および第1導電体に付加された少なくとも1層の
金属膜からなる第2導電体からなり、少なくともこの第
2導電体と前記有機物層との間には絶縁膜が介在してい
ることとする。
て得られた酸化膜であると良い。前記第2導電体は前記
第1導電体と前記有機物層との間に形成されており、ま
たこの第2導電体は仕事関数が4.8eV 以上の金属からな
ると良い。また、陽極、有機物層および陰極からなる積
層部分を少なくとも有する有機発光素子において、前記
陽極は金属酸化物を主成分とする透明導電膜である第1
導電体および第1導電体に付加された少なくとも1層の
金属膜からなる第2導電体からなり、少なくともこの第
2導電体と前記有機物層との間には絶縁膜が介在してい
ることとする。
【0016】前記第2導電体は複数の金属膜の積層体で
あると良い。前記第1導電体を形成する材料の仕事関数
と、前記第2導電体のうち有機物層に最も近い金属膜を
形成する金属の仕事関数との差は0.5eV 以下であると良
い。前記絶縁膜は第2導電体を形成する材料の酸化膜で
あると良い。陽極、有機物層および陰極を順に形成する
有機発光素子の製造方法において、前記陽極を形成した
後、前記絶縁膜を形成すると良い。
あると良い。前記第1導電体を形成する材料の仕事関数
と、前記第2導電体のうち有機物層に最も近い金属膜を
形成する金属の仕事関数との差は0.5eV 以下であると良
い。前記絶縁膜は第2導電体を形成する材料の酸化膜で
あると良い。陽極、有機物層および陰極を順に形成する
有機発光素子の製造方法において、前記陽極を形成した
後、前記絶縁膜を形成すると良い。
【0017】前記絶縁膜の形成は、前記第2導電体の表
面の酸化工程によってなされと良い。
面の酸化工程によってなされと良い。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る金属からなる
第2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光素子の
部分破断斜視図である。基板1には、ストライプ状にパ
ターニングされた金属からなる第2導電体2b、第2導
電体2bを被覆してストライプ状にパターニングされた
透明導電性材料からなる第1導電体2a、有機物層3お
よび陽極2に直交するストライプ状にパターニングされ
た金属からなる陰極4が順次積層されている。有機物層
3は陽極側から正孔輸送層3hおよび発光層3rの2重
層である。発光層3rの上に電子輸送層が積層されてい
てもよい。
第2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光素子の
部分破断斜視図である。基板1には、ストライプ状にパ
ターニングされた金属からなる第2導電体2b、第2導
電体2bを被覆してストライプ状にパターニングされた
透明導電性材料からなる第1導電体2a、有機物層3お
よび陽極2に直交するストライプ状にパターニングされ
た金属からなる陰極4が順次積層されている。有機物層
3は陽極側から正孔輸送層3hおよび発光層3rの2重
層である。発光層3rの上に電子輸送層が積層されてい
てもよい。
【0019】第2導電体2bは第1導電体2aの他の位
置に配設されてもよい。図2は本発明に係る有機発光素
子の金属からなる第2導電体の他の位置の例を示す陽極
付近の断面図である。第2導電体2bは第1導電体2a
の端部に配されている。第2導電体2bを構成する金属
は抵抗率が第1導電体2aを構成する透明導電性材のそ
れの1/10以下にしておけば、第2導電体2bの幅を
第1導電体2aより狭くして、外部への発光妨害を少な
くしながら、陽極の抵抗を引き下げることができ、駆動
時の陽極に沿っての駆動電圧の降下は小さい。従って、
陽極に沿っての発光輝度の降下は小さいことが期待でき
る。また、第2導電体2bは第1導電体2aによって被
覆され、有機物層には接しないので、逆バイアス時に、
電子が第2導電体2bから有機物層に注入されることは
なく、この陽極に連なる画素が発光することはない。す
なわち、クロストーク不良は生じないことが期待でき
る。
置に配設されてもよい。図2は本発明に係る有機発光素
子の金属からなる第2導電体の他の位置の例を示す陽極
付近の断面図である。第2導電体2bは第1導電体2a
の端部に配されている。第2導電体2bを構成する金属
は抵抗率が第1導電体2aを構成する透明導電性材のそ
れの1/10以下にしておけば、第2導電体2bの幅を
第1導電体2aより狭くして、外部への発光妨害を少な
くしながら、陽極の抵抗を引き下げることができ、駆動
時の陽極に沿っての駆動電圧の降下は小さい。従って、
陽極に沿っての発光輝度の降下は小さいことが期待でき
る。また、第2導電体2bは第1導電体2aによって被
覆され、有機物層には接しないので、逆バイアス時に、
電子が第2導電体2bから有機物層に注入されることは
なく、この陽極に連なる画素が発光することはない。す
なわち、クロストーク不良は生じないことが期待でき
る。
【0020】図3は本発明に係る酸化膜被覆された金属
からなる第2導電体を有する単純マトリクス型の有機発
光素子の部分破断斜視図である。金属からなる第2導電
体部分を除いては、図1に同じなので、金属からなる第
2導電体部分のみを説明する。金属からなる第2導電体
2bは第1導電体2aと有機物層3の間に形成されてい
る。そして、第2導電体2bの有機物層3側には酸化膜
2oが形成されている。金属材料としては、Al、Cu、M
o、W 等の他にAl-Si 、Al-Ta 、Al-Nd 等の合金を使用
してもよい。
からなる第2導電体を有する単純マトリクス型の有機発
光素子の部分破断斜視図である。金属からなる第2導電
体部分を除いては、図1に同じなので、金属からなる第
2導電体部分のみを説明する。金属からなる第2導電体
2bは第1導電体2aと有機物層3の間に形成されてい
る。そして、第2導電体2bの有機物層3側には酸化膜
2oが形成されている。金属材料としては、Al、Cu、M
o、W 等の他にAl-Si 、Al-Ta 、Al-Nd 等の合金を使用
してもよい。
【0021】酸化膜2oの形成は、金属からなる第2導
電体2bを形成した後に、基板1をオゾン雰囲気中、ま
たは酸素プラズマ中に曝すことによって行われる。また
は陽極酸化によって酸化膜2oを形成してもよい。第2
導電体2bは機能を損なわなければ第1導電体2aの他
の位置にあってもよい。図4は本発明に係る有機発光素
子の金属からなる第2導電体の他の位置の例を示す陽極
付近の断面図であり、(a)は第1導電体の端部に積層
された場合、(b)は第1導電体の端部に部分積層され
た場合である。
電体2bを形成した後に、基板1をオゾン雰囲気中、ま
たは酸素プラズマ中に曝すことによって行われる。また
は陽極酸化によって酸化膜2oを形成してもよい。第2
導電体2bは機能を損なわなければ第1導電体2aの他
の位置にあってもよい。図4は本発明に係る有機発光素
子の金属からなる第2導電体の他の位置の例を示す陽極
付近の断面図であり、(a)は第1導電体の端部に積層
された場合、(b)は第1導電体の端部に部分積層され
た場合である。
【0022】この場合も第2導電体2bの付加による低
抵抗化作用は上記と同じであり、そして、電子注入の阻
止は酸化膜が行っている。従って、上記と同じ効果が期
待できる。図5は本発明に係る高仕事関数金属の金属か
らなる第2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光
素子の部分破断斜視図である。金属からなる第2導電体
部分を除いては、図1に同じなので、金属からなる第2
導電体部分のみを説明する。仕事関数は4.8eV 以上であ
る金属からなる第2導電体2bは第1導電体2aと有機
物層3の間に形成されている。
抵抗化作用は上記と同じであり、そして、電子注入の阻
