JP2000078188A - 優先経路制御方法及びルータ装置 - Google Patents
優先経路制御方法及びルータ装置Info
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- JP2000078188A JP2000078188A JP34394698A JP34394698A JP2000078188A JP 2000078188 A JP2000078188 A JP 2000078188A JP 34394698 A JP34394698 A JP 34394698A JP 34394698 A JP34394698 A JP 34394698A JP 2000078188 A JP2000078188 A JP 2000078188A
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Abstract
高いデータから低いデータまでを最適な優先度でルーテ
ィング処理でき、ネットワークの帯域利用効率を向上可
能な優先経路制御方法及びルータ装置を提供すること。 【解決手段】 複数の入力ポート21から入力された通
信パケットを複数の出力ポート23へ出力するスイッチ
部22を、通信パケットに付与された宛先アドレスに対
応してその経路を切り替える空間スイッチ27ととも
に、複数の通信パケットの順序を任意に入れ替え可能な
時間スイッチ28とで構成し、該時間スイッチ28を複
数の通信パケットの順序が各通信パケットに付与された
送達希望時刻に対応する順序となるよう制御する。
Description
速かつ効率良くルーティング可能な優先経路制御方法及
びルータ装置に関するものである。
ークを介して情報を効率良く交換・伝送するために、交
換機(exchange)やルータ(router)等
の経路制御装置(以下、「ルータ装置」と呼ぶ。)が用
いられる。このルータ装置は、特に、インターネットを
介した情報データ通信で広く用いられており、インター
ネットを構成する上で重要な役割をはたしている。以
下、図1を参照して、従来のルータ装置について説明す
る。
で、図中、11は複数の入力ポート、12はスイッチ
部、13は複数の出力ポート、14は経路制御部、15
は通信パケットである。
1を参照して説明する。
ト15は、スイッチ部12に入力される。それぞれの通
信パケット15にはパケットの宛先を示す宛先アドレス
(例えばインターネットプロトコル(以下、「IP」と
記す。)で用いられているIPアドレス)15aが付加
されており、スイッチ部12を制御する経路制御部14
はこの宛先アドレス15aに基づいて、通信パケット1
5をどの出力ポート13から出力すべきかを判断する。
成されており、通信パケット15から宛先アドレス15
aを取り出して経路制御部14に問い合わせると、経路
制御部14はルーティングテーブルを検索し、通信パケ
ット15をどの出力ポート13にスイッチングすれば良
いかを得て、その結果を空間スイッチ16に返し、空間
スイッチ16がこの結果を受けて通信パケット15をス
イッチングする。
13にスイッチングされた通信パケット15は、出力ポ
ート13から出力される。
ットが大量に入力された場合、空間スイッチ16におい
て輻輳が発生し、通信パケットは破棄される。
入力された通信パケットをルーティング処理して出力す
ることであって、従来のルータ装置では、経由する通信
量が少なければ小さい遅延でルーティング可能である
が、通信量が多ければ遅延が大きくなり、また、空間ス
イッチの許容能力を越える通信パケットが入力される
と、通信パケットを破棄する。即ち、従来のルータ装置
は、通信パケットを転送するために最大限の努力をする
が、処理能力の限界や通信回線の速度限界によって通信
できないこともあるという、ベストエフォート型のネッ
トワークを提供する。
は、リアルタイム性の高いデータであり、通信の遅延時
間に大きなゆらぎが発生したり、通信パケットに欠落が
生じると、受信側において正確なデータ再生ができなく
なる。このため、これまでは、リアルタイム性の高いデ
ータに対して「帯域保証」という概念の下、予め必要な
通信路の帯域を確保して通信を行うようになしていた。
信者間の全ての回線で帯域を確保しなければならない、
(b)通信量が変動する場合、その最大値で帯域を確保
しなければならないため、帯域利用効率が悪くなる、
(c)ルータ装置において帯域確保のための処理負荷が
大きい、という問題があった。
ってリアルタイム性の高いデータを確実に届けることは
可能であるが、多くの問題を抱えていた。
ト毎に優先度が高いか低いかを表す値を付加し、リアル
タイム性の高い通信パケット等を優先度の高い通信パケ
ットとしてルーティングを行わせることにより、信頼性
を向上させる方法もある。
ットは通過する全てのルータ装置において優先的に扱わ
れ、逆に優先度の低い通信パケットは全てのルータ装置
において優先度が低く扱われてしまうことになる。即
ち、通信パケットの重要の度合いが優先度が高いか低い
かという固定的なパラメータで表されるため、優先度の
高い通信パケットは必要以上に優先処理されるという状
況が生じ、また、通信料金も一律に高くつくという問題
があった。
し、帯域確保を行うことなく、リアルタイム性の高いデ
ータからリアルタイム性を問わないバルクデータまでの
幅広いデータを最適な優先度でルーティング処理でき、
ネットワークの帯域利用効率を向上可能な優先経路制御
方法及びルータ装置を提供することにある。
め、請求項1記載の発明では、通信パケット毎にラベル
付けされた宛先アドレスに基づいて、通信パケットの経
路を切替制御して送り出す経路制御方法において、宛先
アドレスとともに送達希望時刻をラベル付けし、この送
達希望時刻に基づいてパケット処理の優先順位を決定
し、経路制御を行うことを特徴とする。
送達希望時刻に応じた順序で経路制御でき、リアルタイ
ム性の高いデータから低いデータまで最適な優先度でル
ーティング処理できるとともに、ネットワークリソース
を有効活用できる。
ットの送信元アドレス及び宛先アドレスより求められる
送受信者間のメトリック値、または通信パケットの発信
時刻及び送達希望時刻より求められる送達希望時刻まで
の残り時間、あるいはメトリック値と送達希望時刻まで
の残り時間とから求められる値、もしくはこれらの組み
合わせ、をパラメータとして通信料金を決定することを
特徴とする。
域・距離のみによる課金処理に代えて、空間軸あるいは
時間軸における情報の移動距離に基づいて個々のパケッ
