JP2000075698A - ベルト定着装置 - Google Patents
ベルト定着装置Info
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- JP2000075698A JP2000075698A JP10243014A JP24301498A JP2000075698A JP 2000075698 A JP2000075698 A JP 2000075698A JP 10243014 A JP10243014 A JP 10243014A JP 24301498 A JP24301498 A JP 24301498A JP 2000075698 A JP2000075698 A JP 2000075698A
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成の簡略化を図り、しかもベルトの蛇行を
高精度で防止する。 【解決手段】 ベルト6が巻掛けられた加熱ローラ5の
軸端部24を、ポリアミドイミド樹脂から成る軸受26
を介して、支持部材45,73に支持する。軸端部24
には、蛇行検出部材120を相互に回転自在に支持す
る。この一方の軸端部24に支持されるすべり軸受45
には、2つの凸部から成るころがり接触部178,17
9を形成し、前記一方の支持部材45には、2つの凹部
から成るころがり受け部181,182を形成し、この
ころがり受け部によってころがり接触部を支持する。ベ
ルトが蛇行してベルト接触部に接触して蛇行検出部材1
20にわずかなトルクが作用すると、軸端部24が変位
し、ベルトの蛇行が防止される。
高精度で防止する。 【解決手段】 ベルト6が巻掛けられた加熱ローラ5の
軸端部24を、ポリアミドイミド樹脂から成る軸受26
を介して、支持部材45,73に支持する。軸端部24
には、蛇行検出部材120を相互に回転自在に支持す
る。この一方の軸端部24に支持されるすべり軸受45
には、2つの凸部から成るころがり接触部178,17
9を形成し、前記一方の支持部材45には、2つの凹部
から成るころがり受け部181,182を形成し、この
ころがり受け部によってころがり接触部を支持する。ベ
ルトが蛇行してベルト接触部に接触して蛇行検出部材1
20にわずかなトルクが作用すると、軸端部24が変位
し、ベルトの蛇行が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、プリンタおよびファクシミリ装置などの画像形成
装置において実施されるベルト定着装置およびベルトの
蛇行防止装置に関する。
写機、プリンタおよびファクシミリ装置などの画像形成
装置において実施されるベルト定着装置およびベルトの
蛇行防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、特開平9−907
87に開示される。ベルト定着装置は、記録紙上のトナ
ー像を、ベルトを介して加熱溶融させ、その後、冷却
し、ベルトと剥離する方式であり、これによってトナー
を冷却して記録紙に固着させてから、ベルトと剥離させ
るので、ベルトにトナーが付着するオフセット現象が生
じにくいという優れた利点がある。ベルト定着装置で
は、トナー像を有する記録紙が比較的長い距離にわたっ
てベルトに挟持され、いわゆる定着ニップ幅が拡大さ
れ、定着品質が向上される。
87に開示される。ベルト定着装置は、記録紙上のトナ
ー像を、ベルトを介して加熱溶融させ、その後、冷却
し、ベルトと剥離する方式であり、これによってトナー
を冷却して記録紙に固着させてから、ベルトと剥離させ
るので、ベルトにトナーが付着するオフセット現象が生
じにくいという優れた利点がある。ベルト定着装置で
は、トナー像を有する記録紙が比較的長い距離にわたっ
てベルトに挟持され、いわゆる定着ニップ幅が拡大さ
れ、定着品質が向上される。
【0003】或る提案されたベルト定着装置では、ベル
トの蛇行を防ぐために、ベルトに張力を付与するテンシ
ョンローラに、蛇行防止のための工夫を施している。こ
のベルト定着装置では、ベルトの蛇行を防ぐための手段
では、テンションローラの軸端部に、ベルト接触部を有
する蛇行検出部材が設けられる。ベルトが蛇行してその
ベルトの幅方向端部がベルト接触部に接触すると、テン
ションローラと相互に回転自在である蛇行検出部材にト
ルクが作用し、このトルクを利用して、テンションロー
ラの軸端部を、ベルトに初期の回転軸線方向外方の蛇行
成分を打消す逆方向の力が作用するように、変位駆動す
る。
トの蛇行を防ぐために、ベルトに張力を付与するテンシ
ョンローラに、蛇行防止のための工夫を施している。こ
のベルト定着装置では、ベルトの蛇行を防ぐための手段
では、テンションローラの軸端部に、ベルト接触部を有
する蛇行検出部材が設けられる。ベルトが蛇行してその
ベルトの幅方向端部がベルト接触部に接触すると、テン
ションローラと相互に回転自在である蛇行検出部材にト
ルクが作用し、このトルクを利用して、テンションロー
ラの軸端部を、ベルトに初期の回転軸線方向外方の蛇行
成分を打消す逆方向の力が作用するように、変位駆動す
る。
【0004】上述の提案されたベルト定着装置では、前
記軸端部は、たとえば日本工業規格JISに従う玉軸受
が用いられ、金属製であり、定着時のたとえば約160
〜200℃の高温度で使用が可能となるために、耐熱用
グリスが用いられる。したがってこのような軸受は、比
較的高価であり、コストの低減が望まれる。
記軸端部は、たとえば日本工業規格JISに従う玉軸受
が用いられ、金属製であり、定着時のたとえば約160
〜200℃の高温度で使用が可能となるために、耐熱用
グリスが用いられる。したがってこのような軸受は、比
較的高価であり、コストの低減が望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構成
が簡略化され、コストの低減を図ることができるように
したベルトの蛇行防止機能を備えたベルト定着装置およ
びベルトの蛇行防止装置を提供することである。
が簡略化され、コストの低減を図ることができるように
したベルトの蛇行防止機能を備えたベルト定着装置およ
びベルトの蛇行防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、無端状ベルト
と、ベルトが巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数の
ベルト搬送ローラと、ベルトを加熱する熱源と、トナー
像を有する記録紙を、ベルトとの間に挟持して搬送する
加圧ローラとを含むベルト定着装置において、前記ベル
ト搬送ローラのうちの1つの少なくとも一方の軸端部
に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段が設けられ、蛇
行防止手段は、ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸
端部に、その軸端部と相互に回転自在に支持され、ベル
トに接触するベルト接触部123を有する蛇行検出部材
120と、蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、ベル
ト搬送ローラの軸線に直交する予め定める変位方向に変
位可能に支持するローラ支持手段140と、蛇行検出部
材に連結され、蛇行検出部材のベルト接触部にベルトが
接触してトルクが作用したときに、ベルト搬送ローラの
蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、前記予め定める
変位方向に、変位させるローラ軸端部変位手段141と
を含み、ローラ支持手段140は、前記軸端部を回転自
在に支持し、外周部に、前記予め定める変位方向にころ
がり接触するころがり接触部を有するすべり軸受26
と、ころがり接触部をすべり軸受がころがって前記予め
定める変位方向に変位するように受けるころがり受け部
とを有することを特徴とするベルト定着装置である。
と、ベルトが巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数の
ベルト搬送ローラと、ベルトを加熱する熱源と、トナー
像を有する記録紙を、ベルトとの間に挟持して搬送する
加圧ローラとを含むベルト定着装置において、前記ベル
ト搬送ローラのうちの1つの少なくとも一方の軸端部
に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段が設けられ、蛇
行防止手段は、ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸
端部に、その軸端部と相互に回転自在に支持され、ベル
トに接触するベルト接触部123を有する蛇行検出部材
120と、蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、ベル
ト搬送ローラの軸線に直交する予め定める変位方向に変
位可能に支持するローラ支持手段140と、蛇行検出部
材に連結され、蛇行検出部材のベルト接触部にベルトが
接触してトルクが作用したときに、ベルト搬送ローラの
蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、前記予め定める
変位方向に、変位させるローラ軸端部変位手段141と
を含み、ローラ支持手段140は、前記軸端部を回転自
在に支持し、外周部に、前記予め定める変位方向にころ
がり接触するころがり接触部を有するすべり軸受26
と、ころがり接触部をすべり軸受がころがって前記予め
定める変位方向に変位するように受けるころがり受け部
とを有することを特徴とするベルト定着装置である。
【0007】本発明に従えば、定着のための無端状ベル
トを、複数のベルト搬送ローラに巻掛け、このベルトを
熱源によって加熱し、このベルトの外周面と加圧ローラ
との間で、トナー像を有する記録紙を挟持してトナーを
加熱溶融し、トナーを記録紙に固着し、その後、記録紙
をベルトから剥離して定着を行う。
トを、複数のベルト搬送ローラに巻掛け、このベルトを
熱源によって加熱し、このベルトの外周面と加圧ローラ
との間で、トナー像を有する記録紙を挟持してトナーを
加熱溶融し、トナーを記録紙に固着し、その後、記録紙
をベルトから剥離して定着を行う。
【0008】特に本発明では、複数のベルト搬送ローラ
のうちの1つのベルト搬送ローラに、その少なくとも一
方の軸端部に、蛇行検出部材を、軸端部と相互に回転自
在に支持する。ベルトが蛇行によって変位して蛇行検出
部材のベルト接触部に接触すると、蛇行検出部材がベル
トとの摩擦接触によって回転し、ローラ軸端部変位手段
の働きによって、蛇行検出部材の回転運動が直線運動に
変換される。これによって蛇行検出部材を支持する加熱
ローラの少なくとも一方の軸端部24は、予め定める変
位方向に変位する。これによって加熱ローラの前記少な
くとも一方の軸端部が変位すると、ベルトに逆方向の蛇
行変位が発生し、初期の蛇行が解消される。こうして初
期の蛇行変位量に対応した加熱ローラの前記少なくとも
一方の軸端部の変位が自動的に与えられ、ベルトは蛇行
が解消されて安定して走行する。
のうちの1つのベルト搬送ローラに、その少なくとも一
方の軸端部に、蛇行検出部材を、軸端部と相互に回転自
在に支持する。ベルトが蛇行によって変位して蛇行検出
部材のベルト接触部に接触すると、蛇行検出部材がベル
トとの摩擦接触によって回転し、ローラ軸端部変位手段
の働きによって、蛇行検出部材の回転運動が直線運動に
変換される。これによって蛇行検出部材を支持する加熱
ローラの少なくとも一方の軸端部24は、予め定める変
位方向に変位する。これによって加熱ローラの前記少な
くとも一方の軸端部が変位すると、ベルトに逆方向の蛇
行変位が発生し、初期の蛇行が解消される。こうして初
期の蛇行変位量に対応した加熱ローラの前記少なくとも
一方の軸端部の変位が自動的に与えられ、ベルトは蛇行
が解消されて安定して走行する。
【0009】蛇行検出部材、したがって蛇行検出手段
は、前記1つのベルト搬送ローラの両軸端部にそれぞれ
支持されてもよく、またはいずれか一方の軸端部にのみ
支持されてもよい。
は、前記1つのベルト搬送ローラの両軸端部にそれぞれ
支持されてもよく、またはいずれか一方の軸端部にのみ
支持されてもよい。
【0010】本発明に従えば、前記軸端部は、すべり軸
受によって支持され、したがって前述の或る提案された
ベルト定着装置において用いられる玉軸受などのころが
り軸受を用いる構成に比べて、構成の簡略化が図られ、
したがってコストが低減される。すべり軸受は、耐熱性
合成樹脂製であってもよく、たとえばポリアミドイミド
樹脂などから成ってもよく、またはセラミック、焼結金
属などから成ってもよく、成形が可能である。
受によって支持され、したがって前述の或る提案された
ベルト定着装置において用いられる玉軸受などのころが
り軸受を用いる構成に比べて、構成の簡略化が図られ、
したがってコストが低減される。すべり軸受は、耐熱性
合成樹脂製であってもよく、たとえばポリアミドイミド
樹脂などから成ってもよく、またはセラミック、焼結金
属などから成ってもよく、成形が可能である。
【0011】さらに本発明に従えば、後述の図1〜図1
9および図22に示されるように、すべり軸受には、蛇
行防止のための予め定める変位方向に変位するためのこ
ろがり接触部178,179;184,185が形成さ
れ、このころがり接触部は、定着装置本体側に設けられ
たころがり受け部181,182;186,187によ
って受けられる。こうしてすべり軸受は、ベルトの蛇行
時に、ころがり接触部がころがり受け部に受けられてこ
ろがり、前記予め定める変位方向に変位する。したがっ
てベルトが蛇行によって変位して蛇行検出部材のベルト
検出部に摩擦接触して蛇行検出部材にトルクが作用する
と、すべり軸受は容易にころがり、前記予め定める変位
方向に変位することができる。これによってベルトの蛇
行を確実に解消して、ベルトを安定して走行することが
可能になる。
9および図22に示されるように、すべり軸受には、蛇
行防止のための予め定める変位方向に変位するためのこ
ろがり接触部178,179;184,185が形成さ
れ、このころがり接触部は、定着装置本体側に設けられ
たころがり受け部181,182;186,187によ
って受けられる。こうしてすべり軸受は、ベルトの蛇行
時に、ころがり接触部がころがり受け部に受けられてこ
ろがり、前記予め定める変位方向に変位する。したがっ
てベルトが蛇行によって変位して蛇行検出部材のベルト
検出部に摩擦接触して蛇行検出部材にトルクが作用する
と、すべり軸受は容易にころがり、前記予め定める変位
方向に変位することができる。これによってベルトの蛇
行を確実に解消して、ベルトを安定して走行することが
可能になる。
【0012】ころがり摩擦の摩擦係数は、ころがり接触
部ところがり受け部との材料によって決まり、そのころ
がり摩擦係数はたとえば約0.005である。本発明の
実施の他の形態において、すべり軸受を、定着装置本体
側に、すべり摩擦によって前記予め定める変位方向に変
位する構成であるとき、そのすべり摩擦係数は、たとえ
ば約0.15〜0.2である。こうして本発明に従え
ば、すべり摩擦係数の約1/30〜1/40程度のわず
かなころがり摩擦係数で、すべり軸受を前記予め定める
変位方向に変位することができる。したがってベルトの
蛇行により蛇行検出部材にわずかなトルクが作用するだ
けで、前記1つのベルト搬送ローラの蛇行防止手段が設
けられている軸端部を変位して、ベルトの蛇行を高精度
で防止することができるようになる。
部ところがり受け部との材料によって決まり、そのころ
がり摩擦係数はたとえば約0.005である。本発明の
実施の他の形態において、すべり軸受を、定着装置本体
側に、すべり摩擦によって前記予め定める変位方向に変
位する構成であるとき、そのすべり摩擦係数は、たとえ
ば約0.15〜0.2である。こうして本発明に従え
ば、すべり摩擦係数の約1/30〜1/40程度のわず
かなころがり摩擦係数で、すべり軸受を前記予め定める
変位方向に変位することができる。したがってベルトの
蛇行により蛇行検出部材にわずかなトルクが作用するだ
けで、前記1つのベルト搬送ローラの蛇行防止手段が設
けられている軸端部を変位して、ベルトの蛇行を高精度
で防止することができるようになる。
【0013】また本発明は、蛇行防止手段は、前記1つ
のベルト搬送ローラの一方の軸端部のみに設けられ、こ
ろがり受け部を有し、前記1つのベルト搬送ローラを、
ベルトの張力を付与する方向に移動可能に、定着装置本
体に設けられる一方の支持部材45と、前記1つのベル
ト搬送ローラの他方の軸端部を、回転自在に支持するも
う1つのすべり軸受と、前記もう1つのすべり軸受を支
持し、前記1つのベルト搬送ローラを、ベルト張力を付
与する方向に移動可能に、定着装置本体に設けられる他
方の支持部材73と、前記一方の支持部材45と前記他
方の支持部材73とに、ベルト張力をそれぞれ付与する
ベルト張力付与ばねとを含むことを特徴とする。
のベルト搬送ローラの一方の軸端部のみに設けられ、こ
ろがり受け部を有し、前記1つのベルト搬送ローラを、
ベルトの張力を付与する方向に移動可能に、定着装置本
体に設けられる一方の支持部材45と、前記1つのベル
ト搬送ローラの他方の軸端部を、回転自在に支持するも
う1つのすべり軸受と、前記もう1つのすべり軸受を支
持し、前記1つのベルト搬送ローラを、ベルト張力を付
与する方向に移動可能に、定着装置本体に設けられる他
方の支持部材73と、前記一方の支持部材45と前記他
方の支持部材73とに、ベルト張力をそれぞれ付与する
ベルト張力付与ばねとを含むことを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、蛇行防止手段が一方の軸
端部のみに設けられる前記1つのベルト搬送ローラの両
軸端部のいずれもが、すべり軸受によって一方および他
方の支持部材45〜73によって支持され、これらの2
つの支持部材45〜73が、ベルト張力付与ばねによっ
てばね力が与えられ、これによってベルトに張力が付与
され、前記一方の支持部材に、ころがり受け部が形成さ
れ、すべり軸受のころがり接触部を受ける。こうしてベ
ルトの蛇行を高精度に解消し、しかもベルトに適切な張
力を付与することができるようになり、定着品質を向上
することができる。
端部のみに設けられる前記1つのベルト搬送ローラの両
軸端部のいずれもが、すべり軸受によって一方および他
方の支持部材45〜73によって支持され、これらの2
つの支持部材45〜73が、ベルト張力付与ばねによっ