止は酸化膜が行っている。従って、上記と同じ効果が期
待できる。図5は本発明に係る高仕事関数金属の金属か
らなる第2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光
素子の部分破断斜視図である。金属からなる第2導電体
部分を除いては、図1に同じなので、金属からなる第2
導電体部分のみを説明する。仕事関数は4.8eV 以上であ
る金属からなる第2導電体2bは第1導電体2aと有機
物層3の間に形成されている。
【0023】金属材料としてはNi(4.84eV)(括弧内は仕
事関数の値)、Pd(4.82eV)、Pt(5.29eV)等を用いること
ができる。また、金属は単体である必要はなく、合金で
もよい。第2導電体は機能を損なわなければ第1導電体
の他の位置にあってもよい。図6は本発明に係る有機発
光素子の金属からなる第2導電体の他の位置の例を示す
陽極付近の断面図であり、(a)は第1導電体の端部に
積層された場合、(b)は第1導電体の端部に部分積層
された場合である。
事関数の値)、Pd(4.82eV)、Pt(5.29eV)等を用いること
ができる。また、金属は単体である必要はなく、合金で
もよい。第2導電体は機能を損なわなければ第1導電体
の他の位置にあってもよい。図6は本発明に係る有機発
光素子の金属からなる第2導電体の他の位置の例を示す
陽極付近の断面図であり、(a)は第1導電体の端部に
積層された場合、(b)は第1導電体の端部に部分積層
された場合である。
【0024】この場合も第2導電体2bの付加による低
抵抗化作用は上記と同じである。また、電子注入の阻止
は第2導電体金属と有機物層との仕事関数の差によって
行われており、仕事関数が陽極の構成材料(透明導電性
材料)のより大きい金属を用いているので、電子注入の
阻止性能は陽極のみの場合と同等またはより優れること
になる。
抵抗化作用は上記と同じである。また、電子注入の阻止
は第2導電体金属と有機物層との仕事関数の差によって
行われており、仕事関数が陽極の構成材料(透明導電性
材料)のより大きい金属を用いているので、電子注入の
阻止性能は陽極のみの場合と同等またはより優れること
になる。
【0025】さらに、本発明によれば、透明陽極に接す
るように金属からなる第2導電体を形成するので、透明
陽極の膜厚を増加することなく陽極の抵抗が低減され
る。従って、陽極表面は平滑であり、有機物層には欠陥
は生じにくい。図7は本発明に係る単純マトリクス型の
有機発光素子を示し、(a)は透視平面図であり、
(b)は(a)におけるXX断面図である。陽極2は金属
酸化物からなる透明導電膜である第1導電体2aおよ
び、少なくとも一種類の金属膜である第2導電体2bか
らなり、第2導電体2b表面の内、少なくとも有機物層
3に対面する部分に絶縁膜5が形成されている。
るように金属からなる第2導電体を形成するので、透明
陽極の膜厚を増加することなく陽極の抵抗が低減され
る。従って、陽極表面は平滑であり、有機物層には欠陥
は生じにくい。図7は本発明に係る単純マトリクス型の
有機発光素子を示し、(a)は透視平面図であり、
(b)は(a)におけるXX断面図である。陽極2は金属
酸化物からなる透明導電膜である第1導電体2aおよ
び、少なくとも一種類の金属膜である第2導電体2bか
らなり、第2導電体2b表面の内、少なくとも有機物層
3に対面する部分に絶縁膜5が形成されている。
【0026】基板1にはストライプ状にパターニングさ
れた透明導電膜である第1導電体2a、およびストライ
プ状にパターニングされた金属膜である第2導電体2b
が形成されており陽極2をなしている。第2導電体2b
の、少なくとも有機物層3に対面する部分には絶縁膜5
が形成されている。その上には有機物層3、および陽極
2に直交するストライプ状にパターニングされた金属か
らなる陰極4が順次積層されている。第2導電体2bの
表面の内、少なくとも有機物層3に対面する部分に絶縁
膜5が形成されている。
れた透明導電膜である第1導電体2a、およびストライ
プ状にパターニングされた金属膜である第2導電体2b
が形成されており陽極2をなしている。第2導電体2b
の、少なくとも有機物層3に対面する部分には絶縁膜5
が形成されている。その上には有機物層3、および陽極
2に直交するストライプ状にパターニングされた金属か
らなる陰極4が順次積層されている。第2導電体2bの
表面の内、少なくとも有機物層3に対面する部分に絶縁
膜5が形成されている。
【0027】図8は本発明に係る単純マトリクス型の有
機発光素子における陽極の第2導電体の配設位置を示
し、(a)、(b)、(c)、(d)および(e)はそ
の例示である。第1導電体2aと金属膜からなる第2導
電体2bとは電気的に導通しており、かつ第2導電体2
b表面の内、少なくとも有機物層3と対面する部分には
絶縁膜5が形成されていれば良い。第2導電体の配設位
置はこれらの例に制限されるものではない。
機発光素子における陽極の第2導電体の配設位置を示
し、(a)、(b)、(c)、(d)および(e)はそ
の例示である。第1導電体2aと金属膜からなる第2導
電体2bとは電気的に導通しており、かつ第2導電体2
b表面の内、少なくとも有機物層3と対面する部分には
絶縁膜5が形成されていれば良い。第2導電体の配設位
置はこれらの例に制限されるものではない。
【0028】絶縁膜5を挟んで有機物層3に対面する第
2導電体2bを構成する金属の仕事関数は、第1導電体
2aを構成する透明導電膜のそれとは大きく異ならない
ことが材料の選択の一つの基準であり、両者の差は0.5e
V 以内が望ましい。仕事関数の差が0.5eV を超えると、
フォトレジストの現像工程において、または、電極材料
のウエットエッチング工程において仕事関数の差によっ
て生じた電池作用のため、金属膜のまたは透明導電膜の
パターニングが不安定になり、精度の良い形状が得られ
なくなるからである。
2導電体2bを構成する金属の仕事関数は、第1導電体
2aを構成する透明導電膜のそれとは大きく異ならない
ことが材料の選択の一つの基準であり、両者の差は0.5e
V 以内が望ましい。仕事関数の差が0.5eV を超えると、
フォトレジストの現像工程において、または、電極材料
のウエットエッチング工程において仕事関数の差によっ
て生じた電池作用のため、金属膜のまたは透明導電膜の
パターニングが不安定になり、精度の良い形状が得られ
なくなるからである。
【0029】例えば、透明導電膜として一般に用いられ
るITOや1ZOの仕事関数は約5.0eV であり、この場
合用いられる金属の仕事関数は4.5eV から5.5eV の範囲
が好ましい。例えば、Cr(4.5eV) 、Ni(5.15eV)、Cu(4.6
5eV)、Mo(4.6eV) 、W(4.6eV)等のほかに、これらを主に
含む合金を使用することができる。図9は本発明に係る
他の単純マトリクス型の有機発光素子の第2導電体の他
の層構成を示す断面図である。第2導電体2bは第1の
金属からなる金属膜2baが第2の金属からなる金属膜
2bbを挟んでいる3層構造からなっている。第1の金
属として、仕事関数が透明導電膜のそれと大きく異なら
ない金属を用い、第2の金属は仕事関数に制約されず自
由に選択し、第2の金属を第1の金属で被覆することに
よりフォトプロセスにおける歩留まりを向上させること
ができる。また、第2の金属として、抵抗率の小さな材
料を用いることにより、配線抵抗を大きく低減させるこ
とができる。第1の金属は例えば、前記のようにCr、N
i、Cu、Mo、W 等のほかに、これらを主に含む合金を使
用し、第2の金属としては例えばAlやAl合金、Ag、Au、
Cu等を用いることができる。第2の金属は単一である必
要はなく配線抵抗を低減する効果が大きな材料や、プロ
セスの歩留まりを向上させる効果などがあれば良く、こ
こに述べる限りではない。また、第1導電体側の第1の