ト毎にきめ細かい課金を行うことができる。
置のアドレス及び通信パケットの宛先アドレスより求め
られるルータ装置から宛先までのメトリック値、または
現在時刻及び送達希望時刻より求められる送達希望時刻
までの残り時間、あるいはメトリック値と送達希望時刻
までの残り時間とから求められる値、もしくはこれらの
組み合わせ、をパラメータとしてパケット処理の優先順
位を決定し、経路制御を行うことを特徴とする。
ことなく、情報の属性に応じて処理の差別化を図ること
が可能となり、ネットワークリソースを効率的に運用で
きるとともに、各ルータ装置において個々のパケット毎
に配送が遅れているのかあるいは進んでいるのかを知る
ことができる。
ネットプロトコルバージョン6仕様における通信パケッ
トの中継点オプションヘッダ内に通信パケットの発信時
刻及び送達希望時刻を格納して作成した通信パケットを
用いることを特徴とする。
ットフォーマットを変更することなく、通信パケットに
時間軸情報を付与することができる。
以上の通信パケットにより輻輳が発生した場合、優先度
が低い通信パケットをルータ装置内の記憶装置に一時的
に退避させ、送達希望時刻が近づいて退避中の通信パケ
ットの優先度が上がった場合、あるいは輻輳が収まった
場合に、記憶装置から通信パケットを読み出して経路制
御を再開させることを特徴とする。
けるパケットの破棄を軽減することが可能となる。
ットを送達希望時刻までの残り時間の単位別に待ち合わ
させ、該単位毎に異なる確率で転送処理する場合、待ち
合わせ中に送達希望時刻までの残り時間の単位が変化し
た時は待ち合わせの単位を変更することを特徴とする。
り時間に対応した適切な転送処理が可能となる。
ットを送達希望時刻までの残り時間の単位別に待ち合わ
させ、該単位毎に異なる確率で転送処理する場合、前記
単位毎の転送確率を、該単位毎の待ち合わせ中のパケッ
ト数に応じて変更することを特徴とする。
り時間に応じた待ち合わせ中のパケット数の極端な差を
なくすことができる。
ネットプロトコルバージョン6仕様における通信パケッ
トの中継点オプションヘッダ内に、迂回した際の迂回元
のルータ装置のID、送達希望時刻とは無関係な優先
度、送達希望時刻を越えた場合の扱いを格納して作成し
た通信パケットを用いることを特徴とする。
り、また、通信パケットを待ち合わせなしで最優先で処
理したり、また、送達希望時刻を越えた通信パケットを
そのまま待ち合わせさせたり、廃棄したりを指示でき
る。
置内の記憶装置の使用量及び空き容量、リンクの使用状
況、リンク上の隣接するルータの数、隣接するルータま
での往復にかかる時間等の情報を格納したパケットを隣
接するルータ装置間で交換し、前記情報に基づいて隣接
するルータ装置までのメトリック値を求め、該求めたメ
トリック値を用いてルータ装置から宛先までのメトリッ
ク値を動的に変更することを特徴とする。
うような状況においても適応的なルーティングが可能と
なり、送達希望時刻を満たすパケットが著しく減少する
ことを防止できる。
数の入力ポート及び複数の出力ポートと、複数の入力ポ
ート及び複数の出力ポート間を任意に切替接続可能な空
間スイッチと、入力ポートから入力された通信パケット
をその宛先アドレスに対応する出力ポートへ送出するよ
う空間スイッチを制御する経路制御部とを有するルータ
装置において、複数の通信パケットの順序を任意に入れ
替え可能な時間スイッチと、複数の通信パケットの順序
が各通信パケットに付与された送達希望時刻に対応する
順序となるよう時間スイッチを制御する優先制御部とを
設けたルータ装置、通信パケットの送信元アドレス及び
宛先アドレスより求められる送受信者間のメトリック
値、または通信パケットの発信時刻及び送達希望時刻よ
り求められる送達希望時刻までの残り時間、あるいはメ
トリック値と送達希望時刻までの残り時間とから求めら
れる値、もしくはこれらの組み合わせ、をパラメータと
して通信料金を決定する手段を備えた請求項10記載の
ルータ装置、自装置のアドレス及び通信パケットの宛先
アドレスより求められる自装置から宛先までのメトリッ
ク値、または現在時刻及び送達希望時刻より求められる
送達希望時刻までの残り時間、あるいはメトリック値と
送達希望時刻までの残り時間とから求められる値、もし
くはこれらの組み合わせ、をパラメータとしてパケット
処理の優先順位を決定し、時間スイッチを制御する優先
制御部を備えた請求項10記載のルータ装置、インター
ネットプロトコルバージョン6仕様における通信パケッ
トの中継点オプションヘッダ内に格納された通信パケッ
トの発信時刻及び送達希望時刻を用いる優先制御部を備
えた請求項10乃至12いずれか記載のルータ装置、通
信パケットを一時的に記憶する記憶装置と、処理能力以
上の通信パケットが入力されて輻輳が発生した場合、優
先度が低い通信パケットを記憶装置に一時的に退避さ
せ、送達希望時刻が近づいて退避中の通信パケットの優
先度が上がった場合、あるいは輻輳が収まった場合に、
記憶装置から通信パケットを読み出して優先経路制御を
再開させる制御手段とを備えた請求項10乃至13いず
れか記載のルータ装置、送達希望時刻までの残り時間の
単位別に分割された時間スイッチと、待ち合わせ中に送
達希望時刻までの残り時間の単位が変化した一の時間ス
イッチ内の通信パケットを、該変化後の単位に対応する
時間スイッチへ移す手段とを備えた請求項10乃至14
いずれか記載のルータ装置、送達希望時刻までの残り時
間の単位別に分割された時間スイッチと、前記単位毎の
時間スイッチにおける通信パケットの取り出し確率を、
該単位毎の時間スイッチにおける待ち合わせ中のパケッ
ト数に応じて変更する手段とを備えた請求項10乃至1
5いずれか記載のルータ装置、インターネットプロトコ
ルバージョン6仕様における通信パケットの中継点オプ
ションヘッダ内に格納された迂回した際の迂回元のルー
タ装置のID、送達希望時刻とは無関係な優先度、送達
希望時刻を越えた場合の扱いを用いる優先制御部を備え
た請求項10乃至16いずれか記載のルータ装置、ルー
タ装置内の記憶装置の使用量及び空き容量、リンクの使
用状況、リンク上の隣接するルータの数、隣接するルー
タまでの往復にかかる時間等の情報を格納したパケット
を作成し、隣接するルータ装置間で交換する手段と、前
記パケット内の情報に基づいて隣接するルータ装置まで
のメトリック値を計算する手段と、前記求めたメトリッ
ク値を用いてルータ装置から宛先までのメトリック値を
動的に変更する手段とを備えた請求項10乃至17いず
