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JP2000079752A - インクジェット記録体及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録体及び記録方法

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Publication number
JP2000079752A
JP2000079752A JP11075822A JP7582299A JP2000079752A JP 2000079752 A JP2000079752 A JP 2000079752A JP 11075822 A JP11075822 A JP 11075822A JP 7582299 A JP7582299 A JP 7582299A JP 2000079752 A JP2000079752 A JP 2000079752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
pigment
ink jet
recording medium
jet recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP11075822A
Other languages
English (en)
Inventor
Naonobu Sugiyama
直信 杉山
Kazuo Totani
和夫 戸谷
Hiromasa Kondo
博雅 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP11075822A priority Critical patent/JP2000079752A/ja
Publication of JP2000079752A publication Critical patent/JP2000079752A/ja
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便容易にカラー画像が得られるインクジェ
ット方式で特に印字耐候性に優れる顔料インクを使用し
て記録する被記録体を提供する。 【解決手段】支持体に、無定型シリカ、アルミナと、ア
ルミノシリケートより選ばれる少なくとも1種の顔料お
よび結着剤を含有するインク受容層を設けてなり、発色
成分として顔料を含有するインクを用いて記録するため
のインクジェット記録体であり、該インク受容層が更に
コロイド滴定法により測定したカチオン強度が1.5m
当量/g以上6m当量/g以下であるカチオン性樹脂を
含有するインクジェット記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録や印字等に
用いられるインクジェット記録方法に関し、特に顔料イ
ンクを用いた記録においてインクのにじみが小さく、印
字物の発色性に優れるインクジェット記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速にカラーハードコピーを作成するイ
ンクジェットカラープリンターの技術進歩により、鮮明
な画像と優れた印字品位を得ることが可能となってき
た。しかし、一方でプリントの品位、彩度、外観、画像
を更に改良するために、より高度な特性を持つ記録材が
要求されるようになってきた。特にプリント速度、解像
度、彩度などの向上によって被記録材に対してもインク
の速乾性、高吸収容量、ドット径およびにじみの制御
等、より高度な特性が要求されるようになり、各種記録
用シートが開発されている。特開昭55−5183号公
報、特開昭56−148585号公報等にはインクの吸
収を良くするために基材の上に多孔質無機顔料からなる
受容層を設けることが開示されている。
【0003】一方、近年インクジェットプリンターは従
来の書類等の印字用途からポスター等の広幅広告用途へ
と広まっている。インクジェットプリンターは操作が非
常に簡単であり、また製版等の印刷と違い少量印刷が可
能であるため必要に応じた画像を素早く必要量だけ印字
する事が可能である。また、広告等の印字にはプロッタ
ー等と呼ばれる広幅印字可能なものが通常使用さてい
る。これらのプロッターは広告用途であるため遠くから
でも画像が鮮明に確認できる必要があり、しかも長期掲
示においても鮮明な画像を保ち続ける必要がある。しか
し、従来から使用されているインクジェット用のインク
は染料インクであり、長期掲示において紫外線、オゾン
等により酸化され、画像が退色し見栄えが悪化するとい
う問題があった。この様な問題を解決するために、プロ
ッターのインクに染料インクに比べ耐光性に優れた顔料
インクを用いることが特開平9−157559号公報、
特開平9−132740号公報等に開示されている。し
かし、染料インクは低分子化合物で受容層を“染める”
ことで発色を行っていたが、顔料インクは顔料粒子を受
容層の上に“敷き詰める”または“並べる”ことにより
発色を行っているため、記録体に求められる特性が異な