金属層を省略して、2層構造とすることも可能である。
るITOや1ZOの仕事関数は約5.0eV であり、この場
合用いられる金属の仕事関数は4.5eV から5.5eV の範囲
が好ましい。例えば、Cr(4.5eV) 、Ni(5.15eV)、Cu(4.6
5eV)、Mo(4.6eV) 、W(4.6eV)等のほかに、これらを主に
含む合金を使用することができる。図9は本発明に係る
他の単純マトリクス型の有機発光素子の第2導電体の他
の層構成を示す断面図である。第2導電体2bは第1の
金属からなる金属膜2baが第2の金属からなる金属膜
2bbを挟んでいる3層構造からなっている。第1の金
属として、仕事関数が透明導電膜のそれと大きく異なら
ない金属を用い、第2の金属は仕事関数に制約されず自
由に選択し、第2の金属を第1の金属で被覆することに
よりフォトプロセスにおける歩留まりを向上させること
ができる。また、第2の金属として、抵抗率の小さな材
料を用いることにより、配線抵抗を大きく低減させるこ
とができる。第1の金属は例えば、前記のようにCr、N
i、Cu、Mo、W 等のほかに、これらを主に含む合金を使
用し、第2の金属としては例えばAlやAl合金、Ag、Au、
Cu等を用いることができる。第2の金属は単一である必
要はなく配線抵抗を低減する効果が大きな材料や、プロ
セスの歩留まりを向上させる効果などがあれば良く、こ
こに述べる限りではない。また、第1導電体側の第1の
金属層を省略して、2層構造とすることも可能である。
【0030】絶縁膜5としては、無機酸化物や有機材料
を用いることができる。例えば、金属膜を形成した後
に、酸化ケイ素や、アルミナなどの酸化物をスパッタリ
ング法や、ゾルゲル法等で形成した後に、例えばフォト
レジストを利用したリフトオフなどの方法で、目的の形
状に形成することや、フォトレジストなどの有機高分子
膜を形成することが可能である。しかし、第2導電体と
して形成した金属膜を、加熱処理や陽極酸化により酸化
したり、特にオゾン暴露、酸化液による処理等により酸
化処理を施す方法を用いると、絶縁膜形成プロセスが簡
便となり、有用である。
を用いることができる。例えば、金属膜を形成した後
に、酸化ケイ素や、アルミナなどの酸化物をスパッタリ
ング法や、ゾルゲル法等で形成した後に、例えばフォト
レジストを利用したリフトオフなどの方法で、目的の形
状に形成することや、フォトレジストなどの有機高分子
膜を形成することが可能である。しかし、第2導電体と
して形成した金属膜を、加熱処理や陽極酸化により酸化
したり、特にオゾン暴露、酸化液による処理等により酸
化処理を施す方法を用いると、絶縁膜形成プロセスが簡
便となり、有用である。
【0031】絶縁膜材料、絶縁膜の形成プロセス、有機
高分子膜の材料、金属膜の酸化方法はここに述べる限り
ではない。本発明においては、基板としてガラス基板の
ほかにポリマーフィルム等のフィルム状基板や、ガラス
基板上のカラーフィルター等の有機膜に対しても適用可
能である。
高分子膜の材料、金属膜の酸化方法はここに述べる限り
ではない。本発明においては、基板としてガラス基板の
ほかにポリマーフィルム等のフィルム状基板や、ガラス
基板上のカラーフィルター等の有機膜に対しても適用可
能である。
【0032】透明導電膜材料としては実施例に示したI
TOやIZOの他に、酸化スズや酸化亜鉛、アルミニウ
ムスズ酸化物などを用いることができる。酸化膜の形成
例として実施例1にMoの酸化処理を示し、積層例とし
て、実施例2にインジウム亜鉛酸化物とMoを示し、実施
例3にインジウム亜鉛酸化物とAl、Moの積層を示した。
TOやIZOの他に、酸化スズや酸化亜鉛、アルミニウ
ムスズ酸化物などを用いることができる。酸化膜の形成
例として実施例1にMoの酸化処理を示し、積層例とし
て、実施例2にインジウム亜鉛酸化物とMoを示し、実施
例3にインジウム亜鉛酸化物とAl、Moの積層を示した。
【0033】なお、有機物層には一例として、Cuフタロ
シアニン、 N,N'-ジフェニル-N,N'-ビス(3メチルフェニ
ル) -1,1'-ビフェニル-4,4'-ジアミン、およびトリス
(8-キノリノール) アルミニウムからなる3層を用い、
陰極としてMgAgを用いたが、用いる材料はこの限りでな
い。 実施例1 本実施例は図1に示した2層有機物層および陽極下の金
属からなる第2導電体の有機発光素子である。ガラス透
明基板1上に金属膜材料としてMoを用い、スパッタリン
グにより基板加熱200 ℃で膜厚約100nm の薄膜を成膜
し、フォトリソグラフィにより幅15μm のストライプ状
にパターニングして、金属からなる第2導電体2bを形
成した。次にスパッタリングにより基板加熱300 ℃で膜
厚約100nmのITO 薄膜を成膜し、フォトリソグラフィに
より金属からなる第2導電体2bに平行にまた被覆する
ように、線幅90μm のストライプ状にパターニングし、
第1導電体2aとした。
シアニン、 N,N'-ジフェニル-N,N'-ビス(3メチルフェニ
ル) -1,1'-ビフェニル-4,4'-ジアミン、およびトリス
(8-キノリノール) アルミニウムからなる3層を用い、
陰極としてMgAgを用いたが、用いる材料はこの限りでな
い。 実施例1 本実施例は図1に示した2層有機物層および陽極下の金
属からなる第2導電体の有機発光素子である。ガラス透
明基板1上に金属膜材料としてMoを用い、スパッタリン
グにより基板加熱200 ℃で膜厚約100nm の薄膜を成膜
し、フォトリソグラフィにより幅15μm のストライプ状
にパターニングして、金属からなる第2導電体2bを形
成した。次にスパッタリングにより基板加熱300 ℃で膜
厚約100nmのITO 薄膜を成膜し、フォトリソグラフィに
より金属からなる第2導電体2bに平行にまた被覆する
ように、線幅90μm のストライプ状にパターニングし、
第1導電体2aとした。
【0034】有機物層は2層構造とした。N,N'- ジフェ
ニル-N,N'-ビス(3メチルフェニル)-1,1'- ビフェニル-
4,4'-ジアミン(TPD )からなる膜厚約50nmの有機正孔
輸送層3hと、トリス(8- キノリノール) アルミニウム
(Alq3)からなる膜厚約50nmの有機発光層3rを、それ
ぞれ基板温度を室温として蒸着した。この有機物層の上
に、膜厚約100nm のAl-Li 合金層を蒸着した後、陽極2
と直交するように幅300μm のストライプ状の陰極4を
形成した。以上の工程によって90μm ×300 μmの画素
面積の高精細有機発光素子を作製した。
ニル-N,N'-ビス(3メチルフェニル)-1,1'- ビフェニル-
4,4'-ジアミン(TPD )からなる膜厚約50nmの有機正孔
輸送層3hと、トリス(8- キノリノール) アルミニウム
(Alq3)からなる膜厚約50nmの有機発光層3rを、それ
ぞれ基板温度を室温として蒸着した。この有機物層の上
に、膜厚約100nm のAl-Li 合金層を蒸着した後、陽極2
と直交するように幅300μm のストライプ状の陰極4を
形成した。以上の工程によって90μm ×300 μmの画素
面積の高精細有機発光素子を作製した。
【0035】有機発光素子に用いたガラス基板のサイズ
は143mm ×112mm ×1.1mmtであり、発光素子のライン数
は960 本×240 本、表示サイズは105.57mm×79.17mm で
ある。陽極ラインは上下2分割して設けてある。上記の
ITO 層およびMo層の抵抗率がそれぞれ、2.5 ×10-4Ωc
m、1.5 ×10-5Ωcmであり、表示エリア内の第1導電体
長が39.57mm なので、任意の陽極の給電端子に最も近い
画素(最近画素)と最も遠い画素(最遠画素)の間の第
2導電体抵抗は、ITO のみの単層陽極では11k Ωである
が、本発明に係るITO 層とMo層との2層陽極の場合は2.