てばね力が与えられ、これによってベルトに張力が付与
され、前記一方の支持部材に、ころがり受け部が形成さ
れ、すべり軸受のころがり接触部を受ける。こうしてベ
ルトの蛇行を高精度に解消し、しかもベルトに適切な張
力を付与することができるようになり、定着品質を向上
することができる。
【0015】また本発明は、ころがり接触部は、前記予
め定める変位方向に間隔をあけて設けられた複数の凸部
または凹部のいずれか一方であり、ころがり受け部は、
前記予め定める変位方向に間隔をあけて設けられた複数
の凸部または凹部のいずれか他方であることを特徴とす
る。
め定める変位方向に間隔をあけて設けられた複数の凸部
または凹部のいずれか一方であり、ころがり受け部は、
前記予め定める変位方向に間隔をあけて設けられた複数
の凸部または凹部のいずれか他方であることを特徴とす
る。
【0016】本発明に従えば、ころがり接触部ところが
り受け部とは、複数の凸部または凹部によって構成さ
れ、すべり軸受のベルト蛇行時における前記予め定める
変位方向への変位を小さなころがり摩擦係数で達成し、
しかもその構成を簡略化することができる。
り受け部とは、複数の凸部または凹部によって構成さ
れ、すべり軸受のベルト蛇行時における前記予め定める
変位方向への変位を小さなころがり摩擦係数で達成し、
しかもその構成を簡略化することができる。
【0017】また本発明は、ころがり接触部ところがり
受け部とは、すべり軸受のベルト反力方向の側に配置さ
れることを特徴とする。
受け部とは、すべり軸受のベルト反力方向の側に配置さ
れることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、ころがり接触部とそれを
受けるころがり受け部とは、すべり軸受のベルト反力方
向の側、すなわち蛇行検出部材が設けられていない残余
のベルト搬送ローラ側、たとえば定着ローラ側に配置さ
れる。したがってベルトに付与される張力がたとえ減少
したとしても、ころがり接触部はころがり受け部に確実
に受けられ、ベルトの蛇行が、ベルト張力の大きさの変
動にかかわらず、確実に防止されることができる。
受けるころがり受け部とは、すべり軸受のベルト反力方
向の側、すなわち蛇行検出部材が設けられていない残余
のベルト搬送ローラ側、たとえば定着ローラ側に配置さ
れる。したがってベルトに付与される張力がたとえ減少
したとしても、ころがり接触部はころがり受け部に確実
に受けられ、ベルトの蛇行が、ベルト張力の大きさの変
動にかかわらず、確実に防止されることができる。
【0019】また本発明は、前記一方の支持部材には、
すべり軸受を周方向に部分的に囲んで、前記予め定める
変位方向とは逆方向にばね力を与える蛇行検出用ばねが
設けられ、このすべり軸受には、前記蛇行検出用ばねと
前記一方の支持部材とを挟む一対の鍔部161,163
が形成され、前記一方の支持部材は、前記1つのベルト
搬送ローラの軸線方向の定着装置本体に、変位が阻止さ
れて支持され、前記もう1つのすべり軸受または前記他
方の支持部材は、定着装置本体に、前記1つのベルト搬
送ローラの軸線方向の変位が可能に支持されることを特
徴とする。
すべり軸受を周方向に部分的に囲んで、前記予め定める
変位方向とは逆方向にばね力を与える蛇行検出用ばねが
設けられ、このすべり軸受には、前記蛇行検出用ばねと
前記一方の支持部材とを挟む一対の鍔部161,163
が形成され、前記一方の支持部材は、前記1つのベルト
搬送ローラの軸線方向の定着装置本体に、変位が阻止さ
れて支持され、前記もう1つのすべり軸受または前記他
方の支持部材は、定着装置本体に、前記1つのベルト搬
送ローラの軸線方向の変位が可能に支持されることを特
徴とする。
【0020】本発明に従えば、すべり軸受は、たとえば
合成樹脂製であって、金型を用いる射出成形などによっ
て容易に製造することができる。
合成樹脂製であって、金型を用いる射出成形などによっ
て容易に製造することができる。
【0021】すべり軸受に一対の鍔部161,163が
形成され、これらの鍔部間で、前記予め定める変位方向
と逆方向にばね力を与える蛇行検出用ばね127を周方
向に部分的に囲むように配置し、しかも前記一方の支持
部材45を介在する。こうしてすべり軸受26と前記一
方の支持部材45と蛇行検出用ばね127とが、蛇行防
止手段が設けられた前記1つのベルト搬送ローラの軸線
方向の変位を阻止して、支持することが容易に可能であ
る。
形成され、これらの鍔部間で、前記予め定める変位方向
と逆方向にばね力を与える蛇行検出用ばね127を周方
向に部分的に囲むように配置し、しかも前記一方の支持
部材45を介在する。こうしてすべり軸受26と前記一
方の支持部材45と蛇行検出用ばね127とが、蛇行防
止手段が設けられた前記1つのベルト搬送ローラの軸線
方向の変位を阻止して、支持することが容易に可能であ
る。
【0022】前記1つのベルト搬送ローラのもう1つの
すべり軸受または前記他方の支持部材は、定着装置本体
に、その軸線方向の変位が可能に支持される。これによ
って定着時の高湿度の状態で前記1つのベルト搬送ロー
ラの熱膨張が可能になるとともに、ベルトの蛇行を確実
に高精度で防止することができる。
すべり軸受または前記他方の支持部材は、定着装置本体
に、その軸線方向の変位が可能に支持される。これによ
って定着時の高湿度の状態で前記1つのベルト搬送ロー
ラの熱膨張が可能になるとともに、ベルトの蛇行を確実
に高精度で防止することができる。
【0023】また本発明は、無端状ベルトと、ベルトが
巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベルト搬送ロ
ーラと、ベルトを加熱する熱源と、トナー像を有する記
録紙を、ベルトとの間に挟持して搬送する加圧ローラと
を含むベルト定着装置において、前記ベルト搬送ローラ
のうちの1つの少なくとも一方の軸端部に、ベルト蛇行
を防止する蛇行防止手段が設けられ、蛇行防止手段は、
ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸端部に、その軸
端部と相互に回転自在に支持され、ベルトに接触するベ
ルト接触部123を有する蛇行検出部材120と、蛇行
検出部材を支持する前記軸端部を、ベルト搬送ローラの
軸線に直交する予め定める変位方向に変位可能に支持す
るローラ支持手段140と、蛇行検出部材に連結され、
蛇行検出部材のベルト接触部にベルトが接触してトルク
が作用したときに、ベルト搬送ローラの蛇行検出部材を
支持する前記軸端部を、前記予め定める変位方向に、変
位させるローラ軸端部変位手段141とを含み、ローラ
支持手段140は、前記軸端部を回転自在に支持し、外
周部に、前記予め定める変位方向に平行に延びる変位案
内部を有するすべり軸受を有し、変位案内部は、定着装
置本体側に形成され、かつ前記予め定める変位方向に平
行に延びて形成された変位案内孔に嵌まり込んで摺動変
位可能であることを特徴とするベルト定着装置である。
巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベルト搬送ロ
ーラと、ベルトを加熱する熱源と、トナー像を有する記
録紙を、ベルトとの間に挟持して搬送する加圧ローラと
を含むベルト定着装置において、前記ベルト搬送ローラ
のうちの1つの少なくとも一方の軸端部に、ベルト蛇行
を防止する蛇行防止手段が設けられ、蛇行防止手段は、
ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸端部に、その軸
端部と相互に回転自在に支持され、ベルトに接触するベ
ルト接触部123を有する蛇行検出部材120と、蛇行
検出部材を支持する前記軸端部を、ベルト搬送ローラの
軸線に直交する予め定める変位方向に変位可能に支持す
るローラ支持手段140と、蛇行検出部材に連結され、
蛇行検出部材のベルト接触部にベルトが接触してトルク
が作用したときに、ベルト搬送ローラの蛇行検出部材を
支持する前記軸端部を、前記予め定める変位方向に、変
位させるローラ軸端部変位手段141とを含み、ローラ
支持手段140は、前記軸端部を回転自在に支持し、外
周部に、前記予め定める変位方向に平行に延びる変位案
内部を有するすべり軸受を有し、変位案内部は、定着装
置本体側に形成され、かつ前記予め定める変位方向に平
行に延びて形成された変位案内孔に嵌まり込んで摺動変
位可能であることを特徴とするベルト定着装置である。
【0024】本発明に従えば、蛇行防止手段が設けられ
るベルト搬送ローラは、すべり軸受によって支持される
ので、前述のように、玉軸受などのころがり軸受を用い
る構成に比べて、構成の簡略化が図られ、コストの低減
が図られる。
るベルト搬送ローラは、すべり軸受によって支持される
ので、前述のように、玉軸受などのころがり軸受を用い
る構成に比べて、構成の簡略化が図られ、コストの低減
が図られる。
【0025】しかも本発明に従えば、後述の図18〜図
21に示されるようにすべり軸受の変位案内部が、定着
装置本体側、たとえば前記一方の支持部材または定着装
置本体の側板に形成された変位案内孔に嵌まり込んで摺
動変位可能であり、これによってすべり軸受の回転が阻
止されることになる。こうしてすべり軸受が、それを支
持する前記一方の支持部材または定着装置本体の側板な
どの変位案内孔の内周面に接触して摩耗することが抑制
され、すべり軸受を長寿命とすることができる。このこ
とはたとえば、すべり軸受を、合成樹脂製とし、そのす
べり軸受を支持する前記一方の支持部材または定着装置
本体の側板が金属製である構成などにおいて、本発明は
有利である。
21に示されるようにすべり軸受の変位案内部が、定着
装置本体側、たとえば前記一方の支持部材または定着装
置本体の側板に形成された変位案内孔に嵌まり込んで摺
動変位可能であり、これによってすべり軸受の回転が阻
止されることになる。こうしてすべり軸受が、それを支
持する前記一方の支持部材または定着装置本体の側板な
どの変位案内孔の内周面に接触して摩耗することが抑制
され、すべり軸受を長寿命とすることができる。このこ
とはたとえば、すべり軸受を、合成樹脂製とし、そのす
べり軸受を支持する前記一方の支持部材または定着装置
本体の側板が金属製である構成などにおいて、本発明は
有利である。
【0026】本発明に従えば、蛇行検出部材は、前記1
つのベルト搬送ローラの一方の軸端部だけに設けられ、
この軸端部は、定着装置本体に関して、ベルト搬送ロー
ラの軸線方向の変位が阻止されており、他方の軸端部は
その軸線方向の変位が可能に、言わばフリーで支持され
る。したがって熱源によって前記1つのベルト搬送ロー
ラがその軸線方向に熱膨張して伸びる状態において、前
記一方の軸端部は、その軸線方向の変位が阻止されてい
るので、ベルトの側端部が接触面に接触した状態が保た
れたままで、ベルトが、蛇行することはない。こうして
熱源によってベルト搬送ローラ、たとえば加熱ローラが
熱膨張しても、ベルトの蛇行が確実に防がれ、側端部が
定着装置本体の予め定める一定の位置に保たれることに
なる。
つのベルト搬送ローラの一方の軸端部だけに設けられ、
この軸端部は、定着装置本体に関して、ベルト搬送ロー
ラの軸線方向の変位が阻止されており、他方の軸端部は
その軸線方向の変位が可能に、言わばフリーで支持され
る。したがって熱源によって前記1つのベルト搬送ロー
ラがその軸線方向に熱膨張して伸びる状態において、前
記一方の軸端部は、その軸線方向の変位が阻止されてい
るので、ベルトの側端部が接触面に接触した状態が保た
れたままで、ベルトが、蛇行することはない。こうして
熱源によってベルト搬送ローラ、たとえば加熱ローラが
熱膨張しても、ベルトの蛇行が確実に防がれ、側端部が
定着装置本体の予め定める一定の位置に保たれることに
なる。
【0027】また本発明は、蛇行検出部材はベルト接触
部123は、ベルトに臨んで回転軸線にほぼ垂直な接触
面122を有することを特徴とする。
部123は、ベルトに臨んで回転軸線にほぼ垂直な接触
面122を有することを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、蛇行検出部材のベルト接
触部123に形成されるベルトの側端部に臨む接触面
は、前記1つのベルト搬送ローラの回転軸線にほぼ垂直
であることが重要である。これによって、その接触面
を、回転軸線に対してたとえば0.75〜2.0度のわ
ずかな頂角を有する円錐台状のテーパ部に形成した構成
とは、異なり、蛇行したベルトが、そのテーパ部に乗り
上げることはない。本発明に従えば、ベルトの側端部だ
けが、蛇行時に接触面に接触し、蛇行検出部材にトルク
を作用させる。これによって蛇行検出部材の接触面のベ
ルトとの摩擦係数は、トナーおよびオイルなどの異物の
付着に依存せず、また定着時の約160〜約200℃の
高湿度の温度負荷に拘わらず、ほぼ一定に保たれ、蛇行
検出部材にトルクが確実に作用することができる。前記
1つのベルト搬送ローラと蛇行検出部材との回転軸線方
向の相互の変位は阻止されている。
触部123に形成されるベルトの側端部に臨む接触面
は、前記1つのベルト搬送ローラの回転軸線にほぼ垂直
であることが重要である。これによって、その接触面
を、回転軸線に対してたとえば0.75〜2.0度のわ
ずかな頂角を有する円錐台状のテーパ部に形成した構成
とは、異なり、蛇行したベルトが、そのテーパ部に乗り
上げることはない。本発明に従えば、ベルトの側端部だ
けが、蛇行時に接触面に接触し、蛇行検出部材にトルク
を作用させる。これによって蛇行検出部材の接触面のベ
ルトとの摩擦係数は、トナーおよびオイルなどの異物の
付着に依存せず、また定着時の約160〜約200℃の
高湿度の温度負荷に拘わらず、ほぼ一定に保たれ、蛇行
検出部材にトルクが確実に作用することができる。前記
1つのベルト搬送ローラと蛇行検出部材との回転軸線方
向の相互の変位は阻止されている。
【0029】本発明に従えば、蛇行検出部材のベルト接
触部123に形成された接触面は、その蛇行検出部材が
支持されるベルト搬送ローラの軸線を含む平面内でその
軸線に対して約70〜90度の角度θ1を成して前述の
ようにほぼ垂直に形成される。この接触面には、蛇行検
出部材が支持されるベルト搬送ローラのベルトを案内す
るベルト案内部の外周面と同一位置から、前記角度θ1
を成して延びる。こうしてベルトの側端部が接触面に接
触し、ベルトの蛇行が前述のように防がれる。角度θ1
は、90度未満であって、90度に近似した角度であ
る。前記ほぼ垂直というのは、前記軸端部の軸線に対し
て約70〜90度の角度θ1である。
触部123に形成された接触面は、その蛇行検出部材が
支持されるベルト搬送ローラの軸線を含む平面内でその
軸線に対して約70〜90度の角度θ1を成して前述の
ようにほぼ垂直に形成される。この接触面には、蛇行検
出部材が支持されるベルト搬送ローラのベルトを案内す
るベルト案内部の外周面と同一位置から、前記角度θ1
を成して延びる。こうしてベルトの側端部が接触面に接
触し、ベルトの蛇行が前述のように防がれる。角度θ1
は、90度未満であって、90度に近似した角度であ
る。前記ほぼ垂直というのは、前記軸端部の軸線に対し
て約70〜90度の角度θ1である。
【0030】また本発明は、前記1つのベルト搬送ロー
ラは、熱源が設けられた加熱ローラであることを特徴と
する。
ラは、熱源が設けられた加熱ローラであることを特徴と
する。
【0031】本発明に従えば、蛇行防止手段が設けられ
るベルト搬送ローラは、加熱ローラである。
るベルト搬送ローラは、加熱ローラである。
【0032】すなわち本発明では、加熱ローラに、上述
のようにベルトの蛇行防止手段を設けるので、前述した
ベルトの蛇行を防ぐ機構を施したテンションローラを用
いる構成ではなく、したがって構成の小形化を図ること
ができ、コストの低減が図られ、熱損失が少なくなり、
さらにベルトが加熱ローラに巻掛けられて接触する加熱
ローラの周方向の接触角度を増大して加熱ローラからベ
ルトへの熱伝導を良好に行うことができ、これによって
加熱時間を短縮し、また省エネルギ効果を向上すること
ができる。こうしてベルト定着の特性を阻害することな
く、その有利な特性を生かしながら、ベルトの蛇行を防
ぐことができるようになる。また加熱ローラに関連して
蛇行を防ぐための手段が施され、これによって部品点数
を減少することができる。さらにこのようなベルトの蛇
行を防ぐことができるので、トナーの融着のためのたと
えば約160〜200℃の高温度の条件下でも、ベルト
の長寿命化を図ることができる。
のようにベルトの蛇行防止手段を設けるので、前述した
ベルトの蛇行を防ぐ機構を施したテンションローラを用
いる構成ではなく、したがって構成の小形化を図ること
ができ、コストの低減が図られ、熱損失が少なくなり、
さらにベルトが加熱ローラに巻掛けられて接触する加熱
ローラの周方向の接触角度を増大して加熱ローラからベ
ルトへの熱伝導を良好に行うことができ、これによって
加熱時間を短縮し、また省エネルギ効果を向上すること
ができる。こうしてベルト定着の特性を阻害することな
く、その有利な特性を生かしながら、ベルトの蛇行を防
ぐことができるようになる。また加熱ローラに関連して
蛇行を防ぐための手段が施され、これによって部品点数
を減少することができる。さらにこのようなベルトの蛇
行を防ぐことができるので、トナーの融着のためのたと
えば約160〜200℃の高温度の条件下でも、ベルト
の長寿命化を図ることができる。
【0033】また本発明は、無端状ベルトと、ベルトが
巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベルト搬送ロ
ーラと、前記ベルト搬送ローラのうちの1つの少なくと
も一方の軸端部に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段
が設けられ、蛇行防止手段は、ベルト搬送ローラの少な
くとも一方の軸端部に、その軸端部と相互に回転自在に
支持され、ベルトに接触するベルト接触部123を有す
る蛇行検出部材120と、蛇行検出部材を支持する前記
軸端部を、ベルト搬送ローラの軸線に直交する予め定め
る変位方向に変位可能に支持するローラ支持手段140
と、蛇行検出部材に連結され、蛇行検出部材のベルト接
触部にベルトが接触してトルクが作用したときに、ベル
ト搬送ローラの蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、
前記予め定める変位方向に、変位させるローラ軸端部変
位手段141とを含み、ローラ支持手段140は、前記
軸端部を回転自在に支持し、外周部に、前記予め定める