れか記載のルータ装置、によって実現される。
及びルータ装置の実施の形態について、図面を参照して
詳細に説明する。
ルータ装置の基本構成を示すもので、図中、21は複数
の入力ポート、22はスイッチ部、23は複数の出力ポ
ート、24は経路制御部、25は優先制御部、26は通
信パケットである。
と複数の出力ポート23との間を自在に接続できる空間
スイッチ27と、本ルータ装置に入力される通信パケッ
トの出力順を並べ替え可能な時間スイッチ28とからな
り、空間スイッチ27は経路制御部24により制御さ
れ、時間スイッチ28は優先制御部25により制御され
る。
6には、IPアドレスのようなネットワーク層の宛先ア
ドレス26aの他、通信パケットの相手先の「送達希望
時刻26b」が含まれる。図1に示したような空間スイ
ッチのみからなる従来のルータ装置とは異なり、スイッ
チ部22を空間スイッチ27及び時間スイッチ28で構
成し、宛先を示すネットワーク層アドレス(IPアドレ
ス)26aに基づいた経路制御(空間スイッチの切り替
え)に加え、新たに「送達希望時刻26b」に基づいて
通信パケットの送出順を優先制御することにより、ネッ
トワークリソースを有効利用できる。
は、唯一の時点を示す時刻である場合とともに、ある時
間幅を持つ場合(時間幅の指定方法としては、送達希望
の開始時刻及び最終時刻を指定する、開始時刻または最
終時刻と時間(予め取り決めておくことにより省略も
可)を指定する等)も含むものとする。
いての説明である。
トの優先制御の原理を図3により説明する。
らなる2次元空間上の移動と捉えて表現しており、該2
次元空間の情報伝達ベクトルとして示している。即ち通
信、情報の伝達とは、図3のような2次元空間上のある
位置ベクトルから位置ベクトルへの空間ベクトルとして
表現できる。
身を時間軸上のアドレスとして用いることができる。一
方、空間軸要素はIPアドレス等のネットワーク層のア
ドレスであり、IPバージョン4(以下、「IPv4」
と記す。)ならば32ビットの一次元空間であり、IP
バージョン6(以下、「IPv6」と記す。)ならば1
28ビットの一次元空間である。
レス空間は線形空間でないため、IPアドレス間の距離
としてルータ装置間のメトリック値を用いる。
ットワーク層アドレスによる2次元空間上の空間ベクト
ルとして表現し、ベクトルの時間軸成分、空間軸成分、
大きさ、偏角といった各要素により、通信パケットが運
ぶ情報属性を分類し、ルータ装置内における処理の優先
度等の差別化を図るようになしている。
すものである。情報伝達の空間ベクトルzにおける始点
=情報の出発点の時間軸成分は発信時刻ts、空間軸成
分は送信元ネットワーク層アドレスssである。また、
情報伝達の空間ベクトルにおける終点=情報の到着(希
望)点の時間軸成分は情報の送達希望時刻(送達期限)
td、空間軸成分は送達先ネットワークアドレスsdであ
る。
装置間メトリック値を基準にしたエンド−エンドのパケ
ットの移動距離であり、時間軸上の移動距離|td−ts
|はパケット発信時に要求された送達希望時刻までの残
り(余裕)時間である。
表し、偏角 Θz=arctan{|sd−ss|/|td−ts|} は単位時間当たりの空間軸上の移動距離に対応してい
る。
角Θzが大きい情報伝達は単位時間当たりより遠くへ伝
達される必要があり、偏角Θzは通信コストあるいは通
信料金の算出パラメータとして利用できる。また、偏角
Θzの値が同一であっても、時空間上の移動距離|z|
が大きければ、通過するルータ装置数や伝送距離が大き
いことを意味するため、|z|も通信コストあるいは通
信料金の算出パラメータとして利用できる。
のみによる料金算出に代わり、空間軸の移動距離|sd
−ss|、時間軸の移動距離|td−ts|や、時空間上
のベクトルの大きさ|z|、偏角Θzといった個々のパ
ラメータ、あるいはそれらの組み合わせによってパケッ
ト毎のより細かな課金が行えるようになる。
いての説明である。
における情報伝達の空間ベクトルを表している。この
時、ベクトルの始点の時間軸成分はルータ装置内に情報
が存在する時の現在時刻tcを表し、空間軸成分はルー
タ装置のネットワーク層アドレスscを表す。従って、
yは通信途上のルータ装置から最終目的地までの情報伝
達の空間ベクトルである。
にした当該ルータ装置から相手先アドレスまでの残りの
距離を表し、|td−tc|は現時点での送達期限までの
残り(余裕)時間を表す。また、ベクトルの大きさ |y|={(td−tc)2+(sd−sc)2}1/2 は通信パケットを処理する現在のルータ装置から最終到
達点まで、時空間上でどれだけ移動距離が残っているか
を表しており、偏角 Θy=arctan{|sd−sc|/|td−tc|} は送達希望時刻tdまでに情報を伝達し終わるために、
今後、単位時間当たり空間軸上を移動しなければならな
い距離を表している。
sc|、|td−tc|、|y|、Θyのいずれか、あるい
はこれらを組み合わせたものをパラメータとしてルータ
装置はパケットルーティング処理の優先度を決定する。
優先処理について、図3及び図4を参照して説明する。
図3ではリアルタイムデータ転送とファイルデータ転送
という2つの種類の異なる情報伝達を空間ベクトルとし
て表現している。リアルタイム転送では短時間のエンド
−エンド情報伝達が要求されるため、ファイルデータ転
送と比較してベクトルの偏角Θが大きい。
リアルタイムデータと偏角Θyの小さなファイルデータ
のいずれも処理しなければならない場合、偏角Θyの値
により処理の優先度を決定するのであれば、ファイルデ
ータをルータ装置内に蓄積し、待ち合わせを行うことで
優先度の高いリアルタイムデータを先に処理・送出する
ことが可能となる。
現在時刻と送達希望時刻の差異や空間軸上の残りの距離
から上位レイヤの終端をすることなく、情報の属性に応
じて処理の差別化を図ることが可能となり、ネットワー
クリソースを効率的に運用できる。
いての説明である。
廃棄メカニズムの目安として捉えることもできる。例え
ば、ルータ装置内で、送達希望時刻を過ぎたパケットに
ついてはこれを受信先へ送達しても意味の無い情報であ
ると判断できるため(リアルタイムで再生されるストリ
ームデータ等)、輻輳状態に至らなくともルータ装置内
で積極的に廃棄することができる(ルータ装置における
現在時刻tc>送達希望時刻tdの場合)。
ため、初期値Θzとルータ装置内での現在値Θyを比較す
ることで、通信パケットの送達が予定より遅れている
か、進んでいるかを判断することができ、これをルータ