9kΩとなる。図10は本発明に係る有機発光素子の電圧
−輝度特性のグラフである。カーブaは2層陽極の最近
の画素、カーブbは2層陽極の最遠画素、カーブcは単
独陽極の最近画素、カーブdは単独陽極の最遠画素であ
る。ITO 単独陽極では最近画素に対する最遠画素の輝度
低下は電圧20V 印加時で約20% であるが、本実施例では
輝度低下は約6%に抑えられていることが判る。
は143mm ×112mm ×1.1mmtであり、発光素子のライン数
は960 本×240 本、表示サイズは105.57mm×79.17mm で
ある。陽極ラインは上下2分割して設けてある。上記の
ITO 層およびMo層の抵抗率がそれぞれ、2.5 ×10-4Ωc
m、1.5 ×10-5Ωcmであり、表示エリア内の第1導電体
長が39.57mm なので、任意の陽極の給電端子に最も近い
画素(最近画素)と最も遠い画素(最遠画素)の間の第
2導電体抵抗は、ITO のみの単層陽極では11k Ωである
が、本発明に係るITO 層とMo層との2層陽極の場合は2.
9kΩとなる。図10は本発明に係る有機発光素子の電圧
−輝度特性のグラフである。カーブaは2層陽極の最近
の画素、カーブbは2層陽極の最遠画素、カーブcは単
独陽極の最近画素、カーブdは単独陽極の最遠画素であ
る。ITO 単独陽極では最近画素に対する最遠画素の輝度
低下は電圧20V 印加時で約20% であるが、本実施例では
輝度低下は約6%に抑えられていることが判る。
【0036】また、逆バイアス時にも発光せず、クロス
トーク不良は生じなかった。 実施例2 本実施例は図2に示した2層有機物層および第1導電体
上の金属からなる第2導電体の有機発光素子である。第
1導電体2aと有機正孔輸送層3hとの間の一部に、表
面が酸化された金属からなる第2導電体2bが形成さ
れ、その表面が酸化(酸化膜2o)されている。
トーク不良は生じなかった。 実施例2 本実施例は図2に示した2層有機物層および第1導電体
上の金属からなる第2導電体の有機発光素子である。第
1導電体2aと有機正孔輸送層3hとの間の一部に、表
面が酸化された金属からなる第2導電体2bが形成さ
れ、その表面が酸化(酸化膜2o)されている。
【0037】この発明は実施例では、金属材料としてAl
を用い、スパッタ成膜(厚さ120 nm)の後、パターニン
グを行い(幅19μm )、さらに基板をオゾン雰囲気中に
晒し、酸化膜2oを形成した。第2導電体以外は実施例
1と同じなので説明を省略する。酸化膜2oによって金
属表面は被覆されているので、有機物層と金属層との間
に電荷の授受はなく、実施例1と同じく、最近画素に対
する最遠画素の輝度低下は電圧20V 印加時で約6%に抑え
られ、また、逆バイアス時にも発光せず、クロストーク
不良は生じなかった。
を用い、スパッタ成膜(厚さ120 nm)の後、パターニン
グを行い(幅19μm )、さらに基板をオゾン雰囲気中に
晒し、酸化膜2oを形成した。第2導電体以外は実施例
1と同じなので説明を省略する。酸化膜2oによって金
属表面は被覆されているので、有機物層と金属層との間
に電荷の授受はなく、実施例1と同じく、最近画素に対
する最遠画素の輝度低下は電圧20V 印加時で約6%に抑え
られ、また、逆バイアス時にも発光せず、クロストーク
不良は生じなかった。
【0038】また、この構造では、第2導電体から有機
物層へ正孔も注入されず、光が透過しない第2導電体部
分では発光しない。すなわち、発光は第2導電体に遮ら
れず全て外部に放射されるので、外部発光効率は高い。 実施例3 本実施例は図3に示した2層有機物層および第1導電体
上の金属からなる第2導電体の有機発光素子である。第
1導電体2aと正孔輸送層3hとの間に仕事関数の高い
金属からなる第2導電体2bを形成したものである。金
属材料としてNi(4.84eV)を用い、スパッタにより、厚さ
100 nmの成膜を行い、幅19μm のストライプ状にパター
ニングした。第2導電体以外は実施例1と同じなので説
明を省略する。
物層へ正孔も注入されず、光が透過しない第2導電体部
分では発光しない。すなわち、発光は第2導電体に遮ら
れず全て外部に放射されるので、外部発光効率は高い。 実施例3 本実施例は図3に示した2層有機物層および第1導電体
上の金属からなる第2導電体の有機発光素子である。第
1導電体2aと正孔輸送層3hとの間に仕事関数の高い
金属からなる第2導電体2bを形成したものである。金
属材料としてNi(4.84eV)を用い、スパッタにより、厚さ
100 nmの成膜を行い、幅19μm のストライプ状にパター
ニングした。第2導電体以外は実施例1と同じなので説
明を省略する。
【0039】上記の有機発光素子においても、実施例1
と同じく、最近画素に対する最遠画素の輝度低下は電圧
20V 印加時で約6%に抑えられ、また、逆バイアス時にも
発光せず、クロストーク不良は生じなかった。さらに、
第2導電体に用いた金属の仕事関数は4.8ev 以上なの
で、実施例2のように第2導電体上に酸化膜を形成する
工程は不要であり、製造工程は簡略である。 実施例4 実施例4では、画素数4 ×4 、画素の大きさ2 ×2mm2の
有機発光素子を作製し、Mo酸化膜からのキャリア注入
性、整流性について評価した。
と同じく、最近画素に対する最遠画素の輝度低下は電圧
20V 印加時で約6%に抑えられ、また、逆バイアス時にも
発光せず、クロストーク不良は生じなかった。さらに、
第2導電体に用いた金属の仕事関数は4.8ev 以上なの
で、実施例2のように第2導電体上に酸化膜を形成する
工程は不要であり、製造工程は簡略である。 実施例4 実施例4では、画素数4 ×4 、画素の大きさ2 ×2mm2の
有機発光素子を作製し、Mo酸化膜からのキャリア注入
性、整流性について評価した。
【0040】透明なガラス基板上に膜厚約220nm のMoを
スパッタリングにより室温で成膜した。さらに、ポジ型
フォトレジスト(東京応化工業 (株) 製、OFPR-800)を
スピンコーターを用いて塗布した後に露光し、現像液
(東京応化工業 (株) 製、NMD-3 )により幅2mm 、長さ
48mmのパターンを4 本作製した。次に、燐酸、硝酸およ
び酢酸の混合液を用いてエッチングを行った後、フォト
レジストを剥離した。
スパッタリングにより室温で成膜した。さらに、ポジ型
フォトレジスト(東京応化工業 (株) 製、OFPR-800)を
スピンコーターを用いて塗布した後に露光し、現像液
(東京応化工業 (株) 製、NMD-3 )により幅2mm 、長さ
48mmのパターンを4 本作製した。次に、燐酸、硝酸およ
び酢酸の混合液を用いてエッチングを行った後、フォト
レジストを剥離した。
【0041】このガラス基板を、過酸化水素水に浸漬
し、Mo表面の酸化処理を行った。図11は本発明に係る
第2導電体(Mo膜)と絶縁膜のオージェ光電子分光によ