変位方向にころがり接触するころがり接触部を有するす
べり軸受と、ころがり接触部をすべり軸受がころがって
前記予め定める変位方向に変位するように受けるころが
り受け部とを有することを特徴とするベルトの蛇行防止
装置である。
巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベルト搬送ロ
ーラと、前記ベルト搬送ローラのうちの1つの少なくと
も一方の軸端部に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段
が設けられ、蛇行防止手段は、ベルト搬送ローラの少な
くとも一方の軸端部に、その軸端部と相互に回転自在に
支持され、ベルトに接触するベルト接触部123を有す
る蛇行検出部材120と、蛇行検出部材を支持する前記
軸端部を、ベルト搬送ローラの軸線に直交する予め定め
る変位方向に変位可能に支持するローラ支持手段140
と、蛇行検出部材に連結され、蛇行検出部材のベルト接
触部にベルトが接触してトルクが作用したときに、ベル
ト搬送ローラの蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、
前記予め定める変位方向に、変位させるローラ軸端部変
位手段141とを含み、ローラ支持手段140は、前記
軸端部を回転自在に支持し、外周部に、前記予め定める
変位方向にころがり接触するころがり接触部を有するす
べり軸受と、ころがり接触部をすべり軸受がころがって
前記予め定める変位方向に変位するように受けるころが
り受け部とを有することを特徴とするベルトの蛇行防止
装置である。
【0034】本発明に従えば、ベルトの蛇行を、わずか
なころがり摩擦で、前記軸端部を前記予め定める変位方
向に変位することが可能になる。したがってベルトの蛇
行を高精度で防止することができる。
なころがり摩擦で、前記軸端部を前記予め定める変位方
向に変位することが可能になる。したがってベルトの蛇
行を高精度で防止することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態のベ
ルト定着装置1の一部の水平断面図であり、図2は図1
に示される構成の縦断面図であり、図3はそのベルト定
着装置1の残りの一部の水平断面図であり、図4は図3
に示される構成の縦断面図であり、図5はベルト定着装
置1の簡略化した縦断面図である。図1は後述の図6に
おける切断面線I−Iから見た断面図であり、図2は図
6の切断面線II−IIから見た断面図である。さらに
図3は、後述の図11における切断面線III−III
から見た断面図であり、図4は図11の切断面線IV−
IVから見た断面図である。これらの図面を参照して、
ベルト定着装置1は、電子写真方式の複写機、プリンタ
およびファクシミリ装置などの画像形成装置に内蔵され
て用いられる。定着装置本体2内において、定着ローラ
3と細長い熱源4が挿通された中空の加熱ローラ5との
間に、無端状ベルト6が巻掛けられる。定着ローラ3の
直下方に加圧ローラ7が配置される。トナー像を上面に
有する記録紙8は、図1および図3の下方から上方に、
および図5の右方から左方に、矢符9で示されるように
搬送される。記録紙8が比較的長い距離にわたって、た
とえば約160〜200℃に加熱されたベルト6に、加
圧ローラ7によって挟持されて圧接され、これによって
トナー像が加熱溶融され、その後、冷却されて定着が行
われる。これらの定着ローラ3、熱源4、加熱ローラ5
および加圧ローラ7は、ほぼ水平の軸線を有する。記録
紙8は、その入口側で、上下の案内部材10,11によ
って案内され、出口側で案内部材12,13によって案
内される。
ルト定着装置1の一部の水平断面図であり、図2は図1
に示される構成の縦断面図であり、図3はそのベルト定
着装置1の残りの一部の水平断面図であり、図4は図3
に示される構成の縦断面図であり、図5はベルト定着装
置1の簡略化した縦断面図である。図1は後述の図6に
おける切断面線I−Iから見た断面図であり、図2は図
6の切断面線II−IIから見た断面図である。さらに
図3は、後述の図11における切断面線III−III
から見た断面図であり、図4は図11の切断面線IV−
IVから見た断面図である。これらの図面を参照して、
ベルト定着装置1は、電子写真方式の複写機、プリンタ
およびファクシミリ装置などの画像形成装置に内蔵され
て用いられる。定着装置本体2内において、定着ローラ
3と細長い熱源4が挿通された中空の加熱ローラ5との
間に、無端状ベルト6が巻掛けられる。定着ローラ3の
直下方に加圧ローラ7が配置される。トナー像を上面に
有する記録紙8は、図1および図3の下方から上方に、
および図5の右方から左方に、矢符9で示されるように
搬送される。記録紙8が比較的長い距離にわたって、た
とえば約160〜200℃に加熱されたベルト6に、加
圧ローラ7によって挟持されて圧接され、これによって
トナー像が加熱溶融され、その後、冷却されて定着が行
われる。これらの定着ローラ3、熱源4、加熱ローラ5
および加圧ローラ7は、ほぼ水平の軸線を有する。記録
紙8は、その入口側で、上下の案内部材10,11によ
って案内され、出口側で案内部材12,13によって案
内される。
【0036】加熱ローラ5は、熱伝導率が良好な金属材
料、たとえばアルミニウムなどの材料から成ってもよ
い。定着ローラ3は、その少なくとも表面が弾力性を有
する層を有する。加圧ローラ7は、たとえばアルミニウ
ムなどの金属製の表面に、トナーおよびオイルなどの異
物の付着を防ぐためにテフロン(商品名)などの合成樹
脂材料から成る層が形成された構成を有していてもよ
い。
料、たとえばアルミニウムなどの材料から成ってもよ
い。定着ローラ3は、その少なくとも表面が弾力性を有
する層を有する。加圧ローラ7は、たとえばアルミニウ
ムなどの金属製の表面に、トナーおよびオイルなどの異
物の付着を防ぐためにテフロン(商品名)などの合成樹
脂材料から成る層が形成された構成を有していてもよ
い。
【0037】定着装置本体2の両側板14,15のう
ち、側板14には、後述の図12に明らかに示されるよ
うに挿脱孔66が形成される。この挿脱孔66を用い
て、ベルト6を図3および図4の右方に取外して離脱
し、または定着装置本体2内に挿入することができる。
定着ローラ3の軸端部17,18は、軸受19,20に
よって支持される。軸端部18には、止め輪21によっ
て取外し可能に駆動歯車22が連結され、これによって
定着ローラ3が回転駆動され、この動力によってベルト
6が走行される。これによって加熱ローラ5および加圧
ローラ7が従動回転される。加熱ローラ5の軸端部2
3,24は、すべり軸受25,26によって支持され
る。
ち、側板14には、後述の図12に明らかに示されるよ
うに挿脱孔66が形成される。この挿脱孔66を用い
て、ベルト6を図3および図4の右方に取外して離脱
し、または定着装置本体2内に挿入することができる。
定着ローラ3の軸端部17,18は、軸受19,20に
よって支持される。軸端部18には、止め輪21によっ
て取外し可能に駆動歯車22が連結され、これによって
定着ローラ3が回転駆動され、この動力によってベルト
6が走行される。これによって加熱ローラ5および加圧
ローラ7が従動回転される。加熱ローラ5の軸端部2
3,24は、すべり軸受25,26によって支持され
る。
【0038】図6は定着装置本体2の左側面図であり、
図7は軸受26とその付近の斜視図であり、図8は定着
装置本体2の左方の側板15付近の分解斜視図である。
加圧ローラ7の軸端部31(後述の図12参照)と軸端
部32(図8参照)とは、軸受33,34によって支持
される。
図7は軸受26とその付近の斜視図であり、図8は定着
装置本体2の左方の側板15付近の分解斜視図である。
加圧ローラ7の軸端部31(後述の図12参照)と軸端
部32(図8参照)とは、軸受33,34によって支持
される。
【0039】再び図5を参照して、加圧ローラ7に、定
着ローラ3に向かう方向のばね力を与えるために、側板
14寄りでは、加圧レバー35と加圧ばね36とが設け
られる。加圧レバー35の一端部は、加圧ローラ7の軸
線に平行な軸線を有するピン37によって角変位可能に
設けられる。加圧レバー35の他端部38には、ばね3
6の一端部39が取外し可能に係止される。ばね36の
他端部40は、側板14に突設された係止片41に取外
し可能に係止される。加圧レバー35は、軸受33の定
着ローラ3とは反対側(図5の下方)の周面に当接し、
ばね36のばね力によって加圧レバー35はピン37の
軸線まわりに図5の反時計方向のばね力が与えられる。
こうして加圧ローラ7は定着ローラ3に向けてばね力が
付与され、加圧ローラ7がベルト6の定着ローラ3に巻
掛けられている部分に圧接される。加圧ローラ7の軸端
部32もまた、上述の加圧レバー35およびばね36と
同様な構成が側板15に関連して、軸端部31と左右対
称に設けられる。
着ローラ3に向かう方向のばね力を与えるために、側板
14寄りでは、加圧レバー35と加圧ばね36とが設け
られる。加圧レバー35の一端部は、加圧ローラ7の軸
線に平行な軸線を有するピン37によって角変位可能に
設けられる。加圧レバー35の他端部38には、ばね3
6の一端部39が取外し可能に係止される。ばね36の
他端部40は、側板14に突設された係止片41に取外
し可能に係止される。加圧レバー35は、軸受33の定
着ローラ3とは反対側(図5の下方)の周面に当接し、
ばね36のばね力によって加圧レバー35はピン37の
軸線まわりに図5の反時計方向のばね力が与えられる。
こうして加圧ローラ7は定着ローラ3に向けてばね力が
付与され、加圧ローラ7がベルト6の定着ローラ3に巻
掛けられている部分に圧接される。加圧ローラ7の軸端
部32もまた、上述の加圧レバー35およびばね36と
同様な構成が側板15に関連して、軸端部31と左右対
称に設けられる。
【0040】軸受33が定着ローラ3の半径方向である
上下方向に変位可能となるようにするために、側板14
には、図11および図12に示されるように、上下に延
びる小判形の案内長孔42が形成され、同様にして軸受
34の上下の変位が許容されるように、側板15には図
8のように案内長孔43が形成される。これらの案内長
孔42,43には、軸受33,34が嵌まり込んで案内
される。加圧ローラ7の軸端部31,32は、ベルト6
の圧接される加圧ローラ本体の外径よりも小さく、また
軸受33,34の外径よりも小さく、挿脱孔66から取
外すことができ、また挿入することができる。さらに軸
端部31,32は、軸受33,34から取外し可能であ
る。
上下方向に変位可能となるようにするために、側板14
には、図11および図12に示されるように、上下に延
びる小判形の案内長孔42が形成され、同様にして軸受
34の上下の変位が許容されるように、側板15には図
8のように案内長孔43が形成される。これらの案内長
孔42,43には、軸受33,34が嵌まり込んで案内
される。加圧ローラ7の軸端部31,32は、ベルト6
の圧接される加圧ローラ本体の外径よりも小さく、また
軸受33,34の外径よりも小さく、挿脱孔66から取
外すことができ、また挿入することができる。さらに軸
端部31,32は、軸受33,34から取外し可能であ
る。
【0041】定着装置本体2の側板15の外方(図1お
よび図2の左方、図6の紙面上方)に支持部材45が配
置される。この支持部材45は、定着ローラ3の半径方
向(図1の上下方向、図6の左右方向)に移動可能に、
案内片46,47によって案内される。案内片46,4
7は、側板15に取外し可能に取付けボルト118,1
19によって固定され、支持部材45の上下側部を案内
する案内溝を側板15との間に形成する案内部48,4
9を有する。
よび図2の左方、図6の紙面上方)に支持部材45が配
置される。この支持部材45は、定着ローラ3の半径方
向(図1の上下方向、図6の左右方向)に移動可能に、
案内片46,47によって案内される。案内片46,4
7は、側板15に取外し可能に取付けボルト118,1
19によって固定され、支持部材45の上下側部を案内
する案内溝を側板15との間に形成する案内部48,4
9を有する。
【0042】支持部材45には、定着ローラ3の前記半
径方向に垂直な上下方向に細長く延びる小判形の案内長
孔50が形成される。案内長孔50は、上下方向に平行
に延びる平行部156,157と、これらの平行部15
6,157を連ねる円弧部158,159とを有する。
案内長孔50には、加熱ローラ5の軸端部24を支持す
る軸受26が配置される。軸受26には、軸端部24が
挿通される。支持部材45の外方側、すなわち側板15
とは反対側(図1および図2の左方)において、軸受2
6の外向きフランジである鍔部161が配置され、案内
長孔50内には、直円筒状の保持部162が嵌まり込ん
で案内され、さらに前記鍔部161とは保持部162を
介して反対側にもう1つの鍔部163が形成される。保
持部162および鍔部163は、案内長孔50から図1
および図2の左方、図7の下方に取外し可能である。こ
うして軸受26は、軸線方向内方(図1および図2の右
方)への軸端部24の変位が阻止される。加熱ローラ5
の軸端部24には、環状溝が形成され、ここに止め輪5
4が弾発的に取外し可能に嵌合し、これによって軸端部
24が軸線方向内方(図1および図2の右方)に変位す
ることが阻止される。軸受26に保持部162と同軸に
形成された支持孔164には、軸端部24が挿通する。
鍔部163の鍔部161側の面165は、軸線方向外方
(図1および図2の左方)になるにつれて小径となるよ
うに円錐台状に形成される。鍔部161,163間に、
軸線方向外方から内方に向けて順に、支持部材45と蛇
行検出用ばね127とが配置される。
径方向に垂直な上下方向に細長く延びる小判形の案内長
孔50が形成される。案内長孔50は、上下方向に平行
に延びる平行部156,157と、これらの平行部15
6,157を連ねる円弧部158,159とを有する。
案内長孔50には、加熱ローラ5の軸端部24を支持す
る軸受26が配置される。軸受26には、軸端部24が
挿通される。支持部材45の外方側、すなわち側板15
とは反対側(図1および図2の左方)において、軸受2
6の外向きフランジである鍔部161が配置され、案内
長孔50内には、直円筒状の保持部162が嵌まり込ん
で案内され、さらに前記鍔部161とは保持部162を
介して反対側にもう1つの鍔部163が形成される。保
持部162および鍔部163は、案内長孔50から図1
および図2の左方、図7の下方に取外し可能である。こ
うして軸受26は、軸線方向内方(図1および図2の右
方)への軸端部24の変位が阻止される。加熱ローラ5
の軸端部24には、環状溝が形成され、ここに止め輪5
4が弾発的に取外し可能に嵌合し、これによって軸端部
24が軸線方向内方(図1および図2の右方)に変位す
ることが阻止される。軸受26に保持部162と同軸に
形成された支持孔164には、軸端部24が挿通する。
鍔部163の鍔部161側の面165は、軸線方向外方
(図1および図2の左方)になるにつれて小径となるよ
うに円錐台状に形成される。鍔部161,163間に、
軸線方向外方から内方に向けて順に、支持部材45と蛇
行検出用ばね127とが配置される。
【0043】図9は、支持部材45付近の分解斜視図で
ある。支持部材45には、ベルト張力付与ばね55の図
1および図6に示される一端部56が取外し可能に係止
される。このばね55の他端部57は、側板15に取外
し可能に連結される。こうしてばね55は、支持部材4
5、したがって加熱ローラ5を、定着ローラ3から半径
方向に遠去かるようにばね力を与える。
ある。支持部材45には、ベルト張力付与ばね55の図
1および図6に示される一端部56が取外し可能に係止
される。このばね55の他端部57は、側板15に取外
し可能に連結される。こうしてばね55は、支持部材4
5、したがって加熱ローラ5を、定着ローラ3から半径
方向に遠去かるようにばね力を与える。
【0044】側板15には、加熱ローラ5の軸端部24
付近のメンテナンスを容易に達成するための開口64が
設けられ、さらに開口64に連なって加熱ローラ5に関
して定着ローラ3から遠去かる方向に延びる細長い開口
65が形成される。開口65には、ばね55が配置され
る。
付近のメンテナンスを容易に達成するための開口64が
設けられ、さらに開口64に連なって加熱ローラ5に関
して定着ローラ3から遠去かる方向に延びる細長い開口
65が形成される。開口65には、ばね55が配置され
る。
【0045】支持部材45にはまた、ホルダ58の基端
部61がボルト59によって着脱可能に取付けられる。
ホルダ58は、たとえばハロゲンランプである熱源4の
端部60を取外し可能に保持する。ホルダ58の保持部
62には、熱源4の端部60が前述のように取外し可能
に嵌合される。ホルダ58の基端部61には係止突部1
12が形成され、支持部材45には係合孔113が形成
されて嵌合し、さらにばね55の端部56が係止する係
止孔114が形成される。さらにボルト59のための取
外し可能なねじ孔115が支持部材45に刻設されてい
る。支持部材45に関連して、ベルト6の蛇行を防止す
るベルト蛇行防止手段63が、後述のように設けられ
る。
部61がボルト59によって着脱可能に取付けられる。
ホルダ58は、たとえばハロゲンランプである熱源4の
端部60を取外し可能に保持する。ホルダ58の保持部
62には、熱源4の端部60が前述のように取外し可能
に嵌合される。ホルダ58の基端部61には係止突部1
12が形成され、支持部材45には係合孔113が形成
されて嵌合し、さらにばね55の端部56が係止する係
止孔114が形成される。さらにボルト59のための取
外し可能なねじ孔115が支持部材45に刻設されてい
る。支持部材45に関連して、ベルト6の蛇行を防止す
るベルト蛇行防止手段63が、後述のように設けられ
る。
【0046】図10は加熱ローラ5とそれに関連する一
部の構成を簡略化して示す斜視図であり、図11はベル
ト定着装置1の右側面図であり、図12はその定着装置
本体2の側板14とその付近の分解斜視図である。側板
14には、ベルト6を定着装置本体2内に挿入し、また
は定着装置本体2から離脱するための挿脱孔66が形成
される。さらに挿脱孔66に連なる開口67が側板14
に形成される。開口67は、加熱ローラ5に関して定着
ローラ3から遠去かる方向に延びる。案内長孔42は、
接続孔68を介して挿脱孔66に連通して接続される。
接続孔68の幅W1(図11参照)は、加圧ローラ7の
軸端部31の外径D1以上(W1≧D1)である。した