る。また、顔料は染料に比べ分子量が非常に大きく、そ
のためにじみの制御等の定着機構も染料の低分子レベル
の反応とは全く異なっており、従来の記録用シートでは
印字濃度、にじみ等の点で充分な特性が得られないのが
現状である。
【0004】また裏面に粘着剤層と剥離紙を設けたラベ
ル用途等においても、特に記録部分の保存性が要求され
るため、顔料インクに対応した記録体が要望されてい
る。しかし、顔料インクを用いたこの方式は分散染料を
使用した方式に比べて記録濃度が出難く、逆に記録濃度
を出すためにインクを記録体表面に残すようにすると、
記録画像表面の擦れにより画像が薄くなったり地肌が汚
れるという欠点があった。また、記録画像表面に水がか
かった場合にインクが滲み出す、いわゆる耐水性が悪く
なる欠点があった。これらの問題は顔料インクが被記録
体上で十分定着していなかったために生じる欠点であ
り、分散染料タイプのインクに対応する被記録体では解
決できなかった。
【0005】印字の耐水性については、分散染料タイプ
のインクを使用する場合には、例えば特開平9―188
062号公報等に示されるように耐水化剤を印字前後に
塗布する方法や、特開昭55―66976号公報等に示
されるようにインクの溶媒として揮発性有機溶剤を用い
て被記録体に吹き付けて耐水性を持たせる方法が提案さ
れているが、例えば耐水化剤を塗布する方式では機構が
複雑になり、且つ被記録体の液吸収容量を多くしないと
いわゆるブリーディングと呼ばれるような印字のにじみ
が発生する。他方、この方式によればインクと共に耐水
化剤のメンテナンスが必要になってランングコストが上
がるなどの問題点があった。
【0006】このように記録部分の保存性が絶対条件で
あるインクジェットラベル用紙等の産業用途では、顔料
インクを採用する要望が高まっている。顔料インクタイ
プはその特徴として被記録体の表面にインクが着弾した
地点で被記録体表面に定着することが求められる。定着
の機構としては一般的には顔料インクの分散がアニオン
性であることに注目してカチオン性の成分をインク受容
層に含有させて凝集させる方式が取られる。染料インク
タイプでは多量のカチオン成分がその染料の定着に必要
であるが、顔料インクタイプではカチオン成分が過剰で
あると表面での凝集が強くなりすぎてインクの分布が不
均一になる、いわゆるフェザリングと呼ばれる現象とな
って記録濃度の低下を招くため、従来の染料インク対応
の被記録体では優れた記録は得られなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は顔料インクを
用いたインクジェットプリンター、プロッター等のイン
クジェット記録方式において、高品位の画像を高速でプ
リントすることができ、印字濃度が高く、にじみがない
インクジェット記録用シートを提供するものである。ま
た、本発明は特に印字耐候性に優れる顔料タイプインク
を使用した記録性に優れた被記録材であり、特に産業用
途などのように印字耐水性や印字耐擦過性が求められる
用途に好適でインクの定着性が高く、かつ記録濃度に優
れる被記録体を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の各態様を
含む。 〔1〕支持体に、無定型シリカ、アルミナと、アルミノ
シリケートより選ばれる少なくとも1種の顔料および結
着剤を含有するインク受容層を設けてなり、発色成分と
して顔料を含有するインクを用いて記録するためのイン
クジェット記録体であり、該インク受容層が更にコロイ
ド滴定法により測定したカチオン強度が1.5m当量/
g以上6m当量/g以下であるカチオン性樹脂を含有す
るインクジェット記録体。 〔2〕前記カチオン性樹脂のカチオン強度が1.5m当
量/g以上5m当量/g以下である〔1〕記載のインク
ジェット記録体。 〔3〕前記カチオン性樹脂がポリジアリルジメチルアン
モニウム塩であることを特徴とする〔1〕または〔2〕
記載のインクジェット記録体。 〔4〕前記カチオン性樹脂の分子量が30,000以下
である〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のインクジェッ
ト記録体。 〔5〕前記顔料が無定型シリカである〔1〕〜〔4〕の
いずれかに記載のインクジェット記録体。 〔6〕前記顔料の平均粒子径が4μ以上15μ以下であ
ることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の
インクジェット記録体。 〔7〕〔1〕〜〔6〕記載のいずれかのインクジェット
記録体に、発色成分として顔料を含有するインク液滴を
付与することにより記録するインクジェット記録方法。
【0009】〔8〕前記カチオン性樹脂のカチオン強度
が2m当量/g以上4m当量/g以下である〔2〕記載
のインクジェット記録体。
〔9〕ポリジアリルジメチルアンモニウム塩がポリジア
リルジメチルアンモニウム塩酸塩である〔3〕記載のイ
ンクジェット記録体。 〔10〕前記カチオン樹脂の分子量が21,000以下で
ある〔4〕記載のインクジェット記録体。