る膜厚方向の組成プロファイルである。酸素濃度の高い
領域が表面から約20nmの深さまで存在していることが判
る。図12は本発明に係る第2導電体(Mo膜)と絶縁膜
の破断部を示すSEM写真である。Mo酸化膜がMo膜の表
面を一様に覆っていることが分かる。
し、Mo表面の酸化処理を行った。図11は本発明に係る
第2導電体(Mo膜)と絶縁膜のオージェ光電子分光によ
る膜厚方向の組成プロファイルである。酸素濃度の高い
領域が表面から約20nmの深さまで存在していることが判
る。図12は本発明に係る第2導電体(Mo膜)と絶縁膜
の破断部を示すSEM写真である。Mo酸化膜がMo膜の表
面を一様に覆っていることが分かる。
【0042】この基板上に有機正孔注入層としてCuフタ
ロシアニン、、およびトリス (8-キノリノール) アルミ
ニウムCuフタロシアニン、有機正孔輸送層として N,N'-
ジフェニル-N,N'-ビス(3メチルフェニル)-1,1'- ビフェ
ニル-4,4'-ジアミンおよび有機発光層としてトリス (8-
キノリノール) アルミニウムを順に成膜した。そして、
陽極と直交する方向にMgAg合金(体積比10:1)を用いて
2本の陰極パターンを形成し、有機発光素子を作製し
た。
ロシアニン、、およびトリス (8-キノリノール) アルミ
ニウムCuフタロシアニン、有機正孔輸送層として N,N'-
ジフェニル-N,N'-ビス(3メチルフェニル)-1,1'- ビフェ
ニル-4,4'-ジアミンおよび有機発光層としてトリス (8-
キノリノール) アルミニウムを順に成膜した。そして、
陽極と直交する方向にMgAg合金(体積比10:1)を用いて
2本の陰極パターンを形成し、有機発光素子を作製し
た。
【0043】図13は本発明に係る有機発光素子の電圧
―電流特性のグラフである。カーブeは本発明に係る有
機発光素子の特性であり、カーブf、gは比較例であ
り、それぞれ、陽極にIZOを用いた素子と、過酸化水
素による処理を行っていないMoを用いた素子の特性であ
る。過酸化水素による処理を行っていないMoの場合、電
流密度の大きさ、すなわちキャリアの注入量はインジウ
ム亜鉛酸化物の場合とほぼ同じであるが、酸化処理を施
すことにより、5V以上でのキャリアの注入量はインジウ
ム亜鉛酸化物の場合の約25分の1に減少していることが
判る。
―電流特性のグラフである。カーブeは本発明に係る有
機発光素子の特性であり、カーブf、gは比較例であ
り、それぞれ、陽極にIZOを用いた素子と、過酸化水
素による処理を行っていないMoを用いた素子の特性であ
る。過酸化水素による処理を行っていないMoの場合、電
流密度の大きさ、すなわちキャリアの注入量はインジウ
ム亜鉛酸化物の場合とほぼ同じであるが、酸化処理を施
すことにより、5V以上でのキャリアの注入量はインジウ
ム亜鉛酸化物の場合の約25分の1に減少していることが
判る。
【0044】また、逆方向へ電圧を印加した場合には、
いずれの電極を用いた場合にもキャリアの注入はほとん
ど発生せず、整流性が高いことが確かめられた。 実施例5 実施例5では画素数960 ×240 、画素ピッチ110 ×330
μm で表示部の対角が5 インチのパネルを作製した。な
お表示部を上下に2分割し、1本の陽極は120画素にわ
たっている。
いずれの電極を用いた場合にもキャリアの注入はほとん
ど発生せず、整流性が高いことが確かめられた。 実施例5 実施例5では画素数960 ×240 、画素ピッチ110 ×330
μm で表示部の対角が5 インチのパネルを作製した。な
お表示部を上下に2分割し、1本の陽極は120画素にわ
たっている。
【0045】図14は本発明に係る実施例5の有機発光
素子の陽極の形状を示し、(a)平面図であり、(b)
は(a)におけるXX断面図である。透明なガラス基板1
上に第1導電体2aとして膜厚約200nm のIZOからな
る透明導電膜をスパッタリングにより室温で成膜した。
さらに、ポジ型フォトレジスト(東京応化工業 (株)
製、OFPR-800)をスピンコーターを用いて塗布した後に
露光し、現像液(東京応化工業 (株) 製、NMD-3 )によ
り表示部では長さ42mm、幅96μm 、接続部では長さ13m
m、幅70μm のパターンに現像した。次に、塩酸を用い
てエッチングを行った後、フォトレジストを剥離し第1
導電体2aを形成した。第1導電体2aの端部の基板に
接する部分の角度θが鋭角なほど、有機物層中の電界が
集中しにくくなる。また、素子の封止を行う際にも外部
からの水や酸素などの浸入を防ぐことができる。
素子の陽極の形状を示し、(a)平面図であり、(b)
は(a)におけるXX断面図である。透明なガラス基板1
上に第1導電体2aとして膜厚約200nm のIZOからな
る透明導電膜をスパッタリングにより室温で成膜した。
さらに、ポジ型フォトレジスト(東京応化工業 (株)
製、OFPR-800)をスピンコーターを用いて塗布した後に
露光し、現像液(東京応化工業 (株) 製、NMD-3 )によ
り表示部では長さ42mm、幅96μm 、接続部では長さ13m
m、幅70μm のパターンに現像した。次に、塩酸を用い
てエッチングを行った後、フォトレジストを剥離し第1
導電体2aを形成した。第1導電体2aの端部の基板に
接する部分の角度θが鋭角なほど、有機物層中の電界が
集中しにくくなる。また、素子の封止を行う際にも外部
からの水や酸素などの浸入を防ぐことができる。
【0046】この基板1上に、第2導電体として膜厚22
0nm のMoをスパッタにより室温で成膜した。このMoの仕
事関数を測定したところ4.6eV であった。さらに、ポジ
型フォトレジストをスピンコーターを用いて塗布した後
に露光し、現像してパターニングした。次に、燐酸、硝
酸および酢酸の混合液を用いて、Mo膜のエッチングを行
った後、フォトレジストを剥離し第2導電体2bを形成
した。第2導電体の表示部での幅は16μm とし、また金
属膜は接続部まで延長されている。
0nm のMoをスパッタにより室温で成膜した。このMoの仕
事関数を測定したところ4.6eV であった。さらに、ポジ
型フォトレジストをスピンコーターを用いて塗布した後
に露光し、現像してパターニングした。次に、燐酸、硝
酸および酢酸の混合液を用いて、Mo膜のエッチングを行
った後、フォトレジストを剥離し第2導電体2bを形成
した。第2導電体の表示部での幅は16μm とし、また金
属膜は接続部まで延長されている。
【0047】次に、この基板を過酸化水素液に浸漬し酸
化処理を施し、絶縁膜5を形成した。この基板上に、実
施例4と同様に有機物層および陰極を形成した。1本の
陽極の接続部から最も遠い位置にある画素までの配線抵
抗を、透明導電膜のみの陽極場合と比較した。抵抗は、
陽極の接続部側に110 μm ピッチのNi-Au メッキ表面処
理を施した電解銅箔を異方導電性テープ(日立化成