がって軸受33が案内長孔42に嵌合されておらず、か
つ軸受33に軸端部31が挿通していない状態では、こ
の軸端部31は、接続孔68内を図11の上下に移動す
ることができる。加圧ローラ7の外径は、挿脱孔66の
図11における上下の間隔以下に定められる。加圧ロー
ラ7の軸端部31,32に軸受33,34が取付けられ
る構成は、加熱ローラ5の軸端部23が軸受25によっ
て支持されて支持部材73に取付けられる構成、および
もう1つの端部24が軸受26によって支持部材45に
取付けられる構成と同様である。軸受33,34に関連
する止め輪を着脱可能に取外すことによって、加圧ロー
ラ7の軸端部31,32から軸受33,34を取外すこ
とができる。
部の構成を簡略化して示す斜視図であり、図11はベル
ト定着装置1の右側面図であり、図12はその定着装置
本体2の側板14とその付近の分解斜視図である。側板
14には、ベルト6を定着装置本体2内に挿入し、また
は定着装置本体2から離脱するための挿脱孔66が形成
される。さらに挿脱孔66に連なる開口67が側板14
に形成される。開口67は、加熱ローラ5に関して定着
ローラ3から遠去かる方向に延びる。案内長孔42は、
接続孔68を介して挿脱孔66に連通して接続される。
接続孔68の幅W1(図11参照)は、加圧ローラ7の
軸端部31の外径D1以上(W1≧D1)である。した
がって軸受33が案内長孔42に嵌合されておらず、か
つ軸受33に軸端部31が挿通していない状態では、こ
の軸端部31は、接続孔68内を図11の上下に移動す
ることができる。加圧ローラ7の外径は、挿脱孔66の
図11における上下の間隔以下に定められる。加圧ロー
ラ7の軸端部31,32に軸受33,34が取付けられ
る構成は、加熱ローラ5の軸端部23が軸受25によっ
て支持されて支持部材73に取付けられる構成、および
もう1つの端部24が軸受26によって支持部材45に
取付けられる構成と同様である。軸受33,34に関連
する止め輪を着脱可能に取外すことによって、加圧ロー
ラ7の軸端部31,32から軸受33,34を取外すこ
とができる。
【0047】上述の各止め輪の代わりにEリングが用い
られてもよい。
られてもよい。
【0048】軸受19,20および33,34は、ころ
がり軸受であり、その転動体44,75,116,11
7は、球であってもよく、さらにころがり軸受に代え
て、すべり軸受が用いられてもよく、スラスト力および
ラジアル力を受けることができる。
がり軸受であり、その転動体44,75,116,11
7は、球であってもよく、さらにころがり軸受に代え
て、すべり軸受が用いられてもよく、スラスト力および
ラジアル力を受けることができる。
【0049】側板14の外方(図3および図4の右方、
図12の右方)には、挿脱孔66および開口67を塞
ぎ、さらに接続孔68を部分的に塞ぐ蓋71が配置され
る。蓋71は、補助板72と支持部材73とを含む。補
助板72は、複数(たとえば4)のボルト74が挿通す
るボルト挿通孔が形成される。ボルト74は、側板14
に形成されたねじ孔76にそれぞれ着脱可能に螺合す
る。こうして補助板72は、側板14に着脱可能に正確
に位置決めされて固定される。
図12の右方)には、挿脱孔66および開口67を塞
ぎ、さらに接続孔68を部分的に塞ぐ蓋71が配置され
る。蓋71は、補助板72と支持部材73とを含む。補
助板72は、複数(たとえば4)のボルト74が挿通す
るボルト挿通孔が形成される。ボルト74は、側板14
に形成されたねじ孔76にそれぞれ着脱可能に螺合す
る。こうして補助板72は、側板14に着脱可能に正確
に位置決めされて固定される。
【0050】補助板72には、定着ローラ3の軸端部1
7を支持する軸受19が取外し可能に嵌合して取付けら
れる。支持部材73には、軸受25が取外し可能に嵌合
される。補助板72には、この軸受25に対応してその
軸受25を定着ローラ3の前記半径方向に案内する小判
形の案内長孔77が形成される。
7を支持する軸受19が取外し可能に嵌合して取付けら
れる。支持部材73には、軸受25が取外し可能に嵌合
される。補助板72には、この軸受25に対応してその
軸受25を定着ローラ3の前記半径方向に案内する小判
形の案内長孔77が形成される。
【0051】軸受25は、外向きフランジである鍔部1
66と、その鍔部166に連なる変位案内部167とを
有する。支持部材73の外方(図3および図4の右方)
で、鍔部166が配置され、これによって外輪78、し
たがって軸受25が加熱ローラ5の軸線方向内方(図3
および図4の左方)に変位することが阻止される。加熱
ローラ5の軸端部23には、軸受25よりも支持部材7
3の外方に止め輪81が取外し可能に嵌合する。これに
よって軸端部23の軸線方向内方(図3および図4の左
方)への変位が阻止される。
66と、その鍔部166に連なる変位案内部167とを
有する。支持部材73の外方(図3および図4の右方)
で、鍔部166が配置され、これによって外輪78、し
たがって軸受25が加熱ローラ5の軸線方向内方(図3
および図4の左方)に変位することが阻止される。加熱
ローラ5の軸端部23には、軸受25よりも支持部材7
3の外方に止め輪81が取外し可能に嵌合する。これに
よって軸端部23の軸線方向内方(図3および図4の左
方)への変位が阻止される。
【0052】軸受25の外周部と支持部材73の案内孔
とには、係止凸部191と係止凹部192とがそれぞれ
形成される。これらの係止凸部および係止凹部192と
が嵌合して係止することによって、軸受25の回転が阻
止される。したがってこの合成樹脂製軸受25が、金属
製で支持部材73にすべり接触して軸受25が摩耗する
ことが防がれる。
とには、係止凸部191と係止凹部192とがそれぞれ
形成される。これらの係止凸部および係止凹部192と
が嵌合して係止することによって、軸受25の回転が阻
止される。したがってこの合成樹脂製軸受25が、金属
製で支持部材73にすべり接触して軸受25が摩耗する
ことが防がれる。
【0053】軸受25の案内部167は、支持部材73
に形成された遊通孔142を、緩やかに挿通して遊合す
る。すなわち案内部167は、長円筒状であり、同軸の
支持孔168には、軸端部23が挿通して支持され、こ
の案内部167の外径と遊通孔142の内径との間にわ
ずかな隙間が存在する。これによってベルト蛇行防止手
段63の働きによって加熱ローラ5の軸端部24が案内
長孔50に沿って変位して加熱ローラ5の軸線が傾くこ
とが許容されるとともに、ベルト張力付与ばね55,8
2の働きによって、加熱ローラ5の軸線が傾くことが許
容される。
に形成された遊通孔142を、緩やかに挿通して遊合す
る。すなわち案内部167は、長円筒状であり、同軸の
支持孔168には、軸端部23が挿通して支持され、こ
の案内部167の外径と遊通孔142の内径との間にわ
ずかな隙間が存在する。これによってベルト蛇行防止手
段63の働きによって加熱ローラ5の軸端部24が案内
長孔50に沿って変位して加熱ローラ5の軸線が傾くこ
とが許容されるとともに、ベルト張力付与ばね55,8
2の働きによって、加熱ローラ5の軸線が傾くことが許
容される。
【0054】軸受25の支持孔168と加熱ローラ5の
軸端部23に関しては、加熱ローラ5の軸線に沿って相
互の変位が許容されるように軸端部23は支持孔168
を緩やかに挿通する。したがって熱源4によって加熱ロ
ーラ5が軸線方向に膨張することが許容される。この加
熱ローラ5の定着動作時の熱膨張によって、図4に示さ
れるように、軸受25と止め輪81との間の隙間d2が
生じることが可能である。この隙間d2は、定着動作時
に、たとえば1.5〜2mmであってもよい。
軸端部23に関しては、加熱ローラ5の軸線に沿って相
互の変位が許容されるように軸端部23は支持孔168
を緩やかに挿通する。したがって熱源4によって加熱ロ
ーラ5が軸線方向に膨張することが許容される。この加
熱ローラ5の定着動作時の熱膨張によって、図4に示さ
れるように、軸受25と止め輪81との間の隙間d2が
生じることが可能である。この隙間d2は、定着動作時
に、たとえば1.5〜2mmであってもよい。
【0055】これに対して加熱ローラ5の軸端部24
は、特に図2に明らかに示されるように、側板15に関
して加熱ローラ5の軸線方向(図2の左右方向)の相互
の変位量が零またはほとんど零であって、加熱ローラ5
の軸端部24と側板15との軸線方向の変位が阻止され
る。そのために軸端部24には止め輪54と後述の止め
輪138とによって軸受26との加熱ローラ5の軸線方
向に沿う変位が阻止されており、また案内片46,47
の案内部48,49によって、支持部材45は側板15
と加熱ローラ5の軸線方向に沿う変位が阻止されてい
る。さらに軸受26と支持部材45とは、鍔部161,
163間の変位案内部162に、支持部材45と変位検
出用ばね127とが介在されることによって、軸受26
が支持部材45に関して加熱ローラ5の軸線に沿って内
方(図2の右方)に変位することが阻止される。軸端部
24が支持部材45に関して加熱ローラ5の軸線方向外
方(図2の左方)に変位することを阻止するために、支
持部材45と鍔部163との間にばね127が、ほぼぴ
ったりと介在される。
は、特に図2に明らかに示されるように、側板15に関
して加熱ローラ5の軸線方向(図2の左右方向)の相互
の変位量が零またはほとんど零であって、加熱ローラ5
の軸端部24と側板15との軸線方向の変位が阻止され
る。そのために軸端部24には止め輪54と後述の止め
輪138とによって軸受26との加熱ローラ5の軸線方
向に沿う変位が阻止されており、また案内片46,47
の案内部48,49によって、支持部材45は側板15
と加熱ローラ5の軸線方向に沿う変位が阻止されてい
る。さらに軸受26と支持部材45とは、鍔部161,
163間の変位案内部162に、支持部材45と変位検
出用ばね127とが介在されることによって、軸受26
が支持部材45に関して加熱ローラ5の軸線に沿って内
方(図2の右方)に変位することが阻止される。軸端部
24が支持部材45に関して加熱ローラ5の軸線方向外
方(図2の左方)に変位することを阻止するために、支
持部材45と鍔部163との間にばね127が、ほぼぴ
ったりと介在される。
【0056】支持部材73には、ベルト張力付与ばね8
2の一端部83が取外し可能に係止される。ばね82の
他端部84は、ばね係止片85に係止される。ばね82
は、開口67に位置する。ばね係止片85の立上がり部
86には、ねじ孔87が刻設される。
2の一端部83が取外し可能に係止される。ばね82の
他端部84は、ばね係止片85に係止される。ばね82
は、開口67に位置する。ばね係止片85の立上がり部
86には、ねじ孔87が刻設される。
【0057】補助板72のばね係止片85よりも加熱ロ
ーラ5から遠去かった図3の下方(図11の左方)に
は、起立部88が形成される。この起立部88には、ば
ね力調整用ボルト89が挿通するボルト挿通孔90が挿
通される。ボルト挿通孔90の雄ねじが刻設された軸部
がねじ孔87に螺合する。ボルト89のボルト頭は、起
立部88に当接する。こうしてボルト89をその軸線ま
わりに角変位することによって、ばね係止片85が図3
の上下方向、図11の左右方向に変位調整され、ベルト
6の張力が調整される。
ーラ5から遠去かった図3の下方(図11の左方)に
は、起立部88が形成される。この起立部88には、ば
ね力調整用ボルト89が挿通するボルト挿通孔90が挿
通される。ボルト挿通孔90の雄ねじが刻設された軸部
がねじ孔87に螺合する。ボルト89のボルト頭は、起
立部88に当接する。こうしてボルト89をその軸線ま
わりに角変位することによって、ばね係止片85が図3
の上下方向、図11の左右方向に変位調整され、ベルト
6の張力が調整される。
【0058】ばね係止片85には、ばね82の延びる方
向に沿う調整用長孔91が形成される。調整用ボルト9
2は、この調整用長孔91を挿通し、側板14に刻設さ
れたねじ孔93に螺合する。こうしてボルト92を緩め
た状態で、ボルト89によってベルト6の張力を設定
し、その後、ボルト92を締付けることによってばね係
止片85を補助板72に固定する。補助板72には、側
板14に形成された開口67に重なるように対応して、
開口98が形成される。これらの開口67,98には、
ばね82が配置される。
向に沿う調整用長孔91が形成される。調整用ボルト9
2は、この調整用長孔91を挿通し、側板14に刻設さ
れたねじ孔93に螺合する。こうしてボルト92を緩め
た状態で、ボルト89によってベルト6の張力を設定
し、その後、ボルト92を締付けることによってばね係
止片85を補助板72に固定する。補助板72には、側
板14に形成された開口67に重なるように対応して、
開口98が形成される。これらの開口67,98には、
ばね82が配置される。
【0059】加熱ローラ5に挿通される熱源4の端部9
3は、ホルダ94の端部95に着脱可能に取付けられ
る。ホルダ94の基端部96にはボルト97が挿通す
る。このボルト97は、支持部材73に取外し可能に螺
着される。こうして支持部材73では、補助板72の外
方で、熱源4と加熱ローラ5とを同軸に保って支持部材
73に取付けられる。
3は、ホルダ94の端部95に着脱可能に取付けられ
る。ホルダ94の基端部96にはボルト97が挿通す
る。このボルト97は、支持部材73に取外し可能に螺
着される。こうして支持部材73では、補助板72の外
方で、熱源4と加熱ローラ5とを同軸に保って支持部材
73に取付けられる。
【0060】挿脱孔66は、定着ローラ3および加熱ロ
ーラ5に張架されているベルト6の断面外径よりも大き
い形状を有する。これによってベルト6を、ほぼ張架状
態の形状のままで、側板14の外方に引出し、また定着
装置本体2内に挿入することを容易に行うことができ
る。
ーラ5に張架されているベルト6の断面外径よりも大き
い形状を有する。これによってベルト6を、ほぼ張架状
態の形状のままで、側板14の外方に引出し、また定着
装置本体2内に挿入することを容易に行うことができ
る。
【0061】再び図1および図2を参照して、定着ロー
ラ3の軸端部18を支持する軸受20は、外輪101と
内輪102とそれらの間に介在される転動体116とを
有する。内輪102には軸端部18が挿通し、駆動歯車
22を介して前述のように取外し可能に止め輪21によ
って内輪102の軸線方向外方(図1および図2の左
方)への変位が阻止される。外輪101には、側板15
の外方で、止め輪103が弾発的に取外し可能に嵌合す
る。これによって外輪101の軸線方向内方(図1およ
び図2の右方)への変位が阻止される。
ラ3の軸端部18を支持する軸受20は、外輪101と
内輪102とそれらの間に介在される転動体116とを
有する。内輪102には軸端部18が挿通し、駆動歯車
22を介して前述のように取外し可能に止め輪21によ
って内輪102の軸線方向外方(図1および図2の左
方)への変位が阻止される。外輪101には、側板15
の外方で、止め輪103が弾発的に取外し可能に嵌合す
る。これによって外輪101の軸線方向内方(図1およ
び図2の右方)への変位が阻止される。
【0062】再び図3および図4を参照して、定着ロー
ラ3の軸端部17を支持する軸受19は、外輪104と
内輪105とそれらの間に介在される転動体117とを
有する。外輪104には、補助板72の外方で止め輪1
06が弾発的に取外し可能に嵌合する。軸端部17に
は、内輪105の外方で止め輪107が取外し可能に弾
発的に嵌合する。こうして外輪104、したがって軸受
19の軸線方向内方(図3および図4の左方)への変位
が阻止されるとともに、内輪105、したがって軸受1
9の軸線方向外方(図3および図4の右方)への変位が
阻止される。定着ローラ3は、図1に示される止め輪2
1,103および図3に示される止め輪106,107
によって、側板14,15を含む定着装置本体3との軸
線方向の変位が阻止される。
ラ3の軸端部17を支持する軸受19は、外輪104と
内輪105とそれらの間に介在される転動体117とを
有する。外輪104には、補助板72の外方で止め輪1
06が弾発的に取外し可能に嵌合する。軸端部17に
は、内輪105の外方で止め輪107が取外し可能に弾
発的に嵌合する。こうして外輪104、したがって軸受
19の軸線方向内方(図3および図4の左方)への変位
が阻止されるとともに、内輪105、したがって軸受1
9の軸線方向外方(図3および図4の右方)への変位が
阻止される。定着ローラ3は、図1に示される止め輪2
1,103および図3に示される止め輪106,107
によって、側板14,15を含む定着装置本体3との軸
線方向の変位が阻止される。
【0063】ボルト97は、図8に明らかに示されるよ
うに、支持部材73のねじ孔108に螺合する。ホルダ
94の基端部96には、加熱ローラ5の軸線方向に支持
部材73側に屈曲する係合突部109が形成される。こ
の係合突部109は、支持部材73に形成された細長い
係合孔110に取外し可能に係合する。こうしてボルト
97を締付けたとき、ホルダ94がそのボルト97の軸
線まわりに角変位することはなく、したがって熱源4の
軸線が、加熱ローラ5の軸線に正確に一致された状態が
保たれることになる。係合孔110に連なってばね82
の端部83が係止する係止孔111が連なる。このこと
は、ホルダ58に関しても同様である。
うに、支持部材73のねじ孔108に螺合する。ホルダ
94の基端部96には、加熱ローラ5の軸線方向に支持
部材73側に屈曲する係合突部109が形成される。こ
の係合突部109は、支持部材73に形成された細長い
係合孔110に取外し可能に係合する。こうしてボルト
97を締付けたとき、ホルダ94がそのボルト97の軸
線まわりに角変位することはなく、したがって熱源4の
軸線が、加熱ローラ5の軸線に正確に一致された状態が
保たれることになる。係合孔110に連なってばね82
の端部83が係止する係止孔111が連なる。このこと
は、ホルダ58に関しても同様である。
【0064】定着ローラ3と加熱ローラ5とにわたって
巻掛けられているベルト6を取外すにあたっては、ベル
ト張力付与ばね55,82の端部56,57;83,8
4の少なくとも一方を取外し、ベルト6の張力を解除す
る。また加圧ローラ7の軸受33に関連するばね36の
端部39,40のいずれか一方を取外して加圧力を解除
し、またこの加圧ローラ7のもう1つの軸受34(前述
の図6参照)に関しても同様にして加圧力を解除する。
巻掛けられているベルト6を取外すにあたっては、ベル
ト張力付与ばね55,82の端部56,57;83,8
4の少なくとも一方を取外し、ベルト6の張力を解除す