【0010】顔料インク用インクジェット記録方法は、
染料インク同様インク液滴を受容層に吐出させ画像を形
成する記録方法であり、そのためインクの吸収性の違い
が印字品位に大きな影響を与える。塗工量が多くなるに
従いインクの吸収性は向上するものの同時に顔料成分が
内部に取り込まれ印字濃度が低下する傾向にあった。一
方、顔料成分を表面に存在させるために塗工量を下げた
ところ、にじみが悪化し、しかもインク溶媒が受容層に
十分吸収されないため顔料粒子が溶媒と共に移動し、そ
のため受容層表面における顔料粒子の存在が不均一とな
り印字部に受容層の白部が露呈され印字濃度が下がる結
果となった。染料インクでは染料分子が非常に小さいた
め、溶媒と共に移動する際に染料は受容層に結合し着色
される。そのため受容層の吸収容量が低い場合印字濃度
が向上する傾向にあるが、顔料インクではこの様な現象
が全く起こらなかった。即ち、顔料インクの発色機構は
染料インクの発色機構とは全く違うものであった。顔料
インクを用いた記録方法においては、顔料粒子を受容層
表層部に均一に“並べる”または“敷き詰める”ことで
印字濃度を向上させることができ、更に、顔料インク用
インクジェット記録用シートに必要とされる特性は、顔
料成分を受容層表層部に均一に存在させ、かつインクの
溶媒を受容層内部に速やかに吸収することである。本発
明者等は、顔料インクの受容層における吸収および吸着
性について鋭意研究を行った結果、前記特定のカチオン
性樹脂を受容層内に含有することで、顔料インクの発色
およびにじみが改善されることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のインク受容層に、コロイ
ド滴定法により測定したカチオン強度が1.5m当量/
g以上6m当量/g以下、好ましくは1.5m当量/g
以上5.5m当量/g以下、より好ましくは1.5m当
量/g以上5m当量/g以下、更に好ましくは2m当量
/g以上4m当量/g以下、最も好ましくは2.5m当
量/g以上4m当量/g以下のカチオン性樹脂を含有さ
せることで発色およびインクのにじみに優れた記録用シ
ートを得ることができる。コロイド滴定法とはコロイド
粒子間のイオン会合反応を利用する滴定法である。即
ち、分子構造が既知であるイオン性高分子を溶解した溶
液を規定液とし、既知試料と反対のイオン性を有する未
知高分子試料のイオン強度(当量/g:試料1g当たり
におけるイオン量)を測定する方法である(「コロイド
滴定法」、千手著、昭和41年11月20日、南江堂参照)。
前記滴定法において、規定液にアニオン性高分子を用い
ることで、カチオン性樹脂のカチオン強度を測定するこ
とが可能である。
【0012】前記測定法により測定されたカチオン強度
が1.5m当量/g以上6m当量/g以下のカチオン性
樹脂を使用することでなぜ顔料インクを用いたインクジ
ェット記録において印字の発色性およびにじみが良好で
あるかは定かではないが以下のように推測される。イン
ク内の顔料は、インク溶液内に均一に分散されるために
化学的にイオン性を付与されている。特にカルボン酸等
のアニオン性基を付与することが通常実施されており、
そのためカチオン性物質とイオン的に結合することが可
能となっている。カチオン性物質が高分子の場合、複数
の顔料粒子と高分子の凝集体を形成することがあり、特
にカチオン強度が高い高分子ほど凝集は起こりやすいと
推測される。従来インクジェット記録体に用いられてい
たカチオン性樹脂はカチオン強度が大きかった。ところ
がカチオン強度が6m当量/gを超えるカチオン性樹脂
を受容層に含有した場合、顔料インクが受容層表面に着
弾した際に受容層表面で顔料粒子がカチオン性樹脂と結
合、凝集し、そのため顔料粒子が均一に受容層を覆うこ
とができなくなり、部分的に白抜け部が発生し印字濃度
が低下すると考えられる。
【0013】一方、カチオン強度が1.5m当量/g未
満のカチオン性樹脂を使用した場合、イオン性による凝
集が起こらないため、受容層表面でインクの顔料成分を
補足することができず、そのためにじみが発生すると考
えられる。
【0014】本発明のインク受容層に使用されるカチオ
ン性樹脂としては、ポリエチレンイミン、ポリビニルピ
リジン、ポリジアルキルアミノエチルメタクリレート、
ポリジアルキルアミノエチルアクリレート、ポリジアル
キルアミノエチルメタクリルアミド、ポリジアルキルア
ミノエチルアクリルアミド、ポリエポキシアミン、ポリ
アミドアミン、ジシアンジアミド−ホルマリン縮合物、
ジシアンジアミドポリアルキル−ポリアルキレンポリア
ミン縮合物、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩酸塩
等のジアリルジメチルアンモニウム塩重合物塩、ポリビ
ニルアミン、ポリアリルアミン、ポリアリルアミン
塩、、ポリビニルアミン塩、ポリ(オキシエチル−1−
メチレン)アミン塩、ポリビニルベンジルアミン塩、ポ
リアクリルアミドプロピルメチルアミン塩、ポリジアリ
ルアミン塩、アクリルアミド・ジアリルアミン塩共重合
体、モノアリルアミン・ジアリルアミン塩共重合体、ポ