装置内での処理の優先度に反映させることも可能とな
る。
ての補足説明である。
例を示すものである。空間軸成分、即ち送信元IPアド
レスss及び宛先のIPアドレスsdはIPv6ヘッダと
してそれぞれ128bitで表現されている。時間軸成
分、即ち発信時刻tsと、送達希望時刻tdはIPv6ヘ
ッダの後に続く中継点オプションヘッダを用いて、これ
らをそれぞれ32bitで表現し、格納する。
IPv6ヘッダ>中継点オプションヘッダ(hop−b
y−hop options header)>終点オ
プションヘッダ(destination optio
ns header)>経路制御ヘッダ(routin
g header)>断片ヘッダ(fragmenth
eader)>認証ヘッダ(authenticati
on header)>暗号ペイロード(encaps
ulating security payload)
>終点オプションヘッダ>上位層ヘッダ(TCPあるい
はUDP等)であり、中継点オプションヘッダは、オプ
ションヘッダとしては最も高い優先度で処理される。
ダ番号には中継点オプションヘッダ(HBH)を表現す
る「0」が入る。発信時刻、送達希望時刻を格納する中
継点オプションヘッダの次ヘッダ番号には次に続くヘッ
ダが例えば、TCPヘッダであれば「6」という値が格
納される。
ダ長(128ビット)を8バイト単位(64ビット)で
表現して−1した値、即ち「1」が入る。
り、上位2ビットでルータ装置がオプションを認識でき
なかった場合の動作を示し、次の1ビットでオプション
が配送経路上で変更可能かどうかを表し、下位5ビット
はオプションの内容を示すオプション番号部分となる。
本ルータ装置で用いるIPv6ヘッダの場合、動作は
「00」(認識できない場合は続み飛ばすという意)、
経路上変更可能ビットは「OFF」、オプション番号部
分については、IANA(Internet Assi
gned Numbers Authority)に登
録することによってRFCに記述される新しい番号を入
れる。オプションデータ長は当該オプションデータ長を
バイト表現したもので「12」が入る。
tdが、情報伝達ベクトルの始点及び終点アドレスとし
て32ビットずつ格納される。中継点オプションヘッダ
の最後の4バイトは時刻情報の単位等の付加情報の格納
用として予約するが、時刻情報の単位をミリ秒(m
s)、秒(s)、時間(hour)のように3段階で荒
く表現する場合はIPv6ヘッダの優先度(4ビット)
を利用して時刻情報の単位を表して(格納して)も良
い。
いての説明である。
ることで既存のIPv6のパケットフォーマットを変更
せずに時間軸成分を運ぶことができ、従来の時間軸成分
を情報として持たない既存のパケットと同等に処理する
ことも可能となる。
達希望時刻は、例えばMPEGファイルのような等時性
(アイソクロナス性)情報を運ぶ際の再生タイミングを
表現していると言える(MPEGのTSフレームのよう
な)。即ち、通信パケットに添付されている送達希望時
刻は受信先でアイソクロナスデータを再生するタイムス
タンプとして利用できるため、ネットワークは遅延の揺
らぎを抑えるといったアイソクロナス性保証のための転
送メカニズムを実装する必要がなくなる。
対的なシーケンス番号とみなすことも可能であり、元情
報を再構成することが可能であるため、ネットワークは
通信パケット到着の順序性を保証する必要がなくなり、
ルータ装置はより簡便な転送メカニズムを実装できる。
いての補足説明である。
て説明する。
で、同図(a)は全体斜視図、同図(b)は配線図である。図
中、31A,31B,31C,31Dは全二重通信路を
有しかつ図2で述べた経路制御部、優先制御部及び時間
スイッチを構成する入出力部、32はディスクアレイ用
コンピュータ(PC)、33は入出力部31A〜31D
及びディスクアレイ用PC32間を空間的にスイッチン
グするスイッチ(SW)部、34は制御用コンピュータ
(PC)、35はこれらを接続する専用バックプレー
ン、36はディスクアレイである。
でリンクステート情報をやり取りするルーティングプロ
トコルが実装され、ルータ装置間の空間軸上の距離を測
定する如くなっている。
一構成であり、図7にその詳細構成の一例、ここではネ
ットワークとのデータのやりとりを光信号で行うように
なした場合の例を示す。図中、311aは光入力部(O
pt in)、311bは光出力部(Opt ou
t)、312はシリアル・パラレル変換器(S/P)、
313はデータリンク層終端部、314はFPGA(F
ield Programmable Gate ar
ray)、315は信号処理プロセッサ(DSP)、3
16a,316b,316cはシンクロナスSRAM
(SSRAM)等からなる高速メモリ、317は連想メ
モリ(Content Addressable Me
mory:CAM)、318はシンクロナス(syn
c.)FIFOメモリ、319はインタフェース部(I
/F)である。
先制御部及び時間スイッチを構成するようすをその動作
概要とともに説明する。
介して届いたパケットデータは、光入力部311aで光
電変換され、S/P312でシリアル・パラレル変換さ
れた後、ギガビットイーサネット(Gigabit E
thernet)等のデータリンク層終端部313を経
てIPデータグラムとして取り出され、FPGA314
において時間軸成分の精度(単位)により振り分けられ
る。
示したようにIPv6ヘッダの優先度あるいは時間軸成
分を格納する中継点オプションヘッダの末尾部分に格納
されている。図7の例では、時間軸成分の単位をミリ秒
(ms)、秒(s)、時間(hour)の3段階に分類
している。
位毎に分類されたデータはIPデータグラムのまま、ミ
リ秒(ms)用,秒(s)用,時間(hour)用の高
速メモリ316a,316b,316cへ格納される。
この時、IPデータグラムはメモリ内に順に格納され、
メモリはリングバッファとして利用される。
納されるIPデータグラムのヘッダ部(中継点オプショ
ンヘッダを含む。)は、経路計算及び情報伝達ベクトル
の偏角Θy計算用のDSP315へ渡される。
スsdから経路を計算し、当該パケットをどの方路から
送出すべきか、即ちSW部33を介して次にどの入出力
部へ送出すべきかを決定する。
メモリ316a〜316cへIPパケットを格納した際
のライトアドレス(wp)とともにCAM317へ格納
される。この時、{方路、単位、wp}を格納するCA
M317のライトアドレスはDSP315で計算された
Θyの逆数を用いる。