る。また加圧ローラ7の軸受33に関連するばね36の
端部39,40のいずれか一方を取外して加圧力を解除
し、またこの加圧ローラ7のもう1つの軸受34(前述
の図6参照)に関しても同様にして加圧力を解除する。
【0065】次に、ホルダ58,94を固定しているボ
ルト59,97を緩め、または取外し、さらにホルダ5
8,94の端部62,95から熱源4の端部60,93
を取外し、熱源4を加熱ローラ5から取出す。加熱ロー
ラ5の軸受25と定着ローラ3の軸受19に関連して設
けられている止め輪81,107を取外す。その後、補
助板72を固定しているボルト74を取外し、こうして
蓋71を側板14から取外す。これによって挿脱孔66
が外方に臨む。この状態で、ベルト6を挿脱孔66から
側板14の外方に引出すことができる。
ルト59,97を緩め、または取外し、さらにホルダ5
8,94の端部62,95から熱源4の端部60,93
を取外し、熱源4を加熱ローラ5から取出す。加熱ロー
ラ5の軸受25と定着ローラ3の軸受19に関連して設
けられている止め輪81,107を取外す。その後、補
助板72を固定しているボルト74を取外し、こうして
蓋71を側板14から取外す。これによって挿脱孔66
が外方に臨む。この状態で、ベルト6を挿脱孔66から
側板14の外方に引出すことができる。
【0066】挿脱孔66から側板14の外方には、上述
のようにベルト6を引出すことができるだけでなく、次
のように加熱ローラ5および定着ローラ3を個別的に取
出すことができ、さらにまた、ベルト6と加熱ローラ5
と定着ローラ3とを同時に挿脱孔66から側板14の外
方に引出すこともまた、可能である。
のようにベルト6を引出すことができるだけでなく、次
のように加熱ローラ5および定着ローラ3を個別的に取
出すことができ、さらにまた、ベルト6と加熱ローラ5
と定着ローラ3とを同時に挿脱孔66から側板14の外
方に引出すこともまた、可能である。
【0067】加熱ローラ5を挿脱孔66から取出すに先
立ち、まず、止め輪53,54を取外すとともに、熱源
4の端部60をホルダ8の端部62から取外す。さらに
索条132の端部135を、支持部材45に固定されて
いるピン136から取外す。こうして加熱ローラ5とと
もに熱源4を、側板14の外方に引出すことができる。
立ち、まず、止め輪53,54を取外すとともに、熱源
4の端部60をホルダ8の端部62から取外す。さらに
索条132の端部135を、支持部材45に固定されて
いるピン136から取外す。こうして加熱ローラ5とと
もに熱源4を、側板14の外方に引出すことができる。
【0068】さらにまた定着ローラ3を定着装置本体2
から取外すには、図1における軸端部18に取付けられ
ている止め輪21を外す。これによって定着ローラ3を
側板14から外方に挿脱孔66を経て取出すことができ
る。
から取外すには、図1における軸端部18に取付けられ
ている止め輪21を外す。これによって定着ローラ3を
側板14から外方に挿脱孔66を経て取出すことができ
る。
【0069】さらに加圧ローラ7を定着装置本体2から
挿脱孔66を経て取出すこともまた可能である。このた
めに先ず、加圧ローラ7の軸端部31(図12),32
(図5)から軸受33,34を取外す。軸受33,34
を、側板14,15の案内長孔42,43から取外す。
そこで図12の軸端部31を、接続孔68を経て挿脱孔
66にもたらす。こうして加圧ローラ7を挿脱孔66か
ら側板14の外方に取出すことができる。
挿脱孔66を経て取出すこともまた可能である。このた
めに先ず、加圧ローラ7の軸端部31(図12),32
(図5)から軸受33,34を取外す。軸受33,34
を、側板14,15の案内長孔42,43から取外す。
そこで図12の軸端部31を、接続孔68を経て挿脱孔
66にもたらす。こうして加圧ローラ7を挿脱孔66か
ら側板14の外方に取出すことができる。
【0070】加熱ローラ5を定着装置本体2から側板1
5の外方に取出すこともできる。このためには、図1に
示される支持部材45と、ベルト蛇行防止装置63とと
もに、加熱ローラ5を、図7に示される開口64から側
板15の外方に取出すことができる。これによってベル
ト蛇行防止装置63を分解する必要はなく、作業性が良
好である。
5の外方に取出すこともできる。このためには、図1に
示される支持部材45と、ベルト蛇行防止装置63とと
もに、加熱ローラ5を、図7に示される開口64から側
板15の外方に取出すことができる。これによってベル
ト蛇行防止装置63を分解する必要はなく、作業性が良
好である。
【0071】このような加熱ローラ5の取出しに先立
ち、案内片46,47を、側板15から取付けボルト1
18,119を着脱自在に取外し、これによって支持部
材45を側板15から取外すことができる。あるいはま
た熱源4の端部60をホルダ58の端部62から取外
し、さらに加熱ローラ5の軸端部24を支持する軸受2
6のための止め輪53を取外して支持部材45から軸受
26を取外し、この状態で熱源4と加熱ローラ5とを定
着装置本体2の内方に変位する。これによって支持部材
45を、案内片46,47に沿ってたとえば図6の右方
に移動し、取外すことができる。
ち、案内片46,47を、側板15から取付けボルト1
18,119を着脱自在に取外し、これによって支持部
材45を側板15から取外すことができる。あるいはま
た熱源4の端部60をホルダ58の端部62から取外
し、さらに加熱ローラ5の軸端部24を支持する軸受2
6のための止め輪53を取外して支持部材45から軸受
26を取外し、この状態で熱源4と加熱ローラ5とを定
着装置本体2の内方に変位する。これによって支持部材
45を、案内片46,47に沿ってたとえば図6の右方
に移動し、取外すことができる。
【0072】図1、図2、図6、図7、図10を参照し
て、ベルト蛇行防止手段63を説明する。蛇行検出部材
120は、加熱ローラ5の軸端部24に配置され、この
軸端部24が、相互に回転自在に挿通し、これによって
蛇行検出部材120は、軸端部24に支持される。軸端
部24の外径は、加熱ローラ5のベルト6を案内するベ
ルト案内部121の外径未満となるように小径に形成さ
れる。
て、ベルト蛇行防止手段63を説明する。蛇行検出部材
120は、加熱ローラ5の軸端部24に配置され、この
軸端部24が、相互に回転自在に挿通し、これによって
蛇行検出部材120は、軸端部24に支持される。軸端
部24の外径は、加熱ローラ5のベルト6を案内するベ
ルト案内部121の外径未満となるように小径に形成さ
れる。
【0073】この蛇行検出部材120は、接触面122
を有するベルト接触部123を有する。接触面122
は、加熱ローラ5の回転軸線を含む平面内で、その軸線
と成す角度θ1(図2参照)は、ほぼ垂直に選ばれる。
蛇行検出部材120のベルト案内部123の接触面12
2は、加熱ローラ5の軸線を含む平面内で、その軸線と
成す角度θ1(図2参照)が、ほぼ垂直、すなわち90
度または90度未満であってほぼ90度である値、たと
えば70〜90度の範囲に選ばれてもよく、または85
〜90度の範囲に選ばれてもよく、89度であってもよ
い。70度未満では、90度を超えると、このように角
度θ1を、ほぼ垂直に定めることによって、ベルト6の
蛇行量を減少し、しかもベルト6の寿命を長くすること
ができることが、本件発明者の実験によって確認され
た。ベルト接触部123の接触面122の小径側の端部
124の外径は、加熱ローラ5のベルト案内部121の
外径に等しいことが望ましいけれども、ベルト案内部1
21の外径未満であってもよく、すなわち接触面122
と端部124の端面との環状の接続位置の外径は、ベル
ト案内部121の外径未満であってもよい。
を有するベルト接触部123を有する。接触面122
は、加熱ローラ5の回転軸線を含む平面内で、その軸線
と成す角度θ1(図2参照)は、ほぼ垂直に選ばれる。
蛇行検出部材120のベルト案内部123の接触面12
2は、加熱ローラ5の軸線を含む平面内で、その軸線と
成す角度θ1(図2参照)が、ほぼ垂直、すなわち90
度または90度未満であってほぼ90度である値、たと
えば70〜90度の範囲に選ばれてもよく、または85
〜90度の範囲に選ばれてもよく、89度であってもよ
い。70度未満では、90度を超えると、このように角
度θ1を、ほぼ垂直に定めることによって、ベルト6の
蛇行量を減少し、しかもベルト6の寿命を長くすること
ができることが、本件発明者の実験によって確認され
た。ベルト接触部123の接触面122の小径側の端部
124の外径は、加熱ローラ5のベルト案内部121の
外径に等しいことが望ましいけれども、ベルト案内部1
21の外径未満であってもよく、すなわち接触面122
と端部124の端面との環状の接続位置の外径は、ベル
ト案内部121の外径未満であってもよい。
【0074】軸端部24は、加熱ローラ5のベルト6が
巻掛けられるベルト案内部121よりも小さい外径を有
する。この軸端部24は、蛇行検出部材120を同軸に
挿通する。軸端部24の軸線方向外方(図1の左方)の
端部は、軸受26を介して支持部材45に支持される。
巻掛けられるベルト案内部121よりも小さい外径を有
する。この軸端部24は、蛇行検出部材120を同軸に
挿通する。軸端部24の軸線方向外方(図1の左方)の
端部は、軸受26を介して支持部材45に支持される。
【0075】ローラ支持手段140を構成する支持部材
45には、前述の案内長孔50が形成される。この案内
長孔50によって、軸受26は図1の紙面に垂直方向の
変位が可能になり、すなわち図6および図8の上下方向
の変位が可能になる。この案内長孔50の延びる変位方
向は、支持部材45の図1における上下方向、図6およ
び図8の左右方向にそれぞれ直交する方向である。
45には、前述の案内長孔50が形成される。この案内
長孔50によって、軸受26は図1の紙面に垂直方向の
変位が可能になり、すなわち図6および図8の上下方向
の変位が可能になる。この案内長孔50の延びる変位方
向は、支持部材45の図1における上下方向、図6およ
び図8の左右方向にそれぞれ直交する方向である。
【0076】蛇行検出部材120のベルト接触部123
よりも軸線方向外方(図1および図2の左方)には、直
円筒状の索条案内部125が一体的に形成される。この
索条案内部125には、その索条案内部125の軸線方
向外方(図1および図2の左方)寄りで、半径方向外方
に隆起したフランジ126が形成される。フランジ12
6の外周面は、索条案内部125から軸線方向外方にな
るにつれて外径が大きく形成された円錐台状に形成され
る。
よりも軸線方向外方(図1および図2の左方)には、直
円筒状の索条案内部125が一体的に形成される。この
索条案内部125には、その索条案内部125の軸線方
向外方(図1および図2の左方)寄りで、半径方向外方
に隆起したフランジ126が形成される。フランジ12
6の外周面は、索条案内部125から軸線方向外方にな
るにつれて外径が大きく形成された円錐台状に形成され
る。
【0077】さらに蛇行検出用ばね127は、軸受26
の変位案内部162のほぼ下半周を大略的にU字状に囲
む。蛇行検出用ばね127の2つの上端部128,12
9は、支持部材45のピン130,131に係止され
る。こうして案内長孔50内の軸受26、したがって加
熱ローラ5の軸端部24には、図1の紙面上方、図6お
よび図8の上方に向かう一方の方向のばね力が与えられ
る。
の変位案内部162のほぼ下半周を大略的にU字状に囲
む。蛇行検出用ばね127の2つの上端部128,12
9は、支持部材45のピン130,131に係止され
る。こうして案内長孔50内の軸受26、したがって加
熱ローラ5の軸端部24には、図1の紙面上方、図6お
よび図8の上方に向かう一方の方向のばね力が与えられ
る。
【0078】図13は、定着ローラ3と加熱ローラ5と
にベルト6が巻掛けられた状態を示す簡略化した図であ
る。この図13においてベルト蛇行時には、加熱ローラ
5は、仮想線で示され、かつ参照符5aで示されるよう
にすべり軸受26のころがりによって変位し、このとき
ベルトは参照符6aで示される。加熱ローラ5は、ベル
ト張力付与ばね55,82によって図13の右方に引っ
張られてばね力が与えられ、したがってベルト6は反力
175を、定着ローラ3に向けて発生する。ベルト6の
蛇行が生じていないとき、加熱ローラ5、したがって軸
受26は、蛇行検出用ばね127の働きによって矢符1
76の方向に変位し、ベルト6の蛇行が生じることによ
って、そのベルトの蛇行の防止のために矢符177の方
向に変位する。この加熱ローラ5の変位量d3は、たと
えば1〜2mmであってもよい。
にベルト6が巻掛けられた状態を示す簡略化した図であ
る。この図13においてベルト蛇行時には、加熱ローラ
5は、仮想線で示され、かつ参照符5aで示されるよう
にすべり軸受26のころがりによって変位し、このとき
ベルトは参照符6aで示される。加熱ローラ5は、ベル
ト張力付与ばね55,82によって図13の右方に引っ
張られてばね力が与えられ、したがってベルト6は反力
175を、定着ローラ3に向けて発生する。ベルト6の
蛇行が生じていないとき、加熱ローラ5、したがって軸
受26は、蛇行検出用ばね127の働きによって矢符1
76の方向に変位し、ベルト6の蛇行が生じることによ
って、そのベルトの蛇行の防止のために矢符177の方
向に変位する。この加熱ローラ5の変位量d3は、たと
えば1〜2mmであってもよい。
【0079】図14は、案内長孔50に軸受26がころ
がり接触可能に支持されるときの状態を示す一部の断面
図である。すべり軸受26には、ベルト反力175の方
向の側(図13および図14の左方)に、複数(この実
施の形態ではたとえば2)の凸部であるころがり接触部
178,179が形成される。このころがり接触部17
8,179間は、参照符180で示されるようにくぼん
でいる。ころがり接触部178,179は、軸受26お
よび加熱ローラ5の軸線に沿って平行に延びる。
がり接触可能に支持されるときの状態を示す一部の断面
図である。すべり軸受26には、ベルト反力175の方
向の側(図13および図14の左方)に、複数(この実
施の形態ではたとえば2)の凸部であるころがり接触部
178,179が形成される。このころがり接触部17
8,179間は、参照符180で示されるようにくぼん
でいる。ころがり接触部178,179は、軸受26お
よび加熱ローラ5の軸線に沿って平行に延びる。
【0080】支持部材45の案内長孔50において、平
行部156には、凹部であるころがり受け部181,1
82が形成される。このころがり受け部181,182
の間には、凹み180に対応してこの凹み180の内周
面には接触しないように低い隆起部183が形成され
る。
行部156には、凹部であるころがり受け部181,1
82が形成される。このころがり受け部181,182
の間には、凹み180に対応してこの凹み180の内周
面には接触しないように低い隆起部183が形成され
る。
【0081】図14に示されるころがり接触部178,
179間の距離と、ころがり受け部181,182間の
距離とは等しい。ころがり受け部181,182は、軸
受26および加熱ローラ5の軸線に平行に延びるころが
り接触部178,179は、ころがり受け部181,1
82にそれぞれ線接触して受けられる。
179間の距離と、ころがり受け部181,182間の
距離とは等しい。ころがり受け部181,182は、軸
受26および加熱ローラ5の軸線に平行に延びるころが
り接触部178,179は、ころがり受け部181,1
82にそれぞれ線接触して受けられる。
【0082】ベルト6が蛇行せず、そのベルト6の側端
部がベルト接触面122に接触しない状態では、図14
(1)に示されるようにころがり接触部178がころが
り受け部181に受けられた状態となっている。ベルト
6が蛇行してベルト接触面122に接触すると、蛇行検
出部材120にトルクが作用し、したがって索条132
が索条案内部125に巻付き、これによって軸受26
は、図14(2)に示されるように、2つのころがり接
触部178,179が2つのころがり受け部181,1
82にいずれも当接した状態を経て、図14(3)に示
されるようにころがり接触部179がころがり受け部1
82に線接触して受けられる状態に、蛇行検出用ばね1
27のばね力に抗して変位することができる。このよう
にして軸受26は、ベルト6の蛇行時にころがり接触部
178,179がころがり受け部181,182にころ
がり接触して図13の矢符177で示される予め定める
変位方向に変位するので、わずかなころがり摩擦で、軸
受26を変位することができる。これによって軸受2
6、したがって加熱ローラ5の軸端部24の変位方向1
77の変位が、わずかなトルクで可能になり、ベルトの
蛇行を高精度で防ぐことができる。さらにこのベルトの
蛇行を防止する動作を、以下のように述べる。
部がベルト接触面122に接触しない状態では、図14
(1)に示されるようにころがり接触部178がころが
り受け部181に受けられた状態となっている。ベルト
6が蛇行してベルト接触面122に接触すると、蛇行検
出部材120にトルクが作用し、したがって索条132
が索条案内部125に巻付き、これによって軸受26
は、図14(2)に示されるように、2つのころがり接
触部178,179が2つのころがり受け部181,1
82にいずれも当接した状態を経て、図14(3)に示
されるようにころがり接触部179がころがり受け部1
82に線接触して受けられる状態に、蛇行検出用ばね1
27のばね力に抗して変位することができる。このよう
にして軸受26は、ベルト6の蛇行時にころがり接触部
178,179がころがり受け部181,182にころ
がり接触して図13の矢符177で示される予め定める
変位方向に変位するので、わずかなころがり摩擦で、軸
受26を変位することができる。これによって軸受2
6、したがって加熱ローラ5の軸端部24の変位方向1
77の変位が、わずかなトルクで可能になり、ベルトの
蛇行を高精度で防ぐことができる。さらにこのベルトの
蛇行を防止する動作を、以下のように述べる。
【0083】ばね127のばね力によって、長孔50の
上端部143(図7参照)に軸受26の上端部が当接し
ている状態では、ベルト6は、そのベルト6の幅方向
に、したがって加熱ローラ5の軸線方向に、蛇行検出部
材120寄りに変位して走行する。
上端部143(図7参照)に軸受26の上端部が当接し
ている状態では、ベルト6は、そのベルト6の幅方向
に、したがって加熱ローラ5の軸線方向に、蛇行検出部
材120寄りに変位して走行する。
【0084】索条132は可撓性を有し、伸縮せず、図