リアミンジシアン重合体、等の化合物およびこれらの変
性物等が例示できる。更に、本発明のインク受容層にポ
リジアリルジメチルアンモニウム塩酸塩等のポリジアリ
ルジメチルアンモニウム塩を使用することでより塗膜強
度に優れるインクジェット記録用シートを得ることがで
きる。
【0015】また記録の耐擦過保存性が求められる用途
では,前記特定のカチオン性樹脂の分子量は30,00
0以下のものが好ましい。インク受容層に含有されるカ
チオン樹脂の分子量を30,000以下とすることによ
り更に記録濃度が高く、且つ耐擦過性が優れた記録体が
得られる。分子量は好ましくは25,000以下、より
好ましくは21,000以下、最も好ましくは20,0
00以下である。下限は特にないが1,000程度でも
よいが、好ましくは2,000以上である。この原因は
必ずしも明らかではないが、該インク受容層表面に着弾
した顔料インク中の分散顔料が凝集しすぎると、顔料と
顔料の間に着色されない被記録材の面が残り全体として
記録濃度が低下し、また、凝集によりインク中の着色顔
料成分の浸透が少なくなるために表面に残る着色顔料成
分が擦れ取られ易くなり、結果として擦過により記録部
分が消色する。そして分子量が凝集状態に影響があるた
めと推測される。カチオン性樹脂の量が少ないと印字耐
水性、耐擦過性改良効果が充分でなくなる可能性があ
り、他方、カチオン性樹脂の量が多くなりすぎても、印
字濃度の低下や耐擦過性の低下を招き、インク吸収容量
が低下し、いわゆるブリーディングと呼ばれるような記
録画像のにじみが発生するおそれもある。
【0016】本発明のインク受容層に含有されるカチオ
ン性樹脂の配合量は顔料100重量部に対して0.5重
量部〜100重量部程度であり、5重量部〜80重量部
が好ましく、より好ましくは10重量部以上50重量部
である。カチオン性樹脂の配合量が0.5重量部未満で
あるとにじみが発生する恐れがあり、100重量部を越
えると印字濃度は向上する場合もあるが、インクの乾燥
性が低下するおそれもある。
【0017】本発明のインク受容層に使用される顔料
は、無定形シリカ、アルミナ、またはアルミノシリケー
トであり、特に無定形シリカが好ましい。無定形シリカ
は、高純度珪砂を珪酸ソーダと硫酸を混同し珪酸ゾルを
生成させ、前記珪酸ゾルを三次元的凝集体にする方法、
温度、イオン、界面活性剤の影響で二次凝集体の成長を
止め沈降させる方法、または四塩化珪素の分解による方
法等により得ることができる。インク受容層にこれらの
合成無定形シリカ等を使用することでよりインクの吸収
性に優れた記録用シートが得られる。本発明のインク受
容層に含有させる顔料の平均粒径は,1から20μm程
度であり,平均粒子径は4 μm以上15μm以下が好
ましく,より好ましくは6 μm以上15μm以下の無定
型シリカ等の顔料を用いることでより印字濃度が高い記
録用シートが得られる。平均粒子径が4μm以上である
と着弾したインクのドットが大きくなり、より印字濃度
が高くなると考えられる。無定型シリカの平均粒子径が
15μmを超えると塗工面が荒れ、外観が悪化する恐れ
もある。インク受容層に本発明の目的であるインクのに
じみおよび印字濃度を損なわない範囲において、塗工適
性向上のために他の顔料を添加することもできる。 本
発明のインク受容層に使用することのできる他の顔料と
しては、コロイダルシリカ、炭酸カルシウム、クレー、
焼成クレー、ケイソウ土、タルク、酸化アルミニウム、
アルミノケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸
バリウム、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、ゼオライト等の無機顔料、尿素−ホルマリン
樹脂フィラー、アクリロニトリル系プラスチックピグメ
ント等の有機顔料等の物質が例示される。これらの顔料
は必要に応じて2種以上を併用することも可能である。
【0018】本発明のインク受容層に含有される結着剤
としては、ポリビニルアルコールおよびシリル変性ポリ
ビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール
等のポリビニルアルコール誘導体、ゼラチン、カゼイン
等の蛋白質、澱粉、酸化澱粉等の誘導体等、ポリビニル
ピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
セルロース誘導体等の水溶性高分子結着剤類、スチレン
−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジ
エン共重合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アク
リル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの重合体ま
たは共重合体等のアクリル系重合体ラテックス、酢酸ビ
ニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス等の水不溶