(株) 製、AC7201)により接続して測定し、後で電解銅
箔と異方導電性テープの抵抗を差し引いた値を示してい
る。測定結果を次表に示す。
化処理を施し、絶縁膜5を形成した。この基板上に、実
施例4と同様に有機物層および陰極を形成した。1本の
陽極の接続部から最も遠い位置にある画素までの配線抵
抗を、透明導電膜のみの陽極場合と比較した。抵抗は、
陽極の接続部側に110 μm ピッチのNi-Au メッキ表面処
理を施した電解銅箔を異方導電性テープ(日立化成
(株) 製、AC7201)により接続して測定し、後で電解銅
箔と異方導電性テープの抵抗を差し引いた値を示してい
る。測定結果を次表に示す。
【0048】陽極接続部に形成された厚さ20nmのMo酸化
膜は電解銅箔との接続の際に、大きな抵抗とならないこ
とを事前に確認している。このため、酸化処理の際に接
続部等をフォトレジスト等で被覆する必要はない。
膜は電解銅箔との接続の際に、大きな抵抗とならないこ
とを事前に確認している。このため、酸化処理の際に接
続部等をフォトレジスト等で被覆する必要はない。
【0049】
【表1】 金属膜を設けた場合、透明導電膜のみの場合の約17%の
配線抵抗となることが確かめられた。
配線抵抗となることが確かめられた。
【0050】図15は本発明に係る実施例5の有機発光
素子の電圧−電流特性を示すグラフである。カーブhは
実施例5の有機発光素子の、カーブiは酸化処理を施し
ていない膜厚200nm のMoを用いた以外は同様に作製され
た素子の、カーブjは陽極が透明導電膜のみからなる以
外は同様に作製された有機発光素子の特性である。この
ように金属電極を配設した結果、陽極が透明導電膜のみ
からなる場合よりも低い駆動電圧でより明るく発光し、
さらにMoの酸化処理を施した素子では、酸化を施さない
素子よりも少ない電流で明るく光ることが確かめられ
た。これは、Moから有機物層へ電荷が注入され、発光し
ても外部に取り出すことが出来ないことによる発光損失
が減少したことを示している。
素子の電圧−電流特性を示すグラフである。カーブhは
実施例5の有機発光素子の、カーブiは酸化処理を施し
ていない膜厚200nm のMoを用いた以外は同様に作製され
た素子の、カーブjは陽極が透明導電膜のみからなる以
外は同様に作製された有機発光素子の特性である。この
ように金属電極を配設した結果、陽極が透明導電膜のみ
からなる場合よりも低い駆動電圧でより明るく発光し、
さらにMoの酸化処理を施した素子では、酸化を施さない
素子よりも少ない電流で明るく光ることが確かめられ
た。これは、Moから有機物層へ電荷が注入され、発光し
ても外部に取り出すことが出来ないことによる発光損失
が減少したことを示している。
【0051】デューティ比1/120 、フレーム周波数60Hz
のパッシブマトリクス駆動における、エリアル輝度100c
d/m2の場合の消費電力を次表に示す。実施例5の場合を
1 とすると、膜厚200nm のMoを用いた以外は同様に作製
された素子は約1.2 、陽極が透明導電膜のみからなる以
外は同様に作製された素子は約1.6 であった。
のパッシブマトリクス駆動における、エリアル輝度100c
d/m2の場合の消費電力を次表に示す。実施例5の場合を
1 とすると、膜厚200nm のMoを用いた以外は同様に作製
された素子は約1.2 、陽極が透明導電膜のみからなる以
外は同様に作製された素子は約1.6 であった。
【0052】
【表2】 実施例6 実施例5と同様に、透明なガラス基板上に第1導電体と
してIZO膜を形成した。この基板上に、第2導電体と
して膜厚50nmのMo、膜厚200nm のAlおよび膜厚50nmのMo
をスパッタにより室温で順に成膜し、ポジ型フォトレジ
ストをスピンコーターを用いて塗布した後に露光し、現
像液により実施例5(図14および図9参照)と同じパ
ターンに現像した。第2導電体の表示部での幅は16μm
であり、第2導電体は外部信号線との接続部まで配設さ
れている。
してIZO膜を形成した。この基板上に、第2導電体と
して膜厚50nmのMo、膜厚200nm のAlおよび膜厚50nmのMo
をスパッタにより室温で順に成膜し、ポジ型フォトレジ
ストをスピンコーターを用いて塗布した後に露光し、現
像液により実施例5(図14および図9参照)と同じパ
ターンに現像した。第2導電体の表示部での幅は16μm
であり、第2導電体は外部信号線との接続部まで配設さ
れている。
【0053】次に、燐酸、硝酸および酢酸の混合液を用
いて、第2導電体のエッチングを行った後、フォトレジ
ストを剥離し、この基板を過酸化水素液に浸漬し酸化処
理を施し、絶縁膜を形成した。この基板上に、実施例4
と同様に有機物層および陰極を形成した。実施例5と同
様の方法で、1本の陽極の接続部から最も遠い位置にあ
る画素までの配線抵抗を測定した。陽極として透明導電
膜のみを用いた以外は同様に作製したパネルおよび実施
例5のパネルの配線抵抗を比較した結果を次表に示す。
いて、第2導電体のエッチングを行った後、フォトレジ
ストを剥離し、この基板を過酸化水素液に浸漬し酸化処
理を施し、絶縁膜を形成した。この基板上に、実施例4
と同様に有機物層および陰極を形成した。実施例5と同
様の方法で、1本の陽極の接続部から最も遠い位置にあ
る画素までの配線抵抗を測定した。陽極として透明導電
膜のみを用いた以外は同様に作製したパネルおよび実施
例5のパネルの配線抵抗を比較した結果を次表に示す。
【0054】
【表3】 金属膜として抵抗率の小さなAlを用いることにより配線
抵抗を低減する効果が更に大きくなり、陽極が透明導電
膜のみからなる場合の、約5 % となることが確かめられ
た。
抵抗を低減する効果が更に大きくなり、陽極が透明導電
膜のみからなる場合の、約5 % となることが確かめられ
た。
【0055】図16は本発明に係る実施例6の有機発光
素子電圧−電流特性を示すグラフである。カーブkは実
施例6の第2導電体が3層の素子、カーブjは陽極が透
明導電膜のみからなる以外は同様に作製された素子、カ
ーブhは実施例5の素子の電流特性をそれぞれ示してい
る。抵抗率の小さなAlを用いた結果、実施例5の場合よ
りも低い駆動電圧でより明るく発光することが確かめら
れた。
素子電圧−電流特性を示すグラフである。カーブkは実
施例6の第2導電体が3層の素子、カーブjは陽極が透
明導電膜のみからなる以外は同様に作製された素子、カ
ーブhは実施例5の素子の電流特性をそれぞれ示してい
る。抵抗率の小さなAlを用いた結果、実施例5の場合よ
りも低い駆動電圧でより明るく発光することが確かめら
れた。
【0056】実施例5と同様に消費電力を測定した。測
定結果を次表に示す。消費電力は、実施例6の場合を1
とすると、実施例5の有機発光素子(陽極:IZO膜+
Mo膜+酸化膜)は1.3 、陽極が透明導電膜(IZO)の
みからなる以外は同様に作製された有機発光素子は約1.