8に明らかに示されるようにその一端部133は、ピン
134によって蛇行検出部材120に連結され、こうし
て一端部133が索条案内部125に固定される。索条
132の他端部135は、ピン136によって支持部材
45に取外し可能に連結されて固定される。この索条1
32は、索条案内部125に、蛇行検出用ばね127と
はほぼ反対側で周方向に部分的に、たとえば約半周巻掛
けられる。ベルト6が蛇行しておらず、したがってベル
ト6の側端部がベルト接触面122に接触していない状
態では、図14(1)の状態が保たれている。こうして
索条132は、索条検出部材120が、加熱ローラ5と
同一の回転方向である矢符137(図8参照)に角変位
するとき、その索条132は、索条案内部125に巻き
付き、これによって加熱ローラ5の軸端部24は、蛇行
検出用ばね127による図6〜図8の上方である一方の
方向のばね力に抗して、軸端部24を図6〜図8の下方
である他方の方向に変位させる。こうして軸受26は、
図14(2)の状態を経て、図14(3)に示される状
態となる。
8に明らかに示されるようにその一端部133は、ピン
134によって蛇行検出部材120に連結され、こうし
て一端部133が索条案内部125に固定される。索条
132の他端部135は、ピン136によって支持部材
45に取外し可能に連結されて固定される。この索条1
32は、索条案内部125に、蛇行検出用ばね127と
はほぼ反対側で周方向に部分的に、たとえば約半周巻掛
けられる。ベルト6が蛇行しておらず、したがってベル
ト6の側端部がベルト接触面122に接触していない状
態では、図14(1)の状態が保たれている。こうして
索条132は、索条検出部材120が、加熱ローラ5と
同一の回転方向である矢符137(図8参照)に角変位
するとき、その索条132は、索条案内部125に巻き
付き、これによって加熱ローラ5の軸端部24は、蛇行
検出用ばね127による図6〜図8の上方である一方の
方向のばね力に抗して、軸端部24を図6〜図8の下方
である他方の方向に変位させる。こうして軸受26は、
図14(2)の状態を経て、図14(3)に示される状
態となる。
【0085】ベルト6が蛇行して蛇行検出部材120の
ベルト接触部123の接触面122に接触すると、その
ベルト幅方向の蛇行量に応じて蛇行検出部材120に
は、大きな回転トルクが作用する。これによって索条案
内部125に索条132が巻き付く。これによって軸端
部24が図6〜図8の下方に変位する。したがってベル
ト6には、側板14側への蛇行成分が発生し、初期の側
板15側への蛇行成分と打消し合うまで、軸端部24が
案内長孔50に沿って下方に変位されることになる。
ベルト接触部123の接触面122に接触すると、その
ベルト幅方向の蛇行量に応じて蛇行検出部材120に
は、大きな回転トルクが作用する。これによって索条案
内部125に索条132が巻き付く。これによって軸端
部24が図6〜図8の下方に変位する。したがってベル
ト6には、側板14側への蛇行成分が発生し、初期の側
板15側への蛇行成分と打消し合うまで、軸端部24が
案内長孔50に沿って下方に変位されることになる。
【0086】このようにベルト6が蛇行してベルト接触
部123の接触面122に接触することによって、ベル
ト6と接触面122との間に摩擦力が作用し、こうして
上述のように蛇行検出部材120が軸端部24に対して
回転させられる。この回転によって前述のように索条1
32が索条案内部125に巻き付くことになる。この索
条132の巻取り力と蛇行検出用ばね127のばね力と
が平衡し、軸端部24の図6および図7における下方へ
の変位量が規制され、こうして或る一定位置にベルト6
の端部の接触面122上の位置が維持されることにな
る。
部123の接触面122に接触することによって、ベル
ト6と接触面122との間に摩擦力が作用し、こうして
上述のように蛇行検出部材120が軸端部24に対して
回転させられる。この回転によって前述のように索条1
32が索条案内部125に巻き付くことになる。この索
条132の巻取り力と蛇行検出用ばね127のばね力と
が平衡し、軸端部24の図6および図7における下方へ
の変位量が規制され、こうして或る一定位置にベルト6
の端部の接触面122上の位置が維持されることにな
る。
【0087】軸端部24が図6および図7の下方に上述
のように変位する力が作用するとき、その加熱ローラ5
の軸端部23側において、図4に明らかに示されるよう
に支持部材73の遊通孔142に軸受25が隙間を有し
て緩やかに挿通していることによって、または本発明の
実施の他の形態では、支持部材73が弾発的に変形する
ことによって、または軸受25のがたつきなどによっ
て、定着ローラ3の軸線を含む一仮想平面に対して加熱
ローラ5の軸線が傾斜することが許容される。これによ
って上述のように軸端部24の図6および図7の下方へ
のベルト蛇行防止のための変位が可能になる。
のように変位する力が作用するとき、その加熱ローラ5
の軸端部23側において、図4に明らかに示されるよう
に支持部材73の遊通孔142に軸受25が隙間を有し
て緩やかに挿通していることによって、または本発明の
実施の他の形態では、支持部材73が弾発的に変形する
ことによって、または軸受25のがたつきなどによっ
て、定着ローラ3の軸線を含む一仮想平面に対して加熱
ローラ5の軸線が傾斜することが許容される。これによ
って上述のように軸端部24の図6および図7の下方へ
のベルト蛇行防止のための変位が可能になる。
【0088】図1および図2を参照して、フランジ12
6よりも軸端部24の軸線方向外方には、その軸端部2
4に止め輪138が着脱可能に取付けられる。この止め
輪138の働きによって、蛇行検出部材120は軸端部
24の軸線方向外方への変位が阻止される。蛇行検出部
材120の端部124は、加熱ローラ5のベルト案内部
121の端面に当接して、軸線方向内方(図1および図
2の右方)への変位が制限される。
6よりも軸端部24の軸線方向外方には、その軸端部2
4に止め輪138が着脱可能に取付けられる。この止め
輪138の働きによって、蛇行検出部材120は軸端部
24の軸線方向外方への変位が阻止される。蛇行検出部
材120の端部124は、加熱ローラ5のベルト案内部
121の端面に当接して、軸線方向内方(図1および図
2の右方)への変位が制限される。
【0089】さらに鍔部163の働きによって、保持部
162の外周面から蛇行検出用ばね127のU字状に巻
掛けられた湾曲部が図1および図2の右方に変位して外
れてしまうことが防がれる。こうしてベルト6の蛇行防
止動作が確実に達成される。
162の外周面から蛇行検出用ばね127のU字状に巻
掛けられた湾曲部が図1および図2の右方に変位して外
れてしまうことが防がれる。こうしてベルト6の蛇行防
止動作が確実に達成される。
【0090】蛇行検出部材120に一体的に形成される
索条案内部125と、蛇行検出用ばね127と、索条1
32とを含む構成要素は、ローラ軸端部変位手段141
を構成する。
索条案内部125と、蛇行検出用ばね127と、索条1
32とを含む構成要素は、ローラ軸端部変位手段141
を構成する。
【0091】本発明の実施の他の形態では、索条132
に代えて、ぜんまいばねを用い、蛇行検出用ばね127
を省略してもよい。索条132を用いる代わりに、蛇行
検出部材120に同軸のピニオンを固定し、支持部材4
5には、ピニオンに噛合するラックを固定し、これによ
って軸端部24を変位するようにしてもよく、あるいは
剛性ロッドの一端部を蛇行検出部材120の側壁にピン
結合し、そのロッドの他端部を支持部材45にピン結合
して、ベルト6の蛇行時に軸端部24を変位するように
構成してもよい。
に代えて、ぜんまいばねを用い、蛇行検出用ばね127
を省略してもよい。索条132を用いる代わりに、蛇行
検出部材120に同軸のピニオンを固定し、支持部材4
5には、ピニオンに噛合するラックを固定し、これによ
って軸端部24を変位するようにしてもよく、あるいは
剛性ロッドの一端部を蛇行検出部材120の側壁にピン
結合し、そのロッドの他端部を支持部材45にピン結合
して、ベルト6の蛇行時に軸端部24を変位するように
構成してもよい。
【0092】ベルト6は、たとえば厚み40〜50μm
の熱膨張率が比較的小さい金属材料であるNiの外表面
に、トナーのオフセットを防ぐために厚み約120μm
の合成樹脂、たとえばシリコン樹脂から成る被覆層が形
成された構成を有する。蛇行検出部材120は、金属製
であってもよく、または耐摩耗性に優れた合成樹脂材
料、たとえばポリアミドイミド系合成樹脂から成っても
よい。
の熱膨張率が比較的小さい金属材料であるNiの外表面
に、トナーのオフセットを防ぐために厚み約120μm
の合成樹脂、たとえばシリコン樹脂から成る被覆層が形
成された構成を有する。蛇行検出部材120は、金属製
であってもよく、または耐摩耗性に優れた合成樹脂材
料、たとえばポリアミドイミド系合成樹脂から成っても
よい。
【0093】本件発明者の実験結果を述べる。前述の図
1〜図14に関連して述べた本発明の実施の形態におい
て、ベルト6は、厚み50μmを有するNiの外周面
に、厚み120μmのシリコン樹脂が被覆された構成を
有し、そのベルト6の走行速度200mm/min、加
圧ローラ7のベルト6を介する定着ローラ3への加圧力
18.5kgfであるときにおける本件発明者の実験結
果は、表1および図15に示されるとおりとなった。こ
の実験のその他のテスト条件は表1に示されるとおりで
ある。
1〜図14に関連して述べた本発明の実施の形態におい
て、ベルト6は、厚み50μmを有するNiの外周面
に、厚み120μmのシリコン樹脂が被覆された構成を
有し、そのベルト6の走行速度200mm/min、加
圧ローラ7のベルト6を介する定着ローラ3への加圧力
18.5kgfであるときにおける本件発明者の実験結
果は、表1および図15に示されるとおりとなった。こ
の実験のその他のテスト条件は表1に示されるとおりで
ある。
【0094】
【表1】
【0095】ベルト寿命というのは、ベルト6にクラッ
クが発生したことを表す。表1および図15から明らか
なように、実施例では、ベルト6の寿命が比較例1,2
に比べて充分に長くなり、しかもベルト6の位置規制が
高精度で行うことができることが確認された。
クが発生したことを表す。表1および図15から明らか
なように、実施例では、ベルト6の寿命が比較例1,2
に比べて充分に長くなり、しかもベルト6の位置規制が
高精度で行うことができることが確認された。
【0096】表1におけるウォームアップ時の蛇行量と
いうのは、電源投入直後におけるベルトの蛇行量を表
す。振れ量というのは、定着動作時におけるベルトの蛇
行量を表す。
いうのは、電源投入直後におけるベルトの蛇行量を表
す。振れ量というのは、定着動作時におけるベルトの蛇
行量を表す。
【0097】図16(1)は、表1における実施例の時
間経過に伴うベルト6の蛇行量を表す。図16(2)
は、定着動作時における比較例1のベルト6の蛇行量を
表す。図16(2)においてベルト6の円錐台状接触面
122への乗り上げ量は、4.29〜5.00mmであ
った。このことから本発明の実施例では、蛇行検出部材
120の接触面122にトナーおよびオイルが付着して
も、さらに温度負荷が大きくなっても、ベルト6の蛇行
量が比較例1に比べて小さいことが確認された。
間経過に伴うベルト6の蛇行量を表す。図16(2)
は、定着動作時における比較例1のベルト6の蛇行量を
表す。図16(2)においてベルト6の円錐台状接触面
122への乗り上げ量は、4.29〜5.00mmであ
った。このことから本発明の実施例では、蛇行検出部材
120の接触面122にトナーおよびオイルが付着して
も、さらに温度負荷が大きくなっても、ベルト6の蛇行
量が比較例1に比べて小さいことが確認された。
【0098】蛇行検出部材120は、ポリアミドイミド
系樹脂製として、これによって上述の実施例において、
200時間の連続運転時においても、ベルト6にはクラ
ックが生じることはなく、しかも接触面122の摩耗は
ほとんど生じなかった。したがってポリアミドイミド系
樹脂製蛇行検出部材の耐摩耗性が優れていることが確認
された。蛇行検出部材120を、PPS(ポリフェニレ
ンサルファイド)系合成樹脂製であるとき、150時間
の連続運転で接触面122には1.5mmの食い込み摩
耗が生じた。本発明の実施の他の形態では、接触面12
2を有する接触部を、蛇行検出部材本体に設け、この接
触部のみを、ポリアミドイミド系合成樹脂製とし、検出
部材本体は、その他の材料、たとえば摺動摩擦がわずか
である安価なたとえばPPS系樹脂などの合成樹脂材料
製としてもよい。
系樹脂製として、これによって上述の実施例において、
200時間の連続運転時においても、ベルト6にはクラ
ックが生じることはなく、しかも接触面122の摩耗は
ほとんど生じなかった。したがってポリアミドイミド系
樹脂製蛇行検出部材の耐摩耗性が優れていることが確認
された。蛇行検出部材120を、PPS(ポリフェニレ
ンサルファイド)系合成樹脂製であるとき、150時間
の連続運転で接触面122には1.5mmの食い込み摩
耗が生じた。本発明の実施の他の形態では、接触面12
2を有する接触部を、蛇行検出部材本体に設け、この接
触部のみを、ポリアミドイミド系合成樹脂製とし、検出
部材本体は、その他の材料、たとえば摺動摩擦がわずか
である安価なたとえばPPS系樹脂などの合成樹脂材料
製としてもよい。
【0099】上述の実施例では、ベルトの蛇行量を減少
することができるとともに、ベルト6の寿命を長くする
ことができ、さらに、ベルト6の微小な振動であるびび
りが見られず、しかもベルト6は比較的低い張力でも、
ベルト6の蛇行を充分に抑制し、安定して走行すること
ができた。
することができるとともに、ベルト6の寿命を長くする
ことができ、さらに、ベルト6の微小な振動であるびび
りが見られず、しかもベルト6は比較的低い張力でも、
ベルト6の蛇行を充分に抑制し、安定して走行すること
ができた。
【0100】図17は本発明の実施のさらに他の形態一
部の断面図である。この構成は、前述の図14(2)に
関連して述べた構成に類似する。この実施の形態では、
軸受6には、凹部であるころがり接触部184,185
が形成され、支持部材45の平行部156には、凸部で
あるころがり受け部186,187が形成される。ベル
ト6の蛇行が生じていない状態では、ころがり接触部1
84はころがり受け部186に当接して蛇行検出用ばね
127のばね力で軸受6は、案内長孔50の上端部14
3に当接している。
部の断面図である。この構成は、前述の図14(2)に
関連して述べた構成に類似する。この実施の形態では、
軸受6には、凹部であるころがり接触部184,185
が形成され、支持部材45の平行部156には、凸部で
あるころがり受け部186,187が形成される。ベル
ト6の蛇行が生じていない状態では、ころがり接触部1
84はころがり受け部186に当接して蛇行検出用ばね
127のばね力で軸受6は、案内長孔50の上端部14
3に当接している。
【0101】ベルト6が蛇行してその側端部がベルト接
触面122に接触すると、図17に示されるようにころ
がり接触部184,185がころがり受け部186,1
87にいずれも当接してころがって変位し、ころがり接
触部185がころがり受け部187に受けられた状態に
なる。ころがり接触部184,185の間には、低い隆
起部188が形成される。ころがり受け部186,18
7の間には、隆起部188には接触しない凹み189が
形成される。図17におけるころがり接触部184,1
85間の距離ところがり受け部186,187間の距離
とは等しい。図17の実施の形態におけるその他の構成
は、図1〜図16の実施の形態と同様である。
触面122に接触すると、図17に示されるようにころ
がり接触部184,185がころがり受け部186,1
87にいずれも当接してころがって変位し、ころがり接
触部185がころがり受け部187に受けられた状態に
なる。ころがり接触部184,185の間には、低い隆
起部188が形成される。ころがり受け部186,18
7の間には、隆起部188には接触しない凹み189が
形成される。図17におけるころがり接触部184,1
85間の距離ところがり受け部186,187間の距離
とは等しい。図17の実施の形態におけるその他の構成
は、図1〜図16の実施の形態と同様である。
【0102】図18は、本発明の実施の他の形態のすべ
り軸受193の斜視図である。この軸受193を用いて
加熱ローラ5の軸端部24を支持する構成は、前述の図
1に対応して図19に示され、また図2に対応して図2
0に示され、このような図18〜図20の構成を有する
ベルト定着装置の左側面は図21に示される。その他の
構成は、前述の図1〜図16の実施の形態と同様であ
り、また図22のように構成されてもよい。
り軸受193の斜視図である。この軸受193を用いて
加熱ローラ5の軸端部24を支持する構成は、前述の図
1に対応して図19に示され、また図2に対応して図2
0に示され、このような図18〜図20の構成を有する
ベルト定着装置の左側面は図21に示される。その他の
構成は、前述の図1〜図16の実施の形態と同様であ
り、また図22のように構成されてもよい。
【0103】図18〜図21の実施の形態において、前
述の軸受26と同様にして合成樹脂製であって、射出成
型によって形成されてもよい。この軸受193は、変位
案内部194,195を有し、支持部材45の軸線方向
外方に配置される鍔部196,197を有する。変位案
内部194,195よりも軸線方向内方側には、保持部
162が連なり、さらに傾斜した円錐台状の面165を
有する鍔部163を有する。変位案内部194,195
は、支持部材45に形成された変位案内孔198の相互
に平行な図21の上下に延びる案内面199,200に
よって摺動して案内される。変位案内部194,195
が細長く形成され、変位案内孔198の案内面199,
200に摺動して案内されるので、すべり軸受193
が、軸端部24の軸線まわりにすべり軸受193が角変
位することはなく、したがってすべり軸受193が摩耗
するおそれはない。その他の構成は、前述の図1〜図1
6に関連して述べた実施例と同様である。
述の軸受26と同様にして合成樹脂製であって、射出成
型によって形成されてもよい。この軸受193は、変位
案内部194,195を有し、支持部材45の軸線方向
外方に配置される鍔部196,197を有する。変位案
内部194,195よりも軸線方向内方側には、保持部
162が連なり、さらに傾斜した円錐台状の面165を