性高分子結着剤類が使用できる。これらの結着剤は、必
要に応じて1種または2種以上を適宜選択して用いるこ
とが可能である。
【0019】本発明のインク受容層に含有される結着剤
は、顔料100重量部に対して10重量部以上100重
量部以下含有されることが好ましい。含有量が10重量
部未満では結着剤の接着力不足により塗膜の強度が低下
するおそれがある。一方添加量が100重量部を越えた
場合、塗工層内の結着剤成分の増加により毛細管がふさ
がれ、インクの乾燥性が低下するおそれがある。この
他、添加剤として顔料分散剤、消泡剤、粘度調整剤、架
橋剤、蛍光染料、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等
が製造条件、要求性能に応じて適宜使用される。
【0020】本発明の支持体としては酸性紙、中性紙、
塗工紙、キャストコート紙等の紙類、樹脂フィルム(樹
脂を表面にラミネートした紙も含む)、合成紙(熱可塑
性樹脂に無機顔料等の填料を含有させて、延伸して無機
発泡させて紙状にしたものも含む)、透明、半透明、白
色のプラスチックフィルムおよび不織布などのフィルム
類、布およびその複合体、金属箔などが挙げられ、また
これらの内から選ばれる少なくとも2種以上の組み合わ
せで例えば粘着用に加工したり印刷または貼り付けによ
り装飾を施したシート状物質が挙げられる。本発明の支
持体として用いられる紙に含有されるパルプ材は、赤
松、黒松、エゾマツ、トドマツ、杉等の針葉樹、ブナ、
カバ、シイノキ等の広葉樹等を主原料とした砕木パル
プ、亜硫酸パルプ、クラフトパルプ、セミケミカルパル
プ、ケミグランドパルプ、リファイナーグランドパルプ
やまたは古紙パルプから適宜選択して用いられる。
【0021】本発明の支持体として用いられる紙は、上
記の木材パルプの他に主原料として、クレー、タルク、
炭酸カルシウム、焼成カオリン、酸化アルミニウム、水
酸化アルミニウム、酸化チタン等の無機顔料や尿素樹脂
系微粒子等の有機顔料を含有し、さらに添加剤としてロ
ジン系、アルキルケテンダイマー、アルケニルコハク酸
等の内添サイズ剤、硫酸バンド、カチオン澱粉等の定着
剤、ポリアクリルアミド系ポリマー、澱粉等の紙力増強
剤等を適宜選択して内添し、公知の抄紙機で抄造された
基紙が好適に用いられる。また、必要に応じてロジン
系、石油樹脂系、酸化澱粉、アセチル化澱粉、ヒドロキ
シエチル化澱粉等の澱粉およびその誘導体、ポリビニル
アルコールおよびその誘導体、スチレン、アルキド、ポ
リアミド、アクリル、オレフィン、マレイン酸、酢酸ビ
ニル等の重合体または2つ以上の共重合体からなる合成
樹脂系およびこれらの合成樹脂エマルジョン系、ワック
ス系等の表面サイズ剤でサイズ処理を施しても良い。ま
た、厚さを調整するため、必要に応じてマシンカレンダ
ー、スーパーカレンダー等の公知の設備を用いることも
可能である。
【0022】本発明の支持体に使用される樹脂フィルム
は、熱可塑性樹脂であるポリエステル樹脂およびオレフ
ィン樹脂等が使用できる。ポリエステル樹脂としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ートおよびポリシクロヘキセンテレフタレート等が、ま
たオレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体からなるもの、またはこれらを主成分とす
るものを例示できる。また、これらの熱可塑性樹脂を1
種または2種以上適宜選択して使用でき、他の熱可塑性
樹脂としてポリスチレン、アクリル酸エステル共重合体
等を混合して使用することもできる。これら熱可塑性樹
脂を縦方向および/または横方向に延伸して成形したフ
ィルムを使用してもよい。この他、この熱可塑性樹脂中
に無機質微細粉末を混合してフィルムを形成し、これを
例えば2軸延伸処理して紙状の層としてもよい。本発明
においては、このようなフィルムを複数層積層して得ら
れた多層フィルムを支持体として使用し、例えば、基材
層と両面または片面に紙状の層を設けた2〜3層フィル
ム、または更にその少なくとも片面の紙状の層上に表面
層を形成した3〜5層フィルム等を使用してもかまわな
い。熱可塑性樹脂を紙状の層としたものは一般に合成紙
として知られている。また、このようなフィルムの不透
明度は、本発明において特に限定されるものではない。
【0023】支持体上にインク受容層を設ける方法とし
ては、特に限定されるものではなく、従来から公知の、
バーコーター、エアーナイフコーター、ブレードコータ
ー、ダイコーター、カーテンコーター、グラビアコータ
ー、リップコーター等の塗工機によって設けることがで
きる。本発明で得られるインク受容層の塗工量は、最終
用途によって決定され、インク吸収性、発色性、塗膜強
度を満足させるかぎり不必要に多くする必要はなく、3
〜40g/m2好ましくは8〜30g/m2の範囲から適
宜選択して用いられる。インク受容層が5g/m2未満
では多くの場合インク吸収容量が不足し、画像が流れ出
したり、乾燥が遅く、プリンターの排紙ロール等にイン