アドレスを与えて格納されているデータへアクセスする
のではなく、検索ワードを与え、これに一致するデータ
が格納されているアドレスを知るというメモリである。
て、方路及び単位を与えることで、特定の方路及び単位
の情報だけを取り出すことができる。方路及び単位が一
致する情報が複数格納されている場合、CAM317は
格納されているデータの中から最小アドレスを返すた
め、{方路、単位、wp}を格納するCAM317のラ
イトアドレスにΘyの逆数を用いることで、特定方路行
きの特定単位の最大Θy情報、即ち最大Θyを持つIPデ
ータグラムの高速メモリ316a〜316cへの格納位
置wpを知ることができる。
a〜316cのリードアドレス(rp)に用いること
で、常に特定方路行きの特定単位の最大Θyを持つIP
データグラムを高速メモリ316a〜316cから取り
出すことができる。
取り出された、最大のΘyとなるIPデータグラムはI
/F319を経て、バックプレーン35を介してSW部
33へ転送される。
を介して到着したIPデータグラムは、I/F319を
経てSync.FIFOメモリ318で受信される。S
ync.FIFOメモリ318に格納されたIPデータ
グラムは順次、データリンク層終端部313、S/P3
12、光出力部311bへ送られ、光信号に変換されて
ネットワークへ送出される。
細構成を示すもので、同図(a)は回路構成図、同図(b)は
切替接続の説明図である。図中、331は高速クロスバ
スイッチチップで構成される5×5スイッチ構成のクロ
スバスイッチであり、その5つの入力ポート及び出力ポ
ートには4つの入出力部31A〜31Dとともに、ディ
スクアレイ用PC32が接続されている。また、332
は切替制御用のCPUであり、クロスバスイッチ331
を、タイミングを管理しつつ、同図(b)に示すような各
入出力ポートのl対1接続を全て網羅する5つのフェー
ズに切り替え制御する如くなっている。なお、フェーズ
とフェーズとの間にはガードタイムが設定されている。
刻tdが∞(無限大)に設定されているような優先度の
低いIPデータグラムを格納するための大容量の記憶装
置、ここではディスクアレイ36を制御するためのもの
である。
送達希望時刻が無限大に設定されているような通信パケ
ットは、入出力部31A〜31DからSW部33及びP
C32を介して、一旦、ディスクアレイ36に蓄積さ
れ、然るべき時間経過を待ってPC32及びSW部33
を介して再度、入出力部へ読み出される。
ことにより、時刻を問わず送達して構わないデータであ
ることを指定できるので、ルータ装置内の記憶装置に蓄
積しながら、確実に伝達されるという情報伝達サービス
クラスを新たに定義することができる。また、トラフィ
ック輻輳時においても低優先度パケットを廃棄するので
はなく、記憶装置に待避させることができるため、パケ
ット廃棄率を改善でき、その結果、エンド−エンドの簡
便な送達確認メカニズムを持つトランスポートレイヤに
より信頼性の高いデータ転送が実現できる。
データを退避させる点が、請求項5及び14記載の発明
と対応している。
高速メモリ316a〜316cへのパケットデータの格
納は、時間軸成分の単位(ミリ秒、秒、時間)毎に単純
に受信した順に行われ、また、高速メモリ316a〜3
16cからのパケットデータの取り出しは、方路毎及び
時間軸成分の単位毎に単純に優先度(Θy)の高い順に
行われていた。
況下において、ある時間軸成分の単位、例えば時間
(h)に対応したメモリ316c内に格納されたパケッ
トデータの送達希望時刻までの残り(余裕)時間が少な
くなったりしても、他のメモリ316a,316b内の
パケットデータの転送が優先され、その結果、メモリ3
16cに格納されたパケットデータの送達希望時刻が守
られなくなる場合があり得るという問題があった。
タ装置の実施の形態の他の例の要部、ここでは高速メモ
リ316a〜316cに対するパケットデータの格納
(キューイング:queuing)及び取り出し制御に
かかわる部分を示すものである。
〜316c内におけるパケットデータのキューイングを
優先度(Θy)順に行うとともに、待ち合せ等によって
送達希望時刻までの残り時間の単位(オーダ)が変化し
た場合にはキューイングするメモリそのものを変更す
る。また、パケットデータの取り出しは高速メモリ31
6a〜316c毎に優先度の高いものから行うが、各高
速メモリ316a〜316cからの取り出し(転送)確
率(割合)を、キューイングしているデータ量に応じて
変化させる。
内におけるパケットデータの優先度順のキューイング
は、連想メモリ317から優先度順に取り出されるアド
レスによって並べ替えることにより実現され、優先度
(Θy)が高いものほど各高速メモリ316a〜316
cの先頭(出口)に近く、低いものほど後尾(入口)に
近くなるように配列される。
れたパケットデータは、それぞれのメモリ内で優先度の
高いもの、即ちA、B、Cから取り出される。
希望時刻までの残り時間のオーダが変化してしまった場
合、例えばオーダが時間(h)のメモリ316c内のパ
ケットCの送達希望時刻までの残り時間が59分59秒
以下になった場合、オーダ遷移制御部41によりc1の
ルートを通って速やかに秒(s)のメモリ316bの最
後尾に移る。また、同様にオーダが秒(s)のメモリ3
16b内のパケットBの送達希望時刻までの残り時間が
999ms以下になった場合、オーダ遷移制御部41に
よりb1のルートを通ってミリ秒(ms)のメモリ31
6aの最後尾に移る。これは連想メモリ317における
時間軸成分の単位のビットを書き替えることにより実現
される。
らのパケットデータの取り出しに関しては取り出し制御
部42によって、さらに詳細に制御される。
6a〜316c内の格納パケットデータ数(キューの長
さ)の変動を観測しており、それによりメモリ316a
〜316c毎の取り出し確率を変化させる。但し、取り
出し確率は0<確率<lの範囲での変動とし、待ち合わ
せ及び到着パケットの全くないメモリが存在しない限
り、特定のメモリのみから取り出したり、特定のメモリ
に関して全く取り出さなかったりということはない。
ーイング及びオーダ遷移制御アルゴリズムを表すフロー
チャートである。また、図12〜図14はパケット送信
時の取り出し制御アルゴリズムを表すフローチャートで
ある。
の発明についての説明である。
間軸情報の他の格納例を示すものである。ここで、送達
希望時刻としてtd1,td2という2種類が存在する
が、これは送達希望時刻としてtd1より後、td2よ