7 であった。
定結果を次表に示す。消費電力は、実施例6の場合を1
とすると、実施例5の有機発光素子(陽極:IZO膜+
Mo膜+酸化膜)は1.3 、陽極が透明導電膜(IZO)の
みからなる以外は同様に作製された有機発光素子は約1.
7 であった。
【0057】
【表4】 実施例7 第2導電体としてMo-2wt%Wを用い、実施例5および6と
同様に有機発光素子を作製した。
同様に有機発光素子を作製した。
【0058】1本の陽極の接続部から最も遠い位置にあ
る画素までの配線抵抗を測定し、透明導電膜のみの場合
と比較した結果を次表に示す。
る画素までの配線抵抗を測定し、透明導電膜のみの場合
と比較した結果を次表に示す。
【0059】
【表5】 Mo-2wt%Wの抵抗率がMoの約2 倍となるため、配線抵抗を
低減する効果は実施例5、6の場合よりも小さかった。
Al層を挟む3層の場合は実施例6の3層の場合とほぼ同
じであった。
低減する効果は実施例5、6の場合よりも小さかった。
Al層を挟む3層の場合は実施例6の3層の場合とほぼ同
じであった。
【0060】実施例5と同様に消費電力を測定した。消
費電力比を次表に示す。
費電力比を次表に示す。
【0061】
【表6】 金属膜を配設し、金属膜表面に酸化膜を形成することに
より、発光損失が減少し、消費電力が小さくなることが
確かめられた。
より、発光損失が減少し、消費電力が小さくなることが
確かめられた。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、ストライプ状の陽極、
有機物層および陰極からなる積層部分を少なくとも有す
る有機発光素子において、前記陽極を、金属酸化物を主
成分とする透明導電膜である第1導電体と第1導電体を
構成する材料の1/10以下の抵抗率の金属からなる第
2導電体の積層とし、第2導電体を透明基板と前記第1
導電体の間に形成し、または第1導電体と有機物層との
間に形成してその有機物層側表面を金属酸化物層により
被覆したため、第2導電体は直接有機物層に接触しな
い。そのため、陽極は低抵抗となり、陽極長手方向の輝
度低下は生じなくなり画像品質は向上する。また逆バイ
アス時にこの第2導電体から有機物層へは電子が注入さ
れないので、クロストークは生じない。
有機物層および陰極からなる積層部分を少なくとも有す
る有機発光素子において、前記陽極を、金属酸化物を主
成分とする透明導電膜である第1導電体と第1導電体を
構成する材料の1/10以下の抵抗率の金属からなる第
2導電体の積層とし、第2導電体を透明基板と前記第1
導電体の間に形成し、または第1導電体と有機物層との
間に形成してその有機物層側表面を金属酸化物層により
被覆したため、第2導電体は直接有機物層に接触しな
い。そのため、陽極は低抵抗となり、陽極長手方向の輝
度低下は生じなくなり画像品質は向上する。また逆バイ
アス時にこの第2導電体から有機物層へは電子が注入さ
れないので、クロストークは生じない。
【0063】または、仕事関数が4.8eV 以上の金属から
なる第2導電体を第1導電体と有機物層との間に形成し
たので、陽極の低抵抗化は上記と同様に得られ、また、
仕事関数により有機物層への電子の注入は阻止され、ク
ロストークは生じない。また、酸化膜付き第2導電体の
場合は、第2導電体からの正孔の注入もなく発光に寄与
しない第2導電体に覆われた部分に電流を流さないの
で、他の構造よりも外部発光効率は高くなる。
なる第2導電体を第1導電体と有機物層との間に形成し
たので、陽極の低抵抗化は上記と同様に得られ、また、
仕事関数により有機物層への電子の注入は阻止され、ク
ロストークは生じない。また、酸化膜付き第2導電体の
場合は、第2導電体からの正孔の注入もなく発光に寄与
しない第2導電体に覆われた部分に電流を流さないの
で、他の構造よりも外部発光効率は高くなる。
【0064】また、陽極、有機物層および陰極からなる
積層部分を少なくとも有する有機発光素子において、前
記陽極は金属酸化物を主成分とする透明導電膜である第
1導電体および第1導電体に付加された少なくとも1層
の金属膜からなる第2導電体からなり、少なくともこの
第2導電体と前記有機物層との間には絶縁膜を介在させ
たので、第2導電体は陽極の(配線)抵抗を減じまた、
絶縁層は第2導電体から有機物層へのの電荷の注入を防
止するので、本発明に係る有機発光素子は低電圧駆動が
可能で、発光輝度当たりの消費電力は小さくなる。
積層部分を少なくとも有する有機発光素子において、前
記陽極は金属酸化物を主成分とする透明導電膜である第
1導電体および第1導電体に付加された少なくとも1層
の金属膜からなる第2導電体からなり、少なくともこの
第2導電体と前記有機物層との間には絶縁膜を介在させ
たので、第2導電体は陽極の(配線)抵抗を減じまた、
絶縁層は第2導電体から有機物層へのの電荷の注入を防
止するので、本発明に係る有機発光素子は低電圧駆動が
可能で、発光輝度当たりの消費電力は小さくなる。
【0065】また、第1導電体を形成する材料の仕事関
数と、前記第2導電体のうち有機物層に最も近い金属膜
を形成する金属の仕事関数との差を0.5eV 以下としたの
で、陽極のパターニング工程時の仕事関数差による電池
効果は小さく、第2導電体を有する陽極のパターニング
精度は向上し、歩留りは高くなる。
数と、前記第2導電体のうち有機物層に最も近い金属膜
を形成する金属の仕事関数との差を0.5eV 以下としたの
で、陽極のパターニング工程時の仕事関数差による電池
効果は小さく、第2導電体を有する陽極のパターニング
精度は向上し、歩留りは高くなる。
【図1】本発明に係る金属からなる第2導電体を有する
単純マトリクス型の有機発光素子の部分破断斜視図であ
る。
単純マトリクス型の有機発光素子の部分破断斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る有機発光素子の金属からなる第2
導電体の他の位置の例を示す陽極付近の断面図である。
導電体の他の位置の例を示す陽極付近の断面図である。
【図3】本発明に係る酸化膜被覆された金属からなる第
2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光素子の部
分破断斜視図である。
2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光素子の部
分破断斜視図である。
【図4】本発明に係る有機発光素子の金属からなる第2
導電体の他の位置の例を示す陽極付近の断面図であり、
(a)は第1導電体の端部に積層された場合、(b)は
第1導電体の端部に部分積層された場合である。