クが付着し、汚れてしまう。しかしながら、40g/m
2 を越えるインク受容層を設けると、インク受容層の強
度が弱くなり、剥がれ落ちたインク受容層によりヘッド
ノズルの目づまりのような問題を生じる可能性があり、
さらにコスト的にも高価なものとなる。
【0024】本発明のインク受容層は、1層であっても
多層であってもよい。支持体とインク受容層との密着性
を上げる目的で支持体へのコロナ処理や各種アンカーコ
ート処理を行うことができる。インク受容層は、単層ま
たは2層以上を重ねて同時に形成したり、または別工程
で塗工した層を転写して支持体にインク受容層を形成す
ることも可能である。支持体上にインク受容層を設けた
シートは、そのまま本発明の記録用シートとして使用す
ることが可能であるが、例えばスーパーカレンダー、グ
ロスカレンダー等で処理し、表面の平滑性を与えること
もできる。また、裏面に粘着層を設けて粘着体として加
工したり、支持体同士を貼り合わせて両面記録可能な被
記録体として加工するなど、また、印字後にインク受容
層表面にフィルムをラミネートし、さらに記録面を保護
するなど公知の技術が応用可能である。
【0025】本発明の記録用紙に適用される記録方式
は、発色成分として顔料を有するインク液を用いたイン
クジェット記録方式である。前記記録液は分散剤等によ
り水、イソプロピルアルコール等を含む水性溶液または
有機溶液内に有機または無機顔料粒子成分を分散させた
記録液である。有機顔料としては例えば、アゾ系、フタ
ロシアニン系、ペルリン系、イソインドリノン系、イミ
ダゾロン系、ピランスロン系、チオインジゴ系等の顔料
が例示でき、無機顔料としては例えば、カーボンブラッ
ク、グラファイト、合成酸化鉄黄、透明べんがら、チタ
ンエロー、モリブテートオレンジ、亜酸化銅、コバルト
ブルー、群青、C.I. Pigment Yellow(イエローイン
ク)、C.I. Pigment Blue(シアンインク)、C.I. Pigme
nt Red(マゼンタインク)等の顔料が例示できる。前記
分散剤としては、各種界面活性剤、低分子量の分散剤、
親水性官能基と疎水性官能基を有する樹脂系の分散剤が
用いられる。またインクの粘度を調節する目的で水性樹
脂を添加することもできる。前記顔料と分散剤を溶液中
に配合し、ペイントシェーカー、サンドミル等の分散機
を用いて微細な分散粒子に粉砕し、孔径1.0μm以下
のフィルターにて粗大粒子の濾過を行い顔料インクとす
ることが通常行われている。顔料インクにおける固形分
濃度も特に限定しないが0.5〜30重量%である。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はこれによって限定されるもの
ではない。尚、以下において部および%とあるのは、す
べて重量部および重量%を示す。 実施例1 木材パルプ(LBKP:ろ水度500mlCSF)10
0部、焼成カオリン(商品名:アンシレックス、エンゲ
ルハードミネラル社製)10部、市販サイズ剤0.05
部、硫酸バンド1.5部、湿潤紙力剤0.5部、澱粉
0.75部よりなる製紙材料を使用し、長網抄紙機にて
坪量80g/m2の上質紙を製造した。この上質紙のス
テキヒトサイズ度は6秒であった。本発明の実施例、比
較例に用いた紙基材は全てこの上質紙を使用した。上記
方法にて製造した上質紙の片面に塗料−1を絶乾量で8
g/m2塗工後、乾燥を行い、インクジェット記録用シ
ートを得た。
【0027】塗料−1 無定型シリカ(平均粒子径4.3μm;商品名ファイン
シールX−45、トクヤマ製)100部、カチオン性樹
脂(カチオン強度2.9m当量/g、物質名ジシアンジ
アミド・ポリエチレンアミン;商品名ネオフィックス、
日華化学製)20部、結着剤(完全鹸化ポリビニルアル
コール;商品名PVA117、クラレ製)60部。
【0028】実施例2 実施例1で用いた上質紙の片面に塗料−2を絶乾量で2
5g/m2塗工後、乾燥を行い、インクジェット記録用
シートを得た。 塗料−2 無定型シリカ(平均粒子径12μm;商品名サイリシア
470、富士シリシア製)100部、カチオン樹脂(カ
チオン強度3.4m当量/g、物質名ジシアンジアミド
・ホルムアルデヒド、日華化学製)50部、結着剤(部
分鹸化ポリビニルアルコール;商品名PVA420、ク
ラレ製)30部。
【0029】実施例3 実施例1で用いた上質紙の片面に片面に塗料−3を絶乾
量で15g/m2塗工後、乾燥を行い、インクジェット
記録用シートを得た。塗料−3の2 種混合無定型シリカ
の平均粒子径は8.2μmであった。 塗料−3 無定型シリカ(平均粒子径4.3μm;商品名ファインシール
X-45、トクヤマ製)50部、無定型シリカ(平均粒子径
12μm;商品名サイリシア470、富士シリシア製)
50部、カチオン性樹脂(カチオン強度3.5m当量/
g、分子量4,000、物質名ジアリルジメチルアンモ
ニウム塩酸塩;ユニセンスCP−91、センカ製)35
部、シラノール変性ポリビニルアルコール(商品名R−
1130、クラレ製)40部、酢酸ビニル−エチレン系
ラテックス(スミカフレックスS−473、住友化学
製)5部。