り前という指定を可能とするものである。即ち、図5と
同様のtdの扱いにするためにはtd1=0とすれば良
く、また、td1=td2とした場合は、ちょうどその
時刻に送達されるようにパケットの転送を行う。
回を行う時、パケットループを防ぐために迂回元のルー
タIDを記述する。迂回していない場合は「0」であ
る。この変更を行うため、オプションタイプの経路上変
更可能ビットは図5と異なり、「1」となる。
ールドを設ける。優先度が「1」の場合、最も優先度が
高いものとして、ルータが受信したパケットはキューイ
ングを行わずに素早く次のルータへ送る。この場合、送
達希望時刻のフィールドは参照せず、従って優先度Θの
計算も行わない。「0」の場合は通常通り、送達希望時
刻のオーダ毎のキューイングを行う。
て、送達希望時刻を越えたパケットの扱いを指定する。
「1」の場合は送達希望時刻を越えても捨てずに配送を
行う。「0」の場合は送達希望時刻を越えたパケットは
廃棄する。
いての説明である。
グプロトコルでは、固定的なメトリック値を用いてお
り、ネットワークを流れるトラフィックの変動に起因す
る、利用可能帯域の変動等による目的地までの処要時間
の変化に対して有効な対策を取り得ない。即ち、途中の
ルータが動作不能になる等、パケットが到達不能になら
ない限り、輻輳により転送効率が落ち、パケットロスが
発生し始めても、ルーティングテーブル作成時に「最短
である」とみなされた経路を採り続けるという問題が生
じる。このため、ネットワークのトラフィック状況によ
っては送達希望時刻を満たすパケットが著しく減少する
可能性がある。
ットワーク状況に関する情報を交換し、メトリック値を
動的に変更可能とすることにより解決できる。
ystem:自律システム)内のルーティング情報の伝
播の一例として、OSPF(Open Shortes
tPath First)のLSA(Link Sta
te Advertisement)パケットにおける
隣接ルータとの交換情報の格納例である。
ため、flooding scopeはLink Lo
calである。ここでいうCLASSはキュー(高速メ
モリ)の数と一致しており、ms,s,hの3つのキュ
ーを持つのであればCLASS=3となる。
め、大容量の半導体メモリ及びハードディスクをストレ
ージとして用いる場合は、その後のSTRビットを立て
る。また、if_numはルータに挿してあるインタフ
ェースの総数である(但し、コミュニケーションポート
等、管理の時にしか使用しないインタフェースは除
く。)。qlen_usedは各キュー内にキューイン
グされているパケット数であり、qlen_unuse
dは各キューの空き、即ち格納可能なパケット数を示し
ている。
edはそれぞれメモリバッファの使用量、空き容量をb
ytes単位で表す値である。同様にmemory_u
sed、memory_unused及びdisk_u
sed、disk−unusedもストレージに関する
使用量、空き容量をKbytes単位で表す値である。
これらのパケット数、容量は測定時の瞬間的な値ではな
く、ある時間区間毎の平均値である。
報をメンバに持つ構造体である。tr_if.inte
rface_idはルータ内でインタフェースを一意に
識別するIDであり、tr_if.if_baudra
teはインタフェースの物理速度を示す。
あたりのそのインタフェースを経由してルータ内に入っ
てきたパケットのbytes数を示す。point−t
o−pointのリンクであれば、この数値がリンクの
使用状況を示し、また、point−to−multi
pointのリンクであれば、リンク上の全てのルータ
のstatisticsを集計したものがリンクの使用
状況となる。
ンク上の隣接ルータの数である。tr_if.rout
er_idは隣接ルータのidであり、tr_if.r
ttはその隣接ルータまでの往復にかかる時間RTT
(Round Trip Time)である。
接ルータまでのメトリック値をそれぞれ計算する。その
際、各ルータへのメトリック値をms,s,h用にそれ
ぞれ3種類計算する。この計算式は得られた情報の関数
として計算される。よってメトリック値は動的なものと
なり、このうちmsのメトリック値を代表値としてAS
内全てのルータにfloodingにより配布する。こ
のメトリック値を図3における空間アドレス上の距離に
相当するものとしてΘyを計算する。
送られる交換情報が構造体Aのメンバとして与えられた
とし、ルータA内のmsのキューに存在するパケット数
の平均値及び格納可能なパケットの数の平均値がそれぞ
れA.qlen_used[0]及びA.qlen_u
nused[0]、また、同様にA内のメモリバッファ
の使用量及び残容量がそれぞれA.mbuf_used
及びA.mbuf_unused、さらにルータAとの
RTTがA.RTT、ルータAが存在するリンクの物理
速度をA.if_baudrate、ルータAが存在す
るリンク上のルータCに対する全ての隣接ルータより得
た使用状況から算出した当該リンクの使用状況をA.s
tatisticsとして与えられたとすると、これら
を用いて隣接ルータAへのmsにおけるメトリック値|
SA−SC|msを表すと、 |SA−SC|ms=f(A.qlen_used[0],
A.qlen_unused[0],A.mbuf_u
sed,A.mbuf_unused,A.rtt,
A.if_baudrate,A.statistic
s) となる。以下、同様にs,hにおけるメトリック値は、 |SA−SC|s=g(A.qlen_used[1],
A.qlen_unused[1],A.mbuf_u
sed,A.mbuf_unused,A.memor
y_used,A.memory_unused,A.
rtt,A.if_baudrate,A.stati
stics) |SA−SC|h=h(A.qlen_used[2],
A.qlen_unused[2],A.mbuf_u
sed,A.mbuf_unused,A.disk_
used,A.disk_unused,A.rtt,
A.if_baudrate,A.statistic
s) となる。
以下の数式を示す。
used[0]+βmsA.qlen_unused
[0])+γms(A.mbuf_used+δmsA.m
buf_unused)}・A.rtt/{1・1・
(A.if_baudrate−A.statisti
cs)} |SA−SC|s={αs(A.qlen_used[1]
+βsA.qlen_unused[1])+γs(A.