有する鍔部163を有する。変位案内部194,195
は、支持部材45に形成された変位案内孔198の相互
に平行な図21の上下に延びる案内面199,200に
よって摺動して案内される。変位案内部194,195
が細長く形成され、変位案内孔198の案内面199,
200に摺動して案内されるので、すべり軸受193
が、軸端部24の軸線まわりにすべり軸受193が角変
位することはなく、したがってすべり軸受193が摩耗
するおそれはない。その他の構成は、前述の図1〜図1
6に関連して述べた実施例と同様である。
【0104】図22は、本発明の実施の他の形態の一部
の断面図である。この実施の形態は、前述の図1〜図1
6および図17〜図21の実施の各形態に類似し、対応
する部分には同一の参照符を付す。ベルト蛇行防止手段
63は、前述の図1〜図16の実施の形態では、側板1
5側に設けられたけれども、本発明の実施の他の形態で
は、ベルト蛇行防止手段63aが図12において側板1
4側に設けられる。蓋71を構成する支持部材73に
は、軸受25を支持する案内長孔50が形成される。蛇
行検出用ばね127の両端部128,129は、支持部
材73に連結される。索条132の一端部は前述のよう
に蛇行検出部材120に連結され、もう1つの端部13
5は支持部材73に連結される。こうして図22の実施
の形態では、ベルト蛇行防止手段63aは、側板14の
内方(図3および図4の左方)で、その側板14寄りに
設けられる。したがってベルト6の交換時などにおい
て、蓋71の付近に設けられているベルト蛇行検出装置
63aの点検を容易に行うことができるとともに、蛇行
検出部材120を、止め輪80,81,138を取外す
ことによって、容易に交換可能である。
の断面図である。この実施の形態は、前述の図1〜図1
6および図17〜図21の実施の各形態に類似し、対応
する部分には同一の参照符を付す。ベルト蛇行防止手段
63は、前述の図1〜図16の実施の形態では、側板1
5側に設けられたけれども、本発明の実施の他の形態で
は、ベルト蛇行防止手段63aが図12において側板1
4側に設けられる。蓋71を構成する支持部材73に
は、軸受25を支持する案内長孔50が形成される。蛇
行検出用ばね127の両端部128,129は、支持部
材73に連結される。索条132の一端部は前述のよう
に蛇行検出部材120に連結され、もう1つの端部13
5は支持部材73に連結される。こうして図22の実施
の形態では、ベルト蛇行防止手段63aは、側板14の
内方(図3および図4の左方)で、その側板14寄りに
設けられる。したがってベルト6の交換時などにおい
て、蓋71の付近に設けられているベルト蛇行検出装置
63aの点検を容易に行うことができるとともに、蛇行
検出部材120を、止め輪80,81,138を取外す
ことによって、容易に交換可能である。
【0105】本発明の実施のさらに他の形態では、加熱
ローラ5の軸端部24に、図1〜図16に関連して前述
したベルト蛇行防止手段63が設けられ、かつもう1つ
の軸端部23に、図22に関連して述べたベルト蛇行防
止手段63aが設けられ、このようにして両軸端部2
4,23にベルト蛇行防止手段63,63aがそれぞれ
設けられる構成としてもよい。この実施の形態では、各
軸端部24,23にそれぞれ設けられた蛇行検出部材1
20の接触面122間の回転軸線に沿う距離は、定着動
作を行わない常温の状態で、ベルト6の幅にほぼ等しく
定められる。定着時に、加熱ローラ5が、たとえば約1
60〜約200℃に昇温されることによって、加熱ロー
ラ5が熱膨張して伸長し、たとえば1.5〜2.0mm
伸びることによって、ベルトの側端部と接触面122と
の隙間が生じるけれども、その隙間は、比較的わずかで
ある。したがって両軸端部24,23にベルト蛇行防止
手段63,63aがそれぞれ設けられる実施の形態にお
いても、ベルトの蛇行を高精度で防止することができ
る。
ローラ5の軸端部24に、図1〜図16に関連して前述
したベルト蛇行防止手段63が設けられ、かつもう1つ
の軸端部23に、図22に関連して述べたベルト蛇行防
止手段63aが設けられ、このようにして両軸端部2
4,23にベルト蛇行防止手段63,63aがそれぞれ
設けられる構成としてもよい。この実施の形態では、各
軸端部24,23にそれぞれ設けられた蛇行検出部材1
20の接触面122間の回転軸線に沿う距離は、定着動
作を行わない常温の状態で、ベルト6の幅にほぼ等しく
定められる。定着時に、加熱ローラ5が、たとえば約1
60〜約200℃に昇温されることによって、加熱ロー
ラ5が熱膨張して伸長し、たとえば1.5〜2.0mm
伸びることによって、ベルトの側端部と接触面122と
の隙間が生じるけれども、その隙間は、比較的わずかで
ある。したがって両軸端部24,23にベルト蛇行防止
手段63,63aがそれぞれ設けられる実施の形態にお
いても、ベルトの蛇行を高精度で防止することができ
る。
【0106】図23は、ベルトの蛇行防止手段63の動
作原理を簡略化して示す図である。図23において、加
圧ローラ7が、定着ローラ3と加熱ローラ5との間で、
ベルト6に圧接された一般的な構成が示される。このよ
うな構成は、本発明の実施の一形態に含まれる。加圧ロ
ーラ7が、定着ローラ3の外周面に巻掛けられているベ
ルト6の部分に当接するとき、入口端204は、定着ロ
ーラ3の外周面上にある。加熱ローラ5の軸線201
が、ベルト蛇行の防止のために変位する方向177は、
楕円205の蛇行を生じていないときにおける軸線20
1の位置における接線方向に一致する。楕円205は、
定着ローラ3の出口端203と、加圧ローラ7における
ベルト6の入口端204とを中心として有する。この楕
円205では、加熱ローラ5のベルトが蛇行していない
状態における軸線201と出口端203との間の距離g
と、軸線201と入口端204との間の距離hとの和
(=g+h)が一定である。加熱ローラ5の軸端部24
および/または23を、ベルトの蛇行防止のために変位
するにあたり、変位方向177に沿う成分が生じるよう
に、その軸端部24および/または23の変位が可能と
される。
作原理を簡略化して示す図である。図23において、加
圧ローラ7が、定着ローラ3と加熱ローラ5との間で、
ベルト6に圧接された一般的な構成が示される。このよ
うな構成は、本発明の実施の一形態に含まれる。加圧ロ
ーラ7が、定着ローラ3の外周面に巻掛けられているベ
ルト6の部分に当接するとき、入口端204は、定着ロ
ーラ3の外周面上にある。加熱ローラ5の軸線201
が、ベルト蛇行の防止のために変位する方向177は、
楕円205の蛇行を生じていないときにおける軸線20
1の位置における接線方向に一致する。楕円205は、
定着ローラ3の出口端203と、加圧ローラ7における
ベルト6の入口端204とを中心として有する。この楕
円205では、加熱ローラ5のベルトが蛇行していない
状態における軸線201と出口端203との間の距離g
と、軸線201と入口端204との間の距離hとの和
(=g+h)が一定である。加熱ローラ5の軸端部24
および/または23を、ベルトの蛇行防止のために変位
するにあたり、変位方向177に沿う成分が生じるよう
に、その軸端部24および/または23の変位が可能と
される。
【0107】ベルト6の蛇行防止手段63,63aは、
加熱ローラ5に関連して設けられるだけでなく、その他
のベルト搬送ローラに関連して設けられてもよく、すな
わち熱源が用いられないテンションローラに関連して設
けられてもよい。さらに熱源は、ベルト搬送ローラを挿
通して設けられていなくてもよく、たとえば2つのロー
ラ3,5間に張架されて加圧ローラ7に臨む張架部分を
加熱するように、熱源が設けられてもよい。
加熱ローラ5に関連して設けられるだけでなく、その他
のベルト搬送ローラに関連して設けられてもよく、すな
わち熱源が用いられないテンションローラに関連して設
けられてもよい。さらに熱源は、ベルト搬送ローラを挿
通して設けられていなくてもよく、たとえば2つのロー
ラ3,5間に張架されて加圧ローラ7に臨む張架部分を
加熱するように、熱源が設けられてもよい。
【0108】軸受19,20;31,32は、ころがり
軸受だけでなく、前述と同様なすべり軸受であってもよ
い。
軸受だけでなく、前述と同様なすべり軸受であってもよ
い。
【0109】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、蛇行防止手
段が設けられる1つのベルト搬送ローラの軸端部は、す
べり軸受によって支持されるので、前述の玉軸受などの
ころがり軸受を用いる構成に比べて、構成の簡略化が図
られる。
段が設けられる1つのベルト搬送ローラの軸端部は、す
べり軸受によって支持されるので、前述の玉軸受などの
ころがり軸受を用いる構成に比べて、構成の簡略化が図
られる。
【0110】しかも本発明によれば、すべり軸受は、こ
ろがり接触部を有し、このころがり接触部は、ころがり
受け部によって受けられるので、ころがり摩擦係数がわ
ずかであり、したがって蛇行したベルトが蛇行検出部材
のベルト接触部に接触したときに生じるわずかなトルク
によって蛇行検出部材、したがって前記1つのベルト搬
送ローラの軸端部を、前記予め定める変位方向に確実に
変位することができる。したがってベルトの蛇行を高精
度で防止することができる。
ろがり接触部を有し、このころがり接触部は、ころがり
受け部によって受けられるので、ころがり摩擦係数がわ
ずかであり、したがって蛇行したベルトが蛇行検出部材
のベルト接触部に接触したときに生じるわずかなトルク
によって蛇行検出部材、したがって前記1つのベルト搬
送ローラの軸端部を、前記予め定める変位方向に確実に
変位することができる。したがってベルトの蛇行を高精
度で防止することができる。
【0111】請求項2の本発明によれば、蛇行防止手段
は、前記1つのベルト搬送ローラの一方の軸端部のみに
設けられ、この一方の支持部材に、すべり軸受がころが
り摩擦によって上述のように受けられ、他方の軸端部も
また、もう1つのすべり軸受によって他方の支持部材に
支持され、こうして2つの支持部材45,73がベルト
張力付与ばねによってばね力が与えられてベルトに張力
が与えられるので、ベルトに、定着に適した最適な張力
を付与しつつ、ベルトの蛇行を確実に防止することがで
き、こうしてベルト定着の品質を向上することができ
る。
は、前記1つのベルト搬送ローラの一方の軸端部のみに
設けられ、この一方の支持部材に、すべり軸受がころが
り摩擦によって上述のように受けられ、他方の軸端部も
また、もう1つのすべり軸受によって他方の支持部材に
支持され、こうして2つの支持部材45,73がベルト
張力付与ばねによってばね力が与えられてベルトに張力
が与えられるので、ベルトに、定着に適した最適な張力
を付与しつつ、ベルトの蛇行を確実に防止することがで
き、こうしてベルト定着の品質を向上することができ
る。
【0112】請求項3の本発明によれば、ころがり接触
部ところがり受け部とは複数の凸部または凹部によって
構成されるので、構成の簡略化を図ることができるとと
もに、すべり軸受がベルトの蛇行防止のためにすべり接
触する構成ではないので、すべり軸受の摩耗を防ぐこと
ができ、長寿命とすることができる。
部ところがり受け部とは複数の凸部または凹部によって
構成されるので、構成の簡略化を図ることができるとと
もに、すべり軸受がベルトの蛇行防止のためにすべり接
触する構成ではないので、すべり軸受の摩耗を防ぐこと
ができ、長寿命とすることができる。
【0113】請求項4の本発明によれば、すべり軸受の
ベルト反力方向の側に、ころがり接触部ところがり受け
部とが配置されるので、ベルトに付与される張力の大小
に拘わらず、すべり軸受のころがり接触部を、ころがり
受け部に、確実にころがり摩擦によるベルト蛇行時の前
記軸端部の前記予め定める変位方向の変位を行なわせる
ことができる。
ベルト反力方向の側に、ころがり接触部ところがり受け
部とが配置されるので、ベルトに付与される張力の大小
に拘わらず、すべり軸受のころがり接触部を、ころがり
受け部に、確実にころがり摩擦によるベルト蛇行時の前
記軸端部の前記予め定める変位方向の変位を行なわせる
ことができる。
【0114】請求項5の本発明によれば、すべり軸受に
は、一対の鍔部161,163が形成され、蛇行検出用
ばね127と前記一方の支持部材45とを挟み、こうし
て前記1つのベルト搬送ローラの軸線方向の変位を容易
に阻止することができる。したがってベルト搬送ローラ
が熱膨張しても、前記一方の軸端部側のベルトの位置が
変化せず、ベルトの蛇行を、ベルト搬送ローラの熱膨張
に拘わらず、確実に防止することができる。
は、一対の鍔部161,163が形成され、蛇行検出用
ばね127と前記一方の支持部材45とを挟み、こうし
て前記1つのベルト搬送ローラの軸線方向の変位を容易
に阻止することができる。したがってベルト搬送ローラ
が熱膨張しても、前記一方の軸端部側のベルトの位置が
変化せず、ベルトの蛇行を、ベルト搬送ローラの熱膨張
に拘わらず、確実に防止することができる。
【0115】請求項6の本発明によれば、すべり軸受の
変位案内部を、定着装置本体側、すなわち支持部材また
は定着装置本体の側板に形成された変位案内孔に嵌まり
込んで摺動変位可能とし、これによってすべり軸受の軸
線まわりの変位を阻止し、こうしてすべり軸受を用いる
ことによる構成の簡略化とコストの低減を図ることがで
きるとともに、すべり軸受の摩耗を防ぐことができ、長
寿命とすることができる。
変位案内部を、定着装置本体側、すなわち支持部材また
は定着装置本体の側板に形成された変位案内孔に嵌まり
込んで摺動変位可能とし、これによってすべり軸受の軸
線まわりの変位を阻止し、こうしてすべり軸受を用いる
ことによる構成の簡略化とコストの低減を図ることがで
きるとともに、すべり軸受の摩耗を防ぐことができ、長
寿命とすることができる。
【0116】請求項7の本発明によれば、蛇行検出部材
のベルト接触部に形成された接触面122は、その蛇行
検出部材が支持されるベルト搬送ローラの軸線を含む平
面内でその軸線にほぼ垂直であるので、その接触面がト
ナーおよびオイルなどの異物が付着することによって、
および定着時の温度負荷によって、ベルトの側端部との
摩擦係数が変動しても、ベルトの蛇行を高精度で防止す
ることができる。しかもベルト側端部が前記接触面に接
触しても、クラックが生じにくく、ベルトの寿命が長く
なる。
のベルト接触部に形成された接触面122は、その蛇行
検出部材が支持されるベルト搬送ローラの軸線を含む平
面内でその軸線にほぼ垂直であるので、その接触面がト
ナーおよびオイルなどの異物が付着することによって、
および定着時の温度負荷によって、ベルトの側端部との
摩擦係数が変動しても、ベルトの蛇行を高精度で防止す
ることができる。しかもベルト側端部が前記接触面に接
触しても、クラックが生じにくく、ベルトの寿命が長く
なる。
【0117】接触面の角度θ1は、約70〜約90度に
定められ、したがってベルトの蛇行を防止して正確な位
置規制を達成することができるとともに、ベルトにクラ
ックが発生することが防がれ、長寿命とすることができ
る。
定められ、したがってベルトの蛇行を防止して正確な位
置規制を達成することができるとともに、ベルトにクラ
ックが発生することが防がれ、長寿命とすることができ
る。
【0118】請求項8の本発明によれば、先行技術に関
連して前述したベルトの蛇行を防ぐ機構を施したテンシ
ョンローラを用いる構成ではなく、加熱ローラに関連し
てベルトの蛇行を防ぐ手段を設け、これによって構成の
小形化を図ることができ、したがってコストの低減が図
られる。さらに上述のようにテンションローラを用いな
いので、その分、熱損失が少なくなり、省エネルギ効果
が達成される。
連して前述したベルトの蛇行を防ぐ機構を施したテンシ
ョンローラを用いる構成ではなく、加熱ローラに関連し
てベルトの蛇行を防ぐ手段を設け、これによって構成の
小形化を図ることができ、したがってコストの低減が図
られる。さらに上述のようにテンションローラを用いな
いので、その分、熱損失が少なくなり、省エネルギ効果
が達成される。
【0119】さらに本発明では、上述のようにテンショ
ンローラを用いないので、ベルトが加熱ローラに巻掛け
られて接触する加熱ローラの周方向の接触角度を増大す
ることができる。これによって加熱ローラからベルトへ
の熱伝導を良好に行うことができる。したがって加熱時
間を短縮し、また省エネルギ効果を向上することができ
る。こうしてベルト定着の特性を阻害することなく、す
なわちベルトにトナーが付着するオフセット現象が生じ
にくく、定着ニップ幅を拡大して定着品質を向上すると
いう特性を生かしながら、ベルトの蛇行制御が達成され
る。
ンローラを用いないので、ベルトが加熱ローラに巻掛け
られて接触する加熱ローラの周方向の接触角度を増大す
ることができる。これによって加熱ローラからベルトへ
の熱伝導を良好に行うことができる。したがって加熱時
間を短縮し、また省エネルギ効果を向上することができ
る。こうしてベルト定着の特性を阻害することなく、す
なわちベルトにトナーが付着するオフセット現象が生じ
にくく、定着ニップ幅を拡大して定着品質を向上すると
いう特性を生かしながら、ベルトの蛇行制御が達成され
る。
【0120】さらに加熱ローラに関連してベルトの蛇行
を防ぐための手段が施されるので、上述のテンションロ
ーラが用いられず、部品点数が減少され、生産性が向上
されることになる。さらにベルトに接触するテンション
ローラなどの吸熱および放熱をする部品が設けられない
ので、熱損失が少なくなる。また本発明では、高温下で
用いられるベルトに、そのベルトの蛇行を防ぐための加
工を施す必要なしに、長寿命化を図ることができる。
を防ぐための手段が施されるので、上述のテンションロ
ーラが用いられず、部品点数が減少され、生産性が向上
されることになる。さらにベルトに接触するテンション
ローラなどの吸熱および放熱をする部品が設けられない
ので、熱損失が少なくなる。また本発明では、高温下で
用いられるベルトに、そのベルトの蛇行を防ぐための加
工を施す必要なしに、長寿命化を図ることができる。
【0121】請求項9のベルトの蛇行防止装置によれ
ば、すべり軸受を用いて構成の簡略化を図ることができ
るとともに、ベルトの蛇行防止のための前記予め定める
変位方向の変位を、すべり軸受のころがり摩擦による変
位によって達成するので、ベルトとベルト接触部との摩
擦接触による蛇行検出部材に作用するわずかなトルク
で、軸端部の前記予め定める変位方向の変位を得ること
ができ、ベルトの蛇行を高精度で防止することができる
ようになる。