【0030】実施例4 ポリプロピレンと無機顔料を含む3層構造で、中心の基
材層と表裏両面に紙状層を有する合成紙(商品名:ユポ
FPG−110、王子油化合成紙製、厚さ110μm)
の片面に塗料−3を絶乾量で15g/m2塗工後、乾燥
を行い、インクジェット記録用シートを得た。
【0031】実施例5 実施例1の無定型シリカファインシールX−45を商品
名ニップシールES(平均粒子径18μm、日本シリカ
工業製)に変更した以外は実施例1と同様にしてインク
ジェット記録用シートを得た。 比較例1 実施例1のカチオン樹脂ネオフィックスを商品名PAA
−HCL−10L(カチオン強度9.2m当量/g、分
子量80,000、物質名ポリアリルアミン塩酸塩、日
東紡製)に変更した以外は実施例1と同様にしてインク
ジェット記録用シートを得た。
【0032】比較例2 実施例2のカチオン樹脂を商品名ユニセンスCP−10
3(カチオン強度6.2m当量/g、分子量100,0
00、物質名ジアリルジメチルアンモニウム塩酸塩、セ
ンカ製)に変更した以外は実施例1と同様にしてインク
ジェット記録用シートを得た。 比較例3 実施例3のカチオン樹脂ユニセンスCP−91を商品名
CM−318(カチオン強度0.5m当量/g、物質名
カチオン変性ポリビニルアルコール、クラレ製)に変更
した以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録用
シートを得た。
【0033】比較例4 実施例1の無定型シリカファインシールX−45を軽質
炭酸カルシウム商品名タマパールTP−121(平均粒
子径1.6μm、奥多摩工業製)に変更した以外は実施
例1と同様にしてインクジェット記録用シートを得た。
【0034】得られた各塗工シートサンプルの評価結果
を表1に示す。カチオン性樹脂のカチオン強度は、0.4g
/lのカチオン樹脂溶液10mlにトルイジンブルー指示薬を
2滴加え、N/400 のポリビニル硫酸カリウム(PVSK)溶液
で滴定を行い、溶液が青色から赤紫色に変色した滴定量
を読み、下記計算式からカチオン樹脂のカチオン強度を
求めた。 カチオン強度(m当量/g)=[1/400( 当量/l) *PVSK滴
定量(ml)*PVSKファクター ] ÷[0.4(g/l) *10(ml)] 今回使用したPVSKのファクターは1.108 であった。また
インクジェット記録適性は以下の方法で評価した。
【0035】(1)印字濃度(発色性):インクジェッ
トプロッター(NOVA JET PROGOインク
ENCAD社製)を用い、ブラック100%、イエロー
100%、マゼンタ100%、シアン100%の各印字
濃度を官能評価した。各インクは発色成分として顔料を
含有するインクであり、ブラックインクは、カーボンブ
ラックを発色成分とし、溶媒は水81.8%とジエチレ
ングリコール18.2%よりなる。マゼンタインクは、
キナクリドンマゼンタ(C.I.PigmentRed122 )を発色成
分とし、溶媒は水84.7%とジエチレングリコール1
5.3%よりなる。 ◎・・・印字濃度が良好 ○・・・若干悪いが実用上問題無し △・・・実用上不十分 ×・・・不良であり実用上問題有り
【0036】(2)にじみ:前記インクジェットプロッ
ター(NOVA JET PROGOインク ENCA
D社製)を用い、シアン100%とマゼンタ100%の
200%重色印字部分のにじみを官能評価した。 ◎・・・にじみがなく良好 ○・・・若干悪いが実用上問題無し △・・・実用上不十分 ×・・・不良であり実用上問題有り
【0037】(3)塗膜強度は、セロハンテープ(ニチ
バン製)剥離試験を行い、官能で評価した。 ◎・・・塗膜強度が良好 ○・・・若干悪いが実用上問題無し △・・・実用上不十分 ×・・・不良であり実用上問題有り
【0038】(4)外観:塗工層表面を目視にて観測し
官能にて評価した。 ◎・・・塗工層表面の外観が非常に滑らかで非常に良好 ○・・・外観が滑らかで良好 △・・・外観が荒れており実用上不十分 ×・・・外観が非常に荒れており実用上問題有り
【0039】
【表1】
【0040】表1から明らかなように、実施例により得
られたインクジェット記録用シートは、印字の発色性、
にじみおよび塗膜強度のいずれに関しても非常に優れて
いる。これに対して比較例により得られたインクジェッ
ト記録用シートは、印字の発色性、にじみおよび塗膜強
度において良好な結果は得られなかった。本発明のイン
クジェット記録用シートは、顔料インク用インクジェッ
ト記録用紙として印字の発色性、にじみおよび塗膜強度
に優れている。
【0041】実施例II-1 支持体として、高白色度の木材パルプを原料とし、白さ
や表面平滑性に優れる原紙(製品名:マシュマロ;王子
製紙製、坪量105g/m2)を用い、下記の配合のイン
ク受容層用塗工液を乾燥重量が15g/m2となるように
塗工、乾燥し被記録体を得た。 (インク受容層用塗工液:20%濃度水分散液)カチオ
ン性樹脂としてポリジアリルジメチルアンモニウム塩酸
塩30%水溶液(商品名:ユニセンス CP101、セ
ンカ製、カチオン当量5.0m当量/g,平均分子量2