mbuf_used+δsA.mbuf_unuse
d)+εs(A.memory_used+ζsA.me
mory_unused)}・A.rtt/{1・1・
(A.if_baudrate−A.statisti
cs)} |SA−SC|h={αh(A.qlen_used[2]
+βhA.qlen_unused[2])+γh(A.
mbuf_used+δhA.mbuf_unuse
d)+εh(A.disk_used+ζhA.disk
_unused)}・A.rtt/{1・1・(A.i
f_baudrate−A.statistics)} 上式中、1は全て1秒を表しており、それぞれの式を無
次元化するために挿入してある。また、αは平均パケッ
トサイズ、β〜ζは全て実定数であり、γ,εに関して
は正、β,δ,ζに関しては負である。
ク値を用い、それぞれでルーティングテーブルを作成す
る。但し、他のルータに配布するメトリック値は前述の
通りmsのメトリック値のみであり、逆に他のルータか
ら配布されてくるメトリック値もmsのもののみであ
る。即ち、3種のメトリック値は自ルータから隣接ルー
タまでのメトリック値のみであり、s,hのメトリック
値によるルーティングテーブルは迂回に用いる。
sのメトリック値を最適なパスとして通常用いるが、そ
のパスが込み合ってきた場合、s,hのオーダのキュー
にあるパケットに関してはs,hのメトリック値による
ルーティングテーブルを参照し、迂回が可能であれば迂
回を行う。その際、図15に示したIPv6の中継点オ
プションヘッダ内に迂回元ルータIDを記述する。
いての説明である。
以下のような効果を得ることができる。
の通信パケットを送達希望時刻に応じた順序で経路制御
でき、リアルタイム性の高いデータから低いデータまで
最適な優先度でルーティング処理できるとともに、ネッ
トワークリソースを有効活用できる。
タリンクの伝送帯域・距離のみによる課金処理に代え
て、空間軸あるいは時間軸における情報の移動距離に基
づいて個々のパケット毎にきめ細かい課金を行うことが
できる。
レイヤを終端することなく、情報の属性に応じて処理の
差別化を図ることが可能となり、ネットワークリソース
を効率的に運用でき、また、各ルータ装置において、個
々のパケット毎に配送が遅れているのか、あるいは進ん
でいるのかを知ることができる。
のIPv6のパケットフォーマットを変更することな
く、通信パケットに時間軸情報を付与することができ
る。
ヒック輻輳時においてパケットの破棄を軽減することが
可能となる。
希望時刻までの残り時間に対応した適切な転送処理が可
能となり、可能な限り送達希望時刻を満たすような配送
が可能となる。
希望時刻までの残り時間に応じた待ち合わせ中のパケッ
ト数の極端な差をなくすことができ、可能な限り送達希
望時刻を満たすような配送が可能となる。
の変更が可能となり、また、通信パケットを待ち合わせ
なしで最優先で処理したり、また、送達希望時刻を越え
た通信パケットをそのまま待ち合わせさせたり、廃棄し
たりを指示できる。
トワークが込み合うような状況においても適応的なルー
ティングが可能となり、送達希望時刻を満たすパケット
が著しく減少することを防止できる。
ば、前述した優先経路制御を実行可能なルータ装置を提
供できる。
構成図
の原理の説明図
構成図
部を示す構成図
移制御アルゴリズムを表すフローチャート
移制御アルゴリズムを表すフローチャート
を表すフローチャート
を表すフローチャート
を表すフローチャート
説明図
交換情報の格納例の説明図
ト、24:経路制御部、25:優先制御部、26:通信
パケット、26a:宛先アドレス、26b:送達希望時
刻、27:空間スイッチ、28:時間スイッチ、31
A,31B,31C,31D:入出力部、32:ディス
クアレイ用PC、33:スイッチ(SW)部、34:制
御用PC、35:バックプレーン、36:ディスクアレ
イ、311a:光入力部(Opt in)、311b:
光出力部(Opt out)、312:シリアル・パラ
レル変換器(S/P)、313:データリンク層終端
部、314:FPGA、315:信号処理プロセッサ
(DSP)、316a〜316c:高速メモリ、31
7:連想メモリ(CAM)、318:シンクロナス(s
ync.)FIFOメモリ、319:インタフェース部
(I/F)、331:クロスバスイッチ、332:制御
用CPU、41:オーダ遷移制御部、42:取り出し制
御部。
Claims (18)
- 【請求項1】 通信パケット毎にラベル付けされた宛先
アドレスに基づいて、通信パケットの経路を切替制御し
て送り出す経路制御方法において、 宛先アドレスとともに送達希望時刻をラベル付けし、 この送達希望時刻に基づいてパケット処理の優先順位を
決定し、経路制御を行うことを特徴とする優先経路制御
方法。 - 【請求項2】 通信パケットの送信元アドレス及び宛先
アドレスより求められる送受信者間のメトリック値、ま
たは通信パケットの発信時刻及び送達希望時刻より求め
られる送達希望時刻までの残り時間、あるいはメトリッ
ク値と送達希望時刻までの残り時間とから求められる
値、もしくはこれらの組み合わせ、をパラメータとして
通信料金を決定することを特徴とする請求項1記載の優
先経路制御方法。 - 【請求項3】 ルータ装置のアドレス及び通信パケット
の宛先アドレスより求められるルータ装置から宛先まで
のメトリック値、または現在時刻及び送達希望時刻より
求められる送達希望時刻までの残り時間、あるいはメト
リック値と送達希望時刻までの残り時間とから求められ
る値、もしくはこれらの組み合わせ、をパラメータとし
てパケット処理の優先順位を決定し、経路制御を行うこ
とを特徴とする請求項1記載の優先経路制御方法。 - 【請求項4】 インターネットプロトコルバージョン6
仕様における通信パケットの中継点オプションヘッダ内
に通信パケットの発信時刻及び送達希望時刻を格納して
作成した通信パケットを用いることを特徴とする請求項
1乃至3いずれか記載の優先経路制御方法。 - 【請求項5】 処理能力以上の通信パケットにより輻輳
が発生した場合、 優先度が低い通信パケットをルータ装置内の記憶装置に
一時的に退避させ、 送達希望時刻が近づいて退避中の通信パケットの優先度
が上がった場合、あるいは輻輳が収まった場合に、記憶
装置から通信パケットを読み出して経路制御を再開させ
ることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の優先
経路制御方法。 - 【請求項6】 通信パケットを送達希望時刻までの残り
時間の単位別に待ち合わさせ、該単位毎に異なる確率で
転送処理する場合、待ち合わせ中に送達希望時刻までの
残り時間の単位が変化した時は待ち合わせの単位を変更
することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の優
先経路制御方法。 - 【請求項7】 通信パケットを送達希望時刻までの残り
時間の単位別に待ち合わさせ、該単位毎に異なる確率で
転送処理する場合、前記単位毎の転送確率を、該単位毎
の待ち合わせ中のパケット数に応じて変更することを特
徴とする請求項1乃至6いずれか記載の優先経路制御方
法。 - 【請求項8】 インターネットプロトコルバージョン6
仕様における通信パケットの中継点オプションヘッダ内
に、迂回した際の迂回元のルータ装置のID、送達希望
時刻とは無関係な優先度、送達希望時刻を越えた場合の
扱いを格納して作成した通信パケットを用いることを特
徴とする請求項1乃至7いずれか記載の優先経路制御方
法。 - 【請求項9】 ルータ装置内の記憶装置の使用量及び空
き容量、リンクの使用状況、リンク上の隣接するルータ
の数、隣接するルータまでの往復にかかる時間等の情報
を格納したパケットを隣接するルータ装置間で交換し、 前記情報に基づいて隣接するルータ装置までのメトリッ
ク値を求め、 該求めたメトリック値を用いてルータ装置から宛先まで
のメトリック値を動的に変更することを特徴とする請求
項1乃至8いずれか記載の優先経路制御方法。 - 【請求項10】 複数の入力ポート及び複数の出力ポー
トと、複数の入力ポート及び複数の出力ポート間を任意
に切替接続可能な空間スイッチと、入力ポートから入力
された通信パケットをその宛先アドレスに対応する出力
ポートへ送出するよう空間スイッチを制御する経路制御
部とを有するルータ装置において、 複数の通信パケットの順序を任意に入れ替え可能な時間
スイッチと、 複数の通信パケットの順序が各通信パケットに付与され
た送達希望時刻に対応する順序となるよう時間スイッチ
を制御する優先制御部とを設けたことを特徴とするルー
タ装置。 - 【請求項11】 通信パケットの送信元アドレス及び宛
先アドレスより求められる送受信者間のメトリック値、
または通信パケットの発信時刻及び送達希望時刻より求
められる送達希望時刻までの残り時間、あるいはメトリ
ック値と送達希望時刻までの残り時間とから求められる
値、もしくはこれらの組み合わせ、をパラメータとして
通信料金を決定する手段を備えたことを特徴とする請求
項10記載のルータ装置。 - 【請求項12】 自装置のアドレス及び通信パケットの
宛先アドレスより求められる自装置から宛先までのメト
リック値、または現在時刻及び送達希望時刻より求めら
れる送達希望時刻までの残り時間、あるいはメトリック
値と送達希望時刻までの残り時間とから求められる値、
もしくはこれらの組み合わせ、をパラメータとしてパケ
ット処理の優先順位を決定し、時間スイッチを制御する
優先制御部を備えたことを特徴とする請求項10記載の
ルータ装置。 - 【請求項13】 インターネットプロトコルバージョン
6仕様における通信パケットの中継点オプションヘッダ
内に格納された通信パケットの発信時刻及び送達希望時
刻を用いる優先制御部を備えたことを特徴とする請求項
10乃至12いずれか記載のルータ装置。 - 【請求項14】 通信パケットを一時的に記憶する記憶
装置と、 処理能力以上の通信パケットが入力されて輻輳が発生し
た場合、優先度が低い通信パケットを記憶装置に一時的
に退避させ、送達希望時刻が近づいて退避中の通信パケ
ットの優先度が上がった場合、あるいは輻輳が収まった
場合に、記憶装置から通信パケットを読み出して優先経
路制御を再開させる制御手段とを備えたことを特徴とす
る請求項10乃至13いずれか記載のルータ装置。 - 【請求項15】 送達希望時刻までの残り時間の単位別
に分割された時間スイッチと、 待ち合わせ中に送達希望時刻までの残り時間の単位が変
化した一の時間スイッチ内の通信パケットを、該変化後
の単位に対応する時間スイッチへ移す手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項10乃至14いずれか記載のルー
タ装置。 - 【請求項16】 送達希望時刻までの残り時間の単位別
に分割された時間スイッチと、 前記単位毎の時間スイッチにおける通信パケットの取り
出し確率を、該単位毎の時間スイッチにおける待ち合わ
せ中のパケット数に応じて変更する手段とを備えたこと
を特徴とする請求項10乃至15いずれか記載のルータ
装置。 - 【請求項17】 インターネットプロトコルバージョン
6仕様における通信パケットの中継点オプションヘッダ
内に格納された迂回した際の迂回元のルータ装置のI
D、送達希望時刻とは無関係な優先度、送達希望時刻を
越えた場合の扱いを用いる優先制御部を備えたことを特
徴とする請求項10乃至16いずれか記載のルータ装
置。 - 【請求項18】 ルータ装置内の記憶装置の使用量及び
空き容量、リンクの使用状況、リンク上の隣接するルー
タの数、隣接するルータまでの往復にかかる時間等の情
報を格納したパケットを作成し、隣接するルータ装置間
で交換する手段と、 前記パケット内の情報に基づいて隣接するルータ装置ま
でのメトリック値を計算する手段と、 前記求めたメトリック値を用いてルータ装置から宛先ま
でのメトリック値を動的に変更する手段とを備えたこと
を特徴とする請求項10乃至17いずれか記載のルータ
装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP34394698A JP3563278B2 (ja) | 1998-06-19 | 1998-12-03 | 優先経路制御方法及びルータ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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| JP17247698 | 1998-06-19 | ||
| JP10-172476 | 1998-06-19 | ||
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|---|---|
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ID=26494819
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| JP34394698A Expired - Lifetime JP3563278B2 (ja) | 1998-06-19 | 1998-12-03 | 優先経路制御方法及びルータ装置 |
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