ば、すべり軸受を用いて構成の簡略化を図ることができ
るとともに、ベルトの蛇行防止のための前記予め定める
変位方向の変位を、すべり軸受のころがり摩擦による変
位によって達成するので、ベルトとベルト接触部との摩
擦接触による蛇行検出部材に作用するわずかなトルク
で、軸端部の前記予め定める変位方向の変位を得ること
ができ、ベルトの蛇行を高精度で防止することができる
ようになる。
【図1】本発明の実施の一形態のベルト定着装置1の一
部の水平断面図である。
部の水平断面図である。
【図2】図1に示される構成の縦断面図である。
【図3】ベルト定着装置1の残りの一部の水平断面図で
ある。
ある。
【図4】図3に示される構成の縦断面図である。
【図5】ベルト定着装置1の簡略化した縦断面図であ
る。
る。
【図6】定着装置本体2の左側面図である。
【図7】軸受26とその付近の斜視図である。
【図8】定着装置本体2の左方の側板15付近の分解斜
視図である。
視図である。
【図9】支持部材45付近の分解斜視図である。
【図10】加熱ローラ5とそれに関連する一部の構成を
簡略化して示す斜視図である。
簡略化して示す斜視図である。
【図11】ベルト定着装置1の右側面図である。
【図12】定着装置本体2の側板14とその付近の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図13】定着ローラ3と加熱ローラ5とにベルト6が
巻掛けられた状態を示す簡略化した図である。
巻掛けられた状態を示す簡略化した図である。
【図14】案内長孔50に軸受26がころがり接触可能
に支持されるときの状態を示す一部の断面図である。
に支持されるときの状態を示す一部の断面図である。
【図15】本件発明者の実験による蛇行検出部材120
のベルト接触面122の角度θ1とベルト6の寿命との
関係を示す図である。
のベルト接触面122の角度θ1とベルト6の寿命との
関係を示す図である。
【図16】図14(1)は、表1における実施例の時間
経過に伴うベルト6の蛇行量を表し、図14(2)は、
定着動作時における比較例1のベルト6の蛇行量を表す
図である。
経過に伴うベルト6の蛇行量を表し、図14(2)は、
定着動作時における比較例1のベルト6の蛇行量を表す
図である。
【図17】本発明の実施のさらに他の形態の一部の断面
図である。
図である。
【図18】本発明の実施の他の形態のすべり軸受193
の斜視図である。
の斜視図である。
【図19】図18に示されるすべり軸受193を用いる
ベルト定着装置1の一部の水平断面図である。
ベルト定着装置1の一部の水平断面図である。
【図20】図18および図19に示される本発明の実施
の一形態のベルト定着装置1の縦断面図である。
の一形態のベルト定着装置1の縦断面図である。
【図21】図18〜図20に示されるベルト定着装置1
の定着装置本体2の左側面図である。
の定着装置本体2の左側面図である。
【図22】本発明の実施の他の形態の一部の断面図であ
る。
る。
【図23】ベルト蛇行防止手段63の動作原理を簡略化
して示す図である。
して示す図である。
1 ベルト定着装置 2 定着装置本体 3 定着ローラ 4 熱源 5 加熱ローラ 6 無端状ベルト 7 加圧ローラ 8 記録紙 14,15 側板 17,18,23,24,31,32 軸端部 19,20,25,26,33,34 軸受 21,53,54,80,81,103,106,10
7 止め輪 22 駆動歯車 36 加圧ばね 42,43,50,67 案内長孔 45,73 支持部材 51,68,100,101,104 外輪 52,69,102,105 内輪 55,82 ベルト張力付与ばね 63,63a ベルト蛇行防止手段 64,65,67,97 開口 66 挿脱孔 68 接続孔 71 蓋 72 補助板 120 蛇行検出部材 121,123 ベルト案内部 122 接触面 125 索条案内部 126 フランジ 127 蛇行検出用ばね 132 索条 139 変位制限部材 140 ローラ支持手段 141 ローラ軸端部変位手段 161,163,166 鍔部 162 保持部 167 案内部 178,179;184,185 ころがり接触部 181,182;186,187 ころがり受け部 175 ベルト反力 194,195 変位案内部 198 変位案内孔
7 止め輪 22 駆動歯車 36 加圧ばね 42,43,50,67 案内長孔 45,73 支持部材 51,68,100,101,104 外輪 52,69,102,105 内輪 55,82 ベルト張力付与ばね 63,63a ベルト蛇行防止手段 64,65,67,97 開口 66 挿脱孔 68 接続孔 71 蓋 72 補助板 120 蛇行検出部材 121,123 ベルト案内部 122 接触面 125 索条案内部 126 フランジ 127 蛇行検出用ばね 132 索条 139 変位制限部材 140 ローラ支持手段 141 ローラ軸端部変位手段 161,163,166 鍔部 162 保持部 167 案内部 178,179;184,185 ころがり接触部 181,182;186,187 ころがり受け部 175 ベルト反力 194,195 変位案内部 198 変位案内孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 BA11 BB37 BE03 CA01 CA35 3F023 AA05 BA02 BB05 BC01 CA02 GA03 3F033 GA02 GB04 GE06 LA05 3F104 AA00 CA11 CA35
Claims (9)
- 【請求項1】 無端状ベルトと、 ベルトが巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベル
ト搬送ローラと、 ベルトを加熱する熱源と、 トナー像を有する記録紙を、ベルトとの間に挟持して搬
送する加圧ローラとを含むベルト定着装置において、 前記ベルト搬送ローラのうちの1つの少なくとも一方の
軸端部に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段が設けら
れ、 蛇行防止手段は、 ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸端部に、その軸
端部と相互に回転自在に支持され、ベルトに接触するベ
ルト接触部123を有する蛇行検出部材120と、 蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、ベルト搬送ロー
ラの軸線に直交する予め定める変位方向に変位可能に支
持するローラ支持手段140と、 蛇行検出部材に連結され、蛇行検出部材のベルト接触部
にベルトが接触してトルクが作用したときに、ベルト搬
送ローラの蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、前記
予め定める変位方向に、変位させるローラ軸端部変位手
段141とを含み、 ローラ支持手段140は、 前記軸端部を回転自在に支持し、外周部に、前記予め定
める変位方向にころがり接触するころがり接触部を有す
るすべり軸受26と、 ころがり接触部をすべり軸受がころがって前記予め定め
る変位方向に変位するように受けるころがり受け部とを
有することを特徴とするベルト定着装置。 - 【請求項2】 蛇行防止手段は、 前記1つのベルト搬送ローラの一方の軸端部のみに設け
られ、 ころがり受け部を有し、前記1つのベルト搬送ローラ
を、ベルトの張力を付与する方向に移動可能に、定着装
置本体に設けられる一方の支持部材45と、 前記1つのベルト搬送ローラの他方の軸端部を、回転自
在に支持するもう1つのすべり軸受と、 前記もう1つのすべり軸受を支持し、前記1つのベルト
搬送ローラを、ベルト張力を付与する方向に移動可能
に、定着装置本体に設けられる他方の支持部材73と、 前記一方の支持部材45と前記他方の支持部材73と
に、ベルト張力をそれぞれ付与するベルト張力付与ばね
とを含むことを特徴とする請求項1記載のベルト定着装
置。 - 【請求項3】 ころがり接触部は、前記予め定める変位
方向に間隔をあけて設けられた複数の凸部または凹部の
いずれか一方であり、 ころがり受け部は、前記予め定める変位方向に間隔をあ
けて設けられた複数の凸部または凹部のいずれか他方で
あることを特徴とする請求項1記載のベルト定着装置。 - 【請求項4】 ころがり接触部ところがり受け部とは、
すべり軸受のベルト反力方向の側に配置されることを特
徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載のベルト定着
装置。 - 【請求項5】 前記一方の支持部材には、すべり軸受を
周方向に部分的に囲んで、前記予め定める変位方向とは
逆方向にばね力を与える蛇行検出用ばねが設けられ、 このすべり軸受には、前記蛇行検出用ばねと前記一方の
支持部材とを挟む一対の鍔部161,163が形成さ
れ、前記一方の支持部材は、前記1つのベルト搬送ロー
ラの軸線方向の定着装置本体に、変位が阻止されて支持
され、 前記もう1つのすべり軸受または前記他方の支持部材
は、定着装置本体に、前記1つのベルト搬送ローラの軸
線方向の変位が可能に支持されることを特徴とする請求
項2記載のベルト定着装置。 - 【請求項6】 無端状ベルトと、 ベルトが巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベル
ト搬送ローラと、 ベルトを加熱する熱源と、 トナー像を有する記録紙を、ベルトとの間に挟持して搬
送する加圧ローラとを含むベルト定着装置において、 前記ベルト搬送ローラのうちの1つの少なくとも一方の
軸端部に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段が設けら
れ、 蛇行防止手段は、 ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸端部に、その軸
端部と相互に回転自在に支持され、ベルトに接触するベ
ルト接触部123を有する蛇行検出部材120と、 蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、ベルト搬送ロー
ラの軸線に直交する予め定める変位方向に変位可能に支
持するローラ支持手段140と、 蛇行検出部材に連結され、蛇行検出部材のベルト接触部
にベルトが接触してトルクが作用したときに、ベルト搬
送ローラの蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、前記
予め定める変位方向に、変位させるローラ軸端部変位手
段141とを含み、 ローラ支持手段140は、 前記軸端部を回転自在に支持し、外周部に、前記予め定
める変位方向に平行に延びる変位案内部を有するすべり
軸受を有し、 変位案内部は、定着装置本体側に形成され、かつ前記予
め定める変位方向に平行に延びて形成された変位案内孔
に嵌まり込んで摺動変位可能であることを特徴とするベ
ルト定着装置。 - 【請求項7】 蛇行検出部材はベルト接触部123は、
ベルトに臨んで回転軸線にほぼ垂直な接触面122を有
することを特徴とする請求項1〜6のうちの1つに記載
のベルト定着装置。 - 【請求項8】 前記1つのベルト搬送ローラは、熱源が
設けられた加熱ローラであることを特徴とする請求項1
〜7のうちの1つに記載のベルト定着装置。 - 【請求項9】 無端状ベルトと、 ベルトが巻掛けられ、ベルトを回転支持する複数のベル
ト搬送ローラと、 前記ベルト搬送ローラのうちの1つの少なくとも一方の
軸端部に、ベルト蛇行を防止する蛇行防止手段が設けら
れ、 蛇行防止手段は、 ベルト搬送ローラの少なくとも一方の軸端部に、その軸
端部と相互に回転自在に支持され、ベルトに接触するベ
ルト接触部123を有する蛇行検出部材120と、 蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、ベルト搬送ロー
ラの軸線に直交する予め定める変位方向に変位可能に支
持するローラ支持手段140と、 蛇行検出部材に連結され、蛇行検出部材のベルト接触部
にベルトが接触してトルクが作用したときに、ベルト搬
送ローラの蛇行検出部材を支持する前記軸端部を、前記
予め定める変位方向に、変位させるローラ軸端部変位手
段141とを含み、 ローラ支持手段140は、 前記軸端部を回転自在に支持し、外周部に、前記予め定
める変位方向にころがり接触するころがり接触部を有す
るすべり軸受と、 ころがり接触部をすべり軸受がころがって前記予め定め
る変位方向に変位するように受けるころがり受け部とを
有することを特徴とするベルトの蛇行防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10243014A JP2000075698A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | ベルト定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10243014A JP2000075698A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | ベルト定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000075698A true JP2000075698A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17097609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10243014A Pending JP2000075698A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | ベルト定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000075698A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006146154A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-06-08 | Canon Inc | 画像加熱装置 |
| US7239828B2 (en) | 2003-09-19 | 2007-07-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with adjustment of belt member |
| JP2008129092A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| US8838002B2 (en) | 2011-08-30 | 2014-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| US9335684B2 (en) | 2011-07-14 | 2016-05-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with belt unit and holding device configured to hold belt unit |
| CN112389958A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-02-23 | 广东水电二局股份有限公司 | 一种主动轮皮带顶紧装置 |
| CN115008569A (zh) * | 2022-04-24 | 2022-09-06 | 沭阳盈诺木业有限公司 | 一种纤维板生产用热滚压设备 |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10243014A patent/JP2000075698A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7239828B2 (en) | 2003-09-19 | 2007-07-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with adjustment of belt member |
| US7379690B2 (en) | 2003-09-19 | 2008-05-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with adjustment of belt member |
| US7389068B2 (en) | 2003-09-19 | 2008-06-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with adjustment of belt member |
| JP2006146154A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-06-08 | Canon Inc | 画像加熱装置 |
| JP2008129092A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| US9335684B2 (en) | 2011-07-14 | 2016-05-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with belt unit and holding device configured to hold belt unit |
| US8838002B2 (en) | 2011-08-30 | 2014-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| CN112389958A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-02-23 | 广东水电二局股份有限公司 | 一种主动轮皮带顶紧装置 |
| CN112389958B (zh) * | 2020-11-13 | 2021-12-14 | 广东水电二局股份有限公司 | 一种主动轮皮带顶紧装置 |
| CN115008569A (zh) * | 2022-04-24 | 2022-09-06 | 沭阳盈诺木业有限公司 | 一种纤维板生产用热滚压设备 |
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