導電体の他の位置の例を示す陽極付近の断面図であり、
(a)は第1導電体の端部に積層された場合、(b)は
第1導電体の端部に部分積層された場合である。
【図5】本発明に係る高仕事関数金属の金属からなる第
2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光素子の部
分破断斜視図である。
2導電体を有する単純マトリクス型の有機発光素子の部
分破断斜視図である。
【図6】本発明に係る有機発光素子の金属からなる第2
導電体の他の位置の例を示す陽極付近の断面図であり、
(a)は第1導電体の端部に積層された場合、(b)は
第1導電体の端部に部分積層された場合である。
導電体の他の位置の例を示す陽極付近の断面図であり、
(a)は第1導電体の端部に積層された場合、(b)は
第1導電体の端部に部分積層された場合である。
【図7】本発明に係る単純マトリクス型の有機発光素子
を示し、(a)は透視平面図であり、(b)は(a)に
おけるXX断面図である。
を示し、(a)は透視平面図であり、(b)は(a)に
おけるXX断面図である。
【図8】本発明に係る単純マトリクス型の有機発光素子
における陽極の第2導電体の配設位置を示し、(a)、
(b)、(c)、(d)および(e)はその例示図であ
る。
における陽極の第2導電体の配設位置を示し、(a)、
(b)、(c)、(d)および(e)はその例示図であ
る。
【図9】本発明に係る他の単純マトリクス型の有機発光
素子の第2導電体の他の層構成を示す断面図である。
素子の第2導電体の他の層構成を示す断面図である。
【図10】本発明に係る有機発光素子の電圧−輝度特性
のグラフである。
のグラフである。
【図11】本発明に係る第2導電体(Mo膜)と絶縁膜の
オージェ光電子分光による膜厚方向の組成プロファイル
である。
オージェ光電子分光による膜厚方向の組成プロファイル
である。
【図12】本発明に係る第2導電体(Mo膜)と絶縁膜の
破断部を示すSEM写真である。
破断部を示すSEM写真である。
【図13】本発明に係る有機発光素子の電圧―電流特性
のグラフである。
のグラフである。
【図14】本発明に係る実施例5の有機発光素子の陽極
の形状を示し、(a)平面図であり、(b)は(a)に
おけるXX断面図である。
の形状を示し、(a)平面図であり、(b)は(a)に
おけるXX断面図である。
【図15】本発明に係る実施例5の有機発光素子の電圧
−電流特性を示すグラフである。
−電流特性を示すグラフである。
【図16】本発明に係る実施例6の有機発光素子の電圧
−電流特性を示すグラフである。
−電流特性を示すグラフである。
【図17】有機発光素子の断面図を示し、(a)は2層
構造の有機物層の場合であり、(b)は3層構造の有機
物層の場合である。
構造の有機物層の場合であり、(b)は3層構造の有機
物層の場合である。
【図18】単純マトリクス型有機発光素子を示し、
(a)は透視平面図であり、(b)は(a)におけるXX
断面図であり、(c)は部分破断斜視図である。
(a)は透視平面図であり、(b)は(a)におけるXX
断面図であり、(c)は部分破断斜視図である。
1 ガラス基板 2 陽極 2a 第1導電体 2b 第2導電体 2ba 第1の金属膜 2bb 第2の金属膜 2o 酸化膜 3 有機物層 3h 有機正孔輸送層 3r 有機発光層 3e 有機電子輸送層 4 陰極 5 絶縁膜 C 接続部 D 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 誠 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB00 AB02 AB03 AB05 AB06 AB12 AB13 AB18 BA06 BB06 CA01 CA06 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01
Claims (11)
- 【請求項1】ストライプ状の陽極、有機物層および陰極
からなる積層部分を少なくとも有する有機発光素子にお
いて、前記陽極は、金属酸化物を主成分とする透明導電
膜である第1導電体、および前記陽極を構成する材料の
1/10以下の抵抗率の金属からなる第1導電体の長手
方向に沿って付加された第2導電体からなることを特徴
とする有機発光素子。 - 【請求項2】前記第2導電体は前記透明基板と前記第1
導電体の間に形成されていることを特徴とする請求項1
に記載の有機発光素子。 - 【請求項3】前記第2導電体は前記第1導電体と前記有
機物層との間に形成されており、またこの第2導電体の
前記有機物層側表面は金属酸化物層により被覆されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の有機発光素子。 - 【請求項4】前記酸化膜は前記第2導電体を酸化処理し
て得られた酸化膜であることを特徴とする請求項3に記
載の有機発光素子。 - 【請求項5】前記第2導電体は前記第1導電体と前記有
機物層との間に形成されており、またこの第2導電体は
仕事関数が4.8eV 以上の金属からなることを特徴とする
請求項1に記載の有機発光素子。 - 【請求項6】陽極、有機物層および陰極からなる積層部
分を少なくとも有する有機発光素子において、前記陽極
は金属酸化物を主成分とする透明導電膜である第1導電
体、および第1導電体に付加された少なくとも1層の金
属膜からなる第2導電体からなり、少なくともこの第2
導電体と前記有機物層との間には絶縁膜が介在している
ことを特徴とする有機発光素子。 - 【請求項7】前記第2導電体は複数の金属膜の積層体で
あることを特徴とする請求項6に記載の有機発光素子。 - 【請求項8】前記第1導電体を形成する材料の仕事関数
と、前記第2導電体のうち有機物層に最も近い金属膜を
形成する金属の仕事関数との差は0.5eV 以下であること
を特徴とする請求項6または7に記載の有機発光素子。 - 【請求項9】前記絶縁膜は第2導電体を形成する材料の
酸化膜であることを特徴とする請求項6ないし8に記載
の有機発光素子。 - 【請求項10】陽極、有機物層および陰極を順に形成す
る有機発光素子の製造方法において、前記陽極を形成し
た後、前記絶縁膜を形成することを特徴とする請求項6
ないし9に記載の有機発光素子の製造方法。 - 【請求項11】前記絶縁膜の形成は、前記第2導電体の
表面の酸化工程によってなされることを特徴とする請求
項10に記載の有機発光素子およびその製造方法。
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