0,000) 65部、無定型シリカ(商品名:ファイ
ンシールX−45、トクヤマ製、4.3μm) 100
部、ポリビニルアルコール(商品名:PVA105、ク
ラレ製)固形分濃度10%水溶液 200部、 水
【0042】実施例II-2 下記インク受容層用塗工液を用いた以外は実施例II-1
と同様にして被記録体を得た。 (受容層用塗工液:20%濃度水分散液)カチオン性樹
脂としてポリジアリルジメチルアンモニウム塩酸塩30
%水溶液(商品名:ユニセンス CP90、センカ製、
平均分子量4,000、カチオン当量3.5m当量/
g) 65部、無定型シリカ(商品名:ファインシール
X−45、トクヤマ製) 100部、ポリビニルアルコ
ール(商品名:PVA105、クラレ製)固形分濃度1
0%水溶液 200部、水
【0043】比較例II-1 実施例II-1で用いた支持体上に、下記の受容層用塗工
液を乾燥重量が15g/m2となるように塗工、乾燥し
被記録体を得た。 (受容層用塗工液:20%水溶液)カチオン性樹脂とし
てポリジアリルジメチルアンモニウム塩酸塩30%水溶
液(商品名:ユニセンス CP103、センカ製、平均
分子量100,000、カチオン当量6.2m当量/
g) 65部、無定型シリカ(商品名:ファインシール
X−45、トクヤマ製) 100部、ポリビニルアルコ
ール(商品名:PVA105、クラレ製)固形分濃度1
0%水溶液 200部、水
【0044】上記で得られた被記録体をENCAD社製
NOVAJETにてGOインク(顔料タイプインク、
プロッター用)を用いてそれぞれ下記の色を印字した。
インク単色(シアン、イエロー、マゼンタ)の100%
および2重色(レッド、200%)。 評価項目 (記録濃度)ベタ記録部の光学濃度をマクベス濃度計(
マクベス社製、RD−914 型)で測定した。インクの色
の応じてフィルターを選択した。 (インク吸収性)ベタ記録部の記録直後に記録部を指で
触り、インクの吸収性を見た。 ○ :全くべたつかず十分に吸収していた。 △ :ややべたつくが記録面は乱れない。 × :べたつきがあり、実用上問題となるレベルであ
る。 (記録部耐擦過性)記録サンプルを1日間乾燥した後、
記録部分を指でこすり、記録部分の濃度低下と指へのイ
ンクの付着の程度を目視判定した。 ○ :全く濃度が低下せず、指にもインクが付着しな
い。 △:やや擦られたあとが残るが指にはインクが付着しな
い。 ×:擦られた跡がはっきり残り、実用上問題となるレベ
ルである。
【0045】(記録部滲み)重色と単色記録の境界部分
のインクの滲みを、記録直後に目視判定した。 ○:ほとんど滲みが見られない。 ○―:わずかに滲みが見られる。 △:やや滲みが見られる。 ×:滲みが著しく、実用に耐えない。 評価結果をまとめて表2に示す。本発明は記録濃度、画
質、画像保存性に優れ、記録部耐擦過性にも優れた滲み
のない鮮明な画像を与える顔料インクタイプインクジェ
ット記録用被記録体であった。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録用シート
は、顔料インク用インクジェット記録用紙として印字の
発色性、にじみおよび塗膜強度に優れている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体に、無定型シリカ、アルミナと、ア
    ルミノシリケートより選ばれる少なくとも1種の顔料お
    よび結着剤を含有するインク受容層を設けてなり、発色
    成分として顔料を含有するインクを用いて記録するため
    のインクジェット記録体であり、該インク受容層が更に
    コロイド滴定法により測定したカチオン強度が1.5m
    当量/g以上6m当量/g以下であるカチオン性樹脂を
    含有するインクジェット記録体。
  2. 【請求項2】前記カチオン性樹脂のカチオン強度が1.
    5m当量/g以上5m当量/g以下である請求項1記載
    のインクジェット記録体。
  3. 【請求項3】前記カチオン性樹脂がポリジアリルジメチ
    ルアンモニウム塩であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のインクジェット記録体。
  4. 【請求項4】前記カチオン性樹脂の分子量が30,00
    0以下である請求項1〜3のいずれかに記載のインクジ
    ェット記録体。
  5. 【請求項5】前記顔料が無定型シリカである請求項1〜
    4のいずれかに記載のインクジェット記録体。
  6. 【請求項6】前記顔料の平均粒子径が4μm以上15μ
    m以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載のインクジェット記録体。
  7. 【請求項7】請求項1〜6記載のいずれかのインクジェ
    ット記録体に、発色成分として顔料を含有するインク液
    滴を付与することにより記録するインクジェット記録方
    法。
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